兵庫県姫路市にて「姫路城内堀めぐり~水面が光る異空間~」が2023年7月1日(土)から8月6日(日)まで開催される。“和船”に乗って姫路城内堀クルーズ今回開催されるのは、“和船”に乗って姫路城の内堀を周遊する夏季限定イベント。夏ならではの内堀の景色や、姫路城の歴史文化などを、一挙に楽しむことができる内容となっている。シンプルに内堀クルーズを楽しむ「基本コース」のほか、6つの特別なコースを加えた全7コースを用意。姫路城を臨む日本庭園「好古園」でのお茶会と内堀クルーズを組み合わせたプランや、船漕ぎを体験できるプランなどを取り揃えている。【詳細】「姫路城内堀めぐり~水面が光る異空間~」開催期間:2023年7月1日(土)~8月6日(日) ※土・日曜日のみ時間:1便 10:00~/2便 11:00~/3便 12:00~/4便 16:00~/5便 17:00~■基本コース行程:内堀クルーズ(約30分)料金:大人 2,000円/小人(3歳~小学生) 1,000円/3歳未満 無料定員:12名 ※最小催行人員1名■Aコース日程:2023年7月23日(日) 3便(12:00~)/4便(16:00~)、8月5日(土) 3便(12:00~)/4便(16:00~)行程:城下町散策(約2時間)、内堀クルーズ(約30分)料金:大人 2,500円/小人(3歳~小学生) 1,000円/3歳未満 無料定員:12名 ※最小催行人員2名■Bコース日程:2023年7月29日(土) 4便(16:00~)/5便(17:00~)、8月6日(日) 4便(16:00~)/5便(17:00~)行程:船漕ぎ体験(約45分)料金:大人 2,000円/小人(3歳~小学生) 1,000円 ※小学生以上のみ定員:8名 ※最小催行人員1名■Cコース日程:2023年7月23日(日) 1便(10:00~)、8月5日(土) 1便(10:00~)行程:姫路城(約2時間)、内堀クルーズ(約30分)料金:大人 3,000円/小人(3歳~小学生) 1,500円/3歳未満 無料定員:12名 ※最小催行人員2名■Dコース日程:2023年7月23日(日) 5便(17:00~)、8月5日(土) 5便(17:00~)行程:好古園(約1時間30分)、内堀クルーズ(約30分)料金:大人 3,000円/小人(3歳~小学生) 1,500円/3歳未満 無料定員:10名 ※最小催行人員2名■Eコース日程:2023年7月30日(日) 4便(16:00~)行程:好古園(約1時間30分)、内堀クルーズ(約30分)料金:大人 3,500円/小人(3歳~小学生) 2,000円/3歳未満 無料定員:12名 ※最小催行人員2名■Fコース日程:2023年7月30日(日) 5便(17:00~)行程:好古園(約1時間30分)、内堀クルーズ(約30分)料金:大人 3,500円/小人(3歳~小学生) 2,000円/3歳未満 無料定員:12名 ※最小催行人員2名【問い合わせ先】神姫観光 姫路支店TEL:079-224-1501
2023年06月11日福島県(福島県知事:内堀 雅雄)とアイベックスエアラインズ株式会社(本社:東京都江東区・代表取締役社長:前澤 豊)は、福島県の復興・活性化に向け、「東北への架け橋」とするインバウンドの一助となるべく、福島県と IBEX 双方の強みを活かして協力しながら、課題解決に積極的に対応するため、下記の通り、連携協定を締結しました。1.日時2023 年 2 月 22 日(水) 16:40~16:552.場所福島県庁3.署名者福島県知事内堀 雅雄アイベックスエアラインズ株式会社代表取締役社長 前澤 豊4.協定の概要協定に基づく協力事項の概要は以下の通りです。(1)福島空港の利用促進に関すること(2)観光の振興に関すること(3)県産品等の PR に関すること(4)災害時の人員の輸送に関することアイベックスエアラインズは福島県と相互に連携を図り、地域経済の活性化に貢献してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月22日女優の松岡茉優が、福島県の「ふくしま 知らなかった大使」に任命されたことが19日、分かった。