俳優・松山ケンイチが20日放送の日本テレビ系バラエティ番組『誰だって波瀾爆笑』(毎週日曜 9:55~)に出演し、アイドルグループ・V6三宅健との関係について語った。松山と、「芸能界の数少ない友達」であるという三宅は、2006年公開の映画『親指さがし』で共演したことから、仲を深めたという。VTRで登場した三宅は、当時の松山の印象を「素朴な青年という感じで、すごく純粋で、何事にも真摯に向かっていく」と振り返った。三宅は、撮影現場で松山から連絡先を聞かれた際に「教えたのに、向こうから連絡がなくて」と当時の行動についてクレーム。三宅は、松山と「休みが取れた日に一緒に映画見に行きましょう」と約束をしたにも関わらず、連絡がとれなかったため、「他の出演者の人を通して待ち合わせをして、映画を見に行った」と、思い出を語った。現在は連絡先を知っているが、松山から「2年くらい空いて『あけましておめでとうございます』『みんさん(三宅)、お誕生日おめでとうございます』」と、時々くる連絡に、三宅は「お前、確実に2年くら忘れてて今日思い出しただろ」と笑顔でツッコミを入れていた。これに対して松山は「中学の頃にV6ってめちゃくちゃ大人気で、誰が好きなのかって話になって、僕は三宅さんだったんです」と明かし、「結局ファンだったから」と弁解。「先輩に対して、すんなり連絡取れなくない?」と周囲に問いかけた。また、公開中の映画『聖の青春』で大幅な増量に挑んだ松山は、増量中に三宅と会った話を披露。三宅が「『お前、こんなんで太れんのかよ~』ってずっと発破かけてくれてたんですよね」と語り、「お前なんだ、その痩せてる時と同じような食べ方は!」とエールを受けていたことを明かした。
2016年11月21日アイドルグループ・V6の三宅健が10日、自身がパーソナリティを務めるbayfmのラジオ番組『三宅健のラヂオ』(毎週月曜 24:00~)で、ユニバーサルな番組づくりへの思いと手話の苦労を語った。10年前から手話を始め、中断を経て勉強を再開、NHK手話講座番組『みんなの手話』のナビゲーターも務める三宅。9月に行われたリオデジャネイロパラリンピックでは、試合のハイライトを放送するNHK Eテレの情報番組『みんなで応援!リオパラリンピック』のメインパーソナリティに就任した。聴覚障害者へ向けて手話でルールや見どころを伝え、視覚障害者には音声のみで伝わる解説を行うなど、NHKでは初となるユニバーサル放送を実施した同番組だが、三宅は「障害のある人達が見てくれるからユニバーサルということではない」と語る。三宅は「おじいちゃんおばあちゃんもそうですし、小さい子供達も見てくれる、それを全部ひっくるめてユニバーサルな番組だと思う」と見解を述べ、「難しい言葉はあまり使いたくないなと思って、なるべくわかりやすい説明の仕方を心がけていたつもり」と番組を振り返った。また、番組でニュースのハイライトを伝えるとともに、手話でも同内容を通訳していた三宅は「手話をやりながら喋るっていうのはすごく難しい」と苦労を語った。例えば「一番大きい音がなるそうです」という言葉も、手話では「最高、音、大きい」と単語をつなげて表現するため、日本語が手話の語順につられてしまいそうになることもあると話す。三宅は「けっこう大変だった」と振り返りながらも、同番組のユニバーサル放送としての試みにより「色々と模索しながら、今回の12日間の番組をやったことで、視聴者の方々に楽しんでもらえる番組作りが、今後できていくんじゃないかと思いました」と、今後の展開に期待を寄せた。
2016年10月11日8月19日に幕を開けた、劇団「五反田団」主宰、脚本家、映画監督としても活躍する前田司郎による「宮本武蔵(完全版)」。主演の宮本武蔵には昨年の2月、前田が行ったワークショップをきっかけに交流を深めていった、山田裕貴。そのライバル、佐々木小次郎を演じるのは矢崎広。前田が紡ぐ、力(りき)みのない独特な不思議空間に挑むふたりの若き俳優に話を聞いた。舞台「宮本武蔵(完全版)」チケット情報「歴史上で伝えられている宮本武蔵も、実は人を切るまでに葛藤して、悩んだんじゃないか、という姿を会話劇で見せていく舞台です。僕はこの脚本を読んで、人を第一印象で判断することなく、きちんと対話しよう、と強く思いました」(山田)「もしかして、こうだったのかもしれない……という余地を大切にしている作品です。佐々木小次郎は剣豪であるとともに、自身のやることをPRするといった今に通じる新しい考え方を持っている存在として描かれます」(矢崎)そんな彼らは今回が初共演。「矢崎くんは僕が観劇する舞台に必ずと言っていいほど出演されている方なので、同じ舞台に立てることが嬉しい。稽古場でもすごくどっしりとしていて、でも涼しい感じがすごく佐々木小次郎らしいんです」(山田)「山田くんは以前、機会があって少し話したくらいでしたが、そのときから意識していました。今、一緒に稽古してみて、お芝居の緩急があって、とても魅力的な役者だと感じています」(矢崎)矢崎の言葉に照れ笑いを浮かべる山田は、抱えていた思いを明かす。「D-BOYSは俳優集団なのですが、『歌って踊るの?』と聞かれることが多くて、それが悔しかった。だからまず僕自身が変わろうと決めて、一時期、いろいろなワークショップに参加していました。その中で前田さんと出会い、今回、舞台3作目にして主演で座長という立場に立たせてもらえたことは本当に誇りだし、全力で応えたい」(山田)その言葉を受け、矢崎もエールを送る。「今回の座組は強者揃いで、それぞれが自分なりに戦いを仕掛けてくるすてきなメンバーです。でも、だからといってばらばらではなく、山田くんを中心に同じ方向に向かっていると感じていて、それがとてもおもしろい」(矢崎)「前田さんの台詞は繊細で『あ』といったひと言にも意味があるので、そのニュアンスが難しくて、学ぶことも多い。この機会にたくさんのことを得て、その結果を届けます」(山田)「僕は、今回の舞台で僕自身の演技をブラッシュアップさせてもらっていると感じています。みんなで創りあげた『宮本武蔵(完全版)』をぜひ、観に来てください」(矢崎)公演は8月29日(月)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて。取材・文/おーちようこ
2016年08月25日アイドルグループ・V6の三宅健が3日、NHK Eテレの情報番組『みんなで応援!リオパラリンピック』(9月9日~20日 20:00~20:45)メインパーソナリティーに就任し、NHKで行われた会見に出席した。同番組には手話キャスターとして早瀬憲太郎、板鼻英二、貴田みどりも登場する。同番組では、日本時間9月8日から19日まで開催されるリオデジャネイロパラリンピック試合のハイライトを、中継録画で放送する。またNHKでは初となる「ユニバーサル放送」を実施。聴覚障害者へ向けて手話でルールや見どころを伝え、試合内容は字幕をつける。視覚障害者には、音声のみで伝わる解説を行う。2014年から、手話講座番組『NHKみんなの手話』(毎週日曜19:30~19:55)ナビゲーターを務める三宅は、会見での挨拶、手話キャスター陣への質問、記者からの質問に対する回答といったすべての言葉を手話で同時通訳しながら発言。1年間『みんなの手話』講師を行っていた早瀬も「上達していて大変感動しました」と絶賛した。三宅は10年前から手話を始め、中断を経て2年前から手話の勉強を復活したと語り、勉強を始めた理由について「ファンの方の中にろうの女性がいて、握手会の時に手話で話しかけられけどまったくわからなくて、ずっと気にかかっていた」と説明した。番組について三宅は「まだまだ(手話の勉強中で)力不足ではありますが、こういった形で手話を生かせる機会をいただくことになり、とても驚きましたが、今から気持ちが高ぶっています」と意気込み。「聴覚障害者の方から、パラリンピックの放送に手話が付いてないという声があったので、パラリンピックのことをもっと知ってもらえるいい機会になるんじゃないかな」と、思いを語った。NHK田中敦晴プロデューサーは番組タイトルの「”みんなで”というところに大きな意味を込めた」と話す。そして「三宅さんにオファーをしたら快諾いただいて、強いパワーを得たなと思っています」と期待を寄せた。
