ピアニストのチリー・ゴンザレスに迫る音楽ドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』が、2018年9月29日(土)より、渋谷・シネクイントほか全国の劇場にて順次公開される。唯一無二の天才ピアニスト、チリー・ゴンザレス強烈なキャラクターと、クラシック、ジャズで培った演奏技術&唯一無二の音楽性で、ビョークなど多くの有名アーティストから熱狂的支持を集める天才ピアニスト、チリー・ゴンザレス。ピアニストだけでなく、作曲家、そして稀代のエンターテイナーでもあるゴンザレスは、2014年にはダフト・パンクのアルバム「Random Access Memories」に参加し、同作はグラミー賞最優秀アルバムを受賞。ほかにも、レイクやファイストといったトップアーティストたちへの楽曲提供やプロデュース、iPadのテレビCM使用曲として知られる「Never Stop」の世界的ヒット、27時間連続でライブ演奏するというギネス記録、ミュージシャンとしての偉大なショーマンシップと、彼の魅力を象徴するエピソードの数々は枚挙に暇がない。その魅力すべてに迫るドキュメンタリー90年代後半以降にカナダからドイツへと渡り、挑発的で破天荒な生き様で注目を浴びた彼の軌跡、そして、狂気とも呼ばれる言動や、ウィーン放送交響楽団のオーケストラをバックにラップする破天荒な姿からは想像がつかない、ピアノの音色の美しさ。本作では、音楽ドキュメンタリー映画という形で、唯一無二の天才ピアニスト、チリー・ゴンザレスの魅力に迫る。ウィーン放送交響楽団をバックにラップ?異色パフォーマンスも収録作中には、ゲストミュージシャンとしてアルバム「Random Access Memories」の制作に携わったダフト・パンク、2017年に共同制作のアルバム「Room 29」をリリースしたパルプのジャーヴィス・コッカーらとの共演や、前述のウィーン放送交響楽団との驚愕パフォーマンスも収録している。9月7日(金)には、大ヒットシリーズの最終章となるニューアルバム「Solo Piano III」のリリースを控えているチリー・ゴンザレス。その名前を全く知らない人でも楽しめるような彼の魅力が詰まった本作は、“ゴンゾ入門編”としても最適かもしれない。作品情報映画『黙ってピアノを弾いてくれ』公開日:2018年9月29日(土)監督:フィリップ・ジェディッケ製作:スティーヴン・ホール『MR.LONG/ミスター・ロン』、アントワネット・コスター撮影:マルクス・ウィンターバウアー、マルセル・コルベンバッハ編集:ヘンク・ドリース出演:チリー・ゴンザレス、カイザー・カルテット、ジョー・フローリー、シビル・バーグ、アダム・トレイナー、ピーチズ、レスリー・ファイスト、Paul PM aka MR. Maloke(パペット・マスタズ)、ラズ・オハラ、ルノー・ルタン、クレバー・バリアム、ケーナ・ブール、コーネリアス・マイスター、ジャーヴィス・コッカー原題:SHUT UP AND PLAY THE PIANO
2018年07月14日俳優の藤木直人が21日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の来日記者会見に出席し、ギターの生演奏を披露した。ミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな“死者の国”に迷い込み、そこで出会った"家族が恋しいガイコツ"のヘクターと冒険を繰り広げる同作。会見には、来日したリー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督、そして、日本語吹き替え版で主人公ミゲルを演じた石橋陽彩、ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツ・ヘクター役の藤木、ミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役の松雪泰子が出席した。ディズニー/ピクサー声優に初挑戦した藤木は「オリジナルのヘクターがとても豊かな素晴らしい表現をしていたので、少しでも近づけるように頑張りました」と吹き替えの感想をコメント。「ヘクターが抱えている強い思いは、自分も親になってすごく共感できるところがあったんですが、陽気で胡散臭いガイコツとして最初登場するので、どちらの要素も持ち合わせいない僕が、言ってみれば暗くて真面目ということですが(笑)、その辺を出すのは大変でした」と、ヘクターに共感した点と自身との違いを笑いを交えて語った。石橋は「声優初挑戦ながらこんなディズニー/ピクサーという大舞台で大役をさせてもらったことを光栄に思っていて、最初は緊張と不安でしかなかったんですが、やっていくうちのミゲルの気持ちと一体化できたと思う」、松雪は「緊張もしましたがとても楽しい体験でした。でも、歌に関してはすごく最初ナーバスで、たくさんたくさんトレーニングをして臨みました」とそれぞれコメント。3人の吹き替えについて、リー監督とエイドリアン監督は「素晴らしい演技をしてくださった」「感情豊かに表現してくださってとても感動しています」と大絶賛だった。その後、藤木がギターを演奏し、石橋とともに主題歌「リメンバー・ミー」を歌唱。2人からの歌のプレゼントに、リー監督とエイドリアン監督は「素晴らしかった。見事な演奏をありがとうございます」「素晴らしい信じられないようなパフォーマンスだった」と感動した様子で、松雪も「すごい感動しました」とうっとりしていた。石橋は「すごく緊張したんですけど、憧れの藤木さんと一緒に演奏できてすっごくうれしく思っています」と緊張から解放されたような笑顔で藤木への思いを告白。藤木も「緊張しました。指ぷるぷるしていました」と打ち明け、「でも、陽彩くんが堂々と歌っていてすごいなと。陽彩くんの歌は金メダルです!」と現在開催中の平昌五輪にかけて石橋を称賛した。
2018年02月21日レディー・ガガが最新曲「ジョアン(ピアノ・ヴァージョン)」をリリース。同時にミュージックビデオも公開された。「ジョアン(ピアノ・ヴァージョン)」は、1月28日(日)に米・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて開催された「第60回グラミー賞授賞式」において、レディー・ガガがスペシャル・メドレーで披露した楽曲だ。2016年10月に発売された、自伝的アルバム『ジョアン』の収録曲「ジョアン」のピアノ・バージョンとなっている。なお、当日ガガは受賞式、パフォーマンスともにジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)のドレスを着用した。タイトルの“ジョアン”は、ガガのミドル・ネームかつ、19歳という若さでこの世を去った叔母の名前でもある。レディー・ガガは彼女に会ったことはないが、絵描きと詩人であった叔母の遺作に多大なる影響を受け、そのことによって作った楽曲も存在するそうだ。ミュージックビデオでは、かけがえのない存在である“ジョアン”について、ピアノやギターを弾きながら歌うガガの姿が映し出された。白黒のシーンも交えた映画のような作品になっている。なお手がけてのは、これまでバーバリー(BURBERRY)、ジミー チュウ(JIMMY CHOO)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などの映像を監督しているアンドレア・ジェラルディンだ。【リリース情報】最新アルバム『ジョアン』価格:2,500円+税
