俳優の風間俊介が9日、東京・渋谷区の全労災ホールで行われた主演舞台『イントレランスの祭』公開フォトコールに登場し、共演の岡本玲、作・演出の鴻上尚史とともに取材に応じた。「イントレランス」とは「不寛容」という意味で、宇宙人の難民を受け入れることになった日本で売れないアーティスト・佐渡健吾(風間)が、恋人の青井蛍(岡本)から「自分は宇宙人王室の王位継承者である」と告げられることから物語が展開。移民や差別など、現代日本の問題をユーモラスに描く。鴻上は、2回目となる風間の起用について「この演技力に惚れまして」と話し、出演者が旗を持って踊るシーンがあることから「やっぱり”あの事務所”だったのね」とジャニーズ事務所所属の風間のダンスを賞賛。「僕はてっきり踊りがダメで、外されて俳優に来たのかと思ったんですけど、びっくりしましたよ」と驚きを語った。風間は「踊れないんじゃなくて、踊らないんです」と強調。ダンスシーンの衣装について「あのコート、ジャニーズJr.っぽいですよね。だからちょっと、あの頃の記憶が……」と懐古し、「あんまりやらなくなると、恋しい部分はあるんですけど、これくらいがちょうどいいです」と話した。また、岡本は風間のダンスシーンについて「みんなが練習している間に携帯でゲームをしていても、完璧に合わせてくるので、さすがだなと思って」と稽古の様子を明かした。すると風間は「合わせには行きますけど、携帯ゲームやってるのがばれてしまって」と苦笑しながら答えていた。
2016年04月09日ブランド総合研究所が毎年発表している、47都道府県別魅力度ランキングで不動の1位を誇る北海道。それに対して毎年、ブービーを争っている茨城県と佐賀県。昨年2015年の結果は46位。そんな佐賀県だけど、魅力的な場所がたくさんある! と佐賀県愛にあふれているわたしが、とくにおすすめしたい3カ所をピックアップしてみました。■イカ好きにはたまらない 透明な『呼子のイカ』佐賀県の北西部に位置する街「呼子」をご存じでしょうか。2010年に公開された、妻夫木聡さん主演の映画『悪人』の舞台にもなりました。呼子はなんといってもイカが有名。ぜひ活き造りで堪能してください。きっとイカ本来の透明さにおどろくことでしょう。ただし荒れた天気のときにはイカが捕れず、お店に出ないこともあるので天気予報は要チェックです。そして、日本三大朝市にも数えられている呼子の朝市を散策して、漁師町の活気のある雰囲気を楽しんでください。 ■超穴場の水族館『波戸岬海中展望塔』規模はそれほど大きくはありませんが、『波戸岬海中展望塔』は超穴場の水族館です。展望塔という名前ですが、水族館は海中にあります。そして魚は、日本海を泳いでいる自然体の状態を見ることができるます。来場客も多くないためゆっくりでき、潮の流れに身を任せて泳ぐ魚の姿に、きっと見入ってしまいますよ。海中展望塔の周りには浜辺もあるので、ゆったり散歩を楽しむのもよいでしょう。恋人のためのモニュメントもあるので、デートにもおすすめです。■広大な敷地面積を誇る『吉野ヶ里歴史公園』歴史の勉強で必ずテストに出る「吉野ヶ里遺跡」ですが、佐賀県にあることをご存じでしょうか。教科書で習う「竪穴式住居」も、実際に見ると意外と大きくて奥行きがあります。とても敷地が広く、すべてを見るためには数時間はかかります。園内を見渡してみると、当時のようすがよくわかります。出土した土器の複製も見ることができ、教科書だけでは伝わりにくい臨場感を感じることができます。果たして卑弥呼は佐賀県にいたのでしょうか? なんて、謎を解き明かしたくなってくるはずですよ!新鮮な食べ物、壮大な自然、趣深い歴史を感じることのできる佐賀県への小旅行を、ぜひ計画してみてください。
2016年04月03日「嵐」松本潤が弁護士役に初挑戦する4月期放送のTBSドラマ「99.9-刑事専門弁護士」。この度4月24日(日)放送の第2話にて、風間俊介がゲスト出演することが明らかになった。深山大翔(松本潤)は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。ある日実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)からヘッドハンティングされる。パラリーガルの明石達也(片桐仁)とともに移籍した深山であったが、バディを組むはずの室長・佐田篤弘(香川照之)は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目からの条件に渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味が無い様子だ。さらにチームのもう一人の弁護士である立花彩乃(榮倉奈々)も、斑目の命によりこれまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまった弁護士だった。そんなチームのもとへ、ある殺人事件の弁護依頼が舞い込む――。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく物語。キャストには、主人公の型破りな若手弁護士・深山大翔役の松本さんをはじめ、香川照之、榮倉奈々、岸部一徳、青木崇高 、奥田瑛二、片桐仁、マギー、渡辺真起子、藤本隆宏、馬場徹ら個性豊かなキャストが勢ぞろいしている。そして、今回第2話にゲストとして出演する風間さんが演じるのは、口論となった男を、もみ合いの末にナイフで殺害してしまう山下一貴役。山下は、たまたま立ち寄った居酒屋で、酒に酔い大騒ぎをする木内という男を注意すると外に連れ出される。そこで、逆上してナイフを出してきた木内を、もみ合った末に奪ったナイフで殺害してしまったのだ。当然、山下は正当防衛を主張しているが、弁護士を担当することになった松本さん演じる深山は、その証言に違和感を覚え、彼ならではの捜査を始める…。ドラマ、映画、舞台に加え、人気ア二メ「遊☆戯☆王」シリーズでは主人公の声を務め、声優としても活躍する風間さん。本作については「事件が起きた時にニュースや記事になるのは表面上だけで、その奥に隠されている人間の心だったり、事実だったりということをすごく丁寧に深堀していく、すごく見応えのあるドラマだなと思います」と語り、ドラマを絶賛。また山下という役柄について「殺人を起こしてしまった男なのですが、主人公の深山と触れ合うことで、彼の奥にあるものが明かされていきます」と話し、「今回の役をしっかり演じたら、このドラマがシリーズ化されたとしても二度と出演ができないはずの役なので、二度目の出演がないように、しっかり刻みにいきたいなと思っています」と笑顔で意気込みをコメントした。「99.9-刑事専門弁護士」は4月17日(日)21時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月29日俳優の風間俊介が、4月17日にスタートする嵐・松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)の第2話(4月24日放送)にゲスト出演することが28日、わかった。風間と松本は今回がドラマ初共演となる。松本潤が弁護士役に初挑戦する同ドラマは、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑む物語。タイトルの数字は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)99.9%に由来し、無実を証明できる確率が0.1%だとしても、最後の瞬間まで諦めず事実を追い求めていく姿を描いていく。風間が演じるのは、口論となった男をもみ合いの末にナイフで殺害してしまう山下一貴役。山下は、たまたま立ち寄った居酒屋で酔っぱらって大騒ぎをする木内という男を注意したところ、外に連れ出される。そこで、逆上してナイフを出してきた木内を、もみ合った末に奪ったナイフで殺害してしまう。当然、山下は正当防衛を主張するが、弁護士を担当することになった深山(松本)は、その証言に違和感を覚え、彼ならではの捜査を始める。風間は、演じる山下について「殺人を起こしてしまった男ですが、主人公の深山と触れ合うことで、彼の奥にあるものが明かされていきます」と話す。また、「事件が起きた時にニュースや記事になるのは表面上だけで、その奥に隠されている人間の心だったり、事実だったりということをすごく丁寧に深堀していく、見応えのあるドラマ」と作品を絶賛。「今回の役をしっかり演じたら、このドラマがシリーズ化されたとしても二度と出演ができないはずの役なので、2度目の出演がないようにしっかり刻みにいきたい」と意気込んでいる。(C)TBS
2016年03月29日毎年恒例、博多座での宝塚歌劇公演。今年は5月に宙組が登場する。佐賀県出身で宝塚音楽学校時代には博多座の客席に座って観劇した事もあるというトップスター・朝夏まなとにとっては、まさに凱旋と言える公演。実咲凜音と共に、九州でお披露目を行なう新生トップコンビが会見を開いた。【チケット情報はこちら】今回上演されるのは、グランド・ロマンス『王家に捧ぐ歌』-オペラ「アイーダ」より-。イタリアの大作曲家・ヴェルディの円熟期の作品として有名なオペラを元にした舞台だ。古代エジプトを舞台に、エジプトの若き将軍ラダメスと、エジプト軍に捕えられ奴隷となったエチオピアの王女アイーダとの悲恋を描いた作品を、新たな脚本、新たな音楽の宝塚バージョンとして2003年に星組で初上演。第58回芸術祭優秀賞を受賞した。そして2015年、12年ぶりに宙組で上演され、こちらも大好評を博した注目作がいよいよ博多座に登場する。エジプトの将軍を演じる朝夏は「これまで王子様的な役が多かったので、強い将軍役が果たしてできるのか?」という不安もあったそうだが、「人間的な強さを大事に。誠実さや人に対しての優しさというものが総じて強く見えたらいいな、と人物像を作っていきました」とラダメス像について語った。そのラダメスと許されない恋に落ちるアイーダを演じる実咲は「王女として、気高く芯が強く凛とした雰囲気。そして祖国、家族への思いとラダメスへの思いで葛藤する非常に難しく、そしてやりがいのある役。再演ではありますが、また新たな気持で向き合い、ラダメス様にきっちりついていけるように頑張りたい」と意気込んだ。本作は宝塚作品の中でも稀に見る楽曲の多さが特徴。「全部で50曲程もあり、その歌で心情を伝えていくのが本当に難しい」と苦労を思い出しながら、「宙組自慢のコーラスの美しさ、厚みをこれほど感じられる演目もない」と2人とも自信を覗かせる。また、衣裳も注目で、将軍の鎧はトップがつける羽くらいの重さがあるとか。重厚感ある鎧を着て、凱旋するシーンは見応え充分と言える。フィナーレには宝塚ならではの華やかでゴージャスなショーも用意されており、あらゆる角度から楽しませてくれそう。もちろん「胸キュン」のシーンもあるようで、朝夏も「キュンキュンしに来てください」と笑顔を見せて締めくくった。公演は5月5日(木・祝)~28日(土)まで博多座。チケットは3月12日(土)一般発売開始。なお、一般発売に先がけて、ぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は3月10日(木)11時まで。
