映画『恋と嘘』(10月14日公開)の公開初日舞台挨拶が14日に行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、阪本奨悟、古澤健監督が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。人見知りの出演者が多い中、現場を盛り上げていたという佐藤。森川は「寛太くんが『水族館のシーンが好きだ』って言うんですよ。で、『今日そのシーン撮影だよね』って言ったら、『え、今日なの?』って、自分の好きなシーンの撮影日忘れてるんですよ!」と天然エピソードを披露した。北村が「寛太、それはな、いかん」と諭すと、佐藤は「言い訳すると、イン前に台本覚えてるので、シーンの確認の紙をあんま確認しないんだよね。悪い癖なんだけどさ」と弁解。北村は「これは悪い記事でるな」とつっこんでいた。また「政府通知」という設定はありかなしかを出演者陣で投票することに。森川、北村、佐藤、浅川は”あり”、田辺、阪本、古澤監督は”なし”に手を挙げた。森川は「生きていて、運命の相手に出会えてる可能性はかなり低いから、どういう人が合ってるのか確かめられるからいいな」と語る。浅川は「政府通知ないと結婚できる気がしないので。人性安パイやなと思って」とインパクトのある言葉を残した。北村は「素敵な制度だと思うし、平等に幸せを分け与えるなら素敵」、佐藤は「提示してくれるなら、会ってみたい」と好奇心を見せた。一方、古澤監督は「正解を提示してもらえたら楽だけど、振り返ると、間違えるチャンスがあってよかったなと思うんですよね」と諭す。また、田辺も「教えてもらうのは楽だと思うんですよ。でも私は結構自分で、後悔しない道を歩きたいなと思っちゃうので」、阪本は「人に決められてうまくいかなかった場合って、決めた人のせいにしちゃうんじゃないかな。自分で決めたから責任を取れるという気もする」と意見を示した。
2017年10月14日日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした安藤サクラ主演『百円の恋』の武正晴監督が、佐藤江梨子と瑛太をW主演に迎えて贈る最新作『リングサイド・ストーリー』。劇場公開を前に、瑛太さん演じる売れない俳優の“ダメ男”っぷりがどこか「ウザ可愛い」予告動画が、いち早くシネマカフェに到着した。4年ぶりに主演を務める佐藤さんと、『ミックス。』『光』などの公開も控える瑛太さんをW主演に迎えた本作。2人のほか、近藤芳正、余貴美子、田中要次など日本映画界の名優たちが脇を固め、さらに武藤敬司、武尊、黒潮“イケメン”二郎など、K-1×プロレス界のトップアスリートたちも出演。売れない俳優で、夢だけデカい村上ヒデオと、そんな彼と10年付き合い同棲中、ヒモ同然のダメ男を健気に支える江ノ島カナコとの“ファイト”・ラブコメディだ。なぜ、ダメ男にキュンとしてしまうのか?うんざりさせられながらも放っておけず、気づくと彼の行動に「ウザ可愛い」と感じた経験のある女性は多いはず。映画公開直前に、そんな瑛太さん扮する“ヒデオ、35歳、売れない俳優”の予告動画が到着。映像では、仕事に疲れたカナコにマッサージをして機嫌をとったかと思えば、ムラムラしてきて迫ったり、「ごめんね~」と言いながら財布からお金を失敬したりと、ヒモ同然のダメっぷりが全開。そして、とあることからK-1チャンピオン和希(武尊)と一騎討ちすることになるもの、格闘技の経験は全くなし、スポーツの経験は「中高6年間卓球部」(しかも補欠)のみ。揚げ句の果てには、あの名優ロバート・デ・ニーロが驚異の肉体改造で伝説のボクサーを熱演し、アカデミー賞を受賞した『レイジング・ブル』(マーティン・スコセッシ監督)を持ち出し、「俺もデ・ニーロ・アプローチで完璧な格闘家になりきってやる」と息巻くのだが…。2人の掛け合いを見ていると、パートナーと支え合うことで“夢”を追いかけられる素晴らしさも実感できるかも。なお、本作は、開催中の第22回釜山国際映画祭にて「A Window on Asian Cinema部門」招待作品としてワールド・プレミア上映される。ヒデオの夢はカナコを「カンヌ国際映画祭」に連れていくことだったが、昨日10月12日には、佐藤さんと瑛太さん、そして武監督が釜山のレッドカーペットを闊歩した。『リングサイド・ストーリー』は10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日●佐藤寛太、熱烈なラブコール少子化が進んだ未来の日本を舞台に、政府が国民の遺伝子情報を分析し最良の結婚相手を通知する、という設定で人気のコミック『恋と嘘』。原作とは違うキャラクターのアナザーストーリーとして実写映画化され、10月14日より公開される。森川葵演じるヒロインの女子高生・仁坂葵と、"最高"の幼なじみである司馬優翔、葵の政府通知の相手で"最良"の結婚相手である高千穂蒼佑の3人が、恋に悩みながら成長していく姿を描く同作。今回は、司馬役の北村匠海(DISH//)、高千穂役の佐藤寛太(劇団EXILE)に、作品について話を聞いた。○ゲームがきっかけで打ち解けた――写真撮影の時もお二人、仲が良さそうでしたね。北村:仲良いですね。佐藤:……本当ですか?北村:あのね、そのボケ、僕もしようかと思ってた(笑)。――初共演ですが、すぐに打ち解けたんですか?北村:寛太くんが、僕の心をこじ開けてくれたから。佐藤:ゲームが僕らの心をつないでくれました(笑)。すごく難しいゲームがあって「クリア止まってるんだよね」と話したら「僕、もう全クリアした」と言われて。北村:「4回くらいクリアしたよ」って。佐藤:ゲーマーの中でも"死にゲー"と言われている、なかなかクリアできないゲームなんですよ。北村:ゲームオーバーになる回数が尋常じゃないから、くじけない心、折れない心が大事なんです。佐藤:僕の家で交代交代でやりました(笑)。――ゲームきっかけで、家に行くくらいの仲になったんですね。北村:ゲームってすごいんですよ! 葵ちゃんもゲームが好きで。佐藤:ゲームがきっかけで、3人の会話が生まれました。○声のトーンが似てる2人――お互いの俳優としての印象はいかがでしたか?北村:まず、声のトーンが似てる! と思いました。本読みで互いの様子を見て、次の段階からは2人とも変化をつけていました。同世代の俳優として、同じ感覚を持っていると思いました。佐藤:私服もオシャレだし、趣味のカメラとか、ものづくりが好きな姿勢がすごい。僕も匠海くんの影響でカメラを始めましたし、先日も小技を教えてもらって。演者だけど、撮る側の目線も考えていて、2人が激突するシーンでは全体の画を考えた時に「立ち位置が逆のほうが見栄えがいい」と提案もしてくれました。――刺激を受けましたか?佐藤:そうですね! 映画を観るのが好きなので、匠海くんの作品も観ていて、スクリーンの中の人と一緒にできるのはすごく楽しみだったし、ワクワクしていました。――それは熱列な……佐藤:ラブコールでしょ?(笑)北村:(笑) 現場の空気感ってすごく大事だと思うんですけど、寛太くんが空気を作ってくれてたんだと思います。監督も寛太くんがいないときに「いや~あいつ小学生だよな~」って寛太くんの話ばっかりするし(笑)。佐藤:言ってたね(笑)。ずっと言われてる!北村:2人での芝居がなかなかなかったから、寛太くんのいない現場で寛太くんの話を聞くことが多かったんですけど、現場の明るい空気を作ってくれてたなと思いました。佐藤:前半は本当に一緒のシーンがなかったよね。作品を観て、葵ちゃんが匠海くんと一緒の時に、僕の時と全然違う顔をするんだな、女優さんとしてすごいと思いました。北村:葵ちゃんはすごいよね。――ちょっと作中の2人の感じに似てますね。佐藤:嫉妬ってやつですね。北村:嫉妬したね、ちょっと。でも僕は今、現場(『OVER DRIVE』)一緒だから!佐藤:うちの先輩と一緒だもんね。北村:そうそうそう、町田(啓太)さん。仲良くなった。佐藤:優しいんだよ、これがまた。●医者を目指しがち、色々抱え込みがち○役柄は絶対逆――幼馴染で優しい司馬、お金持ちで頭のいいツンデレの高千穂、女子からしたら迷ってしまう理想的な男子を演じられましたが、いかがでしたか?北村:司馬は「最高の幼馴染」という設定だから、観ている方にもそう思ってもらわなきゃいけないじゃないですか。僕ら2人で迷ってしまうくらい素敵だなと思われなきゃいけないので、難しいなと思いました。佐藤:高千穂は医者を目指してて金持ちで、という設定がわかりやすかった。それでいて、性格に難ありみたいな。北村:でも女の子って好きなんじゃないかなぁと思います。素直じゃない男。佐藤:そうそう。少女漫画にいるタイプ!北村:高千穂のキャラクターに対し、司馬優翔はどう印象を作っていこうかと難しかったけど、監督には「とにかく優しさで包み込む部分を担ってもらう」と言われて。初日に、監督から「司馬くん、完成してたね」と言われて、これでよかったんだなと思えました。佐藤:僕、クランクインの時に監督から「司馬くんはできてるよ」って言われて(笑)。周囲からも匠海くんのことをすごく聞いた。――佐藤さん、『イタズラなKiss』などクールなイメージが続いていますよね。佐藤:結構、医者目指しがちですよね(笑)北村:僕はね、だいたい色々抱え込みがち、陰の感じ(笑)佐藤:わかる(笑)――おふたりはどちらが自分に近いですか?佐藤:絶対逆だよね! もしこの2人で表すとしたら逆だと思う。北村:僕は映画を見てて、高千穂目線になる部分が多くて、切ない気持ちになりました。佐藤:でも司馬が最初、キスしちゃうじゃん。自分の気持ちを抑えきれない、突き抜けちゃう感じに、匠海くんの持つ10代特有のエネルギーが出ていたと思って。――すごい、大人の発言ですね。北村:たまに出る大人な発言ですね(笑)。冗談です。佐藤:たまに出る? 言葉選んでるからね(笑)○ものづくりに貪欲――北村さんは普段グループとして音楽活動もされていますが、役者との違いはいかがですか?北村:音楽とはまた別物ですね。自分の中で動く感情みたいなものはお芝居と音楽で還元しあえればいいと思ってますけど、別物として捉えています。佐藤:本当、すごいよね。北村:自分でもたまに、今日は頑張れたなと思って1人で焼肉食べに行くもんね(笑)。佐藤:この撮影中もライブやってたもんね。