国内外の20ブランド以上が一堂に会する万年筆の祭典「第19回 世界の万年筆祭」が、日本橋三越本店本館7階催物会場にて、3月14日から19日の期間で開催。約1,000種類以上の筆記具が集まる。今年のテーマは、万年筆と日本橋三越本店の歴史を重ね合わせた「江戸文様」。さまざまブランドから日本橋三越本店のみの限定万年筆が発売される。また、セーラー万年筆で“色の魔術師”の異名をとるインクブレンダー、石丸治がオリジナルブレンドインクを作るイベントや(要予約)、万年筆画家サトウヒロシによる万年筆ラクガキ体験(要予約・参加費2,160円)、樹脂粘土FIMO(フィモ)を使ったオリジナル万年筆製作(要予約・参加費3240円)といったワークショップの他、メンテナンス、実演販売、トークショーなども開催される。使う人の思い出や記憶が宿る万年筆。ぜひ自分だけのこだわりの1本に出会える「第19回 世界の万年筆祭」に訪れて。
2018年02月22日長年愛され続ける老舗のノートやデイリーに使える万年筆、美しい和紙袋など、新しい年の幕開けにふさわしい、背筋がピンと伸びるようなアイテムを揃えました。万年筆デビューはカジュアルに使える一本で。軽くて丈夫な樹脂製の万年筆は、握りやすいグリップ部分のくぼみや、大きめのクリップなど使い勝手も抜群。イエロー、ブルーなどポップな色やスケルトンタイプなど豊富な品揃え。サファリ¥4,000(LAMY Tokyo AoyamaTEL:03・6721・0771)ワクワクが満載“毎日が記念日”な日めくりカレンダー。フォトグラファー・大段まちこさん、スタイリスト・岡尾美代子さん、デザイナー・岡村佳織さんが手掛けた、記念日や誕生日を集めたカレンダーの2018年版。¥3,700(A VERY MERRYEVERY DAY to you/代官山 蔦屋書店TEL:03・3770・2525)100年以上愛され続ける、オーセンティックノート。英国の王室御用達ステーショナリーブランド『スマイソン』のノート。「MAKE IT HAPPEN」「MAKE YOUR MARK」など表紙のメッセージも特徴。お気に入りを見つけてみて。¥8,000(スマイソン/ヴァルカナイズ・ロンドンTEL:03・5464・5255)大事な服を、自分でオシャレにケアしよう。ニュージーランドの自然派ホームケアブランドのおしゃれ着用洗剤。キュートなパッケージとユーカリの香りで、洗濯の時間が楽しくなりそう!1000mlデリケート&ウールウォッシュ¥1,200(エコストア/エコストアジャパンTEL:03・3261・2893)※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・田中美和子
2018年01月08日普段のペンに使われているインクの種類といえば、せいぜい黒・赤・青の3色。でも蔵前駅から徒歩3分の〔インクスタンド〕では、「わたしだけの色」を作ることができます。万年筆なんて使ったことないし、と敬遠するなかれ。〔インクスタンド〕のインクは、カキモリオリジナルのボールペンにも使用できます。もちろん、自分用だけでなく贈り物としても世界に一つだけの一品が作れます。気持ちのこもった「世界にひとつだけの色」、見つけてみませんか?ものづくりの街・蔵前で「わたしだけの色」を前回の記事で紹介した、セレクト文具ショップ〔カキモリ〕が展開する〔インクスタンド〕。自分で選んだインクを調合して、完全オリジナルの1色を作ることができるインクショップです。その日の気分に合わせて、一番自分に似合う色を探せる。もしくは、相手を想いながら作るインクは、まさに唯一無二の贈り物になること間違いなし。前回の記事はこちら。表紙も中身も全てがオリジナルの手帳をつくってみませんか?完全予約制でじっくり作れるインクスタンドは完全予約制(予約方法は文末に記載)。誰にも邪魔されない、落ち着いた空間の中でインクと向き合うことができます。用意されているのは、14色のベースカラー。この中から最大3色選び、専用の混色キットを使って調合します。混色キットは取り替え可能。本当に好きな色を見つけるまで、何度でも調合することができます。瓶に入った状態とペンで書いた状態とでは、色のイメージが異なることがあるので、混ぜるたびに試し書きをしながら、「これだ」という色ができあがるまでじっくりとインクを混ぜ合わせていきましょう。調合の割合が決まれば、店員さんが注文通りにインクを瓶詰め。オリジナルインクの完成です。●製作時間:約45分●料金:1瓶2,500円こだわりの顔料インクを使用通常、万年筆用に多く使われているのは「水性染料」というインクです。使いやすい反面、水に溶けやすく、光が当たることによる退色が早いという欠点があります。〔インクスタンド〕が使用しているインクは、これらの欠点を補う「水性顔料」というもの。顔料絵具メーカー〔ターナー色彩株式会社〕とコラボレーションして作られた、インクスタンドオリジナル商品です。水や光に強いため宛名書きにも適しており、線を書いた上から水彩絵の具などで着色することもできます。また、光が当たっても退色しないため、手紙が長持ちするだけでなく、透明のガラスに保存することも可能となりました。自分だけのインクをいつでも眺められるのは、なんだかうれしいですよね。インクには馴染みがないという方でも、小さなインテリアとしても活用できそうです。同じインクの追加注文もできます以前に作ったものと全く同じ色のインクが欲しい!という場合でも大丈夫。配合の割合を記したレシピとカラーサンプルを〔インクスタンド〕にて2年間保管しています。注文の際にシリアルナンバーとお名前を伝えれば、何度でも購入可能。なお、リピート製作の場合は、1瓶あたり2,000円となります。飽きてきたら、うすめ液キットも活用して色のトーンは気に入っているけれど、たまには違う濃さのインクも使ってみたい。そんなときには店内で販売している《うすめ液キット》を使うとまた違う色合いに。インクスタンドで作成されたインクに適した薄め液ですので、オリジナルインクの色合いを変えるのに適しています。薄めたインクは、とめはねや文字の強弱がはっきり見えてくるので、字を書くのが楽しくなってきます。●うすめ液キットうすめ液60ml、カップ、スポイト、ガラス棒、30ml用インク瓶がついて2,700円。カキモリのローラーボールペンと一緒に前回の記事でも紹介した、カキモリオリジナルのローラーボールペン。好きなインクをセットできるこちらのペンですが、もちろんインクスタンドで作ったものも使うことができます。作ったインクとローラーボールペンをセットにしたギフトボックスも販売中なので、誰かにプレゼントしたいというときに便利です。さいごに「わたしだけの色」はもちろん、「わたしから見たあの人の色」というのも素敵です。インクスタンドでは、妊娠中の方が、産まれてくる赤ちゃんに向けてインクを作ってあげるという光景もよく見られるのだとか。もちろん、家族、親友など、大切な誰かにインクを贈るのも良いですね。言葉にするより、ダイレクトに気持ちが伝わることもあるかも。一口に「赤」や「青」と言っても、しっくりくる色というのは人それぞれ。既製品にはないその色は、インクスタンドで見つかるかもしれませんよ。【店舗情報】●住所〒111-0051東京都台東区蔵前4-20-12●電話03-5829-8848●営業時間(平日)12:00〜19:00(土日祝)11:00〜19:00●定休日月曜日(祝祭日の場合はオープン)●URL※完全予約制になります。予約専用ページから必要事項を記入し、予約してください。予約専用ページ
2017年10月20日高級筆記具のブランド「モンブラン(MONTBLANC)」と『星の王子さま』の作者がコラボレーションしたペンが登場。これまでに様々な文筆家たちの作品を支えてきたモンブラン。そんなモンブランは、1992年から毎年、ひとりの作家の功績を讃えたハンドクラフト仕上げの筆記具「作家シリーズ」を発表している。今回は、『星の王子さま』の作者で知られるアントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリの万年筆やボールペンを展開する。このコレクションの生産は、たった1度きり。設計図や型も廃棄されてしまうというスペシャルな文房具だ。 フランスの貴族の家に生まれたテグジュペリ。彼は作家としての顔の他に、冒険心に溢れるパイロットであった。コレクションでは、飛行機をイメージしたデザインで、彼の”大空へのロマン”を表現。万年筆、ローラーボール、ボールペンとバリエーション豊富に展開する「モンブラン 作家シリーズ アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ」は、彼が愛した飛行機をデザインのベースとした。サン=テグジュペリの愛機「コードロン・シムーン」を思わせるリベットを刻印し、ボディはコックピットの窓に広がる夜空をイメージしたブルーで染め上げた。世界限定1,931点のみの展開となる「リミテッドエディション 1931」は、ヴィンテージ感に満ちた仕上がり。『星の王子さま』の挿絵をボディにあしらい、ペン先部分に星のマークが刻み『星の王子さま』の世界を表現している。【詳細】モンブラン「作家シリーズ 2017」アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 発売日:2017年8月価格:・リミテッドエディション1931(万年筆 ペン先M) 426,000円+税 ※世界限定1,931点・スペシャルエディション 万年筆(ペン先:F、M)103,000円+税 / ローラーボール 86,000円+税 / ボールペン 81,000円+税【問い合わせ先】モンブラン コンタクトセンターTEL:0120-39-4810(11:00~19:00) ※月~金、祝祭日除く。