2016年08月03日映画『ふきげんな過去』が6月13日(月)、外国人特派員協会で上映され、主演の二階堂ふみと前田司郎監督が上映後、外国人記者の質問に答えた。前田監督のオリジナル脚本で、小泉今日子と二階堂さんがW主演を務める本作。女子高生の果子は退屈な日々にいら立ちを覚えつつ日々を過ごしていたが、そんな彼女の家に死んだはずの伯母の未来子が現れ、しかも果子に自分が本当の母親だと告げ…。二階堂さんは冒頭、外国人記者を前に英語で挨拶。「どういう映画と説明していいのか分からない作品ですが(笑)」と独特の物語が展開する本作を紹介する。前田監督は本作について「ストーリーはたいしたものがあるとは思っていない」と説明しつつ「場所の雰囲気、夏の暑い感じ、夏休みの気怠さやワクワク、死を近くに感じる瞬間などを表現したかった」と語る。果子(=過去)と未来子(=未来)が交わる本作だが、テーマについて「時間の流れは川のようなもので、過去、現在、未来の自分が同時に存在することはできないと思ってましたが、実は過去の自分も現在の自分も、未来も頭の中にあり、いろんな自分が1か所に存在する――それを映画なら表現できるのではないか?と思った」と語った。二階堂さんは、話題作への出演が続く中、本作への出演を決めた理由について「まずひとつは、小泉今日子さんと親子という関係でご一緒したかった」と説明。さらに「脚本が面白く、自分が経験したことがあるんじゃないか?見たことがあるような果子と向き合えるんじゃないかと感じた」と語った。演劇人としても目覚ましい活躍を見せる前田監督だが、映画製作において「演劇の影響はあまりない」と語る。「舞台俳優と映画の俳優は全然違う。舞台では、稽古で100%を出して、本番は80%くらいで臨むという演出をしてますが、映画の俳優はリハーサルや稽古に8割くらいで臨み、本番でカメラが回ると100%かそれ以上のものを出す。カードを隠し持ってて、本番でそれを切るんです。映画では瞬発力を、舞台では持久力のある芝居が要求されると思います」とそれぞれの特性について語った。映画では、未来子は爆破事件の犯人という設定であり、ある記者は、昨日、アメリカで起きた銃撃事件について、前田監督に見解・意見を求めた。このイレギュラーな突然の質問に監督は「難しい質問ですが…」と前置きしつつ「人間の中に暴力性や攻撃性は確実にあり、それを否定してもしょうがないと思っています。そうしたものがある前提で、それをどうコントロールする、またはいい方向に持っていくかを考えないといけないと思います」と自身の見解を語る。さらに「特別な人がテロを起こすのではなく、普通の人が起こす。犯罪者は“人でなし”ではなく、彼らも人間であり、人間はそういうことをするんです。僕らの中にもそういうものはあり、その本質を変えることはできない。だから、そういう状況に陥ってしまう環境を変えなくてはいけない。なぜ、その人たち…いや、僕らはそういうことをするのか?そこを考えなくてはいけないと思います」と呼びかけた。『ふきげんな過去』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日映画『ふきげんな過去』が2016年6月25日(土)に公開される。主演は小泉今日子×二階堂ふみ、監督は異才の劇作家と称される前田司郎。五反田団を主宰し、演劇・小説・ドラマ・映画など、ジャンルを飛び越え活躍するマルチプレイヤー前田司郎。本作は、三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞も受賞している彼によるオリジナル脚本の人間ドラマだ。自分が本当の母親だという叔母・未来子の出現によって、退屈していた女子高生の果子は、眩い生き生きとした世界を見てしまう。そんな二人のひと夏の物語を描く映画は、『毎日かあさん』以来5年ぶりの主演となる小泉今日子と、日本映画界の若きミューズ・二階堂ふみというタッグによって実現した。■ストーリー物語の舞台は北品川の食堂「蓮月庵」。果子(二階堂ふみ)は、毎日が死ぬほど退屈でつまらない。けれどそこから抜けだして他に行くこともできず無為な夏を過ごしていた。ある日、果子たち家族の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が、突然戻ってきて告げる。「あたし生きてたの」。戸籍も消滅している前科持ちの未来子。そして自分が本当の母親だというが・・・。【作品情報】『ふきげんな過去』公開日:2016年6月25日(土) テアトル新宿他全国ロードショー出演:小泉今日子、二階堂ふみ、高良健吾、山田望叶、兵藤公美、山田裕貴/、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、黒川芽以、梅沢昌代、板尾創路監督・脚本:前田司郎音楽:岡田徹©2016「ふきげんな過去」製作委員会
2016年05月29日東京・六本木の国立新美術館で3月16日から6月13日まで開催中の展覧会「MIYAKE ISSEY 展: 三宅一生の仕事」の関連アプリが2種類配信されている。今回配信されているのは、会期中、スマートフォンやタブレットで楽しめる展覧会のチラシを使ったアプリ2種。「立動アプリ」は、AR機能を利用したインタラクティブな共有情報発信ツール。アプリをチラシにかざすとチラシの中央に描かれた不思議な立体が動き出し、立体と一緒に写真撮影をすることができる。一方、「MIYAKE ISSEY展:音声ガイド」のアプリは、展示作品の中から厳選された20作品をゲストナビゲーターのピーター・バラカンが分かりやすく解説。“衣服は身体を包む一枚の布である”という発想から生まれた服のエピソードを聞くことができる。このアプリの収録時間は18分で、ダウンロード価格は税込500円。美術館入口カウンターで同アプリをダウンロードした画面を見せると、同展オリジナルステッカーもプレゼントされる。
2016年05月02日V6の三宅健と、タッキー&翼の滝沢秀明がケンタッキー・フライドチキンのパックメニュー「おトクな いいとこどりパック」CMキャラクターに決定したことが8日、わかった。放送は4月21日から5月31日。三宅と滝沢は、10日開演の舞台『滝沢歌舞伎2016』で初共演を予定しており、1月19日に行われた制作発表で、三宅が自分たちの名前に触れて「ケン&タッキーというおいしい関係になれたら」と発言していた。この言葉がきっかけの一つとなり、今回のCMが決まったという。CM自体も舞台に合わせ、稽古を終えた2人が楽屋でフライドチキンを食べるという設定。滝沢が「ケン」、三宅が「タッキー」と呼びかけるなど、2人の名前を生かした展開になっている。三宅は1997年、滝沢は2012年にそれぞれ同社のCMにキャラクターとして登場しており、三宅は19年前に撮影したスタッフと再会、当時の話題で盛り上がったという。また、滝沢は前回のCM時、コンビを組んでいる今井翼と一緒に「ケン・タッキー&翼(ツバサ)・ンド」というコピーで出演しており、今回もまた名前にかかった内容で出演することとなった。
