3月中旬まで軟調が続いていたブラジル・レアルですが、4月3日までの一週間の対米ドルでの動きを見ると、主要通貨の中で最も高い4%弱の伸びを記録し、週間ベースで2011年12月以降、最大の上昇となりました。この背景には、米早期利上げ観測の後退とブラジルの財政改善への期待の回復という内外要因があります。米国では昨年来、超金融緩和政策の見直しが進められています。こうした中、昨夏以降、米ドルが上昇傾向となる一方、レアルは下落を続けました。そして、今年3月初めに米早期利上げ観測が強まると、米ドル全面高に拍車がかかりました。しかし、その後、米金融当局が金利見通しなどを引き下げたほか、FRB(連邦準備制度理事会)議長が利上げペースは緩やかになるとの見方を示したのに加え、軟調な経済指標が相次いだこともあり、米早期利上げ観測が後退、米ドル高に一旦歯止めがかかり、レアル売り圧力が和らぎました。また、ブラジルでは、厳しい経済状況が続いているところに、汚職疑惑の捜査が国会議員にまで及ぶことになったほか、反政府デモや大統領支持率の著しい低下などもあり、今年3月半ばにかけて政治面でも懸念が強まりました。そして、政府が掲げる財政健全化の先行きが不透明になり、格下げの懸念が強まると、軟調だったレアルが一段と売られることとなりました。しかし、3月23日に、格付会社S&Pが財政健全化に向けたブラジルの取り組みを評価し、格付の据え置きを発表したほか、月末にはルセフ大統領が、いかなる環境下でも財政目標の達成に向けてあらゆる手段を講じるとの決意を示したことなどから、レアルが反発しました。足元では、米国の利上げ開始は9月以降との見方が有力となっており、それまでの間にブラジルに対する過度に悲観的な見方が修正されれば、同国の金利水準が相対的に高いこともあり、レアル反発の持続につながると考えられます。特に注目されるのが財政健全化に向けた取り組みで、ブラジル政府がこれを実際に推し進めていくに連れ、同国への信頼が改善し、レアルの下支えや押し上げに寄与すると期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年4月6日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年04月06日3月27日~29日の3日間、シンボルプロムナード公園セントラル広場(東京都江東区青海)にて「ブラジルカーニバル2015」が開催されている。会場ではシュラスコを代表するブラジル料理や音楽、伝統文化、雑貨販売などを行い、初日来場者数は開催から3時間後の14:00現在でおよそ4,000人となった。会場には飲食店16店舗とグッズ販売店2店舗が出店し、シュラスコをはじめとするブラジルを感じるローカルフードや、サッカーグッズなどを販売。来場者は手にマップを持って、様々なブラジルグルメの食べ比べを楽しんでいる。今年からブラジルグルメグランプリ「BRA-1」を実施し、食べ終わったあとは一番おいしかった店へ投票ができる。結果発表は最終日の3月29日に行われ、各部門の栄えある第1回グランプリ王者が決定する。メインステージのMCは、Newsweek誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されたこともある「KTa☆brasil(ケイタブラジル)」と、テレビでも活躍中のブラジル人マルチタレント「シモネ」。アーティスト数も総勢100人以上が出演し、ボサノヴァからブラジリアンポップまで多彩なジャンルのアーティストが会場内3つのエリアに分かれてパフォーマンスを行う。「ブラジルカーニバル2015」は3月27日~29日11:00~21:00、シンボルプロムナード公園セントラル広場(東京都江東区青海)で行われる。新交通ゆりかもめ「台場」駅・「船の科学館」駅より徒歩約5分、りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩約5分で入場は無料となっている。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年03月27日足元でブラジル・レアルの下落が加速し、17日には一時1米ドル=3.28ブラジル・レアルをつけるなど、対米ドルで2003年4月以来の安値水準となりました。ブラジルでは、経済の停滞懸念が強まっている一方、今年、2期目をスタートさせたルセフ政権が財政規律の維持に向け緊縮財政へと舵を切り、市場の信頼回復に努めようとしています。ところが、国営石油会社に絡む汚職疑惑を巡り、連立与党所属の上下両院議長を含む国会議員までが捜査対象となったことが6日に明らかになったのに続き、15日には汚職や経済面での不満などを背景に大規模な反政府デモが開かれ、政治面での懸念まで強まったことが、足元でのレアル安加速の主な背景と考えられます。また、現在は米ドル高局面だとして、政府当局者がレアル下支えに向けた市場介入の強化を否定したと報じられたことも影響した模様です。緊縮財政への方向転換や汚職疑惑などにより、ルセフ大統領の支持率は既に大きく低下していました。また、同国は現在、干ばつに見舞われており、水の供給や、水力発電に多くを依存する電力の供給に不安を抱え、景気への悪影響が懸念されている状況です。そこに政治の混乱が加われば、財政健全化の道のりは一層険しくなるとみられます。しかしながら、緊縮財政を実現できなければ、国債が格下げされる可能性があることなどから、財政健全化に向けた政府の方針が大きく揺らぐことはないと考えられます。なお、同国では、インフレ抑制に向けて中央銀行が金融引き締めを続けています。直近2月の消費者物価指数が上振れしたこともあり、今後も追加利上げが見込まれています。景気や財政健全化の行方などに注意を怠れないものの、原油安を背景に利下げなど金融緩和を進める国が相次ぐ中で、ブラジルが利上げを続けていることや、同国の金利水準が相対的に高いことは、ブラジル・レアルのサポート要因になると考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年3月19日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年03月19日ブラジルイベント実行委員会は3月27日から29日にかけ、ブラジルグルメのNo.1を決めるグランプリ「BRA-1」を東京・台場で開催する。これは日本最大級のブラジルイベント「ブラジルカーニバル 2015」内で行われるもので、ブラジルを代表する肉料理「シュラスコ」(牛肉の塊を直火で焼くバーベキュー的料理)や日本ではまだ珍しい「アカラジェ」(黒目豆をすりつぶした生地を揚げ、具をサンドしたもの)などの料理を堪能しながら熱き一票を投票できる。料理はサッカー解説者のラモス瑠偉さんプロデュースの「Restaurante Carioca(レストランテ・カリオカ)」をはじめブラジル料理の有名店十数店舗が参加・提供する。普段なかなか味わえない本格派ブラジル料理をお腹いっぱい食べたい人には見逃せないイベントだ。またブラジルと言えば音楽。イベント会場内には3つのエリアが用意されており、本場のブラジル音楽やステージパフォーマンスを楽しめる。筆者が個人的に注目したいのはメインステージのMCであるKTa☆brasil(ケイタブラジル)さんとシモネさん。特にシモネさんはTBSのドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」で超能力を持つスペックホルダー「ナンシー」を演じた女優でもある。私のようなSPECファンとしては直にナンシーを観るチャンスだ。料理や音楽のみならず、ラテン系の街コン「サンバコン」「シニアコン」もあわせて開催(土曜日のみ)。ブラジリアンダンスのミニステージを楽しみながら、”肉食女子”たちと会話を弾ませることもできそうだ。一足先に熱いブラジルの日差しを感じたい人はぜひ参加してみてはいかがだろうか。概要開催日時:2015年3月27日(金)~3月29日(日) 11時~21時会場:シンボルプロムナード公園セントラル広場(東京都江東区青海)料金:入場無料(飲食代は有料)主催:ブラジルイベント実行委員会
