昨年のヴェネチア映画祭を騒然とさせた『シークレット・オブ・モンスター』が11月25日(金)に日本でも公開。ヒトラーの少年時代を連想させる、幼い“モンスター”を描く衝撃作を監督したのは、『ファニーゲーム U.S.A.』や『メランコリア』などで俳優として活躍していたブラディ・コーベット。初の長編監督作にかけた思いを彼が語った。その他の画像「7歳から20年以上も俳優を続け、10代では脚本のゴーストライターもやっていた。編集の経験もあるし、僕はカメラの前に立つより、製作の工程が好きだと実感したんだ。何より、オーディションを受けて仕事をもらうより、自分で仕事をコントロールしたかった」と、監督に進出した理由を打ち明けるコーベット。かつての出演作で観たときよりも、ふっくらとした外見と、穏やかな表情から、精神的な充実感が伝わってくる。『シークレット・オブ・モンスター』では「暴君の誕生」を描いているが「これは説教くさい作品ではないし、独裁者がなぜ生まれるのかも描いていない。問題は、周囲が誰かに権力を与えてしまう危険性だ。ドナルド・トランプのようにね」と、コーベットは現在の社会状況への皮肉ももらす。「キャスティングディレクターが、公園でサッカーをしていた少女のような少年を見つけてくれた」という演技初挑戦のトム・スウィート(現在11歳)に、監督として「大人と同じ情報を与えて演出した」結果、強烈なインパクトを放つ少年がスクリーンに立ち現れることになった。次回作『Vox Lux(原題)』でも野心的なアイデアを進めるコーベット。「65mmフィルムで撮影し、70mmで上映する作品になる。65mmで撮影された映画は少ないので、さまざまな実験ができると思うな。13~14歳の少女がポップスターへと成り上がっていく物語」には、ルーニー・マーラ、ジュード・ロウらが出演予定なので、『シークレット…』とは違ってエンタメ要素も多くなるはず。現在28歳のコーベット。俳優から監督への転身の、見事な成功例になりそうだ。『シークレット・オブ・モンスター』11月25日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー取材・文:斉藤博昭
2016年11月22日千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎が、子供向け番組『セサミストリート』のキャラクターであるエルモとクッキーモンスターと共演する動画が17日、公開された。これは、エルモとクッキーモンスターが、ピコ太郎の世界ヒット曲「ペンパイナッポーアッポーペン)(PPAP)」のリズムに乗せ、自分たちの大好物を使って、「クッキー、バター、チョコ、クッキー(CBCC)」と歌い踊っているもの。ここに、本家のピコ太郎が登場し、「CBCC」に対してきめ細かな修正とアドバイスを行い、最後は3人で一緒に踊るという内容だ。日本人アーティストで、エルモとクッキーモンスターと共演するのは、これが初めて。動画は日本発のオリジナル作品で、日本語での配信となっている。
2016年11月18日日吉丸晃の同名コミックを舞台化する『初恋モンスター』が来春上演決定。メインキャストの扮装ビジュアルが公開された。舞台『初恋モンスター』チケット情報同作は月刊誌「ARIA」で連載中で、今夏アニメ化もされた人気作。見た目は長身のイケメン、実は小学5年生の高橋奏と、そんな少年に思いを寄せる世間知らずのお嬢様高校生・二階堂夏歩の恋を描くラブコメディだ。奏を演じるのは、舞台『曇天に笑う』『刀剣乱舞』に出演、今作で舞台初主演を果たす荒牧慶彦。夏歩役に舞台『こどものおもちゃ』で初舞台にして主演を務めた奥田こころ。荒牧は出演決定にあたり「漫画、アニメ化と話題の『初恋モンスター』に出演させて頂けること、しかも舞台初主演!大変嬉しく思います。僕が演じさせて頂きます高橋奏は、見た目はかっこいい男性!……なのに、実は純粋で無邪気な小学5年生という……めちゃくちゃな設定ではあります(笑)。ですが、そこに作品の魅力がたくさん詰まっていると思います。そんな奏をどう演じようか、今から楽しみでしかありません!原作ファンはもちろん、お客様みなさんに愛される存在になるべく、頑張りたいと思います!」とコメントを寄せている。公演は2017年春、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。
2016年10月31日“モンスト”こと「モンスターストライク」が長編アニメとして映画化。2016年12月10日(土)、『モンスターストライク THE MOVIE』が全国の劇場で公開される。世界累計利用者数3,500万人を突破している人気ゲームアプリ「モンスターストライク」。今回上映される劇場版は、2015年10月にYouTubeオリジナルアニメーションとして配信がスタートした作品の続編となる。このオリジナルアニメーションは、作品内に仕掛けられた謎解きがアプリとリンクする仕掛けもあり、第1話が配信後2日目で100万再生を突破。2016年7月16日(土)には、世界累計で8,000万回以上の再生数を記録するなど、ゲームの世界を飛び出してもなお人気を博している。Youtubeオリジナルアニメに引き続きプロデューサーを務めるのは、TVアニメ「翠星のガルガンティア」の平澤直、ストーリー構成はスーパーヒットアニメシリーズ「妖怪ウォッチ」のTV版と映画版を手掛け、TVアニメ「宇宙兄弟」でも高く評価された加藤陽一。また、脚本には「ハイキュー!!」「僕だけがいない街」などを担当した岸本卓、そして、監督にはアニメ「ガンスリンガーストラトス」を手がけた江崎慎平を迎える。物語の主な舞台は、「モンスト」が誕生したばかりの日本。主人公の少年少女が、世界を脅かす強大な敵と「モンスト」で戦う姿を通じて、「友情とは本気で相手に感情をぶつけること」というメッセージを発信するという。【作品情報】映画『モンスターストライク THE MOVIE』公開日:2016年12月10日(土)監督:江崎 慎平脚本:岸本 卓ストーリー構成:イシイジロウ、加藤 陽一キャラクターデザイン原案:岩元 辰郎モンスターデザイン原案:近藤 雅之アニメーションデザイン:金子 志津枝制作:ライデンフィルム/ウルトラスーパーピクチャーズ/XFLAG PICTURE S製作:XFLAG
