ペ・ヨンジュンさん、イ・ビョンホンさん、チャン・ドンゴンさんとともに、元祖『韓流四天王』と呼ばれた、韓国の俳優、ウォンビンさん。テレビドラマ『秋の童話』でブレイクしたウォンビンさんは日本でも高い人気を誇り、2002年には深田恭子さん出演の日韓共同制作ドラマ『フレンズ』(TBS系)にも出演しました。日本でブレイク時、20代半ばだったウォンビンさんも、2021年で44歳に。しかし、現在のウォンビンさんが「日本で活躍していた頃とまったく変わっていない」としてウォンビンの現在に驚きの声本当に40代!?韓国のファッションブランド『OLZEN』の広告モデルを務めているウォンビンさん。2021年4月現在、43歳のウォンビンさんですが、まるで青年のような幼さとさわやかさを漂わせています…!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 올젠 공식 인스타그램(@olzen_official)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 올젠 공식 인스타그램(@olzen_official)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 올젠 공식 인스타그램(@olzen_official)がシェアした投稿 2011年の東日本大震災発生時、「日本のファンから多くの応援を受けただけに、恩返しをしたい」と、日本円で千万円超の義援金をしたことでも知られているウォンビンさん。日本とのかかわりも深いウォンビンさんの現在に、ファンからは驚きのコメントが寄せられています。・ウォンビンさん、ずっとかっこいいけど、年を取らない薬でも持っているのだろうか。・本当に43歳?いまだにめちゃくちゃかっこいいんですけど。・ウォンビン、懐かしい!なのに見た目20代で、ヤバい。2015年に韓国の女優と結婚し、今や1児の父親となったウォンビンさん。俳優として新たな出演作の情報は長い間なく、もしかしたら子育てを優先していたのかもしれません。しかし、こうしていまだに反響を呼ぶあたり、日本での人気は健在。ぜひまた映画やドラマで活躍するウォンビンさんを見たいですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月28日『哭声 コクソン』『アシュラ』『KCIA 南山の部長たち』などで強烈な印象を残す、信頼の置ける名優クァク・ドウォンをはじめ、豪華キャスト共演で話題を呼んだ韓国映画『国際捜査!』が3月12日(金)に公開決定、併せて日本版アートワークと予告映像も完成した。主演のクァク・ドウォンは、本作では異国の地で事件に巻き込まれる元ボクサーの田舎刑事役をコミカルに熱演。さらに、「賢い医師生活」『ゴールデンスランバー』のキム・デミョン、『名もなき野良犬の輪舞』『鬼手』のキム・ヒウォン、「Sweet Home ー俺と世界の絶望ー」『焼肉ドラゴン』のキム・サンホら韓国を代表する名バイプレイヤーたちが脇を固めている。監督を務めたのは、第39回モスクワ国際映画祭で主演男優賞と最優秀アジア映画賞を受賞した傑作社会派サスペンス『ありふれた悪事』のキム・ボンハン。熱気あふれる南国フィリピンを舞台に、予想不可能な展開と俳優陣のケミストリーが生み出す笑い、ひしめく陰謀、さらには激しいアクションの数々に埋蔵金までもが絡み合うエンターテインメント・ムービーとなっている。主人公は、人生初の海外旅行でフィリピンを訪れた田舎警察の刑事ビョンス(クァク・ドウォン)。楽しい日々も束の間、ビョンスは地元の犯罪組織が起こした事件に巻き込まれ、殺人事件の容疑者になってしまう。濡れ衣を晴らすため、ビョンスはフィリピンで観光ガイドになっていた故郷の後輩マンチョル(キム・デミョン)とともに真相を追う。ところが、真実を求めて激しく燃える刑事としての本能とは裏腹に、平和ボケしたビョンスの体力と語学力は全くついてこない。そこに、フィリピンでまさかの再会を果たしたかつての親友ヨンベ(キム・サンホ)が参入し、捜査は予期せぬ方向へ…。果たしてビョンスは濡れ衣を晴らし、再び故郷の地を踏むことができるのか!?コリアン・ポリスの意地と威信を賭けた国際捜査が幕を開ける!『国際捜査!』は3月12日(金)よりシネマート新宿ほか順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:国際捜査! 2021年3月12日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2020 SHOWBOX AND JANGCHOON FILM ALL RIGHTS RESERVED.
2021年02月04日感染爆発のその後を描くノンストップ・サバイバルアクション大作『新感染半島 ファイナル・ステージ』から、主演のカン・ドンウォンや監督のヨン・サンホが語るメイキング映像が初解禁となった。さらに壮大なスケールで描かれ、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられたビジュアルと、20分に及ぶ刺激的なカーチェイスは圧巻。カンヌ映画祭オフィシャルセレクションにも選出され、本国では今年7月に2,338スクリーンで公開されて大ヒットを記録、コロナ禍にあえぐ韓国映画界において“救世主”といわれて話題となった本作。この度解禁となったのは、本作の裏側「製作過程」が見えるメイキング映像。あの感染爆発から4年後、半島は感染者で溢れていた…!元軍人・ジョンソク役のカン・ドンウォンが銃を片手に走り、撃ちまくる。ヨン・サンホ監督は「今の半島がどうなっているか映画を見ながら一緒に楽しんでもらえると思う」とコメントし、撮影準備に1年をかけ、2000平方メートルの巨大セットでキャストたちが感染者と対峙する姿が!前作以上にスケールアップした世界観に主演のカン・ドンウォンは「前代未聞です。映画のハイライトですね」と話す。本作のPRインタビューで「ゾンビとの闘いは難しかった」とふり返っていた彼の言葉通り、こんな動きの速い感染者が大量に襲ってきたら絶望的では…!?妥協ゼロ、本作のキャスト・監督・製作陣全てのスタッフの全力で撮影に挑んだ本気の姿が映画からも分かる。併せて解禁するのは、ふり返ってこちらを見つめるジョンソクの場面写真。スケールアップした世界観と結末は、大きな劇場のスクリーンで見届けたいところだ。『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新感染半島 ファイナル・ステージ 2021年1月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Reserved.
2020年12月31日感染爆発から4年後の世界を描く『新感染半島 ファイナル・ステージ』から、新たにカン・ドンウォンのアクションが光る場面写真が初解禁。さらに、その撮影秘話も明かされた。今回解禁されたのは、半島へと再び戻ってきたものの、かつての面影はなく感染者たちで溢れている様子に言葉を失うジョンソク(カン・ドンウォン)の姿!製作のキム・ヨンホは「前作のレベルで満足したくなかった。もっと新しいものを取り入れる努力をした」と話し、撮影技術、プロダクション・デザイン、特殊効果、振付、CGまで、それぞれの分野で活躍する旬のクリエイターたちが力を合わせて、1年間をかけて撮影の準備を行った。また、半島に義兄チョルミン(キム・ドユン)と足を踏み入れるが途中で半島を仕切る民兵集団・631部隊と感染者の攻撃により離ればなれになってしまったジョンソク。チョルミンの居場所を知ったジョンソクは銃を手に取り、救助へ向かう!半島を脱出するための唯一の方法は、2000万ドルが詰まれたトラックを落ち合い場所である港へ3日間以内に届けること!港へ向かうまでの631部隊による妨害に応戦するシーンや、20分にも及ぶ高速カーチェイスは本作の見どころのひとつ。いまだかつて見たことがないようなカーチェイスについてヨン・サンホ監督は、「特に心血を注いだシーンだ。荒れた都市を背景に繰り広げられるカーチェイスを、現実感があるように作り上げるために大変な努力を傾けた」と解説。激しく闘う人間たちに、感染者の大集団も襲いかかる。あの感染爆発から4年後、感染者たちは光と音に対してさらに敏感になっていた!振付師のジョン・ヨンは、「前作を超える恐るべき感染者たちを創作するために、前よりも洗練された細かいジェスチャーや振り付けを取り入れるように心掛けた」と語る。そのため、本作の感染者たちは前よりもグレードアップし、“特殊技能”を獲得しているかのように見える。「背景の地形を利用したアクションシーンを作り、新しい感染者アクションを生み出したいと思っていた」と話すスタント・ディレクターのハー・ミョンヘン。本作ではさらなるK-ZOMBIEの進化が見られるだろう。さらに、1度観たら忘れられないカーチェイス・シーンに大貢献したジュニ役のイ・レは、「今は、多くの人が大変な思いをして疲れている。そういう人たちに、この映画を観て元気になってほしいし、ギフトになる映画になればいいなと思う。それに、そういう映画になれると信じてもいる」と断言している。『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新感染半島 ファイナル・ステージ 2021年1月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Reserved.
