炭俵(完成イメージ)小峰公園(東京都あきる野市)では、公園が位置するあきる野市の五日市・留原地区の郷土文化を体験できるイベント「あんぎん織りの技法でミニ炭俵づくり」を1月25日(土)に開催します。五日市・留原地区は、かつて炭市(=炭の市場)として栄えたところで、その炭を運ぶのに使われる俵(=炭俵)づくりのための萱場(かやば)としての役割も果たしていました。このイベントでは、今も残る萱場跡をガイド付きで散策しながら、材料となる萱(ススキ)を集め、小さな炭俵を手作りします。昔ながらの織機と技法を用いた俵は、手作りならではの味わいのある丸形が特徴で、自宅のインテリアや炭を入れて消臭に使用するのもおススメです。地域に伝わる歴史や文化を学び、体験もできる絶好の機会。お子さまはもちろん、クラフトや郷土文化の継承に興味のある方のご参加をお待ちしています。小峰公園の自然、里山の風景もお楽しみください。こちらが織機。使い方は丁寧にお教えします。立派なススキ。丈夫な炭俵ができそうです。詳細日程2025年1月25日(土)9:50~14:30※小雨決行(荒天中止)場所都立小峰公園(あきる野市留原、高尾)対象5歳以上※小学生以下の方は保護者の同伴が必要です。※ご友人同士、おひとりさまのご参加も大歓迎です!※対象年齢未満のお子様のご同伴はご遠慮ください。定員10人※応募者多数の場合は抽選参加費50円/一人あたり服装汚れてもよい服装、履きなれた運動靴※冬季の野外活動に適した防寒対策をお願いいたします。持ち物飲料、昼食、タオル、軍手、雨具など※公園周辺に飲食店・コンビニエンスストア等はございませんので、昼食は事前にご用意ください。ご注意とお願い※開催当日の気象状況によっては、内容を変更または催行を中止する場合がございます。※うがい、手洗い等の基本的な感染対策にご協力お願いいたします。申込方法Web または メールにてお申込みください。【申込先】◎WEB ※チラシの表面にある二次元コードからもお申込みいただけます。◎メール komine@tokyo-park.or.jp <件名>秋川谷プログラム申込<記入事項>①イベント名:あんぎん織りの技法でミニ炭俵づくり②参加者全員の氏名(ふりがな)・年齢③住所(郵便番号からご記載ください)④前日に連絡のつく電話番号⑤このイベントをなにで知ったか⑥返信メールアドレス※携帯電話のメールは使用できません。※複数名のご応募は、ご家族またはご友人単位までとさせていただいております。左記以外の連名でのお申込みはご遠慮ください。【申込締切日】2025年1月17日(金)※Web申込、メールともに締切日必着です。※締切後、一週間たっても当落のご案内が届かない場合は、お手数ですが小峰公園ビジターセンターまでお問合せください。お問合せ先小峰ビジターセンター〒190-0152東京都あきる野市留原284-1電話:042-595-0400イベントチラシチラシ裏チラシ表アクセス●電車でご来園される方JR五日市線「武蔵五日市駅」下車(1)徒歩約25分(2)駅前バス停「武蔵五日市駅」から西東京バス「京王八王子駅」(川口経由)行きに乗り「小峰公園」下車※バスの本数が少ないのでご注意ください。●お車でご来園される方圏央道あきる野ICから都道7号線約20分※駐車場は台数に限りがございます。できるだけ公共交通機関をご利用ください。地図 : 小峰公園・小峰ビジターセンターについて「多摩の里山見本園」をコンセプトに、都立秋川丘陵自然公園の代表的な里山風景を楽しめる公園です。ビジターセンターでは、里山の自然や地域の文化情報を発信しています。【住所】〒190-0152あきる野市留原284-1【電話】042-595-0400【開館時間】9:00〜16:30【休館日】月曜日(祝日の際は翌日)※休館日は変更となる場合があります(事前にお知らせします)。※駐車場の開場時間も同上です。※公園は常時開園しています。小峰公園・小峰ビジターセンター公式X(旧Twitter) : 小峰公園・小峰ビジターセンター公式HP : 多摩丘陵のかわいい仲間「たまきょうりゅう」のご紹介!「たまきょうりゅう」紹介ページ : 「たまきょうりゅう」をご存知ですか?2022年11月20日にデビューした、多摩丘陵の公園キャラクターです!多摩丘陵の公園にどんどん登場しますので、どうぞよろしくお願いします! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年01月10日2024年10月1日、郵便料金の変更があり、ハガキを送るために必要な金額が、63円から85円に値上げされました。変更前に購入した郵便切手が、手元にあるという人もいるでしょう。もし、旧料金での郵便切手を使用したい場合は、差額分の郵便切手を貼付する必要があります。俵万智に届いたハガキを見ると?同年12月3日、短歌『サラダ記念日』で有名な、歌人の俵万智さんがXを更新しました。短歌番組『NHK短歌』(NHK)に出演している、俵さん。同番組では、テーマに沿った短歌作品を視聴者から募集し、毎月入選作品を決定しています。視聴者からの投稿ハガキについて、俵さんは、このようにコメントをしました。短歌の投稿ハガキ。郵便料金が値上がりして、古い切手をかき集めて貼ってくる人が多い。いろいろあって楽しい pic.twitter.com/6myK2C2hj6 — 俵万智 (@tawara_machi) December 3, 2024 ハガキで投稿する人の多くは、旧料金と新料金の差額分を、さまざまな郵便切手を使って調整しているのだとか。いろいろな絵柄の郵便切手が集まったハガキに「楽しい!」と思う感性が、俵さんらしくて素敵ですよね。投稿はネット上で話題となり、多くのコメントが寄せられました。・ハガキを出す時に、昔集めた記念切手を選んで貼るのが、意外と楽しいのですよね。・いろいろな絵柄があって、鮮やかで素敵!アート作品のようだ。・受け取る側が、俵さんのように喜んでくれるのは、嬉しいですね。・俵さんが「いいね」といったから『切手記念日』!俵さんの投稿を見て、郵便料金が変更された後の、思わぬ楽しみ方を見つけた人が続出したようです。遠くに暮らす、家族や友人に、お気に入りの郵便切手を貼って、手紙を出してみるのもいいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年12月06日クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』Season5から、横浜流星、阿部進之介、又吉直樹、山田孝之、伊藤沙莉らも登場する全6作品の予告編映像が解禁となった。2021~22年公開の『MIRRORLIAR FILMS』Season1~4では俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した36本の短編映画を発表。来たるSeason5~8では、竹中直人、大橋裕之、小栗旬、浅野忠信といった著名クリエイターの作品から一般公募作品まで、多彩な短編映画が集まった。さらには、シーズンごとに地域に拠点を置き、「企業版ふるさと納税」の制度を活用した地域振興・教育事業として、市民参加の制作・上映、映像制作ワークショップを行い、多くの人々が映画制作と触れ合うことを目的とした一般参加型プロジェクトともなっている。Season5に集まった個性豊かな全6作品『MIMI』元理学療法士という特異な経歴で得た感覚と感性で劇映画・ドキュメンタリーを創作する榊原有佑監督作は、横浜流星を主演に、プロジェクトのプロデューサーでもある阿部進之介、山田孝之、森永悠希らを共演に迎え、山下幸輝がカメオ出演する「俳優は鏡をも騙す」という意味の本プロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し「鏡の奥を探る」をテーマとした『MIMI』。『たてこもり』俳優をはじめ、コメディアン、画家、ミュージシャンなど多彩な分野で活躍する竹中直人監督作は、演技力とコンビネーションが話題のお笑いコンビ「スクールゾーン」の橋本稜、俵山峻を主演に迎え、ちいさな喫茶店の一角で起こる壮大な群像劇を描いた『たてこもり』。『変哲の竜』漫画家、俳優とマルチに活動する大橋裕之監督作は、お笑い芸人として、作家として独自のクリエイティビティを表現する又吉直樹を主演に、山田孝之、伊藤沙莉という豪華キャストを共演に迎え、ふと嗅いだ“におい”をめぐる物語『変哲の竜』。『NAIKU』加えて、一般公募の中から選出された、22歳のリトアニア人ピウス・マチュルスキス監督が競争社会で生きる若者の葛藤、そして垣間見える暴力性と残酷さを描き、2023年夕張国際映画祭短編部門にてグランプリを獲得した『NAIKU』。『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』巖川虎太郎監督が、ちょっと変わった3人のとある1日を描き、池袋みらい国際映画祭にて特別審査員賞を受賞した『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』。『駆け抜けたら、海。』下北沢映画祭にノミネーションされた十川雅司監督が友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語『駆け抜けたら、海。』の計6作品をSeason5ではラインアップ。6つの多彩な世界が広がる予告映像&ポスタービジュアルが完成予告映像では、「嘘だと思う?」「君は今、誰なんだろう」と横浜さんと阿部さんが意味深に語りかけてくる、“鏡の奥を探る”をテーマとした『MIMI』。「スクールゾーン」のコミカルな演技が光る、とある田舎町の喫茶店「喫茶マーず」で働く三兄妹の賢一(橋本稜)、英二(俵山峻)、三津子(佐々木史帆)のもとに突如訪れた殺人犯との壮大な群像劇を描いた『たてこもり』。竜(又吉直樹)が学校時代の友人、正樹(山田孝之)の家のにおいを確かめるため、20年ぶりに正樹の家を訪れる。正樹の妻である今日子(伊藤沙莉)のリアクションに思わず笑ってしまう『変哲の竜』。現代世界の若者が感じる本当の恐怖と絶望が表現された『NAIKU』。「告白してくれた同級生の田渕くん(巖川虎太郎)は、私が赤いメガネをかけているから私のことが好きなのではないか」と考えるあおい(北原麻衣)の1日を描く『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』。そして、どこか幻想的な色彩が美しく印象的な大学生の2人(松原怜香・嶺結)が友情と恋愛のはざまで揺れる関係を描く『駆け抜けたら、海。』と、音楽をAsahi(内田朝陽)とtar(山田孝之)による音楽ユニット「quu(キュー)」が担当し、6つの物語が織りなす映像が完成。さらにポスタービジュアルも解禁。メインキャストが並べられたスタイリッシュな仕上がりで、それぞれバラエティに富んだ作品であることがうかがえるものとなっている。また、本作は劇場公開のほか、映像配信サービス「Lemino」内の『MIRRORLIAR FILMS』チャンネルや、JOYSOUNDの対象機種を導入の全国のカラオケルームで利用できるサービス「みるハコ」にて順次配信される予定。『MIRRORLIAR FILMS Season5』は5月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season1 2021年9月17日より全国にて公開©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECTMIRRORLIAR FILMS Season5 2024年5月31日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2週間限定上映©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
