息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、トールくんの他害に悩んでいました。そんなある日、ベビースイミングで子ども同士が叩き合うトラブルが発生。それをキッカケにプールを辞めようかと考えるが、誰のための習いごとなのかを問いかけることに。その結果、息子はほかの子ができることができない、だから私が人の10倍手をかけて教えようと、覚悟が固まるのでした…。数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。■前回のあらすじ息子が好きなプールを辞めさせたくないが、人に迷惑を掛けるのは嫌だとも思う。どうすべきかと迷ううちに、息子はほかの子ができることができない、だったら人の10倍手をかけようと思い立ち、覚悟が決まるのだった。■幼稚園説明会にて…■園長先生の言葉に希望が…園長先生のこのお話を聞いた時点では、もう悩みまくっていた時期は過ぎていて、息子のことを受け入れられるようになっていました。でも、その気持ちをうまく言葉にすることはできていなくて…。私の気持ちを明確に表してくれた言葉だと感じました。そして、「私以外にも息子を受け入れてくれる人はいるのかもしれない」と、希望を持った言葉でもありました。次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月15日Netflixにて12月と来年4月に配信される2部構成の映画『REBEL MOON』より、『パート 1:炎の子』の日本版予告編が公開された。本作は、『ジャスティス・リーグ』などで知られるザック・スナイダー監督が、20年以上構想し、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、壮大な銀河を舞台にしたSFスペクタクル巨編。主演には『キングスマン』のソフィア・ブテラを迎え、共演に『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム、『ベイビー・ブローカー』のペ・ドゥナ、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスなど、豪華キャストが集結した。舞台は、軍事力・財力・政治力の全てを手にする巨大帝国マザーワールドが支配する銀河。ある暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた、心優しい熱き戦士コラ(ソフィア・ブテラ)。しかしある日、帝国の刺客が村に現れ侵略を開始。コラは蹂躙された村人の敵討ちのために立ち上がり、仲間集めの旅路へ向かう。映像では、様々な惑星を巡りながら共に戦う戦士〈レベルズ〉を探すコラの姿が。しかしコラが出会うのは、強さは折り紙付きだがクセだらけで団結とは無縁なアウトローたち。対する帝国側は冷酷非道な執行官が容赦なく彼らを駆逐しようと迫る。果たして団結力ゼロの寄せ集め〈チーム・レベルズ〉は、銀河から自由を奪った悪の帝国へリベンジを果たせるのか、続きが気になる予告編となっている。スナイダー監督は、映画制作を始めた大学時代にすでに、“いつか、ヤバめの奴らがチームを組む宇宙映画を作る”と公言していたといい、本作は彼が長年温めてきた渾身の力作。スナイダー監督は、「ザック・スナイダー版『スター・ウォーズ』と評する人たちがいるだろうね。しかし同時に、この作品は全く独自の異なる体験を与えるとも信じている」と、強く自信をみなぎらせている。『REBEL MOON — パート 1:炎の子』予告編<作品情報>『REBEL MOON — パート 1:炎の子』12月22日(金) Netflixで配信スタート『REBEL MOON — パート 2:傷跡を刻む者』2024年4月19日(金) Netflixで配信スタート作品情報:
2023年11月13日菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の第4話が、11月9日(木)の21時からテレビ朝日系列で放送される。「ゆりあ先生の赤い糸」は、主人公と夫を取り巻く人々の奇妙な共同生活をテーマにしたドラマ。家で夫の介護をすることになったゆりあを菅野美穂、ゆりあの夫で売れない小説家の伊沢吾良を田中哲司、吾良の彼氏・箭内稟久を鈴鹿央士、吾良の彼女・みちるを松岡茉優、みちるの夫・小山田源を前原滉、便利屋の伴優弥を木戸大聖が演じている。原作は入江喜和の同名漫画で、脚本は「僕のいた時間」や「知ってるワイフ」の橋部敦子が担当。奇妙な同居生活の今後の展開に、期待が高まる。第4話あらすじ昏睡状態にある夫・伊沢吾良(田中哲司)の“先の見えない自宅介護”の合間を縫って、ゆりあ(菅野美穂)はワンオペで息子を育てる若き便利屋・伴優弥(木戸大聖)に刺繍を教える。次第にずっと薄れていた“女心”が再び芽生え始めてきたゆりあだが、優弥に突然キスされると、彼女はとっさに彼の気持ちを遊びと決めつけてしまう。「さみしいだけの慰め合いみたいのなら、いらない」と拒否され、傷ついた優弥はその場を去っていき、残されたゆりあもまるで女の子のように涙が止まらない。自分の言動を悔いたゆりあは、帰宅してから優弥に謝罪のメッセージを送るが、一向に返事はこない。時を同じくして、介護のため家に出入りしている吾良の彼氏・箭内稟久(鈴鹿央士)が、ゆりあに相談事を持ちかけてくる。地方で旅館を営む母の寿美代(麻生祐未)に、東京で介護の勉強を始めたと嘘をついたところ、現場で働く息子を見るため伊沢家を訪れると言い出したらしい。ゆりあは、ためらいながらも何とか口裏を合わせて上京した寿美代を迎え入れるが、稟久とゆりあの関係性を疑った寿美代から、ふたりだけで話したいと切り出されてしまう。さらに、同居し始めた吾良の彼女・小山田みちる(松岡茉優)が突然、ゆりあに「ギュッとして」と抱きついてきて――。