ドウシシャは、手軽にオリジナルアイスクリームが作れる「電動アイスクリームメーカー DIC-16BL」を発売した。本体の冷却ポットを小型にし、冷凍庫内で場所をとらないコンパクトなデザインとなっている。価格はオープンで、推定市場価格は2,980円(税別)。アイスクリームの作り方は、まず冷却ポットを約12時間、冷凍庫で凍らせて、本体にセットする。それからスイッチ入れ、材料を流し入れて約15分かくはんすれば完成。砂糖などの分量は、好みに合わせて調整できる。また、チョコレートや黒ゴマなど定番の味が3人分作れるレシピも付属。サイズは直径150×高さ165mm、重量は1.2kg。
2016年04月05日コレドは2月23日、オランダPRINCESS社のミルクフォーム機能付きポット「MilkFrother Pro(ミルクフローサー プロ)」を発表した。発売は2月下旬で、価格は8,500円(税別)。PRINCESSの製品としては、2015年12月に発売したホットプレート「Table Grill Pure」に続く、国内展開の第2弾となる。Table Grill Pureはセラミックコーティングを施した白いホットプレートで、ホットプレートらしくないインテリア性が特徴。今回のMilkFrother Proは、約3分でフォームドミルクを作れる電気ポット。牛乳を注ぎ電源を入れると、牛乳を温めながら付属スプリングで泡立てを開始する。ポット内の温度はミルクの甘みを感じやすいという65~75℃で、付属スプリングを取り外した状態でドリンクを温めることもできる。マグネットモーターを使用した静音設計を採用。サイズはW185×D132×H192mm、重さは800g。最大容量は250ml。
2016年02月24日abeeは22日、冷却性能に優れたハイスペックMini-ITXケース「smart ES04」を発売した。シルバーとブラックの2色を用意。同社の直販サイト「AbeeSTORE」での価格は32,980円(税込)。きょう体の前面にパンチングメッシュパネルを使用したMini-ITXケース。吸気口を兼ね、前面に搭載された120mmファン×2基で吸気、背面の120mmファン×1基で内部の熱を排気。電源用のエアインテークも装備するなど、効率的なエアフローでケース内部を冷却する。上面には140mmファン×2基も取り付け可能で、140mmファン×2基を用いる簡易水冷CPUクーラーの取り付けにも対応。前面と底面にはダストフィルタを備える。ケースの素材は、フロントパネルがアルミニウムとスチールの合金で、トップ・サイド・ボトムパネルがアルミニウム合金。各アルミパネルは2mm厚で剛性も高い。搭載ベイ数は、内部3.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×4基。ドライブベイはすべて着脱式となっている。主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大290mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが約165mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、マイク入力、ヘッドホン出力。本体サイズはW199×D379×H383mm、重量は約6.5kg。対応フォームファクタはMini-ITX。
2015年12月25日象印マホービンは9月10日、断熱層を強化した電気ポット「優湯生(ゆうとうせい)」の新モデルとして、容量2.2Lの「CV-WA22」と3Lの「CV-WA30」を発表した。発売は10月11日。価格はオープンで、推定市場価格はCV-WA22が23,000円前後、CV-WA30が24,000円前後だ(いずれも税別)。CV-WA22とCV-WA30は、ふたや側面、底部の断熱層を強化することで保温性能をアップし、消費電力を抑えた電気ポット。日本電機工業会自主基準による測定では、1日あたりの消費電力量はCV-WA22が0.46kWh、CV-WA30が0.56kWh。新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算した場合、1日あたりの電気代はCV-WA22が約12円、CV-WA30が約15円となる。部屋が暗くなったり、2時間操作が無かったりすると、保温ヒーターの通電を自動で切る機能を搭載。また、5段階節約タイマー、5段階保温温度設定機能を備える。そのほか、蒸気を外に漏らさない「蒸気レス構造」、本体が傾斜・転倒した際に湯漏れを防止する構造などを採用。内容器には、湯を弱アルカリ性に変化させ、茶葉からのカテキン抽出を促進する「プラチナフッ素加工内容器」を採用しており、加えて、沸騰時間を延長することでカテキンの抽出量を高める「お茶コース」も備える。サイズと重量はCV-WA22がW225×D315×H295mm/約3.4kg、CV-WA30がW225×D315×H335mm/約3.6kg。どちらも湯沸かし時の消費電力は1,300Wで、カラーはプライムホワイト。
2015年09月11日メリタジャパンは8月18日、保温性のあるステンレス製真空二重構造のポットを採用したコーヒーメーカー「NOAR(ノア)」を発表した。発売は8月下旬で、希望小売価格は税別12,000円だ。NOARは、コーヒーサーバー部に保温性のあるステンレス製真空二重構造のポットを採用。ヒーターなどを使わないため、長時間コーヒーを保温しても煮詰まらず、コーヒーの香りや味が長持ちしやすい。氷を入れれば保冷もできる。また、ポットは持ち運び可能だ。また、コーヒーの抽出には、同社独自の1つ穴フィルターを採用。内側に刻まれたミゾで熱湯の流れをコントロールし、最適な状態でコーヒーを抽出する。フィルター底面にはしずく漏れ防止機能が搭載されており、ポットを外してもプレート部が汚れにくい。ポットは容量が700mlで、口径が約70mmと大きく内部まで洗いやすい。フタはレバー式を採用。本体にはコーヒー抽出時と終了時に音で知らせる「お知らせアラーム」機能を持つほか、抽出終了の約1分後に自動で電源を落とす「オートオフ」機能も備える。カラーはブラックとホワイト、グレーの3色。サイズはW269×D152×H311mmで、重量は1.7kg。
