IK Multimediaは、さまざまなAndroid機種にユニバーサル対応したデジタル・オーディオ・インタフェース/ギター・エフェクト・プロセッサー「iRig UA」を発表した。価格はオープンプライスで、税別市場想定価格は1万3,500円前後。2015年初夏発売予定。同製品は、高品位なデジタル録音や、極限までレイテンシーを抑えたリアルタイムなエフェクト処理を可能にするユニバーサルなギター用デジタル・インタフェース。本体に内蔵されたDSPとフロントエンドのユーザーインタフェースとして動作する「AmpliTube UA」アプリの組み合わせにより、Android 4.0以降を搭載し、USBホスト・モード(OTG)モードに対応したAndroidスマートフォンやタブレットで使用することができる。コンパクトなボディーには、楽器接続用のハイ・インピーダンス対応標準インプットをはじめ、ボリューム調整可能なステレオ・ミニ・ヘッドフォン・アウト、付属のmicro-USB to OTGケーブルにてAndroidデバイスと接続する端子のほか、ステレオ・ミニのAUX入力も装備。また、実際の信号処理はiRig UA内蔵DSPによって行われるため、入出力間の遅延は約2msに抑えられており、Android OS特有のレイテンシー問題、さらにはAndroidデバイスへの負荷も解消するという。なお、AmpliTube UAでは、3つのストンプ・エフェクトを並べ、アンプ、キャビネット、マイクのモデルを組み合わせることで、好みのギター、ベース・トーンを手軽に生み出せる。
2015年02月09日Native Instrumentsは、プロのスタジオミュージシャンによる妥協のない品質のアコースティックギターサウンドとパフォーマンスをリアルタイムにコントロールできるソフトウェア音源「Session Guitarist - Strummed Acoustic」を発売した。価格は1万1,800円。同製品は、高品位なライブラリを数多く手がけるdrumasonicとの共同製作によって監修されたリズムギター専用音源。各種ストラム奏法によるパターンを、キースイッチの操作によって切り替えるだけで、本物のギタリストさながらのパフォーマンスを再現可能となっている。また、アクセントやビートに合わせたパターンが用意されており、複雑なジャズコードにも対応できるほか、サウンドの奥行きを演出するダブトラック、フレットノイズ、エフェクトなどの機能も内蔵する。なお、同音源の動作には、KONTAKT 5または無償のKONTAKT 5 PLAYERが必須となる。
2015年02月03日研ぎ澄まされたテクニックと抒情性で、若くしてクラシック・ギター界の最高峰に上り詰めた朴葵姫(パク キュヒ)。日本でも人気が高く、パフォーマンスの質の高さでは若手随一の実力派だ。新作『SAUDADE-ブラジルギター作品集-』も高い評価を得ている彼女が、よみうり大手町ホールでリサイタルを行う。「朴葵姫東京ソロコンサート」の公演情報「イタリア、スペイン、ドイツなど世界中のコンサートホールを訪れましたが、日本のホールは音響が素晴らしく、700人規模でも生音で演奏できるのがすごいです。でも、ギターは音の小さな楽器で親密な表現を行うので、小さめのホールのほうがお客さんに届きやすい。よみうり大手町ホールは500人と聞いているので、とても楽しみなんです」バッハの「シャコンヌ」はピアノやヴァイオリンのソロとして有名な曲。超絶技巧のテクニックを求められる「演奏家泣かせ」の曲としても有名だ。「ギター編曲版も結構難しいんですよ。この曲を日本の皆さんに披露するのは初めてなので、最近は毎日練習しています。トレモロで表現する箇所もありますし、ドラマティックな内容の曲ですね」2012年アルハンブラ国際コンクールの優勝者である朴。ギタリストとして最高の栄誉だが、それは他でもない彼女のストイックな日々の努力の賜物だった。「全部で16くらいのコンクールを受けてきましたが、22、3歳の頃は特に頻繁に挑戦していたので、一日13時間練習していたんです。料理を作る時間もないので、食事はバナナとチョコだけで…(笑)。それでもすぐに結果が出たわけではなく、2、3年後に急にミスが少なくなった。