ディノス春の最新号2019年3月1日(金)、ディノスよりインテリア総合カタログ『dinos of LIFE(ディノス オブ ライフ)2019春号』が発行されました。北欧テイストの家具はいかが?最新号では自宅での食のシーンをグレードアップさせる、キッチン・ダイニング家具や調理家電が多く取り揃えられています。ウォルナット材の伸長式テーブルや、シンプルな天然木仕上げのローテーブルなど、家にいながらカフェ気分を味わえる北欧スタイル家具は要チェックです。また間仕切りキッチンカウンターには、ナチュラルブラウンが新登場。別売りのチェストやワゴンと組み合わせれば、自分だけのオリジナルカウンターが完成します。SNS映え必須のおしゃれ調理家電デザイン性の高い調理家電も多数登場。SNS映え間違いなしの「BRUNO オーバルホットプレート」は、平面プレート、たこ焼きプレート、鍋がセットになったマルチアイテム。置いておくだけでさまになる「BRUNO」らしいデザインと機能性の高さが組み合わさり、ホームパーティーなどで活躍すること間違いないでしょう。ディノスの最新号で、自宅カフェ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ディノス・セシールのプレスリリース※『dinos of LIFE(ディノス オブ ライフ)2019 春号』
2019年03月06日ガルバリウム鋼板で仕上げた三角屋根が印象的な松角さん夫妻の住まい。3人の子どもたちと暮らすこの家は、訪れた誰もを驚かせます。玄関扉を開けると、なんとバスケットコートがあるのです!■ 天井高6mのバスケットコートを住まいの真ん中に!住まいの中心にあるバスケットコートは、実際のサイズの4分の1弱。2階まで吹き抜けた空間は天井高6mと開放的です。壁には本物のゴールリングが設置されています。「ボンッ、ボンッ」とボールが弾む音を聞いていると、まるで本当に体育館にいるかのよう。夫は、大学バスケ部の監督。新築を決めたときイメージしたのが、「広いリビングとバスケのリング」でした。設計を担当した小泉秀一郎さんは、大胆にも家の中にバスケットコートがあるプランを提案。吹き抜けのコートの左右に部室のように部屋が配され、壁には有孔ボードと、まるで小さな体育館のような家が生まれました。ラワン合板の壁も体育館らしさを盛り上げます。床の仕上げはカバ桜の無垢材で、白いラインは自分たちで引きました。■ 家族の未来を豊かにしてくれる場所夫は仕事で帰宅が遅めですが、毎朝、必ずこのコートで子どもたちと過ごしています。早起きして長男はバスケ、長女は練習しているダンスを見せてくれます。4歳の次男もパパと遊びたくて、早起きして加わるそう。「時間は短くても、子どもとじっくり向き合えるようになりました。成長するにつれ、ますます重要な場になると思います」と夫。北側のダイニングキッチンとの間はメタル製のフェンスで仕切ることができ、ここを閉めて子どもたちがコートで遊ぶ様子を見ながらママ友とお茶を飲むこともあるのだそう。フェンスを開けるとDKとコートが一体に。友人や親戚など人が集まることが多い松角邸では、この広々とした空間が大活躍しています。キッチンやダイニングにいても、子どもと自然にコミュニケーションが取れますね。■ コートを囲む空間にも魅力がいっぱい!ダイニングのテーブルは、間柱とスチールの脚を組み合わせた小泉設計室オリジナルのシステム家具。壁側には下部が収納になった奥行き65cmと深いベンチを置き、上部に棚を設置して収納もしっかり確保しています。キッチンはサンワカンパニーと無印良品がコラボした「MUJI+KITCHEN」に。背面の収納棚は、無印良品のユニットシェルフを間柱を使ってカスタマイズしたものです。各室の扉のマークも小泉設計室がデザインしました。洗面室はシンプルなカウンターに、洗髪もできる大きめの洗面ボウルを設置しています。階段の両側に並ぶ扉は体育館にある部室のような雰囲気ですが、扉のひとつを開けるとトイレになっています。室内は奥行きが深く、上部の窓から光が降り注いでいます。コートを見下ろすように配された2階の廊下は観覧席のような雰囲気。壁面いっぱいに配置した棚は、壁や天井のクロスの色を合わせてぴったりと収めているので造作したかのようですが、意外にもIKEAの棚を活用しています。こちらは潔くコンパクトにした2階の個室。窓を上部に配置してプライバシーを守りつつ、光を取り込んでいます。階段は壁にボルダリングのホールドを設置していて、どこでも運動ができるようになっています。こちらの外観からは、想像がつかないような遊び場がたくさん設けられている松角さんの家。取材中も、家じゅうが遊び場から、子どもたちの笑い声が響いていました。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年10月号」を参考にしてみてくださいね。設計/小泉秀一郎(小泉設計室)撮影/松井 進住まいの設計2018年10月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】編集部がオススメ!あなたの「好き」を実現する家、教えます。 【第二特集】使いやすい。片付けしやすい。楽しい。そんなキッチンと暮らしませんか?
2019年03月06日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 不思議なキモチになる場所2月もあちらこちらに行ってました。三重県尾鷲市の小さな漁村。入り江の集落に古家を買ってセルフでリフォームしながら、友人たちと遊び場(隠れ家?)をつくった人の取材とか。漁村の集落って時間の流れた方がまるで違いますね。自然の流れに逆らわないってかんじ。不思議なキモチになる場所でした。3月15日発売の『住まいの設計4月号』でご紹介します。■ パナソニックさんの滋賀・草津工場へ先日はパナソニックさんの滋賀・草津工場へ。知ってはいるけど、でも詳細はもやもやしていていまいちよくわからない(かもしれない)エネファーム。雑誌的にいうと、わかったような気はするんだけど、説明できるほどには分かっていないということなんです。その最新バージョンと工場見学がセットで勉強できるおトクな発表会でした。エネファームというのは、どうやら給湯器の最上位機能を備えたものと解釈すればいいらしい。給湯器って言われた途端、エネファームが身近なものに感じられるから不思議です。すごく大雑把に言えば、給湯器でガスを使用するときのロス熱を使って発電できるし、お湯も沸かせるというわけ。その詳細はさておき、ちょっともやもやが晴れました。「住まいの設計」でもあらためてご紹介しようと思います。■ 外構と一体化したデザインのカーポート一昨日は三協アルミ社さんの発表会へ。U.スタイル アゼストという、新しいカーポートが発売になるそうです。東京あたりでは車に乗る人もカーポートをつける家も少なくなっているようですけれど、近年の気象状況を概観する限り、車もきっちり守りたいですよね。もちろんデザインもチョー大切。こんな外構と一体化したデザインのカーポートなら、家の外観とのバランスもいいんじゃないでしょうか。バランスだけでなく、自由度の高い設計になっているから、便利で快適な生活にも役立つそうです。カーポートは後からつければいいというものではなく、プランニングの段階から具体的に考えておきたいですよね。
2019年03月03日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 人工芝が赤ちゃんゲート代わり!?名古屋にて、お宅撮影がありました。リノキューブさんの施工例です。マンションの1階なのでひろーいお庭付きで日当りも良く、とっても気持ちのいいお宅でした。LDKの壁にどーんと大谷石が!きれいだし、空気的?にも良さそうですよね。キッチンの入り口に人工芝が置かれていて、なんだろ?と思ったら、1歳男児がいま一番コワイものが芝なんだとか。赤ちゃんゲート代わりに置いてるそうです。なんか可愛い。モンキーツリーという姿の良い植物や、カリモクニュースタンダードの家具(テレビボードとローテーブルがそうです)など、さりげなくオシャレなものが取り入れられていて、その分量と配置がデキる!って感じでした。
