7月30日公開の映画『ターザン:REBORN』のジャパンプレミアが20日、都内で行われ、日本語吹き替え版を桐谷健太が出席した。『ハリー・ポッター』シリーズのデイビッド・イェーツ監督とスタッフが総力を結集した本作は、世界中を魅了してきた名作『ターザン』を全く新しい視点で描いたスタイリッシュ・アクション・エンターテイメント。主演のアレクサンダー・スカルスガルド扮するターザンが、さらわれた妻を取り戻すために眠っていた野生の血を呼び起こす。そんな本作のジャパンプレミアに、主人公のターザンの日本語吹き替えを担当した桐谷健太が登場。先日訪問したアメリカ・ロサンゼルスでのレッドカーペットイベントの話題となり、「最初はカメラマさんがいっぱいいて、『誰?』みたいな感じでしたけど、僕が誰よりもターザンのポーズを決めたのでどんどん撮ってくれて向こうのネットにも載りました。こっちが目立つことをすると向こうの人は響いてくれるので、すごくうれしかったです」と満足げで「自分のノリに合うし、英語が喋れるようになったら夢ではないなという感覚になりました」とハリウッド進出に意欲。本作で臨んだ初めての声優業については「初めてだったのでどういう感じになるんだろうと思いましたが、この前試写を見て良かったんですよ! アレクサンダー・スカルスガルドの顔が自分に見えてきて、アレクサンダーの気持ちにもなりました」と自信を見せていた。また、この日はターザンの親友でもある本物のゾウ(映画『星になった少年』のモデルとなったアジアゾウ35歳雌のランディ)がお祝いに駆け付け、公開日の7月30日が『ターザンの日』に認定された認定の賞状を桐谷に授与。そして記念撮影のためにランディにまたがってターザンポーズを披露するなどすっかりターザンの気分に。最後には「ランディありがとう!」と叫んでいた。映画『ターザン:REBORN』は、7月30日より全国公開。
2016年07月21日米映画『ターザン:REBORN』のジャパンプレミアが7月20日(水)、都内で行われ、日本語吹き替え版で主人公・ターザンを演じる桐谷健太が出席。ジャングルの王者さながらに、本物のゾウの背中にまたがり、映画のタイトルを叫んだ。この日登場したのは、映画『星になった少年』のモデルにもなったアジアゾウのランディちゃん。推定年齢は35歳だといい、“同世代”の桐谷さんは「もしかしたら、同じクラスだったかも(笑)。どんな部活、やるんやろ?」と思わず妄想をめぐらせた。長い鼻の感触は「硬さの向こうに柔らかさがある」そうで、ランディちゃんの鼻と“握手”を交わすと「好きやな、おれのこと(笑)。一緒にいると、ホワ~ンとします」とすっかり癒やされていた。『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって、誰もが知るターザン伝説を全く新しいアクション・エンターテインメントとして“REBORN”させた本作。ロンドンで裕福な暮らしを送る英国貴族のジョンが、愛する妻と故郷のジャングルを救うため、長年封印したもうひとつの顔“ターザン”を解き放つ。桐谷さんは「僕も先日、吹き替え版を見たんですけど…これが良かったんですよ」と自画自賛。「熱い夏にぴったりの作品ですし、吹き替えだとアクションにも集中できる。最近は、草食系男子、絶食系男子が増えていると聞きますが、そんなのさみしいですよ」と男気あふれる発言で、作品をアピールした。また、現地時間6月27日に開催されたL.Aプレミアにて出席し「タキシードで決めて、バーンとカーペットの上を歩いたんですが、最初はカメラマンさんも『えっ、誰?』って感じで。だから、思い切りポーズを決めて『アイム・ジャパニーズ・ターザン!』ってアピールしてやりました」と現地の様子を報告。桐谷さんの頑張りが功を奏し「めっちゃ撮ってくれて、海外のネットにも紹介してもらった。アウェイだったが、こっちが目立てば、応えてくれるのがハリウッド」と強い手応えを感じたようだ。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日先日からオンエアされているau“三太郎シリーズ”「プロポーズ」篇で、浦島太郎(桐谷健太)のみならず一寸法師(前野朋哉)からもプロポーズを受けた菜々緒演じる乙姫。今回、シリーズ本編のサイドストーリーとして、白髪姿になった乙姫が未来の“旦那様”に語りかける新WEBムービー「未来の乙姫」篇が公開された。今回はなんと、すっかりおばあちゃまになった未来の乙姫が登場。目の前の旦那様に向かって、三太郎との思い出話に花を咲かせながら、時折“ドS”で“ツンデレ”なキャラクターも覗かせ、人生をふり返っている。また、あの一寸法師も画面のどこかにひっそりと姿を現し、乙姫の語りを聞いているというが…。竜宮城の客間にいる白髪姿の乙姫。窓辺に花を飾りながら、「私たち、結婚してどれくらいたつのかしら。最近思い出すのよ、あの頃のこと」と、目の前にいる旦那様相手に、やさしい眼差しを向ける。「桃ちゃん、金ちゃん、浦ちゃんとか、みーんなで」と言いかけ、胸の前に広げた左手を右手で手刀を切るような仕草を繰り返し、「あれ、なんだったっけ、パッコーンじゃなくて、ポッコーンじゃなくて…」と、何かを思い出したいけれど、思い出せない様子。「あ、パッカーンだ。パッカーン。うふふ、楽しかったわねぇ」と懐かしんでいる。窓辺をつがいのカメが這う中、「いまはみんな、結婚したり、家族が増えたり」と現在の三太郎の様子(!)を語り、「私もほんのちょっと老けちゃったけど」と言った直後、すっとこちらを向き「何みてんだよ」と相変わらずのドSぶり。そのあまりの迫力に、思わず首をすくめて後ずさりするカメたち。再び穏やかな表情に戻った乙姫が、「でも、みんな、あのころのまんま」と口にした瞬間、いつの間にか若返っており、「ねぇ、変わらず一緒にいてくれてありがとう。結婚してくれてありがとう」と微笑む。「そろそろ、みんな来るころじゃない」と言う乙姫は、「隠れてないで出てきたら」とどこかにいる(?)一寸に向かって呼びかけるのだった。今回の舞台は、未来の竜宮城。 あの美しい菜々緒さんの乙姫が、今回は特殊メイクですっかりおばあちゃまに変身。いつも賑やかな三太郎の撮影現場は、今回は菜々緒さんの一人語りということもあり、落ち着いた穏やかな雰囲気に。ただ、やはりそこは菜々緒さんの“乙ちゃん”。おしとやかな台詞のなかに怒気のこもったセリフが出ると、とたんにいつもの姿に豹変し、スタッフも笑いに包まれた。豹変する乙ちゃんにおののく、キュートなカメたちの演技にも注目だ。au三太郎新WEBムービー「未来の乙姫」篇はauホームページ、au公式YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月12日俳優の桐谷健太が10日、フジテレビ系大型音楽特番『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』(18日11:45~23:24 ※途中中断あり)の企画で、岩手・大槌町を訪問した。CMキャラクターの浦島太郎名義で「海の声」がヒットした桐谷。今回は同番組の「大切な人への歌のサプライズプレゼント」企画で、震災の影響で海の楽しみ方を知らないまま育っている子供たちに、「海の声」をサプライズプレゼントしたいというリクエストに応えるため訪問した。大槌町に来るのは初めてだった桐谷だが、弁天海岸や旧町役場など、震災の跡が残る場所を案内してもらい、込み上げる思いに涙する一面も見られた。そして、サプライズの本番ステージは、大槌町に残った数少ない砂浜・吉里吉里(きりきり)海岸で行い、何百人という人が集結した。観客は大盛況で、桐谷は「僕のほうが皆さんからパワーをもらったと思います」と感謝。アンコールが鳴り止まず、再度「海の声」を歌うことになるというハプニングも発生した。○『FNSうたの夏まつり』出演アーティスト(7月10日現在)相川七瀬、嵐、絢香、アンジュルム、and ROSEs、E-girls、家入レオ、いきものがかり、石井竜也、ウエンツ瑛士、HKT48、AKB48、A.B.C-Z、EXILE THE SECOND、SKE48、NMB48、大原櫻子、尾崎亜美、ORANGE RANGE、加藤ミリヤ、華原朋美、関ジャニ∞、氣志團、Kis-My-Ft2、きただにひろし(JAM Project)、きゃりーぱみゅぱみゅ、℃-ute、桐谷健太、Kiroro、KinKi Kids、Crystal Kay、クリス・ハート、GLIM SPANKY、桑田佳祐、K、欅坂46、倖田來未、コブクロ、小室哲哉、小柳ゆき、さかいゆう、THE SOULMATICS、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、THEALFEE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、柴咲コウ、島谷ひとみ、島袋寛子、JY、ジャニーズWEST、JUJU、私立恵比寿中学、スキマスイッチ、杉山清貴、鈴木亜美、鈴木雅之、SEKAI NO OWARI、Sexy Zone、DAIGO、高橋真梨子、高橋みなみ、高橋優、谷村新司、chay、Chage、土屋アンナ、TRF、TOKIO、ナオト・インティライミ、中川翔子、夏木マリ、新妻聖子、新山詩織、西内まりや、西島隆弘、西野カナ、NEWS、乃木坂46、NOKKO、秦基博、PUFFY、Perfume、平井堅、平原綾香、V6、藤原さくら、Flower、ふわふわ、Hey! Say! JUMP、星野源、ポルノグラフィティ、マーク・パンサー、MACO、Ms.OOJA、水樹奈々、宮本笑里、miwa、モーニング娘。’