そのときに鍛えた基礎が、時間をかけて身に着いたのだと思います」ふんわりとした可愛いルックスとは裏腹に、音楽に賭ける情熱は熾烈で妥協がない。プログラムにはバッハの他、ロドリーゴ、ソル、リョベート、ヴィラ=ロボス、バリオス、ヒナステラといったバロックから近現代の作曲家の名曲が並ぶ。「前半ではかっちりした古典的な曲を、後半では中南米の作曲家の寛いだ音楽を楽しんでいただきたいです。日本のお客さんはとても集中して聴いてくださって、反応はシャイですが深く音楽を受け止めておられるのが分かります。サイン会で感想を伝えてくださる方もいて、独特の熱心さがありますね」磨きこまれた究極のギターの音を、親密な空間で楽しみたい。取材・文:小田島 久恵◆クラシックギター界のニューヒロイン朴葵姫東京ソロコンサート2015年2月1日(日)13:30開演(13:00開場) よみうり大手町ホール
2015年01月30日IK Multimediaは、ヘッドフォン出力用のステレオ・ミニ端子に加え、アンプ接続用の標準出力端子が追加された最新ギターインタフェース「iRig 2」を発表した。発売時期は2015年春頃を予定。価格はオープンプライスで、市場想定価格は税別5,000円前後。同製品では、手のひらサイズのコンパクトなボディーに、ギター、ベースを接続する楽器入力端子、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Android機器に接続する4極ミニプラグ、ヘッドフォン・アウトに加え、アンプ接続用の標準アウト端子、入力ゲイン調整ダイアルを装備。また、FX/THRU切替えスイッチも搭載しており、エフェクト・サウンドとバイパス音を、素早く切替えてプレイ可能となった。そのほか、同社より無償で提供されているAmpliTube Freeをはじめ、GarageBandなど、多彩なエフェクト・アンプ・モデリング・アプリ、およびレコーディング・アプリで利用できる。ちなみに、マジックテープを用いてマイク・スタンドへの取り付けも行える。
2015年01月13日IK Multimediaは、Androidに対応したギター用デジタル・オーディオ・インタフェース「iRig HD-A」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税別1万3,500円前後。同製品は、Samsung Galaxy Note 4やGalaxy Note Edgeなど、Samsungプロフェッショナル・オーディオ対応の最新機種をはじめ、USBオーディオに対応したAndroid OSの最新メジャー・アップデート、Android 5.0(Lollipop)搭載機種などで利用が可能。iRig HD-Aに接続されたギター/ベースのサウンドは、24-bit/48 kHzのADコンバータを通じてデジタル入力されるため、クリアなギター/ベース・サウンドをそのまま入力することが可能となっている。本体には入力ゲインをコントロールするプリアンプが搭載されており、マルチ・カラーで入力ゲインを表示するLEDを見ながら、アプリに最適なレベルに調整が行える。また、Mac/PC、そしてiOSで幅広い支持を得てきたギター・アンプ&エフェクト・アプリ「AmpliTube」のAndroid対応版ージョン「AmpliTube for Android」(無償版あり)と組み合わせることで、パワフルなギター/ベース用のアンプ&エフェクトサウンドを手軽に楽しめる。なお、AmpliTube for Androidは、Samsung Professional Audio SDKを使用して開発されており、単独のアプリとして動作するだけでなく、Samsung独自のDAWアプリ「Soundcamp」のプラグインとしても使用できる。
