子猫って何をやっても可愛いものですよね……。今回ご紹介するのは、ビジサキ(@ahyachan)さんがTwitterに投稿したネコちゃんの画像。【すべての画像はこちらから→】座椅子に座ってうたた寝する様子が可愛過ぎると話題になっています!今回の主人公はこちらのネコちゃん。まだ子猫なのでちっちゃいですね。どうやらこのネコちゃんは座椅子でテレビを見ていたとのことですが、眠くなってそのまま寝ちゃったそうです。か、可愛い……。完全に警戒心ゼロで眠っていますね……。よく見たら足を組んでいるネコちゃん。子猫とは思えない貫禄のようなものを感じます。このネコちゃんの様子を見た人たちからは、「後足組んでるところめっちゃ可愛い」「ずっと見ていたい~てか、触りたい~~」「あ…あしが…足が可愛すぎっ」などの反響が寄せられています。子猫の可愛らしいうたた寝の様子は、ページ下部のリンク『【かわいいネコ画像】テレビを見ながら座椅子でうたた寝する子猫が可愛い』からご覧いただけますよ!よっぽどこの座椅子が気に入ったんでしょうね♪●文/パピマミ編集部
2017年05月30日トリップトラップを選んだ決め手は…家族で一緒に食卓を囲むようになると、必要となるお食事用の椅子。我が家は、いろいろ吟味した末に、STOKKEのトリップトラップに!離乳食を始めだしたハーフバースデーのお祝いに購入しました。いかにも子ども向けといったカラーやデザインが苦手な私。トリップトラップのシンプルなデザインと機能性に一目惚れ♡カラーバリエーションも豊富で、リビングのインテリアに合わせて選べるのが魅力の一つです。また、別売の付属商品と組み合わせることで、自分好みのベビーチェアにカスタマイズができます。自分がイメージするトリップトラップをSTOKKEのホームページ上でカスタマイズし、画像を表示することができるので、購入するときの参考になりますよ。なが〜く使える、大人も座れるベビーチェア?!すべてのベビーアイテムに言えることですが、できれば長く愛用したいもの。トリップトラップは、座板と足のせ板の奥行や高さが、子どもの成長に合わせて14段階に調節が可能。お座りができるようになった赤ちゃんから、なんと大人まで使うことができます。息子も家族みんなと同じ目線でご飯を食べることができるようになって、ニコニコ♡小さなときからずっと同じ椅子で食事をするって、素敵なことですね。汚れまくる食卓…、気になるお手入れ方法最近、遊び食べをするようになった息子。ある程度お腹が満足すると、ごはんをポイポイ投げてしまうことが…。でも、大丈夫!トリップトラップはシンプルな造りなので、食べこぼしてもサッと拭けば汚れが落ちます!足のせ板が大きいので、食べこぼしを受け止めてくれ、床が汚れるのも防いでくれます。お手入れが楽ちんなのは、ママにはとっても嬉しいポイントですね。立ち上がる時期にも◎安定感が抜群!男の子だからなのでしょうか…、遊び食べだけに留まらず、食べている最中に立ち上がってしまうこともしばしば。わんぱく息子が自分で降りようとしたり、仁王立ちになって騒いでも、これまで一度もグラついたことはありません。頑丈な造りなので、安全性には信頼を置いています。きっと大きくなったら自分で椅子の上り下りをするようになると思うのですが、そのときにも安定感があるから安心です。実際使ってみて気になるところは…・別売りのベビーセット(一人で座れない赤ちゃん用のサポートパーツ)を取り付けると、座面の高さが一番上で固定されてしまうので、一人で座れない間は座板の高さを調整できません。我が家のようにトリップトラップの高さがダイニングテーブルとフィットしない場合は、別売りのトレイを取り付けることをお勧めします。・息子のようにわんぱくな子どもだと、簡単に立ち上がれてしまう可能性が…。その場合は、別売のハーネスを付けるなどの工夫が必要です。我が家はすぐに立ち上がれないよう、敢えて足が届かない位置に足のせ板を取り付けています。それでも立ち上がってしまうこともあるのですが、足のせ板の位置を低くしたことで、立ち上がる頻度が減りました。・思っていたよりも横幅も奥行きもあるのでスペースを取ります。購入前に、どこに置くか、定位置を考えておいた方が良いですね。別売りの付属商品なども併せて購入するとお値段は張りますが、この先ずっと使えることを考えると、本当に買って良かったな〜と思えるアイテムです。長く愛着を持って、これからも大切に使っていきたいと思います!
2017年05月19日あまりにも不器用な息子。それが発達障害の診断へと繋がった出典 : 歳の息子には自閉症スペクトラム・ADHDの他に発達性協調運動障害の診断が下りています。幼い頃からとにかく不器用さの目立つ子で、少し歩けば物や壁にぶつかって転び、咄嗟に手をつくことが出来ずに顔面強打しては、一生消えないであろう傷をいくつも作ってきました。目にも障害があったため、見えにくさが転倒の原因だと思っていたのですが、成長とともに「おかしい」と思うことが増えていきました。・物を上手く掴むことができない・ご飯を食べていてもすぐにスプーンを落としてしまう・お絵描きをすると線がぶるぶると震える・幼稚園に入っても赤ちゃん用のブロックをはめることができない・ボタンをとめることができないこれは目の問題ではなく脳に障害があるのかも知れないと病院で検査をしてもらいましたが、特に問題はなしとの所見。ではこの不器用さはどこから来ているのか?お医者さまと話し合った結果、発達検査を受けることになったのです。その頃の私は発達障害についてほとんど知識はなく、不器用さが発達障害とリンクしているとは思ってもいませんでした。なので「わが子が発達障害かも知れないなんて!?」とかなりの衝撃を受けました。しかし一方で、「これで原因がわかるかも知れない…」とほっとしたのも事実です。こうして受けた検査によって、「発達性協調運動障害」の診断が息子に下されることになったのです。息子の「発達性協調運動障害」出典 : 発達性協調運動障害の症状は、「粗大運動」と「微細運動」に分類することができます。「粗大運動」とは、歩く・走る・姿勢を保持するなど、体全体を使った人間の基本的な運動「微細運動」とは、持つ・書く・摘まむ・ひねるなど、指先を使った緻密な運動息子の場合は、このどちらの症状も大きく出ていたことが原因で、日常生活を円滑に送ることができなかったのです。あのまま「努力すれば普通にできるはず」とやみくもに息子に訓練を強いる日々が続いていたら、おそらく今のように息子が笑顔を見せてくれることはなかったでしょう。息子自身のせいでもなければ、私の教え方のせいでもない。診断が下りて、育児のアプローチの仕方もずいぶん変わって来たように思います。椅子から消える息子を救ったお助けグッズ出典 : さて、そんな息子は食事中や勉強中に、突然椅子から落ちてしまうことが多々ありました。体幹が弱く、姿勢を保持するのが難しいため、ある瞬間に座っている椅子から身体ごと落ちてしまうのです。本人も「落ちそうだ」とは全く思っていないので、スプーンを持ったまま、あるいは鉛筆を持ったまま、ストンと床に落ちてしまうのです。「粗大運動」機能が上手く発達していないために、このようなことが起こるのですね。診断が下りる前は、大人用の椅子に子供用のクッションを固定して高さを合わせていたのですが、まず足を置く板がついている子供用の椅子に買い換えることにしました。それでもやはり、落下は止まりません。これを解決するには体幹を鍛える必要があるのですが、それを待っていてはいつか大怪我をしてしまいます。そこで、あれこれ探した結果、小学校への導入事例もあるという「ピントキッズ」というクッションを利用してみることにしました。ピントキッズは作業療法士によって監修された姿勢補助のためのクッションです。結論から言うと、この「ピントキッズ」の使用は大成功!お尻の部分がくぼんでいるので、姿勢を保持できない息子の体もしっかりと支えてくれるからだと思います。使い始めてから1年半になりますが、息子が家の中で私の視界から突然消えてしまう事はなくなりました。また、体幹を鍛えるために近くの体操教室に週に何度も通い、家の中で「遊びながら体幹を強くできれば」と、トランポリンやバランスボール、バランスクッションなどを用意しました。このようにいろいろな努力はしているのですが、まだ相変わらず歩けばぶつかり走れば転び、家の中で転倒しない日はありません。それでも少しずつ息子なりに進化しているはずだと、焦らず地道な努力を続けて行こうと思っています。ピントキッズ「文字を書く」ということの困難さに直面出典 : 幼稚園の頃に比べると、日常生活はなんとかスムーズに遅れるようになってきた息子ですが、ここに来て「文字を書く」という大きな壁にぶつかっています。鉛筆を持って机に向かっても、何度となく鉛筆が指から抜け落ちて床に転がってしまいます。椅子から下りて鉛筆を拾うという動作だけでも何分もかかってしまうので、なかなか「書く」という動作に入れません。ようやく書く作業に入っても、線が震え、なかなか読める字にならないのです。字の周りには、書き初めや書き終わりに指が震えて鉛筆が当たった細かな線が何本も入ってしまいます。医師からは、この症状が書字障害からなのか微細運動障害からなのかまだ診断できないとのことで、様子見をしています。ただ、息子は「小学校には行かない」という選択をしましたので、漢字の書き取りなどの宿題に苦労することはないと思います。