『マリリン 7日間の恋』で伝説の女優マリリン・モンローを可憐に演じ上げたミシェル・ウィリアムズがまた新たな顔を見せる、女性必見のラブストーリー『テイク・ディス・ワルツ』がこの夏公開となる。本作で、愛する夫と別の男性の間で揺れ動く妻を演じているミシェル。その繊細な女心をうかがわせるポスター・ビジュアルが到着した。『マリリン 7日間の恋』ではスターの色気と華やかさ、その裏にある繊細な顔を見事に演じ、3度目のアカデミー賞候補となったミシェル。この先もサム・ライミ監督による『オズの魔法使い』のリメイク作で北の魔女・グリンダ役に抜擢されるなど、その可憐な魅力が作り手はもちろん、映画ファンを魅了してやまない女優の一人である。彼女が『マリリン』の前に臨んだのが本作『テイク・ディス・ワルツ』。幼い少女のまま大人になったような、あどけなさと不思議な色気が混在した魅力で、どこか危なげな主人公・マーゴに息を吹き込んだ。「しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけ。」ミシェル扮するマーゴの女心を端的に表す、このキャッチコピー。結婚して5年目。子供はいないが、夫・ルー(セス・ローゲン/写真左)といつまでも恋人同士のように仲睦まじく、何ひとつ不満のない夫婦生活を送るマーゴだが、ある日仕事で訪れた島で出会った一人の男性が彼女の心を揺り動かす。そこで出会ったダニエルという一人の青年に強く惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。そして、束の間の楽しい時間の後、偶然にも彼が自分たちの家の真向かいに住んでいることを知り、マーゴの心を激しい動揺が襲う――。弾けるような恋愛時期から、愛情深い家庭生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描くのは、女優・監督として活躍するサラ・ポーリー(『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』)。家庭的な温かさが漂うこちらのポスターからも決して大げさではない、ごく普通の夫婦の間に芽生えるドラマの身近さが感じられる。本能とモラルの間で揺れ動くマーゴのどうしようもない感情…。きっと身にしみる女性も多いのでは?『テイク・ディス・ワルツ』は8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:テイク・ディス・ワルツ 2012年8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開
2012年06月01日東京駅に隣接するシャングリ・ラ ホテル 東京は、28階の「ザ・ロビーラウンジ」からの新しい眺めをモチーフにした「アフタヌーンティー ビュー クッキー」の販売を、4月28日(土)より開始した。1枚のクッキーにラインで描かれているのは、アフタヌーンティーの3段のトレーとティーセット、そしてその向こうには東京の新しいランドマーク、東京スカイツリー(R)から東京ベイサイドにかけて広がる景色。白いアイシングにはブラウンのチョコレート、薄いブルーのアイシングにはホワイトチョコレートのラインが使われた、見た目にも楽しいこの2種類のクッキーは、アールグレイのフレーバーで、ロゴ入りの赤い箱で展開。新たな東京のギフトアイテムとしてぜひご利用あれ。お問い合わせ:ザ・ロビーラウンジ tel.03-6739-7877
2012年04月29日先週末に劇場公開を迎えた『マリリン 7日間の恋』で伝説のスター、マリリン・モンローを可憐に演じているミシェル・ウィリアムズ。初の来日時にはそのチャーミングな佇まいで報道陣と映画ファンを魅了した彼女の最新作『テイク・ディス・ワルツ』がこの夏公開することが決定、そのポスタービジュアルが到着した。惜しくも受賞は逃したが、『ブルーバレンタイン』、『マリリン 7日間の恋』と2年連続でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、作品によって全く異なる空気感を纏った演技力で、高い評価を集めてきたミシェル。今回届いたポスターに写る姿は同2作とはまた一味違ってどこか初々しい雰囲気を放っている。彼女が演じるのは、結婚5年目の夫・ルーと恋人同士のように仲睦まじく暮らすマーゴ。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルというひとりの青年に出会い、彼に強く惹かれるものを感じる。束の間の時間を一緒に過ごす2人だったが、彼が偶然にも自分たちの家の近くに住んでいることを知り、マーゴの心は激しく揺れる…。ミシェルと夫婦を演じるのは、『50/50フィフティ・フィフティ』などで知られるセス・ローゲン。マーゴを温かく包み込む穏やかで明るい夫を魅力的に演じている。一方、マーゴの心を掴むイケメン芸術家のダニエルを演じるのは、カナダ出身の若手俳優ルーク・カービー。ミシェルが魅せる、穏やかな結婚生活に突然芽生えた感情の“揺れ”に注目だが、そんな彼女の心の声を表しているのが「心をさらけだしてもいい。そっとしまっておいてもいい」というキャッチコピー。3人を束ね、メガホンを取るのは『スウィートヒアアフター』(’97)で鮮烈な印象を放ったカナダ出身の女優であり、弱冠27歳にして『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で長編映画監督デビューを飾ったサラ・ポーリー。前作では、認知症という悲劇に直面した老夫婦の心の葛藤と深い愛を静かに綴り、アカデミー賞脚色賞、主演女優賞と主要2部門にノミネートされた彼女が、本作では弾けるような恋愛の時期から、温かく愛情深い生活に突入した若い夫婦の変わりゆく感情を静かに描く。『テイク・ディス・ワルツ』は今夏、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:女優であり愛されたいと願ったマリリン魅惑的でキュートな入浴シーンを公開椿鬼奴、マリリン・モンローになりきって「今年は結婚したい」と婚活宣言!『マリリン7日間の恋』ミシェル・ウィリアムズ尽きることない映画愛、女優への愛ミシェルのキュートな3変化に胸きゅん!春先取り、来日ファッションをチェックミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』
2012年03月26日主演作『マリリン 7日間の恋』で第84回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズが待望の初来日を果たし、インタビューに応じた。本作で世界を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンローを演じ、「同じ女優という部分で、共感できる面が多かった。彼女ほどではないけれど、疑心暗鬼に陥ったり、葛藤することは私にもあるわ」と役柄への想いを語った。その他の写真没後50年を迎えるモンローの秘めた恋を通し、“世界のセックス・シンボル”とのギャップに苦悩する彼女の実像を浮き彫りにした本作。スターの輝きと、等身大の女性が抱えるもろさを演じ切ったウィリアムズの演技は高く評価され、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞している。「もちろん外見を似せるための努力は必要だった。私自身は鏡を見るのが苦手だけど(笑)、今回ばかりはいかにマリリンに近づけるか自分の顔を徹底的に研究したわ。でも、彼女の輝く魅力は、やっぱり内側からにじみ出るもの。だから、マリリンの“ソウル”に近づくことが何より大切だった。つまり外見と内面、どちらも重要なのよ。ちょうど前輪と後輪でバランスを取る自転車のようなものね」。もちろん、モンローの出演作すべてに目を通し、彼女の歌声やしゃべりを常にiPodで聞くなど、撮影が始まる10か月前から準備に取り掛かったという。ローレンス・オリビエ(ケネス・ブラナー)が監督・主演を務める『王子と踊り子』撮影のために、ロンドンを訪れるモンロー。しかし、演技論をめぐってオリビエと対立し、精神的に追い詰められてしまう。そんな彼女をただひとり優しく見守る年下の助監督コリン・クラーク(エディ・レッドメイン)が“7日間の恋”のお相手だ。