2015年08月18日ユニットコムは7日、静音冷却ファン付きタブレットPCスタンド「TTC-NF03TZ」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。カラーはブラックとシルバーの2色を用意。価格は3,003円(税込)。TTC-NF03TZは、10型程度までのタブレットやスマートフォンに対応した、キューブ型のアルミスタンド。縦置きと横置きのどちらにも対応している。本体は放熱性の高いアルミニウム素材と静音仕様の6cm冷却ファンを搭載し、例えば、熱がこもりがちな長時間の動画鑑賞時でも、動作音が気になりにくい。底の部分にはシリコンゴムが付いており、滑りにくくなっている。本体サイズはW68×D68×H68mm、重量は153g。電源はUSBバスパワーで、長さ約70cmの給電用USBケーブルが付属する。搭載ファンのサイズはW60×D10×H60mm。回転数は3,000rpm、風量は11.34CF。
2015年08月10日サンコーは24日、水冷式で長時間の冷却が可能な吸着パッド「USB水冷静音クーリングパッド」を発表した。6月30日から発売し、直販価格は5,980円。ノートPCなどの冷却に適した水冷式クーリングパッド。素材に高分子ゲルを採用する吸着パッドは、内部に水を循環させるためのパイプが通してあり、ここに水を流すことで対象物を冷却する。タンクには約750mリットルの水が入り、ポンプで水を循環させる。ポンプはUSBバスパワーで動作し、排水量は約28リットル/h、動作音は10dBと低く抑えられている。冷却能力は、水温が20度の場合で60分間持続するとしている。本体サイズはW300×D200×H18mm、重量は550g。
2015年06月25日サンコーは、冷却シートが付いたiPhone 6/6 Plus向けケース「iPhone 6 クーラーケース」「iPhone 6 Plus クーラーケース」を発売した。価格はどちらも税込み4,980円。「iPhone 6 クーラーケース」「iPhone 6 Plus クーラーケース」は、端末の熱を抑える冷却シートが付いたiPhone 6/6 Plus向けケース。冷却シートは、ケースに直接、貼付されているため、端末に貼り付ける必要がなく、ケースを装着するだけで端末の熱を抑えられる。また、高周波電磁波放射も吸収する素材を使用している。サイズ/重量は、「iPhone 6 クーラーケース」が幅約70mm×高さ約138mm×厚さ約8mm/約29g、「iPhone 6 Plus クーラーケース」が幅約82mm×高さ約158mm×厚さ約12mm/約76g。
2015年06月22日ExaScalerとPEZY Computingは6月12日、液浸冷却特化型小型スーパーコンピュータ(スパコン)の第2世代システム「ExaScaler-1.4」を、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の計算科学センターに、「Suiren Blue(青睡蓮)」として追加設置する作業を開始したと発表した。「Suiren Blue(青睡蓮)」は、第1世代の液浸冷却スパコン「ExaScaler-1」を採用した小型システム「Suiren」に併設される形で設置され、設置面積は約4分の1に減少させつつ、Suiren比で約8.4%向上した理論性能を有している。また、今回の設置に併せて、液浸冷却槽内から、最小構成システムである「Brick(ブリック)」を引き上げて保守作業の効率化と安全性の改善を図ることを可能とする新たなつり上げ機構も設置されるほか、冷媒を室外で冷却するための室外冷凍機ならびに熱交換器についても、従来は8台ずつであったものを、1台ずつの高性能型に変更することで、配管部を含めた室外の構成の簡素化、ならびに保守性の向上も図られるという。なお両社は今後、KEKとの共同研究契約を通して、液浸冷却に特化して開発されたExaScaler-1.4の、既存のExaScaler-1に対するさまざまな優位性と、ExaScalerが提唱する液浸冷却方式自体の有効性の検証を進めて行く計画としている。
2015年06月15日リンクスインターナショナルは9日、冷却・防塵性能を兼ね備えたAerocool製のATX対応ミドルタワーPCケース「Aerocool Aero-1000」を発表した。カラーはWhiteとBlackの2色。6月20日から発売する。店頭予想価格は税別10,800円前後。Aerocool AERO-1000は、冷却性能と防塵性能を兼ね備えたATX対応ミドルタワーPCケース。サイドパネルはアクリルウィンドウ仕様になっており、内部に280mmサイズの大型ラジエータを搭載できるスペースを確保している。ケースフロントに120mmファン×2(オプションで140mmファン×2に変更可)、リアに120mmファン×1を標準搭載。オプションで、トップに140mmファン×2、または120mmファン×2を増設できる。ケースフロント、トップ、電源ユニット部には、ダストフィルタを採用した。ケースフロントは2重構造フィルタ、トップは取り外し可能なマグネットタイプのダストフィルタとなっている。搭載ベイは、外部5.25インチベイ×2、3.5インチ/2.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×2だ。外部5.25インチベイは、ロック機能付きのツールレス構造。そのほかの主な仕様は、拡張スロット数×7、拡張カードスペースが最大410mmまで、CPUクーラーの高さは最大170mmまで、電源は奥行き160mmまでのATX規格に対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2、オーディオ入出力×1。