2016年2月に行っておきたい首都圏の美術展を5つ厳選しました。誰でも名前を知っている巨匠の作品展から、小さな美術館の個性的な企画まで、いましか見られない美術展を紹介します。■これは見逃せない! 巨匠の作品展・『フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展』美術の教科書などで誰もが目にしたことのあるフェルメールとレンブラント。実際に鑑賞する機会はそう多くはありませんよね。とくにフェルメールは、生涯に制作した作品数が50ほど。現存するものは約35点しかないのです。《水差しを持つ女》もこの展覧会が日本初公開。今回を逃したら次、日本でいつ見られるかわかりません。《水差しを持つ女》は若い女性の自室でのひとこまを描いた作品。金張りの水差しや部屋のしつらえから、オランダ黄金時代の市民生活の豊かさが伝わってきます。しかし、フェルメールの生活は決して豊かではなかったといいます。彼が愛用した「フェルメール・ブルー」とも呼ばれる絵の具は、ラピスラズリが原料のたいへん貴重なものでした。フェルメールはこの絵の具に夢中になり、財産をつぎこんでしまったのです。フェルメールがこの作品を描いたのは30歳のころ。いまのわたしたちと同世代です。11人の子持ちでありながら、絵の具に財産を使いはたすとは…。しかし、そのおかげでわたしたちはこの作品に出会えるわけですね。ところで、フェルメールはデッサンが苦手だったという説があることを、ご存じですか? 彼はカメラ・オブスクラというピンホールカメラのような装置を使い、箱の内側に投影された像をなぞって下絵を描いたそう。小さい作品が多いのはそのためだといわれています。デッサン苦手説が事実だとしても、それでフェルメールの価値が損なわれるわけではありません。彼の作品に一瞬が永遠につづくような静寂を感じるのは、その作法にこそよるのかもしれませんね。会期:2016年1月14日(木)~3月31日(木)開館時間:10:00~20:00会場:森アーツセンターギャラリー・『リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展』ラファエル前派は、19世紀の英国で起こったムーブメントです。同時代の印象派が屋外で一瞬の光景をとらえる「ライブ感」を追求したのに対し、ラファエル前派は神話や伝説、文学作品に題材を求めました。展示作品をひとことで表現すれば、「ストーリーが感じられる作品」といえるでしょう。たとえば、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作の 《デカメロン》。イタリアの作家ジョバンニ・ボッカチオによる同名の小説に着想を得た作品です。ところが、この物語の登場人物は10人なのに、描かれているのは9人だけ。残るひとりは、この絵を見ているあなたというわけです。物語だけでなく、観衆まで作品に取りこんでしまう手法はさすがです。作品世界に流れるストーリーに想像をめぐらせる、豊かな時間を楽しんでください。会期:2015年12月22日(火)~2016年3月6日(日)開館時間:10:00~19:00会場:Bunkamuraザ・ミュージアム■春が待ち遠しくなる展覧会・冬季展『春に想う―梅・椿・桜・桃―』畠山記念館は、荏原製作所の創業者であり茶人としても知られる畠山一清が収集した、古美術品などを展示するために設立した美術館です。展示では春を象徴する花々をデザインした美術工芸品と、季節の茶道具を見ることができます。こちらの美術館では、展示室でお抹茶(干菓子つき・有料)をいただけるんです。春を思いながら、ほっとひと息つくのも粋ですね。会期:2016年1月16日(土)~年3月13日(日)開館時間:10:00~16:30会場:畠山記念館■童心に返って楽しむ 超絶技巧に舌を巻く 個性派の展覧会・特別展『なぞなぞ? ことばあそび!! 江戸の判じ絵と練馬の地口絵』「判じ絵」は絵から答えを導きだすなぞなぞ。「地口絵」は成句などをもじった言葉遊びを絵にしたものです。たとえば、「花よりほかに知る人もなし」→「腹よりほかに減るものもなし」といった具合。思わずぷっと噴きだしてしまうようなユニークな作品を、童心に返って楽しみませんか?会期:2016年1月30日(土)~3月21日(月・振休)開館時間:9:00~18:00会場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館・『世界を驚かせた焼物 吉兆庵美術館蒐集 真葛香山展』1876年のフィラデルフィア万国博覧会に出品されて評判を呼び、海外で人気を博した真葛焼。海外向けとあって華やかな意匠が多いのですが、なかでも必見は「高浮彫」と呼ばれる超絶技巧。今回の目玉であり、香山晩年の最高傑作といわれる《真葛窯変釉蟹彫刻壷花活(まくずようへんゆうかにちょうこくつぼはないけ)》の、水盤に取りついたワタリガニのリアルな質感ときたら! いまにも動きだしそうで、ぞくぞくします。会期:2015年2月17日(水)~2月29日(月)開館時間:10:00~18:30会場:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー歴史的名画に春を思わせる雅な美術工芸品、くすりと笑えるユニークな絵から世界を驚かせた焼物まで。早春の1日、感性を豊かにしてくれる展覧会にお出かけしませんか?