16、ももいろクローバーZ、森高千里、森山直太朗、RADIO FISH、Little Glee Monster、和田アキ子、渡辺美里○『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』タイムテーブル11:45~16:50『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』第1部(一部地域を除く)16:50~17:20『みんなのニュース』17:20~19:00『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』第2部19:00~21:00『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』第3部21:00~21:54 月9ドラマ『好きな人がいること』第2話21:54~22:00『くいしん坊!万才』22:00~23:24『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』-夜FES-
2016年07月10日映画『ターザン:REBORN』の日本語吹き替え版で主人公・ターザンの声優を担当する桐谷健太が6月19日、都内で公開アフレコを実施。本作で実写声優に初挑戦し「こんなに奥深いとは。今後もっとやっていけたら」と声優業に意欲を燃やした。『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって、誰もが知るターザン伝説を全く新しいアクション・エンターテインメントとして“REBORN”させた本作。桐谷さんは、声優オファーを快諾した理由を「だって、ターザンですもん」と即答し、「誰もが知っている大役なので感激。思いきり100%の力を出した」と手応えを示した。本作の主人公は貴族でありながら、子ども時代をジャングルで過ごしたという二面性を持っており「すべてを手にしたはずの男が、愛する人を守るために、野生の勘を取り戻し、自然と対峙するカッコ良さがある。両方のしゃべり方の違いを意識するのが難しかった」と“ひと味違う”ターザン像をアピールしていた。ロンドンで裕福な暮らしを送る英国貴族のジョンは、ある陰謀によって、妻のジェーンをさらわれ、故郷のジャングルも侵略されてしまう。愛する妻と故郷を救うため、すべてを投げ打ち、長年封印したもう1つの顔である“ターザン”を解き放った男の運命は?桐谷さんは「暑い夏にピッタリな、キンキンに冷えたスタイリッシュで爽快なアクション映画」と見どころをコメント。今月26日(現地時間/日本時間は27日)にロサンゼルスで行われる本作のUSプレミアに参加し、主演のアレクサンダー・スカルスガルドと対面することが決定し、「“Nice to meet you!!”以外に何をお話しするか考えていませんが、日本のターザン代表として、楽しみながら満喫したい」と期待に胸を踊らせていた。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日「三太郎」CMシリーズで、これまでずっと一緒にいたことが分かった“一寸”こと一寸法師役の前野朋哉。このほど、三太郎とともに“鬼チャン”菅田将暉も交えた「キーマン」篇と、夏の雰囲気たっぷり(?)の「フェス」篇という新CMが2本、同時オンエアされる。新CM「キーマン」篇では、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、鬼(菅田さん)というおなじみのメンバーに加え、シリーズの新顔として人気上昇中の一寸法師(前野さん)が、実はそれぞれの物語の鍵を握る“キーマン”だったとして登場。また、「フェス」篇では、一寸法師が三太郎に夏フェスに行こうとグイグイ推していく様子が描かれていく。まず、「キーマン」篇では、囲炉裏を囲んで三太郎と鬼、一寸法師の男5人で談笑中、「で、誰っすか?」と鬼が初対面の一寸法師を指さすと、聞かれた桃太郎も「誰だっけ?」と問いかける。耐えかねた本人が「だから、一寸だよ!」と叫ぶと、浦島太郎が「まだ帰んないの?」と迷惑そうな表情。すると、「帰っちゃっていいのかな~?」と急に思わせぶりな態度を取り始める一寸法師。「どういうこと?」という金太郎を横目に、「桃ちゃん、なんでばあちゃん、桃に気づいた?」と、まずは桃太郎に話を振る。「さぁ…」と首を傾げる桃太郎に、すかさず一寸法師は「オレが叫んだのよ!」とアピール。なんと、川を流れる桃のすぐ近くで、お椀に乗った一寸法師が「どんぶらこ~!どんぶらこ~!」と叫んでいたというのだ。その話に、「え、マジっすか!?」と目を丸くする鬼。続いて、一寸法師は「浦ちゃん! 竜宮城行けたっしょ?」と浦島太郎に話を振る。「うん、亀のおかげで」と答える浦島太郎に、「あれ、オレの亀!」。「ね、オレといるとイイコトあるっしょ!」と得意気の一寸法師。興奮した鬼は「マジすげーっす!!」と一寸法師に抱きつくが、三太郎はあ然。しかし、鬼が「金ちゃんは?」と訊ねると、「特にないね」とバッサリ切り捨てる一寸法師。怒った金太郎は「やっぱ帰ってもらおう!」と一寸法師を抱え上げると、ほかの3人も加わり、「ちょちょっ…待って!!」という一寸法師の声を無視して「どんぶらこ~どんぶらこ~」と桃が川を流れるように追い出すのだった。昔からずっと一緒にいた一寸法師が、ある意味、三太郎の人生を後押しした“キーマン”であることが分かる(?)このCM。今回、鬼役の菅田さんと一寸法師役の前野さんは初共演となったが、そうとは思えない2人の見事な掛け合いを中心に、現場はいつものアドリブ合戦へと発展。表情豊かな前野さんの演技に、ほかの出演者が思わず吹き出すこともしばしば。また、常に全力投球な前野さんは、夏のライティングということもあって汗だくに。 それをネタにまたいじられている姿が微笑ましく、前田さんにつられてオーバーリアクションになっていく菅田さんにも要注目だ。さらに「フェス」篇では、桃太郎「夏が来るね~」、浦島太郎「なんかイイコトないかな」、金太郎「恋とかしたいなー」と、来たる夏の季節に思いを馳せる三太郎に、「どっかいこうよ!どっかいこうよ!」とひとりハイテンションで一寸法師が割り込んでくる。「てか、なんでまだいんの?」という桃太郎の問いかけを、もう慣れたものでさらりと聞き流し、「いいじゃん!一緒にどっかいこう!」と、三太郎とどこかへ行きたい様子の一寸法師は「フェスとか?」と提案する。「フェス?」と何のことだかよく分かっていない三太郎に、「夏フェス、それはパラダイス!」と説明するものの、あまりにも抽象的すぎて、「全然分かんない」。それでも「行けば分かるって!」と、とにかくフェスの魅力をアピールし、縁側にいた三太郎を軽々と飛び越えて、庭へ大きくジャンプ!?ところが、着地に失敗して、思いっきり転倒。「あ、いってー」と絶叫する一寸法師と、それを見て爆笑する桃太郎と金太郎。その中で浦島太郎だけが、終始冷静に「フェスって何?」と訊ねながらも、外に繰り出すことに。歩きながら、「で、どこよ?」と訊ねる金太郎に、一寸法師は「山の方!」と、やっぱり適当に応えるのだった。「ずっと一緒にいたじゃん !」と言わんばかりに、もうすっかり三太郎と意気投合した前野さんの一寸法師。みんなで、どうやってジャンプするのが一番おもしろいのかを相談し合ったようで、監督からの「陸上選手みたいにジャンプできる?」という無茶なオーダーにも、前野さんよりも先に、松田さんら三太郎たちが「できます!」と即答。実際、前野さんは汗だくになりながらも、100回以上もジャンプしては転倒。濱田さんの金太郎の「もう1回やって!」というアドリブにより、1本の中で2回飛ばなければならないということもあり、まさにCMさながら、「頑張る一寸」と「盛り上げ、見守る三太郎」という構図が展開されていたという。au「三太郎シリーズ」新CM「キーマン」篇、「フェス」篇はオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日『桐島、部活やめるってよ』や放送中のドラマ「重版出来!」(TBS)にも出演している個性派俳優の前野朋哉が、「au」のCMにて新キャラの一寸法師を演じることが5月31日(火)の「au発表会 2016 Summer」にて発表された。発表会には桃ちゃん(桃太郎)こと松田翔太、金ちゃん(金太郎)役の濱田岳、乙ちゃん(乙姫)の菜々緒も出席した。一寸法師の存在に関しては、これ以前のCMの中にも小さな人間の影が所々で映りこんでおり、ネットなどを中心に「一寸法師がいる!」「誰だ?」と話題を呼んできたが、ついにその正体が判明した。前野さんが登場する新CMは、庭先で桃ちゃんらが“大きくなる灰”で遊んでいたところ、一寸法師がその灰をかぶって大きくなる。