東京都・代官山のギャラリー「GALLERY SPEAK FOR」は、イラストレーターおよびグラフィックデザイナーの中野葉子氏による個展「Trunk Show!」を開催する。会期は2015年1月16日~28日(木曜休廊)。開館時間は11:00~19:00(最終日のみ18:00まで)。入場無料。同展は、動植物や自然の造形物をおもな題材に、甘くグラフィカルなデジタルイラストレーションを展開している中野氏による、イラストレーターとして初めての個展。グラデーション表現とはあえて対照的に、フラットなシルエットで捉えることで、逆にモチーフの細部までをきめ細かい視線で包み込む作風となっている。同展のタイトルである「Trunk Show!」には、洋服の新作コレクションをトランクに詰めて持ち寄り、ホテルなどで開く小さな展示会スタイル、"トランクショー"をイメージし、デジタル上での絵の制作と、受け手との身近な関係性が楽しめる展示を融合したいという意図が込められている。また、会場では描き下ろしの新作をメインに、これまでの創作を幅広く俯瞰できる種々の代表作を含め、ジークレープリントなど約40点が展示・販売される。オリジナルクッションやバッグ、ハンドメイドの巾着や財布など雑貨類も紹介・販売されるとのことだ。さらに、2015年1月16日18:30~19:00にはギャラリートークも開催され、中野氏による作品解説が行われる予定となっている。なお、中野氏は東京都生まれ。多摩美術大学卒。ソニー・ミュージックエンタテインメント、ニューヨークのデザイン事務所勤務を経て、自身のデザイン事務所yo-co.を設立。主にCDジャケット、ファッション広告などのアートディレクションを手がけてきた。2005年よりイラストレーターとしての創作もスタート。2010年に米コロラド州ボルダーに滞在したことを転機として、自然や動物をより身近に深く見つめるようになったという中野氏は、都市空間でのショップや立体的な演出にも絵を調和させる手法を使い、多くの印象的な誌面、ユニークなキャンペーンを形づくってきた。現在はFIGARO JAPON、Harper’s BAZAARなどの雑誌や、松屋銀座クリスマスキャンペーンなどの広告制作、パッケージデザインなどで幅広く活躍している。
2014年12月16日リグロが運営する「Paz.1(ぱずわん)中野店」は11月28日・29日・30日の3日間、"肉の日"イベントを開催する。○「いい肉の日」にちなみ、今月は特別に3日間開催同店では「肉の日」にちなんで、毎月29日にイベントを開催。11月29日は「いい肉の日」ということにちなんで、今月は特別に3日間にわたり開催する。まず、ランチタイム(11時~14時30分)にシュラスコランチ(男性2,000円/女性1,800円・税込、90分間食べ放題・サラダバー付き)を注文すると、イタリア産最高級生ハムの盛り合わせをプレゼントする。続いてディナータイム(17時~20時30分受付まで)は、シュラスコディナー(男性3,510円/女性3,240円・税込、120分間食べ放題・サラダバー付き)の注文者は、イタリア産最高級生ハムも食べ放題となる。ランチ・ディナータイムともに、先日解禁されたボジョレー・ヌーヴォーをはじめ、生ハムによく合うワインを用意。また、飲み放題のプランも用意している。なお、当日は混雑することが予想されるため、同店では予約を推奨している。住所は、東京都中野区中野5-56-11 中野共英ビル2階。
2014年11月28日三井情報(MKI)は11月26日、観光名所や店舗等で人の動きをWi-Fiベースの位置情報から分析し、活用するWi-Fiロケーションサービスのデモサイトを東中野ATC(Advanced Technology Center)に構築したと発表した。デモサイトは、Cisco製のWi-Fi環境やFacebookによるWi-Fi認証、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドを活用したMKI自社開発のロケーションデータベースサーバーやコンテンツサーバーなどで構成されている。「観光×IT」の分野において、観光客によるWi-Fi利用時の位置情報を活用し、様々なコンテンツをスマートデバイスに配信するWi-Fiロケーションサービスの検証をサポートする。デモサイトにより、Wi-Fiベースの位置情報を使い、観光名所や店舗等における顧客の行動を事前同意のもとデータ化する仕組みや、その分析手法を検討することができ、顧客をより多く呼び込むための施策を作ることが可能となる。Wi-FiとFacebookを組み合わせて、Wi-Fiサービスをマーケティングツールとして活用することで、提供企業のコストとなりがちな無料で来訪者に提供しているWi-Fiサービスのプロフィット化を目指す。また、Wi-Fiインフラを活用してビジネス展開を検討している企業に対して、その企業で保有する関連製品・サービスと合わせて検証する場として提供。ビジネスパートナーと共にデモサイトを応用・活用し、更に付加価値の高いWi-Fiサービスへと進化させていくとしている。
2014年11月27日サンケイリビング新聞社は11月14日~2015年1月31日、東京都中野区の人気スポットを決める「中野のお宝発掘総選挙」を開催する。同イベントは、東京都産業労働局観光部が「地域資源発掘型実証プログラム事業」として、都内にあるまだ活用されていない地域資源を発掘・活用し、旅行者誘致につなげていく施策の一環だという。中野区都市観光サイト「まるっと中野」のトップページにある「お宝スポット(中野区認定観光資源)」の中から気になる場所を選び、実際に訪れて、自分の感じた魅力を同サイトの特設ページ「中野のお宝発掘総選挙」に投稿するというもの。1投稿を1票としてカウントし、ランキングをサイトに公開。最終的に上位賞と特別賞を決定する。発表は2015年2月中旬を予定。なお投稿者の中から抽選で120人に、「なかのまちめぐり博覧会」のマスコットキャラクター・クルトンのオリジナルグッズをプレゼント。そのほか豪華賞品が当たる企画も予定しているとのこと。
2014年11月14日東京メトロはこのほど、地中熱を利用した空調システムを現在建設中の総合研修センター(仮称)と中野車両基地に導入すると発表した。電力量と二酸化炭素排出量を従来より約3割削減できるという。地中熱利用空調システムは、年間を通じてほぼ一定である地中熱を冷暖房の熱源として利用するもの。熱交換井(深度100m)の中に熱交換チューブを通し、水または不凍液をチューブ内に循環させて地中で採熱や放熱を行う方式を採用する。総合研修センター(仮称)では9本の熱交換井を設置してエントランスの空調に、中野車両基地では30本の熱交換井を設置して作業場の空調に、それぞれ活用する。利用開始は中野車両基地が2015年4月頃、総合研修センター(仮称)は2016年4月頃の予定。
2014年11月08日未来検索ブラジルは10月19日、東京都・中野のイベントスペース「NAKANO F」にて、日本全国から集結したクラフトビールを飲み比べできるイベント「ご当地ビールオクトーバーフェスト」を開催する。同イベントでは、国内に限定した各地で話題のクラフトビールを約30種取りそろえ、普段はなかなか味わえないご当地ビールを一度に楽しめる。柑橘系の香りとクリアな苦味が特徴の「ペールエール(伊勢角屋麦酒)」、女性でも飲みやすい「小麦のビール(銀河高原ビール)」、フルーツビール「マスカットピルス瓶(宮下酒造)」、爽やかな飲み口の「キャプテンクロウ(オラホビール)」など貴重なビールが幅広くラインアップされているとのこと。同イベントは入場無料。ビールは1杯につき1コイン制を採用し、1コインを300円、4コインを1,000円で販売する。開催時間は12時から20時までを予定し、ビールがなくなり次第終了となる。
