(画像はプレスリリースより)あの人とあの人がロミオとジュリエットに株式会社アートネイチャーが展開する商品、スカルプシャンプー「ラボモ(LABOMO)」のCMキャラクターに元AKB48でバラエティでも活躍中のタレント、大島麻衣さんを新たに起用しました。及川光博さんと共演するラボモTV-CMの第2弾「ロミオとジュリエット篇」を2013年12月13日(金)より全国で放送を開始します。新CMは、バルコニーにいる大島さんのジュリエット(シャンプー)に及川さんのロミオ(毛根)が手を伸ばして「シャンプー!」「毛根!」と呼び合う内容となっており、「ラボモを使えば、毛根までシャンプーの有効成分が届く」ことをコミカルに表しています。頭皮への有効成分の浸透に注目「ラボモスカルプアロマ」シリーズでは、頭皮角質層までうるおいが届くよう、美容成分の浸透と低界面活性剤処方を追求しました。全商品がノンシリコンタイプのラボモシリーズは、抜け毛が気になる方にお勧めの「BLUEシリーズ」とボリュームが気になる方の「REDシリーズ」の2シリーズを展開しています。【参考リンク】▼「ラボモスカルプアロマ」プレスリリース▼「ラボモスカルプアロマ」CM
2013年12月17日城田優らが出演するミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が9月3日、東京・東急シアターオーブで開幕した。主人公のロミオは城田、古川雄大、柿澤勇人のトリプルキャスト。ヒロインのジュリエットはフランク莉奈、清水くるみがダブルキャストで務める。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』チケット情報作品は、シェイクスピアの不朽の名作を原作に、2001年にフランスで初演されたもの。日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演、宝塚での再演を重ねるとともに、2011年は城田らの出演で男女混合版としての日本オリジナル版も上演された。今回はフレッシュなキャストも多数加わった、待望の再演である。初日及び公開舞台稽古でのキャストは、城田ロミオ、フランク・ジュリエット。城田は2年前よりも格段に歌唱力、表現力が増し、ミュージカル俳優としてもひと回りもふた回りも大きくなったようだ。ジュリエットへの愛、それを失うことからの絶望をほとばしる情熱で演じるさまは圧巻で、彼のロミオを観るだけでもこの作品へ足を運ぶ価値がある。フランクも愛らしい姿はそのままに、初演時より歌声が伸びやかになり、ジュリエットの細やかな感情をうまく客席へ伝えた。ほかのキャストも熱演という言葉がぴったりで、中でも荒々しさの中に切なく純粋な感情を秘めたティボルトを作り上げた加藤和樹や、仲間たちの死を見届け最後に残されるベンヴォーリオを説得力ある演技で見せた尾上松也などが印象的。特に歌舞伎俳優である尾上の豊かな歌唱力に驚かされた。初日前日に行われた会見では、城田は「2年前の初演が非常に高い評価をいただいた。その再演ということで高い壁やプレッシャーとの戦いだったのですが、前回の感動を越えられるものを作っていこうと頑張ってきました。観に来てくださるすべてのお客さまのために、一回一回、愛に生きて愛に死んでいきたい」と力強く意気込みを語った。また、自分が演じるロミオについては「冒頭は夢見がちのところがあるのですが、後半、ジュリエットと引き裂かれてからの僕の作るロミオは、これでもかというくらい弱いロミオ。2幕のボロボロ感は僕が一番やばいかも(笑)。それほどまでに仲間やジュリエットという存在が大きい」とアピール。同じくロミオを演じる古川は「ロミオの透明なイメージに薄い紫を入れたような、純粋なロミオを演じたい。それがジュリエットに出会って真っ赤になる」、柿澤は「ロミオはイメージ的には王子様なのですが、実際に本を読んだらそうでもない。舞台では実際に目の前にジュリエットが現れてくれるし、まわりには仲間が常にいるので、それを情熱的に愛するだけです。あまり背伸びすることなくやりたい」と、それぞれ自身のロミオをアピールしていた。公演は10月5日(土)まで同劇場にて。10月12日(土)から27日(日)までは大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。チケットはともに発売中。東京公演では当日引換券(オリジナルグッズ付)も発売中。
2013年09月04日2001年のフランスでの初演以来、世界中で上演されているミュージカル『ロミオとジュリエット』。日本では2010年に宝塚歌劇星組により初演、その後、雪組、月組でも上演されてきた人気作が再び登場。初演でロミオとジュリエットを演じたトップスター柚希礼音(ゆずき・れおん)、夢咲(ゆめさき)ねねコンビを中心とする星組公演として、5月31日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。宝塚歌劇星組 『ロミオとジュリエット』のチケット情報シェイクスピアの純愛物語『ロミオとジュリエット』を、現代的なロックテイストあふれる作品に彩った本作。一度聴くだけで耳に残る楽曲の数々に、アグレッシブなダンスパフォーマンスが魅力のミュージカルだ。宝塚歌劇では、そのフランス版をより美しく華やかにタカラヅカらしくアレンジ。対立するモンタギュー家とキャピュレット家のダンスシーンはカッコよく迫力たっぷりに、仮面舞踏会では華やかさを印象付ける。そして、フランス版でも登場する「死」を象徴するダンサーに加え、「愛」を象徴するダンサーを取り入れるなど、演出家・小池修一郎の手で、悲恋の物語を美しい愛が溢れる作品に仕上げている。主人公のロミオは、ベンヴォーリオやマーキューシオら喧嘩っ早い仲間の中でもひとり違うタイプで、争いを嫌い、本当の愛を求める純粋な青年。柚希はその真っ直ぐなロミオをとびきり爽やかに演じ、ジュリエットへの一途な愛を温かく表現する。一方、ジュリエット役の夢咲は、幸せな結婚を夢見る少女の可憐さと、親に反抗してまでもロミオを愛し抜く芯の強さをバランスよく見せる。フレッシュで初々しいカップルの雰囲気をまとったふたりは、歌のハーモニーも言葉の掛け合いもダンスも抜群に息が合ったベストカップル。殺伐とした空気の中で、ふたりの繋がりが強くなるほど、争いの愚かさと愛の大切さがより強く浮かび上がってくる。今回は、ティボルト、ベンヴォーリオ、マーキューシオほか、複数の役を役替わりで上演。この日、ジュリエットの従兄ティボルトを演じた紅(くれない)ゆずるは、クールな雰囲気が一匹狼のティボルトの印象にピッタリ。登場するだけで緊張感を漂わせる危うさが印象的だ。また、ロミオの親友ベンヴォーリオ役の礼真琴(れい・まこと)、マーキューシオ役の壱城(いちじょう)あずさ、死のダンサー真風涼帆(まかぜ・すずほ)らも好演。星組メンバーのフレッシュなパワーが生きたステージは、配役を替えた公演も観たくなるほどそれぞれの魅力があふれている。未見の人はもちろん、前回公演を観た人もきっと、その愛と熱に心震わされるはず。兵庫公演は7月8日(月) まで上演中。