私のお股の縫合に現れたのは、私が苦手だった先生。動揺する隙もなく、縫合が始まりました。 同じ産院に通うほかの妊婦仲間からも圧倒的不人気だった彼ですが、一方で「実は名医」「出産すると優しくなる」「経産婦には人気」などの噂も聞いていました。でもまさか本当だったとは。ずっと冷たいと思っていた先生の優しい笑顔……産婦や赤ちゃんに対するいたわりの言葉……「ツンデレか!!」とツッコミたくなりました。 とはいえ、「自分の股の間を見ている大人の男性」と「ごく普通の会話をする」という謎のシチュエーションに脳がついていかず、なんだかずっとドギマギしていた気がします(汗)。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月01日生まれたてのわが子を抱き、これから早速おっぱいでもあげるのかと思っていた私(汗)。しかし、すぐに娘は手元から離され計測へ。ちょっと寂しくなりました。そして代わりに現れたのは…… 今までも散々内診してもらってるんですが、そのときは常にカーテンがあって先生の顔は見えなかったので気にならなかったんです。ところが私のいたLDRにはカーテンや衝立のようなものはなく、縫合処置の間は先生の顔が丸見え。平然としている風を装っていましたが、心のなかではかなり動揺していました。 それなのに、先生は意外な行動に……。次回につづきます。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月30日生まれた娘は、軽く拭いてもらったあと、布に包まれて私の腕の中にやってきました。感動して、本当にうれしくて、私は子どものように泣きじゃくってしまいました。 新生児ってふわっと軽いイメージだったので、抱いたら3キロちょっとの赤ちゃんが思ったよりずっしりしていて、驚きました。命の重みを感じたし、やっと会えたんだという実感がわいて、口から出た感想が「重い」でした。今思うと、いやそこは「かわいい」だろ??とツッコミたくなるんですが、夫や助産師さんたちも、すごくホッとした様子で笑っていて、なんだかうれしかったです。 それにしても、あんなに痛くて全然しゃべれなかったのに、出産した途端痛みが消えて、普通に話せるようになるのがすごく不思議でした。人間ってすごい! <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月25日下半身がハチャメチャ(?)になりながらのラストスパート!汗だくだし、周りはよく見えないし、正直何が何やらよくわからないまま、助産師さんの声をたよりにいきみを繰り返しました。 長女ハナ、誕生!私のこれまでの人生で、一番感動した瞬間でした。 自分が泣くとは予想していなかったんですが、とにかくホッとしたのと、ものすごくうれしいのとで、涙がドバッとあふれてきました。長い陣痛をいっしょに耐え抜いた戦友!みたいな気持ちもあって、娘が本当に愛おしかったです。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月23日今回は痛々しい表現がはいっております。苦手な方、閲覧ご注意ください。 妊娠前から「おそろしい!絶対私は耐えられない!」と怖がっていたのが『会陰切開』でした。で、実際に出産時に体験してみてどうだったかと言うと…… 思いっきりいきみすぎて、会陰切開する前にちょっと裂けてしまいました(涙)で、そのあと先生がちょいちょいっと切開。 でも陣痛の痛みが強烈すぎて、どちらもまっ……たく気になりませんでした。どこ切ろうが構わないから早く生まれてくれ〜!!という感じ。大変だったのは出産後の裂傷の痛みだったんですが、それはまたいずれ別の回でお届けしたいと思います。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月18日わが家は立ち合い出産をしました。特に悩んだり迷ったりすることなく、夫婦二人とも希望したのでそうなったんですが、実際にやってみると夫がいることで良かったこと・悪かったこと両方ありました。 「どんだけしんどい思いしているか、よーく見とけい!」いやもう、立ち会い出産についての感想はこれに尽きます。 幸いその後「妻を女として見られなくなる」的なトラブル(?)はなかったのですが、こればかりは経験してみないとわからないので、ちょっとドキドキでした。見ないほうがいいタイプの男性もいるかと思います。 ただうちの場合は、もしずっと待合室にいて生まれた赤ちゃんを見ただけだったら、夫には伝わらないことがたくさんあったろうな〜という気がしていて、夫本人も同じように言っていました。