2017年09月01日エス・テー・デュポン(S.T. Dupont)から、2017年9月より発売される新作ボールペン「デフィ スケルトン ボールペン」と「D-イニシャル ボールペン」、限定「ワイルドウェスト」を紹介する。取扱店舗は、銀座ブティック、西武池袋本店、大丸心斎橋店、大丸福岡天神店など。また大丸福岡天神店では、8月16日(水)から29日(火)まで、「ワイルド・ウエスト コレクション」を取り揃えた限定スペースがオープンする。「デフィ スケルトン ボールペン」「デフィ スケルトン ボールペン」は、フランス空軍のアクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」とのコラボレーションによる新たなスタイル。「デフィ スケルトン」のモデルをベースに、「パトルイユ・ド・フランス」を想わせる高い技術力を感じさせる。ボディの素材は、光学ガラスと同等の高い透明性と耐久性を誇るクリスタルコンポジットのを採用。内部の正確な技術を眺められる透明感は、機能性を反映するとともにエレガンスを引き出す。また、インクは非常に滑らかで、まるでパトルイユ・ド・フランスが雲跡を残しながら空を駆け巡るように紙の上をすべる。「D-イニシャル ボールペン」エス・テー・デュポン初のペン「クラシック」にオマージュを捧げて誕生したモデル「D-イニシャル」が、古き良き時代のエレガンスを体現し、新たに生まれ変わる。真鍮を鍛えて作られたメタリックスリルの円筒形のボディは、ナチュラルに手の中に納まる。シンプルなビジュアルのポイントとして、クリップ上には、エス・テー・デュポンの“D”の文字を添えた。こうして生まれた1本は心地よい重さとバランスで、最高の書き心地を生む。限定コレクション「ワイルドウェスト」細かい彫刻で飾られた西洋式サルーンなどからインスピレーションを受けた限定「ワイルドウェスト」。プレステージとプレミアムの2種類のコレクションで、ボールペンやライターを展開する。プレステージコレクションでは、自然の木々に宿る伝説を表現。奥深いブラウンの木材はシルバーとのコントラストで重厚感を生み、無骨な美しさを表現する。万年筆とペンケース、ライターとライターケース、そしてコレクターズボックスの3つのセットが登場する。一方、砂漠の空から舞い落ちる星屑をイメージする「プレミアムコレクション」には、同じく筆記具とライターがラインナップ。いずれも星屑が舞い散るモハーヴェ砂漠の夜のような精緻な模様でシルバーを飾る。ライターには、射撃の名手に撃ち抜かれたかのような美しい弾痕が残り、エス・テー・デュポンらしい遊び心が効いている。また、8月中旬から下旬にかけて「ワイルドウェスト コレクション」にフューチャーした限定スペースが大丸福岡天神店に期間限定オープン。2017年限定の本コレクションを余さずチェックできるこの機会を見逃さないで。【詳細】■エス・テー・デュポン新作ボールペン発売時期:2017年9月予定取り扱い店舗:銀座ブティック、西武池袋本店、西武渋谷店、新宿タカシマヤ、そごう横浜店、大丸心斎橋店、大丸梅田店、大丸福岡天神店、井筒屋小倉店アイテム:・デフィ スケルトン ボールペン パラディウム 57,000円+税・デフィ スケルトン ボールペン ゴールド 57,000円+税・デフィ スケルトン ボールペン ガンメタル 57,000円+税・D-イニシャル ボールペン ブラック&クロム 20,000円+税・D-イニシャル ボールペン クロム 20,000円+税・D-イニシャル ボールペン ブラック&ゴールド 20,000円+税■限定「ワイルドウェスト」発売時期:2017年9月上旬予定取り扱い店舗:銀座ブティック、西武池袋本店、西武渋谷店、新宿タカシマヤ、そごう横浜店、大丸心斎橋店、大丸梅田店、大丸福岡天神店、井筒屋小倉店アイテム:・ワイルドウェスト プレステージコレクション 万年筆&ペンケース 621,000円+税 ※世界限定600個・ワイルドウェスト プレステージコレクション ライター&ライターケース 673,000円+税 ※世界限定600個・ワイルドウェスト プレステージコレクション コレクターズボックス 1,294,000円+税 ※世界限定88個・ワイルドウェスト プレミアムコレクション ライン2ライター(取り外し可能ポケットチェーン付き) 239,000円+税 ※世界限定1,500個・ワイルドウェスト プレミアムコレクション スモーキングキット(ライター&シガーカッター) 352,000円+税 ※世界限定600個・ワイルドウェスト プレミアムコレクション 万年筆 221,000円+税 ※世界限定1,500個・ワイルドウェスト プレミアムコレクション ボールペン 188,000円+税 ※世界限定1,500個・ワイルドウェスト プレミアムコレクション カフリンクス 63,000円+税 ※世界限定1,500個■大丸福岡天神店 「ワイルドウェスト」コレクション期間限定スペース期間:2017年8 月16日(水)~8 月29日(火)場所:福岡市中央区天神1-4-1 大丸福岡天神店本館4階
2017年08月01日きっとお気に入りになる、”書く”を楽しくする文具店デジタルでのやりとりがスタンダードとなっている現代だからこそ、手書き文字のあたたかさが身にしみるもの。手帳やノートの産地として知られる蔵前にある文具店「カキモリ」では、書くことが人々の喜びとなるようなアイテムがたくさん見つかります。なかでも人気はオリジナルノートやインクで、だれでも気軽に作ることができます。きっと制作途中から、書くことに心が踊るはずです。すべての書き人に向けた、心あたたまる文具を提供店名「カキモリ」の由来は、「書人(かきもり)」。文具店の息子として育ったオーナー・広瀬さんの造語です。手紙を書いたり、落書きをしたり……ものを書くことは、日常を人のぬくもりで少し温かくすることに似ています。スマホやPCなどのデジタルツールを使ってコミュニケーションを取ることが多い現代だからこそ、「書くことを楽しんで欲しい」という思いを込めて2010年にオープンしました。現在ではカキモリおすすめの文具に加え、デザイン性と機能性を兼ね備えたオリジナル文具を販売しています。蔵前の職人と作り上げる新時代の文房具蔵前周辺は古くから知られる手帳やノートの産地でもあり、カキモリのオリジナル文具は地元の職人とともに作り上げています。小ロットの発注から始めた当初は「商売にならない」と突っぱねられるなど、職人との信頼関係を築くには時間がかかったそう。現在では発注ロットも増え、カキモリの志に接した地元業者との取引は20社以上。匠の技術とカキモリのセンスが光るオリジナル文具は、女性や外国人客を中心に自分用、ギフト用にと喜ばれています。・ノート、万年筆、インクなどのオリジナル文具に注目カキモリではオリジナル文具を自らの手で作ることができます。ノートは自分好みの紙質はもちろん、表紙や留め具のデザインなど細部にまでこだわることが可能。表紙は使い込むたびに味が出る革製や国内人気作家とのコラボもの、伝統和柄などバリエーション豊富に取り扱っています。オリジナル万年筆は有名文具メーカーのカキモリ特注品で、書き味、使い心地はバツグン。万年筆に使用するインクはカキモリオリジナルのおすすめカラーを選ぶも良し、隣に構える「ink stand」にて自分だけのカラーミックスを楽しむも良し。手書き文字を通して人の思いを伝えるためのツールが揃っています。取材・文/稲井たもスポット情報スポット名:カキモリ住所:東京都台東区蔵前4-20-12電話番号:tel 03-3864-3898 fax 03-3851-3933
