「マイケル・J・フォックス」について知りたいことや今話題の「マイケル・J・フォックス」についての記事をチェック! (1/19)
J・J・エイブラムス監督の最新映画に、「セックス・エデュケーション」のエマ・マッキーが出演することが分かった。「The Hollywood Reporter」が報じた。タイトル未定の今作は、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から初めてJ・J・エイブラムスが映画監督を務めるとして注目を浴びている。脚本もJ・J・エイブラムスが手掛けたという。メインキャストはすでに『ツイスターズ』のグレン・パウエルと、「ウェンズデー」のジェナ・オルテガが起用されたことが報じられていたが、そこにエマ・マッキーも加わった形だ。エマ・マッキーは、2019年から出演中のドラマ「セックス・エデュケーション」のメイヴ役でブレイク。2023年に英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞した。映画は2022年にエミリー・ブロンテを演じた『Emily(原題)』、2023年にバービーの一人を演じた『バービー』などの演技が好評。今作以外にも今後メインキャストを務める映画が複数決まっている人気俳優。映画ファンは、エマ・マッキー、グレン・パウエル、ジェナ・オルテガと旬な俳優が3人も集結することに喜びの声を上げている。今作のプロットは不明で、ジャンルさえも分かっていない。制作はJ・J・エイブラムスの製作会社「Bad Robot」が行う。(シネマカフェ編集部)
2024年11月20日グレン・パウエルがJ・J・エイブラムスの次回監督作に出演する。タイトル未定のオリジナル作品で、脚本はエイブラムスが書き下ろした。ほかにジェナ・オルテガ、エマ・マッキーが出演する。製作、配給はワーナー・ブラザース。設定、ストーリーなどは明かされていない。エイブラムスが監督をするのは2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来。パウエルの最近作は今年公開された『ヒットマン』『ツイスターズ』。オルテガの最近作は、アメリカで大ヒットした『ビートルジュース ビートルジュース』。文=猿渡由紀
2024年11月20日ジョージ・クルーニーがエグゼクティブ・プロデューサー、マイケル・ファスベンダーが主演をつとめるスパイスリラードラマ「ザ・エージェンシー」が2025年にParamount+で独占配信決定。予告編と場面写真が解禁された。本作は、フランスの外部安全保障局(DGSE)に所属するエージェントたちの日常と任務を描き、アメリカ、イギリス、カナダなど世界中で人気を集めたドラマシリーズ「The Bureau」(英題)をリメイクしたスパイスリラードラマ。CIAの諜報員であるマーシャンは長年の潜入任務を終えてロンドン支局に戻るよう命じられるが、任務遂行のために関係を絶ったはずの元恋人が突如として姿を現し、2人は再び恋に落ちていく。最愛の人との時間を取るか、諜報員としての任務遂行を取るか激しく葛藤するマーシャンだったが、あるとき国際的な陰謀が複雑に絡みあう“危険なゲーム”に自身が巻き込まれていることに気づき始める――。本作のエグゼクティブ・プロデューサーは、「オーシャンズ」シリーズで知られるジョージ・クルーニー。主人公マーシャン役は「X-MEN」シリーズや『スティーブ・ジョブズ』で知られ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた経歴を持つマイケル・ファスベンダーが演じる。マーシャンが所属するCIAロンドン支局の支局長ボスコ役に『真実の行方』で知られる名優リチャード・ギア、作戦指揮官であり、マーシャンのメンターでもあるヘンリー役に『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のジェフリー・ライト。作戦担当官として諜報員を管理するオーウェン役に『パスト・ライブス/再会』のジョン・マガロ、マーシャンの元恋人で社会人類学者のサミ役に『アフター・ヤン』のジョディ・ターナー=スミスを迎えるなど実力派キャストが集結。この度解禁となる本予告では、取調室のような薄暗い部屋で医師から質問を受けるマーシャンの姿が映し出される。日常的に命を懸けることを強いられ、常識から逸脱した行動を取らせるCIAに属するマーシャンは「諜報員のタイプは一つ、イカれてること」と不気味なほどに無表情で自身のことを打ち明けていく。自分以外の者になりすまし潜入任務をこなしてきたマーシャンは“素顔なき”諜報員として銃弾が飛び交い、爆発が発生するような危険な状況でも決して感情を表に出さずに淡々とミッションを遂行していたが、元恋人サミから突如としてかかってきた電話1本で状況が一変する。個人的な感情を捨てて任務に臨むことが求められるにも関わらず、サミへの想いを再燃させていくが、やがて巨大な陰謀が渦巻く“あるゲーム”に巻き込まれていることに気づいたマーシャンはさらに冷静さを失い、ついに隠された素顔が見え始める――。マーシャンが巻き込まれた“あるゲーム”の目的とは? 諜報員を“狂人”と語るマーシャン自身は“正気”なのか、それとも…?Paramount+は、2021年にアメリカでサービスを開始し、世界45か国以上で展開するストリーミングサービス。日本では「WOWOWオンデマンド」と「J:COM STREAM」、「Prime Video」でサービスが開始されている。「ザ・エージェンシー」は2025年にParamount+にて独占配信開始。(C)2024 Viacom International Inc. All Rights Reserved. The Agency and all related titles, logos and characters are trademarks of Viacom International Inc. Paramount is a trademark of Paramount Pictures Corporation.(シネマカフェ編集部)
2024年11月09日スパイスリラードラマ「The Agency(原題)」の予告編が公開された。本作では、『アサシン クリード』のマイケル・ファスベンダーが主人公のCIAエージェントで潜入捜査官のマーシャンを演じる。他のレギュラーキャストは、ジョディ・ターナー=スミス(「スター・ウォーズ:アコライト」)、リチャード・ギア(『シカゴ』)、ジェフリー・ライト(『THE BATMAN-ザ・バットマン-』)、キャサリン・ウォーターストン(『ファンタスティック・ビースト』シリーズ)ら。「質問はなんですか、先生?」と暗い取調室のような場所で女性と向き合っているマーシャン。「なにか隠していることがあると思わない?」と聞かれ、「みんなに嘘をつき、自分ではない者になりすまし、危険にさらされる日々を送っていました」と潜入捜査のミッションをふり返る。マーシャンには恋人がおりミッションのため別れざるを得なかったが、ある時同じ場所にいることに気づいた2人はロマンスを再燃させる。そして2人は国際的な陰謀とスパイ行為の命がけのゲームに巻き込まれていき…。予告編へのファンの感想は「マイケル・ファスベンダーが出演しているなら、自動的に観ちゃう」「予告編を観て、マイケルは次のジェームズ・ボンドにぴったりだと思った」「リチャード・ギアが75歳だなんて信じられる?」など。「The Agency」は米Paramount+ with SHOWTIME Planで11月29日配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年10月25日Netflixが、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のMVを原作として制作した『SING/シング』の短編アニメ『Sing: Thriller(原題)』を、10月16日(アメリカ現地時間)に配信開始すると発表した。監督は『SING/シング』『SING/シング:ネクスト・ステージ』のガース・ジェニングス。『Sing: Thriller(原題)』は、ハロウィン時期に合わせた内容の11分の短編アニメ。『SING/シング』のキャストのマシュー・マコノヒー(バスター・ムーン)、スカーレット・ヨハンソン(アッシュ)、ニック・クロール(グンター)、トリー・ケリー(ミーナ)、タロン・エジャトン(ジョニー)、ガース・ジェニングス(ミス・クローリー)が出演するという。ニュー・ムーン劇場でマイケル・ジャクソンの大ヒット曲「スリラー」を披露した後、バスター・ムーンと「SING」のキャストたちはクレイ・キャロウェイが開催するハロウィンパーティーへと向かう。そこで彼らが目にしたのは、ミステリアスで色とりどりの液体によって、ダンシング・フリークに変身したクレイやゲストたちの姿だった…というストーリー。映画ファンは「ポスターがすでに最高」「『SING』の作品ならなんでも観たい!」「マイケル・ジャクソン!」「スリルを味わうのが楽しみ」などの期待の声を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。© Universal Studios.
