孫悟空を中心に、三蔵法師一行が天竺を目指す物語『西遊記』。1978年には堺正章主演でドラマ化され、一大ブームを巻き起こした。そしてこの度、『西遊記』が新たに令和版として堤幸彦の演出で舞台化されることが決定し、主役の孫悟空を片岡愛之助が演じる。そこで堤と愛之助に、本作にかける想いを訊いた。実は今回の舞台化、堤の念願の企画だったと言う。「数年前からぶつぶつ独り言のように、『西遊記』をやりたいと言い続けていたんです(笑)。それがこのようなかたちで舞台化するチャンスをいただき、大変ありがたいと思っています。さまざまなキャラクターが登場する『西遊記』は、単にその面白さだけでなく、人のおかしみ、さらには人間の産物である妖怪たちの面白み、悲しみ、切なさも描かれた作品。自分にとって非常にやりがいのある舞台になると思います」ドラマ版のファンだったという愛之助は、今回のオファーに…。「本当にビックリしました!子供のころに見ていた『西遊記』を、しかも映像でなく舞台でやるなんて。ただ演出が堤さんだと聞いた瞬間、これは出来るに決まっている、と(笑)。あの世界観を崩さず、それ以上のものを作れるのは堤さんしかいないと思います。今はその期待しかないですし、そこに孫悟空として参加させていただけることに、非常に幸せを感じております」同じく堤が大きな期待を寄せているのが、愛之助演じる孫悟空に対してだ。「歌舞伎というのは、江戸時代から多くの人を喜ばせるエンターテインメントの究極ですからね。そこに僕らはまだまだ及ばないわけで、やはり愛之助さんの力を借りたいなと。つまりLEDなど最新鋭のテクノロジーを使いつつ、役者さんたちの肉体を駆使した集団芸もふんだんに盛り込む。それは今まで僕がやってこなかったジャンルでもあると思いますし、ぜひ愛之助さんには頑張っていただきたいと思います」堤の熱いまなざしに苦笑いを浮かべつつも、やはり孫悟空というキャラクターは、役者にとって魅力あふれる役どころのよう。「切り込み隊長ですから、お師匠様に緊箍児(きんこじ)で締めつけられつつも、大暴れしたいなと思っております(笑)。孫悟空という役どころ自体、非常に傾(かぶ)いていると思うんです。そして最先端で面白い、いわゆるけったいなことをしている堤さんは、まさに傾(かぶ)き者。ゆえに想像を超えた舞台になると思いますので、ぜひご期待いただきたいと思います」取材・文:野上瑠美子
2023年08月24日回顧録「Making a Scene」を発売し、「フアン家のアメリカ開拓記」出演時にセクハラ被害に遭っていたとプロデューサーを告発したコンスタンス・ウーが、トーク番組「Late Night with Seth Meyers」に出演。セクハラ被害を明かした理由を涙ながらに語った。「正直に言って、あのことについては書きたくなかったんです。本を出版するにあたって、最後に書いたエッセイでした。『書くべきです。これこそ、みんなが聞きたいと思っていることだから』と編集者に追い込まれた感じで。私としては、人生でその章はもう終わったことだと思っていました」と、本来ならセクハラ被害について書くつもりはなかったと話した。「私が学んだことは、イヤだなという感情や嫌がらせというのは、自分が望めば消えるというものではないんです。どこかに出てきてしまう。だから、みなさんはあのツイートの文脈を理解することができなかったのだと思います」。“あのツイート”というのは、コンスタンスが3年間もSNSから遠ざかることになった、「フアン家のアメリカ開拓記」のシーズン更新に関するツイート。3年前、同作がシーズン6へ更新されることが決定した際、「すごい動揺している」「文字通り泣いている」とツイートし、罵り言葉を用いて更新を嘆き、ファンを驚かせたのだった。その後、真意を説明しようとするも批判的なコメントが寄せられ、SNSからは距離を置くことに。今年7月、SNSに復帰した際には、自殺を図り、命を落としかけていたことを明かした。現在コンスタンスが伝えたいのは、3年前のツイートをした背景にはセクハラがあり、「望んでも消えない感情が出てしまった」ということだろう。「あの話を本に書いたのは、(何かに対して)すぐに決めつけてしまう前に、好奇心や共感を持つことが大事だと思ったからです。だって、だれかがいつものその人らしくないことをしている時は、たいてい彼らの人生でなにか(大変なこと)が起きているのですから」。(賀来比呂美)
2022年10月05日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、10月8日(土)から11月13日(日)まで、特別展「住吉広行―江戸後期やまと絵の開拓者―」を開催いたします。住吉広行(1755~1811)は、住吉家の五代目当主として活躍した絵師です。広行は、将軍家斉のもとで老中首座・将軍補佐を務めた松平定信に重用され、様々な重要な文化事業に携わりました。寛政度の内裏造営では、最も格の高い紫宸殿の「賢聖障子」の制作を行い、名実ともにやまと絵界の頂点に立つことになります。広行は、有職故実や古画の知識を様々な絵画制作に活かし、復古的な画題を手掛けたり、古画の図様を積極的に取り入れたり、豊麗なやまと絵の彩色を極めたりしています。18世紀後期から19世紀前期にかけて活躍する復古やまと絵派や江戸琳派の絵師たちにも類似した傾向が見られ、広行の画業は、江戸時代後期のやまと絵の新しい方向性を先導するものとして注目されます。本展は、住吉広行を中心に取りあげる日本で初めての展覧会になります。広行が住吉家の伝統をどのように引き継ぎ、新しい時代の要請にどのように応え、やまと絵の地平をどのように切り拓いていったのか、その画業を明らかにします。詳細は別紙のとおりです。源氏物語須磨巻絵巻(部分) 住吉広行筆斎宮歴史博物館蔵〔巻替あり〕賢聖障子 傅説図(部分) 住吉広行筆個人蔵別紙<1> 展覧会について1.名称 「住吉広行―江戸後期やまと絵の開拓者―」2.会期 2022年10月8日(土)~11月13日(日) 展示替あり月曜日休館(ただし、10月10日〈月・祝〉は開館し、11日〈火〉が休館)3.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)4.入館料 一般 950円 高校・大学生730 円 小学・中学生 無料5.主催 大和文華館共催 毎日新聞社後援 NHK奈良放送局6.出陳品数 37件前期展示:10月8日(土)~10月23日(日)後期展示:10月25日(火)~11月13日(日)【広行までの流れ】・伊勢物語絵巻 第四巻 住吉如慶筆 東京国立博物館蔵(巻替あり)・徒然草画帖 住吉具慶筆 東京国立博物館蔵(頁替あり)【広行の画業】・明兆自画像模本 住吉広行筆 東福寺蔵・源氏物語須磨巻絵巻 住吉広行筆 斎宮歴史博物館蔵(巻替あり)・源氏物語胡蝶図屏風 住吉広行筆 個人蔵・栄花物語舞楽図 住吉広行筆 毛利博物館蔵・歌人・松図 住吉広行筆 個人蔵・和歌三神図 住吉広行筆 個人蔵(前期展示)・賢聖障子図 住吉広行筆 徳川美術館蔵・賢聖障子屏風 住吉広行・板谷広当筆 東京国立博物館蔵(隻替あり)・虎図 住吉広行筆 個人蔵・四季絵屏風 住吉広行筆 宮内庁三の丸尚蔵館蔵(隻替あり)・寺社宝物展閲目録 柴野栗山・住吉広行編 東京国立博物館蔵(後期展示)【広行からの流れ】・鷹狩図 住吉広尚筆 東京国立博物館蔵・楠木正成図 住吉弘貫筆 個人蔵 など<2> 展覧会会期中のイベントについて1.講演会「「本朝画事(倭錦)」から見る住吉派の動向」(1)日時・場所 10月23日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 和泉市久保惣記念美術館 館長 河田昌之氏2.日曜美術講座「拡大図で楽しむ住吉広行作品」(1)日時・場所 11月6日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館 学芸部課長 宮崎もも3.シンポジウム「住吉広行とその流れ」(1)日時・場所 10月30日(日)午後1時から午後4時30分 講堂にて(2)発表者 関西学院大学 教授 下原美保氏徳島市立徳島城博物館 主任主査 小川裕久氏大和文華館 学芸部課長 宮崎もも※事前申込制(詳細は別添チラシをご覧ください)4.