2016年03月08日毎年恒例、博多座での宝塚歌劇公演。今年は5月に宙組が登場する。佐賀県出身で宝塚音楽学校時代には博多座の客席に座って観劇した事もあるというトップスター・朝夏まなとにとっては、まさに凱旋と言える公演。実咲凜音と共に、九州でお披露目を行なう新生トップコンビが会見を開いた。【チケット情報はこちら】今回上演されるのは、グランド・ロマンス『王家に捧ぐ歌』-オペラ「アイーダ」より-。イタリアの大作曲家・ヴェルディの円熟期の作品として有名なオペラを元にした舞台だ。古代エジプトを舞台に、エジプトの若き将軍ラダメスと、エジプト軍に捕えられ奴隷となったエチオピアの王女アイーダとの悲恋を描いた作品を、新たな脚本、新たな音楽の宝塚バージョンとして2003年に星組で初上演。第58回芸術祭優秀賞を受賞した。そして2015年、12年ぶりに宙組で上演され、こちらも大好評を博した注目作がいよいよ博多座に登場する。エジプトの将軍を演じる朝夏は「これまで王子様的な役が多かったので、強い将軍役が果たしてできるのか?」という不安もあったそうだが、「人間的な強さを大事に。誠実さや人に対しての優しさというものが総じて強く見えたらいいな、と人物像を作っていきました」とラダメス像について語った。そのラダメスと許されない恋に落ちるアイーダを演じる実咲は「王女として、気高く芯が強く凛とした雰囲気。そして祖国、家族への思いとラダメスへの思いで葛藤する非常に難しく、そしてやりがいのある役。再演ではありますが、また新たな気持で向き合い、ラダメス様にきっちりついていけるように頑張りたい」と意気込んだ。本作は宝塚作品の中でも稀に見る楽曲の多さが特徴。「全部で50曲程もあり、その歌で心情を伝えていくのが本当に難しい」と苦労を思い出しながら、「宙組自慢のコーラスの美しさ、厚みをこれほど感じられる演目もない」と2人とも自信を覗かせる。また、衣裳も注目で、将軍の鎧はトップがつける羽くらいの重さがあるとか。重厚感ある鎧を着て、凱旋するシーンは見応え充分と言える。フィナーレには宝塚ならではの華やかでゴージャスなショーも用意されており、あらゆる角度から楽しませてくれそう。もちろん「胸キュン」のシーンもあるようで、朝夏も「キュンキュンしに来てください」と笑顔を見せて締めくくった。公演は5月5日(木・祝)~28日(土)まで博多座。チケットは3月12日(土)一般発売開始。なお、一般発売に先がけて、ぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は3月10日(木)11時まで。
2016年03月08日佐賀大学と京セラメディカルは3月4日、人工股関節を銀でコーティングした抗菌性人工股関節「AG-PROTEX HIPシステム」を開発し、国内使用および販売承認を取得したと発表した。人工関節を体に埋め込む手術は年間13万例以上行われるなど普及が進んでいる。しかし、人工関節に細菌が付着すると細菌がバイオフィルムを形成し、抗生剤の効果が得られないために術後感染症に発展してしまう可能性がある。この場合、一度埋め込んだ人工関節を抜去しなければならず治療が複雑化するケースもあり、患者にとって身体的・経済的負担が大きくなってしまう。今回開発した人工股関節は、殺菌作用を持つ銀と骨への固定性を高めるハイドロキシアパタイト(HA)でコーティングすることで高い抗菌性と骨親和性を実現。銀は抗生剤などに比べてさまざまな菌に殺菌作用を発揮することや、生体毒性が低く生体内材料としても一部で実用化が進むなどのメリットがある。これまで、海外では特殊な人工関節を銀でコーティングした例はあるが、一般的な人工関節では今回が世界初だという。同研究は2005年9月からスタートし、2014年1月から平均年齢77.1歳の男女20名を対象とした臨床試験を実施。対象者の中には術後合併症を発症しやすいB型肝炎や糖尿病患者もいるが、開発した人工股関節が原因の合併症やそのほかの副作用は術後1年5カ月経過した時点で確認されていない。サンプル数が少ないため、同臨床研究の結果から「AG-PROTEX HIPシステム」がどの程度感染を抑制しているのかを特定することはできないが、通常の人工股関節と同じように機能することは確認されたとしている。ただ、欧州では銀コーティングしたインプラント製品の感染率抑制効果が臨床で認められていることから、「AG-PROTEX HIPシステム」も同様の効果があると考えられている。人工股関節置換術は歳を重ねて免疫が落ちた人に対して施される場合が多い。命に関わる場合もある術後感染症のリスクを同製品によって低減することで、より安心して人工股関節置換手術を受けることができるようになることが期待される。「AG-PROTEX HIPシステム」は4月より販売予定で、従来の人工股関節と同じく保険適用範囲内となる。
2016年03月04日佐賀県・古湯温泉ONCRI/おんくりは、客室の床の間を彩るアートを一般公募する「床の間アートコンペ」を開催する。作品の提出〆切は5月15日。同コンペは、主催の温泉宿「古湯温泉ONCRI/おんくり」が同館の床の間を舞台としたアート作品を募るもので、このたび5回目を迎える。コンペテーマは「とこのまのこと」。日本の伝統的な表現空間である床の間の価値や意義を検証するのと同時に、泊まれるアート空間であるONCRIで過ごす時間、空間を作品を通して表現することを想定したテーマとなっている。優秀作品は、ONCRIフロアのONCRIスイートなど計5室の床の間に1年間展示されるほか、最優秀賞受賞者には賞金30万円や宿泊券などの副賞が贈呈される。また、今年度の審査は、自身がディレクターを務めるプラットフォーム「SANDWICH」においてアート/デザイン/建築など多岐に渡る活動を行っている彫刻家の名和晃平氏をはじめ、「ベネッセアートプロジェクト直島」において“豊島横尾館”を手掛けた建築家の永山祐子氏、同館をはじめ「松本ホテル花月」等の建築・デザインを監修したインテリアデザイナーの濱川秀樹氏、第4回「床の間アートコンペ」の最優秀賞受賞者・児玉真人氏、そして同館運営元のアゴーラ・ホテルマネジメント佐賀 浅生亜也代表取締役が審査を行う。なお、作品提出後は5月27日に1次審査、7月3日には館内で公開審査会を実施。この公開審査会に一般審査員として参加した人には、当日限定で湯処「SHIORI/しおり」を無料で利用できる。作品の最大サイズやその他の規定、下見時の宿泊などについての案内は同コンペのWebページを参照のこと。
2016年02月22日人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」をモチーフに今夏、全国ツアーを行う大規模アリーナショー『ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー』に、俳優の風間俊介が出演することが発表された。風間が演じるのは、1995年発売の「ドラゴンクエストⅥ幻の大地」に登場する最強の剣を探して世界中をめぐる剣士・テリー。己の力を信じて旅を続ける姿が人気のキャラクターで、98年にはスピンオフ作品『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』も発売されている。風間は大の「ドラゴンクエスト」ファンで、すべてのタイトルを何度もやりこんできたという。テリーの役柄にも強い思い入れがあり、衣装制作の際には、テリーらしい衣服の色を追及するため、自ら衣装デザイナーと議論していたほど。○風間俊介 コメント「『ドラゴンクエスト』の歴史はRPGゲームの歴史、それは冒険の歴史だと思います。 その歴史の一部になれる事を心の底からうれしく、そして、誇らしく思っています。今まで僕が経験したことがない『ライブスペクタクルツアー』という新しい冒険の旅。『ドラゴンクエスト』を買って家に帰る途中のようにワクワクしています。 孤高の剣士、テリーは素早さが魅力のキャラクターなので、ステージ上で華麗に走り回ります。 みなさん、ぜひ、一緒に冒険の旅に出ましょう」『ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー』は、今年で発売から30周年を迎えるRPGシリーズ「ドラゴンクエスト」をベースにした日本で初めて制作されるオリジナルアリーナショーで、この夏全国5大アリーナで計40万人を動員する大型プロジェクト。演出に数々の人気テーマパークのショーやB’zのドームツアーなどを手掛ける金谷かほり氏、ステージデザインにロンドン、北京五輪の開会式やレディー・ガガ、マドンナなどの世界ツアーを手掛けるレイ・ウィンクラー氏率いるStufish Entertainment Architectsを迎えるなど、国内外のトップクリエイターが集結した。アリーナ役を歌手でタレントの中川翔子が担当することがすでに発表されている。公演日程、チケット料金など詳細は公式サイトにて。現在追加公演も決定しており、名古屋・日本ガイシホールで8月13日19時の回が追加された。チケットは2月17日18時より3次先行受付がスタートする。(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2016年02月17日国民的人気ゲームを題材にした大規模アリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』に風間俊介の出演が決定した。同公演は今夏全国5会場で開催。キャストには、最強を夢見るお姫様アリーナ役に中川翔子の名前がすでに発表されている。『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』公演情報風間が演じるのは1995年発売の「ドラゴンクエストVI幻の大地」に登場する剣士テリー。最強の剣を捜し求めて世界を旅する孤高の剣士役で、シリーズの中でも人気のキャラクターだ。大のドラゴンクエストファンを自認する風間は、出演決定に伴い、以下のコメントを寄せている。■風間俊介ドラゴンクエストの歴史はロール・プレイング・ゲームの歴史、それは冒険の歴史だと思います。その歴史の一部になれる事を心の底から嬉しく、そして、誇らしく思っています。今まで僕が経験したことがない『ライブスペクタクルツアー』という新しい冒険の旅。ドラゴンクエストを買って家に帰る途中のようにワクワクしています。孤高の剣士、テリーは素早さが魅力のキャラクターなので、ステージ上で華麗に走り回ります。みなさん、是非、一緒に冒険の旅に出ましょう。同公演は第1作の発売から30周年を記念して開催されるもの。人気作「ドラゴンクエストIII」を物語のベースに、シリーズXまでの主人公・人気キャラクターが続々登場。目の前に現れるモンスターとのバトル、繰り出される呪文の数々を、アクション、エアリアル、ダンスを始めとしたパフォーマンスと、最先端の映像テクノロジーでステージ上に再現する。チケットの一般発売は4月23日(土)より。なお、好評につき、早くも追加公演が決定。名古屋公演で8月13日(土)19時の回が追加となる。その他の会場とともに、本日2月17日(水)よりインターネット先行先着を受付中。■ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー7月22日(金)~31日(日) さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)8月5日(金)~7日(日) マリンメッセ福岡 (福岡県)8月12日(金)~14日(日) 名古屋 日本ガイシホール (愛知県)8月18日(木)~22日(月) 大阪城ホール (大阪府)8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ (神奈川県)