また、ローマ字を覚えパソコンを使って文字を入力することは出来るようになったので、これからの時代は文字が書けなくてもなんとかなるんじゃないかと思う事もあります。しかし、息子自身に「書きたい」という欲求があるので、数年後には「人が読めるような字」を書けることを目標に、少しずつ思考錯誤しながら字の練習をしていこうと思っています。子どもの幸せについて、息子を見ていて思うこと出典 : 歳になった今でも、歩いている隣で「かかとを先に着けて、次がつま先だよ!かかと・つま先・かかと・つま先!その調子!」と声をかけなければ、簡単に転んでしまう息子。1人で歩くのは危険だからと歩きはじめてから5年間、息子の左手はいつも私の右手に繋がれていました。そのせいか、1人で歩く時は私と手を繋いでいた時と同じように左肩が上がったまま固まり、斜めの状態でしか歩くことができません。自分自身の体を思うように動かせないというのは、どんなにまどろっこしいことなんだろうと、息子を見ていて思います。なぜこんな説明を、なぜこんな訓練をしなければならないんだろう。人があっさりクリアできることに膨大な時間をかけなければならないこの子は、果たして幸せなのだろうか。障害について理解し、受け止めているつもりでも、時々そんな疑問が湧いてきます。ですが、子どもの幸せは、子ども自身が感じて決めることです。私達に今できることは、チャレンジできる環境を整えて、失敗しても「大丈夫だよ」と受け止めてあげること。そういった、安心できる居場所を作ることが大切なのかもしれないと考えています。
2017年04月18日パーソナルトレーナー・小林素明による椅子フィットネスゴマブックス株式会社は、Amazon.co.jpのディスク・オン・デマンドストアにて、 パーソナルトレーナー・小林素明出演によるDVD『手軽にできる座りながら体幹トレ!やさしい椅子フィットネス』の販売を、2017年2月17日(金)より開始した。小林素明は、フィットネスクラブのトレーナーとして年間4,000名以上の運動指導に携わり、2003年に全国フィットネスサミットで「優秀報告賞」を受賞している。2009年には株式会社ウェルネス&スマイルを創業して、“10歳若返る”パーソナルトレーニングジム『どこでもフィット』を開業したほか、各地でも健康体操教室などで活躍中のパーソナルトレーナーだ。椅子に座りながらできる様々なエクササイズを収録!DVDには、椅子に座りながらできる、3種類のやさしい椅子フィットネス「座って体幹トレーニング」「座って下半身引き締めエクササイズ」「座って体脂肪燃焼エアロビクス」を収録。「座って体幹トレーニング」には、バックエクステンションやクロス腹筋など、お腹を引き締めて代謝をアップする5つの体幹トレーニングが収録されている。「座って下半身引き締めエクササイズ」には、骨盤矯正エクササイズや椅子スクワットなど、下半身を引き締めて股関節を強化する6つの筋トレエクササイズが収録されている。「やさしい体脂肪燃焼エアロ」には、座ってできる体脂肪燃焼エアロビクスが収録されている。なお、購入特典として、DVDジャケット記載のURL・QRコードにより「やさしい椅子フィットネス 一覧シート」PDF版をダウンロードできるため、DVDが見られない場所でも椅子フィットネスをすることが可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ゴマブックス株式会社プレスリリース(DreamNews)
2017年02月21日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『ゴッホの椅子』。愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)によるご紹介です。■『ゴッホの椅子―人間国宝・黒田辰秋が愛した椅子。その魅力や歴史、作り方に迫る』久津輪雅本書は、1920年代から起こった民芸運動の指導者たちによって日本に紹介されたことから始まり、いつしか日本で「ゴッホの椅子」と呼ばれるようになった椅子にまつわる1冊。この「ゴッホの椅子」に出会い魅せられた工芸家・黒田辰秋を中心とした相関関係やスペインでの現地取材、ゴッホの椅子に魅せられた人々へのインタビューといった多様な角度から、ゴッホの絵画にも描かれたスペイン製の椅子のルーツを紐解いていく。当時はかなりの数が輸入され日本各地の百貨店で販売されたそうだが、日本に現存するオリジナルの椅子は日本各地の民芸館に数脚ずつ残るのみという。身近にある材料と僅かな道具で作られ、日用品として必要な最低限の要素だけを備えたこの椅子は、スペインでも日本でも機械での製材が一般的となった現代では、全ての工程を手で製作したものを製品として流通させているメーカーは無いのが現状である。そこで、有志によるゴッホの椅子復刻プロジェクトが発足、河井寛次郎記念館に保存されている椅子を実測するなどして再現する活動が起こり、生木を使ったワークショップ「ゴッホの椅子づくり」が開催され、本書にも実際の椅子の作り方と共に掲載されている。現在、日本初の2人展「ゴッホとゴーギャン」展が愛知県美術館へ巡回中。これに合わせてナディッフ愛知では、本書にも製作指導で登場する加藤慎輔氏の協力のもと、復刻版「ゴッホの椅子」の注文を3月20日まで受け付けている。(受注製作商品/大人椅子 3万5,000、子ども椅子 1万5,000円)【書籍情報】『ゴッホの椅子―人間国宝・黒田辰秋が愛した椅子。その魅力や歴史、作り方に迫る』著者:久津輪雅発行元:誠文堂新光社言語:日本語ソフトカバー/160ページ/247×185mm発売:2016年6月価格:2,300円【展覧会情報】「ゴッホとゴーギャン」展会場:愛知県美術館住所:知県名古屋市東区東桜1-13-2会期:2017年1月3日~3月20日料金:一般 1,500円、高校・大学生 1,200円、中学生以下無料
2017年02月02日アメリカ ノースダコタ州で先住民スタンディングロック・スー族の保留地の水源が汚染されるという理由から、抗議デモが続いていた石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設計画。「ダゴタ・アクセス・パイプライン」は、ノースダゴタ州からイリノイ州までつなぐ1886キロのパイプラインを建設するプロジェクト。しかしこのパイプの工事はこれまで何度も石油の流出事故により、多くの場所で水が汚染されていた。アメリカの先住民スタンディングロック・スー族は、水源のミズーリ川、そして先祖から受け継いだ土地が汚染されことを懸念し抗議デモを続けていた。そして12月4日、アメリカ陸軍省は水源となるミズーリ川をせき止めたダム湖「オアへ湖」の地下にパイプラインを通す工事を許可しないと発表。ダコタ・アクセス・パイプラインの建設中止のニュースは、数か月にわたって計画に抗議していた先住民や環境保護活動家たちにとって、この決定は歴史的な勝利となった。200以上の部族代表、524人の聖職者が集結
2016年12月23日つらいと思っていた早朝の移動、実はこれがこの旅を有意義なものにしてくれた。早朝に動くと午前中には目的地に到着でき、時間がムダにならない。リオ・デ・ジャネイロには9時過ぎに到着し、昼前から街を散策することができた。[行きの飛行機編はこちら][マカパ・イグアス編はこちら](どこでも眠れる三女)“Tバック”“カイピリーニャ”パラダイス!?リオを代表する観光スポットのひとつ、コパカバーナビーチ。朝からツーリストと地元の家族連れ、物売りの人々が混在している。忘れてはいけない“観光地=窃盗に注意”、気を引き締めなければ…。そしてこのビーチ、右を見ても左を見てもT、T、T、Tバック!(Tバック天国?)。「私も着なきゃおかしいでしょ!」と思えたくらい、子どもから大人まで、表面積の小さな水着。見たくもないのに大きなお尻が目に入り、慣れるまで目のやり場に困った。そしてこのビーチでひときわ目立っていたのが“スクール水着”の長女と次女。逆に見つけやすくて助かったのだが、リゾートビーチで妙に浮いていて笑えた。青い空のもと海を眺めながら飲む“カイピリーニャ”(さとうきびの蒸留酒カサーシャとライムのお酒)がおいしすぎる。(子どもたちにはココナッツジュースを)調子にのって飲み過ぎてしまった私、その日の夕方“カメラの存在”がすっかり記憶から消えていることに気付く。気付いたのはスーパーでお土産の買い物中。「カメラをビーチに置いてきてしまったかも!?お昼を食べたあそこかも!?」めちゃくちゃ焦り、表情が急変…。“盗まれたんじゃなくて、酔っぱらってどこかに置いてきたなんて絶対に言えなーい!!”もう買い物どころではなくなり、お土産をほったらかして急いでホテルに帰った。結局カメラはホテルの部屋のバッグの中にあったのだが、ブラジルでもこんなことをやらかしてしまう母、そしてそれに振り回される家族であった…。(いつも通り。笑)国際色豊かな現地ツアーリオでは市内の観光スポットを回る1日ツアーに参加。コロンビア、アルゼンチン、カナダ、オーストラリアの人々と私たち日本人。多国籍ツアーを率いるのは、めちゃくちゃ明るいブラジル人のおじさん。ポルトガル語とスペイン語、英語の3か国語を操る。このグループに入ると、日本は世界のほんの一部だと気付かされる。言語はもちろん、肌の色や目の色が違うのは普通。体の大きさや背の高さ…人と違って当たり前。他人との違いなんてどうでもいい!その感覚がとても心地よい。