■前回のあらすじ1人での育児に疲労困憊していていたパパ。でも、意外と子連れでも趣味の時間を確保できることに気付いたのです。 >>1話目を見る ■つらかった あの頃…いま思うと、これまでにさまざまな出来事がありました…。困難にぶつかりながら、自分なりに見つけていった解決策がありました。そして今は…。父親ならではの苦労や葛藤。そんなこれまでのお話を描かせていただきましたがいかがだったでしょうか。それでは、今回のお話で最終回となります。ここまで読んでいただきありがとうございました!またお会いできたらと思います!!▼もりりんパパ連載 【もりりんパパと怪獣姉妹】
2021年07月12日■前回のあらすじ次女がまだ1歳になった頃、妻が入院。僕一人で子どもたちの面倒をみる日々に、疲労が溜まりどんどん余裕がなくなっていく。そんなある日、長女から声をかけられて…。 >>1話目を見る ■親はすべて我慢するものだと思っていた…正直かなりきつい期間ではありましたが、長女の一言で大切なことに気づくことができました。「親なんだから」「子どものためには…」といった言葉に僕自身が縛られていたことに気づきました。親だってストレスは溜まるし、息抜きはしたくなる。そんな当たり前のことをすっかり忘れていたのです。もし妻も僕もこうして好きなことをする時間をもっと取り入れていたら、何かが変わっていたのかもしれません。でも、僕たちはまだ子育ての途中で…。次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月11日■前回のあらすじ僕の病気によって陥った最悪な夫婦関係も改善。さらに僕の病気が「ストレスや不安」で起こるものとわかったことで、病気も回復方向に…。そして妻のおなかには2人目が…。 >>1話目を見る ■妻の入院父だけの育児が開始したのですが…。次女誕生といううれしい出来事が起こったのに、まさかの妻の入院。これによって、僕ひとりで育児をしなければならなくなってしまいました。これまでも妻と一緒になって子育てはしているつもりだった僕。妻から愚痴を聞かされる度に、大変さを理解しているつもりでしたが、それはまったくの間違いだったことがわかったのです。大変でテンパっている中、子どもにある言葉をかけられて…。次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月10日■前回のあらすじ突然僕を襲った原因不明の病気。仕事も、子育ても何もできず、僕の精神状態は病気の期間の長さに比例して悪化していってしまい…。 >>1話目を見る ■家庭で吹き荒れる不協和音次第に僕の体調が悪くなっていた。これまで妻にほとんど愚痴をこぼしてこなかった僕だが、激痛と仕事も育児もできない状態に、つい弱音を吐くことが増えていきました。しかし、妻は僕や娘のこと以外にも問題を抱えていて…。この頃妻は、僕の看病や家事育児に加えて、妻の母の介護も担っていました。義母の体調が芳しくないことも、さらに妻を追い詰めていたのだと思うのですが、お互いに自分のツラさを相手に訴えることで、泥仕合になっていきて…。僕は病気で寝たきり、妻は実母の介護で疲労が溜まる…家庭のなかは、本当に最悪な状況でした。これまで自分のツラさを言ったことがありませんでしたが、この頃は気持ちを吐露せずにはいられなかったのです。こんな夫婦喧嘩を何度か繰り返しながら、それでも気持ちが吐き出せるようになったことがよかったのか少しずつ病気は回復し、そして妻との関係も改善に向かって行きました。僕の病気はすぐに完治するとまではいきませんでしたが、それでも「病気の原因がわかった」ということはとても気持ちを軽くしました。次女の誕生とともに家族の形も変わっていくはずだったのですが…まだ試練が残っていたのです…!次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月09日■前回のあらすじ保育園から発達の指摘を受けて、支援センターに通うことになった娘。しかし支援センターからは保育園の関わり方次第で良い方向に行くと言われたのですが…。 >>1話目を見る ■園長の驚くべき発言…保育園からの指摘で娘が通うことになった支援センター。その支援センターから現在の保育園について話があり…。園長の突然の発言で、話し合いが凍り付く…。 保育園を選ぶときに、「娘に合ったところ」といった一番重要なところをあまり深く考えていなかった僕たち。結果的に、娘は合わない保育園でずっと苦労させてしまったことに。そして園長と話し合って知ってしまった保育園が大切にしていたこと。それはもしかしたら子どもの保育や成長を見守るよりも「保育園の教育方針のプライド」が優先だったのではないだろうか…。