2016年02月24日マルベリー(MULBERRY)が2月21日、ロンドンファッションウィークにて新クリエイティブディレクターのジョニー・コカによるファーストコレクションを発表する。同コレクションに先駆け、ジョニー・コカを紹介する初のショートフィルムも公開。フィルムでジョニー・コカは、インスピレーションの源や新コレクションの焦点についての話の他、アーカイブから見つけた1970年代のロゴを復活させたことについても語っている。なお、今後はInstagramやスナップチャットチャンネルなどで、ジョニー・コカが撮影したショー準備の様子も閲覧することもできる。動画引用元: (マルベリーオフィシャルYouTube:
2016年02月20日FFRIは2月10日、同社の標的型攻撃対策ソフトウェア「FFR yarai」などが、不正送金マルウェア「URLZone」をリアルタイムに検知・防御できたと発表した。「URLZone」は、2015年12月中旬~2016年1月下旬にかけて、不審なメールを介して国内のオンラインバンキングユーザーを狙った不正送金マルウェア。これに感染した場合、利用者のオンラインバンキングやWebやメールの認証情報を窃取される恐れがある。同社によると、メールにはいくつかの不審な点があった。件名は英語か日本語で書かれており、本文には「返事待ってます」「お世話になっております」などの日本語の短文が書かれている。ZIPファイルが添付されていて、解凍して開くと、文書ファイル(.doc)や画像ファイル(.jpg)などに偽造されたURLZoneが入っている。これを起動してしまうと内部へ侵入し、最悪のケースでは感染してしまう。感染した場合には、利用者に気づかれないよう、自身を隠蔽して検知を防ぐ機能を搭載している。
2016年02月12日デルはこのほど、Cylanceの人工知能を活用したセキュリティ技術を採用したエンドポイント向けマルウェア対策スイート「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」と、法人向けPC用の「POST(Power On Self Test)ブート BIOS 検証ソリューション」を発表した。Cylanceは、人工知能を活用したセキュリティ技術を開発しており、APT攻撃やゼロデイ攻撃で使用されるマルウェア、スピアフィッシング、ランサムウェアに対する防御機能を持つ。同社の技術を採用したエンドポイント向けのセキュリティ・ソリューションは「Endpoint Security Suite Enterprise」が初めてだという。Cylanceの検証では、99%のマルウェアとAPT攻撃を組織できるとしている。同ソリューションでは、ウイルス定義ファイルの定期的な更新が不要であるほか、管理者が単一のコンソールですべてのコンポーネントを管理できるため、エンドポイントセキュリティの管理に必要となる時間やリソースが削減できるという。一方のPOST(Power On Self Test)ブート BIOS 検証ソリューションでは、クラウド環境下で、個別のBIOSイメージをデルのBIOSラボの公式基準値と比較検証し、ブートイメージに脅威が入り込んでいないかを検知できる。このBIOS検証機能は、デルが提供する第6世代インテル Core プロセッサーを搭載した法人向けPCで利用できる。
2016年02月09日東洋水産は3月28日、即席袋麺「マルちゃん正麺 冷し中華」「マルちゃん正麺 ごまだれ冷し」(各525円/税別)を全国でリニューアル発売する。マルちゃん正麺 冷し中華は、即席袋麺では規模の小さかった冷し中華市場に着目し、2013年4月に発売。2014年3月には、マルちゃん正麺 ごまだれ冷しをラインアップへ加えている。今回のリニューアルでは、「サラダで食べる」というコンセプトのもと、ごま油を増量して風味をアップ。野菜との相性をより高めたという。麺の上に野菜を乗せ、ドレッシングとしてたれを利用することで、サラダとしても楽しめるとのこと。新しいパッケージは、爽やかな印象を出すために青色に変更した。裏面には、「冷し中華 DE 『ツナマヨサラダ』」といったアレンジレシピの提案もしている。
2016年02月05日NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2月1日、「マルウェア不正通信ブロックサービス」の無料提供を開始した。同サービスでは、マルウェアに感染した端末が、悪意ある第三者が設置したC&C(コマンド&コントロール)サーバーと不正な通信が行われた場合に、ネットワーク側で機械的・自動的に検知・遮断を行う。これにより、被害発生を未然に防ぐことができる。なお、このサービスで検知・遮断するために通信情報の参照が行われるが、2015年11月に「インターネットの安定的な運用に関する協議会」が制定した「電気通信事業者におけるサイバー攻撃等への対処と通信の秘密に関するガイドライン(第4版)」に準じたものとなる。参照される情報は、その中でも「通信の宛先情報」のみとなっており、利用者が通信している情報の具体的な中身は参照されない。NTTコムなどのISP事業者は、さまざまなセキュリティサービスを提供しており、セキュリティベンダーとの協力でC&Cサーバーとの通信監視や遮断を行っているが、無料でのサービス提供は国内で初めてとなる。ネットワーク側で対策を行うため、ユーザーが独自で設定を行う必要はない。サービスによってマルウェア感染が判明したユーザーへは、同社から通知が送られる。個人ユーザーの場合はOCNメールか、今後会員サポートページで確認できるようになる。企業ユーザーは、契約者向けポータルサイトで確認できるようになるが、対応までは同社カスタマサポートセンターか営業担当者への連絡が必要としている。対象となるプロバイダーサービスは、個人向け、法人向けの「OCN光」などNTTコムの参照用DNSサーバーを利用しているもので、自動適用される。対象サービスを利用していても、OCNのDNSサーバーを参照しない設定にしている場合は、サービス適用の対象外となる。
2016年02月02日東京都・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、公募コンクール形式の第4回目の展覧会「FACE展2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展」を開催する。会期は2月20日~3月27日(月曜休館、ただし3月21日は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。観覧料は一般600円、大高生400円、中学生以下無料。同展は、2016年「損保ジャパン日本興亜美術賞」の入選作品71点、うち受賞作品9点を展示するもの。同美術賞は、「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を公募したもので、857名の新進作家からの応募より、国際的に通用する可能性を秘めた作品が選出された。審査は、本江邦夫(多摩美術大学教授)、堀元彰(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)、坂元暁美(上野の森美術館学芸員)、野口玲一(三菱一号館美術館学芸グループ長)、中島隆太(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館館長)らによって行われた。なお、グランプリ受賞作品は同館で所蔵(副賞金による買上)し、次回の同展開催時に展示されるということだ。また、グランプリ、優秀賞を受賞した4名の作家は、3年毎に開催予定の12名グループ展に出品予定となっている。また、会期中、入選作品の中から観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出も実施される。2016年の入選作品には、時代の感覚を捉えた輝くものが数多くあり、油彩、アクリル、水彩、岩絵具、版画、ミクストメディアなど技法やモチーフは多岐にわたるものの、いずれも見る者の心に潤いと感動をもたらしてくれるということだ。