2024年04月08日2024年2月現在、SNSで議論を呼んでいる、『マルハラ』という言葉。マルハラとは、『マルハラスメント』の略称で、中高年層が「はい」や「了解」などの言葉の最後に句点を付けて、若者にメールやメッセージアプリで送ることを指します。送られてくる文章の文末に句点が付くことに対し、相手の感情が分からず、恐怖心を抱く若者が増えたことにより生まれた言葉のよう。『マルハラ』という言葉が世間に知れ渡るとともに、「句点を多用するのは『おばさん構文』」とネット上で話題になり、複数のメディアが取り上げました。俵万智の『金言』に絶賛の声同月8日、短歌『サラダ記念日』で有名な、歌人の俵万智さんがX(Twitter)を更新。マルハラや『おばさん構文』にまつわる話題を目にしていた、俵さんは、「そっと置いておきますね」と、自身が詠んだ一首を投稿しました。句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね〜優しさにひとつ気がつく ✕でなく○で必ず終わる日本語— 俵万智 (@tawara_machi) February 8, 2024 「✕でなく、○で必ず終わる日本語」と、句点を指すような一首を詠んだのです。きっと俵さんは、『マルハラ』と呼ぶほど、句点を恐れる若者に、恐怖の対象ではないことを優しい表現で伝えたかったのでしょう。また、言葉のプロでもある俵さんは、この一首を通して、文章の文末に『。』を付ける美しさや、年齢と句点は関係がないことも伝えたかったのかもしれません。『金言』とも呼べる、俵さんの心に響く一首に、絶賛と感動の声が寄せられています。・『おじさん構文』『おばさん構文』と揶揄(やゆ)する文化。優しい世界になってほしい。・最高です。日本語の優しさを伝えてくれて、ありがとうございます。・句点が怖いと思う人たちに、ぜひ読んでほしい。・言葉を生業にする人は違うなあ。感動しました。・ギスギスした気持ちを解きほぐしてくれる、素敵な言葉…。言葉の使い方は、時代によって変わりゆくもの。手軽にやり取りができるメッセージアプリの普及によって、句点が除かれたやり取りが増えてはいるものの、美しい日本語で物事を表現する大切さは、どれだけ時が経っても変わらないはずです。俵万智さんが歌で詠んだように、句点を『マル』だと思えば、苦手意識を克服できるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介が出演する映画『かぞく』の予告編とポスタービジュアルが完成した。本作は、多くの漫画家が影響を受けたという土田世紀の生き様を色濃く描いた未完の絶筆作「かぞく」の実写映画化。本作の映像初解禁となる今回の予告編では、4人が描き出すそれぞれの家族の姿が明らかに。吉沢さん演じるマコトは、父が失踪し、母と住み慣れた街を離れ、新しい街へと向かう。群青色に染まった空と海に挟まれ一人立つマコトは、覚悟を決めたような表情で何かを海へと捨てる。内縁の妻と密やかな生活を送るケンジ(永瀬さん)は、泣き叫ぶ妻を後ろからきつく抱きしめ、そのあと時効間近の指名手配犯のニュースが映る。2つの関係が紐解かれるとき、彼らを待つ未来もまた動き出す。小栗さん演じるタケオは妻を亡くし、2人の子どもを育てている。思いつめた表情で車を走らせ、子どもたちは海岸に立つ。阿部さん演じるユウイチは、久しぶりに帰った実家で自分の名前を呼ぶ女性に出会い、森に誘われていく。併せて公開されたポスターもまた、4人の男たちが魅せる一筋縄では読み取れない表情と、「未来へ――」という言葉が添えられ、物語の展開を期待させる。『かぞく』は11月3日(金・祝)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かぞく 2023年11月3日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開©土田世紀/日本文芸社,ANIPLEX, Inc.
2023年10月23日土田世紀の漫画『かぞく』を実写映画化。映画『かぞく』として、2023年11月3日(金・祝)に公開される。主演は、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(登場順)。漫画家・土田世紀の“未完の絶筆”を実写映画化『かぞく』の原作者である漫画家の土田世紀は、17歳で漫画家デビューを果たし、代表作『未成年』『編集王』『雲出づるところ』をはじめとする漫画作品を世に送り出した。『同じ月を見ている』では、平成11年度文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞している。しかし、人気作家としてのキャリアを積み重ねていた中、土田世紀は2012年に突然この世を去ってしまう。漫画『かぞく』は、松本大洋をはじめ、多くの漫画家に影響をもたらした土田世紀の生き様を色濃く描く、未完の絶筆作品だ。4人の男を主人公に“現代家族”の姿を描く実写映画そんな『かぞく』を、実写映画化。監督は、澤田石和寛として映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』シリーズやCMの衣装デザイン、キャラクターデザインを手掛けるかたわら、写真作家、映像作家としても活動し、本作が長編デビュー作となる澤寛(Kan Sawa)が務める。『かぞく』のなかで描かれた5つのエピソードをベースに、監督・澤寛自身の生い立ちや経験を織り交ぜつつ、現代家族を包括的に描く映画作品を作り上げた。映画版では、土田世紀が描いた『かぞく』の物語を、旧来続く家族構造の特徴である家父長制家族の諸問題から生まれた物語であったとして、“4人の男”の“4つの家族”を描写。それぞれの家族が複雑に絡み合い、喪失から再生へと向かう様を静かに描きながら「家族とは何か」を問いかける。旧来の家族構造から「核家族」を軸に、「婚姻関係」「親子関係」「血縁関係」「法や倫理に背いた関係」「父とは」「母とは」「子とは」といったテーマを各エピソードに振り分けて描いていく。主演は吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(登場順)実写映画版『かぞく』では、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(※)といった4人の俳優を主演に迎える。(※)記載は登場順。主人公・マコト…吉沢亮父が失踪し、母と二人で住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。覚悟を決めたような表情で何かを海へと捨てるマコト。その選択が引き起こす未来とは?主人公・ケンジ…永瀬正敏内縁の妻・ハルカと密やかな生活を送る。劇中には、泣き叫ぶ妻・ハルカを後ろからきつく抱きしめるケンジと、その後に時効間近の指名手配犯のニュースが流れる場面も。主人公・タケオ…小栗旬妻を亡くし、男手一つで2人の子供を育てていた。主人公・ユウイチ…阿部進之介久しぶりに帰った実家で自分の名前を呼ぶ白いワンピースを着た女に出会い、森に誘われていく。独自の世界観を紡ぐ音楽と映像美音楽には舞台音楽家である棚川寛子を起用。SPAC 静岡県舞台芸術センター芸術総監督である宮城聰の協力のもと、SPACの音楽演奏と共に、映画の外から映画へ介入する「声や息の出演」という独自の表現により、映画へ音楽と息を吹き込む。サウンドデザインはアピチャッポン・ウィーラセタクンの『世紀の光』『ブンミおじさんの森』『メモリア』などに参加してきた清水宏一が担当し、独自の世界観を紡いでいく。また、撮影は山本英夫が担当し、秋田と千葉を中心としたロケーションから日本の風土を映し出す。風景の織りなす神秘的な映像美に注目だ。映画『かぞく』あらすじ父が失踪したマコトは、母と二人、住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。内縁の妻と密やかに生活を送るケンジ、その妻ハルカはある秘密を抱えていた。妻を亡くし、父1人で2人の子供を育てるタケオは、子供たちと海へドライブに出かけた。久しぶりに実家へ帰ってきたユウイチは、自分の名を呼ぶ女性に森の中へといざなわれていく。【詳細】映画『かぞく』公開日:2023年11月3日(金・祝)劇場:テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷出演:吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介、鶴田真由、渡辺真起子、福島リラ、秋吉久美子、込江大牙、粟野咲莉、田代輝、根岸季衣、野口雅弘、瀧内公美、片岡礼子、山口馬木也※主演キャスト4名の記載は登場順。原作:土田世紀『かぞく』(日本文芸社刊)脚本・監督:澤寛編集・衣裳デザイン:澤寛音楽:棚川寛子演奏:SPAC音楽制作特別協力:宮城聰サウンドデザイン:清水宏一撮影:山本英夫
2023年09月28日吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介が主演する映画『かぞく』の公開が決定した。父が失踪したマコトは、母と2人、住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。内縁の妻と密やかに生活を送るケンジ、その妻ハルカはある秘密を抱えていた。妻を亡くし、父1人で2人の子どもを育てるタケオは、子どもたちと海へドライブに出かけた。久しぶりに実家へ帰ってきたユウイチは、自分の名を呼ぶ女性に森の中へと誘われる――。本作は、「未成年」「編集王」「同じ月を見ている」の作者・土田世紀による同名漫画の映画化。この未完の作品から、5つのエピソードを基に、今作で映画監督デビューとなった澤寛(澤田石和寛)自身の生い立ちや経験を織り交ぜ、現代家族を包括的に描く。旧来の家族構造から核家族を基準に、「婚姻関係」「親子関係」「血縁関係」「法や倫理に背いた関係」「父とは」「母とは」「子とは」などのテーマを各エピソードに振り分け、土田さんが描いた物語が、現代家族の背負ってきた旧来の家族構造の特徴である家父長制家族の諸問題から生まれた物語であったとして、それぞれ家族の再生を試みながら、“家族とは何か”を問いかける。澤寛監督は、衣装デザイナー・キャラクターデザイナーとして『るろうに剣心』、TVCM「au三太郎」シリーズなどに参加。2018年より作家名を変え、写真・映像作品の発表を始める。現在は、映画製作の傍ら、東京藝術大学美術研究科修士課程に籍を置き、映画と写真を主とした研究制作を行っている。なお本作は、すでに国際映画祭への招待も決定しているという。▼澤寛監督コメントずっと現代における「家族とは何か」と考えてきた。私にとって家族とは他人も同然で、家族に何かを求める意思を持つことはなかった。家族という組織は親子、夫婦それぞれが、その時代を生き抜くために互いの“扱い”を変えながら、愛も遺恨も引き連れて出産と育成という本能をもとに、社会環境の変化に合わせてその時代に必要な関係を維持しながら、役割を変えてきたのだ。家族とは親が子供を育てるという関係以上のものではないように感じていた撮影当時の私は、劇内に登場する家族関係を崩壊させようと思っていた。離れていく家族から、「家族」を感じることができると思っていたのだ。2019年に撮影をしたのち、一年後の7月に残りを撮影した。全ての撮影を終え、2020年の9月から自宅アトリエで編集作業に入り、シナリオと撮影済み素材を見ながら、この映画の結末を改めて考えていた。親は子供に何ができるのだろうか。子供は親に何ができるのだろうか。家族とは何か。本格的なポストプロダクションに入る前、私は20年ぶりに実家を訪れ独り身の母と会話をし、これまで感じてきた、家族を好きと思えなかった理由を述べた。そして、私の父親、彼女の元夫が数年前に亡くなっていたことを伝えた。元夫の人生の結末を聞いた母の口から、私の幼少期に起きた家族の事情を伝えられた。それは子供からの目線であったからなのかもしれない。しかし、その時の私は、家族というものは、生きていようが死んでいようが関係がなく、自身が自身であるために必要な存在なのだと理解した。この映画の呼吸を聴く。私の目に見える世界は少しずつ変わっていく。私は、この不思議な関係を描くことで、家族の未来を描き出したのだ。『かぞく』は11月3日(金・祝)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かぞく 2023年11月3日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開©土田世紀/日本文芸社,ANIPLEX, Inc.
