日本年金機構からの情報流出事件で攻撃に使われたのが「Emdivi」と呼ばれるマルウェア。年金機構の事件で話題になったが、各セキュリティベンダーの調査では、長期間にわたって活動していたマルウェアで、特に「日本を狙った攻撃」であることが特徴とされる。特定の組織を狙った標的型攻撃だったため、これまでセキュリティソフトに検出されにくかったようだが、こうしたEmdiviのようなマルウェアを悪用したっ標的型攻撃も「事前に検出可能だった」と主張するのが、FFRI 社長の鵜飼 裕司氏だ。こうした標的型攻撃を同社の製品がどうして検出できるのか、話を聞いた。○年金機構を襲ったマルウェア「Emdivi」を検知できた「FFR yarai」FFRIは、企業向けメインのセキュリティソフト「FFR yarai」を提供する。このyaraiは、特に標的型攻撃に対して威力を発揮する製品として、国内で40万台超のPCで稼働しているという。このFFR yaraiに対して、同社が入手したEmdiviの検体で試験をしたところ、攻撃をブロックできたという。FFR yaraiは2009年にリリースされたセキュリティソフトだが、当初より鵜飼氏は、従来のパターンマッチング型のマルウェア対策には限界があると考えていた。パターンファイルを使って、マルウェアと照合する方法は、マルウェアが少しでも変更されると検知できず、亜種が増えれば増えるほど、パターンファイルの量が膨大となり、システム負荷も高くなり、効率も悪くなる。標的型攻撃は、特定の組織を狙ってカスタマイズされているため、検体を入手しづらく、その検体からパターンファイルを作成するため、検体が手に入らなければ検知もできない。こうしたパターンファイルの弱点を補完する形で、FFRIが研究してきたのがヒューリスティックによる検出方法で、「メタな情報に着目して、怪しさを判別して検知するようにした」(鵜飼氏)ものが FFR yaraiのベースとなっている。FFR yaraiのポイントは、この"怪しさの定義"で「黒(マルウェア)を黒と見分ける技術」が重要になるという。FFR yaraiに搭載されている技術は5つのヒューリスティックエンジンで、「いろいろな専門的な立場でプログラムを分析」してマルウェアを検知する。Adobe Readerなどの脆弱性を悪用する攻撃は「ほぼ止められる」としており、USBメモリ経由やEXEファイルのまま送られるような場合でも、5つのエンジンのいずれかがブロックするそうだ。鵜飼氏によれば、実は標的型攻撃に悪用される高度なマルウェアは「通常のプログラムとかけ離れているので検知しやすい」という。逆に、パターンファイルが得意とする「通常のプログラムに近い(偽アンチウイルスといった)マルウェア」は検知しづらいという。Emdiviは、日本年金機構の攻撃で使われた検体だけでなく、さまざまな日本の組織を狙った亜種が出回っているようで、同社が入手した検体も数種類あるという。そのいずれも、FFR yaraiでは検出し、防御できていたそうだ。○FFR yaraiの独自エンジンとは?このFFR yaraiのエンジンには、機械学習エンジンも含まれており、いろいろなマルウェアのメタデータを分析し、ロジックを機械学習して検知を行っているが、それ以外の4つのエンジンは、「攻撃者の立場に立ってロジックの研究をしている」と鵜飼氏。このエンジンのロジックは、年2回程度のアップデートで常に強化をし続けているという。「ヒューリスティックでやっていくのに大事なことは、後手後手(の対策)から脱却すること」と鵜飼氏は強調する。現在の攻撃技術を分析し、どのようなマルウェアが使われているかを検証し、それに対抗するためのロジックはどういうものが必要か、という研究をするにあたって、将来的に発生しうる攻撃を、犯罪者より「先に開発する」というわけだ。そのロジックを組み込んでおけば、攻撃者がその攻撃手法を開発したとしても、すでに対応できるようになっている。鵜飼氏は、「攻撃技術に関する研究は大事であり、彼ら(攻撃者)を後手後手にしていくのが重要」と話す。こうした結果、2009年以降「連戦連勝」だという。標的型攻撃は、官庁などの政府系組織から大手企業をはじめ、さまざまな企業が狙われている。特定の業種業態だけが狙われているわけでもないため、企業などは狙われる前提で対策を取る必要があるだろう。それについて鵜飼氏は、「自分たちの組織が今どうなっているのか、可視化するのが重要」と指摘する。そのためには、セキュリティ企業の診断サービスを受けることもできるし、FFRI自身もそうしたサービスを提供している。とはいえ、「コストを抑えて把握する方法はある」と鵜飼氏。FFR yaraiは無料評価版も配布しているため、これを使うことで「少なくとも現状はわかる」という。こうしたツールを使うことで、まずは現状を把握し、例えばすでに狙われている場合もあるだろうし、組織内の弱点がわかれば、改めてセキュリティ強化の対策につなげることができる。○東京五輪がセキュリティに及ぼす影響は?将来的な攻撃において、鵜飼氏が懸念しているのは、2020年の東京五輪だ。「IoTオリンピックとも呼ばれている」と語るが、その頃にはさまざまなIoTデバイスが市場に出まわっている可能性は高い。それに対して、「問題は、どんなIoTが広まっているか」と鵜飼氏。将来が予測しづらいために、鵜飼氏も「いろいろ考えなければならないことが多い」と苦笑する。鵜飼氏は、総務省でのセキュリティ対策のための会合にも参加しつつ、予測をして、対策を考えていく。「スマートフォンオリンピック」と呼ばれたロンドン五輪は、さまざまなサイバー攻撃があったものの、「取りあえず乗り切った」。それがさらにIoTオリンピックになると「どこの国も経験したことがない状況になるため、世界からの攻撃が集まる可能性があるとして、「現実的なコスト感で、かつITがフルに利活用できるような状況を、我々セキュリティ屋さんも考えていきたい」としている。○Windows 10はセキュリティの分水嶺また、Windows 10について、鵜飼氏は「普及する可能性がある」とコメント。Windows 8から大きなセキュリティ上の変化があり、Windows Defenderが標準搭載された点をポイントとして挙げる。パターンマッチング型のマルウェア対策がOS標準で入り、それがWindows 10でも同様に標準搭載されることになるため、これを搭載したWindows 10が普及することで、パターンマッチング型のマルウェア対策がそれでカバーできるようになるとみている。一方で、ヒューリスティック型の対策を得意とするセキュリティベンダーが海外でも幾つか出てきており、今後はパターンマッチング型のマルウェア対策と入れ替わっていくことが予想される。しかしながら鵜飼氏は、「エンドポイントでこうした商品を出したのは、世界でも一番早かったと思っている」という開発の蓄積と技術力に自信を見せ、「他社とはけっこう差が開いている」とも話していた。