2017年05月31日エス・テー・デュポン(S.T.Dupont)より、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたウィトルウィウス的人体図からインスパイアされた「ダ・ヴィンチ コレクション」が登場。ライター、筆記具、アクセサリーを2016年11月よりエス・テー・デュポン直営店(東京、京都、大阪、福岡など)などで発売する。ウィトルウィウス的人体図とはローマ時代の建築家ウィトルウィウスの「建築論」にインスパイアされたレオナルド・ダ・ヴィンチは、1490年、人体のプロポーションを支配する法則を示す研究を行っていた。この時に描いたドローイングが現在「ウィトルウィウス的人体図」と呼ばれている。アクセスコレクション(世界限定1490個)アクセスコレクションでは、万年筆、ローラーボール、ボールペンを展開。パラディウムで装飾されたライターは、両サイドにウィトルウィウス的人体図とレオナルド・ダ・ヴィンチのシグネチャーを配置。筆記具は、ブラックの純正漆で装飾されたバレルと、ウィトルウィウス的人体図が刻まれ、パラディウムでコーティングしたキャップとのコントラストが特徴だ。プレミアム コレクション (世界限定1490個)プレミアム コレクションは、貴重なイエローゴールドに自然で暖かいハバナの色合いを融合。ライターは、イエローゴールドに刻まれたレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な図面で装飾され、筆記具は、純正漆で装飾された独特のキャップとイエローゴールドのウィトルウィウス的人体図が特徴。プレステージカフリンクスには、綿密にウィトルウィウス的人体図が刻まれ、イエローゴールドで覆われている。この新しいリミテッドエディションでは、ペン、インク、洗浄液を用いて紙に描かれたオリジナルの図面の再現を試みた。【詳細】ダ・ヴィンチ アクセスコレクション(世界限定1490個)発売日:2016年11月発売予定ライター 価格:140,000円万年筆 価格:130,000円ボールペン 価格:90,000円展開店舗:銀座ブティック、西武池袋本店、新宿タカシマヤ、そごう横浜店、大丸京都店、大丸梅田店、大丸心斎橋店、小倉井筒屋店ダ・ヴィンチ プレミアム コレクション (世界限定1490個)発売日:2016年11月発売予定ライター 価格:210,000円ボールペン 価格:150,000円カフリンクス 価格:50,000円展開店舗:銀座ブティック 西武池袋本店 新宿タカシマヤ そごう横浜店 大丸京都店 大丸梅田店 大丸心斎橋店 大丸福岡天神店 小倉井筒屋店
2016年10月29日ドイツの筆記用具「ラミー(LAMY)」に新しい万年筆「ラミー ルクス(LAMY Lx)」が登場。2016年10月より、全国の百貨店及び、筆記用具専門店で発売される。「ラミー ルクス」は、高い機能性と洗練されたモダンさが融合した新モデル。商品名の“Lx”は明るさの単位である英単語“lux"をドイツ語で発音した時の読み方だ。ネーミングの通り、アルミ素材とメタルパーツの組み合わせが、万年筆を煌びやかな印象に。カラーは「ゴールド」「ローズゴールド」「パラジューム」「ルテニウム」の4色だ。また、一部の店舗では、日本限定のノベルティとしてボディカラーに合わせたインクカートリッジ用専用メタルケースを用意。カートリッジが5本収納できるケースが数量限定でプレゼントされる。【詳細】ラミー ルクス発売時期:2016年10月価格:・本体 8,000円+税・カートリッジ 各500円+税(5本入り、全7色展開)・コンバーター 800円+税カラー:ゴールド、ローズゴールド、パラジューム、ルテニウム【問い合わせ先】LAMY Tokyo AoyamaTEL:03-6721-0771
2016年10月08日記念日や誕生日など、カップルはプレゼントを贈り合う機会が多いですよね。カレとのお付き合いが長い人はプレゼントのバリエーションが尽きてしまい、困ったことがあると思います。そこで今回は20代男性を対象に、彼女からもらったらうれしいプレゼントの特徴を聞いてみました!プレゼント選びに毎回頭を抱えてしまう人、必見です!■1.名前入りアイテム「自分の名前が入っているだけで特別な感じがする!資格試験の合格祝いに彼女が名前入りの万年筆をくれたので大切に使ってます」(25歳/税理士)定番のプレゼントでも、名前入りにするだけで一気に特別感が増してきます。もちろんカレの名前を入れてもいいですが、あなただけの特別なニックネームやふたりの記念日を入れてもいいでしょう。手軽に世界で1つだけのアイテムを贈ることができるので、いくつかの候補でお悩みの際には名入れサービスをしているものを選んでみてはいかがでしょうか?■2.ペアアイテム「ペアもののプレゼントを贈り合えるのってカップルだけじゃないですか。彼女との付き合いが長くなるにつれて増えていくのが嬉しいので、何度もらっても嬉しいです」(21歳/大学生)カップルのプレゼントとしてド定番のペアアイテムですが、何となく「男性から女性に贈るもの」と考えていませんか?でも、みなさんがカレからペアアイテムをもらって嬉しいと思うのと同様に、男性も彼女からペアものをもらったら嬉しいものなんです。ペアルックが苦手なカレには、家の中で使えるものをプレゼントしましょう。今後のおうちデートが盛り上がること間違いナシですよ!■3.長く使えるもの「高価なものになってしまうことが多いんですけど、やっぱり長く愛用できるものは嬉しいです。もらったものが年季はいってくると、それだけ俺たちも一緒にいるんだなって実感できる」(26歳/広告)せっかくプレゼントをあげても、すぐに壊れたりしたら台無し。大切な日にカレへ贈るプレゼントは少し奮発して、高価でも長持ちするものにしましょう。素材の質などに注目すると、プレゼントのためのお買い物がより楽しくなってきます。店員さんに相談するといいアドバイスがもらえることがあるので、ぜひ協力してもらっちゃいましょう!■4.常に携帯するもの「プレゼントを見たり使ったりすると彼女のこと思い出すので、常に持ち歩くものや身に着けるものだと嬉しいです」(20歳/専門学生)プレゼントは、くれた人のことを思い出させてくれるもの。つまり、常に携帯するものをカレにあげればあなたと会っていなくても一緒にいるかのように感じてもらえるんです!カレが喫煙者であればジッポ、車によく乗るならオシャレなキーホルダーなど、カレの趣味や生活パターンに合わせて、ピッタリのプレゼントを選んであげてくださいね。■おわりにいかがでしたか?彼ら男性が喜ぶプレゼントの特徴を組み合わせて、ペアアイテムに記念日を刻印してもらうなどの工夫もオススメ。ちょっとした工夫を凝らせば、以前あげたことのあるプレゼントでも喜んでもらえますよ。カレにプレゼントを贈る予定があるみなさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。(桃花/ライター)(ハウコレ編集部)(古泉千里/モデル)(小南光司/モデル)(泉三郎/カメラマン)
2016年10月08日セーラー万年筆は、ボディからペン芯まで透明な万年筆「ハイエースネオ クリア万年筆」を発表した。先行発売日は11月22日。先行販売は全国のセーラーフレンドリーショップにて行われる。価格は1,000円(税抜)。同商品は、初心者向けにも適した、細くて軽い「ハイエースネオ 万年筆」のクリアデザイン版。ボディ(軸)はもちろん、大先(首軸部パーツ)からペン芯まで透明なので、インクが流れる様子を見ることができる。インク残量も見えるので、インクが急に切れてしまうといった心配が無いとのこと。また、カートリッジインクのほかインク吸入コンバータにも対応しており、好きなカラーインクなどを入れて楽しむことができるということだ。カラーバリエーションはシルバー・ブラックの2色、ペン先は細字となっている。
2015年11月11日パレスホテル東京のペストリーショップ・Sweets & Deliでは2月1日から14日まで、バレンタイン限定スイーツ5種類を発売する。300個限定で販売される「クラヴァット」(税込3,024円)は、まるで本物のネクタイのようなファッショナブルなショコラ。風味豊かなダークチョコレートに、赤とピンクでハートが描かれたバレンタイン柄やバイオリンやホルンなどの楽器が描かれた楽器柄を始め、カカオ豆の総柄、アラベスク柄、ボーダー柄など計6種類のデザインが施された。同じく300個限定の万年筆型のショコラ「スティロ」(税込1,296円)は、キャップやクリップ、パッケージに至るまで細部までこだわって製作された。本体部分はダークチョコレートを赤く色付けしてカカオバターでコーティング。艶やかで高級感のある質感を表現したペン軸には、同ホテルのロゴが刻印されている。ハート型のタブレットショコラをクローバーのように並べた120セット限定「クール」(4個入り 税込2,592円、単品 税込648円)は、ホワイト、ミルク、ビターチョコレートの上にナッツやドライフルーツを散りばめたショコラ。チョコレートの濃厚な味わいと、香ばしいナッツ、甘酸っぱいドライフルーツのハーモニーが楽しめる一品となっている。その他、同ホテルのショコラテエールが厳選した8種類のショコラを詰めた80個限定の「スペリュール」(8個入り 税込4,320円)、ローラン・ペリエのハーフボトルに真っ赤なハート型のショコラを始めとした4種のボンボンショコラを合わせた50セット限定の「シャンパン&ショコラ」(税込7,560円)が提供される。
