パティスリー界のピカソと称されるパティシエのピエール・エルメが、自身の代表作「サティーヌ」をベースとしたオリジナルレシピ約50点を掲載したレシピ本『ピエール・エルメ サティーヌ』の日本語版を2月上旬に発売する。サティーヌは舞台『ムーラン・ルージュ』に登場する踊り子をイメージし、クリームチーズ、オレンジ、パッションフルーツを組み合わせて製作したスイーツ。同書では、マカロン、チーズケーキ、シュー、ミルフィユ、タルト、ショコラ、フィナンシェ、ガレット、サブレ、マドレーヌ、スコーン、グラノーラ、ポップコーン、クロワッサン、サンドウィッチ、コンフィチュール、ヨーグルト、カクテルなどサティーヌをベースにしたオリジナルレシピ50点が初公開された。なお、同書のサティーヌはフラワーアーティストの東信が製作したフラワーアートとともに掲載されており、ピエール・エルメの豪華な世界観が表現されている。2月8日の19時からは、代官山蔦屋書店にてピエールを招いたトークイベント「日本語版『サティーヌ』刊行記念 ピエール・エルメ氏トークイベント」が開催。サティーヌをはじめとした創作について語られるほか、サティーヌのお菓子をバー・アンジン(Anjin)のドリンクと一緒に楽しむことができる。また、トーク終了後には『ピエール・エルメサティーヌ』へのサイン会も行われる。【書籍情報】『ピエール・エルメ サティーヌ』著者:ピエール・エルメ東 信(フラワーアート)椎木俊介(写真)出版社:青幻舎言語:日本語上製/160ページ/A4変型発刊:2016年2月上旬価格:4,200円
2016年01月25日JALは12月15日、2016年1月12日~2月29日まで成田=パリ線を運休することを発表した。11月13日にパリで発生した同時多発テロにより、フランス国内では非常事態宣言が発令されて以降もJALは運航を続けてきたがしてきたが、需要の大幅減に考慮して成田線の運休を決めた。運休する路線はJL415(15:05成田発/19:40パリ着)とJL416(21:20パリ発/翌17:05成田着)の1日1便。運休期間は1月12日~2月29日(1月20日、21日、22日、25日、2月11日、12日、14日を除く)で、3月以降については現状、未定となっている。該当便の予約者にはJALより順次連絡される。なお、羽田便は通常通り運航となり、希望者には羽田便への振り替えなどにも対応する。
2015年12月15日ベルギーチョコレートブランド「ピエール マルコリーニ」は、長年の実績が評価され、「ベルギー王室御用達」ショコラティエとして認められ、12月8日(火)にベルギー王国にて授与セレモニーが開かれた。「ピエール マルコリーニ」は、2001年12月に日本に上陸。銀座にショップをオープンし、日本での高級チョコレートブームの先駆的ブランドとして市場を牽引してきた。その銀座本店が15年ぶりに大規模リニューアルし、12月10日(木)に生まれ変わる。チョコレートやアイスクリームなどのスイーツだけでなく、食事やカクテルなどの新メニューも登場する。銀座本店のリニューアルを機に、「マルコリーニ エクレア」がリモデルされて新登場となる。ヨーロッパの伝統的なしっかりと焼き上げられたシューはそのままに、中身のクリームはよりやわらかく軽い食感になり、デコレーションも美しくリモデルされた。6種類(チョコレート、キャラメル、バニラ、レモン、ココナッツパイナップル、パッションフルーツ)が定番商品として販売される。また今シーズンのテーマである抹茶も加わって、7つの個性豊かなエクレアがラインナップ。テイクアウト(1個756円)のほか、カフェにてイートイン(1個864円)も可能。さらにチョコレートブランドらしい食事メニューとして、「マルコリーニ カレー」が新登場。じっくり焼いたあと煮込んだ牛バラ肉、あめ色になるまで炒めた玉ねぎを赤ワインでていねいに煮込み、数種類のスパイスで風味豊かつくり上げられたクラシックな欧風カレー。仕上げにはマルコリーニのオリジナルビタークーベルチュールが加えられ、奥深いコクとアロマが生み出される。マルコリーニのカカオの新しい可能性を感じさせるこのカレーは、ファンならずとも見逃せないひと皿だ。1日限定20食。価格は、3,024円(カレー/ライスのほか、サラダ、コーヒー、アイスクリーム付き)。先月11月12日には、ハワイのアラモアナセンターにも新店舗をオープンさせるなど、今年はビッグなニュースが目白押しだった「ピエール マルコリーニ」。進化した「ピエール マルコリーニ」は、今後もファンを常に驚かせ、魅了し続けてくれそうだ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月09日テクノユニット・電気グルーヴの約25年に及ぶ活動を追った、初のドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~』(12月26日より2週間限定公開)の公開初日、東京・新宿バルト9 でメンバーの石野卓球とピエール瀧、大根仁監督が舞台あいさつを行うことがわかった。同ユニットの2人がそろって舞台あいさつに立つのは、今回が初となる。初日舞台あいさつは、26日の12時30分(映画上映後)と15時30分(上映前)に2回、実施する。チケット価格は2,100円(税込)。8日12時から16日23時59分まで先行販売が、20日12時から25日12時まで一般発売が、それぞれローソンチケットにて販売される(全国共通前売り券の使用は不可)。さらに26日午前0時、同じく新宿バルト9で、最速上映会も決定。本編を最も早く見られるほか、未公開ライブ映像を含む、イベントのために編集された特別映像も公開される。こちらの価格も2,100円(税込)で、先行発売は初日舞台あいさつと同様の日程で行われ、一般発売は20日12時から24日12時までローソンチケットで販売(全国共通前売り券の使用や18歳未満の入場は不可)。ゲストの登壇はない。なお、今回の舞台あいさつの実施に伴い、25日23時15分から予定されていた「世界最速!オールナイト・カウントダウン・プレミアム上映!」は中止に。これを受けて、映画配給および宣伝会社は、「イベント主催者側のあいまいな発表によりご期待いただいたお客さまには大変ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます」と謝罪。すでに申し込まれたチケットについては、落選処理を行うという。本作は、初ライブや数々の記録映像、当時を振り返るインタビュー、最新のライブシーンなどで構成。かつてのメンバーであった砂原良徳とCMJK、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、スチャダラパー、山口一郎(サカナクション)、小山田圭吾といったアーティストの出演もしている。メガホンを取るのは、これが初のドキュメンタリー映画となる大根監督。映画『モテキ』(11年)やテレビ東京系ドラマ『まほろ駅前番外地』(13年)などを手がけたことで知られる一方、音楽シーンやサブカルチャーにも造詣が深いことから、メンバーたっての希望で監督に起用された。(C)2015 DENKI GROOVE THE MOVIE? PROJECT