2016年04月08日先日第十回声優アワード主演女優賞を受賞した声優・水瀬いのりが、2016年4月13日にリリースする2ndシングル「harmony ribbon」。そのカップリング曲の試聴がキングレコードの"水瀬いのり"ページにてスタートした。2曲目の「Dreaming Girls」は、「女の子」をテーマに掲げたキラキラしたガールズ・ロック。3曲目の「Ring of Smile」はコーラスワークが印象的な温かく心地良いサウンドで、優しい気持ちになれる楽曲となっている。このコーラスも含め、前作から今作まですべてのコーラスを水瀬自身が務めており、これもまた彼女の楽曲の魅力といえそうだ。水瀬いのりの2ndシングル『harmony ribbon』は2016年4月13日の発売予定。
2016年03月25日デザイナーの三宅一生のものづくりに迫った書籍『Creativity is born 三宅一生 | 再生・再創造』が、3月25日に発売される。三宅一生とリアリティ・ラボ(REALITY LAB)チームによる132 5. ISSEY MIYAKEでは、身頃やスカート部分などのパターンを用いず、谷折り山折りの線が規則的に並ぶ1枚の型紙から衣服を製作している。三宅一生によるこのような衣服構造はどのようにして生み出されたのだろうか。同書では、三宅一生によるものづくりを、荒木経惟の撮りおろしをはじめとするビジュアルとともに紐解いていく。なお、同書の関連イベントとなる展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が、6月13日まで東京・六本木の国立新美術館にて開催されている。【イベント情報】「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:3月16日~6月13日時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)【書籍情報】『Creativity is born 三宅一生 | 再生・再創造』編著:清水早苗発刊:パイ インターナショナルソフトカバー/112ページ/A4判変型発売:2016年3月25日価格:2,315円
2016年03月24日先日、第十回声優アワード主演女優賞を受賞した声優・水瀬いのりが、2016年4月13日にリリースする、2ndシングル「harmony ribbon」の収録内容とジャケット写真が公開され、同時に、表題曲「harmony ribbon」の試聴がスタートした。表題曲の「harmony ribbon」は、作詞&作曲を、「嵐」や「AKB48」などに楽曲を提供している多田慎也氏が担当しており、軽快なポップチューンに仕上がっている。キングレコードの"水瀬いのり"ページに、ショートver.(45秒)の試聴サンプルが用意されているので、早速チェックしてみたい。また、公開されたジャケット写真は、色とりどりのリボンが水瀬を包む、ガーリーでキュートな仕上がり。このジャケット写真からインスピレーションを受け、自分とファンとを繋ぐ「絆」をリボンに例え、ファンと一緒につくりあげていきたいという想いがこめて、表題曲のタイトルが決まったという。さらに、カップリング曲のタイトルが、「Dreaming Girls」と「Ring of Smile」になることもあわせて発表。こちらのどのような楽曲になるのかは、今後の続報を待ちたい。
2016年03月18日3月16日から国立新美術館で「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が始まった。会期前日にはプレス内覧及び記者発表会が行われ、三宅一生を始めとする関係者が出席した。「21_21 DESIGN SITEを2007年に開館してからすぐに近所である国立新美術館へ挨拶に伺った際に、いつかここで展覧会が出来たらと私が呟いたことから始まった10年掛かりのプロジェクト」と三宅氏が語る本展は、デザイナーの三宅一生が活動を始めた1970年から現在に至るまでの約45年間“企業秘密”にしてきた仕事を紹介するこれまでにない大規模な展覧会である。まず同展を構想するにあたり、三宅一生の45年間のアーカイブを整理するところから始めたのは数年前。三宅氏は「数万点に及ぶ膨大なコレクションの中から、一着一着当時を振り返りながら今回のための展示品を厳選することは思っていた以上に時間の掛かる作業で、実は当初の計画から会期が先延ばしになってしまっていたのだが、やっと今年実現が叶った」と明かし、45年という長い歴史を実感させる。そんな歴史を凝縮させた展示内容は、A、B、Cと大きく3つのセクションで構成されている。ルームAでは、三宅デザイン事務所を立ち上げた70年代に制作された原点ともいえる「タトゥ」「麻のジャンプスーツ」「水着とキャップストール」「ヌバ」といった服を展示。ルームBでは、80年秋冬コレクションで発表された「プラスティック・ボディ」に始まり、その後85年まで様々な形で展開された「ボディ」シリーズを展示する。このA、Bの空間デザインは、三宅氏と20年来の付き合いであるという吉岡徳仁が手掛け、服の展示に用いられているマネキン「グリッド・ボディ」も本展のために制作された。三宅氏の「衣服の原点は一枚の布」という概念に基づき、一枚の紙、または一枚のアクリル板からレーザーカッターでくり抜いた365パーツをグリッド状に組み立てて形成されているという。佐藤卓が空間デザインを手掛けたルームCでは、「プリーツ」「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」「132 5. ISSEY MIYAKE/陰影 IN-EI ISSEY MIYAKE」など5つのテーマに分けて三宅氏の原動力となるチーム、メーカー、デザイナーとの協働を紹介する。中でも注目される「製品プリーツ」の制作過程を初公開するコーナーでは実際にスタッフがプリーツマシーンを動かし、制作実演も行われる。「本展に訪れた人が“何か自分も創りたい”と、子供から大人まで創造意欲を掻き立てられるような展覧会に仕上がったと思っている。デザインとは完成までのプロセスも含めて、こんなにもわくわくする可能性に満ちた仕事なんだと伝えたい」と三宅氏。記者発表会で「これから先40年に活躍する未来のクリエーターの課題は?」と問われると「資源不足や人口増加など問題は様々にあるが、男女や家族でシェアできること、温かみの感じられるプロダクト、洗濯のし易さなどより暮らしや生き方そのものに密接したデザインが必要になってくると思っている。生活の身近な事柄も含めてチームで日々ディスカッションしながら創造していく、だからデザインは面白い」と話した。会見終了後には本展の開会式が行われ、その場でなんと三宅氏にはフランス政府から芸術文化勲章のレジオン・ドヌール勲章コマンドゥールが授与された。会期中には佐藤卓と深澤直人による「三宅一生の感覚」(4月23日)、写真家・高木由利子と建築家・田根 剛の「Nobody Knows」(5月8日)、テキスタイルデザイナーで株式会社 イッセイ ミヤケ 取締役の皆川魔鬼子による「小さな驚きを与え続けること ―三宅一生のテキスタイル創り―」(6月4日)といったトークイベントや、造形作家・関口光太郎による「新聞紙とガムテープのアートを体験しよう!」(4月17日)や、リアリティ・ラボ(Reality Lab.)スタッフによる「折りオーリ ラボ開講!」(4月29日)といったワークショップなど、様々な関連イベントも予定されている。イベントの詳細や予約方法については国立新美術館公式サイト()にて掲載中。【イベント情報】「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2会期:16年3月16日~6月13日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(5月3日は開館)料金:一般1,300円、大学生800円(5月18日は国際博物館の日につき入場無料)