当惑する桃ちゃんらをよそに「ずっとそばにいたよ」と親しげに話しかける一寸法師だが、みんなから「誰?」と返される。この日の発表会でも、前野さんはノリノリで刀を抜いたり、クールにポーズを決めて登場するも、松田さん、濱田さん、菜々緒さんは微妙な反応。CMと同じように「誰?」とすげないリアクションで、菜々緒さんに至っては親しげに話しかけられるも「知らないっつってんだろうがっ!」となぜかブチ切れる。そんな反応にも負けず、前野さんは「(CM撮影を)すごく楽しみにしてました!探りながら一寸を演じることができました」と充実感いっぱい。濱田さんは「勝手ながら、一寸法師は美男子だと思ってて、ジャスティン・ビーバーあたりが来るかと」と失望感をあらわにする。それでも、前野さんが俳優としての活躍に加え、監督としても活動していることが紹介されると、菜々緒さんはこれまでの態度から一転「監督もされるんですか?ぜひご贔屓に!竜宮城にも遊びに来てください」と売り込み、前野さんはデレデレ。2人は今回の新CMでは共演してないが、菜々緒さんが「次が楽しみです。どれだけドSでいくか期待してください!」と語ると、前野さんも「怒られるのが楽しみです」と笑っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日●「悪役をやってみたい」と思っていた"天才子役"として人気を集めた須賀健太。現在21歳となり、"子役"からひとりの役者へと変貌を遂げている。その活躍は映像作品のみにとどまらず、バラエティ番組出演、そして舞台で同世代をまとめる座長として、ベテランキャストからも一目置かれる存在感を示すようになった。最新映画『シマウマ』(5月21日公開)では、奇抜なメイクで快楽殺人犯を演じるなど、一筋縄ではいかない役を怪演する一方で、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』では、まっすぐすぎるほどに熱い少年漫画の主人公となる。振り幅の大きい役者に成長したが、その途中には、あせりや葛藤も存在したという。○口にだすことで、決まることはある――以前から悪役をやってみたいと言われていましたが、『シマウマ』でアカという役を演じることになって、どう思われましたか?前から悪役をやりたいということがあったので、機会をいただいてうれしかったです。悪役といってもいろいろな形がありますが、今回はすごく振り切ってやってくれということだったので、非日常的な濃いキャラクターになったのではないかと思います。――ビジュアル的には須賀さんが演じられたライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』の我愛羅にも近い感じがします。ちょうどこの映画の撮影と、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』の舞台が重なっていたので、昼は我愛羅で、夜はアカを演じていました。だから、その頃は現実世界を離れたような感覚でしたね。でも、我愛羅とアカの本質は違っているので、その違う本質を意識しながら演じていました。――今回のアカはどういう本質を意識しながら演じられましたか?やってる事は非道なんですけど、かっこいいビジュアル像はあったので、そういう風に見える瞬間を意識しながら演じていました。作品自体が残酷で他ではなかなか見られない感じなので、だからこそどういうテンションを作っていくかということは考えました。撮影になると、「いいね」という基準が、どれだけ暴力的な表現ができるかになる空気はありましたね。誰しもが持っている闇を表現できたらと思いました。――これから公開される映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』でも、残忍で狂気的な男を演じられて、そういう役が続きますが、これは偶然ですか?偶然ですね。悪を演じるにしても『シマウマ』が動だったら、『ディアスポリス』は静という感じで、対照的です。アカは濃いお芝居だったので、そこから減らしていくという感覚でした。どちらの作品でも、新しいものを引き出してもらえたので、いい環境にいるなと思います。昔から悪役がやりたいと言ってきたんですけど、言うことで始まるのだなということは実感しています。――どうして悪役に起用されたのか、監督に理由は聞きましたか?深くは聞いていないんですが、皆さんが言ってくださったのは、「須賀君のイメージをぶち壊したい」ということでした。僕としても、ひとつのイメージよりも、いろんな雰囲気を出せる人になりたかったので、ありがたいなと思いました。●周囲には止まって見えているのでは? という葛藤○明石家さんまさんや、森田剛さんのあり方に憧れ――子役のときのイメージに対しての葛藤もあったとのことですが。高校生の頃はありましたね。どこに行っても過去の作品の話題が出てくるので、現在進行形で役者をやっていても、周りには止まって見えるのではないかと。でも今は、過去の作品が自分の財産になっていることは間違いないので、マイナスに感じなくなりました。――先ほども出てきましたが、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』やハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』などの、2.5次元の世界でも活躍されています。それも見ている側からすると新しい一面に思えました。漫画原作がこれだけたくさんありますが、すごくやりたい作品、役でもあったし、舞台でもお芝居したかったというのはありました。自分の中では、「2.5次元なめんなよ」という気持ちもあって、勝負させてもらっています。――特に『ハイキュー!!』では座長で、共演者の方からも頼れる座長だったとの評判でしたが。座長だからという気構えは特になかったんです。でも、以前、明石家さんまさんと舞台『七人ぐらいの兵士』で共演させていただいたことがあって、そのとき、理想の座長像を見たんですね。周りを楽しませることに重きをおいていて、稽古場でのあり方みたいなものを見て憧れました。また、舞台『鉈切り丸』で共演した森田剛さんは、袖から毎日でもお芝居を観ていたいくらいだったので、僕も芝居で現場をひっぱれたらとも思いました。○自信がなくなるのは、良いこと――そうやって芝居をつきつめるほどに、悔しい気持ちが出てくるということのことですが……。年々、自分の芝居に自信がなくなっているというのがあって。でも、良いことかなとも思うんです。もっと吸収しないといけないし、最近はつらい思いをしただけ良い作品ができるという経験をしています。映画『スイートプールサイド』でも、松居大悟監督に「新しい須賀健太を見たい」と、それまでとは違うやり方をするために、かなりボロクソに言われて。でも僕はそれにしがみついて新しいものを見せないといけないし、そういう苦しさはいいことだなという思いが、ここ数年あるんです。――悔しさというのは、他の人に対してですか、自分に対してですか?同世代の役者さんの芝居を見て「この雰囲気いいな」と思うこともあるし、この作品に自分も出たかったなとか、両方ありますね。さっき、森田剛さんが今度の映画『ヒメアノ~ル』に出演されるのは、監督が『鉈切り丸』を見たからだと聞いて、そうかー俺の演技も見てたはずなのにって思いましたし(笑)。――今まで子の仕事をしてきて、誰かに言われた言葉で響いたものはありますか?色々な人に言われた、「あせらないで、自分のやりたいことをやるのが一番」という言葉が心に残っています。高校生の時などは、どうしても自分のイメージを変えたいということが一番になっていて、あせっているように見えたのかもしれません。でも、今は少しずつ自分のやりたいことが出来るようになってきたし、巡り合いとか、ちょうどいいタイミングというのが、あるんだなと思いました。映画『シマウマ』美人局で仲間達と一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫(竜星涼)は、ある日ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていき、"回収屋"の"ドラ"として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるが……。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2016年05月27日映画『ターザン:REBORN』の日本語吹き替え版で、桐谷健太が主人公ターザンの声を演じることが発表になり、桐谷がコメントを寄せた。本作は、誰もが知るジャングルの王“ターザン”の物語を新たな視点から描くアクション大作だ。その他の画像1912年にエドガー・ライス・バローズが小説『ターザン』を発表して以来、1918年に公開された初の映画版など、何度となく映画化やTVシリーズ化されてきた『ターザン』。映画は“すべてを手に入れた男が、愛するものを救うためジャングルに戻る”という真逆のオリジナルストーリーで描かれる。