お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信が、6日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~)に出演する。三四郎の小宮浩信 -ニッポン放送提供小宮は先月にも、パーソナリティを務めたNGT48・中井りかのスペシャルパートナーとして、同番組に出演していた。放送では16日に開催される「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」を前に、選挙速報で上位に食い込んだメンバーが生登場。須田亜香里・向井地美音・武藤十夢に加えて、先月に小宮と共演した中井も出演する。また11日から14日までのニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~)には、AKBグループメンバーが連日登場。11日に峯岸みなみ・須田、12日に岡田奈々・川上礼奈、13日に向井地・松岡菜摘、14日に横山由依・荻野由佳が出演し、パーソナリティ・吉田尚記アナのアシスタントを中井が務める。
2018年06月06日23日深夜放送のニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜 25:00~)に、AKB48の各チームキャプテンと総監督が集結する。横山由依6月16日には愛知・ナゴヤドームで「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」が開催される。今年は海外グループが参加し、3連覇を成し遂げた指原莉乃を筆頭に柏木由紀、山本彩ら上位メンバーが不出馬を発表するなど、話題を呼んでいる。それに先立ち、番組にはAKB48グループ総選挙の横山由依、チームKキャプテン・込山榛香、チーム4キャプテン・村山彩希、チームAキャプテン・岡部麟が出演する。今年の選挙や若手メンバーについてのトークを展開していく。また『AKB48のオールナイトニッポン』は、9日深夜放送回でNGT48の中井りかが、16日深夜放送回で指原が単独パーソナリティを務め、反響を呼んでいた。
2018年05月23日アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が、16日深夜放送のニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(25:00~)にて、3年半ぶりとなる単独パーソナリティを務める。指原莉乃先週の放送ではNGT48の中井りかが自身初の単独パーソナリティを担当し、スペシャルパートナーとして三四郎・小宮浩信が出演した。指原が単独パーソナリティを務める今回は、スペシャルパートナーとして、三四郎の相田周二が登場する。先週、相田は小宮のみが出演したことを受け、Twitterで「AKBのオールナイトニッポンを中井りかさんが1人でやるのですが、ゲストに小宮が青春高校繋がりで出るみたいです………呼べや!!秋元先生!!相田もいます!!」とアピールしていた。相田の他にも、指原と親交のあるリリー・フランキーもスペシャルゲストとして登場する。また本日は指原がプロデューサーを務める女性アイドルユニット・=LOVE(イコールラブ)の3枚目のシングル「手遅れcaution」の発売日にあたり、それに関連した発言も注目される。
2018年05月16日テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、9日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~)に番組途中から出演した。佐久間宣行プロデューサーこの日の『AKB48のオールナイトニッポン』は、アイドルグループ・NGT48の中井りかがパーソナリティを務め、三四郎・小宮浩信が、スペシャルパートナーとして出演。番組の中盤、「中井りかが本当に今後のオールナイトニッポンを背負う逸材なのか」を聞くため、完全アポなしで"偉い人"に電話する流れに。AKB48グループ・プロデューサーの秋元康氏にはつながらなかったものの、中井と小宮が出演するバラエティ番組『青春高校3年C組』(テレビ東京/毎週月曜~金曜 17:30~)を手掛ける佐久間Pには電話がつながった。「ちょっと待ってくれよ。いやいや、聞いてたけどさ。これ本当にガチなんだね、知らない番号からかかってきた」と驚いた様子で電話を受けた佐久間Pだったが、小宮の「寝てないんだったら、今スタジオに来てほしいですね」という問いかけに応じ、番組終盤から登場した。佐久間Pが『オールナイトニッポン』放送中に呼び出されて"乱入"するのは、『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』(13年~16年)以来となる。佐久間Pは自身のTwitter上で、「あー、アルコ&ピースのオールナイト以来の呼び出し……」「なんでニッポン放送、俺の携帯番号知ってんだよ……」と愚痴っていたものの、番組で小宮やリスナーから「出たがり」とイジられ、「でもそこは否定しない」と応じる場面も。番組最後までトークを繰り広げた佐久間Pは、出演後にTwitter上で「ニッポン放送に30分の滞在……中井りかは凄いですね……」と感想を漏らしていた。
2018年05月10日アイドルグループ・NGT48の中井りかが、9日深夜放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/25:00~)にて、単独パーソナリティを初めて務める。NGT48の中井りか -ニッポン放送提供同番組で単独のパーソナリティを務めるのは、高橋みなみ・指原莉乃・大島優子・松井玲奈に続く5人目となる抜擢。AKB48グループ・プロデューサーの秋元康氏と『AKB48のオールナイトニッポン』番組プロデューサーがミーティングした際、「AKB48グループの中から次世代のラジオパーソナリティを発掘したい。その上で中井りかは、単独パーソナリティでもできる逸材。今後のオールナイトニッポンを背負う逸材」と考えが一致し、決定した。テレビ東京の『青春高校3年C組』(4月2日スタート 毎週月曜~金曜 17:30~)では、副担任としてサブMCを務めている中井。この番組で共演し、『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週金曜 27:00~)でもパーソナリティを務める三四郎・小宮浩信が、番組のスペシャルパートナーとして中井をサポートしていく。
2018年05月09日中井智彦コンサート「I Live Musical!Ⅲ」が5月11日(金)に東京・ヤマハ銀座スタジオで開催される。劇団四季では『美女と野獣』主演、『オペラ座の怪人』ラウル役などを演じ、2015年12月の退団後は、歌手、ミュージカル俳優として活躍するほか、表現者として自身の企画・作曲・構成・演出の独り舞台なども手掛ける中井。そんな彼自身によるプロデュースのコンサートシリーズの第3弾。どのような内容になるのか話を聞いた。【チケット情報はこちら】「昨年開催した『I Live Musical!』シリーズ2作では、90分1本勝負でミュージカル・コンサートをお届けしてきたのですが、今回は2部構成にして、“演じる”要素を強めたステージにしようと思っています。2部はこれまでの内容を引き継いだミュージカル・コンサート。そして1部は、とある男の生涯を辿る“ひとりミュージカル”に挑戦します」と、第3弾にして新たな表現に挑む今作。「ずっとこういうことがやってみたくて、ようやくカタチになる」と笑顔を見せた。1部の“ひとりミュージカル”について「歌には、恋する嬉しさや、その人自身の人生だったり、身近な人への思いを歌っている曲など、いろんなものがありますよね。それをひとりの男の人生に投影して演じていきます。1曲1曲を脚本に見立てているので、“脚本家がたくさんいるミュージカル”というイメージです」と構想を語る中井。楽曲は、椎名林檎や井上陽水などのJ-POPからシャンソン、中井自作の歌詞もあり、2部で届けるミュージカルナンバーとはまた違った選曲だ。2部のコンサートは、これまでも好評を得てきた1曲入魂スタイル。「“1曲をひとつの物語として生きる”というもので、曲に合わせてどんどん登場人物が変わっていきます。MCを挟んで、照明が変わった瞬間に次の曲の役になっている、というような。これまでは自分で選曲していたのですが、今回はリクエストでいただいていた『ラ・ラ・ランド』なども歌いますよ!」取材中、「歌を歌にしたくない」と語った中井。コンサートと銘打っているが、歌を披露するステージとはまた違う、彼の身体を通すことで“歌”の全く違う側面を楽しめるものになりそうだ。「『I Live Musical!』はもう僕のライフワーク。これが軸になっているから、いろんなことに挑戦できているんだと思います。中井智彦の歌へのエネルギーを120%ぶつけていくステージなので、ぜひ生で観て、感じていただきたい。その中でお芝居の面白さも感じてもらえたらと思います!」公演は5月11日(金)に東京・ヤマハ銀座スタジオにて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2018年05月08日アイドルグループNGT48の北原里英が、11日深夜に放送される『AKB48のオールナイトニッポン』(毎週水曜 25:00~)に出演することが決定。14日の卒業コンサートでグループを卒業する北原にとっては、グループ卒業前最後の出演となる。この日の放送は『AKB48のオールナイトニッポン~NGT48スペシャル~』と題し、北原の他にもNGT48の荻野由佳、中井りか、本間日陽が登場する。北原は『AKB48のオールナイトニッポン』がスタートした10年4月の初回放送から出演しており、大家志津香に次ぐ歴代2位の出演回数を誇る。14年11月の放送内で自身の主演映画の制作が発表されたり、15年春には新潟移籍直前の想いを放送で語った北原。「卒業を発表してからの一瞬一瞬がとても貴重で、グループの活動が今まで以上に楽しくて。『まだ続けていたい』と思うことが、最近多いですね」とも過去のインタビューで語っていた北原が、最後の出演となる『AKB48のオールナイトニッポン』で何を語るかにも注目が集まる。