2019年03月02日2歳、3歳、5歳。まさに遊びざかりの子どもたち3人と暮らす吉川さん夫妻が家づくりをスタートしたのは2年前のこと。夫は現役保育士、妻も元保育士という夫妻が思い描いたコンセプトは「家族みんなが遊べる家」です。そしてできたのが、大きな「ハコ」を子どもたちの居場所にした家。そんな遊び心いっぱいの空間をご紹介しましょう。■ 子どもたちの自由な発想で空間の使い方を変えられる!「サイトを見て、面白い家をつくってくれそうだと直感して」と、設計は村井之俊さん+村井藍さんのユニットに依頼。設計にあたり、夫妻は「村井さんと一緒に子育てについてたくさん話をしました」と振り返ります。そうして完成した2階建ての住まいは、1階にLDKと水まわり、2階に子ども室と寝室を配置したプランです。なかでもユニークなのが2階の子ども室。約18畳の広い空間に、木製の大きな「ハコ」が3つ置かれているのです。「ハコは1人1つ。中はベッドで、ハコごと自在に移動できます」と村井之俊さん。ハコはキャスターつきなので自由にレイアウトを変えられるうえ、壁に大小の穴が開いていて、くぐったりハコからハコへと移動したり、子どもの遊び場としても大活躍。ハコの配置や並び順によって、子どもたち自身で空間の使い方を決められるというわけなのです。ハコは合板のラフな表情をそのまま生かして。3人の子どもたちは、みんなハコが大好き。「自分の場所」ができたのがうれしくて、夜はきちんとそれぞれのベッドで眠るようになったそう。「ハコの上からベッドに飛び降りるなど、体を動かせるのもいいですね」と妻。壁面にハコを縦置きすると、それぞれの開口が向かい合うのでにぎやかに。将来は柱の位置で間仕切りをつければ、小さな個室が3つできるプランです。さらに反対側の壁面には、造り付け収納と机が3つ並んでいます。机と収納の上部を階段のように上がればロフトに上がれる仕掛けで、家の中なのにアスレチック感覚!ロフトは夫の書斎スペースで、なんと夫は南西側のボルダリング仕様の壁から上り下りしているそう。2階の子ども室を見守れるよう、ロフトに壁は設置していません。■ 遊び場に団らんに、多彩に使える土間LDK1階のLDKにも、子どもが上って行き来できる全長9mの壁面収納が。この棚の上は、遊ぶのにもぴったりのスペースです。きょうだいのお出かけグッズが、1人ずつ整理して置かれているのもかわいい。広いキッチンは右奥に容量たっぷりのパントリーを配置し、見える場所はスッキリ収めています。そしてリビング脇には、アールのついた広い土間!外のデッキと合わせて庭のように使えるうえ、キッチンからも目が届きやすいので子どもの遊び場にも安心です。「土間は丸いので、来客時に何人も段差に腰掛けられて重宝します。子どもだけでなく大人も楽しめる家ですね」と夫妻。遊び心あふれる住まいですが、外観は黒い箱のようにシンプルに。外壁には彫りの深いガルバリウムスパンドレルを採用し、道路側はプライバシーに配慮して開口を少なくしています。子どもはもちろん、大人も毎日が楽しくなる住まいです。まさに子どもにとっては、家全体が遊び場のような吉川さん邸。取材中、ずっと3人の子どもたちのはしゃぐ声が聞こえていたのが印象的でした。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年10月号」も参考にしてみてくださいね。設計/村井之俊+村井 藍(アトリエ奏建築設計事務所)撮影/伊藤美香子住まいの設計2018年10月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】編集部がオススメ!あなたの「好き」を実現する家、教えます。 【第二特集】使いやすい。片付けしやすい。楽しい。そんなキッチンと暮らしませんか?
2019年03月01日Oさんは、主に本の装丁を手掛けるグラフィックデザイナー。公私ともに膨大な本を所蔵しており、「象徴的な本棚」が欲しかったといいます。「設計の労力の8割方をこれにかけた気がします(笑)」と設計をした関本竜太さん。「象徴的な本棚」……。それは、3層吹き抜けの壁一面に造られた、迫力に満ちた本棚となりました。■ 本への愛が詰まったダイナミックな本棚絵本の中から抜け出してきたような愛らしい佇まいの家、こちらが東京に建つOさん家族の住まいです。切妻屋根にドアと四角い窓があるだけのシンプルな外観は夫の希望だったそうです。外から見ると小さな家ですが、一歩入ると予想外の光景が!その室内ですが、床を掘り下げ、天井高を確保した一室空間のLDKが広がっています。玄関脇の北側には3層を貫く吹き抜けがあり、吹き抜けに面した壁一面が天井近くまで本棚になっているのです。本棚には手前に文庫本が置ける奥行きがあったり、横置きできるスペースがあったりと、工夫が満載。妻や娘の本も仲よく同居しています。上部の本はどうやって出し入れするのだろう?そんな疑問が生まれますよね。関本さんは、左手の腰壁状の手すりを倒して床板とし、本棚に手が届く仕掛けをつくりました。手すりは軽い力で上げ下げできるアシストするダンパー付きに。使い勝手もしっかり考えられています。手すりは3分割され、写真は中央のみ倒した状態です。1、2階とロフトの3層をつなぐ吹き抜けの見上げは圧巻。天井高はロフトまで7.6mもあるそうですよ!手すりを床板にする工夫の他に、屋根までの梯子など、一部の隙もなく本棚を使うための機能が搭載されています。本棚の前には玄関の床とフラットにつながったモルタルの通路が。右手の床が一段下がっているので、ベンチとしても使えます。■ 街に開かれた共有の「中庭」この家のもうひとつの魅力は、南側の外部のつくり。敷地は南も細い路地に面していて、建て替え時には道路中心線から2m後退させる必要がありました。幸い向かいの家が先に家を後退させて建て、植栽も施していたため、こちらも同様に路地に開くことで、共有の中庭のようなスペースが出現しました。塀を開けると向かいの家の前庭と路地が。そこにO邸の庭がつながって、広場のようなスペースが生まれました。夫は最初に敷地を見たときから、この余地を生かしたいと考えたそうです。「子どものプールを出して遊ばせることも。流しそうめんもいずれやりたいですね」(夫)。塀を閉じればプライバシーは守られるから安心です。手前の板塀は可動式で、2枚の引き戸をすべて引き込むとLDKの開口部と同じ間口分が開きます。開口部の外には夫の要望だった縁側を設けました。■ 家としての質を保つ細部へのこだわり本棚や空間のダイナミックさに目を奪われがちですが、細部にまで配慮の行き届いた設計と丁寧な施工にも注目ください。DKの天井は構造材を表しにすることで、オープンな空間に変化とリズムを生み出しました。玄関とLDKの間にはガラス戸が建て込まれ、閉めると室内窓のような趣に。ガラス戸なので開放感も得られ、明るい光も入ります。ロフトは家型のブルーの壁が印象的。内窓からも本棚が見えます。いろんな使い方ができそうで、なんだか楽しげな空間ですね。2階は寝室、浴室などのプライベートな空間でまとめました。こちらは家事動線を考慮し、回遊できるプランに。主寝室へは右手前の通路からだけでなく、浴室の右手前にあるクロゼットからも行くことができます。先ほど出てきた「倒れる手すり」ですが、3分割された手すりを全部倒し、吹き抜けをふさぐと写真のようになります。床面積が増える分、主寝室に広がりが出ますね。手すりは閉めると遮音効果があり、本棚の本を出し入れするときばかりか、静かに寝たいときもこの状態にするそうです。このように、本棚だけではなく細部にも細かなこだわりのある設計をしているOさんの家。そのおかげで、Oさん一家がどの場所にいても楽しくくつろげる空間になっているのかもしれません。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年10月号」を参考にしてみてくださいね。設計/関本竜太(リオタデザイン)撮影/澤﨑信孝住まいの設計2018年10月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】編集部がオススメ!あなたの「好き」を実現する家、教えます。 【第二特集】使いやすい。片付けしやすい。楽しい。そんなキッチンと暮らしませんか?