2015年03月13日3月4日にブラジル・レアルが一段安となり、一時、1米ドル=3.00ブラジル・レアルをつけるなど、対米ドルで2004年8月以来の安値水準となりました。ブラジルでは、経済の停滞懸念が強まっている一方、今年、2期目をスタートさせたルセフ政権が財政規律の維持に向け緊縮財政へと舵を切り、市場の信頼回復に努めています。しかしながら、税制優遇措置の縮小に向けた大統領令を上院議長が3日に拒否したことをきっかけに、財政健全化の行方に懸念が生じたことなどから、ブラジル・レアルに売り圧力がかかることとなりました。緊縮財政への方向転換に加え、国営石油会社に絡む汚職疑惑捜査が長引いていることなどもあり、ルセフ大統領の支持率は大きく低下しています。また、同国は現在、干ばつに見舞われており、水の供給や、水力発電に多くを依存する電力の供給に不安を抱え、景気への悪影響が懸念されている状況です。こうした困難な環境にあるだけに、財政健全化を進めるのは容易でなく、大統領が議会に何らかの譲歩を余儀なくされることも考えられます。ただし、緊縮財政を実現できなければ、国債が格下げされる可能性があることなどから、財政健全化に向けた政府の方針が大きく揺らぐことはないと考えられます。なお、同国では、高止まりするインフレを抑えるべく、中央銀行が金融引き締めを行なっており、4日遅くには、昨年10月以降、4会合連続となる利上げ(12.25%→12.75%)が発表されました。景気や財政健全化の行方などに注意を怠れないものの、原油安を背景に利下げなど金融緩和を進める国が相次ぐ中で、ブラジルが利上げを続けていることや、同国の金利水準が相対的に高いことは、ブラジル・レアルのサポート要因になると考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年3月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年03月05日ぴあは、国立競技場の「スタンドの椅子」の素材を活用したアート作品を募集するデザインアワード「MEMORIAL GOODS DESIGN AWARD 2015」を開催している。グランプリ作品には賞金5万円が贈呈されるほか、新国立競技場での展示や有名家具メーカーからの製品化が予定されている。同アワードは、"2019年ラグビーワールドカップ"や"2020年東京オリンピック・パラリンピック"の開催に向けて建て替えが決定している「国立競技場」を運営・管理する日本スポーツ振興センター(JSC)の主催による、「SAYONARA 国立競技場 FOR THE FUTURE」の企画として開催されるもの。チケットぴあWebサイトでは、国立競技場で実際に使われていた座席や芝生、ゲート看板、スターター台、バトン、表彰台などのメモリアルグッズが昨年5月と9月の2回にわたり一般販売されたが、このたび開催される「MEMORIAL GOODS DESIGN AWARD 2015」は、今年2月14日より販売されている「スタンドの椅子」(自由席、指定席)の素材を活用して、未来の「新国立競技場」をイメージさせる幅広いデザインのアート作品を募集するアワードだ。また、同アワードに応募するには、「チケットぴあ」内特設ページから素材(指定席 7,800円/自由席5,800円、ともに証明書兼プレート付)を購入し、その素材を利用した実用的なデザインから未来をイメージさせるアート作品(高さ1m、幅1m以内)を制作。完成作品の写真を「SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE "MEMORIAL GOODS DESIN AWARD 2015"」ページ内に記載されているメールアドレス宛てに、作品名、作品説明、連絡先などと共に電子メールで送付する。参加資格は、同サイト内の素材購入ページより素材を購入した人すべてが対象で、参加費は無料(素材購入費は必要)。素材(椅子)の販売は3月25日まで(先着順、予定数終了次第終了)。応募の締め切りは5月23日(必着)。応募された作品は、JSC、ぴあ、日経デザイン編集長・丸尾氏、カリモク家具といった審査員によって審査が行われ、最も優れた1作品に「JSC賞(グランプリ)」として賞金5万が贈呈されるほか、新国立競技場での作品展示と有名家具メーカーから複数の有名デザイナーがデザインする椅子とともに製品化(限定販売)されている。また、「優秀賞」(2作品)には賞金2万円とJSCウェブサイトおよび刊行物で紹介される。さらに「ぴあ賞」(1作品)には、賞金1万円とJSCウェブサイトおよび"ぴあ"特設ページで紹介されるということだ。なお、結果発表は7月に「SAYONARA国立競技場FOR THE FUTURE "MEMORIAL GOODS DESIN AWARD 2015"」サイト内にて掲載および授賞式が予定されている。
2015年02月16日ブラジル中央銀行は21日の金融政策委員会で、市場の予想どおり、政策金利の引き上げ(11.75%→12.25%)を決定しました。利上げは、ルセフ大統領が再選された昨年10月以降、3会合連続となります。同中央銀行は、昨年12月に発表したレポートの中で、「インフレ率を2016年末までに目標の4.5%に低下させるため、必要なことは全て行なう」と謳っています。これと符合するように、今回の会合後の声明では、前回利上げ時(昨年12月初め)にあった、追加的な金融引き締めは「慎重に」行なうとの趣旨の文言が削除されました。ブラジルの物価の伸びは、昨年12月に前年同月比+6.4%へ鈍化し、目標レンジにはかろうじておさまったものの、今月19日には燃料などにかかる税金の引き上げが発表されたほか、公共料金の引き上げなどもあり、今後、再び高まるとみられており、7%に達するとの予想もあるほどです。こうした中、さらなる利上げが見込まれ、年内に少なくとも13%への引き上げが必要との見方もあります。原油安を背景に資源国・新興国の通貨に売り圧力がかかる中、ブラジル・レアルも対米ドルで軟調となっています。利上げは、景気低迷下のブラジルにとって、短期的には負担となる可能性があるものの、高水準のインフレを放置しては、持続的な成長は困難と考えられます。また、ルセフ大統領も、インフレ抑制など、投資を呼び込む事業環境の整備や、輸出増による貿易収支の改善などを通じた経済の立て直し、さらに、緊縮および増税を通じた財政収支の改善などにより、市場からの信頼回復を重視する方向性を強めています。このため、政府と中央銀行が歩調をしっかりと合わせることで、今後、投資家の信頼回復が徐々に進むとみられ、ブラジル・レアルをサポートすると考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年1月22日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年01月22日勉強する時の椅子、食事をする時の椅子、どんな椅子でも子どもにとって必要なのは、子どもの成長を妨げないこと、そして、安心して長い時間座っていられることの2つ。子どもにとって安心な椅子を選ぶために重要なチェックポイントを紹介していきましょう。■子どもに合った椅子は、集中力アップに繋がる子どもに合った椅子を選ぶことは、子どもの集中力アップにも繋がります。子どもには不向きの椅子に座らせていると、姿勢が悪くなったり、すぐにやる気をなくしてしまったりする傾向があります。子どもの骨に負担をかけないために、そして、正しい姿勢を身につけて集中力を養ってもらうためにも、子どもにぴったりな椅子を選ぶ必要があるのです。では、子どもにぴったりな椅子とは、どんなものがよいのでしょうか。■子どもに合った椅子(1)背もたれがある子どもに最適な椅子の特徴の1つとして挙げられるのは、背もたれがあること。安定感があり、安心して深く腰かけることができます。背もたれがない椅子の場合、深く腰かけてしまうとぐらぐらしてしまったり、場合によってはバランスがうまく取れずに倒れてしまったりすることもあるでしょう。浅く座るクセがついてしまう可能性もあるので、背もたれがある椅子を選ぶことが大切です。■子どもに合った椅子(2)ひじ、ひざが90度に曲がる次に重要なのは、ひじとひざが90度に曲がるような設計になっていることです。椅子の高さが高すぎてしまうと、ひざの角度は90度になりませんし、机とひじとの距離が遠すぎると、猫背の原因になります。反対に、椅子が低いと足を前に投げ出すような姿勢になってしまい、その姿勢のまま机の高さに合わせようとすると、肩に力の入った姿勢になってしまいます。子どもの成長に合わせて椅子の高さを変化できるように、ひじ・ひざの角度が90度をキープできる、高さの調整機能が付いた椅子がよいでしょう。■子どもに合った椅子(3)足が床、台につく「ひざが90度に曲がる」と似ているポイントですが、実際、足が床や台についていない状態だと、子どもの集中力は大きく半減してしまうというデータが出ています。もしも椅子の高さが高いのなら、足元に台を置くなどの工夫をしましょう。椅子の高さが調節できないタイプなら、足元に古新聞や古雑誌などをガムテープでまとめて配置し、台代わりにしてあげると、足が浮かなくなりますよ。長時間座っても痛くならないように座布団を置くのもよいでしょう。身長や座高に合わせた椅子選びをすることで、子どもの成長を阻害することなく、集中力アップにも貢献できますよ。