2015年11月07日前回、文房具カフェ店長推薦の万年筆の「インク」にまつわる情報をお届けしましたが、その中でもご紹介した自分だけの「オリジナルインク」を作ることのできるショップ、東京都・蔵前にある「ink stand by kakimori」にお伺いして、インク作りを体験してきました。「ink stand by kakimori」は、2014年9月に有名文具店「カキモリ」が、同店舗の隣にオープンしたインク作りのための「スタンド」。市販インクのカラーバリエーションでは満足できない人たちが、自分だけの一色を求めて訪れます。店内は、黒と白の配色にカウンターテーブルが配置されているシンプルな設計です。店長の広瀬さんによると、「インクの色を際立たせるために、店内はあえてモノトーンの世界観としました。これから自分の色を作り出してほしいという想いを込めています」とのこと。カウンターには、16種類のインク原液、スポイト、カップ、試し書き用の紙とガラスペンの「混色キット」が置いてあり、ここから2~3色のインクを選んで、自分の好きな分量を混ぜ合わせていくことでオリジナルインクを作成します。来店する人が作る「色」の傾向を聞いてみたところ、人気なのはやはりブルー系。しかも鮮やかなものではなく、グレーを混ぜたような大人の色味を作る人が多いそう。黒との中間色的な色味が、市販品ではなかなか無いのが人気の理由のようです。さっそく、実際にインク作りを体験してみることに。「人気の色」のお話の中で、赤系を作る人が少数派と聞いたこともあり、赤っぽいインクを中心に、「Butter Cup」「Plum」「Shoreline Gold」をチョイスして混色してみました。16色のインクに付けられた名前が、それぞれかわいくて絶妙。理科室の実験を思い出しながら、インクを一滴ずつカップに落としていきます。思い通りの色にたどり着かない…という時は、やり直しをすることもできます。ビーカーの中では濃く見えたインクも、実際紙に書いてみるとニュアンスが異なることもしばしば。「瓶から見える液体の色と実際の色は意外と違う場合が多く、混ざりかたも水彩絵の具などとは違い、そこが面白いところでもあります。イメージをつかむには、ラベルの色や店頭の混色サンプルを参考にするといいと思います」と広瀬さん。来店される方の傾向については、「もともと万年筆が好きでインクにもこだわりたい、という方ももちろんいらっしゃいますが、3割くらいの方は『万年筆は持っていないけれど、インクの色もかわいいし、始めてみたい』という方ですね」とのことでした。「ink stand by kakimori」はオープンしてまだ1年ですが、3カ月に1度のペースで訪れる方もいるとか! ちなみに、「土曜日は混み合うこともありますので、可能であれば平日のご来店がオススメです」とのこと気に入ったものができたら、その調合比率を店員さんに伝えると、15~30分ほどでボトルに詰めたオリジナルインクとラベル、レシピカードを受け取ることができます。また、万年筆を持っていないという人やギフトには、万年筆のインクが入れられるカキモリオリジナルのボールペン(1,728円)や万年筆も販売されています。贈る相手のイメージに合わせたインクを作成してセットでプレゼントするのもオススメです。広瀬店長が、「これまでに無い自分だけの色彩を、ぜひ自分の手でつくりあげてほしいですね」と語っていたのが印象的でした。明るいバーカウンターのようなおしゃれな店内で、これまでに無い自分だけの色彩を作ってみたいという方はぜひ、ふらりと立ち寄ってみては。
2015年09月11日●文具大賞から見る万年筆ユーザーのひろがり近年、安価な万年筆が充実してきたこともあり、万年筆を持つことがぐっと身近になった。定番の"クラシックで重厚なデザイン"以外の選択肢が増えたこと、特にパイロットの「カクノ」やペリカンの「ペリカーノジュニア」などをはじめ、ポップなデザインでよりカジュアルに持てる物が増えてきたことは、以前おすすめ万年筆の記事で取り上げたところだ。今回は、東京都・表参道「文房具カフェ」の奥泉輝店長に、最近の万年筆まわりの話題と共に、1本目の万年筆を持ったら次に着目したい「インク」についての情報を教えてもらった。○静かに高まる万年筆フリークの熱気万年筆ユーザーの広がりは、今年の「日本文具大賞」に、万年筆のためのアイテムが選ばれたことからも実感できます。文具見本市「ISOT」内で発表される、毎年注目の文房具が選ばれている賞ですが、文房具フリークから見ても、今年のグランプリは意外なものだったと話題になりました。グランプリに選ばれた「SUITO」は、インクを吸入する際などに汚れてしまう万年筆のペン先をきれいにするための専用紙です。吸い取り紙を万年筆の手入れに最適化したもので、手を汚さずにインクの拭き取りができる、万年筆ユーザーにとってはかゆいところに手が届く一品です。こうした一見マニアックな用途の文具がグランプリを受賞したのは、今の万年筆の人気を反映したものと言えるでしょう。○黒だけじゃない、万年筆インクの世界万年筆のインクというと、現代では黒が一般的で、伝統的なブルーブラックを使う方もいます。ですが、その他の選択肢も実はたくさんあるんです。紫陽花、天色、朝顔、竹林、冬柿、冬将軍、稲穂、孔雀、秋桜、紺碧、霧雨、紅葉、紫式部、深緑、深海、松露、竹炭、土筆、露草、躑躅、月夜、山葡萄、山栗、夕焼け…突然、四季折々の花鳥風月を思わせる美しい名前を並べましたが、実はこれ、すべてパイロットの万年筆用インクの名前です。このインクシリーズ「色彩雫」は実に24色もの種類があり、昨年はそのミニボトルバージョンも発売された人気商品。万年筆のインクというとブルーブラックの印象が強いですが、服を選ぶように好きな色のインクを選ぶことができるのも、万年筆の人気を加速させる一因と言えそうです。ちなみに、万年筆=ブルーブラックという印象は、万年筆が筆記具としてメジャーだった時代、長期保存に耐えうるよう開発されたインクの色から来ています。●オリジナルインクを作る3つの方法○欲しい色を自ら作る人が増加中さらに、市販のカラーバリエーションでは満足できない人たちには、また別の世界「オリジナルインク」があります。いくつか入手する方法はあるのですが、ここでは3つ紹介しましょう。■オリジナルインクを作る方法:その12014年9月、東京・蔵前にある有名店文具店「カキモリ」が、オリジナルのインクを調合できるお店をオープンしました。カウンターテーブルには、16種類のインク原液、スポイト、カップ、試し書き用の紙とガラスペンが置いてあり、自分でインクを調合していきます。気に入ったものができたら、その調合比率を店員さんに伝えると、15分ほどでボトルに詰めたオリジナルインクを受け取ることができます。明るいバーカウンターのようなおしゃれな店内で、バーに立ち寄るような気軽さで、自分だけのカラーを見つけることができるお店です。■オリジナルインクを作る方法:その2その名の通り、混ぜあわせて自分ごのみのカラーを作ることができるインクです。調合サポートキットも販売されていて、カラーチャートも掲載されているため、化学の実験のように、自分の部屋でじっくりと色を追求することができます。■オリジナルインクを作る方法:その3インクのプロ「インクブレンダー」に、その場でオリジナルインクを作ってもらえるという「インク工房」という催事があります。この催事の特筆すべき点は、首都圏のみならず日本全国を巡回しているところ。インクブレンダー・石丸治氏がまるでバーテンダーのようにシェイカーを使い、ユーザーの話を丁寧に聞き取ってインクを調合してくれます。カラーバリエーション豊かな市販インクだけでなく、自分だけの色を追求できる方法も豊富にあり、万年筆の"インク沼"は思った以上に深そうだ。次回は、「オリジナルインクを作る方法」で挙げられた「ink stand by kakimori」へ行き、自分の好きな色を調合したレポートをお送りする。