2024年10月16日マイケル・ベイが、ウィル・スミス主演のNetflix映画『Fast and Loose(原題)』の監督候補として最終交渉を行っているという。「Deadline」が報じた。『Fast and Loose』は、記憶喪失の状態でメキシコのティフアナで目を覚ました男が主人公のアクション映画。男は自分の正体を探るために過去の記憶の断片をたどっていくと、自分に犯罪王とCIAの潜入捜査官の2つの顔があったことを知り…。マイケル・ベイとウィル・スミスは、1995年の『バッドボーイズ』で監督&主演俳優として組み、それぞれが大ブレイク。2003年に続編『バッドボーイズ2バッド』で再タッグを組んだ。2020年の第3弾『バッドボーイズ フォー・ライフ』、2024年の第4弾『バッドボーイズ RIDE OR DIE』では監督はアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーのコンビに交代となったが、マイケル・ベイはどちらの作品にもカメオ出演を果たしている。長年ウィル・スミスが企画を温めてきた『Fast and Loose』は、当初『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がメガホンを取る予定と報じられていたが、今年公開された『フォールガイ』の監督に専念するため離脱。プロデューサーとして今作に関わる模様。映画ファンは「ウィル・スミス×マイケル・ベイのコンビは映画ファンをがっかりさせない」「マイケル・ベイが監督する作品ならどんなものでも歓迎」「これは絶対必要な映画だ」「2人で『バッドボーイズ5』を作ってくれてもいいよ」「まさにマイケル・ベイ向きの映画」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:バッドボーイズ RIDE OR DIE 2024年6月21日より全国にて公開
2024年10月08日マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)から、2024年秋冬の新作ハンドバッグ「スカーレット(SCARLETT)」が登場。2024年9月25日(水)より発売される。シアリング素材のハンドバッグ「スカーレット」2024年春夏シーズンより登場した「スカーレット」は、実用的なスクエアフォルムと、機能性にも優れ日常使いしやすいハンドバッグ。今回登場する「スカーレット」では、シアリングが目を惹く秋冬らしいデザインにアップデートした。バッグの中には、ジッパー付き内ポケットを備えているので、小物類を収納するのにも最適。カラーは、ブラックとキャメル×ナチュラルの2種類を用意し、全面をシアリングで仕上げたエクストラスモールサイズと、柔らかなスエード素材にシアリングのトリミングを施したミディアムの2サイズを取り揃える。取り外し可能なストラップ付きなので、ハンドバッグとしてもクロスボディとしても使用できるのがポイント。シーンや好みにあわせて、多様なスタイルを楽しむことができる。【詳細】マイケル・コース「スカーレット」発売日:2024年9月25日(水)販売店舗:マイケル・コース店舗、オンラインストア価格:・シアリング サッチェル ミディアム 各63,800円・シアリング クロスボディ エクストラスモール 各53,900円【問い合わせ先】マイケル・コース カスタマーサービスTEL:03-5772-4611
2024年09月28日イギリスのみならず世界で活躍するレジェンド、マイケル・ケインが俳優人生のフィナーレとして選んだ作品、『2度目のはなればなれ』が10月11日(金)に全国公開される。2014年に「ノルマンディー上陸作戦の70年記念式典」が開催された時、世界中で話題となった、ある退役軍人の行動を描いている感動作だ。『2度目のはなればなれ』物語の主人公はバーニー・ジョーダン。19歳の時にノルマンディー上陸作戦(Dデイ)で戦った、89歳の退役軍人だ。そのバーニーが「ノルマンディー上陸作戦70年記念式典」を前に、愛妻レネと暮らすケアホームから失踪し、騒ぎとなった。捜索にあたった警察が、彼はどうやら、こっそりホームを抜け出し、ひとりでフェリーに乗り、ドーバーを越え、式典が行われるノルマンディーを目指したらしいと突き止め、Twitterで戦争映画の名作になぞらえて「#TheGreatEscaper(大脱走者)」とハッシュタグをつけて発信した。それが、“Dデイ70年”の格好のトピックとして、マスコミでも派手に取り上げられ、話題になった。なぜバーニーは、70年も経ったこの時に、ひとりでノルマンディーへ向かったのか? 妻のレネは、それをどう受けとめた?ふたりにとっては、戦争で引き離されたのが”最初のはなればなれ”だった。そして”2度目のはなればなれ”が、このバーニーのノルマンディーへの旅。映画は、旅の途中で起きるできごとと、大戦時の回想、若き日のレネとの恋を並行して描く。退役後、社会に貢献しながら健やかに暮らす日々のなかで、彼が忘れられなかったDデイのトラウマを炙りだしていく。そのバーニーを演じたのが、俳優歴70年、2度のオスカーのほか、数々の賞に輝いている、マイケル・ケインだ。ケインは、下積み生活を経て、『ズールー戦争』(1964)で映画初主演。『アルフィー』(1966)でつき合う相手をつぎつぎと乗り換えるプレイボーイを演じ、スターダムに駆け上がった。ローレンス・オリヴィエと共演したミステリー『探偵スルース』(1972)、ショーン・コネリーと共演した『王になろうとした男』(1975)ほか、スパイ映画、戦争映画、歴史ものなどに幅広く出演し、クールな演技で存在感をみせた。ウディ・アレンの『ハンナとその姉妹』(1986)では、妻の妹に魅せられ浮気をしてしまう中年男役で米アカデミー助演男優賞を受賞。『サイダーハウス・ルール』(1999)でも同賞を受賞している。最近では、クリストファー・ノーランが監督した『ダークナイト』などのバッドマンシリーズで、ブルース・ウェインの執事役を渋く演じているが、まさに名優という名にふさわしいキャリアの持ち主だ。レネ役は、ケインとは『愛と哀しみのエリザベス』以来、50年ぶりの夫婦役となるグレンダ・ジャクソン。彼女も『恋する女たち』(1969年)と『ウィークエンド・ラブ』(1973)で2度もオスカーに輝いている。50歳半ばにして政界入りを果たすなど才気に満ちた活躍をし、80歳になるときに女優を再開したが、この映画の公開前、2023年6月15日にこの世を去っている。そんな、レジェンド俳優ふたりが、惜しみもなく放出する“エスプリの利いた演技”と“ウィットに富む会話”は、ともすると重たくなってしまうこの映画のテーマを、決して湿っぽくさせない。むしろ、ものすごくオシャレな愛の物語に仕上がっているのだ。どちらかというと、シニカルな役が多く、今回のような感動作とはイメージが少しちがうマイケル・ケインだが、脚本を読んで、心を動かされ、本作の出演を決めたという。特に、記念式典に向かうバーニーがドイツの退役軍人グループと遭遇し、交流するシーン。あるバーで、静かに飲んでいた元ドイツ兵の彼らは、式典に参加するわけではないが、秘めた思いを胸に、ひっそりとノルマンディーにやって来ていたのだ。1944年6月6日、いわゆるDデイの死者は連合軍と防戦するドイツ軍をあわせて10万人をこえたという。『プライベート・ライアン』、『史上最大の作戦』、これまでハリウッド映画では何度も熾烈を極めた戦いが描かれてきたノルマンディー上陸作戦だけれど、敵でも、悪人でもなく、ドイツ兵も同じ犠牲者だったのでは、と描かれているこの作品は、きわめて珍しいのでは、と思う。あれから80年。対戦相手のことも思いやるために、それだけの時間がかかったのだ。と、そのことにも深い感銘を受ける作品だ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2023 Pathe Movies. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年09月23日マイケル・B・ジョーダンが、Amazon MGMスタジオのリメイク版『華麗なる賭け』で監督・主演・製作を務めることが分かった。脚本は『フォールガイ』のドリュー・ピアース。「The Wrap」が報じた。本作は、1968年公開作『華麗なる賭け(原題はトーマス・クラウン・アフェアー)』のリメイクで、大富豪でかつ強盗犯のトーマス・クラウンの物語。クラウン役を演じたスティーブ・マックイーンの代表作の一つとなった。1999年にも同じ原題でピアース・ブロスナン主演でリメイクされている。ある日、銀行強盗で大金を手にしたトーマス。警察から調査を依頼された保険調査員のヴィッキー(フェイ・ダナウェイ)は彼を黒幕だと見抜いて接近するが、2人は恋に落ちていく。2023年に自身が主演を務める『クリード 過去の逆襲』で監督デビューを果たしたマイケル・B・ジョーダンは、同作でもMGMとタッグを組んでおり、今作で再び手を取り合う。映画ファンは「マイケルが、スティーブやピアースに匹敵するトーマスを演じてくれますように。ヒロインを演じるのは誰だろう。楽しみ」「クラシックな物語に挑戦するマイケル。期待しているよ」「映画製作者としての彼を信じています」「大好きな作品なのでリメイクは注意深く頼みます」などの声を寄せている。(賀来比呂美)
2024年09月12日『ビートルジュース ビートルジュース』のマイケル・キートン(73)が、本名は「マイケル・ダグラス」であることを「People」誌に明かした。1970年代、映画俳優組合に加入しようとしたところ、すでにほかのマイケル・ダグラス(『ウォール街』『ウォール・ストリート』)やマイク・ダグラス(トーク番組の司会)が登録していたため、芸名をつけざるを得なかったのだという。実は、マイケル・キートンは名前への思い入れが強いのか、90年代からいままでこの話を何回かしている。今回は今後、本名と芸名を組み合わせたハイブリッドネーム「マイケル・キートン・ダグラス」を使っていきたいと希望を語った。実際に、2023年の自身の主演・監督作『Knox Goes Away(原題)』でその名前をクレジットに入れる予定だったというが、「そのために必要な時間をスタッフに与えるのを忘れてしまった」という“うっかりエピソード”も披露。しかし、いつかは「マイケル・キートン・ダグラス」の名前を見られることを約束した。なお、『ビートルジュース ビートルジュース』にはマイケル・キートンの名でクレジットされている。ファンは「若い世代は知らなかったかもしれないね」「マイケルのインスタのアカウントは『マイケルキートンダグラス』になっているよ!」「私にとって、彼は永遠にマイケル・キートンだ。たとえダグラスがついても」とXで反応している。(賀来比呂美)■関連作品:ビートルジュース ビートルジュース 2024年9月27日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年09月05日マイケル・コース(MICHAEL KORS)の2024-25年秋冬コレクションから、新作バッグ「マンハッタ(MANHATTA)」が登場。2024年8月末より、マイケル・コース 銀座店にて発売される。ニューヨーク・マンハッタンが着想源の秋冬バッグ「マンハッタ」はその名の通り、アメリカ・ニューヨークの中心街“マンハッタン”に着想を得た新作バッグ。ブランド名のマイケルとマンハッタンの“M”を表現した、スリムかつ洗練されたフォルムが特徴だ。またバッグを横にすると、コースの“K”にも見えるようになるのが面白い。素材には、イタリア製のなめらかな牛革を採用。イタリアン・スエードによる繊細なライニングとトリムを備え、ディテールまでこだわり抜いたデザインに仕上げた。シルバーのチェーンストラップ付きで、カジュアルなデイタイムから、煌めくイブニングシーンまで多彩に活躍してくれそうだ。【詳細】「マンハッタ」326,700円発売時期:2024年8月末店舗:マイケル・コース 銀座店サイズ:H14×W21×D5cm素材:牛革【問い合わせ先】マイケル・コース カスタマーサービスTEL:03-5772-4611