2014年12月19日ホンダのブラジルにおける風力発電事業会社であるホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダは11月26日(現地時間)、風力発電拠点の稼働を開始したと発表した。発電拠点は、ブラジル南部のリオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市(サンパウロ州スマレ市にあるHonda四輪車工場から南へ約1000km)に約1億レアル(約46億円)を投じて建設された。同拠点には風力タービン9機が設置されており、年間発電量は同社のブラジルにおける四輪車生産活動(年間生産台数約14万台)に必要とする年間電力量に相当する約9万5000メガワットアワーとなる見込み。工場で必要な電力量を再生可能エネルギーで創出することによるCO2排出量の低減効果は、年間約2200トン以上に上ると見込まれている。同社は、世界で販売する製品のCO2排出量を、2020年までに2000年比で30%低減するという目標を定めている。
2014年11月27日9月以降のブラジル・レアルは、金融市場が大統領選挙での政権交代を期待していたことから、現職ルセフ大統領の再選観測の高まりとともに下落基調となり、10月26日の決選投票でルセフ大統領が再選されると、大幅に下落しました。その後、ブラジル中央銀行が7カ月ぶりに予想外の利上げを決定したことから反発しましたが、足元では軟調な展開が続いています。ただし、対円では10月末の日銀の追加金融緩和により為替市場で円安が進んだことから下値は限定的となっています。ブラジルではルセフ政権に対して、財政悪化やインフレ率の上昇を招いたこと、石油などの産業へ介入したことなどが批判されています。特に、マンテガ財務相は、介入主義的な政策と過度に楽観的な経済・財政展望により、高成長が続いていたブラジル経済を悪化させたことから、同財務相の信頼性が損なわれていました。今回の大統領選で、ルセフ大統領は、介入主義的で浪費が多いと批判される経済政策から脱却するなどの考えを示し、市場寄りの野党候補にわずかな差で勝利しました。大統領は、今月15・16日のG20首脳会議の後に、退任の意向を示したマンテガ財務相の後任を指名すると示唆していることから、今後の人事が注目され、市場寄りの経済政策を進める後任者になる場合は、通貨にもポジティブな影響があると考えられます。また、同国のインフレ率はインフレ目標の上限を超える水準となっていることなどから、インフレ率を引き下げる必要があります。ルセフ大統領がインフレ抑制に取り組む意向をあらためて示しているうえ、中央銀行もインフレ抑制のため政策金利の引き上げを続ける用意があることを示唆していることなどから、利上げ期待はブラジル・レアルの今後の下支え要因になると考えられます。軟調な国内景気に加え、政権交代が実現しなかったことがブラジル・レアルの重石となり、短期的には上値の重い展開となる可能性があるものの、2期目のルセフ政権による経済改革やインフレ抑制への取り組み次第では、再び注目を集めることが期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2014年11月12日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年11月12日ブラジル中央銀行は29日の金融政策委員会で、政策金利の引き上げ(11.00%→11.25%)を決定しました。前回の利上げは今年4月初めで、今回は約7カ月ぶり(4会合ぶり)となります。中央銀行は声明で、数ある要因の中でも特に、前回(9月初め)の金融政策委員会以降のブラジル・レアル安に伴ない、インフレ・リスクが高まったことを踏まえて、今回、政策金利を引き上げたとしています。同国では、消費者物価指数の伸びが目標圏の上限近くで高止まりしているほか、燃料や電力などの統制価格が来年にも引き上げられる可能性があることなどから、利上げは不可欠と考えられていました。ただし、この10月には大統領選挙があり、当選者の就任が来年1月となることなどから、利上げ実施のタイミングは政権の顔ぶれや政策などが明らかになる2015年に入ってからとの見方が有力でした。このように、今回は予想外のタイミングでの利上げとなりましたが、中央銀行は、小幅な利上げを早目に実施することで、景気等への負担を抑えながら、インフレ抑制を狙っているとみられます。また、通貨下落やインフレに立ち向かう姿勢をこのタイミングで示すことにより、市場からの信頼の回復を狙った面もあると考えられます。次回の金融政策委員会は12月3日開催で、年内最後の会合です。今回の決定が全会一致によるものでない(賛成5名、反対3名)ことや、議事録の公表前であることなどから、中央銀行が利上げサイクルの再開を既に決めたのかどうかなど、金融政策の先行きが明確になった訳ではありません。ただし、市場では今後、利上げへの関心が高まるとみられ、ブラジル・レアルのサポート要因になると考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2014年10月30日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年10月30日本田技研工業(ホンダ)は、ブラジル・サンパウロで11月9日まで開催される「サンパウロ国際モーターショー2014」にて、新型「ヴェゼル(HR-V)」と、「CR-V」マイナーチェンジモデルのブラジル仕様市販予定車を初公開した。新型「ヴェゼル(HR-V)」は2015年第1四半期にブラジルで発売予定。SUVの力強さ、クーペの艶やかさ、ミニバンの使いやすさを融合し、ブラジル仕様車では1.8リットルSOHC i-VTECフレックスフューエルエンジンとCVTを組み合わせて搭載している。ブラジル仕様の「CR-V」マイナーチェンジモデルは、新デザインのフロントグリル・ヘッドライト・バンパーに加え、室内の質感や装備を充実させ、2015年前半にブラジルで発売する予定だという。同モーターショーではその他、参考出展として「NSX CONCEPT」「Honda FCEV CONCEPT」、量産車として「アコード」「シビック」「シビックSiクーペ」「フィット」「シティ」を出展。充実した四輪車のラインアップとなっている。
2014年10月30日ブラジルのシューズブランド「メリッサ(melissa)」が、10月10日(現地時間)、ロンドンのコヴェント・ガーデンにロンドン初のインターナショナルフラッグシップストアをオープン。10月9日の夜、ショップオープンに先駆け行われたプレスパーティーでは、ケイト・モスを初めとした著名人が来場し、大いに盛り上がった。また、世界のさまざまな文化からインスピレーションを受けたNationコレクションも発表された。1979年創業の「メリッサ」は、プラスチックを使った革新的でオリジナリティあふれる作品を生み出し、過去30年間で7,500万足を生産、世界69か国で販売されている。ファッション、アート、デザインにおいてさまざまなコラボレーションを展開してきたことでも知られる。過去にヴィヴィアン・ウェストウッドやケイト・モス、カーラ・デルヴィーニュ、アンナ・トレヴェリヤン、ガレス・ピューなど、英国を代表するスタイルアイコンたちともコラボレーションを発表してきた。ニューヨークに続きブラジル外では2軒目となる新ブティックは、ロンドンでもいまもっともトレンディなエリアであるコヴェント・ガーデンにロケーションし、中でもストアが入る建物は最も古く、貴族の住居、ホテル、クラブなどに利用されてきたヒストリカルなスポットで、「メリッサ」のプラスティックというモダンな要素とのユニークなコントラストを生み出している。ブティックは、「メリッサ」としては世界最大の売り場面積を誇る、2階建ておよそ400平米の広さで、クリーンな内装とジョージ王朝風建築の外装が特徴的だ。デザインはブラジル サンパウロのストアと同じく、ブラジル人ビジュアル・アーティストのムティ・ランドルフが手がけた。レセプションパーティでは、アクリルの箱でできたインスタレーションが音楽に合わせて動き、来場者を楽しませた。パーティの模様は、YouTubeにて公開されている。(text:Miwa Ogata)