2018年04月10日東京・三軒茶屋にあるローカルオルタナティブスペースのクリニック(clinic)では、2月4日より「産び(むすび)」と題し、グラフィックデザイナー・長嶋りかこのインスタレーションを行う。Human Nature /2017表参道gyreでの展示風景既存の視点への問いや価値転換への気付きへの貢献をめざし、対象の思想の仲介となり、知覚情報をデザインする長嶋りかこ。これまでに「札幌国際芸術祭2014”都市と自然”」、「アニッシュカプーアの崩壊概論」、建築家集団ASSEMBLEの展覧会「共同体の幻想と未来」、現代美術家宮島達男氏との共作「PEACE SHADOW PROJECT」などを手がけた。本展では2017年に彫刻家、アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)の展示のアートディレクションの機会を通じ、カプーアへのオマージュとして制作したインスタレーション《Human Nature》を旧診療所跡の展示環境に寄り添わせ再構成して展示する。長嶋は「カプーアが謳う両義性を女性である私が謳うならば、そのリアリティは母体にありました。生と死が同居する自分自身と、もうひとつ自分自身の中に他者のそれがあることを体験する女性は、無数にいます。古来から人々は万物を生み成す「産び(むすび)」の神々に、生命の連続を祈りました。しかし長い命の鎖の中で、喜びと悲しみ/善と悪に苛まれ祈った女性達もまた、無数にいたのでしょう。ここにあるのは、産ばれなかった無数の見えない結び目たちへの祈りのかたち、「むす+こ」たちであり「むす+め」たちです」と、コメントしている。【展覧会情報】長嶋りかこ「産び(むすび)」会期:2月4日〜2月25日会場:clinic住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-33-18時間:12:00~19:00休廊日:月、火、水曜日入場無料
2018年01月22日フジテレビNEXT ライブ・プレミアム/J:COMプレミアチャンネルにて放送される中井貴一主演ドラマ「記憶」の放送スタート日が、3月21日(水・祝)に決定。あわせて優香、松下由樹、泉澤祐希、今田美桜ら共演者が発表された。本作は、韓国で“復讐3部作”と言われる「魔王」「復活」「サメ」を生み出したパク・チャンホン監督×脚本家キム・ジウが、韓国tvN10周年記念特別ドラマとして再タッグを組んだ感動作「記憶~愛する人へ~」を、フジテレビとJ:COMの共同制作で日本版としてリメイクしたもの。若年性アルツハイマーを宣告された敏腕弁護士の人生を懸けた闘い、最後まで自分の尊厳を守り抜こうとする彼の姿と家族の愛を描く、壮大な人間ドラマ。■中井貴一×優香が夫婦に! 前妻には松下由樹中井さんが演じる敏腕弁護士・本庄英久の現在の妻・遥香を演じるのは、ドラマや映画、舞台など数々の作品に出演し、『羊の木』が公開を控える優香。また、本庄の別れた前妻・篠原佳奈子を、ミステリーからコメディまで、様々なドラマに出演する演技派女優の松下由樹が演じる。優香さんは「台本を読み終えたあと、体の力が一気に抜けて、しばらくボーっとしていました。素晴らしいお話、そして、中井貴一さんとお芝居が出来ることに喜びを感じています」と台本を読んだ感想を述べ、「この素晴らしい『記憶』の世界の中で、耐えながらも、優しく包み込めるような妻で居ようと日々撮影しています。温かく見守って見ていただきたいです」と視聴者へメッセージ。また松下さんは、「幼い息子を事故で亡くしてから前へ進むことができない役柄ですので、演じていてとても切ないですが、現実と過去の真実に向き合いながら大切なことや家族の絆などが描かれていて、胸に響く作品だと感じています。日本版の『記憶』も見ごたえのあるドラマになるよう集中して演じていきたいと思っています」と意気込みを語っている。■泉澤祐希&今田美桜、撮影は「幸せ」アソシエイトとして本庄を支える新人弁護士・二宮正樹を演じるのは、子役から活動し続け、近年では連続テレビ小説「ひよっこ」や、『君と100回目の恋』『サバイバルファミリー』などに出演する泉澤祐希。本庄の事務局・足立初花を、月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」で高橋一生演じる藤堂誠と関係を持つデリヘル嬢を演じ、いま人気急上昇中の今田美桜が抜擢された。泉澤さんは、「撮影のときはほぼ、中井さんについて回っていて、こんなにも近くで中井さんと芝居を出来ていることに幸せを感じています。本庄先生をしっかりと支えられるように頑張りますので、是非お楽しみにしていてください」と言い、今田さんは「今回こんなに素敵な作品に関わらせていただくこと、そして素晴らしい共演者の方々の中で演じさせていただくことをとても幸せに思います。たくさんの方々に楽しんで見ていただけるよう頑張ります」とコメントを寄せている。そのほか、桜庭記念病院副院長・桜庭孝行役に丸山智己、本庄の母・時枝役を草村礼子、片桐法律事務所代表・片桐啓介役を石丸謙二郎、その息子・直人役を三浦貴大と豪華キャストたちが脇を固める。さらに、物語の舞台となる横浜を背景に、本庄と佳奈子の事故で亡くなった幼き息子を象徴する丘と黄色いチューリップがデザインされたポスタービジュアルも公開された。フジテレビONE/TWO/NEXT×J:COM共同制作 連続ドラマ「記憶」は3月21日(水・祝)22時~フジテレビNEXT ライブ・プレミアム/J:COMプレミアチャンネルにて同時放送(以降、毎週水曜同時間に放送/全12話)。※4K版は放送後同日深夜0時~J:COMオンデマンドにて独占配信。(cinemacafe.net)
2018年01月18日アイドルグループ・AKB48グループの成人式が8日、東京・神田明神で行われ、AKB48の向井地美音、SKE48の熊崎晴香、NMB48(AKB48兼任)の白間美瑠、HKT48(AKB48兼任)の宮脇咲良、STU48(AKB48兼任)の岡田奈々(AKB48兼任)らが出席した。毎年成人の日に行われるAKB48グループ、恒例の成人式イベント。2018年に新成人となるのは、AKB48から向井地美音、湯本亜美、加藤玲奈、飯野雅、北澤早紀、小嶋真子、高橋朱里、村山彩希、大西桃香、小田えりな、佐藤栞、清水麻璃亜、髙橋彩音、廣瀬なつき、舞木香純、稲垣香織、SKE48から日高優月、熊崎晴香、佐藤佳穂、岡田美紅、NMB48から古賀成美、内木志、加藤夕夏、白間美瑠(AKB48兼任)、石塚朱莉、HKT48から神志那結衣、植木南央、熊沢世莉奈、冨吉明日香、宮脇咲良(AKB48兼任)、本村碧唯、森保まどか、NGT48から太野彩香、中井りか、村雲颯香、奈良未遥、西村菜那子、宮島亜弥、STU48から岡田奈々(AKB48兼任)、瀧野由美子、森香の合計41人。多くのファンが詰めかけた中、欠席した冨吉明日香以外の40人が晴れ着姿で登場し、アキバの守護神である神田明神で盛大な成人式を執り行った。成人式後に報道陣の取材に応じた40人のメンバーたち。向井地が「今まで先輩メンバーの方々が神田明神で行った成人式を後輩として見てきましたが、ついに私たちの世代の番が来たかという感じで、やっと大人になったと実感しました」と感慨深げ。報道陣からの「何世代?」という質問に宮脇は「今年の成人メンバーはどのグループも才能があって未来のあるメンバーばかり。全盛期をこのメンバーで作りたいと思います。みんなで"黄金世代"と呼ばれるように頑張りたいですね」と意気込み、3月19日で20歳を迎えて嗜むこともできるお酒の話題になると「一番最初にさっしー(指原莉乃)と乾杯したいと思います。さっしーは強すぎますが、私も鹿児島の女なので強いんじゃないかな。さっしーと対決したいです」と指原に対抗意識を燃やしていた。過去最多の41人が新成人となるAKB48グループ。かつて20歳だった前田敦子や渡辺麻友が選抜総選挙で1位を獲得したが、今年の総選挙で上位が予想される宮脇は「本格的に1位を狙いたいと思ったのは今年が初めてだと思います。さっしーも1位になったのが4位で、私も去年は4位。いろんなジンクスにあやかって1位を目指したいでsね」と色気を見せれば、誕生祭の時にNMB48のセンターを務めた白間も「私も1位を狙いたいです!」と意欲。そんな2人のやり取りを目の当たりにした向井地は「まずは神セブンを目標に」と謙遜するも「この世代で1位を目指したら面白いですよね。大波乱の総選挙にしたいと思います」と新成人となる40人に"黄金世代"としての決起を促した。
2018年01月08日中井貴一×佐々木蔵之介のW主演で贈る“お宝コメディ”『嘘八百』の完成披露試写会が、12月17日(日)、東京・千代田区のイイノホールで行われ、W主演の中井さん&佐々木さんに、友近、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、芦屋小雁、近藤正臣といった超豪華俳優陣と武正晴監督が登壇した。本作は、千利休を生んだ茶の湯の聖地、大阪・堺を舞台に、イカサマ古物商と落ちぶれた陶芸家が“幻”の利休の茶器という“真っ赤なウソ”で仕掛ける一発逆転の大勝負を描く、年初めにぴったりな開運エンターテインメント。この日、満員の観客に迎えられ、本作のタイトル『嘘八百』にちなんで “真っ赤”に染まったステージに監督・キャストの総勢12名が登壇。立ち位置を間違えた坂田師匠の初っ端の「すんまてん~(すみません)」のギャグに一同大笑いでスタートした。友近「本日はみなさんようこそ。藤原紀香です」まずは、W主演を務めた中井さんと佐々木さんは、本作が初の本格的タッグ。古物商・則夫を演じた中井さんは「こんなに人(キャスト)が多い舞台挨拶は初めてです。自分で来たいと言って、来た人もいるようです。1人2分話しても20何分かかるけど、それを切っても面白くないので…みなさん覚悟して舞台挨拶に臨んでください。あれ、なんの話だっけ?まあ、いいです!」と、初めから一筋縄ではいかない(?)挨拶が。また、陶芸家・佐輔を演じた佐々木さんは「この映画は堺で1回、難波で1回イベントをしているのですが、関東のお客様に観ていただくのはドキドキしているんですが、こんだけ大勢仲間がいるので、ちょっともうすでに楽屋でも楽しく…楽しんでね!」と、こちらも話を早めに切り上げ、スタートを切った。そして、佐々木さん演じる佐輔の妻・康子を演じた友近さんは、現場での雰囲気を尋ねられ「本日はみなさんようこそ。藤原紀香です」と鉄板の挨拶をすると、待ってましたとばかり会場は大爆笑!続いて、「本当に現場が楽しくて、こんなにゆっくり日向ぼっこをしているような雰囲気は初めてだな、と。私はおじさんとかおじいさんが大好きなので、リアル『やすらぎの郷』というところでした。本当に楽しかったです」と現場をふり返った。ベテラン勢の中で数少ない若手の森川さん、前野さんにも尋ねると、則夫の娘・いまりを演じた森川さんは「この組で最年少で、最近はスタッフさんより年上というのも多かったのですが、年下でいいんだ、と思えました。(笑)面白い話をされる大ベテランの方がたくさんいらっしゃるので、私はこれくらいで」と応え、佐輔&康子の息子を演じた前野さんも「蔵之介さんと友近さんから生まれた役が僕です。緊張感もありつつ、ほんわかした空気でした。が、この辺にしておきます(笑)」と続く出演者にバトンタッチ。坂田利夫の「イエス、アイドゥー」を友近が通訳!?続いて、ネタバレになる謎の女役を演じたのは堀内さん。「監督が指揮を取るのが力強く、中井先輩と一緒に、『本当に演技をみてくださる監督だね』と話したのが印象深かったです」と現場をふり返った。佐輔の仲間の紙職人よっちゃんを演じた坂田師匠に、まるでアドリブのようにみえる自然なシーンが多かったことを問われると、「イエス、アイドゥー」と答え、友近が「はい、と言っています」と絶妙のタイミングで通訳を入れ、またまた会場&キャストも大爆笑に。