トニー・レオンとワン・イーボー、2大スター競演のスパイ・ノワール『無名』が5月3日(金・祝)より公開となる。主演のひとり、ワン・イーボーから日本の観客に向けたメッセージ動画とともに、インタビューとメイキング写真が到着した。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられるスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワール。中国映画界最高の賞とされる第36回中国映画金鶏賞にて作品賞、主演俳優賞を始め8部門にノミネート。今回が映画初出演となったワン・イーボーは助演男優賞にノミネートされ、トニー・レオンが主演俳優賞、チェン・アル監督が監督賞と編集賞の3冠を獲得した。この度到着したメッセージ動画でワン・イーボーは、「こんにちは ワン・イーボーです。『無名』が5月3日から日本で上映されます」と挨拶。続けて「チェン・アル監督と全スタッフの努力で生まれた作品です。この映画と僕の歌った曲をお楽しみください」と、本作に対する熱い思いを語った後、最後に「ご家族やお友達もぜひご一緒に」と呼びかけている。併せて、ワン・イーボーのインタビュー、メイキング写真も公開。『無名』の撮影期間の数か月、ほとんど現場に没頭し、自身の出番がない時でも静かにモニターのそばに座り、ほかの俳優たちからの演技の技術を観て学んでいたというワン・イーボー。また、上海語や日本語を話す難しい役を演じたが、明け方に仕事を終えてホテルに帰ってからも毎日言語の練習を続け、演じたイエの孤独感を味わうために携帯電話の使用を減らし、あまり多くの人と接触しないようにして役作りに挑んだという。本作のアクションシーンについては「私がこれまで出会ってきたものとは全く異なり、スタイルも全く違います。監督は、アクションシーンにもっとリアルさを求めました」と言い、「雨の中で日本兵と闘うシーンがありますが、あれは何日も何回もかけて撮影した一発勝負の格闘シーンでした」と印象深いシーンをふり返る。そして「9日間かけて撮影した」というトニー・レオンとの格闘シーンは、「最初は力を入れるのが怖く、またレオンさんの相手役というプレッシャーもあって、本気を出して戦う勇気がなかったのですが、監督から『プレッシャーは捨てて、コントロールしないようにしたほうが臨場感が出るよ』と言われました。何度も何度も試しているうちに、だんだんスムーズになっていきました」と告白。「手を伸ばした瞬間に彼の顔に触れることができるぐらい近距離なので、本当に感動しました」と明かした。『無名』のスタッフはそんな彼のことを「誠実で勤勉で、そして演技力も高い」と評価している。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国順次公開Copyright 2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年05月01日細部までキレイをアップデートできるアイテムが盛りだくさん!モデル、俳優として活躍中の中島侑香さんが新製品をお試しします。モデル、俳優の中島侑香さんが新商品をお試し!1、PAUL & JOEネイルカラー(右から23、24)ジュエリーのような繊細な輝きと洒落感を宿した絶妙なくすみカラー。人気のネイルカラーに新色が登場!23は、ピスタチオのようなアイスグリーン。24は、甘くなりすぎないローズピンク。「春は明るい色を指先にのせたくなるので、今の気分にぴったり!パールが繊細なので重い印象になりません」。ネイルカラー(右から23、24)10ml各¥1,760 5/1発売(ポール&ジョーボーテ TEL:0120・766・996)2、THREEバランシング クレジング バームつるんとなめらか肌に洗い上げるメルティなオイルクレイバーム。5種の植物オイル&バター×国産レモン精油×3種のクレイをブレンドした、独自の吸着クレンズバーム処方を採用。メイクや毛穴汚れはもちろん、古い角質まですっきりオフ。「オイル&バターで肌がほぐされ、洗い上がりはもっちり。乾燥肌の私にもピッタリの一品」。バランシング クレジング バーム 90g¥4,840 5/8発売(THREE TEL:0120・898・003)3、OSAJIニュアンス スキン フィックスミスト Seseragi清涼感のある香りを楽しみながら気になるメイク崩れを徹底防止!みずみずしい潤いを与えつつ、さらっとした快適な肌状態をキープ。ペパーミントをベースに、ブラックペッパーなどの精油をブレンドした爽やかな香り。「一日中潤いをキープでき、メイク崩れの心配もなし。清涼感のある香りも大好き」。ニュアンス スキン フィックスミスト Seseragi 50ml¥2,640 5/8限定発売(OSAJI TEL:0120・977・948)4、CANMAKEメタルックマスカラ 01自分好みの束感が簡単に作れるメタルコームのマスカラ。束感まつ毛を作るために設計された、極細のメタルコームを採用。重ね塗りしてもダマになりにくく、束感のボリューム調整も自由自在。「極細の金属コームで目頭や目尻、下まつ毛までしっかりキャッチでき、束感のある美まつ毛が完成。カールキープ力もばっちりです!」。メタルックマスカラ 01¥990(井田ラボラトリーズ TEL:0120・44・1184)なかしま・ゆうか1999年1月19日生まれ、愛知県出身。モデルや俳優として幅広く活躍中。「生活習慣を見直し、今は正しい姿勢を意識しています。姿勢が良いと心も体も整うんです!」※『anan』2024年5月1日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩
2024年04月27日4月28日(日) 17:00よりWOWOWで放送される「第77回トニー賞授賞式」の特別番組『京本大我 ハロー・トニー!』のビジュアルが公開された。本番組は、「第77回トニー賞授賞式」の番組スペシャルサポーターを務める京本大我(SixTONES)のナビゲートのもと、ブロードウェイの歴史やトニー賞の魅力などを現地VTRやクイズで紹介。ミュージカルの観劇ビギナーのみならず舞台ファンにも興味深い内容を盛り込んだ、トニー賞を楽しむための“How to(ハウツー)”を京本と一緒に楽しく学んでいく番組となっている。7つの視点にカテゴリーを分けて構成された“How to”は、「そもそもブロードウェイとは?」「そもそもトニー賞とは?」といったベーシックな疑問から始まり、ブロードウェイやトニー賞にまつわるクイズに京本が挑戦。さまざまな視点から繰り出されるクイズに首をひねりながら真剣に答えていく京本の姿にも注目だ。また、番組では京本がこれまで経験してきたミュージカル作品、演じてきた役柄のこと、これから挑む作品への意気込みなど、ミュージカルへの熱き思いを語った充実のインタビューも。さらに、ブロードウェイでミュージカルや演劇を観て、1日を思いっきり満喫するためのオススメ観劇コースをVTRで紹介する。なお、京本が番組のスペシャルサポーターを務める『生中継!第77回トニー賞授賞式」は、日本時間の6月17日(月) よりWOWOWで生中継。番組ナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが務める。そのほか、5月25日(土) 13:30からの特番『第77回トニー賞 直前スペシャル』にも井上、宮澤、京本の3人が出演する。<番組情報>『京本大我 ハロー・トニー!』4月28日(日) 17:00~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:京本大我(SixTONES)詳細はこちら:『第77回トニー賞 直前スペシャル』5月25日(土) 13:30~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)『生中継!第77回トニー賞授賞式』6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)特設サイト:
2024年04月16日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりアザービジュアルと主題歌MVが解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる攻防戦を描いたスパイ・ノワール。この度解禁されたのは、本作でイエを演じるワン・イーボーが歌う主題歌「無名」のミュージックビデオ。主題歌の作詞は、監督のチェン・アル自らが手掛けており、名を知られないまま亡くなったスパイたちへの悲哀を歌ったものとなっている。ワン・イーボーの澄んだ歌声とともに流れるのは、美しい本編映像に始まり、チェン・アル監督を中心に、各豪華キャストとのやり取りが映し出されたメイキング映像。映像の最後には「観衆を尊重し 観衆を侮ってはいけない」と、チェン・アル監督からのメッセージで映像は終わる。併せて解禁されたアザービジュアルは、汪兆銘政権の諜報員フー(トニー・レオン)と、その部下であるイエが互いに向き合う姿を映し出したものとなっている。作品の舞台となった上海租界を背景に、中央には「信じるか、裏切るか」のキャッチコピーが添えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国順次公開Copyright 2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年04月09日中島みゆき初となる大規模展覧会『中島みゆき展 「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る』が、4月20日(土) から6月23日(日) にかけて埼玉・角川武蔵野ミュージアムで開催されることが決定した。本展覧会では、デビューから今日までの活動を歩きながら散策できる巨大な「みゆきストリート」を制作。レコード盤をイメージした空間演出の施された会場内を巡ることができる。そのほかにも、ミュージカル、舞台、コンサートのいずれとも称しがたい“なにか”である『夜会』を紐解く部屋、数々のアーティストが参加し、中島の楽曲だけで構成されるコンサート『歌縁』、彼女の楽曲をドラマや映画、広告に使ったクリエイターの思い、そしてこれまでの歌詞で構成された「言葉の森」など、特別な企画が数多く展開される。また、来場者のみが購入できるパンフレット『月刊カドカワ 復刻版 総力特集 中島みゆき展「時代」めぐるめぐるよ時代は巡る』の発売も発表された。本展覧会をテーマにした新企画はもちろん、過去『月刊カドカワ』で掲載された記事なども再掲載されている。<開催概要>中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る会期:4月20日(土)~6月23日(日)会場:埼玉・角川武蔵野ミュージアム5階 武蔵野ギャラリー営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)休館日:毎週火曜日(4月30日(火)は臨時開館)<発売情報>『月刊カドカワ 復刻版 総力特集 中島みゆき展「時代」めぐるめぐるよ時代は巡る』判型:A5判頁数:216頁価格:2,900円(税込)『月刊カドカワ 復刻版 総力特集 中島みゆき展「時代」めぐるめぐるよ時代は巡る』書影購入方法:本展覧会のチケットをお持ちの上、角川武蔵野ミュージアム2Fエントランスのインフォメーションカウンターにお越しください。チケットを確認のうえ販売いたします。チケット1枚につき、購入上限は3冊までとなります。展覧会公式サイト:
2024年04月01日WOWOWでは6月17日(月)(※日本時間)にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される「第77回トニー賞授賞式」を生中継する。その番組スペシャル・サポーターに京本大我(SixTONES)の出演が決定。コメントも到着した。「トニー賞」とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。WOWOWでの生中継は今回で10回目。ナビゲーターとして井上芳雄と宮澤エマの出演が決定しているが、スペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)が出演する。さらに、6月の授賞式に向けて「トニー賞」をより楽しめる特別番組を放送・配信することが決定。3月31日(日)午後11時30分からは、速報ミニ番組「第77回トニー賞 出演者決定スペシャル」を放送・配信。井上さん、宮澤さん、京本さんが出演し、意気込みを語るとともに、昨年の授賞式をふり返り、トニー賞授賞式の魅力のポイントを紹介する。4月28日(日)午後5時からは「トニー賞」をまだ観たことのない方でも楽しめる番組「京本大我 ハロー・トニー!」を放送・配信。京本さんとともに、ブロードウェイの歴史や「トニー賞」の知られざる魅力まで、「トニー賞」を楽しむための”How to(ハウ ツー)”を楽しく学んでいく内容となっている。5月11日(土)午後3時45分からは「トニー賞がやってくる!」(無料放送)、5月25日(土)午後1時30分からは井上さん、宮澤さん、京本さんが出演する「第77回トニー賞 直前スペシャル」を放送・配信する。【京本大我 コメント】この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことが出来ることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒出来ることも非常に楽しみです。「生中継!第77回トニー賞授賞式」は6月17日(月)にWOWOWにて放送・配信(終了後アーカイブ配信あり)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月22日日本時間6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で行われる『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継される。このたびスペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)の出演が決定した。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。京本はグループ活動を軸としつつ、個人としては約10年近くにわたってミュージカルに挑戦している。今回番組のスペシャル・サポーターを務めるにあたり、「トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います」とコメント。また「まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります」と意気込みを寄せた。なお番組のナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが担当する。さらに、トニー賞をより楽しむことができる特別番組の放送・配信が発表された。3月31日(日) 午後11時30分からは、速報ミニ番組『第77回トニー賞 出演者決定スペシャル』が放送・配信され、井上・宮澤・京本が意気込みを語るとともに、昨年の授賞式を振り返り、トニー賞授賞式のポイントを紹介する。4月28日(日) 午後5時からはトニー賞をまだ観たことのない人でも楽しめる番組『京本大我 ハロー・トニー!』、5月11日(土) 午後3時45分からは『トニー賞がやってくる!』(無料放送)、5月25日(土) 午後1時30分からは井上・宮澤・京本が出演する『第77回トニー賞 直前スペシャル』が放送・配信される。■京本大我 コメント全文この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒できることも非常に楽しみです。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり6月23日(日) 字幕版 WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)公式サイト:
2024年03月22日日本時間2024年6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継されることが決定。併せてナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また、授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がともにナビゲーターを務めるのは今回で4度目で、ふたりは日本のスタジオから番組をナビゲートする。ナビゲーターを担当するにあたり、井上は「今年もトニー賞の季節がやってきました!改めて、そのことが嬉しいです。そして、世の中がだいぶ元に戻ってきたかと思えば、突然これまでとはガラッと変わったり、心忙しい毎日でもありますね。そんな中、世界最大の演劇の祭典であるトニー賞には、どんな作品がノミネートされるのか。どんなドラマや才能を目の当たりにできるのか。いち演劇ファンとしても、いち俳優としても興味は尽きません!今回で4回目のコンビとなる宮澤エマさん、さらに素晴らしいゲストの皆さんとともに、日本からも華やかに賑やかにお届けします。是非、楽しみにしていて下さい!」とコメントを寄せた。一方、宮澤は「今年もWOWOWトニー賞のナビゲーターとして出演させて頂くことになり大変嬉しいです。私は今回で4回目の出演となりますが、ノミネート作品を観ていなくても楽しめるのがトニー賞ならではだなと毎年感じます。数ある演劇の授賞式の中でも、ライブパフォーマンスのクオリティ、メッセージ性の高い受賞スピーチ、そして何よりスクリーン越しでも感じられる舞台界特有のファミリー感や温かみは、唯一無二の存在だと思います。現場の熱気や肌感覚を視聴者の皆様にも共有できるよう(恒例となりつつある!)井上芳雄さんとの掛け合いも含め、楽しみながら一緒に盛り上がりたいと思っています」と意気込みを語った。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式放送・配信日:2024年6月17日(月)ナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ公式サイト:
2024年03月19日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりメイキング動画と場面写真が解禁された。昨年1月に中国で公開され、興行収入約181億円を上回る大ヒットを記録した本作。第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワールだ。二大スターの共演とあって公開前より大きな注目を集めており、現在発売中のポストカード付きムビチケカードの累計販売数も1万枚を突破。現在も売り上げは伸びており、大好評を博している。そんな本作よりこの度解禁されたのは、トニー・レオンとワン・イーボーのアクションシーンのメイキング映像。ワイヤーアクションに取り掛かるワン・イーボーの姿と、トニー・レオンとワン・イーボーの激しい格闘シーンのメイキングが映し出されている。撮影期間は9日間。「最後に息苦しくなるような格闘を描きたいと思っていました。スタントマンは使っていません。できるだけリアルな戦いになるように余計な動きを排除し、シンプルな格闘になるように描きました」と、非常にレベルの高い演技を要求したとチェン監督は語る。アクションに挑んだワン・イーボーは、当初トニー・レオンに対して手を出すのが非常に心理的負担で、アクション指導からのアドバイスを受けてやっと拳を伸ばすことができた、と明かしている。「撮影が進むにつれて、役者同士が深く知り合うようになっていきました。格闘中には実際に体が接触することがあり、アクシデントが起きた後は、お互い気遣い合い、よりお互いの間に信頼感が産まれるようになり、撮影は順調に進みました」とチェン・アル監督が述べるように、トニー・レオンとワン・イーボーが互いを気遣いながら会話とシュミレーションを重ね、迫真のアクションシーンを作り上げる様子が読み取れる映像となっている。併せて解禁となった新場面写真は6点。返り血を浴びたイエ(ワン・イーボー)と悲しげな顔でガラス越しに何かを見つめるフー(トニー・レオン)のほか、日本軍スパイのトップ渡部(森博之)、フー(トニー・レオン)の上司にあたるタン(ダー・ポン)、フーの部下であり、イエの友人のワン(エリック・ワン)、共産党員の諜報員をしていたが、中国国民党に転覆しようとするジャン(ホアン・レイ)のカットなど、登場人物たちのシリアスな表情が捉えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国にて公開2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年03月12日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第36回が、3月10日(日) にWOWOWで放送・配信される。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画製作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ毎月1回のレギュラー情報番組。シーズン3の最終回となる今回は「俳優の才能を見出す!~キャスティング・ディレクターの眼力」と題し、LAロケの模様からハリウッド映画のキャスティングディレクターへのインタビューと、シーズン3が放送された1年間の振り返りが届けられる。『ザ・フラッシュ』『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』などの大作を手がけたキャスティングディレクターのリッチ・デリアへのインタビューでは、映画のクオリティやヒットを大きく左右するキャスティングはいかにして行われるのかを取材。また「自分がキャスティングされるには何をすべきか?」と、中島自らも切り込んだ質問を投げかけている。そして後半では、俳優のキー・ホイ・クァンやブレンダン・フレイザー、映画監督アリ・アスターなど、世界各国の映画界と向き合った今シーズンの名場面を振り返る。併せて、第36回の予告映像と前回の未公開映像が公開された。<中島健人 コメント>■キャスティングディレクター リッチ・デリアさんへの取材を通じて「役者に必要なのは50%の運、そして50%の懸命な努力だ」と教えていただきました。今回ハリウッド映画の豪華出演者をキャスティングされているリッチさんとお会いして、華やかなキャストたちは卓越したセンスがあるのはもちろん、運も持ち合わせているのだと気づきました。お話の中で日本人俳優の方のお名前も出てきて、自分の努力次第では僕をキャスティングしていただける日も来るのではないか、、と思えました。その興奮した姿も併せてお楽しみに。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第36回 プロモーション映像(ショートVer)<番組情報>中島健人の今、映画について知りたいコト。第36回:3月10日(日) 午前0:00~放送・配信[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]番組オフィシャルサイト:
2024年03月01日主演・中島健人、ヒロイン・milet による恋愛映画が2025年に全国ロードショー。監督は三木孝浩が務める。中島健人×miletのファンタジック・ラブストーリー中島健人が主演を務め、ヒロイン役に映画初出演となるmilletを起用した新作映画は、「1番大切な人と出会わなかったら…」という“もしも”を描いたファンタジック・ラブストーリー。ある日突然、妻と出会っていなかった世界線で生きることになった夫が、困惑しながらも人生の全てを取り戻すべく、奔走していく姿を描く。中島健人が、人生の全てを取り戻すべく奔走する主人公に主演を務める中島健人は、近年では映画 『ラーゲリより愛を込めて』、『おまえの罪を自白しろ』へ出演、2024年は世界同時放送&配信予定のHuluオリジナル海外ドラマ「Concordia(コンコルディア)」へも出演するなど、役者の幅を広げつつある。自身も30歳を迎える節目の年に主演が決定した本作では、小説家の主人公・神林リクとして本格ラブストーリーに挑戦。小説家を夢を目指していた大学時代から、人気のベストセラー作家となり成功を掴む一方、挫折を味わい、全てを取り戻そうと奔走する20歳〜30歳の主人公の人生を演じる。映画初主演のmilet、シンガーソングライターのヒロイン役ヒロインであり、妻の前園ミナミ役を務めるのは、映画初出演となるシンガーソングライターのmilet。MAN WITH A MISSIONとコラボレーションした 『テレビアニメ「鬼滅の刃 」刀鍛冶の里編』のオープニング&エンディング曲や、数々のドラマ主題歌を手掛けてきた彼女が、シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせる妻という、振れ幅の大きい演技に挑む。監督は三木孝浩監督は、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする 』や『きみの瞳が問いかけている』、『今夜、世界からこの恋が消えても』などを手掛けた三木孝浩。ラブストーリーの名手として知られる三木が新たに描く、ファンタジーな恋愛映画に注目だ。なお、本作は、日本で2021年に公開されたフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)を元にしたもので、現代の日本ならではの舞台、キャラクター設定に一部改変し、リメイクしたストーリーとなっている。あらすじ大学時代にお互い一目惚れをして結婚したリクとミナミ。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートのかいもあり一躍ベストセラー作家となったが、歌手を志していたミナミは自分の夢がままならないまま、仕事で忙しいリクとすれ違う日々に孤独を感じていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで二人は大喧嘩。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社へ打ち合わせに行くも出会う人々と話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと、人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていたのだ…。【作品詳細】公開時期:2025年監督:三木孝浩出演:中島健人、milet
2024年02月29日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第35回が、2月11日(日・祝) にWOWOWで放送・配信される。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画製作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ毎月1回のレギュラー情報番組。今回は「世界が注目する若き鬼才 アリ・アスター監督が語る“恐怖の美学”」と題し、2月16日(金) より最新作『ボーはおそれている』の日本公開を控える、アリ・アスター監督へ中島がインタビューした様子が届けられる。対談の中で中島は「彼は“トラウマ”というジャンルのスペシャリストだ。トラウマをひとつのジャンルにしたほうがいい」と熱弁。『ミッドサマー』などで知られるアスター監督が、観客を怖がらせるために何を大切にしているかなど、“トラウマの名手”に深く切り込んだ内容となっている。番組後半では、ロサンゼルスロケの模様より、『リトル・マーメイド』『ミッション:インポッシブル2』などのタイトルデザインを手がけたガーソン・ユーにインタビュー。また中島が、ガーソン・ユーと息子のエイドリアン・ユーとともに番組のタイトルデザインに挑戦する様子も見ることができる。併せて、第35回の予告映像と前回行われた韓国ロケの未公開映像が公開された。未公開映像では『パラサイト 半地下の家族』の撮影場所で劇中のキャラクターになりきる中島の姿や、韓国ロケ全体を通じて感じた中島の思いも収められている。<中島健人 コメント>■アリ・アスター監督の取材を通じて監督インタビュー史上、一番緊張感のある時間でした。アリ・アスター監督は、作品のテイストから見てもわかるように、とても個性の強い方でしたが、質問に丁寧に答えてくださり、とても胸を打たれました。■タイトルデザイナー ガーソン・ユーの取材を通じてガーソン・ユーさんの人柄がとても素敵で、タイトルの派手さからは考えられないような柔らかい空気感に驚き、同じアジア人として、ともに映画を盛り上げるということも約束しました。そして今回はガーソンさんと息子のエイドリアンさんにタイトルバックを作っていただいたので、是非ご注目いただきたいです!『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第35回 プロモーション映像(ショートVer)<番組情報>中島健人の今、映画について知りたいコト。第35回:2月11日(日・祝) 午前0:00~放送・配信[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]関連リンク番組オフィシャルサイト:映画公式X:オンデマンド番組ページ:番組公式Instagram:
2024年02月06日エマ・ストーン主演映画『哀れなるものたち』より、脚本を務めたトニー・マクナマラのオフィシャルインタビューが到着した。本作は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生したことから、“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ壮大な大陸横断の冒険の旅へと出ていく物語。ストーンはプロデューサーも兼任。『女王陛下のお気に入り』でもタッグを組んだヨルゴス・ランティモス監督がメガホンを取った。先日発表された第96回アカデミー賞ノミネートでは、脚色賞のほか作品賞、監督賞、主演女優賞など全11部門で候補入りを果たしている。<脚本:トニー・マクナマラ インタビュー>ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』でも脚本を担当されましたが、一緒に仕事をすることになったきっかけを教えてください。初めて会ったのは確か、『女王陛下のお気に入り』について10分ほどのズーム会議をやったときだったと思います。私が以前に執筆した脚本を気に入ってもらえ、『女王陛下のお気に入り』の脚本を依頼されました。その作品を我々がそれぞれどう考えるのかについて手短に話し合ったのですが、お互いの見解が全く同じだったため、あまりにも短いミーティングだったのです(笑)。プロデューサーたちは、「まさか!わずか10分でもう終わるなんて!」と驚いていましたよ。その後、私がロンドンに渡り、一緒に作業を開始しました。私たちはただひたすら一緒に過ごしたのです。二人とも食べるのが大好きなものですから、何度も昼食を共にしていきながら、親交を深めていったというわけです。彼とはとにかく気が合いますね。私たちは世界の見方がとても近いのです。ご存知のように、彼の世界観は非常に独特です。また、ユーモアのセンスという点でも我々はよく似ていますね。お互いのことが手に取るように分かるのです。ヨルゴス・ランティモス監督お二人は、きっと波長が合うのでしょうね?そう、本当に波長が合うのです。アラスター・グレイの小説は独創的で、ある種荒唐無稽とも思われる設定の物語ですが、この作品の映画化を知らされたときの印象を教えてください。ヨルゴスから電話があり、「この本を読んでみてほしい。ぜひ映画化したいと思っているんだ」と言われたので、私も読みました。あなたがおっしゃったように、非常に独創的な世界観ですし、映画にうってつけの設定があります。また、これまで見たことのない形で複数のジャンルを組み合わせたものでもあり、自分にとって手強い作品であるように感じられたので、挑戦したいと思いました(笑)。というのも、私は難しいと思われるもの、自分にできるかどうか分からないと感じられるものを好むのです。自分にとって大きなチャレンジになると感じたので、この作品に惚れ込みました。また、ヨルゴスと一緒の仕事だということもありました。彼は間違いなく偉大な映画監督の一人です。そして、私の友人でもあり、一緒に仕事をするのが楽しいので、その決断に至るのは考えるまでもないことでした。「ええ、やるに決まっています」という感じでしたよ(笑)。オリジナル脚本と原作のある場合の脚本化の違いはどこにあるのでしょうか。オリジナル脚本だと、何もないところから全てを自ら構築していかなくてはなりませんが、原作のある場合の脚本化は、他人の作品を取っ掛かりとし、個々のアイデアを取り入れながらも、同時に作品を自分のものにしていくわけです。ただ、原作によって、作業するための材料が提供されます。まず物語の設定が与えられますので、そこから始めるのです。原作では、全てが男性の視点からとなっていますが、私はこれをベラの視点に変更しました。そこが違う点だと思います。これは、どちらも良いものですね。片方は大きなチャレンジで、全てを自ら創造する難しさがあり、もう一方は原作の中から何を紡ぐのか、何を再現するかを選び、原作に敬意を払いながら、その精神を尊重するという技術的な難しさがあるものです。また、ヨルゴスはグレイに会っており、彼に対して尊敬の念を抱いていましたから、私としてはそれを尊重したいと思いました。原作通りの作品とするわけではないことは分かっていましたので、我々ならではの作品としつつも、荒唐無稽で独創的、奇想天外でユーモアもある原作の精神が感じられるものとしたかったのです。それさえ押さえていれば、良い作品になると思いました。仕事として特に面白いと感じられるのは、まさに今おっしゃったようなところなのでしょうか?はい、そうです。私は原作のある作品の脚本を書くのが大好きです。いや、オリジナルの脚本を書くのも好きですよ。それもまた良いですね。どちらも好きなのです。どちらかだけをやりたいとは思いません。どちらもやるというのが良いのです。自分一人で書くのが良いと思うときもあります。原作を脚本化するのは難しいもので、あまりにもたくさんの要素がありますので、その中のどれを排除し、どれを残すべきかの判断がつきにくいこともあり、うまくいく方法を模索しなければならないからです。そういうのは、ちょっと厄介なものですからね。それでは本作の脚本化についてお聞かせください。ランティモス監督とはどのように脚本開発をされたのでしょうか。原作を初めて読んだとき、小説の構造が素晴らしいと思ったのですが、映画ではこの物語を男性の視点から語ることはできないと考えました。この役をエマ・ストーンに演じてもらいたいということも我々は分かっていましたので、彼女の視点で紡ぐ物語にしようということになりました。というわけで、我々が話し合ったのは主に、どのようにしてこの物語を描くべきか、ということについてでした。