2019年02月28日カバーガールは初登場の荻野由佳 株式会社ミーティアは、ネイル専門誌『NAIL MAX』4月号を2月23日(土)に発売した。税込価格は650円。4月号のカバーガールは、NGT48の荻野由佳(おぎのゆか)さんが務める。第10回AKB48世界選抜総選挙で4位に輝き、今後の活躍が期待されている“おぎゆか”が、表紙に初登場する。そして、ちょっと大人なネイルをつけたカバーストーリーも掲載されている。ネイル技術を追求する“ネイルオタク”を特集4月号の目玉企画は、ネイルが大好きで、研究も欠かさず、技術を追求するプロフェッショナルたちを“ネイルオタク”と名付けて考察する。有名タレントや、モデルのネイルを担当しているネイルアーティストなかやまちえこさんは、人気キャラクター「スーパーマリオ」とスペシャルコラボレーションする。ネイル誌ではなかなか見られないコラボであり、なかやまさんの再現力は必見。同誌では、毎号ロングネイルの特集を組んでいるが、4月号では、「ロングネイル時代の幕開け」として、ロングネイルの歴史を振り返り、2019年版ロングネイルを紹介する。新連載として、吉本坂46の新企画がスタートした。第1回は、「アイドルだもん、指先まで可愛くしなくっちゃ」と題して、センターを務める小川暖奈さんが登場する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース※NAIL MAX(ネイルマックス)
2019年02月24日ラブラドールレトリバーのミスター(オス/10歳)と暮らすHさん夫妻。「以前の家は、冬は寒いし、夏はとても暑かったんです。特に夏場は暑がりのミスターのため冷房を入れっぱなしにしていたので、電気代が月3万円ほどになることもありました」(夫)。愛犬と暮らす中で多くの課題を感じていたご夫妻は、お互いにストレスなく過ごせる場を求めて新築を決意しました。さて、どんな家ができたのでしょう。■ 夏涼しく冬暖かな家にミスターもご満悦!?設計を依頼された建築家の堀部直子さんは、高気密仕様に加えて、夏の日射を遮る深い庇や、風と光を制御する吹き抜けを採用しました。快適な温熱環境をかなえ、太陽光発電+エネファームのダブル発電で光熱費の削減にも成功。また以前の家はリビングが2階にあり、階段が苦手なミスターの大きな体を抱えての上り下りが大変だったといいます。そこでLDKを1階にし、デッキで庭とつなげました。リビング上部を吹き抜けにしているから、視覚的な広がりも得られ開放感いっぱい。冬場はリビングに床暖房を設置することで床座も心地よく、輻射熱で2階の寝室まで穏やかに暖められるそうです。写真は2階寝室から、吹き抜け越しにリビングを見下ろしたところ。ケージにいるミスターを寝室から確認できます。キッチンは行き止まりをつくらないアイランド型。床は硬めで傷つきにくいアカシア材を、壁には消臭・調湿効果がある西洋漆喰を採用しています。キッチンの奥にはパントリーがあるため、背面のカウンター収納と棚は控えめ。モノは極力表に出しておかない方が、ミスターのためにも安心ですね。キッチンそばの飾り棚も同様、ミスターがイタズラをしないように高めの位置に造作しています。自然素材の家で、ミスターも居心地よさそう。■ 愛犬のための工夫も万全!愛犬と暮らすための、便利で楽しい仕掛けはまだまだあります。散歩から帰って直接ドッグシャワーへ行けるよう、玄関から庭へ抜ける通り土間を設けました。勝手口にはミスターが出入りできるペットドアを併設し、人感センサー付き防犯カメラでセキュリティを確保。壁は消臭機能を持つ焼き杉板と内装モイス、個室の建具は強化障子紙ワーロンシートを採用。土間に面してペットグッズなどを入れる引き出し収納も完備しています。また土間の天井に空気清浄機を搭載して、臭い問題も解消しました。そして、勝手口の前にはドッグシャワーを設置。ミスターは、散歩から帰ると自分から進んで行くほど水浴びが大好きなんです。横には排水口を備えたトイレスペースも併設しました。軒下なので雨に濡れず世話ができ、ドッグランを兼ねた庭でそのままミスターが走り回ることもできます。キッチンに併設したパントリーは土間側からも出入りでき、まとめ買いした食材をそのまま持ち込む保管庫として重宝。ミスターの歯磨きガムも多種類を余裕でストックできます。■ 夫妻の好みのスタイルも細部に反映愛犬だけでなく、もちろん “人の暮らしやすさ”も大切!夫はアウトドア派で、妻は読書が大好き。そんなふたりの希望から導き出されたプランが、敷地を広く大屋根で覆うというものでした。大きく張り出した軒下は、雨に濡れず夫が車やバイクの手入れができ、天気がよければデッキテラスでバーベキューが楽しめます。吹き抜けを設けたリビングは、ハイサイドライトから自然光を取り込みます。んん?天井から吊るされたシンプルな照明、なにかに似ている?こちら、釣り好きの夫が選んだイカ釣り照明。LEDに付け替えてアレンジしたそうです。曲線を描く吹き抜けが、なんとも癒やされる1階和室。窓辺は掘りごたつ式の読書スペースとして活用しています。ミスターの寝場所や客間にもなるため、普段は床を閉じてカウンターを折り上げ、広く使えるように設計。床は傷つくことを想定して、畳ではなくラワン合板を採用しました。大きな窓を設けたハーフユニットバスは、夫の希望でミストサウナやタブレット置き場を設置しました。洗面室は、間接照明を兼ねた物干しバーやラジエントヒーターを備え、室内干し場としても機能します。2階寝室は、正面の室内窓を開けると階下のリビングとつながります。屋根の形状をそのまま生かした天井も、デザインのポイントですね。今日はチーフでおめかしをして出迎えてくれたミスター。完成した家は家族みんなが満足するものになりました。ここに住み始めてからミスターの肌荒れは改善し、以前よりも毛並みがよくなったそうですよ。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年3-4月号」を参考にしてみてくださいね。設計/堀部直子(Horibe Associates)撮影/桑田瑞穂住まいの設計2018年3-4月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「だって大好きなんだもん!猫と暮らす、犬と暮らす幸せな家のつくり方」 【第二特集】「家にも働いてもらおう!併用住宅と二世帯住宅」
2019年02月24日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ ちょい置きスペースは意外に重要先日はお宅撮影が2軒。午前の部は、八王子方面にて。リノベるさんの施工例ですこちらのボルダリング壁はご主人のDIYとのことです。すごい!その隣のカッコいいアウトドアグッズを収納している棚も、です。壁のギターは、インテリアではなく、夫婦間のコミュニケーション不足解消?のために最近始めだそうです。すてきなエピソードですね〜メインのソファとは別に、玄関近くに置かれていたこちらのCAPTAIN STAGというアウトドアブランドのベンチ、とってもカッコいいですよね。荷物をちょい置きしたり、いろいろと活用されているそうです。このちょい置きできるスペースって、日常生活の中で意外と重要なんですよね(買ってきたものを一旦置いたりとか、取り込んだ洗濯物をバサっと置いておくとか、バッグの中を全部出して整理したりとか…)キラリと光るちょい置きスペース、今後もコレクションして行きたいと思っています。■ こなれ感、ハンパないです午後の部は、川崎市にて。アズ建設さんの施工例ですおしゃれカフェのようなこなれ感がありますよね〜。ご主人の職業を聞いて納得です。キッチンとLDKを仕切る室内窓。グリーンの取り入れ方や照明がいちいちおしゃれです!京王線がよく見える、めちゃめちゃ広いルーフバルコニーがあり、寒い中無理を言ってご家族で団らんする所も撮らせていただきました。リライフプラス撮影歴?の中で初めて降りた駅でしたが、ほどよくのどかで住みやすそうなエリアだなって思いました。