結果オーライ! 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月16日立ち合い希望の夫もやってきて、ビデオ片手にスタンバイ!いよいよ赤ちゃんとの対面が近づいてきました。助産師さんの指示のもと、ドラマで見た出産シーンのようなやりとりが始まったのですが… 目を閉じていきむと、目元の毛細血管が切れてうっ血してしまったり、逆に力がうまく入らなかったりするんだそうです。 思いっきりいきもうとするとついつい目をつぶってしまうので、何度も「目を開けて!」と言われてはカッと目を見開くことを繰り返していました。これが意外と難しかった!でも根がマジメなので必要以上に目を開けてライトを直視しては、「ま、まぶしい!」とかやっていた気がします。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月11日私が通っていた産院ではLDRを使っていました。LDRは陣痛室・分娩室・回復室が一体になった個室のことです。いざ分娩!となって、室内の雰囲気がガラッと変わりました。 ライトアップされた分娩台がゆっくりと上昇していき、余裕なんて1ミリもなかったはずなのに、つい大好きなアニメ「風の谷のナウシカ」のクライマックスシーンを思い浮かべてしまいました……。 いやーそれにしても、LDRってよく考えられたシステムだなーと思いました。部屋の雰囲気もベッドの形状もお産の状況によって変わるし、何より陣痛の最中や出産直後に部屋を移動しなくて済むのが、妊婦にとってはありがたい!(陣痛中はちょっと居心地悪かったけど)たまたま通った産院がLDRを採用していただけなのですが、結果的にとても助かりました。 <つづく> 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月09日お食事中の方、すみません。閲覧注意です。 さあ、いざ出産!となって慌ただしく準備を始める助産師さんたち。夫は立ち合い出産希望でしたが、おそらく廊下で待機しているようでした。そのとき助産師さんの一人に驚きの質問をされました。 目にも止まらぬ早技というんでしょうか……、ものの数秒で小さい方も大きい方もチャチャッと取ってくださったようでした。陣痛がピークだったので違和感も痛みもなし。何か管っぽいものを挿されたり、指でぐりぐりされた感じがあって、ちょっと異臭がして、すぐ終了。平常時だったら、恥ずかしがったり、心の準備タイムをお願いしたりするところですが、そんな余裕はまったくなく、おまたおっぴろげで「あ〜どうにでもしてくれい!!」という感じでした。 とはいえ、自分の中ではかなり衝撃的な出来事。いまだに夫にも秘密です……(書いちゃったけど)。 <つづく> 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月04日私が破水したことを伝えに、夫は慌てて病院スタッフのもとへ。一人残された私でしたが、すぐに助産師さんたちがやってきてくれました。 いきなり衣装チェンジした助産師さんや看護師さんがやってきて、びっくりしつつも気合いが入ったのを覚えています。私はあんなにヘロヘロだったくせに、ゴールが間近とわかるとがぜんヤル気に!室内では看護師さんや助産師さんたちがテキパキとお産の準備を始めました。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年07月02日突然の破水、そばにいるのは夫のみ。夫に病院のスタッフに知らせてほしいけど私は声が出せない状態でした。 「いやいや、しゃべれないなんて大袈裟な」……そう思われる方もいると思います。私も陣痛前はそう思っていました。でも私の場合、本格的な陣痛が始まってからは、本当に一言もしゃべれなかったんです。この時は自分の全身全霊を注ぎ込む感じで、夫に伝えました。すごく小さくてかすれた声だったけど、夫が聞き取って理解してくれて、本当に助かりました。 長かったお産はついに最終段階に突入します。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月27日いつまで続くのかわからない陣痛。今何時なのか、外は晴れてるのか曇ってるのか、まったくわからないままにフーフー叫び続けていた私。そこに突然異変が起こりました。 「ぱちゅっ!」と音が聞こえた気がして、何か液体が流れ出る感覚。初産婦の私でも「コレ、たぶん破水だ!」とすぐわかりました。