犬猫の殺処分をテーマにしたWOWOW「ドラマW この街の命に」の完成試写会が20日(日)都内で行われ、主演の加瀬亮、共演の戸田恵梨香、黒田大輔、岡山天音、篠原篤、緒方明監督が登壇した。脚本・青木研次&監督・緒方明の映画『いつか読書する日』コンビによる、犬猫の殺処分をテーマにした人間ドラマ。ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描く。殺処分に疑問を抱く主人公を務めた加瀬さんは「実際の場所を借りて、職員たちが仕事をしている中で撮影を行った」とリアル重視のスタイルを明かしながら「職員の方に『どんな仕事ですか?』と質問したら『片手で犬を撫でてもう片方で絞め殺している、そういう仕事だ』と複雑な表情で仰っていたのが印象的。そういう所を出発点として役柄を演じた」とふり返った。同僚役の戸田さんも「こんなヘビーな作品を観に来ていただいてありがとうございます」と挨拶し「実際の施設で撮影して、処分する機械などもすべて見せてもらった。言葉では言い表しようのない、感情が出てこない、何とも言えない気持ちになりました。このドラマをきっかけに、動物に対して人間がどう向き合っていくべきなのかを考えてもらえたら」と神妙な面持ち。ドラマの内容ゆえに緒方監督も「重いコメントを言わざるを得ない状況」と苦笑いで「題材が難しいテーマだし、それを演じる側も作る側も難しい。作り手側も試行錯誤の連続。ただ、楽しむだけが作品ではないと思う。俳優たちが悩みながら作り上げた作品を観ていただき、何かを感じてもらえたら嬉しい」とメッセージした。そんな中、加瀬さんと戸田さんの共演が人気ドラマシリーズ「SPEC」以来という話題になると、加瀬さんは「『SPEC』で3年くらい一緒だったので、ある意味安心していた。違う役だからといって戸惑わなかった。でも戸田さんのマネージャーや僕のマネージャー、それに『SPEC』を見ていた周りの方が戸惑っていて『違和感がある』と言われた」と意外なリアクションを紹介。一方の戸田さんは「私は違和感でした」と明かし、「『SPEC』では加瀬さんに敬語を使っていたけれど、このドラマでは加瀬さんが私に敬語を使う設定だから、なんか気持ちが悪かった」と打ち明け、笑いを誘った。WOWOW「ドラマW この街の命に」は、4月2日(土)21時~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月21日WOWOWのドラマW初主演となる加瀬亮が、「SPEC」シリーズ以来の共演となる戸田恵梨香、さらにNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の田中裕子と贈る「この街の命に」。このほど本作のポスタービジュアルとともに、実際の動物愛護センターが舞台となった60秒予告編が解禁となった。動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い、淡々と“業務”を遂行する。彼は“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも、悩み苦しんでいた。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言いだし、悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ、動物たちをきれいにする。現状を変えるという高野の想いに、背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが…。ペットブームといわれて久しい中、1年間に殺処分される犬猫は10万頭を超えるという現在の日本(環境省・平成26年度発表)。なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間はいったい何を思うのか。このドラマは、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描き出す。脚本と監督は、『独立少年合唱団』で第50回ベルリン国際映画祭「アルフレード・バウアー賞」、『いつか読書する日』で第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した青木研次と緒方明の名コンビが担当する。今回解禁となった予告編では、実在する山梨県の動物愛護センターで撮影された、まさに命と向き合う現場が、アコーディオニスト・cobaの音楽とともに映し出されている。また、主人公・牧田役を演じる加瀬さんが中央に佇むポスタービジュアルは、まさにそのセンターの犬舎で撮られたもの。中にいる犬たちに視線を送る牧田の姿は、本作が描く“犬猫殺処分”の現実をこちらに投げかけているかのよう。脇を固める戸田さんや田中さん、渋川清彦、熊谷真実の表情からも、厳しい現実に向き合う彼らの葛藤を感じさせている。さらに、キャッチコピーの「僕らは、何を知っているのだろう」は、劇中で加瀬さん自身が語るナレーションの一つとなっている。その言葉の真意は、本作からの知らなくてはならないメッセージといえそうだ。ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日加瀬亮が主演し、戸田恵梨香と共演するドラマW『この街の命に』が4月2日(土)から放送されることが決定した。『SPEC』シリーズ以来の共演となるふたりは、動物愛護センターに配属され、殺処分の現実に直面する獣医を演じる。その他の情報産地偽装やクローン技術、テロ事件、死刑の基準など、社会的なテーマに鋭く切り込んできたドラマW。今回は「日本国内で1年間に殺処分される犬猫は10万頭を超える(環境省平成26年度発表)」という事実を取り上げ、ある街の行政センターを舞台に、犬や猫を救おうと踏み出した獣医と職員たちの葛藤と再生を描く。メガホンをとった緒方明監督は「殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに“人間とペットとの関係”を飛び越えて、“人と動物の命とは”というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました」と語り、「もともと動物が好きでこの仕事についたはずなのに動物を処分しなければならないという矛盾。悲しみ、怒り、あきらめ、切なさ、やりきれなさ、開き直り、などなど複雑な感情を体にしまいこんで日々を営む人々の物語です」と説明する。加瀬演じる主人公は、「誰かがやらなければならない仕事」と自分に言い聞かせながら殺処分を遂行し、同僚の獣医(戸田)はそんな毎日に心を病み、病院で処方された精神安定剤が手放せないという役どころだ。加瀬は「人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとって様々な角度からそれらについて考える良い時間となりました」と話し、戸田は「私自身子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせて頂けて良かったと思っています」とコメント。今回と同じく同僚でありながら『SPEC』では常にいがみ合っている役だったふたり。撮影時のエピソードについて加瀬は「現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました。戸田さんのマネージャーさんと自分のマネージャーが、再度の共演なので現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、『SPEC』の時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」と暴露。戸田は、スーツで坊主頭、考えるよりも先に体が動くタイプの役だった『SPEC』とは、まるで正反対のキャラクターを演じた加瀬との共演について「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)。髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」と明かした。ドラマW『この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWプライムにて放送
2016年02月19日俳優の加瀬亮が、WOWOWで4月2日に放送されるスペシャルドラマ『この待の命に』に主演することが18日、明らかになった。舞台はある街の行政組織「動物愛護センター」。センターに配属され、殺処分される犬や猫たちの運命に直面し苦悩する行政獣医・牧田(加瀬)とその同僚・亜紀(戸田恵梨香)の姿を通じ、人間と動物とのあり方をリアルに描いていく。加瀬は「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論を急がずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとってさまざまな角度からそれらについて考える良い時間となりました」とコメント。『SPEC』シリーズ以来となる戸田との共演については「『SPEC』のときとはまったく違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いはまったくありませんでした。 戸田さんはとても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と、現場での彼女の素顔を披露した。戸田は「私自身、子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています。ドラマでは描ききれない事実があります。この作品をきっかけに犬猫に興味がない方たちにも今、日本では何が起こっているのか、そんなことに興味を持ってもらえたら幸いです」と視聴者にメッセージを送っている。監督は緒方明、脚本は青木研次。出演はほかに田中裕子、渋川清彦、黒田大輔、岡山天音、諏訪太朗、篠原篤、柳英里紗、高橋長英、島かおり、きたろう、熊谷真実。ドラマ『この街の命に』はWOWOWプライムにて4月2日(土曜 21:00~)放送。