2014年10月14日10月1日は中国の建国記念日「国慶節」。7日間連休になるこの時期も、中国人観光客が多数日本を訪れている。そんな中、訪日予定の中国人の中で話題になっているのが、日本のソフトクリーム。中国版ツイッターの「ウェイボー」では、変わり種フレーバーや特大ソフトなどの情報が飛び交っている。○「京都に行ったら、必ず抹茶ソフト」中国のネットユーザーの間で、日本の定番ソフトクリームといえばやはり抹茶。「京都に行ったら、必ず抹茶ソフトを食べて、貸衣装で着物を着て記念写真を撮る!」「宇治に行く時間はないけど、神戸の辻利園支店でも抹茶製品をたくさん売っています。必ず食べるのは抹茶ソフト。味が濃厚で一番おいしいと思う」などというツイートが多数見られ、日本に度々旅行に来ているリピーターがお気に入りの店を見つけているほど、抹茶ソフトにこだわっていることがうかがわれる。さらに、「北京で親戚に薦められた抹茶ソフトを食べに行ったけど、京都の最も本場の抹茶ソフトに比べたらおいしくなかった……」と、日本の味を恋しがっているツイートもある。○ボリュームと手頃な値段が魅力また、「ウェイボー」で最近、最も話題になっているのは、東京・中野の商店街にあるソフトクリーム店「デイリーチコ」の特大ソフト。ストロベリー、チョコレート、モカ、バニラ、スイカ、ぶどう、抹茶、ラムネの8層で440円(税込)という。日本のあるネットニュースサイトが取り上げたこの「特大ソフト」のニュースを中国のネットニュースが紹介、それに中国のネットユーザーが食いついて、ウェイボーで多数関連ツイートがなされているのだ。「食べ終わったら舌がまっすぐになって動かないよね~」「こんなに安くてびっくり。超食べた~い」「国慶節に行こう!」などなど、そのボリュームと手頃な値段が中国ネットユーザーたちの注目を集めている。実際に食べた人からは、「全部食べきったら酔っ払った気分。半年はもうアイス食べなくていい」「味は結構薄め」などのコメントも見られるが、それでも多くの人が「絶対食べてみたい」としており、中国人にとって日本の新しいB級グルメスポットとして注目を集めそうだ。※本文と写真は関係ありません
2014年10月03日東京都中野区の「デイリーチコ」で提供している"特大ソフトクリーム"が話題となっている。○8種類のフレーバーが8段重ねになったソフトクリーム同店は、中野ブロードウェイ地下1階にあるソフトクリーム販売店。バニラやチョコなどの定番の味に加えて、紫いもやサイダーといった、季節や期間ごとに登場する様々な味が人気を呼んでいる。「特大ソフトクリーム」は、8種類のフレーバーが8段重ねになった、その名の通りの圧倒的なボリュームのアイスクリーム。味ももちろん、440円(税込)というリーズナブルな価格も見逃せない。同店ではソフトクリームのほかに、さぬきうどんの販売も行っている。所在地は、東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ B1F。営業時間10時~20時で、年中無休。
2014年09月29日8月25日に歌手デビュー30周年を迎えたサンプラザ中野くんの新著『サンプラザ中野くんの125歳まで楽しく生きる健幸大作戦』(1,000円/ファミマ・ドット・コム)が、ファミリーマートでの先行発売に続き、Amazonでも販売をスタートした。サンプラザ中野くんはロック歌手としてはもちろん、さまざまな食養生から西式甲田療法、ヨーロッパでは誰もが知る代替療法クラシカルホメオパシーにいたるまで、ありとあらゆる健康法の挑戦者・実践者としても知られる芸能界一の健康家。本書は雑誌『月刊宝島』(宝島社)で2005年から8年間にわたり連載していた健康コラムを1冊にまとめたもので、ベジタリアンのなかで最も厳しいとされるヴィーガンを標榜し、下着はふんどし、夜は何も敷かず板の間に就寝というまさにイタい暮らしぶりから、海外の健康食事情、独自リサーチによる健康法や医学の最新情報までを、書籍化にあたり大幅加筆のもと項目ごとに紹介。さらに「1日に青汁一杯で生きる奇跡の人」として知られる森美智代さんとの特別対談や、健康グッズやスイーツを紹介する書き下ろしコラム「サンプラザ中野くんのヘルシーなお気に入り」も収録している。「病気を治す」から「病気にならない」が重要となってきた昨今の新しい健康ブームにもぴったりの内容。面白くて、けっこう真剣。気軽に読めて、刺激大。健康が気になる、特に30歳以上必読の書となっている。
2014年09月04日リグロが運営する「シュラスコ&スポーツバーPaz.1(ぱずわん)」中野店はこのほど、「体に優しい夏野菜カレー」など3種の夏の新メニューを販売する。○カレーや豚のしょうが焼きが"おかわり自由"の新メニュー「体に優しい夏野菜カレー」(900円・税込)は、トマト・ピーマン・オクラ・カボチャなど、夏野菜の素揚げをトッピングした特製カレー。カロテン・ビタミンCをふんだんに含んだ旬の野菜で夏バテ予防にも効果が見込めるという。料金にはカレーおかわり自由・サラダバー食べ放題も含まれており、日頃野菜不足の人や女性にもうれしいメニューとなっている。「豚のしょうが焼きプレート」(800円・税込)は、毎月29日定例の「肉の日」イベントで好評を得たメニュー。今回、ユーザーからの要望に応えるかたちで、平日限定のレギュラーメニューとした。豚肉・玉ねぎ・しょうがの組み合わせは、疲労回復・夏バテ解消に効果があると言われている。上記の料金で、豚のしょうが焼きがおかわり自由となり、肉を食べてスタミナをアップしたい人にお勧めのメニューとなる。「ちょっと大人のカルーア氷」(350円・税込)は、カルーアリキュールを使った大人向けかき氷。氷と一緒に削った板チョコレートが、プチプチとした独特の食感のアクセントになっており、冷たい氷と、カルーア・チョコレート・バニラアイスのハーモニーを楽しめるという。ほかにも、各種フレーバーのかき氷を用意した。「体に優しい夏野菜カレー」と「豚のしょうが焼きプレート」は、ランチタイム(11時~14時30分)の提供、「ちょっと大人のカルーア氷」はカフェタイム(14時30分~17時)の提供。同店の所在地は、東京都中野区中野5-56-11 中野共英ビル 2階。
2014年08月11日中野ブロードウェイに7月10日、アートギャラリー「Gallery リトルハイ」がオープンする。22日まで初回展示として造形作家・小林和史の個展「小林和史 ムシウム(MUSISUM) ―造形昆虫思考―」が行われる。展示タイトルは「虫」と「アニミズム(万物に霊魂が宿っているという考え方)」を掛け合わせた造語。小林のライフワークでもある、1枚の紙からハサミによって即興で切り抜き立体に折り上げた、本物の虫も騙されたほどリアルな切紙虫たちを展示する。「人間が自然の一部でしかないとすれば、人間も昆虫も同じ存在。視点を変えて昆虫の立場になって人間界を眺めたってイイ訳で、僕は子供の頃からそうしている」と小林氏はコメント。小林はイッセイミヤケのデザイナーを経て独立。伊勢丹新宿店、メゾンエルメス、銀座ソニービル、六本木のリッツカールトンホテルなどで展示を行う。「自然」「身体性」をテーマとするコスチュームデザインや舞台、映像、CMなどのトータルデザインを手掛け、「U2」ギタリストのジ・エッジ(The Edge)や「ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」ギタリストのロン・ウッド(Ron Wood)も作品を所持。Gallery リトルハイは、国内外から年間800万人が来館するサブカルチャーの聖地・中野ブロードウェイに出店。誰もが気軽に立ち寄れる「路面店のアートギャラリー」として誕生した。主宰する小高均氏は、「中野ブロードウェイの来館者はモノに対する感度が高く、潜在的なアート需要があると思う」と話す。小さくてコンパクト(LITTLE)な空間で上質(HIGH)なアートに出合える「人とアートを結びつける企画&レンタルギャラリー」がコンセプト。【イベント情報】「小林和史 MUSISUM ―造形昆虫思考―」会場:Gallery リトルハイ住所:東京都中野区中野5-52-15ブロードウェイセンター4階会期:7月10 日から22日時間:12:00から19:00(最終日は17:00まで)休廊日:水曜日入場無料