2019年02月23日神奈川県横浜市に二世帯住宅を新築したHさん一家。長年マンション住まいだったご両親が庭のある暮らしを叶えるため実家のリフォームを計画していたところ、息子家族から同居の申し出を受け、二世帯住宅への建て替えを決めたのでした。建築家の岸本和彦さんに伝えた要望は、「互いの視線が合わないようにしたい」「音に気を使う上下の住み分けは避けたい」「リビングは庭に近い位置がいい」と、一見相いれないもの。それらを叶えるべく岸本さんが提案したのが、「人工の丘」のある庭を介するプランです。そんな二世帯をつないで仕切る「人工の丘」のある庭をご紹介いたしましょう。■ 丘の頂上とふもとに2世帯の縁側が向かい合うHさん宅を道路から見ると左右2棟をブリッジがつなぎ、その下をくぐるように石段のある上り坂が続いています。「奥はどうなっているんだろう?」と足を進めて振り返ると、目の前にはこんもりとなだらかな芝生の丘!この丘は基礎工事で出る残土を活用してつくられていて、頂上に子世帯の縁側、ふもとには親世帯の縁側が突き出しています。床のレベルも外壁の色も異なり、丘を挟んで2軒の家が建っているかのよう。高さと向きを変えているため正面に向かい合わず、お互いの視線は気になりません。こちらが丘を見上げる親世帯の1階。L字型の開口部を全開すると室内と庭が一体になる気持ちのいい空間です。■ サンルームと屋上テラスで室内外が一体に親世帯の屋上テラスから一段高い場所にあるのが、2世帯をつなぐブリッジです。内部はサンルームになっていて、子世帯の夫(息子)が趣味で集めた多肉植物や観葉植物がぎっしり!植物好きの母の血を引いて結婚前からコレクションしていたもので、このサンルームも設計の要望のひとつだったそう。子世帯の2階寝室からブリッジを見たところ。窓の外の左手に見えるのは、親世帯の屋上テラスです。庭に面した子世帯のリビングは、縁側と同じ高さのL字型のベンチに囲まれた落ち着けるスペースです。丘と開口部の高さを揃えるため基礎を高くし、玄関から1.5m上がった位置にLDKを設けています。庭の緑が眺められるアイランドキッチンは、大勢で囲めるサイズになっています。■ 表情が違う2つの庭が楽しめる!この配置とランドスケープがもたらしたのが、しっとりした半日陰の北の庭と、陽光あふれる南の庭という対照的な2つの庭。北側の庭はプライバシーを守る役割も果たしています。ガーデンデザインを手がけたのは、造園家の徳光充子さん。北側に道路がある敷地の場合、北側に建物、南側に庭を配置すると、せっかくの庭の緑も通りから見えませんが、親世帯と視線をずらすため子世帯側を半階持ち上げたことで、両者をつなぐブリッジの下に道路と庭をつなぐ通り道が生まれました。「両者をつなぐ風穴を介して、道行く人が『ちら見』したくなる庭にしたかった」と岸本さんが話せば、「2棟の間をすり抜ける気持ちのいい空気感が出せたらと思って施工しました」と徳光さん。2つの世帯を見守る庭は、時とともに自然の丘のようなたたずまいに変わっていくことでしょう。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年12月号」を参考にしてみてくださいね。設計/岸本和彦(acaa)撮影/伊藤美香子住まいの設計2018年12月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「だから選びました!ハウスメーカーで建てたこだわりの詰まった家」 【第二特集】「毎日緑に触れられる幸せ…ガーデンハウスで暮らそう!」
2019年02月21日妻の母を迎え、これから生まれる子どもとともに暮らす次のステージ、それがKさん夫妻の新たな住まい。家族4人が心地よく暮らすことをベースに、ご夫妻は趣味空間にとことんこだわり、その思いをギュギュッと詰め込みました。インナーガレージ、書庫、書斎…、そのこだわりの趣味の空間をご紹介いたします。■ いつも愛車が眺められる「インナーガレージ」敷地は坂の上にあり、桜の植樹が見事な場所です。建築家の中村高淑さんはその眺望をゆったりと楽しめるよう、2階に主な生活空間を配置。1階にインナーガレージと書斎、書庫をつなげる形にして、Kさんの要望を実現しました。まず目がいくのがやはりこちら! インナーガレージです。オーバースライダーのドアを上げると夫の愛車、真っ赤なポルシェが登場します!インナーガレージは、壁2面をガラス張りにし、書斎からいつでも愛車を眺められるように計画しました。手前側が書斎です。またガラス壁には飾り棚を設け、夫の趣味であるカートレースのトロフィーなどを飾っています。デッキ下にももうひとつガレージが。こちらのガレージには普段使いのクルマを収め、さらに建物前にはゲスト用の駐車場を用意しています。■ 大容量の書庫と書斎を連続させたもの読書家の夫婦のこだわり!夫婦とも読書家で、膨大な数の本を所有。そこで書斎の脇に念願の書庫を設置しました。ガレージ、書庫、書斎と、この1階には趣味空間がギュギュッと詰まっています。書斎から直接ガレージに出ることもできるんですよ。3つの空間がつながっているから、行き来しやすくとても便利!書庫はガレージ側をガラス壁とし、程よく光が差し込むように。書棚は大容量で一生分の本を収納できそうですね。壁面には折り畳み式のテーブルが添えられるなどこまやかな工夫もみられます。「テーブルは、取り出した本を置いてちょっと読むのにとても便利」と妻。時間を忘れてずっといたくなる空間です。■ 二世帯が快適に暮らす工夫がいっぱい2階のデッキを挟むように、西側にLDK、東側に母の部屋などを配置しました。LDKはデッキと広く面して開放感が格別。デッキの正面には桜の木が葉を茂らせ、春は家にいながらにして花見ができるそう。最高ですね。また、キッチン奥の小部屋は妻の仕事スペースに。将来エレベーターを設置する場合はこの空間を使う予定になっています。LDKの天井にも注目を。垂木を表しとした勾配天井がなんともダイナミック!リビングは小上がりの畳敷きで、子どものお昼寝など多用途に使えそう。よく目が届くデッキは、子どもの遊び場にもピッタリです。LDKと向かい合うのは母の部屋で、互いの気配をさりげなく伝えるレイアウトとなっています。母はこの家では菜園づくりなども楽しんでいるそうですよ。2階北側の浴室は、ハーフユニットバスを採用。壁は板張りでトップライトをつけるなど自由度を高めました。くつろぎ度は満点です!1階の玄関もとてもおしゃれ。玄関引き戸を開けると玄昌石が貼られた土間があらわれます。左の入り口は主寝室ですが、モルタルの飛び石から入るなんてなんとも粋ですね。そして、右側ののれんの奥は何か気になりませんか?こちらは玄関収納なんですね。ベビーカーなどもしまえそうです。ポーチ(写真右)は、壁に大谷石が張られたり、トップライトから光が注いだり表情豊かな空間となっています。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年10月号」を参考にしてみてくださいね。設計/中村高淑(unit-H中村高淑建築設計事務所+マスプラスデザイン)撮影/桑田瑞穂住まいの設計2018年10月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】編集部がオススメ!あなたの「好き」を実現する家、教えます。 【第二特集】使いやすい。片付けしやすい。楽しい。そんなキッチンと暮らしませんか?
2019年02月16日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ カッコよすぎる座椅子先日はお宅撮影が2件。豊作です〜。午前の部は小平市にて、デザインライフ設計室さんの施工例です。代表の青木律典さんには、ご自邸をはじめ今までにも何件か施工例を取材させていただいてきましたが、どのお宅も、プラン、内装ともに素晴らしくて毎回楽しみにしています。お施主さんもとてもセンスが良く、色々と素敵なものをお持ちでした。特にこちらのワイスワイスさんの座椅子がカッコいい!とスタッフにも青木さんにも(!)好評でした。■ キュンとくるエピソード午後の部は、川崎市内にて。古谷野工務店さんの施工例です。リビングがとっても広くて、そこに絶妙なバランスで家具が配置されている素敵なお宅でした。レシピをマステで壁に貼っておられ、めちゃめちゃ可愛いなと思いました。この余白、デキる!って感じですよね。なかなかの傾斜地に建つマンションなのですが、ご主人は長崎のご出身なので、アップダウンのある地形の方がホッとするとのこと。なんかキュンとくるエピソードですね。そういえば私は阿武隈川の近くで育ったせいか、川とか川原に行くとホッとします。モノクロのカッコいい写真は、建築家のルイスカーンが設計したインド経営大学(を一緒に行ったお友達がカッコ良く撮影したものをプレゼントしてくれたもの)だそうです〜。カッコいいですね!