2016年02月17日昨今、地方活性化のために「ゲーム」や「アニメ」とコラボする自治体が増えている。中でも存在感をあらわにしているのは、「佐賀県」だ。率直に言えば地味な印象の県だが、ゲームコンテンツとのコラボレーションは作品ファンから歓迎され、SNSを中心に話題を呼びグッズは即完売するなど、大きな成功を収めている。直近で行われた「Splatoon」とのコラボ「Sagakeen」は、冬の港町・佐賀県の呼子まで1万人を超えるゲームファンを連れてきた。ストレートなダジャレをタイトルとして一躍話題となった「ロマンシング佐賀(サガ)」。その第二弾の後に、まったく違うゲームメーカーと協業し、またも成功を収めるその裏には、どんな仕掛けがあったのか。「ロマンシング佐賀(サガ)」、「Sagakeen」をはじめ、佐賀県の情報発信企画を手がけるプロジェクト「サガプライズ!」におけるエピソードを伺う中で明らかになったのは、「対等」に「本気」でやることの大切さだった。第2回では、都内で行う型にはまらない"地方創生"の取り組みについて聞いた。最終回となる今回は、「Sagakeen」コラボで特に大人気だった伝統工芸・唐津焼で作られたコラボ焼き物などのエピソード、そしてコラボ企画を成功させるための秘訣を、プロジェクトリーダーの金子氏とプロデューサーの田中氏に聞いていく。――「Sagakeen」では、呼子のイベント会場で、ユニークな試みをされていましたね。クリスマスツリーに干物のオーナメントをつるし、来場者が持ち帰るというのはかなり斬新でした。田中: この「イカすクリスマスツリー」、実はもともと地元で10年くらい前から行われていたイベントをコラボ用に焼き直して、デザインだけを変えたものなんです。もともと観光地として頑張っている土地柄なので、せっかくなら今ある企画を、Splatoonと併せて話題にしたほうがいいだろうと。もともと呼子は佐賀県を代表する観光地の一つで、お客さんが多く来てくださっている土地です。海際の町ですし、観光遊覧船もある。ケンサキイカの旬は夏から秋までのシーズンで、夏はにぎわいます。ですが、冬になるとやはり寒く、とれるイカの種類が変わるなどの要因があり、動員数が落ち込んでしまうんです。冬には冬の良さもあるのですが。Sagakeenを冬に開催したのは、閑散期に当て込むことで、冬場の落ち込みをわずかでも解消できたらと考えたからです。金子: そもそも、元のイカすクリスマスツリー、冬場の観光客の人手の落ち込みを何とかするために試みられたものだと聞いています。このコラボによって、多くの方に冬場の呼子を知っていただいたのは大きなことですね。人口は5000人程度の町ですが、このコラボで1万人以上の観光客の方に来ていただけましたから。任天堂さんと本気で取り組んだことで、観光誘客につなげられたのはすごく大きなことだと感じています。田中: 今回のコラボで、平日に朝から若い人がグループで呼子のまちを観光してくださっていました。これは、今までの呼子にはなかった風景なので、今後にもつながるようにしていきたいです。――東京タワーのショップも、人が集まりすぎて初日はいったん物販を締め切ったとも聞きました。田中: はい、Splatoonの人気は承知していたつもりだったのですが、初日は平日・悪天候と決していい条件とは言えない中、とても多くの方に集まっていただけて。正直なところ、平日にあそこまでの人手になるとは思っていなかったので不手際も多く、お叱りのお声もありました。それを反映して、東京では開催2日目から運営方法を変えました。その後展開した呼子でのイベントでも教訓を生かして万全の体制で待ち構えたので、大きな混乱もなく運営できたかと思います。東京と佐賀の両方に来てくださった方もいらっしゃいました。中でも印象的だったのは、唐津焼の箸置きを入手するために東京タワーの店舗に来てくださったそうなのですが、目の前で売り切れてしまった方です。何としても手に入れたいということで、呼子まで来てくださって。唐津焼はハンドメイドなのでどうしても多く作れず、お求めのお客様に行き渡らなかった面があり大変申し訳なかったのですが、その方には「リベンジしにきました」と言っていただけて、ありがたかったです。ご来場いただいた方のお声を聞いていると、きっかけは当然Splatoonでいらっしゃるのですが、「呼子の町自体を楽しめた」、「イカもおいしいし、スプラ丸での七ツ釜での探検も楽しかった」、「朝市での地元の方との会話も楽しかった」だとか、佐賀県が持っているもともとの魅力のファンになっていただけたようなコメントもいただけています。こういった反響は、われわれとしてもとても嬉しく思います。――ゲームとコラボするとなると、そのタイトルらしさが非常に大切になると思います。それと自治体としてプッシュしたい要素を企画としてかたちにするのは非常に力のいることと思いますが、どうやってそのバランスは実現されたのでしょうか?金子: お互いが「本気」というところでしょうか。本気でぶつかりあって、企画を作り上げていくようにしています。ゲームのこと、そのファンのことを一番よく分かっているのは、当然コラボ先のゲームメーカーの方です。僕らだけでは分からないところまで、深く理解されています。例えば、制作物等のデザインチェックでご指摘をいただいた時に、リテイクの時間などの障壁にひるまずに、そこで妥協しないことが一番大事だと思っています。しかしその一方で、僕らの目的は佐賀県の情報発信なので、イベントで自治体の良さを知っていただけないと意味がなくなってしまいます。なので、僕らが企画に織り込みたいモノを本気でプレゼンします。すると、ゲームメーカーの方からも、率直な反応がいただけて、結果、ファンの方に「欲しい」と思っていただける商品ができあがる。クリエイターの方々の目利きも大切にしながら、こちらも織り込みたいことを主張する。両者が対等に戦うことが大事かなと思います。やはり、ファンには「これ、本気でやってるな」というのがいっぺんで見透かされてしまいます。プロジェクトリーダーの立場からの発言になりますので、交渉を担当する田中からすると頭を抱える部分かもしれないのですが、ここは妥協できないところだと思っています。――確かに、既存イラストを使った商品でも、商品1つひとつに工夫やこだわりを感じます。商品企画自体でいえば、「タコワサ将軍のタコワサ、(任天堂からして)オッケーなんだ」というところも…。金子・田中:(笑)――また、イベントで人気を集めていたイカの箸置き、そして第二弾の小皿は、唐津焼という伝統工芸で作られていて、独特の味わいがありますね。田中: このイベントをやっている呼子という地域は唐津市にあり、唐津焼はこの市を中心としたの伝統工芸品です。歴史ある焼き物なのですが、これまで唐津焼はコラボ企画に含められていなかったんです。有田焼は大量生産もしやすく、これまでも「佐賀県の一品」として、さまざまなコラボ企画で取り入れてこれたんです。ですが、佐賀の情報を発信する立場としては、「唐津焼もやっぱり使いたいよね」という思いは持っていました。今回、唐津焼の産地の中にある呼子という地区でイベントをやるのであれば、何とか企画に織り込みたいと思いました。金子: 任天堂さんからの反応もとても良かったんですよ。コラボ実績はこれまでなかったので、企画と関係のない、「ふつうの」唐津焼を見本としてお見せしたんです。色遣いがカラフルなSplatoonと結びつかないとおっしゃるかもしれないと思いきや、「いいですね~」と言っていただけて。ただ、手法上色がつけられないので、どうやってコラボしようかと悩みましたが、その部分についても、「このクラシック感、渋さとゲームという新しいコンテンツを組み合わせると面白い」と言っていただけたのは嬉しかったです。――当初のご心配に反して、箸置きは大人気だったようですね。田中: 先ほど申し上げた通り、ハンドメイドなので大量生産はできなくて、ご用意できる数がかなり限られてしまったという点もあるのですが……。唐津焼も窯元の大小があるのですが、今回引き受けてくださった窯元さんはおひとりでされているところで、ほかのお仕事もたくさん請けられている中でお願いをして作っていただいたこともありまして、今回出した以上の数は難しかったんです。金子: 唐津焼の箸置きとお皿については、任天堂さんにも際に窯元まで足を運んでいただきました。ゲームと伝統工芸という異なるジャンルではあるものの、同じクリエイターということで琴線に響くものがあったようで、仕上がりをとても気に入っていただけて。Sagakeenコラボはまさに「三方良し」と言える、正直なところ珍しいケースだと感じています。地元、コラボ先企業、ぼくたち自治体サイド全員がいいゴールに迎えたのは、やはり本気で3者がぶつかりあった結果だと思います。――これまでの質疑にちりばめられているとは思うのですが、コラボ企画を成功させる秘訣について、ポイントをお伺いできないでしょうか。金子: ひとつは企画を持ちかけ、実施するスピード。もうひとつは、ゲームのことを知るか知らないかだと思います。僕はロマサガ世代だったので「ロマ佐賀」は自然に企画が理解できましたが、Splatoonは田中に教えられたタイトルでした。