2015年12月08日ピエール・エルメ・パリがニコラ・ビュフと「愛のものがたり」をテーマにした特別なアートコラボレーションを、2016年1年間にわたり全世界の店舗でスタートさせる。既に、ピエール・エルメ・パリ青山店2階の壁面には、今回のストーリーのスケッチやテーマとなる公園、主人公が描かれている。バレンタインデー、ひな祭りなどの季節に応じて、さまざまなパッケージや特別なマカロンやショコラが販売され、店舗環境も同物語で展開される予定。コムデギャルソン・シャツやエルメスとのコラボレーションで、ファッションシーンにおいても知られるフランス人アーティストのニコラ・ビュフは、現在東京を拠点に活動。日本やアメリカのアニメやサブカルチャーを、ヨーロッパの中世、ルネサンスやバロックの古典様式と融合された作品で知られる。これまでに東京現代美術館、原美術館やフランスの国際現代アートフェア、フランスの美術館などで作品を発表。パリ・シャトレ座公演オペラ「オルランド パラディーノ」のヴィジュアルデザインなどその活動は幅広い。今回の物語は「太陽の王国」のエリオスと「月の王国」のロクサーヌを主人公に、詩的な愛と冒険の世界が描かれ、ストーリーは1年間を通じて順次発表されていく。登場するキャラクターはロクサーヌの着飾ることが大好きな末妹や、彼女が飼っている猫、愛し合う二人の鍵を開けられる能力を持つエリオの友人のロボットの「キュピドン」など、アニメ的な各キャラクターが次々に予定されている。中には70年代の永井豪原作のロボットアニメ「UFOロボ・グレンダイザー」からヒントを得たというロボットも登場する。それぞれの登場キャラクターは特別パッケージに描かれ、5個入りから40個入り(日本橋三越限定)まで、デザインを違えて全世界のメゾンで展開される。「このプロジェクトの最初打ち合わせで、パリのピエール・エルメのメゾンを訪れたときに時差ボケもあって、メゾンの近くにあるモンソー公園をピエールと散歩しながら話をしたんだ。その時に彼とグレンダイザーの話をしたかもしれない(笑)。後でモンソー公園の歴史を調べると18世紀の貴族のテーマパークだったことが分かった。不思議な建物やアーチが残っていて、それは本物だったりフェイクだったりいろいろ。ちょうどその時にオペラの魔笛の仕事をしていたこともあって、公園のストーリーがどんどん広がりました」とニコラは話す。そのモンソー公園を描いた絵はパッケージにもなり、青山店の壁面にも描かれている。主人公の名前がロクサーヌと聞くとポリスの曲を想起するが「もちろん、ポリスの曲もそうだが、月に関係する言葉で強い女性の名前を考えていた。ちょうどパリで手掛けていたオペラがアレキサンダー国王の話で、王女がアゼルバイジャン出身のすごく強い女性の話。その名前がロクサーヌだったことも奇妙なつながりだった」とニコラは作品の不思議な縁を説明してくれた。詰め合わせのショコラも今回の物語のキャラクターの性格に合わせ、エリオスにはブラジルショコラのガナッシュ、ロクサーヌにはバニラ風味のショコラノワールと、パッケージだけではなくレシピにもその性格が反映されており、ストーリーから世界を紡ぐ二人の1年間のコラボが楽しみだ。Text:野田達哉
2015年12月08日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)が12月1日より、新作スイーツ「ガレット・デ・ロワ」の予約を開始する。販売は1月4日から23日まで。「ガレット・デ・ロワ」はフランスの伝統菓子。もともとは1月6日の“エピファニー”の日に食すお菓子が起源で、今でも家族みんなでケーキのなかに入っている“フェーブ”と呼ばれるフィギュアを当てる一家だんらんの伝統行事として残っている。フェーブを当てた人は、その日一日、王様または王女となり、パートナーに王冠をかぶせ幸せを分かち合う。「ガレット リオレ エ アグリューム コンフィ」(18センチ 4,000円)は、逆折込パートフィユテ、バニラ風味のリオレ、柑橘類のコンフィでできた16年の新作。また、逆折込パートフィユテ、アーモンドクリームで作られた「ガレット オ ザマンド」(18センチ 3,400円)も展開される。いずれも、ディテールまでこだわった美しいフェーブ付き。フェーブはピエール・エルメ・パリの代表的なスイーツをかたどったものや王冠がセットになっている。販売はピエール・エルメ・パリ 青山、他直営ブティックにて。
2015年12月01日伊勢丹新宿店では、12月2日から8日までミナ ペルホネン(mina perhonen)のギフトアイテムや限定コレクションを紹介するイベントを同店本館3階ウエストパーク/プロモーションで開催する。同イベントでは、今年でブランド20周年を迎えたミナ ペルホネンと、来年20周年を迎える同店本館3階リスタイル(ReStyle)がコラボレーションした同店限定アイテムを紹介。イベントテーマは「ハーフ アンド ライフ(half & life)」。これは「ハーフ=半分であることに幸せや豊かさを感じられるデザイン」という世界観がベースにあり、アイテムは、表と裏で異なるファブリックを掛け合わせたエッグバッグ(1万3,000円)や、roofというテキスタイルを背面に落とし込んだソックス(3,600円)などがラインアップする。ミナペルホネンとピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)がコラボレーションした6個入りのマカロンセット(2,500円)も、ミナペルホネンのデザイナーである皆川明が手掛けたリボン付きの特別パッケージにて販売される。
2015年12月01日世界的に有名なパティスリー"ピエール・エルメ・パリ"とのコラボレーションで誕生した、ロクシタンの2015年ホリデーコレクション、第2弾、第3弾の2つの香りが2015年11月11日(水)より数量限定発売。10月21日に発売された第一弾の"一瞬でえられる幸せ"の「ジャスミン イモーテル ネロリ」シリーズに続き、 第二弾、第三弾では、"だれかと一緒に過ごす楽しい幸せ"「パンプルムース ルバーブ」シリーズと、"ほっこりする幸せ"「ミエル マンダリン」シリーズが登場。「パンプルムース ルバーブ」は、グレープフルーツとルバーブが織り成す爽やかで刺激的なゼスティノエルの香り。「ミエル マンダリン」は、ハチミツとマンダリンのほんのりビターな香りとなっている。【ホリデーコレクション 概要】発売日:2015年11月11日(水)数量限定発売■パンプルムース ルバーブ コンプリート価格:8,000円(税抜)・パンプルムース ルバーブ シャワージェル 250mL・パンプルムース ルバーブ ボディミルク 250mL・パンプルムース ルバーブ ハンドクリーム 30mL・ホリデーブルーミングチャーム■ミエル マンダリン ハグ&キス価格:3,000円(税抜)・ミエル マンダリン ハンドクリーム 30mL・ミエル マンダリン リップバーム 12mL■ノエル ハンドクリーム トリオ価格:3,800円(税抜)・ジャスミン イモーテル ネロリ ハンドクリーム 30mL・パンプルムース ルバーブ ハンドクリーム 30mL元の記事を読む
