低予算作品ながら全米で興収1億ドルを突破したホラー映画の続編『パラノーマル・アクティビティ2』が2月11日(土)に日本公開される前に、本作の本編映像の一部が公開された。その他の写真『パラノーマル・アクティビティ』は、部屋に仕掛けた監視カメラに記録された超常現象(パラノーマル・アクティビティ)をモチーフにしたホラー作品。第1作目は一軒家に暮らすカップルが主人公だったが、本作では“カールズバッド事件”と呼ばれる恐ろしい出来事が描かれる。このほど日本のマスコミ向けに配布された資料DVDには、今回の作品で描かれる事件の捜査資料が収録されているが、肝心な部分がペンで塗りつぶされており、一体カメラが何を記録したのかは謎に包まれている。このほど公開された本編映像は、監視カメラが仕掛けられた2日目の模様。前作では1台のカメラで“おそろしい現象”を捉えていたが、続編では複数のカメラがリビング、屋外のプール、キッチン、寝室、2階へと続く階段の様子を記録。「次に何が起こるかわからない」という緊張と恐怖は前作以上で、映像の後半には前作の主人公だった女性ケイトが泣き叫ぶ赤ん坊をあやす場面が登場。続編の物語がどのようなものになるのか、さらに想像をかきたてる内容になっている。『パラノーマル・アクティビティ2』2011年2月11日(金)シネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国拡大公開(C)2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2011年01月24日TVドラマ『プリズン・ブレイク』の製作総指揮・脚本を手がけたポール・シェアリングが脚本・監督を務めた映画『エクスペリメント』の公開を前に2日、渋谷のアルカトラズERでイベントが行われ、横浜国立大学教育人間科学部出身の眞鍋かをりがゲストとして登場した。イベントの様子映画『エクスペリメント』は、スタンフォード大学が1971年に行なった監獄実験を基に製作された作品で、24人の男たちを看守役と囚人役に分けそれぞれの役割で振舞うことを条件に行われた心理実験の行方を描いた衝撃の心理スリラー。劇中に登場する心理学者をイメージした白衣姿で登場した眞鍋は、「普段はあまり怖い映画は観ないが、ジワジワとくる恐ろしさで、ホラー映画よりも怖かった。人間の怖さがリアルに出ているので、自分が囚人側だったら、看守側だったらと考えてしまった。この実験については噂で聞いたことがあったけど、具体的なことは知らなかったのでビックリした」とコメント。主人公トラヴィスを演じたエイドリアン・ブロディについては「この作品のために肉体改造をかなりしていて、もう本当にカッコよかった。囚人役なので服を脱がされるシーンもあるのですが、女性は美しい筋肉にも注目です」と話し、看守側に回るフォレスト・ウィテカーについては「微妙な変貌ぶりをリアルに演じていて引き込まれた」と絶賛した。最後に眞鍋は「ホラーが苦手な人も観られる怖い映画で、実際に起こった実験だと思って観るとさらに怖いです。ぜひ観てゾッとしていただきたいです」と作品をPRした。『エクスペリメント』12月4日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
2010年12月02日中村蒼が11月20日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ行われた主演映画『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYONIGHT』の初日舞台挨拶に、共演の青山倫子、長江俊和監督と出席した。一軒家を舞台に、あるカップルが真夜中に起こる超常現象とビデオカメラで撮影するなどして対峙する姿を疑似ドキュメンタリー風に描き、全米で大ヒットした超低予算インディーズホラーの日本版続編。アメリカ版続編『パラノーマル・アクティビティ2』は10月に全米公開されて、公開週の週末興行成績で4,150万ドル(約34億円)を稼ぎ1位に輝くなどヒットを飛ばしている。日米ほぼ同時期に同作品の続編が公開されるのは史上初で、中村さんは「負けたくない。それを頭に入れつつ撮影していました。日本はホラーがすごい国と言われているだけに、食ってやりた…食ってやりたい。噛みましたけど…(笑)」とアメリカ版続編にライバル心をむき出しに。青山さんも「負けたくない、私、噛みませんでした(笑)」と続いた。アメリカ版は第3弾の製作も決定済み。日本版の『3』について司会者が尋ねると、長江監督が「今日初めて言いますが、水面下でやろうという動きがあり、可能性は高いです。シリーズ化して行こうと」と明言。中村さんら2人の目が輝き、青山さんが「そこに私は?」と聞くと、長江監督は「まだ全然どんな話になるか分かりません」と笑って流した。今回の日本版続編は、東京に暮らす姉(青山さん)、弟(中村さん)、父の3人家族の家で起こる怪奇現象の恐怖を描く物語。苦手なホラーに初挑戦した中村さんは、青山さんから「すごく怖がりです」と暴露され、「顔に出さないだけです」と愛嬌タップリの笑顔で話していた。『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』はシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT 2010年11月20日よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Presidio Corporation All rights reserved.パラノーマル・アクティビティ2 2011年2月11日よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:中村蒼インタビュー「最近、顔つきが変わったってよく言われます」中村蒼の“かわいさ”が見どころ『パラノーマル・アクティビティ』続編世界配給決定『パラノーマル・アクティビティ』続編は身動きの取れない美女を襲う恐怖!中村蒼水嶋ヒロの“作家転向”に「ただただビックリ」中村蒼が大ヒットホラー『パラノーマル・アクティビティ』日本版続編に出演!