2019年02月16日玉川上水や井の頭公園に近い住宅街の一角に建つM邸。「雑木林のような庭を眺めながら、外で朝食を食べたい」という要望から、Mさん夫妻の家づくりは始まりました。そのため、住宅設計時に造園家が入って庭づくりも同時に進行。日々の暮らしの中に、雑木の庭を見事に取り込んだM邸をご紹介しましょう。■ 庭の奥行きを最大限に生かしたプラン焼杉の外壁と緑のコントラストが美しいM邸です。建築家の佐久間徹さんは、約53坪の敷地の北側にL字型の家を配し、建物に対して約45度振った四角いテラスを南側に配置しました。限られた敷地の南の角まで長い距離が確保でき、奥行きある庭の眺めが楽しめます。テラスはよく見ると角が欠き取られ、そこにシンボルツリーのソロが植えられています。こちらは造園家・栗田信三さんの発案です。「建築家はとかく四角くしたがるのですが、栗田さんはそれを崩したかったんでしょうね。また、われわれは平面で考えがちですが、造園家は空中にある枝や葉がどう広がっているのかを意識する。おかげで普段できないような、いいコラボレーションができました」(佐久間さん)ソロは将来は大きく生長し、テラスをすっぽり包み込む予定だとか。数年後の庭の変化が楽しみですね。こちらは敷地の南側の庭。中高木、低木、下草を合わせて、まさに雑木林のように。奥に高木のヤマモモが植えられ、奥行きを感じさせます。■ テラスと庭、室内の心地よいつながりのある空間テラスは、LDKがある1階から斜めに張り出すように設けられています。テラスに面したコーナーには大開口を設け、外とのつながりを強めています。L字のコーナーに設けた開口部の木製建具は、2面ともすべて引き込めるようになっています。外の空気を、室内に存分に取り込めるのもいいですね。キッチンからも庭の奧まで視線が通ります。左手の書斎からも、窓のすぐ外に植えられた低木越しに庭が見通せるように設計。栗田さんは工事中に何度も現場に足を運び、それぞれの窓からの見え方を確認しながら樹木を入念に選んで植えてくれたそうです。LDの吹き抜けにも注目を!2階の予備室や寝室からも、吹き抜け越しに庭が眺められるのです。「大開口だから、周囲から室内が見えないかな?」と思われるかもしれませんが、その点は大丈夫。隣家が迫っているけれど、こちらの庭に向いた大きな窓がないので、視線はほとんど気にならないとのことです。ちなみに、こだわりの薪ストーブは妻たっての希望で設置しました。庭を囲むようにL字型に配した建物の右袖部分には浴室があります。庭が見える窓によって、さながらリゾートホテルのようにくつろげるバスルームです。窓のそばに植えた低木はプライバシーを守りつつ、低木越しに庭を見通すことで、より奥行きが感じられるとのこと。右の写真は低木のハナユズ。実のなる木があると収穫の楽しみも増えますね。■ 訪れる人をワクワクさせる玄関からのアプローチ敷地入り口から玄関へ誘うアプローチは、「手前の左隅にツリバナの木を植え、アプローチを曲線にすることで、導入部の印象をやわらかくしたかった」と栗田さん。右手のテラスとの間には目隠しの塀を設けました。テラスにつながる入り口の塀はレッドシダー製で、風通しのよい「大和張り」。足元も透かせて、手前と奥の庭の一体感を出しています。アプローチの正面は借景の緑で、「栗田さんはお隣の緑とのつながりにも、すごく気を使ってくれました」と妻は話します。草木を眺めながらゆっくりと歩きたくなるアプローチです。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2018年12月号」を参考にしてみてくださいね。設計/佐久間徹(佐久間徹設計事務所)造園/栗田信三(彩苑)撮影/伊藤美香子住まいの設計2018年12月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「だから選びました!ハウスメーカーで建てたこだわりの詰まった家」 【第二特集】「毎日緑に触れられる幸せ…ガーデンハウスで暮らそう!」
2019年02月12日どうもはじめまして。『リライフプラス』や『住まいの設計』でも、取材や原稿を担当させてもらっております、フリーの編集者・ライターの杉山です。いきなり個人的な話ですみませんが、実は昨年、少し体調を崩しまして、数か月間取材に出られない期間がありました。おかげさまで、今では回復して再び全国へ取材にうかがわせてもらっています。本当にありがたいことです。■ アナログ人間だったけど、病気がきっかけでデジタル好きに紙のノートとペン。手で持った状態でも字が書きやすい、表紙が固めのノートがお気に入りでした。そんな経験から、自分なりに仕事のやり方、暮らし方を見直してきました。以前は、とにかくがむしゃらに体力勝負! という感じだったのですが、体調を崩したことをきっかけに、どうやったら効率よくできるか、いろいろデジタルなモノや技術なども導入して、仕事の進め方などをがらりと変えてきました。それが、最近では楽しくて!これまではかなりのアナログ人間だったのですが、今ではすっかりデジタル好きになりました。「日刊Sumai」では、そんな私の実体験をもとに、住まい探しや、家づくりに役立ちそうなデジタルなモノや技術などを、紹介していけたら幸いです。■ ノートとペンを手放して手にしたものとは?最初におすすめしたいのは、「デジタル手書き」です。昨年から、私は編集者・ライターの必需品とも言えるノートとペンを手放し、その代わりにタブレット(iPad)とスタイラスペン(Apple pencil)を持ち歩き、それで取材や打ち合わせのメモをしています。というのも、 昨年の春にリリースされたiPadから、一番安いモデルでも、Apple pencilが使えるようになったからです。これは使わない手はないと、購入を決めました!もう一つは、外出時の荷物を減らしたかったというのが大きな理由です。ノートとペンがiPadとApple pencilに変わるだけでは、それほど荷物の削減にはなりませんが、iPadを導入することで、そのほかのいろいろな書類(取材先の資料やさまざまな雑誌、書籍など)も減らせます。それによって、カバン全体が軽くできると考えました。それでは、デジタル手書きが、どんなふうに家づくりのシーンで活用できるか、ご紹介していきたいと思います!■ 間取り図のPDFや画像に、直接赤字を書き込める間取り図に、直接要望が書き込めます。例えば、ここをもっとこうしたい、この幅が気になる、こっちとこっちを入れ替えたいなど、間取り図に要望を書き込んで、設計士さんなどに伝えるシーンは、家づくりの中で多いでしょう。そんなときに、デジタル手書きを活用すれば、PDFなどに直接文字を書き込んで、それをそのままメールで送ることができます。間違えても、デジタルのデータなので、消しゴムツールですぐに消して、修正することができます。ちなみに、サンプルとした間取り図は、よく仕事をご一緒させてもらっているカメラマンのアラタケンジさんの、日刊住まい連載「フォトグラファー栃木に家を建てる」のページからお借りしました。■ ホームページや写真に、文字を手書きして送れるChromeでは、「印刷」⇒「PDFに保存」で、ホームページをPDF化できます。画面をスクリーンショットで保存するのもありたとえば、どこかのサイトで気になる商品を見つけたとき、真似したい空間があったときなど、そのページをスクリーンショットやPDFに保存して、そこに要望やメッセージを手書きで書き込んで、共有することができます。こうすることで、より思いや要望を伝えやすくなります。写真の上にも、簡単に文字がかけるので、例えば、出先のカフェで気になる内装の仕上げを見つけたりしたら、そこをスマホで撮影し、その上に手書きでメッセージを書いて送る、なんてこともできます。■ デジタルノートでメモをとれば、もうなくさない!これは少しだけ、ハードルが高く感じるかもしれませんが、実際にはそんなに難しいことはありません。iPad(タブレット)とApple pencil(スタイラスペン)があれば、意外と気軽にできます。打ち合わせのときのメモを、ノートアプリやメモアプリを使い、デジタルで残すようにすれば、データがクラウド上に保存にされるので、スマホ、iPad、パソコンなど、どの端末からも見ることができます。Rhetorica / PIXTA(ピクスタ)「あのメモ、どこへいったっけ?」と探す時間が、少なくなります。今、ノートが手元にないからメモが見返せない、といったこともありません。■ おすすめのノートアプリxiangtao / PIXTA(ピクスタ)有料になりますが、「GoodNotes 5」と「Noteshelf 2」という2つのアプリを、普段私はよく使っています。ノートアプリは、買い取りのものが多いです。一度、費用(1000~1500円ほど)を払うだけで、iPadだけでなく、iPhoneでも使えます。また、無料の「iOS純正メモ」アプリでも、十分にメモを取ることができます。マイクロソフトの「One note」というアプリであれば、Windowsとの連携もできます。ぜひ、デジタル手書きを、暮らしに取り入れてみてください!私は、iPadとApple pencilだけでなく、iphoneでもスタイラスペンを使って、デジタル手書きのメモをいつでもとれるようにしています。また、その実際の使い勝手なども、ご紹介できたらと思います。ぜひ、気軽にデジタルの手書きメモを楽しんで、活用してもらえたら嬉しいです!