ベラがどんな世界で旅をするのか、どの国に行くのか、などといったこともありました。ただ、我々はとても波長が合うものですから、いつもあまり多くを語ることはしません。私が脚本を少し書いては、それについて二人で話し合うという感じでしたね。視覚的にどうなるかについて、彼が思うところを話してくれました。それは具体的にはどのようなことだったのでしょうか。うーん、思い出せない……。彼が言っていたのは確か、これはファンタジーであり、リアルな世界ではないということについてだったと思います。そして、グラスゴーではなく、ロンドンを舞台とすることに決めました。それ以外に何を決めたんだったかな……。やはり、主な点は、この物語をベラの視点で語るということについてでしたね。また、これが現実離れした世界であるということもあります。そして、エンディングも変えました。そういった原作とは異なる一連の要素についてだったのですが、よく覚えていません(笑)。ベラとダンカンが訪れる場所も原作と少し違っていて、リスボンは原作にはありませんでしたよね。その通りです。ベラのために世界一周旅行の構想を練っていたのですが、そこが原作から離れ始める箇所でした。つまり、それ以降、「さあ、ここからは映画版の物語を始めよう」ということなのです。映画は2時間ですから、それをどのようにして簡潔に語りつつ、楽しく、笑いもあり、観客にとってコンテンポラリーなものとするかということに、かなり時間を割いて入念に取り組みました。それからまた、話し言葉についてもそうで、ベラがどんな話し方をすべきか、といったことについても時間をかけましたね。原作の精神を取り入れることについて言及されましたが、原作のどんなところを大切にされたのでしょうか。原作には非常に巧妙なアイデアがあると思います。哲学的な要素の中には感銘を受けるものがあるのです。また、ベラの言い回しの中にも素晴らしいものがあり、そういった要素を取り入れたいと思ったので、原作のセリフをそのまま引用することもありました。これまでランティモス監督とお仕事されてきたあなたから見て、彼の個性はどのような点だと思われますか。彼が非常に特異な世界観を持っており、その実現に向けて全力を尽くし、断固たる信念を持って取り組んでいるということが、彼の個性を際立たせているのだと思います。偉大な監督で、映画制作の全ての要素を熟知しています。それを知る監督は他にも大勢いますが、彼の場合は自身も卓越した撮影監督で、脚本家としても優れている上、素晴らしいデザイナーでもあるというふうに、映画制作のあらゆる面で優れているのです。脚本という言語を真に理解しているだけでなく、撮影という言語も理解しているので、彼と共に仕事をするのは良いものです。そうではない監督もいますからね。彼はまた、俳優からも非常に慕われており、誰もが彼と仕事をしたがります。自身の職人芸に没頭し、それを愛し、断固として自分が思い描く通りに創作しようとします。だからこそ素晴らしい映画が作れるのだと思います。そんな彼が原作を読んで魅了されたというキャラクター、ベラについてお伺いしたいと思います。主人公ベラをどのような女性として描かれたのでしょうか。私にとってベラは、自立を求め、自分が何者であるかを自らが決め、自分自身を創造していく能力を追求するキャラクターでした。彼女がそういったことに対してとても勇敢であると、私には思えました。どんなときでも非常に楽観的で、いかなる経験をも恐れない、信じられないほど勇敢なキャラクターだったのです。また、自分の経験を悪いと決めつけるようなこともせず、それは自分の人となりのある一つの側面に過ぎないと考えています。私は彼女のそんな楽観的で勇敢なところや、人生という経験をしているだけであって、その過程で自分という人間が形成されるものだと考えているというのが気に入りました。彼女はそれを、社会の規範にとらわれることなく、非常に勇敢な形で追求していくのです。社会の決まりごとを知りませんので、ある意味、それを自ら創造することが可能であり、何をやっても自分を批判的な目で見ることはありません。何が正しくて、何が間違っているかも分かりませんので、彼女はただ、自分にとって何が正しくて、何が間違っていると感じられるのかという感情を知るようになるというわけです。私は彼女のそういった要素の全てが、とても気に入ったのです。また、彼女のキャラクターを通じて伝えたかったことは何でしょうか。うーん、私は作品を通して、あまり何かを伝えようとはしません。ただ、脚本を書くだけであって、物語を書くことを、ただ楽しんでいるだけなのです。正直なところ、何についての作品かといったことも、考えることはありません。そういうことは一切考えず、ただ「このキャラクターに惚れ込んだ。このキャラクターが望むものは何だろう?どのようにしてそれを手に入れようとするのだろうか?」と考えるだけです。というわけで、そういったことはあまり考えないですね。ただ、本作が世界に支配されないようにすることについてだということはあります。自らの運命を自分でコントロールしようとすること、そして誰もがお互いを支配しようとすることについてなのです(笑)。本作で描かれる解放、自己発見といった側面がとても素晴らしいと思います。はい、そうですね。本作がそれについてであるというのは大きいと思います。自分が何者であるかというのを、他人は支配したがるものです。ですから、恐れることなく、自分が何者であるかを自らの意思で決めなければならないということを描いています。ただ、それでも他の人間を避けることはできませんし、他の人間たちにもそれぞれの思惑があるのでどうしようもない、と。そういうことなのです。まさに、そうですね。さて、エマ・ストーンとは『女王陛下のお気に入り』や『クルエラ』などで、これまでも何度かお仕事をされていますが、彼女をどのような俳優だと思われますか。彼女は偉大な女優の一人だと思います。実に素晴らしい。人間的にも素晴らしい上、大胆不敵な役者でもあります。だからこそ、あそこまで見事にベラ役を演じられるのだと思います。彼女は恐れを知りません。ただひたすら演じる役に身を投じ、素晴らしい演技の体験をしたいという一心なのです。彼女が映画を背負っているわけですし、本作の精神は彼女そのものです。ヨルゴスとの間には素晴らしい協力関係があり、二人は最高のパートナーです。また、とても面白い人で、人間性にあふれ、親しみやすいと感じられます。彼女がまるで私たちと同類であるかのような錯覚に陥りますが、実はそういうわけではない(笑)。そこが彼女の良いところなのです。脚本を執筆している段階で、彼女が演じることはすでに分かっていらっしゃったのですか?いや、当初はそうではなかったと思います。『女王陛下のお気に入り』の後に、判明しました。というのも、『女王陛下のお気に入り』以前にすでに草案を書いており、その後、同作品でエマに会ったのです。ヨルゴスがエマと会って一緒に仕事をするようになると、彼はすぐに『哀れなるものたち』でも、ぜひ彼女に演じてもらいたいと思ったようです。本作で彼女はプロデューサーも務めていらっしゃいますが、彼女と役柄についてなど、話し合われたりしましたか?ええ、彼女はプロデューサーの一人です。ただ、私は脚本家ですから、自分の部屋に隠れているだけなのです(笑)。もちろん、彼女と会うことはよくありますが、話し合いはもっぱら彼女とヨルゴスの間で行われましたね。彼女は本作に不可欠な存在ですから、ヨルゴスは伝えたいことがあったようです。そうは言っても、彼はギリシャ在住、私はロンドン在住、エマはアメリカ在住ということもありますからね(笑)。ヨルゴスとエマはよく会っていましたが、彼と私は脚本のことで会いました。我々全員による素晴らしい共同作業だったのです。そこが、ヨルゴスが素晴らしい所以で、ロビー・ライアン(撮影監督)やナディア(・ステイシー/ヘア、メイクアップ&補綴デザイン)もそうですし、同じスタッフが戻ってくることが多いので、一同の間で意思の伝達法が確立されています。つまり、それほど多くを語る必要はないのです。その後、役者たちも一緒にリハーサルし、それを私も見ていて、現場で質問されることもあります。人はお互いを支配しようとするものだというお話が出ましたが、ベラを支配しようとするゴッドウィン、ダンカン、マックスのキャラクター造形についてもお話しいただけますか。そうですね。彼らはそれぞれが異なる人物ではありますが、私には誰もがベラを支配しようとしているように思えます。マーサ(・フォン・カーツロック)やスワイニーにしてもそうです。出会う相手が誰であろうと関係なく、誰もが何らかの形で彼女を支配しようとする。そのほとんどが男たちだったものの、男だけではなかったという点が、私にとっては重要でした。誰もが皆そうだったのです。あえてそうしたわけではありませんでしたが、男たちがそうだったのはもちろんのことです。中でも最も酷かったのは最後に登場するアルフィー(・ブレシントン)でしょう。ダンカンは愚か者のようなところがある人物です。ゴッドウィンはベラのことを愛してはいるものの、そこには支配という彼なりの愛の解釈があります。ラミー(・ユセフ)が演じるキャラクター、マックス・マッキャンドレスは、ベラと出会った時点で、少し非力な弱者という感じです。そんなふうに、私は彼ら全員を欠陥のある人物としたかったのです。人間的に素晴らしいわけではありませんが、邪悪な人間として描きたくもありませんでした。ある種の愚か者としたかったのです。彼らは皆、自分が愛に突き動かされていると思っていますし、実際そうだったのですが、それは全て「支配」という形で現れます。つまり、彼らは自分が思うようなベラであって欲しかったということです。最終的には、バクスターもマックスも、自分たちが間違った形で彼女を愛していたのだと悟るのです。そういった側面が男にはあるもので、それは歴史を振り返ってみても見てとれるものだと思います。そして今も尚、男は女を、もしくは男同士が相手を支配しようとするものですから、そこには確かに性別による特性はあります。しかし、一方で人間なら誰でもそうだということもあるのです。人は誰もがお互いを支配しようとする。それが人の性だということです。それこそが、本作のタイトルが『哀れなるものたち』という所以なのかもしれませんね。我々は誰もが哀れなる人間たちで、自らの愚かさはどうしようもないのです。登場人物が皆、自分たちの考える女性像をベラに投影しており、やがて今おっしゃったように、一部のキャラクターたちがそうではなかったことに気づく。一方彼女は、そのような経験を通して人間として成長していくというのが素晴らしいと思いました。そうなのです。それこそがまさに、私がこのキャラクターに惹かれた点だったのだと思います。そして彼女が世の中のことを何も理解していないのはなぜか、ということもありました。何が正しくて、何が間違っているか、何が支配されるべきで、何がそうではないのか、そして自らのセクシュアリティに関してなど、彼女は何も知りません。ルールというものを一切理解していないので、そこがいいと思ったのです。彼女には、支配するという発想は一切ありません。「みんなはなぜ私のことを支配しようとするのだろう」などと不思議に思うのです(笑)。「全く解せない。理解に苦しむ」という感じです。というわけで、その考えを掘り下げていく自由があると感じましたし、ベラは実に自由奔放なキャラクターのように思えました。世間に教育されたわけではないので、彼女はとても自然で、誰もがそうするように、この世界で自分のアイデンティティを模索しているだけなのです。ただし、誰もが自分の生い立ちを背負っているものです。ところが、彼女の脳内には、生い立ちというものがありません。そんなわけで、楽しかったですね。この作品に世界が刮目していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?最高ですよ。心の底から素晴らしいと思いました。