トレンドマイクロは10月16日、YouTube上の偽広告を利用した「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」攻撃を確認したとセキュリティブログで明かした。偽広告は、YouTubeのサイト内の広告やレコードレーベルのミュージックビデオの再生画面に仕込まれていた。影響を受けたユーザーは、米国だけで11万3000人としている。利用者は偽広告にアクセスすると、オランダに置かれた2つのリダイレクトサーバーを経由し、さらに米国に置かれた不正なサーバーに送信されて、最終的に端末にランサムウェアが入り込んでしまう。ランサムウェアの種類は「KOVTER」ファミリの亜種。「Cryptolocker」のような暗号化技術を利用した巧妙な攻撃は行わない。偽の警告画面を表示するためにアクセスするWebサイトはすでに接続不可となっている。脆弱性の攻撃にはエクスプロイトキット「Sweet Orange」が利用されていた。バージョンはInternet Explorerに存在する脆弱性を利用するもの。感染する不正プログラムの挙動はすべて同一となることを確認した。IEの脆弱性は、日本マイクロソフトが2013年5月に更新プログラムを公開しており、PCを最新の状態にしておければ影響を受けない。
2014年10月17日トレンドマイクロは、BCCが運営するデータセンターの顧客企業に対し、企業を取り巻く様々な脅威から情報資産を包括的に保護するためのセキュリティ対策「TSS トータルセキュリティサービス(TSS)」の提供開始を発表した。同サービスは、10月20日よりBCCより販売を開始、BCCは今後1年間でセキュリティ対策の売上1億円を目指す。TSSはトレンドマイクロ製品による対策を主軸に、「設備による対策」「情報技術による対策」「ルール・人による対策」の3つで構成。「設備による対策」では、BCCから入退室管理や施錠管理など、徹底した物理セキュリティ管理を提供。「情報技術による対策」では、トレンドマイクロのネットワーク監視技術やサーバセキュリティ対策技術を用いて、不正アクセス検知や、ウイルス対策などをトータルで提供。BCCが各セキュリティソリューションの監視、運用なども行い、不正プログラムの感染が確認された際には、その駆除も実施する。「ルール・人による対策」では、トレンドマイクロの知見を活かし、セキュリティポリシーや各種ルール制定のコンサルティングや、顧客企業の社員に対するセキュリティ教育・訓練をBCCから提供。技術的な対策だけでなく、セキュリティに強い体制づくりまで支援することで、企業における包括的なセキュリティ対策を実現する。企業は、TSSのサービスから自社に必要なソリューションを組み合わせて選択したり、月額課金のクラウドサービスとしての利用もできるため、導入の際の初期投資を抑え、必要なソリューションを必要な期間利用可能。なお、価格は「バリューセットS:VS(サーバ保護に特化したセット:ウイルス対策、侵入検知、年2回定期点検サービス、防災訓練サービス)」が6000円/台、「バリューセットC:VC(クライアント保護に特化したセット:ウイルス対策、レポーティングサービス)」が500円/台。特定の保護に特化したセットプランも用意している。
2014年10月16日トレンドマイクロは10月15日、現在マイクロソフトがサポートしているWindows OSとWindows Sever OSにゼロデイ脆弱性があるとして注意喚起を行なった。この脆弱性は、「マイクロソフト、10月のセキュリティ更新 - 事前通知1件が公開回避へ」ですでに更新プログラムが公開されている。確認された攻撃は、諜報活動を目的としており、「Sandworm Team」と呼ばれる攻撃者達によって実行されていた。1年以上前の2013年8月以来、攻撃者によって細工された不正なPowerPointファイルを利用する方法で攻撃が行なわれているという。脆弱性はWindows OS/Server OSのOLEパッケージマネージャーに存在している。ゼロデイ脆弱性は、OLEオブジェクトがPowerPointファイルに埋め込まれていた場合、OLE packagerである「packager.dll」によって、特別に細工されたOLEオブジェクトが任意の外部ファイルを参照できるようになる。そのため、不確かな参照元からシステム定義ファイルの参照も可能になるという。
