『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)第2話が10月21日に放送された。ビジネスと教育の違いに戸惑う35歳の新校長・鳴海涼介(櫻井翔)が、今回ぶち当たったのは “スクールカースト”というあらたな壁。これは生徒間に存在する上下関係のことで、ここからいじめに発展することもあるという。不祥事を恐れる鳴海は、思いも寄らない方法で生徒を指導。新校長の逆襲にはスカッとしたが、一体ママたちは子どものスクールカーストとどう向き合うべきなのだろうか?■理不尽なスクールカースト…教師たちは楽観視!?2年1組の小山は、腹痛を訴え保健室に通う日々を送っていた。そんな小山について保健教師の綾野(井川遥)は、メンタルの問題ではないかと鳴海に告げる。校長としてもサラリーマンとしても不祥事を避けたい鳴海は小山を呼び出し、その理由が“スクールカースト”にあると知る。この“スクールカースト”こそが今回のメインテーマ。これはルックスや運動神経が良かったり、恋人がいたりする子が上、そうではない子が下という生徒間で起こる階級のこと。小山は、自身の彼女である横井と友人の磯山が、もともと仲が良かったはずの上野をバカにしている様子に耐えられず、学校に来るのがつらいと言うのだ。鳴海は、この問題について職員たちに意見を乞うが「大人が介入すると逆によくない」などと楽観的。そんな教師たちに“予備校の先生は「講師」だが、学校の先生は「教師」だ”と語り、勉強だけでなく生きる上で大切なことや社会の現実も生徒たちに教えてほしいと伝えるのだった。■櫻井翔が喝!「僕に言わせりゃ、くだらないよ」唯一の味方になりつつある真柴(蒼井優)とともに、横井と磯山に話を聞くことにした鳴海。真柴のオブラートに包んだ問いかけに対して、「(私たちが)いじめてるって言うんですか?」と返す2人。それに対して鳴海は「そうだよ」と即答。そして、大人の世界でも派閥やいじめはよくあると話し、学校という小さな世界で上だの下だの言うのは「僕に言わせりゃ、くだらないよ」と言い放つ。そして、小山にフラれたという横井は「くだらないですよ、そんなのわかってます。ごめんなさい、もう(上野)美咲をいじめたりしません!」「私はもう…3軍だから」と言い残して去って行く。真柴は、大人の尺度で物を言うのは良くないと忠告するが、鳴海は自分にはああいう言い方しかできず、何も言わなければ自分が校長をやっている意味がないと声を荒らげるのだった。社会に出ても必ず上下関係はあり、学生時代に存在したスクールカーストで上位だったからといって、社会で上位になれるとは限らない。だからこそ、鳴海の「くらだない」というセリフには「ほんとに、そうだよね」と思わずつぶやいてしまった。けれども学生時代の自分を思い起こせば、学校が社会のすべてだという真柴の意見にもうなづける。毎日楽しく学校に通ってはいたが、その裏では友達にどう思われるか、どう思われたいか、そんなことを考えながら学生生活を送っていたことは否めない。そういった意味で、学生時代に感じていたストレスは相当なものだった。見事なまでに井の中の蛙であり、学校というものが人生そのものだったように思うのだ。■子どもを待ち受けるスクールカースト、ママはどう向き合う?スクールカーストはおもに小学校から起こりはじめ、中高生でもっとも顕著になると言われている。そこから必ずしもいじめに発展するわけではなく、そのなかでも同じ価値観を持った友達と過ごすことができれば問題ない。とはいえ、幼い子どもを持つママたちは、これから子どもたちがそんなカーストに分類されていくのかと思うと恐ろしくも感じるだろう。だが、残念ながらこれは親が解決できる問題ではなく、子ども自身が乗り越えていかなくてはいけない壁なのかもしれない。SNSの普及などから、ママ世代の学生時代とは友だちとの付き合い方も変化。子どもにかかるストレスも想像以上という可能性も十分にある。鳴海の「くだらない」というド直球には納得するばかりだが、親だけは「くだらない」ですませずに、子どもの置かれている状況を把握することが大切だとも感じた。わが子がスクールカーストに悩んだとき、一体なんと声をかければいいのか。おそらくそこに答えはないが「だれでも経験すること」と決めつけず、わが子の心に寄り添うことを忘れずにいたい。■“先に生まれただけ”の鳴海校長に一言もの申す高校生を子ども扱いすることなく、あくまで対等にスクールカースト・いじめについて説いた鳴海のやり方は大胆だったが、結果として横井、磯山、上野の関係性は修復。第1話で奨学金の現実を突きつけられたことで思い悩み、不登校になっていた加瀬も、奨学金を借りて大学に行く決意を固めて再び登校しはじめた。教育はこういうものだと決めつけている教師たちのなかで、なんの知識もない鳴海が“先に生まれただけ”の先輩として生徒たちを導き始めた第2話。小山の保健室通いを知りながら何も手を打たずにいた及川(木下ほうか)に辞任の道を用意するなど、なかなかの手荒さも見せたが、教師の意識改革に向けて突き進む鳴海の表情は明るく、この状況を楽しんでいるようにも見えた。そんなサラリーマン校長の逆襲は爽快そのもの。ただひとつ注文を付けるなら、彼女と5年も付き合っておいて「結婚は考えられない」はちょっとヒドいよ、鳴海先生…。生徒の幸せと同じように、愛する人の幸せも考えていただければ!10月28日放送の第3話では、退職した及川の代わりに鳴海が数学教師として教壇に立つことに。一体どんな授業を進めるのか、楽しみだ。
2017年10月27日先日、「白戸家」シリーズ終了を匂わせるCMを発表したソフトバンクが、今回その続編となる新CMを9月22日(金)から順次全国で放映を開始。新キャストとして古田新太、竹内涼真、杉咲花が出演する「ケータリング」篇、「リビング訪問」篇、「台本読み合わせ」篇の内容が明らかになった。上戸彩、樋口可南子がスタンバイした白戸家のセットで、撮影スタッフ・関係者一同による、「白戸家10年間お疲れ様でした」のサプライズセレモニーが始まるという、衝撃の場面からスタートした「新しい家族割」のテレビCMシリーズ。その続篇となる本CMでは、意味深な言動を繰り返す古田さん、竹内さん、杉咲さんの3人の真意を測りかねて、疑心暗鬼に陥る白戸家とのシニカルかつコミカルな掛け合いが印象的な3篇が登場。スタジオのケータリングスペースで食事中の白戸家の元に、「お疲れ様です!」と古田さんがやって来て、「10年長かったですね~」と労いの言葉を掛けるシーンから始まる「ケータリング」篇。白戸家のリビングに突然、古田さんと竹内さんが訪ねてきて「あ、見たことある家だ!」「へぇ~、家のセットは変えないんですね」と部屋の中を見回していく「リビング訪問」篇。そして、撮影の準備が進む白戸家のリビングで、次のCMの練習だと言い、「お父さん初めまして。新しい娘です」と、セリフ練習をしている杉咲さんが出演する「台本読み合わせ」篇。CMではいきなり白戸家の目の敵にされてしまった古田さんだが、撮影が終わると旧知の上戸さんら白戸家のメンバーと仲良く談笑する場面も。同じく新メンバーの竹内さん、杉咲さんをしっかりサポートし、自然体でありながらも独特の存在感を放ち、現場のムードを盛り上げていた古田さんは、「なんで選ばれたのか、よく分かってないです。そして、これからどういう展開になるのかも分からないから、ソフトバンクさんは一体どういうつもりなんだろう」と新CMに選ばれたことに戸惑いを隠せない様子。また、自身が見ていた白戸家の世界に自分が飛び込むのは「不思議な感覚」だと言う竹内さんも、同じく「ソフトバンクさんはホントにどういうつもりなんでしょうか」とコメント。さらに杉咲さんも「目の前に樋口さん、上戸さんがいらっしゃるのが、すごく不思議な感じでした。私もソフトバンクさんはホントにどういうつもりなんだろうって思います(笑)」と3人とも首をかしげる。しかし、実際に撮影に参加してみて竹内さんは、「面白いシチュエーションがいろいろあって、基本的にあったかいなっていうイメージで。今日、撮影に参加して雰囲気があったかかったので、楽しいです」と感想を語り、杉咲さんも「ホントにすぐに撮影が終わってしまって。最初から最後まで一連で撮ったCMの撮影が初めてだったんですけど、ホントにビックリしました」とコメントしている。ソフトバンク新テレビCM「リビング訪問」篇は放映中。「ケータリング」篇、「台本読み合わせ」篇は9月26日(火)より放映開始。(cinemacafe.net)
2017年09月22日渋谷マークシティは、人気急上昇中のモデルで、俳優の清原翔さんとコラボした「#清原翔と渋谷マークシティなう」を2017年9月1日(金)より開催中。渋谷マークシティ館内に設置された清原翔さんのフォトパネルとの写真の撮影で、秋の渋谷デート感覚を楽しむことができる。「#清原翔と渋谷マークシティなう」とは“清原翔さんと渋谷デート“をテーマに、様々なオータムファッションに身を包んだ清原翔さんのフォトパネル(全4種類)を渋谷マークシティ4階アベニューに設置。あわせて、期間中3,000円(税込)以上お買い上げいただいた方を対象に、清原翔さんのサイン入りポスターや渋谷マークシティでご利用いただける商品券が抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施する。また期間中は、清原翔さんのポスターの掲示や、館内のデジタルサイネージで渋谷マークシティのオータムキャンペーンの紹介、清原翔さんのコメント動画などの映像も放映。さらに渋谷マークシティのInstagramを開設し、オススメ商品の紹介や、清原翔さんの画像も配信する。・「#清原翔と読書の秋」・「#清原翔と黄色い傘」・「#清原翔とプレゼント」・「#清原翔と渋谷散歩」・清原翔サイン入りポスター10名様・渋谷マークシティショッピング&レストランチケット10,000円分15名様・渋谷マークシティショッピング&レストランチケット3,000円分20名様・ペア雑貨等<渋谷マークシティInstagram>アカウント名:渋谷マークシティ/ShibuyaMarkcity公式開設日:2017年9月1日(金)「#清原翔と渋谷マークシティなう」実施期間は、2017年9月1日(金)〜10月19日(木)。清原さんとデート気分が味わえる、貴重なこのチャンス。期間限定なので、気になる方は急いで渋谷マークシティへ!【参考】※渋谷マークシティ