2023年09月25日吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介の4人が主演を務める映画『かぞく』が、11月3日(金・祝) に公開されることが決定した。『かぞく』は『未成年』『編集王』『雲出づるところ』『同じ月を見ている』などの作品を残し、2012年に亡くなった漫画家・土田世紀の生きざまを色濃く描いた未完の絶筆作品を原作とした実写映画。父が失踪したマコトは、母と2人で住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。内縁の妻と密やかに生活を送るケンジ、その妻ハルカはある秘密を抱えていた。妻を亡くし、父1人で2人の子供を育てるタケオは、子供たちと海へドライブに出かけた。久しぶりに実家へ帰ってきたユウイチは、自分の名を呼ぶ女性に森の中へといざなわれていく――。4人の男の4つの家族が複雑に絡み合い、喪失から再生へと向かう様を静かに描く叙情詩となっている。脚本・監督を務めるのは、映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』シリーズ、人気TVCM『au 三太郎』シリーズの衣裳デザイン、キャラクターデザインを務めてきた澤田石和寛。写真作家、映像作家として活動する澤寛(Kan Sawa)として、映画監督デビューを果たす。■澤寛監督 コメントずっと現代における“家族とは何か”と考えてきた。私にとって家族とは他人も同然で、家族に何かを求める意思を持つことはなかった。家族という組織は親子、夫婦それぞれが、その時代を生き抜くために互いの“扱い”を変えながら、愛も遺恨も引き連れて出産と育成という本能をもとに、社会環境の変化に合わせてその時代に必要な関係を維持しながら、役割を変えてきたのだ。家族とは親が子供を育てるという関係以上のものではないように感じていた撮影当時の私は、劇内に登場する家族関係を崩壊させようと思っていた。離れていく家族から、“家族”を感じることができると思っていたのだ。2019年に撮影をしたのち、一年後の7月に残りを撮影した。全ての撮影を終え、2020年の9月から自宅アトリエで編集作業に入り、シナリオと撮影済み素材を見ながら、この映画の結末を改めて考えていた。親は子どもに何ができるのだろうか。子どもは親に何ができるのだろうか。家族とは何か。本格的なポストプロダクションに入る前、私は20年ぶりに実家を訪れ独り身の母と会話をし、これまで感じてきた、家族を好きと思えなかった理由を述べた。そして、私の父親、彼女の元夫が数年前に亡くなっていたことを伝えた。元夫の人生の結末を聞いた母の口から、私の幼少期に起きた家族の事情を伝えられた。それは子供からの目線であったからなのかもしれない。しかし、その時の私は、家族というものは、生きていようが死んでいようが関係がなく、自身が自身であるために必要な存在なのだと理解した。この映画の呼吸を聴く。私の目に見える世界は少しずつ変わっていく。私は、この不思議な関係を描くことで、家族の未来を描き出したのだ。<作品情報>映画『かぞく』11月3日(金・祝) 公開(C)土田世紀/日本文芸社,ANIPLEX, Inc.
2023年09月25日俳優の吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介が主演を務める、映画『かぞく』(11月3日公開)が公開されることが25日、明らかになった。同作は澤寛監督のデビュー作。人気作家としてのキャリアを積み重ねていた2012年、突然この世を去った伝説の漫画家・土田世紀氏の生き様を描く未完の絶筆作品『かぞく』の実写映画化作となる。脚本・監督を務めるのは、映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』シリーズ、人気TVCM『au 三太郎』シリーズの衣裳デザイン、キャラクターデザインを務めてきた澤田石和寛。写真作家、映像作家として活動する澤寛(Kan Sawa)として、吉沢・小栗らをキャストにむかえ、満を持しての映画監督デビューを果たす。監督デビュー作にも関わらず、豪華俳優陣が出演、すでに国際映画祭への招待も決定している。父が失踪したマコトは、母と2人、住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。内縁の妻と密やかに生活を送るケンジ、その妻ハルカはある秘密を抱えていた。妻を亡くし、父1人で2人の子供を育てるタケオは、子供たちと海へドライブに出かけた。久しぶりに実家へ帰ってきたユウイチは、自分の名を呼ぶ女性に森の中へといざなわれていく。4人の男の4つの家族が複雑に絡み合い、喪失から再生へと向かう様を静かに描く。原作のなかで描かれた5つのエピソードを原作として、澤寛自身の生い立ちや経験を織り交ぜ、現代家族を包括的に描く映画へと昇華させた。旧来の家族構造から「核家族」を基準に、「婚姻関係」「親子関係」「血縁関係」「法や倫理に背いた関係」「父とは」「母とは」「子とは」などのテーマを各エピソードに振り分け、土田氏が描いた物語が現代家族の背負ってきた旧来の家族構造の特徴である家父長制家族の諸問題から生まれた物語であったとして、それぞれ家族の再生を試みながら「家族とは何か」を問いかける。音楽には舞台音楽家である棚川寛子(『アンティゴネ』『マハーバーラタ』など)を起用。SPAC 静岡県舞台芸術センター芸術総監督である宮城聰氏協力のもと、ムーバーとスピーカーに分ける演劇様式を極めたSPACの俳優たちによる音楽演奏と共に、映画の外から映画へ介入する「声や息の出演」という独自の表現を確立し、映画へ音楽と息を吹き込む。サウンドデザインはアピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品『世紀の光』『ブンミおじさんの森』『メモリア』などに参加してきた清水宏一が担当。棚川の音楽、SPACの演奏とともに、映画独自の世界観を築いている。撮影は山本英夫が担当し、山本が撮影したフィルム映像を、澤寛自身でカラグレーディングの指揮をとり、色彩を確立。秋田と千葉を中心としたロケーションから日本の風土を写すことで、日本的霊性を映像に呼び込んだ。○監督 澤寛コメントずっと現代における「家族とは何か」と考えてきた。私にとって家族とは他人も同然で、家族に何かを求める意思を持つことはなかった。家族という組織は親子、夫婦それぞれが、その時代を生き抜くために互いの“扱い”を変えながら、愛も遺恨も引き連れて出産と育成という本能をもとに、社会環境の変化に合わせてその時代に必要な関係を維持しながら、役割を変えてきたのだ。家族とは親が子供を育てるという関係以上のものではないように感じていた撮影当時の私は、劇内に登場する家族関係を崩壊させようと思っていた。離れていく家族から、「家族」を感じることができると思っていたのだ。2019年に撮影をしたのち、一年後の7月に残りを撮影した。全ての撮影を終え、2020年の9月から自宅アトリエで編集作業に入り、シナリオと撮影済み素材を見ながら、この映画の結末を改めて考えていた。親は子供に何ができるのだろうか。子供は親に何ができるのだろうか。家族とは何か。本格的なポストプロダクションに入る前、私は20年ぶりに実家を訪れ独り身の母と会話をし、これまで感じてきた、家族を好きと思えなかった理由を述べた。そして、私の父親、彼女の元夫が数年前に亡くなっていたことを伝えた。元夫の人生の結末を聞いた母の口から、私の幼少期に起きた家族の事情を伝えられた。それは子供からの目線であったからなのかもしれない。しかし、その時の私は、家族というものは、生きていようが死んでいようが関係がなく、自身が自身であるために必要な存在なのだと理解した。この映画の呼吸を聴く。私の目に見える世界は少しずつ変わっていく。私は、この不思議な関係を描くことで、家族の未来を描き出したのだ。(C)土田世紀/日本文芸社,ANIPLEX, Inc.
