『映画 謎解きはディナーのあとで』、『ルームメイト』、『悪夢ちゃん The 夢ovie』と続々と話題作に出演している女優・北川景子。彼女が、世界の“美”を巡って地中海を横断する壮大な旅を記録した番組、「北川景子×地中海 女神たちをさがして」がNHK BSプレミアムにて放送されることが決定した。北川さんは昨年、ルーブルで「ミロのビーナス」に出会い、引きつけられたそう。少女のようでいて、母のようでもあるその不思議な魅力に迫りたい…そんな思いから女神たちを追って東へ東へ――。アフロディテ神殿とアルテミス神殿の跡が残る、イタリアのシチリア島。「ミロのビーナス」が発見された、ギリシャのミロス島。そしてアフロディテが生まれた、中東を望むキプロス島。女神たちが呼吸した空気に触れ、島々に生きる陽気な“現代の女神”たちと出会うことで、北川さんは何を感じるのだろうか?そしてキプロス島で、北川さんはついに女神の秘密を知ることに…。この夏に東京にやってくる「ギャビーのディアナ」も然り、真っ青な海と純白の家々が立ち並ぶ、女神たちが君臨した地中海の美しい風景を楽しんでみて。現在、番組特設サイトにてこの旅の収録裏話を綴った「北川景子地中海日記」も公開中だ。「北川景子×地中海 女神たちをさがして」は8月31日(土)9:00~NHK BSプレミアムにて放送(※全6回)。(text:cinemacafe.net)
2013年08月05日正統派クールビューティーとして男性からの支持を集めている北川景子さん。他の女優さんにはない知的なイメージが人気の理由でしょう。今回は、北川景子さんをお手本に、知的アピールでモテるコツをご紹介したいと思います。■1.本をカバンに入れておく男性は教養がない女性と付き合いたくありません。友達に紹介して、「バカなオンナを彼女にするんだな~」と思われたくないからです。最低限の常識やマナーを身につけていることをアピールできれば、恋愛対象に入る確率は格段にあがります。効果的なアピールは、本を読むということです。北川景子さんも、とても読書家なのだそう。カバンの中に、本が入っていると「この人は文化的に向上心のある女性なんだ」と周りの目も変わります。■2.キレイな言葉でブログを書く北川景子さんのブログは、基本的に長文が多く、キレイな言葉遣いをされています。ちょっとしたレポート並の分量の文章を、確かな文章力で読みやすく書いており、ブログを読んでファンになってしまう人もいるんだとか。男性も気になる女性のブログはチェックしているもの。「この子頭悪い文章を書くんだな」と思われてしまっては損です!「メシウマwww」「ワロタwww」などといったネットスラングを使うのは避けましょう。■3.大人の女性の装いもできる普段は勿論カジュアルな服装でいいですが、パーティーやイベントごとのときに、ビシっとした大人の女性の装いができるとプラスのギャップが働きます。エレガントな格好ができると賢そうに見えます。アイテムとして、キリッとしたメガネをひとつ持っておくと良いでしょう。北川景子さんも、テレビ出演時にメガネをかけていることがあります。メガネがあるだけで、普通のスーツ姿でも知的さが一気に倍増するのでオススメです。■4.趣味は映画鑑賞趣味を聞かれて困ったら、映画鑑賞と答えてください。「この子と付き合って一緒に映画を見たいな」と、デートのイメージがわきやすいのがポイントです。そして好きな作品は、ハリウッド系などの超大作ではない、隠れた名作映画を挙げましょう。それだけで「本当に映画が好きそうだな」と男性は思ってくれます。ただし、奇をてらって気取ったフランス映画などを挙げると、男性は少々引いてしまうので気をつけましょう。■5.話題の美術展に興味を示すミケランジェロやラファエロが日本に来るという噂を聞いたら、とりあえず興味を示しましょう。ファッション感覚でも、美術というものに興味があることを伝えれば、知性アピールになります。その画家のことを1mmも知らなくても大丈夫です。どうせ男性のほうも知りません。「この美術展行ってみたいな」「(お、この子知的で良いな)じゃあ一緒に行く?」というようにデートのきっかけにもなるので一石二鳥です。■おわりにいかがでしたでしょうか?知的アピールを始めて行くといいことだらけです。ただ、口先だけのオンナだと思われると敬遠されるので、読書や映画・絵画鑑賞は、自発的に取り組んでおきましょう。北川景子さんのように名実ともに知的な女性になるべく努力しましょう。(白武ときお/ハウコレ)
2013年06月13日俳優の堺雅人と女優の菅野美穂が来月にも結婚するのではと、各メディアが報じている。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。本人たちからの公式なコメントはいまだ発表されていないが、両事務所はこの報道を肯定している。昨年の10月に行われた『大奥』舞台挨拶の際には、堺さんは菅野さんのことを「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」と惚れ惚れといった様子で賞賛しており、また、菅野さんも「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と堺さんを分析していた。(text:cinemacafe.net)
2013年03月22日8日、正式オープンファッションモデルからデビューし、女優として活躍を重ねている北川景子が8日、自身の公式サイトをオープンさせた。ティーンファッション誌の「Seventeen」でデビューしてから、現在、芸能生活も10年目に入ったといい、そうした節目にサイトを設けることができたことに喜びをつづっている。オープンした公式サイトの「DIARY」には、さっそく年始の挨拶と現在の心境、そして旅先で撮影したという3枚のオフショットが掲載されている。新しい一面をみせてくれそう旅先でのショットは、ブルーのざっくりとしたトップスにスキニーパンツ、スニーカーといったアクティブなスタイルで、森のなか写真撮影に没頭する彼女の様子や、街中でカメラを向ける姿、動物を見つけて撮影しているところなど、いずれもカメラに夢中になる北川のナチュラルな姿がうかがえるものとなっている。サイトでは、今後日記も含め読みやすい発信元となるよう工夫していきたいそうだ。今年、2013年は、これまで以上に新たなことにも挑戦していきたいとも述べている。ますます美しさにも磨きをかけている彼女。これからはこのサイトを活用し、最新情報を発信したり、ファンとの交流をはかったりしていくものとみられる。今回のように、普段とは違った彼女の魅力が感じられるオフショットが公開される期待値も高い。今年の彼女のさらなる活躍に期待し、サイトもチェックしてみたい。元の記事を読む