北村:今も、ライブ控えてるからさ。でも僕はすごくものづくりが好きなタイプだから、音楽も芝居も好きだし、もしかしたら10年後、20年後とかに、カメラ担いでるかもしれない(笑)。佐藤:ありそうありそう!北村:それくらい、何かを作ることについて貪欲に生きているので、「どっちが楽しいの?」と言われることもあるけど、両方楽しいです。――それでは、最後に作品が気になっている方にメッセージをいただければ。北村:"最良"の相手を決める政府通知があるという設定なので、現代とは違うファンタジーな部分もありますが、自分にとっての幸せは何だろうとか、そういうことを考えてくれたらいいなと思います。それぞれが自分の幸せを捨てても相手を応援したいと思っていて、そこから自分にとっての幸せみたいなものを感じていただければ、僕ら演者にとっては嬉しいです。佐藤:今回は高校生という年代を演じさせてもらって。自分の心を自分ですら把握できなかったり、周りの意見に左右されやすかったり、普通に生きいてる人たちにも当てはまると思うんです。そんな中で、1人の少女が恋をして、どんどん自分の気持ちに素直になっていく。わかりやすく心に刺さるメッセージもあるし、恋愛映画としてのキラキラしたシーンも随所にあるし、毎回意味の違うキスシーンもあります。女子高生も楽しめるし、大人の人も楽しめると思うので、気軽に来て欲しいですね。北村:さすがです。回収するね~!佐藤:もう俺、地方キャンペーンでたくさんしゃべってるから!北村:寛太くんは1人でキャンペーンで地方を回ってたんですよ。全部きれいにまとめて言ってくれました(笑)。●【プレゼント】北村匠海&佐藤寛太サイン入りチェキ<応募〆:10月18日>北村匠海&佐藤寛太 サイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年10月13日から2017年10月18日23:59まで■内容:北村匠海&佐藤寛太 サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後24時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年10月13日「実写版の序盤に出てくる、永井圭に対する人体実験のシーンに惹きつけられました。僕がアニメ版・永井圭を演じたときも、すごくキツいシーンだったんです。亜人を演じるうえでなにがいちばん大変かというと、“命を繰り返す”つまり“死ねない”ということを、どう理解していけばいいのか…実際には誰も理解できないじゃないですか。それを佐藤さんが自らの身体を使って演じられている姿を観て、本当に感動しました」そう語るのは、アニメ版『亜人』で主人公の永井圭を演じた声優・宮野真守だ。隣には、実写版『亜人』で同じく永井圭を演じた俳優・佐藤健が座っている。この日このとき初めて対面したという二人だったが、“亜人”という未知なる存在と“永井圭”という独特な個性を演じるにあたってそれぞれに導き出したものは、アウトプットが違えども大きく重なっていた──。■“佐藤健”を完全に排除したくて、アニメ版をコピーしようと思ったそもそも、今回の実写版『亜人』で永井圭を演じるにあたり、佐藤さんはアニメ版での宮野さんの芝居を“がっつり”参考にしたという。「アニメの声優さんに、ここまで近づけようと思ったことは初めて」と語る佐藤さん。その理由として、「永井圭という別人になりたい」という思いに、宮野さんの“実写版に近い芝居”がハマったことが大きかったと明かす。佐藤:まず、アニメーション自体が実写に近い画の作り方をしていると思ったんですね。さらに宮野さんのお芝居も、いわゆる“声優さんの芝居”というよりは、実写に近いなと思いました。それで…僕が永井圭を演じるときに、自分のなかから出てきたものだけでやると、どうしても “佐藤健が演じている人”にしかならない。でも僕は、別人になりたいんです。佐藤健を完全に排除して、永井圭というまったくの別人になりたいと思ったときに、自分のなかから出てきたものだけじゃ限界があって。それで、何かないか探していたときに、宮野さんの圭を観て、これをコピーしようと思ったんですね。宮野:セリフの間合いとかが、たぶん違いますもんね。佐藤:そうそう。間合いや強弱が“僕のなかにはないエキス”だと思いました。だからこれを僕がコピーして、近づけようとすることで、別人になれるかなと思って。そういう意味でアニメをすごい観ましたね。撮影現場でも観ていたし、喋り方を近づけられそうなところは、そのまま近づけようっていう意識でやっていました。宮野:『亜人』という作品の質感自体ももちろんですが、僕はそういうお芝居にチャレンジするのが好きなので、それが許される現場では率先してやるんです。特にアニメ版『亜人』は、先に声を録って、そこに画をつける“プレスコ”という形でやっていたので…。佐藤:あ、そうなんですか!宮野:より“自分の間合い”でセリフを言える作品なんですね。ですから、『亜人』の世界観におけるナチュラルな雰囲気も試しましたし、そこに自然に存在できたらなあと思って演じていました。■ アクションシーンでの“リアリティの度合いとバランス”“新感覚アクション超大作”と謳われるように、実写版『亜人』の見どころのひとつがバトルアクションのシーンだ。命を繰り返す亜人同士のエンドレスリピートバトルは次第に熱を増し、クライマックスに向けて激しいアクションシーンが畳み掛けるように続いていく。宮野:特殊な性質を持っている難しい役だと思うので、佐藤さんが永井圭を、ご自身の肉体を使ってどう表現するんだろう?って思っていたんです。そしたら…もちろんたくさん苦労されたと思いますが、難なく演じられているように見えて、かっこいいなあって思ったし、なによりも、永井圭がめっちゃ強い(笑)。特に後半、どんどんアクションが激しくなっていくなかで、彼のクレバーな部分にフィジカルの強さがプラスされた実写映画版の永井圭は、非常にかっこよかったですね。佐藤:ありがとうございます。やっぱり、ひとつのエンターテインメント作品なので、リアリティを追求していくだけじゃダメなんですよね。僕が漫画やアニメで把握した永井圭という人物を、リアリティを追求しながら役作りしていくというよりは、アクションエンターテインメントにしたかったので。だから、言ってしまえば…「いやおまえ、なんでそんな動けんねん!」っていうところなんですけど(笑)。宮野:ふふふ。ですよね(笑)。佐藤:でもそこは…僕がアクションをしたほうがいい映画になるって思ったんです。だから、バランスは難しかったですよ。戦いまくったりすると、お客さんが離れちゃうだろうなあって思って。お客さんが乗っかっていける、離れていかないギリギリの、でもかっこいいアクションっていうのを探るのが難しかったかもしれないですね。宮野:すごいなあ。肉体で演じるなかで、リアリティをどこまで持っていくか…アクションひとつ取っても追求されているっていうのは、すごく面白いお話だなあと思います。「リアリティ」って「リアル」って事ではないから…たしかに、急に格闘センスがアップすると、おかしいことになるんですよね。佐藤:そうなんです。僕ね、具体的に言うと、パンチや蹴りは、ナシだったんですよ。宮野:なるほどー!佐藤:でも、銃はアリだったんです。あと、走ったり、飛んだり跳ねたりもアリ。これをやったらさすがに「おまえ誰なんだよ?」って思われちゃうだろうなっていうラインのギリギリですね。本当にリアルにすると、あんなに走れたり、高いところに飛べたり、銃を撃てたりできないはずなんですけど、ある程度は見せていったほうが、映画として楽しめる作品になると思ったから、バランスをみながらやってましたね。宮野:だから違和感がないのかもしれないですよね。そういう意味では、アニメーションってけっこう無茶できちゃうんです。撃たれながらも走れたり(笑)、すごい勢いで追っ手から逃げたりっていうのも、意外とできるので。そう考えると今回の実写版は、“亜人という世界観のなかでのリアリティ”というところで成立されているんだなあと思いました。■「正しい選択ができる」永井圭の「合理的な正義」『亜人』の主人公・永井圭は、頭脳明晰のうえ、徹底した合理主義者として描かれている。ともすれば「利己的で冷たい」印象を観るものに与える主人公のパーソナリティーについて、演じる身として分析し表現した二人の言葉はほとんど同義だった。佐藤:冷たく見えるっていうのは結果論なんですよね。僕が演じるときには「冷たさ」っていうのは一切意識してないんです。彼の賢いところと合理的なところ、自分のことを客観的に見て、感情をしっかりコントロールできるところ…中でも僕がいちばん大切にしたことは、「正しい選択ができる人」という部分です。賢くて、感情をコントロールできて、そのときの自分の最善策を見つけて、それを実行できる人。そういうことの結果が冷たさにつながると思っていたので、僕はつねに永井圭が、いまなにをするのが最善なのかっていうことを考えながら演じていました。宮野:アニメシリーズが始まった頃に僕が言ってたことと、いま同じことを言ってらっしゃったので(笑)、びっくりしたし、とても嬉しく思いました。その通りだなって。僕はアニメ版のときに、そういった永井圭の性質が、ある意味いまの新しいヒーロー像なんじゃないかって思って演じたんですね。アニメ版ではただ真っ直ぐ根拠のない正義を掲げるキャラクターもいて、「だって、やらなきゃダメだろう!」って言うんですが、永井圭は結果を成し遂げられると思わないとGOを出さないんですよね。それは非常に合理的な正義だなと思って。佐藤:うん、そうですね。宮野:なので、演じていて非常に面白かったですし、人間の本質的な部分を永井圭から感じさせてもらいましたね。「自分がまずより良く生きていくためにはどうするか」っていうところが根本で。突き詰めると、きっとみんなそうなんですが、「正義のために」とかって掲げがちですよね。でも永井圭はそうではなく、非常にクレバーにその本質へ向かっていくので、ある意味正しいのかなって思います。それで冷たく見えてしまう…アニメのほうではよく「クズ」って言われてましたが(笑)、僕はそういう彼を理解したので、全然クズだと思えなくて。