2016年02月19日加瀬亮が犬猫の殺処分問題に直面する獣医を演じる、WOWOWドラマW「この街の命に」が、4月2日(土)に放送されることが決定。加瀬さんとは「SPEC」シリーズ以来初の共演となる戸田恵梨香が、その同僚の獣医役で競演を果たすことが分かった。動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い業務を遂行する。「事情があって飼えなくなった」「鳴き声がうるさい」「噛まれた」など、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。彼は、“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通いながら精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言い出し悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ動物たちをきれいにする。“現状を変える”という高野の想いに背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが、無責任な飼い主はいなくならず、職員たちは大きな選択を迫られることに…。本作は、第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した『いつか読書する日』の脚本・青木研次と監督・緒方明がタッグを組み、“犬猫の殺処分”に直面する行政獣医たちの葛藤と再生を描いた人間ドラマ。日本国内で1年間に殺処分される犬猫は、実に10万頭超(環境省・平成26年度発表)。空前のペットブームや猫人気の高まりがいわれる中、なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。また、その現場に直面する人間は何をその心と体で感じているのか。本作は、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと新しい1歩を踏み出した獣医たちを映し出す。動物愛護センターで殺処分の現実に困惑する行政獣医の主人公・牧田を演じるのは、ドラマWには初主演となる加瀬さん。その同僚で、ともに苦悩する行政獣医・幡枝役には、加瀬さんとは2013年の『劇場版SPEC~結~』以来の顔合わせとなった戸田さん。また、センターの改善に向けて先頭に立つ新任所長・高野役には、青木さん脚本の『いつか読書する日』で主演を務め、NHK朝ドラ「まれ」での好演が記憶に新しい田中裕子が、ドラマW初出演を果たす。さらに、音楽を第24回日本アカデミー賞「優秀音楽賞」を受賞したアコーディオニスト・作曲家のcobaが担当する。今回、WOWOWドラマ初主演作となった加瀬さんは、青木さんによる脚本を読んだときのことを、「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論をいそがずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした」とふり返る。また、「SPEC」シリーズ以来となる戸田さんとの共演については、それぞれのマネージャー同士が「現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、『SPEC』の時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」とコメント、「戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん1人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と裏話も明かしてくれた。一方、戸田さんは子どものころから犬との生活が当たり前だったそうで、「この台本を読んだときには戸惑いましたが、1人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています」と、思いを込めて語る。加瀬さんとの久々の共演は「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)」と言いながらも、「髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」とふり返っている。本作のメガホンをとった緒方監督は、資料を読んだり取材を進めていくうち、「殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに“人間とペットとの関係”を飛び越えて“人と動物の命とは”というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました」と明かす。「今日もどこかで悩みながら苦しみながら処分を続けている愛護センターの方たちの存在。青木研次さんの脚本は心に矛盾を抱えた人間たちがウロウロ、オロオロする群像劇でした。そこにはヒーローもヒロインもいません。安易なヒューマニズムもカタルシスもありません。教条的になることなく“犬と人間の関係”を探っていくちょっと不思議なドラマが作れたと思っています」とも語り、難しい題材の“着地点”に言及した。さらに、「もともと動物が好きでこの仕事についたはずなのに、動物を処分しなければならないという矛盾。悲しみ、怒り、あきらめ、切なさ、やりきれなさ、開き直り、などなど複雑な感情を体にしまいこんで日々を営む人々の物語です。ですので、俳優に演出するにあたっては単純な喜怒哀楽を演技で表現することを避け、複雑な感情の機微をそれぞれの俳優に要求しました。すばらしい俳優たちはこの難しい注文に見事に答えてくれました。監督冥利に尽きます」と語る緒方監督。動物を救うべく獣医になった者たちが、大きな葛藤の中で一歩ずつ再生への道を見いだしていく姿は、“人間と動物とのあり方”について改めて考えるきっかけを与えてくれそうだ。ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月19日今季限りでの現役引退を表明した澤穂希のプレーが、まだ見られる。12月19日に行われた『第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』準々決勝、澤が所属するINAC神戸レオネッサはASエルフェン埼玉に2-0で勝利し、12月23日(水・祝)・等々力陸上競技場での準決勝に進出したのだ。第37回皇后 杯全日本女子サッカー選手権大会 チケット情報スタメン入りした澤はフル出場を果たし、ゴールこそ奪えなかったが、中盤の位置から積極的に攻撃参加し2本のシュートを放った。澤が起点となり、前半9分に先制点を挙げたDF・近賀ゆかりが試合後に「澤さん、また澤さん。澤さんって何人いるんだろうと思った」とコメントしたように、ピンチの場面には必ず顔を出し、体を張って敵の攻撃の芽を摘み、守備にも貢献した。90分間、誰よりもピッチを縦横無尽に走り回った。また、I神戸には澤以外にも、GK・海堀あゆみ、DF・近賀、MF・鮫島彩・田中明日菜・中島依美、FW・川澄奈穂美・大野忍・高瀬愛実・京川舞・増矢理花と、なでしこジャパンに名を連ねる顔ぶれが揃う。「最後にこのメンバーで『皇后杯』で優勝して笑顔で終わりたい」という澤の願いは、メンバー全員の願いでもある。準々決勝で2点目を決めた高瀬が「今シーズン積み重ねたものを、試合でしっかり出せれば優勝できる」と語った通り、一丸となり持てる力を余すことなく発揮すれば、澤の現役引退の花道を飾れるはずだ。準決勝では、浦和レッズレディースをPK戦の末に撃破したベガルタ仙台レディースと対峙する。今季のベガルタは攻守両面で主力を失いながらも、『なでしこリーグ・エキサイティングシリーズ』を2位で終えた。今シーズン得点ランク3位タイの9得点を挙げたMF・川村優理を筆頭に、DF・坂井優紀、FW・有町紗央里ら日本代表メンバーがチームを牽引している。今季『レギュラーシリーズ』ではホーム・アウェイともにI神戸に敗北を喫しているが、10月24日に行われた『エキサイティングシリーズ』では4-2で勝利を収めた。両軍ともに、相手にとって不足はない。女子サッカー界のレジェンドの有終Vまであと2つ。『第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』準決勝は、12月23日(水・祝)・等々力陸上競技場にて第一試合・ベガルタ仙台レディース×INAC神戸レオネッサのほか、第二試合・日テレ・ベレーザ×アルビレックス新潟レディースの試合が行われる。決勝は12月27日(日)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケット発売中。
2015年12月22日先日、結婚を発表したばかりの女子サッカーの澤穂希(INAC神戸レオネッサ)が8月23日(日)に映画『わたしに会うまでの1600キロ』の試写会に来場。映画への共感や主人公と重なる部分などについて語った。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督がアカデミー賞女優のリース・ウィザースプーンを主演に迎えて実話を基に作り上げた本作。3か月間、たった一人で1600キロを歩くことで自らの人生を見つめ直し、成長していく女性の姿を描く。大きな拍手に迎えられた澤さんだが「サッカー以外が得意分野ではないので…試合のときより緊張しています」と映画の試写会という“アウェー”の場でやや硬い表情。それでも聞き手を務める「AERA」の浜田敬子編集長より、まず結婚について「おめでとうございます」と声を掛けられると「ありがとうございます」と笑顔を見せた。映画については「自分と重ね合わせながら見ていたりもしました」と語り「人生でここまで来るのにいろんな困難があったけど、目標や夢を持ったら最後までやり抜くところは共感しました」と明かした。主人公は歩き始めてから何度も「やめたい」と思いつつ、それでも歩みを進めていく。澤さん自身、子どもの頃からサッカー漬けの日々を送り、15歳で日本代表入りし、その後、アメリカにも渡ったが、やめたいと思ったことはなかったのか?と問われると「『やめよう』とは思わなかったけど、いろんな困難がありました。最近では1年ほど代表に呼ばれず、ワールドカップのメンバーに選ばれるのか?と不安もありましたし、諦めてはいなくても心が折れそうになることはあった」とふり返る。ただ、そんなときでも投げ出すことはなかった。「やるべきことはコンディションを上げることや、練習に取り組む姿勢。いまの主人にもいろいろ聞いてもらってアドバイスをもらったり、いろんな人に支えてもらって今があります。急に上には行けないので一歩ずつですね」と頷く。人生の転機については20歳前後でのアメリカ行きを挙げる。「英語も全く話せず、荷物ひとつで行った感じ」と述懐。当時、そもそもいまのように海外リーグに挑戦する女性選手はほとんどおらず「何もない状態で飛び込んだ。いまのようにネットもなくて、家族への手紙も届くのに1週間かかって、返事もまた1週間かけて届く」と苦労を明かす。それでも「とにかくうまくなりたかった。日本で通用しても世界で戦うには体の大きさもメンタルもまだ勝てなかった」と貪欲に足りないものを補うためにサッカーに打ち込んだ。「少しでも道は作れたかな?」と日本の選手たちが次々と海外へと飛び立っていくようになった現状に先駆者として喜びを口にした。