「当時彼女は30歳で、私自身も(撮影時)30歳だったから、不思議なめぐり合わせを感じるわ。それにアメリカ人の私が、イギリスに乗りこむ点もとても似ている。ただ、物語と違って、ケネスたちは私のことを信頼し、温かく迎え入れてくれたわ」。本作をきっかけに再び脚光を浴びるモンローの魅力とは?「どんなにゴージャスでも、どこか『守ってあげたい』という気持ちにさせられる。きっと少女のころに負った傷を隠そうとしても、隠しきれなかったんじゃないかしら。それに死後50年経っても神秘的な存在であり続ける点ね。この映画は、アイコン化された彼女の下に眠る素顔を見せてくれるはずよ」。『マリリン 7日間の恋』3月24日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2012年03月22日ソファの上にちょこんと、けれども背筋をピンと伸ばしてたたずむ姿は天使か女神か。キュートでいてエレガント、朗らかでいて静謐なミシェル・ウィリアムズが放つ何層もの魅力に触れ、グラマラスなセレブの顔と繊細な少女の心を併せ持つ存在、マリリン・モンローに、彼女が驚くほどナチュラルに寄り添えた理由が分かった気がした。世紀のスターを演じ、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされたミシェル自身、「マリリン・モンローを演じる上では外見的な変身に苦労させられるのと同時に、彼女の魂に近づくことが大事だった」と語る。「喋り方から指の動かし方まで、外見的な役作りをここまで徹底させたのは初めてよ!」と思わず苦笑するミシェル。セックス・シンボルとしてハリウッドを賑わせたマリリン・モンローと化すにあたっては、「目一杯お化粧すること!(笑)」の次に「自分自身を研究し尽くすこと」が重要だったという。「そもそも私は自分の顔を見るのがすごく嫌い。家の鏡を大きな地図で覆ってしまっているくらいなの。でも、今回は覚悟を決め、自分の顔を隅から隅までじっくり研究したわ。どうすれば彼女のように魅力的に見えるか?どうやって完璧なマリリンになればいいのか?を考えるためにね。その甲斐あって、いまは自分の顔と向き合うのに以前ほどの抵抗はなくなった。あとは…そうね。『エンジェルズ・メイクアップ』のコラーゲン・アイパッチを使えば、もっと抵抗がなくなるわ。12時間寝て目覚めた後みたいにスッキリした目元になるから、ものすごくオススメよ(笑)」。透き通る美肌の秘密をこっそり教えてくれるさまもチャーミング。ただし、「私自身が真の美を感じるのは、風がそよぐ草原を見たり、友人の笑顔に触れているとき。“人生”を感じられる瞬間にこそ、自分自身を美しいと思えるの」とも明かし、「マリリンの光り輝く魅力も内面から来るものだったんじゃないかしら」と続ける。「彼女の出演作や写真を見ると、守ってあげたい気持ちになる人が多いと思う。彼女は様々な方法で内面の脆さを隠そうとしたけれど、少女の頃に負った痛みや傷が消えることはなかった。隠そうとしても見え隠れしてしまう部分が、謎めいたものとして大勢を惹きつけたのね。いままでの役もそうだけど、やっぱり重要なのは役の精神を理解すること。その点、マリリンという存在に共感できる部分は多かったわ。彼女ほどではないにせよ、自分自身を信じられなかったり、力不足を嘆いたりする葛藤は女優業に付き物だもの。とは言え、役を演じるときは自分と似ている部分よりも異なる部分を見つけようとするものよ。似ている部分は何もしなくても似てくるし、意識することで誇張されてしまったりもするから」。『マリリン7日間の恋』で語られるのは、マリリンが『王子と踊り子』の撮影でイギリスを訪れた7日間。ストーリー自体、実体験に重なるところがあったという。「撮影が始まる前は少し近い気持ちだったわね。というのも、映画の中のマリリンも撮影当時の私も30歳で、アメリカ人なのも、イギリスで撮影するのも同じ。伝統的な演技法に長けたイギリスの名優たちと共演する状況も一緒だったわ。私はそういった演技のレッスンを受けたこともなければ、シェイクスピア劇に出たこともないから、力不足じゃないかとひるむ気持ちすらあった。でも、映画の中のマリリンとは違い、私の場合は信頼し合える共演者たちに恵まれたの。彼らは私を温かく迎え入れてくれたわ」。歩んできた道はイギリスの名優たちと異なれど、いまやミシェルがトップ女優の1人であるのは紛れもない事実。演技の道に足を踏み入れた少女時代をふり返り、「12~3歳の頃はメソッド演技の俳優たちに興味津々だったわ」と明かす。“メソッド演技”とは役の感情を追体験する演技法で、マリリン・モンローも取り入れた手法だ。「同世代の子たちが興味を持つスターには関心がない子供だったの。どうしてかしらね…(笑)。ジェームズ・ディーン、マーロン・ブランド、モンゴメリー・クリフト、もちろんマリリン・モンローと、いろいろなメソッド俳優たちの伝記を読み漁ったわ。たくさんの俳優に憧れ、影響を受けているのはいまも昔も同じね。日本に来る飛行機の中で『ハンナとその姉妹』(’86)を観たのだけど、ダイアン・ウィーストが本当に素晴らしかった。ケイト・ウィンスレットやホリー・ハンター、ティルダ・スウィントンも大好きな女優よ。尊敬する仲間の名前を挙げればきりがないわ」。ヴィム・ヴェンダース、アン・リー、トッド・ヘインズら、共に作品を作り上げてきた名匠も多数。「作品に取り組むたびに、監督たちから多くのことを学ぶの」と、女優業に対する尽きない想いを口にする。「演技を始めて20年経ったいまもお芝居への愛を持ち続けていられるのは、どの作品でも学ぶことが大きいから。まだまだ知らないことがたくさんあるし、求められるものも作品ごとに違う。好奇心が満たされ、決して飽きることがないの。私の仕事は監督が望むものを提供すること、そして彼らが思い描くフレームを埋めていくこと。それぞれの作品が誇らしいし、いままで仕事をした全ての人たちが私にとっては特別な存在だわ」。演技に対し、映画に対し、惜しみない愛情を注ぐミシェルにこんな質問も。アカデミー賞に輝いた『アーティスト』や過去に組んだこともあるマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』など、映画愛を謳った作品をどう思う?「私は元々ノスタルジックなタイプで、朝食を食べていても何だかじんわりしてしまうことがあるくらい(笑)。それに、ハイテクは苦手だから、手紙を書くときもいまだに手書きなの。古き良き時代に対する思い入れは強いし、昔を伝える映画が作られるのは個人的にも嬉しいことよ」。ところで、『王子と踊り子』はマリリンが主演のみならずプロデュースにも乗り出して意欲を注いだ1作。ミシェル自身は『ブルーバレンタイン』で製作総指揮にクレジットされていたが、今後の興味はプロデュース業にも向けられているのだろうか。「正直に言って、いまのところは“ノー”よ。『ブルーバレンタイン』は8年もかかったプロジェクトだから、企画の立ち上げからずっと関わってきた私とライアン(・ゴズリング)へのご褒美として製作陣がクレジットしてくれたの。そもそも私にはプロデュースまでこなすほどの脳ミソはないし(笑)、どちらかと言えば一つのことにじっくり取り組むのが好き。ビジネスには向いていないと思うの。いつか自分のエネルギーがあり余っているのを感じ始めたら挑戦するのもいいかもしれないけど…、いまは母親業と女優業にエネルギーを使い果たしている感じね!」(photo:Toru Hiraiwa/text:Hikaru Watanabe)特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:椿鬼奴、マリリン・モンローになりきって「今年は結婚したい」と婚活宣言!ミシェルのキュートな3変化に胸きゅん!春先取り、来日ファッションをチェックミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』ミシェル・ウィリアムズ、娘のマチルダちゃんと貯めた義援金を福島に寄付ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現