佐藤:僕も漫画とアニメを観たときから、誰よりも永井圭に共感していたし、自分とかけ離れているキャラクターだとは全然思っていないので、そういう意味ではやりやすかったですね。今回、宮野さんは実写版『亜人』で永井圭のIBM(インビジブル・ブラック・マター=亜人が分身として操る、人には不可視の存在)として声の出演をしている。アフレコでは様々なパターンを録ったと話す宮野さん。取材時には「まだ僕、どれが採用されているか知らないんですよ(笑)」と前置きしてから、今回の抜てきについて語ってくれた。宮野:アニメ版だとIBMの声は、そのIBMを出す本人が喋っているんですね。永井圭のIBMは命令を聞かず自立して勝手に喋っちゃうんですけど、そのうえで彼の思念みたいなものがポロポロ出るっていう…永井圭の声で勝手に喋っちゃうみたいなイメージだったんです。ですから今回の実写版も、まず佐藤さんの喋った言葉を、そのまま真似するパターンを録りました。永井圭のIBMなので、佐藤さんのお芝居をそのままトレースしたパターンですね。佐藤:僕観ましたが、宮野さんのIBMはすごく馴染んでいました。宮野:どれだったんだろう(笑)?佐藤:どれを使われたのかわかんないですけど、いい意味で馴染んでいて、ナチュラルなお芝居だなあと思いました。宮野:よかったです(笑)!佐藤:いやでも本当に、実写版『亜人』が決まってから僕、宮野さんに一度正式にご挨拶させていただきたいと思っていました。こうやって一緒に実写映画で関われたのは、本当に嬉しいですよね。宮野:僕も嬉しいです。さっきご挨拶させていただいたときに、「本物の佐藤健さんだー!」って、思いましたもん(笑)。永井圭と佐藤(綾野剛)の壮絶なガチバトルはもちろん、宮野真守のエキスを身体に取り込み“永井圭という別人”になった、佐藤健の表現のすべてに注目したい。(text:とみた まい/photo:You Ishii)■関連作品:亜人 2017年9月30日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社
2017年10月06日気鋭・桜井画門による大人気漫画を本広克行監督で実写化する映画『亜人』。この度、本作にて主人公・永井圭を演じた佐藤健と、アニメ版で主人公・永井圭を熱演し、本作ではナレーションとIBMの声として出演している宮野真守の“W永井圭”の初対面が実現!それぞれの印象と、『亜人』MX4D版を一足早く体験した感想を明かした。主演の佐藤さんをはじめ、綾野剛、そのほか玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、浜辺美波と実力派俳優陣の共演も見どころの本作だが、注目なのはアトラクション型興行での上映だ。本広克行監督自ら完全監修をし、動作1つ1つをこだわり抜いた“MX4D版”が完成。そしてこの度、激しいバトルアクションが見どころの本作の“MX4D版”を、主人公・永井圭を演じた佐藤さんと、アニメ版で主人公・永井圭を演じ本作にも声で出演する宮野さんが、一足早く体験。2人は大いに揺れ、映画を観ていることを忘れ、アトラクションに乗っているかのように声を上げるなど存分に楽しんだという。佐藤さんは「『映画館に行く?』というより、『遊園地に行く?』まさにこんな体験ができました。本当にジェットコースターに乗っているような感覚です。友だち同士でワイワイ楽しんでもいいですし、デートで吊り橋効果を利用して、二人の絆を深めてもらってもいいですし!僕はデートをオススメしますね(笑)。キャーキャー言って楽しんでください!」と楽しそうな感想をコメント。宮野さんは初めて“MX4D”を経験したそうで「非常に斬新でした。映画を観ながらずっと揺れるという、滅多にない体験をしましたね。最初は誰を視点に動くのかなと思ったら、全方位で動いていたので(笑)。これはアトラクションとして、いろんな感情を体験できて面白い!是非アトラクションのように楽しんでもらいたいと思います!」と魅力をアピールした。また2人の共演シーンとなった、佐藤さん演じる永井圭と宮野さん演じるIBMのシーンでは、両者のコミカルな掛け合いに、思わず2人も大爆笑!さらに、上映が終了し場内に明かりがつくと…佐藤さんの前髪が原形をとどめないほどオールバックに!その姿に宮野さんは再び大爆笑!まさに“新感覚アクション”を“体感”したようだ。実は、本作が初共演、そして当日が初対面だった佐藤さんと宮野さん。「よくテレビなどで見てる人だ!と思い、本当に緊張した」と宮野さんは話していたが、「永井圭」を演じた者同士とあって、すぐに意気投合。佐藤さんは「ずっと宮野さんとご一緒したいと思っていました」と明かし、「今回の役作りするときに、アニメ版を沢山見て『永井圭』像の参考にさせていただいていたので、スクリーンで共演できて、本当にうれしいですね」と喜びを語った。『亜人』は9月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:亜人 2017年9月30日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社
2017年09月27日映画『恋と嘘』(10月14日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が6日、都内で行われ、森川葵、北村匠海(DISH//)、佐藤寛太(劇団EXILE)、古澤健監督が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。北村が、「朝7時からマシンガントーク」と佐藤の元気さを明かすと、古澤監督も便乗。古澤監督は「感激屋なので『いや~葵ちゃんの芝居すげーよかった! 匠海くんの芝居すげー勉強になった! うわ~俺はもう感動しちゃった~!』って」と、佐藤が森川&北村のシーンで感動していたエピソードを披露した。佐藤も「自分以外のシーンを結構見てた」と、勉強家な面をのぞかせた。古澤監督から「小学生。イケメンなのに、中身がコロコロコミック」と評された佐藤について、北村はさらに「寛太くんが感動しすぎて1時間号泣してたって」と重ね、森川も「本当は私が泣かなきゃいけないシーンだったんですけど、なかなか泣けなくて。そしたらその時の私の芝居を感じ取って逆に寛太くんが泣いちゃうという」と撮影を振り返った。北村が「感受性がすごく豊かなんですよ。転んで痛くて大号泣しちゃう小学生みたいな」と表すと、佐藤は「そこ(小学生)に戻るんかい!」と照れながらツッコミを入れていた。またこの日は、ゲストとしてゲッターズ飯田が登場し、事前アンケートの回答をもとに会場の観客からキャスト陣の”最良”の相手を選んだ。選ばれた全員が女性だったために森川が戸惑いを見せていたが、それぞれが相手と握手をすると、会場からも拍手が起こっていた。
2017年09月06日気鋭・桜井画門による人気漫画を、佐藤健や綾野剛ら豪華俳優勢揃いで実写映画化する『亜人』。アニメ版で主人公・永井圭を熱演した宮野真守も本作のナレーション&IBMの声として出演が決定し、アニメと実写のコラボに大きな注目が集まる中、さらに本作に縁深い声優・鈴村健一が、声の出演ではなく実写で出演していることが分かった。センセーショナルな設定の面白さで目の肥えた漫画好きを唸らせた「亜人」の実写化にあたり、類まれなる身体能力で数々のアクションもこなす佐藤さんが主演に。そして対峙するのは常にストイックな精神で役に挑む綾野さん。2大“憑依型”俳優の直接対決に加え、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、浜辺美波ら実力派俳優陣が出演。また、アニメ版「亜人」で主人公・永井圭を演じた宮野さんも、実写版にてナレーション&IBMの声として“声”出演。実写とアニメの究極のコラボレーションの実現は大きな話題となった。そしてこの度、「銀魂」「うたの☆プリンスさまっ♪」「黒子のバスケ」「おそ松さん」ほか数多くのアニメや、ナレーター業・歌手業でも幅広く活躍する人気声優・鈴村さんの出演が発表。宮野さんと違い、声の出演ではなく顔出しで登場するという。演じるのは、報道センターのアナウンサー・岩清水憲明役。亜人最凶のテロリスト・佐藤(綾野剛)が世間を賑わせた際、報道は一気に白熱。そんななか、熱心に情報を伝える鈴村さん演じる岩清水アナウンサーの姿が…。鈴村さんは、本作では登場しない戸崎の後輩・曽我部をアニメ版で演じており、その縁故からと思いきや、なんと本広組のアクション監督補佐を務める鈴村正樹氏が鈴村さんの“実弟”ということで、鈴村さんにオファーがあり、出演が決定!「自分が出演していたアニメーションの実写映画作品に声ではなく出演することになるとは夢にも思いませんでした。この度は私の弟、鈴村正樹が本広組の監督補佐ということで、ありがたいことにお声がけいただきました」と出演経緯を報告。「出演時間はほぼ一瞬ですが、いつもとはちがうフィールドでの撮影はとんでもなく長く感じました。幸いだったのは弟が別の現場に出ていて、撮影をリアルタイムに見られずにすんだことでしょうか(笑)」と収録をふり返った。また、鈴村さんと佐藤さんの共演といえば2007年放送の「仮面ライダー電王」がファンの間では人気が高いが、「以前、主演の佐藤健さんとは僕も思い入れの強い作品で共演させていただいたことがあったりと、沢山のご縁が繋いでくれた今回の出演。素敵な経験の場を頂き感謝しております。少しでも本作の彩りになっていれば幸いです」と10年ぶりの再共演に歓喜の様子。「亜人は深いテーマを内包しつつ、エンターテインメント作品としての楽しめる上質な作品です。今回の映画化でまたこの作品に触れる方々が増えることを喜ばしく思っております!皆様、是非劇場の大スクリーンでご覧ください!」と呼びかけた。『亜人』は9月30日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:亜人 2017年9月30日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社