<作品情報>『哀れなるものたち』公開中公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月30日アンディ・ラウ、トニー・レオンらが豪華競演したフィルム・ノワールの金字塔、映画『インファナル・アフェア』シリーズ全3部作の4Kレストア版が4K UHD BD、Blu-rayとしてリリースされることが決定した。第1作が2003年に公開され、一大センセーションを巻き起こした映画『インファナル・アフェア』シリーズ。この日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が4Kレストア、2023年に『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアll 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアlll 終極無間 4K』と題し劇場公開。この3作品が3月20日(水)に4K ULTRA HD Blu-ray、Blu-rayとなってリリースされる。2023年に行われた第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、同年開催の第80回ヴェネチア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。いまもアジアのトップスターとして第1線を走り続ける2人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年の日本初公開以来、その完成度の高さから衝撃をもって迎えられた。その翌年、エディソン・チャンとショーン・ユーを迎えて主人公たちの秘められた過去を描き、前作をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が公開。そして、さらに翌年の2005年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開となった。最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、20年以上経ったいまもなお映画ファンから絶大な支持を集めている。その後、マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演で製作され、作品賞と監督賞を含む部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』でハリウッドリメイク、日本でも「ダブルフェイス」としてドラマ化されるなど、その類いまれなオリジナル脚本の素晴らしさから秀逸なリメイクが続いた。このフィルム・ノワールの金字塔といえる傑作サスペンス・アクション3部作の4Kレストア版4K UHDBD、Blu-rayには、これまで発売されたDVD、Blu-rayに収録されているソフト版日本語吹替音声に加えて、テレビ放送版の日本語吹替音声を収録。豪華声優陣による吹き替えを2種類楽しむことができる。また今回、2Kと4Kの比較動画も公開。映像の違いは一目瞭然のものとなっている。圧倒的画質で蘇る、多くの見どころが詰まった全ての映画ファン必見の本シリーズ。様々な楽しみ方ができそうだ。『インファナル・アフェア 3部作』4K ULTRA HD、4K レストア Blu-rayは3月20日(水)より発売■インファナル・アフェア 3部作4K ULTRA HD価格:11,550円(税込)■インファナル・アフェア 3部作4K レストア Blu-ray価格:8,250円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:ポニーキャニオン(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日名優トニー・レオンと「陳情令」ワン・イーボーの2大スターが競演、中国で興行収入約181億円を上回る大ヒットとなったスパイ・ノワール『無名』が、5月3日(金・祝)より公開決定。併せて、日本版ポスタービジュアルと場面写真2点も解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワール。主演は、ウォン・カーウァイ監督『花様年華』で第53回カンヌ国際映画祭 最優秀主演男優賞を受賞し、近年は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)などへの出演で若い世代からも注目を集めている香港スター、トニー・レオン。そして、もう1人の主役として出演するのは、中韓合同ユニット「UNIQ」のメンバーとしてデビュー、さらに俳優としてTVドラマ「陳情令」(19)でブレイクし、いま中国で最も注目を集める若手俳優のワン・イーボー。本作でついに映画初主演の座をつかみ、次々と主演作が公開され、第20回映画チャンネルメディア大賞にて、主演2作目となった『長空之王』(23)と共に主演男優賞を受賞。本作では、スタントなしで取り組んだ迫真のアクションにより対決シーンを演じた2人の圧倒的な緊張感に注目だ。監督は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』(16)を手掛けたチェン・アル。本作では、脚本と編集も担当し、長編4作目にして手掛けたこの脚本にトニー・レオンも惚れ込み出演を決めた。去年の11月に行われた、中国映画界最高の賞とされる第36回中国映画金鶏賞にて作品賞、主演俳優賞を始め8部門にノミネート、映画初出演となったワン・イーボーは助演男優賞にノミネートされた。そして、トニー・レオンが主演俳優賞、チェン・アル監督が監督賞と編集賞の3冠へと輝いた。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、本作の主人公、トニー・レオン演じる汪兆銘政権の諜報員フーと、ワン・イーボー演じるフーの部下イエを左右に捉え、「信じるか、裏切るか」というキャッチコピーが添えられたもの。果たして2人は敵か?味方か?中国と日本の間で繰り広げられる、名もなきスパイたちによるしのぎを削る戦いの先にあるものとは――。併せて解禁となった場面写真は2点。怪しい動きをする諜報員に尋問するフー(トニー・レオン)、グラスを片手にパーティー会場のようなところで佇むイエ(ワン・イーボー)を切り取ったものとなっている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ、有楽町シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月22日見ているだけでも心躍る、かわいいピンクのコスメに惹かれるのは、バレンタインが近いから遅れずにチェックして!モデル、俳優の中島侑香さんが新商品をお試し!モデル、俳優の中島侑香さんが新商品をお試し!1、Flora Notis JILLSTUARTチョコレートコスモス ノエルルージュ オードパルファン&リペアヘアオイル深い愛情と甘い気持ちが伝わるバレンタインコレクションが到着。カカオと花々の香りを重ねたフレグランスとヘアオイル各20mlが限定BOXにイン。「大切な日に纏いたい、繊細で女性らしい香り。ヘアオイルは、自然体の美しいツヤ感が加わります」。1/19限定発売。チョコレートコスモス ノエルルージュ オードパルファン&リペアヘアオイル¥5,390(フローラノーティスジルスチュアート TEL:0120・878・652)2、KANEBOルージュスターヴァイブラント EX2みんなのハートに火をつけるラスティング美容液ルージュ。血色感のあるカラーとみずみずしいツヤ、縦ジワの目立たない仕上がりが長持ち。EX2は限定色だけど、EX1と定番10色もラインナップ。「EX2はガーリーになりすぎない青み系。フェミニンにもモードにも使える、愛されピンクです!」。1/19限定発売。ルージュスターヴァイブラント EX2¥4,620(カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120・518・520)3、THREEネイルポリッシュ X66バレンタインを盛り上げるロマンティックなネイルカラー。上品な甘さのピンキッシュベージュ。ローズ&レッドの偏光パールが輝く、マホガニーブラウン・X67も同時発売。一度塗りでシアーに、重ねてこっくりとした色合いを楽しめる。「繊細な輝きがとにかくかわいい!オフィスにも使えそうで、指先が女性らしさでいっぱいに!」。1/24限定発売。ネイルポリッシュ X66¥1,980(THREE TEL:0120・898・003)4、SUQQUピュア カラー ブラッシュ147透明感、立体感、血色感を同時に引き出す人気チークの春新色。骨格を引き立てる深みオレンジチークと、ゴールドパールが瞬くペールパープルのハイライトが1枚に。溶け込むようになじみ、洗練されたピュア感を引き出す。「甘くなりすぎず、ナチュラルな血色感を演出。微細パール配合で、肌に光があたるとツヤッとします」。1/26 限定発売。ピュア カラー ブラッシュ147¥6,050(SUQQU TEL:0120・988・761)なかしま・ゆうか1999年生まれ。抜群の透明感&スタイルで注目を集め、女性ファッション誌を中心にモデルとして活躍。元フィギュアスケーターで、最近は俳優業にも積極的。※『anan』2024年1月24日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄
2024年01月20日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第34回が、2024年1月14日(日) にWOWOWで放送・配信される。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画製作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ毎月1回のレギュラー情報番組。今回は、「ソウルで迫る!“映画の魅力”を生む秘訣~美術監督の創造力&ロケ誘致施策」と題し、数々の韓国映画に携わってきた美術監督へのインタビューと、名作韓国映画のロケ地を巡る。中島がインタビューしたのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』など、近年ヒットした数多くの韓国映画の美術監督を務めたイ・モグォン。製作中の美術セットにも潜入し、実際に中島もセット作りの一部を体験する。また、ポン・ジュノ監督作『グエムル 漢江の怪物』や『パラサイト 半地下の家族』など、ソウル市内の映画ロケ地を訪問。映画ロケ支援を行うソウルフィルムコミッション取材から、映画で観光を活性化する秘策にも迫る。併せて、第34回の予告映像と前回の未公開映像が公開された。予告映像では、釜山で名だたる映画人たちの名前が刻まれた通りを訪れた中島が、以前本番組でインタビューしたパク・チャヌク監督の名前を発見し「すごい方とお話ししたんだ!」と感動する一幕が収められている。<中島健人 コメント>■美術監督イ・モグォンさんへのインタビューについて遂に中島健人、映画美術デビューします。といっても、ほんの一部分ですが。今回、未発表である作品のセットの製作の一部を手伝わせていただきました。今をときめく韓国エンタメの美術を手がけるイ・モグォンさんの、是枝監督に対するリスペクトをお聞きし、日本映画のこれからの可能性をまだまだ感じることができると思いました。■ロケ地巡りやソウルフィルムコミッションの取材を通じて街、そして国全体に、映画業界を盛り上げるんだ!という気持ちを感じました。何の変哲のない場所も、“映画のロケ地になれば名所になる”という映画マジックも感じることができました。国全体が映画のおかげでテーマパークのようになることが、とても素敵だと思います。韓国エンタメが盛り上がるひとつの理由はそこにある気がしました。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第34回 プロモーション映像(ショートVer)<番組情報>中島健人の今、映画について知りたいコト。第34回:2024年1月14日(日) 午前0:00~放送・配信[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]関連リンク番組オフィシャルサイト:映画公式X:オンデマンド番組ページ:番組公式Instagram:
2023年12月25日2006年にブロードウェイ初演、第61回トニー賞では全11部門でノミネートされ、うち8部門で受賞した傑作ミュージカル『春のめざめ』が東京・浅草九劇で12月3日(日)よりプレビュー公演、12月5日(火)より本公演が上演される。フランク・ヴェデキントの同名小説を原作にしたロックミュージカルで、日本では2009年に劇団四季が初演したが、今回は昨年上演され好評を博した奥山寛演出版。昨年同様、一般オーディションで選ばれたフレッシュな実力者たちをWEST/EASTの2チームに分け上演する。主人公メルヒオールを演じる有馬爽人(WEST)と東島京(EAST)に話を聞いた。現在有馬は23歳、東島は18歳。歌手に俳優にモデルにと多彩に活躍している有馬は今回が初ミュージカル。「自分にとっては新しいことを知るということが活力になっています。初ミュージカル、そして14歳の役ということで、どういう有馬爽人が出てくるのか。新しい自分に出会いたい」と意気込む。一方東島は、今年3月にはロンドンでミュージカルの舞台にも立った注目株。「ブロードウェイ版の音源を聴くと、とにかく曲がキャッチ―で耳に残り、どうしても出演したいと思いました」とオーディションに挑んだ理由を語った。物語は19世紀末のドイツを舞台に、性に対しての無知と大人たちの無理解が悲劇を引き起こしていく、思春期の少年少女たちの群像劇。「本当に繊細で美しいミュージカルです。登場人物一人一人に濃い人生があり、悩みが葛藤がある。生バンドが奏でる音楽の表現や照明、すべてが繊細です」と有馬。演じる上で大切にしているポイントは「メルヒオールはみんなから頼りにされている少年で、同性からも異性からも人気がある。僕は人見知りするタイプなのですが、この稽古場ではメルヒオールとして生きようと思い、一人一人とコミュニケーションをとることを大切にしています」(有馬)、「僕もこれまで辛いこともあったし、楽しいこともあった。そういった葛藤、目の奥にある叫びのようなパッションは大事にしたいです」(東島)とそれぞれ話した。「子どもたちの葛藤も生々しいのですが、そこにどう大人が関わってきているのかを見ていただけたら、原作である小説の出版から100年以上経っている今の時代に上演する意味も見えてくる。観て終わりではなく、4日くらい余韻に浸っていただけたら嬉しいです」と東島。公演は12月23日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。取材・文:平野祥恵
2023年12月04日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第33回が、12月10日(日)にWOWOWで放送・配信される。これに先駆け、中島からコメントが到着した。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1回のレギュラー情報番組。12月のテーマは【釜山国際映画祭を徹底取材(後編)~映画の売買市場&才能発掘の裏側~】。10月に行われた第28回釜山国際映画祭を取材した〈後編〉として、前回とは異なる切り口で迫る。今回中島は、映画や映像の売買が行われる「アジアコンテンツ&フィルムマーケット」、そして釜山国際映画祭独自の若手育成プロジェクト「アジア映画アカデミー」に潜入。今年のアジア映画アカデミーの校長を務める映画監督・諏訪敦彦へのインタビューでは、「日本は取り残されている」という監督の言葉にショックを隠し切れない様子だ。そしてWOWOWオンデマンドでは現在、プロモーション映像を公開中。次回(第33回)の予告映像に加え、前回(第32回)の未公開映像も配信している。本編には未収録のインタビューの模様のほか、中島が映画祭のグッズコーナーを楽しむ様子や、「将来のリハーサル」と称してレッドカーペットを歩いて見せる一幕など、釜山国際映画祭を満喫する中島のオフショットが満載だ。なお、ショートver.はWOWOW公式YouTubeチャンネルにて配信中。■中島健人・コメント今、アジアは海外に対して最も積極的な時期だと思いました。国際的な市場にアジアの扉が開かれる様子が、フィルムマーケットでよくわかり、自分が出演した映画も世界に売り出されていたことに驚きました。また、日本企業の方が積極的に韓国の市場にアプローチしている姿にも刺激を受けました。諏訪監督のアジア映画アカデミーは、積極的にメンバーを集め、アジアがどの地域にも劣らないように切磋琢磨できる状況を作っているのが、未来の映画界を廃らせないための重要な要素になると思います。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第33回 「釜山国際映画祭を徹底取材(後編)~映画の売買市場&才能発掘の裏側~」放送日: 12月10日(日)午前0:00 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第2日曜日 午前0:00MC:中島健人(Sexy Zone)ゲスト:諏訪敦彦、深田晃司 ほかナレーション:津田健次郎番組オフィシャルサイト()WOWOWオンデマンド番組ページ()WOWOW映画公式X(旧ツイッター):@wowow_movie『中島健人の今、映画について知りたいコト。』公式インスタグラムアカウント:@wowow_nkeiga_official
2023年12月04日2023年10月23日から11月1日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催された、第36回東京国際映画祭。なかでも注目を集めたのが、世界的俳優トニー・レオン登壇によるイベント「トニー・レオン マスタークラス/2046」。これまでのキャリアについて語った貴重な模様をレポートします。素人の方々の演技に衝撃を受け、「自然に演じたい」と願い続けた。©2023 TIFFトニー・レオンが登壇したのは、10月26日に行われた映画『2046』上映後のトーク・イベント。映画界の至宝であり、日本にも熱心なファンの多いトニーが公の場に姿を現すまたとない機会とあって、チケッティングは熾烈を極め、発売からおよそ30分で完売。会場となったヒューリックホール東京は、幸運にもチケットを入手できた観客たちの熱気に包まれた。©2023 TIFFトニーはそんな客席からの盛大な拍手と歓声に迎えられてステージに登場し、はにかみながら「こんにちは。トニーです」と日本語で挨拶。公式の来日は『グランド・マスター』のジャパンプレミア以来、10年ぶりとのこと。聞き手は東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三氏、通訳は広東語の神業的通訳でおなじみのサミュエル周氏が務めるなか、自身の俳優人生を振り返った。まず話題が及んだのは、1989年に製作されたトニー・レオン主演の『非情城市』について。ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したこの作品は、台湾のホウ・シャオシェン監督による、台湾が舞台の芸術映画。一方、トニーは香港出身で、当時はおもに香港の娯楽映画に出ていた駆け出しの俳優。自身にとってチャレンジングな現場を経験したことで、様々な“恩恵”を得たという。「この映画の話を引き受けた時、私は台湾の歴史をあまりよく知りませんでした。しかし、作品の性質上、勉強する必要があり、監督は私にたくさんの本を与えてくださいました。私の役は、ろうあの青年。台湾の言葉をあまり話せない私のために、監督がそういう設定にしてくださったんです。準備段階で、私は言葉が話せない人の世界を理解するために、監督の友人で、事故で話せなくなったアーティストの方に会いに行ったり、ほとんどの時間をホテルにこもって孤独に過ごしたりしました。ホテルでは自分を追い込むためにたくさんの本を読みましたが、本からは繊細な情感の描写など、さまざまなことを発見しました。結果、監督のおかげで文学をとても好きになったんです」©2023 TIFFこの作品は、自身が目指す俳優像にも大きな影響を与えることに。「私は演技を学んでいた頃に、外国のアートムービーを見ていましたが、現場ではどう作られているのか、知りませんでした。それがこの映画の現場で、とてもよくわかったんです。また、この映画にはプロの役者だけでなく、素人のみなさんもたくさん出演していて、彼らのあまりにリアルな演技に驚きました。自分は彼らのように自然な演技をできるのかと考えさせられ、その後の演技にも影響を与えるほどに。それは、この映画に出演して得た最大の恩恵といえます」さらに話題は、1990年製作の『欲望の翼』に始まり、『恋する惑星』『ブエノスアエイレス』『花様年華』など数々の映画でタッグを組んだ、ウォン・カーウァイ監督との仕事へと移る。「ウォン・カーウァイ監督と出会ったのは、ちょうど私が演技の壁にぶつかっていた頃でした。『欲望の翼』では、共演のマギー・チャンは2、3テイクでOKが出るのに、私の番になるとなかなか出ない。多い時は20回ほど、リテイクされる。本当に困ったな、自分は演技ができないのでは…。そう思った時に、監督から『あなたの演技には技巧的なものが多すぎる』と言われたんです。それはいらないと。そして私の作った演技を、バラバラに壊してしまいました」ところが、完成された映画を観て、「監督はすごい。俳優のいいところを発掘し、引き出してくれる」と実感したという。以来、ウォン・カーウァイ監督と一緒に映画を撮りたいと決意し、数十年もの間、ともに仕事をしている。「監督と過ごした年月は、演技について2度目の訓練を受けていたような気がします。私は『非情城市』に出演した時に、素人のみなさんのように自然に演じたいと願いをかけましたが、その夢がウォン・カーウァイ監督との仕事で叶いました」ほかにもウォン・カーウァイ監督との数ある思い出から、こんな話を披露してくれた。「一緒に仕事をし始めた頃は、夜ごはんを食べたあとに、よく監督の事務所に寄って雑談をしていたんです。そして監督は私に、いろんな音楽や文学を紹介してくださいました。ある時、『ノルウェイの森』を紹介されたのですが、後日、監督が言ったんです。『直子がワタナベを見送る時に、直子はどんな表情をしていると思う?』と。小説の中で、直子の表情は描かれていません。そんな話をずっとしているうちに、私は音楽や文学の世界に入り込んでいくようになりました」また、「ウォン・カーウァイ監督の作品には、脚本がありますよ。ただ、我々には絶対に見せてくれないんです」と面白そうに話す場面も。カーウァイ監督の作品には脚本がなく、俳優はセリフが書かれた紙を撮影の朝に渡される、という有名な逸話を見込んでのこの発言に、会場からも笑いが起こる。「彼の作品に出る役者は、全体の物語や自分の役柄について知らされ、監督から役作りに関する指導も受けます。しかし、どんな映画になるのかは一切わかりません。これは独自のユニークな創作スタイルで、おそらく監督は、撮影現場により多くの余裕を残しておきたいのだと思います。もちろん脚本は持っていると思いますが、当日の役者のコンディションや機材の動きなどにより、変更する可能性もある。だから、役者が構えて準備をしてこないように、なるべく情報を与えずにいる。したがって、撮影の時は毎回アドベンチャーをしているような気分です」©2023 TIFF本映画祭ではウォン・カーウァイ監督の『2046』が上映されたが、これはトニーのリクエストによるもの。