2013年01月10日6年ぶりにセクシー美も解禁タレントの矢部美穂が主演した、公開中の映画「ピンク・レディ女はそれを我慢できないッ」で、久々のセクシーな姿を惜しげもなく披露し、話題を呼んでいる。この映画は上野貴弘監督がメガホンをとったもので、かつて戦隊シリーズのヒロインとして女優活動をしていた主人公さくらは、現在では平凡な主婦として生活するひとりの女性となっていた。ところが、かつて好意をよせていた戦隊シリーズ時代の共演者と偶然再会し、再び恋に落ちて……とストーリーが展開していく。トレーニングの成果も劇中、タイトなシルエットのボディスーツ姿など、セクシーさを前面に出したスタイルで演技しているが、矢部がこうした活動をみせるのは、久々のことであり、2006年にリリースした写真集「DEEP AND IMPACT」以来のことになるそうだ。約6年ぶり、35歳となった彼女だが、年齢を感じさせない美しいプロポーションをみせている。撮影には、加圧トレーニングや週2回の筋力トレーニングでシェイプアップにも挑み、ボディメイキングに努めて臨んだそう。美しさには隠れた努力があったようだ。映画は28日まで、池袋シネマ・ロサで公開されている。元の記事を読む
2012年12月26日女の幸せとは何か?母になるということはどういうことか?男性の目線であれこれ勝手なことを考えても大層な答えなど出てこないことは承知しているが、画面の中の菅野美穂の姿を追いかけていると否応なくそんな考えを巡らせてしまう。ドラマ「働きマン」に『パーマネント野ばら』、『ジーン・ワルツ』、そして先日まで放送していたドラマ「結婚しない」然り。まもなく公開となる『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』では男女の役割が逆転した世に君臨する将軍・綱吉に扮したが、ここでも母として、娘として、国を統べる権力者として宿命と欲求の狭間で揺れる女の性(さが)を狂気すら覗かせながら見せつける。ごく普通の人生の中ではとうてい経験することのできない濃厚な女たちの人生を、役柄を通して生きるというのはどういうことなのか?この小さな体の内に彼女はどれほどの思い、感情、経験を積み重ねてきたのか?公開を前に話を聞いた。まずは綱吉という女性について。強さと弱さ、可憐さと妖しさを併せ持つこの女将軍を菅野さんは愛する娘を失った母親という側面から捉えたという。「最初はボーイズラブの話という印象を持ってたんですが(笑)、そういう描写もあるというだけで原作を読ませていただいたら壮大で本格的で『よしなが(ふみ)先生、天才だな!』と思いました。男女逆転で生まれるはずの難しい部分も男女の業が浮き彫りになることで(歴史の)本流に戻すという作りになっていて。綱吉は天真爛漫で支離滅裂だし、お父さん(桂昌院/西田敏行)との血の繋がりが濃くて、男性に対してすぐ興味を持つくせに薄情で…と、いろんな要素をいっぺんに持っている人。だからこそ危なっかしい魅力を持っていると感じました。その中で子を失った悲しみというのが一番印象に残ったので、それを軸にしようとは思いました」。だが「どこを見て私にオファーしたのかと思った(笑)」と語るように、自分から遠いと感じるところが多かったこの役柄とあって演じる上では「綱吉を理解しようとは思わなかった」とも。「親との関係や子を思う気持ちについて女性として共感できても、将軍家の一番上に立つということや大奥で全ての男が私に見てもらいたがってるという状況は想像してもピンと来ないですからね(笑)。理解しようとすれば背伸びが必要になるので。でも、その状況にいる人はそんなこと疑問にさえも思わないと思うんです。だから自分との違いを考えて演技するというよりはなるべく疑問を持たずに、目の前のシーンに集中していけば映画が完成したときに一つの“線”になるかな?という気持ちでした」。行列を従えて美男たちがひざまずく大奥へと続く御鈴廊下をきらびやかな打掛を羽織って練り歩く姿は、まさに権力と自らを一体化させた強く輝く女性。演じていてなかなか気持ちよいものだったのでは?一方で信頼する家臣の夫を寝取り、真夜中の廊下を白い寝間着姿でさまよい歩くさまは妖艶で何とも言えぬ迫力を放っている。「大奥の廊下を歩くのはきっと気持ちいいんだろうなと思ってたんですが、意外と楽しめない自分がいて『あれ?』っと思ってました(苦笑)。作りが大変で夜中の2時に始まって朝の10時にやっと完成という感じだったので、その日のシーンが全部撮りきれるか心配になって意外に委縮してビビってましたね(笑)。人生で絶対に起こらないことなのでいい経験でした。(夜中のシーンは)原作でも『お前は父に似ておるな』と言う姿は、静かだけど狂気を孕んでいる綱吉の象徴のような気がしました。家臣の夫を寝取って、それに飽きてその息子までって…ちょっとひどいですが(笑)、目の前の興味に素直になり過ぎているがゆえの狂気を感じました」。インタビューの最中、菅野さんの口からはたびたび「女の業」という言葉が発せられたが、この女将軍・綱吉の人生を通して菅野さんの胸の中に強く突き刺さったのは、堺雅人演じる右衛門佐との間の「プラトニックな愛」だった。「人生で経験するであろうひと通りのことを経験した上での最後のプラトニックと言いますか。ほかの男たちとは世継ぎ目当ての恋愛だったけど、右衛門佐とはそこが違って…でも互いの立場もあって言い出せなくて。将軍という一つしかない席に座って何でも思い通りになるはずの彼女も手の届くものでは満たされずに、何を本当は欲しがっているのか分かってなかったと思うんです。でも、やっと右衛門佐と心を通じ合せたときに『(本当に欲しかったのは)心から添い遂げられる人だったんだ』と分かった。でも、プラトニックな愛が一番カロリーを使うと思うんですよ。