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日午後2時から(2)解説 大和文華館 学芸部※新型コロナウィルス感染拡大の状況により、スライドによる展覧会解説となる場合があります。いずれのイベントも参加料は無料です。(別途、入館料が必要です。)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月16日「フアン家のアメリカ開拓記」『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』への出演などで知られるコメディエンヌのアリ・ウォンが、監督デビューを果たすことがわかった。「Variety」誌が報じた。アリが初めてメガホンを取ることになるのは、Netflixの1時間モノのコメディ・スペシャルで、コメディアンのシェン・ワンのNetflixデビュー作。6月12日にロサンゼルスのベラスコ劇場で撮影し、今年後半に配信予定だという。アリとシェンは、テレビ界のベテランプロデューサーのジョン・アーウィンとともに製作総指揮も務める。アリはインスタグラムでニュース記事を引用し「兄弟(ほど親しい)のシェン・ワンと一緒にこの作品を製作するのが、ものすごく楽しみで光栄です。彼はすごくおもしろくて、独創的で、それにとても素晴らしい人。6月12日にロサンゼルスで撮影されるショーのチケットは22日午前10時に発売開始です。「PEPPER」のコードを使ってね。詳しくはリンクにあります」とインスタグラムでショーの宣伝を行っている。「エミリー、パリへ行く」のアシュリー・パーク、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のオリヴィア・ワイルド、「マーベラス・ミセス・メイゼル」のレイチェル・ブロズナハンらから激励コメントや絵文字が送られている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月21日12月12日の朝日新聞朝刊に掲載された、小説『十二国記』シリーズ(新潮社)の全面広告がSNSで話題だ。『十二国記』は小野不由美によるファンタジー小説で、2019年10月12日に18年ぶりとなる書下ろし長編小説が発売された。シリーズ発行部数は累計で1,200万を突破。2019年12月4日には、Yahoo!検索大賞2019の【小説部門賞】を受賞した。今回の広告は、作品名にちなんで12月12日を『十二国記の日』として盛り上げ続けたファンへの感謝として企画されたもの。『十二国記』公式Twitterアカウントは《この新聞広告は、『「十二国記」の日』の名付け親であり、長年にわたり作品を支え続けてくださる皆様への感謝のしるしです》と説明している。誌面の内容は、新聞の販売地域によって4種類展開。それぞれに作中の主要人物のイラストと、ファンの感想が掲載されている。これに対し、Twitterでは「すべて集めたい」という声が続出。《朝日新聞、号外全部ゲット!「十二国記の日」満喫しております》《今朝の朝日新聞朝刊、出かけるついでに駅のキオスクで買った。店員さんが「あらあら今日は何だかいつも買わない人が買うわね~」と目を丸くしていた。 今日限りの十二国記特需です》《朝日新聞の朝刊、各地域の欲しい。 十二国記の全面広告載っているらしいから!どなたか、譲って下さいませんか?》フリマアプリ『メルカリ』には、該当誌面が100件ほど出品。一部300円~500円程度で取引されるなど、社会現象のようになっている。
2019年12月12日こんにちは、タマタマヨです。前回からの続きです!!絶対正産期になってから産みたい! と決意したものの、その決意はもろくも崩れ去る威力のイキミたい感が襲ってきました。助産師さんからもOKが出て、次の陣痛が来たらイキむことになりました! ここまできたらあとはふんばるだけだと、思いきや、↑陣痛中(イキむ)↓陣痛おさまる(休息)※この間はイキんでも出てこない出産とはこの繰り返し。ツルンと産む人と私は何が違うのか…ようやく、頭が挟まったままの感覚あり! ここまできたらゴールは近い?いつの間にか助産師さんが2人体制になっている!私はやれる! やれる!(自己暗示)もうね、おなかや腰の痛みはなくて(感じないだけ?)ただいきむだけ、ただただふんばるのみ。※会陰切開はしない病院です。※実際はネネが怖がらないようにサイレントでいきんでおります。心の中の叫びを再現しました。そして、あー、これこれ。100年分のウ◯コを排出した気分(スッキリ)ようやく、赤ちゃんをこの胸に抱ける!!さあおいで、ママの胸に! カマン! ベイビー!!つづく
2019年11月19日日本の実力派俳優にして、ハリウッドスターでもある俳優・渡辺謙に単独インタビュー。5月31日に封切られた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』や、GWに公開された『名探偵ピカチュウ』など、日本の人気コンテンツをハリウッドが映画化した2作に出演しているが、両方ともメガヒット中だ。思えば彼は、鮮烈なハリウッドデビューを遂げた『ラスト サムライ』(03)で第76回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされて以来、『バットマン ビギンズ』(05)や『SAYURI』(05)、『硫黄島からの手紙』(06)など、立て続けに話題作に出演し、稀有な存在感を発揮してきた。以降の活躍ぶりも枚挙にいとまがないが、いわば真田広之と並び、世界への道を切り開いた開拓者だ。5年前に公開された『GODZILLA ゴジラ』(14)は、日本のゴジラファンからもお墨付きだったが、新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も、ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラがスクリーンに降臨し、ド迫力のバトルを繰り広げるという、血湧き肉躍る大興奮の快作だ。しかも、科学者たちを前面に押し出したチームの連携プレイや、家族の葛藤など、人間ドラマの骨子がしっかりとしている点も激賞されている。2020年公開予定の続編『GODZILLA VS. KONG(原題)』には、小栗旬が出演することが発表され、すでに撮影も終了しているようだ。渡辺は、ハリウッドデビューを果たした小栗と会ったそうだが、2人はどんな言葉を交わしたのか?率直に感想を聞いてみた。○■ハリウッド版『ゴジラ』で“世界のゴジラ”に――『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は前作に続いて、日本でも高い評価を得ています。やはり前作の成功も大きかったと思いますが、遥かにその期待値を超えてきました。『GODZILLA ゴジラ』が公開された時、最初は「ハリウッドが撮る『ゴジラ』ってどうなのよ!?」といぶかっていた日本のファンが多かったと思うけど、蓋を開けてみたらクオリティーはきちんと高かった。そして今や、日本ではなく世界のゴジラになったんだと思います。おそらくピカチュウもそうで、「え? 実写映画でやるの?」と、斜に構えて見ていたファンも多かったのではないかと。本作ももし、2作目、3作目と積み重ねていくとしたら、もはや日本のものではなく、世界のピカチュウ、ポケモンになっていくんでしょうね。――前作も『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も、日本のゴジラへのリスペクトを感じました。そうですね。オリジナル版にリスペクトもあるし、それに近いストーリーテリングになっているかと。ちゃんと原点回帰みたいなことも考えてくれていて、ありがたいなと思いますがそれだけではダメで。やっぱり映画自体が面白くなかったら意味がないですし、そこはちゃんと押さえています。