2023年09月25日尾上松緑が主演を務める新作歌舞伎『俵星玄蕃』『荒川十太夫』が、2023年12月から2024年1月にかけて2カ月連続で歌舞伎座にて上演されることが決定した。今回の2作では、江戸時代に起きた「赤穂事件」をもとにした物語が描かれる。12月に上演される『俵星玄蕃』は、赤穂義士たちが素性を隠して、虎視眈々と吉良邸討入りの準備をしている中で出会う槍の使い手・俵星玄蕃を主人公にした作品。赤穂義士の杉野十平次との心の交流が描かれ、討入り前夜から当日の物語が展開される。浪曲では三波春夫のものが有名だが、今回は講談の人間国宝である神田松鯉に脚本協力を仰ぎ、昨年好評を博した松緑主演・西森英行演出・竹柴潤一脚本のトリオにより、新たな舞台が誕生する。そして来年1月に上演される『荒川十太夫』は、松鯉の口演による『赤穂義士外伝』をもとにした作品で、昨年10月に歌舞伎座で初演。討ち入り後の後日談として、高田馬場の決闘で有名な赤穂義士のひとり、堀部安兵衛の切腹の際に介錯をつとめた下級武士の荒川十太夫の苦悩と、武士としての覚悟が情感豊かに描き出される。■尾上松緑 コメント御機嫌宜しゅう御座居ます、尾上松緑ですこの度、東京歌舞伎座に於きまして、今年の十二月に『俵星玄蕃』、来年一月に『荒川十太夫』と、講談から起こしました新作歌舞伎を二ヶ月連続で上演します事が決定致しました昨年、初演致しました『荒川十太夫』は賞を頂いたりと、お客さんもとても喜んで下さっていた手応えは有りましたが再演が叶い、友人であり尊敬している神田伯山先生との約束が一つ果たせた事、嬉しく思いますまた、伯山先生から御縁を繋いで頂き台本協力等、様々なお教え、御力添えを賜っている神田松鯉先生には言葉では言い尽くせ無い感謝の念で一杯です今年十二月に初演予定の書き下ろし「俵星玄蕃」は忠臣蔵事件の討ち入り前夜から当日そして、来年一月再演予定の『荒川十太夫』は討ち入り後の顛末を物語った作品となります「俵星」は原作をベースにしながら、より歌舞伎味を強く「荒川」は前回の台本を手直ししながらも、講談ベースをより色濃く二作品の毛色の違いを出して行けたらと計画中です話は続いておりますので二夜連続ドラマとして観て頂ければ幸いと思っております二作品共、脚本竹柴潤一さん、演出西森英行さんと、何でも言い合える仲間と再び手を組める事も心強く存じています御好評頂ければ、今後も年一本位のペースで古典歌舞伎に準じた新作歌舞伎を発表出来ればいいなとも胸の内に願っておりますまた、個人的には私は再来月の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」にて、片岡仁左衛門の兄さんが松浦鎮信公を演じられます「松浦の太鼓」で赤穂浪士の一人である大高源吾を勤めさせて頂きますこの芝居もまた討ち入り当夜を描いた作品で御座居まして、続けて観ても話に矛盾は御座居ません或る意味、忠臣蔵三夜連続ドラマを観る様な感覚でお楽しみ下さると私もより嬉しいです共演者、スタッフ、松竹株式会社と共に、また新たにお客さんに喜んで貰え、再演を望まれる作品となる様に努力致しますどうか応援の程を宜しくお願い致します■神田松鯉 コメント嬉しいニュースが二ツ届いた。第一は、講談「俵星玄蕃」の歌舞伎化である。飲兵衛で槍の名人俵星と赤穂義士杉野十平次の物語は、かつて歌にまでなった名作。第二は、昨年秋に初演された『荒川十太夫』が、早くも来年の正月歌舞伎座で再演されるという。快挙である。こうして講談を次々と歌舞伎化して下さる尾上松緑丈には只々感謝をするばかりだ。真ッ直でいて懐が深く、豪放と細心を併せもつ松緑丈の舞台に今から胸を躍らせている。■西森英行(演出)コメント『俵星玄蕃』・『荒川十太夫』、歌舞伎座二ヶ月連続上演。この挑戦的かつ意欲的な興行に、演出として参加させて頂けることを、心より光栄に思います。『荒川十太夫』は、緻密な心理劇の構造を俳優の皆さんと共有し、古典劇現代劇の技法を融合させ、あたかも古くから上演を重ねてきたかのような歌舞伎作品として昇華させることを考え続けて作り上げました。『俵星玄蕃』では、人として生きる誇りとは何か、根源的な問いを抱える俵星玄蕃の心模様を縦糸に、重層的な対話劇と活劇を織り合わせ、新たな人間ドラマを描く歌舞伎作品として、醸成していきたいと考えています。赤穂事件により、その人生が色濃く浮き彫りになった俵星玄蕃と荒川十太夫。二人の男、二つの物語から浮かび上がるのは、時代が変われど、現代を生きる私たちにも受け継がれている「日本人のこころ」。講談の世界で、声とことばで聴くものの心を震わせ続けてきた物語、古から受け継がれる「こころ」を、優れた歌舞伎俳優さんの肉体を通して、現代に甦らせたいと思っています。尾上松緑さんは、若かりし頃から一意専心、歌舞伎への、伝統への深い思いを青い炎のように胸の内にたぎらせ続けてきました。俵星玄蕃、荒川十太夫、二人の人物を通して、松緑さんの達人の居合の如き魂の一閃を、目撃して頂きたいと思っています。<公演情報>令和5(2023)年12月歌舞伎座『俵星玄蕃』2023年12月 東京・歌舞伎座で上演令和6(2024)年1月歌舞伎座『荒川十太夫』2024年1月 東京・歌舞伎座で上演
2023年09月20日ながおか・若者・しごと機構(新潟県長岡市)は、「米百俵デジタルコンテスト2022」(略称:米100DC)を開催し、2022年9月1日より募集を開始します。米100DC2022ロゴ本コンテストは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活様式が変化し不安を感じる若い世代に、これからの時代を前向きに、世界は明るくワクワクするものであると感じて欲しいと2020年に始まりました。ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、先端技術を取り入れた現代の学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、支援するもので、今年で3回目の開催となります。募集するのは、子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリ・IoTデバイス)のアイデアです。1次審査、2次審査を経て、長岡市内の小学生による投票でグランプリを決定します。■過去グランプリ受賞作品の紹介・2020年度(第1回):「なぞなぞソープ」(古沢 菜月さん/長岡造形大学)コロナ禍で重要性が再認識された手洗いを楽しくするプロダクト。ソープディスペンサーをプッシュするとなぞなぞが出題され、手洗いに最低限必要とされている30秒後に答えを教えてくれます。小学生からは「手をいつもより長く洗えそう」「大好きななぞなぞをしながらみんなで楽しく手洗いができそう」と、支持を集めました。2020年度グランプリ作品「なぞなぞソープ」・2021年度(第2回):「Ohanashi(おはなし)」(栗川 詩加さん(崇城大学)、岩永 菖さん(同)、木村 真琴さん(同))誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットのアイデア。「心のもやもやを話すことで、自分の感情の天気が晴れになるから」「自分の気持ちを他人に話せないときでもOhanashiなら自分の気持ちをわかってくれると思うし、辛いときもポジティブに物事を考えることができるから」と小学生から高い評価を得ました。2021年度グランプリ作品「Ohanashi(おはなし)」●米100DC公式サイト ・2021年度の受賞作品一覧: ・2020年度の受賞作品一覧: ■長岡市内の小学校へ「課題解決型」授業を提供米100DCでは、応募資格年齢に満たない若者(小学生)に対する教育活動も行なっています。第1回開催時より、長岡市の小学生が米100DCに関わる取り組みとして、「ひみつ道具」のアイデア募集や、グランプリを決定するWEB投票への参加を促しています。今年も米100DCをテーマに、タブレットを活用した特別授業を行いました。児童が、自ら課題を発見し、解決するアイデアを発想する手法を学ぶことで、デジタルプロダクト・テクノロジーへの関心や創造のきっかけをつくっています。■募集概要・応募資格創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者(1998年4月2日~2010年4月1日生まれの者)※居住地、職業(学生、社会人)を問いません。※個人またはグループ(最大5人)。・募集期間2022年9月1日(木)~11月1日(火)17時・募集内容子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクトのアイデアを以下の2つの区分から募集します。1. スマートフォン・タブレットなどで動作するアプリ2. IoTデバイス※アプリ、IoTデバイスはプロトタイプや作動するものがなくてもかまいません。アイデアだけでも応募できます。・応募方法WEBからオンライン応募。以下の「作品名」「説明文」「動画」等が必要です。●作品名(15字まで)●説明文1. 誰のためのデジタルプロダクトか(45字まで)2. 遊び、学び、暮らしをどう楽しくするか(140字まで)3. デジタルでどう実現するか(図解画像1点)●動画(90秒以内)アプリ、IoTデバイスのデモ動画またはプレゼン動画■審査<1次審査>すべての応募作品の中から、審査員が以下の基準で審査した総合得点上位の作品が1次審査を通過します。1次審査通過作品には、12月に約1ヶ月間の作品ブラッシュアップ期間が与えられ、審査員からのフィードバックを参考にして作品名、説明文、動画を作り直して再提出することができます。・子どもたちの遊び、学び、暮らしを楽しくする・表現力に光るものがある・技術的に光るものがる・サービスとして光るものがある<2次審査>ブラッシュアップされた1次審査通過作品の中から、長岡市の小学生・審査員・特別審査員が選びます。長岡市内の小学生がWEB投票を行い、グランプリを決定します。特別賞として審査員が選ぶ表現賞、技術賞、持続可能性賞と、長岡公務員・情報ビジネス専門学校が選ぶ中・高校生賞、長岡市長が選ぶ長岡市長賞を各決定します。・小学生が自分で使ってみたいと思う(人気投票1位:グランプリ)・表現力が優れている(表現賞)・技術的に優れている(技術賞)・長く愛されるサービスになりうる(持続可能性賞)・高校生以下の応募者の作品で内容が優れている(中・高校生賞)・新たな一歩を応援する(長岡市長賞)<表彰>グランプリ(1作品) Grand Prize 30万円表現賞(1作品) Expression Prize 8万円技術賞(1作品) Tech Prize 8万円持続可能性賞(1作品) Sustainability Prize 8万円中・高校生賞(1作品) Junior High and High School Students Prize 8万円長岡市長賞(1作品) The Nagaoka Mayor's Prize 8万円※特別賞は他の賞と重複して選ばれることがあります。※中・高校生賞は高校3年生以下・高校相当年齢以下の応募者を対象に選ばれます(グループの場合は全員が高校3年生以下・高校相当年齢以下であること)。デジタル領域に関心を持ち、行動する10代を強く支援していきます。<審査員>市原 えつこ(メディアアーティスト)高瀬 章充(Socialups株式会社 代表取締役社長)改田 哲也(風の企画事務所 代表/長岡技術科学大学 アイデア開発道場 道場長)<特別審査員>長岡公務員・情報ビジネス専門学校長岡市長■開催の背景米百俵デジタルコンテスト(米100DC)の「米百俵」は、幕末から明治初期の長岡藩の歴史に由来します。北越戊辰戦争に敗れた長岡藩。見舞いとして送られた百俵の米を、長岡藩大参事の小林虎三郎が「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と説き、売ったお金を学校教育(国漢学校)に充てます。国漢学校はその後多くの人材を育て、日本の発展に貢献しました。この、苦しいときでも未来を見据え行動する「米百俵の精神」は長岡の人々に受け継がれ、まちづくりの指針や理念として今日まで大切にされています。特に2018年からは、長岡市として「長岡版イノベーション」を推進し、市政のあらゆる分野に先端技術や新たな発想を取り入れて、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に向けて取り組んでいます。