2014年10月16日ペット用品・ペットグッズ通販のPEPPY(ペピイ)では、椅子の形のキャットタワー「チェアハウス・ラグジュアリー」を販売している。○椅子の裏には爪とぎ付き同商品は、「椅子」の形をしたキャットタワー。飼い主の椅子が好きでよく登る猫のために開発した。高さは約64cm。毛が付きにくく、水拭きOKな素材でできているため、メンテナンスもしやすい。「椅子」の中には空間を設けてあり、中に入って遊ぶこともできる。内部には、ボリュームのあるふんわりとしたクッション付き。「椅子」の背面には麻の爪とぎも付いている。価格は9,999円(税込)。ペット用品・ペットグッズ通販のPEPPY(ペピイ)で販売している。○20周年キャンペーン現在、10月31日まで、キャットタワーを購入すると、毎月10名にポイントキャッシュバックする20周年キャンペーンを行っている。11月1日から12月31日までは、毎月10名に蓄熱ブランケットをプレゼント。購入した人は、自動的にキャンペーンにエントリーとなる。
2014年10月09日「ナイキ(NIKE)」は、ブラジルの2大都市であるリオデジャネイロとサンパウロへの旅に着想を得て誕生したブラジルパックを発売した。本コレクションでは、リオとサンパウロでそれぞれ愛される3モデルのナイキのスタイルにオリジナルプリントを施して各都市を表現。手触りの良さが持ち味のジャカード地で描いた。リオパックは、リオデジャネイロの起伏に満ちた地形や豊かな緑を表現。様々なトーンの緑を使った皮革・合成皮革の素材の重ね使い、カラフルな蘭の花や野生生物などの刺繍を、ホワイトソールと組み合せた。高さを4分の3カットにしてルナロンソールを用いた「ナイキ ルナ フォース 1 MID ジャカード(NIKE LUNAR FORCE 1 MID JACQUARD)」(2万2,000円)、フルレングスのビジブルエアユニット使用の「ナイキ エアマックス 97 ジャカード(NIKE AIR MAX 97 JACQUARD)」(2万円)、90年代のフットボールに着想を得て薄いソールを用いた「ナイキ ティエンポ ズーム MID 94 ジャカード(NIKE TIEMPO ZOOM MID 94 JACQUARD)」(1万4,000円)の3モデルがラインアップ。サンパウロパックは「ポルトガル舗装」とも呼ばれる石畳の歩道をモチーフとし、フルグレインレザーの重みのあるキャンバスに、ポリエステル糸を用いたジャカードの有機的・幾何学的な模様を組み合わせた。上に重ねたパネルは端を織り込んですっきりと仕上げ、ソールはホワイト。「ナイキ ルナ フォース 1 MID ジャカード(NIKE LUNAR FORCE 1 MID JACQUARD)」(2万2,000円)、スケートボーダーのニーズに応えるために誕生した「ナイキ ブレーザー ズーム HI ジャカード(NIKE BLAZER ZOOM HI JACQUARD)」(1万4,000円)、取り外し式シュータン付き「ナイキ ティエンポ MID 94 ジャカード(NIKE TIEMPO MID 94 JACQUARD)」(1万5,000円)がそろう。Nike.com/nikelab及び一部販売店で扱われる。軽装となる夏のスタイリングにアクセントとなる足元を演出する。
2014年06月27日いよいよ開幕する2014 FIFAワールドカップブラジル大会。今回は機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されている。ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。「ナイキ(NIKE)」は、パフォーマンスフットウエア4種を発表している。ナイキフットボールのデザインディレクターであるデニス・デコビッチは、「ロナウドがマーキュリアルR9を着用した1998年と同様に、今年はナイキがスパイクを一変させた年として記憶に残るだろう。色使いだけでなく大胆なアイデアやイノベーションを盛り込んだ」とコメント。2013年5月にリオデジャネイロで発表された「ハイパーヴェノム」は、アタッカーのために開発。ブラジルのネイマール(Neymar)、イングランドのウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)やダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)などが支持し、大久保嘉人、大迫勇也、柿谷曜一朗が「ハイパーヴェノム ファントム」を着用する。「ティエンポV」は、クラシックなデザインに21世紀の最新技術を搭載。伊野波雅彦、森重真人が「ティエンポ レジェンドV」を着用予定。「マジスタ」はフィット、ボールタッチ、トラクションの進化にフォーカスしたデザインで、ハイカットのシルエット。山口蛍が「マジスタ オブラ」を着用する。独自の製造技術であるナイキ フライニットによりスピードを追求した「マーキュリアル スーパーフライ」は、5月にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がマドリードで発表。長友佑都が着用予定。ハイパーヴェノムとマーキュリアルは鮮やかなレッドとゴールド、ティエンポとマジスタはネオンイエローとゴールドの2カラー。マジスタは現在販売中で、マーキュリアル、ハイパーヴェノム、ティエンポは6月13日発売。
2014年06月12日2014 FIFAワールドカップブラジル大会開幕まであと1日。機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されている今回。ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。「プーマ(PUMA)」は、ワールドカップブラジル大会に向けたスパイク「プーマ トリックス」をローンチした。右はピンク、左はブルーの特徴的なカラーリングで、着用する選手の信念とサポーターの祈りを表現。プーマの今夏フットボールキャンペーン「ザ ネーチャー オブ ビリービング(The Nature of Believing)」の中核となるプロダクトで、スポーツが持つ力「ビリーフ メークス ザ ディファレンス(Belief Makes The Difference)」を象徴。パワーと正確性を追求した「エヴォ パワー」(1万6,500円)は、素足の動きに合わせて伸縮。日本代表の長谷部誠、川島永嗣、イタリアのマリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)、ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)とジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)、スペインのセスク・ファブレガス(Francesc Fabregas)、コートジボワールのヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が着用。スピード追求型の「エヴォ スピード」(1万5,800円)は軽量、柔軟性、フィット感を重視。日本の酒井宏樹、西川周作、アルゼンチンのセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、フランスのオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)、フランスのガエル・クリシー(Gael Clichy)、イタリアのマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)が着用する。