2014年06月27日森永製菓は26日、「貴乃花の相撲教室! 」を貴乃花部屋(東京都中野区)で開催した。同社が行っている「エンゼルのつばさプロジェクト」の一環として行われたもの。当日は抽選で選ばれた25組50名の親子が参加し、子供たちは第65代横綱の貴乃花光司さん(貴乃花親方)の見守る中、部屋の力士らから特別稽古をつけてもらった。○子供たちの未来のために「エンゼルのつばさプロジェクト」は、日本の子供たちの未来を応援する取り組みで、2012年より実施している森永製菓のCSR活動(企業の社会的責任を果たす活動)のひとつ。人と人のきずなを大切にしたい時代に、子供たちの未来がもっと可能性あふれるものになるよう支援する活動を行っている。今回は「豪華コーチ陣と夢を見つける1日体験イベント」として、仲間とともに汗を流し、夢にぶつかっていくことの大切さを子供たちにわかりやすく知ってもらうことを目的としている。当日は貴乃花部屋の力士らがコーチとなり、実際に力士らが稽古をしている土俵の上で子供たちが相撲の「いろは」を学んでいった。女将(おかみ)の花田景子さんは「今日も朝5時からいつものように稽古をしていましたが、少し早く切り上げて皆さんをお招きする準備をしていました。はだしになって稽古をして、ケガのないように相撲を楽しんでいただければと思います」と子供たちを歓迎した。○相撲の動きをもとにした準備体操で「土俵入り」まずは準備体操からスタート。貴乃花部屋の力士・貴翔馬関らによって行われたのは、相撲の動きをベースにした「相撲体操」だ。相撲の型や四股などを取り入れており、大きく手を広げて目の前でパチンと拍手を打ち、足を高く上げて四股を踏むさまは、まるで土俵入りそのもの。「小さな力士」たちも懸命に足を上げ、見事な"土俵入り"を見せた。相撲体操は簡単そうに見える姿勢であっても、「かかとをしっかり地面につける」「つま先を真上にのばす」など、相撲として正しい姿勢を取ることによって筋肉がしっかり伸びる。少々つらい姿勢でも、子供たちは無邪気な笑顔を見せながら、力士の動きをしっかりとまねしていた。○勝っても負けても、まず礼儀続いて、力士を相手にした実際の取り組みが行われた。まずは相撲は真剣勝負だが、神様の前で行う神事でもあることを子供たちに説明。取り組みの前には「よろしくお願いします」、取り組み後には勝ち負けに関係なく「ありがとうございました」と礼を尽くすことを教えた。貴乃花親方が見守る中、子供たちは10倍近い体重差があるであろう力士にも果敢にぶつかっていく。力士に持ち上げられたり、グルグルと振り回されたりしつつも、最後にきちんとあいさつをするなど、しっかりと"相撲の心"を学び取っていたようだ。取り組みには子供たちだけでなく、お父さんも飛び入り参加。子供たちには白星を譲っても大人には譲れないのか、力士らは子供たちと同様に大人の体をもひょいと抱え上げ、土俵の外へと追いやった。その様子を見ていた子供たちの顔は笑顔でいっぱいだった。取り組み後は、通常の稽古後に毎回行われる力士同士のぶつかり稽古を見学。それまでとはうって変わった真剣な表情で、「バシン」と大きな音を立ててぶつかり合う力士らの迫力に、子供たちは目を丸くしていた。「(力士が)強かった」「楽しかった」と感想を述べ、相撲教室を堪能した様子だった。○貴乃花親方「土の感触を確かめてほしかった」貴乃花親方は「『将来、この中の誰かが相撲取りになってほしい』というよりも、子供たちがはだしで土の感触を確かめて、体を動かすことを楽しんでもらえたら」。土の上で素足で闘う相撲ならではの良さに、子供たちが満足していることを願っていた。また、「子供たちを見ていて、自分の子供時代を思い出して懐かしい気持ちになった」と、自らの幼少時代も思い出したという。イベント後には、貴乃花部屋特製のちゃんこ鍋を参加者全員で楽しんだ。力士を"体験"でき、特製ちゃんこ鍋もつつけた一日は、子供たちにとって忘れがたいものになったであろう。
2014年04月28日新宿区、杉並区、練馬区に囲まれた場所にある中野区は、住み心地の良い街として人気の高いエリア。中野駅から新宿駅まで中央線で最短4分という好立地にありながら、飲食店や衣料品店が軒を連ねる昔ながらの商店街が点在し、暮らしに密着した街として知られています。また、劇場やギャラリーが建ち並ぶ、東京きってのアートの街としての横顔も魅力のひとつでしょう。そんな中野区に、「銭湯の街」という一面があることをご存知でしょうか?中野区内には、個性豊かな銭湯がざっと20店以上存在するのです。中には、露天や薬湯を完備して、温泉地の名湯のような銭湯も。では、それらの魅力をご紹介しましょう!【さすがアートの街!?ユニークなタイル画が大迫力】・朝日湯広々とした浴室の壁には、太陽や水星、金星、地球など惑星が描かれ、見上げればそこは宇宙。八角形の天井屋根といい、お風呂全体が巨大な宇宙船のようです。・昭和湯現役の煙突が目印のこちらでは、壁いっぱいのダイナミックなチップタイル画が魅力。これぞ銭湯!という圧巻の眺めを堪能しながら、ゆったりお湯を楽しめます。【昭和の世界へタイムスリップ!?昔懐かしいレトロな湯】・千代の湯昭和26年創業。富士山のペンキ絵をはじめ番台、木桶など銭湯の基本がバッチリ揃っています。まるで映画の中のような、昭和の世界に浸ることができそうです。・旭湯千鳥派風、唐破風の屋根が趣のあるこちらには、なんと頭をすっぽり入れて乾かすお釜型ドライヤーが健在。ピカピカの木の床や見事な折り上げ格天井が雰囲気いっぱいです。【空を見上げてつかる、露天風呂で名湯気分を満喫】・高砂湯岩風呂作りの露天風呂では、アロエや抹茶グリーンなど日替わり薬湯が楽しめる上、季節ごとのイベントとして桜湯やゆず湯などがお目見えするのも嬉しいサービス。・一の湯駅からのアクセスが抜群で、タオルやアメニティが充実しているので残業帰りに手ぶらで立ち寄れます。露天のほかに、岩盤泉やミストサウナなど種類も豊富で、たっぷり楽しめます。このほかにも、中野区にはふらりと行ってみたい名物銭湯がたくさんあります。都心からのアクセス便利な中野区で、ぜひ、温泉気分を満喫してみて下さいね。
2014年03月12日テレビ番組でお笑い芸人を目にしない日はないほど、日本人にとって芸人はなじみ深い存在。しかし、熱心なお笑いファン以外はライブに行く機会はそうあるものでもなく、生で芸人のネタを見たことがない人も多いのでは? そこで今回は「間近で芸人を見たい! でも、ライブに行くほどでは……」という人にうってつけの店、「中野コメディエンヌ」を紹介しよう。○芸人の街、中野で触れる生の笑い若手芸人が数多く住む町として知られる東京都中野。JRと東京メトロが通る中野駅を降りて、中野通りを南へ進んでいくと、「日本初! 女芸人パブレストラン」の文字が流れるネオンの看板を目にする。その建物の地下に「当店はキャバクラではありません」と書かれたボードのかかった小洒落た趣のドアが。中に入ると「いらっしゃいませ」と威勢のいい声が飛んできて出迎えてくれたのは、もう見るからに"女芸人"という感じの個性豊かな女性たち。うん、確かに! よくも悪くも、確かにこりゃキャバクラじゃない!!「デブとブスとバージンばっかりでスンマセンなー。でもそれがお客さんにとっては新鮮みたいで、キャバクラ帰りのサラリーマンの方とかよく来てくれはるんよ。そっちじゃできないえげつない話なんかも、私たちはノリノリやから気つかわんでええみたいで」。現れたのは、関西のおばちゃん感MAX! 芸歴4年で下ネタ大好きのじゅんこBAN! BAN! さん!! 綾戸智恵さんのものまね芸を得意とする彼女は、役者を12年経験した後にそのマシンガントークが買われてお笑いへと転向したそうな。うん、しょっぱなから女芸人臭がハンパない!○期待の新人芸人53歳「家族置いて東京出てきちゃった」「私たちは相づちするだけじゃなくて、苦労話だっていくらでも聞いてあげられるしね。それにここは女芸人の卵の店。ショータイムがあって、1ステージ3~4組ずつ店の芸人がネタ見せするのよ。それは他の女の子の店じゃ考えられないでしょう? 」。こう話すのは、AKB48のコスチュームという実に若々しい格好をした芸歴2年目の期待の新人芸人・大木堂ゆばさん、53歳。復唱しますね。53歳!「元々、山梨で20年間主婦やってたんだけど、親戚にあのサンドウィッチマンの伊達くんがいてね。M-1優勝後に彼らのネタを見たらハマっちゃって、いても立ってもいられなくなって、家族を置いて東京出てきちゃった」。彼氏の家にアポなしで突然「来ちゃった」的なライトなノリだ、うん!