2014年10月15日トレンドマイクロは、同社のセキュリティブログにおいて、App Store上で詐欺的偽アプリの存在を確認したとして、iOSデバイスユーザーに注意を呼びかけた。問題の偽アプリは「Akinator Genie」で、有名アプリ「Akinator the Genie」の知名度を利用したものとなっている。正規のアプリ「Akinator the Genie」は、アプリ内のキャラクターが問いかけるいくつかの質問に答えることで、利用者が思い浮かべた人物を当てるというもの。この偽物としてアプリ名称に「the」が抜けた「Akinator Genie」の存在について、同社は警鐘を鳴らしている。14日現在、偽アプリ「Akinator Genie」はApp Store上に公開されており、正規のアプリと同様に200円で販売されている。同偽アプリのダウンロードにより、iOSデバイス上で不正な活動は確認されていないが、正規アプリのように人物当てゲームは楽しめず、その部分で詐欺行為にあたると同社は指摘している。また、偽アプリの発行/開発者の「Jennifer Mendelson」は、今年の5月頃から継続して有名アプリと誤解させるようなアプリをApp Storeに公開していることが確認されているという。今回のアプリでは不正活動はないものの、Android端末を狙った不正アプリではAPKファイルを改ざんして不正プログラムを挿入する手法が横行しており、モバイルデバイスの利用者は、必ず正規マーケットや運営者がはっきりしているサードパーティマーケットを利用し、ダウンロード時に開発者情報やユーザーレビューを一読するように、注意を促している。
2014年10月14日トレンドマイクロは10月10日、同社のセキュリティブログ内で、iPhoneやiPadなどiOSデバイス向けの正規アプリストアである「App Store」上で、有名アプリ「Akinator the Genie」の知名度を利用する詐欺的偽アプリの存在を確認したことを発表した。それによると、偽アプリは10月10日13時時点で、App Storeから入手可能な状態になっており、「Akinator the Genie」と誤って偽アプリを入手しないよう注意する必要があるとのこと。今回、偽アプリに利用された「Akinator the Geniea」は、Elokence が開発したゲームアプリで、内容としては、アプリ内のキャラクターがいくつかの質問をすることで利用者が思い浮かべた人物を言い当てる、というもの。iOS、Android、Blackberry、Windows Phone用のアプリの他、Webでも遊ぶことができる。iOS版はApp Storeの表示によれば 1万件以上の評価を集めており、Android版はGoogle Playの表示によれば50万件以上ダウンロードされている人気アプリ。今回確認した偽アプリは、このオリジナルの「Akinator the Genie」とよく似たアプリ名とアイコンを使用し、明らかにオリジナルアプリの知名度を利用し利用者に誤解させようという意図が窺える。日本のApp Store上の表示によれば、偽アプリはオリジナルと同額の200円で販売され、偽アプリの説明文はオリジナルの説明文をコピーしたものとなっているが、この偽アプリをインストールしてもオリジナルが行うような人物当てゲームの質問は行われず、その部分では明らかな詐欺行為と言える。ただし、この偽アプリは利用者のiOS端末上で特に不正な活動を行うものではなく、利用者が情報漏えいなどの被害を受けるものではない。現時点で確認された利用者の被害は、説明通りの動作をしないアプリの代金200円。トレンドマイクロでは、App Storeを運営するAppleに、偽アプリに関し通報を行い、クラウド型アプリ評価サービス「Trend Micro Mobile App Reputation (MAR)」により、「IOS_FAKEAKINA.A」として検出対応。今後も公開されるモバイル向けアプリの監視を行い、オリジナルアプリの権利を侵害し、利用者に誤解を与える偽アプリや不正アプリへの対応を行っていく。利用者も、アプリの入手時には必ず正規マーケットもしくは運営者がはっきりしているサードパーティマーケットを利用すると同時に、ダウンロード時には開発者情報を確認し、既存のユーザーレビューを一読するなどの注意が必要だ。
2014年10月13日インバースネットは7日、FRONTIERブランドで販売するデスクトップPCとして、グラフィックスにNVIDIA Quadro K620を搭載するマイクロタワー型「MX」シリーズを発売した。価格(税別)は86,800円より。3D CGや3D CADを専門としたクリエイティブユーザーに適したモデルとなっている。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.20GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがPC3-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro K620 1GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSは、Windows 8.1 Pro 64bit版かWindows 7 Professional 64bit版が選べる。インタフェース類は、マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×6、マイク入力、ライン入力、ヘッドホン出力、ライン出力、DVI-I、DisplayPortなど。本体サイズは約W170×D400×H360mm。