2018年02月02日8月22日、ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』の製作発表記者会見が都内で開かれた。物語では帝政ロシア時代、アナテフカという寒村で酪農業を営むテヴィエと妻、3人の娘の旅立ちを通して夫婦愛、親子愛が描かれる。主演のテヴィエ役の市村正親と妻ゴールデ役の鳳蘭が、まず『サンライズ・サンセット』をデュエット。娘3人とその相手役のキャストを迎え入れて、最後は全員で美しいハーモニーを響かせた。ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」チケット情報挨拶では、市村正親「まだ髭を生やしていませんが、1か月かけて伸ばします。今回は新しいメンバーと古いメンバー、僕ら夫婦も一線を超えていますから(笑)、皆さんに家族のミュージカルをお見せしたいです」、鳳蘭「前回、前々回より皆様に感動していただけるよう、心を込めて演じます」、一家の長女、しっかり者のツァイテル役実咲凜音「宝塚を退団して初めてのミュージカルとなります。少しでも吸収できるように頑張ります」、活発な次女ホーデル役、神田沙也加「歴史ある作品で決まった時は興奮しました。個人的にはひとりっ子なので、家族でワイワイ過ごせるのを楽しみにしています」、好奇心旺盛な三女チャヴァ役の唯月ふうか「私もひとりっ子で姉妹の役は初めて。仲良く楽しく、精一杯頑張ります」、ツァイテルと相思相愛、仕立て屋モーテル役の入野自由「前回はパーチック役でしたが、新たな気持ちで取り組みます」、ホーデルと恋に落ち、革命を志してシベリアへ行くパーチック役の広瀬友祐「責任を自信に変えて、精一杯自分らしく演じたいと思います」、ロシア人フョートカ役の神田恭兵「50年続いたミュージカルを続けて行く使命を担い、身が引き締まる想いです」と語った。質疑応答では、名曲『伝統の歌』にかけて、家の“しきたり”や自身のジンクスを問われると、市村「楽屋に父母や蜷川幸雄さんなど僕に影響を与えた故人の写真を飾る」、鳳「しきたりではないんですけど、自分に子供ができたら誰を連れてきてもOKする。それで上手くいっています」、実咲「実家の父がフルーツが大好きで、帰ると必ずいろんなフルーツを出して待っていてくれる」、神田「大小の犬を2匹飼っていて、同じぐらい撫でたり『愛してるよ』と言う」、唯月「公演前に鏡の前で笑顔で『行ってきます』と言ってから舞台袖へ向かう」、入野「両親とニックネームで呼び合っている」、広瀬「毎公演、作品ごとに新しい験担ぎを見つける」、神田「本番が始まる前に手を合わせて、身近な人のことを考える」と、ユニークな答えが揃った。最後に実咲、神田、唯月が結婚仲介の歌『マッチメイカー』を披露。愛らしい3人の掛け合いに手拍子が起こった。新キャストによる新たな『屋根の上のヴァイオリン弾き』、期待大だ。12月5日(火)から29日(金)まで東京・日生劇場、2018年1月3日(水)から8日(月・祝)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、1月13日(土)・14日(日)静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)、1月19日(金)から21日(日)まで愛知・愛知県芸術劇場大ホールの他、福岡、埼玉にて上演。取材・文:三浦真紀
2017年08月25日俳優の市村正親が22日、都内で行われたミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』製作発表記者会見に、鳳蘭、実咲凜音、神田沙也加、唯月ふうか、入野自由、広瀬友祐、神田恭兵と友に登場した。同作は1964年にブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞など7つもの賞を獲得。日本では1967年に森繁久彌により初演を迎え、今回が日本初演50年の節目となる。帝政ロシア時代の寒村で酪農業を営むユダヤ人一家の父親・テヴィエ(市村)と、妻・ゴールデ(鳳)、そして娘たちの結婚をめぐる家族の物語が描かれる。同作の魅力について、市村は「ユダヤ人のいろんな家族の問題とか人種の問題とか人間の問題とか内容が非常に豊富で、作品として素晴らしい出来になっているのと、音楽がいい」と説明する。鳳も「三大要素であるドラマ、曲、ダンス全てが揃ってる。だからこそ世界に残ってる名作なんだと思います」と魅力を表した。宝塚歌劇団退団後初ミュージカルとなる実咲は「素晴らしい作品と共演者の方々とご一緒させていただけること、全てが新鮮で学ぶことばかりなので、殻を破りたいと思いお受けしました」と新たな一歩を踏み出す。神田沙也加は「いつもポスターを見ていたので、まさか参加させていただけるとは」と驚き、唯月も「頑張らないとという気持ちでいっぱいでした」と名作へのオファーに気を引き締めた。前回と違う役で舞台に立つことになる入野は「前回は経験も浅かったこともあり、自分がやるということに一生懸命すぎて作品を掘り下げることができなかった」と反省。声優、俳優としても経験を積み「もっともっと役や作品に対して、深く深く掘っていけるなと思ったので、ぜひやらせてくださいとお答えしました」と心境を語る。広瀬は「市村さんとご一緒できることを嬉しく思っています」と喜び、神田恭兵は「稽古から一瞬も逃さずに、僕だけのフョートカを築き上げたい」と意気込んだ。ゴールデンコンビと言われる市村&鳳だが、鳳が「絶対に男は浮気するけど、絶対しない男を上げろと言われたらいっちゃん(市村)だと思います」と太鼓判。「だって(篠原)涼子ちゃんより素敵な女性を探さなきゃいけない」と語ると、市村は照れた様子に。「『屋根の上のヴァイオリン弾き』の会見だから……」と鳳と手をつないで見せ、和気藹々と”夫婦漫才”を繰り広げた。東京公演は日生劇場にて12月5日~12月29日。また2018年1月から2月にかけて、大阪公演、静岡公演、名古屋公演、福岡公演、埼玉公演が行われる。
2017年08月22日ヴェネツィア国際映画祭で2冠、各国の映画祭で数多くのグランプリを獲得した映画『ブランカとギター弾き』のトークイベントが8月9日(水)シネスイッチ銀座にて行われ、監督の長谷井宏紀と、監督の20年来の友人であるという俳優・加瀬亮が登壇した。日本人として初めてヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得た長谷井監督が、フィリピンを舞台に撮影した本作は、母親を買うことを思いついた孤児の少女ブランカと、盲目のギター弾きの“幸せを探す旅”を描く物語。今回のイベントは、加瀬さんが「こんばんは。宏紀くんとはほぼ20年付き合いがありますが、商業映画での初監督ということで駆けつけました。宜しくお願いします」と監督と長年の友人であると明かしスタート。監督との出会いに関しては「昔、宏紀くんが大きな一軒家に住んでいて、その家にミュージシャンやデザイナー、写真家、絵描きいろいろな人が集まって暮らしていて、面白いって聞いたので、遊びに行ったんです」と話し、「朝から夜までずっといろいろなことを話していました。今回初長編監督、ということなんですけど、この前に短編映画を4本くらい観ていて、一番最初に監督が作った作品にはスタッフで参加したりました」とコメント。本作については「ただ今作は、はっきりとしたストーリーがあったので、彼が「何を信じたいのか」がよく見えました。いい作品だと思います」と感想を述べる。そんな本作はフィリピンが舞台ということで、長谷井監督がフィリピンに興味を持った発端の話になると、「ある友人が撮ったモノクロのスモーキーマウンテンの写真を見て、自分の中で気になって、行って見たいという好奇心が生まれた。実際行ってみると、彼が捉えた美しさとは違った美しさ、子どもの力に出会えた。かっこいいな、って思って、この美しさをほかの人と分かち合いたいなって思った」と作品の起点となる出会いを明かす。そして、最初に撮った短編はすごく衝撃的だったと話す加瀬さんは「その次の作品には今作にも出ているピーターが出演しているね。だから『ブランカとギター弾き』は僕にとって、ある意味では繋がっている。フィリピンに行って、スラムの人に出会って、宏紀くんはきっと何かが吹っ切れたんだね。