桐谷は「初の実写声優で、あの誰もが知っているターザンの声をやらせて頂けるということで、気合いはもちろん、今から自然をもっと身体にまぶして、実写に負けないワイルドでパワフルなターザンの声を演じたいと思います!」と意気込みを語っている。本作の監督を務めるデイヴィッド・イエーツ(『ハリー・ポッター』シリーズ後期4作品)と、プロデューサーのデイビッド・バロン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『シンデレラ』)は桐谷に向けて「桐谷健太さんが日本のターザンになってくれて嬉しいよ!時代を超越して愛される『ターザン』が本作では新たに生まれ変わる。我々は桐谷さんが日本の皆様に新たなターザンの魅力を届けてくれることを確信しているよ!」とコメントを寄せている。『ターザン:REBORN』7月30日(土)全国ロードショー(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年05月13日俳優の桐谷健太が、映画『ターザン:REBORN』(7月30日公開)で主人公ターザンの日本語吹き替え声優を務めることがこのほど、明らかになった。実写声優初挑戦となる。『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イエーツ監督とデイビッド・バロンプロデューサーが、『ターザン』の新たな物語を描く本作。俳優のアレクサンダー・スカルスガルドが、ジャングル王としてのたけだけしい姿と、英国貴族としての気品を兼ね備えた、これまでのイメージから一新されたターザン像を作り出す。そんな新たなターザンの吹き替えを、ワイルドな雰囲気、人間味ある魅力、美しく健康的な体を武器に、桐谷が挑戦する。桐谷は、オファーを受けた翌日に快諾。「初の実写声優で、あの誰もが知っているターザンの声をやらせていただけるということで、気合はもちろん、今から自然をもっと身体にまぶして、実写に負けないワイルドでパワフルなターザンの声を演じたいと思います!」とコメントを寄せている。デヴィッド・イエーツ監督とデイビッド・バロンプロデューサーも、「桐谷健太さんが日本のターザンになってくれてうれしいよ! 時代を超越して愛される『ターザン』が本作では新たに生まれ変わる。我々は桐谷さんが日本の皆さまに新たなターザンの魅力を届けてくれることを確信しているよ!」と喜んでいる。(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年05月13日Kenta Matsushigeの16-17AWコレクションでは、服作りへの情熱だけでなく技術の高さも存分に発揮されている。モダンで構築的だが、モード過ぎず純粋に“着たい”と駆り立てられる秀逸さがある。虚飾のない慎ましさは、日本文化を表しているようでもありフランスの粋なアティチュードも漂う。渡仏から4年後にはブランド立ち上げと、順調に見えるパリでの活動だが「2、3シーズン目は戸惑っていた」と語る松重さん。デザイナーとして初めて直面した、生みの苦しみ。山場を乗り越え迎える今回のコレクションテーマは“日本”。海を渡ってから日本文化の魅力を初めて認識できたという。ブランドの礎を固め、彼が目指す新境地とは。ーー今シーズンのテーマを“日本”に決めたきっかけは?2、3シーズン目、モダンを意識し過ぎるあまりに表現したいものを生み出せず、納得できないまま世に出ました。シャネルがスポンサーとなり、アトリエを借りて傘下のブランドにアクセサリーを制作してもらいましたが、ウェアラブルとクリエーションの狭間で道に迷い、戸惑っていたんです。そんな状態の中、今回の4シーズン目に取り掛かる前に日本へ一人旅に出ることにしました。一度海外へ出たからこそ、日本の中に無意識に存在しているものに目を向けることができ、刺激を受けましたね。ーー具体的に、どんなものからインスピレーションを受けましたか?江戸時代の浮世絵です。浮世絵師歌川豊国の「御あつらへ三色弁慶」や歌川国貞の「月の夜忍逢ふ夜」は特に感動しました。200年程前にこれほどの彩美な色使いとまっすぐな光が描けるとは信じ難く、初めて目にした時は描き直されたのだと思ったほど。また、市川団十郎の舞台「暫(しばらく)」で使われている着物衣装の中で、袖が正方形の斬新なデザインが着想元となり、腕を少し曲げた状態のままで形成した袖を作りました。浮世絵という平面の図を立体に構築できるのか、自分への挑戦でもありました。試行錯誤の連続でしたが、今シーズンのコレクションの完成度には納得しています。浮世絵だけでなく、滋賀県の老舗菓子屋「たねや」が掲げる“ひなびた美しさ”という世界観にも共鳴しました。生活様式の変化や時代の移り変わりを敏感に感じながらも受継ぐものを大事にし、同時に新しい時代へアプローチしていく姿勢。日本文化に触れて、ブランドの基盤となるアイデンティティを確立できたように感じています。Kenta Matsushige 16-17AWコレクションーーKenta Matsushigeが思い描く女性像とは?あえて女性像は設けず“その人なりに”というのが僕のブランドですね。清楚、質素、シックなどブランドを形容する言葉はいくつもありますが、合わせ方次第で変幻するようなアイテムをこれからも作っていきます。一目でどこのブランドか分かるような、押しの強いデザインが好きではなく、むしろ「それどこの?」と聞かれるくらいの方がいい。ーーデザイナーとして、松重さんの今後の展望を聞かせて下さい。抽象的な言い方ですが、とにかくブランドを大きくしたいです。常に課題を持って刺激を受けながら、感じるままにクリエーションしていきます。優れたデザイナーが数多くいるパリで、サカイ(Sacai)のようにビッグメメゾンにも引けを取らないブランドは素晴らしいですよね。次々と新しいデザイナーが生まれ、目新しい個性はもう出ないんじゃないかとも思ってしまいますが、僕は僕なりに、まだ存在しない唯一無二のブランドに磨いていきたいです。前編に戻る。
2016年03月22日ドラマ「ROOKIES」や『クローズZERO』など数々のドラマや映画に出演し、現在、auのTVCM「三太郎」シリーズの“浦ちゃん”役で話題沸騰中の俳優・桐谷健太が、2月11日、公式サイトにて自身の名前で第2子が誕生したことを明かした。「空とみんなに感謝をこめて」と題されたコメントでは、「お久しぶりです。桐谷健太です。みなさんお元気ですか?俺は相変わらず元気です」と自身の名前で近況を報告。続けて「突然ですが、俺、桐谷健太の世界に、2人目の天使が誕生してくれました。春風もつかめそうな気分です」と、第2子誕生の喜びを、独自の言葉で表現した。最後に「これからも柔らかく、芝居に唄に、全身全霊全魂で爆発していきたいと思います。これまでもありがとう。これからもよろしく。みなさんもあたたかい気持ちに包まれますように」と綴り、今後益々の活躍へ意欲をみせた。桐谷さんは映画『ゲロッパ!』で銀幕デビューを果たすと、2007年の映画『GROW 愚郎』で映画初主演を飾る。2008年にはテレビドラマ「ROOKIES」平塚平役で一気に知名度を上げると、その後は「JIN-仁-」、大河ドラマ「龍馬伝」、『ソラニン』『BECK』『GONIN サーガ』『バクマン。』と立て続けに話題作に出演。最近ではauのTVCM「三太郎」シリーズの“浦ちゃん”役で持ち前の美声も披露しており、活躍の幅を広げている。2014年に一般女性と結婚、同年に第1子が誕生している。SNS上では「第二子かー。いいパパだろーなー」「桐谷健太さん第二子産まれるんやなー!わー!めでたい」と祝福の声が上がっている。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日須賀健太がアニマックスで放送中の人気アニメ「新あたしンち」のゲスト声優を務めることになり、2月9日(火)に都内スタジオでアフレコに臨んだ。けらえいこの独特のタッチによる漫画「あたしンち」のTVアニメ版で、2002年に放送が開始され、2003年、2010年には映画化もされた人気作。現在放送中の「新あたしンち」は昨秋よりアニマックスで放送されており、ほのぼのとしたホームコメディが展開する。須賀さんは、3月22日(火)放送の第24話「ユズヒコ、野球部(前編・後編)」のゲスト声優として、一家の長男で中学生のユズヒコの先輩の大野の声を担当。野球部のエースという設定となっている。須賀さんは役どころを「チャラチャラしてて女好き(笑)」と説明。「個性的なキャラの多い作品の中でも特に個性的です」と笑い「自分の性格とは正反対なので、振り切って演じました!」と語った。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られ、21歳にしてすでに芸歴17年の須賀さんだが、声優に関しては今回が初挑戦!子どものころから「サザエさん」や「ポケモン」といった作品を見て育っており「声優にチャレンジしたいという思いは昔からありました。お話が来たときは嬉しかったです」と明かす。改めて「声だけでのお芝居が非常に難しかったです。緊張しましたが、声色を変えるという視点が新鮮でした」と初めてのチャレンジを振り返った。