2017年09月11日カルト的な人気を誇り、1975年に映画化もされたミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』。2011年にはいのうえひでのり演出、古田新太主演で上演、大きな話題を呼んだ。そして今秋、再び古田が『ロッキー~』に帰ってくる。演出を担うのは、いのうえから直々の指名を受けた河原雅彦。さらに新参加となる小池徹平を加えた3人に話を聞いた。ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』チケット情報元々『ロッキー~』の大ファンだという河原も、前回のいのうえ版を「完璧」と絶賛。だが映画寄りに作られたいのうえ版に比べ、「僕のロッキー体験としては、作り手側が意図しないところで、お客さんが楽しみ方をどんどん発展させていった印象が強い。例えば雨のシーンでは、客席でも新聞紙を傘代わりにして、水鉄砲の水で雨を降らせたり。そういうものが僕の中のロッキーであり、ロッキーの楽しみ方なんです」。古田演じるフランク・フルターは、服装倒錯バリバリのマッド・サイエンティストで、『ロッキー~』の世界観を具現化したような人物。古田は「作品自体がフランクへのお膳立て。要はただのエゴの強い人なんだけど、つまりはそれって舞台上で問答無用に振る舞える役でもある。そういった役は、やっぱりやっていて楽しいし面白いですよ」と笑う。そんなフランクの城へと迷い込んでしまうのが、小池演じるブラッドとソニン演じるジャネットの新婚カップル。「キャスティングされた理由がわからない」と苦笑いを浮かべる小池だが、「第一印象から本当に好きだなって思える作品。テーマパークのような世界観も好きですし、歌もすごくキャッチーで!今回参加出来るのがすごく楽しみで、お話いただいた時からずっとソワソワしていました」と期待を膨らませる。近年注目を集めているダンスチーム“東京ゲゲゲイ”のリーダーMIKEYが振付を手掛け、メンバーも出演もするなど河原版ならではの趣向は随所に。「やっぱり僕は見世物小屋的な、客席に入った瞬間にワクワク出来るような劇場体験が好きですし、かつてはそのために劇場に通っていた。そういう意味でロッキーって、初期衝動に非常に近いんですよね」と河原。するとすかさず古田が、「ある意味古典ともいえる作品なのに、オイラたちの初期衝動に近いってどんだけ初期なんだよ!(笑)」とツッコミ。「でも僕ら世代にも確実に引っかかりますし」と小池が続くと、河原も「どの時代もみんなはしゃぎたいからね。バカは絶えないってことかな(笑)」。思いっきりバカになれる、誰をも魅了する劇場体験がここにある。公演は11月7日(火)から11月12日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月16日(木)から12月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演。その後、北九州・仙台・松本・大阪と各地を巡る。東京の2会場と仙台公演については現在、先行抽選プレリザーブのエントリーを受付中。取材・文:野上瑠美子
2017年08月02日古田新太と小池栄子が“案内人”を務める新ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」。この度、7月21日(金)の第1話放送に先駆け、本作のスピンオフとなる“特別編エピソード0”が、テレビ東京YouTube公式チャンネルほかにて期間限定で配信されることが決定した。「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」は、現在小劇場界の最先端で活躍する人気劇作家11人が書き下ろす、小劇場の聖地・下北沢を舞台にした“人生最悪の一日”を、気鋭の映像作家たちが映像化するオムニバスドラマ。古田さんと小池さんが、町のうらぶれたスナックの常連客とお店のママに扮し、2人が下北沢で起きた“人生最悪の一日”を語り始めるところから物語がスタート。毎回設定も登場人物も変わる1話完結型のコメディー・ドラマとなっている。そして今回、本作の第1話放送に先駆け配信される特別編は、古田さんと小池さんはもちろん、蛭子能収、角島美緒らが出演。古田さん演じるジョン幕練が、ある朝ひどい二日酔いで目を覚ますと、自宅の押し入れには何故か縛られた美女が入っていた。だが、ジョンには昨夜の記憶がない。ふと美女の携帯に非通知からの留守電が13件も入っていることに気づいたジョンは、恐る恐る再生してみると、ジョン自身が彼女を脅迫していた…。果たして、この女は誰?一体、ジョンは何をしたのか…というストーリー。プロデューサーは「11分にわたる1シチュエーションが、ほぼ古田新太さんの一人芝居!1日前の古田新太が現在の古田新太を追い詰める、とても斬新な内容になっており、改めて 古田新太という俳優はすごい!と実感しました」とスピンオフについてコメント。なお、脚本は現在人気急上昇中の劇団、玉田企画の玉田真也が書き下ろし、監督は本編の総合演出の関和亮。プロデューサーも「本編に負けない高いクオリティのショートドラマになりました」と自信を見せており、ぜひ本編と併せて楽しんで欲しい。また来週の第1話では、神保悟志、吉沢亮、村杉蝉之介、桜井ユキ、柳ゆり菜、高橋ひとみが出演する「裸で誘拐された男」を放送。SM好きという秘密を持つ、選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保さん)は、女王様・麗奈(柳さん)に全裸でスーツケースに入れと命令される。そしてそのまま下北沢を歩くというプレイが始まり興奮する修だったが、思わぬ事態が発生。なんと見知らぬ人物にスーツケースを取り間違えられてしまう!しかもその人物(吉沢さん)は誘拐犯で、どうやら身代金を運んでいるつもりらしい。一体、全裸議員が入ったスーツケースはどこへ行ってしまうのか?「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」特別編エピソード0はテレビ東京YouTube公式チャンネル、ひかりTV、GYAOにて無料配信中。ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」は7月21日(金)深夜0時12分よりテレビ東京にて放送開始(テレビ大阪は24日(月)深夜0時12分から)。(cinemacafe.net)
2017年07月14日俳優の古田新太が主演を務める舞台『ロッキー・ホラー・ショー』のビジュアルが21日、公開された。同作は1973年にロンドンで初演を迎え、世界的な人気を誇るミュージカルで、1975年に映画化もされている。2011年には、演出家・いのうえひでのりと古田のタッグによって上演され、今回河原雅彦の演出で復活することとなった。今回公開されたのは、古田が演じるフランク・フルターのビジュアル。全性愛、異性装のマッドサイエンティストであり、変態度パワーアップで異質な世界を作り上げる。古田も「オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう」とファンへメッセージをおくった。同作には他、小池徹平、ISSA、ソニン、上木彩矢、アヴちゃん(女王蜂)、吉田メタル、東京ゲゲゲイ(BOW・MARIE・YUYU・MIKU)、ROLLY、武田真治が出演する。東京公演は11月7日~12日にZeppブルーシアター六本木、11月16日~12月3日にサンシャイン劇場。さらに北九州公演、仙台公演、松本公演、大阪公演を予定している。○古田新太コメント全国の「ロッキー・ホラーショー」ファンの皆さんに嫌われないように今回も皆さんが楽しめるような作品にしたいですね。前回は映画へのオマージュ色が強かったですが、今回はライブのノリで、お客さんと一緒に盛り上がれる、レスポンスを楽しめるような作品になるかと。作品を知らない人にも楽しめると思いますが、DVDなどで予習してきてもらえると、もっと楽しめると思います。これまでとは全く違う「ロッキー・ホラー・ショー」になります! オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう○河原雅彦コメント「ロッキー・ホラー・ショー」には、お客さんが一緒になって騒いで盛り上げて、能動的に楽しむことで、作品としてのオリジナリティが構築された背景があると思います。今回はその空気感を持ち込んで、今まで以上にお客さんが参加して楽しめる仕掛けを作りたいと思っています。出演には音楽的な香りがする、もの凄く濃いメンバーが集まりました。クリエイティブスタッフには、日本の「ロッキー・ホラー・ショー」の伝説的存在であるROLLYさんが音楽監督でも入ってくださいますし、振付は僕も大ファンである 東京ゲゲゲイのMIKEYさんに声をかけさせてもらいました。絶対に刺激的な 「ロッキー・ホラー・ショー」ができると確信しています。「ロッキー・ホラー・ショー」を僕たちもめちゃくちゃ楽しんで創るので、イベントや ライブ、時期的には忘年会に参加するような気持ちで劇場に来て一緒に楽しんでもらえたらと思っています。