具体的に何があったのか気になるな」と質問すると、長谷井監督は「スラムでサーフィンしている子どもがいたんだけど、サーフィンボードが冷蔵庫の蓋だったんだよね。その自由さとかエネルギーとか、サーフボードを手に入れて波に乗るっていう発想ではなくて、そこに冷蔵庫の蓋があったから、波に乗る、という発想はすごいなって思った」と一人の少年との出会いを語った。続いて実際の撮影の話になると、長谷井監督は「クライマックスのブランカが泣いて笑う、という演技はやっぱり11歳の女の子には難しいことだった。そのシーンは撮影最終日に撮ったんだけど、カメラを回しっぱなしにしたまんま、スタッフさんが撮影をふり返って、という話をブランカ役のサイデルにすると、サイデルはやはり思いが有り余って、涙が出ちゃうんだよね。同時に笑うというのができない。そんな中、みんなが歌って踊り始めた。ジョークを交えたりしてね。とても良い雰囲気だった。そこでサイデルが笑っちゃうんだよね。こんなに幸せなことないって思って、中々そこではカットがかけられなかった(笑)」と苦労を語ると、加瀬さんも「泣くってシーンがあっても、周囲や自分がそういう雰囲気ではなかったら、やっぱりすっとは泣けないんだよね。経験があるからとか、技術があるからとは違う。人間が普段、涙を流すときって、“泣くもんか”や“泣きたくない”っていう気持ちがあるはずだし。だから、無理矢理に流した涙や笑いは、やっぱり画面の中でも見えかたが変わってくると思う」と自身の経験をふり返りながら話していた。20年来の友人であり、同い年である2人。そんな2人の話は大いに盛り上がり、予定の30分を越してのトークイベントに。最後に加瀬さんは「話し込んでしまってすみません。今日はありがとうございました。これからも長谷井宏紀を宜しくお願いします」と挨拶しイベントは幕を閉じた。『ブランカとギター弾き』はシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ブランカとギター弾き 2017年7月29日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) 2015-ALL Rights Reserved Dorje Film
2017年08月10日歌手のUAと、彼女の長男で俳優の村上虹郎が、8月7日(月)シネスイッチ銀座にて映画『ブランカとギター弾き』のトークイベントに登壇。旧知の仲という本作の長谷井宏紀監督と3人で、本作や昨今の映画を取り巻く状況、村上さんの留学時代などについて赤裸々なトークを繰り広げた。本作は、フィリピン・マニラのスラムを舞台に、“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカと盲目のギター弾きピーターの、“幸せを探す旅”を綴る物語。主人公ブランカをYouTubeの歌姫として国内外で人気を集めていたサイデル・ガブテロが演じ、演技初挑戦ながら、美しい歌声と瑞々しい演技力で観る者を強く惹きつけている。長谷井監督は、日本人として初めてヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得た気鋭監督。本作の大ヒットを記念し、監督と長年にわたり親交のある歌手のUAさん、そして『武曲 MUKOKU』『二度めの夏、二度と会えない君』など、俳優として大活躍をみせる村上さんという“表現者”親子が駆けつけた。この日、荒天にも関わらず多くの観客でにぎわった場内は、3人が現れると大きな拍手に包まれた。本作を観たUAさんと村上さんは、親子でいろいろと本作について語り合ったと言う。UAさんは「最近は子どもと一緒に観られないような映画に対してアンチになっていた」と、4人の子の母親である彼女らしい視点から話を始め、「“何でそこで殺すねん”、“何でそこでエロいねん”って思ってしまう、そういう映画が多い。だから、『ブランカとギター弾き』みたいな映画に大賛成。時代を越えているね」と絶賛。さらに、「今時の映画はたくさんあるけど、私は本当の名作に出会いたい。『ブランカとギター弾き』には、(長谷井監督が)今後名作を生むことができるっていう可能性を感じた」と、本作が長編デビュー作である長谷井に確かな才能を見出したことを告白した。また、海外生活を送るゆえに飛行機に乗ることが多いというUAさんは、「機内でいろんな映画が観られるけど、もうすぐ2歳になる末っ子や、その上にいる5歳や8歳の子を連れていると、見せたくないようなシーンが乗客の席の画面に映っている。これってどうなんだろう?っていつも思っていた」と、日ごろ感じていたわだかまりを吐露。「そういう意味で、『ブランカとギター弾き』は家族と一緒に、皆で安心して観られる」と語った。その感想に大きくうなずきながら聞いていた長谷井監督が、「これまでにもらった映画の感想で特に嬉しかったのは、この映画には悪い人は出てくるけど、絶対的な悪じゃない、っていう感想だった」と伝えると、UAさんも「そうだよね。根源的な悪は、この星には存在しないはず」と、希望にあふれた世界の見方を明かした。続けて、海外での生活について話が広がると、高校時代にカナダ・モントリオールに留学していた村上さんは「いまは母と仲良くしているけど、カナダ留学を決めたころは、自分の家に帰りたくない、別々に暮らしたいという気持ちがあった」と、思春期に抱いた母への反抗心について告白。「ただ、カナダに行ってから、実は僕はそんなに英語が上手くならなかった。英語を勉強するにも、英語によって何を学ぶのかとか、何がしたいのか、誰と話したいのかとか、そういうことがしっかり固まってないとなかなか伸びない。カナダにいた時は、日本の映画やアニメを一番たくさん観ていた時期でもあるんだよね、部屋に引きこもって。母がいるところで言うことじゃないけど(笑)」と打ち明けた。長谷井監督は、村上さんのことも幼いころから知っており、最初の出会いがいつだったかという話になると、UAさんは「この子はまだ小さかった。(長谷井監督は)どういうわけか、顔中にフェイスペインティングをしていた」とふり返る。しかし、それを全く覚えていないという息子・村上さん。「この人は幼少の記憶がほとんどないの。いまを生きる男なんだね!」と話し、会場の笑いを誘った。長い付き合いによるものか、3人のトークは終始ゆったりとした和やかな空気が流れ、最後に長谷井監督が「いつか一緒に映画をやってみたいね。(UAさんと村上さんがかつて暮らしていた)沖縄の映画もちょっと考えているよ」と声をかけると、「沖縄顔ですよ、僕!」と村上さんは“主演”にやる気満々のアピール!そして、UAさんも「沖縄の映画、楽しみにしてるよ!」と言葉をかけ、長谷井監督の次なる新作に会場も期待を膨らませていた。『ブランカとギター弾き』はシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブランカとギター弾き 2017年7月29日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開(C) 2015-ALL Rights Reserved Dorje Film