2016年01月28日東京都・広尾の山種美術館は、江戸時代から近代・現代まで、「HAPPY」を切り口に日本美術をたどる特別展「伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ―HAPPYな日本美術―」を開催している。会期は3月6日まで(月曜休館)。開館時間は10:00~17:00(入館は16:30まで)。入館料は一般1,200円、大高生900円、中学生以下無料、きもの割引も実施している。同展は、幸福への願いが込められためでたい主題や、思わず笑みがこぼれる楽しいモティーフの日本美術作品約70点を集めたもの。祭事・婚礼などの慶事や節句、あるいは日常の営みの中で用いる図様として、日本美術ではさまざまな吉祥画題が表現されてきた。同展では、その中から長寿や子宝、富や繁栄などを象徴する美術に焦点をあて、おなじみの鶴亀、松竹梅、七福神など現代人からみてもラッキーアイテムとなる対象を描いた絵画が紹介される。さらに、ユーモラスな表現、幸福な情景など、HAPPY な気持ちをもたらす作品も展示されるということだ。同展で注目すべき作品として、初公開作品5点を含む伊藤若冲の墨画が挙げられる。おどけた様子の七福神《布袋図》や《恵比寿図》(以上2点は初公開)、表情豊かに動物の姿を描いた《河豚と蛙の相撲図》、押絵貼屛風《群鶏図》など、大胆なデフォルメと機知にトンだ富んだ表現を観ることができる。また、歌川国芳のユーモアあふれる猫や金魚の戯画(会期中、展示替え有り)、鮮烈な色彩と滑稽さが魅力の吉祥画・柴田是真《円窓鐘馗》、重厚感のある筆力が際立つ河鍋暁斎《五月幟図》など幕末・明治時代の作品も展示される。そして、日本を象徴する霊峰富士の堂々たる姿を描いた横山大観《心神》、陰影や立体感を意識し、近代的な人物表現を取り入れた下村観山《寿老》など、伝統的な画題を土台としながらも、時代に即した新しい表現を試みた近代の画家たちの優品も見どころということだ。
2016年01月28日フレデリック・カッセルが月替りスイーツ「INSPIRATION」の2月の新作を2月1日から2月29日まで、フレデリック・カッセル三越銀座店で販売する。今回販売されるのは、カッセルお気に入りの和歌山県のぶどう山椒からインスピレーションを受けた「ババ」「シュークリーム」「マカロン」といった3つのスイーツ。フレッシュオレンジとぶどう山椒がほんのり香るシロップを染み込ませたサバラン生地に軽やかなカスタードクリーム、フレッシュオレンジ、オレンジ香るミルクショコラのガナッシュを重ねた「ババ サンショウ」(700円)、クッキーシューにミルクショコラクリームとオレンジの香るクリームを重ねた「シュー サンショウ」(500円)、オレンジとぶどう山椒香るミルクショコラガナッシュにオレンジのコンフィチュールを閉じ込めた「マカロン サンショウ」(240円)が展開される。さらに、1月下旬からはバレンタイン新作スーツとして、パリに架かる“愛の橋”、ポン・デ・ザールで行われる、恋人たちが永遠の愛を誓い、ふたりの名前を書いたカデナ(南京錠)を橋のフェンスに取り付けて鍵をかけたあと、その鍵をセーヌ川に投げ込むという儀式をモチーフにした「カデナ・ダムール」(6個入り 3,000円)と「プティケーク ルイ」(650円)も販売される。「カデナ・ダムール」(6個入り 3,000円)はパッションフルーツとダークショコラ・ITAKUJAのガナッシュをダークチョコレートでコーティングした「カデナ・ノワール」と、ほのかにジンジャーが香る「カデナ・レ」、フランボワーズとダークショコラのガナッシュにブロンズチョコレートをコーティングした「カデナ・ドゥルセ」の3種類が2個ずつ入っている。また、「プティケーク ルイ」はしっとりと焼き上げた濃厚なガトーショコラに、甘酸っぱいフランボワーズをトッピングした冬らしいケーキとなっている。このほかにも、ヴァレンタイン&ホワイトデー限定ボンボンショコラ「コクリコ」を詰め合わせたアソート(4個から30個入り 1,400円から9,200円)も展開される。
2016年01月17日大手ホテルチェーンのハイアット ホテルズ コーポレーションが1月14日(米国時間)、54カ国、240拠点でマルウェア感染被害を受けたと発表した。この中には、日本国内の4拠点も含まれている。ハイアットが公表したのは2015年12月23日と2016年1月14日。これによると、2015年7月30日よりマルウェア感染による被害リスクがあるようだ。特に、2015年8月13日~12月8日については、各ホテル施設内のレストランを中心に、店頭で使われたカード情報への不正アクセスが確認されており、ほかにもスパやゴルフショップ、駐車場、フロントデスクなどに「リスクがある」という。感染していたマルウェアが盗みとっていたデータは「カード所有者名」と「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」の4点で、セキュリティコードも盗み取られていることから、不正利用されるリスクが高い。ただし、これらのデータが暗号化されて保存していたかどうかは不明だ。漏えいしたカード情報の件数については公表されておらず、該当する期間に各ホテルで使用されたクレジットカードについては「リスクがある」という発表にとどまっている。同社は各国・各州政府などに連絡を行い、FBIの操作にも協力している。所在を把握している被害者については、書面で連絡するとしている。なお、同社は米国サイトで被害ホテルのリストを公開しており、その中には「Japan」の項目も用意されている。これによると、ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパとハイアット リージェンシー 京都、パークハイアット東京、アンダーズ 東京の4拠点がマルウェアに感染していた。箱根については2015年8月5日から10月14日にマルウェア感染、ほかの3件は8月13日からの感染しており、京都は10月14日、パーク ハイアット 東京とアンダーズ 東京は12月8日までの感染だった。なお、この大規模感染についてトレンドマイクロは、ハイアットの公開資料から「POSマルウェアの可能性が極めて高いのではないか」と指摘。POSマルウェアについては、米Targetのマルウェア感染から認知が広がったものの、「国内における感染例の公表は初めてのこと」(トレンドマイクロ広報部)となる。同社のソリューションでは全世界で多数のPOSマルウェアを検知しており、2014年には8件だった検出例が2015年には46件と飛躍的に増加している。今回、ハイアットが感染したマルウェアの種別は不明だが、今後もPOSを狙うマルウェアが増えていくものとみられる。