「でも家で御三どんだけしてたころに比べたらとてつもなく幸せよ。やっぱりあのまま死にたくはなかったもの。日本全国のミドルエイジ女性に夢と希望と元気と笑いを与えるためにがんばっています」。それは何よりだけど、本当に人生って何が転機になるかわからないものだ。そのゆばさんの息子と同い年の22歳だというのが、女子サッカーの宮間あや選手の「こまかすぎて伝わらないものまね」が持ちネタの小口夏生さん。見た目は先に紹介した2人に比べてかなりフレッシュだけど、店でも夏生さんは若い方ですかね?「そうですね。私は小学生のころから芸人に憧れてたんで、高校卒業後すぐに芸人になりました。でも男芸人と違って、女芸人はOLなどの普通の仕事に就いてから転向する方が多いんで、この店でも20代後半から30代の方が多いんです。ゆばさんはぶっち切りですが(笑)」。だがその幅広い年齢層が、芸人の店然とした独特の雰囲気を醸し出しているのかもしれない。○芸を磨く女芸人の受け皿にしかし、そもそもどうしてこういう店をオープンしようと思ったのだろう。中野コメディエンヌのオーナーで自身も芸人である"牙一族の兄者"氏に聞いてみた。「芸人って、やっぱりそれだけで食べていけるのは一握りなんで、芸人としての仕事をしつつお金をそれなりに稼げる場所を作ってあげたいってことで始めたんですよ。ここではネタ見せができるので、芸も磨けますからね」。なんて良心的なコンセプト! オープンから5年足らずで約60人もの女芸人が所属していたのもうなずける。志だけでは腹は膨れぬ、そんな彼女たちの受け皿になっているようだ。しかも、舞台前にネタの感触を確かめられるなんて、芸人さんにとっては願ったりかなったりではなかろうか……なかろうかーーーッ!!「まあここでウケても、ライブで滑ることは多々あるけどね(笑)。ここはみんなお酒入ってるから空気があったかいんよ。でもキャバクラより楽しいって言って帰っていくお客さんも結構いるから、そういう言葉は本当にうれしいわね」(じゅんこBAN! BAN! さん)。○「マイナビニュースを見た! 」で激安になるぞ!!女芸人さんと会話を楽しむのもいいが、ここはパブレストラン。お通し付きの焼酎、ウィスキー飲み放題プランは90分男性4,980円・女性2,980円だが、ゆばちゃんが駅前で配っている店のティッシュを持っていけば50分で2,980円。更に「マイナビニュースを見た!! 」と言えば、60分2,980円でOKだという。これを利用しない手はないぞ!フードは別料金だが、こちらも充実している。「唐揚げピッチャー」(1,180円)はドデカイピッチャーにジューシーな唐揚げがギッシリ。「ロシアンたこ焼き」(1,180円)は8つのたこ焼きのどれかにわさびが入っているという、上島竜平師匠あたりと一緒に楽しみたいまさに芸人の店らしいメニューだ。飲んで食って笑って……このラインナップなら日々の憂いもすっ飛ばせるに違いない。○いよいよネタ見せタイム! 過去にはあのキンタローも在籍ということで、いよいよお待ちかねのショータイム! 小口夏生さんはなでしこJAPANの宮間あや選手のものまねを、大木堂ゆばさんは強烈な1人ショートコントを、じゅんこBAN! BAN! さんは綾戸智恵さんのものまねをそれぞれ舞台上で披露。うん……何か……何かすげぇ! 今ここで文章化しただけでは伝わりきらないんで、ネタの詳細に興味のある方はぜひ自分の目で確かめてもらいたいが、何かえも言われぬ空気感と勢いがビシビシと肌に突き刺さります!!「ゆくゆくはテレビで見るような芸人さんもここで定期的にネタやってもらうようにしたいとは思ってます。正直、彼女らのネタはまだまだ粗削りですけど、うちの一番のコンセプトはいつ売れるかわからない芸人さんに会えるということ。あのキンタローだってうちにいたんですからね」(牙一族の兄者氏)。今をときめくあのキンタローがこの店に!?これは第二、第三のキンタローを輩出する可能性だって全然否定できないぞ。「芸人って芸歴は関係なくて、しっかりと努力してればあとは運とタイミングなんです。今はオーディションとかで悔しい思いをしてますけど、いつか絶対に売れてみせますよ」(小口夏生さん)。……目がキラキラしていて、まぶしいくらいだ。いや、お笑いって誰が売れるか本当にわからない。がんばれ、絶対に売れてやれ! と心底彼女たちの今後の活躍を祈願し、笑いで満ちあふれるにぎやかな店を後にしたのだった。(文・A4studio武松佑季)
2014年02月20日東京都中野区本町の東京工芸大学中野キャンパス内、写大ギャラリーで、写真家・土門拳の写真展「"手"-写大ギャラリー土門拳コレクションより」が開催される。開催期間は1月20日~3月28日、10時~20時まで。入場無料。○土門拳の作品約40点を展示同展は「古寺巡礼」や「ヒロシマ」、「筑豊のこどもたち」などで知られる写真家・土門拳氏の作品より、「手」に着目して作品を展示する。土門氏は生涯をとおし、写真におけるリアリズムと日本の美を追求し続けた。ポートレートや庶民のスナップ、文楽などの伝統芸能、寺院・仏像などの中から、さまざまな「手」の表情をピックアップする。主な展示作品は「文楽吉田文五郎の手1940~1943年」、「出征日本赤十字病院東京麻布1941年頃」、「内職凧東京1954年」、「武者小路実篤東京都武蔵野市井の頭公園にて1954年頃」、「飛鳥寺金堂釈迦如来坐像右手1965年」など。
2014年01月23日サブカル文化の聖地として知られる「中野ブロードウェイ」。この複合ビルには、アニメグッズやホビーショップはもちろん、アパレルや飲食店、食料品店まで様々な店が軒を連ねている。今回は、初めて訪れる人でも気軽に買い物を楽しめる雑貨スポットを紹介。聖地ならではのショッピングを楽しんでみて。○「非オタク」も楽しめる基地JR中野駅北口を出て、駅前のサンモール商店街を抜けるとそこはサブカルチャーの発信基地「中野ブロードウェイ」。いわゆる“オタク”の聖地だと思っている人もいるはずだが、“非オタク”でも十分楽しめるスポットなのだ。ビル内には雑貨を扱う店やアパレルショップなども入っており、日常をちょっと楽しくしてくれるグッズが手に入る。他ではなかなか手に入らない物を置く店が多いので、気の利いたプレゼントをお探しの人にも最適だ。今回は、キャラもの雑貨をそろえる「BLOX2」、自主制作の本や雑貨、CDを販売している「タコシェ」、ヨーロッパ系のボードゲームや輸入雑貨の「ドロッセルマイヤーズ」の3店舗を紹介する。○オリジナリティーを追求した雑貨の宝庫“あまりないもの”“心にひっかかるもの”をテーマに、生活雑貨や文具、小物、衣類などを集めたセレクトショップが、「BLOX2」。独自の仕入れルートを持ち、オリジナリティーの強い品ぞろえを目指している。特に注目したいのが、手塚治虫や水木しげる、赤塚不二夫、藤子不二雄作品など、誰もが良く知る漫画やアニメのキャラクターグッズ。楳図かずお作品のプリントTシャツ(6,090円)は、同店でしか購入できない限定商品だ。ほかにも大人が使いやすいおしゃれなデザインのものがそろう。また、横尾忠則や中原淳一、岡本太郎、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングを始め、独特の作風を持つアーティストたちのグッズや和物雑貨、文具類も人気だ。●informationBLOX2(ブロックスツー)住所:中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3Fアクセス:JR中野駅北口より徒歩5分営業時間:11:00~21:00休み:なし○ふだんお目にかかれない作家たちの自主制作グッズ自主制作の本や雑貨、インディーズ系CD、映像作品、絵画など、なかなか一般流通に乗らないものを取り扱うショップ「タコシェ」。作家による渾身(こんしん)の作品が1万点近くそろうので、宝探し気分でお気に入りを見つけるのがオススメだ。雑貨はポストカードやしおりなど、アーティストのイラストがデザインされた紙ものが目立つ。しかし、時期によって様々なグッズが入荷するので、何度行っても飽きることなく楽しめそうだ。また、店内で展覧会やイベントを実施していることがあるので、そちらもチェックしてみよう。