2024年08月29日映画『Michael(原題)』が、2025年に公開される。マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』映画『Michael(原題)』は、“キング・オブ・ポップ”の異名でも知られるマイケル・ジャクソンの栄光や悲劇を描く伝記映画。マイケル・ジャクソンの公私にわたる葛藤や非難、メディアに注目され続けた日々を織り交ぜながら、彼の聡明でかつ複雑な人物像を忠実に表現していく。マイケル役は実の甥ジャファー・ジャクソン主演を務めるのは、マイケル・ジャクソンの実の甥、ジャファー・ジャクソン。音楽グループ「ジャクソン5」のメンバーとしても活動していたマイケル・ジャクソンの兄、ジャーメイン・ジャクソンの息子だ。本作のファーストルックでは、1992年から1993年にかけて開催された「デンジャラス・ワールド・ツアー」にて楽曲「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを披露するマイケル・ジャクソンを再現した。そのほかにも、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーといった俳優たちが参加する。監督はアントワーン・フークア監督を務めるのは、映画『トレーニング デイ』や『イコライザー』などで知られるアントワーン・フークア。また、『ボヘミアン・ラプソディ』などの名作を手掛けてきたグレアム・キングが製作を務める。【詳細】映画『Michael(原題)』公開時期:2025年監督:アントワーン・フークア脚本:ジョン・ローガン製作:グレアム・キング出演:ジャファー・ジャクソン、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアー配給:キノフィルムズ
2024年07月21日マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』(原題)が、キノフィルムズの配給で2025年に公開されることが決定した。史上最も売れたアルバム『スリラー』を生み出し、数々の偉業とともに語り継がれる「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソン。その音楽は今も世界中で新たなファンを獲得している。本作は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を、観客の心を揺さぶる誠実な描写で描く。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも、24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映し出す。『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督がメガホンを取り、国内興収135億円の大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたアカデミー賞受賞のグレアム・キング/GKフィルムズが製作を務める。脚本は、3度アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガンが担当。そして主演には、マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが抜擢された。公開されたファーストルックは、『デンジャラス・ワールド・ツアー』(1992~93年) における「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを再現したもので、音楽映画のアイコンにふさわしいビジュアルとなっている。また、その他のキャストにはアカデミー賞ノミネートのコールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーらが主要な役どころで出演するほか、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルを演じる。<監督・プロデューサー・配給 コメント>■アントワーン・フークア(監督)この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう。■グレアム・キング(プロデューサー)日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われた『Bad World Tour』です。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました。キノフィルムズという素晴らしいパートナーを得て感激しています。■木下直哉(国内配給キノフィルムズ、木下グループ代表取締役社長兼グループ CEO)映画『Michael』(原題)の配給に携わる事が出来、大変名誉に思います。先日、フッテージ映像を拝見し、興奮が収まりませんでした。マイケルの人気は衰えることなく、彼の人生を描いたこの作品は、日本の観客に受け入れられると確信しております。<作品情報>『Michael』(原題)2025年 公開
2024年07月18日『ボヘミアン・ラプソディ』の製作陣と『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督によるマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』(原題)が2025年に日本公開決定。主演はマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが務める。史上最も売れたアルバム「スリラー」を生み出し、語り継がれる“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。マイケル・ジャクソン Photo by Kevin Mazur/WireImageトニー賞を受賞した大ヒットミュージカル「MJ the Musical」は今年で3年目を迎え、ブロードウェイでもソールドアウトが続出するなか、現在北米ツアー中。英・ロンドンのウェストエンドで今年3月にオープンし、今年後半にはドイツのハンブルク、2025年にはオーストラリアで上演される予定。また、シルク・ドゥ・ソレイユがプロデュースするライブ・ステージ「Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour」と「Michael Jackson ONE」は、それぞれ歴代ツアー・ショーのトップ10とラスベガスのトップ・アトラクションに。その音楽は既存のファンのみだけでなく、世界中で新たなファンを獲得している。そして日本でも興行収入50億円を超える大ヒットを記録し、全世界で最も興行収入を上げたライブ・ドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』から16年。いまなお世代を超えて生き続けるキング・オブ・ポップの物語が劇場映画となる。マイケル・ジャクソン Photo by Phil Walter/Getty Images本作『Michael』(原題)は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を誠実に描写。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から、公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映し出す。さらに超豪華映画製作陣が、マイケルの紛れもないクリエイティブな才能を捉え、彼の最も記憶に残る象徴的なパフォーマンスを再現。観客は、これまで世界が知ることのなかった、最も影響力のある、先駆的なアーティストの内面を体験することになる。『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督がメガホンを取り、国内興収135億円の大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたアカデミー賞受賞のグレアム・キング/GKフィルムズと、マイケル・ジャクソン財団のジョン・ブランカとジョン・マクレインが製作。脚本は3度アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガンが担当する。そして主演にはマイケルの実の甥ジャファー・ジャクソンを抜擢。今回解禁となったファーストルック(画像)は「デンジャラス・ワールド・ツアー」(92~93年)における「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを再現したアイコニックなビジュアルとなっている。また、そのほかのキャストにはアカデミー賞ノミネートのコールマン・ドミンゴをはじめ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーらが主要な役どころで出演するほか、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルを演じる。フークア監督は、「この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう」とコメント。プロデューサーのグレアム・キングは「日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われたBad World Tourです。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました」と語っている。先日、無事にクランクアップを迎え、現在編集中。北米はLionsgate、その他の地域はUniversal Pictures Internationalが配給を担当する。映画『Michael』(原題)は2025年、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年07月18日マイケル・クライトンとジェームズ・パターソンが書いた『Eruption』の映画化を、ソニー・ピクチャーズが手がけることになった。複数のスタジオとの競売の結果、7桁台の金額でソニーが手にしたとのことだ。原作は、クライトンが2008年に亡くなるまで20年を費やしていたものを、クライトンの妻がベストセラー小説家パターソンに渡し、彼が完成。ハワイ島の火山が大爆発し、その裏で米軍が長い間秘密を隠していたことがわかるというストーリーだ。監督にはドキュメンタリー出身のコンビ、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チンが決まっている。主演にはキアヌ・リーヴスの名前が挙がっているというが、決定してはいない。クライトンの小説は多数映画化されている。今月公開を控える『ツイスターズ』も、そのひとつ。また、新たな『ジュラシック・ワールド』の製作も始まっている。文=猿渡由紀