2017年08月08日忙しい生活が続くと、人との付き合いがギスギスしたり、ついイライラしてしまったりすることはありませんか?そこで、自分の周りにいてくれる人たちへのありがたみを改めて感じさせられる話題作をご紹介します。その映画とは……。愛と勇気に心温まる感動作『ブランカとギター弾き』!【映画、ときどき私】 vol. 103フィリピンの路上で孤児として暮らす少女ブランカ。ある日、母親をお金で買うというアイディアを思いつき、出会ったばかりの盲目のギター弾きピーターに頼み込んで一緒に旅へ出ることに。そして、得意の歌で稼ぐことをピーターから教わったブランカは、幸運にもレストランで演奏する仕事を得ることになる。食事と屋根のある部屋での暮らしにようやくありついた2人の生活は、順調に進むと思われていた。しかし、ブランカの身に思わぬ危険が迫っていたのだった……。今回は全編フィリピンで撮影されており、出演者も現地の方々のみで制作されていますが、監督と脚本を務めたのはなんと日本人。しかも、日本人として初めてイタリアのヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得たことだけでなく、世界中の映画祭で数々のグランプリを受賞したことでも大きな話題となっています。そこで、今回直撃したのは……。国境を越えた才能を発揮している長谷井宏紀監督!これまでは写真家や映像作家としてさまざまな作品に携わってきた監督ですが、本作が初の長編作品。撮影の裏側や見どころについて語っていただきました。過去にはフィリピンを舞台にした短編も発表しており、14年ほど前から毎年通っているという監督。そこまでフィリピンに惹かれる理由は?監督当時、僕の周りにいた人たちがフィリピンのスラムで撮影していて、その写真を見たときに行ってみたいなと思ったのが最初のきっかけ。その頃からストリートでの出会いをするような旅ばかりを僕はしていたので、フィリピンでもごみの山で働いていた少年少女たちとけっこう仲良くなったんですよ。しかも、彼らと一緒にいる時間が自分にとってはすごく居心地がよくて。だから、彼らと会うために毎年行くようになったんです。本作では、フィリピンの街の様子がリアルに伝わってきますが、それは監督ならではのキャスティングによって生み出された雰囲気が見事に映し出されているからこそ。路上でのキャスティングも行ったそうですが、どのようにされたのですか?監督歩いているときに気になる人がいたら捕まえて、セリフを言ってもらって、連絡先を聞くというリサーチをずっとしていました。脚本に書かれているキャラクターの方向性に近い人をひたすら歩いて探していたので、まったく出会わない日もありましたけど、2か月くらいはそういうことをしていたかな。というのも、最初はキャスティングディレクターがいたので、ホールに100人くらい集めてもらったんだけど、歌がうまい少女を探しているのに、20代の男性でアクロバットができる人とかが来ちゃったりして(笑)。確かにフィリピンのそういうところはほんとにおもしろいところでもあるんだけど、でもこの映画にそれは必要なかったし、そのためにたくさんの人を呼んで、何日も潰すのはもったいなかったので、それなら自分ひとりで歩いてやったほうが早いなと思ったんですよ。とはいえ、出演者がプロの役者ではないことで苦労したことはありませんでしたか?監督メインキャラクターでは問題なかったですけど、背景のエキストラのなかには、なかなか連絡が取れない人もいて大変だったので、諦めたことはありました。そしたら、「フィリピンでは現場にカメラを置けばそこに人が来るから、その場で選んで」とディレクターに言われたんですよ。それで、実際にカメラを置いてみると、撮影を始める前くらいに次々と見学者が集まって来たんです(笑)。そこで、あの人とあの人って感じで連れてきて、セリフを教えて、すぐに「アクション!」って撮影してました。だから、現場で生まれたことしかなかったですよ。そんな個性豊かなキャラクターたちが揃っているなかでも、主人公のブランカを演じたサイデル・ガブテロちゃんと本人役で出演したピーターさんの2人の存在感は圧倒的。“YouTubeの歌姫” としてフィリピンで人気を集めていたサイデルちゃんを起用した理由は?監督演技のワークショップをしていたときに、朝起きたら僕のデスクの前に、ブランカの似顔絵を描いた紙が置いてあって、そこに彼女が自分の名前を書いていたんです。そんなふうに「私がブランカをやりたい!」というアピールを見たときに、その意志の強さが最高だなと思って、「この子しかいない」と。初めての演技で、自分とは全然違うキャラクターを演じるにも関わらず、よく耐えてくれたなと思います。アクティングコーチをつけていましたが、その人が手をかざすだけでブランカに変わっちゃうくらいまでになっていたので、現場では何も言う必要がなかったです。それだけブランカという人間をよくわかってくれましたけど、11歳でよく理解してくれたなって感じですね。では、監督にとってヒーロー的存在でもあるというピーターさんの魅力とは?監督フィリピンでは、一日の撮影が終わったらみんなにその日のギャラを払うんですけど、ピーターには最初にけっこうなギャラを払っていました。にも関わらず、最終日には5000円しか持っていない。でも、それはなぜかというと困っている人や親戚に配っちゃってたからなんですよ。僕だったら、「家賃や支払いがあるな」とか「次はここに旅行したいな」とかになっちゃうんだけど、彼にはそれがまったくなくて、「いまここにある何かを大事にする」ということなんですよね。でも、それはなかなかできないことなので、かっこいいなと思いますし、さすがだなと。僕は本当にピーターを尊敬していて、彼のことは出会った瞬間からすごいと思ってましたけど、それは彼が画面に映っているだけでみんなが感じることができるはずです。今回、プロデューサーがイタリア人で、カメラマンが日本人という以外、全員フィリピン人だったこともあり、英語とタガログ語のみの現場。そんななかでも、あえて通訳を入れずに、すべての人と直接向き合ったという監督ですが、それはこれまでセルビアやヨーロッパ、フィリピンを中心に活動されてきた経験があるからこそ。長年の海外生活において、独自のコミュニケーション方法はありますか?監督以前、マケドニアに行ったときに村を歩いていたら、日本人が珍しかったのか、すごく人が集まってきて、ぞろぞろとついてきたことがありました。そのときに、耳の聴こえないひとりの男の子が最後まで残ってくれて、「うちに行ってご飯を食べよう」ってジェスチャーで一生懸命に誘ってくれたんです。それで、その子について行ってある家に泊まることになり、そこにいた人たちはその子の家族ではなかったんだけど、彼らも全員耳が不自由だということがわかりました。でも、もともと僕は現地の言葉は喋れないし、向こうも日本語が喋れるわけでもない。だから、「言語って特に重要じゃないよね」ってところに行きついて、やろうと思えば、ジェスチャーや表情だけでも会話ができるんだと感じたことはありましたね。では、最後にこの作品で注目して欲しいところを教えてください。監督ブランカというひとりの少女が、たくましく勇気を持って進んで行く姿をぜひ見てもらいたいなと思っています!人を思う温かさと愛情を感じる!お金や目に見えるものばかりに気を取られてしまいがちな現代だからこそ、ブランカとピーターを包み込む無償の愛に、思わず涙が込み上げてくるはず。監督自ら作詞を手掛けたという劇中歌が奏でる美しいメロディーとともに、心に残る1本です。あなたの隣にいる大切な人を誘って劇場に行ってみては?琴線に触れる予告編はこちら!作品情報『ブランカとギター弾き』シネスイッチ銀座他にて7月29日(土)より全国順次公開!配給:トランスフォーマー© 2015-ALL Rights Reserved Dorje Film
