ことわざと和菓子古来より言い伝えられている先人からの教えや教訓を短い文章で表現した句「ことわざ」。1,000年以上も前から使われているほど歴史があり、私たちの日常にも馴染んでいます。日本だけでなく、さまざな国で使われています。お饅頭やお団子など、身近にある和菓子を使ったことわざも多く、和菓子が日本の暮らしに深く根付いていることを表しているのでしょう。「木に餅がなる」「木に餅がなる」。話がうますぎるなど、実際にはありえないことを表現するときに使うことわざ。本来お米からできるお餅が木になっている様子に例えてユニークに表現しています。「棚からぼた餅」「棚からぼた餅」。棚から落ちたぼた餅が、そのまま口の中に入るように、「思いがけない幸運に恵まれる」という意味を表しています。なかなかない出来事に巡り会えたラッキーな状況を見事に表現しています。「絵に描いた餅」「絵に描いた餅」。餅は餅でも、絵に描いた餅を実際に食べることができないため、役に立たないもしくは、実現しそうにないもののことを表したことわざです。「雪隠で饅頭を食う」「雪隠で饅頭を食う」。今ではあまり使われることのない「雪隠」とは、お手洗いのこと。お手洗いに隠れて饅頭を食べることのように、人に隠れたところで自分だけいい思いをすることを意味しています。その絶妙な表現に、思わず「うまいっ!」と言いたくなる和菓子のことわざ。遊び心を織り交ぜて、ワンランク上の“大人の語彙力”を身につけましょう。
2017年04月06日京都市内の桜の開花時期に合わせて桜モチーフのフードやスイーツを展開するフェア「春のグランデリシャスフェア」が、京都髙島屋にて2017年3月15日(水)から4月18日(火)まで開催される。桜&旬の苺をあしらった春限定スイーツパリ発エクレア専門店「レクレール・ドゥ・ジェニ」からは、カスタードクリームベースに桜ペーストやホワイトチョコレートを加えた限定エクレア「さくら」が登場。桜餅のような風味を洋風菓子で味わえる。また、春が旬の味、“苺”をメインにあしらったスイーツにも注目。「ハナフル」からは、“あまおう”、“ゆめのか”、“白いちご”など3種の苺を食べ比べられるケーキセットが。「五感」からは、真っ赤に完熟した苺をピスタチオクリームと合わせたサクサクのパイが発売される。老舗京和菓子6店が“春の京都”をテーマにきんとんを創作老舗京和菓子6店が“春の京都”をテーマに創作したきんとんも、春らしいおすすめのスイーツ。若葉を思わせる緑とピンクがハーフになったきんとんや、小さな桜の花があしらわれたものなど、華やかな和菓子はどれも京都髙島屋限定品。お花見に持っていきたい華やかなグルメグルメには、お花見に持参したい華やかなお弁当や総菜が揃う。「北見世 寿し政」の「鯛とあさりの春ちらし」は、鯛や菜の花など春らしい食材をふんだんに用いた弁当で、京都髙島屋限定の商品だ。また、「サンドイッチハウス メルヘン」からは、関西のローカルソウルフード「紅生姜天」を挟んだユニークなサンドイッチが登場する。詳細春のグランデリシャスフェア期間:2017年3月15日(水)~4月18日(火)会場:京都髙島屋地階食料品フロア住所:京都府京都市下京区 四条通河原町西入真町52番地価格例:・レクレール・ドゥ・ジェニ さくら(1個) 594円・五感 完熟苺とピスタチオのパイ(1個) 486円※3月28日(火)までの販売。・ハナフル いちご品種の食べ比べケーキ(1セット/3個入) 1,620円※3月31日(金)までの販売。※その日の入荷によりいちごの品種は変わる場合有。・北見世 寿し政 鯛とあさりの春ちらし(1折) 1,296円・サンドイッチハウス メルヘン 紅生姜天サンド(1袋/2個入) 389円■3月15日(水)~4月4日(火)までの販売※販売日、限定数は店舗により異なる。・亀屋良長 うららか(1個) 400円・塩芳軒 野遊(1個) 454円・千本玉寿軒 花霞(1個) 432円・本家玉壽軒 都の春(1個) 368円・二條若狭屋 宵桜(1個) 432円・京都鶴屋 鶴壽庵 夢見草(1個) 486円
2017年03月19日和菓子店・ヒガシヤ(HIGASHIYA)の和菓子職人による「ヒガシヤギンザの節気餅」が、2月4日の正午から15時までヒガシヤギンザ店内にて開催される。桜の季節には「桜餅」、端午の節句には「柏餅」など、日本人の豊かな感性によって育まれた暦「二十四節気」にちなみ、季節ごとに職人によるつくりたての朝生菓子を提供しているヒガシヤ。今回の二十四節気では一年の始まりとなる“立春”にともない、黒豆と酒粕を使ったオリジナル朝生菓子「立春大福」を提供する。コクのある黒糖を効かせた黒豆餡を、酒粕を練り込んだ求肥で包み込んだ。価格は1個250円、4個(箱入)950円(各税込)。
2017年01月27日京都のショコラティエが集まるチョコレートフェスティバル「京ショコラあそび」が2017年1月18日(水)に開催される。京都のショコラティエとともに未来に続く京のチョコレート文化を発信すべく、2017年に誕生するチョコレートフェスティバル「京ショコラあそび」。第1回のテーマは、歌舞伎発祥の地、京都ならではの「こけら落とし」。5人のショコラティエによる「ハイカカオ×おやつスイーツ」をお題としたその日限りのスイーツを、京都の日本酒やワインなどのドリンクと共に味わえる。「京都北山マールブランシュ」のシェフ、南尚貴が提供するのはチョコレートパイ。だれもが小さな頃、口にしたことがあろう「チョコパイ」をフランスの伝統菓子である「フォレノワール」というケーキと組み合わせてアレンジ。チョコレート生地にサワーチェリーのキルシュ漬けとバタークリームをはさんだスイーツに仕上げている。一方で、京都祇園のショコラトリーマールブランシュ加加阿365のグランシェフ、藤田浩司がこのフェスティバルのために開発したのはカカオコロッケだ。お肉屋さんの揚げたてサクサクのコロッケを、ワインと相性のいい大人の贅沢なコロッケに。マッシュしたポテトにビーントゥカカオマスとコーンビーフをあわせた意外な組み合わせはここだけでしか味わえない。そのほか、京都・福知山に店舗を構える「洋菓子マウンテン」水野直己によるカカオオムレット、パティスリーカフェ「ASSEMBLAGES KAKIMOTO」のオーナー、垣本晃宏が作る「食べるショコラドリンク」など、「京ショコラあそび」のために開発された上品な新感覚のチョコレートスイーツが揃う。会場に選ばれたのは創業明治3年の料理旅館「鮒鶴 京都鴨川リゾート」。