「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月09日お化けが出まくる漫画喫茶でバイトしてました!オカルトや怖い話が大好きなパチ美。怖いもの見たさから所謂「出る」スポットとして有名な漫画喫茶でアルバイトをすることに。中から引っ張られるシャワー室、黒いもやがかかる3階、ほぼ毎回怪奇現象が起こる2階の「魔のブース」などで何者かに肩を叩かれたり、黒いもやと目が合ったり…予想よりたくさんの怖い現象と遭遇します。しかしそんな環境で2年ほど働いていると、最初は霊感がほとんどなかったパチ美にも、よりはっきりとお化けが見えるようになってきてしまったのです。高まる霊感に危機感を覚えたバイト仲間はひとりまたひとりとバイトを辞めていきます。■前回のあらすじとうとうG君に続きパチ美とM君もアルバイトを辞めることに。その時の教訓から、好奇心から危ないと言われている場所に近づくべきではないと思うのでした。一番怖かった出来ごと中からパチ美の腕を引っ張るのは…!?結局生きてる人間が一番怖い。約2年間この漫画喫茶でバイトし、何度かガチで身の危険を感じたりもしましたが、いろんな体験ができてとても楽しかったです。楽しんでいただけたなら幸いです。お付き合いいただき、ありがとうございました。
2023年11月02日菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の第3話が、11月2日(木)の21時からテレビ朝日系列で放送される。「ゆりあ先生の赤い糸」は、主人公と夫を取り巻く人々の奇妙な共同生活をテーマにしたドラマ。家で夫の介護をすることになったゆりあを菅野美穂、ゆりあの夫で売れない小説家の伊沢吾良を田中哲司、吾良の彼氏・箭内稟久を鈴鹿央士、吾良の彼女・みちるを松岡茉優、みちるの夫・小山田源を前原滉、便利屋の伴優弥を木戸大聖が演じている。原作は入江喜和の同名漫画で、「HERO」の金井紘、「イチケイのカラス」の星野和成、「となりのチカラ」の竹園元が演出を担当。原作の世界観をどのように映像化していくのか、期待が高まる。第3話あらすじ未だに昏睡状態が続き、回復の目途が立たない夫・伊沢吾良(田中哲司)の“彼氏”・稟久(鈴鹿央士)と“彼女”のみちる(松岡茉優)に向かって、3年を一区切りに同居しながら自宅介護を手伝ってほしいと切り出したゆりあ(菅野美穂)。しかし稟久はみちるへの敵対心をあらわにし、この提案を断固拒否。伊沢家への出入りも断念する。しかしその直後、稟久から別れのキスを受けた吾良が突然目を開け涙を流す。心が揺らいだ稟久は、同居については一旦保留にするも、引き続き介護のため伊沢家へ通うことに。一方、経済的に困窮していたみちるは吾良の“隠し子(?)”のまに(白山乃愛)とみのん(田村海夏)と共に、伊沢家で本格的な同居を開始する。ところが、みちる親子との同居に義母・伊沢節子(三田佳子)も義妹・伊沢志生里(宮澤エマ)も懐疑的。さらに稟久とみちるの仲も相変わらず険悪で、一向に歩み寄る気配がない。そんなうまく回らない日々の中、ゆりあ自身の生活にも新たな変化が。自宅介護用の改装でお世話になった便利屋の伴優弥(木戸大聖)に刺繍を教えることになる。ゆりあと同じ名前の幼き息子・伴優里亜(佐藤大空)をワンオペで育てる彼は、子煩悩な父親。優里亜とも対面しゆりあの心はほぐれるが、優弥がふと発した“ある言葉”に、ゆりあの心は人知れずモヤモヤし――。「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。K先生の非を認めさせた園長先生は、みんなのことを大切な家族だと思っているからK先生のやったことが許せなかったと言い…。赤ちゃんポストに預けられた後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじK先生のことでつらい思いをさせたと感じた園長先生はみんなに謝罪。「園長先生怒ると怖いんですね」と言われると、「許せなかったんだ。みんな私の大切な家族だから」と答える。それを聞いたみかんは感極まり…。■家族がうらやましかった…■ありがとう、お父さん施設で生活する子は、親がいないという現実から逃れられません。「お母さんがいたら」「お父さんがいたら」と思いをはせること、「寂しい、悲しい」といった感情があふれることが何度もあったそうです。そんなみかんさんは、このとき園長先生を「お父さん」と思い、初めて甘えられたのかもしれません。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月31日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。子どもたちにひどい対応をしていたK先生がこの施設に来た経緯を、園長先生が暴露。すると、ついにK先生は自分の非を認めるのでした…。赤ちゃんポストに預けられたその後を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ園長先生が言うには、K先生は前の施設で評判がすこぶる悪く、それが原因でみかんたちの園に来ることになったのだとか。そして園長先生がキレたことで、ついにK先生は自分のしたことを認め、謝るのでした。■園長先生の怒る姿に驚き…■私たちは大切な家族?園長先生の言葉は、施設のみんなの心をあたたかくしました。「みんな私の大切な家族だから」。今でもみかんさんの中で、忘れられない思い出になっているそうです。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月30日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。K先生の開き直った姿についに激怒した園長先生は、「みんなのことをバカにするのは許さない!」