あわせて、松岡が出演する動画「テスト」編、「任命式」編が特設サイトで公開された。松岡は、福島を知らない人たちの代表として「ふくしまの今」や「復興のあゆみ」を学び、広く伝えていく任務を担う。今回公開された「テスト」編では、福島県についてのテストに苦戦しながらも一生懸命に解答する姿が描かれ、「任命式」編では、リモートで出演した内堀雅雄県知事から任命される様子や、大使としての意気込みを収めた。今後は、意外と知らない「ふくしまの今」を松岡とともに学べる動画を公開予定。松岡はまず「先日の大きな地震で被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます」と述べ、「福島県知事である内堀雅雄様とリモートでお話しさせていただいて、その時知事が仰った『風評被害もあるけれど、風化も大きな問題』という言葉。私も今の福島をほとんど知りませんでした」と語った。そして「震災から10年経った今、新しい気持ちで福島を見つめたい。応援したい。私の体験を通して、今の福島をお届けできるよう精一杯努めます」と決意を込める。福島県のクリエイティブディレクターを務める箭内道彦氏も、「2月13日夜に福島県と宮城県で発生した最大震度6強の地震による被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます」とコメント。「世には様々な大使が活躍していますが『知らなかった大使』の誕生は、世界で初めてかも知れません」と話し、松岡を「2021年の福島に、とても心強い存在」と太鼓判を押した。
2021年02月19日アイドルグループ・TOKIOの城島茂と松岡昌宏が12日、都内で行われた「ふくしまプライド。」新CM発表会に登場した。福島県では、東日本大震災以降、県産農林水産物の魅力や安全性について情報発信の取り組みを行っており、2012年よりCMキャラクターにTOKIOを起用している。新CM「もも」編、「夏野菜」編が13日から首都圏、関西、北海道、福島県内でOAされる予定だ。内堀雅雄 福島県知事は、発表会が始まる前に「はじめに、ジャニーさんへの思いをお話しさせてください」と一言。「TOKIOの皆さんは、震災前から、そして震災後も福島県の人々、そして福島の農産物に熱い思いを持ってずっと私たちを応援し続けてくれました。このTOKIOさんを育て、そしてこうした活動に理解を示して応援を続けていただいたジャニーさんが亡くなられました。ジャニーさんのご逝去に接し、改めて心からお悔やみの思いを申し上げたいと思います」と追悼の言葉を述べた。桃を持って登場した城島は「今年も福島で19年目となる田植えをやってきました。メンバー総出で、ずっとお世話になってる福島の農家の皆さんと一緒にしたんですけど、今年もいい米ができるんじゃないかなと。福島の気候と福島の風に吹かれながら楽しく過ごしています。普段は都内で、またはロケでいろんな全国各地を回っておりますが、福島に出向きますと、帰ってきたなという気持ちもありながら過ごしております」と滑らかに語る。この城島の言葉に、松岡は「よくもまあ、噛まずにすらすらと。ジャニーさんも喜んでると思います」としみじみ。城島は「がんばってるよ、ジャニーさん」と天を見上げながら伝えていた。会見終了後、ジャニー喜多川さんへの思いを聞かれた松岡は「僕らがこういう風にお仕事させていただくことが、うちのジャニーへの何よりの供養。僕らはこれからもジャニーさんに教えてもらったことを貫きたいと思っています」と瞳を潤ませる。城島も「自分たちジャニーズのタレント一同、社長に見出されたおかげでこの場所にいるものですから。恩返しというのは、単純でありきたりな言葉かもしれないですけど、笑顔で頑張っていくことが、ジャニーズの、アイドルの使命じゃないかなと。これまで応援していただいた全タレント、みんな思ってると思います」と涙をにじませながら答える。「いろんなエンタテインメントの思いとか、何を届ければいいのかとか、考えながら頑張っていきたい」と今後に思いを馳せた。タレント・ジャニーズJr.が集合する家族葬が本日執り行われるが、松岡は「明るく笑って。しんみりしたのは苦手だと思うので。笑顔で送り出したいなと思います」と心境を明かす。城島は「なかなかジャニーズの子供達、タレント一同が集まることはないですから、最後の最後にジャニーさん、粋な演出といいますか。最高の舞台をくれたんじゃないかな」と笑顔に。「楽しいと行ったら普通は不謹慎でしょうけど、社長の子供達らしく、みんなでいい時間を過ごせたらと思っています。それが何よりの供養かなと思っております」と真摯に語った。