タイトルコールを言わせてもらったことが「一番の記念」と嬉しそうな笑みを浮かべていた。「新あたしンち」は毎週火曜19時より放送中。須賀さんが出演する第24話は3月22日(火)放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日WOWOWの連続ドラマW『メガバンク最終決戦』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、キャストの椎名桔平、桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席した。14日(毎週日曜 22:00~)にスタートする本作は、波多野聖の小説を実写化した経済ドラマ。日本国債の暴落により、巨大な負債を抱えたメガバンクを舞台に、買収合戦に挑む敏腕ディーラーの桂(椎名)と総務部の二瓶(桐谷)の活躍を描く。主演の椎名は、「ノンフィクションに近い作品。メガバンクの内幕は我々が知る由もないけど、日本経済とつながっていることが多々ある。スケールの大きさを堪能してほしい」と胸を張ってアピール。また、劇中で椎名とタッグを組んだ桐谷は、「普段は目立たない存在だけど、銀行が危機に陥った時に誰よりも男らしくて格好良かった」と役柄の印象を語り、「社会派ドラマに出ることが少ないですが、演じていて楽しかったです」と撮影を振り返った。イベント中は、ネタバレ話をする椎名に、「ちょっとダメでしょ!」と桐谷が慌てて突っ込むなど和気あいあいの雰囲気。この日、36歳の誕生日を迎えた桐谷に、サプライズのバースデーケーキがプレゼントされる場面もあったが、その反応はいまいち。「台本に『サプライズでケーキ』って書いてあって、俺かなと思ってた」とサプライズにはならなかったようだが、「俺の誕生日パーティーみたいになってるけど大丈夫?」とうれしそうな笑みをこぼしていた。
2016年02月05日WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」の第1話完成試写会が4日(木)都内で行われ、主演の椎名桔平、共演の桐谷健太、緒川たまき、音月桂、石橋凌が出席。この日36回目の誕生日を迎えた桐谷さんにサプライズでバースデーケーキが用意されるも、意外な結末が待っていた。会見終了後にバースデーソングが鳴り響き、ドラマにちなんだ“お札型の特大バースデーケーキ”がサプライズで登場。石橋さんも「ハッピーバースデー、健太」と渋い歌声で祝福し、客席からもクラッカーが一斉に鳴らされた。驚き顔でケーキを見つめる桐谷さんだったが実は「台本を読んだ時に“サプライズケーキ”と書いてあった。“まさか俺か?”とは思っていた」とネタバレを正直に告白。それでも「ただクラッカーは知りませんでした」と客席からの粋な計らいだけは大成功だった。「銭の戦争」シリーズなどの著者で、5千億円もの日本株を運用する伝説のファンドマネージャー・波多野聖氏による小説を連続ドラマ化。巨大な負債を抱えたメガバンクを立て直すべく、買収合戦と社内の陰謀に立ち向かうスーパー銀行マン(椎名さん)と、気転が効き柔和な雰囲気を持つ総務部員(桐谷さん)の活躍を描く。東西帝都EFG銀行専務でディーラーでもある桂光義役の椎名さんは「ノンフィクションに近いようなドラマで、我々が知る由もないメガバンクという巨大な銀行の裏側をエンターテインメントとして知ることが出来る。力強く、スペクタクルがあり、スケールの大きな作品」とアピール。連続ドラマW初主演となったが「WOWOWは、クオリティの高い作品が作られてきたし、難しい題材に果敢にチャレンジしてドラマ化している印象があった。機会があったら是非飛び込みたいと思っていた矢先にお話を頂いたので、思い切ってやろうと挑んだ」と念願の抜擢を喜んだ。一方「勝負時の願掛け」の話になると、桐谷さんは「しっかり食べる。白米もガッツリ喰うみたいな感じ」と桐谷ルーティンを紹介し、さらに「飛ぶ。いざ行くぞ!という時は」と返答。それに対して椎名さんが「え?飛びます、飛びます、ってやつ?」といじると、桐谷さんは「それはコント55号でしょ!」と夫婦漫才のような掛け合いを見せていた。WOWOW「連続ドラマW メガバンク最終決戦」は、2月14日(日)22:00スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日愛は燃えあがるほど、深く激しく私たちを貫く。抑えようがないこの激情の行きつく先には、どのような光景が広がっているのだろう。ここでは、桐谷健太さん自身が考える、深く激しい愛のあり方を紹介します。* **“愛する人に、愛を表現する”という行為は、作為的にするものではなく、滲み出るものだと思います。俺は激しく、そして深く愛している相手を、優しく抱きしめたいと思う。でもそれは、相手を愛しいと思うから、抱きしめたくなってしまうわけで、決して“分かってほしい”から抱きしめるわけではない。深い愛は、表現しなくても伝わるものだと思う。眼差しを見るだけでも、一緒にそばにいるだけでも、あるいは一緒にいないときでさえも、想いは感じられる。そういうものが、本当の愛だと思う。相手を温かく包み込むような愛は、激しく、深くなればなるほど、透き通った状態になる。太陽の光や風のように。だから表現しようとさえ思わなくなるのかもしれません。なぜなら、その愛が自分の中にあるだけでもう十分幸せだし、話したり、見つめたりといった自分の一挙手一投足に、自然に溢れ出てしまうから。そしてその愛はきっと届く。だから自分の想いを分かってもらいたい、と思う段階では、それは愛ではなく、“恋”なんじゃないかな。一方で、“今日の空は明日にはないぜ”的な熱い気持ちも、常に心に置いておくことも大事。人生は、“今しかない”の連続だから、もし愛する人がいて、その人とキスしたい、ハグしたいと思うなら、俺はできる限り行動に出たほうがいいと思う。もう二度と会えないかもしれないんだから。でも一方的にはダメよ(笑)。映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の主人公・大助は、好きな子とキスしたいから生き返りたいと願うし、地獄の赤鬼・キラーKは、二度と会えない妻に曲を書く。そういった衝動的な行動は、心の奥にある“激しく深い愛”に突き動かされた結果なんだろうなと、俺は思います。◇きりたに・けんた1980年生まれ。2月からはWOWOWでドラマもスタート。スーツ¥1,038,000シャツ 参考商品シューズ参考商品ベルト¥72,000(以上ブリオーニ/ブリオーニ ジャパンTEL:03・3234・0022)※『anan』2016年2月3日号より。写真・永禮 賢スタイリスト・岡井雄介ヘア&メイク・石崎達也
2016年02月01日『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が監督・脚本を務める『エミアビのはじまりとはじまり』の製作・公開がこのほど決定。森岡龍、前野朋哉、黒木華、新井浩文らが出演することが明らかとなった。人気上昇中の若手漫才コンビ「エミアビ」の片割れ海野が自動車事故で死んだ。遺された相方の実道はマネージャーの夏海を連れ、同乗していてやはり死亡した雛子の遺兄である黒沢に会いに行く。黒沢も数年前までお笑いの世界にいた、「エミアビ」の先輩であり恩人だった。十年来のパートナーを失った現実が感じられず、未だ泣けていなかった実道に、黒沢は「雛子のためにネタを見せてくれ」と要望する。「『エミアビ』の大ファンだった雛子を最期にもう一度笑わせてくれ」。引き受けた実道はピンネタを披露するが、思いもよらず黒沢のダメ出しが連発される…。『フレフレ少女』以来8年振りの渡辺謙作が監督を務める本作。ドラマ「天皇の料理番」「64」で注目を集め、『モーターズ』が公開中の森岡龍が主演を務め、遺された相方・実道を演じる。共演に、『イニシエーション・ラブ』や「おかしの家」に出演中の前野朋哉、『母と暮せば』や『リップヴァンウィンクルの花嫁』と話題作への出演が相次ぐ黒木華、『百円の恋』『バクマン。』などあらゆる作品で独特の存在感を放つ新井浩文、「週刊プレイボーイ」のグラビアでデビューし、「サンデージャポン」などのバラエティ番組にも出演し注目を集める山地まりらが配役されている。人気上昇中の漫才コンビという設定だけに森岡さんと前野さんは、クランクイン前から漫才の練習を積んだそう。2人の息のあったコンビ演技に注目したい。<以下、コメント>■森岡龍(実道役)この映画が描いているのは「芸」にまつわるあらゆる感情、そして「芸」そのものだ。果たして「芸」は身を救うだろうか。少なくとも僕はこの映画を通して救われた思いがした。ちょっと凄い映画になったと思う。是非、観て下さい。■前野朋哉(海野役)「お笑い」の映画ですがとても哀しい映画です。「人が死ぬ」映画ですが、とても楽しく希望溢れた映画です。「おふざけ」満載の映画ですが、本気です。是非ご覧いただけると嬉しいです。■黒木華(夏海役)「舟を編む」に続いて渡辺謙作さんの書かれる脚本は、今回で2度目ですが、登場人物が魅力的で、いつも惹かれてしまいます。今まであまりやったことのない役をやらせて頂き、とても楽しかったですし、完成が待ち遠しい作品になりました。