2024年07月11日『ヒート』『コラテラル』のマイケル・マン監督が長年にわたって追い続けてきた念願のプロジェクト『フェラーリ』がついに完成した。彼は約30年前からこの物語を描くべく奔走してきたという。なぜ、マン監督はこの題材に惹かれたのだろうか? 監督に話を聞いた。自動車に興味がない人も本作のタイトルを一度は目にしたことがあるのではないだろうか? フェラーリはイタリアの自動車メーカーで、世界中の自動車ファンを魅了し続けている。本作はそんなフェラーリの創業者エンツォ・フェラーリが登場する作品だ。しかし、本作は単純な伝記映画でも、エンツォ・フェラーリだけが主人公の映画でもない。舞台は1957年。59歳になったエンツォは、前年に愛する息子ディーノを病で失い、妻であり、共に自動車会社を立ち上げたラウラと緊張状態が続いている。一方で彼は妻ラウラに隠れて別の女性リナ・ラルディとの間に息子をもうけており、エンツォはふたつの家を行き来している。そんな折、フェラーリ社は業績不振によって経営危機を迎え、買収の話も持ちかけられる状態に。私生活にも経営にも行き詰まったエンツォ、夫婦仲は冷め切っている上に夫に別の家庭があることをまだ知らないラウラ、そしてエンツォとの間に生まれた息子の姓を“フェラーリ”にするか自身の姓“ラルディ”にするか迫るリナ。登場人物たちの想いと不満が沸騰していく中、エンツォは事態を打開するべくイタリア全土を横断する公道レース“ミッレミリア”への出場を決める。本作は約30年前にエンツォ・フェラーリの伝記本をベースに脚本づくりがはじまった。しかし、マン監督はこの映画でエンツォとラウラの“ふたりのフェラーリ”を対等な主人公として置き、そこにリナ・ラルディのドラマを絡めた。「エンツォ、ラウラ、リナの関係性は本当にユニークなものです。息子を失ったことでエンツォとラウラの関係はよりドラマティックなものになっていきます。エンツォは妻につらくあたることがある一方で、とても献身的になったりもしました。ラウラは夫に裏切られたと感じていて、息子を失った悲しみとトラウマから抜け出せていません。そしてふたりが共同で立ち上げたフェラーリ社が危機に陥った時、会社をどうすれば良いのか、どうすれば救えるのか知っていたのは、実は妻ラウラの方だったんです。つまり、ふたりは“共に生きる”こともできなければ、“相手なしに生きる”こともできない関係になっています。私たちがよく観る映画やドラマは人間関係や対立がシンメトリー(左右対称)に設定されていて、最後にはスッキリとした解決が描かれますよね? しかし、エンツォとラウラは物語よりもずっと複雑な関係でした。ある時、ラウラが足を滑らせて運河に落ちたのですが、そばにいた人が溺れた彼女を助けたそうです。その話を聞いたエンツォは思わず『なんで助けたんだ』と言ったそうです(笑)。しかし、同じ年にフェラーリ社の幹部や従業員たちが、工場運営に干渉してくるラウラに対して抗議したところ、エンツォはその従業員たちすべてを即座に解雇したそうです。エンツォとラウラは緊張関係にある。でもふたりの気持ちは連帯している。このふたつは矛盾しない。ふたりの関係を分析する中で、私はこのカップルの関係性の複雑さに魅了されたのです」これまでのマン監督作品の多くで、ふたりの人物が時に対立し、時に行動を共にする姿が描かれてきた。『ヒート』ではアル・パチーノ演じる警官と、ロバート・デ・ニーロ演じる強盗団のリーダーの対立が描かれた。『コラテラル』では冷酷な殺し屋と、平凡なタクシー運転手が行動を共にし、両者の関係が変化していった。本作では熾烈な銃撃戦が描かれるわけでも、男たちのドラマが描かれるわけでもないが、これまでのマイケル・マン映画の要素がさらに複雑に、さらに凝縮されて描かれる。なぜ、監督は劇中にオペラを登場させたのか?さらにマン監督は本作で、登場人物たちの過去と現在、対立と連帯、私生活と会社の命運、迫力のレースシーンのすべてをたった1年ー1957年ーのドラマに凝縮させた。圧巻なのは、劇中でエンツォがオペラハウスに足を運ぶシーンだ。ここでは舞台上で展開される歌唱に乗せて、エンツォ、ラウラ、リナなど複数の登場人物の過去と現在が並行して描かれる。幸福な時間も、苦しみも、怒りも喜びも、不条理な出来事もすべてが混ざり合っている本作を象徴するシーンだ。「そう言ってもらえるのはうれしいです。あのシークエンスでは回想(フラッシュバック)が描かれますが、観客にデータを伝えるようなものではなく、彼らの感情を描くフラッシュバックになっています。本作で描かれるエンツォの苦々しさ、不誠実さ、彼の人生の二面性をまず描き、エンツォとラウラが息子を失ったことを悼み、双方に敵対心や皮肉めいた感情を抱いていることを描いた上で、そのカウンターとして“エンツォとラウラの関係がはじまった頃”を描きました。まだ小さな家で暮らしている若い夫婦には喜びがあった。私がここで描きたかったのは過去の出来事ではなく、かつてあった感情や感覚なのです。実は私はこれまでオペラをたくさん聞いてきたわけではありません。しかし、オペラについて考える中で私が思ったのは、オペラで表現される感情は“テクニカラー”だということです。オペラでは日常よりも感情が少し誇張されて描かれ、観客は感情の波に身をまかせながら楽しむことで、その波が観客の記憶や回想を誘発するわけです。そう理解した時、あの一連のシークエンスでオペラを使おうと思いました。オペラの楽曲が流れ、登場人物たちがその波にのみこまれる時、彼らは意識しないままに不随意に何かを思い出したり、過去の記憶にアクセスするようになるのです」エンツォ・フェラーリは“死”に囲まれながら生きてきたマイケル・マン監督危険なレースも、ライバル社との駆け引きも、夫婦間の闘争、不貞、後悔もすべてが同じ場所で、圧縮されて描き出される。マン監督は「もし時間ができたら、この映画の舞台になっているモデナに足を運んでもらいたいです」と笑顔を見せる。モデナはイタリアの都市で、フェラーリの本拠地。本作の舞台になった街だ。「いま私が暮らしているシカゴや、東京、ニューヨークなど、世界には大都市がたくさんありますが、そういう大都市を圧縮したのがモデナなんです。この街にはフェラーリがあり、ライバルのマセラティがあり、ルチアーノ・パヴァロッティが出てきたオペラハウスがあり、世界で最高のレストランが並んでいます。すべての要素がまとまっていて、圧縮された街なんです。それにモデナの最大の特徴は墓地の多さでしょう。そこにはレースで亡くなったドライバーたちや戦争で亡くなった者たちの墓があり、50メートルごとに教会が建っている。モデナにいると死を感じずにはいられない。モデナは"死に囲まれた”街なのです」本作でエンツォは、これまでのマイケル・マン映画のように銃撃戦を繰り広げたりはしない。彼はずっと昔にレーサーを引退した自動車メーカーの経営者だ。しかし、映画『フェラーリ』はマイケル・マン映画史上、最も濃厚に“死”を感じる。「エンツォは身近な人間の死を経験し続ける人生だったと思います。同じ年に父親を病気で、兄を戦争で失い、仲間や知り合いのドライバーたちも命を落とし、自分の息子も病で亡くなっています。だから彼は毎日、霊廟を訪れますし、劇中で名前の出てくるカンパーリとボルザキーニ(ジュゼッペ・カンパーリとバコーニン・ボルザキーニは、1933年にモンツァ・サーキットで開催されたグランプリ・ディ・ミラノで命を落とした)の墓もフェラーリ家の霊廟から歩いていける場所にあります。エンツォは、モデナで死に囲まれながら生きてきました。そこは死というものを感じずにはいられない街なのです。しかし、彼自身は死に囚われない人物でした。彼はいつも次のレースは、次の自動車は、次のイノベーションは何なのか? それだけを考えて生きてきたのです」死に囲まれ、私生活でも仕事でも窮地に立たされ、しかし前進することをやめないエンツォと、彼と共に歩むことも、彼と離れることもできない複雑な関係の女性ラウラ。映画『フェラーリ』はこの上ない緊張感と、観るほどに魅了される複雑さをそなえた作品だ。「誰であっても人生は複雑なものです。映画のようにシンプルなものではない。それこそがこの映画の核心だと私は思います」『フェラーリ』7月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー(C)2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年07月01日侯孝賢プロデュースの台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』より新たな場面写真が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)と父(リウ・グァンティン)が厳しい現実と向き合うことになる本作。門脇麦が経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイを演じ、初の台湾映画出演を果たしている。この度6月16日の父の日を記念して解禁されたのは、リャオジエとタイライの仲睦まじい父子ショット。台北郊外で自分たちの店と家を手に入れるため、レストランで給仕長を務めるタイライの給料をコツコツと貯めながら倹約生活を続ける2人。世の中がバブル景気に湧き投資ブームで一夜にして大金を手にするものが続出していた時代、株をやって一攫千金を目指したいというリャオジエを尻目にタイライはそれには目もくれず、自分のペースでコツコツと倹約生活を続けていた。この度解禁となった画像は、夢である理髪店を開くため、父子で洗髪やマッサージの練習をしたり、リャオジエがタイライの身長を測ってあげているショット。さらに、弟の結婚式に出るため、リャオジエの服を手作りでこしらえ試着しているシーン。そして弟の結婚式の後、めでたい席で思わず飲み過ぎてしまい酔っ払ったタイライがトイレで嘔吐してしまった際、タイライの叔父が株で儲け、家の頭金を貸してくれることになったことを聞き大はしゃぎするリャオジエとそれを優しく見つめるタイライ。さらに、“腹黒いキツネ”との出会いで父との意見の相違が度々起こるようになったリャオジエ。父子喧嘩をしてしまった際に、家を出て薄暗い中ベンチで佇むリャオジエを迎えに来たタイライなど、早くに母を亡くしたリャオジエを愛情たっぷりに育てている様子が伺える。