東芝は26日、同社製PC「dynabook」の2015年春モデルを発表した。ラインナップは、ノートPC8機種16モデル、液晶一体型PC4機種7モデル、Windowsタブレット2機種2モデル。出荷は1月29日より順次開始。15.6型ノートPC「dynabook T」シリーズや13.3型のフラッグシップノートPC「dynabook KIRA V」では、全モデルでBroadwellこと第5世代Intel Coreを搭載。「dynabook KIRA V」では、最上位モデルで約13時間、ミドルモデルで約16時間(いずれもJEITA 2.0)のバッテリ駆動時間を実現するなど、パフォーマンスの向上に加え、駆動時間も強化されている。また、デスクトップPCでは、キーボードとマウスを一新。キーボードは従来のラバードーム構造からパンタグラフ構造へ変更し、打鍵音の静音化や安定性の向上を図った。サイズも一回り小型化し、本体下部に収納できるようになった。キーの印字サイズも120%拡大している。マウスは従来の曲線中心のデザインから、直線を採用した新デザインに変更した。ソフトウェア面では、スマートフォンで撮りためた写真をdynabookで管理できる写真分類・閲覧アプリ「思い出フォトビューア」を強化。従来、iOSのみで対応していた写真のワイヤレス転送機能をAndroidでも利用できるようにしたほか、地図上に、撮影した場所と写真サムネイルを同時に表示する「地域分類表示機能」を新たに搭載した。また、dynabook搭載スピーカーをスマートフォンからBluetooth経由でワイヤレス再生できる「ワイヤレスミュージック機能」を追加している。それでは、「dynabook」の2015年春モデルを紹介していこう。なお、価格はいずれも税別となる。○dynabook KIRA V「dynabook KIRA V」シリーズは、同社のノートPCのフラッグシップ機。ラインナップはdynabook KIRA V83/V73/V63の3種類。第5世代となるIntel Core i5-5200Uの搭載に加え、上位モデルで新たに大容量256GB SSDを搭載した。発売は1月29日より順次。価格はオープン、店頭予想価格は160,000円台半ばから。「dynabook KIRA V」シリーズ2015年春モデルの記事はこちら。○七変化ノートPC・dynabook KIRA L93「dynabook KIRA L93」は、WQHD(2,560×1,440ドット)解像度のデタッチャブル式13.3型ノートPC。着脱式のキーボードと360度回転のヒンジにより、7つのスタイルに変形する。2014年5月の初代モデルから、新たに第5世代Core i7や同社製手書きノートアプリ「Truシリーズ」を搭載した。発売は1月29日より順次。価格はオープン、店頭予想価格は240,000円前後から。「dynabook KIRA L93」2015年春モデルの記事はこちら。○dynabook Tシリーズ「dynabook T」シリーズは、1,920×1,080ドットのフルHD液晶を搭載する15.6型のスタンダードノートPC。CPUが第5世代Intel Coreに強化し、グラフィックス性能やバッテリ駆動時間が向上した。発売は2月中旬より順次。価格はオープンで、店頭予想価格は140,000円台半ばから。「dynabook T」シリーズ2015年春モデルの記事はこちら。○dynabook Rシリーズ「dynabook R」シリーズは、フルHD解像度の13.3型ノートPC。2014年夏モデルの後継機となり、ラインナップは「dynabook R83」「dynabook R73」の2モデル。ハードウェアは前モデルを継続するが、新たにOffice Home and Business Premium プラス Office 365 サービスを搭載する。発売は1月29日より順次。価格はオープン、店頭予想価格は160,000円台半ばから。「dynabook R」シリーズ2015年春モデルの記事はこちら。○dynabook Dシリーズ「dynabook D」シリーズは、21.5型の液晶一体型デスクトップPC。TV機能搭載モデルはD81/D71/D51の3モデル、TV非搭載モデルはD61の1モデルを用意する。価格はオープン。店頭予想価格は150,000円台半ばから。「dynabook D」シリーズ2015年春モデル・TV機能付きモデルの記事はこちら。「dynabook D」シリーズ2015年春モデル・TVなしモデルの記事はこちら。○dynabook Tab S50/S38「dynabook Tab S50」および「dynabook Tab S38」は、OSにWindows 8.1 with Bing 32bitを採用したシンプルなタブレット。解像度はいずれも1,280×800ドットで、S50が10.1型、S38が8型。従来と仕様は同等ながら、搭載ソフトウェアを春仕様としている。発売は1月29日より順次。価格はオープンで、店頭予想価格はS50が50,000円前後、S38が40,000円台半ば。「dynabook Tab S50/S38」2015年春モデルの記事はこちら。
2015年01月26日インバースネットは23日、NVIDIAのデスクトップ向け最新GPU「NVIDIA GeForce GTX960」を搭載したデスクトップPCを発表した。フルタワーPC2モデル、ミドルタワーPC2モデル、ミニタワーPC1モデルの合計5モデルをそろえる。即日販売を開始する。○フルタワーPC上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K (3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(8GB×2)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1000W 80PLUS PLATINUM、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別214,800円から。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-2800 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1000W 80PLUS PLATINUM、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別149,800円から。○ミドルタワーPC上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4930K (3.4GHz)、チップセットがIntel X79 Express、メモリがDDR3-2800 16GB(8GB×2)、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が850W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別169,800円から。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 16GB(8GB×2)、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が850W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別129,800円から。○ミニタワーPC主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、電源が850W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 64bitもしくは、Windows 7 Home Premium 64bit。本構成で価格は税別129,800円から。
2015年01月23日マウスコンピューターは23日、同社のゲーミングPCブランド「G-Tune」より、NVIDIAのデスクトップ向け最新GPU「NVIDIA GeForce GTX 960」を搭載したゲーミングデスクトップPC2モデルを発表した。即日販売を開始し、価格は税別119,800円から。ミニタワーデスクトップPC「NEXTGEAR-MICRO im550SA7-SP2」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがDDR3 PC3-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがなし、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別119,800円から。ミドルタワーデスクトップPC「NEXTGEAR i640SA5-SP3」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3 PC3-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別134,800円から。