また、7月26日(金) ~ 8月25日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは6月23日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2013年06月06日レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマンが再びタッグを組んだ3D映画『華麗なるギャツビー』。5月22日(水)、先日のカンヌ国際映画祭でのオープニング上映に続き、オーストラリアにてワールドプレミアが行われ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、エリザベス・デビッキ、バズ・ラーマン監督らが出席した。F・スコット・フィッツジェラルドの小説「The Great Gatsby」を原作とする本作。宮殿のような豪邸に暮らし、毎晩のように豪華絢爛なパーティを繰り広げる謎の男、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。そのあまりにも完璧な彼に、隣人のニック(トビー・マグワイア)は疑念を抱くようになる。やがて、耳を疑ううわさと危険な人脈、そして上流社会の女性との禁じられた恋が、少しずつギャツビーの“華麗なる”仮面をはぎ取っていく…。5月初旬に行われたN.Y.プレミアでは、米版「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターも出席するなど、ファッション業界からも注目を集めている本作。この日のワールドプレミアは総額2億円をかけて行われたが、先日のカンヌに続いて、またしても大雨!キャリー・マリガン扮するディジーの夫トム・ブキャナンを演じたジョエルは「カンヌもシドニーでも雨で、雨男はオレかな?」と苦笑し会場を沸かせていた。しかしこんな大雨でも、本作の撮影のほとんどがオーストラリアで行われたこともあり、ファンからの黄色い歓声に加えて「お帰り!」という声援も。ギャツビー・ルックに身を包んだファンたち1,000人が詰めかけ、劇中のギャツビー邸で行われるパーティさながらに女性ファンたちがダンスしたりと、レオ不在ながら会場は豪華&ハイテンションで大きな盛り上がりを見せた。さらに、トビーがキャリーをエスコートし、親友・レオの代役を見事に務めあげ、一方でラーマン監督は「村上春樹は僕のヒーローなんだ。彼が観てくれたと聞いて非常に嬉しいよ。日本に行ったら会いたいな。この映画は日本では受け入れられると思うんだ。若い子がギャツビー・スタイルで原宿あたりを歩いてくれたら嬉しいな」と願望を語るなど、勢いに乗る『華麗なるギャツビー』一行ならではの凱旋イベントとなった。『華麗なるギャツビー』は6月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年6月14日より全国にて2D/3Dで公開(C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved
2013年05月23日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の再演が決定、あわせて城田優の出演も発表された。城田は昨年に続いてのロミオ役、加えて今回新たに、ジュリエットの従兄弟で親友の敵でもあるティボルトのふた役に挑戦する。2001年フランスで初演。ジェラール・プレスギュルヴィックの情熱的かつロマンティックな音楽が観客を魅了、世界でのべ500万人以上を動員したヒット作だ。日本では『エリザベート』などを手がけた小池修一郎の演出により、2010年に宝塚歌劇団で初演。2011年には同じく小池修一郎がWキャストの城田優&山崎育三郎を得て日本オリジナル版として上演し好評を博した。城田は、以前取材に答えて「ロミオ以外だったらティボルトを演じたい」と話しており、ふた役には並々ならぬ思いが込められているようだ。「光のロミオに対して陰のような存在。危険な、セクシーな雰囲気を出して演じてみたい。いつか絶対に!」そう熱く話している。公演は9月3日(火)から10月5日(土)まで東京・東急シアターオーブ、10月12日(土)から27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットの一般発売は5月18日(土)より。
2013年02月08日ローランド・エメリッヒ監督の新作『もうひとりのシェイクスピア』が12月22日(土)より公開される。これまで『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』などの作者は劇作家・シェイクスピアとされていながらも、“別の人物が作品を書いた”という謎の別人説も伝えられている。その最有力候補である人物のドラマを描いた本作に、著名人から多くの絶賛の声が寄せられている。その他の写真そもそも、文学史上歴史的な謎として知られる“シェイクスピア別人説”は、彼に対する記述がほとんど残されていないということからはじまったという。この謎を解き明かそうと研究する学者たちはさまざまな説をとなえているが、現在もっとも有力とされている人物は、貴族であり作家のオックスフォード伯。本作ではこの謎を基に、女王エリザベス一世と若き日に許されない恋に落ちた伯の知られざるドラマを描いている。シェイクスピアの4大悲劇として知られる作品『リア王』『ハムレット』『オセロ』『マクベス』を全て演じた歌舞伎俳優の松本幸四郎は「“もうひとり”の存在によって、シェイクスピア作品はより魅力的に甦る。歴史、恋、政争…すべてにリアリティがもたらされた」と絶賛。宝塚歌劇団出身の麻実れいは、「魅力的な歴史ミステリー、美しく華やかで面白く、この映画そのものがシェイクスピアでした!」とコメントしている。さらに、彩の国シェイクスピア・シリーズの企画委員長である河合祥一郎氏は、著書『謎ときシェイクスピア』(新潮社刊)で論議を否定していたが、「シェイクスピア通をうならせる仕上がりです。史実の奇想天外な解釈に仰天しつつ楽しみました」と高く評価している。近年では『ピラミッド 5000年の嘘』など、歴史の謎に迫った作品が多く公開されているが、本作ではあえて歴史の謎を紐解くために論破するという手法をとらず、謎の裏側に隠された人間ドラマを描いている。“シェイクスピア別人説”が正しいか否かは別として、多くの著名人の心を捉えた本作の公開を心待ちにしたい。『もうひとりのシェイクスピア』12月22日(土)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
2012年11月28日香水ブランド「ラブパスポート」より、新作「ロミオ&ジュリエット」が、2012年11月23日(金)より発売中だ。「ジュリエット ラブレター」から始まり「ロミオ スウィートキー」と続く、 ラブパスポートのなかでも人気のラインに、新たな恋の物語を紡ぐオードパルファム スプレーが登場する。”恋”のテーマに合わせて2人の絆を深めるような、ペアで使うことのできるユニセックスの香りに仕上がっている。 香りは、フレッシュ フルーティの、ムスキー フレッシュなグリーンアップルとペア、キウィなどが織りなすみずみずしいトップノート。 ミドルノートに注ぎ込まれた贅沢な花々が香りに華やかさをプラスし、ベースノートのムスクがバランス良く香る。 本の形のボックスに、 鳥たちが運ぶ運命のカギと、ロミオとジュリエットの原作と言われる 「桑の実」の描かれたエンブレムが象徴的なボトルがセットになって発売中だ。「ロミオ&ジュリエット」4,725円(税込)50mL【お問い合わせ先】株式会社フィッツコーポレーションTEL03-5772-1070元の記事を読む