「私が演じたのは、『花様年華』で演じたチャウと同一人物。しかし監督は、全く違う演技を見せてほしいと言ったんです。過去を忘れて、新しい暮らしに向かう姿が見たいと。その意味で『2046』は、ウォン・カーウァイ監督と撮った映画の中でも、特別な作品です」再びチャウを演じるにあたって、トニーは監督に『花様年華』にはなかった“髭”をリクエストしたという。「監督の返事は『ダメ』でした。しかし、役者にとって小さなものでもいいので、役に入るためのきっかけは大切です。だから、『絶対に必要です』と押し切りました。完成後、この映画はカンヌ国際映画祭でプレミア上映されましたが、そのパーティで監督から『髭があって正解でしたね』と言われました」と笑顔で語った。©2023 TIFF最後に、次回作についても明かしてくれた。「今後はヨーロッパの映画にも出てみたいと思っていたところ、来年ドイツで撮影する映画に出演することが決まりました。今は8か月の準備期間を得て、役作りのためにたくさんの本や資料を読んでいます」日本の映画にも出てもらいたいという問いかけに、「間違いなくそういうチャンスはあると思います。異なる国、地域の映画製作チームと一緒に仕事をすることが、長年の私の夢ですから」トーク・イベント中のトニーは、自分の言葉が訳されている時には会場を見渡し、時折笑顔を見せるなど、久しぶりの日本のファンとの顔合わせを楽しんでいた様子。今年はアジア・フィルム・アワードで最優秀主演男優賞とアジア映画貢献賞を受賞。ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞。中国映画金鶏賞で最優秀主演男優賞を受賞するなど、その功績を称えられることが多かった1年。2024年は、ワン・イーボーとのダブル主演映画『無名』の日本公開が決定。舞台挨拶などでまた来日してくれることを心から願いたい。©2023 TIFF文・保手濱 奈美
2023年11月15日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第32回が、11月12日(日) にWOWOWで放送・配信される。それに先駆けて、予告映像と前回の未公開映像が公開された。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画製作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ毎月1回のレギュラー情報番組。第32回は「釜山国際映画祭を徹底取材(前編)~大物監督たちが語る魅力とは?」と題し、10月に行われた第28回釜山国際映画祭を中島が徹底取材。映画祭のキーパーソンを直撃し、アジア最大級の映画祭の裏側に迫る。さらに、今回『福田村事件』でニューカレンツ部門 最優秀作品賞を受賞した森達也監督、同部門にノミネートされた『熱のあとに』の山本英監督、ドキュメンタリー部門の審査委員・原一男監督など日本から参加した映画監督にもインタビューを実施。また、映画祭を訪れる観客に中島自らが聞き込みする一幕も収められている。併せて予告映像では、森監督へのインタビューの一部を公開中。さらに、前回の未公開映像では、最先端アクションに挑む中島がレクチャーを受け、最後には華麗なヌンチャクさばきを披露している。■中島健人 コメント国際的な視線に触れることが本当に大切だと強く感じた貴重な回でした。今の映画監督の皆さんは、アジア諸国をライバル視していますが、まずは同じ土俵に立つことが最も大切であり、それを様々な監督と共有できたことが大きな一歩だと思いました。次は釡山国際映画祭に出演者として参加し、自分も国際的な視線に触れてみたいと思います。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第32回 予告映像(ショートVer)<番組情報>中島健人の今、映画について知りたいコト。第32回:11月12日(日) 午前0:00~放送・配信[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]関連リンク番組オフィシャルサイト:映画公式X:オンデマンド番組ページ:番組公式Instagram:
2023年11月02日歌手のブリトニー・スピアーズ(41)が今月24日に発売される著書『The Woman in Me』の中で、ジャスティン・ティンバーレイク(42)との交際中に中絶していたことを明かしている。NDTVなどが報じた。スピアーズとティンバーレイクはお互いティーンエイジャーだった’00年、米ディズニーチャンネルの『ミッキーマウス・クラブ』での共演をきっかけに交際をスタート。当時、大人気アイドル同士の熱愛は世界中の耳目を集めていた。著書の中でスピアーズは「驚きはしたけど、私にとっては悲劇ではありませんでした。私はジャスティンをとても愛していたの。いつか一緒に家族を持つことを夢見ていた。でもそれは、予想していた以上に早く来てしまったんです」と、想定外の妊娠を振り返っている。そして、「ジャスティンは、明らかにがっかりしていました。彼は『僕らにはまだ子どもをつくる準備はできていない、若すぎるよ』と言ったんです。私が一人で決めてもよかったのなら、絶対に中絶なんてしなかったでしょう。それなのにジャスティンは父親になんかなりたくないと頑なでした」と、ティンバーレイクの希望で子どもを諦めたと綴っている。’02年に二人は破局。スピアーズは’04年に幼馴染みと酔った勢いで結婚し、55時間後に離婚している。同年秋にはダンサーのケヴィン・フェンダーラインと結婚し、2子をもうけるも’07年に離婚した。一方のティンバーレイクはキャメロン・ディアスやスカーレット・ヨハンソンなどと浮名を流し、’12年に俳優のジェシカ・ビール(41)と結婚。現在は男児2人の父親となっている。PEOPLEがティンバーレイクにコメントを求めたが、回答はなかったそうだ。
2023年10月18日映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)のプレミアイベントが15日に都内で行われ、中島健人、浅利陽介、佐藤恋和が登場した。同作は真保裕一氏による同名小説の実写化作。ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす” 罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。○女性の偉大さを改めて知る中島健人この日は親子試写会となり、事前に募集した“親子の自白”を中島と浅利がボックスから引いて読み上げるコーナーも。母から子供に宛てた「今から24年前、あなたを出産するときにとてもとても痛くて、我慢できず看護師さんに『主人を呼んでください。もうお産は無理でーす!』とあなたを産むことを諦めるような雄叫びをあげてしまった」という告白に2人は爆笑する。中島は「女性の偉大さを改めて知るきっかけだな。我々は平服するしかない性別ですよね」としみじみ。実際に父親の浅利に「どうするんですか? 行って『頑張れ〜!』って声がけするんですか?」とお産の時の話を聞くと、「もういてもいなくても、あんまり関係ないから」と苦笑される。「手とか握ったりみたいなイメージなんだけど」と言うと、観客が否定のリアクションをしていたようで、中島は「首横に振るなて! 未来のそういう想像とかしたりするだろう」とツッコミ。「もう待ってればいい? で、たまにこう、やってる〜? みたいな感じでいいんですか?」と直立不動で妻を待つ様子を実演した。また、姪役の佐藤恋和 がサプライズで登場し花束を渡すと「もう幸せですね。ありがとう」と喜んでいた中島。「恋和ちゃんはまだ小学校1年生、(撮影時の)去年は幼稚園生でまだ小さいのに、僕に対して、恋和ちゃんのちょっとしたステッカーが入ったオリジナルのお菓子をプレゼントしてくれたりして。周りの方に気配りをしてくれる気持ちを、若きプリンセスながらにすごく持ってたので、素晴らしい」と絶賛する。数々の女優をエスコートしてきた中島は、フォトセッション時に佐藤のこともエスコートし、支えていた。
2023年10月15日ディズニーアンバサダーホテルでは現在、館内の「チックタック・ダイナー」にて、地球最強スーパーヒーローの一人である<アイアンマン>こと主人公のトニー・スタークの好物のひとつをイメージしたスペシャルメニュー「地球最強のチーズバーガー」を提供している。この「地球最強のチーズバーガー」は、地球最強スーパーヒーローの一人である<アイアンマン>ことトニー・スタークの好物のひとつをイメージしたスペシャルメニューであり、バーベキューソースを絡めた肉厚のパティを2枚重ね、さらにチーズソースをたっぷりとかけた食欲をそそる一品に。2枚重ねのパティはボリュームがあり、シェアもおすすめだ。提供店舗のデリカフェ「チックタック・ダイナー」はディズニーアンバサダーホテルの1階にあり、1950年代のポップなダイナーをイメージした、大きな時計が特徴のデリカフェ。ディズニーキャラクターをモチーフにしたブレッドのほか、目の前で作られるサンドウィッチやドリンクが人気で、気軽にテイクアウトにすることもできる。このスペシャルメニュー「地球最強のチーズバーガー」もテイクアウトが可能で、宿泊者は同ホテルの客室内でいただくこともできる。「地球最強のチーズバーガー」は、チーズバーガーとフライドポテトのセットで、価格は2,500円。提供時間は15:00~19:00だが、1日の提供数には限りがあり、事前予約は行っていない。期間は2024年1月8日(月)まで。注目メニューを主人公トニー・スタークの気分で食べてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年10月03日中島みゆきが、新曲「心音(しんおん)」のMusic Videoのフルバージョンを公開した。「心音(しんおん)」は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる脚本家・岡田麿里が監督を務める現在公開中のアニメーション映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌。岡田監督の脚本に惚れ込んだという中島による書き下ろし楽曲となっている。公開された映像は、映画本編からの“初出し映像”も使用されており、恋する衝動を武器に揺れ動く少年少女たちが、その衝動の先にある“未来へ”向かう姿が新たに描かれている。映像の前半は、爆発しそうな恋の衝動を抱え、ぶつかり合いながらもお互いの存在を意識せずにはいられない正宗と睦実の姿を中心に映像が繋がっていく。そんな彼らの心を声を代弁するかのように、「考えないどうでもいい夜が塗り込めるでも渡さない微(かす)かな熱僕の中の心音(しんおん)」という歌詞が重なる。そして映像は、ただ衝動に身を任せるままではなく、先へ先へと手を伸ばそうとする正宗たちの姿へ。迷いのあった顔が、たくさんの怒りと後悔と絶望のあとに、決意を固めた表情に変わっていく。「僕は本当の僕へと祈りのように叫ぶだろう未来へ未来へ未来へ君だけで行(ゆ)け」という力強い中島の歌声からは、それぞれが選んだ全ての“未来”への願いがこめられているようにも聴こえる。映像の最後は、大学生くらいの女性が工場の中で、はにかみながらも何かを懐かしんでいるような表情が映し出され、映画に登場する全員が集合した、“いつかどこかにあるかもしれない風景”で幕を閉じる。なお最後に映っている風景は、第3週から第5週の入場者プレゼントのビジュアルカードにも描かれており、3種類集めると1枚の絵が完成する仕掛けとなっている。また、『アリスとテレスのまぼろし工場』のトークイベント付きの特別上映会が、10月7日(土) に岡田監督の故郷・秩父にあるユナイテッド・シネマ ウニクス秩父で実施される。イベントには脚本・監督の岡田、副監督の平松禎史、キャラクターデザインの石井百合子、美術監督の東地和生の4名が登壇し、終了後には劇場ロビーでサイン会も行われる予定だ。中島みゆき「心音(しんおん)」MV(フルVer.)<作品情報>『アリスとテレスのまぼろし工場』公開中映画『アリスとテレスのまぼろし工場』本ポスター公式サイト:新見伏製鐵保存会