本体サイズはW210×D492×H500mm、重量は約7.9kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2015年06月10日PEZY Computingは6月5日、ExaScalerの第2世代液浸冷却専用HPCシステム向けに最適化した演算処理システムの最小構成モデルを開発し、液浸冷却環境下での初期動作の確認に成功したと発表した。今回開発された演算処理システムは、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズのプロセッサ1個を搭載した専用の「Xeon Module」1枚と、1024コアのMIMD型メニーコアプロセッサ「PEZY-SC」にDDR4メモリを接続し、PCI Express Gen3を32レーン接続可能とした「PEZY-SC Module」4枚を、マザーボード機能を集約した専用の「Carrier Board」に2セット組み付けて、さらに専用の56Gbit InfiniBandアダプタカード 2枚と1,200WのPSU(Power Supply Unit)を1台組み付けた「IF Board」を上下方向に組み合わせた構成を採用しており、多数のPCB基板をコネクタで積層した、細長い直方体形状を採用したものとなっている。また、マザーボードへの電源供給のためのケーブルなどは、冷媒の効率的な循環を阻害する要因となっていたことから、新たに基板内の配線とネジおよびスペーサーを用いた給電手法を開発、採用することで、多積層構造ながら、完全なケーブルレス構成を実現したという。さらにPEZY-SCそのものも従来のエンジニアリングサンプル品から、量産前段階品に変更したことによる動作周波数の引き上げがなされており、従来品と比べてXeonプロセッサの変更やInfinibandの帯域を2倍に向上したことなどと併せて、ノードあたりの性能は6305.61GFlopsから6669.12GFlopsへと引き上げられたほか、平均消費電力性能も5107.06MFlops/Wから5323.06MFlops/Wへと向上が図られたとする。なお同社では、本来は4枚の「PEZY-SC Module」間での 1対3の双方向プロセッサ間通信を実現する計画であったが、今回のタイミングでは実現が叶わず、「ExaScaler-1.5」としての完成は次のタイミングに持ち越されることとなり、今回開発された最小構成システムを用いた第2世代の液浸冷却HPCシステムは、ExaScalerより「ExaScaler-1.4」として近日中にリリースされる予定だとしている。
2015年06月08日デザイナー、ワカマツ タダアキが手掛けるアクセサリーブランド「キューポット(Q-pot.)」が『美少女戦士セーラームーン』とコラボレーション。主人公、月野うさぎの誕生日である6月30日にアイテムの販売を開始する。“うさぎちゃんのバースデーをたくさんのスイーツでお祝い”することをコンセプトに展開されるキュートでポップにデコレーションしたスイーツアクセサリーは全7型。クリスタルスターコンパクトがマカロンになった「クリスタルスターマカロン ネックレス」(税込1万6,200円)や、大きな赤いリボンとビスケットの「セーラームーンビスケット ネックレス」(税込2万2,680円)他、原作の中でキーアイテムの“ムーンフェイズ”をイメージした「ムーンフェイズの懐中時計 ネックレス」(税込3万240円)など心をときめかすラインアップ。ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスそれぞれのセーラー戦士の胸元のリボンがそのまま飛び出したような「セーラー ジュエルホイップバングル」(税込1万3,500円)、キャンディーのようにカラフルな「セーラー ジュエルキャンディーリング」(税込1万8,360円)もファンにはたまらないアイテム。いずれも中央のクリスタルには戦士それぞれの守護星モチーフが刻印されている。また、同アクセサリーを購入すると、うさぎちゃんのバースデーケーキをイメージしたスペシャルボックスが付いてくるという嬉しい特典も。更に注目したいのは、今回の発売に先駆け、原宿の「Q-pot CAFE.」で、6月15日~7月31日の期間限定で提供されるスペシャルなコラボレーションスイーツ達。ピンク色のコンパクトにストロベリーとブルーベリーがサンドされたスイートなマカロン「クリスタルスターマカロン プレート スペシャルドリンク付」(税込3,900円)は、今回のために描き下ろされた星型の陶器プレート付き。伝説の聖杯“レインボームーンカリス”を再現した「スイートレインボー ムーンカリス パフェ スペシャルドリンク付き」(税込2,500円)にはルナのコースターが付いてくる。セーラームーンがメイクアップするようにミラクルに色が変わる「クリスタルパワー メイクアップ ティー」(税込850円)も見逃せない。また、平日限定(※7月20日のみ祝日でも提供)メニューとして、各曜日毎に5戦士をイメージしたカップケーキが乗った「セーラーリボンカップケーキ ネックレスプレート」(税込各2,200円)も登場。それぞれ戦士のコースターも付いており、思わず毎日通ってコンプリートしたくなる。
2015年05月12日置き型デオドラントスプレー株式会社グラフィコは3月24日、足で踏むだけで消臭・除菌・冷却・マッサージ作用ができる、1台4役の新感覚足裏マッサージ消臭スプレー「フンデオ」を新発売した。同社は累計200万個を販売するトータルフットケアブランドの「フットメジ」を展開しており、「フンデオ」もこのブランドから発売される。同製品は足の不快な2種類のニオイに着目し、一般的な足のニオイ「すっぱいニオイ」には、除菌効果のあるIPMPと消臭成分カキタンニン、東洋ハーブのエチケット成分でアプローチし、お疲れ足の「アンモニアっぽいニオイ」には、独自形状「グリフミヘッド」が足裏を心地よく刺激してマッサージ作用を与えてくれる。エチケット&リラックスアイテム同製品はオフィスのデスク下に置き、夕方、足の疲れやむくみが気になる際に、「プシュ!」と踏むことで、冷感刺激でリフレッシュして、眠気もスッキリと気分転換に使うこともできる。また、玄関先に置き、帰宅した際に1日はいていたストッキングや靴下のニオイを玄関でシャットアウトしリビングで快適に過ごすこともできる。価格は約60プッシュ分、95gで924円(税別)。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社グラフィコ「フットメジ」ブランドサイト・株式会社グラフィコのプレスリリース(PRTIMES)