それを人生が下り坂に入ってから分かるというのは哀しいかもしれないけど、ハチャメチャに生きた綱吉だからこそ美しいなと思えました。幸せかどうかは…どう取るかによりますが(笑)、それでも2人の“夕暮れの恋”は美しいと思います」。相手役の堺さんとは初共演だったが、現場での堺さんの姿から受け取った刺激や自分自身を顧みて感じたことも多かったよう。「堺さんはご自分で研究して役作りをなさってて、監督に自分から提案されたりするんです。研究が進み過ぎて鎌倉時代の小説とか読んでましたね(笑)。私が見て思ったのは、堺さんは学者タイプというか、論文をまとめるかのように研究していく役者さんなんですね。私はスポーツ選手のようなタイプで、監督がコーチなんです。言われたことをやるという感じで言われたことに疑いを持たずにやってるんですね。監督は実際にモニターを見て『こうした方がいい』と言ってくださるので、自分の感覚や内側の目で『ん?』と疑問に思っても監督の目の方が正しいことが多いんですよ」。先述の“プラトニックな愛”など作品を通じて感じたことは少し時間を置いた後で自身の内側にジワジワと染み込んでくることが多いとか。菅野さんはそれを「あと役作り(笑)」と表現する。「スイッチを押すようにカチッとではなく、ちょっとずつちょっとずつ役柄に影響された上でのいまの自分なんだろうなと思ってます。だから5年後の40代になってからの方が綱吉の気持ちをよく分かってるかもしれないですね。『ジーン・ワルツ』のこともいまになって思い出すんですよ。あのときも30代だったし十分に身近ではあったんですが、少し年を重ねたいまになってドラマのこともあったりして余計に思い出します。そういう意味では完全に自分のためだけの“あと役作り”ですね(笑)」。「自分のためだけ」と言いつつも、それをしっかりと現在の仕事に反映させてしまうところが彼女の名女優たる所以である。今回、宿命と葛藤の果てに辿り着いた真実の愛の感情が数年後にどのような化学変化を彼女にもたらすのか楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)
2012年12月21日映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のプレミア試写会が12月17日(月)に都内で開催され、主演の堺雅人と菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行に金子文紀監督の総勢12名が和装で舞台挨拶に登壇した。よしながふみの人気漫画を原作に先日、最終回を迎えた連続ドラマ「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」の30年後の元禄の世を舞台にした本作。謎の奇病の蔓延で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した日本の権力の頂点に立つ女将軍・綱吉と公家出身ながら大奥の総取締役まで上り詰めた右衛門佐の究極の愛を描き出す。登壇陣は会場中央にせり出す形で設置されたレッドカーペットを歩き、2階席まで埋め尽くした4千人の観客の大歓声を浴びた。堺さんはドラマ版では3代将軍・家光の側室で慈愛に満ちた有功(ありこと)に扮したが、本作で演じた右衛門佐は正反対の権力への野心に満ちた謀略の男。「自分自身はあまり野心がないので、ありったけの野心を振り絞って、野心MAXでやらせていただきました!」と胸を張る。菅野さんは、魔性を感じさせたかと思えば天真爛漫なかわいらしい部分も持ち、将軍としての勇ましい一面も持つなど多面的な綱吉について「壇蜜さんみたいな役です(笑)」と説明。演じている最中も、そして映画完成後のインタビューなどでも綱吉を簡潔に説明する適切な表現がなかなか浮かばなかったそうで「今日、やっと分かりました!壇蜜さんです!」と嬉しそうに語り笑いを誘っていた。西田さんは壇蜜さんを知らなかったようで、「どういう方ですか?」と不思議そうに質問。さらに要さんが「僕の役は壇蜜さんとは真逆で…」と語るに至って、堺さんは「さっきから壇蜜さんの話しかしてないじゃないですか!」とキレ気味に抗議し会場は再び笑いに包まれた。宮藤さんは綱吉の正室を演じたが「西田さんは女性との絡みがあってエロい感じだったのに僕はそういうのがなかった…」と残念そうにふり返る。その西田さんは「僕の役者のキャリアの中で数少ない濡れ場がありました」と満面の笑み。「四十数年、役者やってきてこれまで3回くらいしかなかった。それを今回、尾野さんとやらせていただきまして」と嬉しそうに報告すると客席からは拍手が沸き起こった。さらに西田さんは三浦さんを見やり「僕は三浦さんが生まれた日にちょうどお父さんの三浦友和さんと仕事でご一緒してたんです。『今日、生まれるかもしれないんです』と仰っていたのを覚えています」と20年以上前のエピソードを明かすなど、劇中のみならず壇上でも千両役者ぶりを発揮し舞台挨拶を盛り上げた。金子監督はこの豪華俳優陣について「みんな予想を裏切ってくれる」と称賛。特に西田さんのアドリブについて「台本のト書きに『怒ってる』とあるのに、いきなりこのシーンについて『泣きたい』と仰って、みんな『えー?』っとなったんですが、素晴らしかった」とベテラン俳優の想像を超える演技に賛辞を惜しまない。堺さんも「そのシーンが西田さんとの初めてのシーンでしたが、いま思い出しても素晴らしかったです」としみじみと語った。最後に再びマイクを握った堺さんは、本作について「大きな物語ですが、そこに残るのはひとりの人間の寂しさや愛、一組の人間の結びつきだったり、人肌の温かさがメッセージとしてあると思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月23日(土)より公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月17日興行収入23億円を記録し、大ヒットした『大奥』の続編『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が完成し25日、都内の劇場で堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督が出席して完成披露試写会が行われた。