芥川賞作家・柴崎友香による恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』が2018年9月1日(土) 、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。柴崎友香による恋愛小説を実写化ミステリアスな自由人・麦(バク)と、心優しくそして誠実なサラリーマン亮平という、同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く朝子の8年間を描く。主演・東出昌大が1人2役に東出昌大は、運命的な恋に落ちながら姿を消す”麦”と、その2年後に朝子と出会う亮平の1人2役。ヒロイン朝子を演じるのは女優、モデルとして活躍する唐田えりか。オーディションで抜擢された。そのほか、亮平の会社のクールな後輩・串橋を、映画『ナラタージュ』などに出演する瀬戸康史が演じる。監督は濱口竜介監督を務めるのは『The Depths』『ハッピーアワー』『なみのおと』などをてがけてきた濱口竜介。『寝ても覚めても』を撮り終えて次のように話している。「”この人たちしかいない”と思える、とても素晴らしいキャストが集まった現場。役者さんたちの間に生まれた信頼関係が、お互いの魅力を引き出してくれたと思います。何より、東出さんの存在があったからこそ、ヒロインの唐田さんの輝きが増しました。自分の眼の前で、カメラの前で、とても素晴らしいことがたくさん起きた撮影でした。」音楽はtofubeats、主題歌「River」も書き下ろし『寝ても覚めても』の音楽を担当するのは、トラックメーカーのtofubeats。映画音楽を担当するのは初となる。書き下ろしの主題歌「River」も手掛け、作品を盛り上げる。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品また、『寝ても覚めても』は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。海外メディアからも好評を博した。あらすじ東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。作品情報『寝ても覚めても』公開時期:2018年9月1日(土) テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)監督:濱口竜介出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子製作:『寝ても覚めても』製作委員会配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
2017年09月15日アイドルグループの欅坂46が21日、千葉・幕張メッセで全国握手会を開催。このライブ中に、菅井友香がキャプテンに、守屋茜が副キャプテンに就任することをサプライズ発表した。これは、ライブ中のMCの最中に発表。急きょステージが暗転し、スクリーンに「重大発表」の文字が表示された後、菅井と守屋の就任発表に、1万5千人の客席から拍手と歓声が送られた。2人は、サプライズでの発表に驚きの表情を隠せず、菅井は「私でいいのかなという気持ちもありつつ、こうして選んでいただいたからには、もっとメンバーのことにも気を配って、認めてもらえるようなキャプテンになれるように、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と抱負。守屋は「びっくりしすぎて、まだよくわからないですが、何事も私らしく全力で気合で頑張ります!」と意気込みを示した。
2017年01月21日豊かな教養、ジェントルな雰囲気、穏やかで説得力のある話し方、そして少年のような無邪気さ。学者や作家、建築家…知性を感じる大人の男の魅力について、作家の山内マリコさん、放送作家の勝木友香さん、ライターHが女子トークで盛り上がります!***ライターH(以下H):大人の男の中でもここでは“知的な大人の男”の魅力を語り尽くそうと思うわけですが、そんな矢先、今年も日本人がノーベル賞を受賞したというニュースが!山内:大隅良典栄誉教授ですね。最近には珍しい見事な髭なので、明治時代の偉人のような風格を感じました!五千円札に刷りたくなっちゃうほど素敵なおじさまですよね。勝木:私は照れを隠しながらも“ワイフ”と呼ぶ姿に胸キュンでした。H:研究命!という方の、意外な素顔が垣間見えたりすると萌えますよね~。お二人は仕事で文化人に会う機会も多いと思いますが、“この人にグッときた”という経験はありますか?勝木:まっさきに思いつくのは、王道、小山薫堂さんかな。山内:あ~わかる!