こんなに仲の良い2人だが、11歳という多感な年頃のリャオジエには世の中の不平等に不満や疑問が湧き立っている中、父とは真逆の大人である“腹黒いキツネ”と地元で恐れられている地主のシャと出会い、他人を蹴落とし自らの利益のために生きるシャの生き方に大きく影響を受けていく…。誠実で優しい父親タイライと、父と真逆の大人と出会い激しく影響される11歳の少年リャオジエに待ち受けるのは…?父子のその後に思いを馳せたくなる場面写真となっている。『オールド・フォックス 11歳の選択』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オールド・フォックス 11歳の選択 2024年6月14日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年06月16日マイケル・ケイン主演『2度目のはなればなれ』(原題:The Great Escaper)が10月11日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。2014年夏。イギリス・ブライトンの老人ホームで寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦バーナード(マイケル・ケイン)とレネ(グレンダ・ジャクソン)のある行動が世界中の大ニュースとなった。ひとりバーナードはフランスのノルマンディへ旅立つ。彼が行方不明になったという警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、世界中で話題になったのだ。ふたりが離れ離れになるのは、人生で2度目。決して離れないと誓った男がどうしてもはなればなれにならなければならなかった理由とは…。必ず戻ってくると信じる妻の真実の想いとは…。マイケル・ケイン Photo by Gisela Schober/Getty Images本作は89歳の退役軍人が6月ノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するため、老人ホームを抜け出した実話を基にした作品。『ハンナとその姉妹』(87)『サイダーハウス・ルール』(00)で2度のオスカー受賞したマイケル・ケインが主演を務め、本作で引退することを表明している。共演には、『恋する女たち』(69)『ウィークエンド・ラブ』(74)で2度のオスカーを受賞したグレンダ・ジャクソン。全英公開を控えた去年2023年6月15日、87歳でこの世を去り、輝かしい女優人生に幕を閉じた。2度のオスカー受賞という名優2人が『愛と哀しみのエリザベス(原題:THE ROMANTIC ENGLISH WOMAN)』(75)以来、50年ぶり2度目の競演にして、2度目の夫婦役を演じ話題になり、本国イギリスで10億超えの大ヒットを記録した。この度到着したポスタービジュアルには、“もし、またどこかに行くことがあれば、私もいっしょにいくわ…。”とメッセージが添えられ、バーナードとレネの2人が寄り添う姿が描かれている。バーナードの胸元には、かつて1度はればなれになった2人の波乱の過去が垣間見えるいくつもの勲章が。2人の“2度目のはなればなれ”で起こる出来事と感動に期待が膨らむビジュアルとなっている。『2度目のはなればなれ』は10月11日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月15日俊英・シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』よりメイキング映像が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子を描く本作。この度解禁されたのは、11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)の優しき父親リャオ・タイライ役を演じたリウ・グァンティンの役作りの様子を捉えたメイキング映像。本作で、タイライは趣味でサックスを夜な夜な吹いているというシーンが出てくるのだが、サックス奏者の役というわけでもないのにリウ・グァンティンは役作りのため半年前から毎週マンツーマンのレッスンを続けていた。メイキング映像では、先生とマネージャーから毎週進歩が早いですと褒められると、「(マネージャーに)どうせ最後の方のレッスンしか知らないんでしょ」とこれまでの苦労を思い出したのか思わず苦笑い。すると「始めた時を記録している」と言われ、初期の頃からちゃんとチェックされていたことを知ると、先生に「先生ありがとうございます。いつかソロリサイタルを開くよ。冗談だよ(笑)」と笑顔でジョークを言う姿も。グァンティンの真面目でお茶目な人柄が伝わってくる映像となっている。グァンティン演じるタイライは、レストランの給仕長の仕事をしながら幼い息子と慎ましやかな生活を送り、いつか自分たちの家を買い、亡き妻の夢だった理髪店を開くという夢を持つ。独学で散髪の練習をしたり、リャオジエの訪問着を手作りで拵えたりしていたので、グァンティンの役作りの苦労は多岐にわたっていた。グァンティンは「僕たちが生きている現代とは全く違う時代の人なので彼に近づけるよう哲学や内面の思考について書かれた本を読みました。大変だったのはミシンです。器用ではないので、足踏みミシンには苦労しました。あとはサックスも半年ほど練習しましたね。他には、当時のことを知るために、昔の時代を背景にした映画をいくつか観ました」と語っている。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オールド・フォックス 11歳の選択 2024年6月14日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年06月02日台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』の本編映像が公開された。『オールド・フォックス 11歳の選択』は、『黒衣の刺客』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、昨年10月には引退を発表した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品の助監督を務めてきたシャオ・ヤーチュエン監督による最新作。これまでシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めているが、本作が最後のプロデュース作となる。第60回台北金馬映画祭で監督賞、最優秀助演男優賞(アキオ・チェン)、最優秀映画音楽賞、衣装デザイン賞の4冠を達成。先日発表された2024台北電影奨では、本作が10部門にノミネートされるなど話題となっている。このたび公開されたのは、心優しい父と慎ましやかな生活を送っていた11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)が、自身の住むアパートの大家である“腹黒いキツネ”と呼ばれるシャ(アキオ・チェン)の家に遊びに来たシーン。地元の有力者で周りからは恐れられているシャだが、まだリャオジエには彼の怖さは通用しない。シャは幼い頃の自分とリャオジエを重ね、世の中の不平等に憤るリャオジエに世の不条理、生きることの厳しさを教えるのだった。リャオジエは父とともに店付きの家を買うことを夢見ていて、シャに家を売って欲しいと食い下がるが、シャはそれはリャオジエではなく父親の問題だと突き放す。そこでシャが幼いリャオジエに教えたのは「人の同情を断ち切る3つの方法」だった。「ステップは3つ。1つ、氷水を飲む。2つ、目を閉じる。3つ、“知ったこっちゃない”と思え」と語るシャの言葉を、リャオジエはただ一点を見つめながら黙って聞いていた。この出会いが彼にどんな選択を迫ることになるのか、本編への期待が高まる内容となっている。映画『オールド・フォックス 11歳の選択』本編映像<作品情報>『オールド・フォックス 11歳の選択』6月14日(金) 公開公式サイト: BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年05月30日「ちいかわ」と、Jリーグ2024シーズン「J1全20クラブ」がコラボレーション。コラボレーション限定グッズが発売されるほか、限定イベントも順次開催される。「ちいかわ」と「Jリーグ」がコラボレーション!「ちいかわ」は、イラストレーターのナガノによる、“ゆるかわ”な絵柄とほのぼのとしたストーリーで人気を集めるキャラクター。そんな「ちいかわ」が、明治安田J1リーグ20クラブとコラボレーションし、サッカー界を盛り上げる。“J1全20クラブ”のユニフォームを纏った「ちいかわ」グッズ注目したいのは、コラボレーション限定の描きおろしデザインを使用したオリジナルグッズ。「J1全20クラブ」のユニフォームを纏ってプレーする「プレーVer.」と、コラボレーション限定のユニフォームを着ながらサッカー観戦を楽しむ「応援Ver.」の2種類の「ちいかわ」グッズが登場する。ちいかわ・ハチワレ・うさぎといったお馴染みのキャラクターが「Jリーグ」を応援する限定グッズはファン必見。アイテムの詳細は後日発表される予定なので、情報解禁を楽しみに待ちたい。国立競技場で限定イベントもまたコラボレーションを記念して、国立競技場にて特別イベントを開催。2024年8月24日(土)の「横浜F・マリノス×セレッソ大阪」戦で、ウォーミングアップとハーフタイムに「ちいかわ」たちが登場するイベントを実施する。“コラボ限定タンブラー付き”「ちいかわ×Jリーグ応援シート」会場では、コラボレーション限定グッズの一部を発売するほか、「ちいかわ×Jリーグ」のフォトスポットも設置。さらに、「THE国立DAY×ちいかわ」限定デザインのタンブラーの特典が付いた「ちいかわ×Jリーグ応援シート」も数量限定で発売される。【詳細】「ちいかわ」×「J1全20クラブ」■コラボレーショングッズEC販売:2024年7月下旬予定スタジアム販売:9月中旬~一部J1クラブのホームスタジアムにて※8月24日(土)の国立競技場でのコラボレーションイベントでも販売■コラボレーションイベント対象試合:「横浜F・マリノス×セレッソ大阪」会場:国立競技場内容:ウォーミングアップ開始前とハーフタイムにちいかわたちがスタジアムに登場予定展示:「ちいかわ×Jリーグフォトスポット」を国立競技場内外に設置予定■「ちいかわ×Jリーグ応援シート」チケット販売日時:・優先販売 6月2日(日) 12:00~順次・一般販売 6月6日(木) 12:00~標準価格:5,500円観客席:メインスタンド3層特典:THE国立DAY×ちいかわ オリジナルタンブラー※「ちいかわ×Jリーグ応援シート」チケットはなくなり次第終了(C)nagano / chiikawa committee (C)J.LEAGUE