そんなことを考えながら車中では涙が止まらなくなっていました。悔しい。悲しい。申し訳ない。息が詰まっていく…。次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月07日■前回のあらすじ職場は独身者が多く、家に帰ってから育児しなくてはならないパパの気持ちはわかってもらえませんでした…。 >>1話目を見る ■妻からかかってきた1本の電話…でも、言われてみれば思い当たる節があって…。長女の発達について気になりはしつつも、「この年齢ならこんなものだろう…」といった想いもあったので、保育園からの指摘には、さすがにショックを受けました。しかし僕以上にショックを受けてしまった妻の前で、僕がオロオロするわけにはいかない! という気持ちだけでなんとか前に進もうとしました。ところが支援センターで思いもかけないことを言われてしまい…。次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月06日■前回のあらすじ昇進し、年上に指示を出さなくてはならなくなったパパ。家では育児もある身。相当なプレッシャーがかかり…。■職場でわかってもらえない家庭での役割家での人間関係、職場での人間関係。あちらを立てればこちらが立たず。難しいところなのです。じつは、その頃の僕は、家庭である大きな問題が起こっていて…。次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月05日子育てを頑張ろうとしていたはずなのに、家族とも会社でも歯車がかみあわなくなっていく…。そして心が折れてしかも病気になってしまった。これは、そんな状態にサヨナラしようと、復活するためにもがいた10年間のお話です。■すべてのはじまりさらに大変だったのが…。僕は過去に、さまざまなことが重なって、身体まで壊してしまったことがあります。そこからいろいろともがきながら、家族で乗り越えていきました。どうぞ最後までお付き合いいただけたら幸いです。次回に続く(全9話) 毎日7時更新!
2021年07月04日こんにちは、ママライターのfurahaです。マタニティブルーという言葉はよく知られていますが、皆さん“パタニティブルー”という言葉をご存じですか?産後、精神的にも体力的にも一番きついのはもちろんママ。でも、パパにだって父親になったことに対する戸惑いや不安は同じようにあるのです!産後、パパに対して「もっと育児を手伝ってくれたらいいのに!」「何で言われないとできないの!?」と不満に思うママは少なくありません。しかし、この“パタニティブルー”について知っておくと、そんなときにパパを見る目が少し変わるかも!?出産前のパパママ両方にぜひ知っておいてもらいたい、マタニティブルーとパタニティブルーについて紹介します。●マタニティブルーの原因マタニティブルーとは、出産後に情緒が不安定になることをいいます。不安な気持ちになったり、いつもなら何とも思わないことで落ち込んだり。出産の疲れ、育児に対する不安、孤独感、さらに産後のホルモンバランスの変化 が原因だと言われています。一般社団法人日本家族計画協会によると、**********日本人は2人に1人の確率でマタニティブルーになるというデータもあり、こうした状態は病気ではなく、ほとんどの方は10日~2週間もすれば自然に治るもの**********だそうです。●パタニティブルーの原因3つ赤ちゃん誕生による環境や生活の変化が原因で、パパがマタニティブルーと同じような症状になることをパタニティブルーといいます。パタニティブルーの原因は人によって違いますが、主な原因としては以下3つが挙げられます。●(1)育児と仕事の両立が難しいため日本では、まだまだ男性が育児休暇を取るというケースはまれ。従って、ほとんどのパパは今までと変わらず仕事をしながら育児もすることになります。自分も育児に積極的に参加したいと思うパパであればあるほど、子どもと過ごす時間が少ないことや、ママに比べて赤ちゃんにうまく接することができない ことに悩んでしまうケースが多いようです。また、赤ちゃんの夜泣きでよく眠れなかったり、土日にゆっくり疲れをとることができなかったり、奥さんの変わりに家事もしている男性の場合は慣れない家事に苦労したり。仕事も育児も頑張りたいのに両立ができないというジレンマに陥ってしまいます。●(2)子どもが産まれたことで一家の大黒柱としての責任を感じるため最近は共働きの家庭が増えていますが、それでも子どもが0歳のうちは育休をとったり仕事の量を減らすママがほとんどです。特に責任感の強い男性は、子どもが産まれたことで自分が家族を養っていかないと、というプレッシャーを感じることもあります。