2012年11月25日2001年のパリ初演以来世界中で500万人を動員、“フレンチミュージカル”ブームの火付け役となった『ロミオ&ジュリエット』。日本では2010年に宝塚歌劇団で、さらに昨年は日本オリジナルバージョンも上演され、ミュージカルファンの間ではすっかりおなじみの演目となった。その本家フランス版が今、待望の日本初上陸を果たしている。さまざまな愛の形をエネルギッシュな歌やダンス、美しい衣裳にセットで描く舞台は、ブロードウェイ製ミュージカルとも、イギリスのウエストエンド発のそれとも異なる楽しさにあふれる。その公開稽古と囲み会見が、10月6日、東京・東急シアターオーブにて行われた。フランス招聘版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」チケット情報1部と2部を足して約3時間。それが長く感じられないのは、ロミオとジュリエットだけでなく、友人たち、両親、乳母、大公、神父らの視点が、それぞれ細やかに描き込まれているからだろう。さらに喜び、苦悩、虚栄、発見、諦観……すべての感情が綺麗ごとではなく、人間くさい“愛”の切り口から語られるのが、いかにもフランス流。ロミオ(シリル・ニコライ)は何も知らないウブな少年ではなく、ジュリエットに出会うまで猥雑な俗世をそれなりに楽しむ。一方のジュリエット(ジョイ・エステール)も、そろそろ女としての歓びを知るべきと母親に諭され、それならば本当に愛する人がいいとしっかり意思表示をする。そんなふたりが自らの手で初めての“愛”をつかみ取り、それをまっとうするからこそ、観る者はワクワクとした高揚感に包まれるのだ。ロック色の濃いメロディアスな楽曲(ジェラール・プレスギュルビック作曲)に乗って、感情を放出するように歌い、踊る登場人物たち。『ロミオ&ジュリエット』が愛の物語だという当たり前の事実を、改めて見せつけられた気がした。囲み会見では、ロミオ役のシリル・ニコライとジュリエット役のジョイ・エステールが並んで登場。「日本で初日を迎える今日という日を、ずっと楽しみにしていました。観客の皆さんにも、この舞台を存分に楽しんでもらえたら」と笑顔を見せるエステール。ニコライもうなずきながら、「東京では色々な『ロミオ&ジュリエット』が上演されていると思うが、この作品で最高の舞台を見せたい。本作は(フランスで大物歌手に楽曲提供をしている)ジェラールの、初めて手掛けたオリジナルミュージカル。その最新バージョンとなるので、ぜひ期待して観に来てほしい」と意気込んだ。「フランス招聘版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』」は東急シアターオーブにて10月21日(日)まで上演。その後、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて10月26日(金)から11月4日(日)まで行われる。チケットは一般発売中。なお、チケットぴあでは東京公演の学割キャンペーンチケットを発売中。また、大阪公演のホテル阪急インターナショナル・バイキング付きチケットを限定ステージのみ発売する。取材・文:佐藤さくら
2012年10月09日レオナルド・ディカプリオが『ロミオ+ジュリエット』以来16年ぶりにバズ・ラーマン監督と再タッグを組んだ注目作『華麗なるギャツビー』。いまや遅しと世界中がその完成を待ちわびる本作の豪華絢爛な世界観の一部を覗ける予告編映像がこのほど到着した。1922年、ジャズと禁酒法の時代であったモラル乱れるニューヨークでは、謎に満ちた大富豪ジェイ・ギャツビーが毎夜、豪華なパーティを催していた。故郷の中西部からやってきた作家志望のニック・キャラウェイはアメリカン・ドリームを夢見てギャッツビーの隣家に居を構え、上流階級の人々の狂乱、幻想、愛、偽りの世界にやがて魅了されていくが…。レオが恋愛映画で主演を務めるのは、ラブロマンス映画の金字塔『タイタニック』以来、実に15年ぶりとなる。その間、『ディパーテッド』や『インセプション』など、レオは自ら王子様キャラを捨て、髭が似合う無骨な男に挑戦してきた。しかし、今回届いた映像ではどうだろうか。愛も金も乱れ飛ぶ煌びやかなパーティに酔いしれる人々を見下ろすレオ様はタキシードをさらりと美しく着こなしている。本作でレオは、パーティの招待客もその姿を見たことがない謎の大富豪・ギャツビーを演じている。光が乱反射するような圧倒的な映像美もさることながら、それ以上に印象的なのはキャリー・マリガン扮するデイジーとギャツビーの身悶えするような恋。夫がいる身であるデイジーとの禁断の恋に呼応するかのように、音楽と映像は疾走感を増していく。夫・トムからの強烈な嫉妬に、徐々に暴かれるギャツビーの真実、叫ぶ人々…そしてラストには、パーティの最中、一人佇むギャツビーの耳元に「2人だけの世界で生きたかった」という言葉が囁かれる。果たして、この言葉の意味とは一体?さらに、見ているだけでうっとりしてしまう、キャリーを始めとする女優陣の高級レトロファッションやインテリアにもぜひ注目を!まずはこちらの映像から、久々に戻ってきた“美しき”レオ様に酔いしれてみて。『華麗なるギャツビー』2013年2月、全国にて2D/3Dで公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:華麗なるギャツビー 2013年2月、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年07月30日宝塚歌劇月組の新トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)のお披露目公演となる『ロミオとジュリエット』が6月22日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。宝塚歌劇月組公演『ロミオとジュリエット』のチケット情報世界中で上演され、500万人以上の動員を誇るこのフランス製『ロミオとジュリエット』。宝塚歌劇では、2010年の星組、2011年の雪組に続いて3度目の上演だ。今回は、新生月組のお披露目であるとともに、主人公のロミオと、ジュリエットに思いを寄せるティボルトを、龍と準トップスターの明日海(あすみ)りおが役替わりで演じることでも話題となっている。シェイクスピアの純愛物語を、ポップ&ロックな音楽、パワフルなダンスで展開していく本作。特に、モンタギュー家とキャピュレット家が対立するシーン、仮面舞踏会での大人数で繰り広げるダンスは圧巻。楽曲も耳馴染みが良く、ずっと心に残るものばかりだ。物語は、10代の若い青年が、愛を信じて真っ直ぐに突き進む姿を軸に描かれているだけに、そのフレッシュでピュアなイメージを体現することが求められる。初日でロミオを演じた龍は、そんな恋に恋する夢見る青年をとびきり爽やかに、芯を持たせながら演じている。両家が憎しみ合い対立する、緊張感のある空気の中で、まるでオアシスのような存在だ。