2017年07月26日旅行サイトでフィリピンのツアーを検索すると、セブ島、マニラ、エルニド、ボラカイ島…などがおすすめツアーとして出てくる。旅行先としてのフィリピンは、いまではすっかりアジアのリゾート地だ。けれど観光地ではない街へ足を踏み入れれば、そこには貧困と背中合わせで生きる人々がいる。『ブランカとギター弾き』の舞台はフィリピンのスラム街。路上で暮らす孤児のブランカとギター弾きの盲人ピーターが出会い、生きるために旅に出る物語だ。主人公のブランカは、窃盗や物乞いをしながら1人で暮らしている。ある日、有名な女優が自分と同じ境遇の子どもを養子に迎えたというニュースを偶然目にしたことで、アイデアを思いつく。それは、お金を貯めて“お母さんを買う”というアイデアだった。突飛だが、母親を手に入れることができれば幸せになれるのではないか──たった1人で生きる少女がひらめいた希望の道だ。そのためにブランカは窃盗を繰り返していたが、街角でギターを弾いて生活しているピーターと出会い、歌うこと=自分の才能で生きることを教えてもらい、人生が変わっていく…。この映画が心に響くのは、フィリピンのスラム街を映しながら、人と人との心の繋がりや誰かを大切に想うことを描いているからだろう。また『シティ・オブ・ゴッド』『デザート・フラワー』『トラッシュ! この街が輝く日まで』『鉄くず拾いの物語』などを観たときにも感じたことだが、映画の主人公たちの過酷な生活環境に驚かされる以上に、彼らの生命力や勇気、愛情、諦めない気持ちに心打たれる。『ブランカとギター弾き』もそうだ。ラストシーンのブランカとピーターの“あの表情”は決して忘れることはないし、彼らからたくさんの生きるヒントをもらった。その感動を描き出したのは、本作が長編監督デビューとなる長谷井宏紀監督だ。日本人として初めてヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得て製作、ヴェネツィア国際映画祭で2冠(※1)、各国の映画祭で数多くのグランプリを獲得している。彼のキャスティング方法がユニークだ。盲目のギター弾き役をフィリピンの路上でスカウトし、ブランカ役はYouTubeに歌っている動画をあげていた素人サイデル・ガブテロに声をかけた。ドキュメンタリーではないけれど、ものすごいリアリティを受け取るのは、そんな一風変わったキャスティングの力も大きい。何より長谷井監督自身が世界中を旅してきた人であるからこそ生まれた発想、出会い、メッセージ──やっぱり旅はいいなぁと思ってしまう。次の旅は、フィリピンに決めよう。(text:Rie Shintani)※1ヴェネツィア国際映画祭2015 マジックランタン賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞受賞(text:Rie Shintani)
2017年07月19日日本人として初めて、ヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得た長谷井宏紀監督が、フィリピンの街角を舞台に撮影し、世界中の映画祭で高い評価を得た『ブランカとギター弾き』。このほど、俳優の浅野忠信も感銘を受けたという愛と勇気の物語から、主人公となる少女ブランカと盲目のギター弾きの出会いの本編映像が、シネマカフェに到着した。舞台は、カラフルでエネルギーにあふれたフィリピンの首都マニラのスラム街。“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児のブランカは、ある日、盲目のギター弾き・ピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、2人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた…。Youtubeの歌姫として国内外で人気を集めていたブランカ役のサイデル・ガブデロは演技初挑戦ながら、美しい歌声と演技力で観る者を強く惹きつける。彼女に生きる術を教える盲目のギター弾きには、実際に生涯を通してフィリピンの街角で流しの音楽家として活躍していたピーター・ミラリ。そのほか、出演者のほとんどは路上でキャスティングされている。劇中、演奏される、スペインをルーツにした素朴で温かいフィリピン民謡「カリノサ」は、「お母さんはいくらで買えるの?」という孤児の少女と盲目のギター弾きの“幸せを探す旅”を彩っていく。このたび届いた本編映像は、そんな2人の物語がまさに動き出す、出会いのシーン。ブランカはどこからともなく聞こえるギターの音色を耳にし、その音がするもとへ駆け寄る。その音色を奏でているのは、盲目のギター弾き・ピーター。彼の奏でる優しい音色に、思わず笑みがこぼれるブランカは、ピーターが路上でギターを弾き、お金を稼いでいることを目の当たりにし、ピーターの目が見えないことを確かめようと近づいていく。ピーターはその気配に気がつき、「何してるんだい?この辺の子かい?」と声をかける。驚いたブランカは思わず走ってその場を立ち去ってしまうのだった――。本作の監督を務めた長谷井監督は、短編『LUHA SA DESYERTO』の撮影中に、マニラのキアポ協会の地下道でギターを弾いていたピーターと出会いを果たしたという。まさに本シーンのブランカとピーターのように、ギターの音色に導かれ、出会い、本作が生まれることになった。ギターの音に導かれて出会った2人の出会いは、まさに物語が動き始める重要なシーン。また、その後に続く予告映像では、長谷井監督と長年親交があり、本作に「涙が止まらなかった」と明かしている浅野さんがナレーションを務めている。『ブランカとギター弾き』は7月29日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月02日ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)から、初となるギターケースが登場。2017年5月20日(土)より全国のア ベイシング エイプ正規取扱い店舗にて発売される。耐久性が高いCORDURAファブリックを使用したギターケースは、オリジナルカモフラージュ柄「1ST CAMO」を全面にデザインしたストリートライクな雰囲気。両肩で背負えるショルダーストラップに加え、手持ち用ストラップが側面についた2way仕様となっている。さらに、小物が収納できるフロントポケットと内部ポケットも取り付けられており、機能性の高いアイテムとなっている。【詳細】1ST CAMO GUITAR CASE発売日:2017年5月20日(土)価格:39,800円+税サイズ:H107/W35/D6cm取り扱い:全国のア ベイシング エイプ正規取扱い店舗【問い合わせ先】BAPE STORE 渋谷TEL:03-6415-6041
2017年05月20日日本人として初めて、若き才能を後押しするヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭から出資を得て製作された長谷井宏紀の第1回監督作品『ブランカとギター弾き』(原題:BLANKA)が、今夏、日本で全国順次公開される。このほど、その予告編が解禁となり、長谷井監督と親交のある浅野忠信がナレーションを務めていることが分かった。“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、2人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた…。ヴェネチア国際映画祭が世界中から新人映画監督を発掘し、育成するプロジェクトにて日本人として初めて選ばれ、撮影された初長編映画。巨匠エミール・クストリッツァに認められ、世界中を旅しながら、写真家としても活動してきた長谷井監督は、カラフルでエネルギーにあふれたマニラのスラムと、そこに住む人々をリアルな映像で見事に捉えた。今回解禁となった予告編では、すでに本編を鑑賞し、「ブランカという少女の辿り着いた一つの愛の形に涙が止まらなかった」と大絶賛を寄せている浅野さんがナレーションを担当。長谷井監督と浅野さんは、2007年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『モンゴル』や、NHK土曜ドラマ「ロング・グッドバイ」といった浅野さんの主演作で監督がスチール撮影を担当したことから親交が深く、浅野さんは本作についても「予告編だけでも泣けてきちゃうよね。少しでも早く多くの人に見て欲しい」とコメント。待望の日本公開にも期待を寄せている。映像では、孤児の少女ブランカが路上で盲目のギター弾きピーターと出会い、歌の才能を開花させていくが、その目的は“お母さんを買うため”…。