2014年10月08日トレンドマイクロは7日、企業向け総合セキュリティソフトウェア最新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 11」(ウイルスバスター Corp.11)を発表した。受注開始は13日、出荷開始は11月27日。「ウイルスバスター コーポレートエディション」は、同社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」と連携する総合セキュリティソフトウェア。新たに、Webサイトに埋め込まれた不正なJavaアプレット、JavaScriptの実行を防止する機能を実装し、改ざんされたWebサイトからの不正プログラムダウンロードの防止を図る。また、C&CサーバのIPアドレス情報をもとに、C&Cサーバへの接続をブロックすることで、標的型サイバー攻撃への防御も強化した。このほか、デバイスコントロール機能の拡充や、クライアントPC内の機密情報などの重要データを特定する追加オプション「データ検出機能」を新たに実装する。合わせて、同社セキュリティ対策製品を一元管理できる管理者向けツール「Trend Micro Control Manager」最新版を、同ソフトウェアのユーザー向けに無償公開した。「ウイルスバスター Corp.11」の価格は、1年間のスタンダードサポートサービス料金を含めた「ウイルスバスター コーポレートエディションPlus」1000ライセンス購入時で、1ライセンスあたり2,980円。製品ページからは、メールアドレス登録による体験版も配布している。
2014年10月07日Trend Microはこのほど、「『Shellshock』関連の脆弱性をさらに確認|トレンドマイクロ ブログ|トレンドマイクロ セキュリティ ブログ (ウイルス解析担当者による Trend Micro Security Blog)」において、現在のところ、bashの脆弱性(通称:Shecllshock)を悪用した、HTTP、SSH、DHCP、FTP、SIP、SMTP、VPNなどのプロトコルを経由する侵入経路が存在すると伝えた。利用できるプロトコルは今後さらに増えるおそれもある。9月24日に広く知られるようになったShellshockに関連するCVEは現在6つになっている(CVE-2014-6271、CVE-2014-7169、CVE-2014-6277、CVE-2014-6278、CVE-2014-7186、CVE-2014-7187)。これらを悪用されると、ユーザー権限がない状態でも遠隔からのコマンド実行が可能とされている。環境変数が指定できる仕組みになっている通信プロトコルがいくつか存在しており、今後影響範囲はさらに拡大する危険性がある。組込み機器などでbashが使われているケースでは、アップデートされないままボットネットの構築などに悪用される危険性も高い。bashを使用している場合、引き続きShellshockに関する最新の情報を入手するとともに、常に最新の状態へアップデートすることが推奨される。
2014年10月06日Trend Microは10月1日(米国時間)、「「Shellshock」を悪用した攻撃を再び確認、IRCボットを利用|トレンドマイクロ セキュリティ ブログ (ウイルス解析担当者による Trend Micro Security Blog)」において、bashのセキュリティ脆弱性(通称:Shellshock)が悪用されている複数の例とともに、同脆弱性を悪用するIRCボットの存在を伝えた。同社は、Shellshockを利用するIRCボットを「PERL_SHELLBOT.CE」として検出していると説明。このIRCボットはポート5190番を使ってIRCサーバに接続し、#bashチャンネルに参加した後、攻撃者からのコマンドを待機する状態に入るとしている。攻撃者はこのIRCボット経由で次のような攻撃が可能だとされている。DDoS攻撃UDPフラッド攻撃TCP Syncフラッド攻撃HTTPフラッド攻撃DoS攻撃任意ファイルのダウンロードポートスキャンメール送信このIRCボットが接続しているIRCサーバの大半が米国、日本、カナダ、オーストラリアに設置されているという説明もある。Shellshockを利用したシステムへの不正侵入やマルウェアの感染といった脅威は関連組織や機関から発表が相次いでいるが、Shellshockに関する報道は今後も継続するものと見られる。