2024年05月25日シャネル(CHANEL)の腕時計「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」から、新作ウォッチが登場。「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」マットなブラック&ホワイトの新作2022年に誕生した「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」は、シャネルが開発した、初の自社製フライング トゥールビヨンムーブメント「キャリバー 5」を搭載した腕時計。時計の裏側には、メゾンのオートオルロジュリーの証として、ライオンのモチーフがあしらわれている。回転しながらリズムを刻む、煌めくダイヤモンドそんな「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」の新作ウォッチでは、マットな質感のブラック セラミックとホワイト セラミックを揃えた2種類を展開する。ダイヤルから姿を覗かせるフライング トゥールビヨンの中央には、1粒のダイヤモンドをセット。重量と輝きのバランスを最大限に考慮した0.18カラットのダイヤモンドは、煌めきながら回転し、心地の良いリズムを刻んでいく。パワーリザーブ42時間「キャリバー 5」搭載サファイアクリスタル製のケースバックからは、シャネルの自社製手巻きフライングトゥールビヨン ムーブメント「キャリバー 5」の精巧な動きを眺めることが可能。42時間のパワーリザーブを誇る。詳細「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」新作腕時計発売日:2024年4月9日(火)アイテム:・J12 ダイヤモンド トゥールビヨン(高耐性マットブラック セラミック) 17,820,000円・J12 ダイヤモンド トゥールビヨン(高耐性ホワイト セラミック) 17,820,000円<マットブラック セラミック 仕様例>ケース径:38mm・高耐性マットブラック セラミックケース・サファイアクリスタル ケースバック・ブラックコーティングを施した SS ベゼルにバゲットパターンのマットブラック セラミック・マットブラック セラミック オープンワークダイヤル・トゥールビヨンキャリッジに特別なカットを施した 1 ソリテール ダイヤモンド(~0.18ct)・ブラックコーティングを施した SS リュウズにマットブラック セラミックカボション・高耐性ホワイト セラミックブレスレットにSS 3重折り畳み式バックル・ダイヤモンド計トゥールビヨンキャリッジに 1 ダイヤモンド(~0.18ct)■ムーブメント仕様自社製手巻きフライングトゥールビヨン ムーブメント「キャリバー 5」パワーリザーブ:42時間機能:時・分・フライングトゥールビヨン防水性:50mパーツ数:172(29 石)振動数:28,800 振動(4Hz)耐震装置付テンプ、可変慣性モーメント式テンプムーブメント径:28.40mm(厚さ 6.25mm)<ホワイト セラミック 仕様例>ケース径:38mm・高耐性ホワイト セラミックケース・サファイアクリスタル ケースバック・SS ベゼルにバゲットパターンのホワイト セラミック・ホワイト セラミック オープンワークダイヤル・トゥールビヨンキャリッジに特別なカットを施した1 ソリテール ダイヤモンド(~0.18ct)・SS リュウズにホワイト セラミックカボション・高耐性ホワイト セラミックブレスレットにSS 3重折り畳み式バックル・ダイヤモンド計 トゥールビヨンキャリッジに1 ダイヤモンド(~0.18ct)■ムーブメント仕様自社製手巻きフライングトゥールビヨン ムーブメント「キャリバー 5」パワーリザーブ:42時間機能:時・分・フライングトゥールビヨン防水性:50mパーツ数:172(29 石)振動数:28,800 振動(4Hz)耐震装置付テンプ、可変慣性モーメント式テンプムーブメント径:28.40mm(厚さ6.25mm)【問い合わせ先】シャネル(カスタマーケア)TEL:0120-525-519
2024年05月24日侯孝賢プロデュースによる台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』より場面写真が解禁された。台北金馬映画祭で4冠(監督賞・最優秀助演男優賞・最優秀映画音楽賞・衣装デザイン賞)を達成した本作は、バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子と“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主とのかかわりを描く感動のヒューマンドラマ。また門脇麦の台湾映画初出演作だ。この度解禁された場面写真は、主人公のリャオジエと父のタイライの慎ましやかな食卓の様子、リャオジエと地主のシャが所有するゴミ回収場で話し込む様子、タイライが働くレストランにシャが訪れ情報と引き換えにチップを渡す様子などが映し出されている。また、タイライと初恋相手で門脇麦演じるヤンジュンメイがレストランで再会したシーンと高校生の時の淡い思い出、リャオジエをいじめるガキ大将たちとの対立、シャの下で働く家賃回収をする“綺麗なお姉さん”とリャオジエの交流、タイライの弟の台湾文化を感じさせる結婚式の様子など、ノスタルジックな雰囲気漂う世界観となっている。門脇さんが演じたヤンジュンメイについて、シャオ・ヤーチュエン監督は「あの役には、お嬢様気質でちょっとわがままな感じがして、でも憂いが感じられてどこか孤独の影がある、という人を求めていたのですが、30歳くらいでそういう雰囲気のある人が台湾では見当たらなかったんです」とふり返る。「それで、侯孝賢監督から『日本の俳優と仕事をしてみるといいよ』と勧められていたことを思い出しました。『浅草キッド』を見て、彼女がとてもいいと感じていたのでお願いしました」とキャスティング理由を明かし、門脇さんはそんな監督の思いを背負い、深い眼差しを称えた影のある演技を披露して本作で強い存在感を残している。また、4月16日(火)にはシャオ・ヤーチュエン監督が来日し、「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」誠品生活日本橋にて、モデル・文筆家の小谷実由と台湾映画の今昔と台湾カルチャーのいまを語るトークイベントが開催される。翌4月17日(水)には、本作で台湾映画初出演を果たした門脇さんと舞台挨拶付き試写会が実施される。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日マイケル・コース(MICHAEL KORS)は、2024年春夏の新作バッグ「トライベッカ ホワイトデニム」を、マイケル・コース 銀座店限定で発売する。ホワイトデニムの「トライベッカ」銀座店限定で2023年冬にデビューした「トライベッカ」は、ニューヨーク・マンハッタンに位置するエリア「トライベッカ」に着想したショルダーバッグ。キルティング加工したラムレザーと、煌びやかなゴールドチェーンで、華やかなダウンタウンを表現しているのが特徴だ。銀座店限定で展開される「トライベッカ ホワイトデニム」は、エレガントなゴールドチェーンとハードウェアはそのままに、春夏らしいオフホワイトのフレイドデ二ムを採用。ホワイトデニムにはダメージ加工を格子状に施すことで、アイコニックなキルティング模様へと昇華させた。【詳細】「トライベッカ ホワイトデニム」発売日:2024年3月28日(木)店舗:マイケル・コース 銀座店価格:70,400円■ノベルティ3月28日(木)~4月23日(火)までの期間、「トライベッカ ホワイトデニム」の購入者に先着でオリジナルギフトを用意。※数量限定、なくなり次第終了。【問い合わせ先】マイケル・コース カスタマーサービスTEL:03-5772-4611
2024年04月01日マイケル・マン監督最新作『Ferrari(原題)』が、邦題『フェラーリ』として、7月5日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。エンツォ・フェラーリ。元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者。だが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けている。本作は、1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。難病を抱えた愛息ディーノを前年に亡くし、社の共同経営者でもある妻ラウラとの夫婦生活は冷え切っていた。さらに、秘かに愛し合っていた女性リナとその息子ピエロとの二重生活は、思いがけずラウラの知るところに。2人の女性との愛憎と婚外子の認知問題に加え、業績不振により破産寸前のフェラーリ社は、競合他社からの買収の危機に瀕していた。私生活と会社経営で窮地に立たされたエンツォは、起死回生を賭け、イタリア全土1000マイル縦断の公道レース「ミッレミリア」に挑む…。F1界の“帝王”と呼ばれた男の情熱と狂気を圧倒的熱量で描く、衝撃の実話。製作・監督は巨匠マイケル・マン。『ヒート』、『インサイダー』など数々の傑作のメガホンを取り、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めたマン監督にとって、『フェラーリ』は構想30年に及ぶ執念の企画。主人公エンツォ・フェラーリを演じるのは、クリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ジム・ジャームッシュ、そしてリドリー・スコットら、錚々たる巨匠たちから引く手あまたの、アダム・ドライバー。会社経営とレースに情熱と狂気をぎらつかせ、一方、愛する者たちには優しさと人間味を感じさせるエンツォという人物を陰影深く演じている。さらに、2人の女性、ペネロペ・クルス演じるラウラと、シャイリーン・ウッドリー演じるリナとの複雑な男女関係の機微が、ドラマの大きな見どころともなっている。またドライバーは本作で、製作総指揮も務めた。そして、「ミッレミリア」のレース・シーンを再現するにあたり、マン監督の下に精鋭スタッフが結集。疾走するレーサーの表情から雄大に広がる景観までをダイナミックな構図で捉えた撮影は、『Mank/マンク』でオスカー受賞のエリック・メッサーシュミット。また、膨大なリサーチを尽し、1957年当時の風俗、風景をいまに甦らせた美術デザインは、『裏切りのサーカス』のマリア・ジャーコヴィク。そして、マン監督とは『ヒート』以来タッグを組んでいるミキサーのリー・オーロフ、アンディ・ネルソンらによる迫力と臨場感溢れる音響設計も絶大な効果を上げている。フェラーリ社の創業日となる3月12日に解禁となったティザービジュアルは、ドライバー演じる主人公エンツォが流線形のマシーンの隣を歩く姿を収めたもの。その偉大な業績とは裏腹に、エンツォの孤独なシルエットが浮かび上がっている。併せて解禁となった特報では、激しく過酷なレースシーンと重厚なドラマを重ねながら、エンツォ自らドライバーたちを叱咤激励する様が切り取られている。