東京・上野公園の国立科学博物館では3月14日(土)~6月14日(日)まで、南アメリカ・アマゾン川の自然を紹介する「大アマゾン展」を開催する。アマゾン川は世界一の流域面積を誇り、長さも世界一と言われている。今回、国立科学博物館はTBSテレビとともに現地を調査し、取材や撮影を行った。本展覧会ではその成果をもとにアマゾン川に生息する動物や植物の多様性を、化石やはく製、骨格標本や映像資料などを交えて紹介する。知っているようで、実はあまり知られていないアマゾンの多様な生態系を知ることができる、過去最大級の「アマゾン展」となる。アマゾンと聞いて、まず頭に思い浮かぶ景色は雄大なジャングルだ。本展では、アマゾンの森を体感できるジオラマを展開し、そこに生息する動植物を紹介する。そのほか、アマゾンの成り立ちの地球史的な背景とともに紹介しながら、約1億年前の南米に生息していた動植物の化石を揃えたり、南米に固有の哺乳類たちの姿や、カラフルで世界最大のインコ、コンゴウインコ、“ピンクイルカ”として知られるカワイルカなど、なかなかお目にかかれない生物の秘密にも迫る。本展の魅力を分かりやすく伝えるサポーターには、お魚の知識では誰にも負けないさかなクンが決定。さかなクンは本展に寄せて、「淡水魚、特にアマゾンのお魚は自分にとって未知な分野でギョざいます。この機会、フルパワーで挑ませて頂きます」とコメントしている。子供から大人まで楽しめる「大アマゾン展」。春先の週末にお出かけしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年02月18日毎年春になるとスターバックスから登場する「さくら」シリーズ。今年も2月15日より日本限定ドリンク「キャラメリー さくら チョコレート ラテ」(420から540円)をはじめ、「さくらシフォンケーキ」(380円)、桜をデザインしたグッズなど2015年“SAKURA”シリーズが展開されている。ドリンクは3月17日、さくらシフォンケーキは3月31日、ドリンクウエアは4月中旬まで販売。これに合わせ東京・上野公園内のスターバックス 上野恩賜公園店(2月16日から4月上旬)と大阪・梅田の桜橋プラザビル店(2月26日から4月上旬)を、フラワーアートユニット・プランティカ(plantica)が桜でデコレーション。満開の桜で飾られた華やかな店内で、ひと足早くお花見気分を楽しめる。「店舗に入った時に、満開の花の下でドリンクを楽しんで頂けるように考えました。ウインドーには桜のシートを貼っていますが、桜の配置の密度に差をつけて、季節の移ろいを感じさせるイメージで作りました。この桜はすべて本物の桜を撮って、プリントしています。外からも今回の装飾を楽しんでいただけるのでは。店内の装花については、ソメイヨシノやハナザクラなど本物の枝と造花を5、6種類を使っています。ところどころイエローを隠しているのは、タンブラーなどのドリンクウエアを意識した色使いです」とプランティカの木村亜津さん。スターバックス ジャパン広報部の西垣友裕さんは「“SAKURA”シリーズは14年目、ドリンクは5年目になりました。スターバックスはその国や地域や文化を尊重する考え方をしています。桜は日本の象徴的な花であり、皆が咲くのを待ち遠しくなるような花ということで、その文化をリスペクトして“SAKURA”シリーズが始まりました。昨年も目黒の本社下の店舗の桜の装飾をプランティカさんにお願いしたのですが、今年は桜の名所、上野でやろうということになりました」と話している。
2015年02月17日国立科学博物館(東京・上野公園)とTBSテレビは、3月14日~6月14日にかけて「大アマゾン展」を開催する。同展は、世界一の流域面積を誇るアマゾン川流域に生息する生物の多様性をテーマに、アマゾン固有の生態系、先住民族がどのようにそれらを利用してきたかを総合的に紹介する過去最大級の展覧会。監修には、同館の動物・植物・地学・人類各研究部よりそれぞれのジャンルの専門家が携わる。同展では、アマゾンの森を体感できるよう、ジオラマを展開し、そこに生息する動物や植物を展示する。また、アマゾンの成り立ちの背景を紹介するとともに、アマゾンが形成される前の動植物化石と、現在のアマゾンの動植物を対比。約1億年前(白亜紀中期)の化石を展示する。ナマケモノ、アリクイ、アルマジロを含む異節類と呼ばれるグループは、共通して骨格に同じような特徴を持っており、一部が北米大陸に進出しただけで、ほとんどの種は南米に分布している。これら南米特有の哺乳類などについても紹介する。