2015年03月28日ドイツ生まれのポット型浄水器を手がけるブリタ・ジャパンは、「BRITA vs ミネラルウォーター『比べれば、ブリタ』プロジェクト」を3月18日(水)より実施すると発表した。このプロジェクトは、ブリタでろ過した水道水とミネラルウォーターを飲み比べてもらうため、全国主要7大都市でキャラバンを行うというもの。プロジェクトの実施に合わせて発表会が行われた。この発表会にはタレントの鈴木奈々、バイきんぐの小峠英二、ソムリエの若林英司氏、料理研究家のコウケンテツ氏が参加。鈴木と小峠はブリタでろ過した水道水を飲み「初めてブリタのお水を飲んだら大好きになりました」(鈴木)、「水道水があんなにきれいなおいしいお水に生まれ変わって、ブリタという魔法にかけられたと思いました」(小峠)とコメントした。一方、料理研究家のコウケンテツ氏は、ブリタでろ過した水道水を使って「春の旨塩鶏スープ」を調理。鈴木や小峠、ソムリエの若林氏が試食をし、「ワインを飲むときと同じで、おいしい水は味を引き立ててくれる」(若林氏)といったように、ブリタでろ過した水道水が素材の旨味を引き出すことをアピールした。また、鈴木は「ブリタでろ過した水を使って、旦那さんにおいしい煮物を食べさせてあげたい」とコメント。タレントの坂口杏里と交際中の小峠も「彼女に肉じゃがを作ってほしい」と話すなど、“のろけ話”が飛び交う一幕もあった。発表会では、全国主要7大都市をまわるキャラバン用カー「BRITA CAR」の披露も行われた。また、イベント後に、一般の人々も飲み比べにチャレンジし、116人(男性34、女性82)中82名が、ブリタの方がおいしい、または同等と答えた。キャラバンを実施する主要都市は東京、名古屋、大阪、広島、福岡、仙台、札幌で、期間は2015年8月末日までの予定となっている。
2015年03月20日アスクは20日、台湾Thermaltake製の冷却液「Coolant1000 Red」と「Coolant1000 Blue」の取り扱いを発表した。3月21日より発売する。店頭予想価格は2,980円前後。「Coolant1000」シリーズは、冷却性能と抗腐食性に優れた冷却液。水冷式のCPUクーラーのメンテナンスに利用でき、Thermaltake製水冷キットの全モデルに適合する。リフィル容器が付属するので、希釈することなくそのまま使用可能。今回カラーバリエーションとして、青色と赤色が追加された。環境に優しい素材を採用しており、成分は94%が水、6%がプロピレングリコールとなっている。毒性はなく可燃性もない。内容量は1,000cc。
2015年03月20日MARSHALは19日、7cmの冷却ファンを搭載するSATA HDDケース「MAL-5035SBKU3」を発表した。3月下旬より発売する。価格はオープン。7cmの冷却ファンを内蔵するSATA HDDケース。アルミ製の本体とあわせて内部温度の上昇を抑制する。ファンの動作用にスイッチも搭載するので、気温が低い時などはファンを止めて静音性を高めることもできる。HDDは、きょう体に備えられたPUSHボタンを押して蓋を開け組み込む。容量は8TBまで対応するほか、東芝製液晶TV「レグザ」などでも使用可能。PCとの電源連動機能も搭載し、PCの電源オフと連動して約10分で電源が切れる。またアクセスがない場合も約10分でECOモードに切り替わり消費電力を削減する。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW213×D130×H44mm、重量は約340g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5以降。
2015年03月19日富士通研究所は、小型・薄型の電子機器に適用可能な薄型冷却デバイスを開発した。今回、金属薄板を積層し接合する技術を用いて、厚さ1mm以下の薄型のループヒートパイプを開発し、従来の薄型のヒートパイプに比べて約5倍の熱量を輸送することを可能にした。これにより、スマートフォン、タブレットなどのモバイル機器において、CPUなどの高発熱部品が低温で動作できると同時に、機器内での局所的な熱の集中を防止することが期待される。ループヒートパイプによる熱の移動は、蒸発器の内部にある多孔体で発生する毛細管力を流体の駆動源としている。今回の開発では、銅薄板を重ねて微細な孔を持つ構造を導入。複数枚の銅薄板に予め位置が少しずつずれるように設計した孔パターンをエッチングで形成し、それらを重ねることで流体を循環させるための毛細管力を発生させた。また、今回の開発では、厚さ0.1mmの銅薄板を用い、表裏面2枚と内層4枚の計6枚を一括形成することにより、これまで実用的には厚さ10mm程度が必要であったループヒートパイプの蒸発器を厚さ0.6mmまで薄型化し、モバイル機器に収納可能なサイズの熱輸送デバイスを実現した。今回開発した技術を用いることで、従来の高い熱伝導率のシート材料や薄型のヒートパイプに比べて約5倍の熱量を輸送することが可能となった。富士通研究所は、薄型のループヒートパイプを用いたモバイル機器の設計技術と低コスト化技術の開発を進め、2017年度中の実用化を目指す。また、同技術は、金属薄板のエッチングを用いたパターン形成によって、製品ごとの配管レイアウトや熱輸送量に対応することができるため、機器により自由に設計することが可能となる。今後、モバイル機器だけでなく、通信インフラ装置、医療用機器、ウェアラブル機器などへの展開も検討していく方針。なお、同技術の詳細は、3月15日から米国サンノゼで開催される電子機器のサーマルマネージメントに関する国際会議「SEMI-THERM 31(Semiconductor Thermal Measurement, Modeling and Management Symposium 31)」にて発表する。