歌うことを通して絆を深めたブランカとピーターの2人が辿る運命の行方には注目だ。出演者の殆どは長谷井監督自ら、路上でキャスティング。1,000万超えの再生回数を誇りYouTubeの歌姫として国内外で人気を集めていた主演のサイデル・ガブテロは、演技初挑戦ながらその美しい歌声と演技力で世界中の映画祭で話題をさらっている。また、同時に解禁されたティザービジュアルは、ブランカとブランカの肩を抱きギターを手に持つピーターの後ろ姿が映し出された、2人の温かな関係性を映し出すもの。劇場窓口にて発売中の本作の特別鑑賞券には、同じく2人の姿をとらえたデザインとブランカ役サイデルの姿をとらえたデザインの特製ポストカードセットが付属する。『ブランカとギター弾き』は今夏、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月16日歌手の松崎しげるが野球少年につきまとう"謎の熱唱ギター男"を演じる、ウタマロ石けんのプロモーションを目的とした動画「黒い男」が19日、公開された。この動画は、特に白い衣類についた落ちにくいガンコな汚れを簡単に、キレイに落とすことができるというウタマロ石けんの特長を広めるためのもの。もともと肌の黒さで有名な松崎は、"謎の熱唱ギター男を"としていつも以上の黒さでインパクトを放ち、終始熱い歌声を響かせている。そして、周りの無反応な態度が不思議な空気を醸し出す中、熱唱をやめないシュールな映像となっている。動画の主人公は、野球部の中学生。一生懸命コーチの激しいノックを受けている少年は、懸命に滑り込んでキャッチし、ユニフォームが泥だらけになってしまう。そして、いつからか松崎扮する謎のギター男が出現して少年についまとい、彼女とのデートも一緒。なぜ、ギター男は少年の邪魔をしているのか…。動画の最後は驚きの展開が待っており、いろんな意味でスッキリとした気持ちになれる。
2017年04月19日新垣結衣などで知られる芸能事務所・レプロエンタテインメントがヤマハとタッグを組み、"黒髪ギター少女"の発掘を目的としたオーディションを開催することが1日、明らかになった。運営側は「技術や経験はまだまだでも、夢とやる気にあふれた全国のギター少女、挑戦求む!」と呼びかけている。新垣をはじめ、清水富美加、川島海荷、マギーといった人気女優やモデルを多数かかえるレプロ。今年25周年を迎え、音楽オーディションで実績のあるヤマハと異色のオーディションを実施する。オーディションタイトルは「黒髪ギター少女選手権-放課後にチャンスは広がっている-」。対象となるのは18歳以下の女性(1998年1月1日以降生まれ)で、特定の音楽・芸能プロダクションなどと契約していないこと。また、「ギターを弾いて歌えること(オリジナル、カバー・経験不問)」という技術面のほか、「黒髪であること」「制服着用であること」といったスタイリングの条件も定められている。募集期間は2016年9月12日から11月13日(郵送は13日消印有効)。WEB、郵送で応募することができる。書類・WEBの一次選考(通過者のみ10日以内に連絡)、審査会の二次選考を経て(11月19日~27日を予定)、東京で最終選考が行われる予定。最終的な通過者にはレプロ所属の可能性があり、ヤマハ楽器10万円相当が贈呈される。オーディションの詳細はYamaha Music Auditionサイトへ。
2016年09月01日ヤマハは、アコースティックギターの新製品として、『FGシリーズ』7モデル、『FSシリーズ』4モデルを発表した。2016年3月1日より順次発売。価格は、FG180-50THが税抜11万5,000円、FG850が税抜5万円、FS830が税抜4万2,000円など。「FG180-50TH」は、同社初代モデル「FG-180」のデザインを再現し現代版に進化させた、400本限定のヤマハギター50周年記念アコースティックギター。初代モデル「FG180」のデザインを再現した赤ラベル、オリジナルピックガードとオリジナルロゴを採用する。また、独自の木材改質技術「Acoustic Resonance Enhancement(A.R.E.)」や、新たにデザインされたスキャロップドブレイシングなどを採用し、力強い中低音と素早いレスポンスを実現している。なお、「FG/FSシリーズ」は、新たにデザインしたスキャロップドブレイシングにより中低音を強化した新定番アコースティックギター。豊富なグレードとカラーバリエーションがラインアップされており、全23モデルから好みに応じたモデルが選べる。木材を内側の湿度までコントロールしながら入念に乾燥させることで楽器としての安定性を高めているほか、職人の手作業による美しい仕上げや徹底した品質管理と環境テストなども行われている。
2016年02月15日ローランドは、昨年発売40周年を迎えた同社ギターアンプ“ジャズ・コーラス”をデザインしたBluetoothオーディオ・スピーカー「JC-01」を発表した。発売時期は2月中旬。価格はオープンプライス。同製品は、ギター・アンプ“ジャズ・コーラス”を、モチーフとしたデザインとなっており、高精細かつクリアな音場と、小型ながらパワフルな重低音サウンドを実現。低域、中域、高域の3バンド・イコライザーを搭載しており、ツマミによりギターアンプ感覚で音質・音量などの調整が行える。また、軽量・コンパクトなボディーに、充電式リチウムイオン電池を内蔵。スマートフォンや携帯音楽デバイスとともに持ち運べる。さらに、Bluetooth機器とのワイヤレス接続による音楽再生だけでなく、スマートフォンでのハンズフリー通話にも対応する。
2016年01月26日ローランドは1月20日、同社のギターアンプ「JAZZ CHORUS」をモチーフにしたBluetoothスピーカー「JC-01」を発表した。発売は2月中旬。価格はオープン。JC-01は、低域、中域、高域の3バンドイコライザーを搭載。イコライザーや音量はフロントのツマミにより調整可能で、ギターアンプのような感覚で操作できる。5cm径スピーカー×2基と、パッシブラジエーターを内蔵。Bluetoothのバージョンは3.0で、コーデックはSBCをサポートしている。本体にマイクを搭載し、ハンズフリー通話に対応。サイズはW187×D69×H97mmで、重量は650gとなっている。バッテリー駆動時間は約7時間で、充電はリアに装備したmicroUSBポート経由で行う。フロントにはAUDIO IN端子×1基を搭載。なお、ギターを直接つなぐことはできない。
2016年01月20日ローランドは、ギタリストが自分の声を使ってギターを演奏できるエレキギター/ベース用ボコーダー「VO-1」を発売する。販売開始は2016年3月を予定。価格はオープン。同製品は、従来は鍵盤楽器が中心だったボコーダー・サウンドの演奏を、ギタリストが自分の声でギター演奏を楽しめるボコーダー・エフェクトで、「BOSSコンパクト・エフェクター」シリーズの新モデルとなる。同製品にマイクとギター、アンプを接続し、ギターの演奏に合わせてマイクに向かって話したり歌ったりするだけで、独特のボコーダー・サウンドが手に入るという。また、鍵盤楽器で演奏したようなボコーダー効果が得られる「VINTAGE(ビンテージ)」のほか、マイクからの声が明瞭に聞き取れる「ADVANCED(アドバンスド)」、トーキング・モジュレーター・サウンドを再現した「TALK BOX(トーク・ボックス)」、マイクを接続しなくても演奏に合わせて自動的に声が付加される「CHOIR(クワイヤ)」といった異なる4種のモードを搭載し、好みの効果を選んで演奏できる。さらに、ギターやベースの音作りに必要なエフェクトを「VO-1」のセンド/リターンに接続すれば、ボコーダー・サウンドとギター/ベース・サウンドをミックスできる「エフェクトループ機能」を搭載するなど、幅広い音作りが可能となっている。なお、「ボコーダー」とは一般的に、人の声とシンセサイザーを合成し、声に楽器で音階や和音をつけながら、まるで人が歌っているかのような音で演奏したり、演奏の音を抑揚のないロボット・ボイスに変化させたりして、インパクトのあるサウンドを作成できる技術のこと。