2015年08月12日栄養価の高い「ほうれん草を」おいしく食べる東洋水産株式会社では、フリーズドライスープ「マルちゃんほうれん草を食べるスープきのこ5食パック」「同鶏中華5食パック」を2015年8月17日(月)より、全国にて新発売する。『ほうれん草を食べる』新シリーズは、「ほうれん草をおいしく食べる」をコンセプトにし、フリーズドライ製法による素材のおいしさを生かした味わいで手軽に2種類の味が楽しめる和風系と中華系のラインナップで登場する。「マルちゃんほうれん草を食べるスープきのこ5食パック」(各4.7g)は、かつおの昆布だしに、椎茸の旨味を利かせた、ほうれん草、たまご、ひらたけと椎茸の2種のきのこが具材に入った和風スープ。「同鶏中華5食パック」(各6.7g)は、チキンの旨味にオイスターソースを加え、ほうれん草、たまご、鶏肉の具材入りの中華スープとなっている。いずれも希望小売価格は450円(税抜き)。ほうれん草を「食べなきゃ」から「食べたい」に!文部科学省の「日本食品標準成分表2010」によると、ほうれん草には、ベータカロテンや鉄分が豊富に含まれており、緑黄色野菜のなかでも栄養価が高いため注目の食材である。近年のヘルシー志向の高まりにより、野菜系スープの市場は伸長している。なかでも「ほうれん草」は、「食べるように心がけている野菜」として女性から高い支持を得ていることが株式会社レタスクラブの調査「サラダ白書2013」で分かった。また、カゴメ株式会社の「2011年子供の野菜の好き嫌いに関する調査報告書」によると「子供に食べてもらいたい野菜」の第一位に選ばれていることもあり、美容や健康に気づかうユーザーに、おいしく手軽に「ほうれん草」が食べられる商品を開発した。(画像はニュースリリースより)【参考】・東洋水産株式会社ニュースリリース(PDF)
2015年08月07日パルは31日より、細田守監督作品の背景美術を特集する特別展示「美しいアート(背景美術)の世界。」を開催している。会期は8月30日まで。開場時間は11:00~20:00。会場は東京都・原宿の「Gallery HARAJYUKU」(パル秋田ビル2F 特設会場)。入場無料。同展は、東京都・渋谷ヒカリエで開催中の「細田守監督作品『バケモノの子』展」の連動企画として行われるもの。細田守監督作品の背景美術について、オリジナルを含む約30点を展示する。また、期間中は会場内の店舗(Ciaopanic 原宿店/Kastane 原宿店/mystic 原宿店/who’s who Chico 原宿店)にて一定金額以上購入すると、細田守監督の最新作『バケモノの子』と同社グループがコラボレーションしたノベルティ(非売品)がプレゼントされる。なお、ノベルティはなくなり次第終了となるということだ。
2015年07月31日ジョージ・クルーニーが監督・主演を務め、“美術品救出”プロジェクトに挑む男たちを描く『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開が、このほど決定した。戦闘経験ゼロの特殊部隊「モニュメンツ・メン」は、ナチスにより強奪されていく世紀の美術品の奪還のため、ヨーロッパ各地の戦場へ飛び、自力で美術品を次々と取り戻していく。一方、戦争の敗北を悟ったヒトラーは、今度は強奪した美術品の破壊を決断する…。果たして、命がけのミッションを彼らはどのように成し遂げるのか!?レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ヤン・ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、ロダン「ダヴィデ」、ミケランジェロ「ブルージュの聖母子像」、レンブラント、ピカソ、マチス――。第二次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍によって強奪されたヨーロッパ各国の美術品を奪還すべく戦場に向かったある特殊部隊「モニュメンツ・メン」の活躍を描く本作。一度日本での公開中止の憂き目にあいながらも、このほど再度日本公開が決定。美術については筋金入りのプロ、しかし戦闘は全くのド素人の7人の男たちの実話に基づく本作に感銘したジョージが、監督・製作・脚本・主演を務め映画化を実現させた。ほかにも、リドリー・スコット監督作『オデッセイ』の公開を控えるマット・デイモン、『ヴィンセントが教えてくれたこと』のビル・マーレイ、『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットら豪華な面々がキャストに名を連ねる。“ナチスが強奪していった美術品の奪還”という、まさに史上最大最高額のトレジャー・ハンティングに挑む7人の男たちの活躍を描く本作。俳優としてはもちろん、監督としても『コンフェッション』や『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』などといった力作を生み出してきたジョージの演出にも注目だ。『ミケランジェロ・プロジェクト』は11月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日バレンシアガ(Balenciaga)の15-16AWメンズコレクションは、サルトリアルをベースにしたミニマルな世界。クリストバル バレンシアガが打出した厳密な構造に、コンテンポラリーな素材で新たな解釈を加えた。着想源は、自然のエレメンツから想像する景色。終わりのない土地、海と空の狭間にある地平線、氷と水、石と植物、そして過去と現在。カラーパレットは、ミニマルなブラック、ディープグリーン、ブルーのコントラスト、ストーングレーミックスで展開。コレクションの特徴は、ディテールのテクニックとボリューム感。特に強い印象を与えるのは、シームレスによるフラットな雰囲気と石のテクスチャーを均等なニットで表現した立体的な素材など。シンプルなアイテムを、アレキサンダー ワンならではのセンスとシルエットでラグジュアリー&スポーティに表現した。バレンシアガの代名詞とも言える“コクーン”シルエットからのインスピレーションをうけたのは、エンベロープ(封筒)のようなデザイン。紙のような防水加工ナイロン、フラミステープで仕上げたスリーブ、表も裏もシームレスになったスエードのコートなどディテールにもこだわりがつまっている。
2015年07月25日ニューヨークのペイストリーショップ「ドミニクアンセルベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)」が、ニューヨーク店で話題のソフトクリームを9月30日まで、東京・表参道の「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO」1階で夏季限定発売中。今回、期間限定で提供されているのは、ニューヨーク店で週末のみ販売され、行列が絶えない人気のソフトクリーム。コーンのかわりにクレープ状に巻いた自家製ラングドシャを用いたもので、「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO」では日本限定フレーバー2種類が用意された。“パン”フレーバーの「サワードゥ・ブレッド ソフトクリーム」(728円)は、ローストして粉砕した独特な酸味の“サワー ドゥ・ブレッド”の芳醇な香りをミルクに移して作ったソフトクリーム。バター香るカリカリのパンのふりかけ“クラム”と、アプリコットコンポートがトッピングされた。