2010年11月20日携帯専用放送局BeeTVにて、ジャパニーズ・ホラーの旗手・清水崇監修により、星野真里、堀部圭亮らを配して本格ホラー「しってはいけない怖い話」が配信されることが発表された。本作はBeeTVにとって初めての本格ホラー作品。夜のデパート、携帯メール、同窓会など身近なシチュエーションを題材にしつつ、そこに潜む“恐怖”が清水監督の監修の下、5人の新鋭監督によって8つのオリジナルドラマとして映像化される。出演陣も豪華!現在放送中のNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」にも出演している星野真里に、俳優としての活躍に加え、昨年公開された『悪夢のエレベーター』など監督としても高い評価を得ている堀部圭亮。また、ドラマ&劇場版と一大旋風を巻き起こした「ROOKIES」をはじめ、次々と話題作に出演している尾上寛之など幅広い活躍を見せる実力派が集った。いまだ撮影中ということで、各話の内容については明らかにされていないが、星野さんからは今回の発表に際してコメントが到着した。ホラー作品への出演オファーについて「夏を感じました」と語る星野さん。これまでにもホラー作品への出演は多いが自身は「(ホラーは)好きではないですね…。でも、以前よりは免疫ができたような気がします」と明かす。また、これまでに経験した心霊体験について尋ねると「霊感の強い友達が実家に遊びに来て、ある部屋に誰かがいると言われたときはビビりました。でも、悪いものではないようなので。守ってくれているんですかね?」とのこと…。そして自身の出演したエピソードについては「じわじわとくる怖さ、なのでしょうか」と恐怖を煽る。暑〜い夏も携帯のおかげで背筋のあたりがひんやりしてくる…かも?「しってはいけない怖い話」は7月20日(火)より配信開始(全8話/毎週火曜日更新)。BeeTV「しってはいけない怖い話」公式ページ■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:前田愛、挙式を10日後に控え共演陣からの花束の祝福に、驚き過ぎて3Dメガネで…3連休は新感覚を先取り!『戦慄迷宮3D』見どころ凝縮のフッテージが無料で上映『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待
2010年07月15日1984年に生まれホラー映画史にその名を刻んだ傑作シリーズを新生させた映画『エルム街の悪夢』が26日(土)から日本公開されるのを前に、主演のジャッキー・アール・ヘイリーのインタビュー動画が届いた。その他の写真『エルム街の悪夢』は、人の夢の中に現れ、残忍な方法で殺人を繰り返す醜悪な殺人鬼フレディ(ヘイリー)と、彼の執拗な追跡から逃れようとする者たちの攻防を描いた作品。これまで数々の続編が製作され、2003年にはホッケーマスクの殺人鬼ジェイソンとの直接対決も繰り広げたが、本作では『悪魔のいけにえ』『13日の金曜日』などの傑作ホラーを次々と新生させてきたマイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズ社が製作を担当。ホラーの古典的傑作が現代的なアレンジで甦っている。主演のヘイリーは、子役として活躍し、近年は『ウォッチメン』や『シャッター アイランド』に出演するなど、圧倒的な存在感で知られる演技派俳優だ。今回のフレディ役も、キャスティング決定前からネット上でファンから「フレディ役にはヘイリーを!」の声が挙がっていたという。ヘイリーは「役をオファーされた時はすごく光栄だったよ。だって最も伝説的なキャラクターのひとりだからね」と振り返る。