2014年06月11日(画像はプレスリリースより)今最も熱い国!ブラジルのファッションアイテム2014 FIFAワールドカップはもう目前、BUYMAがFIFAワールドカップの主催国である、ブラジルにちなんだファッションアイテムを集めました。その数なんと、3400アイテム以上で水着やシューズやアクセサリーや、メンズ、レディース、キッズやベビーまで、盛りだくさんのアイテムが勢揃いしました。ブラジルらしいカラーや人気のボタニカル柄も!美脚効果抜群のセクシーなブラジリアンビキニや、流行の「ボタニカル柄」やメリッサのラバーシューズなど、どれもこれも欲しくなってしまう、カラフルで熱いアイテムばかりです。BUYMA(バイマ)って何?世界105カ国の出品者であるパーソナルショッパーから、お得に世界中の素敵で魅力的な商品を購入できる、ソーシャル・ショッピングサイトで日本未上陸の商品や国内完売アイテムなど、ブランド数は4600以上を取り扱っていて、会員数は170万人を突破している、人気のショッピングサイトです。【参考】・ValuePress 株式会社エニグモプレスリリースファッション界もブラジル熱で大盛り上がり!~ブラジルらしい開放的で色鮮やかなファッションアイテムが満載~
2014年06月11日2014 FIFAワールドカップブラジル開幕まであと2日。各国ファンタジスタのプレイもさることながら、その“足元”にも注目。今回は機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されているので、ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。初回を飾る「アディダス(adidas)」は、四つのプレーヤータイプに合わせた「バトルコレクション」をローンチ。5月26日に発売した。アッパーにはブラジル先住民の戦士たちが戦いの際に顔に施した戦闘化粧にインスパイアされた、白黒のグラフィックがデザインされている。「プレデター インスティンクト(predator instinct)」(プレデター インスティンクト ジャパン HG WC/1万9,000円)は、新たに採用されたアウトソール前足部スタッドのTPUコントロールフレームと、クッション性を備えた内足部ジェルパッドのボールコントロール性により、ボールコントロール性が向上。日本代表の清武弘嗣と権田修一、ドイツのメスト・エジル(Mesut Ozil)、スペインのシャビエル・エルナンデス(Xavier Hernandez)、ブラジルのオスカル・エンボアバ(Oscar Emboaba)らが着用予定。スピード性を追求した「アディゼロ(adizero)f50」(アディゼロf50ジャパンHG WC/1万8,000円)は、アッパー前足部により薄く軽いハイブリッドシンセティックレザー、後足部に極薄メッシュにTPUコーティングを施したスピードフォイルを装備。日本代表の香川真司と齋藤学、ウルグアイのルイス・スアレス(Luis Suarez)、フランスのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)らが着用する。「アディゼロf50 リオネル・メッシ(LM)」(アディゼロf50 FG LM WC/2万円)は、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)のみが着用。アッパーに施された縫い目のない1枚革のハイブリッドシンセティックレザーがフィット感を高め、母国アルゼンチンを象徴するブルーを配したデザイン。「パティーク 11 コア(pathiqe 11 core)」(パティーク 11 コア ジャパン HG WC/1万2,000円)は、技術や走力などあらゆる能力を駆使するバランサータイプの選手に向けアッパーやソールなどのフィッティング力を強化。日本の内田篤人と今野泰幸、ドイツのフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)らが着用する。「ナイトロチャージ(nitrocharge)1.0」(ナイトロチャージ 1.0 ジャパン HG WC/1万6,000円)は、踏込時の負荷を吸収してプレーヤーの運動量をサポートする「エナジースリング」を搭載。日本の酒井高徳、ブラジルのダニエル・アウベス(Daniel Alves)、スペインのハビ・マルティネス(Javi Martinez)らが着用予定。
2014年06月10日満腹商事に勤めるチャー子。チャー子:「ぶちょお、6月12日から7月13日まで、実家の母が具合が悪くなる予定ですので、おやすみさせていただきます!」ぶちょお:「な、なんだねチャー子君、とつぜん困るよ君! あきらかにワールドカップのために休むのだろう!」チャー子:「ええ~なんでわかちゃったんですかぁ? だめですかぁ~? ぶちょおも一緒にブラジル行きましょうよ~! オーレーオレオレオレ~」ぶちょお:「ばっかもーん!」残念ながら休みをもらえなかったチャー子。うそのつき方がヘタすぎたのが原因だったようです。ま、ワールドカップは日本から応援するしかなさそうですね。今日は、そんなワールドカップ観戦におすすめの絶品おつまみのご紹介。今年開催地のブラジルではポピュラーな「パステウ」というファーストフードをお手軽に餃子の皮で日本風にアレンジ! 材料(8個分)・牛薄切り肉(ロース肉がおすすめ) 80g★玉ねぎ(みじん切りにする) 1/4個(60g)★ミニトマト(粗みじん切りにする) 5個★ゆで卵(固ゆで・みじん切りにする) 1個★シュレッドチーズ(好みのもの) 40g★クミンパウダー 小さじ1/2★塩 小さじ1/2★ドライオレガノ 小さじ1★黒胡椒 少々・餃子の皮(大き目のもの) 16枚作り方1.牛薄切り肉は細かく切る。(粗みじん程度にする。)ボウルに切った牛肉と★を入れ、よく混ぜる。2.餃子の皮の上に1を大さじ2ほどのせ、皮の周りを指につけた水でぬらす。3.その上にもう1枚餃子の皮をのせ、空気が入らないようにくっつける。そしてくっつけた皮の周りを指につけた水でぬらす。4.その周りを内側に7mmほどのヒダを折るようにしてしっかりくっつける。お手軽サイズ用には餃子の皮1枚で包むのもOK。5.180度の油で揚げる。途中、上下を返す。プックリ膨らんで、狐色に色になればOK! キッチンペーパーの上で余分な油を切って完成。冷めても美味しいけど、ぜひ熱々をほお張っていただきたい。牛肉は挽肉を使ってもいいですが、薄切り肉を自分で粗く切ったほうが食感が良いです。あまりの美味しさに観戦どころではなくなってしまう恐れもあるので、くれぐれも試合の盛り上がる前に食べましょう。揚げ物はちょっと、という方は、オーブンで焼くこともできます。表面にオリーブオイルをふりかけ、200度に予熱したオーブンで13~15分ほど焼いてね。こちらは、揚げたものとは違って皮がパリパリして美味しいです。でも、美味しさで言ったらやっぱり揚げたほうがおすすめかな。今年のサッカー観戦のお供に、ぜひ、みなさんもおためしあれ~。
2014年06月04日6月のワールドカップ開幕を控え、注目が集まるブラジル。日本の国土の約22倍広さを持ち、様々な国の文化が混ざって生まれたというブラジルの家庭料理を手軽に味わえるフェアが伊勢丹新宿店食品フロアキッチンステージで開催されている。5月6日まで。同店では、4月30日から5月11日までブラジルのファッション、食、アートを紹介するキャンペーン「アブソラッソス・ド・ブラジル ブラジルの抱擁」を行う。それに先駆け、キッチンステージでは、ブラジルの日系3世の料理研究家・ヒラタマリ監修によるブラジルの家庭料理を提供。今回紹介するブラジル料理は、黒豆と肉のシチュー「フェイジョアーダ」、ココナッツ風味の海老の煮込み「ボボ・デ・カマラオ(以下、ボボ)」、アマゾンのスーパーフルーツとして注目を集めるアサイーボウル「アサイー・ナ・ティジェラ」の3品。フェイジョアーダは、ブラジルのお味噌汁といわれる程、同国で一般的な家庭料理。黒豆と塩漬けにしたベーコンやウインナーを煮込んだスープを、ローリエで風味をつけたご飯に掛けて食べる。一緒にキャベツのような葉野菜ケールの炒め、オレンジ、炒めたキャッサバ粉、トマトや玉ねぎのサルサと混ぜて食べるのがブラジル流。キャッサバ粉とは、ブラジルを代表する食材の一つであるキャッサバ芋を加工したもの。タピオカの原料だ。キッチンステージの総料理長・小山雄史氏は「日本は鮮度の高い肉が手に入るので、ブラジル本国よりもシチューに使う肉を塩漬けする時間を短くし、うま味を引き出せるよう工夫した」と語る。日本で目にする機会の少ないケールはキャベツのような肉厚な葉野菜。苦味の少ない野菜で、しっかりとした歯触りが特徴。異なる食感と味覚が混じり合うこの料理は、1口進めるごとに味わいが変わる。煮込んだソーセージはブラジル産のもの。