新しいコンテンツが出てきたときに、どういうゲームか自分自身がやってみるか否かがひとつポイントだと思います。田中: 私としても、自前で企画を考えているかどうか、だと思います。自分で考えると細部まで追求したくなりますし。本当のファンの方はそのあたりのクオリティまで見られると思うので、あまりまがい物のようなものは作りたくないなと。金子:そして、コラボ企画は積み重ねだと思っていて。次にやるコラボも、今回で勉強させていただいたことが反映できるようにします。経験しないとなかなか分からないですね。仮に佐賀県内でイベントを行ったとしても、県外からの集客はなかなか難しいことですが、Splatoonとのコラボではこんなに多くの方に、自発的に来ていただけた。この体感は佐賀県庁にも共有しています。――最後に、まだ佐賀県に来たことない人に一言お願いします。田中: 佐賀県に来てもらえるきっかけをどんどん作っていくのが私達の事業なんです。これからも、佐賀県に興味をもってもらうためのしくみを考えていきたいです。来ていただければ、佐賀の魅力に気づいていただける。また来たいと思っていただけるようなものはすでに佐賀の中にあるという自負はあるので、一度来ていただけたら、ファンになっていただけるように、情報発信も、コンテンツの磨き上げも同時にやっていきたいです。金子: 東京を中心にしたコラボ企画の立ち上げだけでなく、東京と佐賀を行き来しながら、ネタを拾ってくるようなことをさせてもらっています。地元の新聞などで情報収集はしているものの、いま道の駅でのヒットしている商品まではなかなかキャッチアップできていません。リアルに食べて、見てみないとわからないことも多いですから。事業が軌道にのってきたおかげで、県内企業の方がオフィスにいらして、自社商品を置いていってくださることも増えました。フランクな土地にオフィスを構えることで情報を持ちこんでいただける。逆に、僕らもなるべく新しいネタを佐賀から引っ張ってくるということを、これからも徹底していきたいです。(C)2015Nintendo
2016年02月17日昨今、地方活性化のために「ゲーム」や「アニメ」とコラボする自治体が増えている。中でも存在感をあらわにしているのは、「佐賀県」だ。率直に言えば地味な印象の県だが、ゲームコンテンツとのコラボレーションは作品ファンから歓迎され、SNSを中心に話題を呼びグッズは即完売するなど、大きな成功を収めている。直近で行われた「Splatoon」とのコラボ「Sagakeen」は、冬の港町・佐賀県の呼子まで1万人を超えるゲームファンを連れてきた。ストレートなダジャレをタイトルとして一躍話題となった「ロマンシング佐賀(サガ)」。その第二弾の後に、まったく違うゲームメーカーと協業し、またも成功を収めるその裏には、どんな仕掛けがあったのか。「ロマンシング佐賀(サガ)」、「Sagakeen」をはじめ、佐賀県の情報発信企画を手がけるプロジェクト「サガプライズ!」におけるエピソードを伺う中で明らかになったのは、「対等」に「本気」でやることの大切さだった。前回は主に企画が生まれたきっかけを伺った。今回は、同プロジェクトで各地方が東京に出店している「アンテナショップ」を拠点としていない理由など、型にはまらない"地方創生"の取り組みについて、プロジェクトリーダーの金子氏とプロデューサーの田中氏に聞いていく。○アンテナショップと情報発信のちがい――「Sagakeen」は東京タワーでの期間限定コラボショップ「Sagakeenイカすロビー」を皮切りに、佐賀県・呼子で現地イベントを行う流れでした。東京タワーを会場にした理由は?金子: 東京タワーというロケーションは田中の発案です。ハイカラシティの広場にあるシンボル・イカスツリーに近いシチュエーションで、ということで決定しました。田中: イカスツリーという名前に準ずるならスカイツリーとも思ったんですが、(イカスツリーの)ビジュアルは東京タワーに似ているので、ここでやれたらと考えました。任天堂さんにもこの案は「いいですね!」と言っていただけましたし、ユーザーの方にもきっとニヤっとしていただけますし、ここでやるのが一番面白いだろうと思いました。最終的には東京タワーになったのですが、Splatoonの最初のCMが渋谷を舞台にしたような映像だったので、渋谷のどこかでやれたらいいね、という案もありました。複数案を検討するなかで、東京タワーに落ち着いたというところです。――地方自治体では常設のアンテナショップを核に広報活動を行うのが一般的だと思うのですが、佐賀県は現在都内にアンテナショップは置いていませんね。金子: (各地のアンテナショップが集う)銀座・有楽町というような賃料が高いエリアに出さなくても、各コラボ先のファンの方が納得していただけるような場所に出すのが大事だと思ったんです。これ以前にも、森永さんとのコラボは東京駅で、BEAMSさんとのコラボは銀座に店舗を出しました。伝えたいお客様のライフスタイルに合わせ、メインのお客様の生活動線にあった場所で展開するようにしています。――駅構内の出店などは他の自治体のものも見かけますが、アンテナショップ自体を置かない、というのは、勇気のいる決断だったのではないでしょうか。金子: アンテナショップという店の構えですと、都内で働く同県出身者の方が、名産品に郷愁を感じて来店されることも多いとお聞きします。なので、地産の商品が売れることに関して、アンテナショップは大切な機能を果たしています。ですが、情報発信の観点から言うと、同県出身の人を中心に佐賀の情報を発信しても、「もう分かってるから」という反応になってしまいがちです。「サガプライズ!」は情報発信によって地方創生を目指していく事業なので、佐賀を知らない方に佐賀のことを知っていただき、「欲しい」と思っていただけるようなコラボ商品を提案する必要があります。そのため、いろいろな企業・ブランドとコラボをし、主要なお客様の生活動線上に「佐賀」にまつわる接点を作り出す、プッシュ型のような攻め方が適切だと思っています。そのため、費用対効果が出せる最適な場所を企画ごとに都度考えます。――「サガプライズ!」のオフィスの住所を見て、南青山とあったので、てっきりここがアンテナショップの機能も兼ねていると思っていました。実は外から見た段階でもそう思っていたのですが、壁にはホワイトボードがあり、レジも見受けられないので、あくまでここはオフィスということでしょうか。田中:はい、そうです。通りがかりの方に「雑貨屋さんですか?」と質問されることもあり、実際ご近所に雑貨屋さんが入っていたりもするのですが、オフィスとしての機能のみで、物販はしていません。各都道府県の東京事務所は、佐賀県も含め多くが平河町の都道府県会館に集約されています。しかし、このオフィスは、佐賀県の広報セクションとして、出張オフィスを出しているというかたちです。南青山ですと、来訪される企業さんも、「よし、佐賀県と何か企んでみよう」と感じられるかと思って、こうしたオープンな場所に拠点を構えています。物販こそありませんが、一般の方に来訪いただいても大丈夫です。最近ですと、Sagakeenコラボのモニュメント「いかぐるぐる」を置いているので、写真を撮りたいというファンの方にもご来訪いただいたことがありました。○時流に乗る身軽さ――「ロマンシング佐賀」の大成功を受けて、2を開催されたのは自然な流れと感じます。その後、同じ会社(スクウェア・エニックス)の別タイトルとコラボするのではなく、話題になっている別の企業・タイトルとコラボする身軽さはどうやって実現しているのでしょうか?金子: 方向性は年度ごとに定めているのですが、一度決めたものを粛々とこなすのではなく、時流に即した物を展開するようにしています。最近だと、「近くオープンする新業態の梅酒・果実酒専門店さんが話題になっているらしい」と耳にしたので、そことコラボして、佐賀県産の特産フルーツや銘菓、伝統工芸品を使ったコラボ展開をする予定です。時流に"ピッ"と乗れる身軽さは常に持とうと心がけています。――多様なジャンルの企業とコラボレーションされていますが、企業から持ち込まれる企画と「サガプライズ!」側からもちかける企画、どちらが多いのでしょうか?金子: ありがたいことに、今は五分五分くらいになっています。これまで100件程度、企業からのお問い合わせをいただいています。事業立ち上げの2年間は、僕や田中が合計100件くらい回ってまして、なかなかお会いできないケースもありました。それが今はおかげさまで、先方さんからのお声掛けが増えている状況になっています。もちろん、こちらから真っ向アプローチをする、まさに今回のSagakeenコラボの時に任天堂さんまでお伺いしたような例もあります。そして、このコラボを見てわれわれにコンタクトをもちかけてくださる方もいらっしゃるんです。企業の方から面白いアイデアもいただきつつ、こちらが企んだことを一緒にやらせていただく動きも欠かさない。ちょうどいいバランスになりつつあります。次回は、『Sagakeen』の呼子での現地イベントや、大人気だった「イカの箸置き」の裏話など、コラボのさまざまなエピソードや、地方×企業のコンテンツを成功させるための「バランス」について聞いていく。(C)2015Nintendo