●informationタコシェ住所:中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3Fアクセス:JR中野駅北口より徒歩5分営業時間:12:00~20:00休み:年末年始○大人の好奇心をくすぐるヨーロッパ系アイテムヨーロッパ系のボードゲームやカードゲームを中心に、雑貨やタロットカードなどもそろう「ドロッセルマイヤーズ」。どこか謎めいた雰囲気を持つ同店のアイテムは、どうやって使うのか好奇心をくすぐられるものばかりだ。中でも同店オリジナルのカードゲーム「アダムとイブ」は、初心者にもおすすめ。2人のプレイヤー同士がお互いの考えを推察しながら遊ぶ協力型のゲームなので、相性診断の要素もある。ゲームに慣れたら、より難易度の高いルールで遊ぶこともでき、2セットそろえることで多人数プレーも可能だ。この他にも、多彩なアイテムがそろう同店。遊ばない時はインテリアとしてもオシャレなゲームや雑貨をぜひ手に取ってみて。●informationドロッセルマイヤーズ住所:中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3Fアクセス:JR中野駅北口より徒歩5分営業時間:12:00~20:00休み:水・木曜ここ以外にも、地下1階から4階まで、強烈な個性を放つ店が集まった「中野ブロードウェイ」。とにかくたくさんの店が並んでいるので、何度行っても新たな発見があるはずだ。まずはこの3店舗を起点に、じっくり歩いてお気に入りを発見してみるのもいいだろう。
2013年11月26日村上隆がプロデュースした初のカフェ「バー・ジンガロ(Bar Zingaro)」が、中野ブロードウェイ2階にオープンした。バー・ジンガロのテーマは「コーヒー」「カクテル」「アート」の3本柱。店内にはオーナー・村上隆によるアート作品の他、彼がセレクトしたアートも展示されている。現在展示されているのは、22日より中野ブロードウェイ4階の「Oz Zingaro」で「三人展」を行う陶芸作家の上田勇児、大谷工作室、熊谷幸治の作品。内装はノルウェーの首都オスロに本店を構え、東京にも出店するカフェ業界でグローバルに知られる「フグレン(Fuglen)」が手掛けた。コーヒーやエスプレッソを中心としたカフェメニューの他に、カクテルやビール、ワインなど酒類がラインナップ。パンやケーキなどの軽食も用意されている。今後は、現在中野ブロードウェイ内に4店舗展開しているギャラリー「Kaikai Zingaro」「Hidari Zingaro」「pixiv Zingaro」「Oz Zingaro」をつなげるコミュニケーションの場、イベントスペースとして展開していく考え。
2013年11月16日ヨーロッパなどの外国を旅すると、たくさんの人が生き生きと集い、新鮮で美味しそうな食べ物がいっぱいのマルシェを見かけることがよくありますよね。日本ではなかなか見られない光景ですが、今、東京・中野で「ナカノマルシェ」が行われています。「ナカノマルシェ」は、「IRODORI(彩り)」をテーマに、中野セントラルパークの洗練された空間と、中野四季の森公園の開放感の中で、色鮮やかな青果や花などが並ぶ、彩り豊かな都市型のヨーロッパの朝市をイメージしたマルシェ。さまざまなショップをはじめ、ワークショップなどのイベントもあって、とっても楽しそうです。マルシェゾーンには、毎日約20店舗が出店。新鮮な野菜や生花、天然酵母パンやこだわりのベーグル、心を癒すオーガニック雑貨やアロマグッズなど、品質だけでなく見た目もスタイリッシュなショップは、モデルの大桑マイミさんがセレクトしたものだそう。普段なかなかお目にかからないステキなものと出会える予感がしますね。また、開催中11時から22時まで(最終日は18時まで)、カフェ&バーゾーンも開設されます。日中、ランチやカフェとして利用した後、17時からはバータイムとして、 英国パブTHE FooTNiKのアルコールに合うお料理と共にビールやカクテルなどのドリンクを楽しんでは? バーゾーンの街路樹に飾られるLEDランタンの柔らかい光に包まれながら飲むビールは格別かも。さらに、6月1日、2日には、テレビや雑誌、書籍など、各種メディアで活躍する管理栄養士やフードコーディネーターが集うユニット「Love Table Labo.」が、食に関するワークショップを開催。ビューティ スープ&スムージーレッスンやワインテイスティング講座など魅力的な内容だけに、ぜひ参加してみたいところです。(当日11時から整理券を配布、参加費は1,000円)そして、このナカノマルシェはペットと一緒に参加も可能。6月1日、2日の週末には、ドッグゾーンが開設され、愛犬のしつけ教室(無料)や、愛犬撮影会(有料)が実施されるので、お散歩がてら立ち寄るのもよさそう。お買い物や食事を公園で楽しんで、いつもとは違う体験をすれば、すっかりリフレッシュできそうです。野外で過ごすのにぴったりの爽やかな季節だから、ぜひ足を運んでみては?・中野セントラルパーク マルシェイベント実行委員会 公式サイト
2013年05月31日小判ほしくないですか? 山吹色のずっしりした小判。人はどうも金色の物に弱いようです。この小判、いくらぐらいで買えるものでしょうか。中野ブロードウェイで『野崎コイン』を営んでいる社長の野崎茂雄さんにお話を伺いました。――「小判」はいくらぐらいで買えるものでしょうか?それはピンキリなんですが、一般的に入手しやすい小判というのは8種類ぐらいですね。一番安いのは「万延小判」で、10万円ぐらいからで買えます。――やはりそれぐらいはするものなんですね。本物の小判はそれぐらいからですね。レプリカとかニセモノだと安く買えるでしょうけれども。――鑑定書みたいなものは付いているのでしょうか。それは付いていたり付いていなかったりします。お店独自の鑑定書を付けたりすることもありますし。――鑑定書付きだと値段が上がったりするでしょうか?そうですねえ、5,000円-2万円ぐらい価格が上がるでしょうか。万延小判(通称:ひな小判)1860年発行縦35mm横20mm時代刻印はありません3.3g金品位:57.4%10万円~天保小判1837年発行縦60mm 横30mm裏面に「保」の刻印があります11.2g金品位:56.8%15万円-20万円文政小判1819年発行縦60mm横30mm裏面に「草文」(草書の文の字)の刻印があります13.07g金品位:55.9%15万円-20万円元文小判1736年発行縦65mm 横33mm裏面に「文」の刻印があります13g金品位:65.3%15万円-20万円享保小判1714年発行縦70mm 横35mm裏面に刻印はありません17.78g金品位:86.1%50万円-70万円宝永小判1710年発行縦60mm 横32mm裏面に「乾」の刻印があります9.34g金品位:83.4%150万円-200万円元禄小判1695年発行縦70mm横38mm裏面に「元」の刻印があります17.81g金品位:56.4%200万円-300万円慶長小判1601年発行縦70mm 横38mm裏面に刻印はなし17.73g金品位:85.7%100万円-150万円――最も高い値段はつく小判は何でしょうか?それは「佐渡小判」と呼ばれるものですね。「享保小判」なんですが裏面に「佐」の刻印が入っています。――それは佐渡で作られたということなんでしょうか?そうです。佐渡金山で作られたということです。大変に珍しい小判で希少価値がとても高いのです。――いくらぐらいするのでしょうか?500万円以上ですね。――流通量は少ないんでしょうね。野崎さんは実物をご覧になったことはありますか?ええありますよ。数年に1枚出てくることがありますね。――小判を買う時に注意することはありますか。本物の小判をほしいのであれば、やはりきちんとしたお店で購入した方がいいと思います。変に安すぎるものなどは注意すべきです。――小判の価格はそこに含まれている金の量と関係していますか?いえ、小判に含まれている地金の量というのはとても少ないんですよ。ですから小判の価値というのは「骨董的な価値」です。その小判の希少性と状態で価格がつきます。――なるほど。状態で注目するのはどんな点でしょうか。