2017年06月21日飯豊まりえ&武田玲奈がW主演で女性航海士を目指す、7月スタートの青春コメディ「マジで航海してます。」。このほど、本作のメインビジュアルとともに、桜田通や「BOYS AND MEN」勇翔など、注目の若手俳優ら追加キャストが明らかとなった。本作は、ある大学の練習船・未来丸を舞台に、1年生の坂本真鈴(飯豊まりえ)と石川燕(武田玲奈)が、新入生最初の試練である1か月間の“乗船実習”に参加し、厳しい訓練メニューや船酔いに立ち向かいながら、仲間の男子学生とともに外航船員を目指して奮闘する青春“船舶”コメディ。第1話「マジで航海したい女VSマジで後悔してる女」では、船舶職員の養成を行う関東商船大学と神戸海南大学の合同による“練習船実習”の日がやってくる。商船大学に入学したことをいまも“後悔中”の燕は重い気分で参加。そこで、自分とは正反対の「海大好き!船大好き!航海士になりたい!」という真鈴と出会い、初日から真鈴の巻き起こす騒動にふり回される。さらに、同じ班になった八木大和、鳴海新太、木暮健介、山田翔太郎とも衝突し、波乱の船出となってしまい…。『暗黒女子』やdTVの「パパ活」など話題作が続く飯豊さんと、『ラストコップ THE MOVIE』やNetflixの「100万円の女」などで活躍を見せる武田さんの19歳同級生コンビが、連続ドラマ初主演を果たす本作。2人が演じる真鈴と燕は東西2つの大学から集まった4人の男子実習生とチームを組み、“男子が8割”という男だらけの船の上で1か月間を過ごすのだが、今回、その注目の男子学生たちが明らかに。まず、真鈴らと同じ関東商船大学1年生で、燕のことが気になっているヘビー級のシャイボーイ・八木大和役には、『君の膵臓をたべたい』(7月28日(金)公開)や「クズの本懐」など、映画・ドラマで活躍する若手注目株の桜田さん。神戸海南大学の1年生で、筋肉自慢の鳴海新太役には、本作のために書き下ろされた主題歌「帆を上げろ!」を歌う「ボイメン」こと「BOYS AND MEN」のメンバー・勇翔さん。海南大1年生だが、外資系企業を辞めて航海士を目指す25歳・既婚者の木暮健介役には、『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』(8月19日(土)公開)にも出演する井澤勇貴。そして、商船大1年生で、頭脳派で船や海を調べつくす山田翔太郎役には、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』に出演していた池本啓太。夏ドラマにふさわしいフレッシュなイケメンキャストが集結し、コミカル&キュートな主人公を中心に、時には和気あいあいと、時にはぶつかり合いながらも成長していく青春ストーリーが展開する。さらに、「鬼の横山士官」の異名を持つ航海科先任士官・横山和也役に堀部圭亮、飄々としているが常に冷静沈着な未来丸船長・林田洋之介役に温水洋一、同じ船好きとして真鈴に理解を示す次席一等機関士、関根啓司役に岡田浩暉、クールで操舵室まわりの指導を行う次席一等航海士の藤原茜役に岩井堂聖子ら、個性豊かな実力派キャストが加わる。また、飯豊さん、武田さんに男子学生たちが一堂に会したメインビジュアルも公開。オレンジと青の訓練着に身を包んだキャスト6人が、風にたなびく旗をバックにそれぞれのポーズを決めており、爽やかで勇ましいデザインにより、夏にぴったりのドラマの世界観を表現。なお、本作では外航船員(航海士、機関士など)の魅力や醍醐味を伝える「J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~」や、船員を養成する各大学の協力を得て、実際の船員や候補生への取材をもとにシナリオ作成や撮影を敢行。航行する船上での訓練シーンはもとより、食事・入浴など船内での生活風景、陸から長期間はなれて働く“船乗り”特有の生態などがリアルに描かれている点も大きな見どころとなっている。以下、男子学生キャストコメントが到着した。■桜田通八木大和役船の上での若者たちの青春ストーリーになるかと思いきや、船酔いなどリアルな描写をコミカルに描いた、笑って泣ける作品になっていると僕は願っています。表情やリアクションなど、いままでの作品では挑戦したことのない演出もあったので、僕もこのドラマを観て下さる皆様と一緒に最後まで楽しみたいと思います。■勇翔鳴海新太役今回キャストの方とは全員初共演でしたがすぐに打ち解けることができ、遠慮することなく撮影できたと思います。監督も面白い方でコメディシーンは全力でバカやらせていただきました。衝突しながらも実習生1人1人が成長していく、爽やかで夏にぴったりの青春ドラマだと思います。是非沢山の方にご覧いただきたいです!■井澤勇貴木暮健介役青春コメディですが題材が「航海士」なので一味違った楽しみ方が出来ると思います。数日間ではありましたが、実際に船の上に立ち乗組員の方たちに色々教えていただき貴重な経験、そしてチームワークを学べました。マジで見て欲しいです。■池本啓太山田翔太郎役このドラマは航海士を目指す若者たちを描いた青春コメディです。その中で僕が演じる山田翔太郎は体力自慢の学生が多い中、線も細く、メガネをかけていて、デリケートですぐにお腹を壊しやすい少年です。翔太郎を含め仲間たちが少しずつ成長して行く姿はこのドラマの見どころです。僕は青春ドラマに出るのが夢で、今回このドラマの現場で歳の近い共演者の方々と共に青春を演じ、過ごす事が出来て最高に幸せでした。「マジで航海してます。」は7月2日(日)より毎週日曜日深夜0時50分~MBSにて、4日(火)より毎週火曜日深夜1時28分~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月19日俳優の古田新太とお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)の日本語版声優を務めることがこのほど、明らかになった。元レッドレンジャー・ゾードン役に古田、アルファ5役に山里が決定した。日本の特撮シリーズ『スーパー戦隊』の英語版として1993年から全米で放送され24年続くテレビシリーズ『パワーレンジャー』。"米国で最も成功したジャパニーズコンテンツ"とも言われている日本が誇るスーパーヒーローが、総製作費120億円というスケールでハリウッドで映画化された。先日発表されたレッドレンジャー(ジェイソン)役の勝地涼とピンクレンジャー(キンバリー)役の広瀬アリスに続き、古田と山里の参加が決定。古田は、太古の地球で世界を守っていた5人の戦士="パワーレンジャー"の元レッドレンジャー・ゾードン役を、山里は、5人をサポートするおしゃべりなロボット・アルファ5役の声を演じる。古田は「今回、元レッドレンジャーで今は魂だけになった壁の中の人物"ゾードン"というキャラクターの声優をさせていただくことになりました。最近、声優をやると必ず"ボスキャラ"です。レンジャー、やりたかったな。ファンの方に違和感を持たれないようガンバリマス」とコメント。山里は「オファーがきたときは、まさかレッド!?とドキドキしたのは内緒の話です…。ただ、アルファ5も5人には絶対必要な仲間ですし、5人に突っ込んでもらったり突っ込んだりできると思うと今から楽しみで仕方ないです!」と喜び、「男子はみんな戦隊ヒーローに育ててもらっています! その日本のヒーローに世界が影響を受けたというのがめちゃくちゃ嬉しかったという気持ちがあります! 世界中にファンの方がいるこの作品に関われるだけで幸せです! そして、そのファンの人たちを裏切らないように全身全霊でのぞませていただきます! 最高の作品に少しでも役に立てるよう頑張ります!」と意気込んでいる。(c)2016 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.
2017年05月03日堀井新太、山田裕貴、三津谷亮が演じるイマドキの若者が、ある日突然パパになり、ドタバタの子育てライフを繰り広げるテッペン!水ドラ!!「3人のパパ」。このほど、ミュージカル「テニスの王子様」やドラマ「クズの本懐」などで知られる桜田通が第6話にゲスト出演することになった。本作は、いまを生きる“ゆとり・さとり世代”と呼ばれる男たちが、過去の無責任な行動が原因で赤ちゃんを育てることになり、困難にぶつかりながらも目の前の命と向き合い、共に成長する姿を描くハートフルコメディ。そんな本作の第6話に参戦することになったのが、ネクストブレイク候補ともいえる若手俳優・桜田さん。ミュージカル「テニスの王子様」以降も数々のドラマや映画に出演。近年では、映画『orange-オレンジ-』、ドラマ「グッドモーニング・コール」「嫌われる勇気」などに出演し「クズの本懐」では主演。浜辺美波と北村匠海(DISH//)のW主演作『君の膵臓をたべたい』にも出演しており、いま目が離せない存在の1人だ。桜田さんが今回演じるのは、母親との再会に戸惑う“さとり世代”の青年・西川亮介。幼少期に別れたきりの母親を探して、堀井さん演じる拓人たち3人の前に現れる。シェアハウスで子育てをすることになった拓人、恭平(山田裕貴)、朔(三津谷亮)にとって、亮介の登場は母親の分からない赤ちゃん・晴大と境遇が重なり、晴大の将来を改めて考えるきっかけになっていくのだが…。桜田さんは、「僕が演じる西川亮介は、僕より年齢設定が下だったので、さらにゆとり世代の男の子のイメージを膨らませました。老舗料亭育ちの失礼や嫌味のない男の子と、年相応で等身大の素直な男の子を共存させることを意識しながら精一杯演じました」と、そのキャラクターと役作りを明かす。いま注目の若手俳優3人が揃う本作には、「堀井新太くんとは3度目の共演なのですが、やっぱり芝居大好きで、熱くて真面目な、大きい赤ちゃんでした(笑)」と語るも、「でも、カメラが回るとパパでした」とフォロー?「山田裕貴くんは、振り切った芝居が見ていてとても面白かったです。優しくて大人だなぁと思ったのですが、腹の底にとんでもないバケモノがいそうな雰囲気でした」と鋭く分析し、「三津谷亮くんは、とにかく柔らかい雰囲気の方で、たくさんお話をしてくれました。三津谷くんのおかげでリラックスして撮影ができました」と、それぞれ3人の特徴を見事にとらえながらコメント。また、「濱田マリさんは、僕が演じた亮介にとって重要な関係の役柄だったのですが、今回その役を濱田マリさんが演じて下さっていて本当によかったです。亮介の表情や感情は全て、濱田マリさん演じる美奈子さんがそこにいて下さったおかげだと思っています」と、ベテランともいえる実力派に感謝を寄せた。なお、今夜放送の第3話では、拓人が置き手紙を残してシェアハウスからいなくなるところから始まる。恭平(山田さん)と朔(三津谷さん)は拓人を探しつつも、晴大の面倒をみることに。2人は順番に晴大の面倒を見るも、なかなか思うようにはいかず…。そんな中、朔は幼少期に父親から暴力を受けており、晴大と上手く接することができないと恭平に告白する。