だからこそ、後半のティボルトに対する怒りや、ジュリエットの死を聞いたときの失望感が強く浮かび上がってくる。同じく娘役トップスターに就任した相手役の愛希(まなき)れいかも、真実の愛を求めるジュリエットを初々しく、強い意思をのぞかせながら演じている。一方で、ティボルトを演じた明日海は、荒々しさの中に影を潜ませて表現する。柔らかな印象を持つ明日海が、新境地を開いたともいえるほどのハマりっぷりだ。役替わりで龍と明日海がどう演じるかも気になるところ。また、ロミオの親友ベンヴォーリオを演じる星条海斗(せいじょう・かいと)、マーキューシオの美弥(みや)るりかは、安定した演技、歌唱力を発揮。新生月組を支える柱として、今後の活躍にも期待したい。フィナーレは、『ロミオとジュリエット』の代表曲をアレンジしたショーを展開。明日海を中心とした若者たちのナンバーや、群舞、デュエットダンスなど、短いながらもイキイキとしたダンスが楽しめる。本編もショーもこれまでの星組、雪組とはまた違った、若さあふれる『ロミオとジュリエット』に仕上がっている。兵庫公演は7月23日(月)まで上演。また、8月10日(金)から9月9日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは7月1日(日)に一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2012年06月28日7月8日(日)よりNHK BSプレミアムにて放送スタートする“朝鮮王朝版「ロミオとジュリエット」”とも言うべき韓国ラブロマンス「王女の男」を引っさげ、主演のパク・シフとムン・チェウォンが来日!6月9日(土)、NHKスタジオで行われた特集番組の公開収録に臨み、ファンの大歓声を浴びた。朝鮮王朝史上に残る歴史的クーデターをモチーフに、親同士が政敵であるとも知らずに恋に落ちた、朝廷の重臣の息子キム・スンユ(パク・シフ)と王族の娘イ・セリョン(ムン・チェウォン)の切ない愛の物語を、壮大なスケールで描く時代劇ロマンス。「検事プリンセス」などのロマコメで絶大な人気を集めるパク・シフは、ドラマ前半では完璧な貴公子を、後半では親の復讐に燃えるダークな役どころに挑戦した。公開スタジオには高い倍率をくぐり抜けた女性ファンが詰めかけ、2人に黄色い歓声を浴びせた。時代劇は「一枝梅(イルジメ)」に続きこれが2度目の挑戦となったパク・シフは「前作では移動距離も長く体力的にも大変だったので、今回も時代劇と知ってあまり期待はしてなかったのですが、台本を読んだら若い男女のロマンスが非常に美しいと思いました。今回は森や山での撮影では、川辺で水に足を突っ込んで休んだりバーベキューをしたり、旅行気分で撮影を楽しむことができたので、時代劇は自分の性に合っているのかなと思いました」と撮影をふり返る。それぞれ演じたキャラクターとの共通点について聞かれると、パク・シフは「スンユは学問と武術の両方に秀でた完璧な男性。ところが後半には非常に感傷的になって、ガラリと違うキャラクターになります。そんないろんな姿を見せられるのが面白かったですが、僕自身は前半のスンユの姿に似てるかな」とコメント。一方、ムン・チェウォンは「一度恋愛すると一途にのめり込む姿は自分と似ていて、感情移入しやすかった」と純真なヒロインの恋に共感を寄せていた。劇中では切なくも情熱的な恋愛模様を繰り広げる2人だが、役を離れると兄と可愛い妹のような間柄だそうで、「若い頃から知る後輩であり妹のような存在なので、普段は女優さんと親しくなるのに時間がかかるけど、今回はそれが必要なかった。20歳で会ったときよりもさらに美しい女性になっていて、とても感情移入しやすかったです」(パク・シフ)、「私もとても気楽に撮影することができました。パク・シフさんは本当に時代劇がピッタリだと以前より期待してましたが、今回いろんなキャラクターをうまく消化していて、合わせやすくて感謝してます」(ムン・チェウォン)と語るや、照れ笑いしながら互いに「ありがとうございます」と感謝を述べる微笑ましい姿を見せていた。そんな2人が見せる純愛の中でも、ファンの注目を大いに集めるのが、“韓国でキスシーンが一番上手な男優”との呼び声高いパク・シフとムン・チェウォンのキスシーン。それについて触れられると、パク・シフは照れながら「ありがとう(笑)。でもキスは一人だけ上手でもダメ。今回は息がよく合いました」と語り、ファンを腰砕けにさせた。ダイナミックな歴史的描写と共に、運命に翻弄される狂おしいほどの2人の愛にぜひご注目を。「王女の男」は7月8日(日)21:00~NHK BSプレミアムにて放送開始。「王女の男」7月8日(日)21:00~放送(BSプレミアム)公式サイト:「BSコンシェルジュ~韓国ドラマ『王女の男』特集~」6月22日(金)12:20~(総合テレビ)、17:00~(BSプレミアム)6月23日(土)12:00~(BS1)特別番組「『王女の男』放送直前スペシャル」6月24日(日)21:00~(BSプレミアム)■関連作品:検事プリンセス [海外TVドラマ]© 2011 Curtaincall Production Inc. & Storm S Company Co.,Ltd.
2012年06月11日シェイクスピアの愛の悲劇をロック&ポップな音楽で纏い、さらなる情熱の舞台へと再生したミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。世界で500万人以上を動員した超大作のフランス・オリジナルバージョンがこの秋、日本に初上陸する。5月21日には、作詞・作曲家ジェラール・プレスギュルヴィックや来日メインキャストが登場して華やかに記念イベントが行われ、スペシャルゲストも登場。昨年の日本オリジナル版でロミオ役を演じたこの人、城田優だ。フランス招聘版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」チケット情報「オフィシャルサポーターなのに僕が一番緊張しました!」と苦笑する理由は、オリジナルバージョンのロミオ役シリル・ニコライとジュリエット役ジョイ・エステールとともに、名曲『エメ』をフランス語で歌ったため。本場のふたりに負けない存在感で情感あふれる美声を披露し、日本オリジナル版初演の感動を思い起こさせてくれた。「難しかったけど、やっぱりジェラールさんの音と言葉がハマっている一番美しい形だと思う。今度の舞台ではその最高の響きが楽しめるんじゃないかな」。イベント準備のために楽曲を聴き直し、またリハーサルで来日キャストの歌声を聴く度に、感動して涙したという。「自分がロミオを演じた時の苦しみやせつなさ、また幸せな感覚が甦ってしまって。僕自身がもう十年も前から『ロミオの役を演じたい』と言っていたくらい、この作品に興味と憧れを持っていたんですね。こんな運命的な恋の話をやってみたい!と。フランス版の映像を観た時、ジェラールさんの音楽がさらにその思いを押し上げてくれた。演じられて幸福でしたし、いよいよ今度、オリジナルの生の舞台を観られることが本当に嬉しいです」。イベントではスマートに来日キャストの面々をエスコートしていた城田。ジョイが城田と同じくスペインとのハーフであることで話が盛り上がり、楽屋裏ではスペイン語と英語が飛び交ってフレンドリーに会話が弾んだとか。ジョイはこの作品においてすでに5年もジュリエット役を担っており、日本版とはひと味違う大人の魅力が期待できそうだ。「僕らが若さと勢いで作り上げた世界観と、セクシーで艶やかな声で魅せるフランス版の大人のエンターテインメント。その違いも存分に楽しめると思いますね。注目はクライマックスのふたりが死にゆくシーン。僕が毎回演じながら自然と涙が出てしまったそのシーンを、どのような心情で歌い上げるのか非常に楽しみです。客席でそれを観ながら僕は間違いなく泣いていると思いますけど(笑)」。日本版が再演される場合、「またロミオをやらせていただけるなら全身全霊で務めます」と答えた城田だが、もしロミオ役以外を選ぶならと質問すると「ティボルト!光のロミオに対して陰のような存在ですよね。危険な、セクシーな雰囲気を出して演じてみたい。いつか絶対に!」と意外な告白。「そんな野望を持ちつつ(笑)、まずは貴重なオリジナル・バージョンの舞台で、何百回聴いても飽きることはない音楽の世界にどっぷり浸りたいと思います」。 公演は10月6日(土)に東京で開幕後大阪を回る。文:上野紀子