2016年03月17日『心が叫びたがってるんだ。』(2015年)の成瀬順や『ご注文はうさぎですか?』シリーズのチノなどを演じてきた声優・水瀬いのりと、『プリパラ』シリーズで知られる声優アイドルユニット・i☆Risが1日限定コラボユニット・水☆Ris(ミナリス)を結成。アニメソングのライブイベント「ANISON HISTORY JAPAN!!」(3月30~31日開催)に出演することが14日、発表された。今回のユニットは、東京・NHKホールで行われる「ANISON HISTORY JAPAN!!」の第4弾出演アーティストとして発表。楽曲は明かされていないが、歴史的な名曲と言えるアニソンを披露するという。「ANISON HISTORY JAPAN!!」は、3月30日の1st STAGE(開場17:30/開演18:30)、3月31日の2nd STAGEOPEN(開場12:00/開演13:00)、そして同日の3rd STAGE(開場17:30/開演18:30)の3公演で構成されるアニメソングの祭典。これまでシーンを盛り上げてきたアーティストたちによる「アニソンLIVE」や、若手中心の「NEW HERO LIVE」などで、パフォーマンスが繰り広げられる。なお、水瀬は1st STAGEに、i☆Risは2nd STAGEに、それぞれ個人・ユニットとして出演する。さらに、3rd STAGEに登場する水木一郎と松本梨香のコラボバトルも。アニソン界の伝説的存在・水木と、『ポケモン』シリーズで知られる松本がそれぞれ若手を従え、"Z対決"を展開する。また、同時に新たなアーティストとして、1st STAGEに声優ユニット・Trefleの出演も発表された。
2016年03月14日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日新橋演舞場で6月に上演される熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」。その製作記者発表が都内で行われた。構成・演出・出演を担当する座長・三宅裕司をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之という一座の面々に、今回ゲスト出演する松下由樹、笹本玲奈が顔を揃えた。【チケット情報はこちら】音楽をちりばめた東京の喜劇“軽演劇”をベースに、練りこまれた台本を喜劇役者がきちんと演じることによって生まれる“表現としての笑い”を追求する熱海五郎一座。伊東四朗座長の「伊東四朗一座」のメンバーが、伊東がスケジュールの都合で参加できないときも“東京の笑い”を継承すべく、三宅を座長に2006年旗揚げ。今作で新橋演舞場での公演は3度目となる。物語の舞台は、リゾート地の老舗高級旅館「ふじみ楼」。隣にリゾートホテルが建ち、閑散としているところに、小出向江(松下)が訪れ住み込みで働くことになる。リゾートホテルは繁盛していたが、週刊誌によってずさんさが明るみに。サミットの宿泊施設として旅館とホテル、両陣営によるプレゼンが行われることになる。プレゼンを勝ち取るために、どちらも人気歌手の桐山来亜(笹本)をゲストに呼ぼうと画策するが――。松下と笹本の出演は、三宅がテレビ番組で一緒にコントをしたことがきっかけ。松下については「コントを一緒にやってみて、シリアスからばかばかしい演技にいくところのこの落差のすごさというのを改めて見せていただきまして。これはぜひご一緒したいなと思いました」。ミュージカル界で人気の笹本については「(熱海五郎一座のやる)東京喜劇というのはエンターテインメントでもありますので、歌とダンスもレベルの高いものがやりたい。そこで(笹本)玲奈ちゃんが登場するわけです。それとコントで鬼教官の役をやっていただきまして、ものすごいキレ方なんですね、鬼としてね。これもまた落差が大きいなと。ダンス歌のカッコよさからのばかばかしさへの落差」と絶賛。三宅や渡辺による軽妙なトークで取材陣が何度も爆笑する中、笹本は「出演させていただいている舞台はほとんど悲劇。今回、喜劇の作品に呼んでいただけて本当に嬉しく思っています。今回は三宅さんに改めてしばいて……しば…ん?しばいて…しごいて!(笑)」と挨拶で言葉に詰まり、この日一番の大爆笑に。三宅から「しばいてどうするの!」、渡辺から「もう面白いじゃないの!」とツッコまれた。熱海五郎一座「熱闘老舗旅館『ヒミツの仲居と曲者たち』」は、6月3日(金)~27日(月)、新橋演舞場にて。
2016年03月03日デザイナー・三宅一生による展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が、3月16日から6月13日まで東京・六本木の国立新美術館にて開催。これを記念したTシャツが2月18日に発売された。展覧会に展示される服をモチーフにした同Tシャツ。白地をベースに、後ろから前にかけて幅いっぱいにプリントを施したデザインを生かすため、接ぎ目が前中心のみの仕立てとなっている。生地には100%コットン素材を使用。02、04の2サイズ展開のユニセックスモデルで、七分袖のゆったりとしたフォルムに仕上げられた。価格は5,800円。取り扱いは、ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI、REALITY LAB. ISSEY MIYAKE、ISSEY MIYAKE / AOYAMA、ISSEY MIYAKE / KOBE 、ISSEY MIYAKE MEN / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、 HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE / SHIBUYA PARCO、HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE 阪急 MEN’S TOKYO、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA。
2016年02月19日アルファオメガは、スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』より、絢瀬絵里を1/7スケールの彩色済み完成品フィギュア「ラブライブ! 絢瀬絵里 ハロウィンVer.」として立体化。「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。2016年9月下旬発送予定で、価格は15,552円(税込)。絢瀬絵里は、「みんなで叶える物語」をキーワードにしてオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するキャラクターで、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」のメンバー。TVアニメ版第1期では音ノ木坂学院の生徒会長を務めており、最初は穂乃果たちのスクールアイドルとしての活動に批判的だったものの、徐々に惹かれ、活動をともにするようになる。「ラブライブ! 絢瀬絵里 ハロウィンVer.」は、TVアニメ2期 Blu-ray&DVD第4巻のジャケットイラストに登場したハロウィンVer.