2015年09月10日セーラー万年筆は28日、ボディカラーに四季の色を取り入れた本格派万年筆「四季織々万年筆」を発売すると発表した。発売日は2015年6月7日。全4色で、価格は各1万2,000円(税別)。本製品は、書き心地と装飾性に定評のある同社「プロフェッショナルギアスリム万年筆」をベースに、14金ペン先(中細字)を採用した上位シリーズ。"四季"をテーマにしたカラーが特徴で、澄み渡る空のさわやかな水色を表現した「春空」、青々と茂る夏の緑をイメージした「万葉」、ススキの穂を照らす満月の黄金色を模した「名月」、真っ白な雪にのぞく椿を思わせる「雪椿」の全4色展開。それぞれラメやパールなどの素材を取り入れつつも、落ち着きのあるカラーに仕上げた。いずれも本体サイズは直径17×124mm、重量は16.8g。同社はすでに、"四季"をテーマにした万年筆として、プロカラー500万年筆「四季彩」を5,000円(税別)で販売しているが、四季彩がステンレスペン先を採用したエントリーモデルであるのに対し、四季織々では14金ペン先、さらにボディカラーもより趣のある色を採用することで差別化を図っているという。
2015年05月29日こんにちは、ぽこひろです。みなさんは、筆記具はなにを使っていますか? シャーペンやボールペンが圧倒的多数派で、万年筆などは使っている人がほぼいないと思います。しかし最近、大手文具メーカーからも女性や子供でも使えるポップでキュートなデザインの万年筆が多く発売されています。「昔の筆記具」というイメージを改めるべきタイミングであるとともに、この流れに乗って万年筆をモテに活用していただきたいところ。そこで今回は、都内大型文具店勤務の20代男性10人のご協力の元「ひと味ちがう『万年筆女子』の魅力」についてご紹介していきたいと思います。■1.食いつきやすい「人気が出つつあるとはいえ、それでもまだまだ万年筆ユーザーは少数派。なので、これを使っている女子は男子から見て相当気になると思います。つい、『それってもしかして万年筆?』と聞きたくなりますので、話題作りにも最高です」(T池袋店/27才)キラっと光るペン先と、書くときの「カッカッ、シャー」という耳障りの良い音は、目にも耳にも刺激的。持っているだけで話しかけてもらえるなんて、なんて素敵なアイテムなのでしょう。■2.インク補充の姿が雅「万年筆の最大の醍醐味は、やはりインク補充の楽しみではないでしょうか。ペットに餌を与えるかのように、インクボトルからインクを補充するのはとても楽しいです。また、そうしている姿も、なんだか女流作家のようでカッコよく映るはず」(L有楽町店/24才)たしかに学校や職場で、インク補充する姿はひときわ目を引くはず。それだけで頭がよさそうにも見えて、勝手にあなたを魅力的にしてくれます。■3.インクのにおいがいい「万年筆は、インクの独特のにおいがします。そして、万年筆を長く愛用している人からも、かすかにこのにおいがするんです。香り高い墨汁のような、どこか懐かしさのあるこのにおいは、かぐだけで癒されるいい香りです」(T新宿店/25才)恋愛において、においの持つ効果は大きいですよね。香水やコロンの女の子っぽい香りが多いなか、純和風なインクのにおいはいい差別化になるはず。■4.趣味にお金かけている感じが素敵「最近は手頃な価格の万年筆が増えていますが、まだまだ万年筆というと高いイメージなはず。なので、この趣味にお金を惜しまない感じが、男子にとっては魅力的だと思います」(C渋谷店/24才)男子は、自分がコレと決め込んだものにとことんお金をかける人が多いです。するとどうしても、同じようなことをしている相手には親近感を覚えやすいのでしょうね。実際は大したお金は使っていなくても、たしかにそこそこお金を使ってそうなイメージですよね、万年筆って。■おわりにいかがでしたか?万年筆はもちろん、字を書くうえでも素晴らしいツールです。筆圧が要らないので手が疲れませんし、書き方次第で筆で書いたような味だって出ます。モテのため、そしてデキ女になるためにも、1000円台のものをまずは一本手に入れてみてはいかが?(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年03月31日田舎に住んでいる。東京から居を移して、もう20年以上になる。これもIT革命とやらのおかげだ。思えば物書き稼業に身を転じた30年ほど前は、原稿用紙に万年筆で書いていた。ある新聞社には、カーボン紙付き3枚綴りの原稿用紙もあった。そう、今も文具店で売っている、あの請求書や領収書の要領。コピー機もまだ当時は高価な事務機器だったので、三文ライターにはできるだけ使わせない知恵だったのだろう。書きながら思い出したが、そういえばコピー機にはカギがあって、そのカギは何枚コピーしたかがわかるカウンター機能もついていた気がする。それはともかく、じきに原稿用紙はワープロに代わり、年月を経てパソコンとインターネットになった。原稿の入稿の仕方も手渡し、郵送からファクスとなり、それも生原稿がフロッピー、CD-ROM、そして今ではネットでスイスイと送れるようになった。書きながら思い出したが、手書きで原稿用紙に書いている時代は、留守番電話は電話機とは別モノだった。今では考えられないだろうが、留守番電話機という機械があったのだ。その留守電機には♫ピコピコピコピコ♫なるリモコンがついていて、公衆電話から自宅に電話すると話す方にリモコンを当て……。ちなみ小林明子の『恋におちて-Fall in love-』は、今から30年前、1985年の歌である。不倫という言葉が広く社会に認知されたテレビ番組の主題歌だが、その歌詞中、不倫相手はプッシュホンではなくダイヤルを回し手を止めるのである。しかも完全週休2日制ではないから、既婚の不倫相手が妻の元に戻るのは土曜の夜であった。あれから30年間をボクはマスコミの世界で生き、後半20年間を田舎で暮らしてきた。いまどきITなんて言葉を使う者がいるかどうかも疑問だが、ボクの田舎暮らしを支えているのは紛れもなくITである。と、そんなボクに先見の明があったとか、田舎暮らしの先人、ときに達人だとか、そんな見方をする者が最近、増えてきて困惑している。「どうか田舎暮らしの極意を教えてください」だって!冗談じゃない!告白しよう。そもそもボクが田舎暮らしを始めたのは、第一に都会の家賃が高いからである。そして第二は、都会のがコジャレた女の子にモテなかったからに他ならない。ときどきそんな女性と絡むこともあったが、気後れはするわ、見栄も張らなきゃならないわ……とにかく疲れていけない。先見の明でも、人間らしい生き方を求めたわけでもなく、単に都会暮らしに落ちこぼれたにすぎない。しかも田舎でも浮いている。それはそうだろう。田舎で昼間まで寝ているような物書き稼業など、まあロクデナシの代名詞でしかない。田舎でもまたハンパ者なのだ。だが、このハンパ者というポジションも、そんなに悪いものではない。東京に出張すれば「久しぶり」といって旧友が飲みに誘ってくれる。「田舎暮らしを聞かせてよ」と言って。それでもって田舎に帰れば、今度は「都会の話を聞かせてよ」と。実際、たまに田舎に帰れば女房が黙って晩酌を用意してくれるし、「まだ飲むの?」という頃には、今度は東京に出張すればいい。旧友が「久しぶり」ともてなしてくれる。恋愛にこの技術を応用できないかとも考えたものだが、そもそも都会の女にモテず都落ちしたボクに、そんな器用なマネができるはずもない。そんなテクニックを駆使できる人間なら、都会でもリッパに二股、三股……もしや何人もの愛人を囲える甲斐性が育まれたことだろう。まあ原稿を送るスピードは速くなったが、モテない男がもてるためには、まだまだ物理的な距離と時間が必要なようである。イラスト: 田渕正敏
2015年02月11日東京都・表参道の文房具カフェで、万年筆用インク「Kobe INK物語」とコラボレーションした、オリジナルカクテルを提供するイベント「文具Bar Vol.3 神戸インク物語で酔わナイト」が開催される。開催日時は2月7日18:00~。チケットは前売り3,000円、当日3,500円(前売り券全席完売の場合は当日券は無し)。同イベントは、神戸のご当地商品でもある万年筆用インク「Kobe INK物語」のコンセプトとカラーを再現したオリジナルカクテル(ノンアルコールもあり)全7種類を提供するもの。「文具Bar」は、文具メーカーの有志3人による文房具イベント集団K-3(ケイキュービック)によって、2014年に神戸でスタートしたイベントで、東京での開催は初めてとなる。また、イベント当日は、カクテルの提供以外にも、「Kobe INK物語」の開発者・ナガサワ文具センターの竹内氏による「KobeINK物語開発秘話」や、竹内氏とエイ出版社「趣味の文具箱」編集長の清水茂樹氏による対談「KobeINKと私」、「KobeINK物語オリジナルカクテル開発ストーリー」などのトークショーが予定されている。また、当日会場では「神戸インク試し書き」、「ワックスペーパーボックスに詰め放題」、「おとなの落書き帳作り」などができる個性的な文具販売ブースが設けられているとのこと。物販の開始は2月7日17:00~。なお、チケットの前売りはイープラスにて行われる。