■新井浩文(黒沢役)こんな情けない主演と映画を創ったのは初めてです(笑)。■渡辺謙作監督数年前、まわりでバタバタ人が死んでいった頃、物語の骨子を思いついたーーなんて書き出しだと辛気臭いけど、主役は漫才師でして、劇中ではガチで漫才やってます。 笑ってもらえりゃ嬉しいですが、やっぱ「笑い」は難しい!再認識しました。 身近な死を乗り越えるには、「涙+笑い」っていう青くさいテーマを敷衍していったら、ロマンチックな青春映画になりました。 出てくるのはオッサンですけど。死ぬまで青春。死ぬまで跳びます。『エミアビのはじまりとはじまり』は2016年、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月24日宮藤官九郎監督最新作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』に出演する神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時と宮藤監督が、12月29日(火)に開催される「COUNTDOWN JAPAN 15/16」に出演することがこのほど明らかとなった。フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんのことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは―深紅に染まった空と炎、髑髏(どくろ)が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!!死ぬには若すぎる17歳の主人公・大助が、不慮の事故による死後、地獄でロックバンド”地獄図(ヘルズ)”率いる赤鬼・キラーKとの出会いを描く本作。主演の長瀬智也&神木さんをはじめ、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川さん、古田新太、宮沢りえら豪華キャストの配役が話題を呼んでいる。このほど、宮藤監督をはじめ神木さん、桐谷さん、清野さん、皆川さんらの参戦が決定したのは、12月28日(月)~31日(木)の4日間にわたって、千葉・幕張メッセで行われている真冬のロックフェス「rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 15/16 supported by Windows 10」。毎年規模が拡大し、昨年は各日約4万5,000人、4日間で過去最大となるのべ18万人を動員した年末恒例イベントだ。本作のメンバーは2日目の29日(水)に登場し、キャスト陣のトークショーをはじめ、本作の主題歌を手掛けた元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のKYONO率いる「WAGDUG FUTURISTIC UNITY」と、音楽を手掛けた向井秀徳のライブを実施!KYONOによる主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」、向井さんによる劇中で重要な役割を担う楽曲「天国」が初めてお披露目される。さらに、皆川さんが劇中登場の地獄のガールズバンドメンバーじゅんことしてMCを務め、当日イベントには不参加となる長瀬さんからの動画コメントも放映予定だという。白熱必至のイベントに映画を引っ提げての出演とあって、大きな注目を集めそうだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、2016年2月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年2月6日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年11月20日出演者が自分で自分を撮影する“自撮り”を行い、そこに映し出された日常を繋ぎあわせた斬新な自撮りドキュメンタリー番組「ジドリ」。この度本番組に、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での熱演以降人気を博す俳優・斎藤工と、『苦役列車』などの映画やドラマ、最近ではダンス舞台でも活躍する森山未來の2人が登場。1か月に渡り自撮りを敢行したことが分かった。2人の人気俳優に小型カメラを渡し、1か月ほど自らにレンズを向ける“自撮り”生活を実施してもらう本番組。そこに映ったのは、何気ない日常の姿、よそ行きじゃない意外な素顔、ひとりの空間だからこそ出る本音のつぶやき…そして毎日を懸命に“あがいて”生きる等身大の男の姿だった。そんな日常の一コマを切り取った膨大なクリップをつなぎ合わせると、彼ら自身でさえ気づかなかった素顔が浮かび上がる。ひとり目は、セクシーなイケメン俳優として、女性から圧倒的人気を集める俳優・斎藤工。その日々は華やかさとは無縁の地味なものだった。多忙を極める俳優業の合間に向き合うのは、古今東西のマイナー映画からハリウッド大作まで膨大な数の映画。彼は映画のどこを見て、何を感じているのか?さらに沖縄の離島や台湾への一人旅など、プライベートも記録。寸暇を惜しんで映画と向き合う斎藤さんの素顔を、自撮りのカメラが至近距離で捉える。斎藤さんは「“自撮り”と言う行為は“自分の都合”。SNSや自撮り自体が苦手な私はこの期間、なるべく“都合の悪い時”にカメラを回す事を義務付けました。そうでなくては自分が観たいと思うドキュメント番組にはならないはずだと思ったからです。そんな出来たら“観られたくない大量の時間”をごっそり松江監督に投げました。ある種の恥部を晒す事より松江さんと作品を作れることの方が圧倒的に価値があるからです。あなたの“その時”と重ね合わせてご気軽にご覧頂けたら幸いです」と今回の企画への想いを語った。そして2人目は、若手実力派俳優として舞台や映画に引っ張りだこの森山未來。去年は単身イスラエルに渡り、現地のダンスカンパニーで1年の経験を積んだ、知る人ぞ知るダンサーでもある。帰国後は、愛媛県・内子町の古びた芝居小屋を拠点に、地域の人を巻き込み、土地に根ざした文化や伝統を取り込みながら、自分の作品を創ることに没頭。その1か月にわたる田舎での日々を、森山さんの独特な視点で描く。森山さんは“自撮り”について「自分がどう見られたら面白いのかを考えるようになって、そんな時間を楽しんだ日々でした。この瞬間を端から見ていたら面白いかなと想像したり、いかに他人に撮ってもらわず自己完結で撮るか工夫したりしていました。もちろん撮る瞬間を決めるのは自分なので、見せたい部分と見せたくない部分はあるんですけど、それでも垣間見えるものってあるんじゃないかと。『森山未來はこれをチョイスして撮ったんだ』っていうことを映像から感じてもらえれば」とコメント。さらに「毎日地元の人に誘われてお酒を飲んでいたんですが、それは思いのほか編集でカットされていました。酔っぱらった寝床や二日酔いの顔はよく出てくるんですが、それは宴会のせいだと分かっていただきたいです!」と、本編映像の裏側を明かした。斎藤さんの映像「斎藤工×ジドリ ~映画を抱く~」を構成するのは、「山田孝之の東京都北区赤羽」で東京ドラマアウォード2015演出賞を受賞した松江哲明監督。NHKで本格的な番組制作に携わるのは今回が初めてだという。そして、音楽を担当するのは、シンガーソングライターとして活躍する“マエケン”こと前野健太。“自撮り”ならではの被写体とカメラの極至近の距離感に、あたかも彼らの日常に入り込んだかのような気分になる、新鮮な映像体験が待っている本番組。“ユルくて深い”彼らの「ジドリ」を楽しみに待ちたい。「ジドリ」は12月5日(土)、NHK総合にて22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日松田翔太、桐谷健太、濱田岳が、それぞれ桃太郎、浦島太郎、金太郎を演じるauのCM「三太郎」シリーズ。このほど、本シリーズ「海の声」編で桐谷さんが歌う「海の声」が、auの音楽配信サービスの「うたパス」「LISMO Store」で配信されることが決定した。このほど配信が決定した楽曲「海の声」は、「涙そうそう」や「恋しくて」などの名曲を世に送り続ける「BEGIN」が、本CMのために作曲したオリジナル楽曲。CMの中では、桐谷さん演じる“浦ちゃん”が三線弾き語りで切なくも甘い歌声を披露している。収録に際して、桐谷さんは歌だけでなく、三線の演奏も実際に行って制作されたようだ。CM「海の声」篇は、7月17日(金)に公開以降、2週間でYouTubeの再生回数が100万回を突破。 桐谷さんの歌声や美しいメロディに、多く絶賛が寄せられ、フルバージョンでの配信要望が多数寄せられたことから、今回の配信決定に至った。「うたパス」および「LISMO Store」にて配信されるフルバージョンは、CMでは使われていない部分も全て収録されており、浦ちゃんが乙姫を想う歌詞と、桐谷さんの歌声を存分に堪能することができる。『ソラニン』でのドラム演奏や、『BECK』で披露したラップなど、演技だけでなく音楽の才も披露する桐谷さんの歌声に、大きな注目が集まりそうだ。