2020年12月26日『新感染 ファイナル・エクスプレス』の感染爆発から4年後の世界を描く『新感染半島 ファイナル・ステージ』がまもなく公開。この度、第一線で活躍し続けるカン・ドンウォンが熱演する主人公ジョンソクの場面写真が初解禁となった。「カン・ドンウォンにしか演じられない役を作り上げた」と語るのは、本作のヨン・サンホ監督。「アクションシーンでも、感情が溢れてくるような役柄だ。彼の目から伝わってくる感情があまりにも強烈で、ついつい引き込まれてしまう」と言わしめた。2016年、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで驚愕と絶賛の嵐を巻き起こし、世界に「K-ZOMBIE」を知らしめた『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編となれば、キャスティングがかなり重要になってくる。カン・ドンウォン自身、前作は劇場で見たそうで、続編への出演に関して「事前に監督とお話しすることが出来て、シナリオ・ビジョンが良いなと感じた」と決め手になったポイントを明かす。カン・ドンウォンをはじめ「すべての俳優がそれぞれのキャラクターにずばりとハマったと思う」とメガホンをとった監督が自信をのぞかせる本作。劇場で“アフターパンデミック”の行方を見届けて。『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。12月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 池袋、TOHOシネマズ 梅田の3劇場にて特別先行上映。(通常料金※ムビチケ、前売り券使用不可)『新感染 ファイナル・エクスプレス』はTOHOシネマズ 日比谷ほかにてリバイバル上映中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新感染半島 ファイナル・ステージ 2021年1月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Reserved.
2020年12月20日『新感染半島 ファイナル・ステージ』が韓国で大ヒットを記録し、日本では2021年元旦に公開される韓国俳優カン・ドンウォン。この度、出演作品全7作品を上映する「カン・ドンウォン特集上映」が実施されることになった。今回上映されるのは、全7作品。今後、是枝裕和が手掛ける初の韓国映画『ブローカー』(仮題)への出演も決定し、ますます注目されるカン・ドンウォンの幻の映画デビュー作を含む、アクション、社会派、大ヒット作まで魅力的なラインアップとなっている。中でも『彼女を信じないでください』は、カン・ドンウォンの映画デビュー作品であり、見逃せない1作。『義兄弟 SECRET REUNION』『MASTER/マスター』では、日本公開に合わせて来日したが、舞台挨拶はどちらもチケットが即完、また『MASTER/マスター』では当時TOHOシネマズ 上野のオープン記念イベントとしてメディアにも多数取り上げられた。さらに、『1987、ある闘いの真実』は、自ら出演したいと監督に願い出たカン・ドンウォンにとって特に思い入れのある社会派作品であり、日本でも大ヒットを記録した見ごたえのある1作となっている。『彼女を信じないでください』(2004)仮釈放された天才的な詐欺師・ヨンジュ(キム・ハヌル)は、列車の中で薬剤師・ヒチョル(カン・ドンウォン)を痴漢と勘違いし、ひと悶着。その後ヒチョルが恋人にプロポーズするために買った指輪を盗まれるのを見て、ヨンジュはそれを取り戻す。指輪を届けにヒチョルの家に行ったヨンジュは彼の恋人として振る舞うはめになり…。『義兄弟 SECRET REUNION』(2010)ソウル市内で起きた銃撃事件で、国家情報員のイ・ハンギュ(ソン・ガンホ)は多くの死傷者を出した責任を問われ組織をクビになった。事件から6年、ハンギュは探偵まがいの稼業で何とか暮らしていたが、ある日、銃撃事件の現場から逃亡した北朝鮮の工作員ソン・ジウォン(カン・ドンウォン)に出くわす。潜伏生活を続けていたジウォンだったが、ハンギュの熱心な誘いで一緒に働くようになり、それぞれの目的を胸に秘めながらも寝食を共にする内に心を通わせていく。そんな頃、彼らの運命を左右する事件が起き…。『群盗』(2014)悪徳官僚や富豪貴族が世の中を支配し、貧しい民ばかりが搾取と弾圧に苦しめられていた朝鮮王朝末期の1862年。極貧にあえぎながら生きてきたトルムチ(ハ・ジョンウ)は、剣豪の武官ユン(カン・ドンウォン)から「特別な仕事」を頼まれたことで、生涯忘れることのできない悲劇に見舞われてしまう。しかし、暴政の転覆をもくろむ盗賊団チュソルに助けられたトルムチは、新たな名前へと生まれ変わり、ユンへの復讐のため驚くべき変貌を遂げていく。民衆を救い、理想の世を築くための反乱は、間もなく運命の開戦を迎えようとしていた――。『世界で一番いとしい君へ』(2014)テコンドー選手を目指していた高校生のデス(カン・ドンウォン)と、アイドルシンガーになることを夢見ていたミラ(ソン・ヘギョ)。17歳という若さで妊娠に直面してしまった2人は家も学校も夢も捨て、生まれてきた息子アルムと3人でかけがえのない家族になった。16歳になったアルムは、成長が急速に進む先天性早老症のため、身体年齢は80歳を超えていた。治療費を稼ぐためがむしゃらに働くデスとミラは、息子と共に明るさを失わずに生きてきた。そんな彼らの人生がドキュメンタリー番組で紹介されることになり、これまで限られた世界しか知らなかったアルムにドキドキする“事件”が起こりはじめる…。『華麗なるリベンジ』(2015)熱血検事ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)は、取り調べ中の容疑者を死に追いやったという濡れ衣を着せられ、一夜にして検事から懲役15年の服役囚へと転落。身の潔白を晴らすことを心に誓った彼は、獄中で知り合った前科9犯の詐欺師ハン・チウォン(カン・ドンウォン)に近づき、「俺の計画に協力してくれたら、お前を出所させてやる」と極秘取引を持ちかけた。バディを組むことになった2人、その空前絶後のリベンジ作戦の全貌とは――。『MASTER/マスター』(2016)悪徳な金融詐欺で巨万の富を築き、いまや政財界をも牛耳るチン会長(イ・ビョンホン)。彼を追う知能犯罪捜査官のキム刑事(カン・ドンウォン)は、会長の側近で天才ハッカーのパク(キム・ウビン)を脅し、捜査へ協力させる。しかし、裏切り者の匂いを察知したチン会長は大金と共に姿をくらましてしまう...。一歩も譲れぬプライドに突き動かされた男たちの戦いは、海を越えた異国の地で激化していく。『1987、ある闘いの真実』(2017)1987年軍事政権下、警察に連行されたソウル大学の学生が、取り調べ中に命を落とした。政府が事実をもみ消すなか、新聞社は「拷問中に死亡した」とスクープする。我慢の限界に達した人々から民主化を求める声が沸き起こり、それは革命へと発展。絶対的権力を相手に、悪政国家を変えようとする民衆が正義のために立ち上がった…!「カン・ドンウォン特集上映」は1月8日(金)~1月14日(木)、シネマート新宿、シネマート心斎橋にて上映。当日料金:一般・大学生・シニア 1,400円均一(text:cinemacafe.net)■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.群盗 2015年4月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2014 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND MOONLIGHT FILM ALL RIGHTS RESERVED.MASTER/マスター 2017年11月10日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 2016CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA.ALLRIGHTS RESERVED1987、ある闘いの真実 2018年9月8日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開(c)2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED
2020年11月19日『新感染 ファイナル・エクスプレス』衝撃から4年後の世界を描く『新感染半島 ファイナル・ステージ』。この度、カン・ドンウォン演じるジョンソクVS感染者のメインカットをはじめ、廃墟と化した半島の港、ウイルスにより凶暴化した感染者などをとらえた全11点の場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。ジョンソクたちがある任務のため再び足を踏み入れることになる半島は、すっかり荒廃し、以前の面影なく不穏な空気を漂わせている。そのほか、本作の見どころのひとつであるド派手なカーアクションを連想させる車の走行シーン、車両に身を隠し、息を潜めて様子を伺うジョンソクとミンジョン(イ・ジョンヒョン)の姿などを収めた場面写真も。ウイルスによって狂暴化した感染者や、かろうじて生き残るも人間性を失ってしまった生存者の姿などパンデミックがいまなお続く恐怖が表現され、その世界観が溢れだしている。『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新感染半島 ファイナル・ステージ 2021年1月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Reserved.