そうですね、例えば両替商が押した刻印の数が少ない方がいいですね。――両替商の刻印とは何ですか?両替商が両替をする時に、「これは本物」という意味で「自分の屋号」の印を押すんですよ。――それは知りませんでした。これがたくさんあるよりは少ない方がキレイですからね。美術的に価値が上がります。本物の小判は1枚で10万円くらいからとのこと。千両箱を一杯に! なんて夢のまた夢です。トホホ……。(谷門太@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日中野BC(和歌山県海南市)は、新酒の梅酒を楽しむ「中野梅酒 NOUVEAU(ヌーボー)」2012を12月14日から発売。東京都有楽町の和歌山県アンテナショップと同社ホームページ他で展開する。同社によると、梅酒の製造はウメの収穫期である6月に果実をお酒に漬け込み、半年後の12月に実を取り出し、蔵でさらに半年間熟成させるのが一般的であるという。このほど発売する「中野梅酒 NOUVEAU」は2012年6月の仕込み分で、たるからウメの実を取り出したばかりをヌーボーとして発売。梅酒ヌーボーの味と色を楽しめるよう、5年熟成のヴィンテージ梅酒の新商品「中野梅酒 AGED」2007と合わせ、「梅酒プレミアムセット 刻(とき)」として販売する。また、梅酒ヌーボーの解禁を記念し、東京駅前の「ホテル龍名館東京」内の日本料理店「花ごよみ 東京」で、同商品をグラスで販売するイベント「梅酒BAR」を開催。12月24日から2013年2月28日までで、ヌーボーの他、梅酒カクテル飲み放題(1,500円/2時間)も用意している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日「街コンドッと混む」を運営するTREE7は、12月22日、25歳(1987年生まれ)・26歳(1986年生まれ)限定の街コン「第1回タメコン 25-26 in中野」を、中野駅周辺(東京都中野区)で開催する。参加費用は、男性6,300円、女性4,200円。同街コンでは、”年齢”をしぼることで全員が同年代となり、仕事や趣味、好きだった音楽の話など、共通の話題で盛り上がることができるという。当日は、受け付けでリストバンドと地図を配布。最初の1店舗目は、各自指定の店舗に移動し、2店舗目以降は移動自由となる。行ける店舗数は無制限とのこと。開催時間は14時から17時30分(12時より受け付け開始)。申し込みは同性2名1組に限定しており、定員は男女各100名となる。なお、参加申し込みや詳細は、同街コン公式ページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日チューリッヒ保険(以下チューリッヒ)は、日本支店の本社機能を有する信濃町オフィスを、12月25日に東京都中野区の新オフィスビルに移転すると発表した。新本社住所:東京都中野区中野4丁目10番2号 中野セントラルパークサウス 16階 この移転は本社機能の全部門を一つのフロアに集約し、効率的な業務運営を実現するとともに、最新の防災機能を持つオフィスビルへ移転することにより、大規模災害時における事業継続をより確実に行える環境を整えることを目的として実施するもの。また、チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド(チューリッヒ生命)も同時に同オフィスフロアに移転する。チューリッヒは、顧客に信頼される保険会社であり続けるために、今後も「ケア」の精神と「イノベーション」の発想に基づき、顧客に価値のあるサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅に11日、新しい出入口・コンコースがオープンする。中野坂上交差点付近に加えて荻窪寄りにも出入口を設置し、利便性向上を図る。中野坂上駅は丸ノ内線の本線(池袋~荻窪間)と支線(中野坂上~方南町間)が分岐する駅で、都営大江戸線との乗換駅でもあり、東京メトロにおける昨年度の1日平均乗降人員は6万1,969人。既存の出入口は中野坂上交差点付近(丸ノ内線ホームの池袋寄り)にのみあり、平日朝ラッシュなど混雑が激しかった。新しい出入口は丸ノ内線ホームの荻窪寄りに設置。混雑緩和につながるだけでなく、東京メトロが火災対策として取り組む「ホームから地上までの二方向の避難経路」も確保され、より安全性の向上した駅となる。改札口とコンコースはホームより低層の地下3階に置かれる。ホーム階と改札階を結ぶエレベーターを2基設け、改札階と地上を結ぶエレベーターも1基設置して、エレベーターによるホームから地上までのルートを確保。出入口の階段に上り・下りのエスカレーターを計4基併設するなど、バリアフリーにも対応した。コンコースには多機能トイレも置かれる。東京メトロの駅では初めて、駅出入口と一体となった緑地スペースも設置。地下1階は緑地スペースからの明るい自然光が差し込むという。出入口と緑地スペースから外気を取り込み、コンコースにかけて自然の風で換気も行われる構造となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日酒造会社で機能性食品の研究・開発を手掛ける中野BCは23日、悪玉コレステロールを減少させるという熟す前の「青柿」の粉末を食品やサプリに使う業務用商材として発売した。同社は柿の中でも、特に未成熟な「青柿」に着目。2007年から、同社のリサーチセンター「食品科学研究所」と岐阜県生物工学研究所、(独)食品総合研究所と共同で機能性等の研究を進め、2009年に青柿に含まれる「タンニン」が、善玉コレステロール(HDL)を減らさずに、動脈硬化などを進行させる悪玉コレステロール(LDL)を減少させる効果を発見した。さらに2008年には、特許出願中の独自技術を考案し、青柿を「無味」の粉末にすることに成功。無味の粉末にしたことで、応用範囲が広がり、菓子などの食品やサプリメント等の商品化を検討することとなった。商品名は「パーシモンパウダー」で、これは柿の木や実を意味するパーシモンという英単語が由来とのこと。価格は100g 1,650円(送料別)、1kg 1万5,000円(送料込)。年間300kgの売り上げを目指すという。また同社は発売を前に、青柿の粉末を使用したスイーツの共同開発を高知県の菓子工房「コンセルト」に依頼。4月から「柿フィナンシェ」「柿と酒粕のサブレ」「わらび餅」の3商品を試験販売しており、健康になれる“機能性スイーツ”として、評判は上々だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日東大工学部建築学科出身・菊川怜が「身の引き締まる思い」7月からのフジTV「情報プレゼンターとくダネ!」(月~金曜午前8時より)の新キャスターに女優、菊川怜(34)が抜擢された。菊川の新たな採用は「とくダネ!」に出演中の中野美奈子アナウンサーが夫の海外赴任に同行するため、6月にフジTVを退社するため。初めての局アナ以外の採用「とくダネ!」のキャスター小倉智昭と共演する局アナ以外のキャスターは、放送開始以来、菊川が初めてとなる。菊川の起用理由中日スポーツによると、フジTVは菊川の起用について「論理的で一本筋が通った彼女に加わってもらうことで、“もう一つの視点”が番組に生まれると期待している」と、コメントし、菊川は「身の引き締まる思いをしております。まだまだ未熟で若いと思っていた私も、いつの間にか34歳になってしまいました。自分なりに感じたことや意見を積極的に発信して、これまでとは少し違う自分を見せることができればと思います」と、意欲を示している。また、スペシャル企画のリポートなども予定されているという。大学受験では東京大学理科一類の他、慶應義塾大学医学部、早稲田大学理工学部にも合格している才媛、菊川の新たな顔に期待したい。元の記事を読む