――いずれにしても、謙さんが日本代表的な感じで参加されると聞くと、日本のファンも安心感を覚えます。でも、僕は別に日本代表の選手権を勝ち抜いていったわけではないので(苦笑)。もちろん日本人として、ゴジラもポケモンも大事なコンテンツだということは感じていますが、基本はキャストの一員として、映画を良くするために、いかに尽力できるかということだけです。――たとえばクリント・イーストウッド監督からオファーされた『硫黄島からの手紙』のように、最初から謙さんのキャスティングありきのプロジェクトも多い気がします。いやいや、そんなことはないです。そう思っていただけるのはありがたいのですが、基本は日本から参加した1人の俳優としてのポジションに過ぎません。ただ、どちらからもありがたがられるというか、日本からすれば「ハリウッド映画だけど、あいつがいればなんとかなるだろう」と、アメリカのゴジラファンからも「あいつが出ていれば、そんなに間違ったものにはならないだろう」と思われているところはあるのかもしれない。でも、僕自身はそこまで大きな力を発揮しているわけではないし、元々脚本を読んだり、監督と話をして「これならいけるだろう」という確信した上で参加しているだけです。正直、その時点でダメだと思ったら僕は出ません。ゴジラ映画についても「これはちゃんとしたオリジナルに近い形の、非常にゴジラらしい映画として成立するだろう」というイメージが持てたから参加しただけです。○■小栗旬の「ゴジラ」続編出演「つながったな」――続く『GODZILLA VS. KONG(原題)』に小栗旬さんが出演されます。渡辺さんが切り開いたハリウッドへの道を進んでいく若手俳優の方々も今後増えていくと思いますが、小栗さんに、なにか託したい思いはありますか?僕は「よし、つながったな」という気がしています。ストーリーについてどうこう言える状態じゃないのですが、そこはすでに感じました。――小栗さんとは、何か「ゴジラ」の現場について話をされたのですか?小栗が向こうで撮影をしている時、僕に連絡をくれたんです。「どう? 大丈夫?」と聞いたら「めっちゃ楽しいです」と言っていたので「ああ、良かった」と思いました。それで日本に戻ったら、1回飯でも食おうかという話になったので会いました。そこで「どうだった?」「これからどうするの?」と聞きました。ゴジラのような日本のコンテンツが世界のコンテンツになった時、そこに日本の俳優がきちんとその映画に出演し、役として成立していること自体が僕はうれしくて。そういう意味で「つながったな」という気がしたんです。――撮影中、謙さんから小栗さんに何かアドバイスはされたのですか?役もシチュエーションも違うから「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」とかは、一切言えないです。それに、僕はハリウッドで13年くらいやっているので、知っているプロデューサーやスタッフがいるけど、小栗は今回1から始めていくわけだから。それがキャリアというもので、彼自身が経験値を積み上げていかなきゃいけないことだと思います。とはいえ、そのあとのことに関しては「こういうやり方があるよ」というアドバイスはできました。たとえば「プロモーションの時はちゃんとやったほうがいいよ」といったことですが、撮影時に僕が口を出せることはそんなにないですから。○■ハリウッドを目指す若手俳優たちへメッセージ――ハリウッドへの道を開拓した謙さんから、小栗さんのようにハリウッドを目指す若手俳優陣へ、何かアドバイスはありますか?僕は、とりあえずやればいいと思っています。野球選手と同じで、あとは個々で対戦していくしかないかなと。僕はそういうふうに開拓者だと言われることもありますが、自分自身、そういう意識は全くなかったです。また、わけがわからなかったから、がむしゃらにできたのかもしれないし。ブロードウェイに行った時も、まさにそうでした。――謙さんのチャレンジ精神には常に感心させられます。実際に『王様と私』では第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞されましたし、結果も出されています。ブロードウェイについては、あんな世界をもともと詳しく知っていたら「ちょっと待てよ」と二の足を踏んだかもしれない(苦笑)。本当に自分も少し向こう見ずで「え!?そうだったの?」と思うことばかりでしたが、だからこそやれたのかもしれない。なので、やはり個々がトライして、乗り越えるかはじかれるか、というのを経験するしかない。得るもの、得られないものはきっとあると思うけど、それは頑張ってつかみとっていってほしいです。■プロフィール渡辺謙(わたなべ・けん)1959年10月21日年生まれ、新潟県出身。主なドラマ出演作は、TBS『砂の器』、NHK連続テレビ小説『はね駒』(86)、フジテレビ「御家人斬九郎」シリーズ、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(87)など。映画は『ラストサムライ』(03)、『硫黄島からの手紙」(06) 、『明日の記憶』(06)、2011年『インセプション』(11)、『GODZILLA ゴジラ』(14)などに出演。ドラマや映画以外にも、舞台、CMでも活躍。2015年『王様と私』で第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞。
2019年06月09日「相席屋って聞いたことあるけど、行ったことはない」という女性も多いのでは?今回は、相席屋の実態についてご紹介していきます。相席屋とは?相席屋とは、見知らぬ男女が相席になってお酒やご飯を楽しめる場所です。都内には、新宿、恵比寿、銀座、赤坂など様々な場所にあり、お酒好きの女性に「タダで飲める場所」として人気を博しています。相席屋はどこも基本的には女性は無料。男性は時間ごとにお金がかかる、というシステムです。30歳女性の相席屋体験記。どんな人がいるの?次に、実際に相席屋はアリなのか、30歳女性2人の体験談をご紹介します。30歳女性の相席屋体験記ケース(1) 新宿の相席屋で年下男子に囲まれる「友達に誘われて新宿の相席屋に一回行ったことがあります。飲み放題で、お酒が無くなったら自分で注ぎにいくスタイルでした。ご飯はポテトや枝豆などのおつまみ的なものが数種類ありました。3組くらい相席したんですけど全員年下。24歳〜27歳くらいの年齢でした。24歳の子に連絡先を聞かれて、この後飲みに行こう、と言われたのですが、断りました。そもそも年上がタイプなので、有意義な時間ではなかったですね」(30歳・事務職)30歳女性の相席屋体験記ケース(2) 銀座の相席屋で男性の本音を聞く「相席屋は恵比寿と銀座に行ったことがあります。銀座の方は、料理もそこそこ美味しいですし、ドリンクもタブレットでさっと注文できたり、女性用の雑誌がたくさんおいてあったりして、居心地が良い場所でした。男性は、土地柄か、年齢層はちょっと高めで、20代後半から30代後半の人が多かったと思います。明らかに既婚者の人もいました。別の席に座っている男性が、キャバクラより安い、と話しているのを聞いて、あー、そういうテンションで来ている人もいるんだ、って思いました」(30歳・イラストレーター)相席屋を利用するメリットとは?次に、相席屋を利用するメリットについてみていきましょう。相席屋を利用するメリット(1) タダで飲める相席屋は基本的には女性無料です。どれだけ飲んでもタダなので、飲むのが好き、という女性には嬉しいシステムです。相席屋を利用するメリット(2) タダでご飯が食べられる最近は、料理の美味しさに拘っている相席屋も登場しています。無料で夕食が食べられるので、貧乏学生や給料日前のOLなどにとってはメリットがあると言えそうです。相席屋を利用するメリット(3) 出会いがある、かもしれない相席屋では、1日に何組も人と出会うことができます。真剣な出会いを探している人は少ないかもしれませんが、面白い人に出会える可能性はあります。さいごに。相席屋にはカジュアルな出会いがたくさん!今回は、相席屋の実態についてご紹介していきました。今回、体験談を寄せていただいた30歳の女性2人は、「連絡先はたくさん交換したけれど、また会いたいと思えるような人はいなかった」と言います。ですが、中には、相席屋で飲み友達ができた、という人もいるでしょう。相席屋は、婚活など真剣な出会いを求めている方には不向きでも、カジュアルな出会いを探しているという方や、時間つぶしにタダでお酒を飲める場所に行きたい、という方にはメリットの多い場所のようです。