2012年06月04日全世界で500万人以上を動員したフランス発の超ヒットミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。日本では宝塚版(2010年初演)と日本オリジナル版(2011年初演)のヒットで知られる感動の舞台の本場フランス・オリジナルバージョンが、いよいよ10~11月に初来日公演を果たす。5月21日に行われた記念イベントでは作詞・作曲家のジェラール・プレスギュルヴィックを始め、注目の来日メインキャストが登場して作品の魅力を華やかに紹介した。フランス招聘版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」 チケット情報まずはCD、DVDセールス650万枚以上という驚異の記録を打ち立てた楽曲のパフォーマンスを披露。ロミオ役のシリル・ニコライとジュリエット役のジョイ・エステールが澄んだ美声で、名曲『エメ』など情感あふれるナンバーをしっとりと歌い上げる。続いてベンヴォーリオ役のステファヌ・ネヴィルとマーキューシオ役のジョン・エイゼンも加わり、世界的ヒット曲となった『世界の王』など、躍動感みなぎるロック&ポップなナンバーをパワフルに歌い、場内を沸かせた。ここでスペシャルゲスト、日本オリジナル版でロミオを演じた城田優がオフィシャルサポーターとして登場すると、会場のムードはさらに高揚。「ジェラールさんの音楽の世界観は天才的。すべてのシーンで感情が音として表れているんです」と力強いエールを送った城田は、シリル、ジョイとともに特別パフォーマンスを披露、『エメ』をフランス語で堂々と歌い上げた。キャスト紹介では全員が「コンニチワ」と日本語を交えて挨拶し、朗らかに来日公演への期待と意気込みを語った。「素晴らしい愛の物語に国境はないと思います」(ジョイ)。「ジェラールの音楽は世界共通。そのエモーションはフランス語で歌っても共感していただけるはず」(シリル)。2001年のフランス初演からスタートした本作は、世界ツアーを経るなかでクリエイターやキャストのアイデアによって徐々に変化を遂げ、2010年に新演出版が確立したという。ジェラール・プレスギュルヴィックは「海外公演は何かと変更があるものですが、今回はフランスで上演した新演出版とまったく同じものをご覧いただく。そこが一番のポイント」とアピール。城田が「あの音楽はどのようにして生まれたんですか?」と質問すると、「『ロミオ&ジュリエット』のような素晴らしい作品を手がけようと思うと各シーンを想像するだけでインスピレーションは自然と沸いてくるもの。このミュージカルを作ったことでシェイクスピアがお礼を言ってくれるかはわからないけど、私はシェイクスピアに感謝しています」と答えて、会場の笑いを誘っていた。純粋な愛という普遍のテーマを斬新な音楽とダンスで綴り、全世界を熱狂させたラブストーリーの決定版。魅力のキャスト陣がこの貴重な来日公演で、オリジナルバージョンの感動と興奮をそのまま届けてくれることだろう。「愛の尊さ、争いの愚かさ、むなしさといった大事なメッセージが凝縮されたミュージカル。なにより音楽を楽しんでください」(城田)。公演は東京と大阪で開催される。チケットは発売中。取材・文:上野紀子
2012年05月22日佐藤健と石原さとみが出演する舞台『ロミオ&ジュリエット』の公開稽古と会見が4月29日、東京・赤坂ACTシアターにて行われた。舞台『ロミオ&ジュリエット』チケット情報シェイクスピアの傑作戯曲『ロミオ&ジュリエット』は、敵対する名家の娘・ジュリエットと運命的な恋に落ちた青年ロミオの悲恋を描いたもの。本作で初舞台にして初主演を務める佐藤は「正直、ここまで苦労するのかと思いました」と役作りの難しさを明かしたものの「(感情は)すごく高まっています。ついにみなさんに見てもらえるんだと思うと、悔いの残らないよう演じたい」と気合充分。また、相手役の石原については「(ロミオが)出会った瞬間にひと目ぼれする女性なので、その瞬間に大きなことが起きなきゃいけないと思うのですが、石原さんは説得力があってよかったです」とべた褒め。すると石原も「稽古場からセリフも入ってましたし、滑舌もいいですし。自分の気持ちを大切にしてお芝居をされているので、嘘がない感じがします。一緒にお芝居を作れて本当に幸せですね」と佐藤を絶賛。すでに息もピッタリなふたりだが、記者からキスシーンについて訊かれると「稽古場で(キスのタイミングを)探っていたら、演出のジョナサン(・マンビィ)に『しろ』って言われたのでしました(笑)。いい感じで収まりました」と佐藤が照れながら答え、石原も「いい感じでございます」とニッコリ。舞台の仕上がりについて佐藤は「僕たちのお芝居で観に来たみなさんに魔法をかけることができたら、このお芝居は成功なんだなと思います」と話すと、すかさず石原が「今、“魔法”って言ったでしょ?!シェイクスピアをやっていると会話がロマンチックになるんですよ!」と嬉しそうに語り、「美しいセット、音楽、衣裳、セリフがいっぱいの舞台なので、早くみなさんに見ていただきたいです」とアピールしていた。公演は5月2日(水)から27日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、5月31日(木)から6月10日(日)に大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて開催。