2016年07月28日関西最大級の音楽フェス「BLUE by MUSIC CIRCUS」 が2016年5月8日(日)、大阪タルイサザンビーチで開催される。出演者は、世界的DJスティーブ・アオキを筆頭に、中田ヤスタカ、エヴァ・チェンなど。総合司会&DJは、ギャロップの毛利大亮とモンスターエンジンの大林健仁が担当する。会場には、BBQを楽しむことができるスペースが設けており、「手ぶら」でバーベキューを楽しむことができる。また、Special VIPエリアとして、フロアよりも小高く設置されたテーブル&ソファー席が用意されており、くつろぎながら優雅にステージの臨場感を味わうことができる。本イベント開催地であるタルイサザンビーチは、「日本の夕陽百選」に選出される美しいサンセットで知られる。フェスのフィナーレを飾る、花火とEDMのコラボレーションでは、泉南のビーチをまばゆく照らす感動のシーンを楽しむことができる。GW最終日をビーチでの音楽フェスで過ごしてみるのはいかがだろうか。【イベント概要】日時:2016年5月8日(日)9:00~21:00(受付8:30~)場所:タルイサザンビーチ住所:大阪府泉南市りんくう南浜海水浴場出演アーティスト:スティーヴ・アオキ、中田ヤスタカ、ギャロップ毛利大亮(総合司会&DJ)モンスターエンジン大林健仁(総合司会&DJ)他チケット:■一般前売チケット販売期間:2016年3月12日(土)10:00~2016年5月7日(土)23:59・一般前売チケット 9,000円(税込)(4ドリンク付き)・グループ割チケット(4名1組) 32,000円(税込)(1名につき4ドリンク付)・学生割チケット 6,000円(税込)(ドリンクなし)・学生グループ割チケット(4名1組) 20,000円(税込)(ドリンクなし)※学生割は18歳未満の学生限定。入場時に学生証もしくは身分証明書などが必要。■Special VIP(SVIP)チケット(入場チケット+VIPチケット+シャンパン+テーブル席のセット)・前半(START~15:30)チケット A 350,000円(税込)、B 250,000円(税込)、C 150,000円(税込)・後半(15:30~LAST)チケット A 450,000円(税込)、B 350,000円(税込)、C 250,000円(税込)■BBQオプションチケット・BBQエリアチケット(4名以下で利用の場合購入が必要) 20,000円(税込)内容:BBQエリア入場チケット4枚・1区画(10m×5m)・食材4人前・コンロセット1組・カトラリーセット4組※BBQエリアは9:00~20:00(追加オーダー19:00まで)■追加入場チケット(5名以降は1名につき1枚、当該チケットの追加購入が必要) 5,000円(税込)内容:BBQエリア入場チケット1枚・食材1人前・カトラリーセット1組■BBQ駐車チケット 3,000円(税込)内容:車1台駐車可能
2016年05月05日東陽テクニカは3月30日、米EZ Metrologyの自動車ホイール/エンジン挙動計測システム「EZ Motion2」を4月1日より販売すると発表した。従来のホイールの挙動測定装置は、測定対象に重さのあるセンサを直接取り付けることで負荷を与えてしまい正確な挙動計測が難しく、さらに悪路における計測では、振動ノイズの影響を受けやすいという問題があった。また、車両の燃費向上を目的としたエンジンのダウンサイジング化によりエンジンルームが狭くなったことで、最適な空間を確保するためのエンジン挙動測定も重要になっている。同計測システムでは、ステレオカメラとパッシブターゲットを使用した非接触方式で、ホイールならびにエンジンの挙動計測を行う。非接触で計測できるため、走行中のホイールやエンジンに影響を与えることなく計測が可能になり、また、従来の非接触方式3次元挙動測定器と比べても、カメラを車体近くに設置できるため振動により強いといえる。さらに外乱光ノイズ除去フィルタを装備しており、カメラ方式で問題になりやすい太陽光の影響を最小限に抑えている。価格は2500万円(税別)からとなっている。
2016年03月30日米AMDは23日(現地時間)、同社のRadeon向けに最適化されたDirectX 12対応ゲームタイトルとゲームエンジンを公開した。公開されたのは、Stardock and Oxide Gamesの「Ashes of the Singularity」、Creative Assemblyの「Total War: WARHAMMER」、 Eidos-Montréalの「Deus Ex: Mankind Divided」という4タイトルと、Oxide Gamesのゲームエンジン「Nitrous Engine」で、これらがRadeon向けに最適化されるという。DirectX 12は、Windows 10でサポートされたグラフィックスAPI。よりローレベルでハードウェアへアクセスすることで、オーバーヘッドを削減し、GPUの性能を引き出すとされる。AMDは「最新のDirectX 12対応ゲームを求める一般消費者にとって、Radeon GPUは最適なソリューション」とアピールする。その根拠として挙げているのが、Asynchronous Compute(非同期演算)機能だ。Asynchronous Computeについては、以前に「Asynchronous Shaders」としても紹介されたが、Radeon GPUの核となるGCN(Graphics Core Next)アーキテクチャでは、複数の処理を並列に実行できる。ゲーム内の効果を処理する際に、これまではプロセスを最初から最後まで段階的に行うため、初期段階で遅延が発生すると、その後も波を打つように遅延してしまう。しかし、GCNアーキテクチャでは、例えば複雑な照明効果の処理中に遅延が発生した場合でも、AIの行動を演算するなど、別の処理を行うことも可能で、GPUの利用率を高められるという。AMDでは、Asynchronous Compute(非同期演算)機能をサポートしているのは、「現時点ではRadeon GPUのみ」として競合製品に対するアドバンテージを強調している。