作品の画像よしながふみの人気コミックを原作に、本作では前作より過去にさかのぼり、五代将軍綱吉の時代が舞台。謎の疫病によって男女の立場が逆転してしまった江戸時代で、女将軍や女人禁制の大奥が誕生した過程が絢爛豪華に描かれる。映画公開前に放送されるテレビドラマ版『大奥有巧・家光篇』との二部構成。堺は放送中のドラマ版で野心的な主人公・有巧(ありこと)を演じ、映画と合わせて1人2役を務めており「有巧と違って、右衛門佐は包容力があるタイプ」と分析した。一方、“生類憐みの令”で知られる五代将軍・綱吉を演じる菅野は「綱吉といえば、犬将軍ですもんね。お話をいただき、『犬を抱っこできたらいいな~』という下心があったんですが(笑)、台本をいただいて何という大役なんだと震え上がった」と振り返った。そんな菅野について、“お仕えする”堺は「まるで1本の大きなの木のような存在で、僕はそこにまとわりつく“つる植物”のようだった」とコメント。「本当にお美しくて、危険で甘い香りもある」とゾッコンの様子だった。西田は綱吉の父・桂昌院を演じ、「菅野さんがとても素晴らしくて、圧倒されました。(役柄同様)溺愛することができましたし、その気持ちは僕自身もストレートに持っている」と目尻が下がりっぱなし。一方、右衛門佐の右腕を演じ、今作の語り部も兼任する柄本は「ナレーションはほぼ初めてで…」と恐縮しきりだった。前作『大奥』、そして放送中のドラマの演出も手掛ける金子監督は「前作は10代をメインにした青春群像劇で、今回は堺さんが30歳から60歳くらいまでを演じている」と説明。「抵抗できない現実を受け入れて、いかに生き抜くか。登場人物が葛藤する姿は共通している」と両作品に共通するテーマ性を語り、「今まで4本の映画を作ったが、一番気に入っている。正直、反省点がない」と誇らしげな様子だった。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)全国ロードショー
2012年10月26日邦画としては異例のオールパリロケを敢行した『新しい靴を買わなくちゃ』が6日、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンも執った脚本家の北川悦史子氏とプロデューサーの岩井俊二氏が東京・有楽町の丸の内TOEIでの初日舞台あいさつに立った。その他の写真パリで暮らす日本人女性(中山)と日本から観光に来た青年(向井)が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる淡くてビターなラブストーリー。中山は「撮影をしている間は、まるで魔法にかかっていた感覚。映画が公開され、それが解けちゃうんだなと思うとさみしいですが、今度は皆さんが素敵な魔法にかかってください」と作品の雰囲気そのままに、ロマンチックな言い回しでファンにメッセージをおくった。一方、向井も「初日を迎えて、映画が僕らの手から飛び立つのは複雑な気持ち。どの作品よりも思い入れが深い作品になった」と思いは格別の様子だった。中山と向井が共演するのは今回が初めてで、「次に共演するなら、ハードアクション・コメディかな。どこか異国に行きたい」(中山)、「アクションをやったことはないので、想像つかないですね…。でも、やりますか?」(向井)と早くも再共演に意欲満々。一方、パリで遠距離恋愛カップルを演じた桐谷と綾野は、2度目の共演で「実は2回とも恋人役なんですよ。綾野君は現場でも引っ張ってくれるから、次はお兄ちゃん役がいいですね」(桐谷)、「3回目もぜひ恋人役で」(綾野)とこちらも共演プランに花を咲かせた。本作の企画が立ち上がったのは、今から6年前のこと。北川監督がパリを舞台にしたラブストーリーの構想を、中山にメールで伝えたことが始まりだったという。「そこから私が入院してしまったから、ずいぶん時間がかかってしまった。美穂ちゃんと岩井さんがずっと私を励まし続けてくれた」と北川監督。「ここに並んでいる皆さんと、ケンカしたり、仲直りしたりして心をこめて作りました。きっと皆さんの心に響くことと信じています」と感無量の表情だった。また、岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらい、安請け合い(笑)したが、これだけの時間が経つとは思っていなかった」としみじみ語っていた。『新しい靴を買わなくちゃ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年10月09日全編フランス・パリで撮影されたこの秋話題のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』が10月6日(土)、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンもとった脚本家の北川悦史子とプロデューサーの岩井俊二が東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶を行った。中山さんは劇場に駆けつけたファンを前に「みなさんのリアルな笑顔を見られて、これ以上嬉しいことはない」と感無量。一方、向井さんも「とても思い入れが深い作品です」と誇らしげだった。パリで偶然出会った現地在住の編集者・アオイ(中山さん)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井さん)が繰り広げるわずか3日間の恋愛模様をロマンチックに描く。2人の共演は今回が初めてで、中山さんは「すごく演じやすかった」。早くもこの絶妙なコンビネーションによる再共演を望む声が上がっており、「次はどこか異国で、ハードアクションコメディなんてどうかなあ?」(中山さん)、「アクションはやったことないので、想像つかないですけど…、やります?」(向井さん)と本人たちもまんざらでもない様子だ。桐谷さんと綾野さんが演じる遠距離カップルのゆくえも、物語の重要なカギになっており「私もいつか大人になったら、こんな恋愛してみたい」と桐谷さん。こちらのコンビは2度目の共演だが、桐谷さんは「2度とも恋人役なので、次はお兄ちゃんを演じてほしい。綾野くんは現場でも私を引っ張ってくれたから」。