2016年01月15日シマンテックは1月12日、音声通話ベースの2段階認証(2FA)システムを傍受するAndroidマルウェアがあることをセキュリティブログで明かした。同社は発見したマルウェアを「Android.Bankosy」と呼んでいる。Android.Bankosyは以前からあったが、バージョンアップされて2段階認証を傍受する機能が追加された。音声ベースの2段階認証とは、一般的なワンタイムパスワードの送信方法が異なる。一般的には、電話番号を利用したショートメッセージサービス(SMS)で送信する。一部の金融機関などでは、セキュリティを高めるために音声通話による送信を採用している。攻撃者は、Android.Bankosyをデバイスの侵入させ、まずバックドアを開いてシステム固有情報のリストを収集する。次にコマンド&コントロール(C&C)サーバーに送信してデバイスの情報を登録する。攻撃者は、C&Cサーバー経由でコマンドを送信し、Android.Bankosyが実行する。Android.Bankosyには「call_forwarding」という特殊なコマンドを実行する機能を備え、C&Cサーバーからコマンドを受け取ると、ペイロードを実行して通話を転送する。アジア太平洋地域の多くの電話会社には、通話を無条件で転送するための発信番号を用意している。Android.Bankosyは、C&Cサーバーから受け取った発信番号を使ってこのコマンドを発行すれば、デバイスから無条件で通話を転送できる。攻撃者は、2段階認証のパスワードを盗み出すことに成功することで、感染後の初期段階で盗みだした資格情報と組み合わせて、ユーザーになりすましてサービスにログインできる恐れがある。シマンテックでは、ソフトウェアは最新の状態に保ち、見たことのないサイトからアプリをダウンロードすることは避けるなど、十分なセキュリティ対策をするように呼び掛けている。
2016年01月14日明治は11日、「明治エッセル スーパーカップ アーモンドチョコチップ」を発売した。○リッチな味わいと軽快な食感が楽しめるスーパーカップ同商品は、カップアイスの定番として好評の「明治エッセル スーパーカップ」シリーズより発売となる、同ブランドでは初めてのフレーバー。じっくりとローストしたアーモンドを使用した香り高いアーモンドペーストを、なめらかでコクのあるベースアイスに混ぜ込み、パリパリとした食感のチョコチップを加えた。香ばしいアーモンドアイスとカカオ感のあるチョコチップを組み合わせることで、リッチな味わいと軽快な食感が楽しめるという。内容量200mlで、希望小売価格は130円(税別)。
2016年01月13日Google Playで公開されているAndroidアプリの一部に、マルウェア「Brain Test」が混入しているようだ。セキュリティベンダーのLookoutが報告している。Brain Testは、2015年10月ごろ出回ったマルウェア。Android端末の内部において、ルート権限で各種のコマンドを実行する能力を持つ。C&C(コマンド&コントロール)サーバと通信して悪意あるアプリを追加したりもできるほか、Android端末を工場出荷時に戻すリセット操作を実行しても消えない(端末内に残って活動を続ける)。2016年1月12日の時点では、LookoutがGoogleに伝えた感染アプリ(13タイトル)はすべて削除されているとのことだが、ユーザー側でも改めて注意が必要だ。大手セキュリティベンダーのAndroid向けセキュリティアプリは、Brain Testの侵入や動作のブロックに対応している。なお、Lookoutの報告によってGoogle Playから削除されたアプリは以下の通り。Cake BlastJump PlanetHoney CombCrazy BlockCrazy JellyTiny PuzzleNinja HookPiggy JumpJust FireEat BubbleHit PlanetCake TowerDrag Box
2016年01月13日東洋水産は1月18日、カップ入り即席麺「マルちゃん もち入りカレーうどん でか盛」(税別205円)を全国で販売開始する。「でか盛」シリーズは、「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」といった和風カップ入り即席麺シリーズの大盛り版。今回、2014年9月に発売された、クリーミーな味わいのカレーうどんが再登場する。めんは、コシと弾力の強い、なめらかな太めのうどんを採用。やさしい後味のカレー風味つゆは、粉乳とラードの配合を調整して、前回よりもまろやかさを増したという。具材には、もちもちとした食感のきねつきもちときざみ揚げ、ねぎを使用した。
2016年01月06日ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)が日本上陸後初のポップアップショップ「ドミニク アンセル ポップアップ(DOMINIQUE ANSEL POP UP)」を16年1月2日から2月14日まで、渋谷モディにオープンする。同ポップアップにはオーナーシェフ、ドミニク・アンセルのアイデアがプラスされたオリジナルスモア(SMORE)スイーツが登場。スモアとはキャンプスイーツとしてアメリカで古くから親しまれるマシュマロを使ったスイーツのことで、炙ったマシュマロとチョコレートをクッキーでサンドして食べる。店頭では、はちみつを使ったマシュマロを、オーダーが入ってから火で炙り、ブランデーが香るチョコレートガナッシュ、板チョコレートと一緒にシナモン風味のスペキュラースクッキーにサンドし、マルドン・シーソルトを振りかけた究極のスモア「ウルティメイト スモア」(800円)が登場。このほか、シナモンマシュマロやライスパフの入った「スモア シリアル」(950円)や、はちみつを使ったマシュマロと生キャラメルをチョコレートでコーティングした「マシュマロキャラメル」(1,200円)、ペンギン型のマシュマロ「ペンギン マシュマロ」(600円)など、表参道の既存店では味わえない限定メニューやドリンクメニューも販売する。なお、1月中旬からはバレンタイン限定商品も発売される予定となっている。さらに、1月1日4日の4日間にはドミニク・アンセルの来日が予定されている。
2015年12月24日「フレデリック・カッセル 銀座三越」(東京都中央区銀座)は2016年1月3日、ピスタチオの「INSPIRATION de Frederic Cassel」の販売を開始する。○人気のプティガトーの進化系コレクションを提案同店は、月替わりで"INSPIRATION(インスピレーション)"を提案。2016年1月のINSPIRATIONは、人気のプティガトーの進化系コレクション、コクのあるヘーゼルナッツとピスタチオミルクチョコレートが冬らしい味わいの「ブルトゥイユ」となる。「ババ ブルトゥイユ」は、ピスタチオ香るシロップを染み込ませたサバラン生地になめらかなヘーゼルナッツのクレーム、ピスタチオのマスカルポーネクリーム、そしてヘーゼルナッツの食感、ミルクチョコレートが味わいを柔らかにまとめた。価格は756円(税込)。サクサクに焼き上げたクッキーシューにコクのあるヘーゼルナッツクリームとピスタチオクリームを重ねた「シュー ブルトゥイユ」は、柔らかなミルクチョコレートとヘーゼルナッツの食感を楽しめる。価格は540円(税込)。「マカロン ブルトゥイユ」は、ピスタチオクリームの中にサクサクとした食感のフィユティンヌとプラリネのショコラを閉じ込めた。価格は260円(税込)。