2014年10月03日マイクロアドの関連会社であるマイクロアドデジタルサイネージ(MADS)は10月1日、ワールドピーコムとの共同開発により、コロワイドグループが運営する飲食店のテーブルに設置されたタッチ式セルフオーダータブレット「メニウくん」への動画広告配信を開始すると発表した。同広告配信は、MADSの提供する、デジタルサイネージ広告をネットワーク経由で統合管理するアドネットワークサービス「MONOLITHS」を利用。広告主は、日時やエリア、ロケーションなど要望に見合った条件を設定することで対象となるデジタルサイネージの空き広告枠を瞬時にリストアップし、15秒ごとの放映課金による広告枠の買付け・広告配信が可能だ。今回のサービス連携により、広告主は、コロワイドグループが運営する居酒屋チェーン「手作り居酒屋 甘太郎」や「北の味紀行と地酒 北海道」など全国224店舗に設置された約8300面の「メニウくん」へ広告配信が可能となる。MADSは今後、「MONOLITHS」のサービス拡充やデジタルサイネージの各ロケーションオーナーとの連携を促進し、2014年内に2万5000ディスプレイのアドネットワーク化を目指す考えだ。
2014年10月01日トレンドマイクロは9月26日、オープンソースプログラム「bash」に存在する脆弱性「Shellshock」の存在をセキュリティブログで明かした。Shellshockは、bashの環境変数処理における脆弱性。各種LinuxディストリビューションやMac OS X、Linuxベースのアプライアンスや組み込み機器、Internet of Everything(IoE)関連デバイスなどで影響を受ける可能性があるとしている。脆弱性があるPCやサーバーは、攻撃者によってコマンドを実行されると、アクセス権をのっとられる。これにより、遠隔操作や不正プログラムの実行などの操作が実行される恐れがある。インターネットから直接アクセスできる公開サーバーが狙われやすいとしている。GNU Projectは、脆弱性の一部を修正する独自のパッチを公開しており、各種Linuxディストリビューターも修正パッチを公開している。また、bashを無効にする、別のシェルに入れ替える、脆弱性のあるサービスへの入力にフィルタをかけるなどを対策するように呼びかけている。
2014年09月29日ぷらっとホームは9月29日、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)向けに特化した小型Linuxマイクロサーバ「OpenBlocks IoTファミリ」を発表した。同製品ファミリは、同社の小型Linuxマイクロサーバ「OpenBlocksシリーズ」で培った信頼性などをそのままに、無線や有線のインタフェースを搭載することで、あらゆるセンサへのコネクティビティを実現するM2M/IoTのゲートウェイとして開発された。フォームファクタのサイズは41.6mm×96mm×11.3mmで、設置レイアウトを悩むことなく利用が可能。小型ながら、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信を搭載しているほか、RS-485や RS-232C、GPIO、Ethernetなどの有線インタフェースにもオプションケーブルをつなぐことで接続可能となっている。また、3G(W-CDMA:NTTドコモFOMA網に対応予定)通信機能も搭載しており、さまざまな場所からの通信が可能となっている。プロセッサにはIntelの22nmプロセスのAtomベース(Silvermontアーキテクチャベースのデュアルコア、500MHz)のSoC「Edison」を採用しているほか、1GBのLPDDR3、4GBのeMMCを搭載。OSにはDebian GNU/Linuxを採用しているため、アプリケーションの実装も容易だ。なお価格はオープンで、2015年2月の出荷開始を予定している。
2014年09月29日ぷらっとホームは9月29日、M2Mやモノのインターネット(IoT:Internet of Things)通信向けに特化した小型マイクロサーバ「OpenBlocks IoTファミリ」を発表した。2015年2月に出荷予定。価格はオープンだが、実勢価格は3万円台半ば~4万円台になる見込み。同製品は、累計出荷7万台の実績がある小型Linuxマイクロサーバ「OpenBlocksシリーズ」のコンピュータ性能はそのままに、Wi-FiやBluetoothなどの無線に加え、RS-485、RS-232C、GPIO、Ethernetなどの有線のインタフェースを搭載することで、M2M/IoTのゲートウェイに最適なものとなっている。22nmプロセス技術に基づくインテルのSoCを搭載し、メモリ1Gバイト、フラッシュROM 4Gバイトで、外形寸法はW41.6×D96×H11.3mm。アンテナ内蔵の3G通信機能を搭載し、あらゆる場所から上位ネットワークとの通信が可能だ。OSには、汎用のDebian GNU/Linuxを採用。さまざまなアプリケーションを少ない時間で実装でき、スピーディーなIoTシステムの構築が可能としている。