2020年11月10日「ドラマ出演料は年々高額化しています。男性俳優のネームバリューにより海外への版権が売れることが多いので、男性俳優の出演料は特に高くなります。1話あたり1億ウォン(920万円)以上は“超一流スターの証明”といってよいと思います」(韓国芸能プロダクションWAYSカンパニー代表のパク・ジョンウォン氏)Netflixによる『愛の不時着』『梨泰院クラス』人気で、韓流ドラマがまた世界的に脚光を浴びている。そこで、本誌は現在の韓国芸能界で、トップギャラのスターリストを入手した!(連ドラにあまり出なくなった40歳以上の“レジェンド”俳優は除外)数多くの韓流ドラマの字幕を手掛ける翻訳家・金光英実さんはこう語る。「通例、俳優と所属事務所では出演料の取り分は5対5ですが、超大物の韓流スターになると、そのギャラ比率が8対2になることも。出演料の交渉は事務所がおこないます。事務所は俳優のマネージャー、メークなどの人件費や移動車両などの経費を支払う必要があり、俳優のランクが上がるほど、事務所のギャラ比率は下がっていくことが多いため、出演料はさらに高額化していくのです」ちょうど1話1億ウォンのギャラに到達したのが、ソン・ジュンギ(35)、イ・ジョンソク(31)、イ・スンギ(33)、チョ・ジョンソク(39)、チュ・ジフン(38)だ。「ソン・ジュンギは『太陽の末裔』(’16年)でアジア圏で大ブレーク。ドラマ『あなたが眠っている間に』(’17年)でSBS演技大賞最優秀演技賞に輝いたイ・ジョンソクは同作で1億ウォンの大台に。“国民の弟”のキャッチフレーズを持つイ・スンギも除隊後の『花遊記』(’17年)で1億ウォンに到達しました。今年『賢い医師生活』で大ブレークし、シーズン2の制作も決まったチョ・ジョンソクも1億ウォンに突入。この作品に愛着がある彼は、“少しでも制作費削減の手助けに”と、ギャラを自ら減額提案したことが韓国テレビ局内で“美談”として話題になっています。Netflix最初のオリジナル韓国版ドラマ『キングダム』に出演したチュ・ジフンは今年度の『フォーブス・コリア・パワーセレブリティ40』にも選ばれていました」(韓国テレビ局関係者)1話1億~1億2千万ウォン(1千100万円)ランクには『愛の不時着』で共演したヒョンビン(38)とソン・イェジン(38)の名が!「ヒョンビンは『ジキルとハイドに恋した私』(’15年)で1億ウォンの大台に乗りました。今回の『愛の不時着』の大成功で、次回作では1億5千万ウォンにまで上がる可能性もあると思います。同じくイェジンもギャラが1億2千万ウォンに跳ね上がったといわれています」(前出・韓国テレビ局関係者)前出の金光さんはこう語る。「ヒョンビンさんは断トツの好感度。出演作品がほぼ確実に人気になることで出演料が高くなるのも必然です。ソン・イェジンさんは昔から映画部門でも『キャスティングしたい女優1位』でした」チョン・ジヒョン(39)もイ・ミンホ(33)も同額だ。「’18年1月に第2子を出産したチョン・ジヒョンは今も引っ張りだこ。来年のドラマ『智異山』に出演するギャラはまたも1億ウォン以上です。イ・ミンホは今年の『ザ・キング』で1億2千万ウォン。相変わらず高値安定です」(前出・韓国テレビ局関係者)ちなみに、もうすぐ1億ウォンに達する俳優候補筆頭にあがったのが、『梨泰院クラス』のパク・ソジュン(31)だった。「彼はスキャンダルがなく、のべ30本以上のCM出演を誇ります。1本の契約料は4億~5億ウォン(3千700万~4千600万円)といわれ、今回の『梨泰院クラス』でドラマギャラも8千万ウォン(740万円)以上になったといわれています」(前出・韓国テレビ局関係者)『愛の不時着』コンビを差し置いて、栄光のギャラ1位の座に輝いたのは、キム・スヒョン(32)で1話2億ウォン(1千840万円)!「’13年のドラマ『星から来たあなた』で、すでに1億ウォンを突破していました。彼は中国での人気も非常に高く、中国のバラエティ番組に出た際のギャラが8億5千万ウォン(約7千800万円)だったのではという話も。除隊後初の本格復帰作となる今年の『サイコだけど大丈夫』は2億ウォン以上といわれています」(前出・韓国テレビ局関係者)来年はこのランキングがどう変わるか、作品とともに楽しみたい。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月05日オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある動物保護施設『リンドウウェイ・ファーム』。動物の救助活動などをInstagramで紹介しています。ここにいる、種別を超えた友情を見せる2匹がいるのだとか。種類を超えた友情に心温まるウォンバットのウォーリーと、カンガルーのバギーが出会ったのは赤ちゃんの頃。『The Dodo』によると、ウォーリーは道に倒れていた母の袋から助けられ、バギーはゴルフ場で保護されたといいます。2匹はすぐに仲良くなり、追いかけっこをしたり一緒に寝たりしている様子。お互いにかけがえのない存在なのでしょう。 この投稿をInstagramで見る Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2020年 5月月28日午後5時20分PDT この投稿をInstagramで見る Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 5月月22日午前3時22分PDT この投稿をInstagramで見る Holly Harris(@lindoway_farm)がシェアした投稿 - 2019年 7月月30日午前5時24分PDT投稿には、「2匹はもう親友だね。離れ離れになんかできない」「感動した!素晴らしい動画」「種類なんて関係ないよ」などのコメントが寄せられていました。この保護施設に来なければめぐり逢わなかったであろう2匹。これはもう、運命なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年08月06日『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後の世界を、カン・ドンウォン主演で描く『PENINSULA』(原題)が、現地時間7月15日に韓国で公開スタート。爆発的ヒットを記録している。パンデミックが半島を襲ってから4年後――。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソクは、ある任務を遂行するために半島に戻ってくる。任務とは、チームを組み制限時間内に大金が積まれたトラックを回収して半島を脱出すること。チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調にトラックを手に入れるも、突如としてユニット631と呼ばれる民兵集団に襲われてしまう。危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン母娘。彼らは共に半島を脱出するために協力する…。釜山行き高速列車の惨劇を描いた『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、突如起った感染爆発で絶体絶命の中、親子や夫婦、若き恋人たちが愛するものを守るため、捨て身の覚悟で立ち向かう感動パニック映画。主人公をコン・ユが演じたほか、感染者に立ち向かっていくマ・ドンソクの熱演も話題に。そこから4年後の半島を舞台に描くのが、本作『PENINSULA』(原題)。人間を凶暴化させる謎のウィルスの感染爆発で荒廃したソウルに、ある任務を果たすため戻ってきた主人公の元兵士(カン・ドンウォン)が、窮地を救われた母子と共に半島からの決死の脱出を図るストーリー。2020年カンヌセレクションに選出され、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられた圧倒的世界観を誇るビジュアルや、20分に及ぶ刺激的なカーチェイスなどが話題なった本作が、ついに韓国で公開スタート。日本と同じく、感染対策のために座席数を減らしての興行の中だったが、2020年のオープニングNo.1となる35万2926人を動員、公開後5日間で動員180万人を突破し、週末動員ランキングも圧倒的1位と、大ヒットスタートを切った。『PENINSULA』(原題)は2021年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:新感染 ファイナル・エクスプレス 2017年9月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.
2020年07月20日「黒騎士~永遠の約束~」『江南ブルース』のキム・レウォンと「椿の花咲く頃」コン・ヒョジンの豪華共演で、韓国で大ヒットを記録したラブコメ映画『最も普通の恋愛』が7月31日(金)より公開することが決定した。恋人と別れてまもない男女2人の出会いから始まる本作は、多くの恋愛映画で描かれた恋に落ちる過程や始まりのトキメキだけでなく、未練や後悔、怒りなど、別れの後に残る苦しみまでもリアルに描写。多くの共感と絶賛を集め、韓国で292万人を動員し、2019年ラブコメNo.1の大ヒットを記録した。主演を務めたのは、韓流第一次ブームを牽引したキム・レウォン。近年の出演作である『江南ブルース』で厳しいヤクザの世界でしたたかに生き抜く男、「ドクターズ~恋する気持ち」では懐深い医師など、映画からドラマまで幅広い役柄を演じてきた彼が、本作では酒に酔うと未練がましく別れた恋人に電話をかけたり、メッセージを送ったりしてしまうジェフン役を好演。気難しそうに見えてもどこかカッコ悪く、冷たいようで相手を思いやり情に厚い、史上最高のギャップ萌えキャラクターを作り上げている。また、ヒロインを演じるのは、先日開催された第56回百想芸術大賞において「愛の不時着」や「梨泰院クラス」を抑えてテレビドラマ部門の大賞を受賞し、地上波ドラマとして2019年最高視聴率23.8%を記録した「椿の花咲く頃」のコン・ヒョジン。本作では恋愛に幻想を抱かないソニョン役に扮し、クールで強気な姿を見せる一方で、実は愛に対してトラウマを抱える姿を披露する。その飾り気のないリアルな演技が口コミで大きな話題を呼び込み、“ラブコメの女王”としての実力を遺憾なく発揮する。2人は2003年のドラマ「雪だるま~Snow Love~」以来、実に16年ぶりの共演。完璧に息の合ったかけ合いによる、ウィットに富み、心に響くセリフやエピソードは共感度MAX。過ぎてみれば“普通”でも、自分にとっては“特別”な、恋愛の奥深さを思い起こさせてくれるだろう。ストーリー婚約が破談になったのに未練タラタラのジェフン(キム・レウォン)。いつものように二日酔いで始まった朝、知らない番号の誰かと夜中に2時間も電話した履歴を見つけ、その相手が職場に新しく入ってきたばかりの同僚ソニョン(コン・ヒョジン)だと知る。元カレの裏切りで破局したソニョンは恋に幻想を抱かず、終わった恋にはすっぱりと見切りをつける現実女子。新たな職場に出勤した初日、あらゆる文句を浴びせて彼氏と別れた現場を上司となるジェフンに目撃されてしまう。出会ってわずか1日で、仕事より互いの恋愛について詳しく知ることになった2人。