サッカー選手としての今後については「あと5年も10年も現役でやっているということはないと思うので、『やりきった』と思えるように全力で1日1日を頑張りたい」と目標を口にした。これまでも支えとなってくれたという夫とは現在、澤さんが神戸のチームに所属していることもあり「別々に暮らしている」とのことだが「お互いの信頼関係がしっかりしていれば。私も相手を尊敬しているので。毎日コミュニケーションはとってます」とニッコリ。「役所関係で名字が変わったくらいでまだそこまで(変化を)感じてないです」とも。また「結婚したから引退するとかではなく、そういう(=結婚や出産を経ても現役を続行する)選手が増えたら嬉しいです」と語っていた。『わたしに会うまでの1600キロ』は8月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしと会うまでの1600キロ 2015年8月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2015年08月23日カブドットコム証券はこのたび、6月1日より未成年の顧客の証券総合口座の申込受付を開始すると発表した。このたびの未成年証券総合口座の受付開始に伴い、未成年の顧客もカブドットコム証券での株式取引や各種投資ツール・サービスなどを利用できるようになる。若年層の資産形成や投資未経験者への投資家のすそ野拡大にむけて、2014年よりNISA(少額投資非課税制度)が開始したが、2016年より新たにジュニアNISA(少額投資非課税制度)が開始される。NISAの制度拡充により、親子での投資教育、孫の大学進学資金の準備などのため、未成年証券総合口座とあわせてジュニアNISAを活用できるという。カブドットコム証券は、充実した投資ツールのほか、単元未満株式の積立ができるプチ株など資産形成に便利なサービスを提供しているという。今後も、カブドットコム証券は「顧客投資成績重視の経営」を経営理念に、顧客へのサービスおよび商品の拡充を図っていくとしている。○未成年証券総合口座の概要対象者:未婚の20歳未満で国内に居住する顧客取引商品:現物株式(ETF、REITなど含む)、プチ株(単元未満株)、投資信託(一部商品を除く)、外貨建MMF、債券口座維持手数料:無料取引手数料:一般の証券総合口座の手数料に準ずる取引チャネル:WEB(PC、スマートフォン、携帯電話)、kabuステーション、アプリ、自動音声応答(IVR)、お客様サポートセンター未成年証券総合口座は、一般成人の証券総合口座と異なり、一部取引ができない商品がある。未成年証券総合口座の開設には、事前に未成年の親権者などとなる一般成人の証券総合口座が必要になる。○未成年口座はじめての投資キャッシュバック・キャンペーン対象者:期間中に未成年証券総合口座を開設した顧客期間:6月1日(月)から8月31日(月)まで。期間は全て約定日にて判定内容:未成年口座において、初めて取引(有償)した株式(ETF・REIT、プチ株などを含む)または公募株式投資信託の買付手数料(税込)をキャッシュバックする。同一営業日に複数の約定注文(一部出来も含む)があった場合、最も手数料が高いものを適用。対象の取引手数料を9月末までに顧客の証券口座にキャッシュバックする。顧客の証券口座毎にキャッシュバック金額は最大10万円が上限
2015年05月26日LINEは22日、同社COOの出澤剛氏(いでざわ たけし)が新社長に内定したと発表した。22日開催の取締役会で新社長の内定を決議した。現社長の森川亮氏は顧問に就任する予定。なお、一連の人事は、2015年3月下旬に開催する定時株主総会、取締役会を経て正式に決定する。出澤剛氏は1973年生まれの41歳。1996年に早稲田大学卒業後、朝日生命保険会社に入社。2001年にはライブドアの前身となるオン・ザ・エッジに入社し、2003年に同社の執行役員副社長に就任。2007年にはライブドア代表となり、経営再建を果たす。以後2012年に、傘下であったNHN Japanグループ3社の経営統合にともない、NHN Japanの取締役に就任。翌年2013年には、同社の商号がLINEに変更されたことに伴い、LINEの取締役となった。2014年1月には、同社のCOOとなり、同年4月に現職のCOOに就任した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月22日加瀬亮が韓国の名匠ホン・サンス監督と組んだ『自由が丘で』が12月13日(土)に公開を迎え、2人が揃って都内劇場で舞台挨拶に臨んだ。ヴェネツィア国際映画祭の「オリゾンティ部門」に出品されたほか、第36回ナント三大陸映画祭では「グランプリ」を受賞するなど国際的にも注目を集める本作。スーツケースひとつで、思いを寄せる韓国人女性を追ってソウルへとやって来た日本人・モリが彼の地を迷うかのように歩き回る中で織り成すドラマを映し出す。2人はこの日の会場となった映画館「シネマート新宿」で2年前にトークショーを行ない、そこで初めて顔を合わせ意気投合し、一緒に映画を作ることを約束。2年越しで本作が完成した。加瀬さんは「2年経って、再びこうやってここに立っているのを不思議に思うし嬉しく思います」としみじみ。サンス監督は2年前の初対面の時の加瀬さんの印象について「お会いしてお話する中で、加瀬さんのお顔が赤くなったのが印象的でした。繊細で、映画へのいろんな意見が聞けて楽しかったです。男性ですが美しい方だと感じました」と語る。改めてサンス監督の現場を経験し、加瀬さんは「いま『これ以上の現場があるのかな?』と不安に思うほど楽しかったです」と述懐。サンス監督の現場はスタッフの人数も必要最小限しかおらず、脚本も当日撮る分を監督がその日の朝に書くという特異なスタイルで知られている。加瀬さんは「監督の映画が好きな理由のひとつが、登場人物たちがいつも飾らないこと。欠点だらけという人もいますが(笑)。普段、一面を強調したり飾って演じているのを、監督が解放してくれました。人はいろんな面があり、毎日違う。そういうのを素直に映画の中で演じられたのは単純に喜びでした」と充実の表情を見せる。サンス監督は「映画作りでは“自由”が重要。現場で起こるいろんなことを反映するスタイルをとっています」と説明。加瀬さんは「普通は不安でいろんなことを準備して安定を求めるものですが、監督がやろうとしているのは、“頼りなさ”の中に自分を置くということ。目の前のことがすごく強烈に飛び込んでくる。そういう体験でした」とふり返る。加瀬さん自身、普段は自分の出演映画を「1回しか観ない」と言うが、本作に関しては「7回観て、7回発見がありました。モリが『韓国女性を追いかけてソウルに来た』とありますが、何回も観る中で『そうなのかな?』と思うようになったり、観るたびにこんなに印象が違う映画は初めてです」と本作がいかにこれまで関わってきた作品と違うかを感慨深げに語っていた。『自由が丘で』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:自由が丘で 2014年12月13日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
2014年12月13日加瀬亮が主演するホン・サンス監督の最新作『自由が丘で』の公開に先駆け、『世界の巨匠たちが魅せる“加瀬亮”を感じる夜』と題したオールナイトイベントが、12月6日(土)にシネマート新宿で開催される。その他の情報本イベントは、『自由が丘で』が12月13日(土)に封切られるシネマート新宿で、クリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、アッバス・キアロスタミ、ガス・ヴァン・サントなど、世界の名監督たちの作品に出演してきた加瀬の代表作『TOKYO!』『ライク・サムワン・イン・ラブ』『永遠の僕たち』を一挙上映するもの。チケットの一般発売は、22日(土)午前10時より開始される。なお本イベントは18歳以上の観客が参加できる。最新作『自由が丘で』公開記念! 世界の巨匠たちが魅せる、“加瀬亮”を感じる夜12月6日(土)会場:シネマート新宿 (東京都)開場22:30/開映22:45(終了4:45頃)料金:2000円(税込)チケット発売:11月22日(土)10:00AMより
2014年11月19日12月6日から全国公開されるアニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のメインテーマ曲「宇宙戦艦ヤマト2199」に、世界的なヴァイオリニスト・葉加瀬太郎氏が参加することが明らかになった。メインテーマ曲「宇宙戦艦ヤマト2199」は、本シリーズの編曲を手がける宮川彬良氏が作曲・編曲を行い、ヴァイオリン演奏を葉加瀬太郎氏が担当するという奇跡のコラボレーションが実現。初めて企画を聞いた時に信じられなかったという葉加瀬氏は、「『歌のイメージが強いこの曲をヴァイオリンで弾くなんて、なんてことを考えるんだろう!』と驚かされましたし、同時に『子供のころに夢中になっていたヤマトのあのメロディーを弾けるんだ』とわくわくしました」と名誉を感じたという。続けて葉加瀬氏は「昔のイメージがありながらも、今でなければできない音をどうしても作りたかった」と感じており、楽曲については「パッと聞いたらすごく懐かしいけれど、よくよく聞くとすごく刺激的な感じ」と表現。「だから、ビートも入っているし現代的なリズム感も入っているのですが、宮川彬良さんの重厚さや、ヤマトの世界観も全部ひっくるめて、すべてを踏襲するようなものにしました」と語っている。また「ゴージャスなオーケストレーションの中で、一本のヴァイオリンでメロディーを奏でなければならないため、そのオケに太刀打ちできるよう"一音入魂"で挑みました」「歌声のイメージが強い曲なので、音階をどう歌詞に結び付けるかというのも本当に大変でした」と明かしている。また、企画プロデューサーの西崎彰司氏は、「このサウンドであれば、昔からのファンも、『2199』でファンになった方たちも、十分に喜んでいただけると思います」と、仕上がったサウンドに感激したという。本楽曲は、「レコチョク」「iTunes」「mora」などの音楽配信サイトにて12月3日より配信スタートする。そして、葉加氏は、自ら音楽総監督を務める音楽レーベル「HATS」のレーベルメイトたちと『ヤマト』の名曲をイメージカバーしたCD『宇宙戦艦ヤマト2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム』を12月3日に発売する。本アルバムには、『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のメインテーマ曲「宇宙戦艦ヤマト2199」をはじめ、「真っ赤なスカーフ」や「ヤマトより愛をこめて」などの名曲をカバーした全13曲を収録。封入特典には、岬百合亜役の内田彩と桐生美影役の中村繪里子がパーソナリティを務める「YRA ラジオヤマトHATS 特別編」も収められるという(2015年5月31日までの期間限定)。価格は3,240円。『宇宙戦艦ヤマト2199』は、1974年に放送された『宇宙戦艦ヤマト』(読売テレビ・日本テレビ系)第1作をベースに、出渕裕総監督ら新たなスタッフで制作された完全新作アニメーション。2012年より全七章にわたるイベント上映と劇場限定版Blu-rayの同時発売、さらにVODと、これまでのアニメーションシリーズとは異なる展開を行い、開始1年半で経済圏100億円を突破した。また、2013年4月~9月に放送されていたTVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話の特別総集編で、シリーズ初の5.1ch化、さらに追加カットや新たな視点で再構成された『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』が、全国で順次上映中。完全新作劇場版となる『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が、12月6日より全国公開される。(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