2015年03月13日ExaScalerは2月23日、2014年9月に開発した第2世代液浸冷却槽と、同液浸冷却槽向けに開発したマザーボードキャリアボードCPUモジュールを用いたIntel製「XeonプロセッサE5-2600/4600 v3」が搭載可能な液浸冷却システム「ESLiC-8/16/32c」と、汎用GPGPUボードなどが搭載可能な液浸冷却システム「ESLiC-8/16/32g」を発表した。同社の小規模液浸冷却HPCシステム「ExaScaler1.0」に使用した現行液浸冷却槽「ESLC-8」は、汎用の19インチ1Uブレードサーバを8台格納することが可能だが、空冷前提で作られている1Uブレードサーバは冷却用の空気の通路となる体積が大きく、液浸冷却の目的には高価な冷媒を冷却能力以上に大量に要する欠点があった。一方で、液浸冷却に特化したマザーボードなどを開発することで、同じ体積で4倍の実装密度を実現することが当初の実験結果から理解されていたため、体積密度を4倍に上げつつ、ノード当たりの冷媒単価を下げることが可能な第二世代の液浸冷却槽を開発する合理性があったという。そこで、初代液浸冷却槽で冷却槽内の温度分布が存在したところを、主要な半導体の温度管理をさらに厳密に行って均質化を行う構造を採用すること、保守時に液浸槽外にマザーボードを取り出して乾燥させる必要を無くすために、ガイドレールで上方に引き上げて固定して保守作業が行えるようにすること、基板構造を工夫して液浸冷却による冷却効率をさらに改善すること、液相のみによる液浸冷却に加えて、気化熱による沸騰冷却を組み合わせた「ハイブリッド液浸冷却」を採用すること、の4点を同時に新規開発することにしたという。同社では、今回開発した第2世代の液浸冷却槽を、体積効率と冷却効率が極めて高いデータセンターを実現するためにIntel製「XeonプロセッサE5-2600/4600 v3」シリーズを搭載するためのマザーボードと、CPUモジュールを専用に開発して、「ESLiC-32c」で1液浸槽当たりIntel製「Xeon」プロセッサを最大256個、「ESLiC-16c」で同128個、「ESLiC-8c」で同64個浸漬して効率的に冷却できるようにした。また、小規模HPCシステム向けには、Intel製「XeonプロセッサE5-2600 v3」シリーズ1個につき2枚の汎用GPGPUボードなど(Intel製「Xeon Phi」、NVIDIA製「Tesla」、AMD製「FirePro」などのパッシブクーリングタイプPCIeボード)を接続して、「ESLiC-32g」で1液浸槽当たりIntel製Xeonプロセッサを最大64個と汎用GPGPUボードを最大128枚、「ESLiC-16g」で同32個と64枚、「ESLiC-8c」で同16個と32枚浸漬して効率的に冷却することを可能にしたという。なお、「ESLiC-8/16/32c」と「ESLiC-8/16/32g」は2015年第2四半期中に発売を開始する予定。
2015年02月24日ExaScalerとPEZY Computingは2月23日、2014年11月にTop500で369位、Green500では世界第2位に認定された液浸冷却HPCシステム「ExaScaler1.0」の後継となる「ExaScaler1.5」を共同開発して、2015年中に実サイトで稼働を開始させる計画を発表した。「ExaScaler1.5」は、ExaScalerが2014年9月までに開発した完全開放型で高効率の新液浸冷却システムの完全新設計による第2世代液浸冷却槽と、同液浸冷却槽向けに開発された専用のマザーボードキャリアボードモジュール、およびPEZYがNEDOの助成を受けて2014年9月までに開発していた1024コアの低消費電力型メニーコアプロセッサ「PEZY-SC」のプロセスパラメータを最適化した量産版を用いて開発が行われている。具体的には、PEZYがメニーコアプロセッサ「PEZY-SC」の性能、消費電力の最適化版の他、DRAMを高速・低電圧のDDR4に変更した低消費電力版モジュール、「PEZY-SC」のプロセッサ間通信を実現した、高機能キャリアボードなどの開発を担当している。また、ExaScalerは、体積密度と冷却効率を突き詰めた液浸冷却システム、新液浸冷却システムに最適化したモジュール型マザーボード、ハイブリッド液浸冷却システムを実現する専用ヒートシンクの開発を担当している。そして、これら6項目の新開発要素を統合することにより、2015年中の設置と稼働を目標に構築を進めている。稼働すると、1台の液浸槽に64個の「Xeon」、256個の「PEZY-SC」、72チャネル分のInfiniBand Switchを浸漬できる他、1台の液浸槽で、理論最大性能400TFLOPS(HPL性能で250TFLOPS以上を予定)が実現する。さらに、4台構成(タワーサーバーラック1台分の体積相当)では1PetaFLOPSの性能を達成して、理論上は"Peta in a Box(1PetaFLOPS@130~150kW)"が実現可能になる。この他、電力消費効率が6.5~7.5GFLOPS/Wと、「ExaScaler 1.0」と比較して30~50%改善される予定という。