同時に、「これはすぐ助産師さんたちに知らせないといけないのでは!?」と思ったのですが、病院スタッフが駆けつけてくる様子はなく、LDRの中にいるのは夫と私のみ。『気が利かないこと山のごとし』の夫は私の視線にまったく気づかず腰をさすり続けているし、私は陣痛に耐えていて話すことができませんでした。 ど、どうしたらいいんだ〜! <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月25日ピンチを切り抜けて気力を取り戻したものの、痛いものは痛い(笑)。寝不足のため体力も尽きてきて、へろへろでした。そこへ突然あのお方がやってきたのです! 22話でも描いたのですが、私はこの先生のバッサリ切るような物言いが苦手で、一時期はほかの先生をわざわざ指名して通院していたほどでした。マタニティヨガで知り合った他の初妊婦さんたちからも圧倒的不評(笑)!「こんなこと言われた!」「あんなことがあった!」とエピソードてんこもりで、いっそ笑えるほどでした。 でも一方で、「経産婦さんからの評価は高い」とか、「出産になると人が変わるらしい」という噂も聞いていたのです。まさか自分がそれを実感することになるとは、この時は想像もしていませんでした。 <つづく> 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月20日陣痛中に突然起こった緊急事態!(?)LDRの中はまるで医療ドラマのように緊迫した空気に包まれました。私は何が起こったのか分からないまま質問することもできず、ひたすら陣痛に耐えるのみでした。 どのタイミングで教えてもらったのかうろ覚えなんですが、赤ちゃんの首にへその緒が巻きついてしまい、危ない状態だったそうです。幸い特別な処置を受ける前に赤ちゃんの心拍が戻り、難を逃れました。 ずっと付き添ってくれていた助産師さんが「赤ちゃん、がんばったね!えらいね!」と謙遜して言ってくれたけれど、あとで聞いたところによると、分娩進行中に赤ちゃんが自力でへその緒を振りほどくということはないそうです。おそらく助産師さんのおなかもみもみ(?)のおかげで赤ちゃんの位置などが変わって助かったのだと思います。私は無事出産できたのはこの時の助産師さんのおかげだと思っていて、今でもとても感謝しています。 その一方で、「おなかの子も命がけでがんばってるんだ。しんどいのは私だけじゃないんだ。」と改めて思いました。痛みから逃れたい気持ちでいっぱいで、へこたれそうになっていた自分に喝!萎えていた気力を取り戻し、そしてこの後、お産は劇的に進むことになるのでした。 <つづく> 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月18日突然助産師さんや看護師さんが複数やってきて、LDRの中は緊迫した空気に……。夫は部屋の外に出され、何が起きたのか説明してもらえなかったので、ものすごく不安になりました。 院長先生が来たことで、ホッとするよりも「本当に何か深刻なことが起きているんだ」とさらに不安になってしまいました(涙)。質問したくても陣痛でまったく話せないし、みんな部屋から出たり入ったり忙しそう。そんな中、1人の助産師さんが、無言で私のおなかをさすったりもんだりしてくれました。ほかのスタッフが部屋からいなくなってもずっとそばにいてくれて、手のひらが温かくて、なんとかしようとしている気持ちが伝わってきて、心強かったです。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月13日どんどん進むお産、どんどん強くなる痛み。もともと体力がない上に寝不足でヘロヘロ。夫はそばにいてくれたものの、なんだかゴールの見えない孤独なマラソンをしているような気持ちになっていました。そんな中、突然……。 助産師さんや看護師さんが数人慌てた様子でやってきて、あれこれチェックし始めたんです。まるで医療ドラマのワンシーンのように……!私の体に何か変化があったわけでも、まわりにある機械がピーピー鳴ったわけでもないので、突然の事態にびっくり。でも「何かあったんだ」ということはわかりました。どうしてわかったのかな?と不思議でしたが、私と赤ちゃんの体調は別室でしっかりモニタリングされていたんです。(絵では省略していますが、分娩監視装置をつけていました。) 夫は青い顔で部屋の外へ……。私は陣痛に耐えていてまったく話せなかったので、不安なまま成り行きを見守ることしかできませんでした。