と泣き出し…!?赤ちゃんポストに預けられたその後を、当事者の現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじK先生の言い分に怒りをあらわにした園長先生は、無能なのはK先生だと言い放つ。そして、一生懸命がんばっている先生たちや、素直でかわいい子どもたちをバカにするのは許さないと告げるのでした。■評判が最悪って!?■ついにK先生が…!K先生は、私たちの施設に来てから園長先生の前ではちゃんとしていたらしいです…。なので、園長先生もK先生の前の施設での評判は気にならなくなっていたようでした。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月29日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。追い詰められたK先生は若い先生を無能、子どもたちを出来損ないだと言い出し、この施設を変えるために来たのだから感謝してほしいと開き直るが…。赤ちゃんポストに預けられてからその後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ若い先生たちは無能で使えない、子どもたちは出来損ないばかり。だから施設を変えるために自分はやって来たのだと主張するK先生に、これまで起きていたことを理解した園長先生が何か伝えようとして…。■無能なのは…■バカにするのは許さない!「みんなのことをバカにするのは許さない!」そう叫んだ園長先生。一生懸命がんばってくれている先生たち、素直でかわいい子どもたち…。その言葉には、愛があふれていました…!次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月28日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函されたみかんさん。園長先生がK先生の涙にだまされそうになったそのとき、A先生とM先生の姿が! シミ姉ちゃんに出されたケーキを証拠に、K先生の行き過ぎた対応について語るのだった。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじA先生とM先生によって、K先生の悪事が発覚。ふたりの先生たちは、子どもたちに「早く言ってあげられなくてごめんね」と謝罪するのだった。一方、園長先生に説明を求められたK先生は、突然笑い出して…。■そんなふうに見ていたの?■施設を変えるため!?この施設を変えるために自分はやって来た。だからむしろ感謝してほしいくらいだと、K先生は突っぱねるのでした。そしてついに、すべてを把握した園長先生が…!?次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月27日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。K先生の報告を友だちが否定してくれたのをキッカケに、子どもたちが次々とK先生のひどい対応を打ち明ける。しかし、K先生は涙でごまかそうとして…。赤ちゃんポストに預けられたその後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい、少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんな願いや思いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの存在意義や現状、養護施設や里親制度などで起こるトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじシミ姉ちゃんの潔白を証言し、さらにK先生にされてきた意地悪を園長先生に報告する子どもたち。しかし、K先生は泣いて園長先生を信じさせようとするが、そのとき「待ってください」と発言する人が現れて…。■問題のケーキがここに!■追い詰められたK先生は…A先生とM先生の登場によって、K先生の日頃の行いが明らかに。もう言い訳も効かない状況で、K先生は突然笑い出し…!?次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月26日菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の第2話が、10月26日(木)の21時からテレビ朝日系列で放送される。「ゆりあ先生の赤い糸」は、主人公と夫を取り巻く人々の奇妙な共同生活をテーマにしたドラマ。刺繍教室の先生をしているゆりあを菅野美穂、ゆりあの夫で売れない小説家の伊沢吾良を田中哲司、吾良の彼氏・箭内稟久を鈴鹿央士、吾良の愛人らしき女性・みちるを松岡茉優、みちるの夫・小山田源を前原滉、便利屋の伴優弥を木戸大聖が演じている。主題歌は矢井田瞳の「アイノロイ」。日々をたくましく生き抜く、全ての人へのエールが詰まった一曲になっている。第2話あらすじ伊沢ゆりあ(菅野美穂)は、突然倒れて昏睡状態に陥った夫・伊沢吾良(田中哲司)を、自宅で介護し始める。ところがその矢先、介護に協力するため家に出入りすることになった夫の彼氏・箭内稟久(鈴鹿央士)に続いて、吾良のことを「パパ」と呼ぶ幼き姉妹、小山田まに(白山乃愛)と小山田みのん(田村海夏)が家を訪ねてくる。母親である小山田みちる(松岡茉優)が入院したため、吾良に病院に来てほしいとお願いに来たというふたり。愛する夫に“彼氏”のみならず、“彼女”と“隠し子”がいたかもしれないという事実に、さすがのゆりあも動揺を隠せない。しかし、このままでは収拾がつかないため、ゆりあは意を決してみちるのもとへ。娘たちが伊沢家に突撃したことを聞いたみちるは申し訳なさそうに謝罪し、ふたりを預かってもらうため、長らく別居中の夫・小山田源(前原滉)に連絡しようとする。