鴨川のせせらぎが聞こえる風情漂うその場所で、ギタリストの演奏とともにチョコレートを堪能できる。【開催概要】「京ショコラあそび」開催日:2017年1月18日(水)住所:京都府京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町180参加費:5,000円 ※100名限定。※現在チケットは「京ショコラ遊び」専用Facebookにて発売中。チケットにはショコラデザート5種類、フリードリンク(アルコールあり)が含まれる。■イベント参加ショコラティエ・垣本晃宏(丸太町「ASSEMBLAGES KAKIMOTO」オーナー)・津田励祐(御池「grains de vanille」オーナー)・水野直己(福知山「洋菓子マウンテン」オーナー)・藤田浩司(祇園「マールブランシュショコラトリー加加阿365」グランシェフ)・南尚貴(北山「洋菓子店京都北山マールブランシュ」シェフ)【問い合わせ先】京ショコラあそび実行委員会TEL:075-278-7177
2017年01月14日ヒガシヤ(HIGASHIYA)が、“チャーチル”サイズの葉巻に見立てた特製和菓子「HIGASHIYA HAMAKI 葉巻果(はまきか)」(5本/5,000円)を数量限定で1月13日より予約販売をする。「HIGASHIYA HAMAKI 葉巻果」は、様々な果実や木の実を蜂蜜で練り合わせ、朴葉で一本ずつ丁寧に巻くことで、まるで葉巻のような見た目に仕上げられたユニークな和菓子。朴葉の香りとともに、無花果やプルーン、レーズン、胡桃などの素材の風味も楽しむことができる。また、焼印と封印帯を施したオリジナルの特製桐箱入に収めて販売され、バレンタインなどの贈り物にも最適な逸品となっている。商品の受け取りは店頭、または配送にて、2月7日から14日まで。
2017年01月04日大塚呉服店からオリジナルきもの「花紋つなぎ」と、オリジナル京袋帯「マーブル」「キューブ」の新色が、2016年11月23日(水)に登場。きものは全店舗で、京袋帯は京都店限定で販売される。大塚呉服店は、1・3・5万円台のスリープライスで、日常のファッションとして楽しむ着物を提案している。京都店の4周年を記念して登場するオリジナルきもの「花紋つなぎ」は、伊勢型紙を使ってデザインされた古典柄。カラーは、淡く上品な藤色が女性の優雅さを感じさせる「パープル×ミント」と、よりポップな印象の「パープル×レッド」の2色で展開する。モダンな色味の「パープル×ミント」は、茶色や灰色といった渋みのある帯とも相性が良い。オリジナル京袋帯「マーブル」は、赤や青、紫を使った、不思議な色味で展開。また「キューブ」は、グレーや黒、イエローで展開し、より幾何学的でモダンな印象を強めた。どちらも京都店限定カラーだ。【詳細】大塚呉服店 京都店4周年記念アイテム発売日:2016年11月23日(水)◼︎アイテム・オリジナルきもの「花紋つなぎ」販売店舗:大塚呉服店 全店舗価格:38,000円+税カラー:パープル×ミント / レッド×ブルー・オリジナル京袋帯販売店舗:大塚呉服店 京都店価格:39,000円+税色柄:「マーブル」PU / 「キューブ」GY-WH【問い合わせ先】大塚呉服店京都TEL:075-533-0533
2016年11月24日とらや(TORAYA)から、2017年の干支「酉」や宮中歌会始のお題「野」をイメージした和菓子が登場。2016年11月20日(日)から順次展開される。「初鶏」は黒煉羊羹に“とさか”を思わせる紅煉羊羹を組み合わせた一品で、鶏が新たな年のはじまりを告げようとしている様子を表わした。また「干支パッケージ 小形羊羹」は、小倉や黒砂糖、抹茶を使用した羊羹を干支「酉」のパッケージに包んだもの。他にも、目とくちばしの焼印を押して、ひよこの顔を表わした薯蕷饅頭「まる笑み」や、夜明けを待つ鶏が穏やかに休んでいる様子をイメージした桃山製「のどかなとき」などが展開される。【詳細】とらや 干支「酉」をイメージした和菓子商品:・干支羊羹「初鶏」販売期間:2016年11月20日(日)〜2017年1月下旬(予定)販売店舗:全店価格:ハーフサイズ 1,944円 / 竹皮包 3,888円・干支パッケージ 小形羊羹販売期間:2016年11月20日(日)〜2017年1月上旬(予定)販売店舗:全店価格:各1本 260円 / 5本入 1,404円・のどかなとき販売期間:2016年12月16日(金)〜2017年1月15日(日)販売店舗:東京・京都地区の生菓子取扱店価格:1個 486円・まる笑み販売期間:2016年12月16日(金)〜2017年1月15日(日)販売店舗:東京・京都地区の生菓子取扱店価格:1個 486円※価格は全て税込
2016年10月24日和菓子店・ヒガシヤ(HIGASHIYA)が10月8日より、旬の栗を堪能できる羊羹を期間限定販売している。今回発売されるのは、国産の栗をまるごと贅沢に使用した「栗蒸羊羹」(1,500円)。渋皮付きの栗の甘露煮を特製の蒸羊羹とともに天然の竹皮に包み、じっくり丁寧に蒸し上げた。栗の風味と羊羹のほどよい甘さをもっちりとしたやわらかい食感とともに愉しむことができる。販売期間は、12月上旬までの予定。取り扱い店舗は、HIGASHIYA GINZA、HIGASHIYA man及び、HIGASHIYA オフィシャルサイト()にて。
2016年10月17日和菓子の老舗・名店の若旦那たちが“これからの新しい和菓子”を創作・提案するイベント「WAGASHI 若き匠たちの挑戦」を新宿髙島屋で開催。期間は、2016年9月21日(水)から9月27日(火)まで。いま、世代交代の時期を迎えている和菓子業界。新たなスタンダードを作るべく、若い世代の人たちにも愛される和菓子を企画・開発すべく、同イベントが企画された。テーマは「恋する和菓子」。新発想から生まれたここでしか味わえない“恋してもらえるような和菓子”を取り揃える。栃木の老舗「高林堂」の3代目によって生み出されたのは「和のマカロン」。栗マカロンとよもぎマカロンに挟まれたのは栗餡とよもぎのお餅。そして、芋マカロンと桜マカロンに挟まれたのは芋餡と桜餅。春と秋の四季を思わせる風味が口の中で溶け合う。静岡県の「巌邑堂」からは、和菓子に世界の恋の情景を映し出した「新撰和菓集」を。栗蒸し羊羹、さくら餅、柚と練り切り、抹茶わらび餅、それぞれが淡い恋心のような繊細な風味を届けてくれる。そのほか、愛知県の「亀屋芳広」や富山県の「引網香月堂」、山形県の「乃し梅本舗佐藤屋」などの老舗・名店が集い、それぞれに和菓子に“恋”を投影。