一方の綾野さんは「3回目もぜひ恋人で!」と“恋人続行”を宣言していた。北川監督が、本作の構想を一通のメールで中山さんに伝えたのはもう6年前のこと。「その後、私が入院してしまったり、いろいろと完成までに時間がかかってしまった。そんな私を美穂ちゃんと岩井さんがずっと励まし続けてくれた」と今回の“共犯者”への感謝を述べると共に、映画の完成に感慨もひとしお。岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらった当時は、これだけの時間が経つとは思っていなかった」と長い道のりのゴールに、ホッと一安心していた。『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『新しい靴を買わなくちゃ』特集 パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月07日堺雅人、菅野美穂が主演する映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』の主要キャストが揃った華やかなポスター画像がこのほど公開された。その他の写真本作は、2010年10月に公開された『大奥』の続編となる劇場版第2弾。謎の疫病によって男性の数が激減し、男女の立場が逆転してしまった江戸時代を舞台に、五代将軍綱吉(菅野)を頂点とする“大奥”の人間模様を描く。このほど公開されたポスター画像の中心には、才覚と野心で“大奥”の世界をまい進していく右衛門佐(堺)と、将軍綱吉(菅野)の姿があり、ふたりを取り囲むように、側用人として綱吉に使える柳沢吉保(尾野真千子)、右衛門佐の片腕となる部屋子の秋本(柄本佑)、綱吉の側室である伝兵衛(要潤)、大奥の御台所(正室)信平(宮藤官九郎)、そして綱吉を溺愛する父・桂昌院(西田敏行)が並ぶ。キャッチコピーには、“孤独なふたつの魂は、やがて永遠の愛に”とあり、“大奥”での陰謀や愛憎劇が渦巻く中で、右衛門佐と将軍綱吉にどのような運命が待っているのか気になるところだ。このポスターや映画チラシは、29日(土)より本作を上映する予定の劇場に設置、配布される。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月26日日本映画としては異例の全編パリロケで話題の映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成披露会見が行われ、主演の中山美穂と向井理、共演の桐谷美玲、綾野剛、北川悦吏子監督、岩井俊二プロデューサーが登壇した。その他の写真本作はパリを舞台に、ある男女が過ごす3日間を見つめたラブ・ストーリー。恋人に会いに行く妹に付き添ってパリにやってきたカメラマンの青年が、現地で暮らす女性と出会い、心を通わせていくさまをナチュラルな映像で描き出していく。監督は脚本家として数々の名作ドラマを生んだ北川悦吏子氏。また、映画ファンから根強い人気を誇る岩井俊二氏がプロデュース、音楽を坂本龍一が手がけたことも注目を集めている。主演を務めた中山美穂は、長年暮らしているパリでの撮影について、「撮影中はあくまで現場なので気にならなかったのですが、出来上がったものを観て不思議な感じがしました。撮影中もどんな風に撮られているかまったく想像できなかったので、新鮮な驚きがありましたね」とコメント。今回が初共演となった向井理については、「呼吸の相性がいい」と好印象を受けた様子。一方向井は、「中山さんはおっちょこちょい(笑)」と、中山の落ち着いたイメージとは違う意外な一面について語り、会場を和ませた。また、本作の企画は北川氏と中山のメールのやり取りから生まれ、完成までに6年をも費やしたという。「普段ドラマでは12話という長さで視聴者を魅了していくのですが、今回は最初に思いついた3日間のお話を映画という枠でやり切りたかった。脚本家なので、現場でセリフを変えてしまうことも多かったのですが、皆さんが困りながらも付き合ってくれました(笑)。私の脚本は土台でしかなくて、俳優さんがいて、空気が生まれて、やっとひとつの作品になる。今もまるで夢の中にいるみたい」という北川氏の映画への想いに、岩井氏も「時間はかかりましたが、念願のパリで、念願のキャストで、すばらしい作品になった」と感無量のコメント。長年あたためた企画の実現に、しっかりした手ごたえを感じられたようだ。作品のタイトルにちなんで、女性キャストが新しい靴に履き替えるというパフォーマンスも行われたこの日。パリのセレブ御用達ブランド、ロジェ ヴィヴィエが提供した靴が登場すると会場の女性たちからため息が。真新しい靴をまとった中山は「気分が上がります」とにこやかにコメント。会見を華やかに締めくくった。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)全国ロードショー
2012年09月26日映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成報告会見が9月25日(火)、都内で開催され、主演の中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛、プロデュースと撮影監督を務めた岩井俊二、そして監督・脚本の北川悦吏子が出席した。北川監督の『ハルフウェイ』に続く2作目の監督作品で、全編パリで撮影された本作。セーヌ河のほとりで偶然の出会いを果たしたアオイ(中山さん)とセン(向井さん)の3日間の恋の物語を優しく、切なく描き出す。6年ほど前に北川監督と中山さんが交わした1通のメールが本作のきっかけ。北川監督が体調を崩して一時、企画が頓挫しかけたこともあったそうだが、無事こうして完成を迎えた。北川監督は「感無量です!」と感激しきり。「私は脚本家なので現場でどんどんセリフを変えていき、みんなパニックになりつつもこなしていってくれました。自分が書いた本は土台でしかなく、そこに人がいて動いて、空気が生まれていったように思います。坂本龍一さんが曲もつけてくださり、いまは夢の中にいるみたいです」と満面の笑みを見せた。中山さんと岩井さんが北川さんの病院を訪れて、そこで見舞いがてらに打ち合わせをしたこともあったという。