米100DCはこの取り組みの一環として、学生や若者が起業しやすい環境の創出、「楽しむ」から「学ぶ」そして「仕事」につながるコンテンツの提供、長岡の未来を支える産業人材の育成を目指し、2020年から開催しています。2023年には、長岡が誇る歴史と文化を継承し、新たな人づくり・産業振興を支える拠点「ミライエ長岡」もオープンします。長岡版イノベーションについて(長岡市WEB>市政>計画・事業>長岡版イノベーションの推進) ミライエ長岡について <主催>ながおか・若者・しごと機構<共催>長岡市<協力>長岡技術科学大学/長岡造形大学/長岡公務員・情報ビジネス専門学校<後援>長岡市教育委員会/長岡大学/長岡崇徳大学/長岡工業高等専門学校/クレアヘアモード専門学校/晴陵リハビリテーション学院/晴麗看護学校/長岡介護福祉専門学校あゆみ/長岡こども・医療・介護専門学校/長岡こども福祉カレッジ/長岡崇徳福祉専門学校/長岡赤十字看護専門学校/長岡美容専門学校/新潟県厚生連中央看護専門学校/日本ビジネス公務員専門学校/北陸食育フードカレッジ/北陸福祉保育専門学院/悠久山栄養調理専門学校/長岡商工会議所/長岡地域商工会連合/大光銀行/第四北越銀行/長岡信用金庫/新潟縣信用組合/株式会社日本政策金融公庫/長岡公共職業安定所/NCT/FMながおか80.7/新潟日報社/BSN新潟放送/NST新潟総合テレビ/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21(順不同)<企画>デザイントーク株式会社■ながおか・若者・しごと機構について「長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進役として、長岡市内の4大学1高専15専門学校、金融、産業、行政の29機関で設立された組織です。「若者のアイデア実現」「若者同士の交流創出」「若者が学ぶ・働く魅力創出」を主な役割としています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日野外音楽フェス「長岡 米百俵フェス 2022 ~花火と食と音楽と~」が、新潟県・長岡市の東山ファミリーランドで開催される。日程は2022年10月7日(金)・8日(土)・9日(日)の3日間。野外音楽フェス「長岡 米百俵フェス」花火や食も2018年よりスタートした「長岡 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~」は、人気アーティストによる音楽ライブ、長岡が誇る「長岡花火」、自然豊かな土地で育てられた美味しい食べ物を一挙に楽しむことができる野外フェス。2021年は屋内開催となったが、2022年は2年ぶりに、キャンプエリアを完備した東山ファミリーランドに帰ってくる。注目の出演者、Awesome City Clubや石崎ひゅーい注目の出演アーティストは、映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソング「勿忘」で注目を集め、2022年3月に最新アルバム『Get Set』をリリースしたAwesome City Club(オーサムシティクラブ)や、内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌「花束」を担当する石崎ひゅーいなど。ドラマ『最愛』や『やんごとなき一族』で俳優としても活躍する松下洸平も参戦する。出演アーティスト一覧■10月7日(金)出演者大橋彩香/JUNNA/鈴木愛理/Bitter & Sweet/降幡 愛/Little Glee Monster■10月8日(土)出演者Awesome City Club/海援隊/ゴスペラーズ/佐藤ひらり/TUBE/日向坂 46/ファーストサマーウイカ/南こうせつ■10月9日(日)出演者ASKA/石崎ひゅーい/竹原ピストル/手越祐也/ナオト・インティライミ/ひなた/松浦航大/松下洸平/マーティ・フリードマン/wacci※最終出演者情報。開催概要野外音楽フェス「長岡 米百俵フェス 2022 ~花火と食と音楽と~」日程:・2022年10月7日(金) 開場15:00/開演16:00・10月8日(土)・9日(日) 開場9:30/開演11:00場所:東山ファミリーランド住所:新潟県長岡市栖吉町3300番地チケット情報チケット価格:・3日通し券 一般21,000円/中高生取り扱い無し・1日券 10月7日(金) 一般7,000円/中高生取り扱い無し、10月8日(土)・9日(日) 一般9,000円/中高生4,500円・1日券 ペア割 10月7日(金) 一般13,000/中高生取り扱いなし、10月8日(土)・9日(日) 一般17,000円/中高生8,000円※ペア割で入場の際は、同行者と一緒に入場。ペア割は1名の利用で2日間にわたっての利用はできない。チケット販売サイト:ぴあ※1公演、1申し込みにつき、最大6枚まで申し込み可能。※小学生以下は成人同伴に限り入場無料。1歳以上〜小学生までは、成人(18歳以上)同伴者1名につき、子供2名の入場が可能。※1歳未満の子供は入場不可。※チケット詳細は公式サイト(を確認。【問い合わせ先】キョードー北陸チケットセンターTEL:025-245-5100
2022年06月30日ながおか・若者・しごと機構(新潟県・長岡市)は、2021年9月1日より全国の若者を対象に開催した「米百俵デジタルコンテスト2021」(略称:米100DC)の受賞者ならびに受賞作品を決定しました。米100DC2021ロゴ初開催となった昨年度に引き続き、子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリ・IoTデバイス)のアイデアを募集しました。全国から83作品の応募があり、1次、2次審査を経て、長岡市内小学生の投票によるグランプリと、審査員による特別賞を決定し、2022年3月1日のオンライン表彰式にて発表しました。グランプリは、誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットのアイデア「Ohanashi」(おはなし)を提案した、栗川 詩加さん(崇城大学)、岩永 菖さん(同)、木村 真琴さん(同)が受賞。投票した小学生からは「心のもやもやを話すことで、自分の感情の天気が晴れになるから」(4年生)「コロナ禍の中、話があまりできない人もいるからいいと思った」(4年生)「自分の気持ちを他人に話せないときでもOhanashiなら自分の気持ちをわかってくれると思うし、辛いときもポジティブに物事を考えることができるから」(5年生)と、幅広い支持を集めました。オンライン表彰式には、5作品の制作者と審査員が参加し行われました。グランプリ受賞者には新潟県産杉にロゴを刻印したトロフィーと副賞、記念品として「米百俵」にちなみ長岡産のお米が贈呈されました。以下に、受賞した5作品をお知らせします。なお、米100DC特設サイトでは、全受賞作品の応募動画、講評など詳細を公開しています。ぜひご覧ください。米100DC特設サイト オンライン表彰式の様子■審査結果<グランプリ>「Ohanashi」栗川 詩加(崇城大学)/岩永 菖(同)/木村 真琴(同)<表現賞/技術賞>「けずログ」友田 七海(東京理科大学)<持続可能性賞>「おみカジ」佐藤 峻哉(トライデントコンピュータ専門学校)/児玉 龍哉(同)/鈴木 文也(同)<長岡造形大学賞>「はかーる君」中倉 拓哉(長岡工業高等専門学校)/清水 日菜子(同)/藤本 清太郎(同)<長岡市長賞>「かんかん図漢」Masako Okumura(女子美術大学)/于瑶(同)※賞についてグランプリ :小学生が自分で使ってみたいと思う長岡市内の3小学校で「デザイン思考」特別授業を実施。小学生が受賞候補作の評価と投票を行い、グランプリを決定。(長岡市立阪之上小学校4年生、長岡市立上組小学校5年生、新潟大学附属長岡小学校4~6年生 計298人)表現賞 :表現力が優れている技術賞 :技術的に優れている持続可能性賞 :長く愛されるサービスになりうる長岡造形大学賞:高校生以下の応募者の作品で内容が優れている長岡市長賞 :地域の課題を解決しうる■グランプリ作品紹介グランプリ作品「Ohanashi」作品名:Ohanashi作者 :栗川 詩加(崇城大学)/岩永 菖(同)/木村 真琴(同)「Ohanashi(おはなし)」は、誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットです。話しかけた内容によって、花の色や表情が変わります。「Ohanashi」との会話に“花を咲かせる”ことで、コミュニケーション力も育てます。<審査講評>過去10年間、人間の負の感情は怒り・心配・悲しみと全て増加しているといわれる。これは日本だけでなくグローバルに起きていることだ。「Ohanashi」は、そのような負の感情を一度吐き出し、ニュートラルにとらえるきっかけを与えるプロダクトだと感じる。AIを活用したサービスは多く、BERTやGPT-3に代表されるような話の内容を理解して文を作成する自然言語処理に関する研究も盛んだ。また、話し方から感情を読み取ることも同様に行われている。しかし、「Ohanashi」を評価した小学生の意見を読むと、感情を分析してアクションを起こして欲しいのではなく、ただ話を聞いてうんうんと相槌をうってくれる、やさしい話し相手を求めているようだ。子どもたちの「話をきいてもらいたい」という強いニーズをとらえ、かわいらしいプロダクトに昇華させたアイデアが光った作品だ。<受賞者コメント>制作にあたり、米100DCのWEBで公開されていた小学生アンケート「ひみつ道具のアイデア」を参考に、多くの子が抱える課題を解決するものをつくりたいと取り組みました。子どもにとって親しみやすいビジュアル、わかりやすい表現を心がけたので、小学生投票で評価されたことがとても嬉しいです!制作中は、チームとして3人の得意分野をどう生かして完成させるか、チーム活動の勉強にもなりました。大学では、デザインの視点から、地域課題を解決する表現を学んでいます。今回の経験を、来年度の卒業制作にも役立てたいです。■全体講評審査員:佐藤 ねじ(アートディレクター/プランナー)審査では、どこか一部分で突き抜けているアイデアに魅力を感じた。サービスとしての必要性は大事だが、作者のつくりたいという気持ち、エネルギーも重視したい。ニッチでもいいから、自分の立場だからこそ発見できる課題やアイデアを大切にしてほしい。小利口になりすぎず、失敗を恐れず、アイデアをどんどんかたちにしていくことが重要だと思う。小学生によるグランプリ投票では、子どもたちのとても新鮮なインサイト(潜在的なニーズ)を得た気がした。大人の視点とは違うアプローチで評価され、グランプリが選ばれるのは、米100DCの大きな特長だ。子どもによる子どものための作品を選ぶコンテストとして、驚きと面白さを感じる体験になった。審査員:矢野 昌平(長岡工業高等専門学校 電気電子システム工学科 研究推進 教授)どの応募作品からも、ものをつくりたいという気持ちが感じられて面白かった。何をつくるかを考える際に、自分の感じる課題だけでなく、家族、友達など周りの人が困っていることから課題を探すことにも挑戦してほしい。自分の持っている技術で、周りの人の課題が解決できるかもしれない。グランプリ作品は、カウンセラーのようなロボットだと感じた。投票した小学生は4~6年生で多感な時期にあたり、複雑で不安定な気持ちのフォローが求められた結果だろう。自分自身、子どもの話を聞いてあげなければと再認識させられたし、低学年だとどういう反応になるのかにも興味が湧いた。技術的には、AIアシスタントを搭載するスピーカーやSiriなどと似ているが、子どもたちは応答(音楽の再生、疑問の検索等)を期待するより、「話を聞いてほしい」という課題の解決を求めていた。AIの技術を使った新しいサービスの可能性を感じられる作品だった。審査員:平野 未来(株式会社シナモン 代表取締役社長CEO)グランプリ作品は、機械に話しかけるところを想像できず実現性が低いのではないかと思っていたが、小学生の評価を読むと、むしろ機械に話しかけることをポジティブにとらえているコメントさえあった。時代と共に感覚が変わっているのであり、プロダクトをつくるときは自分の感覚を信じすぎない方が良いということに改めて気づかされた。今は昔に比べて圧倒的に簡単にプロトタイプをつくることができる。たくさん挑戦する中で見えてくる世界が必ずあるので、失敗をおそれずに前に進んでほしい。自分自身を振り返っても、プログラミングを覚えたばかりの10代の頃には、荒削りなものをつくってはリリースしていた。