2017年09月01日マキノノゾミ上演台本・演出、細貝圭、佐藤祐基、加藤虎ノ介出演の三人芝居『オーファンズ』が10月に上演される。舞台『オーファンズ』チケット情報本作は、蝕まれた心が愛によって癒されていく、というテーマで書かれたライル・ケスラーの脚本で、1983年のロサンゼルス初演以降、世界各国で上演されてきた作品。日本でも1986年に劇団四季で初演されて以来、椎名桔平や根津甚八ほか、そうそうたる俳優たちが上演を重ねてきた名作だ。3人の“オーファン(孤児)”の姿を描く本作。ひとりで弟を支えてきた凶暴な性格の兄・トリート役の細貝は「すごく難しい役だなとは思うんですけど、でも多分みんなどこかしらトリートの気持ちは経験したことあると思うんです。すごく愛情を注いでいたフィリップ(弟)の愛情がハロルドにいってしまう切なさ。そういうところを繊細に大事に演じていきたいです」。兄弟の家に迷い込んでくる男・ハロルド役の加藤は約3年ぶりの舞台出演。「やってみたい役だなって感じました。ハロルド役を高橋和也さんが演じられていたことがあるのですが、年齢的にも違うので、僕はどうしようかなって感じで。非常に魅力的な役だと思います」。細貝が「海外戯曲だと構えてしまうお客さんもきっと感情移入できる作品」と評した本作。がしかし、そもそも海外戯曲に構えがある人は多いもの。加藤が「日本人なのに海外の名前とか、そういう部分に照れがある」と明かすと、マキノも「それ、僕もある」。「そこをどう突破して着地できるのかっていうのは、僕にとっても長いことテーマであり続けました。身体の使い方から違うんだと思うんですよ。ト書き読んでても思うもん。『肩を抱いてやる』ってなかなか言わんよねって。だからまず血から入れ替えるような、背負ってる日本的なものをどれだけ切り捨てられるかがスタート地点になる。でもそういう作業って演劇のスリリングで面白いことではありますよね。“こんなに違う人に化ける”ってこと自体。だから海外戯曲をやるのは好きです」と語るマキノの演出で本作がどうなるのか楽しみだ。上演台本もマキノが手掛けるが「英語でやると20分の話が日本語に訳すと30分になったりするんだけど、そうなるともう身体に起こってることが違う。できるだけそこに齟齬がないようにやっていったら何が立ち上がっていくのか、どんな気持ちが起きるのか、そういう部分を楽しみにつくりたい」。「今までの公演を観た人は必見です!見逃してる人ももちろん必見だけど(笑)」(マキノ)という本作は、10月14日(土)・15日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、10月18日(水)から22日(日)まで東京・草月ホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年08月23日“恋愛禁止の世界”を舞台に、森川葵が北村匠海と佐藤寛太との間で揺れる映画『恋と嘘』。このほど、森川さんが2人のイケメン男子からハグされ、キスされる予告編とともに本ポスタービジュアルが解禁。主題歌を、俳優でシンガーソングライターの阪本奨悟が、福山雅治の名曲「HELLO」をカヴァーすることになった。大人気同名漫画のアナザーストーリーとして、自由恋愛が許されない世界に生きるヒロイン・仁坂葵を森川さん。葵に密かな恋心を抱く幼なじみ・司馬優翔を『君の膵臓をたべたい』の北村さん、司馬のライバルとなる高千穂蒼佑を、「劇団EXILE」のメンバーで『HiGH&LOW』にも出演する佐藤さんが演じる本作。待望の予告編は、不器用で真っすぐな女子高生・葵(森川さん)と、いつもそばにいる “最高”の幼なじみ・優翔(北村さん)との仲良さげな姿が映し出され、「幼なじみの2人が結ばれるのは、よくある話」…という冒頭から始まるも、一転、これまでの恋愛映画とは一線を画す物語を予感させる展開に。劇的な出生率の低下により「超・少子化対策法」が制定され、16歳になると政府から未来の結婚相手が知らされる世界が舞台であることが説明され、その結婚相手は国民の遺伝子を分析した上での最良のパートナーであることから、“科学の赤い糸”と呼ばれること、その「政府通知」の相手以外との恋愛は禁止されていることが示されていく。葵の前に、政府通知の“最良”の結婚相手・蒼佑(佐藤さん)が登場するが、そっけない態度を取られながらも寄り添おうとする葵は、突然のハグとキスを受けることに…。一方、優翔からの「好きだ」という突然の告白とハグに戸惑っていると、「不必要な異性との交遊は慎むように」との政府からの警告が…。“科学の赤い糸”を信じる葵が、ずっと好きでいてくれた人と幸せを約束された人との間で揺れ動く姿が垣間見え、恋愛禁止の世界に生きる3人の恋がどのような展開を見せるのか、期待高まる映像に仕上がった。合わせて完成した本ビジュアルでは、未来を彷彿とさせる高校をバックに優翔と蒼佑が葵を挟むようにベンチに腰掛け、本当の未来でも起こりうる(!?)三角関係を予見させるものとなっている。さらに、本作の主題歌を担当するのは、ミュージカル「テニスの王子様」やNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演し、役者としての将来を期待されるも音楽への強い思いから転身、先日メジャーデビューを果たしたシンガーソングライターの阪本さん。福山さんの1995年発表の大ヒット曲「HELLO」をカヴァーし、揺れ動く3人の恋模様を爽やかな歌声で包み込む。また、阪本さんは挿入歌「恋と嘘~ぎゅっと君の手を~」を書き下ろしており、物語をいっそう盛り上げるくれるはずだ。「脚本制作をしているときから、映画の世界観が『HELLO』の歌詞や曲調がシンクロしているように感じていた」と明かすのは、本作のプロデューサー陣。原作のムサヲ氏も「実は母が福山さんの大ファンで、よく台所や居間で流れていた親しみのある曲なので主題歌が『HELLO』に決まったときは驚きました」とコメント、「少し恐縮する気持ちもありましたが、あの名曲がどのような形で寄り添ってくれるんだろうという期待のほうが勝っていました…!」と語る。本作の古澤健監督は、阪本さんの歌声を「いままさに青春を生きつつ歌っている」と評価、「まさに映画版『恋と嘘』が求める世界観にぴったりと合う」と太鼓判を押す。「そんな阪本さんが歌う『HELLO』はきっとオリジナルとはまた違う恋のワクワクする焦燥感、ヒリヒリと痛む多幸感を表現してくれるのではないか」との期待のほどをコメントする。また、オリジナルとなる挿入歌「恋と嘘~ぎゅっと君の手を~」については、「恋の一瞬の輝きを際立たせてくれるような、ポップソングの儚い美しさを表現して欲しいと無茶振りをしたのをおぼえています。曲の制作と映画の撮影は同時進行だったので、それが果たしてぴったりとハマるのか不安はありましたが、仕上げのときに僕らスタッフが驚くほどのハマり具合でした。まさかあの芝居とこんなにリンクするなんて…と。阪本奨悟さんの歌はこの映画のもうひとりの登場人物として、主人公たちに並走してくれたと思います」と、その仕上がりに絶賛を贈っている。“最高”と“最良”、“恋愛”と“結婚”。揺れ動く3人の“恋”と相手を思いやる“嘘”。走り出した3人の運命の恋を、しっかりと見届けて。『恋と嘘』は10月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月24日佐藤健と土屋太鳳をW主演に迎え、実在のカップルに起きた奇跡を基に映画化した本作の正式タイトルが、この度『8年越しの花嫁 奇跡の実話』とし、公開日が12月16日(土)に決定。また、本編映像初解禁となる特報映像と、豪華追加キャストも発表された。結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が2人を待ち受けていた。そして2人が結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる――。本作は、「YouTube」に投稿された動画をきっかけに、「奇跡の結婚式」「号泣する実話」として一気に話題が広がり、数々のメディアで取り上げられ海外にも拡散、また「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされた、あるカップルに起きた奇跡の実話の映画化。目を覚まさない恋人を献身的に支え続け、苦悩しながらもひたむきに彼女を思い続ける尚志役を佐藤さん、病と闘う麻衣役には土屋さんが熱演する本作に、さらに今回新たなキャストが発表。この2人を優しく時に厳しく見守る麻衣の両親、母・中原初美役に薬師丸ひろ子、父・中原浩二役に杉本哲太。尚志が働く会社の社長・柴田役に北村一輝、先輩・室田浩輔役に浜野謙太。そして、尚志と麻衣を担当する結婚式のウェディングプランナー・島尾真美子役を中村ゆり、麻衣の主治医・和田医師役を堀部圭亮、そうめん工場の社長役を古舘寛治が扮する。このほど公開された特報映像では、「麻衣が眠って401日目の夜です」と自撮りする佐藤さん演じる尚志からスタートし、「結婚しよう」とプロポーズする場面や、突然病に倒れるシーンなどが映し出される。恋人の回復を祈り支え続ける苦悩、繊細な心情を表現する佐藤さんと、突然の病に襲われ懸命に立ち向かう麻衣を演じる土屋さんが、寄り添いそして切なく呼応…。8年という歳月を経た2人の奇跡の物語に、期待高まる映像へと仕上がっている。また同時にポスタービジュアルも公開。ビジュアルは、尚志が麻衣の回復を願い、「いつか麻衣にウエディングドレスを」と奇跡を信じて待ち続ける「希望」をコンセプトに、本編とは別に撮り下ろした写真を使用した一枚となっている。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月15日俳優の佐藤健と女優の土屋太鳳による映画『8年越しの花嫁奇跡の実話』(12月16日公開)の特報、ポスタービジュアル、及び出演者が15日、公開された。同作はYouTubeに投稿された動画をきっかけに「奇跡の結婚式」として数多くのメディアに取り上げられた実話をベースに、『64 ロクヨン前・後編』(16年)などで知られる瀬々敬久監督がメガホンを取る。結婚式を間近に控えながら原因不明の病で昏睡状態となってしまった麻衣(土屋)と、諦めずに回復を祈り続けた尚志(佐藤)の姿を描く。特報では、麻衣の回復を祈り支え続ける尚志の苦悩を、佐藤が繊細に表現する姿が。また、土屋との幸せな姿や、麻衣の母親が「もう忘れて下さい」と頭を下げる様子が映し出される。ポスタービジュアルでは、ウェディングドレスを来た麻衣と尚志の幸せな結婚式が全面に。このビジュアルは尚志が「いつか麻衣にウェディングドレスを」と待ち続ける"希望"をコンセプトに、本編とは別に撮影された。また、共演者として麻衣の母・初美役の薬師丸ひろ子、父・浩二役の杉本哲太が発表された。さらに、尚志が働く会社の社長・柴田役の北村一輝、先輩・室田役の浜野謙太、ウェディングプランナー・島尾役の中村ゆり、麻衣の主治医役の堀部圭亮、尚志が仕事で出会うそうめん工場の社長役の古舘寛治が出演する。