今までみたことのないような組み合わせで生み出した、新たな味で私たちを楽しませてくれる。なお、実演で製作するおはぎや上生菓子、煎餅などを煎茶と共に食せるイートインコーナーも登場。その場で、職人にリクエストをした上生菓子や、焼きたての煎餅などを味わえる。【詳細】「WAGASHI 若き匠たちの挑戦」開催期間:2016年9月21日(水)~9月27日(火)場所:新宿髙島屋 地下1階食料品 特設会場住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2営業時間:10:00~20:00※イートインのラストオーダーは閉店30分前。出展店舗・価格:・高林堂「HALU とあき~つながらない季節の出逢い~」561円(2個入)・亀屋芳広「彩ころ」692円・引網香月堂「想(そう)」1,188円(3個入)・巌邑堂「新撰和菓集」1,674円(4個入)・田中屋せんべい総本家「La vie en rose」540円(1袋)・青柳正家「清甘露 栗」648円・乃し梅本舗佐藤屋「君ならで」(1本) 1,296円・彩雲堂「有明の月」432円・しろ平老舗「君を知り」756円・日の出楼「きらめき」(3個入) 972円・中央軒煎餅「みたらしおかき」(4本) 648円【問い合わせ先】新宿髙島屋TEL:03-5361-1111(代表)
2016年09月22日キリンビール横浜工場の操業90周年を記念し、「京急×キリンビール横浜工場 90周年記念ビール電車」を2016年10月14日(金)の夜に運行する。「京急×キリンビール横浜工場 90周年記念ビール電車」は、横浜駅を出発し、キリンビール横浜工場のある生麦駅で途中停車。そして、工場直送の生ビールを積み込んで、乗客に提供しながら京急川崎駅まで運行する。電車内では、「崎陽軒オリジナル弁当」やキリンビールおすすめのおつまみ類も用意される。また、横浜工場の工場長や醸造長とともにビールの作り方や歴史について語り合う企画も予定されているので、ビール好きには是非乗車してほしい。また、10月1日(土)にリニューアルオープンする横浜工場見学施設で「大人の夜の工場見学ツアー」も実施。今回のリニューアルによって、新たな映像技術などを導入し、来場者がこれまでよりも一層リアルに製造工程を体感できるようになったという。“金曜日の夜”を同僚や友人とを電車で楽しめる、これまでにないイベントとなりそうだ。【開催概要】「京急×キリンビール横浜工場 90周年記念ビール電車」開催日時:2016年10月14日(金) 18:30 ※横浜駅集合定員:先着80名(1組4名まで)対象:20歳以上運行区間:横浜駅発(18:49)~生麦駅~京急川崎駅~(大師線2往復)~京急川崎駅着(20:53)車内企画:横浜工場の工場長、醸造長との語り合い、横浜工場直送の生ビールの提供、ビールに合う「崎陽軒オリジナル弁当」&ビールに合うおつまみの提供、京急・キリングッズが当たるゲーム大会参加費:1人 3,000円(税込)応募方法:京急観光のホームページから先着受付(定員に達し次第終了)応募開始日時 2016年9月26日(月) 12:00~問い合わせ先:京急ご案内センターTEL:03-5789-8686/045-441-0999 (平日 9:00~19:00 土・日・祝日 9:00~17:00)※営業時間は変更になる場合あり。■キリン×京急オリジナル企画「大人の夜の工場見学」開催日時:2016年10月21日(金) 18:45~20:45定員:先着20名対象:20歳以上内容:通常は案内をしていない“夜の工場見学ツアー”を実施。・リニューアルオープンした横浜工場見学施設のツアー・レストランビアポートにて生ビールとお食事の提供参加費:無料応募方法:キリンビール横浜工場のホームページから先着受付(定員に達し次第終了)応募開始日時:2016年9月29日(木) 10:00※受付ページ内の情報公開は9月23日(金)から。問い合わせ先:キリンビール横浜工場 工場見学受付係TEL:045-503-8250(10:00~17:00 休館日を除く)※月曜日休館(祝日の場合は営業、次の平日が休館)
2016年09月17日ヒガシヤ(HIGASHIYA)では9月23日から11月中旬まで、期間限定和菓子「林檎とニッキの道明寺羹」(1,800円)を販売する。道明寺羹(どうみょうじかん)とは一般的に、錦玉(きんぎょく)などの寒天菓子に道明寺糒(どうみょうじほしい)を溶かし、型にはめたものをいう。今回発売される「林檎とニッキの道明寺羹」は、旬の時季に蜜漬けにした国産の林檎とニッキを合わせた季節限定の道明寺羹。林檎の甘みを引き立てるニッキの香りとともに、道明寺粉のもっちりとした食感が楽しめる一品となっている。また、パッケージも林檎を描いた限定仕様となっており、さりげない手土産や大切な人への贈り物にも最適だ。販売店舗はHIGASHIYA GINZA、HIGASHIYA man、HIGASHIYA オンラインショップにて。
2016年08月21日和菓子店・ヒガシヤ(HIGASHIYA)の和菓子職人による第4回「ヒガシヤギンザの節気餅」が、7月3日に東京・銀座のヒガシヤギンザで開催される。日本人の豊かな感性によって育まれた暦「二十四節気」にちなんだ、職人によるつくりたての朝生菓子を楽しむことができる同イベント。第1回では「豆大福」、第2回では「桜餅」、第3回では「柏餅」を提供してきた。4回目の開催となる今回は、五穀豊穣を祈る祭りであった七夕にちなんでオリジナルの朝生菓子「七夕餅」を提供。上品なこし餡を包んだやわらかな餅生地に実りに見立てた赤米を乗せ、神の依代とも言われる笹の葉で巻いて仕上げられた。【イベント情報】第4回「ヒガシヤギンザの節気餅」会場:ヒガシヤギンザ住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2階会期:7月3日時間:11:00~14:00料金:1個税込270円