2015年11月10日ロクシタンジャポンはこのほど、パティスリーブランドのピエール・エルメ・パリとのコラボレーションコレクション第1弾「ジャスミン イモーテル ネロリ」シリーズを数量限定で発売した。同社にとって、他ブランドとのコラボレーションは初めての試みとなる。展開するのは、クリスマスシーズンにあわせた、"3つの幸せ"をコンセプトにした3シリーズで、今回第1弾としして「ジャスミン イモーテル ネロリ」シリーズを発売した。同シリーズは「ドラマティックフローラルの香り」。コンセプトは"一瞬で得られる幸せ"で、ギフトボックスやケーキの箱を開けたときの幸せな瞬間を表現したという。ラインナップは「オードトワレ」(6,800円)、「シャワージェル」(2,800円)、「ボディミルク」(3,800円)、「シマーリングパウダー」(5,800円)、「ハンドクリーム」(1,400円)、「リップシャイン」(1,800円)。また、シャワージェル、ボディミルク、ハンドクリーム、リップシャイン、バスソープの5種とポーチが付いた「ジャスミン イモーテル ネロリ コンプリート」(9,000円)も販売している。なお11月11日からは、第2弾、第3弾として"だれかと一緒に過ごす楽しい幸せ"をコンセプトとした「パンプルムース ルバーブ」シリーズ、"ほっこりする幸せ"をコンセプトとした「ミエル マンダリン」シリーズを数量限定販売する。※価格はすべて税別
2015年10月23日ピエール・マルコリーニは2016年のバレンタイン&ホワイトデー向け商品の発表会をベルギー王国大使館において開催。マルコリーニ氏も来日し、新作のお披露目を行った。2016年のテーマは「四葉のクローバー」。みんなに幸運(Lucky)と幸せ(Happiness)を運んでくれるようにを願いを込め、「幸福」のシンボルとして知られている四葉のクローバーをモチーフにしている。今回フィーチャーされたのは、クローバーモチーフのカラーでもあるグリーンで彩られた抹茶のショコラ。昨年、マルコリーニ氏は初めてお茶会に参加。お茶会を通じて改めて日本文化の奥深さに感動し、そこで得たインスピレーションから新作の「抹茶を使ったチョコレート」への創作へと至ったという。ハート型に模られたホワイトチョコレートのなかに抹茶のホワイトガナッシュが入った「クールマッチャ」、スクエア型の抹茶ホワイトチョコレートのなかにゴマのペーストが入った「パレファンマッチャ」、限定のポーチとセットになったタブレットのチョコレート「タブレットマッチャ」、ホワイトチョコレートに抹茶を練りこんだ「ブリュッセルトレジャーカカオ生チョコレート」が新たに発売となる。バレンタイン&ホワイトデー向けの商品は2016年1月中旬以降の発売予定だ。
2015年10月22日世界中のファッショニスタから愛されているパリのファッションブランド「イレブン・パリ(ELEVEN PARIS)」が、10月23日(金)から11月6日(金)まで、ラフォーレ原宿1Fのエントランススペースにてオープンする。「イレブン・パリ」は、2003年にパリで創立され、毎シーズン、ロック界のスターや有名な写真家、モデルなどを起用したPRキャンペーンを展開していることなどでも知られており、現在世界40か国以上、1,000を超えるショップで展開されている。今回は国内2度目の期間限定ポップアップストアとなる。大人気の「LIKE IS A JOKE」シリーズをはじめ、スキニーデニムで一世を風靡したパリ発の「APRIL77(エイプリル77)」とのコラボレーションデニム、海外セレブの名前を使ったメッセージプリントがアイコニックな「familyシリーズ」などは、今回のポップアップストアのみでの限定販売となる。また春夏コレクションで人気を博した、“ディズニー”とのコラボレーションシリーズや、今年の最新作が公開となる話題の映画『スターウォーズ』とのコラボレーションもニット、スウェットなど秋冬アイテムとなって再登場する。中心価格帯は15,000円~35,000円程度となる。また今回のポップアップストアでは、税込25,000円以上商品を購入すると、海外のみでしか手に入らない、ELEVEN PARISオリジナルのiPhoneケースがもらえる。(先着順、なくなり次第終了)(text:Miwa Ogata)
2015年10月20日パティスリー界のピカソとも称されるピエール・エルメ・パリが、アートとコラボレートした商品の販売とアートの展示を期間限定で実施中だ。スペシャルプロジェクト「ARIGATO CHOCOLAT (ありがとうショコラ)」は、東京在住のフランス人アーティスト K-NARF氏による1点ものの写真を使ったアートをパッケージにした作品とボンボンショコラをセットにした商品を100個限定で販売するとともに、その制作過程やそれにまつわる架空の広告作品を展示。今回のコラボレーションのきっかけは、アジア支部の代表を務めるリシャール・ルデュ氏とK-NAF氏の出会いから始まった。リシャールさんがアートに造詣が深かったことや、偶然にも2人の故郷が同じだったことから意気投合し、プロジェクトはスタートしたという。この夏には香港でのトラムを改装し、想像上の写真現像室を制作、同時期に香港にあるピエール・エルメ・パリのブティックにてインスタレーション『PHOTOGRAHIC CONTRAPTIONS』 を展示し、好評のうちに幕を閉じた。そして今回、ピエール・エルメ・パリ 青山では、制作プロセスや同じくK-NAF氏によるヤマハ発動機株式会社のフロント2輪のスクーター「TRICITY (トリシティ)」に設置した手作りの映写機などの展示を行っている。開催に先立って行われたレセプションパーティではK-NARF氏による実際の制作過程のデモンストレーションも行われた。制作のために使われている道具は、梱包用テープや文具店で買えるシールなど、日常生活のなかで身近なものばかり。それらを駆使して、撮ったばかりの写真を昔ながらの写真のような雰囲気を与える加工を施し、想像上のネオヴィンテージな写真世界を作り出していく。「ピエール・エルメ・パリのお菓子は手作りですが、現代的な面もあって、アーティストとしては共感できるものがあります。私はアーティストとして体験を与えたいと常々思っています。ピエール・エルメが食の体験を提供していますが、私は写真を体験してほしいのです」とK-NARF氏は語る。11月7日、8日には、ピエール・エルメ・パリ 青山にてK-NARF氏によるワークショップも行われる。こちらはモチーフとなる写真の撮影から始まり、材料費だけで参加できるプログラムとなる予定だ。「自分自身そのままで、楽しんでほしいですね」(K-NARF氏)今回限定で発売されている「ARIGATO CHOCOLAT」ボンボンショコラ 5 個詰合わせ(100 個限定 5,000円)には、モガドール、ショック ショコラ、アンフィニマン カフェ、マカッサル、ニュアージュのフレーバーが入っている。【イベント情報】“ARIGATO CHOCOLAT” PIERRE HERME PARIS × K-NARF会場:ピエール・エルメ・パリ 青山会期:10月2 日~11月8 日協力:ヤマハ発動機株式会社