●(3)夫婦の時間が減り、赤ちゃん中心の生活になるため子どもが産まれると、ママは24時間赤ちゃんにかかりっきり。慣れない育児と家事の両立で精一杯で、赤ちゃんが寝ているときは自分も一緒に寝ないと体力がもたない状態。もちろん、パパに気を遣っているような余裕はありません!しかし、夫婦2人きりの時間が減ったことや奥さんの意識が自分に向かなくなったことに寂しさを感じる男性も多いようです。また、それまで大人の生活リズムだったのが、一気に赤ちゃん中心の生活に変化します。仕事で疲れて帰ってきても家で今までのようにリラックスできなかったり、生活習慣の変化にストレスを感じる パパもいます。妊娠中に少しずつ母親になる気持ちの準備をしているママに対して、赤ちゃんが産まれてきて突然父親になった感覚が強いパパは、ママ以上に親になったことに対する動揺や不安が大きいようです。アメリカの医学誌『米国医師会雑誌』が2010年に発表した研究では、**********妻の妊娠中や出産後にうつ状態を経験する割合は、国際平均8.2%。父親のうつ状態がピークに達するのは妻の出産後3~6か月ごろで、25.6%がうつを経験していた**********というデータが出ています。●マタニティブルーとパタニティブルーの予防法・解決法5つでは、マタニティブルー、パタニティブルーにならないためにはどうすればいいのでしょうか?●(a)夫婦間でコミュニケーションをしっかりととる育児や生活の変化に対する不安な気持ちは、誰かと共有することで軽減されます 。また、パートナーに対して思っていることもためこまずに話し合うと意外とすんなり解決するもの。赤ちゃんが低月齢のうちはなかなか難しいですが、少しでも夫婦2人の時間を持ちコミュニケーションをとるようにしましょう。●(b)相手のありのままの姿を受け入れるママなんだから、育児はできて当たり前。パパだって、休みの日に育児をするのは当たり前。そんな風に思われがちですが、ママもパパも親になったばかり。うまくできないこともあれば、失敗することもあります。育児に対するストレスも少なからず感じます。また、パパに関していうと、ママと同じようにうまく育児ができなくて当然です。大切なのは育児でお互いを責めないこと 。パートナーがマタニティブルーやパタニティブルーになっていると感じたら、それを受け入れてあげるようにしましょう。一番身近な存在であるパートナーに受け入れられることで、気持ちに余裕がでてきます。●(c)一人で抱え込まずにパートナーや周りの人を頼る特にママは自分一人で育児も家事もしないといけないと思ってしまいがちですが、一人で抱え込まずにパパにやってもらいたいことがあれば頼みましょう(パパが気付いて自分からやってくれると思うのは間違い。口に出して頼まないとわからない男性がほとんど です)。そして、お互いに対して「ありがとう」という感謝の言葉も忘れずに!夫婦二人でできない場合はご両親など周りの人を頼ってみるのもいいでしょう。●(d)産前から産後の生活をイメージしておく特にパタニティブルーは、産後の生活の変化に対する戸惑いからくる場合が多いので、両親学級に参加する などして妊娠中から父親になることに対する心の準備をしておきましょう。ママも、産後のことをパパと話し合い共有することで、出産や育児に対する不安が減ると思います。●(e)たまにはお互い1人の時間をもつママの場合は赤ちゃんが低月齢だと難しいかもしれませんが、できることならお互い一人の時間を持ってリフレッシュできるようにする といいでしょう。特にパパは子どもが産まれたことで飲み会に参加する頻度を減らしたり、自分の趣味に時間を割けなくなったことで大きなストレスを感じる人もいます。ママからすれば「遊ばずに育児を手伝ってよ」と思うところですが、たまには一人の時間もあげてみてはどうでしょうか!?----------マタニティブルーもパタニティブルーも、真面目で責任感が強く、パパの場合は育児に積極的に参加したいと思っている人がなりやすいと言われています。それって、裏を返せば、赤ちゃんのことを真剣に考えているとてもステキなママ・パパですよね。産前から夫婦で育児について話し合い、相手がしんどそうなときはもう片方が受け入れてあげる。そうすることで、マタニティブルー・パタニティブルーは予防したり重症化するのを防ぐことができます。これから出産を迎えられるご夫婦は、赤ちゃんとの新生活をスタートするにあたり、参考にされてみてはいかがでしょうか!?【参考リンク】・マタニティブルー | 一般社団法人日本家族計画協会()●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月08日