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月11日出産のとき一番痛いのは、「赤ちゃんが出てくる時」だとずっと思っていました。でも私の場合、実際に痛かったのはそれ以前の陣痛の間。その中でも一番痛かったのは……。 夫もこの時のことはよく覚えていて、廊下に出されたら私の絶叫が聞こえて何事かと思ったそうです。おそらく助産師さんは子宮口の開き具合などを調べてくれたのだと思いますが、痛すぎて気を失うんじゃないかと思いました(涙)。でもこれも赤ちゃんのため、もう少しで生まれてくるであろうわが子のため……と思って耐えたのに、まさかの「半分」。こんなに痛いのにまだ半分なの!?まだ折り返し地点なの!?と、ものすごくショックでした。 ちなみに2人目の出産のときも内診が一番痛いんだろうと覚悟していたんですが、特に痛みはありませんでした。1人目のときは体に力が入っていたせいで痛かったのか、それともほかに原因があったのか、謎。まわりに聞いてもいろいろなので、個人差があるようです。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月06日陣痛時の呼吸法といえば「ヒッヒッフー!」という例のアレ。当然自分もアレをやると思っていたんですが、私の通っていた産院では別の指導をされていました。 リラックスして息をゆっくり吐く。そう教わっていたのに、リラックスするどころか体はガチガチ、頭はパニック寸前。いつの間にか必死でフーフー叫んでいました。この時は必死だったので気づかなかったけど、出産後喉がガラガラになっていて、「きっと相当うるさかったろうな」と恥ずかしくなりました。 実は「自分はちゃんと呼吸法ができなかった」「赤ちゃんに苦しい思いをさせてしまったかも」とずっと気に病んでいたんですが、最近助産師さんに聞いたところ、息を止めてしまうのはよくないけれど、声が出るのは別にいいんだそうです。むしろ声が出てくると「お産が進んでいるな」という目安になるんだとか!へーっと目からウロコ&ホッとしました。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年06月04日「全国・気がきかない夫選手権」があったら、おそらく県代表くらいにはなれるのではないかと思ううちの夫。私の陣痛中もいろいろやらかしてくれたんですが、その中でも一番「夫よ!マジか!」と思った瞬間がこちらです。 汗だくでフーフー言ってる私の目の前で、ペットボトルのお茶をゴクゴク飲んでプハーッとした夫。衝撃的すぎて、一瞬意識が遠のきました。買ってきた袋の中には予備らしきドリンクが数本。痛みのあまり話すことができない私は「お願いだ!私にも飲み物をくれ〜!」と必死に視線を送りましたが、夫はまったく気づかず、ふたたびせっせと私の腰をさすり始めました。 結局私は出産まで水分補給一切なし!忘れられない思い出です……(涙)。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月30日助産師さんのアドバイスで私の腰をさすり始めた夫。これが本当に助かりました。しかし、どのくらい助かったかと言うと…… 正直言うと、助産師さんがさすってくれるほうがだんぜん気持ちよかった(笑)。でも皆さん忙しそうに出入りしていて、本当にたまにさすってくれる感じ。ずっとそばにいて腰をさすってくれていた夫には感謝です。陣痛が来るまで、腰をさすると気持ちいいなんて知りませんでした。こういうちょっとしたことでもいいから情報を仕入れておけば、お産が少しは楽になったのかなあ、と反省。数年後2人目を産む時に活かしました。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月28日どんどん強くなっていく陣痛に耐えていると、会社を休んだ夫がやってきました。だいぶ気楽な感じで。しかし、そこには昨夜とうってかわってベッドの上で苦しそうにフーフーいっている私。夫が驚いたのは言うまでもありません……。 「私たち、協力できるから大丈夫だよね☆」と謎の自信があったのですが、陣痛のときの対策、立てたようでまったく立てていませんでした(汗)。具体的にどんなことが必要になりそうだとか、その場合こうしようとか話し合ってなかったのです。まさか痛すぎて一言も話せなくなるとは……!腰をさすって欲しい、水が飲みたい、そんな一言ですら発することができなくて、びっくり。夫は夫で何をどうすればいいのかまったくわからず、オロオロするばかり。そんな夫に内心イラつく私。……という、どうしようもない状態になってしまいました。 