(シュガーローフマウンテンから、コパカバーナビーチを眺める)(外観だけ見られた、マラカナンスタジアム)“私たちの住む日本は小さな島国だけど、世界はこんなに広いんだよ”、子どもたちにそんなことが伝わっていればいいなと、ツアー仲間と1日を共にしてそう思った。(コルコバードのキリスト像、すごい人!!)必ず目に入ってくるファベーラ(貧民街)ガイドのおじさんが「あそこは高級住宅地、その上はファベーラだ」と指をさす。ビーチ前に立ち並ぶリゾートホテルからも、山側にファベーラが見えた。その背後の山頂にはキリスト像。どこを見ても“富と貧”が同時に目に入り、いやおうなしに考えさせられる。まるで世界の縮図を見ているようだった。(手前は教会、奥の山にはファベーラ)涙のお別れ旅の最終地はサンパウロ。リベルダージ(日系人街)のど真ん中のホテルに滞在し、ブラジル日系移民資料館やラーメン店を訪れ、新旧の日系文化にどっぷりつかった。ここでは地下鉄に乗るという冒険もしてみた。切符を窓口で買うなんて、ものすごく久しぶりで新鮮だ。(薄暗い地下鉄、ドキドキしながら乗った)親子水入らずの時間はあっと言う間、お別れのときが近づいている。長女と次女は数日前からカウントダウン、こっそり泣いていた。それをちゃかしていた三女。しかし別れのときは「とうさ~~~ん」と号泣。まだ5歳、父と一緒にいたい甘えたい時期だから無理もない。「元気で。また会おう」夫は初日に空港で出迎えてくれた時のように、笑顔で手をふっていた。この旅で見えたもの今回の旅の最大のテーマは“父の住んでいる国、町、仕事と生活”を見に行くこと。それは妻の私にとっても重要なことだった。夫のいない生活と、仕事と家庭の両立に必死だったこの2年間。忙しさゆえに夫との連絡が激減、「亭主元気で留守がいい…」あのフレーズが何度かよみがえった。実はすれ違っていたんじゃないか?と思える時期もあった。(この危機感を感じていたのは私だけらしいのだが…)彼の住んでいる家や町、職場、お世話になっている方々に会うことで、“今の夫”を知ることができたこと、小さなことのようだが私にとっては一番大きかった。不思議と私の心が落ち着き、これからは互いのギャップをもう少し上手に埋めていけるんじゃないか、そう思えた。「自分だけががんばっているんじゃない。夫がこうして働いてくれているからこそ、私たちも日本で安心して生活することができる」、当たり前のことだが改めて感謝した。そしてこの旅の間、文句ひとつ言わず、ケンカひとつせずに冒険に付き合ってくれた勇敢な娘たち、彼女たちの底知れない“順応力と潜在力”を見ることができ、母は心からうれしかった。そんな子どもたちを、もっともっと大きな気持ちで信じていこうと思った。旅の終わりに、海外コンプレックスだった長女が「外国は思っていたのと全然違ったよ!すごく楽しかった!!」と、生き生きとした表情で言った。“実際に自分の目で見て、肌で感じるとはこのことなのか!”、“娘3人を連れて来たことは間違いではなかった!”と一人感動、帰りの機内で旅の余韻にひたる母であった。…羽田空港到着後に、まさかのロストバゲージに気付くまでは…。(笑)そして3日後に手元に届いたスーツケース、お土産のチョコレートは何度も溶けて見事に変形していた…。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月10日マカパ空港、ターミナルで父に駆け寄り抱きつく3人娘。[行きの飛行機編]はこちらから。「よく来たね!!がんばったね!」その言葉とハグだけですべてが報われる。子どもと夫の嬉しそうな表情を見てまた涙が…。(涙腺ゆるみっぱなしの私。笑)「よかった、ここまで子どもたちを無事に連れて来ることができた」、夫の顔を見て私もホッとした。赤道直下のアマゾン、マカパブラジル北部のアマゾン川河口域にあるマカパは、ブラジルの中でも一番貧しいと言われるアマパ州の州都。家や建物、町を走る車やバイク、道路や露店、上半身裸で家の前でくつろぎおしゃべりする人々。茶色い水のアマゾン川。日本とはまったく違う風景に、子どもたちにはちょっとしたカルチャーショック。(大河アマゾン川を眺める)(赤道モニュメント:赤道を飛び越えて南半球から北半球へ)(寝るときはハンモック)アマゾン川沿いにあるローカルレストランで、はじめての本場の“シュハスコ”を食べた。(吹き抜けの店内、川からの風がきもちいい。暑いが日陰ならなんとか大丈夫)ビュッフェ形式で副菜をお皿に取り、焼きたてのブラジル風バーベキューをスライスしてのせてもらう。お皿ごと計りに載せて計量し、重さで料金を支払う仕組み。でもこれって野菜少なめで肉が多くても同じ値段?そのへんの価値がよくわからない(笑)しかし異国の食事は新しい発見がありワクワクする。肉は岩塩だけの味付けでうまみが引き立ちいい感じ。そして暑い中のブラジルビールがまた最高なのだ!あれだけ注意した野良犬に…マカパの町には野良犬が多いと聞いていたが、本当だった。やせ細った犬たちが道の端に座っていたり、歩いていたり。びびって走ると追いかけられもする。もしかまれて狂犬病にかかったりしたら命とりだ。だから「野良犬がにらんでも吠えても走っちゃだめだよ!」と、口をすっぱくして言ってきた。なのに走ってしまった…、一番心配していた三女ではなく長女が!!吠えた犬に一瞬反応した長女→それを見て犬が吠えながらこっちへ向かってくる→その瞬間、長女が小走りになった!恐怖の“野良犬スパイラル!!”反射的に「こら!!!走るなーーーっ!!」と、ドスのきいた声で娘に怒鳴ってしまった。幸い同行していた男性が犬を追い払ってくれ事なきを得たのだが、本当に怖かったのだろう、しくしく泣いてしまった長女…。(もしかして私の声にびびった?)どちらにしても無事でよかった。時差ぼけと暑さと闘いながらアマゾンを体感マカパでの2回目の朝を迎える。太陽は朝からギラギラまぶしいのに、体はすっきりしない…。昼間に眠くなり夜中や早朝に目が覚めるという、これがまさに“時差ぼけ”。日本とブラジルの時差は12時間、慣れるのを待つしかない。(アマゾン川から昇る太陽)体中にべっとりとした空気が張り付いてくる熱帯雨林気候、これも想像以上にしんどい。「意識して水をたくさん飲むように」と夫。背中のリュックには常に5人分の水を抱えている。子どもたちが喜んだのは、アマゾン川での“釣り”だった。「アマゾン川で釣りができるなんて夢みたい!」。風を切りながら進むボート、最高に気持ちいい!!しかし、ひとたびボートが止まると、ライフベストを着ている私たちは汗だく、熱中症へまっしぐら。「ひ~~、もう耐えられない…」そんな時に絶妙のタイミングで、長女がピラニアをゲットした!親は1匹釣れて内心ホッ、子どもたちが「釣れるまで帰らない!」と言い出したらどうしようかと思っていたから(笑)釣った魚ではないがアマゾンの魚やエビを食べる機会もあった。想像していた臭みはなく、淡泊でなかなかおいしい。子ども連れはFIXなしで、臨機応変な旅をブラジルに行くなら絶対に訪れたかったのが“イグアスの滝”。雄大な景色に憧れ、誰もが一度は訪れたいと思う場所だ。イグアス初日はブラジル側を攻め、翌日はアルゼンチン側を予定していた。ブラジル側を楽しんだ日の夕食時、三女が食べる前に眠ってしまった。疲れだろうと思っていたら、夜中に腹痛と嘔吐…。飲み物の氷か、生野菜か?トイレに駆け込むこと約10回、何も胃に入っていなかったのが幸いし、ひどく汚すことはなかったが、とにかくつらそう。しかし翌朝にはケロッ、さすが三女!彼女のたくましさに感心する母であった。(吐き疲れて眠る…)ブラジル国内の旅行の日程は、夫が大まかな予定を立てていた。飛行機とホテル以外は子どもたちの体調次第でいつでも変更できるようにと、かなりアバウトな内容で。ツアーも現地ホテルでチェックして申し込むなど、臨機応変に動けたのでとても気が楽、ストレスも少ない。これが自由旅行のいいところ。結局アルゼンチン側は次の日に延期して、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、昼からパラグアイに足をのばしてみることにした。家族旅行でも楽しめた大冒険!陸路の国境越えイグアスはアルゼンチンとパラグアイの国境が近い。「島国に住んでいる子どもたちに陸路国境越えを経験させてみたい」と夫。彼のオリジナルツアーにのってみた。(ブラジル―パラグアイ往復、待ち時間も含めてタクシーの料金交渉成立)(パラグアイ:国境近くは外国人向けのショッピングモールと露店が連なる。ドキドキしながらの散策)どちらの国もタクシーで国境を越えたのだが、パラグアイは入国審査、スタンプらしきものは無し!アルゼンチンはしっかりと出入国をチェックされスタンプも押してくれた。この違いは何だったのだろう?謎だ…。(ブラジル―アルゼンチンの国境、壁の色がブラジルカラーからアルゼンチンカラーに)その後ブラジル旅行では、タクシーの運転手にはほとんど英語が通じず、ポルトガル語で交渉する夫に頼りっきりとなる。ポルトガル語が通じなかったら、どれだけぼったくられるんだろう…?そんなことも頭をよぎった。イグアスの滝では、次女が滝の水しぶきを浴びて大喜びしている。片や三女はここぞという見どころでいつも泣いていた。どうやら足元の網目から見える滝が怖いらしい。怖いので父に抱っこしてもらうが、こちらも滝に落ちそうで怖い。「もう帰りたいよ~~~」、水の勢いと音、体に感じる地響きのような感覚を恐れて泣く三女。