2015年10月06日ロクシタン(L’OCCITANE)が初めてのコラボレーションコレクションを発表。協同制作したのは、かのピエール・エルメ(PIERRE HERME PARIS)。パティスリーとコスメティック。その夢の組み合わせは、ロクシタンの創設者であるオリビエ・ボーサンが、かねてより親交のあったピエール・エルメに新しいレシピでのコレクションを依頼したことに始まる。2人がこよなく愛する地中海沿岸の国々、それから共通の夏のヴァカンスの地であるイル・ド・ボーテ(美の島)=コルシカの思い出が、ピエール・エルメのインスピレーションの源である「欲望を呼び覚ます素材、喜びを想起させる原料」によって表現されたものに仕上げられている。幸せを届けたいとの願いを込めて創られたフレーバーは、3種。「ジャスミン イモーテル ネロリ」(10月21日より数量限定発売)は、「ジャスミン イモーテル ネロリ オードトワレ」(75ml 6,800円)や「ジャスミン イモーテル ネロリ シャワージェル」(250ml 2,800円)、「ジェスミン イモーテル ネロリ リップシャイン」(12ml 1,800円)など6種類。ジャスミンやネロリが溶け合いながら、繊細かつ甘やかに芳香。そのセンシュアルな香りに感じさせるコルシカ産のイモーテルに、情熱にも似た輝きで“一瞬で得られる幸せ”を描き出す。「パンプルムース ルバーブ」(11月11日より数量限定発売)は、「パンプルムース ルバーブ オードトワレ」(75ml 6,800円)や「パンプルムース ルバーブ シャワージェル」(250ml 2,800円)など5種類をラインナップ。大切な人とともに過ごす楽しい幸せのためにセレクトした、コルシカ産のグレープフルーツとルバーブの首題に流れるのは、リズミカルに弾ける温かみのあるスパイス。そのビターを忍ばせた、フレッシュでエキサイティングな香りがもたらしてくれるのは、“だれかと一緒に過ごす楽しい幸せ”。そして、2種類のアイテムで展開する「ミエル マンダリン」(11月11日より数量限定発売)は、「ミエル マンダリン ハンドクリーム」(30ml 1,400円)と「ミエル マンダリン リップバーム」(12ml 1,800円)で細部のケアを提案。スイーツを口にした時のような安心感と充足感を備えた香りは、清爽でフルーティー。その微かなビターの効かせた中に感じさせる“ほっこりする幸せ”は、大人だけに許された甘美な夜。心と身体を解き放つ3つのスイーな香りが、冷たい冬の夜を温かく包み込む。
2015年09月12日ベルギーチョコレートブランド「ピエール マルコリーニ」の秋の新作は、“マロン”をテーマに、旬のマロンとさまざまな素材のマリアージュが楽しめる9月~11月の期間限定スイーツを販売開始する。新発売のシーズン アイスクリーム「マロン」は、毎年この時期にした登場しない人気のフレーバーだ。ピエールマルコリーニのアイスクリームは「空気を抱き込ませる」ことでより軽やかで滑らかな食感になり、味や香りもより広がる秀逸なアイスクリームでファンが多い。店頭では空気や温度に気を配り、常に最高のコンディションが整えられている。今回の新フレーバーは、フランス産のマロンをたっぷりと使い、トロワリビエール(ラムの銘酒)を入れたリッチで大人の味わい。展開店舗はグランスタ店(JR東京駅)と名古屋店。カフェメニュー(名古屋店にて展開)では、マルコリーニ秋の定番、「マロン パフェ」(1,500円)が登場。今年は、アーモンドミルクのアイスクリームとのマリアージュ、そしてキャラメリゼしたホールアーモンドのほろ苦さと食感、カシスジャムの甘酸っぱいアクセントが贅沢な一品に仕上がった。ラムシロップをたっぷりと含ませたワッフル生地に、マロンアイスクリームとアールグレイアイスクリームがマリアージュしたマルコリーニ ブリュッセルワッフル「マロン」(1,200円)は、ラムとマロンが大人の味わいを醸し出すデザート。その他、ピエールマルコリーニ全店にて、ヘーゼルナッツのふわりとしたダックワーズに芳醇なマロンクリームをサンドした優しい秋のひと品「ダックワーズ マロン」(400円)が発売になる。香りづけにマルコリーニ厳選のラム酒「トロワリビエール」が使われている。「パティスリー オータムコレクション」として、この「ダックワーズ マロン」を含めたマルコリーニのお菓子が詰まったボックスが3個入り、9個入り、14個入りまで用意されているので、秋のおもたせにぜひ活用してみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年09月03日ピエール・アルディ(PIERRE HARDY)が7月17日から31日まで、「トゥモローランド(TOMORROWLAND)」渋谷本店と「エディション(Edition)」表参道ヒルズでポップアップショップをオープンする。2店のポップアップショップでは、それぞれの店舗で異なるアイテムが取り扱われる。「トゥモローランド」渋谷本店では、モードなスタイルにも合わせやすいクラシックパンプス、今季らしいスエード素材を使用したシューズやバッグを中心に展開。「エディション」表参道ヒルズでは、同店限定アイテムとなる「カラーフォックスファー付スニーカー」(15万7,000円)を始め、バリエーション豊かなバッグも取り揃える。
2015年07月16日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)が9月まで、夏季限定スイーツを発売している。ほんのり酸っぱいヨーグルトのクリーミーな口当たりとフルーツの食感がマッチした「マカロン ヴルーテ シリーズ」(6個詰め合わせ 2,592円)からは、“イスパハン”風味のマカロンが登場する。イスパハンとはは、薔薇の優しい香味とフランボワーズの酸味、ライチの上品な甘味が合わさったブランドの代表的なフレーバー。その他、バナナ、ライム、オレンジ風味のフレーバーもそれぞれ展開される。“味覚・感性・歓喜の世界”を追求したというカップタイプのアイスクリームとシャーベット「グラス エ ソルベ」(648円~)からは、ミント風味のアイスとフリュイルージュのソルベを合わせた「グラス ミレーナ」や、カルダモン風味のアイスとイチゴとオレンジのソルベの「グラス コンステラシヨン」、クリームチーズのアイスとパッションフルーツのソルベに加えオレンジマーマレードとサブレを組み合わせた「グラス サティーヌ」などを発売。その他、イスパハン、ショコラ、バニラ、カラメルなどのフレーバーが取りそろえられた。マカロン生地やサブレでアイスをサンドしたブランドのオリジナルスイーツ「ミス グラグラ」(756円)からは、ピスタチオのアイテムとイチゴのソルベの「ミス グラグラ モンテベロ」を始め、イスパハン、サティーヌ、ショコラが発売されている。取り扱い店舗はピエール・エルメ・パリ 青山を始めとしたブランドの直営ブティック。なお、一部商品は通年販売となっている。