2015年12月18日ファイア・アイは12月11日、OS起動前に実行されるマルウェアを使用してカード決済情報を狙う攻撃を確認したと発表した。攻撃は、「ブートキット(bootkit)」と呼ばれる特殊な手法を使用しており、下位レベルのシステムコンポーネントにマルウェアを感染させるというもの。端末によるマルウェアの特定・検出は非常に困難であり、万が一端末が感染した場合、OSの再インストールを実施してもマルウェアを削除できないという。同社は、「システム管理者がブートキットで感染したシステムの完全な物理的消去を実行してから、OSを再ロードする必要がある」と説明している。攻撃は「FIN1」と呼ばれるグループによって行われている。このグループは、悪意あるファイルやユーティリティを多数展開しており、「Nemesis(ネメシス)」と呼ばれるマルウェア・エコシステムの構成要素となっている。マルウェアが端末に侵入すると、まずシステムチェックを実施する。BOOTRASHインストーラのコピーがシステム上で実行されていないか、マルウェアの必須コンポーネントであるMicrosoft NET 3.5フレームワークがシステムにインストールされているかをチェックする。インストーラがすでに実行中の場合や、.NETフレームワークがインストールされていない場合、マルウェアは停止するという。システムチェック後に問題がないようなら、BOOTRASHは独自のカスタム仮想ファイルシステム(VFS)を作成して、Nemesisエコシステムのコンポーネントを保存する。マルウェアはファイルシステムの位置を特定し、ファイル構造に見合うだけの十分な領域がシステムに存在するかを確認する。インストールに必要な領域スペースを特定するため、マルウェアはWindows Management Instrumentation(WMI)を使用して、システムの起動ディスクとパーティションに問い合わせる。その後、32ビットまたは64ビットのコンポーネントの合計サイズを計算し、システムのパーティション間の空き領域の中に、カスタムファイルシステム用の十分な領域があることを確認する。ここからブートセクタのハイジャックを実施する。インストーラは、まず正規のブートセクタをメモリに読み込み、パーティションの開始から0xEのセクタにVBRコードの符号化されたバックアップコピーを保存する。続いてマルウェアは、その後のインテグリティ・チェックのために、正規のブートセクタに2つのアルゴリズムを適用する。正規のブートセクタが保存されると、マルウェアは組み込みリソースの1つから新たなブートストラップ・コードを解読し、既存のブートストラップ・コードを上書きすることで、感染システムの起動プロセスを効果的にハイジャックする。今度はNemesisコンポーネントのインストールする。ブートキットの作成とインストールを担当する3つのコンポーネント(vbr.bin、vbs.bin、bootldr.sys)の保存に際して、インストーラは仮想ファイルシステムを使用する。それ以外のコンポーネントについては、仮想ファイルシステム内に保存される場合と、HKCU.Default\Identitiesレジストリキー内のバイナリデータとして保存される場合がある。これらのコンポーネントは、ファイル転送、画面キャプチャ、キーロガー、プロセス・インジェクション、プロセス操作、タスク・スケジューリングなどを担当している。感染した端末を起動すると、システムのMBRによって悪意あるBOOTRASHブートストラップ・コードによって上書きされている起動パーティションのVBRのロードが試みられる。このコードは、カスタム仮想ファイルシステムから、Nemesisブートキット・コンポーネントをロードする。ブートキットは次に、インストール・プロセス中にディスクに保存された、正規のブートセクタにコントロールを渡す。この段階から、起動プロセスはOSのソフトウェアのロードと実行を継続する。ブートキットは、いくつかのシステム割り込みを傍受することで、起動プロセス中のNemesisの主要コンポーネントのインジェクションを手助けする。ブートキットは、さまざまなシステムサービスを担当するBIOS割り込みをハイジャックし、関連する割り込みベクターテーブルのエントリーにパッチを適用することで、OSローダーがコントロールを得た後のメモリのクエリを傍受できるようになる。ブートキットはその後、正規のVBRにコントロールを渡し、起動プロセスの継続を許可し、OSのロード中にも、ブートキットは割り込みの傍受を行い、リアルモードからプロテクト・モードへとCPUを移す固有の命令を探して、OSのローダメモリをスキャンする。これにより、CPUがリアルモードからプロテクト・モードへと変わるその都度、ブートキットは記述子テーブルにパッチを適用できる。このパッチには、修正版割り込みハンドラーが含まれており、特定アドレスが実行されるたびにブートキットにコントロールをリダイレクトする。この結果、ブートキットは、OSのローダー実行の特定ポイントを検出・傍受して、通常のカーネルのロードの一環としてNemesisコンポーネントをインジェクトできる。
2015年12月14日日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は12月14日、ハイブリッド/電気自動車やグリッド蓄電向けに、16個のバッテリ・セルを同時に計測する統合型バッテリ・モニタ/保護IC(集積回路)「bq76PL455A-Q1」を発表した。同製品では、最大256個のセルを直列接続した大型バッテリパックの正確なモニタと保護が可能。パッシブ・セル・バランス機能とアクティブ・セル・バランス機能の両方をサポートし、バッテリからエネルギーを最大限供給することができる。パッシブ・セル・バランス機能は個々のセル電圧の不一致を補正。アクティブ・セル・バランス機能は、個々のバッテリ・セルの充電量を最大化し、ハイブリッド自動車や電気自動車で、より長い走行距離を可能にすると同時に、製造コストの削減に貢献するという。
2015年12月14日昭和シェル石油は、 同社が選出する「シェル美術賞2015」の受賞・入賞作品を展示する「シェル美術賞展2015」を開催している。会期は12月21日まで(15日は休館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで/11日、18日は夜間開館10:00~20:00、入館19:30 まで/最終日は10:00~16:00、入館15:30まで)。会場は東京都・乃木坂の国立新美術館 1階展示室1B。入場料は一般400円、大学生200円、高校生以下および70歳以上は無料。同展では、昭和シェル石油が現代美術を担う将来性のある若手作家(40歳以下)の発掘を目的として1956年に創設した「シェル美術賞」の44回目となる「シェル美術賞2015」の受賞・入賞作品53点を展示する。2015年は552名の作家から807点の作品応募が寄せられた。同賞においてグランプリは選出なしとなったが、石井奏子さんの「雪の研究」と矢島史織さんの「モンスター」といった計2点を準グランプリとして選出。このほか、審査員賞3点、 審査員奨励賞3点を含む計53点の受賞・入選作品を決定、同展にて公開。それに加え、過去受賞・入選作家の活動サポートを目的に過去受賞入選作家4名の作品を展示する「シェル美術賞アーティストセレクション(SAS)」も併設する。なお、同賞の本江審査員長、保坂審査員と受賞作家8名によるトークショーを展覧会場内で実施する。開催日時は12月12日 14:00~15:00。
2015年12月10日マルベリー(MULBERRY)のアイコンバッグである「リリー(LILY)」と、「クレミー・クラッチ(CLEMMIE CLUTCH)」に、クリスマスギフトを意識したメタリックカラーが登場。同メタリックカラーは、ゴールド、シルバー、ミッドナイトブルー、オックスブラッドの4色。該当アイテムは、「リリー」(H17xW21xD9cm 16万円)のほか、長財布の「スリー ジップ アラウンド ウォレット(TREE GIP AROUND WALLET)」(H10.5xW20xD2.5cm 6万4,000円)、パスケースの「クレジットカード スリップ(CREDIT CARD SLIP)」(H7xW10cm 2万1,000円)など。なお、「クレミー・クラッチ」(H17xW27xD8cm 11万円)の日本での展開カラーはゴールドとシルバーのみ。11月25日から、新宿伊勢丹店本店本館1階ハンドバッグ、銀座三越1階ハンドバッグ、阪急うめだ本店1階ハンドバッグにて販売開始。尚、新宿伊勢丹では、同売場で税込5万4,000円以上購入すると、同ブランドの非売品のキャンバストートがプレゼントされる。このトートは、ミック・ジャガーの娘でモデルのジョージア・メイ・ジャガー(Georgia May Jagger)と同ブランドがコラボレーションしたカプセルコレクションの発表を記念して製作されたものだという。