2016年06月18日“珈琲と和菓子の出会い”という新しい食の楽しみ方を提案し、新しい日本の食文化を広めることを目的としたイベント「珈琲 和菓子展」が、6月16日(木)の和菓子の日の前日にあたる6月15日(水)に表参道ヒルズ本館B3Fスペースオーにて開催される。「珈琲 和菓子展」は、特設WEBサイト「珈琲 和菓子アワード2016」において紹介されている、全国を代表する和菓子が一堂に会するイベントだ。これらは全国の地方新聞社46社の協力により、珈琲に合う和菓子として選ばれたもので、会場内で展示されるほか、和菓子に合う珈琲「AGF〈煎〉」とともに、来場者に無料で提供され、和菓子ラヴァーをはじめ、スイーツに目がない女子には見逃せないイベントだ。(和菓子がなくなり次第終了となる)出展される和菓子には、「月寒あんぱん」(北海道・株式会社ほんま)、「かもめの玉子」(岩手・さいとう製菓)、「鳩サブレ―」(神奈川県・豊島屋)、「あんこたっぷり和菓子屋のどら焼」(三重県・井村屋)、「もみじ饅頭(こしあん)」(広島県・にしき堂 広島・光町本店)、「創作 生かるかん」(鹿児島県・徳重製菓 とらや)などなど、既にその和菓子のファンだという人もいるような全国各地を代表する銘菓がずらり揃った。提供される珈琲「AGF〈煎〉」は、日本の水に合うように、選び抜いた豆の特徴を引き出すこだわりの焙煎で仕上げられており、繊細な香りが特徴。珈琲と和菓子の新たな出会いが新鮮かも?行列必至だけど、ぜひ足を運んでみては?(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日コーヒーに合う和菓子の展示・試食イベント「珈琲♡和菓子展」が、2016年6月15日(水)、東京・表参道ヒルズで開催される。本イベントには、特設WEBサイト「珈琲♡和菓子アワード2016」において紹介している、全国を代表する和菓子が一堂に集結。会場に並ぶ和菓子は、和菓子界を代表する名菓ひよ子をはじめ、柏屋薄皮饅頭や隠れた逸品冬瓜漬まで様々だ。それぞれの和菓子は全国の地方新聞社46社の協力のもと、“コーヒーに合う和菓子”として選ばれたもので、会場内で展示されるほか、和菓子に合うコーヒー「AGF〈煎〉」とともに、来場者に無料で提供される。【開催概要】「珈琲♡和菓子展」開催日:2016年6月15日(水)場所:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10内容:和菓子の展示および試食(和菓子とそれに合う珈琲、AGF<煎>を無料で提供)入場料:無料※和菓子がなくなり次第終了。※混雑状況によっては入場制限を行う場合あり。
2016年06月10日6月16日の“和菓子の日”を記念して前日の6月15日に表参道ヒルズ本館地下3階のスペース オーにて、1日限定のイベント「珈琲 和菓子展」が開催される。“珈琲と和菓子の出会い”という新しい食の楽しみ方を提案する同イベント。会場には、特設ウェブサイト「珈琲 和菓子アワード2016」で紹介されている、全国の地方新聞社46社の協力により珈琲に合う和菓子として選ばれた和菓子が一堂に会する。当日は、和菓子に合う珈琲、AGF〈煎〉とともにこれらの和菓子を無料で提供する予定だ。出展店舗のラインアップは、和菓子界を代表する福岡・ひよ子本舗吉野堂の「名菓ひよ子」、柏屋薄皮饅頭、神奈川・豊島屋の「鳩サブレー」、愛媛・一六本舗の「一六タルト」、富山・中尾清月堂の「中餅(あたるもち)」や、隠れた逸品である沖縄・謝花きっぱん店の「冬瓜漬(とうがんづけ)」など。【イベント情報】「珈琲 和菓子展」会場:表参道ヒルズ本館地下3階 スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:6月15日時間:11:30~19:00入場無料※和菓子がなくなり次第終了。※混雑状況によっては入場制限を行う場合あり。
2016年06月09日和菓子というとちょっと堅いイメージがありますが、最近ではモダンでキュートな和菓子がいっぱいあります。見た目が可愛いのはもちろん、洋菓子の要素も備えた和菓子は手土産にもぴったり!そこで手土産に持って行っても喜ばれる、進化系和菓子を3つご紹介します。老舗が発信する、気軽に楽しめる可愛い和のおやつPhoto by にほんばしえいたろう日本橋に古くから続く和菓子舗「榮太樓總本鋪」からうまれた「にほんばし えいたろう」。和菓子をもっともっと気楽に親しんでもらいたいというコンセプト通り、キュートな和のパッケージに包まれていて、手土産にもぴったりです。中でもオススメは、パンケーキ風のスフレ生地で包まれた「ふわどら生クリーム」!今までのどら焼きとは違う、ふわふわのスフレ生地は、まさに新感覚の味わい。生地には、隠し味にリコッタチーズを加えて仕上げられているそう。ぺろりと食べられてしまうお手軽なサイズも、女子には嬉しいポイントです。食べるのがもったいない!可愛すぎる落雁Photo by UCHU wagashi干菓子を代表する「落雁」は、古くから伝わる日本の伝統和菓子。そんな落雁ですが、最近注目されているお店が京都「UCHU wagashi」。人をわくわくさせたり、しあわせにする和菓子をコンセプトにする「UCHU wagashi」の落雁は、伝統的な和三盆糖の風味と口どけを大事にし、いろいろな素材と組み合わせることで現代的な落雁を提案しています。味わいだけでなく、落雁のデザインもとっても現代風。ココアとバニラフレーバーで作られた「animal」落雁は、ハリネズミやカバなどの動物のカタチをしていて、見ているだけで楽しい気持ちに。大人から子どもまで喜んでもらえる「UCHU wagashi」の落雁。京都に行った際には是非手に入れたいお菓子です。伝統の「京あめ」が、スタイリッシュに進化!Photo by クロッシェ2013年にオープンした京あめ専門店「クロッシェ」。きらきらカラフルに光る美しい見た目と、伝統的で繊細な味わいで注目を集めています。「クロッシェ」の京あめは、ヨーロッパのあめの美しさの技術と日本で培われた味の技術を融合させたいとの思いから生まれているそう。カラフルな色にもすべて意味があり、その色の意味を伝える名前も、「クロッシェ」の京あめの特徴の一つです。京都本店限定商品で、フランス映画のタイトルを使った「シェルブールの雨傘」は、ブルーとピンクの美しいビジュアルで味は現代風なヨーグルト味。多彩な「クロッシェ」のフレーバー、色々味わってみたくなりますね。敷居が高い印象のある和菓子ですが、最近はもっと身近に楽しめる可愛い和菓子がいっぱい。ちょっとした手土産に、進化した和菓子を選んでみるのはいかがでしょうか。