2016年02月16日昨今、地方活性化のために「ゲーム」や「アニメ」とコラボする自治体が増えている。中でも存在感をあらわにしているのは、「佐賀県」だ。率直に言えば地味な印象の県だが、ゲームコンテンツとのコラボレーションは作品ファンから歓迎され、SNSを中心に話題を呼びグッズは即完売するなど、大きな成功を収めている。直近で行われた「Splatoon」とのコラボ「Sagakeen」は、冬の港町・佐賀県の呼子まで1万人を超えるゲームファンを連れてきた。ストレートなダジャレをタイトルとして一躍話題となった「ロマンシング佐賀(サガ)」。その第二弾の後に、まったく違うゲームメーカーと協業し、またも成功を収めるその裏には、どんな仕掛けがあったのか。エピソードを伺う中で明らかになったのは、「対等」に「本気」でやることの大切さだった。「ロマンシング佐賀(サガ)」、「Sagakeen」をはじめ、佐賀県の情報発信企画を手がけるプロジェクト「サガプライズ!」より、プロジェクトリーダーの金子氏とプロデューサーの田中氏 に、「Sagakeen」成功の裏話を聞いた。――佐賀県と人気ゲーム「Splatoon」のコラボ「Sagakeen」、大きな話題になりましたね。田中: はい、おかげさまで、2カ月で1万3,577人の方にお越しいただけました。特にお正月付近がピークになっておりまして、里帰りや冬休み中の方などに来ていただけました。最終週は寒波の影響もあったのですが、それでもコンスタントに足を運んでいただけており、改めてSplatoonの人気の凄さを実感しました。――佐賀県と任天堂のゲーム「Splatoon」、コラボレーションのきっかけは何だったのでしょうか?田中: 毎朝スタッフ同士顔を合わせて、今流行っているモノゴトの情報を共有し、アイデアを出す時間を持っているのですが、企画の発端はここから生まれました。「Splatoon」は発売前からゲームファンの間での盛り上がりがあり、発売直後からSNSなどで多くの投稿を見かけましたし、さらにはゲームメディアだけでなく、経済メディアなどもその状況をレポートしていたので、「これは流行るのでは」と注目していたんです。そして何より、主人公が「イカ」じゃないですか。イカといえば、佐賀県には”呼子のイカ”という名産品がございますので、これをフックに何か面白い企画ができたらいいよねと話していました。その後、企画のたたき台を作って、ダメ元でも任天堂さんにお話をしてみようと。――それはいつ頃のお話ですか?田中: 6月にオフィス内でたたき台を作って、7月に任天堂さんまでお伺いして、お話したという流れですね。――「Sagakeen」の企画立ち上げタイミングは、実施よりかなり前、Splatoonがヒットのきざしを見せていた頃だったのですね。自治体の企画としてはものすごい速さで立ち上げられたのだな、というのが率直な感想です。これだけ早く「動ける」のはなぜなのでしょうか。金子: コラボレーションというのは、あくまでお互いが対等であることが大切なんです。対等に運営するためには、アプローチするスピードというのはとても重要です。だからこそ、今回も(ゲームソフトが)発売してから間を置かず、任天堂さんに企画を持ち込ませていただいたんです。すでにパッケージが「できあがった」コンテンツと一緒にやるとなると、自治体がお金を払って、キャラクターを乗せた企画を"やらせてもらう"座組になりかねません。集客は可能だと思いますが、お互いの本気感が見えづらいため、驚きや意外性による話題拡散が小さいかなと。あと、何というか、良い結果にならないように思います。――具体的には、どういったところで「良い結果」にならないのでしょうか。金子: パッケージが「できあがった」コンテンツとのコラボでは、どうしてもコンテンツ側の目的が優先されますから、自治体側の表現したいことは制限されやすいです。今回のコラボでは”スプラ丸”というラッピング観光船を走らせていますが、もし出来上がった商品パッケージのような"やらせてもらう"座組で実施していたら、船の運航は難しかったのではないかと思います。というのも、ヒットコンテンツには、「全国どこでも、同じようにできる」イベントパッケージが完成されていたりします。そのためイレギュラーな要素は入れづらく、「地方の魅力の顕在化・情報発信」というよりは、「ヒットコンテンツのプロモーション」という色が強くなってしまいます。「サガプライズ!」事業が目指すのは「驚き」の情報発信事業ですので、そのような座組はなるべく避けたいと思っています。――なるほど。確かに、「Sagakeen」にはコントロールされたような形跡をほとんど感じないのはそういった進め方があったからなんですね。フェス用のTシャツもオリジナルの絵柄を用意されているなど、コラボの「本気」度合いが話題にもなっていました。田中: コラボという座組なので、先ほど金子がお話した"やらせてもらう"座組ではなく、佐賀県と任天堂さん、お互いに出せるものを持ちよって企画を成功させましょうという姿勢で進めさせていただきました。フェス用のオリジナルイラストも、その象徴的なものかもしれません。具体的な企画のイメージを共有してからすぐに、任天堂さんから、こういったビジュアルではどうですか、とご提案いただいたんです。フェスTのイラストだけでなく、フェスの告知画面のイメージまで見せてくださって、その仕事の速さにとても驚きました。金子: フェスTのデザインにしても、「Tシャツのソデに佐賀県のシンボルマークが入ってる!」とこちらが驚いたくらいで(笑)、決してこちらの意図を指示して作っていただいた訳ではないです。任天堂さんが尽力してくださったのだと思います。――ゲーム開発の中心となる方々も、今回のコラボでは動いてたんですね。金子: こうした取り組み方ができたのは、やはりパッケージとして売られているものとは違うところだと思います。任天堂さんにもファンの方々に面白い企画をお届けしたいという目的があって、われわれも佐賀県の魅力を多くの方に知っていただきたいという目的がある。それを達成するために人やコンテンツ、場所など、お互いが出しうるものを出し合って、対等にやらないとコラボというのは成功しないんです。TwitterやFacebookに、「Sagakeen」に対して「本気なんですね」とお褒めいただくつぶやきを拝見したことがあります。これまでの経験から、「対等に」「本気で」進めないかぎり、こうした評価はいただけないのは承知しておりましたので、大変嬉しかったです。次回は、『Sagakeen』が東京タワーに特設ショップを出店した意図、ひいては都内に多くある「アンテナショップ」を起点としないイベント展開の狙いについて聞いていく。(C)2015Nintendo
2016年02月15日元ボクサーの漫画家が手がけた同名コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』の初日舞台あいさつが1月30日に、TOHOシネマズ新宿で行われ、風間俊介、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作さん、主題歌を担当したSCANDAL(HARUNA、MAMI、TOMOMI、RINA)が登壇した。『猫なんかよんでもこない。』初日舞台あいさつ/その他の写真風間演じる崖っぷちボクサーのミツオが、兄から押し付けられた2匹の捨て猫・チンとクロとの共同生活を通して、人生を見つめ直す姿を描いたハートウォーミングな人間ドラマ。風間は「素敵な、そして僕自身が大好きといえる作品がついに公開され、とてもうれしいです」と本作への強い思い入れを示し、「あいつらは天才です」と共演した猫のアドリブを絶賛した。キャスト陣は、撮影現場は和やかな雰囲気だったと口を揃え、「寝転んだ状態で、待ち時間を過ごしていたら、本当に寝てしまって」(つるの)、「いびきでNGが出ましたよね。ある意味、迫真の演技というか…」(風間)。また、松岡が「猫の抱き方を風間さんが教えてくれた。これからは、尊敬する先輩として風間さんの名前を挙げます」と持ち上げると、風間が「それ、今日の占いで誰かを褒めると運気が上がるって言われたからでしょ」とツッコミを入れる“夫婦漫才”で会場を盛り上げた。脚本も手がけた山本監督は、猫への“演出”に悪戦苦闘したそうで「撮影に入ってから、やばい本(脚本)を書いちゃったなとビビった」と告白。それでも、「生き物と一緒に生きるとは、かわいいだけじゃない問題がさまざまある。それを含めて、かけがえない愛おしい存在だと感じてもらえれば。たとえ動物を飼っていなくても、心温まるはず」と作品にこめた思いを語った。『猫なんかよんでもこない。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年01月30日映画『猫なんかよんでもこない。』が1月30日(土)に公開を迎え、主演の風間俊介をはじめ、つるの剛士、松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作、主題歌を担当した「SCANDAL」が登壇して舞台挨拶が行われた。ボクシングに全てを捧げるもなかなか立ち行かないミツオと、チンとクロという2匹の共同生活を描く本作。撮影を通じて計14匹の猫が“キャスト”として参加している。やはり、猫の動きをコントロールできずに撮影は難航したそうだが、逆に奇跡のような瞬間も!風間さんは、ミツオが猫をトレーニングするシーンについて言及。「途中で宅配便が来て、ミツオが出ていくときに『サボるなよ』と言うんですが、僕がいなくなった瞬間に見事にサボるんです(笑)。天才的なアドリブでした」と感服する。つるのさんは、猫たちが寝るのを待つシーンで待ちきれずに「僕が寝てしまいました(苦笑)」と告白。風間さんに「いびきの音でNGになりましたよね?」と暴露されると「迫真の演技です!」と言い張り笑いを誘っていた。“犬派”を公言し「人生でこれまで猫と関わったことがなかった」という松岡さんは、猫の抱き方や接し方について、風間さんから様々な指導を受けたそう。「風間さんはキャストのみならず、スタッフさんのこともよく見てるし、通行人の整理までしてました」と明かし、目を輝かせながら「尊敬する先輩として風間俊介さんを挙げさせていただいてもいいですか?先輩!」と風間さんを異様に絶賛する。風間さんは冷静に「さっき、今日の占いで『人を褒めると運気がアップする』って言ってたけどそのせい?」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。意趣返しとばかり、風間さんは、主題歌を担当した「SCANDAL」の面々を指し「この映画のヒロイン的な立場で…」と松岡さんをそっちのけで語り、すかさず松岡さんは「おいっ!(取材で)『最高のヒロイン』って言ってたやん!」とツッコミ。夫婦漫才のような2人の掛け合いに笑いがわき起こった。最後に風間さんは改めて「つらいときにそばに何がいてくれるかで人生が変わると思います。そんな大切な人と一緒に見てもらえたら嬉しいです」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『猫なんかよんでもこない。』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月30日福岡銀行はこのたび、3月14日に佐賀支店(佐賀県佐賀市)を新築移転すると発表した。○新店舗は「バリアフリー設備」を充実福岡銀行によると「佐賀支店の新店舗は、多目的トイレや車椅子対応窓口などの『バリアフリー設備』を充実させ、『快適で心地よい空間』を提供できるよう工夫を凝らしております。また、顧客の駐車場として15台分のゆったりと停めやすいスペースを用意しました」としている。福岡銀行では、今後もブランドスローガンである『あなたのいちばんに。』に基づき、より一層のサービス向上に努めていくとしている。○佐賀支店新店舗の概要新店舗営業開始日/3月14日(月)所在地/〒840-0816 佐賀県佐賀市駅南本町5番4号ATMコーナー/平日・土日・祝日8:00~21:00