2019年07月12日強制わいせつ容疑で起訴猶予処分となった山口達也(46)が所属事務所と契約を解除し、4人になったTOKIO。だが、今後も福島県のPRキャラクターを続けることがわかった。福島県の内堀雅雄知事が5月7日に行われた定例記者会見で発表した。 内堀知事は「東日本大震災と原発事故後、風評被害に苦しむ時期に、払拭に全力で応援してくれた役割を踏まえ、引き続き力を貸してほしい」と起用継続の考えを明かした。さらに「4人が2日の会見で福島に対する思いを述べてくれたことが決め手になった」と説明した。 県は’12年から県農産物の安全性をPRするため、山口を含むTOKIOのメンバーをテレビCMやポスターに起用。山口の事件発覚後はポスターなどが撤去されたが、起用継続の可能性を検討していた。 ネットで「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」というハッシュタグが拡散され、TOKIOを応援する声が上がっていたことについても「ハッシュタグ、県に寄せられた意見などについては、できる限り目を通しております」と言及。県民や世間の声が継続の追い風となったようだ。 今後は収穫時期の7月頃を目指して新しいテレビCMやポスターを制作する予定。ネットでは「4人でこれからも頑張ってほしい」「よかった」「なんだか安心した」という反応があがっている。
2018年05月07日強制わいせつ容疑で書類送検された山口達也(46)。山口が起訴猶予処分となったことを受け5月2日、TOKIOのメンバーが記者会見を行った。 TOKIOは福島県産農産物のキャンペーン「ふくしまプライド」のイメージキャラクターを務めており、会見では同県への思いを訊ねられた。城島茂(47)は「TOKIOにとって心のふるさとである福島、福島の皆さんに対して……言葉が出ないのが悔しい」と声を詰まらせた。また国分太一(43)は「個人的にも男として福島の方に成長させてもらった」と語り、こう明かしている。 「福島の野菜は何も悪いことはしていません。信頼回復のためにも、公式でなくても、これからも福島を応援していきたい」 TOKIOと福島県の関わりは「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)の人気企画「DASH村」から始まっている。DASH村は00年、同県に開墾。東日本大震災による福島第一原子力発電所事故まで、TOKIOは10年以上にわたり同県に通っていた。 震災当日、城島と共にDASH村のロケをしていた山口。震災から半年後である同年9月の放送で「村は終わったわけじゃない。取り戻そう」と呼びかけ、以降TOKIOは同県の復興や風評被害の改善に取り組んできた。 「ふくしまプライド」の宣伝に震災直後から起用されていたTOKIO。起用5年目を迎えた16年7月には「イメージアップに尽力してくれた」と内堀雅雄同県知事(54)から感謝状が贈られた。城島は当時の会見で、こう語っている。 「これはTOKIOだけではなく、福島県の農作物の生産者の皆さん、そして買っていただいた全国の皆さんがいただいた賞だと思う」 このキャンペーンにおけるTOKIOの出演料は「0円」と15年7月、同CMの発表会で福島県のクリエイティブディレクターである箭内道彦(54)が明かしている。その理由についてTOKIOは「福島への恩返し」とし、「もう応援してくれるなと断られるまで応援し続けたい」と語っていたとも箭内は告白。また17年にはDASH村を政府が、福島復興の柱として検討するというニュースもあった。 2日の会見で松岡昌宏(41)は福島県について「感謝しても感謝しきれないくらいお世話になりました」とし、「その方々に結果泥を塗ってしまうようなことになり本当に申し訳ない」と謝罪。