お互いに“情けない” “あきれた”と文句を言いながらも、次第に気になる存在になっていき…。『最も普通の恋愛』は7月31日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月11日韓国の男性アイドルグループ・SUPER JUNIORのシウォン(33)が4月1日、自身のTwitterを更新。日本のファンに向けて日本語で新型コロナウイルス感染予防を呼びかけた。’19年11月にユニセフ・アジア親善大使を任命されるなど、普段から世界に向けてメッセージを発信しているシウォン。この日は、「適切な『社会的距離』を置くこと!マスク使用!よく手洗い、うがいをすること!(以下略)」と日本語でツイートを行い、新型コロナウイル感染予防への取り組みを呼びかけている。社会的距離とは、感染リスクを抑えるために一定の距離を保つこと。世界では『ソーシャルディスタンス』と呼ばれ、イタリアや英・ロンドンなどではスーパーへの入場規制を設け、店内で客同士の距離を1mから2mあける対策が取られている。シウォンは、先月22日にも日本語で「コロナの影響で世界は混乱と困難に不確定な未来への恐怖に満ちています。しかし、寒い冬でも必ず春は訪れて、災害が襲ったところでも、必ず新たに回復されて、傷ついた心も、時間が経てば治癒されるように、私たちは再び立ち上がることを信じています」とツイートしている。感染拡大は、グループの活動にも影響を及ぼしている。SUPER JUNIORは、日本政府が韓国からの入国制限措置を発表したことを受け、先月25日、26日にさいたまスーパーアリーナで予定していた公演を中止。チケットの払い戻しを行うとしている。シウォンのツイートは、投稿から4時間あまりで約5,000件拡散されており、ファンからは《わかりました!必ずうがい手洗いしっかりさせていただきます!》《シウォン君も十分気を付けてね》《日本語ありがとう!元気出る》といったコメントが寄せられている。
2020年04月01日韓国の歌手で俳優のリュ・シウォン(47)が再婚することが分かった。韓国の所属事務所が1月22日に発表した。日本では’04年に出演ドラマ『美しき日々』がNHKで放送され、ブレイク。同年、アルバム『約束』で歌手デビュー。来日時には羽田空港に約2,000人のファンが殺到するなど、日本でも韓流スターとして人気を博した。所属事務所のアルスカンパニーはこの日、「リュ・シウォンが2月中旬に年下の一般女性と結婚することになった」と発表。「予備新婦(フィアンセの意)は平凡な一般人で、思考深い心と思いやりの心、明るくて積極的な性格を持ち、リュ・シウォンとは知人を通して自然に縁を結んで、愛を育ててきた」と明らかにした。つづけて「予備新婦が公人ではないため、挙式は二人の意向により家族と親戚、近しい知人たちと非公開で行う。結婚式に関する細部事項について公開することが難しい点のご了承をお願いします」と伝えた。リュ・シウォンは’10年に前妻の一般女性Aさんと結婚。しかし’12年3月に離婚調停を申請し、’15年に離婚が成立した。第一子の娘がおり、親権はAさんが持っている。
2020年01月23日ベネディクト・カンバーバッチ主演、『ドクター・ストレンジ』の続編が、来年撮影開始になるようだ。ウォン役のベネディクト・ウォンが、「デンバー・ポップ・カルチャー・コン」で明らかにした。「もう脚本家が仕事を始めているっていうのは知っている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアで会った人。来年中には撮影が始まるんじゃないかな」と語っている。昨年12月、「The Hollywood Reporter」が、前作の監督を務めたスコット・デリクソンが続編の契約も結んだことを報じた。デリクソン監督は前作でジョン・スペイツとC・ロバート・カーギルと脚本も担当したが、続編の脚本家に関してはマーベルが新たに探しているとも伝えていた。ウォンが「会った」という脚本家が誰なのかは不明だ。まもなく公開となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で「フェーズ3」が幕を閉じるマーベル・シネマティック・ユニバース。『ドクター・ストレンジ』の続編は『Black Widow』(原題)、『The Eternals』(原題)などとともに「フェーズ4」に属する。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開© 2016MARVEL
2019年06月06日デザートバー「ジャニス・ウォン」より、オリジナルのチョコレート「ジャニス・ウォン アートチョコレート 2018」が登場。2018年11月13日(火)から2019年3月31日(日)までの期間限定で発売される。“食べられるアート(edible art)”の第一人者として知られる、アジアを代表する女性シェフ&アーティストのジャニス・ウォン。期間限定で発売されるチョコレートボックス「ジャニス・ウォン アートチョコレート 2018」は、同じものが二つとない、手作りのチョコレートが詰め込まれている。ボックスの中には、5つのカラフルなチョコレートが並ぶ。まるでアートのような、「ジャニス・ウォン」らしい五感で味わうスイーツだ。味は、コク深い甘みの「黒糖」や、ピリッと辛い「レッドチリ パディ」、「カラマンシー小夏」、「パンダンココナッツ」、「バーベキュープラリネ ポップロック」など、故郷のシンガポールを思わせるフレーバーを用意する。【詳細】ジャニス・ウォン アートチョコレート 2018発売日:2018年11月13日(火)~2019年3月31日(日)販売場所:ジャニス・ウォン デザートバー住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F エキソト価格:1,950円+税 ※数量限定
2018年11月15日2008年に本屋大賞を受賞し、2010年には堺雅人主演で映画化され大ヒットした伊坂幸太郎原作「ゴールデンスランバー」が、人気俳優カン・ドンウォンを主演に韓国でリメイク。その日本公開が決定した。公開に併せて、韓国版『ゴールデンスランバー』のポスタービジュアルも解禁されている。■ストーリー人気アイドル歌手を強盗から救い出し、国民的ヒーローになった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。ある日、久しく会っていなかった友人ムヨル (ユン・ゲサン)から突然連絡が来る。再会の喜びも束の間、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告して自爆。大統領直属の機関である国家情報院はゴヌを暗殺犯と断定し、マスメディアが一斉に報道。大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか――?■伊坂幸太郎も納得の作品、韓国版『ゴールデンスランバー』今回解禁されたポスタービジュアルは、「逃げて、逃げて、生きまくれ!」 というコピーの通り、暗殺犯に仕立てられ逃走するカン・ドンウォンの躍動感溢れるショットが印象的な一枚だ。「本屋大賞」「山本周五郎賞」に輝いた伊坂幸太郎の傑作ベストセラーを原作に、強大な国家の陰謀に巻き込まれた平凡な一人の宅配ドライバーの逃走劇が描かれている本作。観光名所として知られる光化門広場で韓国映画初となるロケを敢行し、撮り直しのきかない一発勝負の爆発シーンを臨場感たっぷりに激写している。原作者の伊坂幸太郎氏も「オリジナルのアイディアが盛り込まれ、カン・ドンウォンさんの魅力が炸裂するソウル版『ゴールデンスランバー』、楽しませていただきました!」とコメントを寄せるほど完成度の高い作品に仕上がっているようだ。■タイトル通り、テーマソングはビートルズの「Golden Slumbers」本作のテーマソングは、ビートルズの解散直前にポール・マッカートニーが完成させた名曲「Golden Slumbers」。その情緒的なメロディーと、誰も信じられない絶望的な状況のなかで主人公ゴヌの心を支える高校時代の友人たちの存在が観客の胸を熱くするだろう。『ゴールデンスランバー』は2019年1月12日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年10月11日ジャニス ウォンがつくり出す、シックで幻想的な空間「NEWoMan SHINJUKU」にあるデザートバー「JANICE WONG」は日本初出店のお店。シェフでもありアーティストでもあるジャニス ウォンは、シンガポールでも人気があり、アジア最優秀パティシエに選ばれたことで、高く評価されている人物です。店内はジャニス ウォンのテーマカラーである黒を基調とし、シックで落ち着いた空間を演出しています。キッチンとカウンター席が一体となっているライブキッチンでは、お客さんの目の前でデザートをつくりあげます。五感で楽しめる、遊び心満載の「JANICE WONG」のアートのようなデザートに魅了されてみませんか。食×アートのコラボレーション! 「JANICE WONG」ジャニス ウォンの作品には「アシェットデセール(皿盛りのデザート)」と「エディブルアート(食べられるアート)」があります。アシェットデセールは出来立てを美しくおいしく提供するために、食材へのこだわりも徹底的。温度の違いや、時間が経つにつれて変化する口当たりなどを綿密に計算することで、一口一口違う味を楽しむことができます。エディブルアートはマシュマロの天井やチューイングガムのしずくでつくった壁など、本当に食べられるものだけで創る大型のアート作品で、その時々のテーマごとに内容も変わります。食べるのがもったいないほどの美しさです。見た目も楽しめる! パティシエのライブパフォーマンス店内の中央にあるライブキッチンでは、オーダーしたデザートがつくられる工程を目の前で見ることができます。まるで宝石のような美しさのあるデザートがどのような手順でつくられていくのか、興味がある人も多いのでは。店内でデザートをつくる工程が見られるのも「JANICE WONG」ならではです。メインをお皿に配置してから、繊細なトッピングをふんだんに盛り付けていきます。トッピングにはフルーツソースやフレーバーといったスタンダードのものから、柚子のキャビアやタケノコの照り焼きなど、独特な食材も使用。普段味わうことのない斬新なアートのようなデザートを体験してみてください。「JANICE WONG」では計算され尽くした食感、味覚、食材の温度により、その場でしか食べられないおいしさを体験することができます。デザートの概念を覆すような斬新な一皿に出会えます。スポット情報スポット名:JANICE WONG住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F電話番号:03-6380-0317