2019年04月09日『最遊記歌劇伝-異聞-』が東京ドームシティ シアターGロッソで開幕。初日に先駆け、ゲネプロ、囲み取材が行われた。【チケット情報はこちら】峰倉かずやの漫画『最遊記異聞』(一迅社刊)を原作に、これまで上演してきた『最遊記歌劇伝』の新シリーズとなる今作。唐橋充(烏哭三蔵 役)、三上俊(光明三蔵 役)、うじすけ(待覚法師 役)らこれまでも同作への出演してきた役者のほか、主演には田村心(峯明 役)が抜擢。また峯明と三蔵法師の称号を争う修行僧には、小沼将太(桃醍 役)、深澤大河(玄灰 役)、古谷大和(青藍 役)、前川優希(道卓 役)、二葉勇(蝶庵 役)、月岡弘一(丸福 役)、齋藤健心(抄雲 役)、福井将太(義兆 役)、谷戸亮太(隆善 役)、と豪華な顔ぶれが揃った。ゲネプロ前の囲み取材では、キャストらがそれぞれ意気込みを語った。『最遊記歌劇伝』シリーズにも長らく出演している唐橋は、「若い子たちのラインができたらいいな、そしてそれを続けて峰倉作品をどんどん語り継いでいけたらいいなと考えていた」と話し、「稽古場、初日を迎える中で、これは絶対評判になるだろうな、と。評判を呼び、また太い源流が続いていくんじゃないかな」と今後への期待もみせた。三上は「新たな扉が開きました。これがスピンオフということではなく、最遊記歌劇伝の志を若いみんなも、僕らも持って演じています。必ず楽しんでいただけると思います」と作品への自信をみせた。また殺陣や、アクションも多く含んだ今作。谷戸は見所として、「若い皆さんが汗だくになってやっているところ」をあげ、「30過ぎても本当に大変ですけど一生懸命がんばります!」とコメントした。三蔵法師を目指す修行僧という役柄に絡めてコメントした古谷は、「我々役者は本番を迎えて千秋楽へいくことが三蔵法師になることに近いのかなという気持ちでここまできました。自分たちががんばることはもちろん、そういう姿をたくさんの人にみてもらえることをかみしめて演じて生きたいと思います」と話した。また主演となる田村は、「稽古が本当に修行のような日々で、初日を迎え今日から本当の修行がはじまるんだなと思っています」と話し、「来ていただくお客様に、何かを届ける気持ちと責任を忘れずにがんばります」と意気込んだ。『最遊記歌劇伝-異聞-』は9月9日(日)まで、東京・東京ドームシティ シアターGロッソにて。(c)峰倉かずや・一迅社/最遊記歌劇伝旅社 2018
2018年09月07日大ヒットSFアクションシリーズの「猿の惑星」。そのリブート・シリーズ最終章となる『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』が10日、動画配信サービス・ビデオマーケットで配信をスタートした。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』に続く、リブート・シリーズの最終章となる同作。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は2011年、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は2014年にそれぞれ日本で公開されているが、いずれも興行収入は10億円を超えるヒットとなっている。猿と人類が全面戦争に突入して2年。猿の群れを率いるシーザーは、軍隊を統率する冷酷非情な大佐の奇襲によって妻子を殺されてしまう。大佐への憎悪に駆られたシーザーは、わずかな仲間と共に復讐の旅に出る。その道中で口のきけない人間の少女と出会い、ノバと名付けた一行は、さらに人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーのバッド・エイプと遭遇し、シーザーの妻子を殺した大佐の居場所を知る彼に道案内をさせる……というのが『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のストーリーだ。また本作では、最大の謎ともいえる「猿の惑星」が誕生した衝撃の理由についても明かされており、「猿の惑星」ファンのみならずとも注目の内容となっている。
2018年01月10日クリスマスまで、あと1ヶ月を切りました。実は2年前のクリスマス時期には、まだ私には彼氏がおらず婚活中の身でした。今回は、クリスマス婚活パーティーに実際に参加した時の話を紹介したいと思います。スタッフがサンタコスプレでお迎え!クリスマス婚活パーティーでは、クリスマスツリーやオーナメントが綺麗に装飾されていました。スタッフも、サンタコスプレで司会進行してくれます。この時点で、クリスマス感出てる・・・うん、出てる筈・・・。クリスマス婚活パーティーでは、班を決めて宝探しゲームをしました。宝探しは、オーナメントやクリスマスツリーの中に紛れ込んでいたりするので見つけるのも至難の業です。「あっ、あったー!」と男性が叫んでダッシュして宝に向かってジャンプしてゲットしたりと、だんだんサバイバル感すら出てきます。やがて、みんな宝探しに必死になりすぎて男女の出会いを忘れつつあったような気がしました。参加メンバーはどんな感じ?1人、参加者の中に超イケメン俳優にソックリの男性がいました。しかし、会話すると何故かオネエ語。「絶対、あっち系の人だよね?来るパーティー間違ってません?」と聞くと、「ううーん、そんな事ないよぉーアハハハハ」と、笑う時に手を口に持っていく仕草が、もうオネエ!他にも、大手企業サラリーマンもいましたが「実は僕、彼女いるんですよ。今日はコイツの付き添いです。」って、オネエ系男子の付き添いかよ!とツッコミを入れそうになりました。しかし、その男性がオネエ系男子を見る眼差しが優しいんですよね…。(もしかして?)実際にカップルになれるイベントなの?参加者は20代中心メンバーで構成され、私は当時36歳だったので蚊帳の外状態でした。イベント系のパーティーは、基本的に若者向けに作られている事が多いので20代男女の方が良いのかも?ちなみに、オネエ系男子はちゃっかりカップルになってて、カップルになった途端男前風に振る舞っていたので、もしかしてオネエ系は演技?私が参加したクリスマス婚活パーティーは、20代男女を中心とした若者向けのイベントでした。もし、30代~40代でクリスマス向けイベントに参加してみたいと思ったのであれば、年齢制限の入った婚活イベントを探すと良いかもしれません。(実は、30代向けの婚活クリスマスパーティーに参加した事もあります)クリスマスは、イベントに特化したパーティーや街コンが増えるのでシングルの方は是非参加してみてくださいね!Written by みくまゆたん