2016年03月25日ロールス・ロイスは現地時間の3月23日、同社の最新エンジン「トレント1000-TEN」の初飛行を実施したことを発表。テスト飛行は米国アリゾナ州にて、同社所有の747-200にて行われた。トレント1000TENの「TEN」は「Thrust, Efficiency and New Technology」の略で、同エンジンは「パーフェクトテン」の愛称で親しまれている。トレント1000はANAがローンチカスタマーとなった787-8に搭載されており、2011年より運用。2014年にニュージーランド航空がローンチカスタマーとなった787-9にも搭載されている。トレント1000TENはそのトレント1000の燃費・推力を向上させたモデルになっている。
2016年03月24日「ARIA」(講談社刊)にて2013年より連載中の『初恋モンスター』。2016年"夏"より放送開始予定の本作から、追加キャストが発表された。『初恋モンスター』は、日吉丸晃氏が描く女子高生と超イケメン小学生男子による異色!?のラブコメディ。"小学生"と"女子高生"の恋という少女漫画史上前代未聞の設定に、多くの注目と共感!?と笑いを集める話題のコミックとなっている。今回発表された追加キャストは、枕崎宗光役の江口拓也とレンレン役の蒼井翔太の2人。主人公を演じる櫻井孝宏を筆頭に、豪華キャストが集結する『初恋モンスター』の動向はしっかり注目しておきたい。なお、現在ティザーサイトがオープンしているので、こちらもあわせて要チェックだ。(C)日吉丸晃・講談社/竹小学校PTA
2016年03月12日「Wikipedia」を運営するWikimedia Foundation(以下、WMF)は2月11日(現地時間)、新たな検索エンジン「Knowledge Engine(知識エンジン)」を構築することを明らかにした。「商用検索エンジンが、占有した技術でインターネット上の知識や情報へアクセス経路を固めてしまった」とWMFは開発理由を語っている。John S. & James L. Knight Foundationから2万5,000ドルの支援を行うサイン(2015年9月18日付け)を2016年2月11日に公開したことから、海外ニュースでも大きく扱われた。Wikipedia創設者であるJimmy Wales氏は2008年1月に独自の検索エンジン「Wikia Search」プロジェクトを立ち上げ、アルファ版を公開したが、2009年3月末にプロジェクトを中止している。WMFがJohn S. & James L. Knight Foundationに提出した書類上でKnowledge Engineは6つの分野において注力する。キュレーション構造の品質向上。透明性のあるオリジナルの情報をユーザーに伝える。メタデータへのオープンなアクセスと正確なソース提供。厳格な検索時のプライバシー保護。非広告。コミュニティ構築と情報共有を行うインターナリゼーション。同資料を確認するとWikimedia Foundationは開発に244万5,873ドルの予算と14人のスタッフやハードウェアを提出。WMF Executive DirectorのLila Tretikov氏は2015年6月に開催したスタッフミーティングで話し合い、Knowledge Engineという名前にたどり着いたとWikipedia上で説明している。阿久津良和(Cactus)
2016年02月16日米Amazon Web Services (AWS)と米Amazon.comは2月9日(現地時間)、無料で利用できるクロスプラットフォーム3Dゲームエンジン「Amazon Lumberyard」を発表した。クラウドプラットフォームAWS Cloudとゲーム向けコミュニティ/ライブストリーミング・サービスTwitchと連携する設計になっており、クラウド接続のゲーム機能やコミュニティ機能を簡単に組み込める。9日よりLumberyardのサイトにおいてPC用ゲームおよびコンソール用ゲームを開発できるベータ版の提供が始まった。またモバイルゲーム向け、VR(仮想現実)プラットフォーム向けの提供も予定している。グラフィックスレンダリング、物理シミュレーション、アニメーション、ネットワーキング、スクリプティング、空間/キャラクタ編集など、AAAタイトルと呼ばれるハイクオリティなゲームの構築に必要な技術コンポーネントは20を超える。商用ゲームエンジンを使ったとしても、エンジンのコストに加えて、ゲームによってはクラウド機能やコミュニティ機能のソリューションを用意しなければならない。Lumberyardはリアルタイム・ゲームプレイエディタ、低レイテンシの通信を実現する柔軟なネットワークサブシステム「GridMate」、ライブラリ「Modular Gems」、オーディオシステム「Wwise LTX」など、ハイクオリティなゲームの開発に必要なツールを網羅している。クラウドサービスに詳しくなくても、LumberyardはビジュアルスクリプティングツールでAWSやTwitchとの連携をサポートしている。開発者はドラッグ&ドロップのユーザーインタフェースで簡単に、ゲーム内通知、ニュースフィード、ギフト機能、ネットワーク対戦など、DynamoDB、Lambda、S3にアクセスした機能を組み込めむことが可能。同様にLumberyardのTwitch ChatPlayで、Twitchビューワーがリアルタイムでインタラクトできる機能を実現できる。AWSとAmazonはまた、「Amazon GameLift」というセッション型マルチプレイヤーゲームを展開、稼働、スケールさせられるサービスも発表した。GameLiftはAWS US East (米ノースバージニア)とUS West (米オレゴン)からスタートする。料金は1.50ドル(1,000アクティブユーザー/日)。
