コーポラティブハウスの企画・設計・コーディネイトを行うコプラスは、世田谷区弦巻3丁目にて、屋上菜園付き「弦巻コーポラティブハウス」プロジェクトの参加者募集をスタートした。住戸数は9戸(予定)。同プロジェクトは、人や自然と触れ合える心豊かな暮らしを提案。コンセプトとして掲げられた「育てるすまい」には、そこに住む人・建物・環境のすべてを安心で心地良いものに”育てたい”という思いが込められているという。気軽にあいさつが交わせる環境づくりをサポートしているほか、”経年美化”を意識した外観や4つの特徴ある庭などの外構計画なども含め、緑・景観豊かな弦巻の街並みを大切にした計画を提案しているとのこと。コーポラティブハウスならではの自由設計で、間取りに合わせて窓の位置や大きさまで変えられるなど、非常に自由度の高い設定になっているという。コーディネーター提案例取得目安価格は4,700万円台から6,300万円台。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日屋上菜園で育てた野菜をいただける日本料理レストラン、「リビエラ青山JAPANESE」が6月4日(月)グランドオープンする。「お客様により新鮮で安心な食材をお届けしたい」という想いから始まった屋上菜園は、無農薬・有機栽培に徹底してこだわった野菜を大切に育てているそうだ。今回オープニングキャンペーンとして、屋上菜園で収穫した野菜を料理長が好みに合わせて調理してくれる、体験型のオーダーメイドコースを展開。新鮮な野菜をいただけるとともに、伝統的な日本料理と海外のエッセンスを組み合わせた新感覚の料理を堪能できるチャンスだ。また「ジェラートワールドカップ2012」のチョコレートピエスモンテ部門で、スコア第2位を獲得したパティシエ・高橋秀樹とコラボレーションした、新鮮野菜を使ったオリジナルスイーツもレギュラーメニューとして登場するので注目を。オープンキッチンから漂う香りや迫力ある熱気、五感が感嘆するおもてなしの空間を、こころゆくまでお過ごしあれ。お問い合わせ: リビエラ青山JAPANESE
2012年06月03日屋上緑化の開発、都市型貸し菜園事業を手がける東邦レオは、都市居住の野菜づくり初心者を対象に、約3カ月間使い放題で1万5,000円から利用できる、サポート付き菜園体験パッケージを開発した。同社では商業施設における屋上庭園維持管理の経験をもとに、平成22年2月から未利用地・建物屋上など、駅近の遊休資産を活用した会員制の貸し菜園事業を開始。これまでに首都圏・中部・関西で12施設の運営を行っている。同サービスでは、サポートスタッフが定期的に菜園を訪問。野菜づくりのアドバイスや短期講座・収穫祭などのイベントを実施し、菜園利用者との積極的なコミュニケーションを行っている。手ぶらで気軽に菜園を楽しめるよう、くわやジョーロ、肥料、支柱など基本的な菜園用具は施設に設置し無料で利用できるのも大きな特長となっている。今までは、全施設共に月額制の年間契約だったが、「長期契約に不安があるので、まずは短期で楽しんでみたい」という声を受け、このほど野菜づくりが始めての方に特化した「サポート付き菜園体験パッケージ」を開始した。利用期間を短期に設定し、価格を一式で1万5,000円または2万円と固定。パッケージを設定する菜園は首都圏・中部の7カ所。子どもの夏休みの自由研究に利用できるよう、契約期間は6月1日から8月31日までの約3カ月に設定している。今回の菜園体験パッケージの募集開始は5月25日から。なお9月以降も継続利用を希望する人には、秋冬野菜の短期型菜園体験パッケージまたは、月額制の年間契約パッケージを優先利用することも可能とのこと。詳細はまちなか菜園まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日夏野菜の苗も多く見かけるようになり、家庭菜園には絶好の季節になりました。豊作を目指すべく今回は肥料をテーマに紹介します。植物が生育するのに必要であることは、皆さんご存じのことと思いますが、多くの製品が存在するため、どれを選べば良いか迷う方も多いと思いますので、植物に必要な成分とその効果をご紹介しましょう。