2015年02月24日エレコムは10日、ノートPC用に向けて送風することで内部を冷却するクーラーシリーズの新製品を6モデル発表した。発売はすべて2月下旬を予定している。価格は税別5,734円から。○薄型コンパクトの「SX-CL20BK」12.1~17型サイズのノートPCに対応し、後部に取り付けるコンパクトなタイプ。同社での動作確認では最大約8度の温度低下が認められたという。側面にはファンのオン/オフスイッチと風量調節ダイヤルを搭載する。給電はUSBバスパワー。サイズはW290×D110×H36mm、重量は約283g。価格は税別5,310円。○静音性と強冷力を兼ね備えた「SX-CL21BK」「SX-CL21LBK」本体底部全体に敷くタイプで、20cmの大口径ファンを低速で回転させることにより、冷却に十分な風量を確保しながら静音性を高めたモデル。動作音は30dB-Aと、一般生活におけるささやき声程度。同社での動作確認では最大約10度の温度低下が認められたという。側面にはファンのオン/オフスイッチと風量調節ダイヤルを搭載し、給電はUSBにより行なう。対応ノートPCのサイズで2モデルを用意。12.1~14型サイズに対応する「SX-CL21BK」は、サイズがW383×D268×H64mmで重量は約570g、価格は税別で7,090円。15.4~17型サイズに対応する「SX-CL21LBK」は、サイズがW403×D283×65mmで重量が約610g、価格は税別で8,870円。○スタンドによる角度調節機構付き「SX-CL22LSV」スタンド機構でノートPCの角度を4段階に調節できるタイプ。ファンは本体底部に設置し、20cmと大口径ながら、動作音は一般生活におけるささやき声程度の30dB-A。メーカーでの動作確認では最大約10度の温度低下が認められたという。本体の天面は放熱性の高いアルミ製で、強弱2段階の風量調節スイッチや動作中に点灯するLEDランプを装備する。給電はUSBにて行なう。15.4~17型サイズに対応し、サイズはW390×D290×H33mmで、重量は785g、価格は税別で8,870円。○爆風モード搭載の「SX-CL23LBK」「SX-CL24LBK」ゲームプレイのヘビーな動作時などで瞬間冷却させたい時に使用する、爆風モードを備えた極冷タイプ。15.4~17型サイズに対応し、ノートPCの底面に設置する。内部には最高回転数約1,300rpmを誇る14cmファンを2基搭載しており、風向きをPCの吸排気口の位置に合わせて変えられる。本体はアルミ製で放熱性と強度を両立。同社の動作確認において最大13度の温度低下が認められたという。風量はダイヤルで調節でき、給電はUSBから。サイズはW405×D280×H64mm、重量は1,530g。価格は税別で15,100円。「SX-CL24LBK」は、前述の「SX-CL23LBK」に、4ポートのUSB 3.0ハブを搭載し、さらにはUSBバスパワーだけでなくACアダプタによるセルフパワーにも対応した高機能モデル。そのほかの性能は変更なし。サイズはW405×D280×H64mmで重量は約1,580g、価格は税別で22,800円。
2015年02月10日東芝は1月29日、PCサーバや冷蔵庫などの家電に使われる小型冷却ファン向け単相プリドライバIC「TC78B006」シリーズを発表した。同製品は、外付けPチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETを駆動するために必要な回路を内蔵しており、大電流アプリケーションへの対応が可能になった。また、従来品「TC78B002」シリーズと同様に、正弦波駆動機能を搭載し静音化を実現している。さらに、スタンバイ機能により、待機時ホール素子への電源供給を遮断できるため、セット全体を省電力化できる。なお、パッケージは5.5mm×6.4mm×1.6mmサイズの16ピンSSOP、もしくは3mm×3mm×0.7mmサイズの16ピンQFNから選択できる。
2015年02月03日菓子メーカーの「meiji」とアクセサリーブランド「キューポット(Q-pot.)」の甘~いコラボレーションが実現。「明治ミルクチョコレート スティックパック」(参考小売価格115円)のコラボレーションパッケージを1月6日に発売する(※一部店舗では販売中)。本コラボレーションは、“One Piece For World Peace.”をテーマに、明治の「チョコレートで応援しますプロジェクト」に、キューポットの「Q-pot.とろ~りリボン・プロジェクト」が賛同する形で企画されたもの。明治のスティックパックチョコレートは、一口サイズに個包装された箱入りのミルクチョコレート。今回キューポットがこの人気定番商品のパッケージに施したデザインは3種類。チョコレートをブロック状に並べたクラシックなバージョン、チョコレートブラウン×ホワイトのストライプがポップなバージョン、そして小さなホイップのモチーフを散らしたエレガントなバージョンだ。いずれも、明治ミルクチョコレートがとろりと流れ落ちるスイートな“ミルチ”が描かれている。これら商品の売上の一部が、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口である国連UNHCR協会を通じて、「アフリカの難民の子どもたちの栄養改善プログラム」に寄付される。また、本コラボレーションを記念したウェブキャンペーンも実施。ウェブサイト()から応募すると、チェーン付きの明治ミルクチョコレートスティックパック専用ケース「Q-pot. デザイン meiji ミルクチョコレートスティックパックケース」(カラーはブラウン、ゴールド、ピンク)が毎月30名に、更に応募者の中から抽選で10名に「meiji×Q-pot. ダブルネームチョコレートネックレス」がプレゼントされる。応募期間は2015年1月6日から2月27日まで。