すれ違いながら、崩壊していく3人の関係。そして、ある事件が起こってしまう…。白黒つけることが怖い無責任な若者3人の“ドタバタ子育てライフ”。「3パパ」たちには、これからも目が離せない。テッペン!水ドラ!!「3人のパパ」は毎週水曜日23時56分~TBSにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月03日4月15日(土)より順次公開中のゲキ×シネ『乱鶯』。この度、本作の公開を記念して舞台挨拶が行われ、主演の古田新太と共演の大東駿介が登場した。鶯の十三郎(古田新太)は、盗賊の頭ながら人を殺めず、盗られて困る者からは決して盗まないことでその名を知られいた。しかし、悪事を企む北町奉行所の与力、黒部源四郎(大谷亮介)の差し金もあり、子分に裏切られて一味は皆殺しの目に遭ってしまう。十三郎自身も瀕死の傷を負うが、その命を救ったのが幕府目付の小橋貞右衛門(山本亨)と、居酒屋鶴田屋を営む勘助(粟根まこと)お加代(稲森いずみ)夫婦だった。それから7年。勘助を病で亡くした後、ひとりになったお加代を助けて十三郎は、板前の源三郎と名乗り鶴田屋を繁盛させていた。そこに現れたのが 火縄の砂吉(橋本じゅん)という盗賊を追っているという御先手組組頭の小橋勝之助(大東駿介)。勝之助が自分の命の恩人・貞右衛門の息子であることを知った十三郎は、彼に手柄を立てさせようと、砂吉が大店で押し込み強盗を企てている情報をつかみ、男まさりの女将のお幸(高田聖子)や女中のおりつ(清水くるみ)が働く大店の呉服屋・丹下屋に自ら潜入することを思いつく…。本作は、大人気の劇団「劇団☆新感線」が、36年目を迎えた際に初めて本格派時代劇に挑んだ、古田さん主演舞台「乱鶯」を、映画館で楽しむ“ゲキ×シネ”の最新作として映像化したもの。江戸時代を生きる市井の人々の姿を生活感たっぷりに、立ち回りあり、サスペンス色もあり、ちょっぴり大人の恋模様もあり、と人情味溢れる人間ドラマだ。イベントで古田さんは、「この作品は脚本の倉持くんが、おいらの長台詞や殺陣をしているところが見たいということで書き下ろしてくれたのですが、全編出突っ張りで、倉持くんには怒りしか感じない作品です」と笑いながら、「脚本では倉持くんは刀で戦うと書いているのに、演出のいのうえが盗賊だからでかい鍵の柄物で戦う演出をつけていて、その柄物がとにかく重くて、連日の殺陣がとても大変でした」とふり返る。また、共演した稲森いずみについて、「ずっと共演したくて、本気でいずみちゃんを好きな男が共演したらどうなるか、お見せする作品ですね(笑)乱鶯はゲキ×シネに合った作品なので楽しんでください」とコメントしていた。一方大東さんは、「公演中は古田さんに支えてもらいました。役と裏での立ち位置が変わらずカンパニーの皆さんに可愛がってもらい幸せでした」とふり返り、また橋本じゅんに舞台の基礎を教わったと言う大東さんは、「今回橋本さんと古田さんから同じシーンのアドバイスを頂くのですが、真逆のアプローチで頂きました。たどり着く先が同じで、本当に勉強になりました」と感謝。さらに、「舞台を撮影して編集した映像を映画館で上映しているので、息づかいや俳優の気持ちが乗っている生々しい映像、いい時代劇になっています」と作品についてアピールした。ゲキ×シネ『乱鶯』は東京・東劇にて公開中、そのほか各劇場にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月26日若手俳優とタッグを組み、ザ・スズナリという濃密な空間で人間ドラマを紡ぐ。岩松了のその試みに堀井新太と黒島結菜が参加する。これまでも若手の群像劇には定評があった岩松。今回の『少女ミウ』では、一家心中の生き残りの少女をめぐる物語を描くのだという。その中で追求したいのは「男と女の生態」という岩松ならではの思索に、堀井と黒島も興味津々。初顔合わせの3人に期待が募る。舞台『少女ミウ』チケット情報岩松作品には初参加となる堀井と黒島。「いろんな人から岩松さんの情報を仕入れてたんですけど(笑)、必ず得られるものがあるので本当にいい経験ができるとみんなが言っていたので、今はそれが楽しみ」(堀井)、「岩松さんの作品を演じるのには、まだまだ力が追いついてないと思うんですけど、一生懸命くらいついていきたい」(黒島)とそれぞれに、岩松の作品世界と演出が自分に大きなものをもたらすはずと、確信している様子だ。そんなふたりをはじめとする若手俳優10名と岩松が作り上げるのは、黒島演じる一家心中の生き残りのミウという少女と、彼女を通り過ぎていく人間たちの群像劇。その中でも大きな存在となる男を堀井が演じ、「お互いがどんなふうに相手を利用したり拠りどころにしたりするのか、いろいろ考えながら書いていきたい」と岩松は言う。そのもとには、岩松のこんな思いがある。「人間って社会性を持って生きているけれども、動物のレベルに戻すとどう動くのかっていうことを見せることで、規律とかモラルって何だろうと知らしめることができるんじゃないかなと思ったんです。舞台上で行われることは不条理に見えるかもしれないけど、実は非常にまっとうなことをやっているのだと。“人もまた動物である”っていう副題をつけられるぐらい、動物的な話をやりたいと思います。男と女についても、結局は、女が男を利用して、男は消費されていくんだっていうような(笑)」。岩松の話に「女性にはかなわないという境地に達するのはもう少し先かも(笑)」という感想をもらした堀井。「岩松さんに言われることを柔軟に素直に受け止めてやりたい」と意気込む。黒島も「今までに演じたことのない役どころになると思うので、知らない自分をいっぱい引出してもらいたいと思いますし、自分も新しいものを引出していきたいと思います」と胸を高鳴らせる。人間の本質を問いかけるからこそ作り出される岩松の不可思議な世界。若手俳優のまっすぐさが、その面白さを忌憚なく伝えてくれるだろう。公演は5月21日(日)から6月4日(日)まで東京・下北沢のザ・スズナリにて。チケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、2月20日(月)午前11時まで受付。取材・文:大内弓子
2017年02月15日AKB48の島崎遥香が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(17日スタート、毎週月曜24:15~24:45)に出演する俳優の古田新太がこのほど取材に応じ、島崎の"オトナ"ぶりを絶賛した。このドラマは、誰も捜査に出かけることなく、すべての謎が「刑事部屋」で解決されてしまうというワンシチュエーションコメディ。島崎が、25歳で警視庁のある捜査課・課長に任命された、自由奔放な"デカ長"を演じ、古田は、新人中年刑事・石鍋幹太役で出演する。最初は「正直いうと…面白いのか!?と思いました(笑)。だいたい、こんな課が警視庁に存在するワケないですしね(笑)」という古田。撮影が始まって、まだ手探りな部分もあるというが、「役者たちが皆、オトナなので、現場はとてもやりやすいです」と話す。そんな中でも、古田が一番オトナだと評するのは、主演の島崎。「一番落ち着いていて、浮ついてない! しかも、あんなに小さくてかわいらしいのに、眉間にシワを寄せるのがとても似合うんですよ」と絶賛する。石鍋は、デカ長に「細目」と適当なニックネームを付けられる上、捜査は「足で稼ぐこと」とアピールするも、「捜査に行くやつは無能」と言われてしまう役柄。一緒に歌ったり踊ったりするシーンもあるそうだが、「これから徐々に『デカ長にほめられたい!!』という意識が高まって来るのではないかと思っています(笑)」と予測した。なお、捜査に行かないナシゴレン課は、テレビ朝日系昼の情報番組『ワイド!スクランブル』を貴重な情報源として活用する設定。南五反田のラブホテルの浴槽で大量のワカメにまみれた男性の死体が発見されたという事件に挑む第1話には、同番組の橋本大二郎キャスターと大下容子アナウンサーが、本人役で特別出演する。
2016年10月17日俳優の哀川翔が1日、都内で書籍『ブレずに生きれば道は拓ける!一翔両断』の発売記念サイン本お渡し会を行った。哀川がブレずに真っすぐ人生を歩んできたからこそ言える数々の言葉を、「仕事」、「男と女」、「子育て」などのジャンルに分けて、哀川流の明言を収録した同書を手にし、哀川は「55歳になりまして、いろいろ振り返るとそんなにデカい失敗はしていないなということで、成功するマニュアル本はいっぱいありますけど、失敗しないマニュアル本はあまりないなと思って出版しました」と説明し、特にオススメしたい人を聞かれると「右に行こうかな、左に行こうかななど、自分が進むところはどうかなというところに差し掛かっている人に一番いいかも」と提案し、「そのときの判断はこうした方がいいということは明確に書いてあります」と胸を張った。また、オススメのポイントを聞かれると、哀川は「本ってトータルだから、ここを中心としてということは絶対にせず、読んだ人がどこかの一節で『そっか』と感じてくれるのが一番です」と話し、「振り幅を広くやっています。どこか当たるように作りました」とコメント。同書のタイトルは編集者が決めたそうで、ゴーストライターの存在を疑われると「俺が喋って、ちゃんと原稿を起こす人が起こして、ちゃんとやっています」と否定し、「そんなせこいことしないって(笑)」と笑い飛ばした。俳優業のみならず、作家や歌手、カブトムシの飼育など幅広い分野で活躍し、「カブトムシは大成功しています」と高笑いした哀川は、活動の軸足はカブトムシか聞かれると「軸は俳優業でしょ」と一度は否定したものの、報道陣から首を傾げられると「カブトムシって言っちゃうぞ!」とコメントして笑いを誘った。さらに、今年飼育した約5,000匹のカブトムシはほとんどはけたという哀川は、「来年に向けて幼虫ができています」と言い、「来年は(カブトムシの)大きさでギネスを狙います。絶対出る!」と自信をのぞかせた。また、昨年、芸能界デビュー30周年を迎えた哀川は、今後の目標を聞かれると「自分たちは需要と供給の供給する側で、需要がないとやっていけず、そこを徹底していかないと今後はないと思うので、もっともっと皆さんのニーズに応えていく人生を歩んでいきたいです」と打ち明けていた。