2015年01月23日マウスコンピューターは23日、同社のタワー型デスクトップPC「MDV-ADVANCE」シリーズと「LUVMACHINES」シリーズのラインナップに、NVIDIA GeForce GTX 960搭載モデルを追加し、即日販売を開始した。「MDV-ADVANCE」シリーズから3モデル、「LUVMACHINES」シリーズから2モデルの計5モデルをそろえる。○MDV-ADVANCEシリーズ「MDV-GX9530S-SH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.3GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4 PC4-17000 16GB(8GB×2)、ストレージが120GB SSD + 2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が700W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別189,800円から。「MDV-GZ7540X-M16」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3 PC3-12800 16GB(8GB×2)、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別139,800円から。「MDV-GZ7540X」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3 PC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別12万9,800円から。○LUV MACHINESシリーズ「LM-iG311X4」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがDDR3 PC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別119,800円から。「LM-iG303X2」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.2GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがDDR3 PC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS SILVER、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成での価格は税別99,800円から。
2015年01月23日サードウェーブデジノスは22日、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載したデスクトップPC「Monarch XT」と「Magnate XT」を発表した。PCショップ「ドスパラ」を通じて販売する。価格(税別)は「Monarch XT」が124,980円、「Magnate XT」が119,980円。○Monarch XT「Monarch XT」は、、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載するデスクトップPC。CPUにIntel Core i7-4790を搭載し、高い処理能力とグラフィック性能を提供する。本体はミドルタワー型で、OSはWindows 8.1 UpdateやWindows 7 Professionalなどを選択可能。標準構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2、最大32GB)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960(2GB)、ストレージが1TB SATA6Gb/s HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が500W 80PLUS BRONZE認証。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、HDMI×1、DVI×2、DisplayPort×1、マイク入力 / ライン入力 / ライン出力など。本体サイズはW190×D445×H415mm、重量は約12.6kg。○Magnate XT「Magnate XT」は、ミニタワーきょう体を採用するモデル。チップセットがIntel B85 Expressになっており、電源は550W。USBポートはUSB 3.0×2、USB 2.0×6、本体サイズはW190×D420×H360mm、重量は約7.8kg。その他の仕様は「Monarch XT」とほぼ共通。
2015年01月23日TSUKUMOブランドでPCおよびPC周辺機器を販売する、ヤマダ電機グループのProject Whiteは23日、同社ゲーミングPC「G-GEAR」シリーズにて、NVIDIAの最新GPU「NVIDIA GeForce GTX 960」を搭載した「GA7J-Z63/ZE」を発売した。価格は税別129,800円から。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが2TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 64bit または Windows 7 Home Premium 64bit。本構成での価格は税別129,800円から。
2015年01月23日TSUKUMOブランドでPCおよびPC周辺機器を販売する、ヤマダ電機グループのProject Whiteは23日、同社ゲーミングPC「G-GEAR」シリーズにてPC版「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」のゲームクーポンが付属する推奨デスクトップPCを発表した。即日販売を開始し、価格は税別117,800円から。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が500W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 8.1 64bit または Windows 7 Home Premium 64bit。本構成での価格は税別117,800円から。
2015年01月23日ユニットコムは22日、同社が運営する「パソコン工房」の通版サイトにて、PC本体やパーツ、デジタル雑貨を特別価格で提供する「冬のクリアランスSALE」の開催を発表した。セール期間は2015年1月22日より2月10日14時まで。セールでは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで特価のBTO PCをそろえる。一例として、ミドルタワーPC「MD7100-i7-HLRB」は、Intel Core i7-4790(3.6GHz)、Intel Z97 Express、DDR3-1600 8GB、120GB SSD + 1TB SATA HDD、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8.1 Update 64bitという構成で通常価格から7,000円引きの税別92,980円で販売する。このほか、PCパーツやデジタル雑貨専門店「Nantena」で取り扱うデジタル雑貨も用意する。セールの詳細については。「パソコン工房」の通版サイトを参照してほしい。
2015年01月22日NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は20日、2015年PC春モデル「LaVie」シリーズを発表した。同社製PCのブランド名をLaVieに統一した2015年春モデルは、6シリーズ41機種で展開。本稿では、NECPC発表会で展示されていた注目機種「LaVie Hybrid ZERO」の実機を写真で紹介する。「LaVie Hybrid ZERO」は、同社製モバイルPC「LaVie Z」の次期モデルとして「CES 2015」で展示されていた製品で、新たに2-in-1モデルをラインナップ。約926gの2-in-1モデル「HZ750/AAB」および「HZ650/AA」、約779gのクラムシェル型モデル「HZ550/AA」の計3モデルを揃え、前者2モデルは2-in-1型の13.3型ノートPCとして、後者は13.3型ノートPCとして世界最軽量をうたう。詳細はニュース記事(「軽量モバイルPC『LaVie Hybrid ZERO』登場、13.3型の世界最軽量を更新」)に譲るが、個人向け店頭モデルでは、約926gの2-in-1モデル「HZ750/AAB」および「HZ650/AA」、約779gのクラムシェル型モデル「HZ550/AA」の計3モデルを揃える。
2015年01月22日センチュリーが運営するBTO/中古PCショップ「DO-MU」では現在、各種PCが最大3,000円引きとなるウインターセールを開催中だ。コストパフォーマンスの高いミドルタワーゲーミングPC「センチュリオン SR」やオフィス向けの「ポプラ」など、計8機種が対象となっている。期間は2015年1月31日(土)の注文分まで。対象モデルの一例は以下の通り。■HaswellとRadeon R9 270 2GB搭載のゲーミングPC「センチュリオン SR」【セール価格(税込)】103,800円→100,800円■オフィス用途や初心者向けのエントリーPC「ポプラ」【セール価格(税込)】44,700円→42,700円■第4世代Core i5とGeForce GTX750 1GB搭載のPC「アトラス G5」【セール価格(税込)】84,780円→81,770円
2015年01月21日NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は20日、2015年PC春モデル「LaVie」シリーズを発表した。同社製PCのブランド名をLaVieに統一した2015年春モデルは、6シリーズ41機種で展開。本稿では、NECPC発表会で展示されていた注目機種「LaVie Hybrid Frista」の実機を写真で紹介する。タッチ対応の15.6型液晶を備えた「LaVie Hybrid Frista」は、同じ画面サイズのノートPCと比べ、設置面積を40%カットした省スペースPC。画面の前に書類や物を置けるようキーボードを省いた新形状で、重量も約2.8kgと自宅内で持ち運べる重さとした。"とりわけノートPCが欲しいわけではないが、『設置スペースが少なくて済むPC』として、デスクトップでなくノートPCを選択する"という、省スペースのPCを必要とするユーザーを意識したホーム向け製品となる。シリーズ名称の「Frista」は、"フリースタイル"に由来。詳細はニュース記事(「NEC、「フリースタイル」で使う奥行160mmの省スペース15.6型PC『Frista』」)に譲るが、個人向け店頭モデルではスペックの違いで3モデルをラインナップする。