2015年07月02日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)が6月22日に開催するチャリティーイベント『マカロンデー』のアンバサダーに、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」のデザイナーの皆川明氏が就任。6月22日まで、両ブランドがコラボレーションした限定マカロンギフトが発売されている。10年前よりフランスで毎年開催されている『マカロンデー』は、ピエール・エルメが難病とたたかう子どもたちのための寄付金集めを目的として、自身のブティックでささやかに始めたもの。現在では洋菓子職人協会のルレ・デセール会員や様々な団体が参加する大々的なチャリティーイベントとなった。日本では夏至の日を『マカロンデー』と定め、集まった寄付金等を「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」に、子どもたちの医療と福祉向上のための費用として寄付している。これまでアンバサダーには、着せ替え人形「リカちゃん」や、ロンドンオリンピックの競泳背泳ぎメダリストの入江陵介選手、「ハローキティ」が任命されてきた。皆川明氏がアンバサダーを務める今年は、ミナ ペルホネンのデザインによる限定パッケージのマカロンギフト(2,500円)を発売。「ヴァニーユ エ フレーズ」、「モザイク」、「アンフィニマン シトロン」、「イスパハン」、「アンフィニマン ピスターシュ」、「プレジール シュクレ」といった色とりどりの6つのマカロンを詰め合わせた同ギフトボックスは、残数わずかとなっている。(現在は青山店のみ。6月22日まで)また、『マカロンデー』当日の6月22日には、ピエール・エルメ・パリ 青山をはじめ、各直営ブティックにてマカロンの無料配布が行われる。
2015年06月20日ベルギーチョコレートの奇才ピエール・マルコリーニから、旬のフルーツを盛り込んだ夏メニューが新着! 大人気の夏季限定フローズンドリンクや、ほんのり甘い香りとみずみずしくジューシーな果肉が魅力の旬のフルーツ、ピーチを使った洗練カフェスイーツをご紹介する。「ピエール マルコリーニ」の今夏のテーマは、「Summer Present」。全店で展開されるのは、ピーチソルベをカップアイスにしたカップアイスクリーム「ピーチ」(648円)が数量限定で販売されるほか、チョコレート ケーキカットやダックワーズ、サブレなどがアソートされた「パティスリー サマー セレクション」(3個入り 1080円、9個入り 3,240円、12個入り 5,400円)、「サブレ セレクション」(10個入り 4,050円)を販売。夏のギフトに最適なアソートメントとなっている。名古屋店ではカフェメニューに4点がラインナップ。ピーチをベースにアーモンドの風味を加えて、アーモンドメレンゲ、ピーチソルベとアーモンドミルクのアイスクリームを重ね、爽やかなミントをアクセントにしたピーチジュレと、仕上げにミント風味の生クリームをトッピングした「ピーチパフェ」(1,620円)は清涼感のある夏にぴったりの味わい。オリジナル クーベルチュールの味わいをダイレクトに感じられる、シンプルコールドチョコレート「ピーチ」(1,188円)は、カカオのアロマの中にピーチのやさしい香りが立ちのぼる一品に仕上がった。そのほか、マルコリーニ ブリュッセルワッフル「ピーチ」(1,296円)、シーズンアイスクリーム「ピーチ」(648円)など、いずれも6月1日(月)~8月31日(月)までの期間限定で提供となる。また人気のテイクアウトメニュー、フローズンドリンクが今年も夏季限定で登場。「ピエール マルコリーニ」らしさはそのままに、シャリシャリっとした食感の極上涼スイーツの「フローズン ショコランブル」(702円)は、プレーン、フランボワーズ、パッションフルーツの3種を用意。名古屋店、横浜店、渋谷ヒカリエ店、酒々井店にて6月1日~9月末まで販売される。「ピエール マルコリーニ」夏の新商品で、暑さを忘れる極上のスイーツ・トリップを堪能してみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年05月25日無意識のうちに持っている、パリ=素敵の方程式。パリ女性のライフスタイル本も数年おきにベストセラーになります。なぜ惹かれるんだろう? 話題本の紹介とともにその疑問に答えます。 フランス女性のライフスタイルを紹介する“パリ本”は、数年に一度必ずと言っていいほど現れ、日本の女性に憧れを残す。その理由を近著に『専業主婦になりたい女たち』(ポプラ新書)がある作家の白河桃子(しらかわとうこ)さんはこう話します。 「少女漫画黎明期の作家や雑誌編集者がヨーロッパの文化を志向した’70年代の頃から、“パリ好きDNA”が受け継がれていると思います」(白河さん) では、その後何十年も憧れであり続ける、その魅力って? 「女性が女性であることを楽しんでいること。妻や母である前に、まず女だということが前提にある。自分を犠牲にするという選択肢がないんです。その意識をもとに、素敵に暮らすためのエッセンスが蓄積されている。 パリ本の内容を読むと、衣食住に意識を持つことに関しては、日本の考え方からそう遠くはないんです。けど日本の場合、それが“女の仕事だから”という、滅私奉公のような意識から生まれている。そうではない“自立して暮らすにはこういうことも大切だよね”という自主的な発想だからこそパリ本は共感できるんです。本は世界を覗く“窓”。パリ本も、女性としての生き方を考える材料の一つになるはずです」 ◇パリの女性の生き方は、日本人の憧れと重なる部分が多いよう。『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット大和書房1400円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月11日エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)が3月2日に、エルメネジルド ゼニア 銀座グローバルストア(東京都中央区銀座位2-6-16ゼニア銀座ビル)をオープンする。全4フロアからなる同店は、総面積約1,000平方メートルを誇るアジア最大の店舗。1階はステファノ・ピラーティ手掛けるクチュールライン、2階はジー ゼニア(Z Zegna)、3階はカジュアルアイテム、4階はオーダーサロンとなる。4階にはバルコニーが付き、銀座大通りを見渡せる。デザインは、大阪・心斎橋のグローバルストアを手掛けた他、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などの有名ブランドの内装も手掛ける建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)が担当した。オープン当日には、同店限定アイテムとして、15SSクチュールコレクションから「クチュールバッグ(THE COUTURE BAG)」(43万9,000円)を発売。カラーは、素材にスムースカーフを使用したライトブラウンに加え、グレインカーフを用いたダークグレー、マクログレインカーフのダークブルーの3色展開。各色3個限定の販売となる。ハンドルやフロントパネル、開口部、側面ループに施されたダブルステッチが特徴的な同バッグは、ドクターズバッグをベースに製作。サイドパネルを使用せず、フロントパネルに2枚の四分円形のレザーを合わせることでソフトかつ高機能なデザインを実現した。また、バッグの開口部をサポートする側面のループが、ショルダーストラップを取り付ける際に使うトランスポート・リングを隠し、スタイリッシュなアイテムに仕上げている。更に、裏地には上質なビキューナ・カラーのヘリンボーンパターンのコットンファブリックを使用。小物が収納出来る内ポケットと、開口部分にあしらった アイコン“トリプルエックス(XXX)”のロゴは、ハンドステッチで仕上げられている。