2012年03月21日世界のセックス・シンボルと謳われたマリリン・モンローの誰も知らなかったラブロマンスを描いた『マリリン 7日間の恋』の公開に先駆けて、主演のミシェル・ウィリアムズが初の来日、3月13日~14日の2日間と短い間だったが、ジャパンプレミアをはじめ各イベントに参加しその魅力をふりまいた。まずは3月13日に六本木ヒルズで行われたジャパン・プレミア。150人以上の観客のほか、レッドカーペットには石田純一、叶姉妹、楽しんご、辺見マリ、佐伯チズといった豪華ゲストが華やかに入場。また舞台挨拶では、年下の青年と恋に落ちる本作の内容と翌日のホワイトデーにちなんで、俳優の遠藤雄弥がプレゼントゲストとしてマリリン・モンローが愛したシャンパンを持って登場した。●ゴールデングローブ賞主演女優賞やアカデミー賞主演女優賞ノミネート、おめでとうございます。世界中からその演技力を称えられましたが、今どんなお気持ちですか?ミシェル:とても幸運でした!頭がボーっとして、覚えていないんです(笑)。●知らない人がいないのではないかというくらい有名な実在の人物、マリリン・モンローを演じるというオファーをもらったとき、どのような気持ちでしたか?不安やプレッシャーはありましたか?ミシェル:12~13歳の時に、部屋の壁にマリリンのポスターを貼っているくらい、彼女が好きで彼女に見守られていました。不安といううより、自分自身にかけるプレッシャーがとても大きかったです。顔の表情やしぐさ、準備に10ヶ月間かけました。彼女の作品をたくさん見て、運転中や歩いている時もずっと彼女の声聞いていました。●今年で没後50年を迎えますが、マリリンが今もなお愛され続ける理由はなんだと思いますか?ミシェル:たくさんあるけれど、50年経っても神秘性・ミステリーな感じがすることだと思います。●最後に、これから映画をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。アイコン化されている彼女ではなく、パーソナルな内面を見てほしい。今日は、本当にこの場にいることが出来て嬉しい。足を運んでいただいてありがとうございます!!※ここでプレゼントゲスト、遠藤雄弥がご登場遠藤:今日はホワイトデーにちなんでのプレゼントでしたが、ミシェルさんどうですか?日本にはバレンタインデーのお返しに、男性から女性へプレゼントするホワイトデーが存在するんですよ。ミシェル:とても素敵な伝統ですね!アメリカにもあってほしいです。●遠藤さんは、数々のドラマ・映画に出演する活躍中の俳優さんですが、本作品はご覧になっていかがでしたか?遠藤:美しさが際立っていたのが印象に残っています!僕は、マリリン・モンローの作品を見たことがないので、同じ表現者として共感する部分もありました。●この映画は、マリリン・モンローが年下の新人助監督の青年と恋に落ちるラブロマンスですが、もし自分がコリンの立場だったらどうしますか?遠藤:ほっぺたをつねりますね!!(笑) 自分が7日間、耐えられるのかが心配です(笑)。ジャパンプレミアの翌日3月14日は、3月28日(水)まで「“マリリン”ポスター回顧展」を開催している代官山蔦屋書店に登場したミシェル・ウィリアムズ。作品の舞台となった映画『王子と踊り子』のポスターにサインをするなど、記念のパフォーマンスを披露した。●初来日とののことですが、初めて日本に来た感想はいかがですか?ミシェル:本当にジャーナリストやスタッフなどに限らず、出会った方すべてにこんなに親切にしてくれて、楽しい冒険をさせて頂きました。●公開記念で、“マリリン”ポスター回顧展をこちらで開催しているのですが、昔のマリリンの映画ポスターをご覧になって、いかがでしょうか?ミシェル:とても綺麗で、一晩中いても良いです。こんなに沢山のマリリン・モンローの出演作のポスターを見るのは初めてなので、ワクワクしています。後で歩き回りたいと思います。●マリリンの映画の中で好きなものは何ですか?ミシェル:『王子と踊り子』は私にとってとても特別な作品です。後、『お熱いのがお好き』は何度でも初めて見たかの様に見れる作品だと思います。●ポスターはどの作品のがお好きでしたでしょうか?ミシェル:ナイアガラのポスターは居間に飾ってもいいくらい素敵だと思います。あのポスターが今日、無くなったら、犯人は私です(笑)。来日の締めくくりは記者会見。マリリン・モンローが実際に泊まった帝国ホテルでの会見を受け、魔法の様なめぐりあわせだと語り、また、愛娘たっての希望で日本へ寄付金を持ってきた、初来日となったミシェル・ウィリアムズの魅力に会場は包まれた。また、花束ゲストとして西山茉希が登場、ミシェルの来日を歓迎すると共にマリリン・モンローの50年もの間、秘められた恋と年下の恋愛について語り合った。●好きな日本語はなんですか?ミシェル:モシモシ。(会場:笑)●ここ帝国ホテルは、マリリン・モンローがジョー・ディマジオとの新婚旅行の際に宿泊したホテルです。まさに、このような記者会見も行われました。今、どんなお気持ちですか?ミシェル:魔法のようなめぐりあわせだと、すごく思います!「王子と踊り子」を、マリリン・モンローが演じた時が、今の私と同じ年齢でしたし、このロケーションも実際にマリリンが使っていたということで、とても嬉しいです。●ミシェルさんも、マリリンと同じ境遇でイギリス人の俳優に囲まれ撮影に臨んだかと思いますが、イギリスでの撮影時の思い出はありますか?ミシェル:王子と踊り子の撮影の時とは時代が違うので、今のイギリスの製作スタッフはすごく優しいウェルカム体制でした。●お気に入りの撮影場所はありましたか?ミシェル:どれも全て特別なロケ―ションでした。中でも、パークサイド・ハウスでは、よりマリリン・モンローを感じることができたと思います。本人が実際に使った場所で、この役ができて良かったです。●マリリン・モンローが生き返って、本作品を見たらどんなことを言ってもらいたいですか?ミシェル:とても恐れ多くて、わからないです。逆に、私が「どうだった?」と聞きたいです(笑)。●マリリン・モンローと言えば、寝ている時に着ているのはのはシャネルの5番という話がとての有名ですが、これは、日本にマリリン・モンローが来日した際に話したとのことですが、ミシェルさんは、何をつけて寝ているのですか?ミシェル:世界で数人しか知らない、秘密です(笑)。●今回、実はミシェルさんと6歳になる娘さんが、昨年3月におこった、東日本大震災で被害を受けられた被災者の方々への寄付をしたいとのことで、その寄付金を頂戴致しました。この寄付金を角川書店にてお預かりをし、後日責任を持って、福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄付金」へ寄付をさせて頂きたいと思います。ミシェル:昨年の3.11には娘もショックを受け、『何か日本のために出来ることはない?』って聞かれたんで、(寄付をするための)ガラス瓶を置くことにしたの。そこにマチルダがお手伝いをしたりするとミシェルがお小遣いをいれてあげるにしたの。今回来日があったために、一杯になったガラス瓶を持ってきました。今回、それを寄付したいと思います。※ここで花束ゲスト、西山茉希が登場●実際にミシェル・ウィリアムズさんにお会いしていかがですか?西山:映画の印象よりも小柄で、でもマリリンと同じ様な魅力を持ち合わせている方だなと思いました。●この作品ではコリン・クラークとの、50年間封印されてきた“秘められた恋”が描かれていますが、もし自分がマリリンの立場だったらどうしますか?西山:自分がその立場に立つことはないと思いますが、やはり周りにとらわれずに、素敵な感情で生きる2人を感じて、私は人間的に好きだし、素敵だと思いました。・ 『マリリン 7日間の恋』スペシャルサイトはこちら 人物情報・ミシェル・ウィリアムズ1980年、アメリカ生まれ。大ヒットTVシリーズ「ドーソンズ・クリーク」(98~03)で、一躍人気を集める。『ブロークバック・マウンテン』(05)では、放送映画批評家協会賞を受賞し、インディペンデント・スピリット賞、英国アカデミー賞、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。さらに『ブルーバレンタイン』(10)では、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、本作では、ゴールデン・グローブ賞・ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされている。マリリンの秘密の恋を描いた映画『マリリン 7日間の恋』は、3月24日より公開!