2019年02月11日愛知県・豊田市のNさん夫妻の家づくりの大前提は「夫が所有する膨大な蔵書やCDを収める場所を確保すること」。そこで設計の依頼を受けた廣部剛司建築研究所の廣部剛司さんは、専用の書庫を作るのではなく”生活空間の一部”にライブラリーを作ることを考案しました。玄関から奥のLDKにつながる廊下を「ライブラリーコリドー」と名付け、家族の歴史と文化を育む夢の空間が完成しました。その圧巻の空間をご紹介いたします。■ まだまだ”増殖”できる!壁一面の書棚「ライブラリーコリドー」13mの長い廊下。その片側の壁は斜めに傾き、吹き抜けの上部は三角形に閉じられています。対面する壁は一面が本棚に覆われ、まさに圧巻の眺め。ライブラリーコリドーのスケールに驚かされます。書棚の縦のラインは、壁の強度を担う構造体としても機能しており、横のラインは棚板を必要に応じて上に増設が可能。最下段には扉をつけることで、おもちゃや雑貨を収納できるようにしているんだとか。収納量が増やせる書棚は、写真をディスプレイするとまるでギャラリーのよう。子たちの成長とともにその表情を変える壁面は、眺めるだけで家族のストーリーを語ってくれます。こちらはライブラリーコリドーを2階から見下ろした様子。その廊下の長さに気付かされます。11歳のお子さんは登校前に読書をするほどの本好きで、その好みもご主人似。「学校の図書館よりもウチの書棚の方が好みの本が揃っているみたい」と妻が言うように、このライブラリーコリドーは家族をつなぐ大切なスペースになっています。コリドーの突き当たりには三角形の高窓があり、その明るさに視線が導かれ、まるで光の奥へ誘われるような不思議な感覚に。階段からの風景は斜めの壁がよりはっきりと映え、そのダイナミックさは感動もの。2階に見える扉は寝室、その右を奥へ進むと子ども室があります。■ 全開放可能な窓で大空間LDKを実現「親子で料理ができるように」という妻の思いから、キッチンはゆったりとしたスペースを確保しています。天板に黒の人造大理石をあしらったキッチンは造作で製作し、リビングの家具の雰囲気とマッチ。一体化しているリビングとダイニングは、家族の今がギュッと集まる団らんの場となっています。道路側には平屋のお茶室があるため、それが目隠しになって通りからの人目を気にせず中庭が利用できることも子育て世代のファミリーには高ポイントです。さらに窓は全開放可能で、解放することでリビングとの一体感もアップ。床がタイル敷きのためストライダーやプール遊びももちろん可能です。サッシは開けたときにフレームが残らないように設計されており、閉めた状態でも上下の枠が見えにくいような収まりになっており、細部までこだわりが感じられます。■ 部屋が広く感じられる”斜め壁”マジック三角形のライブラリーコリドーを実現した壁は、他の部屋でもそのまま”斜めの表情”として生かされています。例えば2階の子ども室。斜めの壁で空間的な広さはアップ、さらに壁の開口越しに書棚を利用できるんです。1階の洗面室と浴室も、”斜め壁”をそのまま。ちょっと不思議な空間は「スライドドアも斜めの壁に沿わせるため、特別のディテールを考案しました」と廣部さん。ボーダータイルをあしらった明るいバスルームにも、設計のワザが光ります。可愛らしい小窓を配置し、バスタブにつかると、ちょうど中庭のグリーンが見えるようになっています。解放感が広がり、そこで過ごす時間はまさに贅沢の一言です。■ “離れ”のお茶室はちょっとした隠れ家に将来、茶道教室を開く夢を持つ妻のために、お茶室は生活エリアと切り離した玄関横に配置しています。他の部屋とは違う雰囲気の”離れ”のようなお茶室は、子どもたちも、ちょっと一人になりたいときに利用するんだとか。気分転換や隠れ家には最適な場所になっているようです。三角形のライブラリーコリドーを実現した外観はどのようになっているのでしょうか?外観は全体的にボリュームを抑え、あの三角形は突き出したような形になっており、エントランス周りの象徴的な存在となっています。家族の”好き”を外さない家づくりの実現は、自然と家族の”輪と和”を育む家となっていました。もっと詳しく見たい方は、「住まいの設計2018年10月号」も参考にしてみてくださいね。設計/廣部剛司建築研究所撮影/桑田瑞穂住まいの設計2018年10月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】編集部がオススメ!あなたの「好き」を実現する家、教えます。 【第二特集】使いやすい。片付けしやすい。楽しい。そんなキッチンと暮らしませんか?
2019年02月09日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 宇宙船?のような猫ちゃんハウス杉並区にてお宅撮影がありました。こちらのカプセルのようなものは「MYZOO 宇宙船ガンマ ネコハウス」という猫ちゃん用のおうちだそうです。なかなか攻めてるアイテムですね。カラフルな床材はボロンというビニル製の織物床シート。タタミのような、ゴザのような質感が良い感じです〜こちらはトイレに使われていた華やかなクロス。桜?と思ったらゴッホの『花咲くアーモンドの木の枝』という絵をモチーフにしたものだそうです。なんだか夢がありますね!なかなかラグジュアリ〜感のあるシャンデリアも!たすかけさんの施工例です。誌面ではもっと可愛く猫ちゃんが写ってますのでぜひご覧くださいね。■ 豪華すぎるオマケ頻繁にお世話になっている近所のお花屋さんは、よくオマケをくれる珍しいお店です。最近立て続けにデンファレをたくさんいただいてしまい、真冬なのに南国ムードがすごいです……。キレイなんですけどね!またある時は松ぼっくりがオマケの時もあり、こちらはクリスマス感がすごいです。この季節ハズレ感がまた楽しかったりするんですけどね。お店のスタッフの若いお嬢さんたちの手が、キラキラネイルとかとは真逆な「働く人の手」という感じでおばちゃんはなんかキュンとしちゃいます。
2019年02月09日2020年に鎮座百年祭を迎える明治神宮では、鎮座百年祭記念事業の一環として「明治神宮ミュージアム」を2019年秋に開館することを発表した。ミュージアムの設計は建築家・隈研吾が手掛ける。わずか百年間で荒れ地から生み出され、原生林とみまがう深い森となった明治神宮の森。この森と融け合うように計画された新しいミュージアムは、明治神宮の参道の一つの象徴、神橋の脇に建つ。森の景観を損なわないようにという配慮から、これまで駐車場として使用されていた土地が建設予定地となる。ミュージアムの設計を手掛けるのは、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム、新国立競技場のデザインを手がけた建築家の隈研吾。延床面積・約3,200平方メートルの2階建ての展示施設は、この森の木立の中に、木の葉のような薄い屋根を、敷地の勾配に沿って漂わせようと考えられた。縦ルーバーとガラスとで構成される外壁も、木立のリズムと共振し、消えてゆく。新たな明治神宮のシンボルが、緑豊かな代々木の杜に誕生する。完成予想図 2階展示室この新しいミュージアムでは、同じ境内に建つ大江新太郎設計の宝物殿から、明治神宮鎮座百年事業の一環として、御祭神ゆかりの品々を移し、収蔵・展示する。なお宝物殿は、東日本大震災で罹災した屋根の修復並びに重要文化財としての保存に必要な耐震工事施工のため2017年1月9日から閉館しており、再開館は詳細が決まり次第発表となる。
2019年02月07日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 物事を理解するには、二度目以降が重要!?二十数年ぶりで、箱根彫刻の森美術館に行ってみました。いや〜吃驚するほどよかったです。前回来たときはベビーカー押してたから「高低差キツイ。ピカソ、へぇ〜。おいおい、寝る人と一緒に寝ちゃダメ」って印象しかなくて……。オトナになってきてみると、すごーくキュレーションが効いてるのがよくわかります。何につけ物事を理解するには、二度目以降というのが重要ですね。
2019年02月03日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ うっとりする壁面収納先日はお宅撮影が2件。午前の部は世田谷区にて、水雅さんの物件です。リライフプラス初登場です〜オリジナルの壁面収納がとっても綺麗+家具を置かなくてよいのでお部屋もスッキリ。マンションリノベにおいて、壁面収納はやっぱり効果的だなあと改めて感じました。ダイニング側もビシッとしてます。リズミカルに並ぶ白いペンダントランプとダクトが、リノベ感ありますね。■ よーく見るとおなじみのロゴが…!午後の部は町田市内にて。ブルースタジオさん物件ですこちらの可愛いフック、muuto(ムート)/ THE DOTS(ザ・ドッツ)っていうデンマークのプロダクトだそう。可愛い。ちょっとレトロな温度計は、ご主人のお祖父様のものを譲り受けたそうよーく見るとTANITAのロゴが!お宝ですね〜
2019年02月02日「安くて良いコスメランキング」なども1月22日、晋遊舎による月刊誌『LDK the Beauty(エル・ディー・ケー ザ ビューティー)』の2019年3月号が発売された。同誌はテストする女性のモノ批評誌『LDK』から派生した美容雑誌で、コスメを本音で評価。今号では巻頭特集として「オペラ以上のリップティントって果たしてこの世にあるんでしょうか?」を掲載している。さらに、美人を作るための習慣や、「乾燥に負けない! うるぷるメイク下地 THE TEST」、「プロと読者と編集部で決める! 私たちがふるえた安くて良いコスメランキング!」も特集している。同誌の価格は680円(税込)である。美肌・乾燥対策「うるぷるメイク」肌を清潔に保つために欠かせない洗顔。ただし、間違った洗顔方法を続けていると、肌にダメージを与えてしまうことになる。最新号の総力特集では、スキンケアの基本を解説し、美人を作る習慣として朝、昼、夜、番外篇でスキンケア、メイク、ボディケア、ヘアケアなどを解説している。また、下地を変えて美肌になり乾燥対策にもなる「うるぷるメイク」や、大人も使えるアイプチと二重アイテム、2,000円以下でもちょっとしたぜいたく感を味わえ、好感度がアップするフレグランスミストについても紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※LDK the Beauty 2019年3月号 - 晋遊舎ONLINE
2019年01月30日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 「リノベーション体験ツアー」に参加してきました!先日、長野県下諏訪町で行われた「リノベーション体験ツアー」に参加してきましたよ。壁、天井のペイント、古材の床張りなど、2泊3日間みっちしリノベの基礎を勉強させてもらいました。いつもは出来上がったものにしのごの言うお仕事ですが、実際にやってみると施工する人の大変さがよくわかりますね。で、ペンキ&埃まみれになって仕上がった空間がこちら。床の古材の並べ方がポイントなのです。■ 古材を「レスキュー」?このリノベーションを指導してくださったのは、長野県上諏訪のリビルディングセンタージャパン(通称・リビセン)のスタッフ。リビセンでは、使われなくなった住宅から古材を仕入れて再利用しているのです。この活動を「レスキュー」というのですが、「思い出の詰まった家の建材、部材が再利用されてうれしい」「古材好きで使う人もうれしい」「リビセンもいい塩梅」。言うところの「三方良し」ですね。写真はリビセンの店内。古い建具をコラージュした?内窓が設えられています。カッコいいんですよ。古いもののチカラとセンスがドンピシャで。『住まいの設計2019年2月号』絶賛発売中です!『住まいの設計2019年2月号』が発売になりました。猫ちゃんがするっと出てきてくれたところを激写しています。家好き芸人 アンガールズ田中さんの「建築家の自邸探訪」も好評連載中。間取り図大好き!というお笑い芸人の飯尾和樹さんのインタビューもとっても面白いですよ。ぜひご覧くださいね!