2015年01月09日パイロットは、同社が24色で展開する万年筆用インキ「色彩雫」のミニボトル「色彩雫mini」を発表した。発売日は11月25日。販売経路は全国有名文具店、百貨店。価格は3色セット税別2,100円。「色彩雫mini」は、"紺碧"や"月夜"など、日本の美しい情景をモチーフにした万年筆用インキのミニボトル版。従来品の50mlより小容量の15mlとなっており、よりさまざまな色を使ってみたいというユーザーのニーズに応えたかたちとなっている。また、同製品群は「色彩雫」と同じ24色展開で、店頭にて好きな3色を選んで専用のケースに入れて購入できる。容器はオリジナルのガラス小瓶で、キャップ形状を8角にし、開けやすいよう配慮されている。なお、インキ色のラインアップは紫陽花、天色、朝顔、竹林、冬柿、冬将軍、稲穂、孔雀、秋桜、紺碧、霧雨、紅葉、紫式部、深緑、深海、松露、竹炭、土筆、露草、躑躅、月夜、山葡萄、山栗、夕焼けの全24色。人気色をセットした「月夜」×「竹炭」×「紺碧」、「朝顔」×「深海」×「山葡萄」、「天色」×「冬柿」×「松露」の3種も販売されるとのことだ。
2014年11月21日プラチナ万年筆は、超低価格の万年筆「PREPPY(プレピー)」の新しいペン先「極細02 EF」を発売する。発売日は10月25日。インク色はブラック、ブルーブラック、レッドの3色。価格は税抜き300円。「PREPPY」は、入門用、あるいは普段使いの筆記具として設計された、万年筆という製品カテゴリ内では群を抜いて低価格帯の人気製品。今回追加された「極細02 EF」は、ユーザーからの「手帳に書きやすいペン先が欲しい」、「細かい文字を書きたい」という声に応えるかたちでラインアップに加えたものだ。他のペン先と同様に、カートリッジインクを差し込んだまま1年が経過してもインクが乾かない「スリップシール機構」を搭載。極細は製造工程においても繊細な加工が要求されるため、高級万年筆にも施す手作業の最終工程を入れ、価格以上の滑らかな書き味を実現したという。また、新ペン先の発売を機に「細字03 F」、「中字05 M」の製品本体を発売以来初めてリニューアル。インク色の識別方法をペン先の色からペン芯の色へと変更することで、多色使いをする際のインク色間違いを防止。加えて、世界でのさらなる拡販を意識し、ボディのグラフィックデザインを一新した。なお、価格は「細字03 M」、「中字05 M」ともに税抜き200円。インク色は、「細字03 F」がブラック、ブルーブラック、レッド、ピンク、バイオレット、イエロー、グリーンの全7色、「中字05 M」がブラック、ブルーブラック、レッドの全3色となっている。
2014年10月21日大人の文房具として憧れを集める万年筆。一歩進んだビジネスパーソンになるためにもぜひ購入してみたいという人も多いのではないだろうか。しかし種類が多すぎて、どんな万年筆を買ったらいいのかわからない! セーラー万年筆 西本さんに、おすすめをきいてみた。西本さんは現在「ntさん@日本橋の万年筆屋さん(twitterID:@enu_tea)」としてTwitterアカウントを運営している。「ちょっとヘンだぞあの売場」をモットーに、他ではあまり見られない珍品を用意しているというが…!?○おすすめ万年筆西本さん:万年筆はよくお値段が張ると言われます。確かに、弊社でもお高いものですと2,500万円の万年筆を出してはいます(笑)。高いものが話題になることが多いので、お高いイメージがついてしまうと思うのですが、国産メーカーだと大体1万円ぐらいから本格的なモデルがご購入いただけますよ。最近人気なのは「うちみず(5,000円/税込)」。ペン先はステンレスなので柔らかくはないですが、内部パーツは1万円代の本格的な製品と遜色がない物を採用してますので、初めての方にも安心してお薦めできます。ちなみに2,500万円の万年筆は、素材が全然違います。まず軸がラピスラズリ、その上に加賀蒔絵。蒔絵師の方が、7年かけて作っています。現物を触ったこともあるんですが、ドキドキしましたね。お値段以上に迫力と美しさがありました。○西本さん愛用のアイテムは?2,500万円の万年筆、震えて字を書くのが難しそう…。これだけ万年筆を愛する、西本さん愛用品は一体?西本さん:私がいつも使っているものはやっぱりおすすめですね。メインの万年筆は「プロフェッショナルギア(20,000円)」というモデルでペン先が21金です。フワフワの書き味が楽しめますよ。あとは「プロフェッショナルギア・スリム(12,000円)」。この子は用途に合わせて字幅とインクを使い分けてます。万年筆の種類が豊富なのは、軸の種類や色の好み、持ち手のバランスが違うからでしょうね。各メーカーが「こうやって使ってもらいたい」という哲学を持っているので。いい悪いというよりは、一人ひとりの手に合うか合わないかが大事です。なるべく早くお手に合う万年筆に出会っていただきたいというのが、万年筆屋の本音だったりします。万年筆屋さんの担当の方に思い切って相談してみるのもいいと思いますよ。名前のある万年筆屋さん、例えば丸善さんや伊東屋さんには、お客さまに合う万年筆を選べる方がいらっしゃるんですよ。ペン先が同じでも軸の長さが違うとか、お客さまの持ち手と万年筆をうまくマッチングできるお店で心ゆくまでお試しいただいて、ご自身に合ったものを選んでいただく。そうすると万年筆と仲良くなれますよ。もちろん私も精一杯お手伝いさせていただきます!○変わった品物西本さん:こちらは、囲炉裏の上でいぶされた竹を使った「すす竹長刀研ぎ」(100,000円/税抜)です。特製のペンケースにいれて持ち歩いている方もいますね。書斎向けのアイテムと紹介されることも多いですが、持ち運びに耐えうる設計になっていますので、ガンガン持ち歩いて欲しいですね。またこちらは限定品「ハローキティ 40th 万年筆」(50,000円/税抜)で、シリアルナンバーも入っています。ペン先にもリボンがあるんですよ。セーラーオリジナルですね。少し自慢してもいいですか?(笑) こちらは私が今年の3月にプロデュースしたオリジナルのものです。白いスケルトンにラメを入れて、上から緑色のイメージを入れています。山中塗りという蒔絵の一種ですね。私が白軸と透け軸が大好きなので、完全に趣味です(笑)ntオリジナル2014で、日本橋タカシマヤの限定販売です! こういうことをしていると、またTwitterで「あいつが何かをやっている」と言われます(笑)。安価なものですと「クリアーキャンディ」シリーズ(1,000円/税抜)があります。安く売るために設計されているんです。ただ、お値段以上に楽しませてくれるアイテムですよ。万年筆を好きな方が、友達に「まずこれを使ってみれば」とすすめるのもいいと思いますよ。ここが沼の入り口だったという方もいらっしゃいますね。ただ、初心者の方ほどある程度機能があるものを使うのがいいと思いますね。万年筆にかぎらずですが。「道具が助けてくれる」というは、どの世界にもあると思います。ただ高いのを買え、というわけではないですが(笑)。ご相談いただければご案内いたします!知れば知るほど奥深い「万年筆」の世界。自分に合った1本を見つけて、豊かな気持ちで仕事ができれば、キャリアアップにつながるかもしれない。