岩井さんは一時は北川さん以外の監督を立てることも考えたそうだが、「僕がそうポロっと言ったら、美穂ちゃんが『北川さんでやろうよ』と言ってくれたんです。時間はかかりましたが、念願のパリで念願のキャストでできました」と喜びを口にした。中山さんは9年前より生活の拠点としているパリで撮影された本作について「出来上がった作品を観て、パリの風景の中に自分がいるのを見て不思議な気持ちになりました」と明かす。「脚本を読んで、自分で演じてるのに、撮影中はどういう風に切り取られるのか全く分からず、(完成した作品を観て)新鮮な驚きがありました」と語った。向井さんは中山さんの印象を問われ「結構、オッチョコチョイなところがある」とニヤリ。「(役の)アオイっぽいなという感じで、撮影の最後にはアオイとして見てました」と語る。綾野さんは絵を志してパリに留学中の青年・カンゴを、桐谷さんは彼を追いかけてパリへやって来たスズメを演じているが、長回しによる2人の会話シーンは大きな見どころの一つ。桐谷さんは「台本はあるんですが、プラスアルファでやれることがあるならと言われてたので、カンゴとスズメとして綾野くんと会話してました」とふり返る。岩井さんが撮影監督を務めたからこそ実現したとも言える不思議な空気感が漂うこのシーンについて、綾野さんは「ただただ心地よかったです。生きてる実感があったというか、ずっと続けばいいのにと思ってました」と述懐。さらに綾野さんが「(相手役が)桐谷さんでよかったです」と語ると、桐谷さんは嬉しそうに微笑んでいた。会見の終わりには、映画にちなんで劇中で使用されているブランド「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」の今シーズンの新作のヒールが登場。中山さんと桐谷さんはそれぞれ向井さん、綾野さんにエスコートされながら壇上で新たな靴に履き替えた。桐谷さんが履いたのは、映画のラストシーンで履いたものの色違いの秋冬の新作「BELLE DE NUIT(ベル・ドゥニュイ)。中山さんは、スワロフスキーが施され日本で1点のみのヒールとなる「Palace(パレス)」を着用。多くの記者が注目する中での靴の履き替えに、中山さんは「恥ずかしい…」と照れつつも、新しい靴に「気分が上がります!」と笑顔を見せていた。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年09月25日絶対不可能と言われていた“リンゴの無農薬栽培”を実現させたリンゴ農家・木村秋則氏の挑戦を描いた著書『奇跡のリンゴ』が、阿部サダヲと菅野美穂主演で映画化されることが決定した。その他の写真日本最大のリンゴ生産地である青森県を舞台に、一人の農家の挑戦を描いた本作。『ゴールデンスランバー』『チーム・バチスタの栄光』で知られる中村義洋が監督を務め、阿部と菅野が夫婦役を演じる。極貧に耐え、自殺に追い込まれるほど過酷な状況になっても、11年もの年月をかけてリンゴの無農薬栽培を実現させた木村氏。今回キャスティングされた阿部は、「『世界で初めて(リンゴの無農薬栽培)』を成功させて今現在もご活躍中の方を演じるなんて、今までそんな経験はなかった。ステキな秋則を作りたいと思っています」と意気込みを見せている。両親が岩手県のリンゴ生産地の出身ということもあり縁を感じているという菅野は、「農薬アレルギーのある妻を苦しみから解放してあげたいという愛情が(無農薬リンゴ栽培の)きっかけだなんて、なんと素直で優しいんでしょう。猪突猛進の主人を温かく見つめるのが妻の務めでは」と、その献身的な役柄を振り返った。また中村監督は、「あらゆる仕事においてチャレンジを続ける人々の普遍的な物語。今まさに何かを諦めかけている人が見て、この家族に比べたら自分の方が恵まれているな、もう少し頑張れるな、なんて思っていただければ」と語っている。木村氏本人の、「一つのものに狂えばいつか答えは見つかる。とにかく諦めないで」という強いメッセージが込められた本作は、弘前市全面協力のもと、4月中旬からオール弘前ロケを敢行し、2013年に公開される予定だ。『奇跡のリンゴ』2013年ロードショー
2012年04月06日人気恋愛ドラマを数多く送り出してきた北川悦吏子が『ハルフウェイ』以来となる岩井俊二とのタッグで贈る、注目のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』。製作発表時には全編オールパリ撮影を敢行した男女のラブストーリーということ以外詳細が伏せられていた本作だが、このほど中山美穂と向井理の年の差コンビが主演を務めることが発表された。2009年に北川さんが原作を手がけ、漫画化され人気を博した作品を自らの手で映画用に新たに書き直した本作。パリを舞台に、偶然に出会った男女が共に過ごす特別な日々を描く。今回のキャスティングについて、北川さん曰く「企画は中山さんありきでスタートしました。向井さんは、TV番組の『しゃべくり007』を見ていて、9頭身だし、年下の男の子で外国の映画っぽく、素直じゃない感じがして良かったです」とのこと。中山さんが演じるのは、パリに在住するフリーペーパーのライター、勅使河原アオイ。一昨年に大ヒットした『サヨナライツカ』以来の映画主演となるが、本作で初めて自身の生活の拠点であるパリでの映画出演を果たす。そして旅先で訪れたパリで、中山さん扮するアオイと偶然に出会うカメラマンの八神千(セン)を演じるのは、女性から絶大な支持を集める向井理。年の差コンビによる大人のラブストーリーが見どころとなる。3月15日にパリでクランクインし、現在約1か月に及ぶパリ撮影を敢行中。初めてのパリでの映画出演に臨む中山さんは「パリでの撮影は変な感じです。撮影はパリなんですけど、スタッフは日本人だし現場に入ってみれば昔なじんでいた現場の空気ですぅっと入っていけるので、そこはパリというか“現場”だなという感じです」。パリはほとんど初体験という向井さんは「やっぱり海外の雰囲気っていうのは違って、建物も当然歩いている人も外国の人なので、あまり周りを気にしなくていいし、ブラブラしたりとか自由に気ままにやってて、現場自体は新鮮です」と異国の新鮮な空気を楽しんでいるよう。お互いの役柄について「(センは)奇跡のように格好良い人。こういう映画だから登場できる」(中山さん)、「(アオイは)可愛いです、純粋に。可愛いし儚いし。気になる人です」(向井さん)と語る2人。映画のような年の差の恋愛も「気が合えば年齢は関係ない」(中山さん)、「年齢は考えたことがない。何を考えて何年生きてきたかなので。年齢というよりはその人の内面に興味がある。何を考えて生きてきたのかが大事なんだと思います」(向井さん)と大人の恋愛観を垣間見せ、息もバッチリの様子。ラブストーリーの名手のタッグに、パリの街並に似合う大人の空気感をまとう中山さんと向井さんの新鮮なマリアージュが生み出すラブストーリーに期待したい。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月、全国にて公開。■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月、全国にて公開