2016年01月22日九州観光の玄関口といえば福岡空港が筆頭。そんな中、"九州におけるゲートウェイ空港"を目指して1月16日に新愛称「九州佐賀国際空港」をスタートさせたのが佐賀空港だ。そこで、九州旅行に欠かせないレンタカーの活用テクニックを、前回の福岡空港に続いて佐賀空港の場合も見てみよう。○福岡ではなく佐賀を使うメリットまず福岡空港を見てみると、レガシーキャリアからLCCまでバラエティーに富んだ飛行機の就航をはじめ、大都市にして空港からターミナル駅や市街地への距離が近いメリットが挙げられる。バスや鉄道の利便性も高く、レンタカー会社も一般店から格安店までそろっている。一方、LCCの就航という点に着目すると、春秋航空日本(スプリング・ジャパン)が就航する佐賀空港の存在も興味深い。同社のベースである成田空港を起点に考えてみると、筆者の経験では、福岡空港に就航している成田発のLCCは日によって料金変動幅高く、春秋航空日本の成田発の佐賀便は安値安定している印象がある。なにより、「九州佐賀国際空港」として国内外のハブ空港との路線開設を積極的に進める動きがあるので、これから利便性も高まっていく空港だろう。また、福岡県内のホテルに比べて隣の佐賀県内のホテルの方安くて予約がとりやすいというメリットもある。福岡旅行・出張で航空券やホテルを探す場合、福岡空港ではなく佐賀空港を起点にするという選択もありだろう。○閑散期でもできるだけ事前予約を大空港だと探すのに難儀することもあるレンタカー会社のカウンター。佐賀空港は規模が小さいので、レンタカー会社のカウンターはすぐに見つけることができる。到着口の目の前に各社のカウンターが並んでいるが、各社スタッフひとりが座れる程度のスペースになっており、スタッフ不在のカウンターも多く見られる。就航数が限定的な空港ゆえ、スタッフを常駐させる必要はないのだろう。そのため、車両に余裕のある閑散期といえども、事前に予約をしておいてウォークイン(飛び込み)は避けるようにしたい。スタッフ不在のカウンターでも電話でアポイントはできるが、事前に到着便を知らせ予約しておけばスムーズに借り受けできる。なお、10月~11月にかけ佐賀で行われる気球イベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」のような大規模なイベントがある場合は、限られたカウンタースペースなので大混雑必至。余裕を持ったタイムスケジュールで臨みたい。○車両の受け渡しは隣接駐車場で空港でレンタカーを借り受ける場合、空港内のレンタカー会社カウンターで受け付けはするものの空港内で車両の受け渡しはできず、空港から離れた場所にあるレンタカー会社へ送迎バスで移動し手続きの上借り受けるケースが多い。つまり、空港内での車両の受け渡しができない。そのため、空港に到着してすぐ受付をしても、送迎バスの待ち時間やレンタカー会社への移動時間などを勘案すると、30分~1時間程度要することもある。その点で佐賀空港は秀逸だ。空港に隣接する駐車スペースに各社のレンタカーが並ぶ。空港の到着ロビーから徒歩1分でレンタカーにご対面だ。到着口の目の前にあるレンタカー会社カウンターで受付と手続きを済ませ、駐車スペースへ移動。スムーズに手続きできれば、10分~15分程度で出発可能だ。○レンタカー代1万円が3,000円になる時もバラエティーに富む福岡空港の格安レンタカーと比較して、佐賀空港はやや割高感がある。筆者が2015年12月に利用した時には格安店で24時間3,000円程度で借り受けられたが、2016年1月現在、24時間8,000円~1万円といった設定が続いているようだ。日程を選べる旅であれば、格安になるタイミングを見て旅の予定を組むのもいいかもしれない。なお、大型空港で格安レンタカーを借り受ける場合、空港からかなり離れたオフィスというケースも散見されるが、佐賀空港の場合は一般の会社でも格安会社でも前述した隣接駐車場から出発できるので、格安店のデメリットは感じられない。その点を踏まえて、格安会社といえる「タイムズカーレンタル」と「オリックスレンタカー」には注目したい。○高速道路へのアクセスに問題あり空港を基点としてレンタカーで各地へ旅立つ場合、高速道路のインターチェンジが近いことは相当のメリットとなるが、その点で佐賀空港は厳しい。最寄りの長崎自動車道佐賀大和インターチェンジまでは約20km。その間、交通量の多い佐賀市内を抜けなくてはならず、混雑状況にもよるが40分以上は必要だ。長崎方面へ向かうならば武雄北方インターチェンジへ、九州自動車道を熊本方面へ向かうならば八女インターチェンジへ直行した方が便利という空港の立地である。とはいえ、福岡空港レンタカーが繁忙なケースでは、九州旅行のスタート地としての佐賀空港を選ぶメリットは充分ある。特に九州南部や長崎方面へのアクセスに優れ、何より空港で簡便に借り受けができるシステムは、ストレスがなく気持ちのいい出発ができそうだ。※記事中の情報は2016年1月取材時のもの○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2016年01月21日佐賀空港は1月16日、新しい愛称として「九州佐賀国際空港」の使用を開始し、同日に九州佐賀国際空港2階出発ロビーにてキックオフイベントを開催した。新愛称「九州佐賀国際空港」は、佐賀県が2015年9月に取りまとめた「佐賀空港がめざす将来像」において、「基幹路線である東京便を中心としながら、LCCの拠点空港化を進め、九州におけるゲートウェイ空港としての地位を確立している」姿を目指したところからネーミングされている。空港は佐賀県のみならず、福岡県、長崎県、熊本県、大分県をはじめとする九州各地の人々にも国内外の旅行の出発点として、また、海外から多くの観光客を佐賀や九州の観光の起点として利用してもらうことを狙う。そのために現在就航している路線の増便のほか、国内外のハブ空港との路線開設を積極的に進め、気軽に便利に使える空港を目指すとしている。九州佐賀国際空港のロゴにある三角形は飛行機をモチーフにしており、飛行機の動きは「佐賀から人が飛び立つ、佐賀に人が集まる」という、アウトバウンドやインバウントを表現している。また、キャッチコピー「Smart&Casual」には、国際空港であっても気張らず肩肘張らず利用できる、これからの国際空港という狙いが含まれている。16日に行われたキックオフイベントには、佐賀県知事の山口祥義氏をはじめ、有明佐賀空港活性化推進協議会会長の井田出海氏、佐賀県議会議長の中倉政義氏、佐賀県出身のトータルペインターのミヤザキ ケンスケ氏とミヤザキ氏が出席。また、空港内に掲出される巨大絵を制作した子どもたちも会場に集った。山口知事は九州佐賀国際空港の使用開始にあたり、「これからみんなで協力して、もっともっとこの空港を活用して多くの人と出会いをして、九州というこの大地がもっともっと開かれて振興するようにみなさま方にお願いしたい」とコメントした。また会場には、九州佐賀国際空港を記念して、空港内の施設や佐賀県内各所の情報、旅行先のオススメ情報等を案内する専属コンシェルジュのパーソナルロボット「Pepper」が登場。自己紹介を行った後、佐賀の名産品と言えばと質問され、大きな声で「有田焼~! 」と回答し、会場を盛り上げた。新愛称とともに登場した巨大絵は、九州各県(佐賀、福岡、長崎、熊本、大分)の7カ所で開催されたワークショップを通じて、100人以上のこどもたちとミヤザキ ケンスケ氏がコラボして制作したもの。キックオフイベントでは巨大絵の除幕式も行われた。
2016年01月17日元ボクサーの漫画家が手がけた同名コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』のプレミア試写会が1月14日(木)、都内で行われ、主演の風間俊介、共演する松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作氏が出席した。崖っぷちボクサーのミツオ(風間さん)は、つるの剛士演じる兄が拾ってきた2匹の猫、チンとクロの世話を押し付けられ、不本意ながら共同生活を始めることに。猫との交流を通して、ミツオは再び人生を見つめ直そうとする。風間さんは「主演は僕、ということになっていますが、あくまで“うちの子”の映画。撮影中は猫に振り回される毎日だったが、それがいいんだなと思った」と共演した2匹の猫にメロメロだった。風間さんと松岡さんは、過去にも数回共演経験があり「別の作品で、風間さんにオノを振り回された」(松岡さん)、「正確にはカマだけどね」(風間さん)と息ぴったり。松岡さんが「今回の共演で、風間さんが普通の人だとわかった」と本音を明かすと、風間さんは「誤解が解けただけでも良かった。ありがたい」と安どの表情だった。タイトルにちなみ、「周りに『よんでもこない』人は?」と質問されると、風間さんは「逆に僕自身が家にいるのが大好き。きっと周りからは『風間なんてよんでもこない』と思われているはず」と自虐コメントで笑いを誘った。一方、松岡さんはお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太を“芸能界のお兄ちゃん”と慕っているそうで、「この7年くらい、ずっと食事に連れて行ってと連絡しているのに、一回も連れて行ってもらえない!」と猛アピール。記者に対しても「これは絶対書いてくださいね」と念を押していた。『猫なんかよんでもこない。』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月30日より全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2016年01月14日実話を基にした猫好きのための大人気コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』のプレミア試写会が1月14日にTOHOシネマズ新宿で行われ、主演の風間俊介、共演の松岡茉優、山本透監督、原作者の杉作氏が舞台挨拶に出席した。その他の写真三十路寸前の冴えないボクサー・ミツオ(風間)と、“超やんちゃ”と“超気まま”な2匹の猫、“チン”と“クロ”の日常を中心に描かれた本作。風間が「うちの子たちの映画を観にきてくださってありがとうございます」と親バカならぬ猫バカな表情を見せるほど、猫の表情をくまなく捉えた、子どもからお年寄りまでが楽しめる作品に仕上がっている。本作では、何度目かの共演となる風間と松岡。「共演の回数が多いので縁を感じている女優さんです」と風間に紹介され、「へっへっへっへ」と声に出し、意味深な笑みを浮かべる松岡だったが、「何度目かの共演とはいっても、最初は鎌を振り回され、その後は仇討ちにきて。狂気の風間さんしか知らなかったので、今回、素の姿で猫ちゃんと戯れている風間さんを見て、この人は普通の人でよかった!と安心しました。全編通して一度も風間さんがおかしくならない!」と紹介し、風間は「その誤解が解けただけでも出演してよかった」と安堵の表情を浮かべた。この日、『いぬのきもち ねこのきもち』WEBでも公開中の“猫診断”が行われ、実は甘え下手な「三毛猫」と診断された風間は、「撮影中、プロボクサーに本気で振り抜いてもらって、実は夜の撮影までフラフラしていた」ことを明かした。一方、松岡は逆境にも負けない生命力のある「白猫」と診断された。司会者から「合っていますか?」と聞かれた監督は「2日間しか一緒じゃなかったから、芝居の上手さしかわからない」と返答したものの、その答えに目をまん丸にし、嬉しそうな表情を見せた。最後に行われたフォトセッションの際も、猫耳や猫手袋を身につけた監督や松岡に、風間が指示出しをしたり、お互い可愛さアピールを競い合うなど、終始息の合った姿を見せた。『猫なんかよんでもこない。』1月30日(土)全国公開取材・文・写真:小杉由布子