2017年06月15日理想のパートナーを政府が決める恋愛禁止の世界を舞台に、主演・森川葵、「DISH//」北村匠海と「劇団EXILE」佐藤寛太という最旬若手キャストでかつてない青春ラブストーリーを描く『恋と嘘』。このほど、本作の初映像となる特報が解禁となった。DNAなどあらゆるデータにもとづき政府が最良の結婚相手を通知してくれる、恋愛禁止の世界。多くの人がその“政府通知”を幸せな結婚のきっかけとして受け入れていた。人よりもちょっと優柔不断な仁坂葵(森川葵)は、通知が教えてくれる相手をずっと心待ちにしている女子高生。そんな葵の誕生日前日、幼なじみの司馬優翔(北村匠海)に突然「好きだ」と告白される。小さなころからいつもそばにいてくれる心優しい優翔の気持ちに戸惑う葵のもとに、無口でミステリアスな高千穂蒼佑(佐藤寛太)が政府通知の相手として現れる。葵は蒼佑に心惹かれていくのだが…。マンガアプリ「マンガボックス」で連載された大ヒットマンガを、原作とつながりを持つアナザーストーリーとして実写映画化する本作。自由な恋愛が許されない世界に生きるヒロインを、『花戦さ』にも出演する森川さん。葵に密かな恋心を抱く幼なじみ役を、今夏の話題作『君の膵臓をたべたい』で主演をつとめる北村さん、司馬のライバルとなる葵の政府通知の相手を『HIGH&LOW』にも出演する佐藤さんが演じることで、早くも話題沸騰。今回解禁された初映像では、不器用で真っすぐな女子高生・葵と、いつもそばにいてくれる“最高”の幼なじみ・優翔との満たされた日々の中に、政府通知の“最良”の結婚相手として蒼佑が現れ、事態が急転。無口でミステリアスな蒼佑からの強引な手つなぎ、「黙れよ」と言いながらの突然のキス…。そこに、優翔からの「好きだ」という突然の告白…。誰よりも自分のことを分かってくれる、“ずっと好きでいてくれた人”と、政府が通知した“幸せを約束された人”という、2人のイケメン男子の間で揺れ動き、戸惑う葵。恋愛禁止の世界に生きる3人の恋が、どのような展開を見せるのか。ドキドキの三角関係に、期待高まる映像となっている。『恋と嘘』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月02日「関ジャニ∞」の錦戸亮と女優・松岡茉優が夫婦役を務める、7月スタートの新土曜ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」。この度、本作の新たなキャストとして、佐藤隆太、壇蜜、「Hey!Say!JUMP」薮宏太、江口のりこ、イモトアヤコの出演が決定した。見た目よし、学歴よし、収入よし!ウチの夫は理想の夫…のはずが、ある日、妻が知ってしまった夫の秘密。実は、夫は職場で足引っ張りまくりのお荷物社員だったのだ。一方、夫・小林司は悩んでいた。「できる夫」と信じ込んでいる妻に、お荷物社員ぶりを知られてはならない。それでも、繰り返す仕事のミス、屈辱、部下から向けられる軽蔑の視線に、「会社辞めたい」。もう限界と思ったとき、妻の妊娠が発覚!一家の大黒柱として、会社を辞めるわけにはいかない。子どもを産む妻を不安にさせてはいけない。仕事ができるようになりたいと、夫婦二人三脚の社会サバイバルがスタートする――!本ドラマは、錦戸さん演じるちょっと残念な「仕事ができない夫」小林司が、松岡さん扮する奥さん・沙也加と手に手を取って頑張る、笑って泣ける新感覚なお仕事ホームドラマ。そして今回、この2人を取り巻く新たなキャストが決定。司の働くイベント会社「マックスエンターテインメント」の面々として、司の働く制作一部のチームリーダー・土方俊治役に「ROOKIES」「海猿」の佐藤さん。司の上司で「男になんて負けたくない」と肩ひじ張って働くキャリアウーマンだが、お酒が入ると人が変わってしまう黒川晶役には、ドラマやバラエティ番組、CMなど多方面で活躍する壇蜜さん。ずる賢く仕事をサボるのがうまい司の後輩で土方の腰巾着、田所陽介役に、「3年B組金八先生」「任侠ヘルパー」に出演する薮さん。5年ぶり日本テレビゴールデン連続ドラマ出演となる佐藤さんは、「今回僕が演じる土方という人間は、“いわゆる、仕事ができる男”ということだそうで。そんな役でお声掛けして頂き、相当驚いております。何かの間違い、もしくは罠なんじゃないかと。まず土方さんという役名がプレッシャーです(笑)」とコメント。また、壇蜜さんと薮さんは日本テレビドラマ初出演。壇蜜さんは、「観てくださった方々に、『こんな先輩いやだなあ』と言われるのが、私のおつとめだと心得ております」と話し、主演の錦戸さんとは初共演だと言う薮さんは、「ドラマの中での錦戸くんは同じ部署のダメな先輩役ですが、ジャニーズ事務所では尊敬する先輩です。しっかり目に焼き付けて沢山のことを学びたいと思います」と気合十分に語っている。さらに、司の姉でまるで実家のように頻繁に司と沙也加の家に泊まり込んでは、2人を困らせる小姑・みどり役に江口さん、沙也加のマタ友(マタニティー友だち)のひとりで、20~40代まで年齢差のある妊婦仲間の輪に沙也加を招き入れる町田あかり役にイモトさんが扮する。江口さんは、「面白い役をやらせていただけること、とても嬉しく思っています。大好きな日テレのスタッフさんとともに、楽しい作品を作りたいです!」と意気込み、イモトさんは「マタ友という初めて聞いたワードに若干あたふたしておりますが、可愛らしいご夫婦にどのように絡んでいくのか楽しみです!」とコメントしている。「ウチの夫は仕事ができない」は7月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月31日6月3日公開の映画『花戦さ』の公開直前会見が29日、都内で行われ、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督が出席した。野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐藤浩市といった狂言、歌舞伎、日本映画界を代表する俳優陣が共演を果たした本作。暴君と化した豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政から町衆を守るため、真っ向から秀吉に挑んだ花僧、初代・池坊専好(野村萬斎)の大勝負を描く。市川とは本作で初共演となった野村は「僕とのシーンも素晴らしいんですけど、浩市(千利休)さんを踏んづけたりと憎々しさが本当に楽しくて、素晴らしい秀吉でした。こんな嫌な奴がこんなにチャーミングに見えて、本当に素晴らしいと思いました」と絶賛し、当の市川は「大先輩の佐藤さんの頭を踏んづけるのが本当に嫌でしたが、役だから仕方ないですよね。だから心の中で『ごめんなさい』と言いながらやっていました」と佐藤を気にかける場面も。その市川から足で踏まれた佐藤は「僕らみたいなのは、熱がかからないと(芝居が)出来ないので、猿之助くんに『もっと踏んで! もっと踏んで!』とお願いをさせていただきました。違う意味に取られますが」と笑わせ、佐藤と長い付き合いのある中井は「佐藤さんがMだというのは長い付き合いの中で何となく分かっていましたよ」とコメントして会場の笑いを誘った。ヒロインの森川は、野村扮する専好に助けられた娘・れん役。「みなさんそれぞれの個性を持たれた素敵な俳優さん。私がその中に紛れていて不思議な感覚です」と話しながら「作品をやっていても、同じ年齡の人とやることが多いので、こうして同じ作品に出させていただいて本当に幸せです」と大先輩の演技に刺激を受けた様子。とはいえ、「皆さんそれぞれ素敵なので、もし選べと言われても絶対に選べないです(笑)」と言及を避け、登壇した男性陣を安堵させた。映画『花戦さ』は、6月3日より全国公開。
2017年05月29日女優の土屋太鳳、欅坂46の佐藤詩織、アイドルの椎名ひかり、ダンサーのISSAY、ロックバンドのヤバイTシャツ屋さんが16日、都内で行われたロッテ『キシリトールガム』発売20周年プロジェクト発表会に出席した。ロッテは、5月23日に『キシリトールガム』発売20周年を記念して、総計200万種類以上となるパッケージデザインのキシリトールガムを新発売。同プロジェクトには土屋太鳳、欅坂46の佐藤詩織ら20代の著名人が参加し、パッケージをデザインしている。着物姿で登壇した土屋は「和柄がすごく好きなので、同世代の方にも和柄の魅力が伝わるように案を出させていただきました。3月にお話をいただき、5月に完成したので3カ月かかりました」と自らデザインした和柄のパッケージを解説。一方、美大に通いながら欅坂46のメンバーとして活動をしている佐藤は「私はアイドル活動させている傍ら、美術大でデザインを勉強しています。希望に向かっていけたらという思いを込めてデザインしました」とデザインを解説し、そのデザインを落とした衣装について「これはお気に入りなので、秋元康先生にこの衣装に合う曲を作っていただきたいですね」と希望を語った。2人は昨年の大晦日に放送された『NHK紅白歌合戦』で共演を果たしたが、会話を交わしたのは今日が初めて。お互いの印象を問われ、土屋が「テレビで拝見して、あのステージの中で激しい踊りや場所確認が大変なんだろうなって思います。本当にカッコ良いと思いながら拝見していますよ」と語り、佐藤は「私は欅坂46になる前から知っていて、テレビでよく見てました。今日の着物姿も綺麗だし本当に美しくて、さっきから緊張が止まらないです…」と憧れの土屋を前にして緊張気味だった。