一方、キャラメルフレーバーのソフトクリーム「キャラメル“HIBIKI”ソフトクリーム」(728円)では、なめらかな口当りを追求。独自の製法でキャラメルの風味を最大限に引き出し、仕上げにフルーティーな味わいのウイスキー「響」を使ったジュレをトッピングした。また、「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO」2階には、ニューヨークとパリの公園をイメージした店内でニューヨークスタイルのブランチが楽しめる「PETIT PARK Cafe」もオープン。メニューは、厚いスチームエッグを自家製ブリオッシュにサンドする「パーフェクトエッグサンドイッチ」(800円)を始めとした卵料理や、アボカドを丸ごと一個使ったアボカドトースト「ソーホー」(1,200円)などのトースト、アイスクリームとスポンジケーキをたっぷりのメレンゲで包み、表面をバーナーで炙った「ベイクド アラスカ」(1,100円)を始めとしたデザートなど。12時からのアフタヌーンメニューとして、セントラルパークでのピクニックをイメージした「セントラルパークバスケット」(2人分 4,800円)も発売する。ボックスの中には、ロブスターロール、オールドベイポテトフライ、スイカのガスパチョなどの他、アップルサイダードーナッツや、チョコレートブラウニー、季節のフルーツスムージーなどが入る。
2015年07月24日ルネサス エレクトロニクスは7月23日、1~3セルに対応したリチウムイオン電池管理IC「RAJ240500」を開発したと発表した。同製品は、電池残量計測機能と充電機能を1チップ化しており、電池残量に合わせたきめ細かい充電制御が可能なため、1回の使用時間を延ばすことができるほか、電池の充放電特性を活かした充電制御により、電池の劣化速度を抑制し長寿命化を実現するという。また、充電異常状態になった際に瞬時に電池を保護することが可能なほか、大電流によるアダプタの損傷や発火を事前に抑制し、高い安全性を確保することができるとする。さらに、電池管理機能を1チップ化しつつ、タブレットPCやノートPC向けの高効率電源アーキテクチャであるNVDC(Narrow VDC)に対応することで、従来システムに比べて部品点数を約20%削減することが可能なほか、充電用ファームウェアや設定値の格納用にフラッシュメモリを搭載しており、システム仕様の変更や電池制御パラメータの変更に柔軟に対応することが可能となっている。このほか、電池残量や特性に応じた高度なシステム制御技術(Dynamic Battery Power Technology:DBPT)に対応しているため、電池残量に応じた上限までセットの性能を向上させることができるとしている。なお、同製品は即日サンプル出荷を開始しており、サンプル価格は1000円(税別)。2015年10月から量産を開始、2016年10月には月産1000万個の出荷を計画しているという。
2015年07月23日パロアルトネットワークスは7月15日、同社のリサーチセンターブログで、新種のAndroidマルウェア群を発見したことに関する記事を公開した。同社の脅威調査チーム「Unit 42」は、「VirusTotal」が提供するすべてのアンチウイルス製品を回避できる新種のAndroidマルウェア群を発見。49件のサンプルから、「Gunpoder」と名付けられたこのマルウェア群の3種類の亜種マルウェアを検出した。アンチウイルス製品では防御されなかった「アドウェア」と、被害をもたらす「マルウェア」の間には微妙な差しかないということがこれによって明らかになったという。Gunpoderのサンプルは、2014年11月よりVirusTotalにアップロードされているが、すべてのアンチウイルスエンジン(ソフトウェア)で「無害」または「アドウェア」として判定されているため、従来型の防御対策ではこのマルウェアのインストールを防げない。このサンプルには、実際によく使われるアドウェアライブラリが埋め込まれている一方、「ユーザーから機密情報を収集する」「詐欺的な広告を配信する可能性がある」「追加の有料課金を実行する」などのマルウェアとして判定されるような悪質な振る舞いが多く発見された。Gunpoderは少なくとも13か国のAndroidユーザーを標的にしているが、リバース・エンジニアリング(解析調査)により、このAndroid向けマルウェアは、中国国外のユーザーだけに拡散することが確認されている。また、サンプル内で確認されたデバッグコードから「Wang Chunlei(中国語)」という名前が発見され、これはマルウェア作成者の名前である可能性が非常に高いと考えられている。Gunpoderのサンプルは、オープンソースのゲームフレームワークに基づき、ニンテンドーエンターテインメントシステム(NES)のエミュレータゲーム内に悪質なコードを埋めこみ、NESゲームを装う。アプリを起動すると、このゲームの「永久」ライセンスの支払いをユーザーに要求するダイアログがポップアップ表示され、ユーザーが「Great! Certainly!」ボタンをクリックすると、PayPalなどの決済ダイアログがポップアップ表示される。ユーザーがアプリ内の 「Cheats」 オプションをクリックした場合も、この決済ダイアログがポップアップ表示される。また、このマルウェアは、選択された連絡先宛にGunpoderダウンロード用リンクをSMSで送信することで広がるが、拡散されるSMSメッセージの送信方法は2つある。ひとつはメイン操作がユーザーにより一時停止された時。ふたつめの方法は、不正モードを有効にする決済をユーザーが拒否した時、つまり「サービス購入画面」の「Next Time」 ボタンをクリックした時に、同マルウェアグループの亜種である「fun game (楽しいゲーム)」を共有するようユーザーに要求する。Gunpoderマルウェア群が正規の広告ライブラリを介して配信している詐欺広告ページはFacebookページをまねたもので、被害者にアンケートに答えさせ、プレゼントを受け取るためさまざまなアプリケーションをインストールするよう要求する。Gunpoderが、被害者のブラウザ履歴とブックマークの情報、また、被害者のデバイスにインストールされているすべてのパッケージに関する情報も収集していることも判明している。このマルウェア群によってユーザーがだまされた場合、偽の決済ではわずか0.29米ドルまたは0.49米ドルの課金だが、SMS送信に起因する請求総額は、ユーザーのデバイスにどれだけの連絡先が存在するかによって、偽の決済よりはるかに高額なものとなる。
2015年07月17日日本郵政は7月4日、日本郵政グループの一般OA事務用パソコンから意図しない通信が確認されたと発表した。その一方で、マルウェアは現在のところ発見されていないという。これによると、6月29日に「パソコンから意図しない通信が発生している」と外部から指摘があり事実を確認した。ただ、該当端末を調査したところ、現時点でウイルスなどは発見できず、原因については検証中とのことだ。ウイルスなどが確認されていないことから、情報流出は起きておらず、利用者へサービスを提供している業務システムへの影響も確認されていないという。同社は「更に調査・検証を進める」と発表している。