そんな姿がかわいいやら、おかしいやら、かわいそうやら。(図太いと思っていたあなたにも、怖いものがあったのね。笑)滝の近くまで行けるボートは年齢制限があって乗れなかったが、支流の川でゆったりとした流れを楽しめる“エコボートツアー”に参加し、イグアスを満喫することができた。ブラジルに着いて6日目、時差ぼけも解消されみんな調子がでてきた感じ!次はリオ・デ・ジャネイロだ!早朝5時の便での移動となる。が、深夜2時に起きられる自信はまったくなーし(笑)(つづく…)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月06日「父さんのいるブラジルに行ってみようかな…」ある日、長女がつぶやいた。夫が単身赴任となり、丸2年。機会があれば一度は夫の住むブラジル、アマゾンに行ってみたいと思い続けてきた私。唯一、拒み続けたのが人一倍慎重派、3人娘の長女。日々テレビから流れるテロや爆撃のニュースで、「海外=怖い」⇒「日本から出て生きて帰れるわけがない!」そう考えていた小学4年生。その彼女がついに!よし、娘たち全員が行く気になったのならブラジル、アマゾン行き決行だ!!実は気が重かった、ブラジル行きと、はりきったものの、実は母の私が一番気が重かった。小4、小2、年中の3人を連れて、夫の赴任先アマゾンまでは遠すぎる…。行程は、成田→フランクフルト(ドイツ)→サンパウロ(ブラジル南部)→ベレン(ブラジル北部)→赤道直下のマカパ(ブラジル北部)、フライトの合計は28.5時間!トランジットも含めると約2日がかりの旅となる。この長旅、子どもたちに耐えられるのか?!それに付き合う私は大丈夫?子どもたちから「まだ?」「今どこ?」「あとどのくらい?」と聞かれ続け機内でイライラ…、想像しただけもゾッとする。その他にも心配事は尽きない。狂犬病や黄熱病などの蚊を媒体とする病気、窃盗や殺人など…(リオ五輪開催中、テレビで窃盗シーンが頻繁に放送され、かなり恐怖感をあおられた)。心配すればキリがなかった。我が家には冒頭に紹介した長女の下に、おとなしいが芯の強い次女、とにかく明るい三女がいる。一番の心配は三女、5歳児だ。彼女は、時々予想もつかないことをやらかしてくれる自由人。そんな彼女の行動も心配だった。「一番危ないのは下の子ですね。小さい子は突然走りだしたり、動物に近づいたりするから…野良犬に噛まれないように注意だね」と予防接種を相談したドクターにもクギを刺される。「あと、蚊には刺されないように!」もしかしたら三女は現地の病院にお世話になることになるかも…、頭をよぎる不安。万が一のために海外旅行保険にはしっかり加入しておいた(保険は大切!)。いざ出発!そんな心配事を抱えたままバタバタと準備に追われ、ついに出発の日。成田空港、諸々の手続きを済ませ出国手続きも完了。「よっしゃー!行くでー!」、元気がわいてきた!(笑)あれだけの心配事が吹っ切れているのが自分でも不思議なくらい。背中のバックパックが妙に軽く感じる。「この旅を楽しむしかない!きっと私たちの人生で一番の思い出になる旅だから!!」と、成田を発った。問題は機内と長いトランジット時間子ども連れの旅で一番の課題は、長い機内とトランジットの時間をどうやって過ごすか。機内は4列続きの席(母としてはそれだけでも気が楽に)、子どもたちは各席のモニターのおかげで、映画やゲームでそれぞれの時間を過ごしハッピー。取り合いにもならず、音も気にならない、誰一人として「まだ?」と聞いてくることなく、今思えばとても平和な時間だった。今回はフランクフルトでトランジット、ここで登場したのが“ミニオセロ”と“ドラえもんの都道府県すごろく”のミニゲーム。目新しいぬりえと子どもの雑誌も、このときのために買っておいたアイテムだ。そして子どもたちが飽きる前に転々と場所を変えながら過ごしたのは、なかなかよい作戦だった。ブラジル到着!!最初に覚えたのは“SAIDA”フランクフルトから約12時間で、ブラジル、サンパウロに到着。朝5時。ここで国内線に乗り換えとなる。スーツケースを受け取りドメスティック(国内線)へ行くつもりが、あれ、どっち?早朝でスタッフが少ない中、制服姿の人を発見!すかさず「どっちに行けばいいですか?」と英語で尋ねた。返ってきたのは流暢なポルトガル語。うっ、全然わからない…。チケットを見せると、「・・〇#$%#□+・・・SAIDA(サイーダ)・・・#□$+」、指さす方向を見ると“SAIDA=EXIT(出口)”。「なるほど、いったん出口を出ろってことね」と、出口に向かう(この旅で私が最初に覚えた記念すべきポルトガル語が“SAIDA=出口”となる。笑)。入国審査、ここも人が少ない。しかも職員は楽しそうにぺちゃくちゃお喋り。本当にここで大丈夫?と目を疑う。が、お喋りしながらも仕事はできるようで、入国スタンプ、ペタン!無事にブラジルに入国でき、ひとまずホッとした。アマゾンにやってきた!これから先、アマゾンに向け少しずつハードルが高くなる。空港内で6時間を過ごし、そろそろだと搭乗口近くに座って待つことに。1時間前に様子を見に来たときより、人が減っている気がする…。そしてこの瞬間に夫の言葉を思い出す、「空港では、チケットを見せて何度も確認した方がいい」。念のため確認、スタッフにチケットを見せたところ「搭乗口変更、233だよ」。うっそー!このタイミングでまさかの搭乗口変更?!「子どもたち、急いで!ここじゃないんだって!」、4人で焦って移動。飛行機には何とか間に合ったが、搭乗するまで本当に合っているのか、とても不安だった。ポルトガル語を知らない=アナウンスもまったく耳に入らないということか…。そういえばブラジルに着いてから、カフェでの支払い金額も聞き取れなければ、説明される内容もまったく理解できない。“言葉が通じないことがこんなに不便で大変だったとは!”、ある意味新鮮なショックを受けた。(ジェスチャーで買った、パンジケイジョとコーヒー)3時間半でアマゾン北部、ベレン空港に到着。飛行機を降りた途端ム~ン、暑い!空港周辺はヤシの木が生い茂り、突然のスコールありで、これまでの景色とまったく違う。熱帯雨林だ!暑さに耐えられず上着もTシャツも脱いだ。治安がよくないと聞いているので、緊張感も徐々に高まる。実は出発前に夫から“一眼レフはNG”と禁止令が出ていた。「コンデジ(コンパクトデジカメ)も気軽に出して撮ったらダメだぞ」、“狙ってください”と言っているようなものだから。空港内はなんとなく大丈夫そうに見えるが、子ども3人連れだから警戒するに越したことはない。「マカパまであと少し。あと1便飛行機に乗ったら父さんに会えるよ!」と、子どもたちを励ましながら、隅の方で目立たないように過ごす。ベレンを飛び発ち、窓の下には深い緑の中に茶褐色の川。アマゾン川だ!とうとうここまでやってきた!子どもたちも父に会える喜びを抑えられない。マカパ空港、タラップを降りて父の待つターミナルに向かう3人。たくましいこのうしろ姿!この姿を見られただけでも、連れてきてよかった!!涙)本当にここまでよくがんばった!「あ、父さんだ!!」「父さーーん!!」子どもたちが父に駆け寄った。(つづく!)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月03日80年代の椅子をフィーチャーした展示会「CHAIRS 80S」が、2016年8月27日(土)から9月11日(日)までの間、東京・恵比寿のSOMEWHERE TOKYOで開催される。会場には、日本を代表するインテリアデザイナー倉俣史朗の作品を展示。また、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)を手掛ける川久保玲、お花をモチーフにした椅子を提案するインテリアデザイナー・梅田正徳など日本デザイナーの作品を含む、独創的な作品を紹介する。【イベント詳細】CHAIRS 80S開催期間:2016年8月27日(土)~9月11日(日)※8/31、9/1、9/7、9/8休み。時間:13:00~19:00会場:SOMEWHERE TOKYO住所:東京都渋谷区恵比寿南2-7-1 1FTEL:03-6452-2224作品デザイナー:倉俣史朗、梅田正徳、川久保玲、植木莞爾、ミケーレ・デ・ルッキ、ハワード・マイスター、フィリップ・スタルクほか※予定