「海の声」は、7月31日(金)14時より「うたパス」「LISMO Store」にて配信。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日吉田大八の『桐島、部活やめるってよ』、呉美保の『そこのみにて光輝く』、熊切和嘉の『私の男』、そして石井裕也の『バンクーバーの朝日』など、現在の邦画界をけん引する監督から多大なる信頼を寄せられ、国内外から注目を集める数々の名作の撮影を手掛けるカメラマン・近藤龍人。そんな近藤さんの魅力に迫る特集上映が、4月11日(土)に開催されることが分かった。近藤さんは1976年、愛知県生まれ。大阪芸術大学在学中に熊切監督の卒業制作『鬼畜大宴会』にスタッフとして参加、その後、大学同期である山下敦弘監督らと多くの作品を制作。その撮影作品は、『私の男』から『四十九日のレシピ』『夏の終り』『横道世之介』など、話題作ばかり。2010年には『パーマネント野ばら』で第54回日本映画撮影監督協会「新人賞(三浦賞)」、今年『そこのみにて光輝く』で第36回ヨコハマ映画祭「撮影賞」を受賞し、公開待機作品には、岡田将生主演・瀬々敬久監督の『ストレイヤーズ・クロニクル』も控えている。今回、4月11日(土)にオールナイト上映される今回の特集では、近藤さんが自ら選んだ、山下監督、岡田さん&夏帆出演、くらもちふさこ原作の『天然コケッコー』(’07)、近藤さんと親交の深い松江哲明監督がシンガーソングライター・前野健太を追ったドキュメンタリー『ライブテープ』(’09)などを上映。縁のあるゲストを招いたトークイベントも行われる。松江監督は、製作当時をふり返り、こうコメントを寄せている。「『ライブテープ』の撮影を決めて、最初に声を掛けたのは近藤君だ。前野さんはライブで2時間以上、歌っているのを見たことがあったけど、ワンカットで映画が撮れるかは僕には分からなかったからだ。近藤君は『ゲリラで撮るってことは周囲に人が映っても大丈夫ですか』とだけ聞き、僕は『これは僕の自主制作だから責任は取るよ』と答えた。そして『分かりました』と言って引き受けてくれた」。「最初に完成したバージョンでは“演出・構成”といういつも使っていたクレジットを入れていたが、違和感があったので“監督”に変えた。僕がした仕事はスタッフに『スタート』と言って『カット』と締めることだったからだ。あのとき、近藤君が了解してくれたお陰で、僕は映画監督になれた」。松江監督を始め、厚い信頼を寄せられる日本映画界の先端を活写するカメラマンが映し出す、光と影、ひらめきと計算。その魅力を堪能できるイベントとなりそうだ。「カメラマン 近藤龍人、オールナイト特集上映」は4月11日(土)、テアトル新宿にてオールナイト上映。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日プチバトー(PETIT BATEAU)が、日本人デザイナーの松重健太とコラボレーションしたコレクションを5月上旬に発売する。松重はディオール(Dior)を始め数々のブランドで経験を積んできたパリ在住の日本人デザイナー。情熱的なミニマリストとして知られており、クリーンで構築的な作品を発表し続けている。14年に行われた「イエール国際モード&写真フェスティバル」では、ファッション部門のグランプリを受賞した。「イエール国際モード&写真フェスティバル」は、13年にプチバトーとのパートナーシップを締結。グランプリ受賞者には、ブランドのアイテムを再構築する自由裁量(カルテ・ブランシュ)が与えられる。14年、満場一致でグランプリを受賞した松重は、着物から着想を得、クラシックなTシャツのシェイプを変形させたり、プリントを重ねあわせてセーラーストライプを再構築するなどして、伝統的な色彩や素材に新たな息吹をもたらした。ラインアップはワンピース(2万4,000円)、セーラーシャツ(1万6,000円)、Tシャツ(8,500円)など。
2015年03月02日情報通信研究機構(NICT)は2月25日、ヒトの協力行動における前頭前野の機能を解明したと発表した。同成果はNICT脳情報通信融合研究センターの春野雅彦 主任研究委員らによるもので、米科学誌「The Journal of Neuroscience」の2月25日号に掲載される。なぜヒトは協力するのかという問題に対しては近年まで、「自分の取り分を増やしたいと活動する古い脳(皮質下)の働きを、理性的な新しい脳(前頭前野)が抑制して協力が生じる」という説が有力視されていた。春野主任研究員らは2010年に行った研究で、皮質下に位置する扁桃体が「不平等」に反応し、その活動が協力行動の個人差に関係することを報告しており、従来説が必ずしも正しくないことを示していた。一方、前頭前野が協力行動に関わるという報告も多くあり、その機能は謎とされていた。今回、春野主任研究員らは近年の経済学で「不平等」とともに重要性が指摘されている「罪悪感」に着目し、41名の被験者に、新たに考案した信頼ゲームを行わせ、この時の脳の血流をfMRI装置によって観測した。このゲームは2名のプレイヤーA、Bがペアになって行う。まず、Aがゲームへ参加するか不参加かを決定し、次にBが協力するかどうかを決める。それぞれのプレイヤーは選択に応じて異なるお金が配分される。なお、参加を選ぶAはBが協力するかどうかの期待確率を答える。つまり、Bは協力する場合としない場合の両プレイヤーへの配分額とAの期待度を知った上で行動を決めることになる。配分額はAの場合、"Bが協力した時"が最も多く、次に"Aが参加しない場合"、"Bが協力しない場合"の順で設定。一方、Bの配分額は、"Aに協力しない時"が最も多く、次に"Aに協力するとき"、"Aが参加しない時"の順になるように設定した。したがってAが参加を選択した場合、一番多い配分額を期待してBの協力に信頼を寄せることになる。また、Bは"協力しない"を選択した場合、Aの信頼を裏切り、高い配分を受けるので「罪悪感」を感じる事になる。同研究では、配分額をゲームごとに変更することで、プレイヤーBが感じる「不平等」と「罪悪感」の程度を操作できるようにした。これにより得られたデータを解析したところ、右前頭前野の活動が「罪悪感」と、扁桃体と側坐核の活動が「不平等」と連動していることが判明した。これは行動決定における前頭前野の機能が「罪悪感」の計算であることを示唆している。研究ではさらに、22名の別の被験者に対し、前頭前野へ電流刺激を行いながら信頼ゲームを実施し、電流刺激を行わなかった場合と比較した。電流刺激によって「罪悪感」に基づく協力行動が増加するのに対し、「不平等」に基づく協力行動は変化せず、右前頭前野の脳活動が示す「罪悪感」と協力行動の間の因果関係が示された。同研究グループは今回の知見について、ヒトに固有な大規模な社会やコミュニケーション能力が進化したメカニズムの理解や社会認知と深く関係する発達や精神疾患の類型化に貢献することが期待されるとしている。
2015年02月25日桐谷健太が映画俳優になることを決意したのは、保育園の頃だったという。夢が叶ったのは20代前半。井筒和幸監督がメガホンを握った『ゲロッパ!』で銀幕デビューを飾る。井筒監督について尋ねたとき、真っ先に出てきた言葉は「確実に自分の人生を変えてくれた人」。それは決して大げさではない。続いて出演した井筒作品『パッチギ!』ではエキセントリックな不良学生役で存在感を発揮。この作品での爆発に誘発されるかのようにその後、『ROOKIES』や『BECK ベック』などハマり役とも言えるハジけた役柄を次々と好演し、着実に若手人気俳優としての道を歩み始めた。そして2012年、井筒監督が三度、桐谷さんを変える!まもなく公開となる『黄金を抱いて翔べ』で桐谷さんはメガバンクの地下に眠る黄金強奪を目論む一味に加わっている。本作で桐谷さんが自らに感じた変化、成長とは――?公開を前に熱く語ってくれた。「井筒さんが『映画を撮る』、『健太をメインどころで使いたい』と言っていると聞いて、内容も何も全然聞かずに『はい、やります!』と言ってました(笑)」と明かす桐谷さん。原作は人気サスペンス作家・高村薫のデビュー小説で、井筒監督が長年、映画化を切望してきた作品でもある。大阪のメガバンク本店から240億円相当の黄金を盗もうとする6人の男たちの姿を描く。『ゲロッパ!』に始まり、『パッチギ』シリーズ2本を経て、井筒作品への参加は本作が4作目。「抽象的な言い方しかできないけど…」と前置きしつつ、井筒組に漂う独特なムードをこう表現する。「空気の粒子が細かいというか、クッキリしている気がします。あの空気に触れると『うわぁ、始まるんだ』って感じがして、撮影中も『オレはいま、映画を撮っているんだ』というのを強く感じます。緊張感とみんなが一つの方向を向いている一体感がある。それができるのは監督の中で自分がやりたいこと、撮りたいものがはっきりとあるからだと思います」。ちなみに過去3作品で桐谷さんは、監督からの罵倒あり、ムチャぶりありという厳しさの中で鍛えられたという。「メチャクチャに怒鳴られてましたよ。『このシロウトがっ!』とか平気で言ってきますし、『健太、なんか面白いことやれ。