2016年01月20日ドラマ『ちゃんぽん食べたか』『民王』、そして映画『ピンクとグレー』と相次いで、ギターを演奏するシーンがある菅田将暉さん。しかも、いまいちばん興味があるのは音楽だとのこと。これはもしやCDデビューを含め音楽界への進出もあり得る?* **それは全くないです(笑)。音楽はほんと趣味です。音を楽しむと書いて、「音楽」のまんまです。友達としょうもない歌うたったり作ったり。最近、ギターにすごくハマってるんで。この人のこの曲弾けたらなあみたいなのを独学でやってるだけですね。リラックスできるんです。お芝居のセリフばっかり考えてると寝られなくなるんで、違うこと考えてぐっすり寝る。――ピアノとか習ったことはあるんですか?ピアノは幼稚園から10年ぐらいやってました。親父がギター好きで、家に10本ぐらいあったんですよ。親父もよく家で弾き語りしてたし、その影響はありますけど、ちゃんと始めたのは『ちゃんぽん食べたか』ですね。だから、この1年ぐらいです。『民王』も、監督が「この間、弾いてるの見たんだけどさ、『青春貴族』っていうやつ、弾き語りできる?」って(笑)。じゃあ、ちょっとやってみますってところから始まったんです。――担当編集が、菅田さんの音楽活動を期待してるんですよ。作品の中で(笑)。ミュージシャンのレベルとは桁違いですから。これは表に出せるなっていうものになったら、出すかもしんないですけど。◇すだ・まさき1993年2月21日生まれ。大阪府出身。2009年、俳優デビュー。シリアスからコメディまで幅広いジャンルで多彩な役柄を演じ、主演映画『共喰い』(’13年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『星ガ丘ワンダーランド』『暗殺教室~卒業編~』『二重生活』『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』など、2016年も映画公開作が多数控えている。※『anan』2015年12月30日‐2016年1月6日合併号より。写真・内田紘倫スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・AZUMA@MONDO-artist(W)文・杉谷伸子
2015年12月25日今日本の音楽シーンを席巻しているギター女子。そのトップランナー・阿部真央さんのニューシングルは、結婚・出産を経験したからこそ完成した1曲です。『You changed my life』(あなたが私の人生を変えた)という意味深なタイトルからもわかる通り、リリックは阿部さんがこれまで過ごしてきた人生を振り返る内容になっています。そのように書くとすごい重い内容のように思われますが、そこを全英語詞にすることで見事にポップスに昇華させています。サウンドもオーガニックなアコースティックなので、英語詞との相性もばっちりです。「今回の阿部真央は明るいぞ」なんて思っていて油断していると、カップリングの『楽になれるまで』(これまたとんでもないタイトル)でズドーンと奈落の底に叩き落されますのでご注意を。いずれにしても、阿部真央完全復活!を印象付けるにふさわしいシングルです。ギター女子のトップランナーの座は、まだまだ彼女のもののようです。リリース情報:『You changed my life/阿部真央』(2015.11.18発売/¥100(tax out)/PCCA70462)※初回限定盤(¥1500(tax out)/PCCA04294/DVD付)も同時発売
2015年11月25日IK Multimediaは、Mac/PC用のギター/ベース・アンプ & エフェクト・モデリング・ソフトウェア「AmpliTube 4」を発売した。価格は2万1,600円(税別149.99ユーロ)。IK Online Store、Custom Shop または フックアップ beatcloud.jpにて購入可能。同製品では、エレクトリック・ギターの音をアコースティック・ギターの音に変換するAcoustic Simを含む10種のストンプボックス、新しいブリティッシュ・アンプ・モデル5つを含む9種のアンプと、10種類のキャビネット、ユニット単位で交換可能なスピーカー29種、マイク3種、新しいGarageを含むルーム6種、ラック・エフェクター2種、同社UltraTuner仕様のチューナー2種などを搭載している。また、ユーザー待望となる4つのループを重ねて再生可能なルーパー機能に加え、スタンドアローン版には8トラック・レコーダーと、スプリット、カット、コピー、ペーストといった波形編集、EQ、ミックスが可能なDAW機能も内蔵されている。さらに、AmpliTube Custom Shopより、アプリ内でエフェクト、アンプ、マイクなどの追加モデルを購入することもできる。
2015年11月04日北海道札幌市出身、現役女子大生シンガーソングライター・山崎あおいさんの最新ミニアルバム。高校時代にコンテストで優勝しメジャーデビューの切符をつかんだ彼女も今年で22歳、急に大人になっていく時期の心情を切り取った作品が、『ピンヒールベイビー』です。「ギター女子」代表格の一人でもある山崎さん。楽曲のベースになっているのはアコースティックサウンドですが、今作はダンダブルなアレンジにも挑戦し新機軸を打ち出しています。エフェクトがかかったヴォーカルは、新鮮さとドはまり感を併せ持ち、今後の作品にも影響を及ぼしそうです。もちろん、アコースティックな部分も忘れてはいません。時に優しく、時に激しく、楽曲に合わせた感情をギターにぶつけてきます。憂いを含んだヴォーカルと切ないメロディラインが融合し、「山崎あおいワールド」を構築しています。作品リリース後は東名阪でインストアライブも開催、ぜひ足を運んでみてください!リリース情報:『ピンヒールベイビー/山崎あおい』(2015.9.16発売/¥1800(tax out)/VICL64410)※初回限定盤(¥2600(tax out)/VIZL843/フォトブック付)も同時発売
2015年09月20日IK Multimediaは、Mac/PC用のギター/ベース・アンプ & エフェクト・モデリング・ソフトウェア「AmpliTube 4」を発表した。国内販売価格はオープンプライスで、市場想定価格は2万1,600円前後。2015年10月発売予定。同製品は、Mac/PC用のギター/ベース・アンプ & エフェクト・モデリング・ソフトウェア。80年代の名機をモデルにしたBrit 8000、90年代の名機をモデルにしたBrit 9000、60年代の隠れた名機をモデルにしたRed Pig、1897年にリリースされたブランド25周年記念アンプをモデルにしたBrit Silver、真空管プリアンプ搭載機をモデルにしたBrit Valve Preなど、5つのブリティッシュ・アンプ・モデルが追加された。また、それぞれのアンプに対応したキャビネット・モデル4x12” Brit 8000、 4x12” Brit 9000、4x12” Red Pig、 4x12” Brit Silver、4x12” Brit 30も用意されている。さらに、キャビネット選択後に交換可能な29種類のスピーカー・ユニット、3D空間で2本のマイクを自由に配置し、DIシグナルとミックスできる3D Cab Room、エレクトリック・ギターの音をアコースティック・ギターの音に変換するAcoustic Simulator、1/100セント単位のピッチ検知精度と視認性の高さを両立したチューナー「UltraTuner」なども装備する。なお、スタンドアローン版には、8トラック・レコーダーと波形編集可能なDAW機能、4つのループを重ねてプレイ可能なLooper機能も搭載されている。