そこで彼は役作りにあたって「大事だったのはオリジナル版を見直すこと。特に他の作品より暗い1作目だ。それを確認した上で、独自の色を出したかった」と述べる。もちろん、フレディのトレードマークである鋭い爪のついたグローヴや、帽子、ボーダーのセーターは健在だ。その一方で「今回のフレディは、もっと復讐心を強く燃やしていて、自分が狙う相手にもっと思い知らせようとするんだ」と語る。しかし、この映画はただ残忍で生々しいだけの映画ではなさそうだ。「役作りのために殺人鬼の本を読んだりもしたけど、すぐに間違いに気付いた。“フレディ”は生身の人間じゃない。彼は神話的なブギーマン(伝説・民間伝承における怪物)だ。ホラー映画というのは怖いだけじゃなく、怖い中にもユーモアが必要なんだよ」と分析するヘイリーは、「デート映画としても最高だよ。一緒に悲鳴を上げながら彼女の手を握れる」と笑顔を見せている。『エルム街の悪夢』6月26日(土) 新宿ピカデリー他 全国ロードショー
2010年06月24日ボクシングWBCフライ級王者の亀田興毅選手が12月21日(月)、東京・スペースFS汐留でホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』(オーレン・ペリ監督)を鑑賞した。同作は、若いカップルが女性の側に幼少時からにとり憑いていた悪霊の正体を知るためビデオカメラで生活の一部始終を撮影し、悪霊と対峙するさまを描く物語。ペリ監督が自宅で体験した不可解な出来事を基に撮影日数7日、製作費約135万円の超低予算で完成させ、全米で興行収入約96億円のヒットを飛ばした話題作。スティーヴン・スピルバーグ監督率いるドリームワークスがリメイク権を得ながら、これ以上の恐怖を描くのは難しいと判断しオリジナルをそのまま公開した経緯を持つ、スピルバーグ“お墨付き”の作品だ。特別チャンピオンベルトを手に登場した亀田選手は、上映前から「怖いのメチャメチャだめ。顔真っ白になるんちゃうかな…」とビビリながら最前列中央に着席。上映中は凍りついたようにスクリーンに見入った。上映後は「なんやコレ、ごっつびっくりしたわ。おれ、結構ビビリやで。怖いのって夢に出てきたりするやろ。あかんあかん。本当は観たくなかったん」と怯え、劇中の悪霊には「勝たれへん、勝ち目ないで」と降参。彼女を守るため悪霊に立ち向かえるか?の質問に「怖いな〜。試合の方が楽や。でもやらなあかんとな。ハッスルしないと」と騎士道精神をチラリとのぞかせつつも、「ジェットコースターもお化け屋敷もあかん。遊園地で乗れるのはメリーゴーランドぐらいや」と怖がりぶりを見せつけた。一方、先月29日の内藤大助選手に判定勝ちした試合の話題には「終わったことやから次に向かって頑張っていかんとあかん。変化?特にないし毎日一緒。最近もまあ適当に」とサラリ。今年1年をふり返ると「喜びは半分。大毅と兄弟でチャンピオンになっていい正月迎えようと話していたけど大毅が(10月の試合で)負けてしまったからな」と語り、「来年2月7日に世界戦決まったから兄弟でチャンピオンを実現してくれるやろ。兄弟でがんばってボクシング界を盛り上げたい」と抱負。プライベートで結婚は?と聞かれると「考えてないね。まあいつかね」とはにかんでいた。『パラノーマル・アクティビティ』は2010年1月30日(土)よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。■関連作品:パラノーマル・アクティビティ 2010年1月30日より全国にて公開■関連記事:全米を沸かせた“超常”ムービー『パラノーマル・アクティビティ』試写会に40組80名様ご招待無名ホラー映画が全米で“恐怖”の社会現象に12館スタートからトップ5位へ!