2014年09月29日ディラックは2日、スリム型のマイクロATX対応PCケースとして、「MIST2」(ホワイト)と「SHADOW2」(ブラック)の2モデルを発表した。9月5日より発売する。店頭予想価格(税別)は9,480円前後。フロント部はドアパネルになっており、光学ドライブやUSBなどへの不用意なアクセスを防止する設計。縦置きと横置きの両方に対応する。標準でファンは搭載しておらず、オプションで上面に120mm×1基を搭載可能。300Wの電源を標準で搭載している。搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×1基、内部2.5インチベイ×1基。内部2.5インチベイはリムーバブル式となっているので、取り付けと取り外しが簡単に行える。拡張スロット数は4基でロープロファイル仕様の拡張カードを搭載可能。搭載CPUの高さは最大80mmまで。外部インタフェース類はUSB 2.0×4基、オーディオ入出力。本体サイズはW335×D435×H103mm。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-ITX。
2014年09月03日トレンドマイクロは9月1日、Microsoftの次期OSとして噂される「Windows 9」の無料ダウンロードを装った不審なWebサイトが多数存在するとして注意を呼びかけた。不審なWebサイトは、Windows 9の無料ダウンロードができることをアナウンスしたもの。Webサイト上には、Windows 9のインストールDVDらしき写真やダウンロード先のリンクなどが掲載されている。利用者がダウンロード用のボタンをクリックすると、ファイル共有サービス「Turbobit.net」のページが開く。ここからインストーラーをダウンロードすることができる。トレンドマイクロはインストーラーの中身を解析した結果、Windows 9のデータではなく64ビット版のWindows 7 SP1であることがわかった。初期の言語設定はブラジル・ポルトガル語だったという。このファイル自体に不正なプログラムは含まれていなかったという。また、Windows 9を装ったインストーラーから利用者に不正なプログラムをインストールさせようとするケースも確認されている。ブログで紹介していた例では、利用者がインストール作業中に不正なプログラムを自動的にダウンロードするものだったという。さらに、Windows 9のダウンロードサイトを装い、携帯電話の番号を入力させて盗み取るフィッシング詐欺サイトも確認できたという。ダウンロードページの誘導方法はさまざまあり、検索サイトで特定のキーワードを入力するとダウンロードページが検索結果に表示され、リンクをクリックした利用者を呼びこむものや、Youtubeの動画の詳細ページに貼られたページをクリックして呼びこむものなどがあるという。トレンドマイクロは、従来サイバー犯罪者が話題性の高いものに便乗して攻撃を仕掛ける傾向にあることから、Windows 9に便乗した脅威が今後も拡大すると予測している。
2014年09月02日カネカは8月26日、中心循環系マイクロカテーテル「MIZUKI」を開発したと発表した。中心循環系マイクロカテーテルは、血管内の目的とする部位への薬剤などの注入や、ガイドワイヤの血管内の病変部までの到達を容易にさせるために使用する細径のチューブ(カテーテル)である。経皮的冠動脈形成術においては、後者の目的で中心循環系マイクロカテーテルが使用される。同製品は、独自に開発したコーティングを採用、血液に触れることで外表面コーティングの潤滑性が増し、血管との摩擦が減少することで、ガイドワイヤを目的部位へ到達・通過させることを容易にする。さらに、慢性完全閉塞病変、および蛇行している病変、急峻な分岐角度を有する病変など、ガイドワイヤ通過が困難な症例においては、シャフト先端部硬度を硬くしたタイプと、柔らかくしたタイプの2タイプが用意されており、様々な病変に応じた使い分けが可能となっている。また、経皮的冠動脈形成術においては、様々な病変に対する対処が必要となるが、同社が主力として製造販売している冠動脈形成術用バルーン各種、冠動脈貫通用カテーテル「Crusade」、冠動脈カテーテル交換用カテーテル「KUSABI」に、「MIZUKI」を加えることで、複雑かつ高度化する治療に挑み続ける医師をサポートするとともに、事業の拡大を目指すとしている。
