子どもたちは公園で初めて外の世界、そして自由に遊ぶことを覚えます。とはいえ、公園デビューでママたちの心配ごとは子どもの怪我や事故だけでなく、そこで仲良くなったママ友たちとの人間関係もありませんか?SNSが普及し、顔を見合わせてのコミュニケーションよりも画面を通して繋がることを重視する時代になってきました。「公園に連れて行きたいけど、ほかのお母さんもいるし、めんどくさい」という気持ちは自然なものです、そこで一歩踏み出してみませんか? 子どもはママのことをよく見ています。人との関わりかた、コミュニケーションの取り方はママが一番のお手本です。大人同士のコミュニケーションが面倒であったら、公園にいる子どもと自分の子どもの仲立ちをしてあげることで十分なお手本になります。そして、人との関わりに疲れたとき、ゆっくり過ごすことも大切なお手本になります。公園で子どもの考えるスイッチを入れよう子どもは、高くそびえたつジャングルジムや大きな遊具を初めて見たとき「なんだこれは…」と、一瞬躊躇します。そこで、「遊んでいいよ!」という声掛けはタブー。「~していい」というのは許可の意味を持ちます。許可の繰り返しを行っていると、何かやってみたいことがあっても許可が出ないと自ら動くことができなくなってしまうからです。まずは、お手本を見せてあげることが大切です。例えば、ジャングルジムの一番上まで登り「高いところって気持ちがいいよ~」と声をかけてあげると、「高いところって気持ちがいいんだ! ママ、とっても楽しそう!やってみたい!」と高いところへの憧れと楽しみが芽生えます。そこで、ジャングルジムの登り方を教えてあげます。一つひとつ手取り足取り教えるのではなく、ズボンのおしりの部分を掴んで支えてあげることだけで十分です。四肢の使い方やどうやったら上まで登れるかを考える時間を与えてあげることが重要です。一段でも多く登れたときには目一杯褒めてあげましょう。認めてもらうことは自尊心を高めることに繋がります。一緒に遊ぶことで芽生える親子の絆と、自分で考えることを楽しむ子どもの姿を是非楽しんでくださいね。
2015年07月03日お子さんが歩きはじめると、遊び場としてもってこいの場所が公園。季節の植物や虫などの生き物に触れる自然体験をはじめ、遊具で遊ぶ、思い切り走り回るなどたくさんの成長体験ができるのです。しかし、ママにとって初めて公園に行く時は、ドキドキ。「既に出来上がっているママコミュニティの輪に自分が入っていけるのか?」「子どもが他の子に馴染めるか?」―今回は、そんな不安を和らげて、楽しく公園デビューするための極意をお伝えします!STEP1:子どもが楽しく遊べるように自然体で!1番の目的は、自分の子どもが楽しく遊ぶこと。特に初めての場所は、場所見知りするお子さんも少なくありません。変に身構えることなく、お子さんに「公園は、こんなに楽しい場所だよ!」ということを伝える姿勢がとても大切です。まずは、ママも一緒に遊びましょう。STEP2:無理に話しかけず、挨拶からはじめましょう!とはいっても、他のママがいても完全無視というのは難しいもの。気軽な気持ちで「こんにちは」と挨拶からはじめましょう。何度か挨拶を交わしていけば「何歳ですか?」「お名前は?」などの質問ができる状況になり、会話が自然と広がっていくものです。STEP3:子どもの順応性を利用しましょう!もし、顔なじみ同士のママ達グループが仕切っていた場合だったら…そういうグループのママたちは、おしゃべりに夢中! なんてことも少なくありません。STEP1のようにあなたがお子さんと遊んでいれば、ママグループのお子さんたちも無邪気に仲間に入りたがってくるでしょう。そうなったらチャンス! 一緒に遊んであげて、帰るときにすかさず「ママはどこ?」と聞いて、ママのところに連れて行ってあげましょう。その時に「今日はうちの子と遊んでくれてありがとうございます」とひと言。相手のママも「こちらこそ一緒に遊んでくれてありがとう」という気持ちになり、好意的なところから関係がスタートするはずです。自分の子どももいろんなお友達と関わって遊ぶ、という貴重な体験もできて儲けもんです。公園デビューというとネガティブなイメージがありますが、大切なことはママもお子さんも居心地のよい場所を探すこと。無理せずに、雰囲気や遊具の特長、子どもの遊びやすさを重視して選ぶという気持ちでベストな公園を見つけましょう! 最初は、広めの公園から行くのもおすすめです。
2014年05月27日