2015年01月21日マウスコンピューターは21日、同社製PCやディスプレイが2015年1月より、長野県飯山市の「ふるさと納税」特典に採用されたと発表した。ふるさと納税は、個人が2,000円を超える寄附を自治体に対して行ったときに、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税からそれぞれ還付、控除される制度。税制上の優遇措置だけでなく、各自治体の特産品などを特典としてもらえるケースもある。マウスコンピューターでは、長野県飯山市に生産拠点「飯山工場」を構え、同社製品の生産を行っている。また、飯山工場は地元密着型の運営も特徴で、夏休みには飯山工場を会場に「親子パソコン組み立て教室」のほか、アウトレットセールを毎年開催している。今回、飯山市の「ふるさと納税」特典として採用されたのは、iiyamaブランドの21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイ「ProLite E2278HD-2」、8型Windowsタブレット「WN801V2-BK」、15.6型ノートPC「LB-F511B-IIYAMA」、ミニタワーデスクトップPC「LM-iH301S-IIYAMA」の4製品。「ProLite E2278HD-2」は20,000円以上30,000円未満の寄付、「WN801V2-BK」は40,000円以上50,000円未満の寄付、「LB-F511B-IIYAMA」と「LM-iH301S-IIYAMA」は100,000円以上200,000円未満の寄付でもらえる特典にラインナップされる(特典は選択式)。
2015年01月21日●LaVie誕生から20年目の大改革NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は20日、2015年PC春モデル「LaVie」シリーズを発表した。2015年春モデルでは、同社製PCのブランド名をLaVieに統一。同社は、個人向けPCの2015年春モデルを「新生『LaVie』」と銘打ち、東京・表参道ヒルズで発表会を開催した。LaVieは従来、同社の個人向けノートPCのブランド名。NECの2015年春モデルでは、「LaVie」をデスクトップPCも含めた同社製PC全体のブランド名とする。NECパーソナルコンピュータ 取締役執行役員常務の留目真伸氏は、新生LaVieのスローガンを「Digital Dramatic Days」とし、「LaVie」はハードウェアに加え、アプリケーションやサービスを含めた、デジタルライフの総合的な支援ソリューションであると紹介した。「Digital Dramatic Days」は、オンラインストレージやホームネットワークの活用など、デジタルライフを活用した快適な生活を指す。「2015年はLaVieが誕生して20年の節目。新生LaVieは、『デジタルドラマティックデイズ』をスローガンにプロモーションしていく。期待していただきたい」(留目常務)●新生「LaVie」、注目製品は?○新生「LaVie」、注目製品は?NECPCの2015年春モデルは、6シリーズ41機種で展開する。LaVie Hybrid ZERO(LaVie Z後継)LaVie Hybrid Frista(新シリーズ)LaVie Hybrid Advance(新シリーズ)LaVie Note Standard(ノートPC「LaVie L/S/E」後継)LaVie Desk All-in-one(デスクトップPC「VALUESTAR N/S」後継)LaVie Desk Tower(分離型デスクトップPC「VALUESTAR L」後継)中でも注目の製品は、軽量モバイルPC「LaVie Z」後継機である「LaVie Hybrid ZERO」、新シリーズの15.6型PC「LaVie Hybrid Frista」の2モデル。13.3型ノートPCとして世界最軽量をうたうモバイルノートPC「LaVie Hybrid ZERO」は、新たに2-in-1モデルをラインナップ。約926gの2-in-1モデル「HZ750/AAB」および「HZ650/AA」、約779gのクラムシェル型モデル「HZ550/AA」の計3モデルを揃える。前者2モデルは2-in-1型の13.3型ノートPCとして、後者は13.3型ノートPCとして世界最軽量をうたう。また、15.6型PC「LaVie Hybrid Frista」(Frista)は、奥行き約16cmという省スペースの本体に、無段階で角度調節できるタッチ対応15.6型液晶を一体化させたPC。Fristaは「使う場所を自由にする」というコンセプトで開発。同社商品企画本部の森部浩至氏は、「従来は、書斎やリビングなど、PCのある場所に人が行っていた。これからの自宅PCは『人がいる場所にPCがある』生活になる」と紹介した。●写真が年代順に管理/共有できる「My History」○写真が年代順に管理/共有できる「My History」発表会では、同社の新サービス「My History」と「My Treasure」も紹介された。写真/動画データを年代順に管理/活用できたり、アナログ写真をデジタル化できたりするサービスで、2015年1月-3月期に展開予定。LaVie以外のPCを使用するユーザーも利用できる。「My History」は、PCやスマートフォン内の写真や動画といったコンテンツを、マスターデータとしてオンラインストレージにアップロード・保存できるサービス。データは撮影日情報を元に、タイムライン形式で自動整理され、WindowsやAndroid、iOS、Webブラウザ上で楽しめる。「My History」では、タイムライン上にWikipediaをベースとした同時期のニュースや、Amazonと連動した音楽情報表示、Twitter/Facebook/Instagramへの投稿機能も有する。また、ほかのMy Historyユーザーと、アップロードした写真・動画を含めたタイムラインの共有が行える。「My Treasure」は、紙焼き写真や年賀状、VHS、8mmビデオテープなどで保存されている個人のアナログ記録をデジタル化する有償サービス。デジタル化されたデータは「My History」に保存できる。料金例は、写真50円/枚、はがき・年賀状60円/枚など。ゲストとして登場した元プロ野球選手の石井一久さん、妻のフリーアナウンサーの木佐彩子さんは、「My History」について、「昔の写真がぱっとタイムラインで見られて便利。これは未来のアルバム。後からいろいろあったなと振りかえられる」と笑顔で感想を語った。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、同社製ノートPC「LaVie Note Standard」シリーズにて、15.6型エントリーノートPC「NS100」を発表した。1月下旬から発売する。本体カラーはクールホワイト。ラインナップは、Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス搭載モデル「NS100/A2W」と、Office Personal Premium プラス Office 365 サービス搭載モデル「NS100/A1W」の2モデル。価格はオープン、税別の店頭予想価格は「NS100/A2W」が104,800円前後、「NS100/A1W」が101,800円前後の見込み。従来の15.6型エントリーノートPC「LaVie E」シリーズの後継となる製品で、2機種の違いは付属するMicrosoft Officeの違いのみ。新モデルではCPUが強化されたほか、IEEE802.11ac準拠の無線LANを標準搭載した。IEEE802.11ac接続時の最大通信速度(規格値)は433Mbps。そのほか主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1、最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。15.6型の液晶ディスプレイは解像度が1,366×768ドットでタッチ機能は非搭載。OSはWindows 8.1 Update 64bit版。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、有線LAN、約92万画素720p対応Webカメラ(モノラルマイク内蔵)、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力×1、SD/SDHC/SDXCカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャックなど。本体サイズはW385.6×D258×H22.6mm、重量は約2.5kg。バッテリ駆動時間は約6.2時間(JEITA 2.0)。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、同社製ノートPCシリーズ「LaVie Note Standard」の15.6型ミドルレンジノートPCとして、「NS700/AA」「NS550/AA」「NS350/AA」「NS150/AA」の4モデルを、2015年春モデルとして発表した。価格はいずれもオープン。税別の店頭想定価格と発売時期は、「NS700/AA」と「NS550/AA」が、2モデルともに179,800円前後で2月上旬に発売。「NS350/AA」は149,800円前後、「NS150/AA」は124,800円前後で1月下旬に発売する。