の絢瀬絵里を立体化。ハロウィンらしいオレンジと黒を基調にした衣装で、いたずらっぽい笑顔が精細に表現されている。かぼちゃを模したバスケット、中に詰められた菓子などディテールも再現。特徴であるメリハリあるスタイルも健康的に造形されている。商品価格は15,552円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日アナウンス。商品の発送は、2016年9月下旬を予定している。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2016年02月05日ソニー・ミュージック アーティスツ(SMA)所属の声優、水瀬いのりと伊波杏樹の2人が揃って成人式を迎え、晴れ着姿を披露した。昨秋公開された劇場オリジナルアニメ『心が叫びたがってるんだ。』の主役・成瀬順役をはじめ、数々のヒットアニメにメインキャストとして出演し、先月12月2日には、自身の二十歳の誕生日に待望のソロ歌手デビューを果たした声優・水瀬いのり、そして昨年10月にデビューシングルが発売され、オリコン週間チャート3位を記録した『ラブライブ!サンシャイン!!』のグループ「Aqours」のリーダー・高海千歌役を演じる声優・伊波杏樹。3月19日にファンイベントの開催と、早くも2ndシングルを4月13日にリリースすることが決定した水瀬いのりは、「昨年は現状維持が目標でしたが、今後は役者としてもアーティストとしても、少しでもプラスになるように頑張ります。これからも(演ずるアニメの)キャラクターやファンの皆さんとの出会いが沢山あると嬉しいです。チャンスがあれば少年役にも挑戦してみたいです」とコメント。一方、前出の「Aqours」のリーダー役として今後の躍進が期待される伊波杏樹は、「これからも変わらず芝居、歌、声優と、全ての仕事を一歩一歩大切に成長し、笑顔で元気に生きていきたいです。そしていつか夢であるミュージカルにも挑戦したいです」と抱負を述べた。なお、伊波杏樹は、前出の水瀬いのりのファンイベントにゲスト出演することが決定している。そして、そんな二人が共演しているTOHOシネマズ幕間ショートアニメ『アニメガタリ』のテーマソングで、マヤ(cv. 水瀬いのり)&エリカ(cv. 伊波杏樹)が歌う「アニメを語レ! ~アニメガタリ同好会のテーマ~」のCDリリースが決定。発売は3月末の予定で、『アニメガタリ』本編を収録したDVDとのスペシャルパッケージ盤も同時発売予定となっている。この曲のプロデュースは数々のアニソン・ヒット曲を手掛けている、ヒゲドライバーが担当し、ほかにもバラエティ豊かなキャラクターソングを収録。シングルの詳細発表は、1月29日(金)(あるいは2月1日(月))に行われる予定で、詳細発表と同時に、話題のアニソン×ダンスのパイオニア、「RAB(リアルアキバボーイズ)」も参加した同曲のミュージックビデオが公開される予定となっている。今回の成人式撮影の模様は、水瀬いのりの公式モバイルサイト「しあわせ いのりまち」内にて、晴れ着姿での本人コメント動画や、伊波杏樹と羽子板遊びをする動画のほか、オフショット写真などが楽しめるようになっているので、こちらもチェックしておきたい。
2016年01月11日声優・水瀬いのりが2016年1月10日にアニメイト横浜店で行われたミニライブ&ポスターお渡し会にて、2ndシングルを4月13日に発売することを自身の口から発表した。2015年12月2日、20歳の誕生日という記念すべき日にデビューシングルをリリースした水瀬。疾走感たっぷりの楽曲と伸びやかで透き通る歌声で、オリコンシングルウィークリーチャートでも初登場11位を獲得。次作への期待値もあがっていた中での2ndシングルリリース発表となった。4月13日という日の呼び方をスタッフと考えたという水瀬は、この日を「ヨイサの日」と呼ぶことにしたとイベントのMCで発表。また、これまでのさまざまなインタビューで「いろんなタイプの曲を歌ってみたい」と話していた水瀬だが、次は一体どんな楽曲と歌声を披露するのか楽しみにしたい。
2016年01月10日声優・水瀬いのりが20歳の誕生日となる2015年12月2日にリリースするデビューシングル「夢のつぼみ」のMUSIC VIDEOが公開。ジャケット写真に続き、MUSIC VIDEOでも真っ白の衣装に身を包んだ水瀬が、「つぼみ」を育てるために孤軍奮闘するというストーリー仕立てになっている。撮影当日、実は雨が一日中降っていたようだが、映像では陽射しを感じさせる仕上がりになっているのが驚き。また、独創的な絵のタッチから「画伯」とも呼ばれている水瀬だが、ラストシーンではソファで寛ぎながら描いた絵「つぼみちゃん」と「つぼみくん」を披露しているので、こちらもぜひ注目しておきたい。なお、発売日の12月2日から1月10日の期間、東京・名古屋・大阪にて発売記念イベントも開催される。詳細については、キングレコードの"水瀬いのり"アーティストページにて。○水瀬いのり / Debut Single『夢のつぼみ』MUSIC VIDEO水瀬いのりのデビューシングル「夢のつぼみ」は、2015年12月2日の発売で、価格は1,300円(税別)。初回封入特典として特製トレカが用意される。
2015年11月29日16年3月16日から6月13日まで、国立新美術館にて展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が開催される。同展は、デザイナーの三宅一生が活動を始めた1970年から現在に至るまでの約45年間の仕事を紹介するもの。大きく3つの部屋で構成されており、ルームAでは、三宅一生の原点ともいえる70年代の服を展示。71SSで発表された刺青の図柄を用いたジャンプスーツや、バイアス地の3枚の正方形の布を用いたハンカチーフ・ドレス、一枚の布で作られたコクーン・コートなどが展示される。ルームBでは80年代の中心的な作品である、身体に焦点を合わせた服のシリーズを展示する。繊維強化プラスティックや合成繊維、ラタンなど、従来衣服には用いられてこなかった素材が取り入れられた「ボディ」と呼ばれる胴体部を覆う衣服などが並ぶ。ルームCでは、“布づくりからスタートする”三宅一生の最も革新的な側面をテーマごとに分けて紹介。生地を服のかたちに裁断縫製した後にプリーツ加工を行う三宅の「製品プリーツ」の制作過程も初公開される予定だ。ルームCの会場デザインとヴィジュアルデザインは佐藤卓が手掛けた。また、ルームA、Bは吉岡徳人が空間デザインを手掛け、同展のためにデザインされた「グリッド・ボディ」を用いた展示となる。【イベント情報】「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2会期:16年3月16日~6月13日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(5月3日は開館)料金:一般1,300円、大学生800円(5月18日は国際博物館の日につき入場無料)
2015年11月27日声優・水瀬いのりが2015年12月2日という20歳の誕生日を迎える記念すべき日にリリースするデビューシングルの表題曲「夢のつぼみ」。その試聴がキングレコードのサイトにてスタートした。今回公開されたのはサビの一部分だけだが、水瀬の印象的な声に加え、疾走感のある印象的な歌詞とメロディーは、短いながらも非常に耳に残るものとなっている。カップリング曲も気になるところ。「水瀬いのりデビューシングル発売記念"Birthday"ミニライブ&ポスターお渡し会」の開催も決定しているので、こちらもあわせてチェックしておきたい。詳細については、キングレコードの「水瀬いのり」アーティストページにて。(C)KING RECORDS