2017年05月16日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日高梨臨主演、田中圭、土村芳、淵上泰史、小関裕太らの共演で“恋ヘタ女子”のラブストーリーが展開するプラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」の第2話が4月13日(木)今夜放送となる。映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』やHuluオリジナルドラマ「代償」などで活躍する女優の高梨臨が約4年ぶりの連ドラ主演を務めることになる本作。原作は“恋ベタ”主人公たちの不器用すぎる恋愛模様を人生設計やセックスにまつわる赤裸々なガールズトークも交えて描いた、女性の理想と本音が入り乱れた大人のラブコメとして人気の藤原晶による同名コミック。高梨さん演じる茅ヶ崎美沙は新興スマホゲーム会社で働き会社の経営トップに立つことを目指す一方、恋は最長2か月しか続いたことがない「恋より仕事」のキャリアウーマン。そんな美沙を仕事でも恋でも翻弄する雄島佳介には田中さん。佳介はNY帰りの経営のプロで仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、強引な恋のアプローチのウラには実は乗り越えられない過去があり、前回の1話では美沙に強引にアプローチ、さらには美沙の社長就任の夢まで奪ってしまう。美沙のルームメイトで「夢は結婚」というお嬢さま気質の受付嬢、榎田千尋には土村さん。前回放送の第1話では4年の交際を経て彼氏からプロポーズされるも、その彼氏を内田理央演じる同僚で後輩の受付嬢・桜井理佳子に奪われてしまう。今夜放送の第2話では、佳介に社長の座を奪われた美沙は仕事の実権も握られ、いままで通り仕事ができないでいた。そんななかゲームの新キャラがパクリではないかという騒動が巻き起こる。仕事も恋も佳介に翻弄される美沙は再び佳介にキスを迫られることに。一方プロポーズされた婚約者に浮気された千尋は命の恩人・橋本司(淵上泰史)と再会。“セックス下手”が理由で浮気されていた千尋は司から「彼氏を浮気相手から取り戻す方法…男を腑抜けにするセックスを教えてやる」と言われ…という展開に。“全員恋ベタ”男女の恋愛が急速に動き出す今夜の「恋がヘタでも生きてます」第2話は、4月13日(木)23時59分~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年04月13日岡山県に住む実在のカップルに起きた奇跡を基に、佐藤健と土屋太鳳のW主演で映画化する『8年越しの花嫁』。先日、本作のラストシーンの撮影が行われ、ついにクランクアップを迎えたことが分かった。またあわせて撮りたての場面写真、カップルの2人が出会い恋に落ちたシーンが到着した。結婚を約束した1組のカップル、尚志と麻衣。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3か月前突然の病気が麻衣を襲う。一時は心肺停止、その後も長い昏睡状態に。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もうほかにいい人を見つけたら」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、その後、麻衣は徐々に意識を取り戻すが、そこへ更なる試練が降りかかる。麻衣は、記憶障害により尚志の記憶を失っていたのだった。大きなショックを受けながらも、来る日も来る日も麻衣のもとへ通い続ける尚志。そして、8年の年月が経った頃、ついに2人に奇跡が訪れる――。本作のモデルとなったのは、岡山県在住の夫婦。2007年3月の挙式に向けて準備をしていた2006年末、「抗NMDA受容体脳炎」という、発症率が300万人に1人とされる難病が襲う。長い昏睡状態とその後のリハビリを経て、8年後の2014年12月に晴れて挙式。式場の運営会社が撮影したそのときの映像が、「8年越しの結婚式」として「YouTube」に投稿され、瞬く間に口コミで広がり、TVや新聞、ネットなど数々のメディアで取り上げられ、海外にも拡散、2015年7月には映画の原作となる「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされ話題となっている。今回の映画化にあたり、カップルの尚志と麻衣役には佐藤さんと土屋さんが演じ、監督には『64 -ロクヨン-』の瀬々敬久監督が務める。およそ1か月半に及ぶ撮影期間を経て、バレンタインデーの2月14日にクランクアップを迎えた本作。年明け間もない1月8日にクランクインした本作は、物語の舞台となる岡山を中心に広島、香川など瀬戸内海エリアオールロケを敢行。クランクアップ当日は、本作のラストシーンの撮影が行われ、現場は高揚感と達成感に包まれていた。撮影を終えると、佐藤さんと土屋さんに瀬々監督から花束を手渡され、それぞれ監督と固い握手を交わし、集まったスタッフ・キャストからは盛大な拍手が沸き起こっていた。佐藤さんは「なかなか僕自身にはない魅力をたくさんお持ちの方だったので、僕の中ですごく演じることが“挑戦”でした」と話し、「ただ、皆さんに訪れた奇跡の数々、そして尚志さんの選ばれた人生、生き方に惹かれ、なんとしてもこの役は自分がやりたいと思いました。自分がどこまでできていたかわかりませんが、なんとかここまでこれたのは皆さんの支えがあったからこそと本当に感謝しています」とコメント。土屋さんは「女優として生きていてよかったなとすごく思いました。これからちゃんと恩返しできるように、もっともっと頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました」と時折涙で言葉を詰まらせながら想いを述べた。さらに今回、原作のコミック化が決定。漫画家は全国から募集し、オーディションを行い、グランプリに輝いた作品はコミック投稿サイト「コミカワ」で掲載後、コミックスも発売されるという。『8年越しの花嫁』2017年冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月20日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日俳優の佐藤健(27)と女優の土屋太鳳(21)が、映画『8年越しの花嫁』(2017年冬公開)でW主演することが7日、発表された。2人の共演は、映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来3年ぶり。来年1月上旬にクランクインし、2月のクランクアップを予定している。あるカップルに起きた実話をベースに、『64 ロクヨン前・後編』(16年)などで知られる瀬々敬久監督がメガホンを取る本作。脚本は来年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』も手掛ける岡田惠和。YouTubeに投稿された動画をきっかけに「奇跡の結婚式」として数多くのメディアに取り上げられ、2015年7月には『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』として書籍化もされた。本作のモデルとなったのは、岡山県在住の中原尚志さん、麻衣さん夫妻。交際から2年目の記念日にプロポーズ、2007年3月の挙式に向けて準備をしていた2006年末、原因不明の病が麻衣さんを襲う。発症率が300万人に1人とされる難病「抗NMDA受容体脳炎」と診断され、長い昏睡状態とリハビリを経て、8年後の2014年12月に挙式。式場の運営会社が撮影した映像が、2015年2月に「8年越しの結婚式」としてYouTubeに投稿され、瞬く間に口コミが広がっていった。尚志役を演じる佐藤は、「このドキュメンタリーを観た時の感動を今でも鮮明に覚えています」と振り返り、「僕たちの作る映画は、尚志さんたちが実際に送られた人生の感動には遠く及ばないかもしれません。しかしこの、あるカップルに舞い降りた奇跡の実話を、少しでも多くの方に伝えたいという思いで、この役を引き受けさせていただきます」とコメント。「お二人のことをちゃんと見守り続けてくれていた神様と、この作品との出会い、そしてこんなにもまばゆい生き方を僕たちに見せてくれた尚志さん、麻衣さん、お二人のご家族の皆さまに心から感謝して、そして敬意を込めて、全身全霊を捧げ撮影に臨みます」と意気込む。一方の麻衣役・土屋は、「私が出会った一冊の本。愛らしい表紙には、ひまわりのような新郎新婦。でも、その物語に刻まれていたのは、壮絶な奇跡でした」と書籍との出会いを思い返し、「お二人の純粋な愛を伝えてくださって、本当にありがとうございます。心からの感謝と共に、大切な記憶に真摯に向き合い、その日々を生きたいと思います」とメッセージ。共演の佐藤に対して、「魂を削り役を生きる背中は、常に私の目標です。全力で、ぶつかります」と宣言し、「応援してくださってる方々、 この物語を愛していらっしゃる方々へ」に続いて、「貴重な奇跡を私で表現できるのか御心配かと思います。未熟者ですが、全てを注ぎ全てを捨てて、演じます。どうか見守ってください。よろしくお願い致します」と呼びかけている。(C)2017「8年越しの花嫁」製作委員会