ときどき腰をさすりにきてくれていた助産師さんが(見かねて?)夫に腰をさするようアドバイス。そこからは腰をさすってくれるようになりました。ナイス!助産師さん! 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月23日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 弱い陣痛のままLDR(陣痛から出産、産後まで過ごす部屋)で過ごし、朝を迎えた私。「暇だ」「自分の布団で眠りたい」「いつになったら生まれるんだ」とブツクサ言う余裕があった夜とは、状況が一変しました。 「え?これ陣痛?」→「本当に陣痛だった!」→「陣痛ってもっとすごいと思ってたけどそうでもないんだな〜」→「す、すんませんでした!!自分、調子にのってました〜〜!!」(今ココ)ホント、何かに謝りたい気持ちになりました……。 しかし、この予想以上の痛みがまだまだ序の口だとは、このときの私は想像もしていませんでした。上には上がいる……。そう、強さのインフレをし続けていく少年漫画の敵キャラのように、陣痛はますます強くなっていったのです(涙)。 <つづく> 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月21日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 陣痛がきていることを確認したあと、産院に入院。いよいよ出産!……と思ったのですが。 「なんで他人事だった、自分!?」と、今なら盛大にツッコミたいですが、このときは「すごくお産の大変な人なのかな」「ドラマみたいだな」と思っていて、まさか数時間後に自分も雄叫びをあげているとは思っていませんでした……。 それにしてもLDR(陣痛から、出産、産後まで過ごす部屋)での一夜はしんどかった。これからお産に臨むというのに、よく眠れないし、肌寒いし、そしてそれを看護師さんに言えなかったりして、ムダに消耗してしまいました。ちゃんと助産師さんに相談すればよかったなあと反省です。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月16日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 産院に到着すると、すぐに分娩室(LDR)に通され、助産師さんが対応してくれました。私は本当に陣痛が来ているのか半信半疑だったので、「なんか大袈裟な感じになっちゃったな〜」「夜なのに申し訳ないな〜」と思っていました。 きっと一度家に帰される……そう思っていたら、「子宮口はまだ1~2センチだけど、陣痛きてますね」と言われてびっくり!私はそのまま入院することになり、夫だけ家に帰されました。 そして私は思ってしまったのです、「陣痛って、こんなもんなのか」「これなら耐えられそう」「私って痛みに強いタイプなのかも」などと。翌朝からレベルの違う痛みが始まることになるとは知らずに……。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月14日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 陣痛らしき痛みが始まったのが平日の夜。仕事から帰ってきた夫といっしょに、産院へ向かうことになりました。「なんかイメージしてたのと違う」と、また思いながら……。 ご近所迷惑にならないように、こそこそと車に入院グッズを運び込む様子は「夜逃げ感」満載!「ドラマで見たのとなんかちがーう」という感じでした。 産院への移動中も、フーフー荒い息遣いになるわけでもないし、痛みも強くならなかったので、「もしかしたら陣痛じゃなくて、ただの腹痛かもしれない……」と思っていました。私より、夫のほうが緊張していた気がします。ガラガラの道路を車で走って、夜の産院に到着。夜間診療用のインターホンを押して、中に通されたのでした。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月09日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。 陣痛かどうかわからないまま、とりあえず産院に電話して聞いてみたところ、ズバーンとしたお返事をいただきました。ズバーンとした回答って何?って感じですが、「う〜ん、ちょっと様子みてみますか〜」とか、「こうなったら、こうしてみてもいいかもしれませんね〜」みたいな曖昧な回答ではなく、「とりあえず来い」みたいな回答だったのです。 