2012年03月28日無糖茶ブランド「キリン 生茶」の新CM発表会が3月5日、都内にて行われ、新イメージキャラクターの北川景子が登場した。北川景子の他の写真イメージキャラクターについて北川は「『生茶』が初めて発売されたときは中学生で、勉強の合間や部活が終ったあとに飲んだり、ずっと大好きでした。親しみのある商品なので、驚きながらも嬉しかったです」とにっこり。「キリン 生茶」はリニューアルとともに、緑茶に10種類の野菜をブレンドした新商品を発売。北川は「お茶と野菜の組み合わせって、どんな味なのか想像がつかなくて、おっかなびっくりでした(笑)。10種類の野菜が入っているのに、凄くすっきりしていて、爽やかな飲み心地。野菜の栄養がお茶でとれるのは凄くいいです。食事のお供にぜひ!」とアピール。CM楽曲には、韓国の4人組グループ・2NE1を起用し、マドンナの名曲『LIKE A VIRGIN』をカバー。会見では2NE1から「よかったら一度、コラボしませんか?」とビデオレターが届くと北川は「歌とかダンスですよね? 初心者にはハードルが高いので…マネージャーなら(笑)」と会場を笑わせた。緑茶に野菜を組み合わせた新しいブレンド茶「生茶 緑の野菜のブレンド茶plus」は3月6日より発売。新CM「かおりが、あまみが、New!」篇、「野菜の精」篇も、同日より全国でオンエアされる。
2012年03月06日中山美穂が10年ぶりにTVドラマに帰ってくる女優、中山美穂が俳優、佐藤浩市とのW主演でTBSドラマ「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」に10年ぶりに出演する。2002年に作家・辻仁成氏と結婚、フランスに移住した中山は、今回のドラマ出演の為に帰国。フジテレビ2002年の「ホーム&アウェイ」以来のドラマ出演となり、TBSは総力を挙げて制作に臨んだ。大人のラブストーリーが展開「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は、大阪発札幌行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」が舞台となる。不倫関係にある中山と佐藤が別れを決意し、最後の旅行に出かける。エクスプレスのスイートルーム内で揺れ動く感情を二人が演じる。今回の撮影は、JR西日本が全面協力、実際のダイヤの合間をぬってトワイライトエクスプレス内で撮影を敢行。ドラマとしては異例の力の入れようだ。現在、活躍中の多くの女優や歌手が憧れる中山の久々のドラマ出演に、大きな期待が寄せられている。TBSドラマ特別企画「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は3月20日 後9:00より2時間放送。元の記事を読む
2012年02月17日実は大食漢!?美ボディキープの秘密とは美しいスタイルでも人気の女優、北川景子が6日放送のフジテレビ系「笑っていいとも!」内におけるテレフォンショッキングで、自身の食生活やスタイルキープ法に触れ、話題を呼んでいる。すらりとした体型の彼女だが、ドラマの撮影中など、ハードなスケジュールのなかでは1日に9食を食べることもあるとか。その内容もおにぎりにパスタにカレーなどなど、炭水化物もたっぷり、カロリーも高めながっつり系で、意外な大食漢ぶり。それであの体型というのだから、すごい。おすすめは「コーン茶」!そんな彼女が現在スタイルキープのために愛用しているのが「コーン茶」だそうだ。味も美味しくて飲みやすく、冷え性も改善されたという。飲むと、代謝が良くなった感じがするのだそうだ。ほかには、半身浴をすすめられて実践しているとか。もとはあまりお風呂好きではなかったそうだが、美容法を聞かれることも多いので、周囲のアドバイスもあり始めたのだとか。そうしたプライベートの公開ぶりは茶目っ気たっぷりだったが、その明るさもポイントなのかも。コーン茶に半身浴、ポジティブに試してみるのもよさそうだ。元の記事を読む
2012年01月08日アニメーション映画『マジック・ツリーハウス』のクリスマス・プレミアが12月13日(火)、横浜ワールドポーターズで開催され、本作で声優に初挑戦した女優の北川景子、人気子役の芦田愛菜ちゃん、真矢みきが出席した。3人は同所・ルーフガーデンに敷かれたレッドカーペットに登場。その後、作品のテーマである“魔法”を使って、隣接するよこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」のイルミネーションを点灯させ、クリスマス気分を盛り上げた。全世界で1億部を超える大人気ベストセラーの児童書シリーズをアニメ化した本作。そこにある本を開くと時空を超えてあらゆる場所に旅することができる“マジック・ツリーハウス”を発見した気弱な少年・ジャック(北川さん)と元気いっぱいの妹・アニー(愛菜ちゃん)が大冒険を繰り広げる。ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらいでは、北川さん、愛菜ちゃん、真矢さんに加えて、本作を手掛けた錦織博監督と、主題歌「メッセージ」を書き下ろしたシンガーソングライターの植村花菜が舞台挨拶に登壇。声優に初挑戦した北川さんが「自分の声に違和感があったりします…」と謙そんすると、真矢さんは「えー、初めてなの?