しかしとんでもない問題男である源から母を守りたいまには、妹とふたりで留守番をすると言い始める。その健気な姿に、ゆりあは姉妹を預かると申し出るが、突然源が伊沢家に押しかけてきて――。「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。ふたりが友情を確認し合い涙を流していると、木の下からK先生の怒鳴り声が! すぐに園長先生の下に連れて行かれるが、ウソの報告をされて…!?赤ちゃんポストに預けられたその後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。少しでも望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい、出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いや思いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ園長先生の下に連れて行かれたみかんとシミ姉ちゃん。K先生はふたりがケーキをひっくり返して外に逃げたのだとウソを言い出し、ふたりは反論するも疑われてしまう。しかし、ある子が「違うよ」と言ってくれて…。■子どもたちが反論!■だまされちゃダメ!子どもたちは、K先生を怖がりながらも勇気を出して、これまでされてきたことを打ち明けました。そこでK先生は涙を流すことで、園長先生を味方につけようとするのですが…。「待ってください」と発言したのは、いったい誰なのでしょうか?次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月25日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに預けられたみかんさん。大切なキーホルダーをシミ姉ちゃんにも持ってもらうことで、もしこれから先離れ離れになってしまってもこれを目印にまた会おうと約束するのでした。赤ちゃんポストに預けられたその後の人生を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。少しでも望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい、出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい愛のある世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじこの先離れ離れになっても会えるように、キーホルダーを持って目印にしようと約束したみかんとシミ姉ちゃん。ふたりの中であたたかい感情があふれ、絆がより一層強くなるが、木の下から怒鳴り声が聞こえて…。■園長先生のところへ…■違う! ウソなんてついてない!K先生は、ふたりがケーキをひっくり返して外に逃げたのだと園長先生に説明。「違う」と伝えても、「この子はすぐウソをつく」とまでK先生が言い出し、シミ姉ちゃんは悲しくなって口をつぐんでしまいます。しかし、そのとき「違うよ」という声が…!次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月24日菅野美穂が主演を務める「ゆりあ先生の赤い糸」の第1話が、10月19日(木)の21時からテレビ朝日系列で放送される。「ゆりあ先生の赤い糸」は、夫を取り巻く人々との奇妙な共同生活をテーマにしたドラマ。主人公で刺繍教室の先生をしているゆりあを菅野美穂、ゆりあの夫で売れない小説家の伊沢吾良を田中哲司、吾良の彼氏・箭内稟久を鈴鹿央士、便利屋の伴優弥を木戸大聖、吾良の愛人らしき女性・みちるを松岡茉優が演じている。原作は、「手塚治虫文化賞」で大賞を受賞した同名漫画。入江喜和が生み出したタフな主人公を、菅野美穂が熱演する。第1話あらすじ売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と結婚後、自宅で刺繍教室を開きながら、長年にわたって平凡な主婦として生きてきた伊沢ゆりあ(菅野美穂)。しかし、吾良がホテルで倒れ、緊急搬送されたという知らせが入り、彼女の人生が激変する。しかもゆりあが病院に駆けつけると、そこにはさめざめと泣く見ず知らずの美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)の姿が。救急車を呼んでくれた彼に丁寧にお礼を述べるゆりあだが、実は稟久は吾良の“彼氏”だった。主治医の前田有香(志田未来)による手術が成功し、吾良は一命を取り留めるも未だ意識不明の状態。そんな中、稟久から彼氏であることを告白されたゆりあ。疑ったことすらない“事実”を突きつけられ、思わず絶句するが何を思ったか、引き続き吾良との面会を許可する。ゆりあは緊急家族会議を開くことに。結婚後ずっと同居している吾良の母・伊沢節子(三田佳子)をはじめ、自分本位な生活を満喫している吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)、何かにつけて辛口な実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)と共に、吾良の今後についてどういった形で介護していくべきか話し合おうとするが、意見は見事に決裂する。そこでゆりあは考えあぐねた末、“自宅介護”を選択するが――。「ゆりあ先生の赤い糸」は10月19日より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月19日皆さんは霊感はありますか?今回は「実家で頻繁に怖い夢を見る話」を紹介します。