2016年02月10日ヤマハは、米国・アナハイムにて開催された米国最大の楽器見本市「2016 NAMM Show」にて、AWM2音源およびFM-X音源を統合した新サウンドエンジン“Motion Control Synthesis Engine”を搭載したフラッグシップシンセサイザー「MONTAGE(モンタージュ)」シリーズを発表した。同製品では、従来モデルMOTIF XFの10倍にあたる5.67GB(16bitリニア換算)もの波形容量を収録したAWM2音源(128音ポリ/1.75GBのユーザーメモリー)と、同社伝統のFM音源を進化させFM-X音源(128音ポリ/8オペレータ/88アルゴリズム)を、シームレスに統合した“Motion Control Synthesis Engine”を採用。これらふたつの音源を最大8パートまで自由にゾーニング、レイヤーし、ひとつのパフォーマンスを作成できる。また、パフォーマンスはひとつのノブ操作で複数のパラメータの変更が同時に行える“Super Knob”をはじめ、時間軸やテンポに同期しながら多彩なパラメータを変更できる“Motion SEQ”、パラメータのコントロールソースとしてオーディオ(外部入力対応)を使用し動的なサウンドを生み出す“Envelope Follower”など3つのモーション・コントロール機能により、ダイナミックなサウンド変化を実現可能。さらに、16パート・シーケンサー、8パート・アルペジエーター、1,900パフォーマンスプリセット、18フィルタータイプ、VCM(Virtual Circuit Modeling)エフェクト、USBオーディオ/MIDIインタフェースなども備えるほか、音楽制作ソフトウェア「Cubase AI 8」が付属する。なお、同シリーズでは『MONTAGE 6』(61鍵モデル)、『MONTAGE 7』(76鍵モデル)、『MONTAGE 8』(フルウェイテッド88鍵モデル)の3モデルがラインナップされる。
2016年01月26日ヤマハ発動機はこのほど、「MAXシリーズ」のスタイルに水冷4ストロークSOHC・4バルブ124cc・FIのBLUE COREエンジンを搭載した新製品のシティコミューター「NMAX(エヌマックス)125」を、3月18日に発売すると発表した。NMAX125は、グローバル・プレステイジ・シティコミューターをコンセプトに、欧州や日本で人気の「TMAX」、および欧州向け「XMAX」など、MAXシリーズのスタイルと走りの良さを原付二種(125ccクラス)に展開したモデル。国内モデルとして初めてBLUE COREエンジンを搭載し、ABSも標準装備としている。BLUE CORE(ブルーコア)は、同社が2014年より掲げている"走りの楽しさ"と"燃費・環境性能"の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、NMAX125のエンジンもBLUE CORE思想に基づき開発されている。その他に、エンジンの高燃焼効率に貢献する「VVA(可変バルブ)」機構、すぐれた放熱性と軽量化に貢献するオールアルミ製「DiASil(ダイアジル)シリンダー」、サイズ増や重量増を避けながら摩擦ロスを低減する「オフセットシリンダー」、優れたねじり剛性を備えスポーティな走行性を支える「新設計フレーム」などを採用した。NMAX125は、「レッドメタリック7(レッド) 」「ホワイトメタリック6(ホワイト)」「マットイエローイッシュグレーメタリック2(マットグレー)」「ブラックメタリックX(ブラック)」の4色を展開し、価格は34万200円(税込)。
2016年01月13日スカイコムは1月5日、マルチタスク処理を施した大量文書の高速自動PDF生成エンジンとSIer向けの開発キット(SDK)をセットにした「SkyPDF Server MT 2016」を販売開始した。価格は税別で40万円。新製品は、マルチスレッド型の高速自動PDF生成エンジンとSDK3種(「SkyPDF MT SDK(Writer Lib)」「SkyPDF MT SDK(File Lib)」「SkyPDF Writer SDK」)がセットになったSIer向け開発キットで、帳票システムなどのアプリケーションと連動したPDF生成を目的として、PDF生成エンジンをより詳細にコントロールしたい開発者向けの製品。特長として出力方法の改善により、生成するPDFの軽量化を実現していることに加え、独自技術によるPDF生成の並列処理によって、サーバの性能を最大限に発揮。また、従来のRSA暗号のほか、AES暗号にも対応したことでセキュリティ強化を図っており、通常の印刷操作と同じ手順でPDFの生成が可能だ。SkyPDF MT SDKはSkyPDF Server MT 2016の印刷設定(ページ設定、圧縮オプション、フォントの埋め込み、セキュリティ、すかし、PDF/Aなど)を制御する。さらに、SkyPDF MT SDK(File Lib)は出来上がったPDFファイルに対して操作や署名を追加などの編集を行なうほか、SkyPDF Writer SDKはPDF生成時にWordのしおり/Excelのシート名/PowerPointのスライド名を内部解析し、PDFの「しおり」として自動生成。いずれも32ビット版/64ビット版の双方を同梱している。
2016年01月05日野村総合研究所(NRI)は12月15日、テキストデータ解析ツール「TRUE TELLER(トゥルーテラー)」に搭載するテキスト解析エンジンをNRIが開発した高精度・高速なものに刷新し、最新版の提供を開始した。TRUE TELLERは「TRUE TELLER テキストマイニング」「TRUE TELLER VOICEダイジェスト」「TRUE TELLER FAQナレッジ」のソリューション群で構成しており、コールセンターへの問い合わせやアンケートへの回答など顧客から寄せられる膨大なテキストデータを数値化・分析し、商品開発やサービスの改善などに役立てることが可能なNRIが開発したテキスト解析ソリューション。2001年に提供を開始し、企業の経営課題・業務課題の解決を支援している。最新版の主な特長として特許出願中の新技術をテキスト解析に適用することにより、従来利用していたエンジンと比べて最大11.7倍の高速化を実現。解析速度の高速化により、例えばコールセンターにおける会話記録など社内に蓄積された大量の音声データやSNS、ブログといった膨大なソーシャルデータを、効果的かつタイムリーに分析できる。また、新たに開発した意味解析・感性解析機能を搭載し、解析時に発生するノイズを除去する性能は維持しつつ、解析精度が従来比1.6倍に向上し、より正確な分析が可能となった。さらに、これまで手作業での追加対応が必要であった新語・造語の辞書登録を自動化。これにより、流行語や俗語なども解析することが可能になり、テキスト解析の質や柔軟性を向上させている。NRIは新エンジンをテキストデータ解析ツール「TRUE TELLERテキストマイニング」および「TRUE TELLER FAQナレッジ」のエンジンとして活用するとともに多様化する業務システムへの適用などテキスト処理のさまざまな分野に展開し、それを通じてビッグデータを活用した経営課題の解決を支援していく考えだ。なお、価格はTRUE TELLER テキストマイニングで1ライセンスあたり600万円(税別、追加1ライセンス100万円)~。