2015年01月06日日本エレクトロ・ハーモニックスは、ギター用ペダル・エフェクトをボーカルや他の楽器に利用できるRadialの「VOCO-LOCO」を発売した。価格は4万2,000円(税別)。同製品は、ギター用のエフェクターを、ボーカルや管楽器などで使うことが可能になるボーカル/楽器用エフェクト・スイッチャー。2バンドを搭載したXLRマイク入力(ファントム電源対応)に、ダイナミック・マイクまたはコンデンサー・マイクをつなぎ、センドとレシーブにペダル・エフェクトを接続するだけで、定番のディレイやリバーブをはじめ、ディストーションやワウワウ・ペダルなど、さまざまなギター用エフェクターを、ボーカルや管楽器などに使用できる。また、エフェクトをかけた後は、ライン・レベルの信号に変換し、PAシステムに送信することが可能だ。本体には、複数のエフェクトを一度にスイッチ・オン/オフできるフットスイッチ、マイクのミュート/オールウェット(エフェクト音のみ)スイッチなども装備されている。
2014年05月14日ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』の製作発表が12月4日、都内で行われ、主演の市村正親、共演の鳳蘭、水夏希、大塚千弘、吉川友らが会見に登場した。『屋根の上のヴァイオリン弾き』公演情報ロシアの寒村で酪農を営むユダヤ人家族、テヴィエとその妻、5人の娘たちを描く感動の物語。ブロードウェイ・ミュージカルの名作で、日本では1967年の初演以来、上演回数1300回を超えるヒット作だ。この舞台で市村は2004年から主演をつとめてきた。市村は「今度で4演目。またやらせていただけるとは、役者冥利につきる。再演することで役を掘り下げてゆけたら」と挨拶。2009年の再演に続いて妻役をつとめる鳳蘭に「前にも増してかかあ天下でいこうかなと思ってます。変わらず上からいかせてもらいます」と“挑発”されると、「何言ってんだい、このやろう」と受け、会場の笑いを誘った。ふたりは「娘たちが新しいものを求めて外に出て行こうとするという話の中に、人間ドラマが詰まっている。これほど楽しくて、演じがいのあるミュージカルはない。生きててよかったなと思わせてくれる作品です」(市村)、「ドラマがすばらしい上に、曲が詞の中にしみいってくる。ドラマも曲も全部が10点満点」(鳳)と舞台をアピールした。最後に、舞台を誰に一番見てもらいたいかと問われて市村は「一番見せたかったのは、今年亡くなった母だし、芸の母である山田五十鈴のおっかさん、“日本のお母さん”でもある森光子さん。お三方に天国の桟敷席から見守ってもらえたら」としみじみと語った。公演は、2013年3月5日(火)から東京・日生劇場、4月10日(水)から大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて。チケットぴあではチケットのインターネット先行を実施中。東京公演は12月7日(金)18:00まで、大阪公演は12月13日(木)11:00まで受付。
2012年12月05日11月29日、耐熱ガラスメーカーのHARIO(ハリオ)は、「ガラスのギター」の演奏披露記者発表会を開催。同作の制作に協力したクラシックギタリストの村治佳織さんによる、実演およびトークセッションを実施した。同社では、ガラス製品の可能性、芸術性を高める一つの方向性として、さまざまな芸術分野とのコラボレーションを行っている。ガラスの楽器を作ることもその一つであり、同作は12作目とのこと。2011年の東日本大震災により、茨城県古河市にある同社工場のガラス窯は被害を受けた。それは地震によって崩落したのではなく、停電によって窯が冷え切ってしまったことが原因だそうだ。「ガラス窯は一度火を入れると、6~7年はつけっぱなしなんです」と、同社専務取締役・村上達夫氏。ガラスメーカーにとって窯は命であり、これが止まることは人間でいえば、心臓停止にあたる。この企業存続が危ぶまれる状況に対し、同社の技術者や職人が一丸となって力を合わせることによって、短期間でガラス窯を復旧させた。「技術者と職人の英知の結果であり、誇りに思う」と村上氏。ガラスのギターはガラス窯の復興を記念して制作することになり、復旧したガラス窯に最初に入れた生地を使用しているという。同社は過去にもガラスのバイオリンやチェロなどの楽器を制作しているが、より日常的なものを作ろうという思いでギター制作を決定。村上氏は「復興のための記念碑的なギターでもあります。感動的な音で、希望の音といえます」と語った。そして、このギターの奏者として、世界的に活躍するギタリストの村治佳織さんに依頼し、制作にも協力してもらったという。今回披露されたガラスのギターの総製作費は約1,000万円。