陣痛の間隔ってどこからどこまでなのか……。すみません、ちゃんとわかっていませんでした。きっと痛みがおさまったところから次の痛みが始まるところまでだろう、と勝手に思い込んでいたんです。きちんとした測り方をすれば、間隔はもっと長かったに違いありません。 それなのに、産院の方に「10分間隔です」と言い切ってしまった私。勘違いしたまま、産院へ向かう支度を始めたのでした。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月07日ベビーカレンダーをご覧の皆様、こんにちは。先日10年使ったパソコンが突然壊れてしまい、半ベソで新しいパソコン&ソフトとたたかっている和田フミ江です……(涙)。 出産予定日の翌日の夜、おなかが痛いことに気づいた私。けれどそれは「なんかちょっと痛いかも?」というレベルの痛み。前駆陣痛なのか陣痛なのかわからず、とても困りました。 「おっちょこちょい」「ケチ」「優柔不断」。私の三大要素が、こんなときも大炸裂。あーでもないこーでもない言っていたら、夫にピリつかれました。 まあどうせ、「そんなに痛みが強くないなら来なくても大丈夫ですよ〜」と言われるんだろうなあ、と思いながら電話したのですが……。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年05月02日ベビーカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。 出産に関して、私が心配していたのは「陣痛」でした。と言っても、心配していたのは痛さではありません。古今東西、みんな痛いと言っているんだから、痛いのは間違いないんだろうと。それより、「陣痛がいつ・どんな感じで始まるのか」を気にしていた気がします。 タクシー会社や産院の電話番号を控える、散歩はするけど遠くには行かない、生理用ナプキンを持ち歩く、入院準備をしておく、等それなりにできることはやっていました。が、思いの他ささやかなおなかの痛みがやってきたときは「これは陣痛なのか?陣痛はこんなものじゃないはずだ。じゃあ、どうしよう?」と悩んでしまいました。 次回、迷いながらも私たちがとった行動をお伝えしたいと思います。 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年04月23日ベビーカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。 出産予定日って、いろいろ気になりませんか?生まれてくるわが子の誕生日がこの日になるかも、と思うと「この日なら覚えやすくていいなあ」とか「星座は何になるのかなあ」とか、私はつい考えてしまいました。そして実際に予定日が近づいてくると、もうドキドキソワソワ……。 予定日はあくまで目安。前後して当たり前。それはわかっていても、こうなると私も夫も親たちも、「いつ生まれるの?」「なんで生まれないの?」「なにも問題ないの?」とますますハラハラドキドキ。その間毎日かかってくるWおばあちゃんからの電話!(※前話参照) 毎日、気が気じゃなかったです……。 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年04月18日ベビーカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。マタニティヨガで知り合った子がある日こんなことを言い出しました。予定日が近づくと…… うちの母も夫の両親もそういうのしなさそうだな、と他人事のように聞いていましたが、おばあちゃんたちの存在を忘れていた〜! 私の祖母も、夫の祖母も、控えめに言ってもなかなかのKY……。自分がこう!と思うと相手の気持ちはお構いなしに突っ走るタイプなのです(※名づけ34話参照)。ホントに漫画みたいな話ですが、昨日は私の祖母、今日は夫の祖母、というように、示し合わせたかのように交代で電話がかかってきていました。 今は笑って話せますが、当時は初めての妊娠で、いつ、どんなふうに陣痛が始まるのかわからず毎日ドキドキしていたので、この確認電話が本当にストレスでした。電話が鳴るたびにビクッとなり、「どう?生まれそう!?」と聞かれるたびに「こっちが知りたいわーーーーい!!」と心の中で叫んでいました(涙) 著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年04月16日