2015年09月17日ローランドは、多くのギタリストにサウンドを支持されているギター・アンプ"ジャズ・コーラス"の40周年を機に、出力40Wのコンパクトモデル「JC-40」を発表した。発売時期は2015年秋。価格はオープンプライス。同製品は、ギター・アンプという製品ジャンルにおいて独自の地位を築き、世界中の多くのライブハウスやレコーディング/リハーサル・スタジオで使用されている「ジャズ・コーラス」特有の「JCクリーン・トーン」と、独特の広がり感のある「空間合成コーラス」はそのままに、従来よりも大幅に小型化を実現。また、ジャズ・コーラスの伝統でもある堅固なつくりも継承しており、ボディーの外周に鋲を打ちつけ、コーナーにはプロテクターを施している。本体には、ステレオ・アンプに加えて、ステレオ入力も装備。接続したエフェクターより出力されたステレオ音声信号を1台で再生することができる。
2015年07月10日弱冠19歳にして、今や“ギター女子”の代表格の一人にも数えられる新山詩織さん。2ndアルバムとなる『ハローグッバイ』は、これまでのキャリアすべてを網羅したバラエティに富んだ作品となっています。“ギター女子”といえば、アコースティックギター片手に演奏するというスタイルではありますが、この作品では明らかに「バンド」という形態を意識し、ギター以外の楽器の魅力も表現されています。それらの楽曲に乗る、切なさと若さと危うさが同居した独特の歌声により、新山さんにしか作り得ない世界観が完成しました。若いのに深さがあり、切ないのに明るさもある……さまざまな形容詞が入り混じった、良い意味で混沌としたサウンドメイキングは、このキャリアではなかなか表現しきれないものですが、新山さんはこの難儀な課題をさらっと解決しています。アルバムリリース後には東名阪ツアーも決定、ますます勢いに乗る“ギター女子”新山詩織さんから目が離せません。リリース情報:『ハローグッバイ/新山詩織』(2015.6.17発売/¥3000(tax out)/JBCZ9017)※初回限定盤(¥3700(tax out)/JBCZ9016/DVD付)も同時発売※ツアー情報/新山詩織2ndライブツアー『ハローグッバイ』2015年7月11日~2015年7月18日(3公演)
2015年06月23日現在テレビ朝日系で放送中の特撮TVドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』より、なりきり玩具『ギター忍撃 スターソードガン』が、5月16日にバンダイより発売された。価格は4,860円(税込)。「スターソードガン」は、アメリカからやってきた妖怪ハンターのキンジ・タキガワが変身するスターニンジャーが使用する、エレキギター型の銃剣。風雷忍シュリケンをセットすることで風の術や雷の術を使用でき、「ザ・アタック」の音声と共に風雷忍シュリケンのパネルに対応した必殺技が発動する。『ギター忍撃 スターソードガン』は、同梱される「風雷忍シュリケン」をセットし、アタックボタンを押すと忍シュリケンが回転。この状態でトリガーを引くと、音声とともに必殺攻撃のなりきり遊びが楽しめる。風雷忍シュリケンの中央ブレードを上下動かしたモードチェンジによって音声は異なり、風の術では「風マジック!」「ハリケーンジャー! ニンジャスラッシュ!!」、雷の術では「雷マジック!」「サンダーニンジャー! ニンジャショット」という音声が収録されている。また、現在発売中の変身アイテム玩具『変身デバイス 忍者スターバーガー』に付属する「スターニンジャーシュリケン」とも連動しており、セットすると「ニンジャスラッシュ! アイムスター!!」が発動。そのほかにも現在発売中の「五トン忍シュリケン」にセットして遊ぶことができる。(C)2015 テレビ朝日・東映AG・東映
2015年05月20日Positive Gridは、iPadををギターアンプ&エフェクト・プロセッサーへと変えるアプリ「BIAS FX」を発売した。価格は価格は3,600円同アプリでは、新開発のアルゴリズムによる25種の高音質なエフェクト・ペダルをはじめ、高級アナログ機の音質を再現する5種のハイエンド・ラック・プロセッサー、12種のクラシック・アンプなどを搭載。また、チューナー&メトロノームも装備しており、それらすべてを直感的に操作できるユーザーインタフェースとなっているという。さらに、自身で制作したオリジナルトーンに加え、クラウドから他ユーザーのトーンや、アーティストによるシグネーチャー・ペダル・ボードのダウンロードも可能。デスクトップおよびモバイル・デバイス間でプリセットを同期にも対応する。なお、同社「BIAS Amp」とのフル・インテグレーションにより、カスタム・アンプも手軽に利用できる。
2015年05月14日ここ最近の日本の音楽シーンを席巻している存在といえば、阿部真央さんに代表される「ギター女子」です。その阿部さんの出身地である大分県から、また新たな「ギター女子」が現れました。アーティスト名は、ななみ。22歳のシンガーソングライターです。 ななみさんは、本人の言うところの「ミドルティーンは暗黒時代」という生活を送っていましたが、その生活から抜け出すきっかけとなったのが音楽だったそうです。そして、自分を助けてくれた音楽で、誰かを助けたいと思うようになり、ギター片手に歌いはじめました。 2011年からは各オーディションで多くの賞を獲得、デビューのきっかけとなった2013年の「The 6th Music Revolution」ではグランプリを獲得しています。 そして、2014年10月にデビュー、満を持して5月13日にリリースされるのが1stアルバム『ななみ』です。実年齢よりアダルトな曲作りは、いわゆる「ギター女子」とは一線を画したもの。この魅力は、中毒者続出の予感です。 リリース情報: 『ななみ/ななみ』 (2015.5.13発売/¥1200(tax out)/LASCD0058)
2015年05月10日コルグは、同社チューナー誕生40周年記念の限定販売品として、缶詰にギター/ベース・チューナーをパッケージした「Canned Tuner」(チューナー缶)を、2015年6月下旬から発売すると発表した。同製品は全4種類となっており、未来的なデザインの3Dビジュアル・メーターが特徴の「Sledgehammer Pro」、さらにシンプルで使いやすい「Pitchclip」にはブルー、レッド、オレンジなどのカラーバリエーションもラインナップする。また、蓋を開けたあとの缶は、チューナーを守る丈夫な保存容器として使用可能だ。なお、パッケージ、カラー以外の仕様などについては、通常版のSledgehammer Pro、または通常版のPitchclipと同等とのこと。
2015年05月08日ヤマハミュージックジャパンは、Line 6ブランドのエレキギター用テーブルトップ・マルチエフェクト「AMPLIFi(アンプリファイ) TT」を発表した。発売日は3月1日。価格はオープンプライス。同製品では、テーブルトップサイズの小型ボディーにギターエフェクト・プロセッサー用の強力なDSPを搭載。高いサウンドクオリティのアンプ・モデリングを実現し、70種以上のアンプ、100種以上のエフェクト、20種以上のスピーカーキャビネット、無数のヒット曲で聴かれるものと同じLine 6トーンを含めた何千ものプリセットを装備している。また、iOS、Android対応のアプリケーション「AMPLIFi Remote」との併用により、演奏や録音だけでなくBluetoothを介して端末の音楽再生も可能となっている。(iPadでレコーディングを行うには、Apple iPad Camera Connection Kitなどが必要)。なお、アプリ内に音楽ライブラリーの楽曲をロードするだけで、マッチした音色セッティングが自動的に提供される自動トーン・マッチング機能も備える。
2015年02月18日