この費用には原料費だけでなく、金型や設備等の費用も含まれている。10名の熟練した職人たちによって作り上げられた。音が響くボディーはガラス製で、ネックやヘッドはアクリル製。ボディーの側面およびサウンドホールの周囲に手書きのペイントを施し、繊細なガラスの美しさを引き出したデザインになっている。同作は、ヨーロッパの19世紀ギターを原型として作られた。クラシックギターよりも少し小さめのサイズであるが、これは強度の問題だけでなく、重くなってしまうと弾きにくくなることを避けるためだ。それでも重量は約3.7kgであり、クラシックギターの平均重量(約1.6kg)の2倍以上である。村治さんは「持つだけで大変。1時間以上持っていたら足がしびれそう」と話し、会場をわかせた。村治さんは実際に工場へ足を運び、制作現場を見学したという。作り手もすべて日本人であり、本当の意味での「made in Japan」であることに感動したそうだ。また、一度かたまると使えなくなってしまうガラスのかたまりを目にして、同社の被害を実感したという。このかたまりを同社では保管しており、アクセサリーにも加工しているとのこと。村治さんもそれを身につけていた。ガラスのギターが完成するまでには、何度も試作を重ねたという。少しでも形が違うと割ってしまい、「弾ける」楽器を作るために100本は壊しているとのこと。試行錯誤を重ねながら、ベテランの職人が響きのいい生地を選んだ。会場では、村治さんがガラスのギターを演奏し、クラシックギターの名曲「禁じられた遊び」と、「楽器が奏でる音色」という意味を持つ「カヴァティーナ」の2曲が披露された。音の監修を務めた村治さんによれば、最初のモデルは指板と弦の幅が広くて弾きにくかったという。音の微調整には数カ月を要し、成形よりも時間がかかったそうだ。村治さんは実際に弾いた感想について、「木に比べるとボリュームはややおさえめですが、音の伸びがいいと思った」と語り、どのような音楽ジャンルにも対応できると評した。また、季節によって音が変化しないことも、ガラスのギターの特徴のひとつ。木のギターとの音色の違いについては、硬質で素朴感があるとのこと。村治さんいわく、「懐かしさを感じさせる音色」だという。「いつもメインで使っている木のギターにとっては、いとこみたいな存在になるんですかね。競い合うのではなく、違うものとしてそれぞれの良さを確認できます。(ガラスのギターを)コンサートで弾いてみたい」と村治さん。また、「東北の方たちにガラスのギターを見ていただいて、生で聴きたいという要望があれば、ガラスのギターとともに旅に出てみたいと思います」と語った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日久々に、ぐっと来るラブストーリーに出会いました。この作品をラブストーリーと定義するかは人それぞれだと思いますが、『チキンとプラムあるバイオリン弾き、最後の夢』は私にとってまぎれもなく、切なくも美しい恋物語なのです。主人公の天才バイオリニスト、ナセル・アリは死ぬことにしました。なぜなら大切なバイオリンを壊されたから。そして8日にわたる最期の日々に、人生で起きたさまざまなことをふり返ります。辛かった修業時代、聞く者を涙させる音色で人気を得た黄金時代、最愛の人ながらも最も怖かった実の母親、その母に無理強いされた結婚、大好きだったソフィア・ローレンとチキンのプラム煮。中でも、もっとも彼を涙させたのは、叶わなかった人生で唯一の恋。時にコミカルに、時にしっとりと、ファンタジックな映像表現を用いながら、ひとりの男の人生が走馬灯のように映し出されているのです。でも、物語の核となっているのは、叶わなかった恋のこと。ラストに訪れるクライマックスの胸も高鳴るような高揚感は、この恋物語があるから生きるものなのですから、やっぱり本作はラブ・ストーリーなのでしょう。舞台となっているのは、1958年の秋、テヘランの街角。クラシカルなファションに身を包んだ主人公たちは、主にヨーロッパの香りを感じさせています。実はこれはイラン映画ではなく、ヨーロッパ映画。原作者で、本作の監督も共同で務めたマルジャン・サトラピは1969年、イランのラシュト生まれ。14歳のときに亡命し、ウィーン、ストラスブールを経て現在はパリ在住と聞けば納得がいくでしょうか。