イラスト:みやこ「実家で頻繁に怖い夢を見る話」主人公が学生時代、まだ実家に住んでいたころの話です。主人公には霊感があり…。自分の意思で目覚められる出典:CoordiSnap怖い夢を見ることが多かったのです。しかし「これは夢だ」とわかり、自分の意思で目覚めることができました。怖い夢から覚めると、座り込んだ男の人や壁に浮き上がる無数の目など、必ず部屋に不思議なものが現れるのです。中でも1番怖かったのは落ち武者の首でした。恐怖がピークになった主人公は、母に相談することに。すると母は、主人公の部屋に魔除けの木と盛り塩を置いてくれ、それからは落ち武者以上に怖いものは見なくなった主人公だったのでした…。怖いものは見なくなったが…霊感があり、頻繁に怖い夢を見ている主人公。こんな不思議な体験をしてしまったら、夜眠るのが怖くなってしまいそうですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年10月16日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函されたみかんさん。食事の時間、K先生が食べ終わらない子に無理やり食べさせているのを見たシミ姉ちゃんは「かわいそうだよ!」と意見するのだが…!?自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!変わっていく養護施設の雰囲気。果たしてどうなるのか…。※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじある日の食事の時間。食べ終わらない子に対し、K先生が「食べないなら先生が食べさせるから」と無理やり口を開けさせ食べものを入れてしまう。そんな姿を見てシミ姉ちゃんは「かわいそうだよ」と発言するが…。■先生に負けず意見する親友に…■悪い子って…!?「先生にそんな生意気なこと言うんだ」「シミちゃんってこんな悪い子だったんだ」そう言って、「もう勝手にしなさい」と立ち去ったK先生。みかんさんは、何か悪いことが起こってしまうのではないかと胸騒ぎを覚えるのでした…。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月15日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函されたみかんさん。シミ姉ちゃんという親友ができるが、新しい先生が養護施設に赴任。この先生の出現で、子どもたちの運命が狂っていく…!?自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ負けっぱなしのみかんさんだったが、シミ姉ちゃんに「絵はかなわない」と言われるほど大好きだった。楽しい時間を過ごすふたり。しかし、養護施設にあたらしくK先生が来たことで運命の歯車が狂っていく…。■それは食事のときに起きた…■無理やりはやめて!それは食事のときに起こりました。食事が進まない子に向かって、「早く食べなさい」と言うK先生。抵抗する子の口に無理やり食べ物を入れたK先生に対し、シミ姉ちゃんが「かわいそうだよ!」と意見すると…!?次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月14日娘の中学校の先生が、授業で「就きたくない仕事はなんですか?」という話をしてくれた話です。■教えてくれて感謝家事、育児、諸々含めて「仕事」に置き換えると大変なんだよって。前にどこかで「家事育児を時給換算すると」みたいなのを見たことあったけど、そりゃもうすごかったもんな。将来について考える授業の中のイチ場面だったみたいなんだけど、今は将来についてちゃんと話す時間があるのね。わたしが中学生の頃はそんなのなかった気がするなー(汗)。※あと「お母さん業」と書いたけど、家庭によってはお父さんがやってる場合もありますし、その家庭によりますよね。この話はわが家の場合なので「お母さん業」に置き換えました。
2023年10月07日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:運動会で…主人公が幼稚園の運動会で体験した出来事です。ルールとして前日から席を取ることは禁止されていました。しかし、席を取る列に業者を並ばせている保護者がいたのです。注意するも…出典:CoordiSnap先生が業者に注意するも言うことを聞かず…。結局依頼した保護者は規定サイズ以上の場所を取り、特等席で満足げな様子でした。問題さあ、ここで問題です。迷惑な保護者に起こった出来事とは?ヒント許される迷惑行為ではありませんでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「園長先生に怒られた」でした。堂々した姿で指摘をしてくれた園長先生。その後も園長先生の冷静な指摘は続き、迷惑な保護者は黙り込んでしまったのでした…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年09月20日■前回のあらすじ園長がお寺の住職の奥様でもあることから、保育士が勤務外にお寺の業務を行う「お寺の日」。保育業務と関係ないことで希望休もとれず、「いったい私は何をしているんだろう…」と限界を迎えた途端、口から出たのは「退職させてください」の一言でした。■周りに何と思われようが、もうどうでもいい…■苛立つ園長が言い放った言葉は…いつのまにか園長が静かに目の前にいて心臓がギュッとなったのを覚えています。わざわざ先生たちがいる前であんなこと言わなくても…とは思いましたが、ボーナスなんて正直、辞められるならもらえなくたって全然構わなかったです。次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年09月14日■前回のあらすじ主任の森先生との個人面談で「辞めたい」と伝えようと考えていたが、そこには園長も同席しており、言いにくい雰囲気に。