2012年03月21日主演作『マリリン7日間の恋』を引っさげ、先日待望の初来日を果たしたミシェル・ウィリアムズ。女優としての実力と存在感はもちろん、年明けから行われてきた数々の映画賞レースでは、その個性的なドレス・ファッションも女性たちの注目を集めていたが、今回の来日イベントでもそれぞれ全く異なるタイプの美しいファッションで報道陣やファンを魅了してくれた。ここでそのキュートなファッション3変化を一挙おさらい!いわゆる“ザ・ハリウッド女優”といった綺羅びやかでゴージャスなスタイルというよりは、シンプルでワンポイントを引き立たせる上品なフェミニン・スタイルを好むミシェル。トレードマークであるブロンドのショートヘアに合わせた、どこかコケティッシュな可愛らしさを感じさせるドレススタイルは、パーティシーンで参考にしたくなるようなファッションばかり。世界中の注目を集めた2月のアカデミー賞授賞式当日には、愛娘のマチルダちゃんが好きだというコーラル・オレンジの「ルイ・ヴィトン」のストラップレス・ドレスを見事に着こなしていたが、初来日の初イベントとなるジャパン・プレミアにミシェルが選んだのは、『7年目の浮気』のマリリン・モンローを彷彿させる「アレキサンダー・マックイーン」のドレープドレス。レッドカーペットに映える上品でエレガントな純白のドレスには「ヴァレンティノ」の靴、アクセサリーは「フォーエバーマーク」とシンプルに決め、ドレープの美しさを引き立てていた。翌日の会見と「マリリン・モンローポスター回顧展」に出席した際には、前日とは打って変わって美しい「ヴァレンティノ」のコーラル・オレンジのワンピースで華やかに登場。第18回全米映画俳優組合(SAG)賞でも「ヴァレンティノ」の赤のセクシーなドレスを選ぶなど、どうやら赤系のドレスがいまのお気に入りのミシェル。前日の柔らかなドレープから、ウェストラインを強調するタイトスカートに肩のリボンが可愛らしい、キュートでスマートなスタイルに「ジュゼッペザノッティ」のヌーディ色のヒールを合わせ、春らしい装いを見せた。さらに、同日の別会場ではロックテイストも取り入れていたミシェル。黒のニットとメタリックな「ルイ・ヴィトン」のレオパード柄のパンツに合わせていたのは、セレブ御用達のイタリアのシューズブランド「タビサ・シモンズ」のパンプス。ドレス姿とは180度異なるボーイッシュなスタイルも好感度大だ。また、ミシェルのメイクテクニックで目を引いていたのが、ピンクのリップ。白やコーラル・オレンジ、黒の装いに合わせてそれぞれ差し色としてピンクを取り入れる技はさすが!さらに薄くのせたピンクのチークとも相まって、ミシェルの可愛らしさをより一層引き立てていた。春らしさを感じさせるこのメイクテクニック、ぜひ参考にしてみてはいかが?『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ミシェル・ウィリアムズ、一番好きなモンロー映画は『お熱いのがお好き』ミシェル・ウィリアムズ、娘のマチルダちゃんと貯めた義援金を福島に寄付ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼント
2012年03月16日待望の初来日を果たした女優のミシェル・ウィリアムズが3月14日(水)、東京・千代田区にある帝国ホテルで記者会見を行い、娘のマチルダちゃんと一緒に貯めたという義援金を「東日本大震災ふくしまこども寄付金」に寄付すると発表した。金額は非公表。「昨年の震災には、私も娘も大変ショックを受け、胸を痛めたの。そんなとき、娘が『日本のために何ができるの?』って聞いてきたから、『ガラス瓶にお小遣いを貯めてみたら』とアイディアを出したの」とミシェル。日本への愛あふれる行動に、会場からは大きな拍手が起こった。ミシェルが演じるのは“世界のセックス・シンボル”として、人々を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンロー。年下の助監督との秘めたる恋愛を通して、彼女が世間の抱くモンロー像と、苦悩を抱える等身大の自分との間で揺れ動く姿が、切なく描かれる。前日に行われたジャパン・プレミアでは、往年のマリリンを彷彿させる純白の「アレキサンダー・マックイーン」のドレスで登場したミシェルが、この日会見に選んだのは「ヴァレンティノ」の赤いドレスに、「ジュゼッペザノッティ」の靴。昨夜から一転し、キュートさが際立つコーディネートが目を引いた。出演映画はもちろん、テレビやラジオに出演した際の資料にも触れ、自身の“マリリン像”を作り上げたというミシェルは、役作りを通して「マリリンがいかに作品作りに真剣に取り組んでいたか。そしていかに寛容で、デリケートで、深い思いやりと悲しみを抱えていたかを知ることができた」。最も好きなマリリンの出演作は『お熱いのがお好き』(’59)だと言い、「最高の状態だったマリリンが、最高の作品に出演した。そんな作品ね」と語った。マリリン自身も同作でゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞しており、不思議な縁を感じさせる。不思議な縁、といえば記者会見が行われた帝国ホテルは1954年にマリリンが初来日した際に宿泊し、記者会見も行った場所で「魔法にかかったような、幸福なめぐり合わせね」とミシェルもご満悦。マリリンが「寝ているときに着るのは、シャネルの5番だけ」という名言を生んだのも実は帝国ホテルでの会見だったが、「寝ているときに着るものは?」と同じ質問をされたミシェルは「それは秘密よ…」とはにかむばかりだった。会見には年下の俳優・早乙女太一と交際中のタレント・西山茉希が花束ゲストとして登場し「自分のことを理解してくれる人と、心を開いて通じ合いたいと思うのが人間。周りにとらわれず、素直な感情で生きる2人は人間的で素敵だと思った」と映画の感想を語っていた。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ミシェル・ウィリアムズが初来日!純白ドレスで“現代のマリリン”を見事に体現マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼントマリリンの素顔に迫る『マリリン 7日間の恋』女性限定試写会に25組50名様ご招待ミシェル・ウィリアムズ来日!『マリリン 7日間の恋』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待
2012年03月14日米女優のミシェル・ウィリアムズが待望の初来日を果たし、3月13日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで最新作『マリリン 7日間の恋』のジャパンプレミアに出席した。本作で第84回アカデミー賞の主演女優賞候補となり、第69回ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞しているだけに、ミシェル自身も作品への思いは格別。持ち前の愛くるしさに、女優としての自信と貫録が加わった満面のスマイルで、日本のファンの声援に応えていた。ミシェルが演じるのは“世界のセックス・シンボル”として、人々を熱狂させた往年のハリウッド女優、マリリン・モンロー。年下の助監督との秘めたる恋愛を通して、彼女が世間の抱くモンロー像と、苦悩を抱える等身大の自分との間で揺れ動く姿が、切なく描かれる。先日行われたアカデミー賞の授賞式に、「ルイ・ヴィトン」の真っ赤なドレスをまとって登場し、米ファッション誌「ヴォーグ」が選ぶ“今年のアカデミー賞”ベストドレッサー第2位に選ばれたミシェル。この日はスレンダーなボディラインを際立たせた「アレキサンダー・マックイーン」の純白のドレス姿で“21世紀によみがえったマリリン”を見事体現!靴はヴァレンティノ。胸元を飾るのは「フォーエバーマーク」のネックレスと全体的に華やかさを演出する、さすがの“達人技”を披露してくれた。「コンニチハ!(初来日の感想は?)