しかし、Twitterでは福島県民から「泥を塗るだなんて……」といった声が上がっている。 《出身違うのに福島は心のふるさととか言ってくれるし今までずっとPRしてくれたTOKIOには感謝しかないぜ!だからこれからも福島のPRやってよ!TOKIOしかいないでしょ!》《福島県民として、TOKIOの会見みると本当泣けてくる。県民としてTOKIOには感謝しかない。これからも福島の野菜とかのPR続けてほしい》《裏切っただなんて、言ってほしくない。もとより、あなた達と一緒に積み上げたものだよ。悲しいことはあったけど、裏切られてなんて、いない》 さらに「TOKIOに協力したい」という声も。 《今までTOKIOに助けられたんだし、逆に負担にならなければ今度は福島がTOKIOを応援していきたい》《山口さんの事は本当に残念だけど、TOKIO全体として見るのは間違ってると思う……福島県はTOKIOを見捨てないで欲しいなあ》《福島県の野菜の信頼回復を手伝ってもらったんだから、今度は福島県がTOKIOの信頼回復を手伝ってあげればいんじゃないの?》 こういった声を受け、「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」というハッシュタグも生まれている。福島との絆は、固いようだ。
2018年05月02日アイドルグループ・TOKIOの城島茂が22日、都内で行われた「ふくしまプライド。」新CM発表会に登場した。福島県では、東日本大震災以降、県産農林水産物の魅力や安全性について情報発信の取り組みを行っており、2012年よりCMキャラクターにTOKIOを起用している。新CM「宣言」編、「夏野菜」編、「桃」編が25日から首都圏、関西、北海道、福島県内でOAされる予定だ。「夏野菜」編ではキュウリをアピールするため城島がカッパになり、「桃」編では国分太一と山口達也が桃太郎の格好を披露したが、城島は「福島は水がきれいでキュウリも美味しく育つということで、カッパでございます」と笑顔で解説する。桃太郎の方が良かったのでは? という質問に、「個人的にはキュウリも結構好きなので、カッパになれてよかったなと。なかなかなれる機会がないので」と喜んでいた。発表会では、福島の農産物生産者たちが米、桃、アスパラなどそれぞれの生産物を持って登場。夫婦で登場した女性が女の子を抱えているのを見ると、城島は「奥さんは何をお持ちなんですか?」と話しかける。幼児の年齢が1歳だとわかると、城島は「1番かわいいですね」と相好を崩した。アスパラを紹介した生産者に「アスパラ、時間かかりますよね。僕らが作った時3年かかったんですけど、そこからようやく軌道に乗った」と頷く城島。15年かけて開発したというオリジナルの米「天のつぶ」生産者にも、「本当に大変なことで、本当に素晴らしいことだと思います。なかなか難しいので」と実感を持って頷くなど、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ 毎週日曜19時~)での農業の知識と経験を生かしたトークを展開した。また、幼児が自由に動き回る様子を見た城島は「もうちょっとやで~」と優しく語りかける。さらに「福島のものを安全だ、安心だと伝えることも大事なんですが、今僕たちができることは、次の世代の彼女が大きくなっていく様を、どうやって見つめていくかということだと思うんですね」と心境を吐露。「子供達が口に入れるものを、絶対に安全だと思って作ってるので、そこらへんの気持ちは誰よりも負けない生産者だと思います」と福島の生産者について熱弁し、「すみません、個人的に言いたいことがあったので」と照れたような笑顔を浮かべた。会の最後には、内堀雅雄 福島県知事から「ふくしまプライド。」フラッグを贈呈された城島。副知事は「本当に感激して胸がいっぱいです。これまで本当にありがとうございます」と感謝し、「これからもぜひ、福島の農業の旗振り役になってほしい」とTOKIOへメッセージを贈った。