2016年01月14日佐賀県は12月14日、3月に春秋航空との間で取り交わした佐賀=杭州市線開設に関して、副島良彦副知事が春秋航空の王正華会長との面談の中で、意向書通り年内に開設することが難しくなった旨の報告を受けたことを発表した。意向書では、「佐賀県と杭州市との間に定期航空路線を開設することを共通の目標とする認識に至り、2015年度内に杭州便が開設できるよう相互に協力して準備を進める」こととしていた。しかし、12月12日に王正華会長との面談で、「杭州便について、杭州空港は人気が高く混雑しており、安定した発着枠の確保など杭州空港との調整が整っていない」という報告を受けたとしている。そのため、佐賀空港への年度内就航が難しい状況となったが、春秋航空としては今後も引き続き就航に向けて努力していくとしている。一方、佐賀県としても引き続き春秋航空に対し、就航に向けた働きかけを行っていくという。
2015年12月15日佐賀県は11月18日~24日の期間限定で、東京タワー(東京都港区)にてゲーム『スプラトゥーン』とのコラボレーションショップ「Sagakeen イカすロビー」をオープンしている。佐賀県と『スプラトゥーン』とのコラボレーション企画「Sagakeeen(サガケーン)」は、同県の地方創生プロジェクト「サガプライズ! 」の事業として行われている。「呼子のイカ」で有名な佐賀県北部の唐津市呼子町に、冬の間落ち込む観光誘致を促進することを目的として実施されているとのこと。11月24日までは、「Sagakeen イカすロビー」にて、呼子いかまんじゅうや唐津焼などの呼子名物のほか、『スプラトゥーン』とのコラボレーショングッズを販売。さらに、イカの回転乾燥機「いかぐるぐる」をモチーフにした高さ約2mのクリスマスツリーも設置する。ツリーの設置は11月25日までで、点灯時間は11:00~20:00(11月25日~は19:00~21:00)。コラボレーション商品としては、イカを包んだ海鮮風中華まん「いかまんじゅう」を特別デザインのパッケージに入れた「スプラトゥーンいかまんじゅう詰合せ」(3個入り810円・限定3,000個)や、同ゲームのキャラクター・シオカラーズとDJタコワサ将軍をイメージしたオリジナルラベルを使った「スプラトゥーンいかさし塩辛」「スプラトゥーンたこわさび」(各702円・いかさし塩辛は限定1,000個・たこわさびは限定600個)、「唐津焼 小杉窯」が手作りでイカを再現した「スプラトゥーン箸置き」(1,080円・限定100個)などを用意している。なお、同イベント広報担当者によると、イベント初日の18日には、オープン前に約500人の来店客が待機。コラボレーション商品の購入に整理券が配布された。商品は開催日ごとに一定の数量が確保されているが、今後も混雑が予想されている。また、ゲーム内でキャラクターが着用する「フェスT」をモチーフにした「SagakeenコラボTシャツ」(各3,780円)も販売。600枚限定の「海の幸(呼子のイカ)」と200枚限定の「山の幸(佐賀牛)」の2バージョンを用意している。ゲーム内でも、11月21日12:00~22日12:00に同テーマによる「フェス」を開催するとのこと。(C)2015 Nintendo※価格は全て税込
2015年11月19日「塾の手法を取り入れた佐賀県武雄市の小学校の今--学校現場はどう変わったか」と題した前編では、現場の状況と制度導入の効果についてご紹介した。後編となる今回は、授業を進める上での課題や、学校現場の変化を経て地域がどう変わっていったのかについてお伝えする。○公教育ならではのきめ細やかな指導がカギ子どもたちが自ら率先して授業を受ける塾とは異なり、公立小学校にはさまざまな児童がいる。例えば、朝の時間(15分)を活用して国語や算数の反復練習を行う「モジュール学習」では、コミュニケーションがうまくとれなかったり、障害を抱えていたりする児童の参加が難しい。その際、学校の教員によるきめ細やかなサポートが欠かせないという。さらに、月に1回全学年合同で行われる「青空教室」でも、教員の指導が光る。異なる学年で班をつくってゲームに挑戦したり、自然と触れ合う体験をしたりするこの授業では、児童が率先して協力していくことが必要だ。なかなかやる気をみせない児童に対しては、教員がうまく声がけをして、子どもたちのモチベーションをあげている。○成功の背景に地域の協力また、このような授業を限られた数の教員で行うことにも限界がある。結果として広がったのは「地域の協力」だった。「モジュール学習」では4~5人の児童に対して1人地域の人がつき、採点をしたり、鉛筆の持ち方を教えたりして指導にあたる。市の担当者によれば、このような交流を通して学習がうまく進行しただけでなく、従来あった地域内のコミュニケーションも戻ってきたという。「授業を通して信頼関係が築かれているので、学校外で地域の人たちが何か注意しても子どもたちはごめんなさいと素直に謝るようになった」とその事例を語ってくれた。武雄市は来年度からの4年間の教育指針、「教育大綱」の理念を「組む」とした。「既成概念にとらわれず、情報を共有し、地域、家庭、学校、企業、さまざまな機関が連携、チャレンジ、実践する」としたこの大綱に市の思いが詰まっているといえる。来年度からは新たに3校で導入されるという「官民一体型教育」がどのように進化していくのか、今後の動きに注目したい。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月19日佐賀県は11月26日~12月11日、コールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」とコラボレーションしたコールドプレスジュース、ビーガンスープを期間限定で販売する。同県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業の一環として、サンシャインジュースとコラボレーション。素材の持つ栄養素を生きたままジュースにしたコールドプレスジュースや100%野菜が原料となっているビーガンスープに県産品を取り入れることで、佐賀県産農産物の魅力を東京エリアで発信していく。販売する商品は、コールドプレスジュースとビーガンスープ各1種類。コールドプレスジュースは「Jabara Citrus(ジャバラシトラス)」(レギュラーサイズ/税込1,080円、ミニサイズ/税込880円)が登場。かんきつ類の「じゃばら」や「有機みかん」、香りが強くまろやかな味わいが特徴の「うれしの産べにふうき茶」といった農産物を使用している。ビーガンスープは「SEAWEED TAHINI LOTUS(シーウィードタヒニロータス) 海苔ゴマレンコン -SAGA Special-」(税込1,180円)。「白石れんこん」や「佐賀海苔」のほか、「鍋島小紋ごま」や佐賀県加唐島の対馬暖流海水をくみ上げて低温で製造した「一の塩」を使用したスープとなっている。両商品とも、使用する県産品はサンシャインジュース代表の剛嘉徳氏が実際に同県に赴き、農家と交流した中で決定したという。販売店舗は、サンシャインジュース全5店舗(恵比寿、渋谷、六本木、新橋、自由が丘)。恵比寿では、コールドプレスジュースのみ販売する。また、期間中はコラボ商品を購入した人の中から抽選で「有田焼タンブラー」をプレゼントするキャンペーンも実施する。
2015年11月19日佐賀県武雄市は今年度から、市内2カ所の小学校で「官民一体型教育」を導入している。首都圏を中心に教室を展開する「花まる学習会」が塾の手法を提供するもので、来年度には市内3カ所の小学校でも実施が決定しているという。導入から半年以上がたったいま、学校現場ではどのような変化が起きているのか。市の担当課に聞いた。○「学校って楽しい」と思える授業を公教育の中に塾の手法を取り入れる。このような方法を導入した目的として市があげたのは「学校って楽しい」と思ってもらえるような授業を提供したいという思いだった。市の担当者は「子どもたちが早く月曜日にならないかなと思ってもらえるような学校にしたかった」と回答。花まる学習会の理念と、市の思いが合致したことから、実施にいたったという。もちろん簡単に導入が進んだわけではない。保護者や地域からは不安の声もあがったため、授業内容などを理解してもらうための説明会を多数開催。また教員に対しても、花まる学習会の代表が赴いて直接趣旨を伝えるなど、説明を尽くした。今年度から導入が始まった2校には、塾の講師が1人ずつ常駐。市の担当者によれば、一方的に塾の手法を押し付けるのではなく、普段から交流を続けることで、公教育に携わる教員と授業を作り上げていくという姿勢が功を奏しているという。○モジュール学習で集中力アップそれでは具体的にどのような授業が行われているのか。代表されるのは、朝の時間(15分)を活用して国語や算数の反復練習を行う「モジュール学習」だ。例えば、四字熟語を声に出して覚えたり、20問の計算問題を解いていったりするというもの。国語の学習では、発声することによって記憶が定着し、脳が起きることで子どもたちに活気が出てくるのだという。計算問題については、「ほかの人と比較しない」のがポイント。前の自分よりのびることを目的として進めることでやる気を引き出している。さらに力を入れているのが、月に1回全学年合同で行われる「青空教室」だ。1~6年生が縦割りでグループを作り、ゲームに挑戦したり、自然と触れ合う体験をしたりする。これまでに、「2人1組で学校にある物や場所を使って5・7・5の句を作る」「おとぎばなしのお気に入りの場面を班で演じる」「靴や自分たちの体を使って周囲の長さが12mの正方形を作る」などのプログラムが行われた。異なる学年で班をつくることで、リーダーシップや協力すること、自分の気持ちを伝えることなど社会で生きていくうえで必要な力が育成できる。