サイコウ!」と日本語で挨拶し、「日本ではtea ceremony(お茶会)が楽しみ」と胸を躍らせた。そんな彼女にとって、マリリン・モンローはティーンの頃からの憧れだといい「寝室の壁にマリリンの写真を貼っていたわ。毎晩、私のことを見守ってくれたの」。それだけに、マリリンを演じることへのプレッシャーも大きかったそうで「役作りには10か月をかけたの。彼女の出演作を全部観て、本も読んだ。常に彼女の声をiPodで聞いていたわ」とふり返る。そんなマリリンの魅力は「亡くなって50年が経ったいまも神秘的な存在である点ね。この映画は、アイコン化された彼女の下にあるパーソナルな素顔を見せてくれるはず」とアピール。年下の男性と恋に落ちるストーリーにちなみ、舞台挨拶には若手俳優・遠藤雄弥がゲスト登壇し、ミシェルにシャンパンを手渡した。『マリリン 7日間の恋』は3月24日(土)より全国にて公開。特集:7stepで学ぶ、マリリンstyle■関連作品:マリリン 7日間の恋 2012年3月24日より全国にて公開© 2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.■関連記事:マリリンとミシェルの“女優魂”を重ねて見る『マリリン 7日間の恋』歌&踊りを公開マリリンの憧れ女子テクをレッスン!『マリリン7日間の恋』メモパッド&プレスセットを10名様プレゼントマリリンの素顔に迫る『マリリン 7日間の恋』女性限定試写会に25組50名様ご招待ミシェル・ウィリアムズ来日!『マリリン 7日間の恋』ジャパン・プレミアに25組50名様ご招待【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~
2012年03月13日続々と授賞が発表されている本年度アカデミー賞。栄えある監督賞を手にしたのは『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督!最有力視されてきた巨匠、マーティン・スコセッシ監督は受賞を逃した。トーキーへの移行期を迎えるハリウッドの黄金時代を舞台に、白黒のサイレントで描いた異色ラブストーリー。錚々たる巨匠を押しのけて初の快挙を果たしたアザナヴィシウス監督は、「世界一幸せの監督です」と喜びを露にし、キャスト&スタッフに感謝。さらに「(出演の)犬のアギーにも感謝してます。私の言うことは理解できないと思いますが…(笑)。映画にも感謝しています。この作品は喜びをもたらしてくれる映画だと思います」と改めて映画に対する愛を語った。特集:第84回アカデミー賞■関連作品:第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS■関連記事:【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~クラシック編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~セクシー編~【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】最高栄誉はハリウッド愛を贈るフランス映画『アーティスト』へ!【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!
2012年02月27日森林香気成分を配合した“アロマティックフォレスト”の香りアユ-ラは、森林香気成分を配合した“アロマティックフォレスト”の香りが、自然に深く、ゆったりとした呼吸へ導き、すこやかな美しさを目覚めさせるアイテム、「ウェルフィット」4品目を、3月23日に発売する。からだを動かすことを楽しむ女性たちをサポート「ウェルフィット」は、からだを動かすことをポジティブに楽しむ女性たちをサポートするアイテム。ソリッドパヒューム「ウェルフィットアロマバーム」(14g 2,625円)は、ゆったりと香りを楽しみながらからだを動かすことで、「まるで森林の中で深呼吸しているかのような清々しい気分に誘う」というアロマバーム。アロマティックハーブをベースに、森林浴のとき気分がリフレッシュするような木の香り“フィトンチッド”をブレンド。フェース・ボディー用日やけ止め乳液「ウェルフィットブロック」(SPF50・PA+++50mL3,150円)は、からだを動かすシーンでも、しっかりフィットし、紫外線から肌をプロテクト。やさしい使い心地の森林水からつくった日やけ止め乳液。ボディー用シート「ウェルフィットボディーシート」(15枚入 787円)は、汗・皮脂や肌に付着した大気中の汚れをしっかりふきとり、からだを動かした後の肌をひんやり冷涼。すっきりとした清浄な素肌に導く森林水配合のボディーシート。ボディー用化粧水「ウェルフィットボディーミスト」(100mL2,940円)は、森林水からつくったボディー用化粧水。からだを動かした後の肌をひんやり冷涼。パウダーインで、さらさらとした清浄な素肌に導くという。元の記事を読む
2012年02月26日80年代を代表するロックナンバーに乗せて、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちの青春とロマンスを描いた注目のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。トム・クルーズが伝説のロックスターを演じることでも話題を集める本作の第1弾となる予告編が解禁となった。2006年の初上演以来、現在もブロードウェイほか世界各国で公演され絶大な人気を誇る同名ミュージカルの待望の映画化。1980年代、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちが集うストリート、サンセット・ストリップを舞台に、欲望渦巻く街でシンガーを目指す2人の男女の夢とロマンスを描く。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼス」のアクセル・ローズのもとで週5日の修行を経て、“世界最強のロックの神様”ステイシー役に成りきったトム・クルーズの写真が先日公開されたのに続き、今回解禁された予告編は終始ハイテンション!アルコールにドラッグ、セックスと廃退的な風潮を背景にした80年代のロックブームがそのままに再現されており、ネオンライトが点滅するクラブハウスの熱狂は観る者をたちまち呑み込む。そしてネオンライトで輝く「世界をロックで変えてやれ!」という言葉が、「夢」や「青春」といった言葉以上の制御不能なパワーを放つ。ロックをめぐる熱きドラマに加えて、終盤ではカリスマ性を爆発させハリウッドを熱狂させるステイシーの上半身裸での熱狂のライヴ・パフォーマンスも少しだけ確認できる。この興奮のミュージカルを作り上げたのは、『ヘアスプレー』(’07)でにミュージカル映画熱を再燃させたアダム・シャンクマン監督。ステイシー役のトムを始め、ビッグスターを夢見てハリウッドにやって来た田舎娘・シェリー役のジュリアン・ハフ(『バーレスク』)、ライヴハウスを悪の根源と見なし取り壊しを企む女性を演じるキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、さらにメアリー・J・ブライジ、ポール・ジアマッティと実力派キャストが豪華ナンバーを歌い上げる姿は圧巻だ。「デフ・レパード」や「ジャーニー」、「ボン・ジョヴィ」などの往年の名ロックナンバーが最大の見どころとなる本作だが、その原曲を知らずとも俳優たちの渾身の熱唱にあなたの心もきっと鷲づかみにされるはず。また、毛皮のコートにテンガロンハット、ケミカルウォッシュのジーンズ、バンダナにソバージュを効かせたロングヘアなど80年代のロックファッションにもぜひご注目してほしい。まずはこちらの映像で“ロックな時代”を体感!『ロック・オブ・エイジズ』は9月、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?