従来「LaVie S」として展開してきた、15.6型(1,366×768ドット)液晶搭載のノートPC。2015年春モデルでは、きょう体に曲線を取り入れた新デザインを採用。また、Broadwell(開発コード)こと第5世代Intel Coreプロセッサ、およびBroadwellベースのCeleronプロセッサを新搭載し、パフォーマンスの強化とバッテリ駆動時間の向上を図った。機能面では、従来上位機種を中心に搭載していた、ヤマハ共同開発の音場補正技術「AudioEngine」を全モデルで搭載する。また、パワーオフUSB充電機能は1.5A出力に対応した。OfficeはOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。○NS700/AA最上位「NS700/AA」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット、タッチ非対応)。OSがWindows 8.1 Update 64bit。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。主なインタフェースは、HDMI、USB 3.0×2(1基はパワーオフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、約92万画素Webカメラ、マイク入力、ヘッドホン出力/ライン出力、SD/SDHC/SDXC対応カードスロットなど。バッテリ駆動時間は約5.4時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW382×D270×H28mm、重量は約2.6kg。カラーはクリスタルブラック、クリスタルレッド、クリスタルホワイトの3色。○NS550/AAタッチ液晶搭載の「NS550/AA」は、NS700/AAと主な仕様はほぼ同等。ただし、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)となる。バッテリ駆動時間は約5.3時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW382×D270×H29.6mm、重量は約2.9kg。カラーも上位モデルと同様、クリスタルブラック、クリスタルレッド、クリスタルホワイトの3色を揃える。○NS350/AA「NS350/AA」は、上記の「NS550/AA」の仕様からタッチパネルが省かれ、CPUがIntel Core i3-5005U(2GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1)に変更される。バッテリ駆動時間は約6時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW382×D270×H28mm、重量は約2.6kg。カラーは他モデルと同様、クリスタルブラック、クリスタルレッド、クリスタルホワイトの3色。○NS150/AA「NS150/AA」はシンプルな機能のエントリーモデル。2014年秋冬モデルから、ストレージ容量を1TBに強化したほか、無線LAN規格が5GHz帯のIEEE802.11ac/aに対応した。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSがWindows 8.1 Update 64bit。インタフェース類は上位モデルとほぼ同等。無線LANは上位モデルと同じIEEE802.11ac対応だが、通信速度は上位3モデルが最大867Mbps、本機は最大433Mbps(いずれも規格値)となる。バッテリ駆動時間は約6.2時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW385.6×D258×H22.6mm、重量は約2.5kg。カラーはスターリーブラック、ルミナスレッド、エクストラホワイトの3色。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、同社製ノートPC「LaVie Note Standard」シリーズのフラッグシップ機「NS850/AAB」と「NS750/AA」を、2015年春モデルとして発表した。価格はオープン。税別の店頭予想価格は「NS850/AAB」が229,800円前後、「NS750/AA」が204,800円前後。1月下旬に発売する。「NS850/AAB」および「NS750/AA」は、同社ノートPCの最上位シリーズ「LaVie L」の後継機。きょう体を1年半ぶりに刷新したほか、上位モデルでは4K解像度のタッチ対応IGZO液晶やNFC、インテルのRealSense 3Dカメラなどを搭載する。従来より3.5mm薄型化した新きょう体では、スピーカー部を包み込むように折り返すデザインを採用し、折り返しの部分に光沢感あるクロムメッキをデザインした。キーボードはキー全体に薄い板面を敷きキーが浮いてみえる「フローティングキーボード」を搭載。パームレストは防指紋・抗菌仕様となる。キーボード上部に配置されるショートカットボタン「ワンタッチボタン」では、新たに[画面オンオフ]ボタン、[+-]ボタンを追加。[+-]ボタンはユーザー側で機能を指定でき、デフォルト設定の音量のほか、輝度の変更などにも設定できる。仕様面では、新たにBroadwellの開発コードで知られる第5世代Intel Coreを搭載した。これによりパフォーマンスやバッテリ駆動時間の向上などが図られた。ACアダプタも従来モデルから体積比47%に小型化している。また、搭載SDカードスロットは新たにUHS-IIに対応した。OfficeはOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。○NS850/AAB「NS850/AAB」は、3,840×2,160ドットの4K IGZO液晶を採用した上位モデル。液晶はタッチパネルを採用するほか、写真や動画をPC・モバイルで連携できる「LaVieフォト」などで利用できるNFC、奥行きを認識するRealSense 3Dカメラなどを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(4GB×2、最大16GB)、ストレージが1TB SSHD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)。OSはWindows 8.1 Update 64bit版。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。主なインタフェースは、HDMI、USB 3.0×3(うち1基はパワーオフUSB充電対応)、USB 2.0×1、RealSense 3Dカメラ/約200万画素Webカメラ、マイク入力、ヘッドホン出力/ライン出力、SD/SDHC/SDXC対応SDカードスロットなど。本体サイズはW382×D270×H29.6mm、重量は約2.9kg。バッテリ駆動時間は約3.9時間(JEITA 2.0)。チルトホイール付きのBluetoothレーザーマウスが付属する。ボディカラーはクリスタルブラックのみ。○NS750/AA1つ下の「NS750/AA」は、1,920×1,080ドットのフルHD液晶を備えたノートPC。上位の「NS850/AAB」から、NFC機能、RealSense 3Dカメラを省いたほか、メモリを8GB×1に、ストレージを約1TB HDDに変更したモデルとなる。このほかの主な仕様は上位モデルと同等。本体サイズ・重量も上位モデルと同じ。バッテリ駆動時間は約4.0時間(JEITA 2.0)。カラーはクリスタルブラック、クリスタルレッド、クリスタルホワイト、クリスタルゴールドの4色。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、15.6型液晶を搭載した2-in-1 PCの新シリーズ「LaVie Hybrid Advance」を2015年春モデルとして発表した。ラインナップは「HA850/AAS」と「HA750/AAS」の2モデル。価格はオープン。税別の店頭予想価格は前者が224,800円前後、後者が204,800円前後。発売時期はいずれも2月上旬。「HA850/AAS」および「HA750/AAS」は2軸ヒンジを備え、15.6型液晶を背面に360度回転させることでタブレット形状でも利用できる2-in-1 PC。2モデルとも、Broadwell(開発コード)こと第5世代Intel Coreを搭載する。タブレット形状に加え、ディスプレイと本体部分の縁で立たせる「テント」、キーボード面をスタンドとして使う「スタンド」、液晶を180度開いた状態の「フラット」の4つの利用シーンを提案する。サウンドには「Dolby Digital Plus」機能を採用し、どのモードでも音が聴こえやすい開口部をデザインした。Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスも付属する。○HA850/AAS「LaVie Hybrid Advance」シリーズの上位機種。256GB SSDの搭載や、奥行きを認識できるRealSense 3Dカメラの搭載が特徴となる。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1、最大16GB)、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイドIPS液晶(1,920×1,080ドット)。OSはWindows 8.1 Update 64bit版。光学ドライブは非搭載だが、USB接続のBDXL対応ブルーレイディスクドライブが同梱される。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。有線LANは非搭載。