2017年07月22日アイドルグループ・TOKIOの城島茂が22日、「新生!ふくしまの恵み発信事業」新CM発表会に、福島県知事 内堀雅雄氏とともに登壇した。福島県農産物の魅力やこだわりを訴求する”ふくしまプライド。”CMシリーズは2012年からTOKIOがキャラクターを務めている。日本テレビ系列のバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(毎週日曜19:00~)内の人気企画「DASH村」は福島県に存在しており、2011年の東日本大震災以降計画避難区域に指定されている。内堀知事はCMでTOKIOと共演。緊張でガチガチになり、自然な演技ができなかったものの、TOKIOメンバーの松岡昌宏が上手にほぐしてくれたという。内堀知事は「(松岡が)セリフのパターンを変えてくれて、硬かった知事がマシになって、改めて感謝を申し上げます」と改めてお礼の言葉を贈り、城島は「うちのメンバーの中でも松岡はとんがってるイメージ、とっぽいイメージがありますけど、実は人一倍優しいやつなんです。本当に気配りがすごくて……」と愛情たっぷりに語った。また城島はCM時に農産物の選果作業にも挑戦。「普段から色々とやっていますけども」と自信を見せつつ「きゅうりは緑の色が深いもので、全体的に均一的なものがいいとされていて、あとはイボの固さですね」と選定のポイントを解説した。さらに「きゅうりは95%くらい水分なので、利尿作用にもいいですし。夏は水分補給にもいいですね」と流れるように語ると、知事も「大学の先生みたいですね」と感嘆を表し、城島は「長いことやってると……」と照れ笑いを見せた。城島は福島の桃「あかつき」についても「白桃、白鳳を交配させて、どこが作っても小玉くらいの大きさでできなかったのを、福島県のみが成功したんですよね。だいたい糖度12度以上で出荷されています」と知識を披露。「交配させてここまで持ってくるのは難しいことですからね」と実感を込めて語り、「本当に、生産農家さんの魂の結晶が今ここに繋がっているということなんですね」と話を締めくくった。TOKIOには福島県から感謝状が贈られ、代表して城島が受け取った。新CM「野菜」編、「果物」編は7月23日から、関東、関西、北海道、福島でオンエアされる。
2016年07月22日福島県は、東日本大震災後の同県を描くアニメーション制作プロジェクト「みらいへの手紙~この道の途中から~」を発表した。公開は2月中旬を予定。同プロジェクトは、東日本大震災以後の同県にまつわる、実話に基づいたオムニバス形式のドキュメンタリーアニメーションを制作するというもの。制作記者発表会には内堀雅雄福島県知事、 福島県クリエイティブディレクターを務める箭内道彦氏、福島ガイナックス代表取締役の浅尾芳宣氏が登壇した。内堀知事は、プロジェクトの目的は「東日本大震災から5年経とうとする現在の福島にある「光と影」の両面を伝える」ことであり、世代や国境を越えて直感的に伝わるアニメという手法を選んだ理由を説明。 箭内氏からは、「光と影」の要素を表現するコンセプトに基づき、当初あがっていた2案を組み合わせプロジェクト名を生んだ経緯などを明かした。そして、浅尾氏が各エピソード制作の参考に取材で訪れた際に感じた、福島県各地に溢れるエネルギーへの驚きなどについて言及。アニメーションのイメージボードとロゴも公開された。なお、2月中旬に東京都・秋葉原での完成披露会が行われ、その後全国での試写会が行われる予定。今後のイベントの予定や制作されたエピソードは、同プロジェクトのWebサイトにて公開されるということだ。
2016年01月12日震災後の風評被害などが残る福島県産の農作物のおいしさや安全性をアピールするためのCMに4年連続でTOKIOが出演!7月30日(木)に行われた発表会に城島茂と松岡昌宏が来場し、長年関わってきた福島への思いを語った。「ふくしまプライド」をテーマに制作された新CMは福島産の桃(あかつき)を長瀬智也が食べる「あかつき」篇と松岡さんがトマトにかじりつく「南郷トマト」篇、そして野菜の生産者たちを映した「安心安全 野菜」篇の3本で、「あかつき」「南郷トマト」篇では最後にTOKIOのメンバー5人が「福島県!」と声を揃える。ちなみにナレーションは3本とも松重豊が務めている。