2012年02月21日80年代を代表するロックナンバーで構成され、絶大な人気を誇るブロードウェイ・ミュージカルの待望の映画化作品『ロック・オブ・エイジズ』が来年9月に日本公開されることが決定!このほど、本作で伝説のロック・スターを熱演するトム・クルーズの写真がお披露目となった。2006年にロサンゼルスで初上演され、トニー賞に作品賞を含む5部門にノミネートされるという偉業を達成、現在もブロードウェイで公演され、さらに日本でも西川貴教、島谷ひとみ主演で上演されたばかりの人気ミュージカルを完全映画化した本作。1980年代、成功を夢見る若者たちが集う“サンセット・ストリップ”を舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーとロック・スターを夢見る都会育ちの青年・ドリューの青春とロマンスを、「デフ・レパード」や「ホワイトスネイク」などの80年代の胸躍るヒット・ナンバーに乗せて描き出す。ポール・ジアマッティを始め、キャサリン・ゼタ=ジョーンズや“R&Bの女王”メアリー・J・ブライジ、アレック・ボールドウィンなど豪華なキャスト陣が数多く登場する本作。その中でもひときわ異彩を放っているのが、今回熱唱する姿がお披露目となった“世界最強のロックの神様”ステイシー役のトム。流れる長髪と、惚れ惚れするような肉体美からも、ただ者ではないオーラを漂わせている。主人公はあくまでジュリアン・ハフ扮する夢に賭ける少女だが、本作に賭けるトムの熱の入れようは凄まじい。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のボーカル、アクセル・ローズの歌唱力指導の下、1日5時間、週5日のボーカル・トレーニングをこなし、万全の体制で撮影に挑んだとのこと。本番の出来栄えは、撮影現場を見学にきた本物のロックスターが舌を巻くほどだったそう。写真からもうかがえるように、本作のトムはこれまでに見たことないほど“ワイルド”!現在ヒット公開中の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で演じるクールなイーサン・ハントとは違ったトムの一面が見れそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』は2012年9月、全国にて公開。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?トム・クルーズ、ドイツで米軍の負傷兵たちにひと足早いクリスマス・プレゼントを進呈トムに負けない!『ミッション:インポッシブル』女たちの壮絶バトル映像が到着
2011年12月28日来年9月に日本公開されるロック・ミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』の画像が解禁になり、“ロックの神様”に扮したトム・クルーズの姿が公開された。『ロック・オブ・エイジズ』は、2006年に初演され、トニー賞にノミネートされるなど高い評価を受け、現在もブロードウェイで上演中の同名ミュージカルを、『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督が映画化した作品。1980年代のアメリカを舞台に、女優を目指し田舎から出てきたシェリーと、ロック・スターを夢見る都会育ちの青年ドリューら若者たちの青春を描く。現在公開中の『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』では変装の名人でもあるエージェントを演じているクルーズが、次回作『ロック・オブ・エイジズ』で変身するのは、何と“ロックの神様”と呼ばれるスーパースター、ステイシー・ジャックス。クルーズは、初のミュージカル映画挑戦のために、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの歌唱力指導のもと、1日5時間週5日のボーカルトレーニングを敢行。これまでも数々の挑戦を行い、“努力のカリスマ”とも称されるクルーズは、鍛えられた肉体とトレーニングで磨いた歌声を劇中で披露。デフ・パレードの『Pour Some Sugar on Me』、ボン・ジョヴィの『Wanted Dead or Alive』、スコーピオンズの『Rock You Like a Hurricane』などの名曲を熱唱しており、撮影現場を訪れたデフ・レパードのギタリスト、フィル・コリンは「すごいもんだと思ったよ。彼はそれまでボーカル・レッスンも受けたこともなかったって言うんだから。完璧なロック・スターだ!」とトムのパフォーマンスを絶賛。1作ごとに新たな一面を見せてきたクルーズは来年も多くのファンを驚かせることになりそうだ。『ロック・オブ・エイジズ』2012年9月全国ロードショー
2011年12月28日今年のラ・メゾン・デュ・ショコラのクリスマス限定コレクションのテーマは、「パリのクリスマス」。クリエイティブ・ディレクターのジル・マルシャルは、パリのエレガントなクリスマス・ディナーを、5種類の新作ボンボン・ドゥ・ショコラやショコラ・カレンダー、オーナメントに表現。クリスマス・シーズンのパリは、街中が美しいイルミネーションでキラキラと輝き、人々を照らし、目を、そして舌を喜びで満たす…家族で囲むクリスマスのディナーの後にはもちろん、甘いデザートを。パリジャンに愛されている素材をふんだんに用いたボンボン・ドゥ・ショコラたちは、ディナー・テーブルを更に華やかなものにしてくれること間違いなし。クリスマス限定コレクション「マジー・ドゥ・パリ」全3サイズ2011年11月中旬発売予定275g ¥8,925/535g ¥15,750/1,050g ¥30,450お問い合わせ:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店 tel.03-3201-6006
2011年11月04日ラ・メゾン・デュ・ショコラ×レミーマルタン、フランス屈指の2つのメゾンが出会う、特別企画「Mystères des Anges」ミステール・デ・ザンジュの予約が始まった。ショコラブランドの最高峰「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のクリエイティブ・ディレクター、ジル・マルシャルと、コニャック(※)の名門「レミーマルタン」のセラーマスター、ピエレット・トリシェの、永きに亘る友情と、それぞれのクリエーションに対する情熱、そして究極の味わいを追求するその探究心から生まれた、ショコラとコニャックのマリアージュ。価格は¥42,000、9月上旬から予約開始(受渡期間:2011年11月1日~12月25日)。日本での発売は、松屋銀座店にて20個限定となっている。レミーマルタンXOエクセレンスのボトル(375ml)と、XOエクセレンスと完璧な相性となるよう創られた3種類のボンボン・ドゥ・ショコラの詰合せを赤いラッカーボックスに収められている。2つのアイテムが驚くような味の調和の世界を紡ぎだし、至福の時間を届けてくれる、特別なギフトに最適の逸品だ。※コニャック:フランスのコニャック周辺で産出されるブランデーお問い合わせ:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 松屋銀座店住所:〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1 1Ftel.03-3562-7707open.10:00~20:00(松屋銀座店舗営業時間に順ずる)カフェラストオーダー:19:30
2011年09月30日今年で15回目を迎えた恒例のライブイベント「ロックロックこんにちは!Ver.15」の第3弾出演者が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」のチケット情報今回出演が発表されたのは、People In The Box。これまでに発表された出演者とあわせて計8組の出演が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」は、9月10日(土)に大阪府/舞洲ロックロックこんにちは!特設会場(舞洲スポーツアイランド イベントB広場)で開催。チケットの一般発売は、8月13日(土)10:00より開始となる。■ロックロックこんにちは!Ver.15日時:9月10日(土) 12:00開演会場:大阪府/舞洲ロックロックこんにちは!特設会場(舞洲スポーツアイランド イベントB広場)出演:HY / S.R.S / 奥田民生 / スピッツ / ナオト・インティライミ /People In The Box / 今日の王様〔YO-KING〕/ 吉井和哉