2014年08月27日アスクは21日、Thermaltake製PCケースの新モデルとして、140mmまでの水冷ラジエータの取り付けに対応したキューブ型のマイクロATXケース「Urban SD1」を発表した。3月上旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は11,980円前後。ケース内部はストレージや電源など部位ごとにモジュール化。大掛かりな脱着を伴わずに各パーツの取り付けや取り外しが行え、メンテナンス性を高めている。天面や底面、側面といったケースの各所にメッシュ加工を施すことで、エアフローを重視する。冷却ファンは前面に90mmファン×1基、背面に60mmファン×2基を搭載する。140mmまでの水冷ラジエータを搭載するためのモジュールが付属する。搭載ベイは5インチベイ×2、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2、水冷ラジエータを搭載した場合は、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×1。拡張スロットは4基で、350mmまでのグラフィックスカードや高さ90mmまでのCPUクーラーに対応する。対応電源はATX 12V、フォームファクタはマイクロATXとMini-ITX、インタフェースとしてUSB 3.0×2基とオーディオポートを備える。本体サイズはW280×D456×H239、重量は約5.8kg。
2014年02月22日トレンドマイクロは12日、人気ゲームアプリ「Flappy Bird」が作者自身によってアプリストアから削除された後、同名の悪質な偽アプリが多数発見されたとして、同社公式ブログ上で注意を促した。Flappy Birdは、ベトナム・ハノイ在住のDong Nguyen氏によって開発されたゲームアプリ。App StoreおよびGoogle Playで累計5,000万回以上ダウンロードされるなど、世界中で人気を集めていたが、作者自身の手によってアプリストアから削除された。作者は削除理由について、アプリの急激な成功による生活環境の変化などを挙げている。トレンドマイクロが発見した偽アプリは、Flappy Birdの人気を利用した悪質なAndroidアプリ。見た目はオリジナルのFlappy Birdと変わらないが、実際は利用者に高額料金を請求するスパムアプリとなっている。これらの偽アプリは、インストール時にSMSメッセージの読み取りおよび送信の許可をユーザーに要求する。こうした許可申請はオリジナルのFlappy Birdにはないもの。ここでアプリのアクセスを許可してしまうと、高額料金が発生する特定の番号にSMSメッセージを送信され、見に覚えのない高額料金が電話料金の請求書に加算されてしまう。さらに、偽アプリはユーザーがゲームをプレイしている間にも、継続してユーザーの情報を漏洩させる。同社は偽アプリを使用すると、高額料金の請求以外にも、ユーザーの電話番号、携帯会社名、Gmailアドレスなどが流出する恐れがあるとしている。人気アプリに便乗した偽アプリは、「Candy Crush」「Angry Birds Space」「Temple Run 2」などでも確認されており、同社は「Flappy Birdを必死に探しているAndroidユーザは、アプリをインストールするときには特に注意して下さい」と注意を促している。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年02月12日(画像はプレスリリース)食べ応えのあるシリーズをリニューアル長年ダイエッターに愛されるロングセラーダイエット製品「マイクロダイエット」を販売しているサニーヘルス株式会社が、マイクロダイエットのリゾットとパスタシリーズを全面的にリニューアル発売をしました。マイクロダイエットといえば、甘いシェイクを想像する方がほとんどかと思いますが、リゾットやパスタという食べ応えのあるシリーズも発売しており、食事の楽しみを損なうことなくダイエットを継続したい方にお勧めの商品となっています。今回リニューアルしたのは、旨味をより強くし、新たにダイスチーズを加えたクワトロチーズ(リゾット)、チキンカレーからビーフカレーに変更したビーフカレー(リゾット)、フジッリからペンネに変更したトマト(パスタ)、チーズを40%アップしたカルボナーラ(パスタ)の全4種で、いずれもカロリーは約260kcalです。VLCD理論に基づいたマイクロダイエット「マイクロダイエット」は1983年に英国で開発されたダイエット食品で、「必要な栄養素をきちんと摂れば、摂取カロリーを抑えても健康を害さずにダイエットできる」というベリー・ロー・カロリー・ダイエット(VLCD)理論に基づいており、日本で1989年から発売されて以降、200万人以上の方々に利用され、また、多くの病院でも使われているロングセラーです。