ボボは海老の殻や頭から出汁をとり、トマトソースとココナッツソースを加えて煮込んだブラジル・バイヤー州の料理。一見、カレーのような見た目だが、辛さはなく優しい味。こちらもローリエで炊いたご飯にスープと合わせて食べる。口にするとエビ独特のうま味が広がる。香り付けに添えられるのはパクチーだ。小山氏は「ブラジルでは海老の頭と殻で出汁をとるが、今回は味に深みを出すため海老の身も細かく刻んでソースに加えた」という。デザートには、アサイーボウル。ヒラタ氏によれば「もともとアサイーはブラジルのアマゾンで食べられていたフルーツ。ブラジルでは冷凍したアサイーをバナナ、蜂蜜とミキサーに掛け、スムージー状にしたものを朝食やおやつにする」という。同店でもカクテルグラスにアサイーミキサーにかけたものを盛りつけ、その上にナッツとドライフルーツで作った自家製グラノーラとバナナが乗る。ひんやりとしたアサイーボウルは、バナナや蜂蜜で酸味が押さえられ、程よい甘さを感じる一品。グラノーラの香ばしさと食感も味に変化を加えている。ヒラタ氏は「歴史的にもブラジルには、様々な国からの移住者が多い。ブラジル料理のルーツを辿るとポルトガルやアフリカなど、多くの地域の食文化がアレンジされて生まれた料理だったと知ることも多い」とコメント。期間中、同店ではブラジル料理に合わせて、ブラジルワインやブラジルビールも楽しめる。ヒラタマリはパリのコルドンブルーで学んだ後、サンパウロのホテルでパティシエを務めた。現在は日本とブラジルを行き来しながら、両国の食文化を伝えている。ブラジル大使館からも、ブラジルの家庭料理なら彼女が一番とお墨付きだ。
2014年04月27日一日中パソコンの前に座って仕事をするという職業柄、腰痛や肩こりには常に悩まされている。一時期、バランスボールを椅子代わりに導入するオフィスが話題となったが、ずっとバランスボールに乗って仕事をするのはなかなか大変だし、意外と場所をとってしまうことだろう。何かいい方法はないものか…と思っていたときに知ったのが、フィンランドで開発されたHUMATOOL社の「バランスシート」だった。自転車のサドルのような見た目の「バランス シート」(1万8900円)。どうやって使うかといえば、ふだん使っている椅子の上にのせて、その上に座るだけ。座面の下には半球状のバランスボールが内蔵されており、自身でバランスを取りながら座ることでインナーマッスルが自然と使われ、肩こりや腰痛解消が期待できるという。さらには体感が鍛えられることで基礎代謝がアップ、痩せやすい体にもなるのだとか。北欧の健康器具だけあって、ファブリックのデザインも何だかかわいい。早速、オフィスで使ってみたのでその使用感をご紹介しよう。まずはふだん使っている椅子の座面を下げてバランスシートをのせ、その上に座る。もっとぐらぐらするのかと思いきや、意外に安定感があるというのが最初の印象。私は猫背の傾向があるのだが、このバランスシートに座った途端、自然とシュッと背筋が伸びるから面白い。10分ほど座っていると、なぜだかおなか周りにじんわりと汗が。インナーマッスルが使われているという証拠なのかもしれない。原稿を書いていて、ムムム……と行き詰まってきたとき、気分転換に体を前後左右に傾けてみた。すると、いい感じにウエストまわりの運動になり、これは部分痩せにも効果がありそうな気がする。最初は1日10分程度から使用開始し、徐々に使用時間を伸ばしていくとのこと。使い始めて1週間、まだダイエットや腰痛改善などの効果は不明だが、バランスシートを使っている間はとても姿勢がいい。長期間の使用で、姿勢の悪さからくる肩こりや腰痛に関しては改善も期待できそう。無理なく続けられるので、これからも使い続けてみようと思う。
2014年01月16日フランスベッドは10月下旬、お掃除らくらくダイニングシリーズ「フローティア」を発売する。同商品は、椅子の背もたれを可動させて、テーブルに引っ掛けることができるダイニングセット。椅子の脚が宙に浮くため、掃除ロボットや掃除機などでもテーブルの下を簡単に掃除することが可能。デザインが異なる3型式のダイニングチェア「FT-PD」(2脚組5万6,280円~)、「FT-SM1」(2脚組5万2,080円~)、「FT-SM2」(2脚組5万7,330円~)と専用ダイニングテーブル「FT-PD」(5万3,970円~)、「FT-SM」(6万1,740円~)の2型式を展開する。ダイニングチェアは簡単に持ち上げられるように軽量化を図った。背もたれは布製でテーブルから滑り落ちにくく、接地面も広いため安定性に優れているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月02日サッカーのブラジル人の選手の登録名は、愛称が用いられていることがほとんど。その理由は、ブラジルは愛称を公的な場でも使う習慣があるからなのだとか。ブラジルのルーラ元大統領のルーラも幼少期の愛称なのだそうです。さて、そんなブラジル人の愛称ですが、意味を調べてみるといろんなものがあります。例えば、イタリアセリエAで活躍したパト選手のパトは「あひる」という意味。また、サッカーの王様であるペレは「裸足」という意味です。今回は、こうしたブラジル人サッカー選手の愛称と意味を紹介します。●ジーコジーコ。本名はアルトゥール・アントゥネス・コインブラといいます。おなじみのジーコというのは愛称で、意味は「痩せっぽち」。ジーコがやせていたことからこの愛称が付いたそうです。ストレートな愛称ですね。今は丸々と太っているのでちょっとそぐわない感じですね。●カカ何度も来日し、イケメンサッカー選手として報道されたりと、日本での知名度も高いカカ。本名はリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ。カカという愛称は、実弟が幼いころに「リカルド」をうまく発音できず「カカー」と言っていたことから付いたそうです。ちなみに「カカ」というのはイタリアではう○こという意味の発音です。●カレカJリーグの柏レイソルにも所属していたこともある元ブラジル代表のカレカ。カレカというのはポルトガル語で「ハゲ頭」という意味です。はげてもいないのにこの愛称が付いたのはカレッキーニャというコメディアンが大好きだったからだそうです。大好きな人にあやかった名前だからこそ、ずっと使い続けているんですね。●ガリンシャブラジル代表として2度のワールドカップを制覇し、20世紀最高のウイングと称されているガリンシャ。この愛称はポルトガル語で山岳地帯に生息する「ミソサザイ」という小鳥の意味です。なぜこの愛称が付いたかというと、ミソサザイのように体が小さかったという説と、ミソサザイを撃ち落とすのが上手だったからという説があります。●ドゥンガブラジル代表のキャプテンとして優勝カップを掲げ、日本でも活躍したドゥンガ。本名はカルロス・カエタノ・ブレドルン・ヴェーリーで、ドゥンガというのは愛称です。意味は「白雪姫と7人のこびと」のこびと兄弟の末っ子である「dopey」(おとぼけ)から付けられました。闘将と呼ばれるほど熱血なドゥンガがおとぼけってちょっと違和感がありますね。また、ブラジルのお隣のアルゼンチンにも面白い意味の愛称を持つ選手がいます。元アルゼンチン代表のクラウディオ・ロペスの愛称は「ピオホ」。ピオホは「シラミ」という意味です。シラミのようにスピードに優れ、神出鬼没だったことからの愛称だそうです。また、元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサは重度の戦術マニアだったことから「エル・ロコ」(変人)というダイレクトな愛称が付けられています。愛称を大事にする習慣があるからこそ、こうした競技への登録もそのままにするんですね。日本で同じ習慣があれば、野球やサッカーで「ゴリ」とか「メガネ」といった愛称が登録されていたかもしれません(笑)。(貫井康徳@dcp)