2015年11月18日声優・水瀬いのりが2015年12月2日という、20歳の誕生日を迎える記念すべき日にリリースするデビューシングル。9月末に歌手デビューの一報がリリースされた後は沈黙を守っていたが、その情報が一挙に公開された。デビューシングルのタイトルは「夢のつぼみ」。これから歌手の世界へと足を踏み入れる水瀬の希望が詰まっているタイトルで、表題曲以外にも「笑顔が似合う日」「あの日の空へ」といった新曲2曲の計3曲が収録される。また、同時にジャケット写真も公開されたが、淡い色の背景の中で自身はシンプルな白い衣装に身を包み、真正面から捉えた自然な表情が印象的。まだ何にも染まっていない、そしてこれからどんな色にも染まっていける……。歌手、そして20代のスタートラインに立つ現在の水瀬を表しているかのようなジャケット写真となっている。さらに発売記念イベントの開催もあわせて決定しており、12/2の発売日・誕生日当日にはアニメイト新宿店にて、12/26にはとらのあな秋葉原、AKIHABARAゲーマーズ本店にて、1/9にはゲーマーズなんば店、アニメイト大阪日本橋店にて、1/10にはアニメイト名古屋、横浜店にて、いずれもミニライブ&ポスターお渡し会が行われるという。水瀬いのりのデビューシングル「夢のつぼみ」は2015年12月2日の発売で、価格は1,300円(税別)。初回封入特典として「特製トレカ」が用意される。イベントの参加方法などの各詳細についてはキングレコードのアーティストページをチェックしてほしい。(C)KING RECORDS
2015年11月10日結成36年目、三宅裕司率いる劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の第53回本公演「虹を渡る男たち」が、11月7日に東京・サンシャイン劇場で開幕。前日に公開稽古が行われ、抜粋シーンがいち早く披露された。かつて芸能界でヒットメーカーと呼ばれたふたりの男、長本(三宅裕司)と熊崎(小倉久寛)。ふたりはそれぞれ個性的なアイドルグループを次々と売り出し、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げるライバル同士だったが、熊崎が満を持して送り込んだグループのメインボーカルが失踪。それを機に熊崎は芸能界から去り、長本も後を追うように表舞台から姿を消した。そして現代。昔の仕事仲間に呼ばれてテレビ局にやってきた長本と熊崎は、久々に再会。なじり合う会話を盗み聞きしていた男・久松(野添義弘)が、自分が発明したタイムマシンで、ふたりの運命を狂わせたあの日に戻ろうと声を掛ける……。公開されたシーンはプロローグの2場、三宅演じる長本の回想シーン。熊崎との切磋琢磨の日々が長本のモノローグで再現されるのだが、ふたりが送り込んだ超個性的な女性アイドルグループもそのつど登場し、歌とダンスを披露する。某グループ風のギンガムチェックの衣裳がキュートな“ジョナガール”、世のオジサンたちを元気づける「オッサン賛歌」をコミカルな振付で熱唱する“デニッシュ”など総勢6組。それぞれのシーンは短いが、女性劇団員たちによる歌、ダンスは、その見せ方ともに完成度が高く、旗揚げ以来“ミュージカル・アクション・コメディー”を掲げ続けるこの劇団の底力を見せる。座長の三宅自身が「世代交代」を口にし、若手劇団員に期待を寄せていた本作だが、公開されたわずかな場面にも、その成長が感じられた。SETといえば三宅、小倉の二大看板の存在感が圧倒的だが、今回は“SET第三の男”野添義弘が彼らと行動をともにする役で、言わば三つ巴のギャグ合戦が繰り広げられる。劇団を長年支えてきた野添がどんな起爆剤として作用するか、注目したい。公開稽古後の囲みには三宅と小倉が登壇し、「もし過去に戻れたら?」などの質問が飛んだ。「東京で生まれてみたかった」という小倉に三宅は、「それじゃきっと味のないただのオジサンになっていた。そうして普通の会社に入っていたら、宴会係がいいとこ(笑)。この持ち味を最大限に活かせる場所が芸能界なんだから最高だと思うよ、アンタの人生」と、独特の賞賛(?)を贈っていた。公演は、11月23日(月・祝) まで東京・サンシャイン劇場にて。取材・文/武田吏都
2015年11月10日東京都・六本木の国立新美術館は、デザイナー・三宅一生が活動を開始した1970年から現在に至る約45年間の仕事を紹介する「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」を開催する。会期は2016年3月16日~6月13日(火曜休館、ただし5月3日は開館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)。観覧料は一般1,300円、大学生800円、高校生以下無料。同展は、初期から最新プロジェクトまでの全仕事を通して、ものづくりに対する三宅氏の考え方やデザインアプローチを明らかにし、未来に向けた更なる創作の可能性を探るもの。三宅氏は常に次の時代を見据えながら、新しい服づくりの方法論と可能性を示しているという。それは、1960年に日本で初めて開催された世界デザイン会議において、当時、多摩美術大学在学中であった三宅氏が、衣服デザインが含まれないことに疑問を持ち質問状を送ったことに始まる。既にそこには、衣服は時代と共に移ろう「ファッション」として存在するのではなく、より普遍的なレベルで私たちの生活と密接に結びついて生まれる「デザイン」であるという三宅氏の思想が見て取れる。以来、既成の枠にとらわれない自由な発想のもと、独自の素材づくりから始まり、「一枚の布」と身体との関係や、そこに生まれる「ゆとり」や「間(ま)」を追求し、また、チームと共に粘り強いリサーチと実験を行い、革新性と着心地のよさを兼ね備えた衣服を生み出しているということだ。また、三宅氏は、伝統技術や職人技を自身の衣服デザインに生かすとともに、新しい素材の開発や服づくりの方法を探求し、従来の服づくりとは異なる画期的なデザインを生み出してきた。同展では、三宅氏独自の「製品プリーツ」の制作過程が初めて展示される。会場の一部の部屋は、グラフィック・デザイナーの佐藤卓氏が会場デザインを担当し、展覧会のヴィジュアル・デザインも行っている。また、吉岡徳仁氏が空間デザインを手がけた部屋もあり、今回の展覧会のために吉岡氏により新たにデザインされた「グリッド・ボディ」に服を着せた展示も行われる。そのほか、同展のために写真家、岩崎寛が全作品を撮り下ろした写真を収録した展覧会図録が求龍堂から出版される予定となっている。
2015年11月06日アルターは、スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』より、「絢瀬 絵里」の水着姿を、1/7スケールPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年2月の予定で、価格は11,800円(税別)。「電撃G’s Festival! COMIC Vol.36」付録タペストリーの衣装で立体化された本作。しっかり者な彼女が、舌を出して可愛らしく微笑む姿が魅力的な仕上がりで、豊満なプロポーションはもちろん、柔らかな肌の質感の表現も要注目だ。細部まで再現された水着の装飾やサンダルなどの小物類もこだわりの造形で、サングラスの着脱も可能となっている。原型制作はてるゆき氏が担当(原型協力:アルター)。(C) 2013 プロジェクトラブライブ!