2009年12月21日某映画配給会社の方から、世界の半分弱、つまり90か国近い国ではホラー映画が製作されているという話を聞いて驚いたことがある。それだけ世界中にホラー映画が好きな人々がいるということなのだろう。プノンペンの街にも2つ映画館があるのだが、どちらもホラー映画を上映していた。プノンペンに住むクメール人たちも、やはりホラー映画が好きなようである。というよりホラー映画しか選択肢がない。つまり、この街で映画館に行くということはホラー映画を観に行くということになるのだ。一つ目の映画館は、この街で唯一とも言えるデパートの5階にある。最上階の7階にあるレストランで、人生の中で一番まずいチャーハンを食べた後(どうでもいいのだけれど、この映画館を思い出すとセットで記憶が蘇るのです)、カンボジア製作のホラー映画を観た。90か国近いホラー映画生産国の中にカンボジアも入るというわけである。観客の年齢層が若い。というか若い人しかいない。恐らく40歳の僕が一番年上なのではないかと思う。それが関係しているというわけではないのだろうが、この国は、40、50代以上の学者や弁護士、教師といった知識人が少ない。30年ほど前、クメール・ルージュ政権が、極端な共産主義の国を作ろうとした際、知識層の階級を大虐殺したからなのだそうだ。さて、館内の客席は自由席なのだが、場内にいる案内係が座る席まで誘導してくれる。よって500名程度入りそうな客席の中央あたりにぎゅっと150名程の客を集めてしまう。みんなで固まってホラー映画を観ましょうという楽しそうな雰囲気ではある。その雰囲気に合わせるかのようにクメール人の若者たちは、よく話す。そのおしゃべりは映画が始まっても止まらない。おしゃべりしながらホラー映画を観るというのがカンボジア式ホラー映画鑑賞なのかもしれない。映画の中で、ろくろ首のように首が長くなったり、首がはずれて飛んだりするシーンが登場する。本来、怖いシーンのはずなのだが、チープなCGのせいか、正直、あまり怖くない。むしろコミカルにすら感じてしまう。しかし、それでも客席からは悲鳴が聞こえる。そして、悲鳴の後に同じ人の笑い声があがる。まるで悲鳴をあげる行為自体を楽しんでいるかのように。タイ製作のホラー映画が上映されているもう一つの映画館でもその雰囲気は同じだった。タイ製作の映画はフィルムの質から照明、俳優の演技まで、カンボジア製作の映画とは比べ物にならない。よって、映画に対するホラー度も自然に大きくなり、ピンと張りつめた空気は場内に感じられる。そんな中で客席の悲鳴があがった後で、やはり笑い声が聞こえるのである。彼女たちの悲鳴と笑い声を聞きながら、それぞれの国のホラー映画鑑賞法なるものが気になり始めた。(text/photo:ishiko)
2009年11月25日元・モーニング娘でつい先頃、芸能復帰した市井紗耶香がまもなく公開のホラー・ムービー『ファイナル・デス・ゲーム』の宣伝リーダーとしてトークイベント付きの試写会に出席。ホラー映画らしからぬ、明るいトークで会場を盛り上げた。火あぶりに処された魔女の血と皮と涙によって作られたというボードゲーム“マンバ”。勝った者は好きな願いを一つ叶えることができるが、負けるとゲーム上の厄災がふりかかるというこのゲームを偶然手に入れた7人の男女の運命を描いた本作。白と黒のストライプの入ったミニワンピースに黒のファーというファッションで登場した市井さんは「実はホラー映画は元々好きだったので、(宣伝リーダーー就任は)嬉しいです」と意外な(?)告白。映画については「冒頭から目を覆うようなシーンの連続で、すごく怖いんですが、同時にワクワク感も味わいました」とさすが宣伝リーダーというべき感想を語ってくれた。2児の母である市井さんに「お子さんと一緒に観たいか?」という質問が。これには「ちょっと早いかなって感じです。もうちょっと大きくなったら…」と母親の表情で語った。劇中のゲーム“マンバ”で勝ったら何を望むか?という質問には「家族の健康です!」と即答。ホラー映画らしからぬ明るい雰囲気を醸し出す市井さんの姿につられるように、客席にも笑顔が広がった。イベントの最後に人生を楽しむコツを聞かれた市井さん。「常に前向きに、明るくいることが大切!子供にはいつも笑顔で接するように心がけています」と言葉そのままに元気に締めくくってくれた。『ファイナル・デス・ゲーム』は11月7日(土)より銀座シネパトスほか全国にて順次公開。■関連作品:ファイナル・デス・ゲーム 2009年11月7日より銀座シネパトスほか全国にて順次公開■関連記事:負ければ“死”の運命…『ファイナル・デス・ゲーム』試写会に5組10名様をご招待