すると園長から「保育士資格と幼稚園教諭免許、両方持っていなければ一生正職員にはなれない」と告げられたのでした。■こんな園で正職員になんてなりたくない■待ち構えていた十文字先生言いたいことも言えない圧力しかない面談。園長がいなければ、その場で「辞めたい」と言っていたと思います。十文字先生は、自分のミスをあまり認めたくないタイプで、園児の怪我も「私がそばにいながらごめんね」なんて言ってくれるような方ではありませんでした。その直後の面談だったので、私が園長や森先生に怪我のことを報告していないか気になったのでしょう。同じ保育関係の方ならお分かりかと思いますが、さあ私は十文字先生から何を渡されたのでしょうか!次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年09月11日■前回のあらすじ母に仕事を辞めたいと打ち明けるため電話したものの、妹の仕事が見つからない話ばかりで、結局何も話せずじまいに。仕事に行きたくないはちみつこは、自ら恐ろしい考えをしてしまうほどメンタル崩壊寸前なのでした。■辞めたいと打ち明けるチャンスが…!?■園長の考えるある常識とは…保育士資格と幼稚園教諭免許、どちらも持っていることにこだわる園長先生。両方持っている方が多いとは思いますが、私は保育士資格しかとりませんでした。当時は仕事内容は全く変わらないのに、正職員と臨時職員で給料やボーナスに格差がある園が多かったです。なので正直なところ、正職員になったもの勝ち。私が最初に勤めた園も、2年間は臨時保育士として働き、3年目からやっと正職員として本採用になりました。そこから初めて住宅手当や諸々の手当がもらえるようになり、ボーナスも倍に。このブラック保育園でも面接の時、保育士資格だけでも大丈夫ですよ、と言われて採用されました。でも蓋を開けてみれば「うちでは一生正職員にはなれませんよ」とのこと。私の気持ちはもう「辞めたい」だけだったので、どうでもよかったんですけどね…。次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年09月10日子供は、おばけや怪物などの『怖いもの』に興味しんしん。しかし、テレビでそういった怖い映画や番組を見た後、親のそばを離れなかったり、布団にもぐり込んだりして気持ちを落ち着かせる行動をとるケースが多いといいます。怖いテレビを観た3歳児田口ナツミ(@NatsuTagu)さんの3歳になる息子さんは、怖いテレビを観た後に、家中を歩きまわっていたそうです。何をしていたのかというと…。家の隅々まで、おばけがいないかをチェック!怖いから隠れるのではなく、自ら確認しにいくとは勇敢ですね。恐るおそる、クローゼットの中を懐中電灯で照らす後ろ姿が、なんともほほえましいです。ちなみに、田口さんが「もしおばけに出会ったらどうするの?」と聞いてみると、息子さんは「アンパンチする」と答えていたとのこと。X(Twitter)に投稿されたこちらの写真には、13万件以上もの『いいね』が付き、多数のコメントも寄せられました。・かわいい後ろ姿。パトロール、お疲れさまです。・たくましい。自分なら布団に潜り込んで震えていただろうな。・戦いに行く姿勢がまさに勇者。きっと強い子になるね。息子さんは、家のどこにもおばけがいないと分かって、ホッと胸をなで下ろしたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月05日「さぁ、たくさん拾うんだよ!」と天野優子園長(76)の掛け声で始まった風の谷名物「梅もぎ」。梅ジュース作りまでを子供たちが自ら行う。スクールバスなし、給食なしなど、いまどきのお母さんならありえない、と思ってしまうかもしれない。しかし天野さんの子供のための、子供本位の幼児教育のもとで、園児たちはイキイキと育っている。川崎の5千坪という雄大な自然に囲まれた幼稚園で、天野さんは、子供たちを自ら率いて「梅もぎ」や、自然を感じさせる行事に汗をかく。天野さんの園児にかける情熱は、決してなくなることはないーー。「みんな、見て。梅の実がいっぱいなっているね。これが、おいしい梅ジュースになるんだよ。じゃあ、カゴを持ってくださ〜い」天野園長の言葉に、「風の谷幼稚園」の花組(年少)、鳥組(年中)、風組(年長)の75人の子供たちがいっせいに、緑色の実をたわわにつけた梅の樹を見上げる。「これから先生たちが、梅の実をこの棒ではたき落としますからね、たくさん拾うのよ……ふ〜っ、私もじきに77歳だからね、この棒を持ち上げるだけでモーレツに疲れるのよ(笑)。いや、泣き言は言ってられないね。さあ、みんな、がんばろう、エイエイオー!」威勢のいい掛け声を合図に、子供たちが、樹上からボコンボコンと音を立てて地面に落とされていく梅の実に群がっていく。よく晴れた、ある初夏の日の午前10時ごろ。風の谷幼稚園(以下、風の谷)の梅林で行われた、同園の名物行事でもある「梅もぎ」の一場面だ。川崎市麻生区の小高い丘の上にある風の谷は、大自然に囲まれた約5千坪もの広大な敷地を持つ。また、「スクールバス・給食・延長保育」という、いわゆる現代保育の“三種の神器”がないことでも、唯一無二の幼稚園として知られる。先ほどから梅の樹に向かい棒を振るい続け、首に巻いたタオルでしたたる汗を拭きながら、天野園長が再び大きな声を上げる。「みなさ〜ん、もう一つ、注意点があります。梅の実はていねいに扱うのよ。このあと、みんなで梅ジュースにするんだからね」この梅もぎもそうだが、ときに子供たちが自ら果実や野菜などを敷地内の畑で栽培・収穫し、調理までする「食」に関する行事が多いのも同園の特徴の一つだ。文科省のデータでは、幼稚園の数は、18年の1万474施設が’20年には9千698施設になるなど減少の一途をたどっている。