加えて、「壮大で濃密なドラマ(ギレルモ・デル・トロ)」、「名優たちの競演(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)」、「傑作(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)」といった名匠たちの激賞コメントが並んでいる。帝王と呼ばれた男の、起死回生を賭けたレースを描く本作に、大きな注目が集まる。『フェラーリ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日マイケル・マン監督最新作『Ferrari(原題)』が邦題『フェラーリ』で7月5日(金)に公開されることが決定し、ティザービジュアルと特報映像が解禁された。本作は、F1界の“帝王”と呼ばれたエンツォ・フェラーリの情熱と狂気を圧倒的熱量で描く衝撃の実話。『フォード vs フェラーリ』で製作総指揮を務めたマイケル・マンが監督と製作を務め、構想30年を経て完成させた意欲作だ。エンツォ・フェラーリは、元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者。だが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けている。映画は1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。難病を抱えた愛息ディーノを前年に亡くし、社の共同経営者でもある妻ラウラとの夫婦生活は冷え切っていた。さらに、秘かに愛し合っていた女性リナとその息子ピエロとの二重生活は、思いがけずラウラの知るところに。ふたりの女性との愛憎と婚外子の認知問題に加え、業績不振により破産寸前のフェラーリ社は、競合他社からの買収の危機に瀕していた。私生活と会社経営で窮地に立たされたエンツォは起死回生を賭け、イタリア全土1000マイル縦断の公道レース“ミッレミリア”に挑む——。主人公エンツォ・フェラーリを演じるのはアダム・ドライバー。製作総指揮も担ったドライバーは、会社経営とレースには情熱と狂気をぎらつかせ、一方、愛する者たちには優しさと人間味を感じさせるエンツォという人物を陰影深く演じた。特にふたりの女性、ラウラ(ペネロペ・クルス)とリナ(シャイリーン・ウッドリー)との複雑な男女関係の機微がドラマの大きな見どころとなっている。さらに“ミッレミリア”のレース・シーンを再現するにあたり、マン監督の下に精鋭スタッフが結集。疾走するレーサーの表情から雄大に広がる景観までをダイナミックな構図で捉えた撮影は、『Mank/マンク』でオスカー受賞のエリック・メッサーシュミット。膨大なリサーチを尽し、1957年当時の風俗、風景を今に甦らせた美術デザインは、『裏切りのサーカス』のマリア・ジャーコヴィク。そして、マン監督とは『ヒート』以来タッグを組んでいるミキサーのリー・オーロフ、アンディ・ネルソンらによる迫力と臨場感溢れる音響設計も絶大な効果を上げている。本日(3月12日=フェラーリ社創業日)解禁となったティザービジュアルは、ドライバー演じる主人公エンツォが流線形のマシーンの隣を歩く姿を収めたもの。その偉大な業績とは裏腹に、エンツォの孤独なシルエットが浮かび上がる。また、同時に解禁となった特報では、激しく過酷なレースシーンと重厚なドラマを重ねながら、エンツォ自ら「私の車に乗るなら、必ず勝て」と檄を飛ばす様が切り取られている。加えて、「壮大で濃密なドラマ(ギレルモ・デル・トロ)」、「名優たちの競演(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)」、「傑作(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)」と本作を讃える映画監督たちのコメントが映しだされている。『フェラーリ』特報映像『フェラーリ』7月5日(金)公開監督:マイケル・マン(『ヒート』)脚本:トロイ・ケネディ・マーティン原作:ブロック・イェイツ著『エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像』出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー2023年/アメリカ/英語・イタリア語/カラー・モノクロ/スコープサイズ/132分原題:FERRARI字幕翻訳:松崎広幸/PG12配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ公式サイト()公式Twitter(@FerrariMovieJP)()(C)2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年03月12日マイケル・コース(MICHAEL KORS)から、2024年春の新作バッグ「コルビー(COLBY)」が登場。洗練されたワンショルダーの新作「コルビー」マイケル・コースの新作バッグ「コルビー」は、スタイリッシュなワンショルダータイプのハンドバッグ。ボディと同素材のトップハンドルが特徴で、必需品をスマートに収納できる絶妙なサイズ感も魅力だ。存在感のあるバックル&マグネット式フラップバッグのセンターには、存在感のあるラージバックルをプラス。パイピングのディテールやフロントに備えた2つの立体ポケットなど、ヴィンテージバッグのような風合いを持ちつつも、マグネット仕様のフラップで実用性を兼ね備えたバッグに仕上げている。ベーシックカラーからネオンカラー、ゼブラ柄もしなやかで上質なスムースレザーは、ベーシックなホワイトやブラックに加え、シルバーやネオンピンクがラインナップ。そのほか、モノクロのバイカラーでまとめたネオプレン、ゼブラ柄をあしらったヘアカーフなど、豊富な素材とカラーを展開。カジュアルなコーディネートからジャケットスタイルやドレスまで、幅広いファッションにマッチしてくれる。詳細マイケル・コース 2024年春 新作バッグ「コルビー」発売日:2024年2月27日(火)~順次取扱店舗:マイケル・コース店舗、オンラインストアアイテム例:・「コルビー」スムースレザー 各60,500円 ※ネオンピンクは4月展開予定・「コルビー」ネオプレン 60,500円・「コルビー」ヘアカーフ 各80,300円 ※4月展開予定・「コルビー」シグネチャー 60,500円 ※5月展開予定【問い合わせ先】マイケル・コース カスタマーサービスTEL:03-5772-4611
2024年03月10日~ラグジュアリーライン『J-Scent;Profound』発表! & イタリア国内正規販売代理店とのダブル出展~“和の香り”をテーマにした香水ブランド『J-Scent』(ジェイセント)が、2024年3月6日(水)~3月9日(土)にイタリア・ミラノで開催される世界的な香水イベントEsxence 2024に出展します。初出展の2022年より毎年出展し、3度目の出展となります。本年度は、イタリア正規販売代理店Release S.r.l.との契約締結により、Esxence 2024に2社ダブル出展。代理店ブースでの展示により、店舗での取り扱いがよりスムーズに進み、販路拡大が期待出来ます。さらに、これまでの『J-Scent』を凌駕する新たなラグジュアリーライン『J-Scent;Profound』(ジェイセント プロファウンド)を発表します(5月 海外先行発売予定)。イタリアでの販路拡大とともに、新たなJ-Scentの魅力を世界へ発信します。Esxenceとは2009年から開催されている国際芸術香水イベント。世界のフレグランスブランドが出展し、多くの専門家や愛好家、業界関係者が集う大規模な見本市です。2024年度開催日:2024年3月6日(水) ~3月9日(土)会場名:ミラノコンベンションセンター(Milano Convention Centre)ブース:SM29昨年(2023年)出展時の会場の様子会場では、現地イタリアのみならず、フランス、オーストラリア、メキシコ、アラブ首長国連邦、中国など、世界各地の香水ファン、ニッチフレグランスファンにJ-Scentの香りをお楽しみいただきました。絶え間なくお客様がお立ち寄りいただく嬉しい状況。日本の文化や習慣、生活から発想した独創的な香りに、沢山のコメントや質問をいただきました。和の香りの香水ブランド『J-Scent』について■ J-Scent コンセプト世界に誇れる日本の美意識、独特な伝統、文化、そして今を生きる私たち日本人の暮らしに溶け込んできた香りを「和(あ)える」ことにより生み出したメイド・イン・ジャパン・フレグランス。私たちの記憶に残る情景を呼び起こすいつかの、どこかの・・・新しい香り J-Scent■ J-Scentの2つのライン◆ J-Scent フレグランスコレクション(各50mLオードパルファン)香りのラインアップ26種(2024年2月現在)ほうじ茶、沈香、落雁、花見酒、紙せっけん、紫陽花、ラムネ、柚子、力士、和肌、はちみつとレモン、花街、ヒスイ、光芒、うす紅、黒革、恋雨、薄荷、木屑、月雫、珈琲、アオイモモ、橙マツリカ、あんみつ※1、入道雲、陽茉莉※2※1 アニバーサリー限定商品・日本国内限定販売※2 限定商品・日本国内限定販売【日本国内向け】J-Scent オフィシャルサイト(日本語) : ◆ J-Scent;Profound (各50mLオードパルファン)探求すればするほど、奥深い和の香りの世界。これまでの「J-Scent」ラインを凌駕する、メイド・イン・ジャパン・フレグランスの新たな魅力、すべての要素において別次元の珠玉の香りを、世界に向けて発信するために開発しました。「Profound=奥深さ」が表すように、容易には解き明かせない、じっくり味わいたくなる香り、持続性、重厚感との出会いの物語。J-Scent これまでのグローバル展開<2018年8月>アメリカ・ラスベガスで開催の、世界最大の化粧品展示会コスモプロフCOSMOPROF NORTH AMERICA - LAS VEGAS 16th Editionに出展<2019年2月>アメリカ・ロサンゼルスにLUZ Fragrance Co., Ltd.を設立<2019年2月>Celebrity Connected Luxury Gifting Suite Honoring The Academy Awards(R) 2019 in Hollywoodに参加<2019年4月>英国ロンドンの雑誌社が主催する「2019 Pure Beauty Global Awards」にてJ-Scent「黒革」がベストニューニッチフレグランス賞を受賞<2020年2月>アメリカのフレグランス財団The Fragrance Foundationに、LUZ Fragranceとして入会<2022年6月>イタリア・ミラノで開催のEsxence 2022に初出展<2022年12月>イタリアにLUZ Fragrance Italy S.r.l.を設立<2023年3月>イタリア・ミラノで開催のEsxence 2023に出展<2023年6月>イタリアの香水専門店で取り扱い開始<2024年2月>イタリアのフレグランス代理店(ディストリビューター)Release S.r.l.