勝木:同業者ということもあって、初対面の時は構えていた部分もあったんですね。でも、会った途端にトゲトゲした気持ちが吸収されてしまいました(笑)。山内:私もお会いしたことがあるんですけど、大人の男の理想型!と感銘をうけて。そのあとに書いた『さみしくなったら名前を呼んで』という本のなかの短編に、名前を出しちゃいました(笑)。同世代の男の子に恋している女子高生に対して、友達が「そんなの、小山薫堂みたいなのじゃないとダメ」って。勝木:やっていることがおしゃれだから気取った感じなのかと思いきや、実際のご本人は包み込むような温かさがあって、とてもジェントル。感服です!山内:私が今まで会った知的な大人の男性の中で一番グッときたのは、太田和彦さん。H:え!居酒屋探訪の?山内:はい。名画座について語る鼎談でお会いしたのですが、知識は深いし、それを話す声がやさしくて…。何より、目の前に女性がいても、いいカッコしようっていう下心がサラサラないところに“おおっ!”って。勝木:それは余裕ってこと?山内:もう余裕の塊!サンダルをひっかけて、そのまま「次の仕事あるから」って去っていく後ろ姿を見送りながら、“私を居酒屋に連れていってください~”って思いました(笑)。H:知性を感じる声、いいですよね~。私はお会いしたことないんですけど、ピーター・バラカンさんの声にメロメロ。山内:わかります!あの穏やかな語り口、最高ですよね。たとえば姜尚中さんの声って、女性はみんな好きって言うじゃないですか。確かにああいう低音もいいと思いますが、よく響く声なので、個人的にはちょっと緊張しちゃう。でも、バラカンさんや太田さんみたいに思いがけず繊細でやわらかい声を聞くと、耳を傾けたくなるし、自然とリラックスもできます。H:穂村弘さんの語り口は、さらに上を行く癒し系。山内:人気ですよね!私、彼は文壇のアイドル的な存在だなって思ったことがあるんです。H:確かに、周りが放っておかないオーラがありますよね。山内:以前「東京マッハ」という俳句のイベントでお見かけしたんですけど、その会は通常、男性4人のレギュラー陣に加えて女性ゲスト1人という構成なんです。にもかかわらず、穂村さんは、そんな紅一点枠の椅子に違和感なく座っていらして。H:マドンナの役割にも誰もが納得しちゃうという(笑)。※『anan』2016年11月16日号より。文・保手濱奈美
2016年11月10日世間は大人の男ブーム。若い女性たちは経験を重ねて身につけた色気と余裕、そして頼れる存在感に魅力を感じています。大人の男というと俳優を支持する声が多いですが、いぶし銀の魅力を放つ男たちは、まだまだいます!漫画家、コラムニストの辛酸なめ子さん、構成作家の勝木友香さんの二人はタモリLOVE。「“好きなものだけ好き”な背中を追いかけたくなる」(勝木さん)と語るタモリさんのその魅力をお二人が語り尽くしてくれました。◆「独自の健康法にこだわる男」辛酸なめ子さん毎日のようにテレビに出ているのにアンチエイジングなタモリ氏は、やはり健康法にこだわりが。1日1食や洗わない入浴法、両方とも福山雅治さんもやっているそうで、説得力大。超メジャーになってもストイックなのが人気を保つ秘訣です。◆「口説くのが難しい、こびない男」勝木友香さん世の中で、口説き落とすのがいちばん難しい男性がタモリさんではないでしょうか。私は同じ福岡県の出身で、いつかそれを口実に話しかけたいと思っていました。でもある日、「福岡出身です」と話しかけた芸人さんに対して「俺、そういうアピールするやつ嫌いなんだよね」とおっしゃったという話を耳にして…。作為的な“仲良くしたいです”攻撃が通用しない人だと痛感しました。ミュージカル女優さんに対して「俺、ミュージカル嫌いなんだよね」と話す姿を見たこともあるし、きっと、自分から好きになったものしか受け入れてもらえない。私がいくら美人に生まれ変わろうが、頭が良くなろうがダメでしょうね。『笑っていいとも!』に出演されていたときは毎日お顔を拝見していたので、勝手に身近な存在に感じていましたが、実は近づけない人。そして“タモリさんのカレー”“タモリさんの行きつけ”というと、みんなが“食べたい、行ってみたい!”と価値を認める人。その不思議な距離感とスター性に、惹き付けられてしまうのです。◇辛酸なめ子漫画家、コラムニスト。近著に『諸行無常のワイドショー』(ぶんか社)、『女子校育ちはなおらない』(KADOKAWAメディアファクトリー)など。幻冬舎plusにて「次元上昇日記」を連載中。◇勝木友香構成作家。『サワコの朝』(TBS系)や『浜ちゃんが!』(NTV系)、『極上空間』(BS朝日)、『なぜ?そこ?』(テレビ朝日系)など数々の人気番組を手がけている。※『anan』2015年7月29日号より。取材、文・重信 綾古屋美枝薮内加奈
2015年07月23日