坂田師匠は「本当に優しい方ばっかりで本当に喜んでおります。ただ私の今日の目的は結婚したい」と突然の告白をし、隣にいた堀内さんに「可愛らしい顔でありがたいね。なんでも買いまっせ」とアピール。「今年は諦めたけど、来年は結婚しますからね」と続ける師匠に、中井さんからは「師匠、師匠、映画の舞台挨拶」とのツッコミが入っていた。飲み屋のマスターで筆職人を演じた木下さんが「僕も結婚したいんで、通じ合ったな、と思いました。坂田師匠は自由演技されるので、僕たちは本通りやっても、できないんですね。その辺をお楽しみくださいませ」と坂田師匠に被せてあいさつ。また、骨董店社長を演じた小雁さんが「面白かった。本当に面白い。このメンバーをみていただいたらわかると思うけど。1つこの映画を盛り上げてくれたら」と絶賛を贈った。大御所鑑定士を演じた近藤さんは「ほんま嘘八百、です。色々みなさんおっしゃいましたがほんまかいな?俺はただただ寒かった。映画ってだいたいそういう日はあるんですけどね。あのね、センターのお2人の映画は今後何回もね、見れると思います。だけどこの辺はダメです。人様の前に出ちゃダメ」と隣にいた坂田師匠を指差すと、坂田師匠が「イエス、アイドゥー」と反応し、友近がすかさず「はい、と言っております」と通訳を入れるナイスなコンビネーションのギャグに、またも大爆笑。最後に、このキャストをまとめ上げた感想を尋ねられた武監督は「本当に嘘みたいですね。ここにいる人たちの活躍をどうぞご注目ください」と、何とか(?)まとめてくれた。中井貴一、“娘”森川葵を「今後もよろしくお願いします」本作が冴えない2人が大勝負に出る話であること、そして今年も残すところあと2週間ということにかけ、「今年をふり返って自身で何か大勝負に出たこと」、または「来年これに大勝負をかけたい」と思っていることに話が移り、中井さんの「坂田師匠と木下ほうかは結婚だと思います、ね、師匠?」に、坂田師匠は「はい!」。すると、「そこはイエス、アイドゥーじゃないんかい」と塚地さんからもツッコミが入った。改めて「未来は森川にあると思うんで、森川に」と中井さんから振られた森川さんは、「私は今年、大勝負に出たオーディションがあって、撮影中に中井さんにアドバイスをいただいていたりしたんですが、結果ダメだったんですよ」と告白。「その結果を受けて、貴一さんに『オーディション、ダメでした』と連絡したんです。そうしたら、『よかったな。お前はそれに落ちたことで、ほかのいい作品に出会えるんだから、それはタイミングじゃないってことだよ』って話していただいて、そこで今年本当にたくさんの良い作品に出会えたんで、本当によかったな、と思えました」と感謝を込めてコメント。その話を受けた中井さんは、「負けて勝つっていうことがありますから。今後も森川をよろしくお願いします」と、自身の娘役を演じた森川さんにエールを送った。続いて、“大勝負”について話が振られた佐々木さん。「ないですね。ないもんはない、来年何したいか言われて言ってみても、2月には忘れてるんで…(笑)」と来年の目標をあえて立てないことを宣言。一方、友近さんは、「以前、仕事でダイエットをやっていたんですが…来年はいまから10キロ痩せたい。今回みなさんのお芝居観ても素晴らしかったんで、女優業にも挑戦したいなと思っています」と意気込む。そして、来年が芸能生活70周年の小雁さんからは「70周年で、頑張らへん」と、逆に“頑張りません宣言”が飛び出していた。最後に、「この舞台挨拶で僕たちがどんな雰囲気で撮影していたかわかると思います。現場では真剣に撮っていたんですが…(笑)」と佐々木さんが挨拶し、「今日来ていただいた皆さんはチーム『嘘八百』です。面白くても、面白くなくても“嘘をついて”、宣伝に協力してください」と話すと、中井さんが「舞台挨拶は5人までだな。(笑)坂田師匠と木下ほうかと結婚しても良いというみなさんは、受付の方にご住所とお名前を置いていってください。こちらからご返信します。塚地くんの(落とした)財布も『嘘八百』までご連絡ください」と話し、キャストの自由な発言を見事に締めくくるように、大盛り上がりの中イベントは幕を閉じた。『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日中井は東京都新宿区北西部、中野区との境に位置するエリアです。「中井」駅としては西武新宿線と都営大江戸線の2路線が乗り入れており、徒歩10分ほど南に歩くと東西線落合駅、さらに徒歩5分ほど南下するとJR東中野駅も利用可能です。都心なのにどこか懐かしい下町商店街。「バカボンのパパ」も愛した中井は都会のオアシス都営大江戸線を利用すれば新宿駅には10分程度で出られます。南側を並行して走るJR中央線と比較すると、印象が薄い西武新宿線沿線ですが、中井駅周辺の利便性の高さは同沿線の他駅と比べても抜きん出ていると言えるでしょう。新宿と池袋がどちらも自転車で行ける距離で、万が一終電を逃しても徒歩40分強で帰宅可能なエリアです。このように述べると非常に都会的なイメージが湧くでしょう。しかし駅周辺は昭和から変わらない店が多く軒を連ね、近くを流れる妙正寺川の風景と相まって、下町情緒あふれるスポットとなっています。ここは本当に新宿区?地域密着型の商店街と、ノスタルジー感あふれる街の風景中井の駅前は、「中井商友会」「中井商工会」という似た名前の2つの商店街により形成されています。まず駅を出て目の前、「中井商友会」の端にはドラッグストア「マツモトキヨシ」があり、駅から徒歩2分ほど、山手通り沿いには激安スーパーとして根強い人気の「スーパーみらべる中井店」があります。「スーパーみらべる」は深夜1時までの営業なので、帰りが遅くなった日でも安心です。商店街の中には生鮮食品がメインで歴史も長い「駿河屋」があります。また、西武新宿線中井駅から新井薬師駅との中間の住宅街にはミニコープ落合店」があります。飲食店に関しては、駅周辺は見るからに昔から続いているであろう喫茶店、居酒屋があり、地域の常連の憩いの場となっているようです。全体的に個人経営の店が多い印象ですが、「松屋」や「日高屋」、「福しん」などのチェーン店もいくつか見られます。食事や生活必需品の買い出しは中井駅近辺で事足りますが、近くに大型の商業施設はありません。また、各種クリニックも点在しており、大きい病院は隣の下落合側にある聖母病院が最寄りとなります。郵便局は「中井商工会」の端に上落合郵便局がありますが、東西線落合駅の方まで足を運ぶと24時間営業の落合郵便局も利用可能です。商店街から路地に入ると、住宅街になります。都心の一戸建てというと3階建ての狭小住宅のイメージが強いですが、意外にも中井周辺はある程度の面積をもった2階建てが多いです。賃貸物件は単身者向けが多く見られます。そして昔ながらの家屋がひしめき合い、川沿いの風景は新宿区とは思えない、のどかな風景になります。ノスタルジックで、下町情緒を感じる…といえば聞こえは良いですが、整然とした新興住宅地のような歩きやすさ・洗練された街並みを好む方であれば、住み心地について検討された方が良いでしょう。また、店内が狭い飲食店がメインなので、ベビーカーや子連れでゆったりできる選択肢は少ないのが難点です。林芙美子と赤塚不二夫。中井にゆかりの深い著名人中井エリアにゆかりのある有名人を2人挙げておきましょう。まず、「浮雲」や「放浪記」などの作品で知られ、日本を代表する小説家の一人である林芙美子です。彼女が終の住処として過ごした邸宅が、現在は「林芙美子記念館」として中井2丁目に現存しています。そしてもう一人が漫画家の赤塚不二夫です。彼も生前最後の住居を中井に構えました。彼の代表作「天才バカボン」の作中には、「白雪鮨」や「洋食の店ぺいざん」など、現在も中井で人気のお店がたびたび内輪ネタとして登場します。赤塚不二夫が中井という街をこよなく愛し、地域の人々に親しまれていたのが伝わってくるエピソードです。坂マニア必見!坂で変わる中井の街の表情中井周辺は「落合」が着く地名の住所が多く、「神田川と妙正寺川が落ち合う(合流する)場所」であることに由来します。そのため駅周辺は地形が谷底のようですが、少し北上すると高台となります。そのため、中井は「坂が多い街」として有名です。特に有名なのが、駅から少し北上した中井2丁目にある8つの坂で、それぞれ「一の坂、二の坂、…八の坂」という名前がつけられており、各坂の登り口には歴史を感じる表札まで掲げてあります(ちなみに、上述の林芙美子記念館は「四の坂」の途中にあります)。どの坂も情緒あふれ、坂マニアと言われる人々や写真愛好家が、遠方からも訪ねてくる場所です。周りは閑静な住宅街ですが、どの坂もかなり急勾配なので、足腰が丈夫な方でないと生活環境としてはかなり厳しいでしょう(「八の坂」を登りきったところにある目白学園の生徒たちは、相当鍛えられそうです)。駅から坂の下までは下町要素が強い中井ですが、この坂を登りきると一気に高級住宅地となり、印象がガラリと変わります。駅周辺の下町情緒と高級住宅街のハイソな雰囲気、中井はこの2つの顔を併せもつ街なのです。新宿区のイメージを覆す?意外にも子育て環境は抜群のデータ新宿区というと大都会で、子育てをする場所として不向きだと思われるかもしれません。しかし「共働き子育てしやすい街ランキング2016」では、なんと新宿区が首位という結果になっています。新宿区のホームページによると、子どもの医療費だけでなく、入院時の食事の自己負担分も助成の対象となります。また認可保育園の待機児童対策として、認可外保育園の保育料に月額4万円、認証保育園は条件によっては全額が補助の対象となります(一部助成は月4万円)さらに子育てファミリー世帯居住支援として、区内外から区内の賃貸住宅に住み替える際の引越し費用の助成制度があります。民間賃貸住宅家賃助成制度もあり、子育てファミリー世帯は月3万円、最長5年間助成の対象となります(応募数が募集数を上回った場合は抽選制)。働く単身者が流動的に出入りするイメージが強い新宿区ですが、ファミリー層の定着を狙い、このような手厚い制度が設けられているのです。▲校庭に人工芝が施された落合第五小学校そして子どもたちの受け皿となる場所も、充実度の高さが評価されています。中井駅の近くには学童クラブや複数の児童館があり、放課後の小学生たちの居場所として機能しています。中井児童館では書籍・マンガコーナーのほか、室内遊具で体を使って遊ぶこともできます。料理やダンス、スポーツの各種教室や、他学年同士の交流イベントも年間行事で行われ、遊びを通して学習するプログラムが盛んです。保育園に関しては、東京都福祉保健局が発表した2017年度の区市町村別の待機児童数によると新宿区は27人で、都内の待機児童数ワーストランキングでは40位です。東京23区内は認可保育園入園もままならない激戦区ですが、その中でも「強いて言えば」新宿区は入りやすいという印象を受けます。とはいえど激戦区の中での話なので、中井エリアに絞らず視野を広げて保育園探しをした方が良いでしょう。※2017年11月時点▲中井児童館また住所が「新宿区」というだけでコンクリートジャングルをイメージしがちですが、意外にも中井エリアは緑にあふれています。公園は中井駅の東側に落合中央公園、西側は中野区との境に落合公園があり、休日は元気に遊ぶ子どもたちでいっぱいです。中井は高田馬場や目白、中野などJRの駅が近くにありながら、いまいち認知度は高くありません。しかし何より交通の利便性の高さと、都心と思えない豊かな自然や、地域の人々のあたたかさを実感できる穴場なのです。