2015年02月26日ピエール・エルメ・パリ 青山が、2月でオープン10周年を迎えるのを記念し、2階の「バー・ショコラ」をリニューアルオープンした。ショコラの味覚をより堪能出来る、四つのデセールがショコラの新プロジェクトと共に新登場。ショコラのエキスパートである「アンバサダー ショコラ」から、ショコラの産地やカカオの割合などの説明を受けながら風味の異なるショコラを試食。その結果に基づき、四つのメニューの中から好みに合ったデセールが提案される。「サンサシオン クロエ」(2,000円)は、ショコラの球体に温かいショコラソースをかけると、フランボワーズのソルベやショコラのアイスクリーム、ビスキュイ マカロン ルージュ、フランボワーズが顔を出すサプライズな演出と共に提供(春頃までの期間限定)。「デリス エ デリール」(1,800円)は、シューを、カラメリゼしたヘーゼルナッツにヘーゼルナッツのクリームとアイスクリームとソースと共にいただく(春頃までの期間限定)。その他、季節に合わせた素材を使ったミルフィーユ(1,800円)とクレープグラッセ(1,600円)も用意している。それぞれのデセールは、店内のタブレット端末でも紹介されており、豊富な写真がショコラの奥深いイメージを伝えてくれる。その他、1階のブティックで取り扱うマカロンやショコラ、ケーキ、コーヒーや紅茶、シャンパン、ウイスキー、ショコラ―・ショーやカクテルなどのショコラドリンクも楽しめる。店内は、インテリアデザイナー・片山正通による内装はそのままに、イタリアのSOUND SOLUTIONS社によるオリジナルサウンドトラックが心地良い空間を演出。テーブルウエアは、フランスの老舗ブランド「ベルナルド(Bernardaud)」と「クリストフル(Christofle)」を採用した。また、新たな試みとして、ギャラリーも設置。縁のあるアーティストや若手アーティストに「チョコレート」をテーマにした作品の制作を依頼し、展示・販売する。第1弾として現在、フランス・パリのケブランリ美術館所蔵の仮面を型取ったショコラ「ショコラ アール プルミエ」を特別展示している。
2015年02月03日ザ・リッツ・カールトン京都は2月6日、館内のイタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」にてスペシャルディナープラン「ピエール・エルメ・パリ」(1万2,000円)を提供する。このイベントは同ホテルの開業1周年を記念したもの。当日は「ピエール・エルメ・パリ」のパティシエ、ピエール・エルメが来日。こだわりのイタリア料理とともに、この日のために彼が特別に考案したデザート4皿が提供される。会場ではエルメ自ら客をもてなし、テーブルを回りながらデザートに込めた思いを話してくれるとのこと。まるでホームパーティーのような、くつろいだ雰囲気の中でディナーが楽しめる。食後には「ピエール・エルメ・パリ」からのお土産も用意され、ファンには見逃せない1夜になりそうだ。また、翌7日の午前中には館内のロビーラウンジで、ピエール・エルメによるホットチョコレートデモンストレーション(1万円)が行われる予定。“アンフィニマン ショコラ”をテーマとしたチョコレートビュッフェと共に、サンドイッチやカナッペなどをつまみながら、スイーツ尽くしのステイを締めくくれる。なお、7日の16時には館内のピエール・エルメ・パリで、エルメによるサイン会を開催。カメラを持参した人には記念撮影にも対応する他、ザ・リッツ・カールトン京都限定のマカロンボックスが販売される。
2015年01月26日東京・赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」のミシュラン3つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏がプロデュースする2階のパティスリー「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」が、今年のバレンタイン商品「バレンタイン・ショコラ」(6個セット・12個セット)を2月10日(火)~14日(土)まで販売する。「ピエール・ガニェール」2015年のバレンタインチョコレートは、5つのフレーバーを特徴とし、使用素材の芳香と素材の味わいも異なる5種類のショコラを創作した。すっきりビターなカカオを使用したガナッシュと香り豊かなリンゴのピューレをキャラメリゼして混ぜ合わせた「ポム・タタン」。紅茶のアールグレイの柑橘系の高貴な香りとミルクチョコレートのまろやかな甘みをミックスした「アールグレイ」。ラム酒に溶け込んだ干しブドウの風味が大人な味わいを醸し出す「ラム・レーズン」。クレーム・ド・カシスをきかせたガナッシュにカシス風味のアーモンド・ペーストを混ぜ合わせた「カシス・ダマンド」。ピスタチオのペーストをたっぷりと使った香ばしいフレーバーの「ピスターシュ」。5種類のショコラはいずれも個性際立つ仕上がりになり、ピエール・ガニェール氏のアーティスティックで独創的な美意識が反映されたショコラが完成した。6個セット(2,500円)は、5つのフレーバーのうち、「ラム・レーズン」のみが2個入りになっており、12個セット(5,000円)は、「ラム・レーズン」と「カシス・ダマンド」が3個入りで他2個入りの内容となっている。また、バレンタイン・ショコラのほか、ハートの形をした2種のバレンタインケーキ「タルト・オ・ショコラ」(1個600円)や「クール・ショコラ」(2,160円)も用意されている。販売は2月10日(火)~14日(土)だが、1月15日(木)より予約受付も行っている。(text:Miwa Ogata)
2015年01月15日高級チョコレートブームの火付け役としても知られるベルギーチョコレートの奇才ピエール・マルコリーニが、今年のバレンタインに贈るチョコレートセレクションが、1月21日(水)より発売となる。「ピエール マルコリーニ」のチョコレートの最大の特徴は、カカオへのこだわりだ。カカオ豆の仕入れルートの開拓、買付け、選別、調合、焙煎や精錬、すべてに至りマルコリーニ氏、自らの手で行っているほどだ。そんなマルコリーニ氏が、今年のバレンタイン向けに贈るのは、ビターガナッシュをビターチョコレートでコーティングした代表作「ピエール マルコリーニ グランクリュ」を始め、ミルクチョコレートの中に塩のアクセントの効いたキャラメルソース入りの「アニモ キャラメル」、マルコリーニのバレンタインを象徴する甘酸っぱいラズベリーのガナッシュをホワイトチョコレートでコーティングした「クール フランボワーズ」などの定番コレクションやハート形の新作などを詰めた各種アソートメント。おすすめは、9種のプラリーヌが赤いハート形のパッケージに詰められた「バレンタイン セレクション 9個入り」(3,371円)。定番ショコラに加え、ハート型の新作3種がアソートされていて、独創的で洗練された珠玉のショコラ一粒一粒を味わえる。そのほか、シャンパン好きにはたまらないカカオのアロマとシャンパンのマリアージュが絶妙な「トリュフ シャンパーニュ 7個入り」(2,601円)や、シンプルにマルコリーニこだわりのタブレットを味わえる「タブレット オレ」(2,381円)、「タブレット ベネズエラ」(2,381円)なども登場する。パッケージは、マルコリーニ氏が描いた「I ハート(love) chocolat」の文字がキュートでアイコニックな期間限定パッケージとなっている。スタイリッシュで洗練されたショコラの味わいと、オシャレなパッケージで、本命チョコの有力候補としてぜひチェックしてみてはいかがだろうか。(text:Miwa Ogata)