2014年11月14日神奈川県と漢方デスクが「未病チェックシート」の活用に包括協定締結2014年10月7日、漢方デスクは神奈川県作成の「未病チェックシート」を活用して、「未病を治す」ために必要な情報提供を行うために、神奈川県と包括協定を締結したことを明らかにしました。(画像はイメージです病草子「風病のおとこ」)未病チェックシート神奈川県が「健康寿命」日本一の達成に向けた取組として作成したのが、「未病チェックシート」。パソコンやスマートフォンで未病チェックシートにアクセスし、自分の体調、体質などの質問に答えて、自分の「証」を知ります。また、その証に基づいた健康状態のアドバイスを得ることができます。「証」とは自身の体質、体調などの心身の状態を漢方のものさしで評価したものです。このシステムは慶應義塾大学SFC研究所が神奈川県からの依頼で、3万件を超える症例の解析に基づいて作成したとのこと。漢方デスクの取組漢方デスクは漢方や薬膳のポータルサイトを展開しています。神奈川県の作成した「未病チェックシート」の「証」に基づいて、詳しい体質改善アドバイスを行います。具体的には食事療法(おすすめ食材、注意すべき食材、おすすめレシピ)、ツボ療法、生活習慣の改善(おすすめの生活習慣、避けた方が良い生活習慣)あるいは一般薬局でも購入可能な漢方薬の紹介を行っています。
2014年10月14日加瀬亮が4日夜、開催中の第19回釜山国際映画祭(BIFF)でホン・サンス監督、共演のムン・ソリ、ソ・ヨンファと共に映画『自由が丘で』の公式上映後にQ&Aを行った。「日本での対談でホン監督と知り合い、喫煙所で話しているときに、『一緒にやってみないか?』と声をかけていただきました。こんなに演技をしていて楽しかったことはありません」と出演のきっかけを語った、加瀬さん。「初めて会ったときから、何か特別なものを加瀬さんに感じたんです」と、加瀬さんに一目惚れだったことをホン・サンス監督も告白。会場のファンからの質問の際に「加瀬亮さん、大好きです!」と言われた加瀬さんは、「ありがとうございます」と答えつつ照れ笑い。ホン監督の作品で特に好きなものとして、「監督の映画で最初に観た『オー!スジョン』、最近のものだと『教授とわたし、そして映画』、『次の朝は他人』です」と3作品を挙げた。加瀬さんの相手役であるムン・ソリさんは今年の開幕式の司会を、渡辺謙と共に務めた韓国の名女優であり、『3人のアンヌ』などホン監督作品の常連でもある。映画は、加瀬さん演じるモリが愛する年上の女性(ソ・ヨンファ)を訪ねてソウルに行くがすれ違ってしまい、偶然入ったカフェ“自由が丘8丁目”のオーナー(ムン・ソリ)とデートをするようになる、というキュートなラブストーリー。ホン監督の映画ではおなじみの飲酒シーンで、ムン・ソリさんは「今までもお酒を飲んで演技をすることはありましたが、今回は初めて本当に酔っぱらってしまいました。寝起きのシーンも、本当にお酒がまわって部屋で寝ていて、監督に『ムン、出ておいで』と呼ばれて部屋から出てきたところを撮られていたんですよ」と驚きの演出を明かした。加瀬さんも「僕が酔って支えられて歩くシーンは、本当に立てなかったからなんです」と語った。ホン監督は、映画学科の学生から「監督としての心がけを教えてほしい」と聞かれ、「人間というのは死ぬまで何かをしなくてはならないわけで、それが私にはたまたま“映画を撮る”ことだった。私は映画に対しては、ナイーブで誠実でいたい。映画を撮ることが好きだからやっているだけで、そこからなにかを得ようなどと思わない」と、映画への純粋な思いを語った。加瀬さん、ムン・ソリさんは共演のキム・ウィソンさんと共に、海雲台BIFFビレッジの野外ステージにも登壇。会場に加瀬さんが姿を現すと、大歓声が飛んだ。ここでムン・ソリさんが「ベッドシーンでは、加瀬さんが痩せすぎていて、かわいそうになってしまいました」と明かすと、加瀬さんは「今度、ジムに行って鍛えてきます」と苦笑い。海雲台ビーチに詰めかけた大勢のファンも笑いに包まれた。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月07日榮倉奈々、高梨臨に加瀬亮、瀬戸康史と、いま注目の俳優陣が約1か月半にわたって実際にハワイに滞在して撮影された映画『わたしのハワイの歩きかた』から、特別映像が解禁。今週末6月14日(土)に迫った公開を前に、 ハワイでの“アゲアゲな非日常”が、さらに明らかにされていることが分かった。毎日必死に夜中まで残業して働く、主人公の女性編集者・みのり(榮倉奈々)。なかなか報われない自分の努力に悲しくなり、女子会につき合っても華やかな女の子らしい会話にはついていけず…。ある日、なりゆきで友人のハワイ挙式の二次会セッティングを引き受けたみのりは、現地取材を口実にして一路、ハワイへ!そこで出会った茜(高梨臨)と意気投合したみのりは、彼女に取材のコーディネイターを依頼。やがて、パーティ三昧の毎日の中で、夢を追いかける事業家・勉(瀬戸康史)、自然を愛する謎の青年・知哉(加瀬亮)と出会い、新しい恋の予感が生まれることに――。今回到着した映像には、“楽園”とは程遠い日々にすっかり疲れ果てたみのりが、ついに日常からの脱出を決意し、ハワイで出会った茜とパーティー三昧の“非日常”でクレイジーな世界を満喫する様子が、先に公開された予告編よりもさらにハイテンションで弾けて登場。そして、日本ではつい、近くにいたダメ男(池松壮亮)に寄りかかってしまったみのりにも、恋のチャンスが。全米進出が夢の瀬戸さん演じる勉とイイ雰囲気かと思えば、加瀬さん扮する知哉とキス!しかし、酔いに任せて説教してしまったり、逆に痛いところをつかれたりと散々な目に合う姿も描かれている。だが、やがて、自分を抑えることなくのびのびと開放的に過ごすうちに、みのりの中で少しずつ何かが変わっていく。「私が歩きたかった本当の人生をここでならきっと見つけられる!」、そう感じ始めたみのりが、選択した本当の人生とは?ハワイで泣いて、笑って、酔っ払って…日常脱出したからこそ、見えてきたリアルな自分。そんな人生を変える旅のひと幕を、こちらから覗いてみて。『わたしのハワイの歩きかた』は6月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしのハワイの歩きかた 2014年6月14日より全国にて公開(C) 2014「わたしのハワイの歩きかた」製作委員会
2014年06月10日セクシー女優のRioと俳優の平岡拓真が15日、都内で行なわれた、映画『中学生円山』のブルーレイ&DVD(発売中 ブルーレイは5,040円 DVDは3,990円 発売元:ポニーキャニオン)の発売記念イベントに出席した。同作は、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の脚本を手掛けた宮藤官九郎の、4年ぶり3作目となる監督作品。団地に住む平凡な中学生の円山克也(平岡)は、あるエッチな目的を実現するために、体を柔らかくする努力に精を出す。そんなある日、上の階に謎のシングルファーザー・下井辰夫(草なぎ剛)が引っ越してくるが、団地の近くで殺人事件が発生して――というストーリーで、Rioは克也の妄想シーンで謎の美女を演じている。「たくさんしゃべろうと思ってたけど、緊張しちゃって。男性スタッフと一緒に後ろの方で見てた」と撮影を振り返る平岡に、劇中のセクシーな衣装で登場したRioは、「14歳のお坊ちゃまを誘惑できるとドキドキワクワクしてた。頑張ってセクシーにやらせていただきました」とにっこり。また、宮藤監督から「今日は平岡くんがどうにかなっちゃうんじゃないかと本気で心配。高校生平岡は中学生円山の6倍エロい」というメッセージが届けられると、平岡は「12倍です!」とニヤリ。イベント最後は、ケーキを食べさせてもらいはにかむ平岡に、Rioは「可愛くて一緒に帰りた~い」と微笑んでいた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた平岡は、「Rioさんが出演すると聞いた途端にやる気が出た。うれしかったです。1回もちゃんと見れてないんですが……」と視線を泳がせながらチラ見すると、Rioは「(撮影時より)どんどん大人になっててキュンキュンする」と色っぽい笑み。もし続編が決まったら?と聞かれ、「またあのベッドでお会いしたい」と照れながら答える平岡に、妄想シーンのみの登場だったRioは「今度は大人になった克也くんと役同士で会いたい」と意欲満々。また、報道陣にRioの作品は見た? と突っ込まれた平岡が、「色々とまあ……」としどろもどろになると、Rioは「もう! おませさん!」と可愛く突っ込んでいた。