2011年08月11日今年で15回目を迎えた恒例のライブイベント「ロックロックこんにちは!Ver.15」の第二弾出演者が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」チケット情報今回出演が発表されたのは、HYとS.R.Sの2組。出演者第一弾のスピッツ、奥田民生、ナオト・インティライミ、今日の王様(YO-KING)、吉井和哉と合わせて7組の出演が決定した。「ロックロックこんにちは!Ver.15」は、9月10日(土)に大阪府・舞洲ロックロックこんにちは!特設会場(舞洲スポーツアイランド イベントB広場)で開催。チケットの一般発売は、8月13日(土)10:00より開始となる。また一般発売に先駆けて、チケットぴあで先行抽選プレリザーブを8月10日(水)11:00 まで受付中。
2011年08月01日ミシェル・ウィリアムズが夫と最愛の息子を失う母親を演じ、ユアン・マクレガーが彼女の情事の相手という関係で共演すること話題作『ブローン・アパート』の予告編が到着した。情事の最中にテロ事件で夫と幼い息子を失った“若い母親”(ミシェル)。罪悪感と喪失感に苛まれる彼女だが、情事の相手で新聞記者のジャスパー(ユアン)により、事件に関して警察がひた隠しにしている驚くべき情報を知ってしまう…。単なるサスペンスムービーに留まらず、平穏な日々を突如として襲うテロの恐怖を描いた本作。テロが蔓延するこの時代に、“正義の味方”であるはずの警察は何故真実を隠そうとするのか?本作の製作に携わった時期は、ちょうど故ヒース・レジャーとの間に授かった子供の母親になったばかりだったというミシェル。母親になって全ての見方が変わったという彼女だが、その実生活での経験が役にどう反映されているのかにも注目したい。また、本作で音楽を担当しているのは、『LOVERS』、『ハンニバル・ライジング』でも映画音楽を手がけた梅林茂。彼が登場人物たちの“喪失”や“罪悪感”といった心情をどう奏でているのかも気になるところ。良き母親でありながらも抑えられない欲望、愛する家族を情事の最中に喪ったという罪悪感、そして喪失感など、様々な感情が複雑に絡み合う中、爆破事件の真実をきっかけに物語は急展開を見せる。母親、妻、恋人という異なる表情を見せるミシェルの演技は要チェック!『ブローン・アパート』は1月29日(土)より銀座シネパトスほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ブローン・アパート 2011年1月29日よりシネパトス銀座ほか全国にて順次公開© 2008 CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/INCENDIARY LTD. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ユアン・マクレガー×ミシェル・ウィリアムズが“恋人”役で共演の最新作公開が決定
2010年12月17日ミシェル・ウィリアムズとユアン・マクレガーが共演するサスペンス・ムービー『ブローン・アパート』の日本での公開が正式に決定。ミシェルは恋人との情事の最中に夫と息子をテロでなくし、罪悪感と喪失感に苛まれる女性役を、ユアンはその情事の相手の新聞記者を演じており、このテロにまつわる陰謀、驚愕の真実が少しずつあぶり出されていく。10代の頃からキャリアを積み、2005年の『ブローク・バック・マウンテン』では故ヒース・レジャーと夫婦役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネート、近年では『脳内ニューヨーク』、『シャッター アイランド』などの話題作に出演しているミシェル。今回演じるのは名前が明かされない主人公“若い母親”。物語の舞台はロンドン。幼い息子と警察官の夫をサッカー観戦に送り出し、恋人との情事を楽しむ“若い母親”の目に、TVが映し出すスタジアムで起きた自爆テロの惨劇の映像が飛び込んでくる。夫と息子を失い、罪悪感と喪失感で心を引き裂かれるが、彼女の情事の相手で新聞記者であるジャスパーは、この事件に関して警察がひた隠しにしている驚くべき真実を彼女に知らせる――。原作は、オサマ・ビン=ラディンへの手紙という斬新な語り口で世界的なベストセラーとなった「息子を奪ったあなたへ 」(クリス・クリーヴ著/ハヤカワepi文庫)。故ヒース・レジャーとの間にもうけた娘の母親でもあるミシェルだが、私生活で母親になったばかりの時期に本作の製作に携わることになった。母親になって全ての見方が変わったという彼女にとって、欲望と母性の両方を抱える若い母親役は「ずっとやりたいと思っていた役」だったという。「砂嵐に巻き込まれているような気持ちだった。悲しくて前が見えないの」とこの役を演じての心境を明かす。そして映画については「ひとりの母親が、自責の念に苛まされながらも次第に解放され、愛を感じていく感動的な物語」と描写。「どんな女性でもこの若い母親に共感できると思います」と語る。女性監督のシャロン・マグアイア監督もまた、ミシェルと同じ時期に母親になった。ミシェル演じる“若い母親”について「良き母親であると同時に、欲望を抑え切れない罪深い女です」と説明し、「この作品の登場人物は、みな罪深い。そこが気に入っているところです」と語る。そして、もうひとりの重要人物、“若い母親”の恋人であり、新聞記者としてテロ事件の真実を追うジャスパーを演じるユアン。監督は、ユアンを思い浮かべながら「不完全な人間だけど憎めない。そしてセクシーな男として」このキャラクターを描いたそう。まもなく公開の『アメリア 永遠の翼』では実在のパイロット、さらに東京国際映画祭で上映されたロマン・ポランスキー監督作『ゴースト・ライター』では政治的な陰謀に巻き込まれるライター役と、多彩な役柄を演じ続けるユアン。本作では“若い母親”、そしてテロ事件との遭遇をきっかけに、ジャスパーが変化していくところも見どころとなっている。ユアンはミシェルが演じた“若い母親”という役柄を「いままで読んだ脚本の中で一番素晴らしい女主人公」と語り「ミシェルが演じると圧倒された。彼女は難しい役を完璧に演じたよ!」とその演技を絶賛している。ちなみにミシェル自身はアメリカ出身だが、撮影1か月前にロンドン入りし、この“若い母親”が育ったロンドンの下町、イーストエンドのなまりを体得した。自責の念に駆られる“罪深き”主人公をミシェルがどのように演じているのか?ユアンとの絡みも注目の『ブローン・アパート』。1月29日(土)より銀座シネパトスほか全国にて順次公開。■関連作品:ブローン・アパート 2011年1月29日よりシネパトス銀座ほか全国にて順次公開© 2008 CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/INCENDIARY LTD. ALL RIGHTS RESERVED
2010年11月22日わずか10歳にして余命を宣告された少年・オスカー。医師も、そして両親でさえも彼を気遣い真実を告げることができない中で偶然出会ったデリバリーピザの店主・ローズは、誰よりも正直に彼に接し、残されたこの世界での日々の少なさに落ち込む少年にこんな提案をする。「1日を10年と考えて過ごすこと。毎日神様に宛てて手紙を書くこと」。このときから少年の人生は大きく動き始める――。想像力を武器に100歳の人生を駆け抜けた少年と彼との交流の中で人生に確かな“愛”を灯していく周囲の人々の姿を描いた『100歳の少年と12通の手紙』。この命の奇跡の物語を手掛けたのは『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』の原作と脚本、そして『地上5センチの恋心』の監督として知られるエリック=エマニュエル・シュミット。このたび、本作に強く共鳴したという『食堂かたつむり』の富永まい監督と来日を果たしたシュミット監督の対談が実現!“命”や“死”を温かさをもって描いてきた2人が熱く語り合った。ファンタジーのなかで描かれる確かなリアリティ富永:映画を拝見して感動したと同時にすごくハッピーな気持ちになりました。私自身、監督として映画を作る上で、人の心の内面や精神世界を映像にしたいという欲求が高いので、そうした作品に感銘を受けることが多いんです。この作品がすごく刺激になって、まず嬉しかったのと、加えて一人の観客として感動したのは、非常に人物を公平に描いていること。命の長さ、短さ、子供、大人に関係なく、命というものが平等で公平なものだということを映像の美しさと共に描かれていたということに感動しました。シュミット:ありがとうございます。私自身も映画のどこに興味があるかと言うと、やはり登場人物の魂の中にどれだけカメラが入り込めるか、彼らの内面をどれだけ映し出せるかというところなんです。