世界最大級のインコ類「コンゴウインコ」を紹介するコーナーも設置。頭から尾の先までの全長が1mにもなるコンゴウインコは、アマゾンを中心として中南米に分布しており、アマゾン川流域が発祥の地と言われている。アマゾンの爬(は)虫類と両生類についても紹介する。現在、450種類以上の爬虫類と、1,000種以上のカエル類(両生類)が知られているが、アマゾン流域に生息する爬虫両生類全体のごく一部に過ぎないとされており、毎年新種が多く発見されているという。アマゾンでは、日本やアジアのものとは桁違いの巨大な昆虫や、変わった形・生態を持つ昆虫が生息している。その中のひとつがカミキリムシで、「タイタンオオウスバカミキリ」は体長15cmを超えるものもいるとのこと。そのほか、美しいモルフォチョウの仲間や、巨大カブトムシの仲間なども展示する。川に生息する生き物たちについても紹介。長いクチバシを持ち、白または薄い灰色で模様のないイルカ「アマゾンカワイルカ」の全身骨格を展示するほか、世界最大級の淡水魚・ピラルクーや、レッドテール・キャットフィッシュといった魚類についても学べる内容となっている。酸性のアマゾン川の中で生きる水草や、アマゾンの自然を支える菌類について学べるコーナーも設ける。アマゾン特有のきのこ類、ガイアナの熱帯雨林に分布するきのこなどを、標本や写真で紹介する。展示だけではなく、355インチの大型ビジョンを使用し、まるで本当のジャングルに入ったかのような体感ができる最新の4Kシアターといったコンテンツも用意する。会期は3月14日~6月14日。開館時間は9時~17時(金曜日は20時まで)。休館日は毎週月曜日(ただし、3月30日、4月27日、5月4は開館)。
2015年02月05日銀座コージーコーナーは2月1日より、上野公園ルエノ店にて、新作スイーツ「パンダパイ(チョコ)」を平日限定で販売する。○上野にちなんだ「パンダ」をかたどったかわいいパイに、新味登場「パンダパイ」は、店内で焼き上げる実演販売の"パンダ形HOTスイーツ"。パイ生地でクリームをサンドし香ばしく焼き上げた、パイのさくさく感とクリームのまろやかさが絶妙な組み合わせの人気商品だという。今回は、定番の「カスタード」に加え、新たに「チョコ」味が仲間入りする。ほんのりビターななめらかチョコクリームは、子供から大人まで、幅広いチョコ好きに愛されるおいしさだという。平日(月~金、祝日を除く)限定販売、数量限定で、価格は220円(税込)。取扱店舗は、上野公園ルエノ店(東京都台東区上野公園1-57 UENO3153ビル1F)。
2015年01月30日東京都台東区の上野恩賜公園・噴水広場で、三重県伊賀市の忍者イベント「伊賀上野NINJAフェスタin上野恩賜公園」が開催される。開催日時は11月22日~24日10時~16時まで。○上野公園に"本場"の伊賀忍者が登場期間中は、伊賀忍者の正当な技を受け継ぐ「伊賀忍者特殊軍団阿修羅」による演武や、忍者衣装のマジシャンによるマジック、キッズ忍者たちのダンスパフォーマンスショー、さらに現代の「くの一」、藤崎ルキノさんらによるライブなどのステージイベントを開催。優勝者に伊賀特産品がプレゼントされる「伊賀上野NINJAフェスタ○×クイズ」、伊賀のご当地キャラクター「いが☆グリオ」によるショーも実施される。また、忍者気分で手裏剣打ちの体験が出来る「手裏剣体験コーナー」を設置。上野公園に隠された忍者クイズを解き明かす「忍者の謎解き!クイズラリー大作戦!」では、期間中各日先着200組に忍者衣装を無料で貸し出すので、忍者ファッションに身を包んでクイズラリーを楽しめるという。そのほか、昔ながらの肥育方法で飼育した黒毛和種の処女牛「伊賀牛」の牛肉や、独特のわび・さびが特徴の陶器「伊賀焼」、ソフトな味わいが特徴の「伊賀酒」、演劇用や鑑賞用、子ども向けなどの「忍者グッズ」など、伊賀ならではの商品が販売されるとのこと。
2014年11月21日住信SBIネット銀行は同銀行の口座の保有者のうち、東京で働いた経験または居住経験がある30歳~69歳の男女1,266人を対象に、「首都東京に関する意識調査」を2月28日~3月4日に実施した。○外国人を案内したい街は「浅草」同調査では東京都内で魅力を感じる街について、「住みたい街」「働きたい街」「デートしたい街」「外国人を案内したい街」それぞれにわけて質問した。「住みたい街」で最も人気が集まったのは「吉祥寺」(23.5%)で、以下、東急沿線の「自由が丘」「二子玉川」「田園調布」が続いた。「働きたい街」では、「銀座」「新宿」が2割半、「霞ヶ関」「品川」が2割が1割半で続いた。