2016年10月01日俳優・三浦翔平が26日、無料のインターネットテレビ局・AbemaTV『三浦翔平の沖縄バカンスに完全生密着~翔熱大陸 第2弾Day2~』に登場し、お笑い芸人・TKOの木下隆行と、スマートフォンアプリで”顔交換”した画像を見せた。先日最終回をむかえたフジテレビ系の月9ドラマ『好きな人がいること』でも活躍していた三浦は、少し遅い夏休みを楽しむ“沖縄バカンスに出発。2日間の旅の様子を、「AbemaSPECIAL2」チャンネルで、2日間計12時間にわたり生放送した。バカンス2日目となった26日は、沖縄県恩納村からスタートし、三浦はゲストの山田親太朗、エハラマサヒロ、そして木下と4人で旅を楽しんだ。三浦が本番前に撮影した木下との顔交換写真をアップすると、視聴者からは「顔交換笑ったーーー」「男前木下さん」「顔交換違和感ない」など大反響に。木下も「本当にこういう人いそう、太った男前やな」と満足気様子を見せた。また、待ち時間には三浦が「赤いきつねのCMのときの勢いのいい武田鉄矢さんのモノマネをするエハラさん」のモノマネを披露。さらにドラマ『好きな人がいること』撮影中も、「エハラさんがマネする布施明さんの歌マネ」にハマった出演者たちが、監督に怒られたというエピソードを明かした。(C)AbemaTV
2016年09月27日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と古田新太が3度目のタッグを組む新作舞台『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』が7月24日、東京・本多劇場で開幕した。【チケット情報はこちら】同作は劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチが作・演出、俳優・古田新太が座長としてタッグを組み、2007年、2011年と上演した、通称"KERA古田企画”と言われるシリーズの第3弾。"大人たちが全力でバカバカしいことをやる企画"を標榜し、実力派俳優たちが、毎回ナンセンス・コメディに本気で挑む。今回の『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』は2011年上演の前作『奥様お尻をどうぞ』に登場した古田演じるアラータ、犬山イヌコ演じる助手のアルジャーノンのふたりが起こす騒動が描かれる。公演にはシリーズ過去2作に出演したレギュラー陣に加えて、成海璃子と賀来賢人が参加。成海はアラータとアルジャーノンが出会う少女・アンネに扮し、ナンセンスなセリフを繰り出していく。劇団☆新感線『五右衛門vs轟天』で古田と共演し、これまでコメディ作品で鮮烈な印象を残してきた賀来が演じるのは、アンネに恋する青年・ガブリエル。その身に次々と降り掛かるあり得ない設定を生き生きと演じている。古田新太は開幕に際し、「今までの作品の中で最凶の作品に仕上がりました。がっかりしに、是非見に来て下さい」とコメントを寄せている。公演は8月21日(日)まで東京・本多劇場で上演。その後、福岡、大阪、新潟を周る。現在、東京公演の当日引換券を発売中。
2016年07月25日女優の観月ありさ、俳優の古田新太が、きょう22日(19:00~20:54に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなうSP』(レギュラーは毎週金曜19:57~20:54)に出演し、90年代前半のダウンタウンについて語る。今夜は、ダウンタウンと坂上忍、小島瑠璃子が、ゲストとお酒を飲みながら語る「本音でハシゴ酒」企画を放送。観月は、1992年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、ダウンタウンとともにパーソナリティーを務めていたが、当時の2人の様子を赤裸々に告白する。一方の古田は、かつて『ダウンタウンのごっつええ感じ』(91~97年、フジ系)に妻・西端弥生が出演していたという関係。その西端に関するエピソードなどについて、酒を酌み交わしながら、本音で語り合っていく。このほかにも、遠藤憲一が、所属事務所の社長でもある妻と複数回にわたって離婚届を突きつけられたエピソードを語り、宇宙飛行士の山崎直子氏が、お金事情や宇宙人の存在についてトーク。今年4月に入社したフジテレビ新人アナウンサーの藤井弘輝、上中勇樹、鈴木唯、堤礼実、永尾亜子の5人は、初仕事でダウンタウンの洗礼を受ける。
2016年07月22日2007年「犯さん哉」、2011年「奥様お尻をどうぞ」。古田新太を主演に、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が作・演出する人気の超デタラメ企画シリーズ。このたび、さらにお騒がせな第3弾が登場する。今回は成海璃子、賀来賢人が初参加。「ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~」のチケット情報ナンセンスをやろう、と2人がタッグを組んだこの企画に、レギュラーで参加しているのが山西 惇。硬派から軟派の芝居まで多岐に渡る作品に出演、重要な役どころにキャスティングされる個性派俳優だ。この企画でも、古田をはじめ、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコらクセ者ぞろいの役者陣の中、その存在感はひと際異彩を放っている。4月、「イニシュマン島のビリー」大阪公演に出演した山西を取材、「ものすごく消耗するけど、ほんとに楽しい」と語るお騒がせ企画への想いやこれまでの作品の話を聞いた。「長い俳優人生で、初めてお尻出しました。後にも先にも、これだけ」というのが、第1弾の『犯さん哉』。前2作とも怒って途中で帰るお客さんがいた。が、大阪のお客さんはそう簡単には帰らない。第2弾の『奥様お尻をどうぞ』は、東京公演では帰る人がいたが、大阪公演は逆に「熱狂的だった」と山西。「総立ちのカーテンコールで、みんな帰らない。すごかったなぁ」。この2作目の公演時期は東日本大震災のすぐあと。どうしようもなくバカバカしいやり取りの中に、世相を反映したネタが盛り込まれた。「こんなしょうもないセリフに、これだけの説得力をもたすのは、あなたにしかできない」と、仲間から賞賛される。「デタラメを突き詰めていくと、笑えるのかどうかわからなくなる、ちょっと怖い領域に入っていく。そのキワキワのとこをやりたいんですよ。なんかすごいな、とも思わせたい」。それには、俳優としてのスキルの高さが求められるのだ。古田が「3分の1の人が大絶賛してくれれば、観客の半分は怒って帰ってもいい」と豪語する企画。「若い頃からずっと周期的に言ってます(笑)。演劇の持つ凶暴さ、ボクらが若い頃に観た唐(十郎)さんや寺山(修司)さんの芝居のような、ゾワゾワっとした気持ちを与えられる作品を作りたいという気持ちはすごくわかります。でも、ボクはできれば帰ってほしくないです(笑)」。これまで観たことがある人は「相変わらずだな、良かったって思っていただけると思う」。初めて観る人は「世の中にこんな芝居があっていいんだと(笑)。いいんです、こういう芝居もあって、いいんです!観終って説明のしようがない、『観てみないとわからない』って友達に言ってもらえるような舞台を目指します(笑)」。公演は、7月24日(日)~8月21日(日)まで東京・下北沢 本多劇場、8月27日(土)・28日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 中劇場、9月1日(木)~4日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、9月10日(土)・11日(日)までりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場で上演。チケットぴあでは東京・大阪公演にてWEB先行先着[プリセール]を受付中。ライター:高橋晴代
2016年05月18日ダンスをはじめ、映像やストレートプレイでも活躍をみせる大貫勇輔。今回、舞台『フラメンコ・カフェ・デル・ガト』では、フラメンコに初挑戦する。ジャズ、コンテンポラリー、ストリートダンスなど何でも得意の彼が、どんな踊りを見せてくれるのか。稽古を目前に、その心意気を聞いた。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報湖月わたる、水 夏希、原田 薫で結成されたユニット『BAD GIRLS』が、異国の男性ダンサーと共演する舞台「DANCE LEGEND」シリーズ。今回はその人気シリーズの第3弾で、構成・演出・振付をフラメンコの名手ホセ・バリオスが手掛ける。大貫はスペインのフラメンコダンサーとともに参加する。「フラメンコは今まで踊ったことはないんです。スペインには以前から興味があり、現地で稽古があると聞いて『やったー!』と声を上げてしまいました(笑)。以前、パリに行きたいと思っていたら、ストリートダンスの大会で優勝してパリに行けたり、自分がやりたいと思うと何かつながる瞬間があるんです。今回もスペインに呼ばれているような気がして、運命的なものを感じました」。フラメンコ初挑戦に「もちろん不安はあります」というが、どこか余裕を感じさせる。「水 夏希さんが、フラメンコのテクニックを学んだだけでは、外国人が付け焼刃で日本舞踊を踊るみたいになってしまう。それよりも、どれだけスペインの文化を愛し、フラメンコの血を自分の中に入れられるかが大事だとおっしゃっていたんです。僕も同感で、自分の内側から出て来るものが一番大切。それがダンスだと思うんです」。フラメンコは、ジプシーと呼ばれるロマ族をはじめとする多数の民族が培ってきた伝統文化だ。「僕は、ダンサーの母親の胎内にいるときから舞台に立っていて、生まれながらのダンサーだと思っています。言葉にならない思いや、つらかったことを肉体を通して変換し表現してきた。フラメンコも現地の人が生きる上で、必要としてきた踊りです。