2014年12月26日abeeは19日、冷却性能に優れたMini-ITX対応PCケース「AS Enclosure RS05」を発表した。12月26日から発売する。ブラックとシルバーの2色に加えて、直販サイト「AbeeSTORE」限定モデルのシャイニーシルバーとシャイニーブラックを用意。AbeeSTOREでの価格は通常モデルが34,980円、限定モデルが35,980円。シャーシ内部を上下に分断するダブルデッキ構造のMini-ITXケース。フロントパネルは肉厚3mmのアルミ製で、標準搭載ファンは前面に120mm×2基。オプションで背面上に92mm×1基、背面下に80mm×1基を搭載可能だ。前面ファンの取り付け部には、奥行き90mmの水冷CPUクーラーを取り付けられる。合計646カ所のエアホールを設け、電源取り付け部にはダストフィルタ装備のエアホールを装備。エアフローを確保して冷却性能を高めている。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×2基。全てのベイは着脱が可能。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大310mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが約140mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、マイク入力 / ヘッドホン出力。本体サイズはW273×D369×H293mm、重量は約5.9kg。対応フォームファクタはMini-ITX。
2014年12月22日アイティーシーは10日、台湾RAIJINTEK製のCPUクーラー「TRITON」を発表した。12月13日より発売する。冷却液がグリーン / レッド / ブルーの3色のモデルと、3色の中から1色を選べる限定パッケージを用意。店頭予想価格(税別)は12,800円前後。350mlの大型タンクを搭載する水冷CPUクーラー。1時間当たり最大120lの循環能力があるポンプを搭載し、冷却ファンにはファンコントロール付きの120mmファンを2基を採用する。ノイズレベルはファンが21.6~36.6dBA、ポンプが20dBAまで抑えられており、静音化にも貢献する。クーラントタンクは開閉可能。ラジエータの本体サイズはW120×D275×H32mm、ポンプの本体サイズはW56×D38×H39mm、チューブ外径は12.5mm、内径は9.5mm。対応CPUソケットは、Intel LGA775 / 115x / 1366 / 2011、AMD Socket AM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FM2 / FM2+。
2014年12月10日NECは12月4日、データセンター向けに、消費電力の削減を実現する相変化冷却ユニットを発表した。同製品は、サーバの排熱を効率的に移動させる冷却装置を、ラック背面ドアに装着するものである。具体的には、NEC中央研究所が開発した相変化技術を採用し、冷却装置内の冷媒が、気化する際に熱を奪う原理によりラックの排熱を回収して、浮力により配管を通り室外へ移動する。さらに、気化した冷媒は室外で熱を放出して液化し、重力で室内へ戻るため、電力を使わずに自然循環する。また、ラックリアドアの受熱部を多段に構成し、最適な流路設計を行うことでラック内のサーバごとの発熱量にばらつきがあっても冷却ムラを防ぎ、ユニット全体で高い排熱回収率を実現する。これにより、冷却に必要な電力を従来比で30%削減できる他、一般的なシステムでは排熱の約50%を電力を使わずに室外へ運び出すことができるとしている。また、既設の一般的なラックに取り付けることにより冷却効率を向上させるため、既設の全体空調設備を強化することなくサーバ増設を行い単位面積当たりの処理能力を高めることが可能。HPC用途や同社の「Cloud Platform Suite データセンターパッケージ」に代表される高密度サーバの導入時の採用にも最適となっている。この他、環境に配慮した安全性の高い冷媒を採用しているのに加え、循環系には機械的・電気的可動部がないため定期的なメンテナンスが不要である。なお、価格はラック当たりの発熱量が30KW向けのTYPE-Aが800万円(税抜き)から、同15KW向けのTYPE-Bが550万円(税抜き)からとなっている。12月26日より出荷を開始する。
2014年12月09日NECは12月4日、データセンター向けに、消費電力の大幅な削減を実現する「相変化冷却ユニット」を同日から販売開始すると発表した。同製品は、サーバの排熱を効率的に移動させる冷却装置をラック背面ドアに装着するもの。冷却装置内の冷媒が、相変化現象により気化・液化を繰り返し、冷却装置と接続された配管を自然循環することで、電力を使用せずにサーバの排熱を室外に排出する。2014年1月に開設した「NEC神奈川データセンター」では、同製品により冷却の効率を向上させ、空調電力を従来比で30%削減でき、一般的なシステムでは電力を使わずに排熱の約50%を室外へ運び出すことが可能だという。そのほか、同製品は既設の一般的なラックに取り付けることで冷却効率を向上させるため、既設の全体空調設備を強化することなくサーバ増設を行って単位面積当たりの処理能力を高めることができる。価格は、ラック当たりの発熱量30KW向けの「相変化冷却ユニット(TYPE-A)」が800万円から、ラック当たりの発熱量15KW向けの「相変化冷却ユニット(TYPE-B)」550万円からとなっている(すべて税別)。
2014年12月05日山陽トランスポートは2日、冷やしたい機器に取り付けることで手軽に冷却できる「ルーター・ハードディスク冷却ファンEEX-CLR01」を発売した。同社の直販サイト「イーサプライ」での価格は税込2,980円。ルータやHDDなど、あらゆるものを冷却できる外付けファン。全体がクリップのような構造になっており、冷却したい機器をはさみこみファンの風を直接当てて冷却する。はさめる機器は128mm~187mmのものまでで、例えば幅134.7mmのiPad miniなどが冷却可能。はさんで使用する以外にも、上に乗せることで機器の冷却が行える。搭載ファンのサイズは80mmで、回転数は2,500rpm±15%。騒音レベルは21dBAに抑えられている。電源はUSBポートから供給。本体サイズはW151×D145×H80mm(折り畳み時)、重量は263g。