年代別で見ると、30代では「品川」や「恵比寿」などの人気が高くなっている。「デートしたい街」では「銀座」(39.5%)が最も多く、次いで「表参道」(29.7%)、「六本木」(22.7%)、「渋谷」(18.1%)が続いた。男女別では「銀座」や「表参道」「恵比寿」「浅草」に女性の回答が多く見られた。「外国人を案内したい街」では、トップは「浅草」(56.2%)となり、以下「押上(とうきょうスカイツリー駅含む)」(31.3%)、「銀座」(25.0%)、「秋葉原」(22.0%)が続いた。年代別では、30代に「両国」(22.1%)や「原宿」(20.0%)の回答も多く見られた。○東京出身者おすすめの桜の名所は「千鳥ヶ淵緑道」次に、東京都内の桜の名所について聞いたところ、1位は皇居のお堀沿いに伸びる遊歩道で、水面に映る桜やライトアップされた夜桜が楽しめる「千鳥ヶ淵緑道」(50.5%)となった。2位は「上野恩賜公園」(35.9%)、3位は「新宿御苑」(32.5%)、4位「皇居東御苑」(29.8%)、5位「靖國神社」(21.5%)が続いた。また、東京出身者は都外出身者に比べ、「千鳥ヶ淵緑道」(62.0%)や「新宿御苑」(39.4%)のほか、民衆に花見の風習が広まったきっかけとも言われる、徳川吉宗ゆかりの「隅田公園」(20.9%)や「飛鳥山公園」(14.3%)の評価が高くなった。
2014年04月04日2012年に閉館し建て替え工事が行なわれていた「上野松竹デパート」跡地に4月26日、飲食総合ビル「上野の森さくらテラス」がオープンする。「上野の森さくらテラス」は、昭和・戦後の面影を残しつつ上野駅前・上野恩賜公園で半世紀以上親しまれてきた「上野松竹デパート」を、地上3階、地下1階建ての大型飲食店ビルに建て替えるもの。JR上野駅不忍口から上野恩賜公園への高低差をつなぐエスカレーターを備えた吹き抜け空間を中央に配置し、上野恩賜公園への玄関口の役割も果たすという。公園側の屋上には、オープンスペースが設けられる。また同ビルの両隣には、先行して建て替えの行なわれた「上野バンブーガーデン」と「UENO3153(さいごうさん)」が並び、上野駅前・上野恩賜公園入口に新たな景観を創出する。入居店舗は和洋中19の飲食店舗。延床面積は3,785.66平方メートル。
2014年03月14日東京都台東区上野公園の国立西洋美術館で、モネの画業を紹介する「モネ、風景をみる眼-19世紀フランス風景画の革新」が開催される。開催日時は12月7日から2014年3月9日まで、9時30分から17時30分(金曜は20時まで、最終入館は閉館の30分前)。○ポーラ美術館との共同企画同展は、絵画空間の構成という観点から、他の作家の作品との比較を通して、光の表現を追求し続けた印象派を代表する画家、クロード・モネの画業を紹介。国立西洋美術館とポーラ美術館が所蔵する、モネの若き日の作品から晩年の作品まで、合わせて35点が展示される。また、マネからピカソまで、近代絵画の秀作を比較展示。モネの作品世界への理解を深めることができるという。さらに、収蔵品の中から、展覧会図録に収録されない絵画や、版画作品も参考作品として展示されるほか、同時代の出版物等の資料もあわせて紹介。これにより、新しい視点からモネの絵画を鑑賞することができるとのこと。
2013年12月02日写真ネットリサーチサービスを提供するを提供する「JQ」は、インバウンド(訪日外国人旅行)サイト「やまとごころ.JP」の企画・運営を行っている「やまとごころ」と共同で、インドネシア人の訪日観光に関する意識調査を実施した。調査対象はインドネシア人の10代から50代の男女100人で、調査時期は10月1日から10月14日。同調査は、インドネシア人の訪日観光客を取り込むヒントを得ることを目的に、写真で新興国市場を知るオンライン・マーケティング調査サービス「エスノグラフ」を使って実施された。「日本のどの観光地に行きたいか」、「日本で何を食べたいのか」、「どこに泊まりたいか」などをたずね、インドネシア人に写真で「エスノグラフ」に投稿してもらったところ、行きたい観光地ランキングでは、「東京」、「大阪」、「京都」の知名度の高い観光地がトップ3を占めた。また、意外にも「上野公園」が5位にランクイン。インドネシア人にとって、日本は桜のイメージが強く、桜の名所といえば「上野公園」と認識されていることが伺える。ランキングで1位だった「東京」に対する写真投稿イメージを見ると、東京タワーが多いことがわかった。なお、「東北」や「九州」、「北陸」、「中国」、「四国」等の地方は認知度が低く、ほとんど投稿がない。