2012年05月01日今年6月から行われる宝塚歌劇月組公演『ロミオとジュリエット』の制作発表が4月26日、都内にて行われた。これは先週末に宝塚を卒業した霧矢大夢の後を継ぎ、月組新トップスターとなった龍真咲(りゅう まさき)のお披露目公演。会見には龍のほか、新娘役トップスター愛希(まなき)れいか、準トップスターに就任した明日海(あすみ)りお、演出の小池修一郎らが出席した。宝塚歌劇月組『ロミオとジュリエット』チケット情報はこちらお披露目公演に選ばれた作品は、シェイクスピアの古典的名作を原作に、2001年にフランスで初演、全世界で500万人以上の観客動員を誇る大ヒットミュージカル。日本では2010年に宝塚星組が初演、昨年は雪組での再演とともに、宝塚以外でも城田優・山崎育三郎主演バージョンとしても上演されている。演出を手がける小池修一郎は「昨年の雪組公演の最中に震災があった。当日は2幕は中止、数日後に公演が再開されてからも、交通事情もあり来られないお客さまももちろんいたが、来てくださるお客さまも大勢いた。当時はこんな状況下でロマンチックな甘い愛の名作をやるのはどうなのだろうと思ったが、逆にこれを観るから明日も生きていくことに向かい合えると仰ってくださる方もいて、私自身、宝塚歌劇の強さや存在価値を改めて認識できました。この作品が多くの方の心にとって安らぎや、愛というものを信じることができる力になればと思っています」と語った。また、今回は主人公のロミオと、ジュリエットを挟み彼と対立するティボルトを、龍と明日海が役替わりで演じることも話題。トップお披露目の主人公を役替わりにするというめずらしい形態になるが、これについて、小林公一理事長は「月組は龍がトップになり、非常に若い組になった。フレッシュな組なのでいろんな可能性が出てくる。また明日海も愛希も、そして龍自身もまだ伸び盛りなので、その中で月組全体が切磋琢磨していけるためにと考え、主役の役替わりもひとつの手段と思った」とその狙いを話した。この作品でトップお披露目となる龍真咲は2001年に初舞台。宝塚生活12年目でのトップ就任で、5組の中で最も若い。その彼女は「月組生一丸となって楽しい舞台を作ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と爽やかに挨拶。役替わりに関しても「いろんなことを経験させていただくというのは舞台人としてとても恵まれていること。真摯に受け止めてしっかり務めていきたい」と意気込んだ。また愛希は「『ロミオとジュリエット』という名作でジュリエット役をさせていただくことが本当に嬉しく、幸せな気持ちでいっぱい」、明日海は「『ロミオとジュリエット』という物語自体のファンでしたので、今回ふたつの役で作品に関わることができてとても幸せ者だなと実感しています。体力とガッツをしっかり蓄えて頑張りたい」とそれぞれ話した。公演は6月22日(金)から7月23日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、8月10日(金)から9月9日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。チケットは兵庫公演が5月12日(土)、東京公演が7月1日(日)にそれぞれ一般発売開始。
2012年04月26日佐藤健が初舞台にして初主演を務める『ロミオ&ジュリエット』の製作発表が2月21日、都内にて行われた。ヒロインのジュリエットは石原さとみが務める。登壇者はほかに賀来賢人、菅田将暉、尾上寛之、姜暢雄、石野真子、長谷川初範、橋本さとし、演出のジョナサン・マンビィ。『ロミオ&ジュリエット』チケット情報はこちらシェイクスピアがこの作品を生み出してから400年以上、時代も国境も越えて上演され続けている不朽の名作『ロミオとジュリエット』。敵対する名家の娘と運命的な恋に落ちる青年ロミオに、人気・実力とも屈指の若手俳優、佐藤健が扮する。初舞台でいきなり演劇人が憧れるシェイクスピア作品に挑む佐藤だが「王道的作品を王道的に演じて、数年後に『ロミオとジュリエット』と言ったらこの作品だよね、と言われるような舞台にしたい。決定版『ロミオ&ジュリエット』にします」と意気込みを語る。演出を手がけるのは、イギリス演劇界で最注目の若手演出家、ジョナサン・マンビィ。これまでも『ロミオとジュリエット』の演出のオファーは何度もあったがずっと断ってきたと話し、「自分の国ではない文化のレンズを通すことでフレッシュな『ロミオ&ジュリエット』が出来ると思った。西洋と東洋の融合で私たちだけのユニークな舞台が生まれると思うし、物語の核には希望があるこの物語を、今の日本でやる意味がある」と語る。また佐藤とはすでにワークショップで時間を共有したことを明かし、「生まれながらに舞台の上で演じる資質を持っている」と絶賛した。そのロミオと恋に落ちるジュリエットを演じるのは、ドラマ、映画のみならず舞台でも着実にキャリアを積んでいる石原さとみ。「実は人生で一度も『ロミオとジュリエット』を観たことがないので、真っ白な状態で、ジョナサン色に染まっていきたい」とにっこり。彼女については「ジュリエットに必要な要素を完璧に備えている。役者としての才能はもちろん、外見も本当に美しいし、内面も美しい」とジョナサン。また、佐藤と石原は意外にも今回が初共演とのことだが、お互いのことを「舞台を拝見しましたが光り輝いていました。(自分は初舞台なので)頼っちゃうかも……」(佐藤)、「テレビで見て可愛らしい方かと思っていましたが、実際に会ったら男らしい。ロミオをどう演じるんだろうと楽しみです」(石原)と話していた。公演は5月2日(水)から27日(日)まで東京・赤坂ACTシアター(4月29日(日・祝)から5月1日(火)にプレビュー公演あり)、5月31日(木)から6月10日(日)に大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて。チケットはともに発売中。
2012年02月22日レオナルド・ディカプリオが『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマン監督と再び組んでオーストラリアで撮影中の『The Great Gatsby』(原題)のセットでラーマン監督が頭部を負傷、年内の撮影が中断された。ラーマン監督は撮影中にカメラのクレーンとぶつかり、頭部に怪我をしたという。プロデューサーのアントン・モンステッド氏は「セットがかなり狭く、監督はクレーンの下にいたのです」と「Sydney Morning Herald」紙に当時の状況を説明した。「彼はカメラの先についていた重りに頭をぶつけて、裂傷を負ってしまったんです」。その後、撮影現場に医師が駆けつけて治療を行ったが、プロデューサーたちは撮影中断を決めたという。元々クリスマスから新年にかけて撮影は休止の予定だったが、監督の怪我を受けて、レオやキャリー・マリガン、トビー・マグワイアを始めとするキャストおよびスタッフは予定より早くクリスマス休暇に入ることになったという。『The Great Gatsby』はロバート・レッドフォードとミア・ファロー主演の『華麗なるギャツビー』のリメイクで、来年クリスマスに全米公開予定。年明けにレオたちはオーストラリアに戻り、撮影が再開される。© AFLO