肥料の分類にはいくつかの方法がありますが、三大要素と呼ばれるチッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の「単肥(たんぴ)」、単肥をブレンドした「複合肥料」、動植物を成分とした「有機質肥料」に分かれます。チッ素は空気の約80%を占める元素で、常温では無味無臭の気体ですが、植物にとっては「葉肥」とも呼ばれ、葉や茎の生育に欠かせません。チッ素が不足すると生育不良になり、葉色が薄くなってしまいます。リン酸は開花や結実に欠かせないことから「実肥」とも言われます。光合成や細胞分裂にも影響するため、不足すると成長が止まってしまうこともあります。根や茎を丈夫に育てるカリは「根肥」とも呼ばれ、全体の生育に大きく影響します。三大要素以外にも、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、マンガン(Mn)、ホウ素(B)などが必要で、これらは有機質肥料に対して「無機質」とも呼ばれます。単肥は、成長に合わせて葉や実などにピンスポットで栄養を与えることができるため、高度な施肥が可能ですが、与えすぎると生育障害を起こすこともあるので、ある程度の知識が必要です。不安に感じる方には複合肥料がお勧めで、あらかじめ複数の成分がブレンドされているので、用量さえ間違わなければ簡単に扱うことができます。複合肥料の多くは三大要素が含まれ、チッ素、リン酸、カリの含有率がN-P-Kのように記載されています。例えば8-8-8はそれぞれが8%ずつ含まれていることを意味し、合計が30%以上のものは「高度化成肥料」と呼ばれます。化学肥料は、植物に必要な養分を必要に応じて与えられるため、効果が大きく即効性があるのが特徴です。「化学」の文字から不安を持たれる方も多いと思いますが、植物に必要な養分は、つまるところ無機質であり、化学の授業で習った元素記号で表される物質であることを考えると、理にかなった肥料と言えるでしょう。対してオーガニックや有機栽培で知られる有機質肥料は、自然由来の原料が使われている安心感が一番の魅力ですが、即効性は低くN-P-Kの含有率も自然任せなため、過不足が生じやすいのも否めません。2つの肥料の最大の違いは、化学肥料は植物に、有機質肥料は土に栄養を与える、と考えると分かりやすいでしょう。化学肥料には植物の成長に必要な要素しか含まれていませんが、タンパク質やアミノ酸を含む有機質肥料は、土中の有用微生物を育て、豊かな土作りに役立ちます。特に、長期に亘って化学肥料を与え続けた土は、土中の微生物が減り、固く締まった土になってしまい、根が伸びにくくなり、結果的に生育が悪くなってしまいますので、土耕栽培の場合は植物を植える前の土作りに使う「元肥(もとひ)」には有機質肥料、その後の成長過程で与える「追肥(ついひ)」には化学肥料と両方を使うと良いでしょう。第9回でもご紹介したように、シーズンを終えた土はそのまま使わず、乾燥、消毒、酸度の調整をおこなってから新たな植物を植えますが、その際に土に養分補給をおこなう元肥を施します。化学肥料でも構いませんが、長い時間をかけて緩やかに効く有機質肥料が最適で、牛のふんを原料とした「牛糞」や、リン酸とカリが豊富な「鶏糞」、これらにワラや落ち葉を混ぜて発酵させた「堆肥」などが代表的です。また、雨によって酸性に傾いた土を中和する「草木灰」や、通気性・排水性が悪くなった土には「腐葉土」「くん炭」が有効です。有機質肥料の注意点は、腐植によって養分化する点で、土中で腐植する際にガスを発生し、根を傷める場合があります。元肥を施した後は2~3週間程度なじませてから植え付けるのが良いでしょう。「完熟」「醗酵」と記されている肥料はガスの心配はありませんので、すぐに植え付ける場合や追肥にも使用できるので便利です。追肥には即効性のある化学肥料がお勧めです。液体肥料なら500~1,000倍に薄めてジョウロで与えるだけですから、さほど手間もかかりません。2週に1回程度与えればOKです。もっと手間を省きたい方は、元肥と同様に長期間に亘って緩やかに効く錠剤やスティックタイプの化学肥料が良いでしょう。また、開花や結実を促進する専用の肥料もありますので、成長段階に合わせて使い分けてください。