主なインタフェースはHDMI、USB 3.0×2(1基はパワーオフUSB充電対応)、USB 2.0×1、RealSense 3Dカメラ/約200万画素Webカメラ、マイク入力、ヘッドホン出力/ライン出力、SD/SDHC/SDXC対応SDカードスロットなど。本体サイズはW383×D256.5×H22.3mm 、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は約6.7時間(JEITA 2.0)。本体色はムーンシルバーのみ。○HA750/AAS「LaVie Hybrid Advance」シリーズの下位機種。上位の「HA850/AAS」から、RealSense 3Dカメラを省き、ストレージに約1TB HDDを搭載したモデルとなる。このほかの仕様は、本体サイズ・重量も含め、上位モデルと同じ。バッテリ駆動時間は約5.5時間(JEITA 2.0)。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、同社製デスクトップPC「LaVie Desk All-in-one」シリーズの最上位となる23.8型モデル「DA970/AAB」および「DA770/AA」を、2015年春モデルとして発表した。価格はオープン。税別の店頭予想価格は、「DA970/AAB」が234,800円前後、「DA770/AA」が214,800円前後。いずれも2月上旬に発売する。「DA970/AAB」および「DA770/AA」は、2014年秋冬モデルのデスクトップ最上位モデル「VALUESTAR N」後継機。ディスプレイに、非表示エリアを含め約8mmという超狭額デザインの23.8型IPS液晶を採用し、同社の23型デスクトップPC「VN770/T」と比べ、表示エリアが約7.3%拡大した。一方で、秋冬モデルで搭載していたタッチ機能は省かれている。狭額デザインを実現するため、ディスプレイ上部のWebカメラを、背面に収納できる新機構を搭載した。本体幅も「VN770/T」から幅19mm、奥行き30mm薄型化し、さらなる省スペース化が図られた。重量も秋冬モデルと比べ、上位機で約4.6kg、下位機で3.2kg軽量化した。CPUには、Broadwell(開発コード)こと第5世代Intel Coreプロセッサを搭載。3W×2スピーカーと再生周波数帯域120Hz~20kHzの6W小型ウーファによる、ヤマハ製2.1chステレオスピーカーも新搭載した。また、SDカードスロットはUHS-IIに対応。Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスも付属する。○DA970/AAB「DA970/AAB」は、4基の3波対応TVチューナーを備えたデスクトップPC最上位モデル。4TBの大容量ストレージ、RealSence 3Dカメラの搭載などが特徴。2014年秋冬モデルに続き、音場補正技術「AudioEngine」も搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが4TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが23.8型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、USB 3.0×3、USB 2.0×2(1基はパワーオフ充電機能付き)、HDMI入力/出力×1、SD/SDHC/SDXC対応SDカードスロット、RealSence 3Dカメラ/約200万画素Webカメラなど。本体サイズはW544×D250×H435mm(最小傾斜、カメラ収納時)、重量は約10.9kg。タッチ操作が可能な「タッチパッドリモコン」も付属する。カラーはファインブラックのみ。○DA770/AA下位の「DA770/AA」の仕様は、上位の「DA970/AAB」とほぼ同等の仕様だが、ストレージが3TB HDD、搭載TVチューナー数が2基となる。また、RealSence 3Dカメラが省かれ、約92万画素Webカメラを搭載する。本体サイズはW544×D250×H435mm(最小傾斜、カメラ収納時)と、上位モデルと同等で、重量は約10.8kg。カラーはファインブラック、クランベリーレッド、ファインホワイトの3色。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、2015年春モデルとして、同社製の分離型デスクトップPC「LaVie Desk Tower」を発表した。発売は2月上旬。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は上位モデルが234,800円前後、下位モデルが129,800円前後。2014年秋冬モデルまで「VALUESTAR L」として展開してきた、分離型デスクトップPCの後継機。23型液晶モニタが付属する上位モデル「DT750/AAW」と、19型液晶モニタが付属する下位モデル「DT150/AAW」の2モデルをラインナップする。2014年秋冬モデルからきょう体や基本性能を引き継いでいるが、搭載ソフトウェアは2015年春仕様となる。○DT750/AAW「DT750/AAW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。ディスプレイとして23型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、IPS)が付属する。主なインタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、DisplayPort×1、miniD-Sub×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、SDカードスロット(SDHC/SDXC対応)、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、約92万画素Webカメラなど。無線LANおよびBluetoothは非搭載。本体サイズはW97×D405×H333mm、重量は約6.8kg。○DT150/AAW下位モデル「DT150/AAW」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがMobile Intel B85 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。ディスプレイとして19型ワイド液晶(1,400×900ドット)が付属する。主なインタフェースや通信機能は上位モデルとほぼ同等だが、SDカードスロットは非搭載。本体サイズも同等。重量は約6.5kgとなる。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、同社製デスクトップPC「LaVie Desk All-in-one」シリーズの21.5型モデル「DA570/AAB」および「DA370/AA」、「DA350/AAW」を2015年春モデルとして発表した。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は、上位モデル「DA570/AAB」が189,800円前後、中位モデル「DA370/AA」が149,800円前後、下位モデル「DA350/AAW」が139,800円前後。2014年春モデルで登場した、フレーム型きょう体の21.5型デスクトップPC「VALUESTAR S」の後継機。秋冬モデルの基本仕様を引き継ぎつつ、CPUをBroadwellベースに強化したほか、下位モデルで無線LAN規格がIEEE802.11acに対応した。○DA570/AAB上位モデル「DA570/AAB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが21.5型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチ機能付き)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ。OSはWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大867Mbps・規格値)、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、USB 3.0×2(1基はパワーオフ充電機能付き)、USB 2.0×4、SD/SDHC/SDXC対応カードスロット、約92万画素Webカメラなど。地上・BS・110度CS対応TVチューナー×1基も搭載。本体サイズはW527×D190×H432mm(最小傾斜時)、重量は約9.4kg。タッチパッドリモコンやワイヤレスキーボード/レーザーマウスが付属する。搭載OfficeはOffice Home & Business Premium プラス Office 365 サービス。カラーはファインブラックのみ。○DA370/AA中位モデル「DA370/AA」の主な仕様は、上位の「DA570/AAB」から、CPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイがタッチ非対応、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、無線LAN機能が最大433Mbps(規格値)に変更となる。上記以外のインタフェース、本体サイズは同等だが、重量は8.8kgとなる。搭載OfficeはOffice Personal Premium プラス Office 365 サービス。カラーはファインブラック、クランベリーレッド、ファインホワイトの3色。○DA350/AAW下位モデルの「DA350/AAW」では、中位モデル「DA370/AA」からTVチューナーとタッチパッドリモコンが省かれる。本体サイズは同等で、重量は約8.5kg。