2018年05月14日アジア最優秀パティシエ、ジャニス ウォンがつくる店内「NEWoMan SHINJUKU」にある「JANICE WONG」は、アジア最優秀パティシエに選出された「ジャニス ウォン」が織りなす美しいデザートを楽しめます。黒を基調とした店内には、ジャニスの作品が展示されており彩りのある空間。キッチンとカウンターが一体となったライブキッチンでは、お客さんの目の前で、オーダーしたデザートをつくるといったパフォーマンスも見ることができます。日本の春を表現! 筍やしそを使用した「カシスプラム」「カシスプラム」2,106円(税込)は、日本の春をイメージしてつくられた、カシスとしそ梅酒の冷たいデザートです。柔らかいカシスのパルフェの中に、ふわふわのエルダーフラワー香るヨーグルトを詰めて、しそ梅酒のゼリーで蓋をしています。プチプチの柚子キャビア、たけのこの照り焼きをトッピングするなど、独創的な食材で織りなす一皿です。ふわっととろけるエアリーな食感「チョコレートH2O」「チョコレートH2O」1,728円(税込)は、「チョコレートもカロリーを気にせず楽しみたい!」という人の思いに応える嬉しいデザートです。50%がチョコレート、50%が水で作られたチョコレートと水のムースは、見た目以上に軽い食感でやみつきに。塩キャラメルソースとの相性も良く、口の中でふわっととろけるのが特徴です。アスパラとキャラメルのコラボ「アスパラガスガーデン」「JANICE WONG」のデザートは、甘いだけではなく、塩味の効いたプレートや野菜・フルーツなど素材の特徴を活かしたプレートもあります。「アスパラガスガーデン」は、春のデザートコースの一品、デザートにアスパラガスを使用したデザートです。色鮮やかなグリーンアスパラガスのフランに、ホワイトアスパラガスと塩キャラメルを組み合わせ、さわやかな白バルサミコ酢をアクセントに。大人の風味に仕上げています。「JANICE WONG」のデザートは、フルーツに限らず季節の素材もふんだんに使用した逸品。四季折々の美しさを表現する新感覚の“アート”のようなデザートに出会えます。スポット情報スポット名:JANICE WONG住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU2F電話番号:03-6380-0317
2018年03月19日バリー(BALLY)と食用アートの第一人者であるジャニス・ウォンのコラボレーションによる「SUPRAコレクション」が登場。“食べられるアート”という食とアートの融合をテーマに、五感で楽しめるデザートを提案しているジャニス・ウォン。今回彼女が日本の春を象徴する「桜」をテーマにした繊細なスイーツを作り上げた。コレクションから展開されるトートバッグと財布には、その桜スイーツのプリントが施されている。桜はピンクからブルーそしてパープルと、鮮やかなグラデーションで色合いが美しく変化。カラーはクリーンなホワイト、フェミニンなピンク、そしてネイビーの3色だ。なお、トートバッグのストラップは長さの調節が可能な優れもの。特別なバッグと財布で一足早く春を感じてみては。【詳細】SUPRAコレクション店頭で発売中価格例:トートバッグ 86,400円(税込)取り扱い:バリーウィメンズショップ及びオンラインストア【問い合わせ先】バリー 銀座店TEL:03-6264-5471
2018年02月17日©YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒いですがお元気でお過ごしですか?シネマの時間第22回は、もうすぐバレンタインということで”恋愛映画”をピックアップ!『恋する惑星』『ブエノスアイレス』などで知られるウォン・カーウァイ監督が、1990年に手がけた長編第2作『欲望の翼』。1960年代の香港において、若者たちが織り成す恋愛模様を疾走感あふれる映像美で描き、カーウァイ監督の名を一躍世界に知らしめた青春群像劇『欲望の翼』をお送りします。『欲望の翼』は、ウォン・カーウァイ監督独特のスタイルが確立された原点と言え、実際に本作のモチーフは名作『花様年華』『2046』へと引き継がれています。「第10回香港電影金像奨」で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞(レスリー・チャン)を、第28回金馬奨で最優秀監督賞を受賞!クエンティン・タランティーノや、昨年のオスカーに輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスといった監督も影響を公言し、2015年にNY・メトロポリタン美術館で行われた「鏡の中の中国」展の芸術監督も任されるなど、ジャンルや国境をも超えて世界的に今なお注目されるウォン・カーウァイ監督。劇中では、レスリー・チャン演じる主人公のヨディが「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」とサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)に話しかけ恋仲になる場面なども見どころで、ドラマティックな音楽やファッション性など女性に人気の映画だと言われるのも納得です。豪華トップスターの織りなす、刹那的で疾走感溢れる演出と映像美をご堪能ください。■映画『欲望の翼』 STORYー1960年代の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇1960年代の香港。「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」サッカー競技場の売店の売り子スー・リーチェン(マギー・チャン)は、ある日ヨディ(レスリー・チャン)という青年にそう口説かれます。1度は断ったスーでしたが、やがてヨディに惹かれはじめ恋仲になります。けれど、結婚を望むスーに対してヨディにはそのつもりはなく、傷ついたスーはヨディの元を去ることに。ヨディは実の母親を知らず、養母に育てられたのですが、そのことが彼の心に影を落としていました。ある日、ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と出会い一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で美しい彼女に恋をしてしまいます。一方、スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へ訪れ、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)は、そんな傷ついた彼女を慰め、想いを寄せるようになるのですが……。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する生きることが苦手な都会の若者たち。それぞれの愛、運命、そして異郷への夢。「脚のない鳥がいるそうだ。飛び続けて疲れたら風の中で眠り、一生に一度だけ地上に降りる。それが脚のない鳥の最期の時だ」という物語の伏線ともいうべきヨディの台詞は、テネシー・ウィリアムズの小説『地獄のオルフェウス』の一節です。香港映画史上最も美しく最もミステリアスな1本。閃光のごとく疾走していく彼らの未来が、香港という街の魅力も合間ってパラレルに描かれ魅力的です。■香港のバレンタインデーもうすぐバレンタインデーが近いということで、香港の情人節についてもご紹介しましょう。香港や中国では、バレンタインデーは「情人節」と呼ばれています。情人は恋人を表し、この日のカップルたちは日本以上に盛り上がります。愛し合うふたりにとっては、誕生日や結婚記念日の次に大切な日。日本では、女性から本命のほか会社の上司や同僚など、女友達にもチョコレートを配るコミュニケーションの一環としての義理チョコ文化が定着していますが、香港では逆に男性から思いを寄せる本命にその気持ちを表し、花束などのプレゼントを贈ります。情熱的な愛の表現を求める香港の女性たちのために、街中ではアクセサリーショップやデパートなどでバレンタイン商戦も盛んで、プレゼントを選ぶ男性やカップルで賑わうそうです。世界各国、バレンタインデーひとつとっても違いがあって、面白いですね!■映画『欲望の翼』作品紹介2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー公開!オフィシャルサイト原題:阿飛正傳/DAYS OF BEING WILD監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン製作総指揮:アラン・タン撮影:クリストファー・ドイル編集:パトリック・タム美術:ウィリアム・チャン音楽:ザビア・クガート、ロス・インディオス・タバハラス製作年:1990年製作国:香港上映時間:95分字幕翻訳:寺尾次郎配給:ハーク© 1990 East Asia Films Distribution Limited and eSun.com Limited. All Rights Reserved.■映画『欲望の翼』キャストレスリー・チャン=ヨディマギー・チャン=スー・リーチェンカリーナ・ラウ=ミミトニー・レオン=ギャンブラーアンディ・ラウ=タイド(警官)ジャッキー・チュン=サブ(ヨディの友達)レベッカ・パン=レベッカ(ヨディの養母)絵・文=諸戸佑美(アートディレクター・編集ライター・イラストレーター)
2018年02月08日『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』などで知られるウォン・カーウァイ監督の第2作目となる映画『欲望の翼』のデジタルリマスター版が、2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国の劇場で順次公開される。映画監督ウォン・カーウァイ1988年に監督デビューしたウォン・カーウァイ。一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳や、意表を突く選曲センスなど、観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。クエンティン・タランティーノや、第89回アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督も影響を公言しているほか、ファッション界では2015年にNY・メトロポリタン美術館で行われた「鏡の中の中国」展の芸術監督も務めるなど、ジャンルや国境をも超えて支持されている。日本での上映権が消失していた幻の作品その色褪せることない作品群の中でも、今回リバイバル上映が決まった『欲望の翼』は、2005年以降日本での上映権が消失している、ある意味幻の作品。Bunkamuraル・シネマが2017年5月に開催したウォン・カーウェイ特集でも上映は叶わず、スクリーンでの上映は実に13年ぶりとなる。ウォン・カーウァイ作品の原点レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、トニー・レオン、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン。“香港映画史上最初で最後”と評されたほどに豪華な6人のトップスターを起用した本作は、1960年代の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇。それまでの香港映画と一線を画す、浮遊感と疾走感の入り混じる語り口と映像美で知られる作品だ。モノローグの多用、時系列に沿わないストーリー、印象的な音楽と、ウォン・カーウァイ監督独特のスタイルが確立された原点であり、実際に本作のモチーフは、後に製作された名作『花様年華』、そして『2046』へと引き継がれている。