ただ、舞台がイランと聞けば、イメージするファッションは、女性たちがスカーフとマントウという丈の長いトップスを着ている姿。ただし、それは現在のこと。作品に描かれている時代には、もっとファッションは欧米の影響が色濃く、70年代にはタンクトップやミニスカートに身を包み、長い髪を好きなようにアレンジした女性たちの姿も記録されているのです。現在のイランは、1979年から続くイスラム共和制。イスラム教の最高指導者が最高権力を握っているので、女性は肌や髪を露出することが許されません。ここ数年は徐々にお化粧や服の色が派手になりファッションの自由化を望む声は大きくなってきたものの、髪や肌を人目に晒さないという基本はそのまま。その様子は、サトラピ監督が2000年に発表した自伝的コミック「ペルセポリス」でも語られています。30か国語に翻訳される世界的ベストセラーとなった『ペルセポリス』は、同作を原作としたアニメーション映画でもカンヌ映画祭部門賞を獲得しているので、映画ファンの中には観た方も、覚えている方も多いでしょう。映画『ペルセポリス』では、若い頃、サトラピ監督がイスラムの風習に従うことを拒み、反抗を繰り返す様子が描かれています。ファッションが自分を表現するひとつの手法であることを当然だと思っている私たちには、かなり異様なエピソードばかり。1979年以降のイランを描けば、服装の制限は自動的に事実として付きまとってしまうのです。でも、『チキンとプラム~』では、ファッションに自由と喜びがあった頃のテヘランが見られます。レースやリボン、花柄を用いたアイテムに、色を重ねたレイヤードファッションは、ファッショナブルでとっても優雅。ナセル・アリの恋物語も、エレガントなファションに包まれて、より普遍的な華やかさを帯びています。そして、主人公も“恋の国”の言葉、フランス語で話していることで、その性格はより強まっているのです。国の文化や背景を必要以上に意識させることなく、観客を物語が内包するメッセージや美しい映像、独特の語り口に没頭させることこそ、サトラピ監督の本望に違いありません。サトラピ監督としても、現代イランの物語をこういった自由を得て描くことを夢見ているのかもしれませんね。(text:June Makiguchi)■関連作品:チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~ 2012年11月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Copyright 2011Celluloid Dreams Productions-TheManipulators-uFilm Studio 37-Le PacteArte France Cinéma- ZDF/Arte-Lorette Productions-Film(s)
2012年10月10日数々の国際コンクールを制覇している若手実力派ギタリストの朴葵姫(パクキュヒ)が、6月にスペイン・バレンシアで行われたアルハンブラ国際ギターコンクールで優勝の栄冠に輝いた。「朴葵姫」の公演情報1985年韓国・仁川に生まれ、3歳の時に横浜でギターを始めた朴葵姫は、2004年に東京音楽大学に入学、2006年9月よりオーストリア・ウィーン国立音楽大学に留学中。その才能は、師である日本ギター界の第一人者・福田進一も絶賛する。これまでに2005年韓国ギター音楽コンクール優勝、2007年ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位および聴衆賞受賞、2008年ドイツ・コブレンツ国際ギターコンクール第2位(1位該当者なし)、ベルギー“ギターの春2008”コンクール第1位(コンクール史上アジア人初および女性初の優勝)、リヒテンシュタイン国際ギター・コンクール第1位、2009年イタリア・アレッサンドリア国際ギターコンクール第2位および特別賞、スペイン・ルイス・ミラン国際ギターコンクール第1位など、世界の主要コンクールでの入賞が続いている。今年8月22日(水)に日本コロムビアから待望のメジャーデビューも控えるほか、10月にはカーネギーホール(ワイルホール)でのリサイタルでアメリカデビューも決定するなど、今後さらなる飛躍が期待される朴葵姫。日本への凱旋公演は、7月1日(日)の焼津公演を皮切りに、10月6日(土)の東京公演ほか全国各地を巡る予定。