2016年08月18日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「ブラジルではヒップが最重要パーツ! 美しいヒップラインの作り方」を公開した。リオ オリンピックが開幕した。開催国のブラジルは、リオのカーニバルが行われることで知られている。カーニバルでは、健康的でグラマラスなボディのブラジル女性たちが、露出度の高いサンバカーニバルの衣装を着て踊っているが、ブラジル女性の美の基準は、日本の女性とは大きく異なるという。ブラジルの女性は、ヒップは小さいよりも丸く大きく、脚は細いよりもしっかりとした肉感のあるものを好むという。特にヒップはブラジルにおいては最重要パーツで、ヒップの美しさを競う「ミス ブンブンコンテスト」も毎年開催されている。体形維持のため、美しいヒップラインを作るためのエクササイズを重要視しているとのこと。同サイトでは、日本人も参考にできる美しいヒップラインの作り方を紹介している。ヒップの脂肪は、女性らしい丸みを作るというメリットもあるが、反面、下に垂れやすい。垂れないようにするためには、骨盤を後傾させないような姿勢を日常生活の中で意識することが大切であるという。座るときは、骨盤を立てて座る「坐骨(ざこつ)座り」が良いとのこと。坐骨は骨盤の下にあり、座ったときに椅子の座面に触れる部分。坐骨が椅子の座面に直接当たるように座り背筋を伸ばすことで、理想的な姿勢が保たれるという。背もたれに寄りかかる場合は、お尻から背もたれにくっつくように深く座り、背筋を伸ばして座ることがポイントとのこと。椅子ではなく床に直接座る際には、正座をして足の裏を重ねずにまっすぐにして背筋を伸ばすのがポイント。足の裏を重ねると骨盤が後傾し左右にも歪(ゆが)むので注意が必要とのこと。ペタンコ座りは骨盤が歪むだけでなく、O脚の原因にもなるという。歩くときは、ひざとももの裏を伸ばすようにして大股で歩くように心がけると、ヒップアップ効果が期待できる。ひざを伸ばさずに曲げたまま歩くと、骨盤が後傾している状態になり、お尻が垂れ下がる原因となるという。ヒールの高い靴でひざを伸ばして歩くのが困難であれば、ヒールの低い靴に変えても良いとのこと。ヒップアップのためのエクササイズも紹介している。まず、うつぶせに寝て、ひじを曲げ両手はあごの下に置く。両足は肩幅ほど開き、足の甲が床につくようにして伸ばしていく。次に、息を吸いながらゆっくり片側の脚を付け根から上げる。ひざが曲がらないように気をつけ、息を止めずに呼吸をしながら、その状態で10~15秒ほどキープする。さらに詳しい説明は、microdiet.netの最新の記事「ブラジルではヒップが最重要パーツ!美しいヒップラインの作り方」で案内している。
2016年08月09日アシックス(ASICS)が展開する、オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)とアシックスタイガー(ASICS Tiger)より、ブラジルをイメージしたデザインのシューズが登場。オニツカタイガー直営店で、2016年7月21日(木)より順次発売されている。「THE ART OF MIXING」は、オニツカタイガーの人気モデル「メキシコデレゲーション」や「ローンシップ」を使った4タイプのアイテムが展開されるシリーズ。それぞれのデザインは、国内外のアーティストが手がけており、現在のブラジルを表現している。ゴールドとシルバー、ブロンズのメタリックを採用した「メタルパック」は、クリーンなスタイルからカジュアルまで幅広いコーディネートにフィットするアイテム。靴底をオフホワイトにすることで、ストリートの要素をプラスし、全体のバランスを保っている。アシックスタイガーの「ブラジルパック」は、サッカーのブラジル代表のユニフォームを彷彿とさせるような、明るいブルーやイエローが使用されたスニーカー。エネルギッシュな配色に、グリーンなどでアクセントを加え、夏らしいビタミンカラーをコーディネートに取り入れたい時にぴったりのアイテムとなっている。【詳細】■オニツカタイガー・THE ART OF MIXING発売日:2016年7月28日(木)展開店舗:オニツカタイガー直営店、公式オンラインストア価格:TH6N4L(レッド×レッド) 13,000円+税、TH6P0L(ダークグレー×ダークグレー) 16,000円+税、TH6P1L(ブラック×ブラック) 13,000円+税、TH6P2N(オフホワイト×オフホワイト) 11,000円+税サイズ:23.0〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm ※TH6N4Lのみ22.5cmから・メタルパック発売日:発売中展開店舗:オニツカタイガー直営店、公式オンラインストア価格:12,000円+税カラー:ゴールド×ゴールド、シルバー×シルバー、コッパー×コッパーサイズ:22.5〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm■アシックスタイガー・ブラジルパック発売日:2016年7月22日(金)価格:12,000円+税カラー:クラシックブルー×クラシックブルー、タイチイエロー×タイチイエローサイズ:23.0〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm【問い合わせ先】アシックスジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-068-806
2016年07月25日ブルーノート東京を含む6店舗で7月28日から9月1日まで、ブラジル音楽を堪能できるライブイベント「FESTIVAL DA MUSICA BRASILEIRA」が開催される。同イベントには、計11組のアーティスト&DJが集結。ブルーノート東京では、ブラジル音楽界を代表するアーティスト、ジョイス・モレーノとイヴァン・リンスによるプレミアムライブの他、日本を代表するトッププレイヤー集団、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラとイヴァン・リンスの夢の共演も実現する。また、ジョイス・モレーノはコットンクラブで単独公演も決定している。その他、Brooklyn Parlor SHINJUKU、BLUE BOOKS cafe 自由が丘、cafe104.5でも、トップDJたちによるブラジル音楽をメインとしたスペシャルイベントが行われる。
2016年07月11日ブラジル料理を楽しむビアガーデン「-LATIN GRILL / BEER GARDEN- WHITE and SKY Tokyu Plaza Ginza」が、東急プラザ銀座に登場。2016年7月1日(金)より、同館屋上の「キリコテラス ウォーターサイド」にオープンする。白いタイルと水盤が特徴の屋上パブリックスペース「キリコテラス ウォーターサイド」で、ブラジル料理をメインにしたコースを楽しめる、東急プラザ銀座初のビアガーデン。コースメニューは、前菜にコシーニャ(ブラジル風コロッケ)やポンデケージョといったブラジル料理で、メインには、食べ応え充分な牛肉を中心としたミートプレート、女性に人気のパイナップルなどが用意されている。また、フリードリンクはビール・ワイン・サワーに加えてカクテルなど、約50種類のラインナップ。プラス1,000円のプレミアムプランでは、それらに加えてスパークリングワインやエクストラコールドのドラフトビール、 モヒートなどのスペシャルなドリンクも堪能できる。都会の中心でありながら、夏の空気と開放的な雰囲気を感じられる空間で、美味しい料理とドリンクを味わうには、うってつけの環境。特別な時間を心ゆくまで楽しんでみてはいかがだろう。【概要】ビアガーデン 「-LATIN GRILL / BEER GARDEN- WHITE and SKY Tokyu Plaza Ginza」期間:2016年7月1日(金)〜10月16日(日)時間:月〜金 16:00〜23:00(最終受付 21:00)、土日祝 15:00〜23:00 (最終受付 21:00)場所:KIRIKO TERRACE –WATER SIDE-料金:1人 6,000円+税、2時間制 席 120分/フリードリンク 90分※オプションメニュー プレミアムドリンク 追加1,000円+税※プレミアムシート 1テーブル 追加5,000円+税席数:88席 ※テーブル席は屋根無し備考:雨天時もしくは強風・雷の可能性が高い場合は中止。オープン時刻の90分前にホームページ内の予約ページに記載。■東急プラザ銀座 施設概要住所:東京都中央区銀座5-2-1店舗数:125店舗営業時間:11:00~21:00(ショッピング・サービス・カフェ)、11:00~23:00(レストラン・フード)※一部店舗は異なる。階数:地下2階~地上11階面積:敷地面積 3,766.73㎡、延床面積 約50,000㎡
2016年06月17日近年ブラジルで高く評価されている写真家の大原治雄(1909~1999)の写真展「大原治雄写真展 ―ブラジルの大地と家族の記憶―」が、6月7日まで伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーで開催されている。大原治雄は、17歳で家族とともに高知県から移民第1号としてブラジルに渡り、サンパウロの農園で働いた後、開拓民としてパラナ州ロンドリーナに入植。28歳の頃に小型カメラを購入し、農作業の合間にブラジルの自然や家族の姿、変わりゆくロンドリーナの町などを撮るようになった。その後、ブラジル国内外の写真展に出品するようになり、1998年には「ロンドリーナ国際フェスティバル」で初の個展を開催すると大きな反響を呼び、「クリチバ市国際写真ビエンナーレ」(パラナ州)に第2回(1998年)、第3回(2000年)と連続で紹介され、ブラジル国内で高い評価を受けた。現在、高知県の高知県立美術館で「大原治雄写真展」も、6月12日まで開かれている。今回同展では、リオデジャナイロオリンピック2016を記念し、約30点の写真作品を展示。若くしてブラジルの地に渡り、家族や仲間たちと切り拓き育て上げた広大な農場、そこで働く農民の日常風景、愛する家族の姿をこつこつと穏やかに写した写真作品などが紹介されており、現在東京で見られるのはここだけであり貴重な機会となっている。また、6月18日から7月18日まで兵庫県の伊丹市立美術館でも日本初の大規模個展が開かれる。【イベント情報】「大原治雄写真展 ―ブラジルの大地と家族の記憶―」会場:伊勢丹新宿店本館5階 アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:6月1日~7日