2012年05月15日生活を見直し、パートナーを支えたいフジテレビの人気女子アナ、中野美奈子アナウンサーが28日、この夏にも同局を退社すると発表した。現在、彼女が司会を務めている朝の情報番組「とくダネ!」の冒頭で自ら発表したもので、6月末で降板することにしたという。退社の理由としては、一昨年3月に結婚した整形外科医師の夫に海外赴任の予定があり、それに同行したいためという。これまで、時間が割けなかったが、これからはパートナーをゆっくりと支えていきたいと考えているようだ。新たな女性として輝ける一歩を夫の仕事も忙しく、共に過ごす時間がなかなか持てなかったという彼女。退社し、生活を見直して、専業主婦としてバックアップ側にまわる決意を固めたようだ。メディアから彼女の姿が消えるのは残念だが、海外に場所を変えても、専業主婦という立場となっても、彼女なりに新しいかたちで輝ける女性として生きていくことだろう。決断を受け止め、リスタートする中野アナをあたたかく見守り、応援したい。元の記事を読む
2012年03月29日セゾン投信代表取締役社長の中野晴啓氏がビジネスの最前線で活躍する人たちを招いて対談する「中野晴啓世界一周の旅」。弊誌では、ワールドインベスターズTVとの同時企画として展開している。その第三回となる「インド編」を今回は紹介したい。「中野晴啓世界一周の旅」は、セゾン投信のファンド「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の組み入れ先の国・地域の中で、その国・地域の専門家の方とその国の最新情報や真相について経済的な側面から語る対談コンテンツ。第一回は「アメリカ編」として、バンクオブニューヨークメロン証券 ヴァイスプレジデントの佐々木一成氏が、世界最大の経済大国の米国の政治・経済の現状や、その光と影の部分について、第二回は「香港編」として、ワールドインベスターズTV(WITV)総合プロデューサーの石田和靖氏が世界が香港に注目する理由について話した。今回は、日本有数のインデックス投資アドバイザーで、晋陽FPオフィス代表のカン・チュンド氏を招き、インド経済の力の源泉や、過去のインドと現在のインドの違い、投資対象としてのインドの魅力などについて、中野氏と語ってもらった。カン氏は、23歳の時にインドに滞在して以来、インドを何度も訪問し、昨年もニューデリーに行って過去と現在のインドを現実に体験している。その”インド通”のカン氏に中野氏は、インド経済の強みについて尋ねた。カン氏によると、インドは外資の積極導入ということで国を挙げて経済成長を実現しようという気運が高まったときに、何が一番強かったかというと、ソフトウェアだったという。例えば、米国企業のソフトウェアの外注先になったり、コールセンターのアウトソーシング先として、脚光を浴び始めたのが、経済成長のきっかけとなった。カン氏は、インドがこうしたIT産業を成長させる土壌について、「数学・算数に強い」ということと、「英語が話せる」という2点を指摘。インド政府は、教育こそが国民を高めていくことを自覚し、それこそが唯一の資源であるということを良く分かっていると述べた。また、インドは人口が多いため、激しい競争社会であるとも述べ、英語と数学・算数は競争社会を勝ち抜く上での必須条件であると話した。さらにカン氏はインドの強みについて、「今日より明日がよくなるという高揚感」を挙げ、実際にインドに行った実感として、「これから国と国民が豊かになるんだ」という明るさを感じたことを話した。『中野晴啓世界一周の旅「インド編(1)インド経済発展の理由」』の動画はこちら→「インド編」の第2回は、インドの成長の源泉になっている、算数、英語について、さらに深く話し合われた。カン氏は、インド人が算数に強いことを感じた場面として、物やサービスを購入する際、購入額に端数があった場合、必ずその端数の金額を求められたことを挙げた。例えば、1,050円の切符を買った場合、インド人は必ず50円を求めてくるという。さらに、9歳~10歳の子ども向けの算数ドリルを見せ、「52+36=□」という問題があった場合、その真下に「=□(答えの68は例として記載)+20」と書かれていて、足し算と同時に引き算の勉強もさせるようになっている例を示した。一つの問題で足し算と引き算をさせるこの問題について、これはすごい」とあらためてその教育方法に感嘆してみせた。また、同じドリルで、「one hundred and twenty」をアラビア数字で書かせる問題も挙げ、「このドリル一冊で算数と英語の両方を勉強できるようになっている」と説明。さらに、ドリルは全て英語で書かれていることも示した。カン氏はさらに、ニューデリーの若い人の間では、普段話すヒンディー語の中にも頻繁に英語の文章が出てくることを挙げて、英語がかなり普及していると述べた。英語が普及している要因としては、インドにはもともと数百あった言語が英国の植民地になることで、全土でコミュニケーションがとれるようになり、インド独立運動の遠因になったなどの歴史的背景もある。こうした話に対し中野氏は、「中国の発展のベースとは、かなりストーリーが違う」と話し、「日本とインドの経済的結びつきはそれほどでもないが?」とカン氏に問いかけると、カン氏は、日本の企業はもっとインドに積極的に進出すべきとの考えを述べた。インドには、二大財閥として「タタ」と「リライアンス」があり、また、ソフトウェア分野では、バンガローに本社を置くインフォシス・テクノロジーが巨大な存在感がある。インフォシス・テクノロジーは欧米からのソフトウェアの受注で発展してきた企業だが、カン氏によると、インフォシス・テクノロジーなどでは、カースト制度の枠を超えて優秀な人材を採用するといい、「まさに”インディアン・ドリーム”が存在する」として、現代のインドの新たな動きを説明した。『中野晴啓世界一周の旅「インド編(2)インド成長の基礎~算数、IT、そして英語~」』の動画はこちら→「インド編」の第3回では、中野氏が、昔のインドと今のインドとの違いについて、カン氏に尋ねた。カン氏は、23歳の時に初めてインドに行き、パキスタンとの国境地帯にあるジャイサルメールという城塞都市に滞在。道ではとにかく人よりも牛が優先で、女性はほとんどの人がサリーを着ていたという。生活は非常に質素で、泥で作った家が点在していたが、人々はゆったりと自然とともに暮らし、のどかな感じで、コカ・コーラはなかったという。だが今では、マクドナルドがインド全土にあり、宗教上の理由から、全ての宗教の人が食べることができるチキン・マックが一番人気。また、ベジタリアンのための野菜だけのマックであるベジマックも人気と述べた。また、昨年行ったニューデリーでは、若い人でサリーを着ている人はおらず、ジーンズをはいたり、化粧をしたりしていたという。車も多く、フォルクス・ワーゲンやベンツもあるが、マルチスズキの車がいたるところに見られる。車のほとんどは新車であることから、モータリゼーションが始まってから、それほど期間がたっていないことを表していることも述べた。中野氏が、スズキのインドでの存在感について言及すると、カン氏は、1980年代からスズキが進出して、長い時間をかけてインド全土に販売網を構築してきたと説明。別の見方をすれば、他の日本企業にとっても、潜在的なチャンスは数多くあると話した。インドのマイナスの面としては、他の新興国と同様、官僚主義が残っており、役人が許認可権を握っていたりするが、政府はその負の面を認識しており、状況は少しずつよくなってきていると述べた。また、中野氏は「インドの成長のポイント」について尋ねると、インド人の人口の半分が20代までで占められており、この人達が年齢を重ねるにしたがって、購買力がさらに増していくことを挙げた。中野氏がこの点について、他のBRICsと比較した場合のインドのアドバンテージであると総括し、「インドの未来は明るい。ぜひ皆さんも一度インドに行ってみては」と呼びかけていた。『中野晴啓世界一周の旅「インド編(3)インド今昔物語」』の動画はこちら→【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日中野製薬株式会社のグラマラスカール シリーズにヘアケアのシリーズが2月8日(水)新たに発売される。このシリーズは、独自の価値観で商品やサービスのコストと求める価値のバランスを厳しく判断する世代に向けつくられたライン。「翌朝の髪のまとまりやすさ」と「香り」に重点をおき、"使うたび触りたくなる髪へ"というコンセプトのもと、使用する方の視点をもっとも重要視した。種類は、「使うたびやわらかく触りたくなる髪へ導く<やわらかスタイル>」と「使うたびハリのある触りたくなる髪へ導く<ハリコシスタイル>の2タイプに分かれている。香りはシトラスをロータス、フリージア、ローズでまとめ『シトラス グリーン フローラル』の香り。ふんわりとした女性らしい香り。髪にふと触れた時、サラサラで軽くシャンプーの香りがするというのは男子がどきっとするシチュエーションの1つ。バレンタインに向け、ヘアケアにも力を入れて、突然触れられても、いい状態へして。お問い合わせ:中野製薬株式会社 tel.0120-07-5570公式サイト【商品詳細】<やわらかスタイル>グラマラスカール シャンプー やわらかスタイル100ml ¥840 / 500ml ¥2,730グラマラスカール リペアメント やわらかスタイル100ml ¥1,260 / 400ml ¥3,360<ハリコシスタイル>グラマラスカール シャンプー ハリコシスタイル100ml ¥840 / 500ml ¥2,730グラマラスカール リペアメント ハリコシスタイル100ml ¥1,260 / 400ml ¥3,360