そこは通じる思いがあるんです」。核が同じなら、ダンスのジャンルが違っても踊りこなせる。そんな自信が彼の中に脈打っているのが伝わってくる。今作は第1幕が『ロミオ&ジュリエット』のように愛や闘いを描く物語で、大貫もある役柄を演じ、第2幕は、スペインの地方や都市を巡るショー形式の舞台になる予定だ。「いいダンサーは日本で食べていくのは難しいから、まず、海外に出て日本に帰ってくる。それは熊川哲也さんがすでにされているから負けず嫌いの僕は、逆の発想で(笑)、日本を拠点にして世界に行きたい」と言い切る。「僕と同じ踊りはほかの人にはできない。僕にしかできないものを持っている」ともいう。大貫ならではのフラメンコに注目したい。公演は、6月25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年05月02日俳優・三浦翔平に12時間密着する生配信番組『三浦翔平の丸一日完全密着 翔熱大陸』が、23日(10:00~22:00)にインターネットテレビ局・AbemaTVで配信される。三浦が、密着の生放送を受けるのは初めてで、今回の番組では、仕事風景、トレーニングや買い物の様子、友人と酒を飲みながらプライベートトークを繰り広げる場面まで潜入予定。仕事現場での顔と、プライベートな顔まで、三浦のさまざまな表情に迫る。「プライベートだったり、仕事風景だったり、まだわからないのですが、精いっぱい頑張りたい」と意気込む三浦。「1日そのままでいいと言われているので、本当にそのままでいようかなと思います」と、肩の力を入れすぎずに過ごしたいとコメントしている。三浦は、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」を受賞。深田恭子主演のTBS系ドラマ『ダメな私に恋してください』に出演して話題を呼び、放送中にはTwitterのトレンドワードに「三浦翔平」が入るなど注目を集めていた。
2016年04月21日「なんやねん、これ?!」と、観客の半分を怒って帰らせたいと豪語する舞台。作・演出にKERAことケラリーノ・サンドロヴィッチ、主演・古田新太の通称“フルケラ企画”が、2007年「犯さん哉」、2011年「奥様お尻をどうぞ」に続く第3弾を上演。モンティ・パイソンの笑いを愛するふたりがタッグを組んだ、極めつけのナンセンス企画だ。そのくだらなさ、その不謹慎さ、最上級の「なんやねん、これ!(怒or笑)」な舞台は、今の日本の演劇界で唯一無二。このシリーズが今回で打ち止めになると言う。共演は成海璃子、賀来賢人、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇。シリーズ最後(?)を飾るにふさわしい、最強のメンバーが結集した。劇団☆新感線「乱鶯」の舞台で来阪した、古田新太を直撃取材!「ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~」チケット情報「『犯さん哉』で、あ、お客さんはここまでひどいことやると帰るんだなっていうことがわかり、『奥様お尻をどうぞ』でも非常に怒ってる人たちがいたりして、ある程度の成果は上げられたんじゃないかなと(笑)」。初演から10年近く経ち、3本やって「もういいか」と打ち止めにすると言う。そもそも、芝居らしい芝居にフラストレーションをためたKERAと古田が「せっかくふたりでやってるのに、なんでナンセンスやってないんだ?」というところからスタートした企画。前2回、古田はKERAと話し合ってお題を出したものの「全部ないがしろになったんで(笑)。だから今回はKERAさんに丸投げ。注文は、イリポン(入江雅人)がいっぱい出たらいいな、ぐらい。それは、ボクが見たいからです(笑)」。タイトルの“ヒトラー”は、多分出てこないだろうと思われる。「出てきても、そこか!見たいな感じだと思う。で、後半はグダグダになる予定(笑)」と古田。この企画は社会派ではありません、念のため。「この世の中で、ふざけちゃダメなことってないと思ってるんですよ。やっちゃいけないことが一番おもしろい。葬式の屁ほど、おもしろいもんはないですからね(笑)。不謹慎という言葉は、知らない(笑)」なわけで。3回目、しかもこれで打ち止めとなると「なんやねん、それ?!」度は、さらにアップするに違いない。「凶暴ではありたいと思いますね。みんなが微笑んで帰れるような作品にはしたくないと思ってるんで(笑)。誰かを傷つけたりとか、そういう気持ちで臨みたい。お客さんの半分ぐらいが怒ってくれたらうれしいです。でも、3分の1の人たちには『メッチャおもしろかった』って言ってほしいです。こんだけ達者な人たちがデタラメやるの、なかなか観れないと思うから、観といた方がいいと思いますよ」。公演は、7月24日(日)から8月21日(日)まで東京・本多劇場、8月27日(土)・28日(日)福岡・北九州芸術劇場 中劇場、9月1日(木)から4日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、9月10日(土)・11日(日)新潟・新潟市民芸術文化会館 劇場にて上演。取材・文:高橋晴代
2016年04月15日3月24日(木)、NHK局内で創作テレビドラマ大賞「川獺」試写会が行われ、俳優の堀井新太、勝村政信、山下真和(脚本)、伊勢田雅也(演出)、陸田元一(制作統括)が出席した。「創作テレビドラマ大賞」とは、日本放送作家協会とNHKが共催するテレビドラマのオリジナル台本を対象としたコンクールで、毎年、大賞受賞作品がドラマ化される。第39回、応募総数881編から選ばれた山下さんによる本作は、絶滅したはずのニホンカワウソを発見したと嘘をつき、世間を騒がせた父・明憲と距離を置く息子・保が、ふとしたきっかけで父の行動や生き方を理解し、新たな一歩を踏み出していくさまを描いたヒューマンドラマ。ドラマ初主演で保役を演じた堀井さんは、「脚本を読んで、いまこの世の中に伝えるべき作品と思ったし、山下さんのデビュー作ということで、絶対に良い作品にしなければと思いました」と吐露。勝村さんや高岡早紀らベテラン俳優との共演にも刺激を受けた堀井さんは、「今後は嘘をつかないお芝居をしていきたい。観た人が『本当に役に入っているな』と思うような真に訴える表現をして、皆さんに伝えていきたい」とキッパリ。さらに、主役として長く現場にいることで様々な人に支えられていることを実感したそうで、「これからも感謝の気持ちを忘れずに取り組んでいきたい」と決意を表した。一方の明憲役の勝村さんは、高知弁の難しさが印象に残ったそうで、長いカットシーンでは地元のエキストラから「う~ん…惜しい」とダメ出しされたことを明かし、「先生がたくさんいたので、怖い反面助かりました」と打ち明ける。また、堀井さんについては「目がキレイ。僕もたしかこんな目をしていた時があった」と冗談を交えつつ、「これからが楽しみな俳優」と称賛し、堀井さんを喜ばせた。そんな二人が真摯に取り組んで仕上がった本作。山下さんは「今日見て泣きました。大きな愛を含んだ深い良い話になったと実感しました」と手放しで喜んだ。創作テレビドラマ大賞「川獺」は3月29日(火)22時~NHK総合にて放送。(鶴見菜美子)
2016年03月24日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と古田新太が3度目のタッグを組む新作舞台『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』が7月に上演決定。そのビジュアルが公開された。“この上なく狂暴、きわめて不毛“と2007年の演劇界に大きな衝撃を与えた『犯さん哉』、“前作のデタラメをさらに徹底的に極める“と言いつつ震災直後の日本に猛烈なパンチを喰らわせた2011年の『奥様お尻をどうぞ』に続く、ふたりのコラボ企画第3弾。作・演出にKERA。キャストには古田をはじめ、成海璃子、賀来賢人、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇ら人気俳優から小劇場の実力派まで多彩な顔ぶれが揃う。新作舞台は7月24日(日)からの東京公演を皮切りに、北九州、大阪、新潟で上演。チケットの一般発売は5月21日(土)午前10時より。■舞台『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』<東京公演>7月24日(日)~8月21日(日)下北沢 本多劇場<北九州公演>8月27日(土)・28日(日)北九州芸術劇場 中劇場<大阪公演>9月1日(木)~4日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ<新潟公演>9月10日(土)・11日(日)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場
2016年03月09日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と古田新太が3度目のタッグを組む新作舞台『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』が7月に上演決定。そのビジュアルが公開された。“この上なく狂暴、きわめて不毛“と2007年の演劇界に大きな衝撃を与えた『犯さん哉』、“前作のデタラメをさらに徹底的に極める“と言いつつ震災直後の日本に猛烈なパンチを喰らわせた2011年の『奥様お尻をどうぞ』に続く、ふたりのコラボ企画第3弾。作・演出にKERA。キャストには古田をはじめ、成海璃子、賀来賢人、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇ら人気俳優から小劇場の実力派まで多彩な顔ぶれが揃う。新作舞台は7月24日(日)からの東京公演を皮切りに、北九州、大阪、新潟で上演。チケットの一般発売は5月21日(土)午前10時より。■舞台『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』<東京公演>7月24日(日)~8月21日(日)下北沢 本多劇場<北九州公演>8月27日(土)・28日(日)北九州芸術劇場 中劇場<大阪公演>9月1日(木)~4日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ<新潟公演>9月10日(土)・11日(日)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場