2016年04月30日お花見をしながら、温かいお茶と和菓子をいただく。春の至福の時間ですよね。いまはコンビニにも大福やお団子などが売られているため、おやつに食べる人も多いのでは?しかし和菓子にも砂糖はたくさん使われているため、カロリーは気になるところ。そこで今回、管理栄養士の望月理恵子さんに「カロリーが高い和菓子トップ10」を伺いました。それぞれのカロリーは、すべて200gで算出していただいています。■10位:あんみつ(170kcal)比較的低カロリーのあんみつですが、黒蜜でカロリーが増します。白玉ではなく、寒天を使ったものだとカロリーダウンに。またクリームあんみつの場合は、250kcalと高カロリー。クリームを高脂肪のものではなく、低脂肪のものにすれば10kcalはカロリーカットできます。■9位:ようかん(260kcal)グラニュー糖がふんだんに使われているので、カロリーが高め。ようかんは重量が重く、軽く1口食べただけでも50gほどになります。小さく切って、ゆっくり味わって食べるようにしましょう。■8位:みたらし団子(394kcal)竹串に刺した団子に、醤油ベースの甘いタレを全体にかけたもの。1本は80gほどなので、1本では150kcal。砂糖、水あめでカロリーはあるものの、脂肪分としては少ないのが特徴です。またタレの量でもカロリーが左右されます。おいしいですが、何本も食べるのは控えましょう。■7位:大判焼き(445kcal)あんがたっぷり詰まった大判焼き。皮にも中身にも砂糖が使われているのでカロリーは高め。白あんやうぐいすあんにすれば、多少カロリーは抑えられます。ただし、チョコやクリームはさらに高カロリーになります。■6位:ぜんざい(446kcal)小豆を砂糖で煮て、そのなかに餅や白玉団子を入れたもの。砂糖をたくさん使っているため、高カロリーです。自作する場合は、砂糖の量を調整するとカロリーダウンが期待できます。■4位:たい焼き(464kcal)薄力粉、砂糖を使った皮のなかに、砂糖や小豆を使用したあんが詰まったたい焼き。1尾だけでも230kcalほどで、ご飯1膳分にもなります。定番のつぶあんではなく、バターを材料にしているカスタードやチョコなどを選べば、さらにハイカロリーになるので注意しましょう。■4位:最中(464kcal)同率4位が、薄い皮のなかにあんが詰まった最中。皮よりも、あんに砂糖く使われているので、あんの量が多いほどカロリーは高くなります。ずっしりしとあんが多いほど、その分カロリーアップに。■3位:大福(484kcal)たっぷりのあんを餅で包んだ大福はカロリー高め。持って軽いものを選ぶとカロリーを抑えられます。いちご大福の場合は、200gで364kcal。いちごが入っているぶん、あんが少ないため、大福よりもカロリー低めになります。一方、豆大福は494kcalでカロリーアップ。大福の周りにさらに豆がついているので、そのぶん微量にカロリー高めとなるのです。■2位:おはぎ(536kcal)おはぎは、主食となるお米に、あん、砂糖が入っているため当然高カロリー。1個100gほどの大き目のおはぎを食べるだけで、ご飯1膳分になります。きな粉やゴマをまぶしたものの方がカロリーは低めです。■1位:どら焼き(542kcal)堂々1位はドラえもんの大好物・どら焼きでした!いうまでもなく、丸く焼いた2枚の生地の間にあんを挟んだお菓子。200gでは542kcalと高カロリーですが、1個は70gなので170kcalほど。ふんわりとしているので、見た目よりはカロリー低めです。持ってふんわり軽いものを選べば、中身のあんが少ないため、そのぶんカロリーダウンに。ただし生クリームが入っているどら焼きだと、カロリーもアップし、200gで586kcalとなります。*どれも人気の和菓子には、スーパーやコンビニで見つけるとついつい手が伸びてしまいます。でも、食べすぎには注意したいところ。少しでもダイエットを意識するのなら、いくつも食べないようにセーブして、たい焼きや大判焼きなどは中身の種類にも気をつけたいですね。(文/椎名恵麻) 【取材協力】※健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。
2016年04月12日オプティムは3月24日、京急イーエックスイン(京急EXイン)が同日にオープンしたホテル「京急EXイン 秋葉原」の全客室に設置するホテル客室用タブレットで雑誌読み放題サービス「タブホ」の提供を開始した。タブホは「いつでも、どこでも、気軽に」をコンセプトとし、「人気雑誌読み放題サービス」や「ネットプリントサービス」など、タブレットやスマートフォンを活用できる雑誌読み放題サービス。京急EXインは客室用タブレットとしてMDM(Mobile Device Management)・PCマネジメントサービス「Optimal Biz」を採用し、ホテル全客室のタブレット端末を一元的に管理。また、オプションサービスである「Optimal Biz Gadget」を利用することで。ホテル独自のわかりやすくシンプルなタブレットのホーム画面を全客室の端末に設定できる。これにより、宿泊客がタブレット端末に不慣れな場合でも利用できるほか、Optimal Biz Gadgetにより、端末の設定へのアクセスを制御しているため、意図しない設定変更が行われないという。タブホを客室のタブレット端末で利用できることで同サービスの検索機能を活用し、宿泊客は観光地や話題の飲食店、おすすめスポットの情報が可能なため、旅をより楽しく充実したものにできるという。
2016年03月25日京浜急行電鉄、熊本県、熊本市は2月16日、共同で2月29日から京急線で「くまもと号」を運行すると発表した。「くまもと号」は、主に快特やウィング号に使用される2100形車両に、熊本県営業部長兼しあわせ部長「くまモン」と熊本市の「熊本城おもてなし武将隊」のデザインを外装に施し、車内も食、文化、自然や観光地などの熊本の魅力をPRするもの。2月29日から3月25日まで、阿蘇のあか牛や、生産量日本一のトマト、スイカなど赤くておいしい食材が豊富な熊本と、首都圏から日本各地への玄関口である、羽田空港への主要アクセスを担う"赤い電車"の京急電鉄が、熊本の魅力を首都圏でPRする「京急くまもとキャンペーン」の一環として、「くまもと号」を運行する。くまもと号の運行予定は、14時以降に「京急ご案内センター」に問い合わせるとわかるとのこと。