2012年06月20日ファンタジックな世界観が人気のロックバンドAPOGEEのボーカル&ギター永野亮が、6月6日(水)にリリースする1stアルバム『はじめよう』でソロデビューする。永野亮 ライブ情報洋楽としても通用するほどの英語曲を含むソングライティング、男性ボーカリストとしても希有な4オクターブの歌唱力が評価され、CM曲のオファーが相次いでいる永野亮。今回リリースされるアルバムには過去1年でオンエアされた50曲以上ものCM曲からセレクトされた人気の4曲に加え、新曲も書き下ろし計10曲を収録。このアルバムリリースを記念し、6月から12月にかけて隔月で開催する4本連続のワンマンライブ「永野亮2012ワンマンライブ『はじめよう』」も決定。6月、8月、10月の3本の弾き語りライブと12月のフルバンドによるファイナルの合計4本のライブを通してファンと共に楽曲を作り上げ、ライブレコーディングを行うという企画だ。公式サイトで事前にファンから写真や絵を募集し、それをもとに6月、8月、10月それぞれのライブで新曲を披露。そしてファイナルではそれらの楽曲をフルバンドアレンジで披露しライブレコーディング、後日期間限定配信も行う予定だ。さらに各ライブでは永野亮と親交の深いアーティストをゲストに迎えたスペシャルセッションも予定されている。■永野亮1stアルバム『はじめよう』6月6日(水)リリース1,980円(税込)品番:LTT8-0001販売元:LITTLE 8 RECORDS流通元:ULTRA-VYBE, INC■【永野亮 2012 ワンマンライブ 「はじめよう」】 Vol.1 - 4Vol.16月24日(日)晴れたら空に豆まいて(東京・代官山)開場17時/開演18時¥3,300(ドリンク代別)4月11日(水)先行発売、4月21日(土)一般発売Vol.2 8月31日(金)晴れたら空に豆まいて(東京・代官山)開場18時/開演19時¥3,300(ドリンク代別)4月11日(水)先行発売、4月21日(土)一般発売Vol.310月19日(金)晴れたら空に豆まいて(東京・代官山)開場18時/開演19時¥3,300(ドリンク代別)4月11日(水)先行発売、4月21日(土)一般発売Vol.4 12月7日(金)duo MUSIC EXCHANGE(東京・渋谷)開場18時/開演19時¥3,900(ドリンク代別)6月25日(月)先行発売、10月27日(土)一般発売
2012年04月05日ジミー・ペイジ、U2のエッジ、ジャック・ホワイトが出演する音楽ドキュメンタリー『ゲット・ラウドジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』が9日(金)から日本公開されるが、本作の公式Facebookページで音楽プロデューサーでミュージシャンのROLLYのコメンタリー映像が公開されている。その他の写真本作は、ペイジ、エッジ、ホワイトが自身と音楽、そしてギターとの出会いを語りながら、それぞれの音楽的なルーツをたずねるパートと、3人が同所に介して行われた夢のジャム・セッションの模様を捉えたドキュメンタリー作品。現在、公式Facebookページで公開されている映像は、ロックを心から愛し、音楽プロデューサー、ミュージシャン、俳優として活動するROLLYが本作を観賞している様子をおさめたもの。時に内容に感嘆し、解説が入り、静かに画面を見つめたかと思えば、謎の脱線トークを展開するROLLYのトークは、映像を観ているだけでも充分に楽しく、さらに映画の画面が映っていないため「どんな場面について解説しているの?」と想像してから、映画館に足を運ぶことができる。『ゲット・ラウドジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』9月9日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー(C)2009 Steel Curtain Pictures LLC All Rights Reserved
2011年09月07日