成功するサービスを作り出せる確率は低く、難しいが、ものをつくりたいという気持ちを大事に!若い人には、どんどんチャレンジしていって欲しい。特別審査員:公立大学法人 長岡造形大学ターゲットや利用シーン、機能をピンポイントに絞った作品が多い印象で、たくさんの楽しい提案を見ることができた。絞った分とても尖った提案になったように思う。応募から1次審査を通過すると、ブラッシュアップ期間が設けられるのが米100DCのおもしろい仕組みで、これにより2次審査の段階で大きく変化する作品がある。これは勢いでの制作ではなく冷却期間を経て、アドバイスを受け改めて作品について考えることで、本当に必要な人や機能や効果などについて考えることができた結果ではないだろうか。プレゼン動画は1次審査で90秒、2次審査で2分以内という厳しい制限があり、本当に難しいと思うが、使い方や機能の説明が中心にならず、その提案で得られる魅力的な体験や、作品によってどんなシアワセな未来がもたらされるのかということが伝えられると、より魅力的な提案にできると思う。特別審査員:磯田 達伸(長岡市長)本コンテストに、全国から多数の応募があったことはうれしく思う。また、応募したみなさんが、アイデアを考え抜き、かたちにしてくださったことで、未来を担う長岡の子どもたちにワクワクする気持ちや夢、希望を与えてくださったことに感謝したい。「おもしろい」「新しい」ことへのチャレンジが新しい価値を創造する。長岡市は、長岡で暮らしながら首都圏の企業にリモートワークで勤めることができる「NAGAOKAワーカー」をはじめ、多様な働き方を後押しする制度や、起業・創業の補助金制度など、若者がやりたいことにチャレンジできる環境を整えている。このコンテストをご縁に、長岡に興味を持ち、「長岡で何かやってみよう」と思っていただきたい。■コンテスト概要ながおか・若者・しごと機構が、「長岡版イノベーション」を推進し、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に取り組む長岡市と共催で、2020年度から開催するコンテスト。長引くコロナ禍でも、ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、先端技術を取り入れた現代の学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、支援することを目指す。2021年度は、新たな試みとして、市内の3小学校で「デザイン思考」を使った特別授業を実施。2回の授業(※)を通して「デザイン思考」を体験した小学生298人が、グランプリを決定するオンライン投票に参加した。※7月にインタビューを通して小学生がほしい「ひみつ道具」のアイデアを考える「共感」の授業、1月に「Yes And話法」を使って受賞候補作について意見を出し合う「評価」の授業を行った。主催:ながおか・若者・しごと機構共催:長岡市<募集内容>子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリまたはIoTデバイス)のアイデア※応募者の参考となるよう、ユーザーである子どもたちが欲しい「ひみつ道具のアイデア」を長岡市内の小学生から公募し、集まった356件のアイデアと、「デザイン思考」特別授業に参加した小学生のアイデア340件をWEBで公開。<応募者>創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者(平成9(1997)年4月2日~平成21(2009)年4月1日生まれの個人またはグループ)<コンテストの経過>・7月 長岡市内の3小学校で、第1回「デザイン思考」特別授業を実施(長岡市立阪之上小学校4年生、長岡市立上組小学校5年生、新潟大学附属長岡小学校4~6年生 計約300人)・9月1日~11月1日 作品募集(全国から83作品の応募)・11月 審査員の1次審査により受賞候補作を選定・12月6日~1月5日 審査員の講評等により、制作者が作品をブラッシュアップ・1月~2月 第2回「デザイン思考」特別授業を行い、小学生による受賞候補作の評価と投票でグランプリを決定。審査員、特別審査員の2次審査により特別賞を決定■ながおか・若者・しごと機構について新潟県「長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進役として、長岡市内の4大学1高専15専門学校、金融、産業、行政の29機関で設立された組織です。「若者のアイデアを実現」「若者同士の交流創出」「若者が学ぶ・働く魅力創出」を主な役割としています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月02日俳優の阿部進之介、志尊淳、柴咲コウ、映画監督の紀里谷和明、三島有紀子、山田佳奈ら、9名の監督が短編映画をオムニバス形式で描くプロジェクトの第2弾『MIRRORLIAR FILMS Season2』。この度、公開日が2022年2月18日(金)に決定、メインビジュアルとメイキングを収めた特報映像が解禁となった。“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開していく本作。Season2の特報には、各作品の印象的なショットのほか、今回初監督となった阿部さん、志尊さん、柴咲さんの貴重な演出風景も収められ、阿部さんの「楽しみにしてください」というコメントで締めくくられている。また、エンドロール・特報共に、音楽はSeason1に引き続き、Asahiこと内田朝陽、tahこと山田孝之からなるユニット「quu」が手がけている。9作品は、15分以内という限られた時間の中で、現代社会の問題を提起する作品、人と人とのつながりの尊さを描いた作品、自身の思い出の場所を記録した作品、初期衝動に迫った作品など、監督それぞれのメッセージが色濃く刻まれた個性豊かなものばかりとなっている。上映作品※監督名五十音順/上映順ではありません▼誰もがもつ“変身願望”をポップに描くファンタジーAzumi Hasegawa監督作品『Denture Adventure』ニューヨーク在住のAzumi Hasegawa監督が、誰もがもつ“変身願望”をポップに描くファンタジー。夫を亡くし孤独な日々を送るミセス・ワン。ある日、ビーチで不思議な金歯に魅せられたワンは自分の歯にはめてみる。すると翌朝、彼女は25歳に若返っていた!▼年齢や国籍を越えた交流を描くロードムービー阿部進之介監督作品『point』日本を旅する外国人青年"ジョシュア"。車に乗った老年の男"山岸"。2人は、それぞれの目的地を目指していた。言葉が通じない2人が出逢った時、心が動き出す。年齢や国籍の垣根を超え、言葉がなくても通じ合えることの大切さを問う1作。▼愛する者を失った男の物語紀里谷和明監督作品『The Little Star』電車の中、パンダの着ぐるみを着た血まみれの男。悲しみ、後悔、怒り、贖罪の感情が複雑に絡み合う主人公を山田孝之、その妻を松本まりかが演じる。▼家族で作った!痛快ゾンビエンターテインメント駒谷揚監督作品『King & Queen』2020年のステイホーム期間中に家族総動員で撮りあげた初期衝動あふれる作品。夫の殺害を企む妻。殺害方法に悩む彼女の元に、とんでもないニュースが飛び込んでくる。世界各地でゾンビが大量発生したというのだ!▼志尊淳が無縁社会のもたらす孤独に向き合った意欲作志尊 淳監督作品『愛を、撒き散らせ』若手実力派俳優・志尊淳が描く、無縁社会に生きながらも“つながり”を求めてもがく人々の物語。主人公は、さまざまな悩みを抱える人たちの孤独に寄り添い続ける女性。ある夜、一本の電話をきっかけに、彼女は自らの過去とも向き合うことになる…。▼貧困や孤立……柴咲コウが初監督作で見つめた現代社会柴咲コウ監督作品『巫.KANNAGI』4年前に父親を亡くした少女さなは、母親と慎ましくも幸せに暮らしていたが、ある日、2人の前に突然“メッセンジャー”が現れる。なぜ彼女は現れたのか…。貧困や孤立など現代社会に潜む闇が徐々に映し出されていく。▼ヨーロッパ企画W主演のハートフルコメディ柴田有麿監督作品『適度なふたり』価値観の違い、そして夫婦とは何かを、ヨーロッパ企画の永野宗典、藤谷理子共演でユーモラスに描いたハートフルコメディ。今まで遠距離で暮らしていた新婚夫婦。初めての共同生活に期待が膨らんでいたが…。▼思い出の店を舞台に綴る冒険的かつ私小説的な一篇三島有紀子監督作品『インペリアル大阪堂島出入橋』監督自身の思い出の店である大阪・堂島の洋食レストランの閉店をきっかけに、在りし日の店を”記録“として残そうとした私小説的な一篇。佐藤浩市扮する、35年間店と共に歴史を積み重ねてきたシェフが再び希望を見いだす一夜を、圧巻の長回しで魅せる。▼ややこしくも愛おしい、母とひとり息子の心の旅路山田佳奈監督作品『煌々 go on a picnic』ひとり息子と母親との脆くも強い絆を描いたロードムービー。結婚式を控えた息子とぬいぐるみを肌身離さず持つ母親。彼らは本栖湖までドライブに出かけるが、いつものように喧嘩が始まってしまい…。やがて母親の秘めた真実が明らかとなる。『MIRRORLIAR FILMS Season2』は2022年2月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season2 2022年公開予定
2021年12月22日ながおか・若者・しごと機構(新潟県・長岡市)は、「米百俵デジタルコンテスト2021」(略称:米100DC)を開催し、2021年9月1日より募集を開始します。米100DC2021ロゴ本コンテストは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活様式が変化し不安を感じる若い世代に、これからの時代を前向きに、世界は明るくワクワクするものであると感じて欲しいと2020年に始まりました。ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、先端技術を取り入れた現代の学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、支援するものです。募集するのは、子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリ・IoTデバイス)のアイデアです。1次審査、2次審査を経て、長岡市内の小学生による投票でグランプリを決定します。■高校生以下からの応募作品を審査対象とした特別賞を新設2021年から、特別賞として、高校生以下からの応募作品のみが受賞できる「長岡造形大学賞」を新設しました。デジタル領域に関心を持ち、行動する10代を強く支援していきます。■長岡市内の小学校へ「課題解決型」授業を提供米100DCでは、応募資格年齢に満たない若者(小学生)に対する教育活動も行なっています。第1回開催時より、長岡市の小学生が米100DCに関わる取り組みとして、「ひみつ道具」のアイデア募集や、グランプリを決定するWEB投票への参加を促しています。2021年はさらに、米100DCをテーマに、タブレットを活用した特別授業を市内の小学校3校で行いました。児童が、自ら課題を発見し、解決するアイデアを発想する手法を学ぶことで、デジタルプロダクト・テクノロジーへの関心や創造のきっかけをつくっています。●米100DC公式サイト ■開催の背景米百俵デジタルコンテスト(米100DC)の「米百俵」は、幕末から明治初期の長岡藩の歴史に由来します。北越戊辰戦争に敗れた長岡藩。見舞いとして送られた百俵の米を、長岡藩大参事の小林虎三郎が「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と説き、売ったお金を学校教育(国漢学校)に充てます。国漢学校はその後多くの人材を育て、日本の発展に貢献しました。この、苦しいときでも未来を見据え行動する「米百俵の精神」は長岡の人々に受け継がれ、まちづくりの指針や理念として今日まで大切にされています。特に2018年からは、長岡市として「長岡版イノベーション」を推進し、市政のあらゆる分野に先端技術や新たな発想を取り入れて、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に向けて取り組んでいます。米100DCはこの取り組みの一環として、学生や若者が起業しやすい環境の創出、「楽しむ」から「学ぶ」そして「仕事」につながるコンテンツの提供、長岡の未来を支える産業人材の育成を目指し、2020年から開催されています。