2016年06月03日伊勢丹新宿店では、6月1日から7日まで、ブラジルにフォーカスしたイベント「ブラジルウイーク~フェイラ・コロリーダ~」を同店本館各階で開催する。会期中は本館1階ザ・ステージでは、ブラジルの青空市を模した「フェイラ」が出現し、衣・食・住のブラジルの“旬”を本場さながらに体験することができるという。本館地下1階フードコレクションでは、ブラジル国民に親しまれているという「ブリガデイロ」(6個入り/税込1,201円)がパティシエのカロリーナ・イワイによって再現されたレシピで発売されるほか、個性が光るブラジル産ワインも登場。デミセック(白発泡)、ブリュット(白発泡)、ブリュットロゼ(ロゼ発泡)といった多種多様なワイン(税込 各3,888円)も展開する。また、アマゾンから直輸入したフルーツピューレを使用したフルッタフルッタ アサイーカフェのアマゾンフルーツドリンク(税込701円)、レストランテ グリル イグアスの「ポンデケージョ」(税込164円)、シュラスコやフェジョアーダなど、ブラジルのソウルフードが数多く紹介。本館2階センターパーク/ザ・テージ#2では、リオデジャネイロのブランド、アンドレア・マルケスのドレス(4万3,000円)やブラウス(2万3,000円)も販売される。6月1日から6日までは、ブラジルが誇るレーシングドライバーのアイルトン・セナにフォーカスした「アイルトン・セナ展」も同店7階催物場で開催。セナの生き方やドライビングに対する考え方、F1にかけた想い、次世代の子供たちに向けたメッセージなどに触れることができ、会場では50点以上の関連ウエアや書籍などが購入可能。尚、元F1ドライバーの中嶋悟によるトークショー(6月4日午後1時から、午後3時から/各回30分)も開催される。
2016年06月01日グランド ハイアット 東京では8月に、“ブラジル”にちなんだ期間限定メニューを提供する。ステーキハウス・オーク ドアでは8月1日から31日まで、今年の夏注目の国“ブラジル”で愛されるボリューム、スタミナともに満点の「ブラジリアン“エックス・ターボ”バーガー」(2,200円)が登場。モッツァレラチーズ、ハム、ベーコン、目玉焼き、クリスピーポテト、トマト、レタスなどのたっぷりの具をマヨネーズとビネグレットソースで食べる。大人のためのシックなジャズラウンジ・マデュロでは8月5日から21日まで、ピンガと呼ばれるブラジルのお酒にパッションフルーツとライムを合わせた「パッションバチーダ」(2,000円)を提供。イエローをベースにグリーンのアクセントを加えることでブラジルを表現している。なお、マデュロは20時以降、2,000円のミュージックカバーチャージが必要となる。
2016年05月14日ブラジルのビーチサンダルブランド「イパネマ(Ipanema)」の限定ストアが、2016年4月22日(金)から8月上旬までラフォーレ原宿にオープンする。オーソドックスな鼻緒型から、ジュエルやメタルビジューのような装飾が素敵なバックストラップまで、幅広いデザインのビーチサンダルを展開するイパネマ。「BASIC」「PREMIUM」「ANYTIME」を2016年春夏コレクションのテーマに、どんなシーンにもマッチするアイテムが揃う。また限定ストアには、イパネマの他にフレッシュでキュートなプラスチックシューズブランド、ザクシー(Zaxy)や、レザーやメタル・ビーズを樹脂で表現し海やプールでも履けるカジュアルサンダル、グレンダ(grendha)がラインナップする。【概要】イパネマ 限定ストア期間:2016年4月22日(金)〜8月上旬場所:ラフォーレ原宿 B0.5階住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6TEL:03-6804-6112展開ブランド:イパネマ、ザクシー、グレンダ
2016年04月21日NECは4月6日、アンゴラのアンゴラケーブルズ(Angola Cables, SA)と締結したアンゴラとブラジルを結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「SACS(South Atlantic Cable System、サックス)」の建設を開始したと発表した。海底ケーブルの稼働開始時期は2018年中旬を予定している。なお、同社によるとアフリカ大陸と南米大陸間を結ぶ南大西洋を横断する光海底ケーブルシステムとしては世界初だという。アンゴラは、石油やダイヤモンドなどの豊富な資源を背景とした経済成長に伴い、国際通信が急増している。特に経済大国のブラジルや、ブラジルを経由した米国との通信を可能にする国際通信ケーブルの整備が求められているという。SACSは、そのようなニーズに応えるとともに陸揚げ地のブラジル・フォルタレザで米国に繋がる海底ケーブルと接続することで、今後も予想される両地域間の通信需要増に対応していく。SACSは、NECとしても大西洋で初めて手がけるプロジェクトであり、アンゴラのルアンダ(Luanda)とブラジルのフォルタレザ(Fortaleza)を結ぶ、総延長約6200kmの光海底ケーブル。また、一波長あたり毎秒100ギガビット(100Gbps)となる最新の光波長多重伝送方式に対応し、建設時の設計容量として毎秒40テラビット(40Tbps)の伝送を可能としている。まずは、海洋調査とルート設計に着手し、その後は光伝送端局装置や光海底中継器、光海底ケーブルなどの製造を行い、海底ケーブルの据付・敷設工事を進める。なお、SACSの建設には国際協力銀行(JBIC)のバイヤーズクレジット(輸出金融)が活用されており、三井住友銀行(SMBC)との協調融資によるもので、SMBC融資部分には日本貿易保険(NEXI)による保険が活用される。JBICは、アンゴラ国営のアンゴラ開発銀行を通じ、建設資金の一部をアンゴラケーブルズに融資する。
2016年04月06日NECは3月14日、ブラジルに位置するトム・ジョビン国際空港(ガレオン国際空港)のセキュリティや運営に関するICTシステムを構築したと発表した。構築したシステムは2016年4月より順次稼働する予定。同社は、世界各地のスマートシティプロジェクトで培ったノウハウを活用し、新たに拡張された第2ターミナルの南ウイングを含むトム・ジョビン国際空港の2つのターミナルにICTシステムを導入した。具体的には、不正侵入を防止するための監視カメラシステムやICカードを用いた職員用の入退場システム、運航に関する情報を空港利用客に提供するディスプレイ、火災による熱や煙を検知し報知を行う火災報知システム、無線インターネット接続環境などを提供している。さらに、電話・メール・テキストメッセージ・Web会議/テレビ会議など様々なコミュニケーションツールの統合的な利用を実現する「UNIVERGE 3C(ユニバージュ・スリーシー)」を提供し、職員間におけるコミュニケーションの円滑化に寄与するという。同社は2015年7月には、ブラジル連邦税務局から14の主要国際空港において税関で利用される顔認証システムを受注した。こうした実績をもとに、安全で効率的な空港運営に貢献していくとしている。
2016年03月14日電子機器受託製造サービス(EMS)を手掛ける台湾・新金宝グループは、ブラジル北部アマゾナス州マナウス自由貿易地域に位置する同社ブラジル工場の敷地内に新たにSSDやeMMCなどフラッシュメモリを用いた製品の製造を担当する工場を新設することを決定したと発表した。新設される工場では、これまでブラジル工場で行っていた最終組み立て以外の工程も行えるもので、同国内における一貫生産を実現するものとなり、これにより関税負担の軽減や納品までの期間短縮を図ることが可能になると同社では説明している。なお、新工場の敷地面積は約3500m2で、2016年3月から稼働を開始する予定で、同年中にフラッシュメモリ製品やSSD製品の製造ラインの整備を進め、従業員も現在の1900名から2年以内に2500名まで増員させる計画だとしている。