と代理店契約を締結<2024年3月>イタリア・ミラノで開催のEsxence 2024に出展予定会社概要商号:有限会社ルズ代表者:代表取締役天田 徹本社:〒141-0032東京都品川区大崎1-6-1 TOC大崎ビルディング 6階支社:<ロサンゼルス>LUZ Fragrance Co., Ltd.240 Walnut Ave. #2 Arcadia, CA 91007 USA<イタリア>LUZ Fragrance Italy S.r.l.Vicolo San Michele 15, 21100 Varese ITALY設立:2001年6月事業内容:・自社ブランド香水「LUZ Fragrance ルズフレグランス」の企画製造販売・香り製品のOEM製造・オンラインストア 香り専門店「LUZ-Store ルズストア」の運営<オフィシャルサイト>有限会社ルズ: J-Scent: J-Scent global: <Instagram>J-Scent Japan: J-Scent global: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月22日台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が、6月14日(金) に公開されることが決定。併せて本ポスターと予告編が公開となった。『オールド・フォックス 11歳の選択』は、『黒衣の刺客』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、昨年10月には引退を発表した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品の助監督を務めてきたシャオ・ヤーチュエン監督による最新作。これまでシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めているが、本作が最後のプロデュース作となる。主演のリャオジエを演じるのは、『Mr.Long ミスター・ロン』などで日本でも知られている子役のバイ・ルンイン。そして日本でもスマッシュヒットを記録した『1秒先の彼女』のリウ・グァンティンがダブル主演としてリャオジエの父親役に扮し、慎ましやかに支え合いながら生きる父子役を演じている。また、リャオジエに影響を与える“腹黒いキツネ”(オールド・フォックス)と呼ばれる地主のシャ役をアキオ・チェン、シャの秘書役をユージェニー・リウ、経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイ役を、初の台湾映画出演となる門脇麦が務める。公開された予告編では、1989年、バブルに揺れる台湾を舞台に、父と慎ましく暮らす11歳の少年リャオジエの姿が。彼の夢は父と家を買い、亡くなった母の夢だった理髪店を開くことだが、家を買えると思った矢先、不動産価格は2倍に高騰してしまう。不公平を知ったリャオジエはついにオールド・フォックスと出会う。オールド・フォックスはリャオジエが住む家の家主の呼称で、高級車を何台も所有し、不動産バブルで儲けまくっていた。オールド・フォックスは「不平等を利用し、強者になれ」とリャオジエに生きる術を教えるが――。さらに、リャオジエの父と門脇演じるヤンジュンメイの大人のキスシーンや、リャオジエ父子が自宅の壁に線を引き身長を測る心温まるシーン、そして「私みたいになりたいか?」とオールド・フォックスに問われ岐路に立たされたリャオジエの姿が映し出されている。■門脇麦 コメント台湾映画でしか感じられない色彩や湿度、空気感がどうしたって強烈に昔から好きで、これまで沢山の台湾の作品に触れてきました。台湾映画に出演できるなんて信じられない!と夢心地で現場に向かい、スクリーンに映る自分を観ても、やっぱり信じられない!と夢心地で、幸福すぎる時間を過ごさせていただきました。その場にただ居さえすれば全てが成立する現場の空気、監督の言葉以上に何かが伝わる眼差し、今思い出しただけでも胸が震えるような、そんな経験をしました。日本での公開、とても嬉しいです。ひとりでも多くの方にこの作品が届きますように。■シャオ・ヤーチュエン監督 コメント金馬執委會提供他人を思いやることですべての社会問題が解決できると思うほど、私も単純ではありません。しかし思いやりがなければ、社会的な格差と矛盾は拡がっていくことでしょう。では現代社会に向き合い、私は父親として、思いやりが人間としての基本であることを、子供にどう説明したものでしょうか?「オールド・フォックス」このストーリーは、私が子供から十年以上も受け続けた問いが発端となっています。かつて私は両親から価値観を与えられました。しかし世界は変わっていきます。私自身にも新たな学びが必要です。それによって私は自分の子供たちに、変わっても良いもの、変えてはいけないものが何なのかを、伝えられるのではないでしょうか。『オールド・フォックス 11歳の選択』予告編<作品情報>『オールド・フォックス 11歳の選択』6月14日(金) 公開『オールド・フォックス 11歳の選択』ポスタービジュアル公式サイト: BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年02月09日侯孝賢プロデュース、シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が6月14日(金)より全国公開されることが決定。併せて本ポスターと本予告が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾。11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)は、父(リウ・グァンティン)と2人で台北郊外に暮らしている。自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子だったが、不動産価格が高騰。リャオジエは現実の厳しさと、世の不条理を知ることになる。そんなリャオジエに声をかけてきたのは、“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主のシャ(アキオ・チェン)だった。他人にやさしい父と違い、他人なんか見捨てろと言い捨てるシャ。果たしてリャオジエは、どちらの道を歩んでいくのか…。侯孝賢監督作品の助監督を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエンが監督を務めた本作。これまでのシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めており、本作が最後のプロデュース作となる。昨年の東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、人生の選択肢を知って成長していく少年と、彼を優しく見守る父の姿に心打たれる人が続出。2023年の第60回台北金馬映画祭で監督賞、最優秀助演男優賞(アキオ・チェン)、最優秀映画音楽賞、衣装デザイン賞の4冠を達成した。シャオ・ヤーチュエン監督:金馬執委會提供主演のリャオジエには『Mr.Long/ミスター・ロン』などで日本でも知られている日台のダブルで、台湾では神童と呼ばれる天才子役バイ・ルンイン。そして日本でもスマッシュヒットを記録した『1秒先の彼女』のリウ・グァンティンがW主演としてリャオジエの父親役に扮し、慎ましやかに支え合いながら生きる父子役を演じている。リャオジエに影響を与える“腹黒いキツネ”(オールド・フォックス)と呼ばれる地主のシャ役には、台湾の名脇役アキオ・チェン。シャの秘書役に『怪怪怪怪物!』のユージェニー・リウ。そして、門脇麦が経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイを演じ、初の台湾映画出演を果たした。門脇麦この度解禁された予告編では、1989年バブルに揺れる台湾を舞台に父と慎ましく暮らす11歳の少年リャオジエの様子を映し出す。父と家を買い、亡くなった母の夢だった理髪店を開く夢を抱くリャオジエ。しかし、時代の波は父子に無情な現実を突きつける。家を買えると思った矢先、不動産価格は2倍に高騰、少年は残酷な現実を知る。貧しさ故にいじめにも遭い不公平を知ったリャオジエは、遂にオールド・フォックスと出会う。オールド・フォックス(腹黒いキツネ)はリャオジエが住む家の家主の呼称で、高級車を何台も所有し、不動産バブルで儲けまくっていた。オールド・フォックスは「不平等を利用し、強者になれ」とリャオジエに生きる術を教えた。リャオジエはオールド・フォックスの高級車でいじめっ子たちをギャフンと言わせ、力を知ると同時に「君の父は負け組だ」と人のいい父を蔑まれる。オールド・フォックスへの憧れと、父を馬鹿にされた悔しさに挟まれ、リャオジエは初めて父に反抗的な態度を取り「どんな大人になりたい?」という疑問を突きつけられる。「知るもんか!」と泣きながら自転車を走らせるリャオジエ。果たして彼が選ぶ未来とは…。そして、リャオジエの父と門脇さん演じるヤンジュンメイの大人のキスシーンやリャオジエ父子が自宅の壁に線を引き身長を測る心温まるシーン、そして「私みたいになりたいか?」とオールド・フォックスに問われ岐路に立たされたリャオジエの姿が描かれ、心揺さぶる予告編となっている。また本ポスターは、オールド・フォックスの横顔のシルエットの中に父の働くレストランの厨房で宿題をするリャオジエと働く父の姿、そして2人並んで自転車に乗る父子の慎ましやかな日常の姿が収められており、オールド・フォックスという存在に翻弄される父子が表現されている。そして、「ただ、夢をかなえたかったー」というコピーが見るものの胸をざわつかせる。門脇麦/ヤンジュンメイ役 コメント台湾映画でしか感じられない色彩や湿度、空気感がどうしたって強烈に昔から好きで、これまで沢山の台湾の作品に触れてきました。台湾映画に出演できるなんて信じられない!と夢心地で現場に向かい、スクリーンに映る自分を観ても、やっぱり信じられない!と夢心地で、幸福すぎる時間を過ごさせていただきました。その場にただ居さえすれば全てが成立する現場の空気、監督の言葉以上に何かが伝わる眼差し、今思い出しただけでも胸が震えるような、そんな経験をしました。日本での公開、とても嬉しいです。1人でも多くの方にこの作品が届きますように。シャオ・ヤーチュエン監督 コメント他人を思いやることですべての社会問題が解決できると思うほど、私も単純ではありません。しかし思いやりがなければ、社会的な格差と矛盾は拡がっていくことでしょう。では現代社会に向き合い、私は父親として、思いやりが人間としての基本であることを、子供にどう説明したものでしょうか?「オールド・フォックス」このストーリーは、私が子供から十年以上も受け続けた問いが発端となっています。かつて私は両親から価値観を与えられました。しかし世界は変わっていきます。私自身にも新たな学びが必要です。それによって私は自分の子供たちに、変わっても良いもの、変えてはいけないものが何なのかを、伝えられるのではないでしょうか。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月09日