2015年11月23日フランスに在住する最も革新的なアーティストに与えられるマルセル・デュシャン賞を2008年に受賞したアーティスト ローラン・グラッソの日本初の本格的個展が銀座メゾンエルメス フォーラムで開催されている。近年大きな注目を集めるローラン・グラッソの作品の多くは、歴史的資料や化学文献のリサーチに基づき、神秘的な出来事や伝説、超常現象などを様々な手法で描き出したもの。本展では、そのスタイルを踏襲しながら日本で起きた超常的、超自然的な現象を描く新作が多数展示されている。ローラン・グラッソが表現する1914年の桜島の噴火や、縄文時代の仮面、1803年に常陸地方で発見された未確認物体をテーマにした作品は、歴史資料館や博物館から借用されたのか、と思うような不思議な存在感とリアリティを放つとともに、時を経た現実が時に幻想的でフィクションのように奇妙であることを感じさせる。また、15~16世紀のフランドル絵画やルネサンス以前のイタリア絵画の様式と技法を用いて、当時ほぼ描かれることのなかった日食、オーロラー、隕石などを描いた絵画作品は、その制作手法、その中に描かれる当時の世界、そして作品が誕生した現在という複数の時間を孕みながら、我々の前に現れ、奇妙で不思議、そして神秘的な感動を引き起こす。「アーティストの役割は、鑑賞する人に考える基盤を提供すること。私は歴史書物や、文化人類学や社会学に興味が有る。現代の科学技術は、時にSFより強烈だったりするが、実際に起きた事実を踏まえ、完全な想像から生まれたものではない作品から、フィクションより奇妙な現実を感じて欲しい」と語ったローラン・グラッソ。本展のタイトル、Soleil Noir(黒い太陽)は、日食のことであり、まさに古代から繰り返し人々が経験してきた神秘的、宇宙的、幻想的な時間の体験の象徴と言えるだろう。階層的に分断されたフィクションのような事実が、複数の時間をまとい、同時に現れることで生まれる、ファンタジックで奇妙な体験を是非この展覧会で感じて欲しい。【イベント情報】ローラン・グラッソ展「Soleil Noir(黒い太陽)」会期:11月11日~2016年1月31日時間:月-土曜 11:00~20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00~19:00(最終入場18:30)休館日:不定休11月18日休館年末年始はエルメス銀座店の営業時間に準ずる。会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階入場料:無料
2015年11月19日プレゼンになると緊張してしどろもどろ。結局相手に伝えたいことを伝え切れず、そのまま終了。そんな経験はありませんか? 企画職として、週3~4ペースでプレゼンをこなし、周囲からもプレゼン上手と認められている深山雅文さん(仮名・38歳)に、今回お話を聞いてきました。■プレゼン資料は、相手によって切り口を変えるべし深山さんのプレゼン資料を見せていただくと、パワーポイント60枚超えの大ボリューム。しかしその中身は文字も少なめですっきりしています。相手に必要な資料だけ抜き取って使っているため、枚数が多いことは問題ではないとのこと。社内上層部へのプレゼンであれば、数字を最も気にすると想定し、市場のリサーチ結果など、数字の根拠となる資料を多く入れたものを用意します。他社へのプレゼン時には競合との違いを強調するなど、相手が求めるものをピックアップしてプレゼンに臨みます。最初に膨大な量のプレゼン資料をつくるのは一見手間に思えますが、結果的には時短になっているそうです。■相手をひきつける、ちょっとした仕掛けプレゼン資料を読み上げるだけでは、相手の心に響きません。そこで、相手を楽しませるための仕掛けを入れると成功率が高い、と深山さんは言います。かたくなりがちなプレゼンの場ですが、共感や笑いの要素を入れることでその場が和みます。たとえば誰もが知っているキャラクターを、シート内に入れることがその方法です。プレゼン中に緊張もほぐれ、自分のペースに引き込みやすい環境に持っていくことがポイントです。初対面でのプレゼンは、相手に疑問を抱かせるページを用意します。冒頭で現状の問題提起を見せ、次のシートでその解決法を大きく取り上げます。問題提起から解決法を同じシートで見せず、あえて分ける点が重要です。疑問を膨らませてから次のステップで解決法を提示すると、相手の興味を引きやすくなります。■想定外の質問に頭が真っ白! プレゼン中のピンチはどう乗り切る?どんなに準備万端で臨んだプレゼンでも、想定外の質問をされることがあります。そこで手元の資料の隅に絶対に言わなければいけないことを、箇条書きにしておくことをおすすめします。緊張して内容が頭から飛んでしまった場合でも、手元の資料を見ればフォローができます。質問に回答できないということは絶対に避けたいため、その場で類推できそうな内容であれば、断定はせずにお茶を濁しましょう。全く想定していない点を追及された場合は、追加調査をするなどの今後の対応を伝えます。こうすることでネガティブにとられることなく、前向きな取り組み姿勢を印象づけることもできます。今回ご紹介したテクニックを取り入れてみて、自分流にプレゼンを極めていってください!
2015年11月16日東洋水産は、2015年11月で連載開始から31年を迎える「ドラゴンボ―ル」のアニメ最新作『ドラゴンボール超』とマルちゃん商品のコラボキャンペーン「超マルちゃんキャンペーン」を開催する。キャンペーンは2015年11月23日(月)よりスタートし、その第一弾として、対象商品購入者200万人に『ドラゴンボールヒーローズ』のオリジナルキラカードが当たるプレゼントキャンペーンが行われる。『ドラゴンボールヒーローズ』は、累計出荷枚数4億枚以上を誇るデジタルキッズカードゲームの人気No.1タイトル。カードを動かして、体感操作で5vs5 のド迫力バトルを楽しむことができ、ゲームの中でユーザーの分身となるヒーローアバターでユーザー自身がドラゴンボールの世界に入って悟空たちとともに闘い、成長することができる。今回のカードは、「超マルちゃんキャンペーン」のために描き起こされた「孫悟空」のオリジナルカード(キラ仕様)。このカードには11月中旬から稼働する『ドラゴンボールヒーローズ ゴッドミッション 5弾』から初登場の「ゴッドアビリティ」が特別に付与されている。「ゴッドアビリティ」は特別なイベント時のみ発行される貴重なもので、通常のカードに備わったアビリティに加えて別の効果が発動する強力なカードとなっており、通常のゲームプレイでは手に入れることはできない。なお、今回のキャンペーンでは、キャンペーンマークが印刷されている対象商品を購入し、商品内に「カード」が入っていれば当りとなる。■「超マルちゃんキャンペーン」概要【開催期間】2015年11月23日(月)~ (キャンペーン告知パッケージがなくなり次第終了)【対象商品】※対象商品にはキャンペーンロゴが印刷されている。【景品内容】 オリジナル「ドラゴンボールヒーローズカード(ゴッドアビリティ付き)」・キャラクター名 / 孫悟空・必殺技 / かめはめ波・アビリティ / 電光石火の一撃・カードアクションアビリティ / バースト・ゴッドアビリティ / 神の守護(自分の被ダメージを25%軽減する効果)(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