2014年10月07日あなたは仕事で「万年筆」を使っているだろうか。クライアントと向き合う時、社内のちょっとした打ち合わせのとき、スーツの胸ポケットから、あるいはシックなペンケースから、すっと万年筆を取り出すと、それだけで「あいつ、やるな」という空気が生まれそう。今回は万年筆の「インク」について、セーラー万年筆 西本さんにお話を伺った。西本さんは現在、日本橋タカシマヤのセーラーフレンドリーショップに勤務、「ntさん@日本橋の万年筆屋さん(twitterID:@enu_tea)」として公式Twitterも運営している。万年筆ファンがはまるという「インク沼」って一体!?○インク沼とは?西本さん:万年筆のインクは黒や青のイメージがあると思いますが、最近は技術が進んでいまして、白系以外のインクでしたらほとんど表現できるんですよね。こちらは弊社の定番のカラーインクですが、かなり豊富な色合いでしょう。名前も日本の四季をイメージしています。好きな色を集めるうちに、「気づいたらこんなにインクが増えてしまった…」というのを、自虐して「インク沼にはまる」と言っています(笑)。雪が降ったらグレー系の色が売れたり、その時のシチュエーションにあったものを求める方が多いのも、面白いですよね。明るい色を万年筆に入れて軸との組み合わせを楽しむとか、初音ミクちゃんカラーにしたり自分の推しメンのカラーにしたり、自己表現できる余地があるのも、万年筆とインク沼の面白いところです。○インクってどういう仕組み?知れば知るほど深いインク。そもそも、どんな仕組みなのだろうか。西本さん:3つ代表的な入れ方があります。1つが、カートリッジインク。使い切りのインクですね。カートリッジをぐっと入れて、すぐに使うことができます。2つ目は、コンバーターというものです。ボトルからインクを吸い上げる時に使う部品ですね。ちなみにこちらは先日twitterでも反響が大きかった万年筆なんですよ。赤インクなのですが、ペン先に赤インクが染みこんで素敵でしょう。個人的にスケルトンの軸がすごく大好きで。書く楽しさもありますが、眺める楽しさというのもありますよね。最後は吸入式。モンブラン、ペリカンは伝統的に吸入式モデルを使用していますが、最近は弊社を含む国産メーカーも採用しているモデルが増えてきています。ボトルインクの中にペン先を入れ、尾栓を回転させることでインクを吸入します。インクで気を付けたいのは、乾き(ドライアップ)です。日常的に書いていれば問題ありませんが、「最近、万年筆で書いてないなぁ」という期間が2~3週間ほど続いた時は、1度チェックした方が良いかもしれませんね。お店にお持ちいただければ、簡単な洗浄やメンテナンスは無料で承ります。「何かおかしいなぁ」と感じたらお気軽にお持ち下さいね!調子が悪くなったらそれまで、と消耗品のイメージが多い文具だが、手入れを続ければ長く使うことのできる万年筆。色とりどりのボトルを机に並べたら、かっこいいかも…と想像している時点で、インク沼に一歩足を踏み入れているのかもしれない。
2014年10月03日社会人になったら、使いこなしてみたい文具…それが「万年筆」。入社時にプレゼントされたり、憧れて使いたいと思っているけど、なかなかふだんうまく使えていないという方も多いのではないだろうか。セーラー万年筆 西本さんにお話を伺った。西本さんは現在、日本橋タカシマヤのセーラーフレンドリーショップに勤務、「ntさん@日本橋の万年筆屋さん(twitterID:@enu_tea)」としてTwitterアカウントも運営している。「ちょっとヘンだぞあの売場」をモットーにしているという西本さんが語る、万年筆の魅力とは?○万年筆の魅力って?西本さん:万年筆の魅力はいくつかあります。例えば「筆圧がいらなくて、サラサラッと書ける」こと。ボールペンだと疲れてしまうような長文も、万年筆ならすらすらと書けますし、何よりも書いてて楽しいのが一番の魅力ですよね。字幅の種類が多いので、今こちらには極太から極細まであるんですが、字幅展開にあわせてどこで使うのか選んでもらうことができます。細字ですと手帳用に選ばれる方が多く、太字ですとクリエイターの方や創作をされている方は大きな紙にばーっと書いてアイディアをまとめたりされているようです。私も太字の万年筆をアイディアノートに使っているんですよ。改めて一言で表すと…個性が出るということでしょうか。万年筆自体もそうですし、字もそうです。ちょっとデスクを離れた時に伝言メモなどが残っていると、「あ、この字はこの人だな」とわかりますよね。それが万年筆だと自然な感じで出るんです。上手にパーソナリティを表現できる筆記用具だと思います。筆圧をかけずに線をかけるので、感情をダイレクトに表現できますし、線自体も丸っこいので柔らかい印象になりますよね。字と軸とインクで自分を表現できる、表現しやすいツールなのではないかと個人的には思っています。よく営業先で万年筆をポンッと出すと、それだけでネタが広がったりすると言われますね。商談の場面でお仕事以外のネタで盛り上がるのってすごく大事なことでしょう。○万年筆どうしたらいいのかわからないなるほど、どんどん万年筆がほしくなってくる…でも難しいイメージがあって、使いこなせるのか若干不安が。個人的にはフリクションが好きだし…。西本さん:売り場で相談されることはさまざまですが、初心者の方にはペンの持ち方やインクの通し方からしっかりとご案内させていただきます。万年筆は道具なので、ご自身の持ちやすい持ち方、握り方が1番なのですが、どうしても合わない持ち方もあったりしますので…。特にお若い方は、ペン軸が立ちすぎてしまう傾向があります。ゲルペンなどは立たせて書くのが1番いいですが、それだと万年筆ではちょっとしんどいです。ペン先が割れてしまうし、ペン先のおいしい所を使えないので書き味も単純によくないんです。それで「万年筆、書きづらいな」と思われてしまっては悲しいですね。紙に対して大体45度くらいの角度で持ってくださいとお話していますが、ペン先に相手の顔が映るような感じで向いていれば、問題はないですね。言われたとおりに持ってみると、簡単にすらすら書けた! 見た目にも高級感が出て、まるで仕事ができる人になったような気がする。これも万年筆のひとつの効用かも!?
2014年09月30日プラチナ万年筆は、万年筆のような太軸フォルムで、1本で3機能を持つ複合筆記具「ダブルR3アクションサラボ」を4月21日より発売する。○クラシカルな万年筆フォルムの筆記具同社によると、現在筆記具は細い軸のものが市場の大半を占めているが、「細い軸は必要以上に筆圧をかけてしまって疲れる」などの意見も聞かれるという。そこで同社は万年筆フォルムの太い軸を採用した同商品を発売。同社複合筆記具の平均的軸の太さより約120%太い軸を採用しているため、ゆったりとした握りで筆記できる。また、筆圧をかけなくてもサラサラ書ける低粘度インク「サラボ」を使用。ボールペンは細かな文字が書ける0.5mmボールを採用した。黒、赤インクのボールペンに、シャープペンシルの機能も付いている。本体は、ほぼ樹脂製にして重量を抑えているため、胸ポケットに差しても気にならない重さ。随所にクロームメッキを施すほか、ほのかに透ける軸のデザインの採用などで、樹脂製でも存在感ある造りとなっている。カラーバリエーションは、ブラックダイヤモンド、ブルゴーニュ、シャルトルブルーの3色。価格は1,000円(税別)。
2014年04月15日セーラー万年筆は11月27日より、「藤子・F・不二雄 生誕80周年記念万年筆」を3万5,000円で発売している。○特製オリジナルBOXと一緒に同商品は、「ドラえもん」をはじめ漫画を数多く生み出した藤子・F・不二雄氏の生誕80周年を記念して販売するコラボレーション万年筆。同氏のトレードマークのベレー帽をかぶったドラえもんをペン軸に蒔(まき)絵で施し、ペン先にはドラえもんも刻印。さらに、キャップのリングには「FUJIKO・F・FUJIO 80th ANNIVERSARY」の刻印も入っている。付属品として、サービスカートリッジインク(ブルーブラック)2本、ボトルインク(ブラック)1個、インク吸入器コンバーター、取扱説明書が付いてくる。すべて特製オリジナルBOX入り。販売はドラえもん公式オンラインショップ「Doraemon’s Bell」にて。12月15日の15時まで受注を受け付ける。(C)Fujiko-Pro
2013年12月02日オフィスの机の上にある筆記具と言えば、ボールペンや万年筆、シャーペンといったものを思いつきますよね。さらにそこに、ぺんてるの「サインペン」はありませんか。ボールペンよりも太くはっきり書くことが必要なときなど、気づけば使っているという人も多いはずです。ぺんてるの「サインペン」が生まれたのは、今から50年前の1963年。今年で50周年を迎える、長い歴史を持つ筆記具なのです。その特長は、油性マーカーのように裏写りすることなく、サラサラと軽いタッチで書けること。実は、これは世界初の携帯用水性ペンで、今や世界的な発明品となっているというから驚き。それだけ便利で使い勝手がいいということなのですね。確かに、用途が広いことは実感済みではありませんか? 例えばオフィスで、書類などに赤字で修正を指示したり、付箋に伝言を書いたりすれば、しっかり相手に内容をアピールできるから、見落とされる心配もありません。色が豊富にあるのも、もちろん役立つポイント。このたび50周年を記念して、橙、黄色、桃色、水色の4色の新色が仲間入り。これなら誕生日などのメッセージカードをカラフルに彩ることもできますし、壁に掛けたカレンダーに色別で予定を書き込めばひと目でスケジュールが把握できます。そして今、50周年キャンペーンとして、「オリジナル本革製ペンケースプレゼント」を行なっているそう。(応募ハガキは、 こちら 。