水耕栽培の場合、化学肥料のみの無機栽培が基本で、有機質肥料は使用しません。醗酵や腐植によって養分化する有機質は、水のみの環境では腐敗し、植物に有害な物質を生み出してしまう可能性があるためで、液体や粉末の化学肥料を薄めて使うのが定番です。ムシのような姿のソラマメの花。収穫が楽しみです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日一人暮らしの楽しみ方にガーデニングがあります。室内やベランダで楽しむ方法、鑑賞する方法など、多種多様です。中には家庭菜園を作っている人もいるくらい。そこで今回は、手軽に楽しむために、それぞれの特徴と、手間のかからないものをご紹介します。■室内と屋外ガーデニングの特徴●室内ガーデニングネックになるのが日当たりの問題。観葉植物や花は、窓際の比較的日当たりのいい場所を選べばいいのですが、それ以外の場所ではどうしたらいいでしょうか。たしかに植物は、太陽の光を浴びて光合成をすることで生きています。日当たりが悪いということは、これができなくなるということ。それなら、たとえ日当たりが悪くても、育てることのできるものを選びましょう。●屋外ガーデニングマンションのベランダに代表されるように、戸建てではない限り、自分の庭というものはないのが現状でしょう。床がコンクリートでは、植物を植えることもできません。せっかく日当たりのいい場所なのに、何だかもったいないですね。そういうときには、根の張らないものを選んで、鉢植えで育てればいいのです。たとえベランダが狭くても、最近ではハンガータイプの鉢もありますから、ベランダの手すりにつるすことだってできるのです。■条件で選ぶ植物の種類●室内で日当たりが悪かったらガーデニングだからといって、何も花ばかりが植物ではありません。野菜だって立派な植物です。どうしても日当たりが悪いというのであれば、例えばモヤシ。スーパーで1袋30円程度で売られている、家計に優しい野菜の代表です。このモヤシ、実は栄養のかたまりでもあるんです。1日2回程度、キレイな水を入れ替えるだけで育てられるモヤシは、まさにお手軽野菜の代表格です。注意したいのは、大豆からいわゆるモヤシを育てると時間がかかるのですが、小豆や緑豆なら1週間程度。とてもお手軽ですから、一度試してみることをオススメします。●ベランダ・バルコニーで育てるなら色とりどりの花もいいのですが、せっかく室内で野菜の話をしたのでこちらでも。いくら日当たりがいいといっても、まさか畑を耕すわけにはいきません。そこで、鉢植えでも作れる野菜を育てるというのはいかがでしょう。例えばトマトやジャガイモ。これらは鉢植えでも育てることができますから、ぜひチャレンジしてもらいたいラインアップです。ただし、害虫などの問題もありますので、まずは簡単な小さめの葉野菜などから試してみるといいでしょう。今回は手軽にできる、ガーデニング術を紹介しました。わが家の食卓を、自家製野菜でにぎわせることは本当に楽しいものです。スーパーの袋詰め野菜もいいですが、ぜひ一度、愛情を込めて育てた自家製野菜にチャレンジしてみてください。(OFFICE-SANGA 山河宗太)
2012年04月19日株式会社シーエーシーは30日、家庭菜園を楽しむ人々のためのSNSサービス「Cropnet(クロップネット)」をオープンする。「ベランダからハタケまで」をキャッチフレーズに、野菜作りを通した豊かなライフスタイルを提案していくという。サービス利用料は無料となっている。同サービスは品種単位で記録する栽培日記を核としたSNSで、TwitterやFacebookとの連携も可能。栽培が上手な仲間のスケジュールを自分のスケジュールにコピーできるため、成功確率のアップが見込めるという。また、栽培スケジュールに登録した内容を前日メールで知らせてくれるため、追肥や摘心を忘れることがなくなる。自分に近い環境・同じ品種を栽培している仲間を探し、野菜の病気の対処方法などを質問することもできる。iPhone用アプリも同時リリースとなる。スマートフォンからの日記投稿も可能なので、併せて利用することをおすすめしたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日