2017年12月11日3歳女児と母親、初めてのスマートトイ体験記。前編では、喋るぬいぐるみとの出会いをお届けしました。→【はじめてのスマートトイ体験記〜前編】喋るぬいぐるみがやってきた!本日は、娘とぬいぐるみとのコミュニケーション、アプリの使い方などをレポートします。スムーズな会話のために、「セリフ」を活用しようペチャットのアプリはとてもシンプル。メニューにはいくつかの項目がありますが、主に使う場所は「セリフ」。こちらをタップして選ぶと、シーンに応じて様々な「セリフ」を喋らせることができます。自分で入力して自在なおしゃべりをするのがペチャットの醍醐味なのですが、どうしても手間がかかってしまうのと、発音が少々不自然になりがち。はじめは娘の受け答えにあわせた会話をしよう!と頑張っていたのですが、登録されているセリフが使い勝手がいいので、気がつくとそればかり多用していました。※我が家では「リアクション」の中に入っている相槌系、「やったー!」「たのしいね」「わーいわーい」などの使用頻度が高いです。ちょっとの工夫で使いやすさアップ!くまさんに「可愛い名前をつけてあげるね!」と約束した娘。やはり大切なお友だちには名前をつけてあげるとグッと愛着度が上がります。娘、公園遊びの間に熟考!(したらしい)帰ってきてくまさんに報告です。「くまさん、おなまえ考えてあげたよ。マカロンだよ〜」と嬉しいそうな娘。※大切な羊の三輪車をマカロンにあげるようです。母がその裏ですることは名前の登録!ペチャットは人名や、カタカナの場合、意図しない発音(なまり?)をする場合があるので、こちらは登録をすることである程度解消されます。設定>呼び方でよく使用する名前は登録することができます。呼ばせたい名前を入力したら、イントネーションで好みのものを6種類から選べます。だいたいこれで訛る問題はクリアできるのですが、カタカナは少々苦手のペチャット。「まーかーろん」「まかろーん」「まかろん」のように、のばしたりスペースを入れることで多少改善されました。よく使うセリフも登録しておこう初めから登録されているセリフを多用しつつ、臨機応変に必要なセリフはその都度入力。入力したセリフは履歴から辿れるのですが、やはり移動の遷移が多いのは少し手間。ある程度、オリジナルのセリフを用意しておくと親の負担も軽くなります。「大好き」「だいすき」「だいすきー」では発音がまた変わってくるので、ここは試行錯誤の結果。マカロンとドーナツ屋さんばかりしたがる娘のために、必要なセリフを入力しました。ごっこ遊びもはかどります!大好きなマカロンの言うことだから毎日保育園から帰ってくると「マカロンー!」という娘。お友だちに貸すのを嫌がったロディちゃんもマカロンにはすんなり。母として唯一!?悔やまれる点は1〜2歳の時、ペチャットに出会いたかったなぁ、ということ。娘はまわりのお友だちより言葉が遅めで、ちゃんと喋れない自分がイヤであまりお喋りしてくれない時期が。今でも保育園での出来事は、言葉少なめな娘。試しにマカロンから聞いてみると「保育園?今日はねー、お絵描きしてねー、そのあとねー」と話しだした娘。母は衝撃と共に、少々ジェラシーです。4歳が近づいた娘でも充分楽しんでくれていますが、1〜2歳から出会っていればまた別の楽しみ方ができたんだろうな、と思います。※ぬいぐるみとセットで贈れば、出産祝いにも喜ばれると思います。→【セット】Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー&Jellycatぬいぐるみそして今母を困らせている微笑ましくも新しい問題。「ママ!もっと、もっと!いい子にしたら、このくまさん達もみんなお喋りできるようになるかなぁ」(ざっと5体ほど!)「どうかな〜、もしそうなったらとっても楽しいね。頑張らないとね(*^^*)」マカロンと一緒にいつの間にかお昼寝。ペチャットにはお歌や自動のおはなしモードなど楽しい機能がまだ沢山!いつかまた番外編でお届けします。【はじめてのスマートトイ体験記〜前編】喋るぬいぐるみがやってきた!【はじめてのスマートトイ体験記〜後編】喋るぬいぐるみと仲良くなろう!= 写真・文:大西佳葉 =こどもと暮らす 新商品・モノのはなし 3歳娘とママ日記 【ご紹介したアイテム】スマートフォンのアプリと使って操作できるボタン型スピーカー「Pechat」。お子様の名前を呼んだり歌を歌ったりと、まるでぬいぐるみに心があるみたいに様々なおしゃべりが可能になります。⇒Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー4,990円(税込)⇒【セット】Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー&Jellycatぬいぐるみ【送料無料】8,770円(税込)
2017年07月07日映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』が、2017年10月13日(金)に公開される。新生『猿の惑星』シリーズ最新作これまで公開されてきた『創世記(ジェネシス)』『新世紀(ライジング)』に続くシリーズ最新作(第3作目)となる『聖戦記(グレート・ウォー)』。これまで通り、地球支配をかけた2つの種の戦いを描きながら、スケール感やドラマ性において過去2作から大きな飛躍を遂げている。一足早く公開された他国では、アメリカ、イギリス、ロシア、スペインをはじめとする28か国でオープニング1位を記録。特にアメリカでは週末3日間で5,626万ドル(約63億円)を記録した。主人公であり、高度な知能を有する猿のリーダー・シーザーの心の葛藤や人類との共存というテーマはもちろん、戦いは猿だけでなく、人類にとっても信じる者のために絶対に負ける事のできない心の戦いが描かれる。キャスト&監督主役のシーザーには前2作品に続き、モーションキャプチャーを使った演技の第一人者として知られているアンディ・サーキス。彼はこれまで『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラムや『キング・コング』のコングも演じてきた。そのほか『ジュラシック・ワールド』のジュディ・グリアや『ハンガー・ゲーム』シリーズのウディ・ハレルソンらが出演する。『猿の惑星:新世紀』に引き継ぎメガホンを取るマット・リーヴズは、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』について「スケールは、シリーズのどの映画よりも大きいが、一方で中心となる核はそのまま維持している。つまり、シーザーと猿たちに関係する感動のストーリーということだ」とコメントしている。謎の少女・ノバ“そして、猿の惑星になる。”という衝撃的なキャッチコピーが記されたポスターにシーザーと共に写っているのは、新たに登場する謎の少女ノバ。猿のシーザーと人間のノバは対峙しているのではなく、ノバがシーザーの背中に隠れているようにも見て取れる。『猿の惑星』旧シリーズにも同名のキャラクターが登場するが、本作でも物語の鍵を握る存在となりそうだ。作品情報猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)公開日:2017年10月13日(金)監督:マット・リーヴス出演:アンディ・サーキス、ジュディ・グリア、ウディ・ハレルソン、スティーヴ・ザーン、アミア・ミラー、カリン・コノヴァル原題:WAR FOR THE PLANET OF THE APES(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2017年03月27日声優・森川智之が、フジテレビが毎週木曜深夜に放送している「#ハイ_ポール」内の新ショートアニメ「神々の記」に出演することが決定した。今回放送される「神々の記」は、約紀元前3000年くらい、エジプトはナイル川のあたりを舞台としたアニメ。エジプト神話における謎の神“メジェド”や太陽神“ラー”、冥界の神“アヌビス”、豊穣の神“バステト”などの神々が、キュートなキャラクターとなって登場。そんな神々のお世話係をする“イアビ”とその友人“アーケウ”が、気まぐれな神々にふり回される日常を描く悲喜交々の物語となっているようだ。本物語の声優を務める森川さんは、洋画吹き替えではユアン・マクレガーやトム・クルーズ、キアヌ・リーブスなどを多く担当し、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」「戦国BASARA」「トリコ」などアニメ作品でも活躍する大人気声優。今回森川さんが演じるのは、“イアビ”や“アーケウ”を始めとした人間のキャラクターだけでなく、神々や群衆の声に至る全ての役!さらには、主題歌である「神々を讃える唄」も歌唱する。森川さんは「1人全役というキャスティングを聞いたときは『ウソだろ!?』って思いました(笑)」と最初は驚いた様子で、「どういう風に演じ分けしているかも楽しんで貰いたいです。 ひとつのアニメ作品として面白いと言ってもらいたいので、観ている人が1人で演じていることを忘れてしまうくらい楽しめるように演じようと思っています」と意気込みのコメントを寄せた。また、“ラー”、“バステト”神々のキャラクターデザインは、アナログ・デジタルイラスト・立体作品など幅広く活躍し、海外にも多くのファンを持つイラストレーター・こなつが担当。そして監督には、「英国一家、日本を食べる」では演出、「JKめし!」2期では監督を務めた日野トミーが務める。本アニメの元となった“メジェド様”は、エジプトの古文書「死者の書」第17章に登場する謎の神。そのフォルムと存在感から、2014年頃から一部のSNS上で話題。すでに販売しているぬいぐるみやカプセルトイ・ソフビフィギュアも人気を博しており、アニメ放映開始と同時に、フジテレビショップなどで新作含めたオフィシャルグッズを販売することも決定している。「神々の記」は11月24日(木)25時25分~フジテレビにて放送(「#ハイ_ポール」内)。(cinemacafe.net)