2019年01月27日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ いちいちエッジが効いてます渋谷区にて、お宅撮影でした。こちらのステキなシェルフは造り付けなのかな?と思ったら、某高級インテリショップで60%オフで購入されたとか。お買い物上手ですね!中に飾られているものもエッジが効いてます。箪笥は山形の米沢箪笥とのことです。オトナなインテリア、憧れますね(もう十分オトナですが…)。■ 欲しい!埋込式のUSB電源川崎方面にて、お宅撮影でした。サンゲツさんのクロスなんですよね。私も以前ショールームで見て可愛い〜と激写してインスタに上げてました。トイレの壁紙が可愛い〜と思ったらクッションもフクロウでした。美しいグラデーションのゴミ箱や、埋込式のUSB電源もめちゃめちゃ気になりました〜。
2019年01月26日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ こじんまりとした素敵な和菓子屋さんを営むお宅へ3月発売の『住まいの設計4月号』の取材が始まりました。先日お邪魔したのは、栃木の「うさぎや」さん。こじんまりとした素敵な和菓子屋さんです。丁寧な手仕事の和菓子。地元の方たちに愛されているお店とお見受けしましたよ。設計は飯田亮さん。栃木に建築家の家を広げたいという野望?を持ってらっしゃいます。久々の熱系です。■ 鯛をかたどった版木に注目!うさぎやさんレジ後ろのディスプレイ。アイアンと無垢材を組み合わせた棚が造作されています。やりすぎてない感が素敵ですね。上段には鯛をかたどった版木(古道具屋で購入)、下段にはお嬢さんのつくったウサギがモチーフの陶器。なんというか、いろいろとほっこりします。■ 猫ちゃんがするっと『住まいの設計2019年2月号』が発売になりました。猫ちゃんがするっと出てきてくれたところを激写しています。家好き芸人 アンガールズ田中さんの「建築家の自邸探訪」も好評連載中。間取り図大好き!というお笑い芸人の飯尾和樹さんのインタビューもとっても面白いですよ。ぜひご覧くださいね!
2019年01月20日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 「フォトグラファー栃木に家を建てる」のアラタさん宅へ!栃木市にて、お宅撮影でした。日刊Sumaiで「フォトグラファー栃木に家を建てる」を連載していただいているアラタケンジさんのお宅です。めちゃめちゃステキなお宅でした〜薪ストーブが本当に心地よい暖かさで感動。玄関の収納↓がまた新いやすそうですよね。3月発売の『住まいの設計4月号』に掲載予定ですのでお楽しみに〜。■ 「モズの早贄(はやにえ)」って?そのアラタさん宅のお庭には立派なハナミズキが。外観の撮影をしているとき、北陸出身のライターI田さんが、小さなカエルちゃんが枝に刺さっておられるのを発見。「モズの早贄(はやにえ)」というそうです。し、知らなかった〜。枝の位置が、雪が積もる高さ、という説もあるとか。なかなか衝撃的なお姿でしたが、そう聞くとちょっとロマンを感じますね。住んでいるアラタさん夫妻も初めて見たそうで、びっくりしてました。
2019年01月19日1月15日発売の「住まいの設計2月号」では、家好き芸人、アンガールズ・田中さんが建築家の自邸を突撃取材する3回目の連載が掲載されています。アンガールズ・田中さんは広島大学工学部第四類建築学部卒業。大学では建築の構造を研究し、得意分野は日本建築だそうです。今回は、緑に囲まれた落ち着いた住宅街に溶け込むように建つ、建築家・佐藤重徳さんのお宅を取材しました。■ 大開口により感じつつ薪ストーブの温もりに包まれる佐藤重徳さんは12年前、長女が小学校に入学したのを機に土地を購入し、RC造3階建ての家を建てました。「緑が多い住宅地ですけど、ちょっと面白い立地ですよね」と田中さんが言うように、北と南の2つの道路に挟まれている敷地。「せっかく道が2つあるから、トンネルのような家にして両方の道とつなげようと思いました。近くの公園とも緑を通してリンクすれば、大きな居住地になると。街並みに楽しく緑を提供。環境をつくることも建築家の仕事ですから」(佐藤さん)。「薪ストーブはどうですか?」と田中さんが尋ねると、「南の大きなガラス面から冷気が下りてくるので、薪ストーブの暖かさで空気のバリアをつくっています。最新の薪ストーブはとても性能がよくて、快適」と佐藤さん。剪定した庭木も薪に使うと聞いた田中さんは、「無駄がなくて、めちゃくちゃいいじゃないですか!」と大絶賛。「ヨーロッパやアメリカでは、車と同じように薪ストーブの性能検査があるんです」(佐藤さん)との話に興味津々の田中さんでした。■ 吹き抜けに浮かぶ「ブリッジ」が空間のダイナミックさを強調!ブリッジからLDKを見下ろし、「これだけ大きな“抜け” があると、かなり開放的ですね」と、田中さんがその眺めに圧倒されていると、「うちの両親は、『ここに部屋が2つはつくれる』って言うんです(笑)」と、2階から奥さんの声。「たしかに2部屋つくりたくなる気持ちも分かりますけど(笑)、あえて思い切って“抜く” ことで余裕が生まれて、こんなに気持ちいいっていうことを、みんなにぜひ分かってほしい!」と田中さんは力説していました。「南側の隣家は幸い2階建てですが、将来3階建てが建つ可能性もあるので、そうなっても採光できるように吹き抜けを設けています」(佐藤さん)。3階北側には子ども室が配されており、吹き抜けに面した通路には本棚とデスクを設置した家族共用のライブラリーを配置しています。また上部には、トップライトが設けられています。「この家は自然の光をたくさん取り入れていますね」と田中さんが言うと、「本が日焼けしちゃうので、トップライトにすだれを掛けたほうがいいかなと思っています」と佐藤さん。トップライトには屋根に出られるようハッチが設けられており、佐藤さんは自分でガラスや煙突の掃除をしているそうです。こちらはブリッジからLDKを眺めた写真。南面の大開口が開放感をもたらすリビングダイニングは、窓を開けると外にいるようです。さらに、佐藤さんがデザインした円形のダイニングテーブルが、四角い空間にやさしい表情を与えています。■ 鳥のさえずりと植栽の緑にホッとひと息するバルコニーこちらは南の庭に植えられた2本のシマトネリコの緑が美しい、リビングからの眺め。バルコニー越しに見える緑がとてもきれいです。バルコニーの庇は2階が深く、3階は浅めにすることで、夏の日差しをカットし冬は奥まで光を取り入れている。「鳥の巣箱にシジュウカラが来るんですって」と田中さん。3階にも2階と同様にバルコニーが設けられており、窓拭きが可能。田中さんはちょっと怖そうでしたが、街を見渡すこともできます!もっと詳しく見たい方は、「住まいの設計2019年2月号」をご覧ください!【取材協力】佐藤重徳建築設計事務所東京都府中市府中町1-30-2-101年生まれの佐藤重徳さんは、レミングハウス(建築家・中村好文氏)勤務を経て、’97年に佐藤重徳建築設計事務所を設立。住宅のほか、保育園の設計、家具デザイン、薪ストーブの開発などを手掛けている。撮影難波雄史住まいの設計2018年12月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「猫だってハッピーにしてほしい!猫と一緒に暮らすための家」 【第二特集】「自分らしいインテリアと暮らしています」