2016年03月09日劇団☆新感線の2016年春興行、いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK 「乱鶯」の製作発表が1月13日、都内で行われ、主役の古田新太をはじめ、稲森いずみ、大東駿介、清水くるみ、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、いのうえひでのり(演出)、倉持裕(脚本)が登壇した。「蛮幽鬼」以来、7年ぶりに新橋演舞場での上演となる、いのうえ歌舞伎最新作「乱鶯」。立ち回りあり、サスペンス色あり、ちょっぴり大人の恋模様あり。江戸中期に暮らす市井の人々の人情味あふれるドラマが描かれる。会見では、演出を務めるいのうえが「いつもより若干大人っぽい、ビターな味わいのある『いのうえ歌舞伎』を作りたい。(座付作家の)中島かずきが書く王道の『いのうえ歌舞伎』だと少年漫画、ファンタジーの色が強く、リアルさがない。それもおもしろいが、リアルな話をやってみたい。ちょうどいいタイミングで倉持くんにお願いできた」と語ると、倉持も「やっときてくれた。待ってましたという気持ちでした。すごくうれしい。新感線はエンターテインメント。間口が広いところが魅力であこがれていた」といのうえに応えた。「古田さんから『出番が多い』と言われた」と明かすと古田は、「倉持くんがバカなせいでものすごくセリフが多い。立ち回りもそんなにないって言ってたのに、オープニングから大立ち回りです。本当に殺してやると思いました」と倉持の脚本への毒舌を披露するも、「倉持くんの台本は、セリフのやりとりやリズム感が上手だなと思う。台本を読んでて心地いい」と作品への期待もみせていた。また、7年ぶりに新感線に出演する稲森、5年ぶりに出演する大東は、ともに初共演となる古田への印象を「本当に温かくて素敵な方」(稲森)、「『お前そのカッコいきってんのか?』と早速洗礼を受けました。そこからいろいろ勉強させていただきたい」(大東)とそれぞれ語った。会見終盤には「倉持くんが書いてるので倉持くんの世界観ができると思うんですが、やってる人間は(劇団☆)新感線なので、最終的には新感線(の芝居)になると思う。だからなるべく下ネタを入れたい」と古田が会場を笑いの渦に巻き込んだ。いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK 「乱鶯」は3月5日(土)から4月1日(金)まで東京・新橋演舞場にて。1月17日(日)23:59まで先行抽選プレリザーブ受付中。
2016年01月15日12月5日、東京・パルコ劇場で長塚圭史作・演出&古田新太主演の舞台『ツインズ』が開幕。その前日、同劇場で公開ゲネプロが行われた。舞台『ツインズ』チケット情報第13回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した『LAST SHOW』から10年。古田の「家族の嫌な話を書いてほしい」という希望から立ち上がったというのが『ツインズ』だ。定期的に家族を描いた作品を生み出してきた長塚が「家族の病んでいる部分、僕の思う家族の闇の部分と光の部分を併せて描いた」作品となった。演じるのは、長塚が「まさか集まらないだろうと思っていた夢のようなメンバー」と話す実力派俳優の面々。主演の古田を筆頭に、多部未華子、りょう、石橋けい、葉山奨之、中山祐一朗、吉田鋼太郎が顔を揃えた。特に女性陣は長塚が「舞台で観てファンになった3人」だ。海水浴を楽しみ、海産物に恵まれた穏やかな生活を送っている、ようにみえる家族。その家に東京から次男のハルキ(古田)とその娘・イラ(多部)が帰省し、不穏が生まれるところから物語が始まる。穏やかに続いてきたであろう家族の時間を崩すのはハルキだ。すぐにカッとなって暴れ、出されるものは水さえも口にしない。しかし物語が進むにつれ、様子がおかしいのは本当にハルキなのか?とふと立ち止まる。穏やかなはずのシーンでも常に漂う緊張感。それを生み出しているのは穏やかに見える家族の間を流れる“何か”だ。舞台上にはそこはかとなく漂う“何か”に気付くと、この家族がどこに向かっているのか見届けずにはいられない。もちろん、ただただシリアスなわけではない。古田や吉田からふとした瞬間に飛び出すユーモアには笑い声も上がる。ゲネプロ後の囲み取材で、古田は「家族という集合体の空々しさとか、本当は信頼し合ってないんじゃないのというような、そんな話を書いてほしかった」と語った。また、仕上がりについて吉田は「本をいただいた時、社会的なテーマをはらんだ難しい戯曲で、どう立ち上がっていくんだろうと思っていたんですけれども。今日ゲネプロをやってみて、明日ガツンといいものをお見せできるんじゃないかなという気持ちが湧きました」と自信を見せた。長塚作品への参加は初となり、「大きなものを背負っている役」(長塚)を担う多部は「いつか(長塚と)一緒にやってみたいなと思っていた」と笑顔を見せた。公演は、12月30日(水)までの東京・パルコ劇場を皮切りに、2016年1月6日(水)から11日(月・祝)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、1月16日(土)・17日(日)福岡・北九州芸術劇場、1月23日(土)・24日(日)新潟・長岡市立劇場、1月30日(土)・31日(日)長野・まつもと市民芸術館を巡演。取材・文:中川實穗
2015年12月07日「木更津キャッツアイ」『20世紀少年』など数多くのドラマや映画に出演しながら「劇団☆新感線」に所属し舞台作でも活躍する古田新太が座長を務め、ミュージシャンで俳優で演出&脚本家のケラリーノ・サンドロヴィッチが作・演出を担当する舞台作品の第3弾が公演決定。既に発表されている賀来賢人をはじめ、成海璃子、大倉孝二ら全キャストが解禁された。「作&演出・ケラリーノ・サンドロヴィッチ×座長・古田新太」企画の舞台は第1弾が2007年に上演。「この上なく狂暴、きわめて不毛」と演劇界に大きな衝撃を与えた「犯さん哉」から4年後の2011年、「前作のデタラメをさらに徹底的に極める」と震災直後の日本にパンチを喰らわせるような第2弾「奥様お尻をどうぞ」を上演。そして、2016年夏、強烈な2作品に続く新たな2人の“悪巧み”が作品となって上演されることとなった。出演するのは座長の古田さん。そして、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で花子の兄・安東吉太郎を演じ、現在放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」で新撰組・沖田総司を演じる若手俳優・賀来さん。今回新たに発表されたのは、「ハチミツとクローバー」『ストレイヤーズ・クロニクル』など注目作に出演する成海さん。そのほか、『ピンポン』アクマ役をはじめ個性的な役が光る大倉さん、NHK「サラリーマンNEO」シリーズレギュラーとして活躍する入江雅人、「あまちゃん」「ごちそうさん」などに出演する八十田勇一、「ポケットモンスター」シリーズ(ニャース)をはじめ、声優や女優として幅広く活躍する犬山イヌコ、「相棒」シリーズ・角田六郎で知られる山西惇ら、実力派俳優陣が集結。破天荒&ナンセンスの笑いを追究したKERAと古田さんの企画に、おなじみのメンバーが集まり、さらに若い実力派の2人の参戦がどんな化学変化を起こすのか。より期待が高まる本公演の続報を待ちたい。<以下、キャストコメント>■古田新太5年ぶりのフルケラ、レギュラーメンバーも大倉以外はだいたい50オーバーです。古くなった元若者の悪ふざけ、お楽しみに。賢人、璃子ちゃん、ついてこいよ。ついて来れたら人生豊かになるぞ。■成海璃子KERAさんと舞台でご一緒するのは初めてなので、今回のお話をいただいたときからずっと楽しみしていました。ワクワクするのと同時に緊張していますが、必死で先輩方についていこうと思います!■賀来賢人待望のKERAさんの作品に参加できて嬉しいです。古田さんとKERAさんの作る笑いを稽古場で見るのが本当に楽しみですが、非常に怖いです(笑)。古田さんに、意味がないセリフが多すぎて覚えるの大変だよ、と言われました。意味のないセリフを覚えるのをがんばります。新作は2016年、7月~8月は東京・下北沢本多劇場にて、8月~9月は北九州、大阪、新潟にて公演。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日長塚圭史さんが約10年ぶりに古田新太さんと組んで舞台『ツインズ』(PARCO PRODUCE)を描く。このコンビといえば、岸田國士戯曲賞候補にもなり、傑作との呼び声の高い舞台『ラストショウ』のタッグ。しかし数年前から、長塚さんはそれまでの作風を封印し、脚本家というより演出を主軸にした舞台作りへとシフトしている。ただ今度の新作は、人間関係はグロテスクで、過激な描写もありながら、どこか哀切さを感じさせる、“長塚節”が発揮された物語になるらしい。脚本家・長塚圭史が帰ってきた!と、思い切って言ってしまおう。古田:そろそろまた一緒にやりたいね、ってとこから始まったんだよね。長塚:うん。その会話のなかで、古田さんから「家族の嫌な話を書いてくれ」という要望が出てきて…。古田:だってオイラ、ほっこりとか、そういういい話に興味ないもん。あと、いちファンとしては、圭史がかつて描いていた“父親ってほんと腹立つ”とか“兄妹って気持ち悪いよな”っていうような感じ悪いものを見たかったってのもある。長塚:(笑)。ここしばらく、芝居の可能性を追っかけたい時期が続いていたんだよね。演劇をやっていくうえで、そこを素通りしては先に進めない気がして。