ポスタービジュアルは、ウォン・カーウァイの手によって当時の香港の空気感がそのまま閉じ込められたかのような仕上がり。そこに刻まれた、主人公ヨディ(レスリー・チャン)がスー(マギー・チャン)に語りかけるセリフーー「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ーーは、ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフで魅せる“カーウァイ節”たっぷりの言い回しで、本編の内容に期待が高まるものとなっている。作品情報映画『欲望の翼』公開日:2018年2月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開監督・脚本:ウォン・カーウァイ製作:ローヴァー・タン製作総指揮:アラン・タン撮影:クリストファー・ドイル美術:ウィリアム・チャン原題:阿飛正傳/DAYS OF BEING WILD1990年/香港/95分/カラー/モノラル© 1990 East Asia Films Distribution Limited and eSun.com Limited. All Rights Reserved.■あらすじ「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ヨディ(レスリー・チャン)はサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)にそう話しかける。ふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)はそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
2017年11月20日2000年にモデルとしてデビューし、2003年にドラマ『威風堂々な彼女』で俳優に転身して以降、韓国映画界にはなくてはならない存在となったカン・ドンウォンさん。映画『MASTER/マスター』では初めて刑事役を演じ、激しいアクションシーンにも挑戦しています。そんな彼が「俳優生命が終わった」と思わず悲観したほどのケガを負った場面とは?撮影現場で体験したこと、ご本人の結婚観についても語っていただきました。写真・水野昭子 文・尹 秀姫初めての役柄での苦労は?--今回カン・ドンウォンさんが演じたのはキム・ジェミョンという刑事の役ですが、今まで演じた役のなかで一番難しかったそうですね。この映画は腐敗した政治や社会に挑むという内容ですが、悪に対抗するジェミョン自身には何か具体的な動機があるわけではないんですよ。彼自身が何か不利益をこうむったりとか、個人的に復讐したい理由があるわけではなく、ただ社会正義を実践したいという想いがあるだけで。もちろんそれも十分な動機かもしれませんが、映画のキャラクターとして考えると少し弱い気がして、感情をとらえるのに苦労しました。僕が今まで演じてきたなかで一番男性的だったということもあります。僕はあまりマッチョ的な人間ではないので、そういう点も難しかったですね。それと、僕は普段ゆっくり静かにしゃべるタイプなんですが、ジェミョンはすごく早口なんです。これは僕がそういうふうに役作りしたからなんですけど。映画のランニングタイムが気になってしまって(笑)。--初めての刑事役を演じるうえで準備したことは?監督からの要望で、体を大きくするために運動して鍛えました。アクション・チームからはボクシングをやってほしいとも言われましたね。個人的にはリズムよく早いテンポで台詞が言えるように準備しました。--先輩であるイ・ビョンホンさんと後輩のキム・ウビンさんとの共演はいかがでしたか?僕は2人のほぼ真ん中くらいの年齢ですが、特に架け橋的なことはしてないです(笑)。ビョンホン先輩とはあまり撮影が重ならなかったので、僕は主にウビンと遊んでました。ウビンとは毎日顔を合わせて、一緒にご飯を食べたり運動したりして、すごく仲良くなりました。ビョンホン先輩は時々現場に現れて、お酒をおごってくれました(笑)。2人とも演技はうまいし、それに口が大きいんですよ。声も発音もよくて、声量もある。特にビョンホン先輩は演技に入った時の集中力がずば抜けていて素晴らしいと思いました。たくさん刺激をもらいました。--撮影していて大変だったことは?マニラで1か月撮影をしたんですが、暑くて大変でした。朝から気温が30度を越えるんですよ。撮影したのがマニラのスラム街だったので、想像していた以上に人々の生活が厳しいものだと感じました。最初はそういうのを見るだけでも胸が痛かったですね。この映画は腐敗した社会や政治を描いた作品なので、貧富の差の激しさを感じるにつけ、胸に響くものがありました。--激しいアクション・シーンが多かったですが、苦労した点は?撮影中に危険な事故がありました。僕が車に乗っていて、向かい側の車に襲撃されて窓ガラスが割れるというシーンだったんですけど、僕としては1テイクでうまくいったと思ったんです。ところが監督から、顔がよく見えなかったからもう一度撮ろうと言われて。今度は顔がよく見えるように外に顔を向けていたら、突然パーンッ!という破裂音が聞こえて、僕のほうにガラスの塊が飛んできたんですよ。とっさに避けたんですけど、頭にぶつかって、破片が顔に刺さりました。車のサイドミラーで顔を見たら、頭から血がドクドク流れて、顔が真っ赤に染まってて。首にもガラスが刺さっていたので「ああ、ぼくの俳優生命はこれで終わりだ」って、引退を覚悟しました(笑)。すぐに病院に行って、傷の内側は3針、外は4針縫いました。--では、ぜひ観てほしいアクションシーンは?どのシーンで僕の顔にガラスが刺さったのかを確認していただきたいですね(笑)。顔が映っている場面はすべて僕自身がアクションをやっています。カー・チェイスのシーンはすごく楽しかったですよ。大きな車をガンガンぶつける感じで。そしておそらくDVDを購入していただくと観られると思いますが、映画本編ではカットされた場面もぜひ観ていただきたいです。そこが一番苦労して撮ったシーンなので(笑)。そのシーンについて僕はシナリオの段階で監督に「このくだりは必要ないんじゃない?」って言ってたんですよ。でも監督は絶対に必要だ!と言うので撮ったんですけど。監督が編集室で作業している時にこのシーンは必要ないなって気づいたそうで、後から飲みに誘われて、正式に謝罪されました(笑)。結婚観に関する意外な過去とは?--キム刑事は正義感が強く仕事に生きるタイプですが、キム刑事の部屋に行ったウビンさん演じるジャングンがすぐに「結婚はしていないな」と見抜く場面がありました。カン・ドンウォンさん自身の仕事観・結婚観は?僕もそれなりに正義感が強いタイプだと思います。キム刑事について、ある人に「ただ正義のためだけに戦うのではあまり魅力がないのでは?」と言われた時も、「正義のために戦う男は、十分魅力的だと思いますよ」と答えました。僕とジェミョンは似ている部分も多々ありますが、仕事が違いますよね。僕は俳優としてできることを探している感じです。僕の結婚観、ですか…。性格的に、結婚できるのかなって(笑)。僕は子どもの頃から両親に「僕は結婚しないよ」って言ってたんですよ。そのたびに「先のことはどうなるかわからないよ」と言われていたけど、この先どうなるか、自分でもわかりませんね。--韓国映画は世界的にも強いパワーを持っていると感じますが、そういったことを実感することはありますか? 韓国映画のパワーの源は何だと思いますか?海外の映画祭に行くと、僕たちが思っている以上に韓国映画を高く評価していただいていると思います。実際、そういう記事はよく見ていたんですが、僕が直接聞いたわけではないので、書かれていることをすべて鵜呑みにはできないですし。それに興行成績が飛び抜けて高いわけではないので、僕としては疑問だったんですよ。「韓国映画が評価されているというのなら、なんでこんなに観に行く人が少ないんだろう?」って(笑)。でも、実際に海外の映画製作者に会うと韓国映画が好きだと言われるので、そういう時はきちんと仕事を評価していただいているんだなと思います。韓国映画のパワーのひとつは、映画1本を撮る時に全員が使命感とプライドを持って臨むことだと思います。韓国映画はハリウッド映画のように産業的でブロックバスター的な作品もあって、それは観客が望むからというのもありますが、それなりの画を撮るにはやはり犠牲がつきものなんですよ。そういう犠牲を楽しんでいるところがありますね。少しでもいい映画を撮るためには何かしらの犠牲が必要だという基本的な考えがあって、それが韓国映画にとって一番の力なんじゃないかと思います。--カン・ドンウォンさんがこれまで観てきた中で好きな映画は?最近『ベイビー・ドライバー』を観たんですけど、あまりにおもしろすぎて、観ていて腹が立ちました(笑)。カー・チェイスのシーンが見事でしたね。一番好きな映画は『エターナル・サンシャイン』です。中学生の頃は『ブレイブ・ハート』が好きでした。日本映画では『嫌われ松子の一生』や、是枝監督の作品が好きですね。『南極料理人』も好きですし、僕も韓国版の映画に出演した『ゴールデン・スランバー』も楽しく拝見しました。韓国映画では『殺人の追憶』と『グエムル』が好きです。--いつか一緒に仕事してみたい監督は?日本の映画に出てみたいですね。機会があるかどうかはわかりませんが、是枝裕和監督と中島哲也監督の作品に出てみたいです。僕の心はいつでも開いていますが、日本語での演技ができるかどうか、ですよね。7年前よりは日本語がうまくなったけど、まだ無理かな(日本語で)。Informationカン・ドンウォン1981年1月18日、釜山生まれ。186cm、B型。2000年にモデルとしてデビュー、2003年にドラマ『威風堂々な彼女』で俳優に転身。翌年には『彼女を信じないでください』や『オオカミの誘惑』の主演で映画界に進出し、現在までに多数の映画作品に出演。来年は伊坂幸太郎原作の『ゴールデン・スランバー』と『人狼 JIN-ROH』の公開を控えている。映画『MASTER/マスター』ストーリー巧みな話術とカリスマ的な人気で多額の投資を引き出すワン・ネットワークのチン会長は、実際にはありもしない事業を語って金を巻き上げる天才詐欺師だった。知能犯罪捜査班のキム・ジェミョン刑事は彼を逮捕するため、ワン・ネットワークの天才ハッカー・ジャングンをスパイに仕立てるのだが……。“絶対悪” イ・ビョンホンに挑むカン・ドンウォン+キム・ウビンのヒリヒリした緊張感がたまらないクライム・アクション巨編。