2015年12月15日アスクは11日、Synology製のNASサーバとして、ハードウェア暗号化エンジンを備える2ベイモデル「DiskStation DS216」を発表した。12月下旬から発売し、店頭予想価格(税別)は50,000円台前半の見込み。HDDはユーザー側で別途用意する。3.5インチ/2.5インチHDDを2台内蔵できるNASサーバ。HDD用トレイが付属し、ツールレスでHDDを取り付けられる。ハードウェア暗号化エンジンを備えており、ビジネス向けのメールサーバやVPNサーバなどの用途にも適している。iOSやAndroid用の専用アプリを使い、ルーターのポート転送設定なしで外部からのアクセスを可能にする「クイックコネクト機能」もサポート。OSには「DiskStation Manager(DSM)」を採用している。データのバックアップやファイル共有といった機能のほか、専用のアプリも多数用意。専用アプリをインストールすることで、機能拡張を図れる。RAID 0 / RAID 1 / Synology Hybrid RAID / Basic / JBODも設定可能。転送速度はリード平均112.79MB/s、ライト平均111.18MB/s(RAID 1時)。8TB HDDも搭載可能で、最大容量は16TBまで対応する。ネットワークカメラ用のサーバとしても利用でき、専用アプリケーション「Surveillance Station」を使ってリアルタイム監視や記録データのタイムラインビューなどを行える。対応IPカメラ台数は16台までで、対応フレームレートはH.264時で最大2,591×1,944ドット/60fps、MJPG時で最大2,591×1,944ドット/30fps。CPUはMarvell Armada 385 88F6820(1.30GHz)、メモリはDDR3 512MB。92mmの冷却ファン×1基を内蔵し、インタフェース類はGigabit Ethernet対応有線LAN×1基、USB 3.0×2基、USB 2.0×1基を装備。最大ユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続数は128。本体サイズはW108×D233.2×H165mm、重量は1.3kg。
2015年12月14日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月7日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入のため、姿勢制御用エンジン噴射を同日8時51分から実施したと発表した。「あかつき」から送信されたデータを解析した結果、姿勢制御用エンジンの噴射は計画通り約20分実施され、所用の噴射時間が得られたことが確認された。同探査機の状態は正常で、現在は噴射後の探査機軌道の計測と計算を行っており、投入結果の判明までは2日程度要すると見込まれている。
2015年12月07日カプコンの大ヒットタイトル『モンスターハンター』シリーズの最新作となる、ニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンタークロス』が11月28日に発売された。同日の早朝午前6時40分からは、東京・新宿のビックロ ビックカメラ新宿東口店にて発売カウントダウンイベントが開催され、550人を超える長蛇の列が見られた。列は前日27日の朝8時ごろからでき始め、28日午前6時ごろには170人に。カウントダウンイベント終了後には550人の列ができ、昨年の『モンハン4G』発売イベント以上となるファンが集結した。前日の8時ごろから並び始めたという双剣使いの男性ハンターは、「今回はハンマーを使い、その後色々な武器を試してみたい。ブシドースタイルと『狩技』に注目しています」と新要素も楽しみな様子。また、本ソフトの体験版をプレイしながら列に並んだという女性ハンターは「やっぱり弱いけど、ニャンターでプレイして、自分とほかのハンターを癒したい」など、新たな「ニャンターモード」を楽しみにしているファンも多かった。カウントダウンイベントには、『モンスターハンター』シリーズの辻本良三プロデューサーと、『モンスターハンタークロス』の小嶋慎太郎プロデューサーが登場。辻本氏はソフト発売の喜びを伝えた後、2016年1月10日から開催される「モンスターハンターフェスタ’16」と、『モンハン』のイラストコンテストの募集(2015年12月3日~2016年1月4日まで)を告知し、今後もイベントが盛りだくさんであることをアピールした。さらに、『モンハンクロス』のテレビCMに出演中のお笑いコンビ・次長課長の井上聡とタレントの武井壮もサプライズゲストとして登場。MCからの「『モンハンクロス』をプレゼントする予定はありますか?」という質問に武井はハンマー投選手の室伏広治氏を挙げ、「あの屈強な体でプレイしているところを見てみたい」とコメントし、笑いを誘った。また、井上は「年配の方にプレゼントして、超高齢者ハンターを生み出すのはどうか?」と、コミュニケーションツールとしての提案をし、プロデューサーたちも「なるほど」と関心を示していた。最後に辻本氏は「前作より遊びやすくなっているので、ぜひ狩まくってください」とコメントし、イベントは終了した。『モンスターハンタークロス』は、2004年に1作目が発売されて以来広く人気を獲得し、ビッグタイトルに成長したハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズの最新作。本作では基本行動が特化される「ギルド」「ストライカー」「エリアル」「ブシドー」という4つの狩猟スタイルを用意するほか、"狩技ゲージ"をためることで「狩技」が発動し、強力な技が繰り出せる。また、シリーズでおなじみのオトモアイルー・ニャンターを操作してクエストを進められるのも大きな特徴となっている。(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