2016年02月17日厳しい寒さに身を縮めながらも、暦の上では春を迎えようとしている。伊勢丹新宿店の地下食品フロアでは、春の訪れにふさわしい、“桃の節句”にちなんだ和菓子をラインアップしている。桃の節句は、女の子らしいピンク色の桃菓子をイメージしやすいが、今年の伊勢丹新宿店では「春遊踏青」(しゅんゆうとうせい)をテーマに掲げ、草餅にフィーチャーしている。古来中国では、旧暦の3月3日を“上巳の日”といい、上巳の節句には春の訪れと健康な暮らしを喜び祝って、青草を踏んで野遊びをしたといわれる。桃の花が咲く時期と重なることから“桃の節句”とも呼ばれ、草餅や桃菓子など自然に由来する食べ物を口にして、自然の生命をもらうことで厄災を払うと考えられていたという。叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)からは、香り高いよもぎの入った近江羽二重のもち米で、大納言小豆のつぶ餡を包んだ「草の餅」(3個入り 税込648円)が登場。好みで黒豆きなこをふりかけて、アレンジもできる一品だ。向じま志”満ん草餅(じまんくさもち)は、「志”満ん草餅」が柔らかく香り豊かな草餅を、餡入り・餡なしの詰め合わせ(餡入り4個、餡なし3個、計7個入り 税込1,181円)で用意されている。かんらの「雪下よもぎ餅」(税込186円)は、山形県の出羽三山の山麓で摘み取ったよもぎが使用されている。鈴懸の「草餅」(税込195円)、笹屋伊織の「草餅」(税込270円)は、共に蛤の形で形成。また、見た目にも季節感を感じられる饅頭やムースを使った洋菓子、桃のお菓子も種類豊富に取りそろえ、売場はさらに賑わいが増している。若草や桃にちなんだ甘味で、一足早く春の到来が味わえそうだ。
2016年02月08日「清水三年坂美術館コレクション 細密美!明治のやきもの ~幻の京薩摩~」が16年1月2日から1月31日まで、京都・美術館「えき」KYOTOで開催される。京薩摩とは、かつてわずか数十年の間だけ京都で作られていた焼き物のこと。鹿児島で作られ海外で人気を博した本薩摩の流れを汲むもので、明治政府の輸出製品の花形だった。同展では、国内屈指の薩摩焼所蔵館である清水三年坂美術館所蔵の協力のもと、薩摩焼コレクションを一堂に展覧し、京薩摩の歴史や製造や絵付けの工程をパネルや実物を通して紹介する。なお、輸出用製品として作られた京薩摩は、同展の作品を含めほとんどが海外から買い戻されたものであり、一堂に揃う貴重な機会となっている。展示されるのは「花蝶図輸花皿」、「花鳥図花瓶」、「菊唐草図ティーセット」、「組輪文茶碗」、「鶴花人物図花瓶 一対」ほか。なお、16年1月9日には清水三年坂美術館館長の村田理如、16年1月16日には清水三年坂美術館特別研究員の松原史を招いたギャラリートークが開催される。時間は各日午前11時からと午後2時からで、各回約30分となっている。【イベント情報】「清水三年坂美術館コレクション 細密美!明治のやきもの ~幻の京薩摩~」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接会期:16年1月2日~1月31日休館日:会期中無休時間:10:00~20:00(ただし、2日、3日、13日は10:00~20:30)料金:一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円(優待料金は200円引き)
2016年01月01日野菜ジャーナリストとして取材している中で、未来に伝えたい、と感じる美味しい絶景に出会うことがあります。今回ご紹介したいのは、自然と人の知恵が作り出した天然の和菓子とも言える干し柿づくりの現場です。なかでも美しいことで知られる、山形県上山市にしかない「紅柿」の「柿のれん」が織りなす景色。その背景にあるストーリー、生産者さんに教えていただいた干し柿の意外な食べ方もご紹介しましょう。紅色鮮やか&とろける食感の「紅干し柿」干し柿は、先人が編み出した渋柿を美味しく食べるための知恵であり、保存法のひとつ。食べたことがあっても、地域によって柿の種類や作り方に個性があること、その背景に計り知れぬ手間がかかっていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。山形県上山市は晴天の日が多く、「蔵王おろし」という寒風が吹く、干し柿づくりに絶好の気候風土に恵まれた土地。その上山市でしか育たないと言われるのが「紅柿」です。名の通り、朱色がかった紅色が美しい柿で、葉も真っ赤に紅葉するのだそう。また、日本でも一、二とも言われる渋さをもつ渋柿で、その渋さゆえに干し柿にすると濃厚な甘さに。さらに繊維が細かいため、とろけるような食感で極上の干し柿として知られています。美しさの影にある、手仕事の結晶が「紅干し柿」11月末、「はせ」と呼ばれる干し柿専用の干し場に柿が連なる「柿のれん」が見られるタイミングに上山を訪れました。冠雪した蔵王を背景に、赤いカーテンが見渡す限り続く眺めはまさに絶景。でも近くで見ると、その繊細で途方もない仕事の凄みが迫ってきます。というのも、干し柿づくりは細かい作業と熟練の技の連続。まず柿は縄に吊るせるように軸をT字に切りながら収穫、ヘタを取り、皮をむきます。それを紐に連ねる「連作り」をして、屋外の「はせ」で2週間ほど天日干し。その後、室内の「むろ」に取り込んで湿度や温度を調整しながらさらに乾燥させます。ここが干し柿の味を決める、熟練技の見せどころなのだそう。その後、柿をもみほぐしながらタワシで磨き、「白粉(しらこ)」と呼ばれる糖分の結晶が出やすくします。白粉がふいたら結束作業をしてやっと完成です。「むろ」を見学させてくださった干し柿名人の北澤さんご夫妻は言います。「40年以上やっても毎年環境は変わるから、理想に近づけるためには硬さを確認して、火加減の調整をしたり、寝るヒマもないのよ」。皮をむいてからの約2ヶ月間は、つきっきりなのだそう。特に今年は寒くなるのが遅かったため、乾燥する前に傷んでしまった柿も多く、とりわけ苦労が多いご様子でした。 硬くなってからも楽しめる! 干し柿の意外なアレンジ術そんな「紅干し柿」もいよいよ12月中旬、完成の時を迎えます。やはり「できたてをそのままいただくのがイチバン!」だそうですが、産地ならではの「紅干し柿」アレンジ術も教えていただきました。▼硬くなってしまった干し柿を元に戻す裏ワザ!緑茶をかけて、20~30分ほど置いてから、お茶の水気をきり、冷蔵庫で冷やすと、柔らかな干し柿に。そこにきな粉をかければ、簡単和スイーツが完成です。▼刻んでサラダに 酢の物に硬くなった干し柿の良さを生かすなら、スライスして、食べる直前のサラダに和えてみましょう。