2016年11月10日今年で女優生活は10年目。そんなメモリアルイヤーのスタートラインに映画『珍遊記』を飾るとは、可愛らしい顔とは裏腹に挑戦心を内に秘めた人だ。でも女優・倉科カナの道のりはいつだって挑戦に満ち溢れていたような気がする。グラビアを出発点に深夜のミニドラマではコント調で女優としての萌芽を見せ、2009年のNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」で朝ドラのヒロインに。以降は本格的に女優として歩み出し、ジャンルに囚われる事無く様々な役どころを体現してきた。それはすべて“あえて”だ。「ドラマ女優、映画女優、舞台女優と、カテゴライズされるのがイヤなんです。女優という仕事はそのカテゴライズの上にあるものだと思うので、パブリックイメージも気にせず、役柄や物語に魅力があれば、汚い役であろうと何でもやっていきたい」。それが女優として自らに課す信条。それでも10年目を迎えた現在は「どんどん辛くなっていく」と意外な言葉が飛び出す。女優として走り出した当初は、何もかもが新鮮で楽しさが先行していた。しかし時間と経験を重ねるうちに“女優業”に対する向き合い方も真剣さを増していく。同時に責任感とプレッシャーも重くのしかかる。「役への取り組み方に正解がない仕事でもあるので、演じる役柄に対する探求心が強くなって役柄を深く掘り下げたいと思う一方で、まだまだ到達していないという歯がゆさを感じることが多い」。10年一区切りに訪れた壁。だが倉科自身「この時期を飛び越えてしまえば、楽になるはず」と知っている。そのために必要なのは、前進と挑戦だ。だから漫☆画太郎による、カルトギャグコミックを実写映画化した『珍遊記』も、脚本を読んで二つ返事で引き受けた。「お下品でお馬鹿なところもあるけれど、単純に脚本の1ページ目から面白くて。コメディでの掛け合い演技は難しいので、挑戦という意味で興味を惹かれた」という。放送禁止用語セリフもあり「時間が経過した今の冷静な目で見ると“何をしていたんだろう……”とは思うけれど、撮影時の熱量の中では戸惑いも不安もなかった」と笑う。演じたのは、天竺を目指して旅をする尼僧の玄奘。約4時間かけての特殊メイクで坊主頭になったが、その耐久的長時間が倉科を役柄同様に仏の境地へと導いた。「特殊メイクが完成するまでの4時間はずっと座ったまま、ひたすら空を見つめていました。でもこれも修行だと考えたら本当に無の状態になって、撮影中は何が来ても動じない気持ちが生まれた。その心境が僧という設定にプラスになった」と“禍を転じて福と為す”状態に声を弾ませる。その動じない心は、全裸の松山ケンイチを目の前にしても発動。「セリフを喋りながら自分の目の前に松山さんのお尻があるのが普通で、冷静に“お尻だな”と感じていました。4時間の無の境地を切り抜けると、全裸のお尻も単なる物体としてのお尻でしかなくなる。改めて思い返すと愕然としますが、撮影期間は強過ぎるメンタルを持っていたんでしょうね」と照れつつ極限状態を振り返る。強化されたメンタルのほかにも得たものがある。それは改名への迷いの断ち切りだ。松山ケンイチ、倉科カナ、ピエール瀧、アイアム野田、と1作品に名前にカタカナが入る人間が4人も揃うという珍状況。「年齢を重ねると、カタカナで書く“カナ”という名前が軽い感じに見えないかと不安だったけれど、松山さんもピエールさんもカタカナ名で立派に活躍されている。それで安心して、このままでも大丈夫だと思えた」と、カタカナ名に愛着と自信を持つことが出来た。本作の監督である山口雄大が「これまでに見た事のない姿が映っている」と太鼓判を押すほどに、一皮も二皮も向けたコメディエンヌと化した新しい姿。倉科は“10年一区切り”の壁を飛び越えるだけの脚力を持っていることを実証したわけだ。そんな心機一転の今年は「主演をやること」が目標。過去にテレビドラマや映画で主演作はあるが「主演をやらせてもらいながらも、ずっと自分には主演の器はないと思っていました。いつの頃からか“脇役で十分だ”と思うようになって」と、迷いと妥協があったことを打ち明ける。しかし、様々なジャンルや役どころに挑戦してきたこれまでの道のりが、単なる歳月の積み重ねではなかったことを一番理解しているのは、倉科自身。器は誰かに作ってもらうのではなく、自らが作り上げていくもの。当たり前のことかもしれないが、10年の道のりを経てそれを心から実感するようになった。「これまでの10年はとても苦しい道のりでしたが、でもその苦労はこれから先に必ず活きていく。この10年間があったことで苦労している人の気持ちもわかるし、作品を作っていく上で悩んでいる後輩の気持ちも理解できて、共感を持って声をかける事も出来るようになったはず。不安がないわけではないけれど、今年中には主演を務めてみたい」と力を込めた。壁を脱した後のリスタートも、現状維持を許さぬ“あえて”の挑戦から始まる。やはり倉科は、可愛らしい顔とは裏腹に挑戦心を内に秘めた人だった。(photo/text:Hayato Ishii)
2016年02月25日セプテーニは1月4日、中国におけるインターネットマーケティング市場の開拓を目的とし、中国に現地法人「七域広告(北京)有限公司」(以下「七域広告」)を設立し、2016年1月4日より営業を開始したと発表した。同社はこれまで、シンガポール、サンフランシスコ、ハノイ、ロンドン、ソウル、ニューヨークに拠点を設立し事業を展開しており、「七域広告」は新たな市場開拓を目的として6カ国8拠点目の海外拠点として設立した。
2016年01月05日○画期的だったIntel Insideキャンペーンリテール市場の開拓はカバレージを広げることに焦点があったので、基本的には力仕事であったが、OEM市場の開拓にはかなり時間がかかった。AMDにとってOEM市場というのは簡単に言えば、AMDのCPUを日本のPCメーカーに売り込むことである。半導体メーカーの本来の仕事であり、ビジネスの根幹である。その時点で、Intelはエンドユーザーにそのブランドを直接売り込むという、それまで半導体メーカーで考えられなかったようなユニークでパワフルなキャンペーン、"Intel Inside(日本ではインテル入ってる)"をテレビのコマーシャルなどで強力に展開していて、これが我々AMDのPCメーカーへの売り込みに強力に立ちはだかった。通常、CPUも含めて、半導体製品は電気製品の中に搭載されているもので、消費者は全く目にしないし、気にもしないものである。極端な話を言えば、エアコンを買う人が、"このエアコンに搭載されている16ビットのマイクロコントローラーはどこの製品ですか?"、などと言う質問は全くあり得ないので(よっぽどの業界オタクでないと質問しないし、質問されてもその答えはだれも知らない)、そんな半導体の世界にブランドマーケティングが成立するなどだれも考えないものである。しかしIntelは違った。IntelはPCのマザーボードに搭載される半導体はメモリとアナログを除いてはすべて集積回路に取り込んでしまう(まさにムーアの法則である)という戦略であったのでそのうちPC自体がCPUと同義になると考えていた。