クリエイティブディレクターを務め、自身も福島出身の箭内道彦は「『おいしい』と『安全』と『あんしん』を伝えるために敬意をこめて作りました」と語り、さらに「後で怒られるかもしれないけど、本人たちは言わないので」と前置きし「TOKIOの出演は4年目ですが、出演料は0円。『福島への恩返しをしたい』という気持ちで出てくださってます」と明かした。城島さんと松岡さんは、野菜や果物をたっぷりと乗せたリヤカーを引いて登場。TOKIOが出演する「ザ!鉄腕!DASH!!」のDASH村が福島県内の浪江町にあることから、農業を通じて長く福島と関わってきたTOKIO。松岡さんは母方の祖母が隣接する南相馬市の出身で「(その事実を)DASH村が始まってから知った」とのことだが、改めてこれまで農業の教えを乞うなどして接してきた福島の人々について「とにかく陽気で明るい!すぐに懐に入れてくれて、親戚のおじさん、おばさんのような気持ちで(農業を)教えてくれるんです」と語り、このCM出演について、これまでの恩返しの気持ちが「自然と起った」と明かす。城島さんは“ふくしまプライド”という言葉について「終わりを知らないんですね。『ここまででいい』というのではなく『まだまだ』とやり続けるのがプライドだなと教わりました」と語った。発表会に出席した内堀雅雄知事は、震災後の風評被害について「特効薬はない。いろいろなことの全てを丁寧にしていくしかない。丁寧に伝え、実際に福島に来ていただいて見ていただく。ひとつひとつを丁寧にやる――これしかないと思います」と語る。箭内さんは、福島県産の野菜や果物を選んで食べる人々の存在について言及し「最初は(被災地の福島を)応援するためだったのが、いまは『おいしいから』という人が増えてきたのが心強い!」と震災から4年を経て、少しずつ変わってきたと実感を口にする。松岡さんはCM撮影を振り返り、南郷トマトについて「瑞々しくて、子供の頃に食べたトマトの味でした!トマトのおいしさは“甘やかさないこと”と言いますが、それをふつふつと感じました」とそのおいしさをアピール。城島さんも「5人で桃(あかつき)を持っての撮影があったんですが、香りがものすごくて驚きました。かぶりつきたくなりました」と語った。最後に松岡さんは、福島の人々に思いをはせ「風評被害然り、表に出さないつらいことはたくさんあると思います。でも一歩一歩、進まないと始まらない。これまでもこれからも、僕らも一緒に頑張りたいと思います!」とこの先も福島と寄り添って歩み続けることを誓った。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日俳優の齊藤工が発案した移動映画館プロジェクト「cinéma bird」が、7月26日(日)福島県広野町のふたば未来学園高校で開催され、イベントには齊藤さんが登場し、会場を沸かせた。「cinéma bird」プロジェクトは、劇場体験をしたことのない子どもたちや劇場のない地域の方々に映画体験をしてもらい、空間を他人と共有する娯楽を届けることを目的に齊藤さんが発足。昨年11月29日(月)に宮城県石巻市にて1回目を開催、7月26日(日)に2回目となる「cinéma bird in FUKUSHIMA」が開催された。齊藤さんは、「僕は映画館で育ったようなものなんです。記録とか記憶は風のように抜けていってしまうけど、映画館で色んな主人公と自分を重ねて観てきた物語は自分の細胞レベルに蓄積されている気がします。今の仕事、映画に愛情が続くのはそんな魔法小屋のおかげだと思います」と語り、「3.11後に映画館を調べたら福島県他の劇場数が減っていたんですね。その時から劇場体験のエンターテイメントでなにかできないかと試行錯誤していたのですが、映画の出前が僕らしいかなと思い始めました」と「cinéma bird」発案のきっかけを語っている。当日は、齊藤さんがセレクトした3本の映画を上映。1本目は、斉藤さん自身が日本語ナレーションを務めたBBCアース製作のネイチャードキュメンタリー<a href="">『小さな世界はワンダーランド』</a>。齊藤さんは、約300人の親子たちが集まりその子供たちが自由に動き回るのを見て「この景色が見たったんです」と笑顔で挨拶。