長岡版イノベーションについて(長岡市WEB>市政>計画・事業>長岡版イノベーションの推進) ■募集概要・応募資格創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者(1997年4月2日~2009年4月1日生まれの者)※居住地、職業(学生、社会人)を問いません。※個人またはグループ(最大5人)。・募集期間2021年9月1日(水)~11月1日(月)17時・募集内容子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクトのアイデアを以下の2つの区分から募集します。1. スマートフォン・タブレットなどで動作するアプリ2. IoTデバイス※アプリ、IoTデバイスはプロトタイプや作動するものがなくてもかまいません。アイデアだけでも応募できます。・応募方法WEBからオンライン応募。以下の「作品名」「説明文」「動画」等が必要です。●作品名(15字まで)●説明文1.誰のためのデジタルプロダクトか(45字まで)2.遊び、学び、暮らしをどう楽しくするか(140字まで)3.デジタルでどう実現するか(図解画像1点)●動画(90秒以内)アプリ、IoTデバイスのデモ動画またはプレゼン動画<主催>ながおか・若者・しごと機構<共催>長岡市/長岡造形大学<後援>長岡市教育委員会/長岡技術科学大学/長岡大学/長岡崇徳大学/長岡工業高等専門学校/クレアヘアモード専門学校/晴陵リハビリテーション学院/晴麗看護学校/長岡介護福祉専門学校あゆみ/長岡公務員・情報ビジネス専門学校/長岡こども・医療・介護専門学校/長岡崇徳福祉専門学校/長岡赤十字看護専門学校/長岡美容専門学校/新潟県厚生連中央看護専門学校/日本ビジネス公務員専門学校/北陸食育フードカレッジ/北陸福祉保育専門学院/悠久山栄養調理専門学校/長岡商工会議所/長岡地域商工会連合/大光銀行/第四北越銀行/長岡信用金庫/新潟縣信用組合/株式会社 日本政策金融公庫/長岡公共職業安定所/NCT/FMながおか80.7/新潟日報社/BSN新潟放送/NST新潟総合テレビ/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21(順不同)<企画>デザイントーク■審査<1次審査>すべての応募作品の中から、審査員が以下の基準で審査した総合得点上位の作品が1次審査を通過します。1次審査通過作品には、12月に約1ヶ月間の作品ブラッシュアップ期間が与えられ、審査員からのフィードバックを参考にして作品名、説明文、動画を作り直して再提出することができます。・子どもたちの遊び、学び、暮らしを楽しくする・表現力に光るものがある・技術的に光るものがある・サービスとして光るものがある<2次審査>ブラッシュアップされた1次審査通過作品の中から、長岡市の小学生・審査員・特別審査員が選びます。長岡市内の小学生がWEB投票を行い、グランプリを決定します・小学生が自分で使ってみたいと思う(人気投票1位:グランプリ)・表現力が優れている(表現賞)・技術的に優れている(技術賞)・長く愛されるサービスになりうる(持続可能性賞)・高校生以下の応募者の作品で内容が優れている(長岡造形大学賞)・地域の課題を解決しうる(長岡市長賞)<表彰>グランプリ(1作品)Grand Prize 30万円表現賞(1作品)Expression Prize 8万円技術賞(1作品)Tech Prize 8万円持続可能性賞(1作品)Sustainability Prize 8万円長岡造形大学賞(1作品)The Nagaoka Institute of Design Prize 8万円長岡市長賞(1作品)The Nagaoka Mayor's Prize 8万円※特別賞は他の賞と重複して選ばれることがあります。<審査員>佐藤ねじ(アートディレクター/プランナー)矢野昌平(長岡工業高等専門学校 電気電子システム工学科 研究推進 教授)平野未来(株式会社シナモン 代表取締役社長CEO)<特別審査員>長岡造形大学長岡市長■ながおか・若者・しごと機構について新潟県「長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進役として、長岡市内の4大学1高専15専門学校、金融、産業、行政の29機関で設立された組織です。「若者のアイデアを実現」「若者同士の交流創出」「若者が学ぶ・働く魅力創出」を主な役割としています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日4月スタートの連続ドラマW「華麗なる一族」より、また新たなキャストが発表された。これで万俵家全キャストが明らかになった。主人公・万俵大介を中井貴一が演じるほか、長男・鉄平を向井理、次男・銀平を藤ヶ谷太輔、大介の愛人・高須相子を内田有紀、大介の妻・寧子を麻生祐未が演じることは既報通り。加えて大介の3人娘、清楚で控えめな性格の長女・美馬一子役を美村里江。縁談において次第に大介や相子と対立していく次女・万俵二子役を松本穂香。好奇心旺盛な三女・万俵三子役を、『思い、思われ、ふり、ふられ』の福本莉子が演じることがこのほど明らかに。美村さんは「共演者の方々との各場面が楽しみです。あの時代ならではの衣装・メイク、また男女観も含め、立体化を目指したいと思います」と意気込み、松本さんは「身に余る思いではありますが、素晴らしい役者さん方から色んなものを吸収し、私らしい二子を演じられたらなと思っています」出演にあたって思いを明かし、「人間の底にある感情が包み隠さず描かれています。時に苦しい場面もあると思いますが、ぜひ『華麗なる一族』を、最後まで見届けて頂けたら」と視聴者へメッセージ。福本さんも「三子は万俵家の三女で、作中で唯一と言えるぐらい自由で何にも囚われていない純粋な女の子です。重厚な人間ドラマの中で、ポジティブな存在として明るく、そして何よりも楽しく華麗なる一族の一員としてこの時代を生きられたらなと思います」とコメントしている。さらに、関西財界の重鎮の令嬢で銀平との縁談を受ける・安田万樹子役を吉岡里帆、元通産大臣の娘で鉄平の妻・早苗役を、主にミュージカルのフィールドで活動する笹本玲奈、そして大蔵省に勤める一子の夫の美馬中役を要潤が演じる。吉岡さんは「手汗握る緊張感もありますが、脚本を読み進めていく手は素直で『早く続きを、どうして?それから?』と高揚感の方がうんと強く胸の高鳴りを感じました」そのストーリーに触れた印象を明かし、笹本さんは「時代背景や山崎豊子さんの原作の世界観にしっかりと馴染めるよう、早苗役を大切に深めて参ります」と意気込む。いつかは山崎作品のドラマに参加してみたいと思っていたという要さんは、今回念願が叶い「このような身に余る大役を頂けることに大変身が引き締まる思いと共に、これまでの自分の芝居をようやく褒めてあげられるのかな、と思います」と喜んだ。この6人もまた、阪神銀行を守るため、阪神銀行の更なる発展を遂げるために、大介が企てた大胆な計画により、大介の野望の歯車となり、大きく運命を狂わせていき、不気味で巨大な権力機構〈銀行〉の波に飲まれていくのだ。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全12話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年12月21日中井貴一主演で贈るWOWOW開局30周年記念「連続ドラマW 華麗なる一族」より、中井さん扮する主人公・万俵大介を大きく切り取ったティザービジュアルが公開された。山崎豊子の名作を、連続ドラマW「沈まぬ太陽」の脚本:前川洋一、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズの西浦正記監督、「ミラー・ツインズ」の池澤辰也監督で今回映像化。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。今回到着したティザービジュアルでは、壮大な野望の実現に突き進む主人公・万俵のインパクトのあるビジュアルを使用。ベルベットのカーテンを背景にクラシックな椅子に座る姿は、開局30周年記念にふさわしいゴージャスな仕上がりとなっている。また、側には「欲望に、限りはない。」というコピーが添えられ、壮大な野望を成し遂げるため、非情とも思える計画を練る万俵を表した。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年、WOWOWプライムにて放送予定(全12話)。(cinemacafe.net)
2020年10月07日12月11日(金)に公開される映画『新解釈・三國志』に小栗旬、磯村勇斗、阿部進之介の3名が出演することが発表された。西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の統一を目指して戦っていた史実をまとめた書物『三國志』。コンテンツを通して親しまれてきたこの歴史エンタテインメントを、『今日から俺は!!』やTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ、映画『銀魂』シリーズなど、コメディ界屈指のヒットメイカーとして知られる福田雄一監督がオリジナル脚本で実写映画化した。本作の主演を務めるのは、福田監督と初タッグを組む大泉洋。シリアスからコメディまで幅広い役柄をこなし、圧倒的な存在感を放つ大泉が「蜀」の武将・劉備を演じる。本作は、『三國志』に合わせて毎月3日に新キャストを公開しており、4月に【チーム蜀】の孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、5月には【チーム暴】の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、6月には【チーム呉】の周瑜を賀来賢人、孫権を岡田健史、黄蓋を矢本悠馬、魯粛を半海一晃、7月には【チーム妻】の、黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、8月に【チーム舞】の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美が演じることが明かされた。新キャストの発表と共に特報映像も公開され、毎回高い注目を集めている。そして、本日9月3日に小栗旬、磯村勇斗、阿部進之介が【チーム魏】として本作に参戦することが発表された。小栗は後に魏の王となる野心家で、「革命のジョーカー」と称される曹操役に任命。知力と政治力を持ち、逆らう者には容赦なしの統率力で、大国・魏の礎を築き上げていく。大ヒット公開中の福田監督作品『今日から俺は!! 劇場版』にも出演する磯村は、曹操の覇業を支え、若くして「王佐の才」と称された名軍師・荀イク役。さらに、武勇に優れた隻眼の将軍・夏侯惇を実力派俳優の阿部が演じる。メイキング映像では、曹操演じる小栗が、福田監督と談笑する場面や、本編撮影で勇ましさと笑いを融合した曹操の姿、そしてその隣で見守り支える荀イクと夏侯惇の姿を公開。次々と豪華キャスト陣が明らかとなり、期待が高まっている中、なんと来月の10月3日にも新キャストが発表されるという。一体どんなキャストが出演するのか、『新解釈・三國志』の続報から目が離せない。●小栗旬コメント福田作品に参加するにあたっては、毎回地獄です。錚々たるおもしろい面々の中に入り、“おもしろ”に理解の乏しい私が、一体何ができるというのでしょうか。いつも腹痛との闘いです。できれば出たくないです。という恐怖の日々を過ごし、終わって家に帰って絶望と向き合わなければなりません。それが私の福田組です、...。ジャストミート!!!!!●磯村勇斗コメント福田組への参加は「今日から俺は‼︎」に続き、2作目になります。前作ではシリアスな役だったので、次はコメディー役に挑戦したいと監督にお伝えしていたので、今回のお話が来た時は、遂に面白い事ができる!とワクワクしていました。が、台本を読んだら、曹操に仕える真面目な軍師・荀彧でした。まだまだコメディーへの道は遠いようです。しかし、再び福田組に参加させて頂けた事、小栗旬さん演じる曹操の下でお芝居をご一緒させて頂けた事は何より楽しかったです。是非劇場で笑顔になって頂けたらと思います。●阿部進之介コメントいやー、コメディ作品はほとんど出演してきてないから本当に自信ない。福田監督が笑ってなかった気がする。いやそれじゃダメか。笑ってたのか。笑ってたからオッケー出てたのか。いやあんまり覚えてないな。どうだったかな?後で小栗旬に確認しときます。小栗旬に確認できない皆様は是非劇場で確認してみて下さい。そして面白かった人だけ教えて下さい。明日を生きる糧にします。人助けだと思って劇場に行って下さい。よろしくお願いします。新解釈メイキング映像「チーム魏」『新解釈・三國志』12月11日(金)全国東宝系にて公開