他の食材やドレッシングの水分を程よく吸って、食べごろに。大根、酢と和えれば柿なますに。干し柿の甘さと酢のハーモニーは最高です。▼チョコレートとも相性抜群産地でも人気のアレンジは、「チョコとせんべいと干し柿と」。食べやすい大きさに切った干し柿と、割った煎餅を、湯煎した板チョコレートでまとめると、干し柿の甘さとせんべいの香ばしさが後を引く美味しさに。他に、「干し柿の洋風揚げ」という意外すぎる食べ方も。干し柿のヘタをとって、下半分に衣をつけて揚げ、食べる直前にマヨネーズをトッピングするのがポイントだとか。上山の気候風土、先人の知恵、寝る間も惜しむ苦労、それらが折り重なって初めてできる「紅干し柿」は、ドライフルーツというより、モノを加えず「こと」を重ねることで作り上げられた、珠玉の和菓子。苦労を知って大切にいただくことが、上山にしかない「紅干し柿」づくりの景色を絶やさない一歩につながるのでは、と思いました。みなさんも上山だけの冬の味覚、味わってみませんか?・「紅干し柿」のお取り寄せ先山形農業協同組合オンラインショップ 取材協力/・山形県上山市
2015年12月15日とらや 東京ミッドタウン店では12月2日から16年3月21日まで、“笑う”を切り口にした企画展「笑う和菓子」を開催する。日本人にとって身近な嗜好品であり、全国各地の風土や暮らしに合わせた多種多様な種類が存在する“和菓子”は、これまで様々な文学や芸能の世界でも取り上げられてきた。同展では、日本で江戸時代から受け継がれてきた笑いの芸能「古典落語」の中から、和菓子が登場する7席の噺と、各地から集めた愛らしく個性的な25種の和菓子を紹介する。また、同店では「笑う」にちなんだ和菓子として、にこやかに笑う福々しい女性の顔を表した仮面「おかめ」をモチーフにした餅製「幸笑み」(450円※12月29日から1月15日、3月1日から3月3日を除く) と、真ん中に愛らしい赤い点がつけられた真白い薯蕷饅頭「笑顔饅」(450円※12月29日から1月15日まで)の2点を販売。会期中には、立川談笑による落語会も開催される予定となっており、後日詳細がとらやのオフィシャルホームページにて告知される。【イベント情報】「笑う和菓子」会場:とらや 東京ミッドタウン店内 ギャラリー住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア地下1階会期:12月2日~16年3月21日時間:11:00~21:00(12月11日から25日は22:00まで、31日は19:00まで、2、3日は20:00まで)休館日:1月1日
2015年12月02日京商が展開する「samurai」シリーズより、「京商ミニカー samurai 1/12スケール トヨタ 2000GT」が11月18日より発売される(店舗により異なる)。価格は32,000円(税別)。「samurai」シリーズは、実直に、そして愚直なまでに、ものづくりを行ってきた"日本の名車"をテーマに、まるで「実車のようだ」ではなく、その製品を目の当たりにした誰もが「実車と錯覚した」という感覚を覚えるクオリティーを目指して再現されたミニカー。今回、1967年から1970年までトヨタ自動車で生産されていたスポーツカータイプの乗用車「トヨタ 2000GT」が模型化された。「京商ミニカー samurai 1/12スケール トヨタ 2000GT」は、ミニカーでは高い技術が必要とされるフロントフェンダーからフードへの流麗な曲線を見事に再現。さらに砲弾型のフェンダーミラー、七宝焼のエンブレム、メッキなどのディテールは光沢にまでこだわった本格的な質感に。インテリアはインパネの木目や計器類の細かな表記に至るまで詳細に作りこまれている。素材には、プロポーションの再現力だけでなく、塗装の美しさ、柔らかさを表現するためにダイキャストではなく(鋳物金型製造法)レジン(樹脂)を使用している。カラーバリエーションは「ペガサスホワイト」700台、「ソーラーレッド」300台を用意。開閉機構は用意されていないが、全長348mm×全幅133mm×全高97mmで重量1,830gと、ずっしりとした重量感を感じられる一品となっている。価格は32,000円(税別)で、11月18日より全国のミニカー販売店またはインターネット販売にて発売(店舗により異なる)。
2015年11月17日方言の代表格「京ことば」は、京都の雅やかな風情や情緒がにじみ出るもの。もちろん、その裏に隠された意味も奥深いものでした。その中から「京都検定」(anan編集部調べ)の問題を出題します。クイズ形式で学んでみましょう。(※編集部調べ)問:「おこしやす」「おいでやす」「おこしやしとくれやす」は、どれも「いらっしゃいませ」を意味する丁寧語。では、より丁寧度が高いものから順番に並べるとどうなる?答え:おこしやしとくれやす→おこしやす→おいでやす実は「おいでやす」と「おこしやす」には丁寧さレベルに少しだけ差があり、人やお店によっては使い分けている場合もあるそう。「おいでやす」よりも丁寧な表現にあたるのが「おこしやす」。さらに最上級敬語として存在するのが「おこしやしとくれやす」。奥深い…!問:関西で「ありがとう」を意味する「おおきに」。イントネーションは大阪と京都では同じ?それとも違う?答え:違う※大阪は抑揚がなく、京都は「おおきに」の「き」だけトーンが上がるところがポイント。また、京都のほうが柔らかく、大阪はハキハキとした印象を受ける人が多いよう。ただし、京都の「おおきに」を素直に「ありがとう」として受けとるのは注意。“NO”を意味する場合もあるとか…!?問:舞妓さんが晴れて芸妓さんになることを何と言う?A.髪替えB.下駄替えC.襟替え答え:C舞妓さんが芸妓になりお披露目をするときに、着物の襟をそれまでの赤襟から白襟に変えることから「襟替え」と呼ばれるようになった。また、髪型も自分の髪からカツラに。ちなみに芸妓を大きく分けると、主に踊る立方と、唄や三味線などの演奏を担当する地方の2つがある。※『anan』2015年11月4日号より。文・重信 綾 (C)Terraxplorer
2015年11月01日リクルートライフスタイルはこのたび、オンラインショッピングモール「ポンパレモール」にて、出店店舗向けに中国ECモール大手の京東集団傘下となる海外法人向けECモール「京東全球購 (JD Worldwide)」に出品できるスキームを、京東集団の日本国内パートナーであるユニベイトとともに構築した。これにより、ポンパレモールに出店している店舗は、初期費用と固定費が無料で京東全球購に出品できるようになる。出店店舗がポンパレモールに申し込みを行うと、それ以降の販売などの実務は、京東全球購の戦略パートナーとなるユニベイトと各店舗が直接にやり取りして進めていく。