でも、こうやって古田さんにチャンスをもらったことで、この間に培った要素を使って、嫌な話を(笑)、昔とはまた違う形で面白くできるのかなと思って。古田さんから、現代においての家族っていうテーマをふられたので、いまの僕が思う家族のあり方を、どっちかといえば甘くない視点で描いたんです。終末的な世界だけど、非常に日常的なやり取りのなかで人間の怖さを感じさせるような恐怖劇。古田:表層的には不気味な話なんだけど、読了感は意外にも「家族っていいね~」だった(ニヤリ)。長塚:そうなんだよね。互いにいがみ合って、何も和解してなくても食卓を囲むのが家族だから。古田:オイラと(吉田)鋼太郎さんが、めちゃくちゃ仲悪い兄弟だったり、結構バイオレンスな部分もあるんだけど。そういや圭史は、最初の話し合いの段階から、鋼太郎さんを呼びたいって言ってたよな。長塚:古田さんとの2ショットがどうしても見たくて。だって…ふたりが兄弟だったら鬱陶しいじゃない。古田:脂っこいオジさんふたりだからね。鋼太郎さんとは、お酒好きで女好きってところで共通項もあるし(笑)、酒場ではたまに顔を合わせるんだけど、がっつり芝居するのは20年前のラジオドラマ以来。で、今回一緒にやって、鋼太郎さんは剛腕投手だってことがわかった。長塚:そうそう(笑)。古田:すごい変化球を投げるんだけど、じつは本人は全然狙ってないっていう(笑)。でも、それが確実にストライクになる。オイラはキャッチャータイプだから、一緒にやっていて、すっげー面白れぇの。長塚:今回、手練れな役者さんたちばっかりだから、変な機微を端折っても、ちゃんとゴールに辿り着ける安心感がある。極端な飛躍もできるし、試してみたいことが次々と出てきて、僕もすごく楽しいですね。◇information 海辺の大きな家で、その家族は一見穏やかに暮らしているように見えていた。しかし、そこに東京から次男とその娘が帰省してくると、徐々に不穏の色が濃くなっていく―。12月6日(日)~30日(水)渋谷・パルコ劇場作・演出/長塚圭史出演/古田新太、多部未華子、りょう、石橋けい、葉山奨之、中山祐一朗、吉田鋼太郎全席指定9500円U‐25チケット6000円 (観劇時25歳以下対象、要証明書)パルコ劇場 TEL:03・3477・5858www.parco-play.com大阪、北九州、長岡、松本公演もあり◇ながつか・けいし作・演出・出演を担う演劇プロデュースユニット・阿佐ヶ谷スパイダースと、ソロプロジェクト・葛河思潮社を中心に活動。俳優としても、ドラマ、映画などで活躍。◇ふるた・あらた劇団☆新感線所属。来年1月放送のドラマ『坊っちゃん』(CX系)、1月公開映画『信長協奏曲』、2月公開映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などに出演。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・望月リサ
2015年12月02日第13回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した『LAST SHOW』から10年。主演:古田新太、作・演出:長塚圭史の顔合わせが、再び実現する。『ツインズ』というタイトルで描くのは、近未来の日本の家族。古田の希望で立ち上がったというこの企画の目論見を聞いた。【チケット詳細はこちら】この舞台のきっかけを作ったのは、長塚圭史と久しぶりに芝居をやりたいと思った古田新太だった。それも、「“感じ悪い家族の話”を書いてほしい」と古田は望んだそうだ。理由は、「俺自身が痛快でウエルメイドなものより、感じ悪い話のほうが好きなんです。久しぶりに『LAST SHOW』のようなクラッシャー的な面を見せてもらって、嫌な気持ちになりたいなと(笑)」。そうして今、長塚の手によって出来上がりつつあるのが、汚染された海のそばで暮らす近い未来の家族の物語。家族というものはすでに幻想と化しているのではないかという視点で描かれるそれは、まさに古田の目指すものになりそうである。「家族の持つ空々しさみたいなものが見え隠れすればいいなと思うんです。密なんだけど空々しい関係が。だから、汚染された海っていうのも、あくまでも家族の関係を浮き彫りにするためのとっかかり。現実がいろいろ問題を抱えちゃっている分、現実を凌駕するものを作りたいというか。もっと不謹慎なことをしてやろうと思うんです(笑)」。その物言いは挑発的に聞こえるかもしれない。が、古田のなかには、舞台だからこそそれほど心を揺さぶるものを作りたいのだという真摯な思いがある。「劇場まで足を運んでナマで観るものなんだから、なんとなく面白かったねで終わるのではなく、賛否両論巻き起こるぐらいのものをお見せしたいんです。テレビのようにザッピングはできないから、嫌な気持ちになったら席を立つしかないんだけど、むしろ途中退場してくれていい(笑)。それぐらい威力のあるものを作りたいと思うんです」。そして、そこに加わるのは、娘役の多部未華子、兄役の吉田鋼太郎など、個性的な面々。吉田とは舞台では初共演とあって、古田自身も楽しみにしている。「俺と鋼太郎さんは、それまで暗黒街にいたのに朝ドラに出て急に日が当たってしまったふたり(笑)。朝ドラのイメージとは違うものになると思うけど、こんな世界もあるんだと、演劇の幅広さに触れていただければうれしい」。変わらず突破力を感じさせる古田新太。彼が開ける風穴を一緒に見てみたくなる。舞台『ツインズ』は12月6日(日)から30日(水)まで東京・PARCO劇場で上演。その後、福岡・新潟・長野を周る。東京公演のチケット一般発売は10月24日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは東京公演の先行先着座席選択プリセールを10月16日(金)午前10時より実施。
2015年10月15日『へんてこライオン』『ゴムあたまポンたろう』『キャベツくんのにちようび』。一度読んだらもう頭から離れない…。「ナンセンスの神様」の異名を持つ絵本作家、長新太さん(1927‐2005)の展覧会が開催されます。その名も「長新太の脳内地図」展。私たちもいつかどこかで必ず見たことのある、あの絵本の原画が見られると話題のこの展覧会。今後も全国各地をまわるそうですが(来年は静岡県の佐野美術館、愛知県の刈谷市美術館、長野県の安曇野ちひろ美術館を巡回予定)、今回の横須賀美術館では、巡回展の中でも最大規模の展示作品数を誇ります。その数なんと300点以上。通常の脳内のスケールを遥かに超えた招き猫の大群やしゃべりだす目玉焼きなどなど、一見突飛にも見える独特なユーモアセンス。無限大に広がる作家の頭の中を、ちょっとのぞいてみませんか?おなじみの作品の他に、アイデアを書き留めた未発表のダミー本や作家のインスピレーションの源(!?)の、身の回りの品々も展示。この貴重な機会をお見逃しなく。◇information 横須賀美術館神奈川県横須賀市鴨居4‐1開催中~11月3日(火)10:00~18:0010月5日(月)、11月2日(月)休館一般800円TEL:046・845・1211※『anan』2015年9月23日号より
2015年09月22日2015年10月10日より第2クール『名古屋決戦編』の放送が始まるTVアニメ『終わりのセラフ』から、「鳴海隊」のキャストが発表され、PVにてfripSideが歌うオープニングテーマ「Two souls -toward the truth-」の音源が解禁された。日本帝鬼軍の一瀬グレン中佐(cv. 中村悠一)率いる吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」(げっきのくみ)。主人公・百夜優一郎の所属する柊シノア隊もその一員である月鬼ノ組に、第2クールから新チーム「鳴海隊」(なるみたい)が登場するが、その「鳴海隊」のメンバーのキャストならびにアニメ設定画が公開された。注目のキャスト陣は、鳴海真琴役を細谷佳正、岩咲秀作役を平川大輔、井上利香役を石原夏織、円藤弥生役を加藤英美里、鍵山太郎役を星野貴紀がそれぞれ担当する。○「鳴海隊」のキャラクター紹介■鳴海真琴 Makoto Narumi (cv. 細谷佳正)豪気で仲間想いな鳴海隊の部隊長。戦闘においては三又の槍を振るい先陣を駆け抜け、精神面においても隊員を心底から支えるリーダーシップを発揮する。その頼もしさから隊員の信望は極めて厚い。■岩咲秀作 Shusaku Iwasaki (cv. 平川大輔)寡黙な鳴海隊の隊員。鬼呪装備「赤蛇」の使い手で、戦闘においてはその力をもって隊の中核を担う。さらに軍略の面からも隊長の鳴海を支える、知勇兼備の実力者である。■井上利香 Rika Inoue (cv. 石原夏織)ギャルっぽい口調や制服の着くずし方からも見てとれるように自由奔放な性格。ハイタッチなどのスキンシップを率先して図るなど、ムードメーカーとして隊の連携力向上に貢献している。■円藤弥生 Yayoi Endo (cv. 加藤英美里)好戦的な隊員が多い鳴海隊において仲裁役を一手に引き受ける心優しき少女。大人しそうな見た目に反して吸血鬼にも猛然と立ち向かう勇敢さを兼ね備えている。■鍵山太郎 Taro Kagiyama (cv. 星野貴紀)頭に巻いた手ぬぐいが小粋な、鳴海隊の隊員。人一番強い正義感をもっており、戦闘では先陣に立ってその剛腕を振るう、いぶし銀な漢である。○『名古屋決戦編』PV公開! fripSideによる新OPテーマ新曲音源解禁第2クール『名古屋決戦編』のPVが公開され、fripSideが歌う新OPテーマ「Two souls -toward the truth-」の音源を解禁された。オリコン1位獲得の「sister’s noise」(『とある科学の超電磁砲S』OPテーマ)をはじめ多数のヒット作を世に送りだすfripSideによる新曲を早速チェックしてみよう。TVアニメ『終わりのセラフ』第2クール『名古屋決戦編』は、2015年10月10日より、TOKYO MX、MBS、テレビ愛知、BS11、AT-X、CDテレ朝チャンネル1にて順次放送開始予定。そのほか詳細についてはアニメ公式サイトにて。(C)鏡貴也・山本ヤマト・降矢大輔/集英社・終わりのセラフ製作委員会
2015年09月21日