2015年07月06日東京都・小平市の武蔵野美術大学美術館は、同大学教授・小野皓一の作家活動の軌跡と同大学での教育・研究成果を展覧する「小野皓一展武蔵野美術大学教授退任記念」を開催する。会期は9月1日~9月26日(日曜・祝日休館、ただし9月21日は特別開館)。開館時間は10:00~18:00(土曜・特別開館日は17:00閉館)。入場無料。同展は、小野氏の在独時から近年の作品まで約60点を一堂に集め、美術作品における物質性を一貫して追求してきた作家活動の軌跡と、同学での教育・研究の成果を展覧するもの。小野氏は、1970年本学油絵学科を卒業後まもなく渡独、国立ベルリン美術大学を修了後ベルリンを中心に制作を続け、2009年に同大学教授に着任し、2017年3月をもって退任する。小野氏は、今日の「絵画」が成立する要因と意味について研究を深め、物質が美術作品となることの境界を明らかにしようと試みてきており、この試みは、小野氏の代表的シリーズ《Writing Over Squares on Canvas》、《Destroying Squares on Canvas》などのシリーズとして発表され、現在までもその探求は続けられているということだ。なお、同展では、小野氏の代表的シリーズ《Writing Over Squares on Canvas》、《Destroying Squares on Canvas》、《Plate Tectonics》の中から、ベルリンで制作された70年代の作品から近年の作品までを揃え、その軌跡を通覧することができる。また、《Destroying Squares on Canvases》シリーズのうち、80年代から90年代にかけて制作された5色の大型作品、Earth・Water・Fire・Wind・Emptinessの全作が揃う、初めての機会となるということだ。また、関連イベントとして、和田浩一(宮城県美術館学芸部長)・小野皓一(武蔵野美術大学 通信教育課程教授)による対談が開催される。開催日時は9月3日16:30~18:00。入場無料。
2015年07月06日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、戦後美術の歴史や、作品の素材・表現に着目した展覧会「MOTコレクション 戦後美術クローズアップ」を開催する。会期は7月18日~10月12日(月曜休館、ただし7月20日・9月21日・10月12日は開館、7月21日・9月24日休館)。開館時間は10:00~18:00(7~9月の金曜日は21:00まで)。観覧料は一般500円、大学・専門学校生400円、高校生・65歳以上250円、中学生以下無料(企画展のチケットがある場合は別途観覧料は不要)。同展は、戦後70年の節目にあたる年度の「MOTコレクション」として、戦後美術の歴史や、作品の素材・表現に着目した展示を1階と3階、ふたつのフロアに分けて行うもの。1階では、戦後美術の流れを軸にした通史的な展示が行われる。おおよそ制作年代順に展示される作品からは、当時の社会状況を読み取ることができる構成となっている。また、3階では、古くから制作の素材である木と石、その現代の表現に焦点を当て、作品が開示する多彩な世界観を5つの部屋で探る。とくに、天井高のある3階では、小さな作品から大きな作品までが様々に組み合わさって展示される予定となっており、それぞれの作品のもつスケール感を楽しむことができる。なかでも、全長20mにおよぶ遠藤利克の「泉」は、14年ぶりの公開ということだ。なお、関連企画として、担当学芸員によるツアー「もっと!MOTコレクション」が開催される。開催日時は8月29日、9月26日の15:30より1時間程度。そのほか、会期中にトーク等のイベントを予定されている。詳しくは美術館ホームページにて。
2015年06月17日○マイクロソフトのセキュリティ製品でAsk Toolbarがマルウェア判定されるようにマイクロソフトは6月9日の公式ブログにて、セキュリティ評価基準の変更を伝えた。ユーザーが予期せぬ動作を行うツールバーを利用したマルウェアからの対策を強化したため、Windows Defenderなどのスキャン結果において、一例として「Ask Toolbar」の関連ファイルがマルウェア「BrowserModifier:Win32/AskToolbarNotifier」として検出されるようになった。Ask Toolbarは独自の検索エンジンを使用した検索ツールバーで、検索プロバイダーの変更を行う。この動作がマイクロソフトの新しいセキュリティ評価基準に抵触するため、マルウェアとして判定されてしまう。マイクロソフトのブログでは、Ask Toolbarが単体でセキュリティ上の問題となる動作を行う報告はないとしているが、マルウェア検知ウィンドウが表示されることで、不安を感じるかもしれない。現在、Ask Toolbarをインストールしている環境において、Windows Defenderなどでフルスキャンを実行すると「潜在的な脅威」が発見される。今後もAsk Toolbarを使い続けるときは詳細を表示し、推奨される操作で「許可」を選択すればよい(Ask Toolbarのみが該当している場合)。逆にAsk Toolbarを今後使用しないなら、アンインストールするとよいだろう。Ask.comはAsk Toolbarの削除ツールを提供している。○Ask Toolbarを使わないユーザーはJAVAの設定も見直しをAsk Toolbarはオラクルが提供しているJAVAのインストーラーに同梱されているため、JAVAと同時にインストールするユーザーが多い。プログラム同梱の是非はともかく、JAVAを現在インストールしていて、アップデート時に再度Ask Toolbarのインストール可否画面を出したくない場合は、JAVAの設定を変更すればよい。Windows 7ユーザーは「スタートボタン」-「すべてのプログラム」-「JAVA」-「JAVAの構成」と順にクリックする。あるいは、「スタートボタン」-「コントロールパネル」-「プログラム」-「JAVA」と操作する。Windows 8.1ユーザーは、Windowsキー+Xキーで開くメニューから「コントロールパネル」をクリックし、コントロールパネルで「プログラム」-「JAVA」とクリック。これでJAVAコントロール・パネルが表示される。そして、Javaコントロール・パネルの「詳細タブ」をクリックし、設定画面の一番下に表示されている「Javaのインストールまたは更新時にスポンサのオファーを表示しない」にチェックを入れて、OKボタンを押す。これで次回以降、Javaのバージョンアップ時にスポンサであるAsk Toolbarをすすめる表示およびインストールは行われなくなる。