2017年11月30日中井貴一と佐々木蔵之介がW主演を務め、『百円の恋』の監督・武正晴と脚本・足立紳が再タッグを組み、今井雅子との共同脚本で贈る極上のコメディ作品『嘘八百』。この度、本作の最新ビジュアルと本予告映像が到着した。今回公開された予告編は、中井さん演じる空振りばかりの古物商・則夫が、古びた蔵で千利休が遺したといわれる“幻の茶器”を発見するシーンからスタート。…しかし、譲り状と木箱はあるのに肝心な茶器がないことが判明!そんな中、巡り合わせか佐々木さん演じる腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔と出会い、2人は本物とまごうことなき贋物を仕立て、ふたりで一攫千金の大勝負を持ちかける!映像では2人にほかにも、友近演じる佐輔の妻・康子の恐妻っぷりが垣間見えるシーンや、森川葵演じる則夫の娘・いまり、前野朋哉演じる佐輔と康子の息子・誠治、近藤正臣演じる大御所鑑定士・棚橋、さらに木下ほうか、坂田利夫、塚地武雅など、キャラの濃い個性豊かな面々も登場し、コミカルな掛け合いを見せている。『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月03日映画『嘘八百』が、2018年1月5日(金)より全国ロードショー。中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演で登場する。一攫千金を狙う、開運エンターテインメント物語の舞台は、千利休を生んだ茶の湯の聖地 大阪・堺。中井貴一演じるイカサマ古物商・則夫と、佐々木蔵之介扮する落ちぶれた陶芸家・佐輔の出会いから始まる。骨董オークション会場で出会った2人はタッグを組み、負け人生にさよならすべく、“幻の利休の茶器”を頼りに一攫千金を狙う一発逆転の大勝負に挑む。中井貴一&佐々木蔵之介W主演監督は、『百円の恋』で2016年日本アカデミー賞優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞した、武正晴。そして脚本に、足立紳とNHK 連続テレビ小説などを手がける今井雅子が加わり、年初めにぴったりな開運エンターテインメントを作り出す。主演は、中井貴一と佐々木蔵之介。その脇を固めるのは、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、寺田農、木下ほうから豪華俳優陣だ。さらに、友近や坂田利夫、塚地武雅、桂雀々といったキャラの濃い出演者たちも揃い、これでもかと畳み掛ける掛け合いや愉快なてんやわんやに笑わずにはいられなくなる。ストーリー⼤阪・堺。空振りばかりの<⽬利き古物商>と落ちぶれた<腕利き陶芸家>が、タッグを組んで狙うのは、利休の茶器 の贋物で仕返しついでに⼤⾦ゲット!ロマン溢れる⾻董の世界を舞台に、⼤の⼤⼈が国をも巻き込み⼤騒動。果たして結果はいか にーー?【作品詳細】映画『嘘八百』公開時期:2018年1月5日(金)全国公開監督:武正晴(『百円の恋』)脚本:足立紳 今井雅子出演:中井貴一、佐々木蔵之介、友近、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂雀々、寺田農、芦屋小雁、近藤正臣© 2018「嘘八百」製作委員会
2017年08月19日AKB48グループのメンバーが本気のプロレスシーンを演じるテレビ朝日系深夜ドラマ『豆腐プロレス』(毎週土曜24:05~24:30)のリアルイベントが、8月29日に東京・後楽園ホールで開催されることが24日、明らかになった。「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」と題して開催されるこのイベントは、メンバーたちが生でプロレス対決を敢行。ドラマは7月1日に最終回を迎えるが、半年にわたって週3日以上の極秘トレーニングを行ってきた自らリング入りを志願した新たなメンバーも参戦する。メインイベントは、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)&道頓堀白間(白間美瑠)×チェリー宮脇(宮脇咲良)&ロングスピーチ横山(横山由依)。横山は「AKB48史上初のプロレス興行です。足を運んでいただけるとうれしいです!」、宮脇は「歴史に残る日になること間違いなし! 私、負けません!」、そして松井は「時は来た…WIP CLIMAX 本気の戦い!! ギラギラの夏メラメラの夏! 8.29後楽園ホール 参戦決定! 合言葉はただひとつ! GO!JURINA!」と意気込みをコメントしている。他にも、ヒール軍団「工事現場同盟」のトップとして君臨してきた"ユンボ島田"こと島田晴香も参戦。9月をめどにグループ卒業・芸能界引退を発表している島田の最後の勇姿となりそうだ。○「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール」参戦予定メンバー●AKB48:加藤玲奈、木崎ゆりあ、島田晴香、向井地美音、湯本亜美、横山由依●SKE48:須田亜香里、高柳明音、古畑奈和、松井珠理奈、松村香織●NMB48:木下百花、白間美瑠(兼AKB48)●HKT48:宮脇咲良(兼AKB48)●NGT48:加藤美南、中井りか、山田野絵※新規参戦メンバー(いずれもAKB48):岩立沙穂、大家志津香、小田えりな、川本紗矢、込山榛香、佐藤朱、田北香世子、達家真姫宝、谷口めぐ、中西智代梨、廣瀬なつき、福岡聖菜、馬嘉伶、宮崎美穂
2017年06月24日AKB48の49枚目のシングルの選抜メンバーを決める「第9回AKB48選抜総選挙」の開票が17日に行われ、HKT48の指原莉乃が3年連続4度目の女王に輝いた。速報3位だった指原は、最終的に24万6,376票を獲得。2位のAKB48・渡辺麻友と約10万票の大差をつけて圧勝した。3位はSKE48の松井珠理奈、4位はHKT48の宮脇さくら、そして、速報1位だったNGT48の荻野由佳が5位となった。6位はSKE48の須田亜香里、7位はAKB48グループ総監督の横山由依となり、以上のメンバーが今年の"神7"に。選抜メンバーはそのほか、8位惣田紗莉渚、9位岡田奈々、10位北原里英、11位高橋朱里、12位白間美瑠、13位本間日陽、14位古畑奈和、15位高柳明音、16位吉田朱里に決定した。スピーチでは、2位の渡辺が卒業を発表。突然の発表に、指原は「今は正直すごくショックで、言葉になりません」と涙を流した。「第9回AKB48選抜総選挙」結果≪選抜メンバー≫1位指原莉乃(HKT48 Team H)246,376票2位渡辺麻友 (AKB48 Team B)149,132票3位松井珠理奈(SKE48 Team S)113,615票4位宮脇咲良(HKT48 Team KIV)82,803票5位荻野由佳(NGT48 Team NIII)73,368票6位須田亜香里(SKE48 Team E)63,124票7位横山由依(AKB48 TeamA)58,314票8位惣田紗莉渚(SKE48 Team KII)52,475票9位岡田奈々(AKB48 Team 4/STU48)48,143票10位北原里英(NGT48 Team NIII)45,684票11位高橋朱里(AKB48 Team 4)42,663票12位白間美瑠(NMB48 Team M/AKB48 Team A)41,491票13位本間日陽(NGT48 Team NIII)41,230票14位古畑奈和(SKE48 Team KII)40,202票15位高柳明音(SKE48 TeamKII)38,576票16位吉田朱里(NMB48 Team M)35,540票≪アンダーガールズ≫17位向井地美音(AKB48 Team K)35,201票18位松村香織(SKE48 Team KII)34,977票19位峯岸みなみ(AKB48 Team K)34,688票20位須藤凜々花(NMB48 Team N)31,779票21位加藤玲奈(AKB48 Team B)30,282票22位大矢真那(SKE48 Team S)30,236票23位中井りか(NGT48 Team NIII)29,953票24位小嶋真子(AKB48 Team 4)29,699票25位高倉萌香(NGT48 Team NIII)28,623票26位大場美奈(SKE48 Team KII)28,554票27位太田夢莉(NMB48 Team BII)28,457票28位田中美久(HKT48 Team H)28,355票29位川本紗矢(AKB48 Team 4)28,118票30位倉野尾成美(AKB48 Team 8)28,037票31位森保まどか(HKT48 Team KIV)27,384票32位福岡聖菜(AKB48 Team B)26,444票≪ネクストガールズ≫33位加藤夕夏(NMB48 Team M)25,988票34位渕上舞(HKT48 Team KIV)25,900票35位朝長美桜(HKT48 Team KIV)25,733票36位江籠裕奈(SKE48 Team KII)25,731票37位矢吹奈子(HKT48 Team H)25,364票38位冨吉明日香(HKT48 Team KIV)24,996票39位村瀬紗英(NMB48 Team BII)24,585票40位田島芽瑠(HKT48 Team H)24,458票41位西潟茉莉奈(NGT48 チームNIII)24,401票42位岩立沙穂(AKB48 Team 4)24,303票43位佐々木優佳里(AKB48 Team A)24,276票44位鎌田菜月(SKE48 Team E)24,108票45位谷口めぐ(AKB48 Team A)23,304票46位後藤楽々(SKE48 Team E)23,225票47位久保怜音(AKB48 研究生)22,895票48位沖田彩華(NMB48 Team BII)22,264票≪フューチャーガールズ≫49位坂口理子(HKT48 Team H)21,643票50位田中菜津美(HKT48 Team H)21,472票51位小栗有以(AKB48 Team 8)21,296票52位込山榛香(AKB48 Team 4)20,910票53位山口真帆(NGT48 Team NIII)20,888票54位植木南央(HKT48 Team KIV)20,640票55位武藤小麟(AKB48 研究生)20,356票56位竹内彩姫(SKE48 Team KII)19,919票57位谷川愛梨(NMB48 Team N)19,752票58位荒井優希(SKE48 Team KII)19,467票59位松岡菜摘(HKT48 Team H)19,372票60位渋谷凪咲(NMB48 Team M)19,263票61位市川美織(NMB48 Team N)18,814票62位本村碧唯(HKT48 Team KIV)18,363票63位熊崎晴香(SKE48 Team E)18,299票64位北川綾巴(SKE48 Team S)18,052票≪アップカミングガールズ≫65位太田奈緒(AKB48 Team 8)17,757票66位谷真理佳(SKE48 Team E)17,744票67位永野芹佳(AKB48 Team 8)17,662票68位佐藤すみれ(SKE48 Team E)17,320票69位坂口渚沙(AKB48 Team 8)17,303票70位宮島亜弥(NGT48 研究生)16,930票71位加藤美南(NGT48 Team NIII)16,641票72位小畑優奈(SKE48 Team KII)16,511票73位樋渡結依(AKB48 Team A)16,492票74位茂木忍(AKB48 Team K)16,393票75位大森美優(AKB48 Team 4)16,162票76位後藤萌咲(AKB48 Team B)16,097票77位角ゆりあ(NGT48 研究生)15,990票78位高畑結希(SKE48 Team E)15,804票79位豊永阿紀(HKT48 研究生)15,598票80位松岡はな(HKT48 Team II)15,396票(C)AKS