2009年10月29日いま、全米わずか12館から公開スタートした、1本のホラー映画がこの映画大国を震撼させている。全米各紙、評論化がこぞって“映画史に残るホラー映画”との太鼓判を押す『パラノーマル・アクティビティ』(原題)。10月9日からの週末興行収入において、159館という小規模の公開で“脅威”的な全米第5位という成績を記録し、社会現象を巻き起こしている。平凡な若いカップルが暮らす家を舞台に、彼らを襲う得体の知れない恐怖を描いたホラー作品。手がけるのは、これが初メガホンとなるイスラエル出身の新鋭監督オレン・ペリ。無名の俳優たちを起用し、1万6,000ドル(約144万円)という低予算ながら、昨年のAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)にてその質の高さから各国の映画バイヤーたちの話題をさらい、セールス開始3日間で総制作費の3万倍のセールスという驚くべき数字を残した。そして9月25日から30日にかけて12館でレイトショー限定公開をスタートさせた本作は、上映希望の反響の大きさから10月1日からは公開規模を33館に、さらに9日からは159館にまで拡大させ、並みいるハリウッド大作を抑え、堂々の第5位を記録。週末だけで790万ドルの興行収入を記録し、200館以下の上映規模の作品としては、1987年の『プラトーン』(174館で390万ドル)の記録を塗り替え、堂々の歴代1位を獲得した。一般の人々の映画満足度を計る映画批評サイト「ロッテン・トマト」での満足度94%(10月7日時点)を裏づけるデータはまだまだ。昨年大ヒットを記録した『ダークナイト』のオープニング週末の1館あたりの平均興行収入3万6,283ドルを遥かに凌ぐ、脅威的なシアターアベレージ4万9,379ドルを記録。公開規模の拡大とともに口コミも広がり、各館の平均興行収入が倍増という類を見ないヒットを見せている。10月16日からは1,000館での拡大公開も決定し、この快進撃がどこまで続くのか注目の『パラノーマル・アクティビティ』(原題)。日本での公開は2010年、全国の劇場にて。※日本語版公式サイトは16日(金)オープン!■関連作品:パラノーマル・アクティビティ (原題) 2010年公開
2009年10月14日夏の暑い夜、どのように過ごしますか?クーラーをつけるよりも、冷たい飲み物を飲むよりも、ぐっと涼しくなれる(ゾっとする?)のがホラー映画。特にここ数年は、国内外でクオリティーの高いホラー映画が続々と公開されるようになりました。そんな数ある名作の中から、「一番怖いと感じた作品はどれ?」とアンケートをとってみました!20代ビジネスパーソンが震えた作品は以下のとおり!1位『リング』16.7%2位『呪怨』9.3%3位『エイリアン』7.4%4位『着信アリ』7.0%5位『エクソシスト』6.2%■『リング』派・分かっているが怖くなる日本映画らしいところ。じわじわくる怖さがいい(23歳/電気/金融系専門職)・テレビから貞子が出てきて、突然目のアップになったときに心底震え上がった(27歳/自動車関連/エンジニア)・本当に起こりそうで、しばらくビデオを観るのが怖かった(27歳/機械/プログラマー)・ゾクってするような怖さはこの映画が一番!(28歳/商社/企画開発)■『呪怨』派・あまりにも怖くて目を閉じたら、音がさらに怖かった(22歳/マスコミ/営業)・日本ならではの恐怖ポイントを抑えている(26歳/不動産/営業)・とにかくこれはやばかった。