とは言っても、多分この戦略は、PCが流行し始めたその当時でもIntelの中の限られた人間しか認識していなかったことだと察する。前述のIntelの本では、CPUを開発した当時創業者のロバート・ノイスが"Intelはこれからコンピューターの会社になる"、と言ったが、当時その言葉の意味を分かる人間はノイス以外にいなかったと書いている。逆説的に言えば、ノイスはその天才的直観でIntelが開発したCPUがその後どのような未来を構築するのかの可能性がはっきり見えていて、その未来をIntel自身がそのビジョン通りに創造したということであろう。Intel恐るべしである。しかも、AMDが低迷する中で、Intelは市場独占の力を強力に進めていったので、OEMカスタマ(PCメーカー)に対する影響力は絶大であった。何しろ、PCビジネスを優位に進めるためには唯一のCPU供給者のIntelからより有利な条件でCPUを購入するということが命題になる。Intelにとってみれば、同じようなPC製品を市場に供給する複数のカスタマーを相手にした場合、そのカスタマーの最重要部品のCPUの供給と価格を握っているのであるから、交渉を有利に進めることは至って容易である。"どちらが客かわからない状態"、というのがその状況であり、その状況はPC市場が指数関数的に成長し、競争が激化すればするほどIntelの独占的優位性は高くなる。Intelにとって最も重要な要件はPC市場がより性能の高い高付加価値品を目指して成長していくことであって、IntelのCPU製品を搭載した同じようなPC製品を大量に市場に売りさばくPCメーカーはもはや顧客ではなく単なるディストリビューターになっていたのだ。その当時、テレビのコマーシャルで頻繁に流れた"Intel Inside"キャンペーンは(PCの宣伝の後にタンタンタンタン~と流れるあの音を覚えている読者も多いと思う、私にとってはこの上もなく耳障りなものであった)そのIntelの独占的ポジションを象徴する代表的な例である。このIntelの市場独占については、司法当局が行き過ぎがあったと判断して、その後法的な争いに発展するが、これについては別の章で述べたい。○Piggy Back MarketingでIntelに対抗そんな中、私はAMD K6を日本のPCメーカーであるカスタマーに売り込むべく、いろいろな方法を模索していた。以前の386、486で経験したような互換性への問題はなかったものの、Intel独占の状態において"IntelではなくAMDを使うことに対する抵抗"を解決するのに大きな労力を使った。私にとってのチャレンジは大別して次の点である。今まで100%Intelであったところに、AMDを入れるとIntelがどういう反応をするかわからない、Intelが報復するのではないか?今やPC市場で"Intel入ってる"は常識になっている。そんな中で、IntelでないCPUを使ったPCがエンドマーケットで受け入れられるのだろうか?そんな状況でAMDを使うのであるから、それなりのメリットがないと使えない。ブランドの問題は特に厄介であった。単純にマーケティング的に言えば、大金を投入してブランドマーケティングを展開すればこの問題はある程度解消するが、そんな資金はもともとない。それならば、既に確立されたPCブランドに売り込んでその実績をそのブランドとともに普及させる、これはブランドマーケティングのイロハである、所謂"Piggy Back Marketing"- 他人のブランドの背中を借りて自分のブランドを売り込むという手法である。AMD本社もその辺はよく承知していて、AMDの営業たちは、"何が何でもとにかく大きなブランドを確保せよ"というサンダースの命令に全力で突っ走った。その結果、2つの大きなカスタマーを獲得した。1つは当時コンシューマーデスクトップPC市場でAptivaブランドを拡販し大きく勝負し始めたIBMと、企業デスクトップで大きな市場を獲得していたDEC(Digital Equipment)である。それまで、日本PC市場は日本メーカーの独占状態であったが、USのPCメーカーは世界で2番目に大きい日本市場への参入を虎視眈々とうかがっていた。そこで、コストパフォーマンスに優れるAMDのK6を使用したPCは強力な武器になった。特に、IBMのAptivaは日本IBMの強力なプッシュで日本のリテール市場で着々と実績を作りつつあった。日本AMDのK6のリテール市場でのプレゼンスを高めるためには完ぺきな商材であり、AMDは日本IBMのリテール担当の人々の強力なサポートを得て、リテールでの協業が始まった。その当時、私が手掛けたK6/Aptivaの広告があったのでここに掲載しておく。そのIBMも実はAptivaを市場投入するにあたってAMD K6が市場に受け入れられるかどうか自信がなかったので、初期の段階ではAMDとの合意のもとに、搭載CPUの表示を"IBM-K6"としていたほどである。しかし、この状況もAptivaが売れていくにしたがってAMDの認知度も上がっていったので解消された。今から思うと信じられない話であるが、当時はそれほどまでに深刻だったのである。我々AMDのリテールチームはAptivaを扱うリテーラーの接客対応員に対し勉強会などを積極的に行い、グラスルーツの活動を行った。私は北海道から沖縄までリテールめぐりの出張を繰り返した。スケジュールは大変忙しいものであったが、おかげでそれまで行ったこともない場所まで出かけてゆく機会を得、土地の人たちの話を聞いたり、ご当地のおいしい食べ物をいただく貴重な経験ができて今では楽しい思い出である。(次回に続く)著者プロフィール吉川明日論(よしかわあすろん)1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Device)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。現在も半導体業界で勤務。・連載「巨人Intelに挑め!」記事一覧へ
2015年10月26日故・森光子さんの代表作として、計2017回という前人未到の記録を誇る『放浪記』。誕生から半世紀の時を超え、今秋、仲間由紀恵主演の“新生『放浪記』”として生まれ変わる。その「出発の会」に、豪華キャスト9人が顔を合わせ、並々ならぬ熱意を明らかにした。舞台『放浪記』チケット情報全員が口を揃えたのは、歴史的名作と、それを演じてきた先達への敬意、それに参加できたことへの重責と光栄の念だった。仲間自身、主演のオファーに対し、「光栄と同時に、緊張、不安、様々な思いでいっぱいになりました」と吐露しつつ、「今日共演者の皆さんとお会いして、ワクワクした気持ちが湧いてまいりました」と前向きな笑顔に。そんな仲間に応え、共演者からは「しっかり仲間さんをサポートしていきたい」(日夏京子役・若村麻由美)、「プレッシャーはありますが、仲間さんを支え、清らかな気持ちで舞台に立ちたい」(藤山武士役・永井大)といった力強い言葉が続き、早くも新生キャスト陣のチームワークを感じさせる。森さんによって熟成された『放浪記』は、新キャストによって、どう変わっていくのだろうか?1200回頃から関わる演出家の北村文典は、「新しいメンバーと新しい工夫をして、2~3代目でも“初代”の心意気で取り組みたい」と自信をのぞかせる。さらに、「『放浪記』=でんぐり返しといイメージを払拭したい。やるなら、4回転半とか?(笑)」とおどけると、仲間は苦笑しつつ、「皆さんの期待を裏切らないシーンにしたいです」と応じた。林芙美子という女性の生涯を通し、様々な人間模様が描かれる重厚な舞台について、仲間は「貧しいながらも怒り、悲しみ、様々な想いを抱えて一生懸命前に進んだ林芙美子さんに負けないよう、私も強い想いで挑戦したい」と熱を込める。ライバル・日夏京子との“女同士の対決”については、「初演を務めた浜木綿子さんから、『凛として、情熱を持って』というお言葉をいただきました。火花散るライバルになれば」と若村がやる気をみなぎらせた。そして若手俳優陣も、「国道で言えば1号線のような日本の戯曲の王道ですが、先輩方の足跡を踏襲しつつ、新しいものを作れたら」(福地貢役・窪塚俊介)、「まっすぐ、でも大胆に演じられたら」(悠起役・福田沙紀)と背筋を伸ばす。取材日は8月16日ということで、森光子さんが遺した「五山大文字・送り火」についての手記を仲間が朗読。最後は祝い酒が取材陣に振る舞われ、出発にふさわしい晴れやかな門出となった。公演は10月14日(水)~11月10日(火)東京・シアタークリエ、11月21日(土)~12月9日(水)大阪・新歌舞伎座、12月18日(金)~25日(金)名古屋・中日劇場、2016年1月7日(木)~31日(日)福岡・博多座にて。取材・文:荒川陽子