カラーはファインホワイトのみ。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、「フリースタイルPC」と称する15.6型PC「Frista」を発表した。Broadwell(開発コード)世代のプロセッサや光学ドライブなどを搭載するスタンド兼用の本体と、15.6型のフルHD液晶が一体となっており、ワイヤレスキーボードおよびマウスが別途付属する。ラインナップは、Core i7搭載の「HF750AAB」、Core i3搭載の「HF350AA」、Celeron搭載の「HF150AA」の3種類。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は「HF750AAB」が204,800円前後、「HF350AA」が174,800円前後、「HF150AA」が144,800円前後。2月上旬に発売する。「Frista」は、奥行き160mmの省スペースの本体に、無段階で角度調節できるタッチ対応15.6型液晶を一体化させたPC。米ラスベガスで開催した家電見本市「CES 2015」で展示されたPCだ。「使う場所を自由にする」というコンセプトで開発され、同社のA4サイズのノートPC「LaVie L LL750/TS」と比べ、設置面積を40%省スペース化。キーボードを本体から省くことで、画面の前のスペースに物を置いて作業できるようになっている。180度液晶を倒すことで、タブレット形状でも利用可能。スタンド兼用の本体は、プロセッサに第5世代Core iやCeleronを採用し、光学ドライブや、HDMI、USB 3.0などの端子類、バッテリなどを内蔵。本体に付属のBluetoothキーボードも収納できる。キーボードは103キーの日本語JIS配列で、キーピッチ17.8mm、キーストローク1.7mmの薄型。ソフト面の特徴としては、音声で操作を補助する「LaVieボイス」、ジェスチャでレシピアプリのページをめくる「フード&レシピ」を搭載。「LaVieボイス」は検索や楽曲再生などを音声で指示できる機能で、例えば「○の曲を聞きたい」と言った場合、HDD内に該当曲があれば自動的に再生するといった操作を行える。このほか搭載する主なソフトは、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービス、ヤマハの音場補正技術「AudioEngine」、同社のキュレーションアプリ「My Time Line」や同社製PCによる録画番組を再生できる「SmartVision/PLAYER」など。○HF750AAB最上位「HF750AAB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが約1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、液晶が15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。OSはWindows 8.1 Update 64bit。通信機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(最大867Mbps・規格値)、Bluetooth 4.0。主なインタフェースは、HDMI、USB 3.0×2、SD/SDHC/SDXC対応カードスロット、約92万画素Webカメラなど。本体サイズはW380×D160×H286mm(最少傾斜時)、重量は約2.8kg。バッテリ駆動時間は約1.5時間(JEITA 2.0)。カラーはピュアブラックのみ。○HF350AA中位の「HF350AA」では、上記「HF750AAB」の仕様から、CPUがIntel Core i3-5005U(2GHz)に、メモリが4GBに、バッテリ駆動時間が約1.7時間になる。カラーはピュアホワイトとピュアブラックの2色。○HF150AA下位の「HF150AA」では、中位の「HF350AA」からCPUがIntel Celeron 3205U(1.5GHz)に、グラフィックスがIntel HD graphics(CPU内蔵)に、光学ドライブがDVDスーパーマルチに、無線LANが最大433Mbps(規格値)になる。カラーはピュアホワイトとピュアブラックの2色。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、13.3型ノートPCとして世界最軽量をうたうモバイルノートPC「LaVie Hybrid ZERO」を発表した。価格はオープン。店頭予想価格は169,800円前後から。発売は2月上旬から順次。「LaVie Hybrid ZERO」は、同社製モバイルPC「LaVie Z」の次期モデルとして「CES 2015」で展示されていた製品で、新たに2-in-1モデルをラインナップ。約926gの2-in-1モデル「HZ750/AAB」および「HZ650/AA」、約779gのクラムシェル型モデル「HZ550/AA」の計3モデルを揃え、前者2モデルは2-in-1型の13.3型ノートPCとして、後者は13.3型ノートPCとして世界最軽量をうたう。2-in-1の仕組みは液晶回転型で、液晶を360度背面に回転させることで、タブレット形状で利用できる。「ZERO」の名称は、「zero gravity」(無重力)が由来。ノートPCの原点である「薄型軽量」をイメージし、ロゴは天体や、宇宙空間の浮遊感を表しているという。○軽量化への道のり重量は、前モデルから2-in-1モデルで38g、クラムシェル型モデルで16g軽量化した。軽量化の施策として、従来底面のみに採用していたマグネシウムリチウム合金(Mg-Li合金)を、新たに液晶バックカバーとボトムケースに採用。特に液晶バックカバーでは金型を用いた鍛造加工(圧力を加え成形)を新たに導入し、加工の難しいMg-Li合金の成形を実現した。また、ディスプレイも軽量化。2014年秋冬モデルでは、2枚の電極フィルムの上にガラスを載せていたが、春モデルではガラスに代わり電極フィルムを重ねるFFF構造を採用した。また、従来より軽量なLCDを採用したほか、きょう体に組み込む一体型成形により金属フレームを省き、薄型化・軽量化を図った。デザイン面では、従来から奥行きを5mm小型化。また、見た目のシャープさと手当たりの良さを両立する狙いで、エッジ部は面取り仕様となっている。このほかクラムシェル型モデルでも2軸ヒンジを採用し、180度のオープンを可能とした。仕様面の進化点は、Broadwellこと第5世代Intel Coreの搭載や、2,560×1,440ドット(WQHD)液晶搭載モデルの拡充、最上位モデルで8GBメモリの実装など。また、ヤマハの音場補正技術「AudioEngine」や、UHS-II対応SDカードスロットの搭載も行われている。なお、8GBメモリの実装は、基板の重量増につながるため、従来機では見送られてきた。しかし「ユーザーからの要望があまりに多かった」として、8層だった基板を10層にして8GBメモリを搭載。その分基板は若干重くなったが、その他の部分で軽量化を図り、全体として従来機より軽く仕上げることができたという。○HZ750/AAB「HZ750/AAB」は、2-in-1型のタッチ対応モバイルPC。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリが8GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(2,560×1,440ドット、タッチ対応)、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。インタフェースは、USB 3.0×2(1基はパワーオフUSB充電機能付き)、HDMI×1、SD/SDHC/SDXCカードスロット、720p対応Webカメラなど。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間は約9時間(JEITA 2.0)。本体サイズはW319×D217×H16.9mm、重量は約926g。価格はオープンで、税別の店頭予想価格は204,800円前後。カラーはブラックのみ。○HZ650/AA「HZ650/AA」は、上位の「HZ750/AAB」から、CPUをIntel Core i5-5200U(2.20GHz)に、メモリを4GBに、液晶解像度を1,920×1,080ドットのフルHDに変更し、税別の店頭予想価格は184,800円前後。カラーはブラックとシルバーの2種類。○HZ550/AA「HZ550/AA」はタッチ非対応でクラムシェル型の軽量モデル。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(2,560×1,440ドット、タッチ非対応)、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。インタフェースや通信機能は2-in-1型の2モデルと同等。本体サイズはW319×D212×H16.9mm、重量は約779g。税別の店頭予想価格は169,800円前後。カラーはブラックのみ。なお、米国では「Lenovo LaVie Z」の名称でパイロット販売されるが、国内で英語キーボードモデルの提供予定はない。
2015年01月20日ユニットコムは14日、ノートPCの排気口へ取り付けて、PC内部から排出される空気を効率的に吸気、排気するノートPC用排気ダクトをパソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて発売した。ホワイトモデルとブラックモデルをそろえ、価格はいずれも2,139円。付属のアタッチメントや台座を利用して、ノートPCの排気口に密着させて使用する。本体内部にファンを搭載し、ノートPC内の空気を効率的に吸気するという。本体には温度計を搭載し、PCから排気される空気の温度を表示する。ファンの動作として、4500回転で動作する固定モードのほか、温度に合わせて回転数を変える可変モードという2種類のモードが利用できる。可変モードでは、排熱温度35度/2500回転、45度/3500回転、50度/4000回転、55度/4500回転の4段階で回転数が変化する。インタフェースはUSB、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW84×D35×H124mm、重量は150g。