2015年11月12日オリンパスは11月2日、細胞数をカウントする自動セルカウンター「Cell Counter model R1」を国内で発売開始したと発表した。同製品では、専用のスライドに試料を滴下し本体にセットすると、独自のソフトウエアアルゴリズムと液体レンズによるオートフォーカス機能により、重なり合った複数の細胞を、個々の細胞として認識しカウントすることが可能。大きさや形状による分類、生細胞・死細胞の割合も同時に計測できるうえ、カウント時の設定を300種類まで保存できるため、細胞の種類に応じて選択することが可能となっている。また、細胞数のカウント時に使用した設定や、撮影画像、総細胞数、生細胞・死細胞の割合、細胞の大きさなどの計測結果は、7インチの大型タッチスクリーン上で確認することができ、結果はPDF形式のレポートファイルとして保存し、USBポートからほかのメディアへ転送することができる。
2015年11月02日フランス・パリ郊外のフォンテーヌ・ブローに店とアトリエを構え、フレデリック・カッセル(Frederic Cassel)から2015年10月以降に発売されるアントルメやプチガトー、クリスマスケーキ、2016年度版のガレット・デ・ロワ、そしてバレンタイン向けのコレクションまで一気にお披露目された。なかでも最後に発表された「ココット・トロンプ・ルイユ」は会場から驚きの声があがった一品だ。ココット(鍋)のなかにはぶどう山椒の香りを移したオレンジのシロップを染み込ませたヘーゼルナッツのビスキュイと、その上にフレッシュオレンジとコーヒー風味のマスカルポーネを絞ったガトー。「お料理のように喜びや時間を共有する」というコンセプトで生まれたコレクションなのだが、なんとこのココット自体がチョコレートでできていて、食べることができる。「トロンプ・ルイユ」とは、だまし絵を意味する。ティラミスのような構造で、スプーンですくって食べるのがおすすめだという。誕生のきっかけは、フレデリック・カッセルで商品開発を担当しているグレゴリー氏がフランスのテレビ番組への参加だった。その決勝戦でのテーマが「目を錯覚させる」。そこでグレゴリー氏は、日本でもル・クルーゼやストウブで知られるココットを模したケーキを製作し、見事優勝を果たした。サイズは大きな「アントルメ」(7,500円)のほか、ひとり分程度の「プチガトー」(1,400円)もある。こちらの販売は11月25日から。「これは親しい人たちと分け合っていただくというコンセプトなので、小さいサイズもありますが、みんなで食べられる大き目のサイズをおすすめしたいと思っています」(カッセル氏)
2015年10月09日日本ヒューレット・パッカードは10月7日、セキュリティ・インテリジェンスを中心とする新しいソリューション「HP DNS Malware Analytics (DMA)」を発表した。新ソリューションは従来のセキュリティ手法とは異なるアプローチを採用し、ユーザー、アプリケーションおよびデータの相互連携に焦点を当て、企業の最も貴重な資産を保護するとしている。同ソリューションはアルゴリズム主導型のクライアントレス・サービスであり、同社研究所および社内のサイバーディフェンスセンターの協力により開発したとのこと。エンドポイントのエージェント無しで感染ホストを特定し、リスクの高い脅威を迅速に検出することで、データ侵害への影響を軽減しセキュリティ態勢全般を強化するという。また、マルウェアに感染したサーバ/デスクトップ/モバイル・デバイスなどのホストを迅速に特定し、ネットワーク内に足がかりが作られる前の封じ込めを可能にする。同ソリューションは大容量のDNSレコードを分析するために、一般的なルール・ベースのアプローチとは異なる、独自のアルゴリズム・エンジンを使用している。新たな未知のマルウェアの検出を可能にする一方で、同時に他のマルウェア検出システムと比較して誤検出を20分の1にまで削減するという(本番データを使用した社内テストに基づく)。これによりITの時間とリソースを節減でき、企業はデバイスのリスクの高さに応じて優先順位を決定し修正を行うことが可能になるとのこと。さらに、簡単な設定とクラウド・レポートを通じて速やかな展開が可能であり、継続的に脅威を監視するという。このソリューションはシームレスに「HP ArcSight SIEM」プラットフォームと統合しているため、企業はSIEMや「HP ArcSight Enterprise Security Management (ESM)」を展開および活用し、他のコンテキスト・データとの連携を図り、警告を発し、適切な修正を通知できるという。同社は同時に、データ主導型セキュリティを促進するためとして「HP Fortify scan analytics」を発表した。これは、企業のアプリケーション・セキュリティ・データを活用した自動学習のテクノロジーを応用しており、アプリケーション・セキュリティのソリューションの精度と効率を向上させるとのこと。アプリケーションのセキュリティ・スキャンを実施するたびに増え続けるデータを処理し、人手によるレビューが必要な問題の数を減らすことで、企業はより少ない、より優先度の高いタスクとリソースに集中できるとしている。この分析テクノロジーは、ワークフローをテストする既存のアプリケーションのセキュリティにシームレスに統合するもので、アプリケーションのセキュリティ監査プロセスの効率化と調査結果の関連性の双方の向上に効果を発揮すると同社はいう。同ソリューションは、「HP Fortify on Demand」の一部として提供する。
2015年10月08日パロアルトネットワークスは10月4日(米国時間)、新しいApple 新しいiOSを搭載する端末を狙う新たなマルウェアを発見し、「YiSpecter(イースペクター)」と名付けたとセキュリティブログで発表した。YiSpecterは、iOSシステム内でプライベートAPIを不正使用し、端末に攻撃するタイプのマルウェア。エンタープライズ証明書を悪用することで、端末がジェイルブレイクされているかを問わず攻撃できる。主に中国本土と台湾での感染が確認されている。主な侵入経路は、ISPからのトラフィックのハイジャック、Windows上のSNSワーム、オフラインアプリのインストールやコミュニティでの拡散など独特だという。YiSpecterが初めて確認されてから10カ月以上たった今でも、セキュリティ対策が遅れていると指摘している。ブログの執筆時点(10月4日ごろ)では、無料検査サービス「VirusTotal」に採用されているセキュリティ・ベンダー57社のうち、マルウェアを検出できたのは1社だけであったという。YiSpecterの実体は、エンタープライズ証明書で署名された4つのコンポーネント。プライベートAPIを悪用し、コマンドアンドコントロール(C2)サーバからこれらコンポーネントを互いにダウンロードおよびインストールする。悪質なコンポーネントのうち3つは、ユーザーにより発見されて削除されることを防ぐため、iOSのSpringBoardからアイコンを非表示にするよう細工している。コンポーネントはiOSの上級ユーザーを偽るために、システムアプリと同じ名前とロゴを使用している。YiSpecterはiOS端末に感染することで、端末内で以下のことが実行できる。任意のiOSアプリをダウンロード、インストール、起動ダウンロードしたアプリへの既存アプリを置き換え広告表示のため他のアプリ実行をハイジャックSafariのデフォルトの検索エンジン、ブックマーク、開いたページの変更C2サーバーへの端末情報のアップロードユーザーが通常のアプリを開くとフルスクリーン広告を表示ユーザーは、サードパーティのツールを使用することで、感染した端末上で追加された不審な「システムアプリ」を見つけることが可能だが、一度YiSpecterをインストールしてしまうと、手動でマルウェアを削除しようとしても自動的に復活してしまう。
