男性用増毛商品専門店のMJOはこのほど、俳優の六平直政さんを新しい広告キャラクターに起用したと発表した。今回広告キャラクターとして起用したのは、TVドラマやバラエティー番組などで活躍する俳優の六平直政さん。同社の増毛商品を使用した六平さんの姿を公開し、今後新聞やウェブサイトなどで積極的に広告展開を行っていくという。同社では来店当日に持ち帰ることができる既製品の増毛商品「レディーメイド」(10万円~・税別)や、大きさ・毛量などのパターン化したパーツを組み合わせて作成する「セレクトオーダー」(20万円・税別)などを販売している。同社は「自然さにこだわったMJOの増毛商品で大変身した六平さんの姿にぜひご注目ください」とコメントしている。
2015年10月29日再来年(2017年)のNHK大河ドラマの主演を柴咲コウが務めることが決定!「おんな城主 直虎」というタイトルで、戦国時代に女性ながらに井伊家の城主となり、一族の繁栄の楚を築いた井伊直虎の生涯が描かれることが発表され、8月25日(火)に同局で会見が行われた。同じくNHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」や、民放のヒットドラマ「仁-JIN-」、「とんび」、「天皇の料理番」などで知られる森下佳子を脚本に迎えて製作されることも発表。井伊直虎は戦国の世の遠江(静岡県西部)の井伊家の女性当主で、一度は出家するも、当主となるべき男たちが次々と命を落としたことから還俗し、勇ましい男名の“直虎”を名乗り、当主として井伊家を率いて乱世の世を生き抜いていく。幕末の大老で知られる井伊直弼の先祖であり、天下人・徳川家康を支えた四天王の一人に数えられる井伊直政の養母でもある。大河ドラマでは来年、脚本・三谷幸喜×主演・堺雅人のコンビで真田幸村を主人公にした「真田丸」が放送されるが、本作はそれよりも少し前の時代となり、井伊家は今川義元、武田信玄、徳川家康ら戦国の雄たちに囲まれながらも戦国の世を渡っていく。柴咲さんにとっては大河ドラマはもちろん、NHKのドラマへの出演自体が初めて。会見に出席した柴咲さんは「お声を掛けていただいて喜ばしいです。他の(NHKの)作品に出てないのに、いきなり大河ということで驚きました」と偽らざる心情を明かす。世間的には井伊直虎という人物はほとんど知られておらず、柴咲さん自身もこれまで直虎のことを知らなかったというが「これから彼女の魅力を模索し、掴んでいきたい。しなやかな強さを持った人物になると思います。いまの日本のヒントになるような作品になると信じています」と意気込みを語った。NHKの岡本幸江チーフプロデューサーは柴咲さんの起用について「満を持しての初登場。“虎”の強さと美しさを併せ持っている。ご本人も虎っぽいというか、大型ネコ科動物っぽい(笑)」と理想のキャスティングであると語る。大河ドラマとしてこの時代を選んだことや女性主人公にした点について、岡江プロデューサーは「直虎という人物を描きたかった」とあくまで人物本位でこの直虎を主人公にしたと強調。脚本はまだできていないが、現状では柴咲さんは20歳から47歳までの直虎を演じることになる予定だという。柴咲さんは「男社会で女性として国を治めるというのは生半可な気持ちではできないし、逃げることもできない」と彼女が背負った重圧、重荷に思いをはせつつ「負けない強さが自分にあるかは疑問ですが(苦笑)、そういう心持ちでいたいという願望はあります!」と力強く語った。自身「勉強中」と語るが、茶道や着付けを以前から習っており、直虎自身が戦に出るということはなかったようだが「もしかしたら馬に乗ることはあるかもしれないので、お稽古が楽しみです」と時代劇ならではの準備も楽しみにしているよう。また柴咲さんは「キーワードは『直虎と4人の男』」と明かし「ロマンスもあるんです。女性が共感できる一途さが彼女にはあると思います」と笑顔で語っていた。「おんな城主 直虎」は2017年1月より放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日銀河劇場が企画したニュージェネレーションシリーズ第一弾、次世代クリエイター×若手舞台俳優による朗読劇。1週目の『春のめざめ』が好評のうちに幕を閉じ、2週目の『僕とあいつの関ヶ原』の稽古が佳境に入った。そこには、朗読劇の可能性が渦巻いていた。朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』チケット情報吉田恵里香の自身の小説に基づいたオリジナル脚本を、劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁が演出。若き世代ふたりの手による『僕とあいつの関ヶ原』は、ストーリーも斬新だ。テーマは、エンターテインメント作品に取り上げられることが少なかった関ヶ原の戦い。合戦そのものよりもそこに至るまでの心理劇のほうが実は面白いと、脚本には、武将たちのあまりにも人間くさすぎる姿が暴き出されている。稽古で繰り広げられていたのも、まさしくその感情のせめぎ合いだった。中屋敷の演出でいちばんにこだわっているように見えたのは、人物の関係性である。台詞のどの部分で立つか、座るか、舞台上をどう移動するか、細やかに指示を出していく。すると、誰が優位に立ち、誰が追い詰められているのかが一目瞭然となる。たとえば、そこには登場していない人物であっても、ひとりすっくと椅子の上に立ち上がることで、周囲を圧倒する人間であるということがはっきりとわかるのだ。それはまた、出番のあるなしにかかわらず全員が舞台に上がっている朗読劇だからこそできることでもある。ナレーターと会話する場面も即興で加えられた。普通の芝居ではできないことに果敢に挑み、楽しさが膨らんでいく。関ヶ原は、いわば、徳川家康と石田三成との戦いだ。その敵対するふたりを、三上真史がひとりで演じるのもユニークだ。中屋敷は、家康なのか三成なのかわからなくなる瞬間を、あえて作ろうとしている。染音という女性と島左近を演じる武田航平、井伊直政と大谷吉継を演じる玉城裕規、小早川秀秋と福島正則を演じる宮下雄也もしかり。敵味方の攻防がさらに面白くなる仕組みだ。そして、家康の四男・松平忠吉を演じる木戸邑弥が、戦いの要となっていく。俳優たちが使う舞台セットは3脚の長椅子だけだ。周囲には無造作に積まれた椅子がある。合戦の陣地を表すかのようなそれは、よく見ると、『春のめざめ』で舞台に並べられていた椅子たちだった。俳優も、木戸と武田は『春のめざめ』に続いての出演。シリーズとしてのつながりを感じさせる工夫もなされている。公演は12月14日(日)・15日(月)、東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:大内弓子
2014年12月10日滋賀県彦根城で光の祝祭、「ひこね夢灯路」が開催される。「ひこね夢灯路」の開催日は9月1日~12月2日まで。時間は18:00~21:00となる。ライトアップは天守、内濠の石垣、佐和口多聞櫓など、黒門~いろは松~表門橋~大手門橋~京橋にかけての彦根城一帯で行われる。夜に浮かぶ彦根城とともに紅葉の時期にはイロハモミジやナナカマドの色付く姿も鑑賞できる。ライトアップは平等院、金閣寺、銀閣寺、高台寺、また、六本木ヒルズクリスマスイルミネーションなどのライティングデザインを手がけた内原智史氏のプロデュースによる。彦根城は1622年に徳川四天王の一人、井伊直政の嫡男、井伊直継が築城した。築城にあたっては江戸幕府からの命令で12大名もの手伝い普請で工事が行われ、1603年に築城開始、1622年にほぼすべての工事が完了したと言われている。幕末、安政の大獄や桜田門外の変で知られる井伊直弼も藩主になるまで彦根城で過ごしている。明治期に入り廃城令が施行されて全国の城が取り壊される中、彦根城は破壊を免れ、築城時の様子を今に伝える貴重な建築物となっている。天守と附櫓は国宝に指定されており、佐和口多聞櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓、馬屋、太鼓門櫓は国の重要文化財。また、楽々園、玄宮園は国指定名勝だ。回遊式大名庭園、玄宮園では「ひこね夢灯路」と開催を同じくして「玄宮園で虫の声を聞く会」も開催される。ライトアップされた彦根城を見ながら、名月や虫の声を楽しめる。また、邦楽の演奏、よし笛の演奏もあり、江戸時代の風情を感じることができるみやびやかなイベントだ。「玄宮園で虫の声を聞く会」の開催日時は9月1日(土)~9月30日(日)、18:30~21:00となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日