2015年06月12日腕や太もも、ヒップなどにできやすいセルライト。女性は特に気になりますよね。セルライト除去のために、食事制限や運動などダイエットに取り組んだりエステに通っている方もいるのではないでしょうか? このセルライト、実は睡眠にも大きく関係しているんです。セルライトの原因って?私たちの皮膚には、脂肪組織と支持組織という2つの組織で成り立つ皮下組織という組織があります。これがセルライトのもととなる部分。運動不足やカロリーの過剰摂取などが起こると、脂肪細胞が肥大化してし、周りの毛細リンパ管などが圧迫されて、血液の流れが悪くなります。セルライトの主な原因は、この血行不良。新陳代謝が悪くなることで、余分な水分や老廃物を体の外に排出できなくなってしまうからです。さらには、脂肪を分解するのに必要な酸素も正常に運ばれなくなってしまいます。このようなメカニズムによってできたセルライトは、まさに不健康の証。それだけでなく、肌の表面をオレンジの皮のようにボコボコと見せてしまい、見た目もよくありません。美しさと健康のためにも、セルライトは早く解消してあげましょう。セルライトケアには睡眠が効果的ってなぜ?セルライトを除去するためには、食生活を改善し、生活に適度な運動を取り入れるのが効果的です。体を動かして新陳代謝を促し、血液の流れをスムーズにしてあげましょう。そして、もうひとつ重要となるのが睡眠時間の確保です。私たちが眠っている間に体のなかでは、成長ホルモンとコルチゾールという通称「痩せホルモン」が分泌されます。この2つは脂肪や糖質を分解するといった重要な枠割を果たしてくれているのです。成長ホルモンが活発になるのは眠りについてからの3時間、コルチゾールが活発になるのはその後と言われています。眠りが浅いとホルモンの分泌が正常に行われなくなってしまいますし、コルチゾールの分泌が活発になる前に起床j時間になってしまうなんていうこともありえます。ダイエットのためには、質の高い睡眠が欠かせないのです。睡眠習慣を見直しつつセルライトケアを!このように、睡眠習慣とセルライトは密接に関係しています。きちんと夜眠ることで、体内環境が整い、体のなかから健康と美しさを手に入れることができるのです。「セルライトケア」というと、食事や運動だけに意識がいきがちかもしれません。しかし、睡眠時間がしっかり取れていないと、せっかくの努力も水の泡になってしまう可能性もあるのです。2015年における美容のトレンドとしても注目されているセルライトケア。生活全体を見直しながら改善を目指し、健康と美の両方を手に入れましょう!photo by Ashley Webb
2015年06月03日月刊誌『美術手帖』で知られる美術出版社は、2015年3月に民事再生法の適用を申請していたが、このたび同社の事業再建に協力するスポンサーとして、カルチュア・エンタテインメントを選んだと発表した。美術出版社は3月11日の民事再生手続開始直後から、事業再建を目指してスポンサーの選定を進めていた。今回、多数の候補者の中から選ばれたというカルチュア・エンタテインメントは、TSUTAYA、蔦屋書店、およびTポイントプログラムを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ会社で、映像、音楽、出版などの企画・制作を行っている。同社はアート系書籍や雑誌を含む幅広い出版物を取り扱うほか、近年では美術関連事業にも注力するなど、美術出版社との親和性が極めて高いことから、スポンサーに選ばれたという。両社は監督委員の同意を得て、すでに基本合意書を締結したとのこと。美術出版社は今後、スポンサーであるカルチュア・エンタテインメントのもとで事業の再建を目指し、全社一丸となって事業の再生に取り組んでいくという。
2015年05月20日ニューヨークのペイストリーショップ「ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)」が6月20日、東京・表参道に日本初の店舗となる「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO」(東京都渋谷区神宮前5-7-14)をオープンする。「ドミニク アンセル ベーカリー」は、“ニュージェネレーションベーカリー”がコンセプトのペイストリーショップ。ミシュランの3つ星フランス料理店「ダニエル」のエグゼクティブ・ペイストリーシェフを務めていたドミニク・アンセルが、11年にニューヨークでオープン。開店からわずか4か月後には『Time Out New York』の「Best New Bakery of 2012」を受賞した。看板メニューはクロワッサン食感のドーナツ「クロナッツ」。リング状のクロワッサンを油で揚げたもので、クロワッサンのサクサク感とともに、バターがたっぷりと練り込こまれた生地のふんわりとした食感も楽しめるのが人気で、雑誌『タイム(TIME)』による「2013年の最も優れた発明品25」にも選ばれている。日本初出店となる「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO」では、この「クロナッツ」を始め、クッキー生地のショットグラスにバニラミルクを注いだ「クッキーショット」、アイスクリーム入りのマシュマロをバーナーで炙った「フローズンスモア」などを販売。さらに、日本限定メニューの販売も予定している。また、1階(座席数:16席)はテイクアウト、イートインスペース、2階(座席数:72席)はカフェレストランとなっており、1階はニューヨークとパリの地下鉄、2階はニューヨークとパリの公園をイメージしてそれぞれデザインされた。
2015年05月20日3月2日(現地時間)、Dark Readingに掲載された記事「Every 4 Seconds New Malware Is Born」が、マルウェアの亜種の発見が増加の一途をたどっていること、その数が4秒以内に新しい亜種が1つ発見されるほどであることなどを伝えた。記事では2014年に発見されたマルウェアの亜種は600万ほどとされており、2013年と比較して77%も増加しているという。記事では、セキュリティファーム「G DATA SecurityLab」の報告書を引き合いに出されており、2014年の後半に発見されたマルウェアの亜種の数は410万ほどに到達しているとのこと。これは2014年前半と比較して125%ほどとされており、マルウェアの亜種が発見されるペースが増えていることが指摘されている。マルウェアの種類としてはトロイの木馬が最も多いこと、種類別に見た場合の成長率はアドウェアの成長率が31.4%と最も高いことも説明されている。割合では最も多いトロイの木馬だが、これまでの活動と比較して変化が緩やかなものになりつつあるという。
2015年05月20日『美術手帖』によるアートニュースサイト「ビテチョー(bitecho)」が、5月15日にオープンした。同サイトでは、これまで『美術手帖』で取り上げてきたコンテンポラリーアートを始めとして、アート、デザイン、写真、建築、イラスト、工芸、雑貨、音楽、旅、映画などの幅広い分野で、『美術手帖』編集部のネットワークを活かしたアートの裏話を始め、季節モノや時事に合わせた特集記事などをアップ。さらに、展覧会の開催情報やアート界での最新の出来事なども掲載していく予定だという。読み物記事としては、「ミラノサローネで有田焼!? これからのARITAを世界に発信」や「危機をいかに乗りこえるか? 狩野派絵師たちに学ぶ3つの処世術」、「日本最高峰のパフォーマーが揃うバーレスク&ピンナップの祭典!」など、『美術手帖』ならではの切り口のものが並んでいる。なお、同サイトで掲載される記事は、SNSでもチェックすることが可能。Twitterでは最新の記事を随時紹介。Facebookでは読者に人気の記事をピックアップして展開していく。また、Instagramでは、編集部が取材で訪れた展覧会の写真などを配信。ハッシュタグ「#bitecho」を用いることで、作品や展覧会の写真をシェアすることも出来る。