2017年06月17日5月31日、第9回AKB選抜総選挙の中間速報が発表された。ダントツの1位と目されていたHKT48指原莉乃(24)を抑え、NGT48荻野由佳(18)が速報史上初の5万票超えで1位に。5位には同じくNGT48の本間日陽(17)、7位に高倉萌香(16)がランクインした。 NGT48の3人は昨年の選抜総選挙・「紅白選抜」ともに圏外からの“神7”入り。あまりの急激な躍進に、「握手会などの指標を見る限り、ここまで大量にファンがいるとは思えない」「一体誰が投票したのか?」とファンの間では様々な声が飛び交っている。囁かれている説は以下の3つに大別される。 1. 不正投票説 NGT48モバイルサイトから重複投票ができたという説。モバイルサイトから投票した後でブラウザバックすると投票前の画面が現れ、再度投票できたという画像や動画がtwitterに出回っている。これはシステム管理会社から「集計時にも重複チェックを行っており、公正に投票が行われている」と正式に否定された。 2. 地元票説 本拠地・新潟の市民が結束して投票したという説。NGT48は地元企業の誘致により発足したと言われており、他グループよりも地元での活動を重視している。新潟の企業や自治体、市民が協力して一人一票投じるだけでもかなりの票数になると考えられる。ただ、それならなぜ「紅白選抜」でランクインした北原里英(25)、中井りか(19)、加藤美南(18)が軒並み低順位あるいは圏外なのか、という疑問は残る。 3. 大富豪説 一人の大富豪がNGT48ファンになり、推しメンに大量投票したという説。AKB48ファンクラブ「二本柱の会」はお金を出せば容易に複数アカウントを作ることができ、各アカウントに選抜総選挙やAKB48グループの楽曲人気投票イベント「リクエストアワー」の投票権がつく。今年の「二本柱の会」新規会員数が例年に比べて異様に増加しているという話が以前から出ており、これが何者かによるアカウント大量取得なのではないかとも言われている。今年の1月開催の「リクアワ」でもNGT48は圧勝しており、その際にもこのアカウントが使われた可能性がある。 指原の最大のライバルと期待されていたNMB48山本彩(23)の不出馬により、盛り下がるかと思われた選抜総選挙。大波乱の幕開けに、展開が全くわからなくなってきた。6月17日の結果発表を楽しみに待ちたい。
2017年06月03日6月3日公開の映画『花戦さ』の公開直前会見が29日、都内で行われ、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督が出席した。野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐藤浩市といった狂言、歌舞伎、日本映画界を代表する俳優陣が共演を果たした本作。暴君と化した豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政から町衆を守るため、真っ向から秀吉に挑んだ花僧、初代・池坊専好(野村萬斎)の大勝負を描く。市川とは本作で初共演となった野村は「僕とのシーンも素晴らしいんですけど、浩市(千利休)さんを踏んづけたりと憎々しさが本当に楽しくて、素晴らしい秀吉でした。こんな嫌な奴がこんなにチャーミングに見えて、本当に素晴らしいと思いました」と絶賛し、当の市川は「大先輩の佐藤さんの頭を踏んづけるのが本当に嫌でしたが、役だから仕方ないですよね。だから心の中で『ごめんなさい』と言いながらやっていました」と佐藤を気にかける場面も。その市川から足で踏まれた佐藤は「僕らみたいなのは、熱がかからないと(芝居が)出来ないので、猿之助くんに『もっと踏んで! もっと踏んで!』とお願いをさせていただきました。違う意味に取られますが」と笑わせ、佐藤と長い付き合いのある中井は「佐藤さんがMだというのは長い付き合いの中で何となく分かっていましたよ」とコメントして会場の笑いを誘った。ヒロインの森川は、野村扮する専好に助けられた娘・れん役。「みなさんそれぞれの個性を持たれた素敵な俳優さん。私がその中に紛れていて不思議な感覚です」と話しながら「作品をやっていても、同じ年齡の人とやることが多いので、こうして同じ作品に出させていただいて本当に幸せです」と大先輩の演技に刺激を受けた様子。とはいえ、「皆さんそれぞれ素敵なので、もし選べと言われても絶対に選べないです(笑)」と言及を避け、登壇した男性陣を安堵させた。映画『花戦さ』は、6月3日より全国公開。
2017年05月29日野村萬斎、市川猿之助、中井貴一ら「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが競演する映画『花戦さ』。この度、来月6月3日(土)に公開を控えた本作から、豪華俳優陣が顔を揃え、演技合戦を繰り広げたシーンのメイキング映像が到着した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連る花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった――。本作は、信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。そんな池坊専好役を務めるのは、狂言師・萬斎さん。ほかにも、専好と対立することになる天下人・秀吉役を猿之助さん、茶人・千利休役を佐藤浩市、信長役を中井さん、前田利家役を佐々木蔵之介、吉右衛門役を高橋克実、れん役を森川葵が演じ、戦国時代、時の天下人である秀吉に専好が単身立ち向かう姿を痛快に描いていく。そしてこのほど公開されたメイキング映像では、まず織田信長に所望され、池坊専好が自ら花を披露するシーンの撮影現場に入る猿之助さんらが映し出される。巨大な松のいけばな「大砂物・昇り龍の松」を吟味する信長に対峙する専好、庭先に豊臣秀吉、千利休、前田利家が控えており、その緊迫したシーンを中心に映像が構成されている。東映京都撮影所に組まれた岐阜城の大広間セットで繰り広げられた芝居は、名優たちの共演といった生易しいものではなく、ジャンルを越えて表現者たちがぶつかり合う、演技の熱量はすさまじい。「さすがは上様でございますな。お見事でございます」と笑う若かりし秀吉や、「何故、このような松を?」という信長の問いかけに天真爛漫に「て、て、天に向かって、その、グワワワーっと…」と答える専好さながらに、セリフをシャドーアクティングと称して練習する萬斎さん。また、「武人たる者、茶と花を、人の心を大事にせよ」と武人道を説く信長が、「猿!」と秀吉に呼びかけるも印象的。さらにほかにも、権力者となった秀吉と利休が茶室で激しくも静かに繰り広げた「合戦」と呼ぶにふさわしい、のちの悲劇を暗示させるシーンなども織り込まれている。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月23日アイドルグループ・AKB48の48枚目のシングル「願いごとの持ち腐れ」が5月31日に発売され、松井珠理奈(SKE48)と宮脇咲良(HKT48兼AKB48)がWセンターを務めることが20日、わかった。千葉・幕張メッセで行われた写真会イベントで発表された。同楽曲は、NHK全国学校音楽コンクール「Nコン2017」の中学校の部課題曲。シングルでは、すでに発表された合唱バージョンとはアレンジの異なるAKB48オリジナルバージョンが収録される。選抜メンバーは35人で、松井珠理奈(SKE48)と宮脇咲良(HKT48兼AKB48)がWセンターを担当。そして、AKB48 Team K ドラフト研究生の久保怜音、AKB48 Team 8 小田えりなの2人が初選抜入りを果たした。この日のイベントでは、49枚目のシングルの選抜メンバーを決める「第9回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが、6月17日に沖縄・豊見城市の豊崎海浜公園・豊崎美らSUNビーチで開催されることも発表。48thシングル「願いごとの持ち腐れ」に投票シリアルナンバーが封入される。48thシングル「願いごとの持ち腐れ」選抜メンバーは以下の通り。■AKB48入山杏奈、大家志津香、岡田奈々、小栗有以、小田えりな、柏木由紀、加藤玲奈、川本紗矢、木崎ゆりあ、久保怜音、小嶋真子、込山榛香、高橋朱里、峯岸みなみ、向井地美音、武藤十夢、横山由依、渡辺麻友■SKE48後藤楽々、須田亜香里、高柳明音、古畑奈和、松井珠理奈、■NMB48市川美織、白間美瑠、山本彩加、山本彩、吉田朱里■HKT48兒玉遥、朝長美桜、指原莉乃、松岡はな、宮脇咲良■NGT48北原里英、中井りか