2016年12月07日土屋太鳳が主演を務める映画『トリガール!』が、この度無事クランクアップを迎えたことが分かった。一目惚れした先輩・高橋圭(高杉真宙)に誘われるままに「人力飛行 サークル」に入部した鳥山ゆきな(土屋太鳳)。幸せ一杯の彼女の前に現れたのは、サークル史上最高のパワーをもつ先輩・坂場大志(間宮祥太朗)。ヤンキー被れの坂場を一瞬で大嫌いになったゆきなをよそに、圭先輩、坂場先輩との3人だけのパイロット班が始動する。憧れの先輩と空を飛ぶバラ色の夏のはずが、大嫌いな先輩との夏に。鳥山ゆきな、この夏、恋心と毒舌で空を飛ぶ――!『ヒロイン失格』の英勉監督が贈る、空飛ぶ青春ラブコメ『トリガール!』。キャストには、毒舌女子・鳥山ゆきな役の土屋さんを始め、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、矢本悠馬ら若手注目株が集結している。7月から始まった撮影も、劇中のサークル活動同様に仲を深めていきながら、この度無事にクランクアップ。最後の撮影場所は、「鳥人間コンテスト2016」優勝大学、日大理工学部船橋キャンパス。土屋さんの撮影最終日は、大学キャンパス内にある滑走路を借りての屋外撮影。土屋さんらキャスト陣の集結に、多くの見学学生が集まり、そんな学生からの呼びかけに時折キャスト陣が手を振って応えたりと、和やかな雰囲気で行われていた。この日は、土屋さんと間宮さんが乗り込んでの“テストフライト”シーン。日も暮れる中、最後のシーンを撮り終えると、拍手が沸き起こっていた。今回クランクアップを迎えたキャスト陣からコメントが到着。まず「本当に幸せな夏でした」と感想を語ったのは土屋さん。「撮影が終わって欲しくない、まだ飛んでいたい、着水したくない!なのに終わってしまって…勝手に続編をつくりたいくらいです」と本当に名残惜しいとコメント。ゆきなとパイロットコンビを組むことになるヤンキー先輩を演じた間宮さんは「台詞は売り言葉と買い言葉のラリーの応酬。とても自由に楽しく過ごさせて頂き幸せでした」と話し、それもこのトリガールのチームワークによるものだと語った。また、この映画で自分の中で“ここまで”という枠を作らないようになったという高杉さんは、「『トリガール!』で変われたことが、いまの自分の演技にもつながっています」と出演したことでとても刺激になったようだ。さらに矢本さんも「あの夏は最高に楽しかった。現場では日々持ち合わせているエネルギーを全て使い果たすつもりでパフォーマンスに努めました」と全力投球だったことがひしひしと伝わるよう。池田さんも「和気藹々とした現場の空気が伝わると思います」とコメントしている。キャストたちも語っているように、最高のチームワークで撮りあげたという本作。これまでのイメージにない土屋さんの姿や、年齢の近いキャストたちの息のあった演技やコミカルな掛け合い、アドリブ…この作品でしか成し得ないキラキラしたシーンが満載となっている。『トリガール!』は2017年9月、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月25日「劇団EXILE」の佐藤寛太と美沙玲奈が映画初主演を務める『イタズラなKissTHE MOVIE~ハイスクール編~』。この度、本作の公開日が11月25日(金)に決定。併せて特報映像&ポスタービジュアルが到着した。高校3年生、万年落ちこぼれクラスのおバカ女子高生・相原琴子は、入学式の時に惚れひとめした超絶イケメンかつIQ200の天才・入江直樹へ想いを告白するも、こっぴどく玉砕してしまう。さらに、引越し先の新居が欠陥住宅だったことから、ガス管工事が原因で家が崩壊してしまい、踏んだり蹴ったりの琴子。ところが、琴子の父・相原重雄の親友宅に居候することになり、琴子の状況は一変。なんと、同居し始めた家の長男があの入江直樹だったのだ。2年間も片想いし続けた憧れの直樹と、同じ屋根の下で暮らすことになった琴子の恋の行方は…?累計発行部数3,500万部を誇り、永遠の乙女のバイブルとして日本のみならず世界中で愛され続けている“イタキス”こと「イタズラなKiss」が初の映画化となる本作。キャストには、女子生徒の憧れの的・天才イケメン入江役に「劇団EXILE」の佐藤さん。勉強は大の苦手、ドジでおバカだけど友達思いのポジティブガール琴子役を新星・美沙さんが好演。さらに、琴子の父に陣内孝則、入江の父に石塚英彦、母役に石田ひかり。また、入江と琴子を取り巻く個性豊かな仲間たちに、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生といったフレッシュなキャストで贈る。このほど到着したのは、ハイスクール編の待望の胸キュン特報とポスタービジュアル。「IQ200 偏差値90」、「テストは毎回満点」、「テニス全国大会優勝」という、もはや嫌味ともいえる全てを持ち合わせる男子・入江に、「同居は内緒」「学校では他人」「常に3m離れること」を約束させられ、さらには「頭悪い女は嫌いだ」とまで言い放たれ、耳を引っ張られ「ばーか」とまで…。しかし、そんなことにもめげず、100%入江ラブを貫き通すけなげな琴子。この一途な片想いを応援したくなること必至な特報映像となっている。また、主題歌には女性7人組パフォーマンスグループ「Happiness」の「Always」が起用。楽曲は映像後半でも流れ、本作のために書き下ろした胸キュンな歌詞がさらに本作を盛り上げている。『イタズラなKissTHEMOVIE~ハイスクール編~』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月15日映画『64 -ロクヨン-後編』が6月11日(土)に公開を迎え、主演の佐藤浩市をはじめ、総勢14名による舞台挨拶が行われた。共演陣からは撮影を主演として引っ張り、プロモーション活動を精力的に行なってきた佐藤さんを称える声が続出した。数々の警察小説の傑作を送り出してきた横山秀夫のベストセラーを二部作で映画化。たった7日間で終わった昭和64年に起き、迷宮入りした誘拐殺人事件“ロクヨン”を模した事件が十数年の時を経て発生する。主人公の三上は警務部広報官として報道陣の対応を担当することになるが…。この日は、佐藤さんに加え、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、滝藤賢一、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和に瀬々敬久監督、そして原作者の横山さんという総勢14名がそろい踏みとなった。上映が終了すると、客席からは拍手がわき起こる。佐藤さんは撮影、プロモーション、そして『前編』の公開を経てようやくこの日を迎え「やっとこの日を迎えることができました」としみじみと語る。3か月間の撮影を「こういう映画ですので、毎日、キリキリしてました」と述懐。「やっと、(撮影が)終わって山の頂に立って、どんな景色が見えるかと見たら雲海で何も見えなかったんですが、今日こうしてお客様の顔を見て、こういうことだったんだ!とやっと『64 -ロクヨン-』の景色が見れました」と感慨を口にした。そんな佐藤さんへの感謝のコメントが特に若い共演陣から次々と飛び出す。榮倉さんは「浩市さんの大きな背中を近くで見られて幸せでした」と語り、登壇人で唯一の平成生まれで昭和の時代を知らない坂口さんも「浩市さんの背中を見て、感じて、この作品に参加させていただけたことが糧となりました。感謝しています」と口にする。瑛太さんは、200媒体以上の取材をこなした佐藤さんに「この場を借りて浩市さん、お疲れ様でした」と深々と一礼。窪田さんも本作への参加について「刺激をいただき、勉強になる日々を送らせていただきました」と語った。佐藤さんは「大して見られる背中でもないけど…」と照れ笑いを浮かべつつも嬉しそうに微笑み、最後に会場に足を運んだ観客に向けて「やっとここまで来ました。中身について四の五の言うつもりはありません。みなさんが感じたものを持ち帰っていただければ。本当にありがとうございました!」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『64 -ロクヨン-』前後編ともに公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月11日湊かなえのベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』に、注目の若手女優の佐藤玲(さとうりょう)が出演することが発表になった。佐藤が演じるのは、主人公の由紀と敦子の学校に転校してくる謎に満ちた少女・紫織で、三島有紀子監督は佐藤の演技力の高さに驚き、紫織のシーンを増やしたという。『少女』/その他の画像本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。紫織はふたりが通う学校の転校生で、自殺した親友の死体を見たと語ったり、されてもいない痴漢行為で相手を脅してお金を巻き上げる謎の少女だ。三島有紀子監督は、紫織役は「自己顕示欲が強く、非常にクレバーで、肌感覚で感じ取る事の出来る感度の良さを持ち合わせていなければ」ならないと考えていたが、思うような俳優が見つからず、何度もオーディションを重ねたという。そこにやってきたのが、佐藤だった。監督は「ひとたび声を発するとその声はお腹に響き、言葉が確実に心に届きました。そして、指の先まで繊細なお芝居をされ、目はギラギラと渇望に満ちていました。この時、『見つけた』と思ったのです」と振り返る。佐藤は、さいたまネクスト・シアターに所属していた時代に、先ごろこの世を去った演出家・蜷川幸雄の舞台『日の浦姫物語』の娘役に抜擢されデビューを果たし、映画『色あせてカラフル』やドラマ『表参道高校合唱部!』、サランラップや大江戸温泉物語のCMに出演。マーティン・スコセッシ監督の最新作『沈黙 Silence』への出演も決定している実力派女優だ。三島監督は「現場での集中力と根性も素晴らしく、紫織のシーンを増やしました。佐藤さんに紫織を演じてもらい本当によかったと心から思います。主演のふたりにも、演技の刺激を受けてもらいたく、彼女と接するように仕向けました」とコメント。愛らしいルックスと、多くの演出家が注目する演技力を兼ね備えた佐藤に今後、さらに注目が集まることになりそうだ。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年05月18日公開初日を迎えた映画『64‐ロクヨン-前編』の初日舞台あいさつが7日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演の佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、坂口健太郎、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が出席した。ゴールデンウイーク真っ只中にもかかわらず、客席を埋め尽くしたこの日の舞台あいさつに、主演も佐藤浩市をはじめキャスト陣と瀬々監督が登壇。満員の客席に佐藤が「本当に初日のこの日を迎えて色んな意味でホッとしています。