2020年09月03日福田雄一監督のオリジナル脚本で描かれる大泉洋主演『新解釈・三國志』に小栗旬、磯村勇斗、阿部進之介が参加。小栗さんは「魏」の曹操を演じる。いまからおよそ1800年前の中国を舞台に、「魏」「呉」「蜀」の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた「三國志」を新解釈で描く本作。大泉さんが「蜀」の劉備を演じる。知力、政治力、そして逆らう者には容赦なしの驚異的な統率力を持って、大国「魏」の礎を築き上げたとされる曹操を演じるのは、大ヒット作品『銀魂』シリーズなどで福田監督から厚い信頼を寄せられる、実力派俳優・小栗旬。野心家としても知られる曹操は、「蜀」と「呉」を巻き込み群雄割拠の覇権争いに革命を起こせるのか!?カリスマ性に溢れた小栗さんの曹操に期待が高まる。「福田作品に参加するにあたっては、毎回地獄」と語る小栗さん。「錚々たるおもしろい面々の中に入り、“おもしろ”に理解の乏しい私が、一体何ができるというのでしょうか。いつも腹痛との闘いです。できれば出たくないです。という恐怖の日々を過ごし、終わって家に帰って絶望と向き合わなければなりません。それが私の福田組です」とコメント。さらに、曹操の覇業を支えた名軍師であり、数々の助言、献策を行い、若くして「王佐の才」と称された荀いくを演じるは、大ヒット公開中の福田監督作品『今日から俺は!! 劇場版』にも出演し、確かな演技力と存在感で活躍の場を広げ続ける磯村勇斗。「次はコメディー役に挑戦したいと監督にお伝えしていたので、今回のお話が来た時は、遂に面白い事ができる!とワクワクしていました」と言う磯村さん。だが、「台本を読んだら、曹操に仕える真面目な軍師・荀いくでした。まだまだコメディーへの道は遠いようです。しかし、再び福田組に参加させて頂けた事、小栗旬さん演じる曹操の下でお芝居をご一緒させて頂けた事は何より楽しかったです」と語る。そして、武勇に優れた隻眼将軍・夏侯惇を演じるのは、コメディからシリアス、さらにはハードボイルドものまで幅広い役柄を演じる実力派俳優・阿部進之介。曹操に最も近い存在として冷静沈着に、曹操の信頼に応え、曹操の築き上げる“魏”の覇道を支える。「いやー、コメディ作品はほとんど出演してきてないから本当に自信ない。福田監督が笑ってなかった気がする」と阿部さん。「笑ってたからオッケー出てたのか。いやあんまり覚えてないな。どうだったかな?後で小栗旬に確認しときます。小栗旬に確認できない皆様は是非劇場で確認してみて下さい」とコメント。今回解禁された「チーム魏」のメイキング映像では、曹操を演じる小栗さんが、福田監督と談笑する場面が映し出されるほか、本編撮影の様子では、勇ましさと笑いを融合したまさに新解釈の曹操を演じる姿や、曹操の様子を隣で見守り支える荀いくと夏侯惇の姿が映し出されている。『新解釈・三國志』は12月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新解釈・三國志 2020年12月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2020「新解釈・三國志」製作委員会
2020年09月03日1987年に初版が発行され、280万部を超える大ベストセラーとなった俵万智さんの第1歌集『サラダ記念日』。「『この味がいいね』と君が言ったから」で始まる、表題にもなっている歌『サラダ記念日』は、きっと多くの人が耳にしたことがあることでしょう。あれから33年…まさにサラダ記念日の7月6日に作者の俵さんが自身のTwitterを更新し、歌に込めた思いを説明。SNS全盛期の今だからこそ、俵さんの説明を聞くと、より一層歌に共感してしまうはずです。「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日今は「いいね」の数を競うような風潮があるけれど、これはたった一つの「いいね」で幸せになれるという歌です☺️ #サラダ記念日 — 俵万智 (@tawara_machi) July 6, 2020 SNSが普及した現代では、顔も知らない相手ともネット上でつながることができ、気軽に『いいね』がもらえます。便利な反面、その3文字が持つ意味よりも、どれだけの『いいね』が得られたかという数を気にする人が増えたのも事実。「これはたった1つの『いいね』で幸せになれるという歌です」という俵さんの説明に、はっとした人も多いはずです。【ネットの声】・ひとつの『いいね』で幸せになる…素敵な言葉です。・幾千の『いいね』より、君の『いいね』。同感です。・『サラダ記念日』、教科書に載っていたなぁ。懐かしいです…!『サラダ記念日』は、すでに多くの人を感動させてきた名作。しかし、現代だからこそ改めて分かる、歌の素晴らしさもあります。[文・構成/grape編集部]
2020年07月06日「長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2019」が、2019年10月12日(土)・13日(日)の2日間、新潟・東山ファミリーランドにて開催される。「長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2019」は、新潟県長岡市で開催される音楽フェス。豪華アーティストによるライブはもちろん、地元・新潟のおいしいごはんやお酒、長岡が誇る「長岡花火」など、新潟の魅力をたっぷりと体感できる内容となっている。昨年に続き2回目の開催となる2019年は、“子どもから大人まで幅広い世代が1日中楽しめるフェス”をテーマに設定。長岡の子供たちが自分の故郷に誇りをもてるよう、昨年よりスケールを大きくし、来場者を迎える。ステージを彩るアーティストは、2017年に再結成し話題を集めたキック・ザ・カン・クルー(KICK THE CAN CREW)や、映画『君の膵臓をたべたい』『十二人の死にたい子どもたち』に出演した北村匠海がボーカルを務めるディッシュ(DISH//)らが登場。さらに、つるの剛士や琴音、wacci、C&K、DUBFORCEらの出演も決定している。なお、2019年は、小さな子連れ家族でも来場しやすいよう会場内に駐車場を新設。また、オフィシャルキャンプサイトを100歳と以上に拡充する。さらに、新潟県のアウトドアブランド・スノーピークとタッグを組み、プレミアムグランピングも展開する予定だ。【詳細】長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2019日時:2019年10月12日(土)、13日(日)時間:9:30会場、11:00開演、19:30終演花火:19:30(予定) ※雨天決行、台風などの荒天の場合は中止会場:東山ファミリーランド住所:新潟県長岡市栖吉町3300番地出演アーティスト(五十音順):KICK THE CAN CREW、琴音、C&K、DUBFORCE、つるの剛士、DISH//、中澤卓也、BIGMAMA、ひなた、横山だいすけ、wacci / 小林幸子(スペシャルゲスト)※他、10 アーティスト程度の出演が予定【チケット】発売日:2019年6月3日(月) 10:00~※長岡市民割引先行チケット・シャトルバス・駐車場・キャンプチケットは7月10日(水)~販売開始料金:・1日券 おとな8,500円(税込)、中高生4,000円(税込)、小学生以下無料・2日券 おとな16,000円(税込)、中高生7,000円(税込)、小学生以下無料・ペアチケット おとな16,000円(税込)、中高生7,000円(税込)、小学生以下無料■長岡市民割引先行チケット・1日券 おとな7,500円(税込)、中高生3,000円(税込)・エッセンシャル2日券 おとな14,000円(税込)、中高生5,500円(税込)、小学生以下無料※1歳以上~小学生までの人は、成人同伴者1名につき、子供2名の入場が可能■シャトルバス・JR長岡駅発着(往復)1,000円(税込)、悠久山公園発着(往復)500円(税込)・シャトルバス付き駐車場券 悠久山公園発着(往復)2,000円(税込)■会場内駐車場3,000円(税込)■米フェスオフィシャルキャンプサイトチケット(キャンプサイト内駐車場1台分付き)・フリーサイト30,000円(税込)・テント、マットレンタル付きサイト40,000円(税込)・手ぶらでキャンプサイト55,000円(税込)
2019年06月06日アイドルデュオ・タッキー&翼の滝沢秀明と、アイドルグループ・V6の三宅健が6日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『滝沢歌舞伎2017』のゲネプロ及び囲み取材に登場した。同舞台は、滝沢が2006年に和によるスーパーエンタテインメント『滝沢演舞城』として上演し、新橋演舞場で史上最年少座長を務めた。2010年には日生劇場で『滝沢歌舞伎』として上演。2014年よりタイトルを『滝沢歌舞伎』に統一し、上演回数は通算600回となる。三宅は2016年に初出演し、今回が2回目の登場となるが、滝沢は「ファンの皆さんの声が本当にあって」と裏側を明かす。滝沢は「『もう1度健くんを』という声がすごく届いていて、今までそういうことはあまりなかったので、その気持ちに答えるべきなんだなと思った」と説明した。フライング、18台の光るセグウェイ、6万枚の小判、8トンの水など、ド派手な演出が次から次へと繰り広げられるが、会見では滝沢と三宅が上半身裸でメカ太鼓に乗り、回転する姿が話題に。三宅は「回っている時は大変です」と語りつつ、「去年やる時も太鼓は勘弁してくださいと言ってたんですけど、やっていく中で、太鼓の響きが心地よくなってきて」と、公演を通して魅力に目覚めた様子だった。今回は2人揃って女方に挑戦することになり、三宅は「難しいですね」と苦笑。歌舞伎の先生から「2人ともいい顔をしているのに、メイクダウンしてる時があるから」と言われたことを話し、「急いでると、どうもメイクダウンしてるみたいで……」と明かした。滝沢も「女性の気持ちがわかるというか。眉毛の角度がちょっと違うだけで1日テンション上がらない、みたいな事だと思うんですよね」と語る。互いの姿を「いや、もう素敵ですよ」と褒め合った2人だが、女方の時は「裏ではスタッフさんも女性として扱ってくれる」と嬉しそうにし、「ものすごい優しいですよ」(滝沢)、「手とか持ってくれたり」(三宅)と、感謝を見せた。また、2人合わせて「健」「タッキー」ということで昨年はケンタッキーフライドチキンのCMキャラクターを務めたが、2人口々に「今年はまだ来てないですね」と不満そうな様子。滝沢は「おかしいなあ。僕らはもう、いつでも待ってますので」とアピールした。○『滝沢歌舞伎2017』第一部はエンタテインメントショー及び歌舞伎を行い、滝沢と三宅の新曲「蒼き日々」、滝沢プロデュースによるSnow Man(ジャニーズJr.)の新曲「Boogie Woogie Baby」も披露。第二部『鼠小僧 夢小判~笑いあり、涙なし~』では滝沢が鼠小僧次郎吉に扮し、他、岡っ引きの仙吉(三宅)、講談(岩本照)、団子屋の女将のお丸(深澤辰哉)、常連客の菊三(阿部亮平)、犬のナベ郎(渡辺翔太)、旅烏の駒蔵(室龍太)、同心の徳俵進之介(宮舘涼太)、下っ引の小次郎(林翔太)、大蔵金之助(佐久間大介)、家臣の格之進(後藤泰観)、助三郎(石垣大祐)らが出演する。公演は新橋演舞場にて、4月6日から5月14日。
2017年04月06日平成27年大相撲1月場所で実際に使用された土俵の砂、土、俵を使用した「大相撲土俵グッズ」が発売される。従来場所が終了すると廃棄処分となっていた土俵の土や砂を、日本相撲協会の協力を得て、その一部を回収して再利用。本物の砂、土、俵を使用した記念グッズ3点を数量限定で販売する。目玉は土俵部分に実際に使われた砂を接着して製作された「国技館土俵記念3Dミニチュア」。千秋楽後の土俵を3Dレーザーでスキャニングして土俵の表面のウネリや細かい形状も完全再現している。そのほか、勝負俵と土をあしらった「国技館勝負俵記念タテ」、土、砂、俵をお守りの中に詰めた「国技館土俵お守り」など。発売は5月24日(日)午前10時より、「チケットぴあ」Webサイトにて。
2015年05月22日