2015年05月18日明治はこのほど、「明治エッセル スーパーカップ」シリーズより、「明治エッセル スーパーカップ ブルーベリーヨーグルト味」を発売した。○甘酸っぱいブルーベリーと爽やかなヨーグルトの味わい同商品は、「エッセル スーパーカップ」史上初の、ブルーベリーのフレーバーのカップアイス。初夏にふさわしいフレーバーが初登場するという。ヨーグルト味のなめらかなベースアイスに果肉入りブルーベリーソースを混ぜ込み、爽やかなブルーベリーの甘酸っぱいおいしさと、ブルーベリー果肉の食感を楽しめるよう仕立てたとのこと。ブルーベリーのつぶつぶとした果肉がアクセントとなっている。希望小売価格は130円(税別)。
2015年05月15日2015年3月に民事再生法の適用を受けていた、現代美術の雑誌「美術手帖」を発刊する美術出版社は15日、 新たなアートニュースサイト「bitecho(ビテチョー)」を公開した。「bitecho」は、"創造力を社会に生かす"というコンセプトのアートニュースサイト。これまで「美術手帖」で取り上げてきたコンテンポラリー・アートに留まらず、デザイン、 建築、 ライフスタイル、イラスト、工芸、雑貨、音楽、旅、映画など、カルチャー全般の情報を幅広く発信していくという。また、同サイトでは季節や時事に即した特集記事や、「美術手帖」編集部のネットワークを活かしたアートの裏話などを配信予定。それ以外に、 記事配信以外のプロジェクトも進行中とのこと。最新情報は、同サイトのFacebookやtwitterで発信し、Instagramにて編集部が取材で訪れた展覧会の写真などの配信を行う。なお、同社は民事再生法による再建を目指しており、適用後も「美術手帖」(2015年4月号、5月号)は発行されている。
2015年05月15日暖かくなり、春服を楽しめるこの季節。お肌が見える洋服を着たいけど、冬は洋服隠せていたセルライトがとっても気になる。。。せっかく春服を楽しめるこの季節。セルライトを気にして着る服が制限させるのはもったいない!そんな時は『ドライブラッシング』してみませんか?ドライブラッシングとは、乾いたブラシを使って全身をブラッシングするというもの。ドライブラッシングをする事で、血液やリンパの流れを促して代謝がアップ。セルライトやむくみなどの解消に良いといわれているんです。また、不要な角質や汚れを除去してくれる効果も期待できるので、美肌効果も期待できます。ツルツルなお肌が同時に手に入るなんて…一石二鳥じゃないですか!ドライブラッシングをする時は、必ずブラシもお肌が乾いている状態で行います。ブラシは、天然素材のものを選ぶのがオススメ!足裏から足首、ふくろはぎ、太ももというように心臓に向かってクルクルさせながら、優しくマッサージするようにするのがポイント。力を入れすぎるとお肌を傷つけてしまうので気をつけて!そこからは、腰や背中、腕なども同様ににブラッシングしてくださいね。ブラッシングを終えたら、シャワーを浴びていつも通り保湿ケアをしっかりと。そして、何事もやりすぎは注意です。2~3分を目安に行うと良いですね。ブラッシングをするだけで美肌効果が期待できるこの方法。夏が近づくにつれてお肌の露出も増えてくる今だからこそ、実践してみるチャンスです!
2015年04月26日東洋水産は、27日よりカップ入り即席麺「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 辛赤とんこつ」を、5月4日より「マルちゃん でかまる 肉醤油ラーメン」を発売する。○大盛りカップ入り即席麺2種が新登場「本気盛(マジモリ)」は「大盛」麺量と「濃い系」スープ、「がっつり」具材が特徴の、縦型ビッグカップのブランド。「マルちゃん 本気盛(マジモリ) 辛赤とんこつ」は「辛赤」をキーワードに、豆板醤ベースの辛ダレを合わせ、見た目にも赤いピリ辛味の豚骨ラーメンに仕上げた。硬く歯ごたえのある極細麺とピリ辛味の豚骨スープに、別添で豆板醤ベースの特製辛ダレがつく。具材には食べごたえのあるFD豚挽肉とねぎを合わせた。内容量107g(めん80g)で、希望小売価格は205円(税別)。「でかまる」は「うまい大盛」をコンセプトに、味とボリューム両方の満足を届ける大盛カップのブランド。「マルちゃん でかまる 肉醤油ラーメン」は「肉」をテーマに、肉の旨味を利かせたスープと、具材には2種類の肉を合わせた。モチモチとした食感で食べごたえのある太めの麺に、肉の旨味がふんだんに入ったコクのある醤油スープがよく絡む仕上がりにしたという。内容量123g(めん90g)で、希望小売価格は205円(税別)。
2015年04月19日東京 アート アンティーク 実行委員会は4月16日~18日、東京都中央区日本橋・京橋などで「東京 アート アンティーク 2015 ~日本橋・京橋 美術骨董まつり~」を開催する。同イベントは、初心者から愛好家までを対象とした地域密着型の企画。「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年に始まり、年に1~2回開催されてきた。過去最高となる86店の美術店・画廊が参加し、古美術から現代美術までを取りそろえる。同委員会によると、東京都中央区の京橋・日本橋エリアは、戦後から古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画など約150の専門店が多岐にわたり集積する"アート密集地"だという。同イベントは、その地域性を生かし、敷居が高いと思われがちな古美術店や画廊により広い層の人々が訪れ、さまざまな美術品に触れることを目的として開催している。今回は、「粟津画廊」による水墨画体験のワークショップや、「Gallery CAUTION」による茶会「日本橋茶会《其ノ参》」、茶碗や花籠を気軽に買い求められる"破格市"、毎年好評という「繭山龍泉堂」のギャラリートークなど、来場者参加型のプログラムを多数企画している。なお、詳細は公式ウェブサイトまたは、無料でダウンロードできる公式パンフレットにて。開催時間は各店舗の営業時間に準ずる。※高島屋の「高」ははしご高