2015年10月15日声優・水瀬いのりが2015年12月2日にキングレコードからデビューシングルをリリースすることが発表された。水瀬いのりはTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』のチノ役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のヘスティア役、『がっこうぐらし!』の丈槍由紀役をはじめ、9月19日に公開された映画『心が叫びたがってるんだ。』の主人公・成瀬順役など話題作に次々と出演している若手人気声優。声優アーティストに憧れていたという水瀬がデビューするのは、自身が20歳の誕生日を迎える2015年12月2日という記念すべき日。水樹奈々、田村ゆかり、宮野真守、ゆいかおり、小倉唯が所属するキングレコードの同部署からのデビューとなる。声優として幅広い演技や歌唱に定評のある彼女が、ソロシンガーとしてどんな歌声を聞かせてくれるのか? 水瀬いのりのデビューシングル(タイトル未定)は、2015年12月2日の発売で、全3曲収録予定。そのほか詳細は、続報を待ちたい。
2015年09月25日永井豪氏原作の「マジンガーZ」シリーズのロボットを美少女キャラ化したアニメ『ロボットガールズZプラス』より、水瀬いのり画伯作の「妖爬虫将軍ドレイドゥ」が公開され、それに合わせて、水瀬いのりからのコメントが到着した。6月18日(木)に放送されたニコニコ生放送の際、グレちゃん役の水瀬いのりが描き、大きな衝撃をもたらした"妖爬虫将軍ドレイドゥ"。元々は『グレートマジンガー』などに登場したキャラクターを、番組内の企画で、水瀬いのりが簡単なキーワードだけを元に描いたものだが、ファンに選ばれたことをきっかけに、キャラクターデザイン・川上哲也氏がクリンナップ。そして、スマホゲーム&オンラインゲームに登場させるためのキャラクタービジュアルが遂に完成した。もちろんこのキャラクターのボイスキャストは水瀬が担当。今回は、ドレイドゥのアフレコを終えた水瀬のコメントを紹介しよう。■クリンナップされたキャラクターを見た感想私が描いた画が被り物になって、女の子も少し私をイメージしているのかな? と思います。色のついたキャラクターを見ると、本当に自分の想像した通りになって、ある意味、川上先生と私の"初合作"作品になったと思います!(笑)■自分の描いたキャラクターがゲームで動いている感想自分の描いたキャラクターがゲームの中で動いているのは、なかなか体験できないですし、しかも声も自分なので、まるで私自身がゲームの中にいるようなので、ぜひ使って遊んでいきたいです!【妖爬虫将軍ドレイドゥ(水瀬いのりver)】は、『ロボットガールズZ プラス』のBlu-ray/DVD(11月11日に一般発売、9月12日に行われる「ロボットガールズZ フェスティバル」にて先行発売、販売元:東映/発売元:東映アニメーション・東映ビデオ)を購入すると、初回特典として、スマホゲームとオンラインゲーム両方で使用可能となるシリアルナンバーが封入される。『ロボットガールズZ プラス』は現在、ニコニコ動画、YouTubeほかにて、毎月20日1話配信(全6話 / 1話8分 / 現在4話まで配信中)。詳細は、『ロボットガールズZ』公式サイトにて。(C)ダイナミック企画・東映アニメーション(C)松本零士・東映アニメーション(C)ロボットガールズ研究所
2015年09月11日2015年7月より放送開始となったTVアニメ『がっこうぐらし!』より、第7話「おてがみ」のアフレコ終了後に行われた丈槍由紀(ゆき)役の水瀬いのりへのキャストインタビューが届いたので紹介しよう。○TVアニメ『がっこうぐらし!』、第7話アフレコ終了後のキャストインタビュー――第7話では、主にゆきとめぐねえとの絆をめぐって、物語が展開しましたね水瀬いのり「これまでゆきのなかには、ずっとめぐねえという存在がいて、彼女の日常のなかには、めぐねえも一緒にいたんですよね。そういう意味で、今回の第7話はある意味、ゆきとめぐねえのお別れというか。『わたしひとりでも頑張る』という、決意表明みたいなところがあったのかな、と思います。事件をきっかけにして、ゆきは――幼児退行っていうんですかね? 物事の考え方にしても少し子供っぽくなっていたわけですけど、彼女の心のなかにはちゃんと、年齢相応のゆきがいたということにも感動したし、そんな彼女の背中を押してあげたいな、と思いました」――ある意味、すでにめぐねえが存在していないということを、ゆきが受け止めるエピソードでもありましたね水瀬「とはいえ、ほかの学園生活部のみんな――くるみちゃんやみーくん、りーさんと肩を寄せ合って生きていくなかにも、やっぱりめぐねえもいるわけで、存在のすべてを否定するわけではなくて……。ただ、『めぐねえがいない』という現実が、ゆきのなかで確信になったというか。飲み込んだんだろうなと思うんです。そういう意味で、ゆきは成長したんだなと思いました――それはやっぱり、ゆきを演じる水瀬さんのなかでも変化がありましたか?水瀬「そうですね、これまでは明るく元気に、楽しいシーンが多くて、誰かのために泣くことはあっても、自分の感情で泣くことはなかったんです。でも今回はやっぱり、『めぐねえと自分』というところで涙を流していて……。きっとゆきのなかでは、大きな枷みたいなものが外れたんじゃないかな、と。ひとりの女の子として歩き出すことができるんじゃなかな? というのは感じました」――ゆきにとってめぐねえは、どんな存在だったと思いますか? お姉さんのようでもあり、友達のようでもあり……という関係だったと思うのですが水瀬「うーん、姉のようでも友達のようでもあり、あるいはもうひとりの自分のようでもあり……。客観的に見たときの自分、というんですかね。めぐねえにもゆきと同様、周りを笑顔でほんわかと包むようなところがあって、そういう近さを――頭で考えるんじゃなくて、本能で感じていたのかな、とは思います。わたし自身も『この人とは絶対仲良くなれる』と思えた人とは、すごく打ち解けることができるんですけど、そういうフィーリングみたいのものが、ゆきとめぐねえの間にもあったんだろうな、と。だからこそめぐねえもゆきに対して、あれだけ優しく接してくれたんだろうし、それはきっと『友達』という言葉では表せないような絆だったんだろう、と思います。なんでしょうね、『家族』のようであり、でも「家族」じゃない、みたいな。そういう関係なのかな、と」――水瀬さん自身は、人見知りをする方なんでしょうか?水瀬「うーん、誰でも、最初は緊張するものだと思うんですけど……。