前日の準備段階ではパイプ椅子を並べていたそうだが、床に直に座って観たほうがいいだろうと夜遅くに撤去したとのこと。「映画上映というよりお祭りを届けに来た感じなので自由に動き回って観てほしかったんです」とその理由を語っていた。そして2本目は<a href="">『セッション』</a>、3本目は『フラッシュバックメモリーズ』を上映。中でも、交通事故の後遺症で記憶障害を持つリジュリドゥ奏者GOMAを描く『フラッシュバックメモリーズ』は、齊藤さん念願の「GOMA&The Jungle Rhythm section」の生演奏付きの“4D”上映となった。圧巻のライブパフォーマンスと3D映像の融合という未体験の空間に、会場からは拍手が沸き起こった。上映後、トークで登壇した『フラッシュバックメモリーズ』松江哲明監督は「震災直後にGOMAさんに台本を持っていきました。GOMAさんの記憶を見つけたときに僕自身の生きるエネルギーにもなった、GOMAさんの映画であると共に震災以降の僕自身の気持ちを表現した作品でもあります。そして本作を作るときにGOMAさんの奥様、純恵さんから『被災者の方々に元気を与えられる作品にして欲しい』と言われたんです、その約束が今果たせました」と語った。映画上映のほかにも、シンガーソングライターMOGMOS、井上苑子のライブや、松本花奈が手掛けた井上さんのPVの上映、広野町長の遠藤智氏や、福島県知事の内堀雅雄氏が登壇するなど、イベントは朝の10時から21時過ぎにまで及んだ。齊藤さんは「今回選んだ3作品はどれも苦悩や困難に立ち向かい、乗り越える姿が描かれています」と語り、今回のプロジェクトに協力して頂いた福島の方々に深く感謝を述べ、次回開催に向けた熱い思いを語っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日福島県内全59市町村53チームが参加する「ふくしま駅伝」が16日、開催された。大会前日には、白河市で開会式が開催。全53チーム59市町村の選手が出席し、前年大会の総合優勝チームの会津若松市と、市町村各部で優勝した会津若松市、会津美里町、泉崎村が、優勝旗と優勝杯をそれぞれ返却。内堀雅雄県知事も出席し、選手たちを激励するとともに、1チームずつにたすきが手渡された。当日は、7時40分に白河市のしらかわカタールスポーツパークから第1区のランナーがスタートを切り、各チームがゴール時点である福島県庁前を目指した。市部門の総合優勝を飾ったのは、いわき市。第4区の村上康則選手(富士通)がトップを独走し、その後の区間も首位を譲らず、大会新記録となる5時間9秒でゴールした。町部門では、5時間16分41秒で猪苗代町が初優勝。村部門は5時間25分29秒の西郷村が2度目の優勝を果たした。また、駅伝に出場する53チームそれぞれの市町村章と応援メッセージと出場選手リストをあしらった53種類の沿道旗が福島民報朝刊に折り込まれ、大会当日に県内全59市町村に配布された。さらに、県内の仮設住宅に暮らす住民にも、それぞれのふるさとの市町村章を記した応援フラッグが配られ、同プロジェクトの目的でもある“地元住民に密着した、きめ細やかな復興支援活動”が行われた。この企画は、福島民報社と協賛するサントリーグループの東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」による共同企画。プロジェクトの活動の一環として、福島の全市町村の住民を激励し、自分のふるさとを応援する歓びをさらなる復興へのエネルギーにしてほしいと願い企画されたもので、福島民報としては初めての試みとなった。なお、1989年に始まった同大会は、今回で第26回目の開催。福島県内の全59市町村53チームが参加し、福島県白河市から福島市に向けて福島県中央部を縦断。全16区間95.1㎞を計848人の選手で走る。2011年の東日本大震災後も途切れることなく続けられる同大会は、年に一度、県民が一堂に会して競い合い、古里の絆をさらに強くし、若い人に夢と希望を与えてくれるスポーツの祭典として地域に定着している。
2014年11月18日