2014年12月02日アスクは20日、Thermaltake製のミドルタワー型PCケース「Core V51」を発表した。11月21日より発売する。店頭予想価格は12,980円前後。冷却性能を重視したミドルタワー型PCケース。最上位モデル「Core V71」のコンセプトを継承しつつ、ドライブ数などを見直してダウンサイジングを図った。メッシュ構造のフロントパネルを採用し、サイドパネルには大型のアクリル窓を装備する。標準搭載ファンは、前面に120mm×2基、背面に120mm×1基。オプションとして上面に200mm×2基(140mm×3基、120mm×3基)、前面に200mm×1基(140mm×2基、120mm×3基)、背面に140mm×1基(120mm×1基)、底面に120mm×2基を取り付け可能。ファンを自由に組み合わせて、柔軟にエアフローを構築できる。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×2基、内部3.5 / 2.5インチベイ×5基(共用)。ケース内のドライブケージはすべて取り外せる。マザーボードベースの裏側にはHDDトレイを取り付けるスペースも備える。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大480mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが最大185mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、マイク×1基、ヘッドホン×1基、本体サイズはW236×D560×H540mm。対応フォームファクタはExtended ATX / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2014年11月21日ExaScalerは10月14日、保守性に優れた完全開放型ながらシステム全体を高効率に冷却できる液浸冷却手法を開発したほか、併せて同手法を用いて16kWまでのシステムを冷却可能なサーバラック8Uの液浸冷却システム「ESLC(ExaScaler Submersion Liquid Cooling)-8」を開発したと発表した。HPC分野での冷却方式は従来の空冷では対応できない場合、ヒートパイプなどを用いる水冷方式が多く用いられるようになっている。しかし、冷却の必要がある電子部品がサーバなどでは多岐にわたるほか、省電力化、長寿命化にはスイッチング電源やDC-DCコンバータを含めたマザーボード全体を冷却する必要があることから、システム全体を効率的に冷却する必要があり、その実現に向け、システム全体を液体に浸ける液浸冷却に期待が集まっている。同システムは完全な開放型を採用。水と比較して大きく粘度が異ならない不活性液体を冷媒として用いることと併せて、高い保守性を確保することに成功したという。また、冷媒から抜き出した基板は、短時間で冷媒を切ることができるため、空冷環境の場合とほぼ同等に扱うことが可能なほか、冷媒は水よりも蒸発しづらい性質のため、気化熱(潜熱)を用いる冷却装置で使用される冷媒とは異なり、蒸発による冷媒損失を懸念する必要がないという特長もあるという。当初の構成では合計16kWまでのシステムをサーバラック8Uに実装して、冷媒をポンプで強制的に循環し、熱交換器、ならびに小型室外機により冷却することで、主要な半導体電子部品を含めたシステム全体の温度を循環冷媒から20℃以内に保つことが可能であり、これにより冷却装置を含めたシステム全体の消費電力の絶対値を抑えることが可能になることを確認したほか、PUE値を抑えたい場合でも、循環冷媒温度を外気温より高い値に設定することで冷却装置の電力消費を最小限にする設定とすることも可能であることも確認済みだという。なお同社では、今回の8U構成品に加えて、今後、4U、16U、32U構成品も順次製品化していく予定とするほか、同方式に特化したマザーボードの開発も行っていく予定としている。また、同システムは2014年11月16日から21日まで米国ルイジアナ州ニュー・オーリンズで開催されるSC141において、共同研究先の東京大学ブースでパネル展示が行われる予定だという。
2014年10月15日ストームは1日、Intel Core i7-5930K(Haswell-E)をベースに、水冷・空冷ハイブリッド静音冷却を備えるAMD Radeon R9 290X(OC版)も標準搭載する高性能フルタワー型ゲーミングBTO PC「Storm Power Gamer Max Pro Phanteks SP」を発表した。同社直販サイトを通して即日販売を開始し、標準構成時の直販価格で税込298,620円から。発表されたばかりの最新高性能CPU「Haswell-E」(開発コード名)を採用し、標準構成で6コアモデルのIntel Core i7-5930Kを搭載。CPU冷却にはデュアルファン仕様の大型空冷クーラー「PH-TC14PE White」を採用する。また、グラフィックスには空冷と水冷のハイブリッド冷却仕様のOC版Radeon R9 290Xカード「HIS IceQ R9 290X Hybrid 4GB GDDR5」を標準搭載する。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K(3.50GHz/6コア12スレッド/L3 15MB/TDP140W)、チップセットがIntel X99 Express(ASRock X99 Extreme4)、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが250GB SATA6Gbps SSD(Samsung SSD 840 EVO)、グラフィックスがAMD Radeon R9 290X(HIS IceQ R9 290X Hybrid 4GB GDDR5)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo Luxe Whiteで、10色に発光するLEDギミックも内蔵。電源は750W 80PLUS GOLD(SilverStone Strider GOLD S ST75F-GS)。本体サイズはW325×D632×H635mm。
2014年09月01日