2011年12月26日『ROCK MUSICAL BLEACH』の日番谷冬獅郎役も記憶に新しい木戸邑弥と、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で今秋ジュリエット役を務め話題を呼んだ昆夏美。このフレッシュな若手俳優が主演する舞台『有毒少年』の公開稽古が、11月15日(火)の初日に先駆け、東京・CBGKシブゲキ!!にて14日行われた。本作は元惑星ピスタチオで関西を拠点とする演劇ユニット、ピースピットの末満健一が2003年に上演した自身の代表作。今年初め、故・今敏監督のアニメ映画『千年女優』の舞台版再演も好評を博した末満が、東京の俳優と組んで自らの自信作を放つ。『有毒少年』のチケット情報はこちら舞台はティム・バートン監督の世界を彷彿とさせるような直球のファンタジー。汚染された世界で唯一人間の住める街・ヘブンズパレスでは、15年前、人の“名前”が失われ、皆が異形のものと化した。その街の地下水路に長年住み、有毒な環境でしか生きられない有毒少年(木戸)が怪盗・蝙蝠(姜暢雄)の導きで地上へと出る。様々な異形の人との出会いを経て、彼は無菌室で育てられた噂の無毒少女(昆)に、また無毒少女も有毒少年の存在を知り会いたいと願う。交わることのない孤独なふたりの出会いが、やがてこの街の隠された秘密を暴くこととなり……。末満の詩的なセリフと和田俊輔のオリジナル楽曲、多彩な照明がバランス良くマッチして、ドラマチックな世界観の中にも登場人物の心にある光と影を映し出している。また幻想的な物語ながらも、時間や物語の経過を極力人間の肉体を使って見せるのも何とも末満らしい。ダンスシーンやミュージカル風のシーンもあり、キャストは皆、大忙しなのだが、物語の核となる主演ふたりもイノセントな魅力を垣間見せた。孤独な状況下で生きてきた有毒少年役の木戸は、地上に出て人に会えることの喜びを素直に表現。また毒を持つが故に、仲良くなった人を危めてしまう切なさを体現した。一方、昆は閉じ込められて育った環境から生じる外部への衝動をまっすぐに演じ、魔女役のシルビア・グラブとのシーンでも自身の歌唱力をしっかりと見せつけた。キャストは小劇場界で活躍する俳優から主演の昆やシルビア・グラブといったミュージカル界の面々まで、バラエティに富んだ布陣も見どころ。それぞれのキャラクターに見合った怪しい役を演じているのも面白い。東京公演は11月26日(土)まで同劇場、大阪公演は11月29日(火)・30日(水)まで梅田芸術劇場シアター ドラマシティにて上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年11月15日雑誌「ぴあ」調査による5月11日と14日公開の映画・満足度ランキングでもトップに輝き、多くの女性客から支持を集めている『ジュリエットからの手紙』。本作で主演を務めるアマンダ・セイフライドのインタビュー映像が届いた。その他の写真本作は、名作『ロミオとジュリエット』が生まれたイタリア・ヴェローナを舞台に、世界中から届く恋の悩みを綴った手紙に返事を書いている実在の“ジュリエット・クラブ”を題材にしたラブストーリー。本作のほかに、28日(土)から公開される『クロエ』、6月10日(土)から公開される『赤ずきん』と公開作が相次ぐことでも注目を集めているセイフライドは、インタビュー映像で、本作での役柄や共演のヴァネッサ・レッドグレイヴ、ゲイリー・ウィニック監督、ロケ地のイタリアについて語っている。『ジュリエットからの手紙』公開中(C)2010 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.
2011年05月20日イタリア・ヴェローナを舞台に、ある愛の奇跡を描いた真実の物語『ジュリエットからの手紙』。先日劇場公開されたのと同時に、話題を集めているのが、挿入歌で使用されているテイラー・スウィフトの「ラヴ・ストーリー」だ。今回、シネマカフェでは本編映像と同曲を合わせたイメージ動画を独占入手!果たしてテイラーがこの曲に込められたメッセージとは…?「ロミオとジュリエット」の舞台・ヴェローナにあるジュリエットの生家には、いまでも恋の悩みが書かれた手紙が届く。映画では50年前に綴られた手紙を軸に物語が展開されていくが、今回起用された「ラヴ・ストーリー」は“ロミオとジュリエット”の恋のように周囲に反対された禁断の恋について歌っており、テイラー自身が経験した恋愛が基となっているようだ。「当時好きな人がいたんだけど、友達や家族にも反対されて、“ロミオとジュリエット”の心境が初めて理解できたの」と言及するテイラー。そんな彼女が歌い上げるこの歌は、歌詞もジュリエット目線でテイラー流にアレンジされており、ポップでどこか力強く、カントリーシンガーとして活躍する彼女らしさが表現されている。13歳でデビューを果たし、ファーストアルバム「テイラー・スウィフト」は300万枚と大ヒットを記録。「ラヴ・ストーリー」が収録されたセカンドアルバム「フィアレス」は全米チャート1位、11週連続トップに君臨と、瞬く間にスターダムへ駆け上がっていったテイラー。並々ならぬ努力でいくつもの夢と栄光を掴んできた彼女も、恋に対してはいろんな障害の壁に当たってきた様子。そんな彼女が贈る「ラヴ・ストーリー」にはロマンチックな想いがたっぷり込められ、映画をより一層盛り上げる一曲となっている。ぜひこの映像からあふれる、テイラーからのメッセージを感じ取ってみて。『ジュリエットからの手紙』はBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ジュリエットからの手紙 2011年5月14日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.■関連記事:『赤ずきん』女性監督が証言、『トワイライト』を超える新たな“恋のジレンマ”現地からお届け!『ジュリエットからの手紙』レターセットを合計6名様プレゼントガエル・ガルシア・ベルナル インタビュー愛よりも夢を優先する男に共感は…?南野陽子、アイドルだから恋についての質問は「恥ずかしい!」50年前の初恋を捜す旅『ジュリエットからの手紙』試写会に10組20名様ご招待
2011年05月17日映画『ジュリエットからの手紙』の公開記念トークイベントに南野陽子が出席。「ロミオとジュリエット」のジュリエット宛てに恋の悩みを綴る“ジュリエット・レター”がモチーフとなっている本作に因み、南野さん自身がしたためたレターを披露した。「ロミオとジュリエット」の舞台となったイタリア・ヴェローナにある“ジュリエットの家”にいまなお世界中から届くジュリエット・レター。映画では、50年前に綴られたレターにまつわる恋をめぐる旅が描かれる。ヴェローナには、“ジュリエットの秘書”と呼ばれる人々がおり、世界中から集まった手紙に彼女たちが返事を出しているのだ。南野さんは映画について「くさらないでいれば、想いが伝わりご褒美がもらえるんだ、と思いました」と笑顔で感想を語った。映画の公開に合わせて、劇中で登場するジュリエットへの手紙に対する返事が全国から公募された。400通を超える応募の中からベストレターに選ばれたのは、鹿児島県の女性の手紙。これを南野さんが情感たっぷりに朗読した。さらにこの日は、南野さん自身がジュリエット宛てに書いた手紙を朗読。新婚ほやほやで幸せいっぱいの南野さんだが「愛で強くなれると感じています」とパートナーを得ての心境の変化を綴ったレターを少し恥ずかしそうに読み上げた。また初恋の思い出を尋ねられると「はっきりといつが初めての恋だったかは分からないんですが、小学校6年生で卒業するときに、中学校が別々になってしまう男の子に想いを伝えなきゃと手紙を書きました。結局、出さないままでいまも持ってるんです。結婚で身辺整理をしているときに見つけて、パートナーに見せたら笑ってました。『(好きか否かを)○か×で書いてほしい』というアンケートのような手紙で、出さなくてよかったです(笑)」とくすぐったい思い出を明かしてくれた。報道陣からは過去の恋だけでなく、現在進行形の結婚生活についての質問が飛んだが「アイドルなのであまり(公の場で)恋の話をしたことがなくて…恥ずかしい。もうイヤ(苦笑)!」とたびたび照れくさそうな表情を見せつつ「もう少し(一緒にいられる)時間があればいいな、と思います」とのろけていた。『ジュリエットからの手紙』は5月14日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:ジュリエットからの手紙 2011年5月14日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.■関連記事:ガエル・ガルシア・ベルナル インタビュー愛よりも夢を優先する男に共感は…?50年前の初恋を捜す旅『ジュリエットからの手紙』試写会に10組20名様ご招待一通の手紙が導く50年ぶりの初恋探し『ジュリエットからの手紙』のポスター画像解禁