今でもトラウマになっている。しばらく一人になりたくなかった(30歳/教育関連/サービス)・眠るのが怖くなるのはもちろん、風呂に入るのも怖くて入れないときがあった……(22歳/委託給食/専門職)■『エイリアン』派・人の体内に寄生して、エイリアンがお腹から出てくるのは、ショッキングです(29歳/マスコミ/クリエイティブ)・エイリアンが急に出てくるところやあの見た目が怖いから(26歳/通信/SE)・子どものころ観てトラウマになった(24歳/食品/サービス)・実際に存在するかもしれないと思ってしまったから(28歳/自動車関連/営業)■『着信アリ』派・『着信アリ』を観た後、夜中に携帯が鳴るのが怖かった(25歳/IT/SE)・日本映画の方がシンプルで怖い。洋画は気持ち悪いだけ(28歳/小売/販売)・死の予告電話が来ては何かが起きて、人が死ぬ。それを繰り返している最中に一緒に観ていた人の電話が鳴り、偶然の電話ではあるが気持ちが悪く怖かった(29歳/食品/エンジニア)・携帯電話が使われていたので、リアリティーがあった(23歳/建築/営業事務)■『エクソシスト』派・あの階段のシーンを観てから、しばらくホラーが観られなくなった(24歳/建築/実習)・観てからしばらく映像が頭から離れず、寝付けなかった(25歳/小売/販売)・体があり得ない動きをしていたのが気持ち悪かった(29歳/食品/営業)・少女の暴れ方が怖かった(22歳/化学/研究開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月07日“ジャパニーズホラー”というある種のブランドを確立させた、日本のホラー映画。数々の作品がハリウッドでリメイクされるなど、一大ブームになったことは記憶に新しいですよね。女性編では、男性編でも1位だった『リング』をはじめ、上位3位を邦画作品が占める結果に。果たしてその理由とは?1位『リング』17%2位『着信アリ』9%3位『呪怨』7%4位『ソウ』6%5位『エクソシスト』5%■『リング』派・テレビから貞子が出てくる瞬間が、本当に怖かった!!映画を観る前のCMで驚愕したし、しばらく頭から離れなかった……(28歳/建築/設計)・日本の話なので、身近にありそうな気がして怖かったです(29歳/化学/広報)・どこにでもあるビデオからのろわれる……と思うと身近に感じて怖かった(27歳/美容/サービス)・髪の長い女と言う幽霊の定番がじわじわと恐怖を与えた。しばらく夜中にトイレに行くのが怖かった(23歳/建築/営業)■『着信アリ』派・携帯というかなり身近な物が対象だったため、リアルな感じがすごくした(25歳/証券/営業)・やはり日本の映画は怖い。リアルな日常が舞台になっているから(26歳/医療/薬剤師)・映像がリアルで音も怖くて、夜眠れなかった(24歳/医療/その他)・しばらく夜の電話の着信が怖かった(28歳/建築/建築)■『呪怨』派・日本のホラー映画はじわじわ恐怖が押し寄せてくるところが本当に怖い(26歳/不動産/秘書・アシスタント)・邦画ホラー特有の静けさがあって、その中で突然驚かされるので、怖かった(23歳/情報/SE)・ふと気づいたら後ろに何かが……!などのシチュエーションが怖い。また、映画のフィールドが自分の生活に近いので主人公を自身に置き換えて恐怖を感じてしまった(24歳/情報/SE)・ドキドキしながら観ているのに、一緒に観ていた人が横で「ワッ」と驚かすので、めっちゃビビったことがある(27歳/精密機器/秘書・アシスタント)■『ソウ』派・ただでさえホラーが嫌いなのに、友だちに乗せられて観てしまい、翌日体調を崩した(24歳/旅行/サービス)・続編が出ているが、二度と観たいと思わなかったくらい恐かった(24歳/金融/金融系専門職)・ひとりで観ていて、だれかに監視されている気分になった(22歳/印刷/営業)・今までにない衝撃の映画だった。人間の心理を理解して突いてくる登場人物が怖い(22歳/商社/営業)完全版(画像などあり)を見る
2009年08月07日