役者としてはたくさんのお客さんに見ていただきたくて作っていますが、これだけのお客さんが来ていただけると、やってきて良かったと心から思います」と感慨深げ。続けて「本当に若手やベテラン関わらず、キャストやスタッフの皆さんに支えてもらいました。いつも山場みたいな感じでしたので、ある意味緊張感を持って臨めました。本当にキャストとスタッフの方に感謝しております」と共演者や瀬々監督にも感謝の言葉を口にした。昨年行われたロケ中には、共演者たちを引き連れて居酒屋などにも行ったという佐藤。「やっぱり対立軸がはっきりしていますので、広報室は広報室で結束して飲みながら他愛もない話をして広報室を作っていきました。記者団の瑛太くんと坂口くんを呼ぶことはありませんでしたね」とエピソードを明かすも、瑛太から「長岡のお寿司屋さんに連れってってもらったのは覚えています。帰りのタクシーで『瑛太! やっと俳優になったな!』と言われました。酔っ払っていたのかと思いますよ(笑)」と指摘されて、佐藤は「失礼しました。墓穴をほってしまいましたね(笑)」と思わず苦笑い。また、妻役の夏川から「私は一度もご馳走していただけませんでした!」と言われると、誘わなかった理由として佐藤は「夏川さんは減量指令が出ていたので、ほとんどお酒も飲めず、僕は奢る気満々だったんですよ。本当に撮影というのは残酷です」と上手くかわして客席を湧かせていた。映画化にもなった『半落ち』や『クライマーズ・ハイ』などの傑作を世に送り出している横山秀夫の同名小説を瀬々敬久監督が映画化した本作。かつては刑事部の刑事、現在は警務部の広報官である三上(佐藤浩市)だったが、時効を直前に迎えようとしてた昭和64年発生の未解決少女誘惑殺人事件「64(ロクヨン)」と同じような事件が発生するのだった。映画『64‐ロクヨン-前編/後編』は、前編が5月7日より、後編が6月11日より、2部作連続で公開。
2016年05月07日横山秀夫の傑作警察小説を二部作で映画化した『64 -ロクヨン- 前編』が5月7日(土)に公開を迎え、主演の佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、坂口健太郎、夏川結衣、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。たった7日間で幕を閉じた昭和64年に起きた未解決誘拐殺人事件“ロクヨン”、14年後にその事件を模倣する形で起きた新たな誘拐事件、さらには警察の内部抗争や記者クラブと広報の対立など様々なドラマが絡み合っていくさまを重厚に描き出す。佐藤さんらは劇場後方の扉から、客席通路の間を通り、映画を観終えたばかりの観客の歓声に迎えられながらステージへ。佐藤さんは初日を無事に迎え「ホッとしております」と安堵の表情を浮かべ「これだけたくさんのお客様に来ていただき、やってきてよかったと嬉しい気持ちです」と語り深々と客席に頭を下げた。撮影現場のエピソードを尋ねられると、佐藤さんは綾野さん、榮倉さん、そしてこの場にいない金井勇太を加えた広報室のメンバー4人で飲みに行くことが多かったと述懐。この発言を受け、榮倉さんが「今回のプロモーションの中で、浩市さんに『お寿司を食べさせてほしい』と言ってたんですが、実はもうすでに連れて行ってもらってまして…(苦笑)」と申し訳なさそうに明かす。話を整理すると、すでに過去に一度、佐藤さんは榮倉さん、綾野さんらを寿司に連れて行ったにもかかわらず、おごった当の佐藤さんさえもその事実をすっかりと忘れていたとのこと…。ここで、普段は広報室とは対立する“記者クラブ”所属ということで、あまり一緒に飲みに行くことがなかったという瑛太さんが「僕は覚えてますよ!」と自分も一緒に連れて行ってもらったと告白。さらに「帰りのタクシーで浩市さんに『瑛太もやっと俳優になったな』と言っていただいたんですけど…」と振り返るも、佐藤さんは「瑛太もいた?それ言ったのってそのときだっけ…(苦笑)?」とせっかくの感動的なやり取りもお酒のせいかうろ覚え…?とはいえ、お会計はしっかりと佐藤さんが全員分を支払ったようで、佐藤さんは「僕はみんなの“WALLET(お財布)”と呼ばれてたので…」と自虐的に語り、会場は笑いに包まれていた。『64 -ロクヨン- 前編』は公開中。『64 -ロクヨン- 後編』は6月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月07日映画『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』が10月10日(土)に公開され、岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰、田中圭、土屋太鳳、松坂桃李、石坂浩二、佐藤信介監督らが舞台挨拶に登壇。栗山千明も8月に右足を骨折して以来、初めて公の場に姿を見せ、福士さんのエスコートで壇上に上がった。有川浩の人気小説シリーズの実写版で2013年の劇場版第1弾、先日TV放送されたスペシャルドラマに続く3作目の作品となる。表現の自由を規制する「メディア良化法」が施行された近未来を舞台に、本を愛する「図書隊」の面々が自由のために戦いを繰り広げる。岡田さんらは客席を通って壇上に上がり、約60倍の倍率を勝ち抜いてチケットを入手したファンの歓声を浴びた。栗山さんは、足のケガを考慮し、ステージすぐ脇の入口からの登壇となったが、劇中で“恋仲”進行中の相手役・手塚を演じる福士さんがしっかりとエスコート!福士さんの手を借りてステージに上がった。栗山さんは「ここにみなさんと一緒に立てるのか?心配な日々でしたが、福士さんにリードし、支えていただいてこうして立つことができて嬉しく、ホッとしています」と笑顔を見せた。映画の中で、栗山さんは片足を失った石坂さん演じる仁科司令の車いすを押しているが、石坂さんは「ここが平らだったら、栗山さんに車いすに乗ってもらい、私が押せば恩返しできたのに」とユーモアたっぷりに語り、会場は笑いに包まれた。トークではそれぞれの登壇陣が“図書館戦争愛”を吐露!岡田さんは「福士くんはさっき、舞台袖で予告編を見てて、僕が撃たれるところで『やめて!』って言ってました(笑)」と暴露。その福士さんはシリーズの中の最もお気に入りのシーンとして、先日のドラマの中の小牧(田中さん)と毬江(土屋さん)のシーンを挙げ、毬江の「あの主人公、私と思ってもいいですか?」というセリフを壇上で熱演する。これを受け、岡田さんが田中さんに対し、ニヤニヤと笑みを浮かべつつ「(小牧の返事は)なんてセリフだっけ?」と迫り、「もう子どもに見えなくて困ってるよ」というセリフを、なぜか岡田さんと田中さんが2人で披露し会場は爆笑と歓声に包まれた。土屋さんは田中さんについて「すごく優しい目をされていて、現場に入るだけで毬江ちゃんになれました」と語ったが、これに榮倉さんが「優しい目じゃなくてイヤらしい目ですよ、たぶん」とツッコミが飛んだ。岡田さんは他人のシーンにはノリノリで茶々を入れる一方、自身が演じる堂上と榮倉さん演じる郁というメイン2人の恋愛シーンに関するトークになると照れくさそうに沈黙し、榮倉さんから「何でそこですぐマイクを下ろすんですか!」と叱られる。岡田さんは原作小説での堂上の描写について「結構、グイグイ行ってる」と語り「(この続編が)うまくいったら(さらなる続編は)どうするの?と言われるんですが…グイグイ行ってるので(苦笑)」ともしも、さらに続編が製作されることになった場合、さらに過激な(?)恋愛シーンが挿入されることへの危惧を照れくさそうに表明し、会場は再び笑いに包まれていた。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 THE LAST MISSION 2015年10月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015“Library Wars -LM-”Movie Project
2015年10月10日朝日新聞出版は8月20日、テニスプレーヤーの錦織圭選手の言葉とその背景に迫った書籍『ダウン・ザ・ライン 錦織 圭』を発売する。錦織圭選手は昨年の全米オープンで準優勝し、8月に発表された最新世界ランキングでは、自己最高タイの4位にランクインした。同書は、2008年のウィンブルドンから取材を行ってきた朝日新聞スポーツ部・稲垣康介記者が書き下ろした。8年間にわたる膨大な取材資料とともに、新たに錦織選手本人や、活躍を支える両親・スタッフなどに対して行った取材内容も含まれている。同書では、「恥ずかしくない生き方はしてきたつもりです」「この命 どう使う」といった、錦織選手がこれまで発してきた言葉の本当の意味と背景について解説している。中には、試合後の記者会見で注目を浴びた「勝てない相手も、もういない」、今年の全仏オープンでの「(ベスト8に)慣れました」など、マスコミをにぎわせた発言も入っている。そのほか、コーチ、スタッフとの信頼関係から生まれた言葉や、テニスを愛するゆえに発せられた言葉まで、錦織選手の言葉33の本当の意味と背景を収録。錦織選手の独占ロングインタビュー20ページ分も掲載した。全55点の貴重な写真も収めているため、写真集としても楽しめるとのこと。価格は1,500円(税別)。
2015年08月11日GAORAが運営するCSチャンネル「GAORA SPORTS」は9月、テニス・錦織圭選手がライバルについて語る特別番組「錦織圭 ライバル達を超え頂点へ」を放送する。同番組では、世界ランキング5位まで上り詰め、頂点を狙う錦織圭選手の単独インタビューを放送する。インタビューでは、圧倒的な強さの「N.ジョコビッチ」、憧れからライバルとなった「R.フェデラー」、堅実なテニスで攻める「A.マレー」、勝利まであと一歩のところまで追いつめた「R.ナダル」といった、頂点に登るために避けられない存在「BIG4」について錦織選手が語っている。さらに「D.フェレール」や「M.ラオニッチ」といったライバルについても話は及ぶ。インタビュアーは、GAORA SPORTSテニス解説者の佐藤武文氏。放送は、9月27日の22:00~23:00。9月28日の18:00~19:00、9月29日の23:00~深夜0:00(再放送)。
2015年07月29日