2011年05月09日不朽の名作「ロミオとジュリエット」で知られるイタリアのヴェローナを舞台にした、美しい愛の物語『ジュリエットからの手紙』(初夏公開)のポスター画像がシネマカフェにて先行解禁された。世界遺産にも登録されている“愛の都”ヴェローナは、「ロミオとジュリエット」のジュリエットの生家がある場所。ここにいまも世界中から年間5,000通にも及ぶ“恋愛相談”の手紙が届いていることをご存じだろうか?驚くべきことにその手紙に対して、ジュリエットの秘書と呼ばれるボランティアの女性たちが一通ずつ返事を出している。本作はそんな実話をベースに、ある女性が50年前の初恋を探す旅に出るロマンティックなラブストーリーだ。恋人と共にニューヨークからイタリアにやって来た雑誌ライターのソフィー(アマンダ・セイフライド)は、ひょんなことからジュリエットの秘書の存在を知り、自らも文才を活かして世界中から届く手紙に返事を書き始める。その返事を受け取ったのが、ロンドンに暮らすクレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)。彼女は50年前、イタリアで出会ったロレンツォと恋に落ちたが、彼との愛を貫けず、その苦しい胸の内をジュリエットにだけ打ち明けていたのだ。50年ぶりの返事に背中を押されたクレアは、孫のチャーリー(クリストファー・イーガン)を伴い、ヴェローナへ。クレアと合流し、初恋の相手を探す旅に出る。ヴェローナの美しい街並みが印象的なポスターを飾るのは「50年分の愛を抱えて、あなたに会いに来ました。」の文字。“ジュリエット”から届いた手紙を胸に、50年ぶりに思い出の地を訪れるクレアの心情がじーんと伝わるキャッチコピーだ。また、物語の発端となるソフィーの温かく前向きな眼差しも、作品のメッセージを自然と伝えてくれる。世界的に大ヒットした『マンマ・ミーア!』に出演したアマンダにとっては、今回が初めての本格的な主演で「脚本を読んで、すべてのシーンに自分がいると気付いたとき、大変な仕事になるだろうけど、キャストとスタッフとの交流を通じて、きっと成長できるはずと思ったわ」。クレア役のベテラン女優、ヴァネッサとの共演を「彼女にとっては、何事も大したことではないの。とても聡明で、存在感があり、カメラの前で偽ることのできない人だから、彼女の前ではすぐにリラックスできるのよ」とふり返る。果たしてクレアは初恋の相手と50年ぶりの再会を果たせるのか?そのときソフィーが知る真実とは?愛に「遅すぎる」は決してないと教えてくれる感動のラブストーリー『ジュリエットからの手紙』は初夏に日本で公開される。■関連作品:ジュリエットからの手紙 2011年初夏、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.マンマ・ミーア! 2009年1月30日より日劇1ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ブランジェリーナにザック、ロブ…写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【前編】ハリウッドで最も稼ぐ女優が決定!今年はアンジェリーナ・ジョリー【第81回アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜イケメン編〜ABBAに乗せて踊り出したくなる!ハッピー全開ミュージカル『マンマ・ミーア!』メリル・ストリープ、若き日の恋愛話は「娘が興味を示してくれないの!」と苦笑
2011年01月27日第15回釜山国際映画祭の今年のメインゲストの一人である、フランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュ。今年のカンヌ映画祭で主演女優賞に輝いた最新作『トスカーナの贋作』の舞台挨拶や、記者会見に加え、「They Walk Together」と題して海雲台ビーチでオープントーク、および手形セレモニーを行った。トークの相手は、『トスカーナの贋作』のアッバス・キアロスタミ監督と、『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』のホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督。ビノシュは、彼らと仕事をした経験を「二人の映画ではどちらも息子を持つ母親役を演じたのだけれど、ヒロインが求めるものがそれぞれ違っていて、とても興味深かった。アッバスの映画では、母としてだけでなく、女として愛されたいと求める女性。一方、シャオシェンの映画では、息子とのつながりの強さに気付く女性。アッバスもシャオシェンも、女性のことをよく理解しているし、もっと理解しよう、という気持ちを持っていてくれる。そのことに感謝したいです」と語った。また、各国の映画人との交流パーティーでは、今年で退任するキム・ドンホ釜山映画祭委員長と、ABBAの曲にあわせてチャーミングかつ熱烈なダンスを披露。15年間、本映画祭をゼロから育て、尽力してきたキム・ドンホ委員長の労をねぎらった。映画祭は15日に閉幕。閉幕式には、クロージング・フィルムで釜山を舞台にしたオムニバス映画『カメリア』(原題)の中の1本、『かもめ』の行定勲監督と主演の吉高由里子、ソル・ギョングも出席。今年の釜山には、レポートで取り上げたスターたちのほかにも、ウィレム・デフォー、オリバー・ストーン監督ら多くの映画人が登場、トークショーなどさまざまな企画が催された。アジアの若手監督から選ぶコンペ、ニューカレンツ部門に日本映画がノミネートされなかったのは残念だったが、製作支援をするPPPアワードを、荻上直子監督の企画作『マッシュルームとメロン』が受賞した。毎年、拡大しつつも、観客と映画人の距離の近さを感じさせる釜山国際映画祭。温厚な人柄と映画への愛情の深さで、世界中の映画人に愛されたキム・ドンホ委員長の退任で、来年以降どう変わっていくかが注目だ。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第15回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定釜山の観客の熱烈歓迎に深津絵里「クセになりそう!」宮崎あおい&大竹しのぶに韓国人ファン熱狂「ステキ!」、「カワイイ!」と声援安藤政信が釜山登場!米中合作アクションコメディで天才料理人を熱演
2010年10月18日