児童を対象に行ったモジュール学習についてのアンケートでは、8割が「楽しい」「どちらかと言えば楽しい」と回答。教員に行った調査では「子どもたちに活気が出てきた」などの意見が寄せられ、特に計算問題について「苦手な児童は解ける問題数、得意な児童はすべての問題が解けるまでの時間の早さで目標が立てられ、全員で同じ学習ができる」点が好評だったという。一方で、授業の進行には公教育ならではの難しさもあった。後編では、学校の教員や地域の人たちが現場で起きた課題にどう向き合ったのかご紹介する。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月18日佐賀県は、任天堂のWiiU用人気ゲーム「スプラトゥーン」とコラボレーションし、イカづくしのイベント「Sagakeen(サガケーン)」を、東京都と佐賀県で開催すると発表した。会期は、東京が11月18日~11月24日 11:00~20:00(初日の18日は12:00~)で、19:00~21:00のツリー点灯は12月25日まで実施される。佐賀が12月1日~2016年1月31日。会場は東京都・港区の東京タワー・フットタウン2階イベントスペース、および佐賀県・唐津市の呼子・鎮西エリア。同イベントは、佐賀県が実施する情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、「呼子のイカ」で有名な佐賀県北部の唐津市呼子町を中心とした佐賀県への観光誘致を目的に開催されるもの。会場では、コラボショップ「Sagakeenイカすロビー」が11月18日~11月24日の7日間限定でオープンし、呼子名物いかまんじゅうや唐津焼など「スプラトゥーン」とのコラボグッズが販売されるという。さらに、呼子名物「いかぐるぐる」(イカの干物を作るための回転乾燥機)をモチーフに、スプラトゥーン公式コラボとして作られた高さ約2メートルのクリスマスツリーが、12月25日まで展示されるということだ。また、11月21日~22日の週末には、WiiU 用ソフト「スプラトゥーン」でユーザーが佐賀県産の「山の幸」と「海の幸」の好きなチームに分かれて対戦するというフェスが展開されるという。なお、来場者には、同イベントのために書き下ろされた、オリジナルイラストを大胆にあしらったポストカードが数量限定でプレゼントされるとのことだ。一方、佐賀県・呼子では、神秘の洞窟・七ツ釜探検を楽しめる観光遊覧船「イカ丸」が、12月1日~1月31日の期間限定で、期間限定ラッピングシップとしてスプラトゥーン仕様の「スプラ丸」になる。遊覧船の乗船料金は、大人(中学生以上)1,600円 / 小学生800円(幼児は大人1名につき1名無料)。このほか、日本三大朝市の一つ「呼子朝市」の朝市通りにある「SCRUM 広場」が、期間限定でSagakeen公式ショップ「呼子の イカす広場」としてオープンし、東京タワーで先行販売される限定コラボ商品が販売されるという。さらに、港町・呼子の風景の一部となっている、イカを干物にする機械(高速回転干物製造機)「いかぐるぐる」が、スプラトゥーン仕様になって登場するほか、呼子朝市の冬の風物詩として毎年恒例となった「イカすクリスマスツリー」が、今年は「Sagakeen」バージョンで登場し、巨大なツリーには魚網が張られるとともに海をイメージした青いボールが飾られ、トップに輝くイカは「スプラトゥーン」仕様になるということだ。なお、イカすクリスマスツリーの設置場所は、佐賀県・唐津市呼子町の呼子朝市通り「いこいの広場」。ツリーの点灯時間は18:00~21:00。
2015年11月13日佐賀県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業として、任天堂の人気ゲーム『スプラトゥーン』とのコラボレーション企画「Sagakeen (サガケーン)」を実施する。「呼子のイカ」で有名な佐賀県北部の唐津市呼子町は、特に春から秋にかけて、透き通った見た目のイカの活作りや朝市などを求める多くの観光客で賑わう。一方、気温の下がる冬はやや観光客が落ち込む時期。そこで、県の魅力発信による唐津市呼子町を中心とした佐賀県への観光誘致を目的に、イカが主人公のWiiU用ゲーム『スプラトゥーン』とのコラボ企画を行う。■東京タワーにコラボショップ「Sagakeen イカすロビー」が期間限定オープン11月18日(水)~11月24日(火)の7日間、呼子名物いかまんじゅうや唐津焼など『スプラトゥーン』とのコラボグッズを販売。さらに、イカの回転乾燥機「いかぐるぐる」をモチーフにしたツリーが、クリスマスまで輝く!■スプラトゥーン仕様の遊覧船が就航12月1日(火)からは、呼子エリアを舞台に観光誘客策を展開。観光遊覧船「イカ丸」がスプラトゥーン仕様の「スプラ丸」になるほか、朝市通りの公式ショップではコラボ商品を販売。さらに、呼子の冬の風物詩となった、ツリーに吊るしたイカの干物が来場者にプレゼントされる「イカすクリスマスツリー」も『スプラトゥーン』とコラボする。■ゲームでは「山の幸(佐賀牛) VS 海の幸(呼子のイカ)のフェスを展開11月21日(土)~22 日(日)の週末は、WiiU用ソフト『スプラトゥーン』で、ユーザーが佐賀県産の「山の幸」と「海の幸」の好きなチームに分かれて戦うフェスを展開。ゲーム内のキャラクターのTシャツには、「佐賀牛」「呼子のイカ」がしっかり描かれる。そのほか詳細については、「Sagakeen」オフィシャルサイトをチェックしてみよう。(C)2015 Nintendo
2015年11月13日佐賀県は10月26日、佐賀空港の愛称を「九州佐賀国際空港」と定めるとともに「『九州佐賀国際空港』戦略的広報事業」を実施することとし、業務委託先を選定するための企画提案募集を発表した。佐賀県は9月に策定された「佐賀空港がめざす将来像」を目指し、北部九州(佐賀県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県)を中心とした九州全域において、佐賀空港の利便性の高さ(良好なアクセス、豊富なLCC路線、無料駐車場等)の認識を高める試策として、愛称を「九州佐賀国際空港」と定めた。これにあわせて九州北部における佐賀空港の露出を高め佐賀空港利用者数増加につなげるため、「『九州佐賀国際空港』戦略的広報事業」を実施する。委託業務内容は、3年程度の広報戦略の策定、「九州佐賀国際空港」キャッチコピーやロゴマーク作成、「九州佐賀国際空港」の新愛称発表に係る広報業務、新愛称発表から2016年3 月31日までに実施する広報業務(「九州佐賀国際空港」使用キックオフイベントの企画・運営、パネルディスカッション抄録の記事広告(または記事体広告)の作成および掲載、プロモーションの企画および実施、各種広報ツール作成)の実施を求めている。業務委託期間は契約締結の日から2016年3月31日までで、委託料は3,958万5,000円(消費税額および地方消費税額を含む)を上限としている。事前説明会は10月30日14時より、佐賀県立図書館会議室を実施する。参加は自由であり、企画競争への参加にあたって同オリエンテーションへの参加は必須ではない。
2015年10月28日風間俊介が主演を務める実話を基にした人気コミックの映画化『猫なんかよんでもこない。』の主題歌を、ガールズバンド「SCANDAL」が担当することがこのほど決定した。ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオのもとに、子猫の兄弟“チン”と“クロ”が現れた!猫嫌いのミツオは振り回されっぱなしだが、アパートの大家さんや猫大好きの女性・うめさんの応援もあって、ちょっとずつ距離を縮めながら、彼らは極貧生活を支え合う運命共同体になっていく。そんな中、自らのボクシング人生をかけた試合中のケガがもとで、プロボクサーとしての道が閉ざされてしまい…。元プロボクシング選手の漫画家・杉作の人気コミックを、風間さんをはじめつるの剛士、『ちはやふる』の松岡茉優をキャストに迎え映画化する本作。今回主題歌に抜擢されたのは、10月17(土)より世界ツアーの模様に密着したドキュメンタリー『SCANDAL“Documentary film「HELLO WORLD」”』の公開を控えるガールズバンド「SCANDAL」。「SCANDAL」は、本作のために新曲「Morning sun」を書き下ろした。今回の主題歌について「SCANDAL」のメンバーは、「主題歌のお話を頂いて、何度も映画を観返しながら、朝の日差しのように柔らかい作品だなと感じ『Morning sun』という曲を書き上げました。大切なパートナーの影響で苦手なものを愛せたり、知らなかった世界に興味が持てたり、 自分のこころが変わってゆくのってとても素敵です。エモーショナルで優しい曲ができました。エンドロールが終わったあと清々しい気持ちになってもらえたら嬉しいです」と、楽曲への手ごたえを語っている。“30万人が泣いた”とされる原作コミックの映画化である本作。彼女たちがどのような楽曲でエンディングを彩るのか、大いに期待したい。『猫なんかよんでもこない。』は、2016年1月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫なんかよんでもこない。 2016年1月、全国にて公開。(C) 2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
2015年10月02日サンポー食品は14日、「初摘み 海苔スープラーメン」を通信販売などにて発売する。○有明海産初摘み佐賀海苔を使用した、"飲み干す"スープラーメン同商品は、有明海産初摘み佐賀海苔をふんだんにスープに溶かし込んだラーメン。佐賀県にある中華レストラン「シャン・リー」のオーナーシェフ立岡池敏氏が考案した料理「海苔スープそば」を再現した。めんは、22番の切刃で切り出した中細めん。福岡県産小麦「ラー麦」を100%使用し、小麦粉の風味が香る、コシがあって歯切れよいめんとした。ゆで時間は2分30秒となる。スープは、チキンエキスをふんだんに配合したスープベースに、鰹やイリコさらに利尻産昆布のダシをリッチに使用した。クセの少ない上品なスープのため、溶かし込む有明海産初摘み佐賀海苔の旨味と風味が引き立つという。かやくは、有明海産初摘み佐賀海苔(3切4枚)、おろし生姜を採用。1食入り袋は85g(めん70g)で540円(税込)、2食入り箱は1,080円(税込)。なお、同商品は佐賀の特産品を使用した商品であることから、2015年7月に山口祥義 佐賀県知事のもとへ完成報告のための表敬訪問を実施。その際、試食もしてもらい、「佐賀県ならではの味で非常においしい」との評価を得たとのこと。
2015年09月10日