今回の作品についても、オスカーの目を通して彼が見た世界や人物を描くのであって、あくまでオスカーの主観に沿っている。オスカーの頭の中に描かれる映像がその映画の中で描き出される、という作りにしました。時に面白いシーンも残酷なシーンもあるけれど、それは彼の目を通した世界だから、そこには嘘はないと思うんです。実は私は、あまりリアリズムな映画には関心がなくて、主観的な物語、映像を大切にしているんです。私にとってカメラというのはペンと同じ存在なんです。劇中の舞台もリアルな場所ではなく、あくまでもオスカーが見たその場所が映し出されており、リアルな場所ではありません。富永:いまおっしゃられたようにリアリティとは離れた世界ではあるんですけど、ある意味ものすごくリアルさを感じるんですね。ファンタジックに描くときに私も気をつける部分でもあるんですが、シュミット監督の作品の素晴らしいところは、人間の内面を映像化しているんだけれど、それが決してただのファンタジーではなくて、心と繋がっているある種のリアリティになっているところ。これは理想ですがすごく難しいことだと思うので、すごく感銘しました。シュミット:確かに想像というのはリアルな世界ではない。けれども存在するんです。人間の心や頭の中に存在する、それはそれでリアルなものだと思います。想像は人生をものすごく豊かにするものだと自分では思っているんです。1日を10年だと思って生きるというローズの提案、それはオスカーにとっては人生最大のプレゼントだったんじゃないかと思います。それがあったからこそ――もちろん、想像の中ではあったけれども――彼は人生の様々なときを経験することができ、深みのある味わい深い人生になったと思います。少年が遺したものシュミット:劇中、“砂漠の花”というものが出てくるんですけど、一日で枯れちゃう花です。「枯れた花のあとに種が残るでしょ」ってローズが言うんです。この言葉はある意味、オスカーにとっては残酷なシーンだと感じていました。なぜなら、彼は想像の中では100歳を超えて生きるけれど、実際はそうではなく、子孫を残すことができませんよね。でも、後になって考えてみたら、オスカーが遺したもの――ローズや両親に伝えた彼の愛情は、しっかりと彼らの記憶に残るでしょう。生きている人たちが彼の死後も人生経験をできると考えたとき、肉体はなくなっても遺すものはあったんだ、と。あれは彼の人生のメタファーなんだと思いました。富永:素敵なシーンでした。陽気に描かれているのも良いですね。日本にも難病の子が死んでしまう映画が山ほどありまして「いかに映画館に泣きに行くか、泣きに行かせるか」が命題だったりするわけです。誰でも幼い子供が難病で死んでしまえば泣きますよ。でも、この映画はかわいそうで泣くんじゃない。この少年が素晴らしく生きたことに感動させてくれる。これが人間の持ってる力なんだと感じさせてくれる。“難病モノ”という点で同じ題材だけど到達点が違うんです。泣く映画を観に行く日本人にぜひ観てほしいと思いました。“命”はみんなに公平――それを象徴するローズ富永:ローズという人物は、乱暴に見えるけど公平な人物に思えました。死ぬんだと言われてる子に「そうだよ」と言うところから2人の関係が始まる。それは勇気がいるし、残酷なことかもしれないけど公平なんですよね、命はみんないつかなくなる、というところで。前作の『地上5センチの恋心』の主人公のオレットさん(カトリーヌ・フロ)も公平な人物であり、そこが魅力的でした。シュミット:2人とも大人の女性ですが幼児性が抜けてない。嘘がつけなくて言動がダイレクトなんです。オスカーがいじけてロッカーで過ごすシーンがあります。ローズはそのことについてオスカーに「楽しかった?」と聞くんです。普通の大人なら「なぜそんなことしたの?」と聞くか説教じみたことを言うものです。そうやって話しながら、彼女が意識してるわけでもないのにオスカーの苦痛は和らいでいく。『地上5センチの恋心』のオレットと作家の関係も同じです。作家が抱える重い問題が、オレットとのやり取りを通じて軽くなっていく。それは、ローズやオレットが持っている率直さ、真っ直ぐな物の見方が作用してる。私は作家として同じようにありたいと思います。話題にされないことについて壁を打ち砕き、言葉でタブーを破るのが作家である、と。富永:2人のようでありたいと憧れますが、一生、子供でいるには才能がいりそうですね(笑)。それから、ひと目見て魅了されてしまうオスカーくん。彼を演じた子役と接する上で、特に今回は難病を抱えた少年ですが、どんなことを大切にされたんですか?シュミット:私と(オスカー役の)アミール、(ローズ役の)ミシェル・ラロックと3人で台本を繰り返し読んで練習しましたね。病気を抱えている、というところを表現するのが難しかったようですが、ミシェルも難しさを感じていたようです。というのも彼女はアミールに心から愛情を感じてかわいがっていたので、それが演技に出ると良くない。突き放す、あっさりした感じで表現しないといけません。堂々とさらっと演じてるようですが、カットが掛かってから外で泣いていたこともありました。富永:自分だったらメロメロで正しい判断ができなくなると思います(笑)。毎回、編集室で「しまった!」と思うんです(苦笑)。最後に、映画からは離れてしまいますが、日本はいかがですか?シュミット:日本を訪れるのは2回目です。来る前はどこかで先入観を持っていたのですが、着いたとたんに日本に魅了されてしまいました。『ロスト・イン・トランスレーション』のように、異国で自分を見失うような感覚を味わっています。ある意味で、日本に対する憧憬が強くなった感じもします。「太れない相撲取り」という短い小説を書いたのですが、今度はそれを日本で映画に撮りたいです。不思議と日本にいると、パリにいるより気持ちよくて違和感がないですよ。富永:私は東京で毎日、違和感を持ってますけど…(苦笑)。シュミット:ここで生活しているわけではないから居心地がいいんでしょう。きっとあなたはパリが気に入ると思いますよ。私の方はパリは大嫌いです(笑)!■関連作品:100歳の少年と12通の手紙 2010年11月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2008 Pan-Europeenne-Studiocanal-Oscar Films-TF1 Films Production-Cinemaginaire-RTBF (Belgian Telecision) 地上5センチの恋心 2008年3月1日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開© 2008 Crest International Inc. All rights reserved.■関連記事:ゆうこりん、羽根付きドレスで登場し大胆発言、次の夢は敏腕デイトレーダー?第33回セザール賞ノミネート発表!『秘密』と『エディット・ピアフ』の行方は?ありきたりの日常をバラ色に!『地上5センチの恋心』試写会に10組20名様ご招待
2010年11月11日往年の人気TVシリーズを鬼才ミシェル・ゴンドリーが映画化して注目を集める『グリーン・ホーネット』の予告編が解禁となり、その映像世界の一端が明らかになった。偉大な父の跡を継いで新聞社の社長に就任したブリット・リードが、助手のカトーと共にひとたび凶悪事件が起こると帽子とマスクを被った“グリーン・ホーネット”となって悪人たちをなぎ倒すという痛快ヒーローアクション。1960年代にTVシリーズが放送され、日本でも人気を博した。ちなみにこのときのTVシリーズでカトーを演じたのは、ブレイク前のブルース・リー。今回、新たに3Dで映画化された本作。メガホンを取ったのは、数々のCMやミュージックビデオを手がけ注目を浴び、『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』などの話題作を世に送り出してきたミシェル・ゴンドリー。ユーモアたっぷりの魅惑の映像を作り上げてきた鬼才が今回、ハリウッドのアクション大作に挑戦する。主人公のブリットを演じるのは、カナダ出身で俳優、コメディアン、監督としての顔も持つセス・ローゲン。カトーには、台湾出身で日本でも人気のジェイ・チョウが扮し、激しいアクションを披露している。ほかにキャメロン・ディアス、『イングロリアス・バスターズ』でオスカーを獲得した演技派クリストフ・ヴァルツなどが出演している。まずは予告編で映画の世界観、そして男心をくすぐる、車に装着されたマシンガンをはじめとする数々のメカを見るべし!『グリーン・ホーネット』は2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グリーン・ホーネット 2011年1月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2010年08月25日