2015年11月28日博報堂は11月6日、マーケティングツールとして利用可能な会話エンジンを開発し、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)の「DialogOne」と連携させることで、LINE公式アカウント上でも利用できるマーケティングサービスの提供を開始した。博報堂が開発した会話エンジンでは、スマートフォン上で動作するメッセンジャーアプリや各種Webサービス、IoTデバイスなどとインターネット経由で連携させることで、ユーザーからの問いかけに自動で応答するアプリケーションの開発などが可能になる。一方「DialogOne」とは、LINE上で企業とユーザーが相互のコミュニケーションを行うことができるメッセージ管理ソリューション。高いリーチを獲得するだけでなく、ユーザー一人ひとりに対して最適なメッセージ配信が可能だ。同社によると、LINEにおける会話エンジン利用事例として、同社クライアント企業が運用するLINE公式カウント向けにアンケート型の対話応答システムを提供。LINEユーザーと直接対話することで、ユーザーが好む商品や買う場所などを自然な会話の中で引き出すことができるほか、会話を通じて取得したヒアリング結果をデータベースに蓄積することが可能だという。質問の言い換え例としては、「会話ロボット : 好きな動物は?」「ユーザー : 分からない」「会話ロボット : 今までに動物を飼ったことはありますか?」という具合に、基本的な質問文でユーザーから回答を引き出せない場合でも、会話を継続することでユーザーインサイトを探っていく。
2015年11月09日エアバスは現地時間の11月5日、A350-1000用Trent XWB-97エンジン(英・ロールス・ロイス社製)の飛行テストを開始した。同エンジンはA380のテスト機に装備し、初飛行テストを実施。飛行時間は4時間14分で、最大で高度3万5,000フィートまで上昇したほか、低速度からマッハ0.87の速度において様々なテストを行った。同エンジンは9万7,000ポンドの推力を実現し、エアバス用に開発されものの中で最も強力なエンジンとなっている。
2015年11月06日アイ・オー・データ機器は4日、超解像技術「ギガクリア・エンジンII」を搭載する液晶ディスプレイとして、23.8型モデル「LCD-RDT242XPB」と27型モデル「LCD-RDT272XPB」を発表した。11月下旬から発売し、価格はオープン。店頭予想価格(税別)は「LCD-RDT242XPB」が44,800円前後、「LCD-RDT272XPB」が59,800円前後。○LCD-RDT242XPB「LCD-RDT242XPB」は、独自の画像処理アルゴリズムに基づき低解像度の映像を拡大し、ぼやけ成分を推定して補正を加える超解像技術「ギガクリア・エンジンII」を搭載する23.8型ワイド液晶ディスプレイ。入力解像度にあわせて超解像技術や高画質機能の調節範囲を自動設定し、解像度に適した高画質表示を行う。ブロックノイズリダクションにより、動画などに含まれるブロックノイズを検出してノイズを低減。人物の肌色については、滑らかに見せるため肌色部分には超解像技術を使用しないなどの工夫もされている。画面全体のコントラストを解析して、白飛びや黒つぶれを調節する機能も搭載。内部遅延時間は0.05フレームで、ゲーム画面の暗い部分のい視認性を高める「Night Clear Vision」を搭載。そのほか、ブルーライトを低減する「ブルーリダクション」や「フリッカーレス設計」を採用することで、目にかかる負担も軽くしている。液晶パネルには高透過率のAH-IPSパネルを使用。フレームの最小幅が約6.4mmの極細フレームデザインにより、ディスプレイを並べても境界に違和感はない。また、HDMIのCEC機能に対応しており、対応ゲーム機の電源と液晶ディスプレイの電源連動などが可能。同梱のリモコンからは、ゲーム機の操作も行える。主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(GTG)で、オーバードライブオン時が3.2ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×4(1基はMHL)、DVI-D×1、D-sub×1。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度/下5度。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW540×D170×H391mm、重量は約4.4kg。○LCD-RDT272XPB「LCD-RDT272XPB」は、画面サイズが27型ワイドのモデル。基本機能や仕様は「LCD-RDT242XPB」とほぼ共通。相違点は、スピーカーが2.5W+2.5Wになっていること。本体サイズはW643×D230×H445mm、重量は約6.8kg。
2015年11月04日マツダは28日、「第44回東京モーターショー2015」にて、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーのコンセプトモデル「RX-VISION」を世界初公開した。「RX-VISION」はデザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」にもとづき、同社が考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載。「マツダがいつか実現したい夢を表現したモデル」とされた。ロータリーエンジンは、三角形のローターが回転することによって動力を生む、独特の構造をもつエンジン。多くの技術的課題を乗り越え、同社は1967年、「コスモスポーツ」を通じてロータリーエンジンの実用化に成功。その後も、ロータリーエンジンを量産する唯一のメーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間耐久レースでロータリーエンジン車を駆って総合優勝。数々の実績を挙げ、マツダのたゆまぬ挑戦と創造を象徴する存在となっている。現在は生産を行っていないが、同社はロータリーエンジンの研究・開発を継続しており、「SKYACTIV-R」という名称には、SKYACTIV技術の開発時と同様、「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が込められているという。