2015年12月03日「第28回東京国際映画祭」が10月31日(土)に閉幕し、最高賞「東京グランプリ」は実在の女医を題材にしたブラジル映画『ニーゼ』が受賞し、同作主演のグロリア・ピレスは最優秀女優賞にも輝いた。日本から出品された3作品は、いずれも受賞はならなかった。『ニーゼ』はブラジルで、精神病院に着任し、ショック療法が正しいとされていた時代にユングの理論を実践し、芸術療法を含む画期的な治療を導入しようと男社会の熱い壁に立ち向かっていった実在の女医ニーゼの姿を描いている。先にグロリア・ピレスの最優秀女優賞受賞が発表されたが、審査員を務めたスザンヌ・ビアによると「評議はわずか5分だった」とのこと。グロリア本人は欠席のため、ホベルト・ベリネール監督が代理でトロフィーを受け取り「彼女は女優としてはもちろん、ひとりの人間として素晴らしい」と称賛を送った。審査委員長のブライアン・シンガーによって発表される最高賞「東京グランプリ」の発表でも『ニーゼ』の名が読み上げられ、見事に2冠を達成。ブライアン・シンガーは「ファンタジーであれ実話であれ、観客にとって『これは本当だ』と思わせられることが映画にとっては大事なことです。この映画はその要素を満たしており、寂しさがあり、ユーモアがあり、そして勝利が描かれていました」と語り、最終的に満場一致での受賞であったと明かした。再び壇上に上がったベリネール監督は「この映画が完成するまでには長いプロセスと苦労がありました。私の人生の13年を費やしました。主人公のニーゼは非常に重要な人物であり、偉大な革命家でありますが、彼女を知っている人は多くはなく、その存在を世に紹介するのが、この映画を監督する私の責任でもありました。5~6か月を実際に精神を患った患者たちと過ごし、彼らはこの映画のスタッフとなりキャストとなってくれました。そして彼らの存在は我々の人生をも変えました」とここまでの道のりを振り返ると共に感謝の言葉を口にした。コンペティション部門のこの他の賞では、最優秀男優賞を戦後にデンマークに残った地雷除去を敗残のドイツの少年兵が行った実話を元にした『地雷と少年兵』のローラン・モラーとルイス・ホフマンの2人が揃って受賞(※受賞者は欠席)。芸術貢献賞は、ひと足先に両親がバカンスに行き、留守番を任された姉弟の身に起こる思わぬ事態を描いた『家族の映画』に輝いた。最優秀監督賞は、厳しい自然の中で生きる家族のドラマを描いた『カランダールの雪』のムスタファ・カラ監督が受賞。なお、この『カランダールの雪』は、映画祭のスポンサーでもあるWOWOWの視聴者が選ぶ「WOWOW賞」にも選出された。また、フランスのコメディアンであるケイロンが監督、脚本、主演を務め、アラブ世界からのフランスへと渡ったッ自らの父親の姿を題材に紡いだ『スリー・オブ・アス』が審査員特別賞を受賞。会期中に劇場に足を運び、コンペティション部門作品を見た観客の投票で決定する「観客賞」は、イタリアのヒューマン・コメディ『神の思し召し』に授けられた。コンペティション部門外の作品では、インディペンデント系の日本映画を上映する「日本映画スプラッシュ」部門では、小路紘史監督の長編初監督作品『ケンとカズ』が作品賞を受賞した。日本からコンペティション部門に出品された『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』『FOUJITA』『さようなら』の3作品は残念ながら受賞はならなかった。【受賞一覧】<コンペティション部門>東京グランプリ:『ニーゼ』(ホベルト・ベリネール監督)審査員特別賞:『スリー・オブ・アス』(ケイロン監督)最優秀監督賞:ムスタファ・カラ監督(『カランダールの雪』)最優秀女優賞:グロリア・ピレス(『ニーゼ』)最優秀男優賞:ローラン・モラー&ルイス・ホフマン(『地雷と少年兵』)最優秀芸術貢献賞:『家族の映画』(オルモ・オメルズ監督)観客賞:『神様の思し召し』(エドアルド・ファルコーネ監督)WOWOW賞:『カランダールの雪』<日本映画スプラッシュ部門>作品賞:『ケンとカズ』小路紘史監督<アジアの未来部門>作品賞:『孤島の葬列』(タイ/ピムパカー・トーウィラ監督)国際交流基金アジアセンター特別賞:『告別』(中国/デグナー監督)(text:cinemacafe.net)
2015年10月31日VAIOは16日、ブラジルでVAIOブランドのPCが販売開始されたと発表した。パートナー企業POSITIVO INFORMATICA S.A.が主体となり、現地でVAIOの商標をつけたPCの製造、販売、サービスまでを行う委託販売。海外向けの「VAIO Fit 15F」「VAIO Pro 13G」「VAIO Z」の3種類が取り扱われる。「VAIO Fit 15F」は今週から、「VAIO Pro 13G」「VAIO Z」は2016年1月から販売開始予定。価格は販売店によって異なるが、例えばブラジルのオンラインショッピングサイト「Submarino」における「VAIO Fit 15F」の価格は、16日現在でCore i3モデルが2.999,00レアルから(約94,000円)となっている。
2015年10月16日米IBMは9月15日(現地時間)、クラウド展開の継続的拡大に向けた取り組みの一環として、ブラジルで2つ目となるIBMクラウド・データセンターを開設したと発表した。新データセンターは計9,000台のサーバーと2.8メガワットの定格電力に対応できる能力を備え、ベア・メタル・サーバーや仮想サーバー、ストレージ、セキュリティー・サービス、ネットワーキングなど、あらゆるSoftLayerインフラストラクチャー・サービスを提供。設備の交換やメンテナンスによる運用の中断がないことを保証する、Uptime InstituteのTier III基準に準拠している。近年、戦略的ビジネス目標をサポートするためクラウドを求める組織が増加する中で、ブラジルのクラウド・コンピューティング市場は今後2年間で2倍以上に拡大すると予想されており、米調査会社フロスト&サリバン社によると2014年に4億7,480万ドル規模だったブラジルのクラウド・コンピューティング市場が、2017年には11億1,000万ドル規模に達すると試算されている。同社は、ブラジルの顧客にIBMクラウド・リソースへのローカル・オンランプを提供することで、データの保存やコンピューティングを国内で行うための柔軟性を高める。新データセンターは、サンパウロのオルトランジアとメキシコのケレタロにあるラテン・アメリカの2つのIBMクラウド・データセンターに加わり、グローバル規模で拡大するデータセンター・ネットワークの一部として、障害発生時の事業継続性の確保に必要なパフォーマンス・ソリューションや災害復旧ソリューションをユーザーに提供する。また、新データセンターは同社が買収したBlue Boxのソリューションなど、OpenStackベースのソリューションをホストすることもできる。これにより、あらゆるOpenStack環境の範囲拡大が促進されるため、顧客はAIX on Power Systemsなどの強力なアーキテクチャーをサポートするインフラストラクチャー・サービスやマネージド・サービスへの接続を可能とする。その結果、オープン・スタンダードやハイブリッド・クラウド展開における顧客の柔軟性が高まり、選択肢が広がるという。現在、SoftLayerのデータセンターの全能力は同社が大規模なグローバル・データセンターの拡大に向けて2014年に12億ドルの投資を行って以来、2倍以上に拡大。すべての主要大陸に存在するクラウド・データセンターのグローバル統合ネットワークにより、企業はリスクを最小限に抑えつつ、必要に応じて自社のITリソースの拡大縮小や増強を行うことが可能。また、開発者は、IBMのPaaSオファリングであるBluemixと組み合わせることで、世界のどこからでも完全な実稼働環境で新しいアプリケーションの開発やテストを容易に進めることができるほか、コグニティブ・コンピューティング・サービスを提供するWatsonなどの社内リソースやさまざまなサード・パーティ・サービスへのアクセスも可能としている。
2015年09月18日○ブラジルの格付け引下げへ2015年8月11日、格付会社ムーディーズ・ インベスターズ・サービスが、ブラジルの長期債格付け(自国通貨建て、外貨建て共に)をBaa2からBaa3へと1段階引き下げました。ブラジルの債務比率が安定するための「最低+2%のGDP成長率と、対GDPで2%のプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字達成」が難しいとの見方が今回の引下げの理由です。ただし、今後の格付け見通しは「安定的」とされ、当面は投資適格の格付けが維持される公算が高いと考えられます。○プライマリーバランスって何?さて、ここで出てきた「プライマリーバランス」。よく耳にしますが、いったいどんな指標でしょうか。プライマリーバランスとは、国や地方自治体の収入と支出のバランスをみる指標の1つで、国の収入である税収と国の支出の釣り合い状態を表しています。ですので、「プライマリーバランスの均衡」とは税収と一般歳出が同程度の状態。プライマリーバランスが黒字(プラス)ということは、税収で一般歳出がまかなえている状態を意味します。つまり借金せずに国の運営ができる状況のことです。一方、赤字(マイナス)の場合は、一般歳出が税収より大きくなっており、公債などの借金で支出分を補完しなければならない状況をいいます。プライマリーバランスのイメージ図○ブラジルレアルの動きは?8月11日のニューヨーク為替市場では、ブラジルレアルは中国元切り下げの影響を受けて軟調に推移していました。しかし、格下げ発表後は、格付け見通しが好感されたことから小幅上昇、前日比では対米ドルで1.1%、対円で0.7%のブラジルレアル安と 小幅下落にとどまりました。ただし、格下げの懸念は依然として残っており、ブラジルレアルは今後も不安定な動きが続くと考えられます。ブラジルの財政再建の進捗とレアルの動き、今後も注目です。●ピクテ投信投資顧問が提供する、「ボンジュール」からの転載です。