2015年08月21日峰倉かずやの人気コミック『最遊記』シリーズを原作にした舞台『最遊記歌劇伝-Burial-』が1月8日東京・シアターGロッソより開幕した。【チケット情報はこちら】同作は2008年に初上演。その後2009年にも上演され、昨年約5年ぶりに復活。玄奘三蔵役の鈴木拡樹、孫悟空役の椎名鯛造、ニィ健一の唐橋充は2008年から引き続き出演し、沙悟浄役の鮎川太陽、猪八戒役の藤原祐規は昨年の復活作より新たにキャストとして加わった。今作では原作でも人気の高い、三蔵一行の過去を描く「埋葬編」を舞台化。三蔵の過去を描いた「三蔵の章」、三蔵と悟空の出会いを描いた「孫悟空の章」、沙悟浄と猪八戒の出会いを描いた「悟浄・八戒の章」の3章で構成されている。鈴木拡樹は同作への意気込みについて「1か月以上かけてみんなで作り上げて、その過程で前回同様、たくさんの事を感じました。最遊記歌劇伝の方向性も今作で見えたんじゃないかと思っています。更により突っ走って、皆さんにより良いものを届けるために、最遊記歌劇伝という作品に対する愛は忘れずに、カラーは残しつつ前に進んでいければいいなと思います。見た方に次回も期待してもらえるような作品にしますので、ぜひともご来場ください」と語った。舞台『最遊記歌劇伝-Burial-』は1月12日(月・祝)まで東京・シアターGロッソ、1月23日(金)から25日(日)まで大阪・シアターBRAVA!で上演。
2015年01月09日アイドルグループ・Rev.from DVLのメンバーで、"天使すぎる"アイドルで話題の橋本環奈とお笑い芸人のキンタロー。が13日、都内で行われたシュミレーションRPG『モンスターハンター メゼポルタ開拓記』の記念イベントに登場した。『モンスターハンター メゼポルタ開拓記』は、カプコンの人気ゲーム『モンスターハンター フロンティアG』から生まれたシュミレーションRPGで、カプコンと人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん-艦これ-』などで知られるDMMオンラインゲームがタッグを組んだブラウザゲーム。プレイヤーはギルドマスターとなり、NPCのハンターたちと協力をして拠点となる"メゼポルタ"を開発しながら、モンスターを討伐していくシリーズ初のシミュレーションゲームとなる。シリーズに登場する「リオレウス」や「クシャルダオラ」といったおなじみのモンスターが登場するほか、プレイヤーと共に開拓を目指すハンターは200名以上用意されるという。本日より事前登録がスタートし、11月27日より正式サービスがスタートする。2014年のアイドルシーンに彗星の如く現れた"モンスター級"アイドルの橋本と、この日はアイドルを狩る"アイドルハンター"を名乗ったお笑い芸人のキンタローだが、両者は初対面。キンタロー。は「Twitterを見ていてすごい子が出てきたなと思っていました。やっと会えた! 本当にかわいい。でもこれは公開処刑につながるな」と自虐的になりつつも喜びをあらわに。さらにキンタローは「笑いをハンティングしたい!」と、同ゲームにちなんで新境地を"開拓"したネタの数々や橋本の所属するRev.from DVLのダンスを全力で披露していた。橋本は、キンタローが即興で考えたネタで橋本を笑わせる"ハント"対決の後「本当にキンタロー。さんのことがすごい好きで、ダンスもキレキレで本当にすごいです」と大絶賛。また「皆さんのおかげで今年1年はたくさんのお仕事をさせていただき、充実した1年でした」と今年を振り返りながら、「クリスマスもお仕事です。ライブでファンの皆さんとお祝いしたいと思います」と明かした。そして、同シリーズ初のシュミレーションゲームとなる本作については「ゲームが大好きな人も、私みたいな初心者も楽しめると思うんで、私も始めようと思います!」と意気込んでいた。発表会には、DMM.comゲーム事業統括本部の片岸憲一氏やカプコンの杉浦一徳プロデューサーといったゲーム開発陣も登場し、開発中のゲーム画面を使ったゲームの魅力や世界観を解説。杉浦プロデューサーは「プラットフォーマーの責任者がゲーマーというものが私なりの成功方程式。片岸さんはヘビーゲーマーなようなので、成功のジンクスに当てはまっています。必ず成功させたいです」と自信をのぞかせていた。そのほか、声優の竹達彩奈が歌うイメージソング「ふぁいっ!」を使った『モンスターハンター メゼポルタ開拓記』のアニメプロモーションムービーも上映された。(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2014年11月13日人気ゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作となる、シュミレーションRPG「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」の正式サービス開始直前記念として、都内で行われたイベントに11月13日(木)、“モンスター級”の天使すぎるアイドル・橋本環奈(Rev,from DVL)と“アイドルを狩るハンター”としてお笑い芸人のキンタロー。が登壇した。「AKB48」の楽曲「フライングゲット」に乗せてキレキレのダンスで登場した、キンタロー。さん。アイドルオタクでもあるそうで、今年の「日経トレンディ」(日経BP社)が発表した“ヒット人”に選出された橋本さんに会うのを楽しみにしていたと言い、初の共演に「Twitterを見ていてすごい子が出てきたなと思っていました。ずっと会いたかったんですが、やっと会えた!」と喜びを口にする。この日は“アイドルを狩るハンター”として登場したキンタロー。さんだが、横並びになると顔の大きさから体型まであらゆる点で「遺伝子のイタズラですね…」と苦笑い。さらに「皆の笑いをハンティングしたい!」と意気込んで新ネタとして「Rev,from DVL」のダンスを披露。ラストには橋本さんと共に胸元でハートマークを作るも…集まった報道陣からはそのあまりの違いに、ネタ以外の部分で笑いが漏れ出した。2人の身長は橋本さんが151cm、キンタロー。さんが152cmとほぼ変わらないものの、イベント後の取材でキンタロー。さんは「肩の位置の高さは負けてるのに、顔(の大きさ)で追いあげてる。公開処刑です。神様!どういう意図なんですか?」と嘆き、再び笑いを誘う。また今年1年をふり返って、大躍進となった橋本さんは「みなさんのおかげで今年1年は沢山のお仕事をさせて頂き、とっても充実した1年でした」「クリスマスもお仕事。ライヴなのでファンのみなさんとお祝いしたいと思います」と充実の表情で語る。一方のキンタロー。さんは、「環奈ちゃんは今年の顔と言われていますが、私も去年はそう言われている時期があった」と鼻息を荒くするも、報道陣からは「今年いっぱいという噂も…」と声をかけられ、「いや、まだですよ!結婚するまでは(芸能界に)いさせて!」と懇願していた。この日発表されたゲーム「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」は、累計ハンター数450万人(2014年9月時点)を突破したPCゲーム「モンスターハンター フロンティアG」の世界観を引き継いだ開拓シュミレーションRPG。11月27日(木)よりDMMオンラインゲームで正式サービス開始となり、本日(13日)より事前登録がスタートした。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日