応募期限は7月31日消印有効 )このキャンペーンは、サインペンを買って応募すれば、抽選で500名に本革製のオリジナルペンケースがプレゼントされるという、かなり太っ腹な企画。オリジナルペンケースは、複数のポケットに仕切られた革を巻いて革紐で留めるデザイン。美容師さんが同じようなタイプのケースに櫛やハサミなどを入れているのと見かけたりしますが、デザイン製に優れている上、サインペンはもちろんさまざまな筆記具を入れることができそう。とってもおしゃれで便利なペンケースで、しかも本革製となると、打ち合わせなどに持っていればちょっと目を惹くかも。本革だから使いこんで馴染んでいくというのも魅力的。必需品とも言えるサインペンを1本買うだけで応募できるから、これは応募してみないと。サインペンは、たいていのコンビニやスーパー、ドラッグストアで買えるから、今日の帰り道にでも買って帰って、今夜、 こちら から応募ハガキを用意して、明日には応募、なんてこともできるから簡単。あまりに身近すぎて、特に意識することもなかったけれど、考えてみればないと困るぺんてるの「サインペン」。もちろん愛用者もたくさんいるから、 ファンページ では、ユニークでテクニカルな使用法も紹介されていてちょっとビックリするほど。これを機会に新色を買って、もっと活用するのもいいかも。そしてもちろんキャンペーンにも応募しよう。気軽に応募できるから、今からサインペンを買いに行ってみては?・ぺんてる 公式サイト 「オリジナル本革製ペンケースプレゼントキャンペーン」の応募ハガキは こちら から
2013年07月02日セーラー万年筆は、ペンラウンジ Ir サンライズからオリジナル万年筆・第1弾『Winter 1st』を12月1日から販売している。シリアルナンバー入りで、限定30本の販売。価格は3万6,750円。同商品は、プロフェッショナルギアスリムをベースとしたオリジナルサイズのボディ。素材にはアクリルを使用しているが、1本1本削り出しているため、成型の樹脂とは違い表情は1本ごと異なるとのこと。ボディにはシリアルナンバーが刻印されている。ペン先は21金、バイカラー仕上げ、中型を採用。字幅は細字タイプ。ペン先には、「2012Ir」の刻印が施されている。付属のインクはブラウンだが、実用的に使えるよう濃い色にしているという。オリジナルボトルインク、カートリッジインク(2本)、インク吸入器コンバータ付。同商品はペンラウンジ Ir サンライズで販売を取り扱っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日プラチナ万年筆は7月1日、限定モデルの万年筆「♯3776 精進(しょうじ)」を発売する。これまで、万年筆では染料インクのみ推奨していたが、この限定モデルは顔料インクも使用できるとのこと。同社は昨年、つねに新鮮なインクの状態で筆記できる「スリップシール機構」を搭載した「♯3776」万年筆を発売。利用者からも好評を得たが、「顔料インクを手軽に使用したい」との要望も多く寄せられた。これを実現させるために経過実験を実施。その結果、およそ1年間メンテナンスを行わなくても、顔料インクでさらりと書き出せることが実証されたことから商品化の運びとなった。顔料インクは染料インクに比べ、鮮やかな発色でにじみにくく、光による退色がほとんどない。一度乾燥すると、水がかかってもにじんだり消えたりするのを完全に防ぐことができる。このほど発売された「♯3776 精進」モデルは、繊細に濃度を調合した淡いブルーのボディで、富士山が最も美しく見える精進湖をイメージ。キャップ内の「スリップシール機構」は特別仕様で、富士五湖すべての名前と形が描かれており、キャップを開閉するごとに回転するこの機構を目で見て確認できるという遊び心をプラスした。同モデルの価格は2万1,000円、世界限定3,776本の生産となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日セーラー万年筆はこのほど、東京スカイツリー内の公式ショップ限定商品を発表した。高級感あふれる万年筆からボールペン、ポストカード、東京スカイツリーを模した立体的なメモ帳など7シリーズ54アイテム。価格は150円から4万円。5月22日のグランドオープンより発売する。注目は東京スカイツリーを赤富士や桜吹雪と共に伝統の蒔絵手法であしらった「優美蒔絵万年筆」。黒地に映える色鮮やかな蒔絵と24金メッキを施した金属部分の輝きが、華やかな中に落ち着いた高級感を漂わせる。東京スカイツリーがプリントされた木箱入りで、記念品や贈答品に最適だ。ポストカードは、写真やCGによるパース画像、ポスターなどに使用されているオリジナルグラフィックのそれぞれから厳選した25種類を制作。建設中の様子や街並みを背景にしたものなど、スカイツリーの表情と魅力を様々な角度から伝える。また、ポストカードから厳選した図柄をプリントしたボールペン(6本セットで1,100円)や、ボールペンとポストカードのセット(全12種、各300円)も発売。立てた状態のメモが連なってスカイツリーを立体的に表現する「3Dタワーメモ」(600円)もユニークな商品。高さ約15cmで、デスクの上などに置いてオブジェとしても楽しめる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日プラチナ万年筆は25日、万年筆の最大の弱点である、長期間放置によるインク詰まりを解消するキャップ「スリップシール機構」を搭載した「♯3776センチュリー」から、新色ブルゴーニュを発売する。「♯3776」は理想の万年筆をめざし、作家で万年筆コレクターの故・梅田晴夫氏を中心とする研究グループによって開発された、同社を代表するロングセラーブランド。昨年7月に発売されたスリップシール機構付きのタイプは、先月末までに累計販売本数1万本を超え、好評を得ている。このほど発売される新色ブルゴーニュは、その名をフランス有数のワイン生産地に由来し、ともに時間をかけ完成する姿を重ね合わせたワインカラーを採用。深い赤の色合いをほのかに透明にしたことにより、まるで漆を施したように艶やかなイメージに仕上がっている。今回、新色発売記念特典として、初回生産600本までにシリアルナンバー付ブロッターカード(インク吸取り紙)が付属される。価格は1万500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日以前、映画『子供の情景』公開時に、「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」とブルガリが手を取り合ったリングについてご紹介しました。私の周囲ではこのリングがかなりの話題に。なかなかの反響がありました。そこで、「こういった話題についてもっと紹介して」という知人たちの声にも応える意味で、今回はこちらを紹介したいと思います。近年、積極的にハリウッドのセレブリティを広告などに起用しているモンブラン。万年筆にもグレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒら俳優たちの名を冠した商品も発表しているほど、映画界とは深いつながりがあります。数々の名品がありますが、中でも1924年に誕生した「マイスターシュテュック」は、伝統が息づく逸品。ブルーサファイアを抱き、熟練した職人による手仕上げで生まれるこの品に、“SIGNATURE FOR GOOD”エディションが生まれました。筆記文化に深く関わってきたモンブランは、基本的人権である読み書きの能力は、次世代を担う子供たちにとって最も大切な財産と考えているそう。より良い未来、より良い社会のために、読み書きは欠かせない。そう考えてきたモンブランは、2004年以来、UNICEFの国際的教育プログラムを支援するために、100万ドルの資金を調達してきたとか。そして今回は、マイスターシュテュック・スペシャルエディションの売り上げ一部を含めた150万ドル以上をUNICEFの識字教育プロジェクトに寄付をするそうです。残念ながら、すでに愛用のモンブランを持っている私は、このプロジェクトに参加できないので、これまで通り別の形でUNICEFサポートを行っていくつもり。でも、もし誰かにちょっと粋なプレゼントを考えているなら、もし一生ものの筆記用具をお探しなら、“SIGNATURE FOR GOOD”エディションを検討リストに加えてみてはいかが?一文字記すごとに、ちょっと誇らしい気持ちになれるかもしれませんよ。(text:June Makiguchi)モンブラン公式サイト写真は6月24日、ハンブルクにて行われた“SIGNATURE FOR GOOD”の発表会に出席したエヴァ・グリーン。© Splash/AFLO
2009年08月07日