2013年03月02日2013年にFIFAコンフェデレーションカップ、2014年にFIFAワールドカップと立て続けに世界的なサッカーイベントが開催されるブラジル。特に世界最大級に数えられるサッカースタジアムを「エスタジオ・ド・マラカナン」を擁するリオデジャネイロでは、普段からサッカー熱がスゴイ。アツすぎて、もはや笑えるレベルだった件をリポートしよう。ジーコ、ペレ、カカ、ロナウド、ロナウジーニョ、ネイマール……それほど熱狂的なサッカーファンでない筆者ですら、世界を舞台に活躍するブラジル人サッカー選手の名前をいくらでも思い浮かべることができる。さて、そんなブラジルはリオデジャネイロに取材にやってきた筆者。せっかく来たのだから、やっぱり本場でサッカー観戦がしたい! と、ミーハー的なノリで意気込んだはいいが、場内での乱闘騒ぎは当たり前だと聞くし、前述のエスタジオ・ド・マラカナンは現在工事中なので、郊外の「エスタディオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ」(通称エンジェニャオ・スタジアム)まで行かなくてはならないという。「これは面倒だな」と思い、旅行会社に問い合わせてみると、「送迎付き、安全なVIP席での観戦」というツアーがあるというではないか。ホテルまで日本人ガイドが迎えに来てくれるというし、これはなかなか快適である。というわけでスタジアムまで1時間弱、バスに揺られてやってきたエンジェニャオ・スタジアム。付近の壁という壁に落書きがあり、ちょっと大きな家の窓には鉄格子がはめられている。スラムな雰囲気だが、警察官がうようよいるのでそれほど身の危険は感じない。これだけ警察がいなくてはならないというのはどういうことか、とも思えるが。スタジアムの入口は4カ所あり、応援するチームごとに入場する場所が異なる。当然、乱闘を避けるためだ。今日の試合は地元リオデジャネイロの「フラメンゴ」、対するはポルト・アレグレの「グレーミオ」。ガイド氏の話によると、地元同士の試合では乱闘騒ぎは必ず起こるそうだが、今日は対戦相手のサポーターの数が少ないため「静かなものだよ」。そうなのか。安心したような、ちょっと残念なような……。本来なら正面玄関から入るはずが、このスタジアムも来年以降に次々と開催されるスポーツイベントに向けて周辺を工事中であったため、駐車場にまわって入場。すると、そこへ赤いフラメンゴのバスがやってきて、選手たちが降りてきた! 駆け寄る子どもたち。もちろん筆者も駆け寄った。が、人垣で何も見えなかった。諦めて席へ向かう。持ち物チェックといったセキュリティーらしいセキュリティーはないが、ちょっとお高いVIP席だし何も心配はない。客層も、赤ちゃんや小さな子どもを連れた家族連れとか、カップル、我々のような外国人旅行者らと平和なムード。スタジアム全体を一目で見渡せるほど高い位置で、向かい側はフラメンゴ、向かって左手にはグレーミオのサポーター席となっている。こちらもフラメンゴのサポーター席であるらしく、チームカラーである赤いシャツを着ている人が多い。試合開始より1時間ほど前から、続々とサポーターたちが集まってくる。ジーコが所属したチームで、ブラジル全土でも一番の人気を誇るというフラメンゴのサポーターたちは既に声を合わせて応援歌らしきものをがなり、その歌声がスタジアムに響き渡る。1辺が3mくらいありそうな巨大な旗を振る人が何人もいる。後ろの人はさぞ迷惑だろう。一方、グレーミオのサポーターはこぢんまりとまとまっており、こちらは静か目。アウェーであるためサポーターの数が圧倒的に少ないので当たり前だが、かなり居心地が悪そうだ。選手たちがマスコットボーイたちと手を取り合って入場し、試合開始。にもかかわらず、それまで騒いでいたサポーターたちが意外に静かなのが驚きである。もっと「待ってました~っ」という感じで盛り上がると思っていたのに。試合が始まってもぺちゃくちゃおしゃべりを続けている。ちゃんと試合を観ているのかと思うと、いいプレーやちょっとしたミスなどに対し、怒号が飛んだりする。とにかくおしゃべりと怒鳴り声でうるさいし、その言葉たるやとにかく隠語の嵐である。「キミたち、ホントにフラメンゴのファン? 」といぶかってしまうくらい、悪口を言いまくっている。セレブ(?)なVIP席なのに。子どももいるのに。そしてとうとう、グレーミオに先に点を奪われるフラメンゴ。サポーターたちはまるでこの世の終りかのように頭をかかえ、悶絶している。そのジェスチャー、私から見るととっても大げさである。点を取りかえせないまま、前半戦が終わった。しばしの休憩時間。我々の後ろにいた屈強な男性サポーターたちは自分たちの声が選手に届いていないと思ったのか、よりピッチに近い席へと移動して行った。彼らの怒号はすさまじく、今にも暴れだすのではないかと思われるほどだったので、ちょっと安心。代わりに、若い女性3人組がその席に座る。ちなみに、男性でも女性でもおしゃべりの量は変わらない。ブラジル人はとにかくマシンガントークである。ふとピッチを眺めていると、ジャーマン・シェパードを連れた警備員10名がぞろぞろと入ってきて、フラメンゴ側のサポーター席の前に陣取った。点を奪われた腹いせにグレーミオのサポーターを襲う可能性があるのだ。物々しいにもほどがある。よく見ればピッチの片隅には救急車とパトカーも止まっている。これも、選手のためにスタンバイしているわけではないのだろうなぁ。VIP席が高いところにあるのも、敵対するチームのサポーターがなだれ込んでこないようにするためなのだろうな。後半戦が始まる。点を奪い返さねばならないフラメンゴ。サポーターたちのおしゃべりと怒号はさらに熱を帯びている。……が、騒ぎ過ぎて疲れたのか、ときどき場内が一斉にしーんと静かになるのが印象的だ。どういうタイミングでしーんとするのかはわからないが、突然静かになるのである。それ以外のときは相変わらずマシンガントークと怒号の嵐だ。3人組の女性サポーターの怒鳴る内容は先ほどの男性たちと変わらない。声が高い分、耳をつんざく激しさだ。そして、とうとうフラメンゴが1点を奪い返した。授乳しながら観戦していた女性は赤ちゃんを放り出さんばかりに喜んでいた。こんな様子を見て育つのだから、子どもも「サッカー最高」と思うようになるのだろうな。ある意味、英才教育である。試合は引き分けのまま終了。サポーターたちは一様にすっきりした表情を浮かべている。あたかもカラオケで熱唱した後のような、徹夜明けに熱いお風呂に入ったときのような、さっぱり感。そりゃあ、あれだけ怒鳴り散らせばいいストレス解消になるだろう。まぁ、試合に負けていればちょっと違う雰囲気だったかもしれないが。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日オリックスはこのたび、ブラジルに現地法人「ORIX Brazi Investments and Holdings Limited」(以下ORIX Brazil)を設立したと発表した。ORIX Brazilはオリックスの南米戦略の拠点として、米国の現地法人ORIX USA Corporation(オリックス100%出資、以下OUC)の管轄の下、ブラジル経済の発展に寄与すべく、M&Aや資本参加を通じてアセットマネジメント、ストラクチャード・ファイナンス、投資銀行などの事業分野への新規展開を図るという。ブラジルは、世界第6位のGDPを誇る経済大国(出典:IMF-World Economic Outlook Databases2012年4月版)。豊富な資源に恵まれ、約195百万人(出典:IMF-World Economic Outlook Databases2012年4月版)の総人口うち、半数以上が中間所得層。2014年のFIFA ワールドカップや2016年のリオデジャネイロオリンピックの主催国として、将来的にも経済規模の拡大が期待されている。オリックスは、1973年に地場大手ブラデスコ銀行と合弁でブラジル初のリース会社を設立し、事業を展開してきた(2000年、同行に持分売却済)。オリックスは、地場のネットワークや、OUCが有するコーポレート・ファイナンス、アセットマネジメントや投資銀行などの幅広い専門性を生かし、ブラジルの成長と発展を取り込むことで、南米におけるビジネス拡大を目指していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日セブン銀行は、17日より、ブラジル銀行在日支店(以下ブラジル銀行)が日本における支店に設置しているATMをセブン銀行ATMに順次置換え、セブン銀行がATM業務の運営・管理を行っていくことになったと発表した。ブラジル銀行はATM業務をセブン銀行に委託することで、海外で発行されたカードが利用可能になり、顧客の利便性をより一層向上させることができる。一方、セブン銀行にとってもATMの設置場所を拡大することで、より多くの顧客がセブン銀行ATMサービスを利用することが可能となる。なお、ブラジル銀行とセブン銀行は2007年4月28日より、ATM利用提携を実施しており、ブラジル銀行のキャッシュカードを保有している顧客は、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなどに設置してある全国のセブン銀行ATMで、入出金のサービスを利用できる。