2015年10月30日京急グループの京急ステーションコマースとかまわぬは10月21日より、「羽田空港国際線ターミナル駅開業5周年記念 駅名板手ぬぐい」(税込1,200円)を限定発売する。同商品は、「羽田空港国際線ターミナル駅」が21日に開業5周年を迎えることを記念して発売するもの。駅名の看板をモチーフとしたデザインを江戸の古典柄を現代に伝える手ぬぐい専門店であるかまわぬの手により、さらし木綿を素材に伝統の染め技法「注染(ちゅうせん)」を用い、熟練の職人が仕上げている。サイズは約33cm×90cm。10月21日6:00から250個限定で、セブン-イレブン京急ST羽田空港国際線ターミナル店にて発売する。
2015年10月16日持ち帰り鮨店「京樽」「すし三崎港」、江戸前鮨専門店「すし三崎丸」、回転寿司店「海鮮三崎港」などを展開する京樽は10月1日、毎年恒例となる京樽「懐石おせち」の予約受付を開始した。○開封してすぐ食べられるチルドおせち同商品は、お正月にふさわしい"味"と"華やかさ"を詰め合わせた「懐石おせち」。チルドおせちとなっており、開封してすぐ食べられる。今年は三段重の「縁(ゆかり)」「夢(ゆめ)」、一段重の「舞(まい)」に加え、昨年初めて販売し好評を得たという2名用の二段重「翔(しょう)」も用意した。懐石おせち「縁」は、三段重で全40品、4~5人前。家族との絆、人と人との結びつき、心と心が通い合う「縁」の大切さを名前に込めた。和の伝統を大切にし、飛躍を「洋」で斬新に重ね合わせた和洋四十品の懐石おせちとなる。価格は3万2,400円(税込)。懐石おせち「夢」は、三段重で全33品。4人前。縁起良きもの。おめでたきもの。家族の健康、作物の豊作、豊かな生活など、様々な願いを込めた三十三品の懐石おせちとなる。価格は2万1,600円(税込)。懐石おせち「舞」は、一段重。全26品で2~3人前。格式を重んじ、幸多き一年を願う、日本の変わらぬ伝統を詰め合わせた。自然からもらった素材を生かしたという、二十六品の懐石おせち。価格は1万6,200円(税込)。昨年登場した2人前の懐石おせち「翔」は、二段重で全26品。和洋を織り混ぜ、少量でもお正月を迎えるにふさわしく仕上げた二十六品の懐石おせちになっているとのこと。価格は1万9,440円(税込)。予約受付期間は、10月1日~12月26日。販売予定数に達し次第、順次予約受付を終了する。予約は、全国の京樽各店舗(京樽、すし三崎丸、海鮮三崎港ほか)、京樽ウェブサイト、おせち専用フリーダイヤルにて。商品受渡日は12月31日。京樽各店舗での予約分は、店頭での受け渡しまたは宅配での配送。店舗以外での予約分は、宅配での配送となる。宅配は、別途配送料(1個につき540円・税込)がかかる。
2015年10月01日伝統・継承・再生をテーマに、京都のおもてなしを古い蔵と中庭を望みながら味わえる京料理屋「居様/IZAMA」。8月からは、9種類の京のおばんざいが楽しめる新メニュー「九種のおばんざい御膳」が登場した。昨年3月にオープンした「居様/IZAMA」。空間デザインに建築家の永山祐子、家具製作に「ランドスケーププロダクツ」の中原慎一郎、プロデューサーにはカフェブームの立役者として数多くのブランドカフェを始め、「bills」や「堂島ホテル」など数々のホットスッポットを手掛けてきた中村貞裕、そして料理監修に日本料理の巨匠・神田川俊郎など6人のプロフェッショナルが参加。春夏秋冬と季節が変わるごとに表情を変える京の街とともに、医食同源の考えを元に、地元産のこだわりの食材を使った料理、京都ならではのおもてなしを表現した空間となっている。今回、新たに登場した「九種のおばんざい御膳」は、明治創業の老舗豆腐屋「平野屋」の豆腐を使った餡掛けなどが、和食器や小鉢に盛り付けられた見た目にも鮮やかなおばんざいが並ぶ。「平野屋」の豆腐は、北大路魯山人や白洲次郎も愛した豆腐で、防腐剤を一切使用せず、京都の地下水を使用して作られており、大豆の甘みを感じることができる独自の製法が特徴となっている。その他にも、夏の京地野菜に香り高い出汁を効かせたおばんざいやのど越し豊かなそばそうめんを楽しむことができる。【店舗情報】「居様/イザマ」住所:京都府京都市中京区新町通六角下六角町三六一番三井ガーデンホテル京都新町別邸イザマ時間:モーニング 6:30~10:00(L.O. 9:30):ランチ 11:30~14:00 (L.O.13:30):ディナー 17:30-22:00 (L.O.21:00)※定休日:なし
2015年08月12日NTTドコモは7月1日、ジオフェンシング技術を活用した鉄道に関する新たなサービスを考えるビジネスプランコンテストを、京急電鉄と協力して開催すると発表した。優秀作品については事業化の検討も行う。コンテストは、ドコモのジオフェンシング技術と、駅や電車、沿線情報を組み合わせることで、鉄道利用機会の創出や鉄道沿線の観光支援による地方活性化、および、インバウンドの観光支援に広くつながる新たなサービスの創出を目的としている。協業する両社の役割は、ドコモが一般からビジネスプランを募集し、集まったプランを京急電鉄と共に優秀作品の選考を行う。募集テーマは「Railway x ICT」。開催スケジュールは書類応募期間は8月3日~10日で、Webページにて応募を受け付ける。書類による一次審査の通過者は、9月18日(予定)プレゼンテーション審査を行いその場で優秀作品を決定する。優秀作品の表彰は事業化に向けての検討のほか、副賞として京急電鉄賞50万円、Wing賞30万円、けいきゅん賞20万円を用意する。応募は、法人および起業を予定する個人なら誰でも可能。ドコモのWebページで公開されているジオフェンシングAPIを活用したビジネスプランを提案し、アプリ等のデモを提示すること、提案したビジネスプランを事業として実現する意思があることといった条件がある。なお、ジオフェンシングとは、特定の場所にGPSやWi-Fi、ビーコンなどで仮想のフェンス(柵)を設けることで、対応するスマートフォンなどがそのフェンス内に入ったことを検知し、通知する技術。ドコモは、2015年6月より開発者向けにAPIを無償で提供している。
2015年07月03日