そんななか、風の谷は「人間としての誇りを持ってしっかり生きていく」という教育理念のもとに、あえて時代に逆行するような姿勢を貫いてきた。卒園生には、世界を舞台に活躍するプロサッカーの久保建英選手(22)などがおり、風の谷の1年間を追った映画も今秋の公開が決まり、今改めて、このユニークな幼稚園に注目が集まっている。梅もぎから戻ると、年長組の子供たちが、下の子の分まで、汚れたカゴを洗い始めていた。「いつも、自然にやっていますね。年中組までに自立できていると、年長組では仲間のことまで考えられるようになるんです」そう語る風組担任の内田灯先生(30)の顔も腕も、子供たちと同じくらい真っ黒に日焼けしている。やがて、ひと仕事を終えた子供たちは、園の中央にある木の滑り台へ。「ウルトラマン!」と叫びながら腹這いで滑り下りたり、逆走で駆け上がる子も。天野園長は、「ほかの幼稚園なら、『危ない』で即禁止でしょう。うちは年少のときから上の子が滑るのを見たり、自分でも怖い思いも体験して、何が身の危険がわかっているのでケガもありません」同じく、3歳の年少組から金づちを、5歳の年長組から包丁を使うのも、自ら学ぶというテーマに沿っている。「板に釘を打とうとして失敗する。でも釘は抜けばいいし、板が穴だらけになったら裏返せばいい。実は釘の長さも2.8cmからcmまで、年少、年中、年長と微妙に変えています。つまり、風の谷には『失敗』の文字はないんです。そのときできなくても、じゃ、次は何かいい工夫はないかと考える。そんな子に育ってほしい」■恒例の「じゃがいも掘り」で子供たちは自分の決断に責任を持つことを覚える今年も6月に行われた「じゃがいも掘り」は、そんな風の谷の学びを究極に具現化したもの。さらに、別のテーマもある。「自分の決断に責任を持つ、です。子供たちが掘ってリュックに入れた分はすべてあなたのものというルール。『ママやパパにも食べさせたい』と、リュックにパンパンに詰める子も多い」しかし、小さな体で畑から園に戻るまで2km近い山道を、ときには5〜6kmもの芋を背負って運ぶのは並み大抵の苦労ではない。「泣きだす子もいます。でも、この日ばかりは『軽々しく“手伝うよ”とは言わないで鬼の顔をしてくれ』と、担任にも告げています。あとはがんばるも減らすも、その子の判断。が、いったん減らしたら、もう自分のものじゃない。3歳でまず参加し、歳でいかに多く運ぶかを工夫して、5歳で体験を将来に生かせるようになる。そんな成長を、風の谷では保護者も同時に味わっていますよ」年長組の浅野森くん(5)の母親の朋子さん(46)が語る。「私自身、マンションの前に次々にいろんな園のスクールバスがお迎えに来るのを見て、子供を荷物のように運ぶことに違和感を覚えて、そんな自分がおかしいのではないかと悩んでいました。でも、風の谷で毎朝、親子で一緒に登園するなかで、ちっちゃなわが子の手を握りながら、この3年間は二度とない貴重な時間なのだと、自分の選択は間違っていなかったと思えました」同じく年長組の吉村美咲ちゃん(5)の母親の愛子さん(39)は、「保護者の行事への参加も多いことも風の谷らしさ。その母親同士の連絡網も、『LINEだと誤解を生むこともあるので、なるべく顔を見て話し合おう』と。そんなアマノイズムに、いつかみんなが染まっていたんです(笑)」愛子さん自身も、天野園長との出会いで変われたという。ある行事に「参加していいですか?」と園長に尋ねたとき、こんな言葉が返ってきた。「私に聞くのじゃなしに、『出たいんです』と自分の気持ちを大切に口に出してほしい。だから、今後は『いいですか?』という聞き方はやめてくださいね。そんなお母さんを子供は見てますよ」たしかに厳しいかもしれないが、これも「子供への熱さ」から来るものと語るのは、年少の花組担任の金丸友紀先生(31)。「厳しい園長ですが、保護者の方も職員もついていくのは、自分の時間のほとんどを子供のために使っているのを見ているから。ほかの園では園長は現場は若手に任せることも多いですが、梅もぎでも芋掘りでも、天野先生はいつも先頭に立って誰より汗をかいています」天野園長本人は、こう語る。「私は多くの差別がまかり通っている時代に生まれて、理不尽な思いを抱えていましたが、誰も理解してくれなかった。その原体験があるから、いつも子供を前にしても、未熟な存在ではなく、一人の人間として相対しています。幼児期に“情”がちゃんと育っていれば、その後の親子関係や社会での人間関係はおかしくならない。逆に、今はなんでも“自由”“のびのび”“褒めて育てる”で、きつい言い方かもしれませんが、実は大人が、その責任から逃げているのでは。この時期に子供と向き合うことから手を抜くと、あとでしっぺ返しがきます」■たまたま20年ぶりに卒園した女性が訪れて。風の谷は確かに「心のふるさと」になった園長のインタビューの途中で、思いがけない来客があった。町田市在住の下枝未来さん(22)は、風の谷の卒園生。この日、たまたま近くに来たついでに立ち寄ったという。「ほぼ20年ぶりです。天野先生、私のこと覚えてますか。泣き虫のあのミクです(笑)」「今は、もうお勤めなの」「有料老人ホームで介護職員をしています」「大変なお仕事でしょうね」「つらいこともありますが、この風の谷で忍耐力がついたかな。社会の大抵のことは、あのじゃがいも掘りに比べたら、ましです!あっ、あの滑り台、懐かしい」年少さんに戻ったように、滑り台へ駆け寄っていく未来さん。天野園長が風の谷を作ったときからの、みんなの「心のふるさと」にしたいという願いは、しっかり実現されていた。【後編】風の谷の熱血園長親子の体温、子供の責任感を信念に理想の幼児教育を根付かせた25年の奮闘へ続く