2019年01月15日道具不要のシンプルトレーニング1月10日、マガジンハウスが発売している生活・文化雑誌「クロワッサン」の最新号が発売された。価格は540円(税込)である。最新号の「2019年1/25号」では、「痩せる体、老けない体のつくり方。」を特集。特別なトレーニング道具を必要としないシンプルな運動により、太らない体を手に入れる方法が掲載されている。二重顎やほうれい線対策も買い物はクルマで、あるいは通販で済ますことが可能になり、仕事でもデスクの前に座りっぱなしで運動不足の人は多い。運動の必要性を感じながら、ついつい後回しにしてしまい、その結果、老けやすく太りやすくなり、どんどん体がたるんでいくことになる。また、筋力不足は要介護の原因にもなりうるロコモティブシンドロームを招く場合があり、体を動かせるうちに、体作りを行っておく必要がある。「クロワッサン」最新号では、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏監修による誰にでもできる簡単なトレーニングが紹介されている。また、掃除や料理に運動の要素をプラスした「ながらトレ」や、テレビ番組などで人気の顔ヨガ講師・間々田佳子氏による顔筋トレーニングも紹介。掲載の顔の筋トレにより、二重顎やほうれい線、目元のしわなどの悩みが解決できるとしている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※痩せる体、老けない体のつくり方。 - croissant (クロワッサン) - 女の暮らし方 男の暮らし方 - マガジンハウス
2019年01月15日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(47)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ 光の国と姉妹都市?年末に帰省して、?十年ぶりに東北本線に乗りました。このぽつーんとした感じが懐かしい。尖ったものが苦手なので、つららコワイ……。須賀川に住む友人を訪ねたのですが、光の国と姉妹都市ってことになっててびっくりです。円谷英二監督のふるさとなんですね。知らなかった〜。立派な銅像がお迎えしてくれましたよ■ 謎の箱の中身は…大掃除してたらシンク下から謎の箱が出てきて、なんだっけなと思って開けたら、びっくりするくらいひょうちゃん出てきました。全部違うデザインなんですよね。そんなにシウマイばっかり食べてる訳ではないんですが。割と最近のものは別の場所にしまってあったのですが、合流させて、また箱に戻しておきました(あんまり大掃除になってないけど)。
2019年01月12日1月ドラマ「メゾン・ド・ポリス」で主演を務める女優・高畑充希が、「ar」2月号の表紙に登場。役作りでバッサリ髪をカットした高畑さんが、七変化を見せている。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「過保護のカホコ」、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』、『DESTINY 鎌倉ものがたり』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など話題作に出演する人気女優の高畑さん。西島秀俊や小日向文世、野口五郎ら豪華キャストと共演する最新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」では、初の刑事役に挑戦。豪華“おじさま”たちとどんなやり取りが繰り広げられるのか注目が集まっている。“スキン号”となる同号では、そのヘルシーな美肌を惜しみなく披露。演じ分けた7つの女性像の中には、これ以上ないほどの接写カットもあり、柔らかそうな素肌は必見。また、スキンケアのこだわりや自分の性格について語るインタビューも収録されている。また、「メゾン・ド・ポリス」にも出演する俳優・竜星涼が登場。彼女の車でデートに出かける…という妄想ストーリーを演じる。さらに、森絵梨佳が「いい恋してそう」と予感させる“匂わせ肌”企画に、2018年版「世界で最も美しい顔100人」にランクインした篠崎愛がスキンケア企画に登場する。そのほか、堀未央奈のピュアな魅力が垣間見える、真冬に映える白のファッション&メイク企画や、今泉佑唯のチーク特集。「ar」初登場となる春花は、ランジェリー特集で魅せる。「ar」2月号は1月12日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年01月11日インテリアスタイリストの窪川勝哉です。実は私、昭和32年築・前川國男設計のテラスハウスを入手してしまいました!フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の3大巨匠と言われる、ル・コルビュジエ。そのル・コルビュジエに師事し、日本のモダニズム建築の旗手と言われた、前川國男。その前川國男が昭和30年代に設計した、三角屋根が特徴のテラスハウスシリーズをご存じでしょうか?■ 昭和32年に建てられた前川國男設計のテラスハウス2軒が一続きになったテラスハウス形式当時は郊外といわれた東京西部の阿佐ヶ谷と烏山と鷺宮に建てられ、なかでも通称「阿佐ヶ谷住宅」は、広大な敷地とコモンと呼ばれた緑地を持ち、著書も出版されるなど、コアなファンに大人気の物件でした。惜しまれつつ2013年に解体された阿佐ヶ谷住宅についての本も出版されています。前川國男の評伝も、読みごたえがあります現在では阿佐ヶ谷と烏山は残念ながらすでに取り壊されてしまい、唯一現存するのはこの3兄弟のなかで最初(昭和32年)に建てられた鷺宮の物件だけに。ゆったりとした敷地はやはり魅力的!■ 物件情報を古い順にソートし、どれだけ古い物件が現存しているかを楽しんでいたら…ところが先日この物件がなんと売りに出ていたのです!!普通の人がインターネット等で物件を探すときは予算やエリアのほか、築年数が新しい順にソートしたりするのが一般的かと思います。ですが、私はいつも古い順に並べ、どれだけ古い物件が現存しているかを楽しむほうでして(笑)。階段まわりは竣工時のまま先日いつものそれを楽しんでいたら、以前から存在を気にしていたこの物件に出会ってしまいました!現状の水回りはこんな感じ最新のスタイルでなく、当時のレトロさを残したスタイルにリノベーションを、と考えていたところ、友人から連絡があり、解体予定の家からレトロで状態の良いキッチンを外したものをプレゼントしてくれました。サンウエーブの琺瑯(ほうろう)製のキッチン。偶然にも今の私の家のキッチンとまったく同じキッチンです!まだまだすべてがまったくノータッチの状態で、室内も要リノベーションなのですが、少しずつ手を加えて完成させていくつもりです。リノベーションの進捗などは、またぜひ報告させていただけたらと思います。窪川勝哉さんインテリアスタイリストとして雑誌、広告、テレビなどで幅広く活躍中。2011年に渡英、2013年から再び拠点を東京に移し活動中。
2018年12月29日「RoomClip」のフォトイベント日本最大級の”住まいと暮らし”のSNSメディア「RoomClip(ルームクリップ)」では、こだわりの詰まった住まいの写真投稿キャンペーン「わたしの十人十家」を開催。このたび入賞作が発表されました。”十人十家賞”はこちら”十人十家”というテーマのもと、集まった写真は約480点。これまでの既成概念にとらわれない、自由な住まい空間の数々が大集結しました。その中で栄えある”十人十家賞”に輝いたのはa_tankoさんの作品。光が降り注ぐ吹き抜けのリビング空間に、シンプルな北欧テイストの家具とグリーンが散りばめられています。落ち着いたブルーのソファーがアクセントです。他にも白いサブウェイタイルでスッキリとまとめられた化粧室や、美しい木目が特徴的なこだわりフローリングなど、全10作の受賞作品が紹介されています。新築・リモデル問わず、家づくりに興味のある方必見です。(画像はRoom Clip公式サイト、プレスリリースより)【参考】※YKK AP株式会社のプレスリリース※Room Clip
2018年12月26日