セブン銀行とブラジル銀行は、「今後も顧客へのサービス・利便性向上に努めていく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日伊原剛志を主演に、常盤貴子や余貴美子ら日本人キャストが地球の裏側・ブラジルに渡り、ブラジル人監督&現地スタッフと共に作り上げた『汚れた心』が7月21日(土)より公開となる。これに先駆けて、7月18日(水)、汐留にてジャパン・プレミアが開催され、伊原さんを始め、共演の常盤さんと奥田瑛二が登壇し、3か月にも及ぶ現地での撮影の思い出を明かした。第二次世界大戦後のブラジル。終戦後もなおブラジルに住む日系移民の大半は日本が戦争に勝ったと信じていた。その最中、日系人コミュニティの指導者である元日本帝国陸軍の大佐・ワタナベが裏切り者の粛清に乗り出したのをきっかけに、写真館の店主・タカハシは日本人同士の抗争へと巻き込まれていく――。日本人のほとんどが知らない、ブラジルで実際に起きた一連の事件を題材にした本作。昨年出品されたモントリオール世界映画祭でも絶賛を浴びるなど作品のもつ重厚なメッセージが伝えられてきたが、この日の上映後の客席は若干緊張したムードに。そのムードを払拭するように「『汚(よご)れた心』に出演のみなさまです」とMCに紹介されたキャスト陣は、登壇するやいなや「『汚(けが)れた心』です!」と一同ツッコミを入れるなど、会場を一気に笑いで包んだ。本作で事件に巻き込まれていく主人公・タカハシを演じた伊原さんは、題材となった実話について「この作品のお話をいただくまで、僕も知らなかった」。「オウム真理教の事件や、会社の中にだってある“人間の弱さ”という普遍的なテーマを描いています」と映画をアピールした。伊原さんと夫婦を演じた常盤さんも、映画のオファーがあるまでこの事件を知らなかったというが、「日本人移民が世界で一番多い国で起こった出来事なのに、ほとんどの人が知らないと思います。この作品を知って“恐怖”を凄く感じました。特に報道規制への恐怖が強かったです」と、人々を扇動する戦時の報道規制の恐ろしさを口にした。また、常盤さんは今回の撮影現場で“キエモノ”と呼ばれる撮影に使われる料理を初めて自ら手作りでふるまったそうで、「みんなの結束があってできた映画です」と充実した表情。本作が公開を迎えられることに「奇跡的に嬉しい!」と喜びを露にした。過激な愛国主義者で元帝国陸軍のワタナベを演じたのが、奥田さん。本作には俳優として参加したものの、撮影現場ではいつの間にかアソシエイト・プロデューサーまで兼任していたそう。「現地には日系3世の方が多く役者として活躍してくれたんですが、彼らを徹底的に日本軍人にするために“奥田塾”というものを作って、毎日『気をつけ!』、『休め!』みたいなことを叩き込みました。でも、ノーギャラです(笑)」と国境を越えてもベテラン俳優の威厳を発揮していたようだ。さらに、役づくりには「ずっと森の中でオフの日も過ごしてた」と3か月にも及ぶジャングル生活を明かし、観客を驚かせた。「この2人(伊原さん&常盤さん)なんかはオフの日はリオデジャネイロに行ったりしてて、本当に羨ましかった…。唯一の楽しみが家に住み着いた2匹のヤモリに“黒ちゃん”、“花ちゃん”と名前をつけて、喋りかけることぐらいだった。あと、アルパカと…。つらかった(笑)」と険しい表情でかわいい思い出を明かしていた。最後に伊原さんは、「世界の裏側でなんちゃって日本人のストーリーにならないように、魂を込めてみんなで作りました」と真剣な表情で挨拶。さらに奥田さんからは「なかなかいまの日本映画では表現できない、知性とエンターテインメント、人間のアイデンティティと業、それら全てを詰め込んだ作品に仕上がったと思います」と生粋の日本映画人らしい挨拶をすると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。『汚れた心』は7月21日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。■関連作品:汚れた心 2012年7月21日よりユーロスペースほか全国にて順次公開© 2011 Mixer All Rights Reserved.
2012年07月18日ブラジルの高成長と国際的な信用力の向上などを背景に、海外の投資資金の流入が加速したことなどを受け、ブラジルレアル(以下、レアル)は2003年以降、上昇基調を強める動きとなりました。レアルの高騰は、国内輸出産業の競争力低下をもたらすことから、金融危機以降に景気が持ち直しをみせるなか、ブラジル当局は強い懸念を示し、レアルの売り介入や資本規制の強化(海外からの投資に関する課税の強化)によるレアル高抑制策を打ち出してきました。2008年には、世界的な金融危機への対応の一環として、海外からの投資の一部の為替取引に対する金融取引税を引き下げた局面もありましたが、2009年以降は、世界の投資家の不安心理が落ち着きを取り戻すに連れて、同国への資金流入が再び活発化したことで、レアル高につながったことを受け、繰り返し、資本規制の強化を行ないました。2011年夏以降、先進国景気の鈍化が強まっていることから、ブラジル経済に与える影響を懸念し、当局はいち早く金融政策をインフレ抑制から景気重視へと転換しました。また、2011年12月には、減税や政府系金融機関による低利融資の拡大といった景気刺激策なども実施し、景気のテコ入れに軸を移し始めました。こうしたなか、欧州債務問題の深刻化を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどから、レアルは2012年3月以降、大きく下落する展開となりました。当局は、こうしたレアル安を懸念し、6月に企業が海外から資金を借り入れる際にかかる金融取引税の課税の緩和を発表しました。レアル安が行き過ぎて、輸入物価が上昇し、インフレ懸念が高まるのを防ぐことが狙いとみられます。これまではレアルの上昇阻止に向けて数多くの資本規制を導入してきましたが、今回はその規制の一部を緩和することとなります。当局は、今後もレアルの動きを注視しながら、行き過ぎたレアル高に対しては規制の強化を行なう一方で、必要以上に通貨下落が強まる局面では、規制緩和を含めた新たな対策を打つことでレアルを下支えするものとみられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年6月29日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日みずほコーポレート銀行は20日、ドイツの銀行ウェストエルビー・アーゲー(WestLB AG)との間で、関係当局の認可を前提に、同社が保有する在ブラジル銀行子会社ウェストエルビー・ブラジル(Banco WestLB do Brasil S.A.)の発行済株式の100%を取得することについて、2012年6月19日に合意したと発表した。ブラジルは、豊富な資源に支えられた各種産業や堅調な国内消費などを背景に、世界有数の経済大国へと成長を遂げてきている。また、日本とブラジルは歴史的に深い関係を有しており、経済面でも、直接投資、技術協力、合同ナショナルプロジェクトなどを通じて永年に亘る緊密な関係を構築してきた。今後も、インフラ整備関連の大型投資等に伴う市場の拡大、及びそれらをベースとした持続的な経済成長が見込まれており、近年、日系企業のみならずアジア系企業の進出スピードも加速するなど、豊富なビジネスチャンスが期待されている。ウェストエルビー・ブラジル(所在地:サンパウロ)は、1911年に設立された総資産約15億ドル(2011年12月30日現在)、従業員数66名のホールセールバンキングを中心に業務を展開するブラジルの中堅銀行。みずほコーポレート銀行は、サンパウロ出張所を通じてブラジルにおける顧客のニーズに応えてきたが、今回のウェストエルビー・ブラジルの買収を契機に、「日系・非日系企業の顧客のブラジルへの新規進出・事業拡大を現地でサポートする体制を一層強化し、さらなるサービス向上を目指していく」としている。また、ブラジルにおける現地企業向けファイナンス供与や各種プロジェクト案件への参画などを通じて、「ブラジル経済のさらなる発展に貢献していく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日