2017年03月20日野村萬斎に市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という、狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンターテインメント『花戦さ』。このほど、この豪華な面々が、実在の花僧・池坊専好や、千利休、戦国武将などに扮する場面写真が一挙に解禁となった。花僧・池坊専好は、天下統一を目指す織田信長の前で花をいけ、居合わせた千利休らの心をつかむが、思わぬ失態が信長の怒りを買い、あわや打ち首に…。そのとき、軽妙な機転で彼を救ったのは、豊臣秀吉だった。そんな出会いから十数年。秀吉の治世のもと戦乱は収まり、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合った。だが天下人となった秀吉の驕りは嵩じ、利休を自害に追い込み、専好を慕う町衆の命までもが次々と奪われていく。ついに、専好は立ち上がった。手にしたのは、「刃(やいば)」ではなく「花」。池坊専好が太閤秀吉に仕掛けた一世一代の「戦さ」とは――?本作は、織田信長、豊臣秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下一の茶の湯者・千利休とも親交があった実在の京都の花僧・池坊専好を主人公にした物語。戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描き出す。あの秀吉を「ギャフン!」と言わせた“けったいな”男・池坊専好に扮するのは、唯一無二の狂言師・萬斎さん。専好の親友となる千利休には、先日、第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤さん。今回到着した場面写真では、萬斎さん演じる専好が真剣な表情で花を生けるシーンや、豊臣秀吉(市川猿之助)にひれ伏す千利休の姿、利休と穏やかにほほえむ専好の友情が感じられる姿が…。そして、織田信長(中井貴一)、前田利家(佐々木蔵之介)、さらに、専好と幼馴染の町衆・吉右衛門(高橋克実)が並ぶコミカルな姿や、何やら楽しげに手ぶりをしている専好と対照的に困り顔の弟弟子・専武(和田正人)も見られ、それぞれの表情から彼らの人間関係が読み取れるものとなっている。戦国の世に、刃ではなく「花」を手にした摩訶不思議な男・専好。その奇想天外な戦いに、期待は膨らむばかりだ。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月07日『美女と野獣』の野獣、『オペラ座の怪人』のラウルなど、劇団四季で主要な役を多く務めてきた中井智彦。2015年に退団後は、歌謡曲や映画音楽のスタンダードナンバーを集めたカバーアルバム『私の歌を聴いてくれ』や、中原中也の詩に自ら曲をつけたCD付きBOOK『詩人・中原中也の世界~在りし日の歌~』を発表するなど、独自の音楽活動も開始した。そんな中井が、ミュージカルの曲ばかりで綴るコンサート『I Live Musical!』を開催する。「Love」ではなく、あえて「Live」とした理由など、本作に込めた想いを聞いた。中井智彦のコンサート チケット情報気になる曲目は、『Beauty And The Beast/愛せぬならば』(美女と野獣)、『All I Ask of You』(オペラ座の怪人)、『Maria』(ウェストサイド物語)など、まさに王道の曲も予定。ラインナップは、役の性別を問わずに選んだと中井は言う。「“なんでこっちを見てくれないの”と焦れたり、たとえば『レ・ミゼラブル』の『夢やぶれて』のように悲しみに暮れたりする気持ちは、男女を超えた共通のもの。自分だったらどう演じ、どう表現するかということに挑戦してみたかった」と話す。また、タイトルに「Live」という単語を用いた理由については、「子どもの頃から歌が好きで、バンドをやったり、東京芸術大学で学んだりしたのですが、心を一番動かされたのが、大学1年生の時に出合ったミュージカルの曲でした。今年は東宝の『レ・ミゼラブル』で初舞台を踏んでから10年。僕はミュージカルに生かされてきたし、一緒に生きてきたとも感じているので、改めてミュージカルの曲に立ち向かいたいという気持ちを込めました」と語った。現在33歳。中井は「実は恥ずかしがりで“中井智彦”として愛を表現するのは苦手なタイプ。でも劇中で、役としてだったら存分に感情をぶつけられるんです」と打ち明ける。「好きなのも、カンツォーネよりドイツリート。ひとりの男が愛して、破れて、結局死んじゃう、みたいな」と笑うが、そんな中井だからこそ、役に没入したときのエネルギーは目を見張るものがあるのだろう。「昭和の歌謡曲も大好きで、ミュージカルと共通するのは、歌詞はシンプルなのに物語にリアリティがあるということ。尾崎紀世彦さんや山口百恵さんの曲なんて、いま聴いても震えますよね」と熱っぽく話す。歌という“物語”を紡ぐ覚悟は決まっている。「これからも、時代を超えた名曲を歌っていけたら」と、最後は笑顔で締めくくってくれた。公演は4月8日(土)東京・ヤマハエレクトーンシティ渋谷にて。チケットの一般発売は2月25日(土)午前10時より。取材・文佐藤さくら
2017年02月24日日本映画界を代表する2人、中井貴一と佐々木蔵之介がW主演で、来年公開予定の映画『嘘八百』に出演することが決定した。舞台は大阪・堺。骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。偶然出会ったふたりの前に現れたのは、“幻の利休の茶器”だった!?一発逆転を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込み、壮大な狐と狸の化かし合いが始まる――。本作は、『百円の恋』で日本映画界に新風を吹かせた監督・武正晴と脚本・足立紳のタッグに、連続テレビ小説「つばさ」「てっぱん」などの脚本でも知られる今井雅子が加わり、オリジナル脚本で大人に向けた極上のコメディを描く。今回、主演の2人が演じるのは、中井さんが古物商の則夫役、佐々木さんが陶芸家の佐輔役。いまや日本映画界を牽引する存在として欠かせない2人は、6月に公開となる『花戦さ』でも共演しているものの、今回のような本格的な共演は今回が初めて。また、2人とも武監督作品への出演も初となる。本作で中井さんは古物商役を演じるということで、役作りに関しては「古美術関連の書籍を読んだりしています」と話し、「良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです」と期待を語る。また佐々木さんは「大阪人の『おまえ、ホンマ!?嘘つけぇ!』は完全に褒め言葉です。『浪華の八百八橋』と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。オファーについて武監督は、「作るにあたって、バカバカしいところもありながらホロッとくるような非常に難しいジャンルの“喜劇”に挑戦したいと考えていたので、そこには素晴らしい俳優さんが必要でした。ストーリーを考えていく中で、関東から来る男と関西の男の話にしようとイメージが固まった頃には、中井さんと佐々木さんしかいないと感じ、オファーさせていただきました」と2人しか考えられないと語る。また「昨今“嘘”という言葉がネガティブで殺伐としたイメージに受け取られる世の中になってしまっていますが、先人たちの作ってくれたこの『嘘八百』という言葉は、嘘の中にも楽しさやおおらかさがあるものだったと思っています。僕は映画作りも『嘘八百』だと思っていますし、その『嘘八百』は楽しいものであって、自分の映画作りの根本はそこにあると考えています」と独自の理論を述べ、「『嘘八百だったけど、なんて楽しい世の中なんだ!』と感じてくれる作品にできたらいいなと思います」と意気みを語った。『嘘八百』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月07日22日に卒業コンサートを控えるアイドルグループ・AKB48の小嶋陽菜(28)が、自身最後となるシングル「シュートサイン」(3月15日発売)でセンターを務めることが4日、パシフィコ横浜で行われた「『ハイテンション』劇場盤発売記念大握手会&気まぐれオンステージ大会」にて発表された。小嶋のセンターは、「ハート・エレキ」、柏木由紀とダブルセンターを務めた「Green Flash」以来、3作目。また、AKB48チーム8の大西桃香、NMB48チームMの吉田朱里(AKB48シングル表題曲としては初)、NMB48チームNの山本彩加の3人が初選抜入りを果たした。吉田朱里は「NHK紅白歌合戦での企画による選抜で6位という結果があっての今回の結果だと思うので、投票してくださった皆さんには本当に感謝しています」とファンに感謝。「私にとって小嶋さんはずっと憧れの存在だったので、その小嶋さんの卒業シングルにまさか自分が選ばれるなんて思ってなかったから、本当に嬉しいです」と喜び、「次作以降、選抜常連になれるよう、さらに上を目指してがんばります!」と誓った。また、「私は女子力動画を武器に頑張っているので、この選抜入りを機に、小嶋陽菜さんみたいにモデル方面でも活躍していきたいし、その方面でファンだ、と言ってくださる方々を、AKB48グループのファンにもなっていただけるようにできたら、と思っています」と意欲。「小嶋さんが卒業されたら、そういったメンバーはあまりいないと思うので、その枠に私が行ければと思っています!」と力強く語った。選抜メンバーは以下の通り。■AKB48入山杏奈、大西桃香、大家志津香、岡田奈々、小栗有以、柏木由紀、加藤玲奈、川本紗矢、木崎ゆりあ、小嶋陽菜、小嶋真子、込山榛香、高橋朱里、峯岸みなみ、向井地美音、武藤十夢、横山由依、渡辺麻友■SKE48松井珠理奈、須田亜香里、後藤楽々■NMB48市川美織、白間美瑠、山本彩加、山本彩、吉田朱里■HKT48兒玉遥、指原莉乃、松岡はな、宮脇咲良■NGT48北原里英、中井りか
2017年02月04日AKB48グループから『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)に出演できるメンバー48人を投票で選ぶ「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」の最終結果が29日、発表された。AKB48からは、入山杏奈、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香、峯岸みなみ、横山由依、渡辺麻友ら17人。SKE48からは、須田亜香里、松井珠理奈ら6人。NMB48からは、須藤凛々花、山本彩ら11人。HKT48からは、兒玉遥、指原莉乃、宮脇咲良ら11人。NGT48からは、北原里英ら3人が選ばれている。この中には、HKT48の田中美久と矢吹奈子も選ばれているが、AKB48が出演する31曲目は、時間帯の年齢制限よりこちらには参加せず、10曲目の天童よしみ「あんたの花道」の応援参加という形で出演。代わりに、49位のSKE48・北川綾巴と、50位のSKE48・惣田紗莉渚が繰り上がって選抜入りし、計48人でパフォーマンスを繰り広げる。なお、この投票順位は、31日の本番で発表される。○「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」最終結果【AKB48】入山杏奈、大家志津香、大和田南那、岡田奈々、柏木由紀、加藤玲奈、川本紗矢、木崎ゆりあ、小嶋陽菜、小嶋真子、島崎遥香、峯岸みなみ、向井地美音、武藤十夢、村山彩希、横山由依、渡辺麻友【SKE48】大場美奈、須田亜香里、高柳明音、古畑奈和、松井珠理奈、松村香織【NMB48】市川美織、太田夢莉、木下百花、渋谷凪咲、上西恵、白間美瑠、須藤凜々花、矢倉楓子、薮下柊、山本彩、吉田朱里【HKT48】兒玉遥、指原莉乃、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、松岡菜摘、松岡はな、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子【NGT48】加藤美南、北原里英、中井りか【繰り上げ選抜】北川綾巴(SKE48)、惣田紗莉渚(SKE48)