2014年01月16日戸田恵梨香と加瀬亮の豪華な2人をメインキャストに、2010年にTBS系にて放送された人気ドラマ「SPEC」。このほど、ファン待望の本シリーズの続編であり、完結編となる『SPEC~結~(クローズ)』が2013年秋に映画として全国公開されることが決定!さらに、また、ドラマ版「SPEC」の前日譚である「SPEC~零~(ゼロ)」もスペシャルドラマとして放送されることが決定した。警視庁公安部の特殊捜査官である当麻紗綾(戸田さん)と瀬文焚流(加瀬さん)の名コンビが、予知能力や念動力などの“SPEC”と呼ばれる特殊な能力を持つ犯罪者に立ち向かう姿を描く。今回の『SPEC~結~(クローズ)』では、前作『SPEC~天~』で登場した“シンプルプラン”、“ファティマ第三の予言”などのワードや、ラストに登場した白い男の正体など、これまでの謎がついに解き明かされることとなる。鬼才・堤幸彦の演出による独特の世界観が多くのファンの心を鷲掴み、前作『SPEC~天~』は興行収入23億円超えの大ヒットを記録。そして、ついに完結編を迎える本シリーズに「起・承・転とみなさまの温かい支援を頂き、こうやって、最終章の結までやってこれた事感謝しております。ありがとうございます。ですから、ますます気合が入っております!」と戸田さん。加瀬さんも、「ついに完結するようで、ホッとしています(笑)。泣いても笑っても最後、戸田さんと共に、力を出し切りたいと思います。よろしくお願いいたします」と全身全霊でフィナーレを飾ると宣言。また、現在撮影中のドラマ版「SPEC」の前日譚となる「SPEC~零~(ゼロ)」もスペシャルドラマとして放送されることが決定。連続ドラマでは描かれていない、戸田さん演じる当麻が左手を失うこととなったサスペンスフルなエピソードが描かれるようだ。大ヒットシリーズの終焉を飾る『SPEC~結~(クローズ)』、そしてスペシャルドラマ「SPEC~零~(ゼロ)」と来秋の“SPEC祭り”に思わず胸が高鳴る!『SPEC~結~(クローズ)』は2013年秋、全国東宝系にて公開。© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開(C) 2012 映画「SPEC~天」製作委員会SPEC~結~(クローズ) 2013年秋、全国東宝系にて公開
2012年12月27日今回の加瀬亮は、とにかく“吠え”まくっている。目の前にいる彼から伝わる穏やかさや柔らかさを微塵も感じさせることなく、狂気と不安の瀬戸際で生きている。多くのファンを熱狂させた『アウトレイジ』から2年、北野武監督が満を持して贈る“全員悪人”の男たちのその後のストーリー『アウトレイジビヨンド』。裏切りの世界を生き残った男・石原として再び戻ってくることに「心配の方が先立った…」と認めるが、その胸の内は――?前作の抗争から5年。関東の頂点を極めた暴力団「山王会」では下剋上を果たした加藤(三浦友和)が会長の座を手にし、組長・大友(ビートたけし)を裏切り加藤の右腕としてNo.2の若頭に上り詰めた石原は、その地位と権力でもって古参幹部を牛耳るようになる。静かなる魂胆を潜めていた前作での石原からは一転して、今回は“動”的なふるまいが目立つ。続編自体、「いままで北野監督の作品で続編のあるものがなかったので、思いも寄らなかったです」と加瀬さん、戸惑いも当然隠せなかったようだ。「前作で、石原は間違って上り詰めてしまった感があったので、今回はきっと酷い目に遭うんだろうなという予感はありましたが、前回からさらにパワーアップするとしたら今回はどうしようかなという心配の方が先立ちました。最初に台本を読んだときは、前回とはかなり違ってびっくりしましたし、面白いと思ったのですが、すぐに“どうやって自分がやればいいのか”と不安に思いました。前回は、監督やスタッフさんが何とか自分にヤクザ役が似合うように色々と工夫をしてくださって、ああいう静かなキャラクターにしていただいたんですね。それでも自分の中ではやっぱりヤクザを演じることには心配があって。なのに今回はかなり直球に怒鳴ったりしていたので、これできるかな…という不安ばかりでした(笑)」。『アウトレイジ』から本作までの間には、ガス・ヴァン・サントの『永遠の僕たち』やアッバス・キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』など名だたる世界の巨匠たちとの競演を経てきたが、再び北野監督の現場で演じる心境もまた特別だったよう。「現場の雰囲気を知っていますし、映画の世界観も知っているという意味ではやりやすかったですが、やはりその間にいろいろな役を演じているので、改めて前作を観直しました。また一からという感じでしたね。北野監督は現場では静かな方で、俳優のことも知り尽くしているので、役者が嫌だと思うことが一切ないんです。何も仰らないんですけど、きっと細やかに気を遣われているんだろうなと感じました。だから僕たちが現場に入るときには既に場は完成していましたね。現場ではみんな監督と一緒に仕事ができることに喜びを感じているので、静かだけど非常に良い雰囲気です。北野監督も自分が出演していないシーンを見ているときは、すごく楽しそうで。僕は三浦さんと一緒のシーンがほとんどだったのですが、やっぱり三浦さんが一緒にいると安心しましたし(笑)、役柄のせいもあって監督と対峙してのシーンは本当に緊張しましたね」。そんな北野監督との今回の最初の顔合わせで言われたのは、「今回、一番かわいそうだな」とのこと。「監督も『酷いな、かわいそうだな』って笑っていて、撮影現場の人たちはみんなその酷さを笑ってる感じでした(笑)。スクリーンで見ると恐い印象だと思うんですけど、現場はその逆でした。自分も台本を見たときからこれは石原、かわいそうだなと思いました。まんまとハメられてしまいましたね(笑)」。ドスを効かせれば効かせるほど、威厳を守ろうとすればするほど、どこか滑稽に見えるのが“悪人”たち。今回の石原はその筆頭とも言える。「結局、石原は若頭の器じゃなかったというところに辿り着いて。今回は前作と違って加藤会長に忠誠を尽くしている。かわいいとまではいかなくても、一生懸命自分の役割を全うしようとしているんです。だけどその器じゃないから、キャンキャン吠えたり、大友が現われてからは後ろめたさも手伝って、より不安になっていくんです。もちろん悲劇なんですが、俯瞰してみると喜劇的な感じにも見えましたね。(中尾彬らが演じる)古参幹部を怒鳴りつけるシーンは、先輩方の目を見ないようにしていました(笑)。本当に畏れ多いというか、すごい先輩方なので、現場に入って挨拶をして、本番前はとにかく見ないようにしていました。みなさんも僕の芝居を受けてるときは笑っているか、“加瀬、頑張れ”と思ってくれているか、そういう感じだったと思います(笑)」。「自分が怒鳴っても怖さみたいなものからどんどん遠のいてしまうので、そういう役割だったのかなと思う」とは自らが演じる役に対する解釈。勝手を言うならば、いわゆるヤクザたるべき男臭い男との間にある“違和感”こそが、石原という男にリアリティをもたらしているのかもしれない。「この世界はいわゆる男性社会の縮図で、本音と建前が見てとれます。観ていただいく方にはもちろん笑ってもらいたいと思います。自分としては日常的に体育系のノリなども得意ではないので(笑)、やっぱりその中に入ってるだけで違和感がありますね。ただ僕自身はこの人は善い人、この人は悪い人というふうには分けて考えていなくて、その人の苦悩やコンプレックス、平たく言うと弱さみたいなところに、寄り添いたいなと思っています」。それにしても、今年のフィルモグラフィを見ると石原然り、『劇場版 SPEC~天~』の瀬文、『ライク・サムワン・イン・ラブ』のノリアキ然り、「キレる」役が目立つ。そろそろ落ち着いた純愛ラブストーリーなども見てみたいところですが…?「本当に俳優は物事を受ける側の仕事なので、次にどんな役がいいか、ということについてはにあんまり考えることはないんです。でも、たしかに怒鳴ったり怒ったりすることは予想以上に疲れるというか、エネルギーを使いますね。普段自分があまり怒鳴ったりしないからかもしれないですけど。逆に今回の『アウトレイジビヨンド』でもそうだったのですが、完成した作品で先輩たちの怒鳴り方を見て、課題として、自分ももっとちゃんと怒鳴れるようになりたいと思いましたね(笑)」。変化し続ける男、加瀬亮。そのエネルギーを次はどんな形でスクリーンにぶつけてくれるのか、楽しみで仕方がない。(photo:Toru Hiraiwa)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
2012年10月04日イランの世界的名匠アッバス・キアロスタミ監督が日本を舞台に日本人キャストを起用して製作した『ライク・サムワン・イン・ラブ』に出演する加瀬亮が、9月23日(日)に渋谷のユーロスペースで行われたトークショーに出席した。デートクラブを通じて亡き妻に似た若い女性・明子を家へと呼んだ、元大学教授のタカシ。彼女の婚約者だという青年が現れ、タカシを明子の祖父だと勘違いしたことから彼らの人生は思わぬ展開を見せることになる。撮影現場で演技をしている時点では、この映画がどのようなものになるのか?物語に込められた意味などということに関して「ほとんど凄さが分からなかった」という加瀬さん。「打ち上げのときに監督が予告編を見せてくれて、『どうやら現場で感じたのと違うものができているようだ』と驚いた」とのこと。さらにカンヌ国際映画祭の場で本編を観て、「かなり驚いた。奇妙なことに自分の中に(映画が)居ついてしまった」とふり返る。「たいていの作品は、自分が演じて監督の演出に応じることが仕事で、出来上がった映画を観て、反省して次へ行くというものなんですが…」とこれまでとは違った感覚に包まれたと明かす。これまでガス・ヴァン=サント監督など海外のフィルムメーカーを含め、数多くの現場を経験してきた加瀬さんだがキアロスタミ監督の演出に戸惑うこともあったよう。「3人での車のシーンでは、僕がタバコの火を借りて一旦、(画面から)外れるんですが、そこで監督が『あっちを見ろ!』、『こっちを見ろ!』って立ち上がって怒鳴り始めるんですよ(笑)。意味が分からず混乱しました。役者が計算して決めてきたことに対して、本当の整理を求めてくるんですよね」とその演出の意図を推察する。動きなどに対しかなり細かい決めごともあったそうで、カメラのフレームから一度外れて、再び戻ってくるというシーンでは「『1回(カメラから)外れたら、20回スクワットしてから出てこい』と指示されたこともあった」とか。「リハーサルで1回やってみると『お前の演技は見たくない!』って言われて、50回だか100回、スクワットをやっておけと言われたり。ジョークだと思って10回くらいやって止めたら、『まだ10回だぞ』と(苦笑)。役者って『こういう気持ちだ』とか『いい人、悪い人』って整理しちゃうものですが、実際はうつろいやすく曖昧ですよね。そういう自分ひとりでは作れないものを演出や偶然によって監督が作ってくれたのかな。計算や邪念を取り除いてくれたと思います」と語った。この日は、撮影後に本作の解釈や意味を巡って友人と交わしたというメールをわざわざプリントアウトして持参した加瀬さん。自身が10代のときに初めて観たというキアロスタミ作品の『桜桃の味』などを引き合いに、本作のテーマや唐突なラストシーンの意味などについて自らの考えを熱弁。俳優であると同時にシネフィル(映画狂)の一面をのぞかせた。『ライク・サムワン・イン・ラブ』はユーロスペースにて公開中。■関連作品:ライク・サムワン・イン・ラブ 2012年9月、渋谷・ユーロスペースにて公開