2023年10月02日離婚したばかりのブリトニー・スピアーズがInstagramにある動画を投稿し、波紋を広げている。スピアーズは際どい服装で踊る動画をたびたび投稿しているが、今回はいつもと様子が違った。両手に包丁が握られていたのだ。動画には「今日、キッチンで包丁を持って遊び始めました!」というキャプションがついていたが、CNNによると警察に対して「彼女の健康状態がとても心配だから確認してほしい」との通報が相次いでいたという。ロサンゼルス市警のメンタルヘルス評価チームにもスピアーズの友人と名乗る人物から通報があり、チームはこの内容をヴェンチュラ郡保安官事務所に共有していたとCNNは報じている。スピアーズと面識のある巡査部長が彼女の自宅に赴き、インターホン越しに安否確認を行ったという。ディーン・ワーシー保安官は、「彼女が創造的な自由を表現していると考える人もいれば、安全上、精神衛生上の懸念があると捉える人もいるだろう。(市警が)訪問した理由として、『自傷行為の危険にさらされている可能性がある』との情報を受けたためだと彼女に説明した」とCNNにコメントしている。スピアーズは「私に脅威は迫っていないし、敷地内に入ってほしくない」と巡査部長に告げ、彼女の弁護士も「スピアーズさんには、精神的にも肉体的にも、またその他にも問題はいっさいない」と保安官事務所に電話して伝えてきたという。スピアーズはその後、Instagramのキャプションに「これはニセのナイフよ。ハロウィンはもうすぐね!」と書き足し、新たにナイフを持ったダンス動画を投稿。「先日の投稿でみんなを怖がらせてしまったかもしれないけど、これは私のチームがプロ用のショップからレンタルしたフェイクナイフなの。誰も心配したり、警察を呼んだりする必要はないからね!」と念押しした。
2023年09月29日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第31回が、10月8日(日) にWOWOWで放送・配信される。それに先駆けて、予告映像と前回の未公開映像が公開された。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画製作現場の取材などを通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ毎月1回のレギュラー情報番組。第31回は、「『ジョン・ウィック』流アクションの神髄~監督直撃&LA稽古場に潜入!」と題し、『ジョン・ウィック』のアクションを手がけたチーム「87 イレブン・アクション・デザイン」を直撃し、中島がLAの稽古場でジョン・ウィック流のアクションに挑む。さらに、「87 イレブン・アクション・デザイン」創設者のひとりにして同シリーズの監督、チャド・スタエルスキにもインタビュー。現在公開中のシリーズ最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』に出演した真田広之にまつわる秘話も明かされる。公開された予告編では、チャド監督へのインタビューの一部を見ることができる。また前回の未公開映像では、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のロケ地巡りでの一幕が収められている。■中島健人 コメント『ジョン・ウィック』は元々家族で大ファンの作品だったので、チャド・スタエルスキ監督にインタビューできたことは最高の親孝行になりました。チャド監督は日本の文化をとても愛していて、対談でも多くの日本の伝統について語っていたのが印象的でした。キアヌ・リーヴスと共演できる可能性が高くなった気がします(笑)。またLAロケでは、キアヌが行っていたトレーニングをやってみて、ハードなアクションでしたが刺激があって楽しかったです。真田広之さんのエピソードもお楽しみに!『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第31回 予告映像(ショートVer)<番組情報>中島健人の今、映画について知りたいコト。第31回:10月8日(日) 午前0:00~放送・配信[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]関連リンク番組オフィシャルサイト:映画公式X:オンデマンド番組ページ:番組公式Instagram:
2023年09月28日中島健人と堤真一共演の『おまえの罪を自白しろ』より本編シーンと新たな場面写真が解禁された。この度解禁となったのは、中島健人演じる、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎(堤真一)の議員秘書を務める晄司と、山崎育三郎演じる事件を追う刑事の平尾が、事件解決のため共闘を決意する緊迫の本編シーンと、立場の違う2人が手を取り合う瞬間を映し出した新場面写真。本編映像では、主人公の晄司(中島健人)と、刑事・平尾(山崎育三郎)の2人が、誘拐事件の背景に何が隠されているのか、それぞれの考察をぶつけ合う場面と、前代未聞の誘拐事件の裏に隠された“罪の真相”に迫った晄司が、平尾に協力を求める緊迫感溢れるシーンが切り取られている。“議員秘書”と“刑事”という立場の異なる2人が、互いの信念に共鳴し背中を預け合って共闘していく姿はまさに本作の見どころの一つだが、2人を演じた中島さんと山崎さんは本作が初共演。今回の共演について中島さんは「物語の後半に向けて緊迫感が高まる中、晄司と平尾の”バディ感”をすごく意識しましたね。育三郎さんのスマートさが、平尾からも感じられて、自分の中で安心感を得ていました。僕が演じる晄司は、正義とともに狡猾さも発揮して焦ったり走り回ったりするので、育三郎さん演じる平尾のスマートさに良い作用を受けていました」とコメント。山崎さんも「平尾は晄司に出会ったときから、感覚的に信頼をおける何かを感じているのかな。僕自身、現場で撮影の合間にケンティと色々深い話ができて、初共演ではあるけど、自然と同じ思いで進んでいけた感覚がありました。話していて、同じ“匂い”がする(笑) 絶大な信頼を置いています!」と撮影時をふり返り、晄司と平尾さながらの相性の良さを発揮していたことを告白している。時に感情をあらわにしながらも事件解決に向けて全身全霊で奔走する晄司と、冷静沈着に事件の真相を追い求める平尾という、一見正反対にも見える2人。中島さんと山崎さんの息の合った見事な演技にも注目してほしい。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年09月21日映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)のプレミアイベントが12日に都内で行われ、中島健人、堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、水田伸生監督が登場した。同作は真保裕一氏による同名小説の実写化作。ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす” 罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。○中島健人と堤真一、互いの印象は?主演の中島健人は、父親を演じた堤について「お芝居の時の存在感、圧が圧倒的で、若者ならではのパワーをぶつけはしたんですけど、釣り合うかと言ったらまだまだ辿り着けない部分もあるくらい、尊敬できる姿を見させていただいた」と感謝。さらに「堤さんの声って、鼓膜から緊張感が伝わってくるというか。僕が小さな頃からドラマだったり、映画だったりでたくさん活躍されているスターでもあったので、その方を目の当たりにしてお芝居するのが、自分にとって『こんな贅沢な時間あってもいいのかな』という反面、すごい緊張で」と振り返る。「やっぱり父との対立を描いている映画ですから、そこはしっかりと自分も強い意識を持ってぶつかっていかないといけないという使命感に駆られたことは確かです」と語った。堤は健人について「現場の雰囲気は明るくなるし、元気だし、スタッフともよくしゃべって、コミュニケーションを取っていた。僕はスタッフとしゃべったりするのは苦手なんですけど、みんなとコミュニケーションできていたので、素晴らしい座長でしたよ」と絶賛。大物政治家の役には「最初、お断りしました」と言うが、「ちゃんと話をして、どういう風に作っていくのかも手探りでしたけど、監督にお任せしてやってみることにしました」と明かした。作品タイトルに合わせ、撮影中の“罪”を自白するというトークでは、健人が「今年の3月にInstagramを始めさせていただいて、写真を撮るのが好きなので、シリアスな現場でも『堤さん、イェーイ』みたいな感じで自撮りしちゃったんです」と告白。「5枚ぐらい取ったんですけど、堤さんが全部変顔だったんです。本当にイヤだったのかなと思って」と気にするが、堤は「覚えてない」ときっぱり。「今度かっこいい顔で写真撮りません?」と提案する健人に、堤は「いや、それは駄目だよ」と断り、健人が「なんでやねん」とつっこんでいた。
2023年09月12日中島みゆきが、新曲「心音(しんおん)」のMusic Video(ワンコーラスバージョン)を公開した。「心音(しんおん)」は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる脚本家・岡田麿里が監督を務めるアニメーション映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌。岡田監督の脚本に惚れ込んだという中島による書き下ろし楽曲となっている。公開されたMVは、全編を映画の映像で構成。映画で描かれる“恋する衝動”に揺れ動く、主人公の正宗、同級生の睦実、謎の少女・五実の様々な表情が切り取られている。前半は「誰も触れない誰も問わない時は進まない」という歌詞にのせて、さびれた線路や、人気のない海岸沿いの道路、薄曇りの窓の外に散らつく雪など、時まで止まってしまった町に閉じ込められた正宗たちの退屈な日常が映し出される。そこから後半にむかい、「未来へ未来へ未来へ君だけで行け(ゆけ)」と謳いあげるメロディー部分では、楽曲に呼応するかのように、うねるように縦横無尽に動き回る狼のような煙、決意の表情を見せて車を走らせる正宗、遠くを見つめる睦実、ひび割れの空に手を伸ばし叫ぶ五実の姿がシンクロ。まさに波のように感情が押し寄せてくる映像に仕上がっている。また、中島の真骨頂の一つである「歌詞」がタイポグラフィーで動きをつけて表示されており、登場人物の動きや心情に寄り添う歌詞をより印象的に表現している点も見どころとなっている。中島みゆき「心音(しんおん)」MV(ワンコーラスVer.)<作品情報>『アリスとテレスのまぼろし工場』9月15日(金) 公開映画『アリスとテレスのまぼろし工場』本ポスター公式サイト:<リリース情報>中島みゆき ニューシングル『心音(しんおん)』9月13日(水) リリース価格:1,320円(税込)中島みゆき『心音(しんおん)』CDジャケット中島みゆき『心音(しんおん)』CDインナージャケット【収録曲】1. 心音(しんおん)2. 有謬(うびゅう)の者共(ものども)3. 心音(しんおん)(TV-MIX)4. 有謬(うびゅう)の者共(ものども)(TV-MIX)※TV-MIXはカラオケとなります。【購入リンク】・Amazon.co.jp:・アニメイト:・HMV&BOOK:・タワーレコード:新見伏製鐵保存会
2023年09月08日