2016年12月29日大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』に出演できるAKB48のメンバーを投票で選ぶ企画「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」の中間結果が15日、発表された。同企画は、AKB48グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48)の国内全メンバー300人以上の中から、紅白のステージに立つ48人を一般投票で選ぶというもの。中間発表では、14日までの投票を集計し、上位48人が発表された。票数や順位は明かされていない。48人の中には、今年の「AKB48選抜総選挙」で2連覇を達成した指原莉乃、この紅白選抜で「リベンジで1位をとりたい」と宣言した渡辺麻友、すでに卒業を発表している小嶋陽菜、島崎遥香らが順当に入った。今後、28日に投票が締め切られ、29日に選抜メンバー48人を発表。31日の本番で順位発表が行われる。中間結果で選ばれたメンバー48人は以下の通り。【AKB48】入山杏奈、大家志津香、大和田南那、岡田奈々、柏木由紀、加藤玲奈、木崎ゆりあ、小嶋陽菜、小嶋真子、込山榛香、島崎遥香、高橋朱里、峯岸みなみ、向井地美音、武藤十夢、村山彩希、横山由依、渡辺麻友【SKE48】大場美奈、須田亜香里、高柳明音、古畑奈和、松井珠理奈【NMB48】市川美織、太田夢莉、木下百花、渋谷凪咲、上西恵、白間美瑠、須藤凜々花、藤江れいな、矢倉楓子、薮下柊、山本彩、吉田朱里【HKT48】兒玉遥、指原莉乃、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、松岡菜摘、松岡はな、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子【NGT48】北原里英、中井りか
2016年12月16日「気品と知性と色気がある」「優しくて面白い」「またお会いしたい」と、会う人を皆ファンにしてしまうと噂の、中井貴一さん。役者としての凄さは誰もが知っているけれど、素の顔はいったいどんな感じ?中井さんの魅力について、共演者やスタッフにこっそり教えていただきました!■「おしゃれで作法も素敵、一瞬で恋しました」(ドラマプロデューサー・浅野澄美さん)初めてお会いした時、深々とお辞儀をされて「中井です」と挨拶された瞬間に、すっかり恋に落ちてしまった私です(笑)。『最後から二番目の恋』では、生真面目で誠実、ユーモアと包容力に溢れる三枚目の男、という長倉和平を演じられるのは貴一さんしかいない!と最初から決めていました。どんな役もまるでその人物がその街で生きているかのようなリアリティを出せるし、何でもないようなセリフも、貴一さんが口にすると名言になったりする。運動神経がよくて料理、歌、絵手紙まで何でも上手だし、イタリア製のスーツから上下グレーのジャージまで着こなしてしまう。さらに、話題が豊富で話が面白く、しかも聞き上手で…ってその魅力は書ききれません。■「青年のような顔も持つ、“THE大人の男”」(女優・長澤まさみさん)現在公開中の映画『グッドモーニングショー』で、初めてお会いした中井さん。身のこなしがスマートでありながら、誰にでも気配りを忘れないジェントルな方で、想像通りの“THE大人の男”でした。一方で芝居には貪欲で、時には、良い意味で青年のような生きのよさがあるところも、魅力的。いつでも笑顔で余裕を持っていて、どんなシーンでも融通が利くというか、決してひとりよがりな芝居をされないところは、とても勉強になります。年齢の壁がなく、おなじ土俵に立ったからには、若手からベテランの方まで同等に接してくれる、俳優のお手本のような方です。どんな役者とも向き合えるあたりも、先輩としての覚悟を感じて頼りになります。■「気配り上手で背中に目があるみたい!」(スタイリスト・白石絵理子さん)現場に私服で入られる時にいつも驚くのは、ハイブランドの服とファストファッションなどを絶妙にコーディネートされていること。ハイもローもすべてをフラットに判断できる知識とセンスをお持ちなので、常にこちらは試されているようです(笑)。モノの本質をきちんと見極められるところは、さすがです。すべてにおいて器用で、お世話になったスタッフには、よく直筆のお礼状を書いて渡していると聞いています。コンビニのシュークリームから政見放送にまで詳しく、何に対しても目が肥えていて、しかもアシスタントにまで「お昼食べなよ」と声をかけたり、気配りをしてくれます。背中に目があるみたい!といつも驚かされます。■「中井さんのこと、本当の父だと思っています」(俳優・神木隆之介さん)ドラマ『風のガーデン』での共演が決まり、中井さんにお会いする前は、もし怖い方だったらどうしよう…とも考えていました。でも、いざお会いすると本当に優しくて、僕を息子のように思って接してくださいました。それからは僕も本当の親子みたいな気持ちでお付き合いさせていただいています。僕が20歳になった時「人生での大きなお祝い事は、成人式と還暦だと思うから、きちんと祝いたい」とおっしゃって、お祝いをしていただきました。また、基礎から教えていただいた、テニスのコーチでもあるんです。壁を作らずに、周りにいる人たちを常に笑顔で気にかけている姿を見ると、本当に憧れます。どうしたら父さんみたいな紳士になれますか?◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物◇浅野澄美さんドラマプロデューサー。(株)フジクリエイティブコーポレーション所属。これまでに中井さんが主演をつとめた『風のガーデン』『最後から二番目の恋』『きんぴか』の3作品を担当。◇長澤まさみさん女優。1987年6月3日生まれ。代表作は映画『モテキ』『海街diary』ほか。公開中の『グッドモーニングショー』では、アナウンサー役をつとめ、中井さんと共演。◇白石絵理子さんスタイリスト。主に雑誌やCMに出られる時の中井貴一さんの衣装を担当しているファッション・スタイリスト。2004年から中井さんと仕事をしていて、今年で12年目。◇神木隆之介さん俳優。1993年5月19日生まれ。2017年は映画『3月のライオン』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など出演作がぞくぞくと公開予定。※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月11日スタジオに入ると、まずはスタッフに「よろしくお願いします」とにこやかに挨拶をしてくれた中井貴一さん。そして、こちらが衣装を選びかねている時は「一度全部着てみましょうか?」と、提案してくれる軽やかさ。俳優デビューから36年、ずっと第一線で活躍してきた理由は、こういうところにもあるのではないだろうか。「役者を続けていられるのは、運がよかったんですよ。あとは親父のおかげです。親父は僕が2歳半の時に亡くなりましたが、僕に俳優のバトンを渡してくれたんです。(父に)受け渡されたものが8なら、自分の実力はたぶん2くらい。ずっとそう思って生きてきて、今の自分があるという感じ(笑)」それがリアルな実感なのだそう。1983年、名作ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の大ヒットでその名を全国に知らしめると、次々に人気ドラマや大作映画に出演。25歳の時、大河ドラマで武田信玄の主演を張り、実力派俳優の地位を早くも不動にした中井さん。「僕は、これまでの大河ドラマ史上で一番怒られた主役だったと思う。子役時代がほとんどなくて、青年期も大人も僕が演じたから全50回に出演したんですけど、若くてまだ何も知らないし、監督も厳しくて、毎日すごいストレスで。でもね、ダメ出しをされて隅っこで落ち込んでいると、照明さんがやってきてボソッと『よかったよ』と言ってくれたりするんです。救われましたね。そういう大人たちが陰で僕を支えてくれて、神輿の上に抱え上げてくれた。がむしゃらにやって怒られて、周りの手を借りながらも何とか乗り越えたからこそ、いい経験になったんだと思います。気がつけば、当時支えてくれた大人たちの年齢を超えていました。でも僕が大人になれたかというと、まだなりきれてないような気がする(笑)」昔はグレゴリー・ペックを見て、日常から気負わずおしゃれを楽しんでいる、そんな大人になりたいと憧れていたという中井さん。「大人の定義って、あるようでないのかもしれないし、実際のところ僕にはまだわからない。年齢を重ねてこなせる役が広がるとか、それなりにおしゃれを楽しめるようになった気がするのは、ただの経験値にすぎないんですよね」最近は、楽しい作品に出演することも多い。公開中の映画『グッドモーニングショー』ではキャスターの澄田真吾を演じている。まさにベテランなのにトホホな男だ。「コメディこそ、間が大事。反射神経を鍛えて、常に気を使って芝居しないと面白くならないんです。クスクスと笑えるユーモアは、僕の人生におけるテーマのひとつ。人間、必ずどこかで悩むんだから、それなら笑って過ごしたいと思うんですよね。僕が演じる澄田は、次々起こるハプニングに動揺して逃げ腰になる。その一方で、女性に対してカッコつけようとしたりしてる。そんな人間らしさが見えるから、笑えるし愛着が湧きます。だって僕らの若い頃は、女性を助手席に乗せるために車の免許を取ったもんです。不良だって、好きな子に『髪型ダサい』って言われただけで、あんなにポリシーを持っていたリーゼントをやめたりする時代でした。男なんて、女性から『カッコいいね』って言われたいから背伸びもするし、頑張れるんです(笑)。そういう意味では、大人の男は女性が作ると言っても、過言ではないのでしょうね」◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月10日主演・中井貴一×君塚良一監督(「踊る大捜査線」シリーズ)のタッグで贈る、現在公開中の映画『グッドモーニングショー』。この度、10月20日に大阪・TOHOシネマズなんばにて本作の舞台挨拶が行われ、中井さんが登壇した。ワイドショーを舞台にした本作は、落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの1日を追った抱腹絶倒のオリジナルコメディ。このキャスターが、女子アナから交際関係をバラすと迫られ、プロデューサーからは番組の打ち切りが告げられ、さらには、立てこもり事件に巻き込まれ、犯人と直接交渉するハメになる、“人生サイアクの日”を描く。主人公のキャスター澄田真吾役の中井さんほか、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎など豪華俳優陣が登場する。