はい、本番!』みたいな指示も出るし(笑)。こっちは考える間もなく直感でやってました。やってみたら『面白いやんけ。それでええんや』って。そのおかげでテストからどんどん自分のやりたいことをアピールするようになりました。直接、そういう言葉を掛けられたわけじゃないけど『やりたいことを全力でやってみたらええんや』ってことを教わったと思います。そこからブッ飛んだ役やテンションの高いキャラクターのオファーがどんどん来るようになりましたね」。黄金強奪を企てるチームのメンバーを演じる共演陣には妻夫木聡に浅野忠信、溝端淳平、チャンミン(東方神起)に西田敏行と錚々たる顔ぶれが並ぶ。井筒監督が、この俳優たちとならできると確信を持って撮影に臨んだということもあってか「監督が現場で大声を出すことはほとんどなかった」と桐谷さんはこれまでの現場との違いを証言する。そしてもう一つ、これまでと何より大きく違うのが桐谷さんに与えられたキャラクター。井筒作品で、しかもこの面々の中に桐谷さんの名が並んでいると、どうしても桐谷さんが演じた野田という男に対し、ハジケっぷりのよいイケイケのムードメーカーの男を想像してしまうが、意外にも野田はクールなシステムエンジニア(!)。黄金強奪に向けてブレーキをかけることを知らない“肉食系”、“野獣系”の男たちの中にあって、逃げ腰でビビリ気味の一面を覗かせる。「こういう役を井筒監督からいただけたというのが何より嬉しかったです。最初に話を聞いたときは『またブッ飛んだ役かな?』と思ったので、システムエンジニアと聞いて一瞬『マジで!?』って(笑)。このメンバーの中で野田がどういう存在かと考えたら、映画を観ている人の感覚に一番近い男だと思うんですよね。逆にほかの連中は『なんで?』って言いたくなるくらい飛んでるから(笑)。その意味で、観る人にこの物語をありそうな話だと感じてもらう上でキーになる男。一方で、すごく奇妙さを感じさせる男でもあるんです。しかも第一印象で『こいつおかしいよね』と思わせるのではなく、じわじわと胡散臭さがにじみ出てくる。そこは意識しましたし、演じていて楽しかったです」。また新たな一面を井筒監督に引き出してもらった形だが、桐谷さん自身、20代から30代と年齢を重ねていく中での自身の変化に“必然”を感じていたとも明かす。「なかなか言葉にはできないけど、日常を含めてあらゆる面で自分が変わっていっていることを感じてます。そういう内面的なところでの変化がない限り、入ってくる役柄も変わらないんじゃないか?という思いもありました。芝居って結局、自分以上のものはできない、全ては自分の中から出てくるものだと思ってます」。冒頭でも述べたように映画俳優になることは保育園のときからの夢であり、20代前半でその夢を叶えたが、桐谷さんはそこから一度として立ち止まったことはない。常に演じることへの飢餓感をもって10年もの年月を疾走してきた。「もうガムシャラですよね。思い返せばいろいろな作品をやってきたけど、その一つ一つで瞬間を生きてきたというか、あまり意識的じゃなかった。ようやく30歳を超えたあたりで、俯瞰で物語を見られるようになってきたかなと思います。でも、変わらないのは喜びも幸福も一瞬だということ。夢が叶ったときであれ、芝居がうまくいった瞬間であれ、幸福感はあるけどほんの一瞬で、すぐにフラットに戻るんです。だからこそ常に何かに挑戦したいし、変化し続けたいです」。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月01日ポップカルチャーイベント「alternative tokyo」が9月16日(日)に東京・新木場STUDIO COASTで行われる事が決定した。公演情報はこちら「alternative tokyo」は流行に合わせた商業的な音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない普遍的な音楽をテーマにしたイベントで、ミュージシャンによるライブだけではなく、ART展示やトークショーも予定しているという一風変わった形式となっている。出演者はsalyu×salyuやZAZEN BOYSなどがライブ出演するほか、ROVOなどで活躍する山本精一の画展も催される。今後も出演者は随時発表されていくそうなので、興味のある方はチェックを。なお、現在8月4日(土)のチケット一般発売に先がけてオフィシャル先行予約を実施中。期間は7月24日(火)朝10時まで。チケットを確実に手に入れたい方はこちらも合わせてご確認を。■alternative tokyo日時:9月16日(日) 開場14:00/開演15:00会場:新木場STUDIO COAST出演者:◆musicsalyu × salyu / 渋さ知らズオーケストラ / NATSUMEN / LITTLE CREATURES / ZAZEN BOYS / zoobombs / 前野健太とDAVID BOWIEたち / ...and more◆art山本精一画展
2012年07月18日9月16日(木)、東京・新宿ピカデリーにて公開中の映画『BECK ベック』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、桐谷健太が劇中同様にラップを披露し会場をわかせた。累計発行部数1,500万部を誇る同名漫画を原作に、音楽の世界でのし上がっていこうとする若者たちの姿が描き出される。劇中、桐谷さんが演じたのはバンド「BECK」のムードメーカー的存在と言えるラッパーの千葉。この千葉が男性層の熱い支持を集めていることもあり、この日の客席は異例の“男性限定”。桐谷さんが登場すると、通常の女性客が目立つ舞台挨拶とは違った、低い歓声が響き渡った。桐谷さんも異様な(?)光景に「わーすげー!!本当に男だけですか?初めての経験です」と興奮気味。劇中、千葉が楽曲「EVOLUTION」を歌うシーンは6回あるが、全て桐谷さん自身が、自分の声で熱唱している。この日は、桐谷さんにラップを指導したKOJIも姿を見せたが、撮影中の秘話として「一度レコーディングで『EVOLUTION』を録音したんです。でも、録った後に桐谷さんがわざわざ電話をしてきて、「俺、言葉を追ってしまって、気持ちが乗らなかった。俺、もうちょっと出来る!』って。それから『もう1度やろうか』ということになって、録り直し、劇中の『EVOLUTION』が生まれました」と千葉さんの真剣エピソードを明かしてくれた。そしてこの日も桐谷さんは壇上で急遽、予定になかった生ラップを披露!これには男性で埋まった客席も大興奮で、大きな拍手がわき起こった。『BECK ベック』は全国にて公開中。水嶋ヒロロングインタビュー シネマカフェSweet「見つめられてドキっ」■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社■関連記事:向井理が半裸でVサイン!水嶋ヒロはギター練習『BECK』メイキング映像が到着川島海荷と中村蒼が難病のカップル役で共演!ラブシーンはどちらがリード?水嶋ヒロ、佐藤健らバンドメンバーの感謝の言葉に汗びっしょり!水嶋ヒロインタビュー天才ギタリストを演じるための役作りはビジュアルから?無人島に一緒に流れ着きたい俳優1位は意外にも?… 向井理!クールな知性に期待
2010年09月18日宮崎あおいが4月3日(土)、東京・新宿ピカデリーで主演映画『ソラニン』(三木孝浩監督)の初日舞台挨拶を、共演の桐谷健太、高良健吾らと行った。同名漫画を原作に、自由を求めて会社を辞めた芽衣子(宮崎さん)とフリーターのバンドマン・種田(高良さん)、種田のバンド仲間らが夢と現実の間で葛藤しながらも新たな一歩を歩み出そうとする姿を描く青春恋愛ストーリー。キャスト陣はそれぞれ撮影中にグッときた瞬間を告白。今回、歌とギターに初挑戦した宮崎さんは、ラストのライヴシーンを撮影してクランクアップした日をふり返り「朝から夜中の2時ごろまで撮影して終わって、みんなテンションが高くなったままだったので、そのまま(撮影を行ったライヴハウスの)隣の居酒屋に行ったら、健ちゃん(桐谷さん)が『膝笑っているわ』って言って…」と思い出し笑い。すかさず桐谷さんが「膝笑おとる、と言って膝を見せたら笑い顔が描いてあって。反対の膝も笑ってるやろな、と言って見せたら、こっち(反対の膝)は怒っている顔。みんな疲れているやろうなー、笑ってもらおうと思って撮影の後、トイレで着替えながら描いたんです」と解説し種明かし。「そんな細かいネタを仕込んで、あおいちゃんの心をグッと掴んだんです」と拳を握り、共演陣と観客の笑いを誘った。この日は原作者の漫画家・浅野いにおも来場。グッときたのは「高良くんの不器用さ」で「種田のバイクシーンで心情が分からないと悩んでいた高良くんのもやもやしている様子が種田と重なった。ぴったりだと思った」と絶賛。高良さんは「嬉しいです」とひと言述べるだけの不器用な感情表現。会場の温かい笑いを誘っていた。『ソラニン』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント桐谷健太×近藤洋一インタビュー「そっくりなベーシストが出てくるマンガがあるよ」
2010年04月03日