2015年08月25日アッシュ・ペー・フランスはブラジル発ファッションブランド・オスクレン(OSKLEN)の期間限定ショップを大阪・梅田の商業施設ハービスプラザ エント(HERBIS PLAZA ENT)地下2階へ8月22日にオープンさせた。期間は2016年1月下旬までの半年間で、オスクレンの大阪出店は初めてのこととなる。同社がオスクレンの国内総代理店となったのは約8年前のことで、現在では東京の表参道ヒルズに旗艦店を構えるのみ。今回の出店について「今後、東京以外の大都市での出店を模索する上でのテスト販売」と説明する。クリエイティブ・ディレクターであるオスカル・メツァヴァトが提案するオスクレンは、本国ブラジルでは70店舗以上を展開し、ラグジュアリーブランドに位置付けられている。出店立地を厳選するため、日本では今のところ多店舗化は実現していないが、2017年には東京に新店出店が決定している。15-16AWのテーマは“世界中を旅するカップル”で、男女それぞれのスーツケースの中身を商品化したという設定。ウィメンズではファー使いのアイテムやジャージー素材のストレッチジャケットを提案する。中心価格帯はウィメンズが3万円から3万5,000円、メンズが2万円前後。同ブランドではスニーカーが人気を誇っており、ブラジルでは売上構成比の4割を占めるという。
2015年08月24日VAIOは8月19日、海外市場への進出を発表した。第一弾となる今回は、米国とブラジルでの展開。米国では「VAIO Z Canvas」の販売、ブラジルではVAIO商標をつけたPCの製造、販売を行う。米国では昨年(2014年)、プロクリエイター向けのハイスペックノートパソコン「VAIO Z Canvas」の試作機をクリエイター向けカンファレンス「Adobe Max 2014」にて出展。そこで高い評価を受けたこともあり、VAIO Z Canvasにて米国市場への参入を図る。現地ではtranscosmos America Inc.によるECサイトでの販売と、microsoftstore.com(米国住民が対象)および全米Microsoft Storeでの店舗販売を行う。発売モデルはVAIO Z CanvasのVJZ12AXシリーズで、発売日は現地時間で10月5日を予定。また、9月中旬より先行受注も開始する。市場推定価格は2,199米ドルから。一方、ブラジルでは現地のPC市場で影響力を持つPOSITIVO INFORMATICA S.A.と契約。現地にてVAIOの商標をつけたPCの製造、販売、サービスまでを委託する。販売する製品や発売時期などについては、委託先のPOSITIVO INFORMATICA S.A.より9月に発表される予定。VAIOは、国内ビジネスを堅実に行いつつ、各国での最適なビジネスパートナーを見つけながら、海外市場においてのさらなる展開を検討していくと述べている。
2015年08月19日ブラジルのモダニズム建築の父、建築家のオスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)の日本初の大回顧展「オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」が、10月12日まで東京都現代美術館で開催されている。同展では、オスカー・ニーマイヤーのほぼ1世紀に渡る建築デザインの活動を、図面、模型、写真、映像などによって紹介。代表作のひとつであるブラジル・イビラプエラ公園の30分の1の模型も、約500平方メートルのアトリウムの大型空間で展開している。オスカー・ニーマイヤーの日常や創造の秘密が見れる映像資料や、首都・ブラジリア建設の詳細なドキュメントも展示される。なお、会場は「SANAA」によって、ダイナミックでモダンかつ有機的な曲線でデザインされた。ブラジル国内の主要な建築の設計を手掛け、そのユニークな創造性で高い評価を受けたオスカー・ニーマイヤーは、過去にアメリカ建築家協会ゴールドメダル、プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞など数多くの賞を受賞。国民会議議事堂や大聖堂などの首都・ブラジリアの主要な建物設計を行った1950年代の国家の大プロジェクトにも参加している。【イベント情報】「オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男」会場:東京都現代美術館 企画展示室地下2階住所:東京都江東区三好4-1-1会期:7月18日~10月12日時間:10:00~18:00(7月~9月の金曜は21:00まで、入場は閉館の30分前まで)料金:一般 1,100円、:大学生・専門学生・65歳以上800円:中高生 600円:小学生以下 無料休館日:月曜日(9月21日、10月12日は開館)、9月24日
2015年08月07日ブラジルが誇る世界的なアーティスト、JUM NAKAO(ジュン・ナカオ)。サンパウロにアトリエを持つ彼は、名前からも分かるように日本にルーツを持つ日系3世である。そんな彼のクリエイションは、ファッションブランドを始め、コスチュームデザイン、アート、家具や建築、アニメーションなど幅広く多岐に渡っている。ブラジルの一流企業はもちろん、NIKE(ナイキ)やコカコーラなどの世界的な企業からオファーが引きも切らない中、12年にはロンドンオリンピック閉会式のディレクションを担当。次の開催地・ブラジルの魅力を余すところなく表現した、サッカー界の至宝ペレも登場するなど、すばらしいパフォーマンスを覚えている人も多いだろう。そんなJUM NAKAOが、伊勢丹新宿にて開催された「Brasil Fantastico! 祝彩楽園ブラジル」(15年6月3日から6月9日)で、日本古来の大麻布を甦らせた「麻世妙(まよたえ)」とコラボレーションを行った。「JUM NAKAO × 麻世妙展」のため30年ぶりに来日した彼は多忙な中、クリエイターを志す学生が集う文化服装学院で特別講義を開催。その後に、自らのクリエイションについて、また麻世妙作品について、その思いを話してくれた。■見えるものと見えないものでデザインは作られているーー先ほどの講演(文化服装学院にて学生を対象にした特別講義)では「デザインの過程において、見えるものと見えないもの」というテーマでしたね。なぜこのテーマを選ばれたのですか?JUM NAKAO:自身のクリエイションにも共通しているのですが、文化服装学院の生徒たちに言いたかったことは、デザインとは、目に見えるカタチ(作品)だけ作ることを指すわけではないことです。作りあげるまでの苦難や歓喜といった感情、アイデアソースとなった数々の記憶などを、見えないものも含めてデザインしているのだということを伝えたいと思いました。ーーその言葉で、パリ博物館のインターナショナルキュレーターから今世紀最も注目すべき作品とも称された、JUM NAKAO氏のファッションショー「ア・コストラ・ド・インビジヴェル」(’04)を思い出しました。繊細で美しい紙のドレスに見惚れていると、突然モデルたちがドレスを引き裂くという衝撃の展開!150人のスタッフが制作に700時間を費やした作品が、一瞬にして紙片へと変わっていく、非常に記憶に残る作品でした。JUM NAKAO:「物質世界をはるかに超えるファッションという存在、その目に見えない絆を表現する」というメッセージを伝えるためのパフォーマンスでした。作品で大事なのは、何を伝えたいのかというメッセージです。繊細で優美なペーパードレスを一気に切り裂くことで、7分間という短いショーの時間が観る者にとって忘れられない永遠の時間となるわけです。また想像していなかったのですが、ドレスの紙片を求めて多くの観客がランウエイにまで押し寄せたのです。ーーただの紙片を得ようと集まった人々は、紙片を観るたびに美しいドレスの記憶が呼び起こされる…。JUM NAKAO氏のメッセージがしっかりと伝わっていることを感じます。またご自身は紙やプラスチック、またゴミ袋など、どのような素材でも作品へと昇華されています。ご自身が考える、作品と素材との関係をお聞かせください。JUM NAKAO:先ほどもお話しましたが、大事なのはメッセージ。何を伝えたいかが先で、そこから素材を選択していくのです。もちろんクライアントからこの素材、この要素でプロジェクトに関わって欲しい、などの依頼はあります。その場合も、そのプロジェクトの本質を踏まえて、カタチやストーリーを構築していきます。今回の「JUM NAKAO × 麻世妙展」に関してもそうです。後編に続く。
2015年08月04日ANAも加盟している航空アライアンスのスターアライアンスは、7月22日にサンパウロ・グアルーリョス国際空港にて、28社目となるアビアンカ・ブラジル航空の加盟式典を実施した。会場ではスターアライアンス塗装のA320を披露。スターアライアンスのCEOであるマーク・シュワブ氏は、「アビアンカ・ブラジル航空の加盟は、南米におけるニーズに応える重要なステップです。特にブラジルは大陸の中で最も重要な市場であり、われわれは今日より、ブラジル国内に接続できることを歓迎している」とコメントしている。スターアライアンスによると、アビアンカ・ブラジル航空はブラジルで最も急速に成長している航空会社で、2010年から2014年においては市場シェアは2.6%から8.4%に、2015年5月には9%のシェアにまで拡大しているという。同社の加盟により、ブラジル国内の15空港がスターアライアンスのネットワークに加わり、すでにスターアライアンスの加盟社が乗り入れている既存の12空港とあわせ、全27空港へとブラジル国内でのネットワークが強化される。現在、スターアライアンスには28の航空会社によって、192カ国・1,330空港へ毎日1万8,500以上のネットワークが展開されている。
2015年07月23日