2017年11月12日イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンという韓国3大スターが競演するクライムアクション映画『MASTER/マスター』。このたび、フィリピン・マニラを舞台にイ・ビョンホン、カン・ドンウォンが怒涛のカーチェイスを繰り広げる迫力満点の映像がシネマカフェに到着した。韓国史上最大規模の金融投資詐欺事件をモチーフに、男たちのアツい人間ドラマも展開するクライムアクションとなる本作。到着した映像では、冒頭からドンウォン演じる、知能犯罪捜査班長“キム・ジェミョン”が、道路を走る車を次から次へ猛スピードで追い越し、ビョンホン演じる詐欺師“チン会長”が乗る車に体当たりをする迫力満点のシーンからスタート。その後、住宅街に入り、町中でカーチェイスを繰り広げるも、追いつかれたチン会長の「押しつぶせ!」の怒号とともに、住宅街に並ぶ段ボールの山にド派手に突っんでいく。両者の車でせめぎあいを続ける様は、息つく暇もない、臨場感あふれる映像だ。また、パトカーも続々と出動していく中、このカーチェイスはどんな結末を迎えるのか…?事前準備に5か月、200名の現地スタッフが1か月撮影に加わったフィリピンロケが、その迫力の映像を後押しする。また、ビョンホンは実際のチン会長の威圧感ある詐欺師を演じるため、ヘアスタイル、服装などの細部に至るまでの徹底的な役作りを敢行。ドンウォンも過激なアクションのために、体重を10kg増やし、撮影数か月前からボクシングのトレーニングを受け、映画に挑んだという。彼の鍛えられた肉体にも注目だ。『MASTER/マスター』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月29日「ジャニス・ウォン(Janice Wong)」にてシンガポールをイメージしたデザート3品が2017年8月25日(土)から31日(木)の期間限定で提供される。2年連続でアジアNo.1パティシエに輝いたジャニス ウォンのデザートバー「ジャニス・ウォン」から、彼女の故郷であるシンガポールをイメージした新作デザートが登場した。提供されるのは「シンガポールの朝食」「チリ チョコレート」2品のデザートとオリジナルカクテル「ジャニス ウォン シンガポール・スリング」。食べられるアート「エディブル アート」をテーマとして作られたジャニスによるデザートは、近未来的で洗練された印象の一皿に仕上げられている。「シンガポールの朝食」は、シンガポールで朝食の定番として使われる「パンダン カヤ」を使用したもの。ココナッツミルクに専用のハーブを合わせ、甘みを加えたジャムとして通常提供され、トーストに塗って食べられている。この伝統的とも言える朝食を、ジャニスはモダンなデザートに落とし込んだ。「ジャニス ウォン シンガポール・スリング」はシンガポールの最高級ホテル・ラッフルズホテルで生まれた名作カクテル、シンガポール・スリングがジャニス ウォン風にアレンジされたもの。ベーシックなレシピをリスペクトしつつ、東南アジア特産の柑橘類「カラマンシー」などを用い、より地域らしさを強調した。【詳細】ジャニス・ウォン 期間限定デザート提供期間:2017年8月25日(土)〜31日(木)提供場所:ジャニス・ウォン住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU 2F エキソト営業時間:11:00〜23:00【問い合わせ先】ジャニス・ウォンTEL:03-6380-0317
2017年08月29日8月19日から全国で順次公開となる映画『隠された時間』。中身は13歳のまま外見だけ大人になってしまった少年役を演じるカン・ドンウォンさんに制作の裏話などを伺いました!時が止まった世界に閉じ込められ、大人になってしまった少年の物語。満月の日、小さな島で同級生と共に行方不明になった13歳の少年ソンミン。数日後、彼は恋心を寄せていた孤独な少女スリンの前に突然姿を現す。失踪前とは似ても似つかない、大人の容姿へと変貌を遂げて…。「もともとファンタジーは好きなほうなので、最初にシナリオを読んだときから興味を引かれました。でも正直、商業性には欠けると思ったし、過去に僕が出演した『超能力者』という作品に似ている部分も多かったんです。そして何より、監督が新人ということもあって、出演するかどうかはかなり悩みました。ちょうどスケジュールが立て込んでいて、監督とゆっくり話す時間も取れなくて。そんなとき、監督がわざわざ撮影現場まで会いに来てくださったんです。そこでいろいろ話をしてみたら、分かり合える部分が多く、とてもスマートな印象を受けたので、この人なら信じられると思いました」カン・ドンウォンさんが演じるのは、時間が止まった異世界に閉じ込められた少年ソンミン。もとの時空に戻ってきても、自分の身に起きた不可思議な話を信じてくれるのはスリンだけ。周囲の大人からは猜疑の目を向けられ、容姿は大人でも心は孤独と恐怖に震える子供のまま…という繊細で難しいキャラクターだ。「一番心配だったのは、心は子供でも見た目は大人なので、あまりオーバーにやりすぎると見ているほうが気恥ずかしくなってしまうんじゃないかということでした。だから少年の面影を残しつつも、観客が見たときに違和感を与えないよう、バランスを考えながら演じていましたね」驚いたのは、その撮影方法。「時が止まった街の風景も、実際にそこに何人もの人を立たせて撮影しているんです。だから少しでも風が吹いたら、すべてNGになってしまって。アナログの撮影方法を選んだ理由は、韓国にはまだフル3Dのシステムが揃っていないということもありますけど…、金銭的な理由が一番大きいでしょうね(笑)。フル3Dだと莫大なお金がかかりますから。でも、風の問題や撮っていたのが冬で日照時間が短かったこともあり、撮影日数が予定より大幅に延びてしまったんです。そのせいで、予算が結果的に10億ウォン以上オーバーしていて。その予算があれば、最初からフル3Dのセットが作れたんじゃないかなって思ったり(笑)。もう一度この映画を撮り直せって言われたら、間違いなく別の方法で撮ったでしょうね。本当にここまで大変だとは思ってもみなかったです(笑)」もしドンウォンさん自身が、ソンミンと同じように時が止まった世界に捕われてしまったとしたら…?「それでも、生きていかないといけないから。たぶん、時が再び動きださなかったとしても、僕は自ら命を絶つようなことはしない。映画のように人を浮かばせたりして遊びながら、最後まで生き続けるんじゃないかな(笑)。現実の世界で時間が止まったとしたら…?日頃、人目を気にしてできないようなことを全部やるでしょうね。とりあえず、銭湯に行こうかな。もちろん、女湯。じゃなかったら、意味がないでしょう?(笑)今言ったこと、全部書いてもらって大丈夫ですよ!(笑)」カン・ドンウォンさん1981年1月18日生まれ、韓国・釜山出身。’00年にモデルとして芸能界入りし、’03年に俳優デビュー。10月末には映画『マスター』の日本公開を控えている。『隠された時間』謎の失踪事件の数日後に、大人の姿になって帰ってきた少年と、唯一の理解者になろうとする少女との心の絆を描いた物語。監督・脚本/オム・テファ出演/カン・ドンウォン、シン・ウンスほか8月19日~全国順次公開。(C)2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.シャツ¥69,000(ステラ マッカートニー メンズウェア/ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03・6427・3507)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2017年8月16・23日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・杉本学子(ホイットニー)ヘア・ペク・フングォンメイク・アン・ソンヒ文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年08月22日カン・ドンウォンが外見は大人、心は少年という難しいキャラクターで主演を務める最新作『隠された時間』が8月19日(土)より全国順次公開される。本作でカン・ドンウォンの少年時代を演じた子役のイ・ヒョジェは、2015年の『プリースト悪魔を葬る者』に続いて彼の少年時代役に抜擢されていることが分かった。本作は、満月の日に起きた謎の失踪事件から、大人になって帰ってきたと主張する “心は少年のまま”のソンミン(カン・ドンウォン)の正体に迫るファンタジックなサスペンス。独創性豊かなストーリーと目を離せないスリリングな展開とともに、カン・ドンウォンが外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクター・ソンミン役で精細な演技を披露している。ドンウォン演じるソンミンの少年時代を演じたのは、『王の運命-歴史を変えた八日間―』などにも出演しているイ・ヒョジェ。2004年生まれの13歳ながら、ドンウォンが醸し出すナイーブな雰囲気を高いシンクロ率と精彩で感性豊かな演技で表現したことが評価され、『ブリースト悪魔を葬る者』に続いて、本作でもドンウォンの少年期に指名された。イ・ヒョジェは『王の運命-歴史を変えた八日間―』でソ・ジソプ演じるイ・サンの幼少期に扮した縁で、ジソプ自身がマネジメントを務める個人事務所と専属契約。昨年は『私の頭の中の消しゴム』の人気女優ソン・イェジン主演『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』にも出演するなど、今後さらなる活躍が期待されている。『隠された時間』は8月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日カン・ドンウォンが久々にファンタジック・ラブストーリーに挑む主演最新作『隠された時間』。このほど、本作待望の予告映像とポスタービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人に淡い恋心が芽生えかけたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残して3人の少年が姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と言うが…。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、なぜか大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに映し出したラブストーリー。このたび解禁となった予告編は、少女スリンと幼いソンミンの出会いと、初々しい淡い感情のはじまりを予感させる映像から始まる。やがて、同級生たちと山へ冒険に出かけたスリンとソンミンは立ち入り禁止区域の洞窟に入ってしまい、そこでソンミンと同級生2人が行方不明に…。大規模な捜索がはじまり、マスコミも報道する中、混乱するスリンの前に、“時間を超え、大人の姿になって帰ってきた”と主張するソンミンが現れる。次第に心を通わせていく2人だが、謎の失踪事件の捜査は佳境を迎え、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察もソンミンの後を追うことに――。後半の緊張感が高まるスリリングな展開と、神秘的な映像が印象的な予告編に仕上がっている。あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、作品のファンタジックな世界観を伝えるように、ひと筋の光の中で膝を抱えるカン・ドンウォンに、手を差し伸べるシン・ウンスが印象的な美しいビジュアル。「君だけは僕を信じてくれる?」というソンミンの心情を表したコピーも胸を打つ。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた人気俳優カン・ドンウォンは、本作では、外見は大人でいながら、心は少年という難しいキャラクターを繊細に表現。