2015年10月29日「モンスターハンター」で人気のモンスターやオトモアイルーがポケットティッシュになって登場。子供たちのポケットにもスッポリ入る、使いやすいミニサイズ6個入りで、価格は150円(税別)となっている。パッケージはもちろん、ティッシュ自体にもモンスターのアイコンがプリントされている点も要注目だ。(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年10月28日ブレインパッドは10月22日、自然言語処理エンジンの「Mynd plus(マインドプラス)」の提供を開始した。同サービスは、ブレインパッドが提供する「Semantic Finder (セマンティックファインダー)」と、グループ子会社となるMyndが提供する「Mynd Engine (マインドエンジン)」を統合した新サービスで、テキストなどのデジタルデータを独自のアルゴリズムで解釈・処理し、従来人の手で行ってきた業務を「より早く」「より精緻に」処理するほか、人の手では行えない「より高度な」データの処理も実現する。これにより、デジタル・マーケティング領域での活用だけでなく、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待できるという。同社は活用例として、Webメディアなどの記事コンテンツに対して「自動タグ付与」や「自動分類」、Webサイト上の類似コンテンツ・類似ユーザーを軸とした「レコメンドコンテンツの抽出」、Webメディアの大量記事や論文などの「自動要約」、コールセンターや相談業務上発生する会話データの「テキストマイニング」、アンケートや口コミのデータなどの「テキストマイニング」などを想定する。
2015年10月23日フリービットは22日、アクロニスのエンジンを使用するSaaS型バックアップサービス「フリービットクラウド Backup Orchestra」を発表した。同日より販売開始する。「フリービットクラウド Backup Orchestra」は、アクロニスのエンジンと連携し、社内IT資産(PC・サーバ)のバックアップ統合管理からBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)/DR(Disaster Recovery:災害復旧)対策までを包括するクラウド型バックアップサービス。高性能UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)を標準採用したIaaS型「フリービットクラウド VDC」と、アクロニスのエンジンを連携させることで、高機能かつ利便性に優れたBCP/DR対策ソリューションのパッケージサービス化を実現した。データだけでなく、システム(OS)単位でのバックアップ機能を有し、PC、サーバ、クラウドなどIT環境全体の復旧を容易に実現可能。バックアップデータは、実容量の70%程度まで圧縮され、2回目以降は増分のバックアップとなるため、効率の良いバックアップが行える。すべてのバックアップ対象を一元管理ができるWeb管理コンソールを用意。クラウド環境だけでなく、LAN内のNASやサーバへのバックアップにも対応している。リストアする際も、ファイル単位で実行できるほか、ファイルがあった場所へ復元するだけでなく、LAN内の任意の場所へ復元できる。「ベアメタル復旧機能」では、バックアップされたシステム全体を、OSやアプリケーションデータを含めた状態で再構築、復元できる。元のハードディスクに限らず、物理や仮想を含めた、異なる環境への復元が可能となっている。また、DR対策オプションの利用で、「フリービットクラウド VDC」上でのシステム復元機能に対応し、有事の際はクラウド上でのシステム稼働が行える。リスト先のリージョンは東京リージョン、大阪リージョンより選択可能。提供価格は、基本バックアッププラン(100GB)が月額5000円、クラウド容量は1GB当たり50円で追加できる。DR対策オプション(500GB)は初期費用10万円、月額2万円。DR対策オプションのディスク容量は100GBごと月額2000円で追加可能(いずれも税別)。2015年12月31日までの購入申し込みで、基本プランで提供する全サービスが最大2カ月間、無料になるトライアルキャンペーンを実施している。
2015年10月23日カプコンとTSUTAYAは、シリーズ累計で30タイトルを発売し、3,200万本を販売している「モンスターハンター」シリーズの最新作、『モンスターハンタークロス』をデザインした「Tカード (モンスターハンタークロスデザイン)」のTSUTAYA店頭発行を2015年11月13日(金)より開始する。「Tカード (モンスターハンタークロスデザイン)」は、11月28日(土)に発売される、「モンスターハンター」シリーズの最新作『モンスターハンタークロス』に登場する4大モンスターである「ライゼクス」「ディノバルド」「ガムート」「タマミツネ」をカードデザインに使用したTカード。「Tカード (モンスターハンタークロスデザイン)」を所持するT会員は、限定企画として、「Tカード (モンスターハンタークロスデザイン)」に貯まったTポイントを使って、4大モンスターのビジュアルを用いた、特大ジグソーパズルやタペストリーなどの毎月登場する限定オリジナル特典に応募できる。今後も「Tカード (モンスターハンタークロスデザイン)」を所持するT会員向けに、TSUTAYAならではの特典が用意されるという。さらに、TSUTAYAでは、店舗へニンテンドー3DS本体を持ち込み、ニンテンドーゾーンへアクセスして「TSUTAYAでDS」をタッチすると、キャンペーンに参加できる『モンスターハンタークロス』とのコラボレーションを実施し、オリジナルオトモアイルーの配信なども予定している。「Tカード (モンスターハンタークロスデザイン)」の申込み方法やキャンペーンなどの詳細は、公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