日本で話題になった「スカイツリー」も、まだ認知されておらず、一つも投稿がなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日サッポロライオンは、9月15日(土)、東京都台東区の上野公園の西郷隆盛銅像直下にオープンする商業施設「UENO3153(さいごうさん)」の地下1階に「銀座ライオン」を開店させる。広さは73.48坪で、客席は全120席。赤レンガの壁や緑色タイルの太い柱、レトロな照明、丸いテーブルなど、古くから多くの人に親しまれている「ビアホールライオン銀座7丁目店」をイメージしたレトロな装飾だ。昭和ノスタルジーと重厚感を兼ね備えたビアホールを演出している。生ビールは、サッポロ生ビール、ヱビスシリーズ(5種)、エーデルピルス、白穂乃香の全8種類と豊富に取りそろえ、料理も「銀座7丁目店」の人気メニュー「ローストビーフ」をメインに、ビヤホールの定番メニューなど多数用意している。営業時間は月曜日から土曜日までが11時30分から23時00分。日曜、祝日は11時30分から22時00まで。平均予算は昼900円、夜3,000円程度。なお、「UENO3153」は、1978年から2006年の28年間営業していた商業施設「西郷会館(上野百貨店)」の跡地に建設された地上3階、地下2階の飲食店を中心とした複合ビルである。西郷会館にはかつて同店も出店していた。「UENO3153」の出店店舗は、ほかに「聚楽台」「海鮮料理さつま魚鮮」「上野精養軒」「牛たんとろろ麦めしねぎし」「叙々苑」「下高井戸旭鮨総本店」などとで、上野の新たなグルメスポットをめざしている。外観は全面ガラス張りの斬新なデザインを採用。2階、3階には壁面の特設のプランターを配置し常緑のヘデラを植栽。2本の緑の帯が横に広がるようにし、さらに屋上テラスには庭園をつくり、隣接する公園とマッチするように工夫がされている。エントランスは、中央通りに面した1階と、西郷隆盛像の建つ地面と一体化した屋上テラスの2カ所に設置し、出入りしやすくした。また、夕方から夜間にかけて、屋上テラスから西郷隆盛像をライトアップ。京成上野駅側にある公園入り口の外灯も大幅に増やすことで道は明るくなり、夜間でも女性客、家族連れが安心して訪れることができるようにする予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日上野公園の国立科学博物館で開催している『恐竜博2011』。恐竜界の2大スター、ティラノサウルスとトリケラトプスの全身復元骨格が対決するように向き合う展示が話題となり、早くも来場者30万人を突破した。連日多くの人でにぎわうなか、8月18日、『ぴあ』メモリアル号(7/21発売)の「おいしいご招待ファイナル!」企画で読者50組100名が招かれ、『恐竜博2011』の夜間特別鑑賞会が開催された。恐竜の復元骨格の写真閉館後の静まり返った博物館の会場に、ド迫力の恐竜たちがズラリと並ぶ。しゃがんで待ち伏せする姿のティラノサウルスと、最新研究の成果を反映させたトリケラトプスの姿は、ともに世界初公開だ。「対決」をテーマに、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の各時代に生きたライバル恐竜が対峙するように展示され、臨場感を演出している。また、2009年に発見された新種の肉食恐竜ラプトレックスの実物化石も日本初公開! そのほか大型シアターでは、最新研究に基づいて制作されたCG映像なども楽しめる。ひとしきり展示空間を鑑賞した後は、会場出口に設置されたミュージアムショップへ。オリジナルの恐竜グッズが充実していて、こちらも大盛況だった。特に人気なのは、本博監修者の真鍋真・国立科学博物館研究主幹が監修し、細部までリアルに再現されたカプセル入り恐竜フィギュア(発売元:タカラトミーアーツ/全7種/1回300円)や、スウェーデン発のおしゃれな交通安全グッズ「グリミス」とコラボしたキラキラ恐竜グッズなど。また、ティラノサウルスの全身骨格に変身した「ハローキティ」のグッズなど、レア・アイテムもゲットできる。参加者には、「夏休みの自由研究にしたい」と真剣にメモを取る小学生や、カメラを手に「標本のほとんどが撮影OKなのでうれしい!」と語るカップル、そして意外にも若い女性同士も多く「恐竜に詳しくないビギナーこそ楽しめる、見ごたえたっぷりな展示でした!」と、目を輝かせていた。恐竜たちのバトルが体感できる『恐竜博2011』は、10月2日(日)まで開催。チケットは発売中。
2011年08月22日