2012年09月24日10月に公開される北野武監督の新作『アウトレイジ ビヨンド』に出演した加瀬亮のインタビュー動画がこのほど公開され、自身が演じた役や作品の魅力について語っている。加瀬亮の『アウトレイジ』インタビュー動画本作は、血と暴力の世界に生きる男たちの生き様と抗争を描いたエンターテインメント作『アウトレイジ』の続編にして新たな物語。前作で死んだはずの大友(ビートたけし)が東西組織の勢力争いに巻き込まれ、さらにそこへ警察が介入。登場人物全員が“悪人”の抗争劇を描き出す。本シリーズで加瀬が演じるのは、関東最大の暴力団・山王会の若頭、石原。かつては大友の下で金庫番をしていたが、大友を裏切って山王会の若頭になった男だ。前作公開時は、それまで穏やかな役どころの多かった加瀬がヤクザ役を演じることが大きな話題を呼んだが、インタビュー動画で加瀬は「(前作は)静かにネチネチした役だと思ったんですけど、今回はうって変わって、ずっと子犬のように吠えまくっているって感じ」と説明。その口調が穏やかなので、彼が早口で吠えまくる光景はすぐには想像できないが、劇中では加瀬演じる石原の“激しい怒り”が観られるようだ。インタビュー動画ではさらに本シリーズの魅力や、撮影現場でベテラン俳優たちを相手に若頭役を演じた際の裏話などをじっくりと語っている。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年08月17日人気ドラマの劇場版となる『劇場版 SPEC~天~』が4月7日(土)に公開を迎え、主演の戸田恵梨香、加瀬亮を始め、竜雷太、神木隆之介、浅野ゆう子、福田沙紀、椎名桔平に堤幸彦監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇。また、人気海外ドラマ「HEROES」のキャストとしておなじみのマシ・オカのプロデュースにより、本作のハリウッドでの連続ドラマ化の企画が進行していることも明らかになった。“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持つ人間により引き起こされる犯罪の真相を究明する「警視庁内の公安部公安第五課 未詳事件特別対策課(通称:未詳)」の当麻(戸田さん)&瀬文(加瀬さん)の最強コンビがスクリーンで復活。SPECを持つ者たちと彼らを抹殺しようとする組織の戦いはついに最終局面を迎える。映画を観終わったばかりの観客の大歓声に迎えられた戸田さんは「2年も当麻に携わることができて幸せでした」と満面の笑み。連続ドラマの「起」に先日放送されたスペシャルドラマ「翔(=承)」と今回の劇場版「天(=転)」にと来て、起承転結の「結」を期待する声も聞こえるが、戸田さんは「このまま盛り上げて『結』に行けたら。みなさんが盛り上げてくれれば可能性はあると思います」とさらに期待を煽っていた。加瀬さんは「こんなに長く同じ役を演じたのは初めての経験。役も作品も成長し、観てくださるお客さんもどんどん増えていって嬉しく思います」と晴れ晴れとした表情で語った。撮影中はもちろんのこと、全国を巡るキャンペーンでもずっと戸田さんと行動を共にしてきたが、当麻と戸田さんの重なる部分を尋ねられ「福岡からの帰りの飛行機が一緒で、2人とも疲れて寝てたんですが、戸田さんは起きてすぐに弁当を平らげててすごいなぁと思った」と暴露。戸田さんは「普通じゃないですか!」と抗議しつつ「こないだも餃子を3人前食べて、朝起きたら結構臭くて反省しました(笑)」と劇中の当麻そのものの生態を自己申告し、会場の笑いを誘っていた。ちなみにファンの間でアンケートを取ったところ、神木さん演じる一(にのまえ)が持つ、時の流れをコントロールするSPECが最も高い人気を集めたという。もしもこのSPECを使えたら?という質問に神木さんは「桜の季節なので、桜が散る瞬間に時を止めて眺めたい」と風流な答えで会場を沸かせた。戸田さんは「意外にロマンチストですね」とニヤニヤ。加瀬さんは、神木さんとの共演シーンではピタリと動きを止めていないといけないなどかなり苦労が多かったそうで、神木さんの見事な答えに対し八つ当たり気味に「何か腹が立ちますね」とつぶやき会場は笑いに包まれた。そして重大発表として司会者から、本作のハリウッドリメイクが進行中であることが明かされると客席からはどよめきが。堤監督は「このメンバーは出られないの?どうかひとつ、私だけは…」とアピール。戸田さんも「何で(キャストが)私たちじゃないのか不思議です」と不満げだったが「世界に認められて出ていくというのは嬉しい。どういう風に見られるのか興味深いですね」と期待を口にした。当麻&瀬文役を誰が演じるのかなども気になるところだが、加瀬さんは「アーノルド・シュワルツェネッガーみたいな筋肉のある人がいい」と意外なマッチョ願望を明かすと監督からすかさず「全然、違うじゃん」とツッコミが入り、再び会場は笑いに包まれた。『劇場版 SPEC~天~』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:俳優・加瀬亮を形づくるピース、新たなるピース、変わらず愛し続けるもの雨にも負けず風にも負けず、SPEC祭り決行!戸田&加瀬も「高まる~~~」!?当麻&瀬文が復活!『劇場版 SPEC~天~』特製スノードームを2名様プレゼント戸田恵梨香の「この映画は餃子の映画かも」発言に加瀬亮がすかさずツッコミ!加瀬亮&戸田恵梨香がドレスアップしたお互いにツッコミ合い!
2012年04月09日警視庁公安部の特別捜査官が、特殊能力(=SPEC)を有する犯人に立ち向かう『劇場版 SPEC~天~』。連続ドラマに続いて主演を務めた戸田恵梨香と加瀬亮が、スペシャル版「SPEC~翔~」、今作の劇場版を経て“進化”を遂げた世界観について当事者としての想いを語った。本作は、通常捜査で解決できない特殊事件専門の部署、通称“未詳(ミショウ)”所属の特別捜査官、当麻紗綾(戸田)と瀬文焚流(加瀬)が、スペックホルダーと呼ばれる特殊能力をもつものたちと死闘を繰り広げる人気ドラマの劇場版。「ドラマでは当麻たちがどこへ向かって行くかわたしたちも予測できなかったけれど、“天”まで来てなるほどと思いました(笑)」と戸田が語るように、今作ではミイラ化殺人事件を発端に、国家権力とスペックホルダーの戦争の狭間で揺れ動く当麻と瀬文のパーソナルなドラマにも肉迫。「ドラマの完結編として“翔”がありますが、“天”はより広い層に向けている印象を受けました」と加瀬が補足する通り、すべての謎を明かすとともにスクリーンサイズの大舞台も用意されているのだ。当麻と瀬文は“キレキャラ”コンビとして人気を集め、戸田と加瀬の熱演でさらに魅力的なキャラクターに育て上げた。今作では監督の堤幸彦が現場で繰り出す小ネタの波状攻撃に加えて、当麻と瀬文の背景まで深く掘り下げられ、それまで築き上げた当麻と瀬文が崩れ落ちそうな局面もあったという。「言われたことを素直に聞いていると、たぶん当麻はブレブレだったと思います(笑)。とにかく彼女を守るということに徹していました」(戸田)、「基本的なドラマや感情線は戸田さんに託していて、そこに届けたいものが入っていたので、当麻さえブレなければ大丈夫だと思っていました(笑)。だから瀬文は熱射病に罹っているということにして、“天”ではイジられ役にまわっていましたね(笑)」(加瀬)。格段にスケールアップした映画の世界で、超えてはいけないラインを死守しようとする、俳優としての役割と責任さえ感じる。「演じている時によく理解できないことが起こっても、続けなくてはいけないことがあります。そういう時は“コノヤロー!”じゃないけれど、似たような気持ちになったこともあります(笑)」(加瀬)。“ミショウ”は怪奇な世界と対峙する仕事で、それがパーソナルな心情とリンクして不思議な体験に昇華した。「自由な発想ができる空間を得た現場でしたが、その分難しくて。いまだに一言で語れない作品です」(戸田)。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)より、全国東宝系にてロードショー
2012年04月06日“穏やかそうな人”“やさしそうな人”“知的そうな人”、加瀬亮はそんなやわらかな印象を抱かせる人だ。その印象からは想像しにくい『インスタント沼』のエキセントリックなパンク青年、『アウトレイジ』のヤクザ役、『硫黄島からの手紙』の陸軍上等兵役のような役もこなすけれど、やはり繊細な役を演じることに長けた俳優というイメージは強い。だからこそ、ドラマシリーズ「SPEC」の瀬文焚流(せぶみたける)役──元警視庁特殊部隊(SIT)で、強くて、ちょっと強面で、声が低くて、坊主頭で、体育会系で…というキャラクターを演じる加瀬亮は意外であり新鮮だった。しかも、映画にこだわって歩んできた彼にとっては、TVドラマの主演も特別な選択だったに違いない。けれど、その意外さは加瀬亮を形成するジグソーパズルの1ピースとして自然とはまった。加瀬亮を形成する多くは映画のピース、そこに加わったドラマのピース、いま現在の加瀬亮がどう彩られているのかを探ってみた。昔もいまもあまりテレビを見ないという加瀬さん。好き嫌いではなく「育ってきた環境」によるものだと自身の過去を紐解く。「学生時代は部活に熱中していたので、テレビはあまり見ていなかったんです。映画との大きな違いは、テレビが“言葉”の世界だとすると、映画は“絵”の世界、台詞がわからないまま観ても伝わってくるのが映画だと思っていて。観る環境にしても、映画館のなかで集中して観るのと、日常の一部として見るのとは違いますよね…」。テレビが言葉、映画は絵という表現はとても加瀬さんらしく、自分の感受性を重ね合わせることのできる映画が好きだからこそ、映画俳優としていまを生きている。語尾の余韻にはそんな想いが潜んでいるのではないかと想像させる。映画の魅力に気づいたのは22歳の頃。2本の外国映画との出会いがきっかけだった。「エドワード・ヤン監督の『枯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(’92)と、ジョン・カサヴェテス監督の『こわれゆく女』(’74)を薦められて見たのがきっかけと言えばきっかけです。知り合いの家に行ったらその映画のポスターが貼ってあって。それまで見たことのない(世界観が描かれている)ものだった。部屋を見るかぎり、彼はその作品に熱中していて、映画についていろいろ話をしてくれるんだけれど、こっちは全然とんちんかんで。それで、『見てみれば?』ってビデオを貸してくれたんです」。カサヴェテスは商業的なハリウッド映画ではなく、作家性の高いインディペンデント映画を確立した人物。加瀬さんが「自分が心を寄せて観てきたのは、どちらかというと日陰の世界」と口にするのは、そこに原点があるからなのかもしれない。「僕のなかでテレビは華やかな世界。いままでやってきた単館系の映画は日陰の世界というか、何となくそういう感じが自分のなかにあるんです。いまはこうやってテレビ(ドラマ)に出させてもらうようになりましたけど、どこかまだ、お邪魔させてもらっているという感覚はあります。もちろん認知してもらういい機会にはなったと思いますが。昔から思っているのは、良いことの裏には必ず悪いことがくっついているもの。