2015年10月20日本田技研工業(ホンダ)の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドはこのほど、新開発の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒998ccエンジンを搭載した本格的なアドベンチャーモデル「CRF1000L Africa Twin」を発表した。同モデルは、欧州にて12月中旬から順次発売し、欧州での発売後に北米や日本などでの販売も計画されている。CRF1000L Africa Twinは、1990年代に大人気を博した「XRV750 Africa Twin」同様、オンロード、オフロードを問わず、世界中のさまざまな道に対応できるアドベンチャーモデルとして開発。「どこへでも行ける」をコンセプトに、市街地走行から大陸横断ツーリングまで、幅広いシチュエーションで扱いやすく快適な走行を楽しむことができる。新しいエンジンは、オフロード走行から長距離ツーリングまで幅広い用途での扱いやすさと、リアタイヤのトラクションが感じとれる出力特性、そして心地よいパルス感をテーマに開発。また、同社独自技術である二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」搭載車のほか、リア側を任意にオフへと設定できる「ABS」と、路面状態や走行シーンに合わせて4つのモードから選べる「Honda セレクタブル トルク コントロール」を搭載したモデルもタイプ設定。DCT搭載車では、マニュアルモードのほか、燃費性能とクルージングの快適さで最適なバランスを発揮する「Dモード」と、スポーティーな走りを追求した3つの変速パターン採用の「Sモード」という、2つのオートマチックモードを備えている。
2015年10月19日天草エアラインは10月13日に福岡発天草着の108便にてエンジンから白煙があがった件に関して、14日全便(天草=福岡線の計4便)欠航のほか、機材整備のため15、16日においても全便欠航することを発表した。福岡発天草行の108便において天草空港着陸後、No.2エンジン(進行方向に向かって機体右側)部分から白煙が発生し、エンジン火災を知らせる計器が点灯したため、飛行機は滑走路上で停止した。その後、コックピットにて消火操作を行い、火災を知らせる計器表示は消灯、安全を確認した後に乗客乗員は降機した。今回のトラブルにおいて、乗客38人と乗員3人の計41人にけが人はなかった。現在予定している欠航は16日までの全12便で、17日以降については現在運航調整中となっており、欠航日数・便が増える可能性もあるという。予約者には予約センターより搭乗日が近い乗客より順番に連絡をし、手数料なしの払い戻しまたは日にち変更を案内している。
2015年10月14日天草エアラインは10月13日、福岡発天草行の108便において天草空港着陸後、No.2エンジン(進行方向に向かって機体右側)部分から白煙が発生し、エンジン火災を知らせる計器が点灯したため、飛行機は滑走路上で停止した。その後、コックピットにて消火操作を行い、火災を知らせる計器表示は消灯、安全を確認した後に乗客乗員は降機した。今回のトラブルにおいて、乗客38人と乗員3人の計41人にけが人はなかった。機体については引き続き滑走路上に駐機しており、10月14日9時より警察および消防の現場検証が行われている。14日の運航については全便(天草=福岡線の計4便)欠航となり、計4便の予約人数は126人となっていた。なお、10月15日以降も欠航の可能性があるという。同社は今回のトラブルに関して、「お客さまならびに関係各所の皆さまには大変ご心配ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。今後ともさらなる安全運航に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」とコメントするとともに、新たな情報が入り次第、あらためて情報を発信するとしている。
2015年10月14日ソニーとソニー不動産は8日、独自の機械学習技術を応用した「不動産価格推定エンジン」を開発したと発表した。○業界最高水準の精度を実現同技術は、両社が共同開発した機械学習ソリューション。ソニーR&Dのディープラーニング(深層学習)技術を核とし、ソニー不動産が持つ不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を導入している。様々な不動産関連情報を元に、独自のアルゴリズムに基づいてデータを解析し、不動産売買における成約価格を統計的に推定する。ソニー不動産広報は「不動産の査定は経験により差が出る場合がある。そこでソニーの機械学習技術を転用できないかと考えた」と話している。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県のすべての中古マンションの推定成約価格を算出することができ、常に最新のデータを日々自動で学習する。推定精度はMER(Median Error Rate:誤差率の中央値)で5.48%と、業界最高水準の精度という。今後は、売却・購入コンサルティングサービスの利用者に対し、同エンジンで算出される推定成約価格を提供する新たなサービスを提供していく。また他のサービスとの連携も予定している。機械学習技術とは、人が持つ学習能力をコンピュータで実現しようとする技術。またディープラーニング(深層学習)技術は、近年急速に発展している機械学習技術の一つで、人間の脳の構造を模した計算モデルを用いる点に特徴がある。
2015年10月09日