2015年04月16日東京 アート アンティーク 実行委員会は、気軽にアートに触れられる地域密着型イベント「東京 アート アンティーク 2015 ~日本橋・京橋 美術骨董まつり~」を開催し、過去最高となる86店の参加が決定したことを発表した。会場は、東京都・日本橋・京橋を中心とした地域。開催日程は4月16日~18日。同イベントは、世代を問わず国内外の多くの人に、古美術から現代美術まで専門店が選び抜いた美術品に触れてもらうために企画されたアートイベント。1998年に「日本橋・京橋美術骨董まつり」として始まり、2010年に名称を「東京アート アンティーク」と改めて以来、今回で6年目を迎える。京橋・日本橋エリアは、戦後から古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画など約150の専門店が集積する個性豊かなアート密集地で、その地域性を活かして敷居が高いと思われがちな古美術店や画廊へ幅広い層の人に訪問してもらい、さまざまな美術品をより身近に触れてもらうことを目的として開催されるものだ。また、企画展として、丸善 日本橋店 3階ギャラリーにおいて4月17日と18日(両日14時~)、「ギャラリートーク 渡邊木版美術画舗・ 三代目 渡邊章一郎」(参加費無料)が予定されているほか、繭山龍泉堂では同じく4月17日と18日(両日15時~)、「ギャラリートーク 川島公之『羊をめぐる動物たち』」(参加費無料)が、粟津画廊では4月18日の13時と15時の2回、「水墨画体験ワークショップ」(参加費無料)が、Gallery CAUTIONでは4月18日 13時、15時、16時、18時には(各5席)、「日本橋茶会《其ノ参》」(参加費1,000円、抹茶、お菓子付)など、数多くの来場者参加型のプログラムが予定されている。詳しくは、東京 アート アンティーク 2015 公式Webサイトを参照のこと。
2015年04月07日チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月25日、文書ファイル経由のマルウェア感染を未然に防ぐ新ソリューション「Check Point Threat Extraction」を発表した。Check Point Software Technologies アジア太平洋・中東・アフリカ地域のセールス担当バイス・プレジデントのスティーブ・マックワーター氏は、「現在、マルウェアの対策製品として、既知のマルウェアを検出する『アンチウイルス』と未知のマルウェアを検出する『ゼロデイ攻撃対策製品」があるが、検出漏れや対処にかかるまでの空白の時間といった"隙間"ができてしまう。この隙間を埋めるのが『Threat Extraction』」と、同製品の位置づけについて説明した。同製品は、メールの添付ファイルに潜むリスクを事前に除去することで無害化"して、マルウェアをブロックするものだ。具体的には、メールに添付された文書ファイルからアクティブ・コンテンツや埋め込みオブジェクトといったリスクのある要素を抽出したうえで、再構成したファイルをユーザーに遅延することなく提供する。これにより、ユーザーは安全な状態で、文書ファイルの内容を確認することが可能になる。元の文書ファイルを編集したい場合は、管理者の手を煩わせることなく、メールに貼り付けられたリンクを介して、元のファイルにアクセスすることができる。同製品の対象となるファイル形式はPDF、Excel、Word、PowerPointで、処理の対象とするファイルや除去する要素は選択できる。暗号化されたファイルを処理の対象にするかどうかも選択可能だ。再構成するファイルは、PDFファイル、もしくは元のフォーマットを維持した形のファイルという2つの手段で提供される。ただし、PDFファイルの場合はリスクを100%除去できるが、元のフォーマットを維持した場合は、悪用可能なコンテンツを完全に除去しきれない可能性があるという。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ セキュリティ・エキスパートの卯城大士氏は「新種のマルウェアを検出して、ブロックするには時間がかかる。マルウェアの検出・ブロックに最長で79分かかる他社のゼロディ攻撃対策製品もある。その間、次々とマルウェアがネットワークに広がることになる」と、ゼロデイ攻撃の対策製品を導入していたとしても、時間の面で限界があると指摘した。また同氏は、他社のサンドボックスを活用したマルウェア対策製品は、こうした潜在するマルウェアに対するリスクを瞬時に除去するといった同様の技術をサポートしていないとして、同製品のアドバンテージをアピールした。同製品は、同社のセキュリティ・アプライアンス「Next Generation Threat Prevention」の新パッケージ「NGTX」の一部として第2四半期より受注が開始される。第3四半期からは、Webアクセス時にダウンロードするファイルを対象としたオプションも提供する予定。
2015年03月26日JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月19日、『分析センターだより「縮小表示プレビューに偽装したアイコンをもつマルウエア (2015-03-19)」』を公開した。JPCERT/CCは、Windowsの機能として比較的新しい「縮小表示プレビューのアイコン」による、手の込んだ偽装について説明を行った。メールに添付されるマルウェアとして、実行ファイルもしくはその圧縮ファイルが主流となっているが、一見して不審に見える実行形式の添付ファイルを開くユーザーは少ないため、多くの場合、添付ファイルを無害なファイルに偽装して、ユーザーにファイルを開かせる手法が用いられている。その代表的な手法として、アイコンを一見無害に見える他のアイコンに偽装する方法がある。これまでの偽装は、下図のようなアプリケーションごとに定義されたアイコンによって行われてきたが、セキュリティ教育を受けたユーザーを欺くことが難しくなりつつあるという。Windows Vista以降、エクスプローラーで表示設定を「小アイコン」より大きくすることで下図のheader_logo.gifのように「.jpg」や「.bmp」といった画像ファイルの縮小表示プレビューがアイコンの代わりに表示される。また、画像ファイルだけでなく、一部のアプリケーションもコンテンツの内容をアイコンとして表示する機能を有している。例えば、Microsoft PowerPointがインストールされている環境では、PowerPointプレゼンテーションも下図のsiryou.pptxのように縮小表示プレビューが表示される。JPCERT/CCはこれまで、下図のような請求書や領収書を連想させる文書の縮小表示プレビューに偽装したアイコンを持つマルウェアを確認している。このように縮小表示プレビューに偽装したアイコンを見せられると、ユーザーの関心は、ファイルの種類ではなく、縮小表示されたコンテンツに注がれ、その妥当さからファイルを開いてもよいかどうかを判断してしまいがちだという。また、下図のようにアプリケーションを示すアイコンがオーバーレイ表示されているかのように見えるアイコンで偽装したマルウェアも確認されている。見かけ上のアプリケーション・アイコンの有無では、注意して見ても、こうした偽装を見破ることはできないという。JPCERT/CCはこうしたマルウェアへの対策の1つとして、文書や画像の内容がアイコンになっているように見えるファイルに惑わされることなく、当該ファイルを開く前にはファイルのプロパティを調べることを挙げている。例えば、文書や画像に見えるアイコンも、マルウェアである場合はファイルの種類がアプリケーションとなっており、正しい文書や画像ではないことがわかる。また、エクスプローラーからファイルの種類を確認することでもわかる。