ただ自分から話題を提供できないタイプではありますね(笑)。自分から『ねえねえ、みんな来て!』ってなかなか言えない。だから振り返ると、仲のいい人はわたしのことを誘ってくれたり、引っ張ってくれる人が多いですね」――そういう意味では、ちょっとゆきと似てるところがあるのかもしれないですね水瀬「そうですね。結構流されやすいし、ふわっとしているので(笑)。よくも悪くもマイペースというか、たまに自分のマイペース加減が原因で、痛い目に会ったりします(笑)」――あと、そうしたゆきの変化にともなって、周りのキャラクターたちも少しずつ変わり始めていますよね。特に、みーくんの変化が大きいのかなと思うのですが……水瀬「みーくんは変わりましたね。しかも彼女を変えた一番の要因は、たぶんゆきなんです。ゆき自身は気づいていないですけど――ずっとあのペースで『みーくん、かわいい』ってデレデレしてるだけなんですけど、知らないうちにみーくんを振り向かせていたんですよね。それはゆきの才能のひとつなのかな、と思います。あともうひとつ感じたのは、そんなゆきたちを支えるために頑張っているお姉さんチーム――くるみちゃんとかりーさんは、学年は一緒なんですけど、やっぱり『お姉さん』という感じがします(笑)――に、これまでのようにゆきが甘える場面がほとんどなかったんです。もしかするとAパートで『わたし、頑張る』と決意した結果なのか、それとも『わたしも先輩だから、みーくんの前ではしっかりしなきゃ』と思ったのか。本当の理由はゆきにしかわからないんですけど。そこは印象的でした」――なるほど。そんなゆきの決意は、最後の手紙の場面につながっていくと思うんですが……。水瀬さん自身は最近、誰かに手紙を書いたことはありますか?水瀬「うーん、手紙はないかもしれないですね……。あっ、でも好きなアーティストのライブの申し込みハガキを書きました! 『絶対に行きたいです!』みたいな」――あはは(笑)水瀬「あとは母の日とか父の日に、ちょっとしたメッセージカードを書いたくらいですかね。……ファンの方からいただくお手紙とかを見ていると、みなさん字がキレイだなと思います。わたし、あまり字が上手いって言われたことがないので……」――いやいや、シャベルのサインとか拝見しても、キレイな字でしたよ(笑)水瀬「そうですか?(笑) でもときどき無性に、紙にボールペンで字を書きたくなるときがありますよね。あれはなんだろう? やっぱり、文字を書きたいという本能があるんですかね」――では質問の方向性を変えて、手紙を書いてみたい相手はいますか?水瀬「うーん……。やっぱり友達かな? もう5年くらいの付き合いで、最近もしょっちゅう顔を合わせてるんですけど、じつはその子にわたしの職業を伝えてなくて」――えっ、水瀬さんが声優をやっていることを知らないんですか?水瀬「そうなんです。しかもアニメを観ない人なので、伝えたところで……みたいな気持ちがあって(笑)。なんとなく言いそびれてるんですよね。ただ、遊びの予定を立てるときに土日がイベントだったりすると『あー、ごめん、仕事があるんだ』とか。そういうことがあると、『これは言った方が楽なんじゃないか』と思ったりします(笑)」――ああ、べつに隠してるわけじゃないんだけど、言いそびれてしまったという水瀬「そうです、そうです。口で直接言うのはあれだけど、手紙に書いて『ちょっとこれ読んで』って渡せば、『えーっ、そういうことだったの』と言ってもらえるかな、って――たしかに手紙は、そういうふうに使えそうですね。では最後に、次回以降、楽しみにしているのは?水瀬「やっぱり《かれら》が気になりますね。これまでは接触しているようで、正面から向き合う場面はそれほどなかったんですけど、今後は《かれら》と直接、顔をあわせる場面もあるのかな、と思っています。しかも学校にいる《かれら》は、ショッピングモールにいた人たちとは違って、元友人だったりするわけで……。出会ったときには、知りたくなかったことも知ってしまうんじゃないか。そのとき、学園生活部の4人と1匹はどうなってしまうのかな、と。そこが個人的には一番気になっています」――物語も、ここからいよいよ佳境に入っていく感じですね水瀬「あとめぐねえの件もそうでしたけど、『がっこうぐらし!』は、大量に伏線が敷かれている作品なんですよ。それがどういうふうに回収されていくのか? 『あのときのゆきの行動は、こういう理由だったのか!』みたいな、あとから明らかになることがいっぱいあって。今はまだピースが少しずつ集まっている状態ですけど、パズルが完成したときにいったい、どんな風景が見えてくるのか、とても楽しみにしています」TVアニメ『がっこうぐらし!』は、毎週木曜、TOKYO MXほかにて放送中。なお、2015年9月26日には、Blu-ray/DVDの第1巻がリリースされるので、あわせてチェックしておきたい。(C)Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
2015年08月21日俳優の岡田将生が6月27日(土)、主演作『ストレイヤーズ・クロニクル』(瀬々敬久監督)の初日舞台挨拶に登壇。『アントキノイノチ』以来の再タッグを組んだ瀬々監督に対し「出会えたおかげで、仕事に対する気持ちや姿勢が180度変わった」と感謝の意を表した。さらに「こんなすばらしい監督とお仕事できるためにも、これからも精進していきたい。次回作があればぜひ…」と瀬々監督とのコラボレーションに意欲満々。「全力で臨んだ作品なので、多くの皆さんの心に届いてくれれば」と本作への熱い思いを語っていた。東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には岡田さんと瀬々監督に加えて、共演する染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、黒島結菜が出席。キャスト陣を代表し、染谷さんと成海さんが、主演として現場を率いた岡田さんに感謝の言葉を捧げる場面も…。感激しきりの岡田さんは染谷さんをハグ!成海さんには“頭ポンポン”をプレゼントしていた。映画は本多孝好の同名ベストセラー小説を原作に、望まぬ特殊能力を持って生まれた若者たちが、相反する思想を掲げた2つのチームに分かれ、人類存亡をかけた壮絶なバトルを繰り広げる。舞台挨拶では瀬々監督が、本作の撮影中に亡くなった親友で俳優の伊藤猛さんについて、思いを語り、登壇者は神妙な面持ちだった。『ストレイヤーズ・クロニクル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月27日