2015年01月09日「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」が、今年のバレンタイン商品を1月21日に発売する。新作の「クール プレジール シュクレ」(3,456円)は、バレンタインにぴったりなハートをかたどったショコラケーキ。とろりとしたクラシックなミルクチョコレートとヘーゼルナッツのカリカリ感が交差する、複雑な食感と爽やかな風味が特徴。直営ブティックでの限定販売。定番の「ボンボン ショコラ」には、ブラジル・パイネイラス農園純正ショコラのガナッシュをショコラノワールでコーティングした「パイネイラス」、ショコラノワールコーティ ングのガナッシュにコルシカ島マキのハチミツを加えた「ドルチェッツア」の2種が新登場。人気フレーバーとともに、重厚感のあるクラシックなボックス入り。5種5個入り2,160円、8種8個入り3,240円、11種14個入り5,400円。丸い小石のようなチョコレート「ガレ」からも新フレーバーが登場。伊勢丹新宿店の「サロン・デュ・ショコラ2015」ではフランボワーズ風味の「クロエ」が限定で発売される。西武池袋店ではバニラ風味の「アンフィニマン ヴァニーユ」が、青山ブティックではフルールドセル入りキャラメル風味の「アンフィニマン カラメル」が限定発売となる。各2,376円。また、今年のマカロンは、フランスの人気イラストレーターであるソルダッドゥ・ブラヴィ(Soledad Bravi)のイラストに“J’ aime(好きです)”のメッセージを添えたギフトボックスに詰められて登場。サロン・デュ・ショコラでは、ショコラ風味の六つのフレーバーを楽しめる12個入りボックス(4,563円)が先行発売される。3種3個入り1,512円、4種6個入り2,592円、5種10個入り3,456円、8種15個入り 5,616円も用意。更に、昨年も大人気だったヘーゼルナッツ風味のビターチョコスプレッド「パート ア タルティネ アンフィニマン プラリネ ノワゼット」(2,160円)、チョコレートとカラメルを組み合わせたハートのタルト「タルト クール プレニチュード」(3,456円)、ローズ風味のベイクドチーズケーキ「クール チーズケーキ イスパハン」(3,456円)が、直営ブティック限定で発売される他、トリュフの詰め合わせ(3種9個入り3,024円)がジェイアール名古屋タカシマヤで限定発売される。古いアフリカのお面から直接型取りしたダイナミックなチョコレート「ショコラ アール プルミエ」(各9,720円/プチサイズ4種8個入り1,404円)や、フルーツをショコラでコーティングした「スナックショコラ」(4,320円から) といった、多彩なラインアップがそろう。ピエール・エルメ・パリ 青山、直営ブティック、百貨店催事場、オンラインストアで取り扱う。
2015年01月04日「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」が、カカオ豆から拘った新作ショコラのコレクション「フェティッシュ アンフィニマン ショコラ」を2015年1月21日に発売する。ベネズエラ・アラグアニ特定農園産純正チョコレートを使った、四つの層が美しい「エモーション アンフィニマン ショコラ」(800円)は、ショコラ風味のジュレ、ビスキュイ、サブレ、クレームシャンティーイが織りなす巧みなバランスがチョコレートの本質的魅力に迫る。サク サクしたサブレ生地とショコラ片入りのマスカルポーネクリームのコントラストが楽しめるタルト「タルト アンフィニマン ショコラ」(800円)と、カラメリゼしたパイにショコラ風味のマスカルポーネクリームをサンドした「ミルフィユ アンフィニマン ショコラ」(800円)では、この特別な純正カカオの持ち味である、香り高い余韻が生かされている。今回のコレクションの原点となった「キャレマン ショコラ」(700円)は、滑らかなブラウニー生地、ブラックチョコレートの歯ごたえ、軽やかなチョコレートムースを被せたチョコレートクリームの3層が生み出す「軟・柔・滑」の食感の妙を味わえる。その他、チョコレート風味のマスカルポーネクリームとサクサクしたサブレの食感がハーモニーを奏でるベイクドチーズケーキ「チーズケーキ アンフィニマン ショコラ」(800円)や、ペルー・モロポン地方産純正カカオを使用した人気のマカロンの新フレーバー「マカロン アンフィニマン ショコラ パイネイラス」(280円)やブラジル・パイネイラス農園産純正カカオを素材に選んだ定番の ボンボンショコラの新作も登場する。ピエール・エルメ・パリ 青山を始め、直営ブティック、オンラインストアで2月14日まで取り扱う。
2015年01月02日「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はデザイン・マイアミ2014で、家具デザイナーのピエール・ポランが手掛けたデザインを再現した家具を発表した。フランスを代表する家具デザイナーのピエール・ポランは、72年にオフィス家具を手掛ける「ハーマンミラー」の住宅用プロジェクトに参加している。このプロジェクトでは人が周囲との関係を支配することで、よりパーソナルに利用出来るような空間構成を追及。外の世界から流入する情報について、その大部分を意図的に遮断することを目的としていた。しかし、プロジェクトは結局一度も成果を見せることなく、現在ではパリの総合文化施設ポンピドゥーセンターに展示された模型にのみその姿を見ることが出来る。この模型は全6フロアに分けて配置されており、1階部分には基礎となるモジュール群を展示。その他、五つのフロアで家具の組み合わせ例が紹介され、自分なりのファニチャーの配置例を思い描けるような内容となっている。そのプロジェクトを同ブランドが現代に再現。合わせて、イメージティザームービーも公開している。