2012年01月31日15秒から60秒という短い時間の間に企業イメージやブランド広告、商品の機能をアピールする「テレビコマーシャル」(以下、CM)の世界。私たちがテレビをつければすぐ見られるものだけに、より生活に密着した広告手段のひとつと言えるだろう。このCMディレクターという仕事は、クリエイティブな職種の中でも人気が高い。そこで東北新社で90年代からCMディレクターとして活躍する中野達仁氏に、CM制作の面白さや難しさ、そして同じ業界を目指そうとする若い世代へのアドバイスを聞いた。○ストイックなCM制作の現場東北新社は60年代からCM制作を手掛ける映像関連企業としては老舗の会社。その東北新社に中野氏が入社したのは1987年のこと。「とにかく音楽が好きで、音楽に関わる仕事がしたい」と思っていたそうで、いろいろ模索した上で"CM"という分野に行き着いたそうだ。「元々演奏するサイドになれるほどの才能もなかったんですが、やはりどんな形でも音楽の絡む仕事がしたかったんですよね。"音楽が絡んでイチから修行できるものは何なのか"と思ったときに『映像』がパッと浮かんで。若干ミーハーな気持ちでこの業界に入ってみたものの、当たり前ですが、いきなりCMなんか撮れないわけです。まずは、いろんな制作現場を回って技術を習得して、ようやくCMディレクターについてアシスタントとして動けるようになるんです。今もその体制は変わっておらず、新入社員は赤坂や新橋、白金といったオフィスを回って現場の作業をじっくりと見て習得するんです。そのため、実際に僕のところに新人が入ってくるのは入社後1年程経ってから。徒弟制度もあるので、ある意味"職人"の世界に近いですね。だからストイックな部分もすごく多いですよ」最初はなんとなくこの世界に入ったと語る中野氏。自分自身でも「なぜCMが面白いんだろう」と考えたこともあったそうだ。そんなとき、他業種の友人から言われた一言が、中野氏の疑問を払拭するきっかけになったという。「『CMは見たくなくても目に入ってしまうし目に留めるもの。それがきっかけで全国区で何かが動くってすごくダイナミックだよね』と言われたとき、確かにそうだと思ったんです。メディアとして考えると、ある意味で乱暴かもしれないけど、それが流行ったり言葉が残っていったり、上澄みを取ると"文化"と言えるものが得られるんだな、って改めて思ったんです。そこがやっぱりCMの面白さだし、自分が長くやり続けている理由だと思います」○時代にあった"普遍的なメッセージ"が求められている中野氏がCMディレクターとして手掛けた作品は、ベネッセコーポレーションの『たまごクラブ』、『ひよこクラブ』のシリーズやダイハツ工業の『タント』シリーズなど、いわゆるロングランCMが多い。その過程を中野氏は「子育てみたいなものですよね」と説明してくれた。「CMは商品の名刺を作るようなものだと思うんです。いちばん考えるのは、その商品の"らしさ"ですね。僕らの言葉で『シズル』と言うんですが、CM作りは『いちばんシズるやつ』が正解だと思っているので、それをずっと考えています。たまたまいくつかのロングランCMに携わっていますが、これは商品自体の核がしっかりあったからこそ。でもときどき、出会った瞬間に相性の良さが分かる商品やブランドがあって、そうすると商品力との相乗効果で長く続くCMになっていた……ってこともありますね」と謙遜する中野氏だが、その視点はいつも温かくヒューマニズムに溢れている。それが中野氏の個性となり、企業が指名する理由のひとつにもなっているのではないだろうか。そこで中野氏に最近注目しているCMを聞いてみた。すると、「普遍的なものを今の時代にフィットさせたCMはやっぱり面白い」との回答。昔からある企業スピリッツを今の時代にあえて出す。そして、その手法を現代にあったタッチにすることで、企業そのものの先進性と堅牢性という相反するふたつの面をうまく伝えているCMに着目しているそうだ。「秒数で言えばたった15秒でも、時代にピタリと合ったときに『力をもらった』とか『元気が出た』と印象を残せるCMってありますよね。そもそもブランド広告は、買ってもらうために作るのではなく好かれるために作っているんです。だからブランド広告はブランドの顔作りでもあるんですね。特に2011年は東日本大震災という企業活動にも影響を与える大きなことがありました。その影響かどうかは分かりませんが、CMで訴えかけるメッセージがこれまでの傾向だった"癒し"から"アドレナリンが出るもの"に変わってきたように感じます」もうひとつ、中野氏がこだわりを見せたのが「言葉のチョイス」だ。これは先に挙げたメッセージの出し方にも通じるが、「生きている言葉」にこだわった台詞やコピーを生み出すために現場で話し合いが持たれることも多いとのこと。「普遍的なメッセージを今届くやり方で伝えることが大切なんだと思います。伝えたいことがあるなら意味が通じないとダメですし、その言い方のモードを調整するダイアルも必要。CMの世界ではこれが両輪になって、言葉がチョイスされていくんでしょうね」○情報を入手して「何になるか」を明確にする中野氏は、東北新社が運営するクリエイター養成スクール「映像テクノアカデミア」にて「映像・広告クリエイター科」で講師を務めるという顔も持つ。そこで「これからCMディレクターを目指そうとする人に」というテーマでアドバイスをもらった。中野氏曰く「僕の若いころより細分化されて複雑になっているけど」と前置きした上で「自分のやりたいことをクリアにしておくこと」と教えてくれた。「たとえば"ディレクター"という職業ひとつとってもCMやWeb、PVなどがありますから、何を撮りたいか、目指すのかを考えることは重要ですよね。面白そうと興味を持ってもらえるのは大歓迎ですが、そこからもう少し踏み込んで、興味を持った分野を自分に近づける作業をすると良いんじゃないかなと思います。CMに限って言えば、"プレゼンの方法"も制作に欠かせない重要な要素になります。絵が描ければいいというものではないけど、自分のイメージを第三者に伝えるには絵コンテは重要になるので、描けないより描けた方が良いんです。また、CM制作は徹夜も多いですし、正直厳しい世界です。だから結局はどの職業にも通じる"好きこそものの上手なれ"に帰結するのではないでしょうか。加えて、CM制作のスタッフは熱意をもった人の集団なので、これから来てくれる人にもそういう熱意を持っていて欲しいし、どんどんアピールして欲しいですね」一見派手な世界にも見えるCMの世界だが、実際には長い修業時代を経て、ようやく一本立ちできるという職人の世界。それでも街にCMソングが溢れたり、たった15秒に心を動かされたりと、感情に訴えかける何かがあって、作り手として人の心が動いたときに「やって良かった」と思う瞬間があるという。「映像テクノアカデミア」では中野氏をはじめとした第一線のクリエイターに、その一端を紹介してもらえるスクール。一般参加可能なセミナーも多数行われているので、一度参加してみてはいかがだろうか。
2012年01月26日