2023年09月03日■前回のあらすじ怒涛の9時間労働を終えたと思ったら、2時間後に園長が来るから挨拶するよう言われ、当然のように残業することに。園長が到着すると、先生たちは軍隊のように整列し始め…。■スタッフを労う園長の姿に感動…!■前言撤回! その理由は…■下っ端保育士のある役割園長先生は気品があって、スタッフ思いの優しい人なんだなぁ、なんてちょっと油断してたら、「あなた短大卒だものねぇ…」と言われ、邪険に扱われた気がしてショックを受けた記憶があります。保育園の鍵は、次の日早番の先生が持って帰るシステムしか当時は知らなかったので、鍵をわざわざ園長先生の家に(しかもインターホン押して挨拶して…)戻さなければいけないのが面倒に思えて仕方ありませんでした。バス停と正反対の方向だったし、鍵を返しに行くので10分はタイムロスしてしまい、帰りのバスに乗り損ねてしまう日もありました…。次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年08月30日■前回のあらすじ同僚の谷先生に休憩はいつなのか尋ねると、「トイレ掃除をしている今が休憩中」だと言われ唖然とするはちみつこ。さらには今年度から勤務時間が1時間延長したと聞かされて…。■残業時間なしって書いてあったはず…■いつになったら帰れるの…!?■園長先生の到着に空気が一変…!?17時を過ぎ帰宅しようと思った途端、19時過ぎに園長が来るから挨拶するよう言われ…。いつになったら帰れるのかわからず、とんでもないところに来てしまったと、すごく後悔しました。そして、園長先生の到着とともに、先生たちが軍隊のように整列し始めたときのピリついた空気…。神様でもやってくるのかと思いました。次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年08月29日■前回のあらすじ色々思うところがあり5年間勤めた保育園を辞め、転職を決意。自分の希望条件に合った保育園の採用が決まり、勤務初日を迎えましたが…。■早くも不安を感じる…■ドキドキの子どもたちとご対面!しかし…平和だったのは一瞬でした…。十文字先生も辞める理由の1つでしたが、比率としては3.5割くらい。大好きな先生が辞めてしまって、「新しい先生大丈夫かな?」と思う気持ちはよくわかりますが、ただでさえ新しい職場で不安な中、子どもや保護者たちの風当たりが強くて、心がすでに折れそうに…。そして、休憩時間はいつになったらやってくるのか…?次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年08月27日皆さんは不思議な体験をしたことはありますか?今回は「園長先生」を紹介します!イラスト:ホラ子(@horako03)<<HPはこちら!>>『園長先生』幼稚園児の主人公は母との帰り道、幼稚園の先生と出会います。母と先生は世間話をしていますが、主人公には気になることがありました。なぜか亡くなった園長先生が、先生の肩に乗っていたのです。母に「何で園長先生とは話さないの?」と尋ねると、どうやら母と先生には見えていないようでした。そんな状況を主人公が不思議に思っていると、園長先生が「おいで…おいで…」とつぶやきます。主人公は「行かないよ」と答え、母と帰ろうとしたのですが…。なぜか動かない出典:instagram自転車が動かず、困る母。そんな母に、主人公は「まだ園長先生がいるから動かないよ」と伝えたのです。すると次の瞬間、母はうずくまって苦しみ出し、主人公はすごい力で後ろに引っ張られました。「このままだと持ってかれちゃう!」と危険を感じた主人公は、大声で叫びます。その結果、引っ張られていた力は消え、主人公と母は助かったのでした。亡くなった園長先生に…主人公だけに見えていた、園長先生の幽霊。そのまま引っ張られていたらと思うと、ゾッとするエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年08月27日骨折や脱臼、ねん挫などの負傷をした際に利用する、整骨院(接骨院)。国家資格を持つスタッフが、マッサージや身体を動かす運動療法などの施術を行ってくれます。よく通う場合、自宅との距離も重要ですが、スタッフとの相性や、安心して施術を受けられるかどうかもチェックしたほうがいいかもしれません。『夏になると思い出す怖い話』子育て中で腰を負傷しやすいため、きな子・ジョンソン(kinako.ooo)さんは、自宅近くの整形外科がある病院や、整骨院によく通っているそうです。夜遅くまで営業している整骨院に、初めて行った時の違和感についてInstagramで紹介しました。身体を動かしやすいよう、柔らかなスウェット素材のズボンを履いて行った、きな子さん。しかし、施術中になんの説明もなく「ズボンを脱ぎましょうか」と先生からいわれ、不信感を抱きます。もちろん、ズボンはストレッチの邪魔にはなっていません。腰回りの施術で、直接触れるためズボンを少し下にずらす必要があるなら、先生はそう伝えたことでしょう。後日、きな子さんが普段通っている整骨院の院長に確認したところ「普通はありえない」と断言されたのでした。整骨院に2人きりで、すぐ誰かに確認したり、助けを求めたりできない状況での出来事に、ゾッとした人たちから反応が寄せられています。・怖い怖い怖い!・妙な人のせいで、真面目な先生たちが迷惑をこうむるから許せん。・私も変な整骨院に当たったことがあります。違和感からもう行っていません。・何か理由があるなら説明してほしいですよね。急に「脱いで」は警戒するのが普通。・本当にズボンを脱ぐ必要があったら、別室で着替えさせるとか、タオルで腰回りを隠すとか、いろいろ配慮しますよ!ズボンを脱ぐよう指示した先生は、疲労などから意図を正確に伝えられなかっただけで、悪意がなかった可能性も、ゼロではありません。とはいえ、どんな業界にも言動が信用ならない人はいます。実際、整骨院のスタッフがわいせつ行為により逮捕された事件は複数あるため、『自分の違和感を信じて行動する勇気』を持っていたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月27日