2014年12月05日FASHION HEADLINEを始め、雑誌・新聞などでファッションジャーナリストとして活躍する清水友顕さんは、ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩 』などの著者としても知られる、パリのビンテージのスペシャリスト。約20年前、ファッションを学ぶ学生だった時にファッションのネタ探しのために蚤の市に通い始め、今では週5日通うこともあるほど。長年の経験から培われた審美眼と独自の感性でセレクトされたビンテージアイテム達は日本にも届けられ、日本各地で開催されるポップアップショップはいつも大盛況。毎回心待ちにしているファンも多い。今回、そんな清水さんの蚤の市散歩(買い付け)に同行。清水さんのビンテージワールドの舞台裏をレポートする。取材当日は 9時半にパリ8 区のモンソー公園に集合。そこから 5分ほど歩いて、清水さんとの待ち合わせ場所であるトレラール通りに到着した。高級住宅街で開催されるこの蚤の市は、プロが少なく、住民による出店が多いのも特徴。「蚤の市というより、地域住民によるバザーといった方が正しいかも」と清水さん。食品以外は何でも売っていいことになっているという。「お金持ちが多い地区だから良いものが出てくる可能性がある」と清水さん。先祖が撮影したのではと推測される古いスナップ写真から、子供が昔遊んだおもちゃ、家具など、様々な商品が並ぶ。魚屋の店先では、昔店で使っていた魚の形の陶器や皿などが売られていた。インテリアを扱う店先では、 1950年代のデザイナーズランプなどを日本のビンテージショップにも卸しているという。清水さんは、コレクターズアイテムであるキノコのキャニスターを発見。ホーローの水差しやレースを購入。次に向かったのは、シャンピニー・シュール・マルヌのマーケット。 2,000件以上が出店する大規模なもので、月1回の開催。地元の人や、古物業者が芝生の上に軒を連ねる。ここでは、18世紀から20世紀初頭に掛けての食器などを中心に物色。洗剤やスニーカーなど、新品の日用雑貨などの店も多く、うっかり通り過ぎてしまいそうだが、そんな店の片隅にも、お宝もののアンティークアイテムがこっそり隠れていたりするから面白い。そして、次はモントルイユ市へ向かう。パリからメトロでも短時間でアクセスできるモントルイユは、最近クリエーター達にも人気の都市。パリの地価高騰を避けて引っ越す人が増え、ニューヨークで言うブルックリンのような立ち位置なのだそう。クロワ・ドゥ・シャヴォーは、そんなモントルイユの駅のそば、下町にある蚤の市。元々泥棒市のようだったとのことで、がらくた市のような雰囲気。が、清水さんはさすがプロ。おもちゃの山から発見したのは、シュタイフ社製のクマのぬいぐるみ。蚤の市散歩は、本当に宝探しのようだ。モントルイユ駅から少し離れ、住宅街で開催されていた蚤の市へ。ここも住民が多く出店するバザーのような雰囲気。取材で到着したのは夕方近くで店仕舞い直前。こんな時は正に残り物に福ありで、値引きのチャンスタイムでもある。最後は、モントルイユ駅前の広場での、エマウスによる特別開催の蚤の市へ。ホームレスの救済のためピエール神父が創設した慈善団体「エマウス」は、古着や日常品を扱うショップをパリ市内で運営している。郊外では家具なども扱うことがあり、今回のような家具の市も開催されている。シャンデリアやソファなどが日本円にして1 万円からそろう。不定期開催とあってか、このチャンスを逃すまいとお客さん達も真剣勝負だ。五つの蚤の市を回って集められたアイテム達を並べてみると、見事に“友くんワールド”が誕生していた。これらは清水さんの自宅で大切にケアされて、日本へ届く。後編では、清水さんに、蚤の市散歩の魅力や、出掛ける前に知っておきたいルールなどをお聞きします。
2014年12月03日「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)」は、映画監督パク・チャヌクとの共同製作による映画「A Rose Reborn」を公開した。「A Rose Reborn」は、エルメネジルド ゼニアのヘッドデザイナーを務めるステファノ・ピラーティが14-15AWキャンペーンで表現したコンセプト。“新たなリーダーシップ世代”にささげた、イタリアンメゾンの鋭敏な先見の明を表現している。このコンセプトをタイトルに冠した本作では、才能溢れる若者から次世代を担うリーダーへと変貌を遂げる主人公、ステファンを通じて、知識と真実の探求を描き出した。主役を務めたのは、アジア人俳優のダニエル・ウーと英国人俳優のジャック・ヒューストン。2人の男性による東洋文化と西洋文化の融合もキーワードの一つとなった。また、作中で表現される彼らの自己認識、成長といったメッセージは、作中に登場する衣装にも表現されている。これらの衣装は、ピラーティのクリエーティブディレクションの下、ゼニアの全コレクションの中からセレクトされた。三つのエピソードから構成され、先月開催された上海国際ファッションウィークのクロージングイベントで全編が上映された。 パク監督は独特なストーリー展開やビジュアル感覚で知られ、2011年にはiPhoneのカメラを使用したショートフィルム『ナイト・フィッシング/ 波乱万丈』で、ベルリン映画祭短編部門の金熊賞を受賞している。その他、脚本はパクと日本人脚本家の藤谷文子、韓国人脚本家のチャン・チャン・フーンが手掛け、英国人作曲家のクリント・マンセル、撮影監督としてアルゼンチン人のナターシャ・ブライエらも参加し、ルカ・グァダニーノが製作の陣頭指揮を執るという、国際色豊かなコラボレーションとなっている。
2014年11月04日「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」が10月3日、ピエール・エルメ・パリ 青山で今秋冬の新作発表会を開催した。2015年新作コレクションのテーマ「Passages(移行)」は“躍動の場”や“伝達”という意味を含む。テイスト本来の素晴らしさを重視するに留まらず、スイーツにまつわる美的要素に「演出家」の役割を果たさせることで、作品(スイーツ)の魅力を一層奥深いものにするという、ピエール・エルメが掲げるコンセプトがここに根づいている。かくして、4人の優れた演出家たちが独自の視覚からあらゆる解釈をもってピエールエルメの作品を豊かに表現した。造形芸術家のファビアン・ベルサール(Fabien Verschaere)、写真家のセルジオ・コインブラ(Sergio Coinbra)、イラストレーターのニコラ・ヴィアール(Nicolas Vial)。そして注目されるのが、昨年に続き実現された東信とのコラボレーションだ。東はマカロンの「2015年ジャルダンシリーズ」のビジュアルを担当。今年6月に来日したピエール・エルメ立ち会いのもと、3日間に渡り東のアトリエで撮影は行われた。今回のシリーズではエルメでは初の試みとなる、マカロンにクローバーを載せたフレーバーも登場。新しいジャルダンシリーズの醸し出すユニークな印象と、フラワーアーティスト“東信”の芸術的嗜好とを絶妙にマッチングしたキービジュアルが完成した。そして今回の「PIERRE HERME × AZUMA MAKOTO - LES JARDINS」でのコラボレーションを記念し、色鮮やかな花々や草木を使い東が空間演出した“庭園”がピエール・エルメ・パリ 青山に期間限定で出現。これに伴い同店では、2015年発売予定の新作マカロン「ジャルダン ド ノルデスト/ノルデステの園」の先行販売を含むジャルダンシリーズ特別マカロンギフト(10個入り・3,500円)を、東信監修パッケージで10月13日までの期間限定で販売している。会期中には、購入者に庭園に咲く花を一輪プレゼントするサプライズも。発表会に登場した東氏は、「先月パリで作品披露を行ったが、今回はギフトといった形式での発表をさせてもらった。ピエール・エルメの作るマカロンの味や感覚を、花を使ってビジュアルに落とし込んだ作品となるので多くの皆さんにご覧頂ければ」とコメントした。
2014年10月09日