8月に行われた完成披露試写会では、中井さんが澄田真吾としてMCに初挑戦し、流石の司会ぶりと爆笑の舞台挨拶で話題に。カナダで開催された「第40回モントリオール世界映画祭」では、本作がワールド・コンペティション部門に正式出品され、現地の映画ファンも爆笑の渦に巻き込み、さらに公開直前には、中井さんと時任さんが女子アナの卵たち100人にグッドなアドバイスを行うイベントを実施し、大変な盛り上がりをみせた。また、先日の初日舞台挨拶では、登壇者がくじ引きで一番“ツイてない”人を決め、見事(?)中井さんが「ハズレ」を引き、本作で使用された重さ50kgの防爆スーツを再び着るハメになり会場を沸かせた。そして今回は、中井さんが本作を引っさげ、笑いの本場大阪に登場!中井さんは「大人の方に楽しんで頂ける映画を、と思ってみんなで撮影をしました。このような映画がヒットしてくれると、大人向けの映画がどんどん作れるので、ぜひ皆さん、お誘いあわせの上ご覧ください」と挨拶。本作はコメディということで、「コメディの方が難しいです。秒単位で攻めていかないと面白くならないので…」と話し、参加したモントリオール世界映画祭については「世界に通用するのはやっぱり“大阪”だと思いました。モントリオールのお客さんは声を出して、ものすごく笑うんですよ。東京だと、みなさん、あまり声を出して笑わない。大阪では、舞台の公演をやっても、本当に笑ってくれる。つまらなかったらつらい当たり方をされるんですが、おもろかったら、みんな、わーって立って喜んでくれて、本当にありがたい」とコメント。また舞台挨拶中、大阪のファン代表として大阪のご当地アイドル(?)「オバチャーン」のメンバーが花束を持って登場。「オバチャーン」は、「大阪のおばちゃんパワーで世界を元気に」することを目的に結成された“絡んでくるアイドル”だそう。中井さんを歓迎するため、「オバチャーン」でも特に精鋭の「仏セブン」を含む10人が集結し、ヒョウ柄の衣装に身を包んだおばちゃんらは、非常に近い距離で中井さんに絡んでいく!「えらい男前やなあ。一つだけ聞かせて。中井さん、その役は『ミヤネ屋』の宮根さんを意識してはると違います?」とオバチャーンレッド・舟井栄子が詰め寄ると、「宮根さん?まったく意識してないです(笑)」と否定した中井さん。続けてオバチャーンブルー・宇口久子が「長澤まさみみたいな若い人に言い寄られても、アンタ、あんまちょっかい出したらアカンよ。女は怖いから」と言うと「勉強になります」と中井さんは受け止めた。そして花束贈呈では、「声がすてきやね」とオバチャーンイエロー・有田けい子。中井さんは「こんなに汗かく花束は、初めてです」とコメントし、MCから感想を求められると「感想?こんなにうれしいことはないです(汗)え?感想?しんどいわ…」とおばちゃんパワーにタジタジの様子だった。『グッドモーニングショー』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月21日当時でも異色の社会派ドラマ「ふぞろいの林檎たち」での共演が1983年。その後、シリーズを重ねた同ドラマの「パートIV」(1997年)以来の共演となった中井貴一と時任三郎は、しかし「何年か会ってなくても、つい昨日も顔を合わせていたような感じ」と口をそろえ、その関係を“戦友”と表現する。20代で出演した「ふぞろい…」から約30年にわたり、様々なドラマに出演し、いわばテレビ業界を“中の人”として見てきた2人が今回、映画『グッドモーニングショー』で演じたのは、TV局で働き、朝のワイドショーを担当するアナウンサーと番組プロデューサー。そんな2人に改めて、TVの隆盛と近年のインターネットの勃興で叫ばれる危機、30年の変遷について語ってもらった。――普段、ドラマでTVに出てらっしゃるおふたりですが、ワイドショーのスタッフを演じてみて、同じTV業界でもやはり違うものでしたか?中井:僕らは普段、ワイドショーには番宣(※放送前のドラマなどの番組の宣伝)で出させていただく立場で、招き入れていただいて2~3言、コメントするくらいで、そんなに大変と思ってなかったけど、実際の番組制作の現場はこんなに大変なのか!と。映画のオープニングで、番組の準備に奔走するスタッフたちの姿はほぼ、僕が見学させていただいた現場そのままです!朝の情報番組ほど“ながら”なものってないでしょ?つけっぱなしで朝ご飯食べたり、ネクタイ締めたりしながら「今日の占いは…」なんて(笑)。でも気楽なものほど作り手は大変で、それはコメディで笑ってもらうための作品作りの現場ほどシビアだってのとリンクしましたね。時任:立場としては普段、僕らは取材される側の人間で、それこそ若い頃は、ワイドショーに追いかけられて「この野郎!」って思ったり、肝心なコメントは編集で切られたりしてて腹を立てたものだけど(笑)。いざ、その立場に放り込まれてみると、こんなに大変な仕事なんだなぁって感じましたね。――中井さんが演じたのは、ある出来事がきっかけで、現場レポートができなくなったアナウンサー・澄田。時任さんは、番組プロデューサーの石山を演じられています。長い付き合いという意味で、お二人の関係と重なる部分もあったかと思います。時任:“積み重ねた時間”という意味では重なりますよね。中井:2人のシーンは、台本にない余白の部分を2人で作っていった感じがあったよね?時任:完成した映画を観たら「あれ?あそこ削ってるんだ?」ってやりとりもあったけど(笑)。中井:久々の共演で懐かしさもあったけど、それよりも僕らの中にある“同期”感覚がスクリーンを通じて映ってるんじゃないかなと思いますね。――「ふぞろいの林檎たち」の当時と比べて、ドラマ、TV番組の作り方も大きく変わったと思いますが。時任:当時は必ず、全てのシーンでリハーサルがあって週に2日はリハに充ててたからね。相当鍛えられましたね。中井:ほぼしごき(笑)。いま考えると、相当ぜいたくな時間でしたよ。時任:リハーサルをクリアするために、電話で読み合わせをしたりしたよね?中井:携帯なんてない時代に、家の電話でですよ。リハーサルのためのリハーサル!――当時、お互いについては俳優として、どんな思いで見てたんですか?中井:これね、さぶちゃんは「そんなことない」とか「覚えてない」って言うんだけど、当時、僕は21歳でさぶちゃんは25歳、この年齢の開きってすごく大きく感じるんですよ。本の読み方やお芝居の引き出しも確実に持ってて。演出家がものすごく怖くて、俺と柳沢慎吾は何やってもダメですごく委縮しちゃうんだけど、いつも三ちゃんだけ「うん、正しいですね」って言われるの。それはいま考えると役柄に合わせて狙ってやってたことなんだろうね。三ちゃんの役は自由人で、独立心の強いタイプだったし。そんなことはつゆ知らず、僕らはいつも「すげぇな、三郎」って(笑)。時任:いやいや、こっちはこっちでね「貴一、すごいな」と思ってたんですよ。いまも昔もそこは変わんないんだけど、100%の準備をした上で、アドリブが効くんです。本番で何があっても受け止めてくれるし、それを受けて返してくれる。今回の映画でも、改めて役者としてすごいなと思いましたよ。立てこもり犯役の濱田(岳)くんとのやり取りが、真に迫ってたなぁって。――現代でも名作と名高い「ふぞろいの林檎たち」ですが、当時はどんな風に受け止められていたのでしょうか?中井:「ふぞろい」の直後にね、フジテレビを中心にいわゆるトレンディドラマブームが起こるんですよ。でも、僕らがやってたのはあくまで社会派ドラマで、あの波には乗れなかったんだよね(苦笑)。フジテレビのドラマでも、トレンディのど真ん中のA面と、ちょっと変わった企画をやるB面とあるんですよ。柳葉敏郎さんに陣内孝則さん、石田純一さんなんかがA面で、僕らはB面…。そこはすごい格差を感じたよ! 「ふぞろい」も人気はあったけど、やっぱり社会派で、続編を続けるほど、そっちのカテゴリの空気が強くなったから…。トレンディは人々の“憧れ”を描くけど、僕らのドラマは「共感」。よく街歩いてて「頑張れよ」って声かけられました(笑)。頑張ってるよ(笑)!時任:少なくとも、人気の俳優をキャスティングして…という形で始まった作品じゃなかったしね。中井:撮影してたら、見学のおっちゃんが「ドラマ?誰出てんの?」って。「時任三郎とか柳沢慎吾が…」って俺はずっとスタッフとして対応してたもん(笑)。それが徐々に人気が出て、当時は移動は全員が集合してロケバスだったけど、修学旅行のバスが横に来て「キャーっ!」となってるんだけど、全員「え?誰に対し『キャー』って言ってんの?」って感じでポカーンとしてた。時任:楽しかったのと大変だったのと記憶がごちゃ混ぜになってるね。大変だったからこそ、チームワークが生まれて楽しいと思えるところまで行けたし。当時は「社会派」って部分についてもそんな深く考えず、自分は大学を途中で辞めた人間だから「もう一回、大学に入れた!」って喜んでた(笑)。貴一は当時は…中井:現役大学生でしかも3年生!そういう意味でもリアルだった。大学の中での反応もどんどん変わっていくの。自分が出る講義の教室の周りに人だかりができてて「人気の講義なんだ」と思って入ったら中はガラガラで「なんで教室の外にあんなに人がいるの?」って友達に訊いたら「お前だよ!」って言われるとか、漫画みたいなこともあったし(笑)。だって数か月前まで「誰が出てるの?」って聞かれてたんですよ。不思議だったね。――その当時といまと、TVを巡る環境も大きく変わってきています。中井:ちょうど僕がデビューした頃、TVに押しやられて映画がなかなか作れなくなった時代だった。今度はTVがインターネットに押しやられてる。一概に良いとか悪いって話じゃないんだけど、当時はTVって大人をターゲットにしてた。それがチャンネル権を子どもが持つようになって、子どもや若い子に向けて番組を作るようになった。でもいま、逆にチャンネル権を持ってるのって大人なんですよね。若い子はネットを見てるわけで。そういう意味で、勇気をもって立ち止まって、もう一度、大人向けの作品を作っていくのが得策なんじゃないかなって思いますけどね。楽な方に逃げて、お金を使わず…ってなると悪くなる一方で、悪い時ほどお金を掛けろって言うでしょ?時任:まあ、時代に合った媒体が広がり、必要ない、求められないものが淘汰されていくのは自然なことで、本当に良いとか悪いじゃないんですよね。ただ、スポンサーの意向ありき、コンプライアンスありきでの作品作りが、作品に変な影響を与えてしまう部分は多少なりともあるのかなとは思いますね。中井:最近、深夜枠のドラマが面白かったりするのは、作り手の意思で、面白いものを作ろうって意識がしっかりと反映されてるからなのかなと思う。見る側もアラばかりを探さない寛容さは必要ですよね。だって殺人犯が普通シートベルトして逃げないでしょ!?(笑)時任:そこは作り手も見る側も“作り話”として楽しめばね。中井:無茶をやるからこの世界、楽しいわけで、規律正しく生きてるひとは、俳優になってない(笑)。もう一度、大人になることを憧れさせるようなTVになってほしいですね。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年10月10日