そして、ヒロインの少女・スリン役として、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾ったシン・ウンスも新人女優とは思えない存在感を放っている。パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督は、独創性豊かな物語をファンタジックに、かつスリリングな展開で描き上げており、期待が高まる。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月28日日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの主演最新映画『Vanishing Time』が、『隠された時間』として、8月19日(土)より全国にて公開されることが決定した。本作は、満月の日に行方不明になった少年が、大人の姿となって現れ、彼を唯一信じる少女との知られざる時間をファンタジックに描いたラブストーリー。少女スリン(シン・ウンス)は最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してくる。新しい学校にも、家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。2人だけの秘密の暗号を作って友情を育み、淡い恋心が芽生えたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンだけを残し、3人の少年が一瞬にして姿を消してしまう。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と主張する…。しかし、周囲の大人たちはスリンが正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、警察がソンミンの後を追う。果たして、本当にソンミンは時間の中に取り残されていたのか、もしくは、ただの不審者なのか――。今秋にはイ・ビョンホンとの共演作『MASTER/マスター』も日本上陸するカン・ドンウォン主演の本作。作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた彼が、外見は大人でいながら心は少年のままという難しいキャラクターを、繊細にみずみずしく表現。多くの女性ファンを魅了する美しい顔立ちに憂いを帯びた切ない視線を浮かべ、カン・ドンウォンの新たな魅力をスクリーンに焼きつける。そしてヒロインの少女・スリンを演じるのは、300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾った新人女優シン・ウンス。昨年は岩井俊二監督の短編映画『チャンオクの手紙』(’16)にも出演を果たし、本作では神秘的な表情に複雑な情緒をにじませたヒロインを完璧に演じ、驚異のライジングスターとして存在感を発揮する。メガホンをとったのは、パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督。独創性豊かなファンタジックな物語を、スリリングな展開で描き上げている。『隠された時間』は8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月01日映画監督ウォン・カーウァイの特集上映が、2018年3月16日(金)まで東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで開催される。1988年に監督デビュー、94年の『恋する惑星』が世界中で絶賛されて大ヒットを記録したことで一躍スターダムにのし上がったウォン・カーウァイ。ラテン・アメリカ文学への憧憬がもたらす独特の浮遊感とロマンティックなセリフ、一貫した美意識が感じられる撮影・美術・衣裳、そして意表を突く選曲センス。観る者を虜にする名作の数々で、今もなお新たなファンを生み出している名匠だ。2017年6月にも同所でカーウァイの特集上映が開催されたが、今回は映画『欲望の翼 デジタルリマスター版』の上映を記念して、英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで第2位に輝いた名作『花様年華』、フランク・ザッパらの偉大なミュージシャンが物語を彩る『ブエノスアイレス』の2作品を再び上映する。また、『欲望の翼 デジタルリマスター版』と特集上映がともに好評を博していることを受けて、追加上映が決定。トニー・レオン主演のラブストーリー『恋する惑星』と切ない恋物語の『天使の涙』も上映される。その類まれなビジュアルセンスからカーウァイ監督はファッション界へも大きな影響を与えており、ドキュメンタリー映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』では、本編中にウォン・カーウァイ本人が登場するほか、ファッション・デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエが、今回上映される『花様年華』から受けた影響を語るシーンも収められている。再びスクリーンで出会う人はもちろん、はじめて作品に触れる人も、この機会に劇場の大スクリーンでその世界観を堪能してみてはいかがだろう。【開催概要】『欲望の翼 デジタルリマスター版』公開記念 <ウォン・カーウァイ特集>会場:Bunkamura ル・シネマ住所:東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura 6F料金:1,200円均一 (学生は1,000円)※価格は全て税込。上映作品:■『ブエノスアイレス』2月17日(土)〜2月23日(金)19:40〜、2月24日(土)〜3月2日(金) 10:30〜■『花様年華』2月24日(土)~3月2日(金) 19:00~、3月10日(土)~3月16日(金) 10:10~■『天使の涙』3月3日(土)~3月9日(金) 17:10~■『恋する惑星』3月10日(土)~3月16日(金) 17:10~<上映作品/あらすじ>■『ブエノスアイレス』激しく愛し合いながら、荒野のハイウェイで突然の別離を迎える恋人たち。その痛みを振り切るように仕事に熱中する男の元に、傷付いた恋人が帰ってくる。閉ざされていた心が通い合う瞬間、柔らかな光が至福の時を包む。しかしやがて二人を襲う癒しがたい渇き。愛するほどに傷つき、傷つくほどに求め合う魂の彷徨の中で、男はひとりの青年に出会い、再生への道を歩き始める。本作はカンヌ国際映画祭の最優秀監督賞を受賞。2017年のアカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』の監督も本作からの影響を語る傑作。フランク・ザッパ、アストル・ピアソラ、カエターノ・ヴェローゾら天才たちの音楽も映画を彩る。■『花様年華』1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウと、商社で秘書として働くチャン。二人は同じアパートに同じ日に引越してきて、隣人になる。やがて二人は、互いの伴侶が不倫関係にあることに気づき、次第に時間を共有するように。誰にも気づかれないよう、慎重に会っていた二人。家庭を持つ貞淑な男と女は戸惑いつつも、強く惹かれ合っていくのだった。誰にも言えない秘密を包み込む紫煙、ナット・キング・コールのバラッド、そしてなんといってもチャイナドレスの美しさ──今作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を、そして撮影と美術/衣裳が評価され高等技術院賞を受賞。英BBCが2016年に発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで、あらゆる名作を差し置いて第2位に輝いた、永遠の愛の物語。■『天使の涙』殺し屋とパートナーのエージェントは、仕事以外では顔を合わせない。エージェントは殺し屋に対して密かな恋心を抱いていたが、ある日、殺し屋は突然姿を消してしまう。その後、殺し屋はかつて行きずりの関係にあった金髪の女と出会うが、彼女の気持ちに応えることなく、彼は再び彼女の元から去っていく…。一方、エージェントが住むマンションの管理人の息子モウは、夜な夜な他人の店に入り込んで勝手な商売を楽しむ日々を送っている。そんなある日、未だ失恋の傷が癒えない女に恋をするが…。『恋する惑星』で予定していたエピソードをもとに作り上げたもうひとつの恋物語。■『恋する惑星』彼女にふられた警官223番は、彼女のことが忘れられず、自分の誕生日に賞味期限を迎えるパイナップルの缶詰を買い続けている。金髪の女性に恋をしてみるが、麻薬の運び屋として取引に失敗した彼女もまた疲れ果て、そっけない。どん底にいる2人は、行きずりの一夜を過ごす。同じころ、ハンバーガー・ショップの新入り店員フェイは、夜食を買いに来た警官633番と出会う。淡い恋心を抱いた彼女は、ある日偶然手に入れた彼のルーム・キーを利用して勝手に部屋の模様替えを始めて…。クランベリーズの「ドリームス」のカバー曲のメロディとともに、ウォン・カーウァイの名を知らしめた出世作。
2017年05月14日レオナード・ウォン(LEONARD WONG)2017年秋冬コレクションが東京・渋谷で発表された。これまでのレディースに加え、初となるメンズウェアが披露された。今シーズンのテーマは「アルテミス×アポロ」。人類を進歩させ、生活の質を向上させたとされている女神・アルテミスと太陽・芸術・知識の神であるアポロ、二神(=男女)のバランスによって、人間の可能性が最大化されるとコレクションノートには書かれている。ショー会場は、渋谷・道玄坂に2016年4月に誕生したクラブ「コンタクト(Contact)」。スクリーンに映像が流れ、アルテミスとアポロらしき二神が表れる。そこにはもがき苦しむアポロに助けの手を差し伸べるアルテミスの姿が描かれた。映像が終わり靄が会場を埋め尽くす中、ファーストルックを飾ったのはAyaBambiのAya Satoだ。羽織っているグレーのロングパーカーは肩からパーツが飛び出ていたり、裾部分にユニークなカットが採用されている。続くのはストイックなモノトーンとグレーのカラーパレットに染められたジャケットやコート。コンパクトなシルエットと、ジッパーをアクセントに使ったデザインが特徴だ。ジッパーはポケットや裾のほか、背中にスリットとして使われている。他にも、ベルトや襟にベルベットの異素材を使用したディテールが見られる。初となるメンズウェアはウィメンズ同様のアウターに加え、レザーアイテムが豊作だ。特にジャケットは、シングル・ダブル・ブルゾンタイプと様々な型が登場した。ジッパーを多用した遊び心はここでも現れている。スタイリングはブラックをベースにしたストイックな雰囲気だ。コレクションの中でも一際インパクトを残したのが、異生物のようなぬめっと光る素材を使用したウェア。歩くたびにオーロラのように光り、存在感を表す。また透明なビニール素材をライダースジャケットに仕立てたピースもユニークな一着。テーマである、異質な神々らしさが感じ取れるウェアだ。
2017年04月01日