2015年03月20日マカフィーは17日、公式ブログで日本における2014年第4四半期のモバイルマルウェア感染率は約1%だったと報告した。また、検出数が最も多かったマルウェアは、「Android/DeaiFraud」という悪質な出会い系サイトに誘導するためのものだったという。同ブログによると、アジア地域全体の2014年第4四半期のモバイルマルウェア感染率は約10%だったが、日本国内では約1%にとどまったという。同社は、日本のユーザーの多くは、安全なサイトや信頼されているマーケットからアプリをダウンロードしているのだろうと分析。そのほか、同ブログでは、2014年第4四半期の日本での感染数(検出数)が多かったマルウェアやPUP(不審なプログラム)トップ3を紹介している。1位だった、「Android/DeaiFraud」は、悪質な出会い系サイトに誘導するためのアプリ。悪質な出会い系サイトにメールアドレスを登録してしまうと大量のスパムメールを受信することになるという。2位の「Android/Adware.AirPush」と3位の「Android/Adware.Domob」は、どちらも端末情報やユーザー情報を過剰に収集するアドウェア。広告収入を得るため、アプリ開発者によってアプリに組込まれた広告モジュールで、端末の認証番号であるIMEI番号やIMSI番号、端末の詳細な位置情報、さらには端末の電話番号、端末にインストールされているアプリの一覧、IPアドレスやMACアドレスなど、広範囲にわたる情報を収集する。同社は、ユーザーが無料でアプリを利用できる対価として、自分自身のプライバシー情報を提供していることを意識しなければならないと指摘している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月18日クラシエフーズは、現代美術家・村上隆とコラボレーションした「FRISK Neo」の新フレーバー「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、3月16日より数量限定で発売開始する。価格は369円(税抜)。同商品は、ルイ・ヴィトン、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウェストやゆず、六本木ヒルズ、シュウ ウエムラ等とのコラボレーションで知られる村上隆がパッケージデザインを担当した限定品。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなフレーバーとなっているという。また、パッケージのほかにも、タブレットの形状が「ドクロ」(フライトニングミント)、「お花」(ブルーミングチェリー)と凝ったつくりになっている。
2015年03月13日NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月12日、米FireEyeと協業し、未知のマルウェア(ウィルス)を検出する「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」の対応範囲を、ネットワークに接続したPCやサーバなどエンドポイントに拡大すると発表した。価格は個別問い合わせ、提供開始は2015年度第1四半期の予定。新サービスは、NTT Comが既に提供しているWideAngleマネージドセキュリティサービスのRTMD機能を、ネットワークやエンドポイントなど複数経路から侵入したマルウェアの感染を検知・分析可能な独自技術を持つFireEyeとの提携により、社内サーバや社内PCなどエンドポイントも対象に含めるもの。これらエンドポイントを含めた、ユーザー企業のICT環境における未知の脅威およびマルウェア対策のトータルマネジメントを実現するとしている。ユーザー企業は、従来は検知が難しかった、多層防御を潜り抜けてエンドポイントに到達するマルウェアや長期間潜伏して情報収集活動を行うマルウェア、USBメモリなどを経由して端末に感染するマルウェアなどを捕捉可能になるとしている。さらに、感染機器を迅速に切り離せるため、情報漏洩などのセキュリティ脅威リスクを低減できるとのことだ。また、NTT Comのセキュリティ運用ノウハウとFireEyeの製品技術および専門的知識を組み合わせたMSSP(Managed Security Service Provider)モデルのサービスとして提供することで、ユーザー企業はこれまで専門的なスキルが必要だったエンドポイントでのセキュリティ対策を、利用ユーザー数に応じた料金で導入できるという。
2015年03月13日マカフィーは3月10日、Amazonギフトカードを装ったマルウェアが増えていると公式ブログで注意を呼びかけている。マルウェアは「Amazonリワード広告アプリケーション」と称したAndroid用アプリ。Android端末用の公式アプリストアであるGoogle Play上で配布されていた。マルウェアの目的はユーザーの個人情報を盗み取ること。その手口は、誤ってアプリをインストールすると、ホーム画面に「Amazon Rewards」が現れる。それを起動するとアンケート用のWebサイトを表示され、そこに入力した情報が作者に送信されてしまう。回答してもAmazonギフトカードはもらえない。マルウェアはSMSを経由してさらに多くのスマートフォンへと広まっていった。一度マルウェアに感染した端末は、アドレス帳に登録されている知人や家族に勝手にメッセージを送ってしまう。受信したメッセージには短縮URLが貼り付けられており、受信者が悪意あるWebページに誘導する。受信者がWebページを開くと、ギフトカードが無料でもらえるように仕向けられ、アプリをインストールして新たに感染する。マカフィーでは、マルウェアに感染した端末からSMSで拡散する手法が、結果として広範囲の感染につながると指摘している。知人から送られてきたSMSメッセージであっても、少しでも不審な内容であれば、URLを安易に開かないようにと呼びかけている。
2015年03月11日帝国データバンクは5日、月刊誌「美術手帖」などを出版していた美術関係専門の老舗出版社「美術出版社」および同社のグループ会社「美術出版ネットワークス」の2社が、東京地方裁判所に4日づけで民事再生法の適用を申請していたことを報じた。負債総額は24億4,300万円。美術出版社は、月刊誌「美術手帖」をはじめ、「美学」のほか、書籍「カラー版西洋美術史」、「カラー版日本美術史」など、1905年(明治38年)の創業以来、百年以上にわたって美術やデザイン、建築物など芸術分野に関する雑誌・書籍の出版を手がけていた老舗出版社。年間30~40点の新刊を発刊し、2014年3月期には年売上高約12億800万円を計上していたが、従前からの多額の負債や出版事業の売り上げの落ち込みにより苦しい資金繰りが続いていたことから、過大な債務負担を圧縮するべく、民事再生法による再建を目指すとしている。一方の美術出版ネットワークスは、美術出版社のグループ会社として、アプリやWebサイトの受託開発を主体に、スマートフォンや携帯電話向けコンテンツの開発・配信を手がけていた。2014年9月期には年収入高約2億4200万円を計上していたが、美術出版社に連鎖する形で今回の措置となったということだ。
2015年03月06日