だから何とも言えないなって。ただ、映画(の世界)にいる方が僕は生活しやすいです(笑)」。ハリウッド進出も果たし、60本以上の映画にその名を刻み、日本映画界を牽引する俳優として一目置かれているにもかかわらず、この謙虚さ。それも俳優・加瀬亮のピースの一部だ。また、少し前の『永遠の僕たち』のインタビューでは、自分自身の性格を「飽き症」だと口にしていた。けれど、根本的なもの、“心惹かれる”もの、“好き”なものは変わることはなく、むしろこだわりを持っている。デジタル化が進む現代で「ビデオテープが好き」というのも、そのひとつ。「(こういう世界で生きているのに)こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、いまもDVDよりビデオで見る方が好きだったりするんです。古い映画をデジタルリマスターできれいな映像でというのも分かるんですけど、映画によってはあのザラついた感じで見た方がしっくりきます。ただ、ビデオはかさばるので徐々にDVDになってきましたけど(笑)。基本的にはビデオテープやカセットテープとかが好きです」。だからこそ聞きたい。映画の世界にどっぷりと身を投じてきた彼が、ドラマ「SPEC」の主演を引き受けた理由、何に興味を持ったのかを──。「『SPEC』で僕が気に入っているのは、キャラクターも作品の態度もすべてが生意気なこと(笑)。テレビは特にそうだと思うんですが、たったひとつのクレームも恐れて(気にかけて)ものづくりをしている気がします。そのなかで『SPEC』は言っちゃいけないことを平気で言ったりするし、とにかく生意気なのがいい。いまはいろいろなことがクリーン(きれいごと)になりすぎちゃって、もちろんそうなって良かったこともあるとは思うんですけど、育ってきた時代なのか環境なのか、クリーンなものは信用できないっていうか。それは、僕の性格ともつながると思います(笑)。広く、きれいだとか、泣けただとか、そういうのはまず疑いますね。これすごく良い話なんですよ!ってマネージャーが持ってきてもまず疑いますから(笑)」。そのフィルターを見事通り抜けたのが「SPEC」であり、堤幸彦監督と一度仕事がしてみたかったという純粋な願いも彼を動かした。「SPEC」に興味を持った理由についてこう言葉を足す。「堤監督は、大人の事情も分かっているし、本質みたいなものも分かっているけど、それをユーモア感覚でちゃかせると思うんです。そのちゃかせる感じというのは、とてもいいなと思うんですよね。今回の劇場版では、『ちゃかす』を通り越して暴走していますけど(笑)」。ドラマ、スペシャルドラマを経て『劇場版 SPEC~天~』へ、表現の場を広げてきたこのシリーズは、加瀬さんの既存イメージを変えただけでなく、俳優としての演技の幅も広げた。そして、『劇場版 SPEC~天~』の撮影を終えたいま、瀬文焚流を演じて良かったと思うその面白さを「強い役は楽しい」と、一瞬目を輝かせ確かめるように続ける。「なんだかんだ言って瀬文は強い、ケンカも強い。いままではケンカの弱い役や、弱さとか繊細さのあるキャラクターを演じることが多かったです。ムカついたら『うぉおおー!』って相手をぶん殴る瀬文は演じていて楽しかったですね。自分がこの役をやっている時点で、さっきのちゃかしていることにつながると思いますし。こういう役は『SPEC』だからこそ出来ることだと思います。でも、いつの日か体をムキムキに鍛えてスクリーンに登場してみたいとも思いますね(笑)」。22歳のときに映画の世界に引き込まれ、その後は映画に寄り添いながら自分の選んだ道をひたすら歩き続け、30代半ばのいまは俳優としてその可能性を次々と試している。映画への変わらぬ愛を抱きしめたまま──。そんな彼に最後に投げかけたのは「役のためならどこまでできる?」という役者魂を問うもの。一呼吸おいて返ってきたのは「台本を読んだときに、それにどれだけ感動するか、どれだけ気持ちが反応するかであって、自分の意識とは関係ないんです。読んだときに頭や身体が勝手に反応する部分次第です。そういうときは、たぶんどこまでもいけるんじゃないかと思います」という、冒頭に記した“感性”につながるものだった。当時エドワード・ヤンやジョン・カサヴェテスから受けたものをいまも追い求めている、探し続けている。加瀬亮が魅力的なのは、感性を大切に生きているからに違いない。今後どういうピースを増やし、どんな絵を完成させるのか、興味はふくらむばかりだ。(photo:Shunichi Sato/text:Rie Shintani)■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:雨にも負けず風にも負けず、SPEC祭り決行!戸田&加瀬も「高まる~~~」!?当麻&瀬文が復活!『劇場版 SPEC~天~』特製スノードームを2名様プレゼント戸田恵梨香の「この映画は餃子の映画かも」発言に加瀬亮がすかさずツッコミ!加瀬亮&戸田恵梨香がドレスアップしたお互いにツッコミ合い!ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンス
2012年04月05日戸田恵梨香と加瀬亮がW主演する『劇場版SPEC~天~』の公開を記念したファンイベント「春に翔天!SPEC祭り~全国大会~」が4月3日(火)、東京・赤坂BLITZにて開催された。当日は、暴風雨が関東を直撃する大荒れの天気だったが、雨にも負けず風にも負けず、熱心なファン1,000人が集結。イベントに参加した戸田さん、加瀬さん、そして堤幸彦監督を驚かせた。なんと駆けつけたファンは左腕に三角巾を着けた“当麻スタイル”で会場を埋め尽くし、「こんなに物好きがいるなんて…。バカな子が集まってしまった(笑)。みんなドMなんですね」(当麻を演じる戸田さん)。加瀬さんは当麻と共闘し、ときに振り回される同僚・瀬文を演じており「怖いです。何だかイライラしてきました」と1,000人の“当麻”を目の当たりに、ぼう然自失だった。一般常識の範ちゅうを超えた不可解な事件を捜査するため、公安部が設置した「未詳事件特別対策室係(通称・ミショウ)」。そこに所属するIQ201の変人、当麻紗綾(戸田さん)と、警察特殊部隊ことSIT出身の瀬文焚流(加瀬さん)が、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持った犯罪者に挑んでいく。数多くの謎を残したまま終了した人気TVドラマが、スペシャルドラマ「SPEC~翔~」(4月3日DVD&Blu-ray発売)、『劇場版 SPEC~天~』(4月7日公開)で新たな局面を迎える。最初は呆気にとられていた戸田さんも「ファンのみなさんと一緒に成長した作品。映画公開まで一丸になって頑張っていければ」と作品を大きなムーブメントへと押し上げたファンに感謝の意。公開を間近に控えた『劇場版 SPEC~天~』は「『SPEC』の新たな魅力を体感してもらえる」と自信のアピールを見せた。一方の加瀬さんも「こんなに盛り上がっていると、もう宣伝しなくていいんじゃない?って思いますけど(笑)、ぜひ最後まで応援してもらえれば」とメッセージ。気合いを込めた『劇場版 SPEC~天~』公開を前に、ファンと接した戸田さん&加瀬さんもきっと「高まる~~~!」と心の中で叫んだに違いない“祭り”となった。『劇場版 SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:当麻&瀬文が復活!『劇場版 SPEC~天~』特製スノードームを2名様プレゼント戸田恵梨香の「この映画は餃子の映画かも」発言に加瀬亮がすかさずツッコミ!加瀬亮&戸田恵梨香がドレスアップしたお互いにツッコミ合い!ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンスヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開
2012年04月03日4月7日(土)より公開の映画『劇場版 SPEC~天~』の公開記念イベントが30日に赤坂サカスで行われ、戸田恵梨香と加瀬亮が“大流し餃子”に挑戦した。その他の写真本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、SPECと呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。劇場版では死んだはずの一(ニノマエ)や新たなスペックホルダーが登場し、ミイラ化殺人事件を発端に再び難事件に挑むふたりを描く。主人公の当麻が大の餃子好きであることから、劇中ではなんと流しそうめんならぬ流し餃子をするシーンが登場する。この日は撮影時の約5倍にあたる全長43mの大流し餃子セットが設置され、戸田は、「映画化しただけあってスケールアップしてますね。もしかしたらこの映画、餃子の映画なのかもしれない」とコメントすると、加瀬はすかさず「餃子の映画ではありません」と突っ込み会場の笑いを誘う場面も。その後、階段上から流れる餃子をみごとにキャッチした戸田と加瀬は、「落としそうになったけどうまく拾えてよかった。一瞬ヒヤっとしました(笑)」と安堵の表情を浮かべ、イベントは無事成功に終わった。4月の公開を前に、現在行っているキャンペーンで初めて実際のSPECファンと触れ合ったという加瀬は、「熱狂的なファンがいらっしゃるとは聞いていたけど、実際にお会いしてうれしかったし、やってて良かったと実感できた」と語り、戸田も「試写会ではファンのみなさんの歓声を実際に聞いて安心しました。これから観る方からも、どういう感想を聞けるのか楽しみ」と笑顔を浮かべた。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月30日人気連続ドラマの続編として4月1日(日)にスペシャルドラマが放送され、4月7日(土)より劇場版が公開される『劇場版 SPEC~天~』に主演する戸田恵梨香と加瀬亮が、3月30日(金)、映画の中に登場する流しそうめんならぬ“流し餃子”に挑戦した。スペシャルドラマ「SPEC~翔~」では昨年10月から12月に放送された連続ドラマの最後に残された謎が明かされ、『劇場版 SPEC~天~』ではスペックホルダーと非スペックホルダーの最終決戦が描き出される。ドラマ版のときから戸田さん演じる当麻紗綾の大好物として登場してきたのが“餃子”。この日のイベントが行われた赤坂サカスでは先日より劇中の味噌餃子を再現した「SPEC 中部日本餃子のCBS 赤坂サカス店」が期間限定でオープン。すでに6千食超を売り上げるなど人気を博している。映画の中ではこの餃子がさらに進化する形で“流し餃子”として登場。この日は、劇中の9メートルのセットのおよそ5倍となる43メートルの流しセットが組まれた。巨大セットを前に戸田さんが「この映画は餃子の映画なのかもしれませんね」と言うと、すかさず加瀬さんから「餃子の映画ではありません(苦笑)!」