【参考リンク】▼サニーヘルス株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2013年12月18日Q:マイクロファイバー製掃除用具が洗剤を使用しなくても汚れを落とす仕組みとして、正しいものは次のうちどれでしょうか?A:化学繊維の成分が汚れを吸収するB:超極細繊維の構造が細かい汚れをからめ取るC:静電気によって汚れを吸着する(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:B:超極細繊維の構造が細かい汚れをからめ取る解説:マイクロファイバーとは、超極細繊維のこと。吸水性に優れ、モップやクロスなどに利用されています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月24日車両の試作、モデル製作を行なうモディーはこのほど、最小限のボディサイズで組立て式のEVマイクロコンパクトカー「PIUS(ピウス)」を開発したと発表した。同社は東日本大震災で被災しており、復興のシンボルをめざし、社員一丸で開発したという。同社は岩手県一関市にあり、車両の企画、デザイン、設計、解析、モデル製作、試作車両開発および実験を行う。東日本大震災で車両デザインなど甚大な被害を受けたが、震災後に「人との絆」「支援に対する感謝」を伝えるため、「PIUS」を開発したという。「PIUS」はEVカーの基本機能をシンプルに具現化し、サスペンション、ブレーキ、ステアリングは普通乗用車と同様の設計思想による基本構造となった。当面は大学や工業高等専門学校、高校、自動車専門学校などの教育機関で電気自動車の構造を習得する教材としての活用をめざす。各種研究関連団体や産学の研究現場には、研究対象部品を組み込む対応も行い、目的の部品を評価する開発ツールのベース車両としての提供も見込んでいる。今後は完成車および組立てキットとしての商品化も進め、来春以降の販売を予定しているという。その場合は第1種原動機付き自転車としての登録が可能で、外観は標準ボディ以外、ユーザーの希望によりデザインの変更に対応する予定。全長2,500mm、車重は200kgで、最高速度は35km/h。1回の充電で25kmの走行ができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日「マイクロダイエット」を展開するサニーヘルスは、同社が運営するダイエット情報発信サイト「microdiet.net」で調査レポート「寝る子はやせる?睡眠とダイエットの深い関係」を公開した。microdiet.netでは、ダイエットや美容についてのさまざまな情報を公開している。このほど公開されたレポートは「寝る子はやせる?睡眠とダイエットの深い関係」。米シカゴ大学の睡眠とダイエットに関する調査が科学的に立証されたと海外ニュースサイト『Press Association』が報じていると同サイトでは紹介している。調査対象は、カロリー制限がされている肥満体型の35~49歳の10人。一晩の睡眠時間を8.5時間にして2週間過ごし、その後2週間は5.5時間に減らして体重の変化を調査。その結果、睡眠8.5時間の方は2週間の間に10人全員が約3kgの減量に成功したが、5.5時間睡眠の場合は2週間の間に、半数以上がリバウンドしたという。詳細はmicrodiet.netで公開されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日つや感実感のマイクロバブルによるトリートメント高級ヘア・エステサロン「ラ メゾン ド ボーテ カリタ 東京」では、つや感実感のマイクロバブルによるトリートメントを、セットメニューで、11月30日までの間実施する。同サロンは、長い伝統を誇るフランスのプレステージスキンケアブランド「CARITA」から誕生したプレステージ・ヘア&エステティックサロン。カリタは現在、資生堂の子会社で、同サロンでは、パリ本店「ラ メゾン ド ボーテ カリタ」のエスプリを再現しながら、独自の美容法を用い、頭皮・フェーシャル・ボディーのエステティックを中心とした各種サービスを提供している。カット&ブロー付きのセットメニューをキャンペーン価格で「マイクロバブルトリートメント(カット&ブロー込)」は、普段のシャンプーでは取れない汚れを取り除き、髪に栄養を与える、驚くほどの“つやつや”が実感できるトリートメントで、カット&ブローがついたセットメニュー。通常価格 9,450円が、キャンペーン価格8,400円となる。また、フェースラインを引き締め、若々しい印象をもたらすリフトアップの特別エステコース「フェースラインすっきり」(期間限定15,750円)も、11月30日までの間実施している。元の記事を読む
2011年10月19日