2015年01月14日マウスコンピューターは14日、スティック型PC「m-Stick」シリーズの再入荷を発表した。販売開始は1月15日15時から。直販サイトで数量限定販売する。価格は税込19,800円。「m-Stick MS-NH1」は、長辺約10cmのスティック型PC。フリスクサイズの小型ボディながら、中身はフル機能のWindowsが搭載されている。約20,000円という価格もあってか、同社によると「入荷後5分ほどで売り切れてしまう」という注目の製品だ。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)など。インタフェースはSDHC/SDX対応のmicroSDカードスロット、USB 2.0、HDMIなどを備える。通信機能はIEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE。本体サイズはW100×D38×H9.8mm、重量は約44g。USB-ACアダプタ、電源供給用USBケーブル、HDMI延長ケーブルなどが付属する。
2015年01月14日●目玉の1つは12.5型2in1 PC「PORTEGE Z20t」東芝は、2015 International CESの同社ブースにおいて、多くのPC製品やメガネ型ウェアラブル端末機器「東芝グラス」のプロトタイプなどの展示を行った。テレビの展示を見送る一方、「Human Smart Community」をテーマに、安全・安心で、快適な社会の実現に向けた製品、技術などをアピールしていたのが特徴だ。全体的に、コンシューマ色よりも、ビジネス色が強く打ち出されていたともいえるだろう。その姿勢は、PCの展示にも色濃く反映されている。ノートPCを2台、タブレットを3台に絞り込んでおり、それらの製品に共通しているのは、いずれもビジネス向けデバイスであるという点だ。○初めて実機に触れられる形で展示した2in1 PC「PORTEGE Z20t」PCでは、2in1 PC「PORTEGE Z20t」が目玉的な存在。これまでインテルのイベントなどにおいて、講演の壇上で紹介されたことはあったが、展示会などで誰もが触れる形で広く一般に公開されるのは、今回が世界初となる。PORTEGE Z20tは、12.5型ディスプレイ部とキーボード部を分離して、タブレット単体として利用できる2in1 PCだ。さらに、キーボード部分に対して、ディスプレイ部を前後逆方向に取り付けて折り畳むと、キーボード面を収納する形でタブレットとして利用できる構造となっている。タブレット単体で利用する場合には、8.8mmの薄さと730gという軽量化を実現。9時間のバッテリ駆動が可能だ。一方で、キーボード部を取り付けると、キーボード部に内蔵したバッテリを生かすことで、17.4時間のバッテリ駆動時間を実現した。用途に応じて利用方法を選択できるというわけだ。また、現行モデルの「PORTEGE Z10t」に比べて、タッチパネル液晶の筆圧感知レベルを1,024段階から2,048段階へと強化。よりなめらかな書き心地を実現しているという。そして、ビジネス用途に必要とされるインタフェース類を搭載しているのも、大きな特徴だ。タブレットとなるディスプレイ部には、microSD、microUSB、microHDMIという各インタフェースを搭載。キーボード部には、有線LANポートおよびVGAポートも搭載している。また、液晶を反射が少ないノングレア方式としているのも、ビジネス用途を意識したものといえるだろう。タブレット部分は「PORTEGE WT20」として単体で販売し価格は899ドル。キーボード部と合わせた価格は1,399ドル。日本での発売は未定だが、近いうちに投入される可能性がありそうだ。●裸眼3Dの15.6型4Kディスプレイを搭載したノートPC○Broadwell搭載ノートPC「TECRA C50」やセキュアなシンクライアントまた、第5世代のインテルCoreプロセッサを搭載した「TECRA C50」を初披露したほか、10.1型タブレット「ENCORE 2 WT10PE-A」、8型タブレット「ENCORE 2 WT8PE-B」も米国で発売すると発表。タブレットの価格は、それぞれ349ドル、399ドルとなっている。さらに、15.6型の4K裸眼3Dディスプレイを搭載したノートPCを参考展示。専用メガネが不要で、高精細な画質を維持したまま、2Dと3Dを切り替えて利用できる。現在は市場調査を行いつつ、用途の可能性を模索。医療分野での利用を想定しているほか、3Dプリンタの普及に合わせて、導入提案活動を行っていく考えだという。シンクライアントと管理ソリューションを組み合わせた「TZCS」(東芝ゼロクライアントセキュアード)のデモンストレーションも行っていた。展示では、Z40およびC50という2台のノートPCをベースに改造し、HDDを取り外したプロトタイプを用意。ネットワークに接続するとサーバーが認証し、必要なアプリケーションやデータをダウンロードする。ネットワークから切断するとPCがシャットダウンし、RAM上のデータも消去され、手元には何もデータが残らない仕組みだ。この動作は、盗難などでネットワーク遮断を認識した場合にも有効である。さらに、管理ソフト側から、対象のシンクライアントに対して、ネットワークに接続できないように指定するといったことも可能になり、セキュアな環境を実現できる。今後、製品化に向けて準備を進めていく。●女性型コミュニケーションロボットに黒山の人だかり○女性型コミュニケーションロボットに黒山の人だかり東芝ブースにおいて、特に来場者の関心が高かったのが、ニューコンセプトイノベーションのコーナーだ。2014年10月に日本で開催されたCEATEC JAPANでも話題を集めたコミュニケーションロボットは、身振り手振りをしながら対話をしたり、歌を歌ったりする様子に、終日、黒山の人だかりだった。もうひとつのバーチャル試着システムは、自分の姿を映し出しながら、洋服をバーチャル環境で試着できるというもの。似合った服や気に入った服を、実物台の画面に映し出し、手軽に選べるようにしたのが特徴だ。体の動きに合わせて、試着した洋服を眺めたり、次々と洋服を取り替えたりできる。さらに、一般的なメガネに似た外観と装着感を持つメガネ型ウェアラブル端末機器「東芝グラス」のプロトタイプを展示。3つのコーナーを設けて実際に東芝グラスを装着し、直接、体感できるデモンストレーションを行っていた。デモンストレーションが関心を集めていたもののなかに、TransferJetがあった。展示では、デジタルカメラの記録メディアとしてTransferJet SDメモリーカードを利用。PCに接続したTransferJetのポートに、このデジタルカメラを近づけるだけで、撮影した高解像度写真データ(TransferJet SDメモリーカードに記録したもの)を、PCに短時間で転送できる。また、無線LAN搭載SDメモリーカード「FlashAir」や、次世代コンテンツ保護技術「SeeQVault」対応製品なども展示した。そのほか、エネルギー分野の展示にも力を入れており、東芝が取り組むリチウムイオン二次電池「SCiB」、日本国内で実績を持つ家庭用燃料電池「エネファーム」を参考出展。太陽光システムや水素を活用した次世代エネルギーへの取り組みを紹介していた。
2015年01月13日スマートフォンで利用しているAndroidアプリのうち、PCでも使いたいものもあるだろう。Androidを開発するGoogleのWebブラウザ「Google Chrome」を使えば、かなりのアプリをPC上で動かせる。MakeTechEasierが「How to Run Android Apps in the Google Chrome Browser)」で、その方法を紹介しているので、以下そのポイントを見てみよう。この方法、Mac OS XまたはWindowsでGoogle Chromeを利用するPC向けだ。また、すべてのAndroidアプリ/ゲームが利用できるわけではない点にも注意されたい。「Androidアプリがうまく動かなくてもPCに害を与えることはない」とのことなので、やってみる価値はありそうだ。以下で紹介する方法はGoogle Chromeの拡張機能「ARChon」を用いるが、ARChonにはGoogle Chrome 37以降が必要だ。さっそく手順を見てみよう。(1)まずは、PC側でGoogle Chromeを起動して、拡張機能「ARChon」をダウンロードしよう。ARChonは公式のChromeウェブストアでサポートされていないので、手動でダウンロードと設定を行う必要がある。ARChonはオープンソースソフトウェアで、GitHubにダウンロードのリンクがある。ファイルサイズが約100MBとなっているので、ネットワークによっては時間がかかるかもしれない。(2)ZIPファイルをデスクトップにダウンロードしたら、ファイルをダブルクリックして展開。拡張ファイルを含む新しいフォルダがデスクトップに作成される。(3)次は、Google Chrome側の作業に移る。画面上部右の設定メニューをクリックして「拡張機能」に進もう。PCにインストールしているすべての拡張機能を管理できるページが表示される。ここから「デベロッパーモード」を有効にする。これにより、公式のChromeウェブストアで公開されていない拡張機能をインストールする準備が整う。(4)「デベロッパーモード」から、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックする。ファイル選択のダイアログが表示されるので、デスクトップにインストールしたZIPファイルを探して指定する。(5)次に、AndroidアプリのAPKファイルを入手しよう。デバイスから転送してもよいし、XDA Developersなどのサイトからダウンロードしてもよい。(6)APK形式のファイルはARChon拡張がサポートするファイルに変換する必要がある。それを行うツールが「Twerk」だ。Twerkはデスクトップ向けのChromeアプリで、Android APKファイルをARChon/Chromeで利用できるように変換してくれる。Twerkは公式のChromeウェブストアから入手できる。ダウンロードボタンを押すとダイアログが表示されるので、追加を選択する。(7)Twerkを入手したら、起動しよう。新しいタブを開き、「chrome://apps」と入力してEnterボタンを押す。すると、ブラウザ内でアプリページが表示されるので、その中にあるTwerkのアイコンをクリックする。これによりTwerkが起動する。(8)Twerkを起動すると、「Drop APK Here(APKファイルをここにドロップする)」と表示されるので、用意したAPKファイルをドラッグ&ドロップする。すると、情報パネルが表示されるので、アプリ名などの空白の部分を入力しよう。入力後は下のピンクのAndroidアイコンをクリックする。(9)Androidアイコンをクリックした後は、変換したファイルをどこに保存するかを設定する。記事では、「デスクトップにしておくのがシンプル」とアドバイスしている。ファイルを作成したら、「○(アプリ名) as been built」というメッセージが表示される。これは、APKファイルがARChon拡張で利用できるよう変換されたことを意味する。(10)次に、Google Chromeで新しいタブを開き、「chrome://extensions」と入力しよう。拡張機能のページが表示される。そこから「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリックすると、変換されたAPKファイルをブラウザに追加でき、Twerkが生成したファイルを選択する。これにより、フォルダのインポートが始まる。(11)インポートされたら新しいタブを開き、「chrome://apps」と入力してみよう。Twerkで変換したAndroidアプリのアイコンが表示されるはずだ。これをクリックすれば、Google ChromeでAndroidアプリを動かすことができる。Google Playストアの利用規約において、apkファイルのコピーは禁じられていないが、apkファイルのコピーによってアプリの開発者にとって不利益になる行為は禁じられている。したがって、今回紹介した内容はあくまでも個人利用にとどめておかれたい。
2015年01月08日スティック型PCと言えば、昨年にマウスコンピューターが発売し大きな話題となった「m-Stick」が記憶に新しいが、同コンセプトの製品を今度はIntel自らが発表した。「Intel Compute Stick」と名付けられたその製品は、m-Stickと同様に小型の長方形ケースにIntelベースのフルPCハードウェアを内蔵し、本体に直接備えられたHDMI端子をTVなどに接続して利用する"パソコン"だ。ただ本体は長さ4インチとのことなので、m-Stickよりはひと回り大きい。製品のローンチ時期について同社は「later this year」とアナウンスしており、製品化レベルの細かなスペックは決まっていないようだが、現時点でプロセッサはクアッドコアのIntel Atomで、フルHDのコンテンツを快適に視聴できる程度の性能を持つ。ほか、無線機能やUSB、microSDカードスロットなど。OSにWindows 8.1をプリインストールしたモデルのほか、Linuxモデルも提供するという。
2015年01月08日NVIDIAは1月4日、周囲の状況認識が可能な自動車用コンピュータ「NVIDIA DRIVE」を発表した。「NVIDIA DRIVE」には、自動運転機能を開発する「NVIDIA DRIVE PX」と、最先端のデジタルコクピットを構築する「NVIDIA DRIVE CX」の2種類があり、どちらも最新のスーパーコンピュータと同じアーキテクチャが採用されている。「NVIDIA DRIVE PX」は、コンピュータビジョンと深層学習の分野における最新の開発成果が活用されており、従来にない機能を自動車用技術に提供する。具体的には、同社の最新GPUアーキテクチャ「Maxwell」を採用し、1TFLOPS以上の処理能力を有するモバイル用SoC「NVIDIA Tegra X1」を2個搭載する。これにより、最大で12台の高解像度カメラから得た入力信号に対し、最高1300万画素/秒の処理が行える。さらに、コンピュータビジョン機能を有しており、人間が操作しなくても自動車自身がスペースを見つけて駐車する全自動駐車を実現できる。一定の条件で縦列駐車を補助するシステムがすでにあるが、「NVIDIA DRIVE PX」では、自動車自身が混み合った駐車場で空いているスペースを探し出して駐車をしたり、スマートフォンからの呼び出しを受けて運転者のところまで自動で戻ることなどが可能となる。この他、深層学習機能を備えており、救急車と配送トラックの違いや、駐車中の自動車と発進しようとしている自動車を見分けるなど、さまざまな車両の見分け方を学ばせることができる。もう一方の「NVIDIA DRIVE CX」はハードウェアとソフトウェアの両方を含む包括的なソリューションとなっており、ナビゲーションやインフォテインメント、デジタル式メータパネル、運転者の監視などで使用する最先端のグラフィックスやコンピュータビジョンを実現できる。例えば、車両の周囲360度を上から見た画像をリアルタイムに提供し、死角の問題を解消してくれるサラウンドビジョンが実現可能なのに加え、デジタルスマートミラーの実現により、物理的なミラーをなくすこともできる。また、プロセッサに「Tegra X1」もしくは「Tegra K1」を搭載する他、路上試験を完了したソフトウェアを採用しており、最大1680万画素の画像処理に対応できる。これは、現在市販されている自動車で使われている画素数の10倍以上にあたるという。なお、「NVIDIA DRIVE PX/CX」ともに、NVIDIAもしくはサードパーティソリューションプロバイダが提供するさまざまなソフトウェアアプリケーションモジュールで構成されている。2015年第2四半期より出荷が開始される予定。
2015年01月06日ユニットコムは6日、同社「パソコン工房」ブランドから、ライトノベル執筆向けというコンセプトの小型デスクトップPCを3モデル発売した。BTOに対応し、標準構成価格は73,419円から。ライトノベルを書く人にとって、どんなPCが良いのかというポイントを検討し、「小さいこと」「静かであること」「マルチディスプレイに対応していること」「安心、快適であること」をリストアップ。これを実現するためにパソコン工房では、「ワットパフォーマンスに優れた省電力版インテルCoreプロセッサー」、「モーター不使用の記憶媒体SSD」などをベースとして設計した。エントリーモデル「AEX-TWLiteNovel-H81CE-ES」の標準仕様は、CPUがIntel Celeron G1840T(2.5GHz)、マザーボードがASUS H81I-PLUS(Intel H81 Expressチップセット)、メモリがDDR3-1600 4GB(4GB×1、Kingstonブランド)、ストレージが240GB SATA SSD(SanDisk Extreme PRO)、グラフィックスはIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 64bit版。インタフェース類は、PS/2、USB 3.0×2、USB 2.0×8、Gigabit Ethernet対応有線LAN、D-Sub、HDMI、ライン出力、ライン入力、マイク入力など。電源は9WのACアダプタで、USB 3.0接続の外付けHDDクレードルが付属する。ただしキーボードとマウス、ディスプレイはオプション。本体サイズは約W78×D212×H222で、ケースにはAntecの「ISK-110」(VESAマウント対応)を採用した。上記構成から、CPUをIntel Core i3-4160T(3.1GHz)に変更した「AEX-TWLiteNovel-H81CE-SS」の標準構成価格は85,299円。また、CPUをIntel Core i5-4590T(2.0GHz)に、メモリをDDR3-1600 8GB(4GB×2、Kingstonブランド)に変更した上位モデル「AEX-TWLiteNovel-H81CE-HS」の標準構成価格は98,259円。
2015年01月06日ユニットコムが運営するPCショップ「パソコン工房」の通販Webサイトでは、2015年1月6日(火)14時までの期間、PC本体やパーツ類を安価で販売する「年末年始SPECIAL」キャンペーンを実施中だ。雑貨サイト「Nantena」からもさまざまなアイテムをラインナップしている。一例を挙げると(価格はすべて税別)、Intel Celeron G1610とWindows 8.1 with Bing搭載のスリム型デスクトップPCが29,980円から、Intel Celeron N2840とWindows 8.1 with Bing搭載の11.6型ノートPCが29,980円から、Intel Core i5-4460とWindows 8.1搭載のデスクトップPCが59,980円からなど。また、BTO対応PCにおいて、デスクトップPCやゲーミングPCが最大20,000円引き、ノートPCが最大10,000円引きとなる。さらに大晦日と元旦には、毎年恒例となっている「新春特別パソコン」と「福袋」を、それぞれ数量限定で発売する。
2014年12月27日