2015年10月07日米Palo Alto Networksは、ジェイルブレイクされていないiOS端末も攻撃するマルウェアを発見した模様。「YiSpecter(イースペクター)」と命名されたこのマルウェアは、iOSシステム内でプライベートAPIを不正使用していることが分かっている。主に中国本土と台湾のiOSユーザーが本マルウェアに感染していると報告しており、全国的なISPからのトラフィックのハイジャック、Windows上のSNSワーム、オフラインアプリのインストールやコミュニティでの拡散といった手法で拡がっている模様である。YiSpecterは10か月以上インターネット上に存在しているとのことだが、無料検査サービス「VirusTotal」で調査したところ、セキュリティベンダー57社のうち、マルウェア検出できたは10月4日の時点で1社だけだった。YiSpecterはエンタープライズ証明書で署名された4つのコンポーネントから構成されていて、プライベートAPIを悪用することで、コマンドアンドコントロール (C2) サーバーからこれらのコンポーネントを互いにダウンロードおよびインストールする。コンポーネントのうち3つは、ユーザーの発見による削除を防ぐため、iOSのSpringBoardからアイコンを非表示にするよう細工を施す。また、これらのコンポーネントはiOS上級ユーザーを偽るために、システムアプリと同じ名前とロゴを使用している。感染したiOS端末においては、任意のiOSアプリをダウンロード/インストール/起動、ダウンロードしたアプリと既存アプリとの置き換え、広告表示のために他のアプリ実行の乗っ取り、Safariにおけるデフォルトの検索エンジン/ブックマーク/開いたページの変更、C2サーバーへの端末情報のアップロードといったことが実行される恐れがある。被害者の報告では、過去数カ月にわたる攻撃でこれらすべての挙動が確認されている。非ジェイルブレイクのiOS端末でも感染することが分かっており、手動で削除してもまた出現したり、通常のアプリを開くとフルスクリーン広告が表示されたりといった報告が寄せられている。エンタープライズ証明書を悪用することで非ジェイルブレイクiOS端末をマルウェア感染させる手法、プライベートAPIを不正使用する手口の存在は以前から知られていたが、その二つを組み合わせたマルウェアの存在が確認されたのは今回が初めてのことである。Palo Alto Networksは、広範なユーザーに被害を及ぼすもので、これはiOSセキュリティの障壁を一歩後退させるものであると声明を発している。
2015年10月06日フレデリック・カッセルが10月1日から31日まで、ハロウィンに合わせた2種類のスイーツを発売。月替わりスイーツ「INSPIRATAION(インスピレーション)」の10月の新作に加え、10月14日には新商品も発売される。今回ハロウィンに向けて発売されるのは、上品なオレンジクリームとシナモンが香るキャラメルムースのタルトとショコラとオレンジのサブレ(12枚入り)の2種類(各税込756円)。タルトの上には、可愛らしいコウモリ型のチョコレートが乗せられている。また、月替わりで提案されるコレクション「INSPIRATAION」の新作も登場。10月はフレデリック・カッセルの出身地であるレユニオン島に所縁の深いラムとバニラに、トロピカルフルーツを合わせ、フレデリック・カッセルの愛息“Diego(ディエゴ)”の名を冠したスイーツを提供する。ラインアップは、ラムで香りづけしたシロップをたっぷりと染み込ませたサヴァランにタヒチ産のバニラクリームを絞った「ババ “ディエゴ”」(税込756円)、クッキーシューにタヒチ産のバニラクリームとシャンティクリームを合わせ、ラムでマリネしたパイナップルとグロセイユを加えた「シュー “ディエゴ”」(税込486円)、ライムの爽やかな苦みを利かせたガナッシュにパイナップルのコンフィを閉じ込めた「マカロン “ディエゴ”」(税込260円)の3種類。その他、10月14日より、新商品「ソーフレッシュ」(税込756円)が登場。高知県産のベルガモットアロマを閉じ込めたベルガモットジュレと香ばしいサブレの相性が絶妙な一品となっている。また、フレデリック・カッセルの初のレシピブックとなる『フレデリック・カッセル 初めてのスイーツ・バイブル』が9月16日に発売されたことを受け、同書の刊行を記念して、9月30日には代官山蔦屋書店1号館2階のイベントスペースにて、フレデリック・カッセルのトーク&デモンストレーションイベントが開催される。
2015年09月27日ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンとSecuLynxはこのほど、未知のマルウェアに感染した端末の即時遮断、強制排除を行うセキュリティソリューションの共同開発を発表した。ソリューションは、SecuLynxの不正機器接続防止製品「IntraPOLICE II」とウォッチガードのFirebox標的型攻撃対策アプライアンスを機能連携したもの。Lastlineの次世代サンドボックス環境でゼロデイマルウェアを検知するほか、ウォッチガードが持つ解析済みのマルウェアデータを元に検知できる。機能連携では、この検知したマルウェアがどの端末に存在するのかをIntraPOLICE IIマネージャーに送信。マネージャーは遮断の指示をIntraPOLICE II センサへと送り、センサが端末を遮断、強制排除する。遮断にかかる時間は、検知情報がIntraPOLICE IIマネージャーに送られてから100ms~500ms程度で遮断できるという。SecuLynxは2014年12月に設立されたパナソニックのスピンアップファンドによるベンチャー企業で、ネットワークセキュリティ機器やソフトウェアの開発・販売を行っている。IntraPOLICE IIは初代製品にウォッチガード製品との連携機能を加えたアップデートモデルで、マルウェアのC&Cサーバーとの通信を即遮断できるか否かをわかりやすくするために「II」を冠したという。そのため、管理コンソールでは初代のIntraPOLICEと「II」の製品は区別して表示できるという。IntraPOLICEはそもそも、社内ネットワークに未登録のPCやスマートフォンが接続された場合の遮断製品として開発された。具体的には、登録外の端末がネットワークに接続された時に、最初に通信する際に送られるARPパケットを監視し、登録外のMACアドレスを検知した場合にネットワーク接続を遮断するという仕組みだ。これを、マルウェアとの通信や検体を検知した際に該当する端末の通信を遮断することに応用したものが今回のソリューションになる。IntraPOLICE IIのセンサは15万円、マネージャは28万円(どちらも税別)となっており、10月15日より提供を開始する。ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンの社長執行役員 根岸 正人氏は、「セキュリティの世界では100%のマルウェア排除は無理ということが常識になりつつある。だからこそ、いかに早く気づくか、対処ができるかが重要」として、今回のような検知後の即時遮断の重要性を強調した。
2015年09月25日