とツッコミが…。そう言う加瀬さんもSPEC餃子については「ソースとマスタードで食べるのはクセになる味です」とお気に入りの様子。ちなみに映画の中での流し餃子のシーンは一見、ギャグのように見えて、実は連続ドラマで死んだはずの宿敵で、時の流れを操るという最強のスペックを持つ一(にのまえ/神木隆之介)が登場し、当麻と語り合うという重要なシーン。時を止めるスペックを映像で表現するため、“タイムスライス”と呼ばれる撮影が行われたが、戸田さんは「すごく時間がかかる撮影なんですが、魅力的な緊張感のあるシーンに仕上がっていると思います」と満足そうにふり返った。そしていよいよ流し餃子本番。大階段の上から熱湯と共に流された餃子はおよそ30秒で戸田さんと加瀬さんの元へ。戸田さんは、猛スピードで流れる餃子を一度は取りこぼしそうになるも見事にキャッチ!会場は拍手に包まれた。「SPEC~翔~」は4月1日(日)21:30より放送。『劇場版 SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:加瀬亮&戸田恵梨香がドレスアップしたお互いにツッコミ合い!ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンスヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開ドラマと映画を繋ぐ、戸田×加瀬主演「SPEC~翔~」早くもDVD発売決定!加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」
2012年03月30日『劇場版 SPEC~天~』の完成披露会見が21日に都内で行なわれ、主演の戸田恵梨香と加瀬亮、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平ら出演者と堤幸彦監督が登壇した。その他写真本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。会見には、シリーズ初参加となる栗山千明、伊藤淳史、浅野ゆう子も駆けつけ、総勢9人のキャストが勢揃い。ドラマ版に続いての参加となる椎名は「破天荒なキャラクターが勢揃いした奇抜なストーリーに、これ以上どうやってエンターテイメント性を足していくのかと思ったが、さすが堤監督の無茶ぶりはすごい!」とコメント。「作品を赤字にしないSPECがほしい」と発言した堤監督は、本作を“人類の進化”をテーマにしたような映画だと説明し「みんなが同じ概念ではなく、観る人と1対1の作品」とPRした。加瀬は「ドラマの頃から『SPEC』はたいへん生意気な作品で、愛着を持ってやってきました。今回は映画という形でより多くの方に観ていただければ」。戸田は「映画『天』は、きっと点と点を繋げるまたひとつの点なんだろうと解釈しています。今までの謎が解決され、また新たな謎が生まれる。新しい魅了がひとつ加わった作品になった」と笑顔を見せた。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月21日映画『劇場版 SPEC~天~』の完成披露試写会が3月21日(水)に都内で行われ、映画上映前に行われた記者会見に戸田恵梨香、加瀬亮、栗山千明、浅野ゆう子、伊藤淳史、竜雷太、神木隆之介、福田沙紀、椎名桔平ら主要キャスト9名と堤幸彦監督が出席した。2010年10月よりTBS系にて放送され話題となった連続ドラマの続編で、4月1日(日)に放送となるスペシャルドラマを挟んでの待望の劇場版となる。“スペック”と呼ばれる特殊能力者たちを巡る攻防、死んだはずの一(にのまえ)との宿命の対決が描かれる。劇中では左腕に三角巾を巻き化粧っ気のない姿が印象的な戸田さんだが、この日はシックな黒いドレスで登場。この日の午前中から一緒に取材を受けていた加瀬さんは、「最初に出てきたとき見違えるようでビックリしました」とその変身ぶりに驚いた様子。戸田さんは「加瀬さんに『おぉっ!』と言われ、その反応を見て私も『おぉっ!』となりました」とニッコリ。さらに仕返しとばかり、ジャケットでキメた加瀬さんについて「加瀬さんの今日の衣裳もビックリですよ。いつもは部屋着で来たのかという感じのユルい衣裳なので、今日は襟がついてて『おぉっ!』って思いました」と語り、仲の良い様子を伺わせた。だが、撮影はかなり大変だったようで、ドラマからの続投となった椎名さんも「堤監督のムチャぶりはすごかったです」とふり返るほど。加瀬さんは「神木くんが(特殊能力で)時間を止めるたびに僕らはずっと止まってなくちゃいけなくて、その中を自由に動き回る神木くんを見てたら『あぁ、時を止める能力っていいなぁ』と思いました」と過酷な撮影の一端を明かした。福田さんは自分が欲しい“スペック”を尋ねられると、「加瀬さんにイジられてもうまい具合に返せる能力がほしい」と現場での加瀬さんによる“イジメ”を告白。戸田さんからの「イジメてたんですか?」という厳しい叱責に、加瀬さんは「すいませんでした(笑)」と平謝りだった。浅野さんは若い頃から堤監督と一緒に仕事をしてきたが、今回の映画に関しては「『通行人Aの役でいいから出してほしい』とささやき続けてこの役をいただきました」と明かす。神木さんや伊藤さんと一緒の撮影のシーンが多かったが、現場では同じく50代の堤監督と、自分たちの世代にしか分からない話題で盛り上がったそうで「監督の時代に逆行する能力はすごいです」とユーモアたっぷりに堤監督を絶賛!堤監督もキャスト陣の中でスペックを持っていそうな人物として浅野さんの名を挙げ「いつまでも変わらぬお姿の秘密が知りたい」と語るなど、ぞっこんの様子だった。スペシャルドラマ「SPEC~翔~」はTBS系にて4月1日(日)21:30より放送。『劇場版 SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンスヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開ドラマと映画を繋ぐ、戸田×加瀬主演「SPEC~翔~」早くもDVD発売決定!加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」戸田恵梨香インタビュー自分に素直になること。女優としての覚悟の瞬間
2012年03月21日人気ドラマを映画化した『劇場版 SPEC~天~』の公開記念イベントが6日に都内で開催され、主演の戸田恵梨香、加瀬亮と、植田博樹プロデューサーが登壇した。記念イベントの模様本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、SPECと呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。TVドラマから引き続き『ケイゾク』や『TRICK〈トリック〉』の堤幸彦が監督を務める。植田プロデューサーによると映画はまだ編集段階で、ふたりは堤監督から呼び出されてはギャグを言わされているという。戸田は「監督にはギャグしか演出されなかったような…このドラマはどこへ向かっているのかと思った」と話し、加瀬は「優秀な役者だと思われたいので、わかったふりをしていた」と無茶ぶりをする監督に苦労したことを打ち明けた。会見では本作を盛り上げる“春に翔天!SPEC 祭り”の概要も発表された。4月1日(日)に放送されるスペシャルドラマ『SPEC~翔~』を皮切りに、公開までの1週間さまざまなイベントが行われ、主人公・当麻の大好物である“餃子”を販売する“餃子ワゴン”が札幌、名古屋などを巡回する。加瀬は「“翔”ではただのギャグでも“天”を観たらそれが伏線になっている。連続ドラマを応援してくれた方たちに届けたい」とPR。戸田は「前代未聞、最大の敵も現れるスケールの大きい作品。愛情とパワーを持って作ったので、カッコイイ仕上がりになると思う」と胸を張った。『劇場版SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月06日2010年にTBSで放送され、話題を呼んだ戸田恵梨香×加瀬亮主演のサスペンスドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿」。その映画版『SPEC~天~』の公開前に今春放送されるスペシャルドラマで、連続ドラマと映画版を繋ぐ「SPEC~翔~」が放送前に早くもブルーレイ&DVDとなって発売されることが決定した。「TRICK」、「ケイゾク」など一世を風靡した刑事ドラマを手がけてきた人気監督、堤幸彦が戸田恵梨香、加瀬亮を主演に迎え、通常の能力を超越した特殊能力「SPEC」を持った犯罪者による未解決事件に立ち向かう刑事たちの姿を描いたサスペンスドラマ。放送後、公式ツイッターやホームページには、続編を望む熱い声が多く寄せられ、これに応える形で映画化、スペシャルドラマの放送が決定した。スペシャルドラマ「~翔~」では、ドラマの最終回で放送された当麻(戸田恵梨香)、瀬文(加瀬亮)、地居(城田優)の激闘から1年後を描き、最終回の謎が明らかに。さらに映画版では、当麻と瀬文のもとに舞い込んできた「ミイラ死体殺人事件」を軸に、やがて国家を揺るがしていく大事件に挑む2人の闘いが描かれる。スペシャルゲストに伊藤淳史、栗山千明、三浦貴大、でんでん、浅野ゆう子ら個性派俳優が勢ぞろいしているのも見どころ。このスペシャルドラマの詳細は一切伏せられたままだが、ここで明らかになるのは果たして?なお、今回発売されるDVD&ブルーレイには、本編に加えてTVドラマ版のダイジェスト映像や貴重なメイキング映像など、ファン垂涎の特典映像も収録されている。「SPEC~翔~」警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版DVD&ブルーレイは4月4日(水)より発売、映画『SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。「SPEC~翔~」警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版[DVD]価格:4,725円(税込)「SPEC~翔~」警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版[Blu-ray]価格:5,775円(税込)発売日:4月4日(水)発売元:TBS/販売元:TCエンタテインメント株式会社© TBS■関連作品:SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」戸田恵梨香インタビュー自分に素直になること。女優としての覚悟の瞬間戸田恵梨香&加瀬亮の『SPEC』映画版に栗山千明が参戦で三角関係勃発?戸田恵梨香&加瀬亮「SPEC」映画化決定!スペシャルドラマと合わせて謎が明らかに
2012年01月26日