(北川さんではなく)本当の男の子がアフレコしたと思った」と大絶賛した。愛菜ちゃんは、原作の大ファンだと言い「全巻読んでいます」とアピール。映画のテーマにちなみ「どんな魔法が使ってみたい?」と聞かれると、「魔法のスケッチがほしい。こんなお洋服が着たいなと思ったら、それを描いてポンってすると本当に服が出てくるんです」と愛らしい笑顔を見せてくれた。実際、クリスマスプレゼントに欲しいのは「一輪車」だと明かし、「でも、まだサンタさんにお手紙書いてないんです」と素顔ものぞかせた。錦織監督は「もともと原作者のメアリーさんが、『子供たちに本を読んでほしい』という願いを込めて書いた本。ですから、映像化にはプレッシャーも感じましたが、メアリーさんの後押しと素晴らしいキャストのみなさんのおかげでいい作品に仕上がった」と満足そう。最後に、北川さんが「ジャックもアニーも、ひとりでは冒険を終えることはできなかったはず。絆の大切さを感じていただければ」と締めくくった。『マジック・ツリーハウス』は2012年1月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:マジック・ツリーハウス 2012年1月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼント北川景子、声優初挑戦で芦田愛菜に「勉強させていただきました」
2011年12月13日矢沢あいの人気コミックを映画化した『パラダイス・キス』が10月26日(水)にブルーレイ&DVDリリースされるのを前に、ヒロインの紫を演じた北川景子がインタビューに答えた。映画は有名進学校に通うフツーの女子高生・早坂紫(北川)が、デザイナー志望のカリスマ専門学校生ジョージ(向井理)と出会ったことからファッションの世界に身を投じ、美しく成長していく姿を切ない恋のエピソードを絡めて描いたもの。北川は「紫とは境遇が似ていました」と改めてその役柄を振り返り、「私も受験で悩んだ経験があるし、高校3年生ぐらいでモデルになったので、その時期やモデルになってからもとんとん拍子にいかないところは似ていたから、心情的に共感できました。それに、高校生の頃は勉強がメインの生活だったから恋愛に疎くて。劇中、紫が木の陰から好きな男の子を見ているシーンがあるんです。私は女子校だったので、実際は校内に男子自体いなかったんだけど(笑)、男子がいたら、きっとあんな感じだったんだろうなと思います」と懐かしそうに微笑む。ジョージを演じた向井理については「今回会うまでは、こんな人、実在するのかな~?って思っていました」と素直に告白する。「料理もできるし、スポーツも得意で、頭もスタイルもいいから(笑)。でも会ってみたら、とても自然体な方で。気さくに接していただきましたし、面倒見の良い方で、撮影中にちょっと空き時間ができると、ロケ地の近くの駄菓子屋さんに行ってお菓子をいっぱい買ってきてくれて。そういうことを飾らずにできるところが普通っぽくていいなと思いましたね」原作は女子のバイブルと言われているが、北川自身、この映画に出演して、普段のファッションにもちょっとした変化があったようだ。「今日もそうですけど、モノトーンとジーンズが好きで、どちらかというと男の子っぽいカジュアルな服を着ることが多くて、肌を露出することが得意じゃなかったんです。でも、この映画の撮影中、毎日オシャレな服をず~っと着ていたので、普段もスカートをはいてみようかな?赤とか派手な色の服も着てみようかな?と思うようになって。最近はパンツとスカートの割合が半々ぐらいになりました。自分のファッションに自信が持てるようになったんじゃないかな」本作にはそんな女子力をアップさせる要素がいっぱい!観るだけで、彼女と同じように、気持ちが上がるに違いない。取材・文:イソガイマサト撮影:源賀津己『パラダイス・キス』■ブルーレイ プレミアム・エディション 6090円(税込)■DVD プレミアム・エディション 5040円(税込)■DVD 3675円(税込)10月26日(水)発売発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ(C)2011「パラダイス・キス」製作委員会
2011年10月25日20日に極秘挙式、横浜で入籍フジテレビを退社し、フリーに転身した人気女子アナ、アヤパンこと高島彩アナウンサーが、かねてより交際が報道されていたゆずの北川悠仁と結婚したことが分かった。20日、北川から報道各社に送付されたファクスによる。2人は、20日に山梨県身曾岐神社で極秘に挙式を行い、横浜で入籍したようだ。ファクスには、高島の自筆サインもあり、出会いから6年のゴールインを報告しているという。また、ゆずのオフィシャルウェブサイトでも、ファンへ向け、その旨報告がなされている。結婚後も仕事は続ける方針来年の2月には横浜で結婚披露宴を行う予定だそうで、今は幸せいっぱいというところだろう。ゆずは岩沢も9月に一般女性との結婚披露パーティーを行ったばかりで、2人そろって人生のパートナーを得た秋となったようだ。高島は結婚後も仕事を続けるということで、今後は家庭と仕事を両立していくことになる。北川もファクスで、その点でも「支えてあげたい」とつづっているそうなので、2人支えあいながら、ともにこれまで以上に活躍していってくれるだろう。元の記事を読む
2011年10月21日ソニーのデジタル一眼カメラ「α」の新商品発表会が8月24日、ソニー本社にて行われ、イメージキャラクターの浅野忠信、北川景子がスペシャルゲストで登場した。浅野忠信が撮影した北川景子の写真CM撮影で広島・尾道を訪ねたという北川は「尾道は初めて訪れたんですが、凄く風情のある街並みで、撮影の合間も“α”を使って記念撮影をしました。大好きな猫とも一緒に撮影できて、とても楽しくて、自然体というか(私の)プライベートな顔が見られるような作品になったと思います。とっても気に入ってます」とコメント。新商品について「とてもコンパクトで軽くて、さりげなく持っていけるなあと思いました。一眼は重たいなと思っている女性にも、ファッション感覚で持てるんじゃないかな」(北川)、「普段、しっかりしたカメラを持ったことがなかったんですが、僕みたいに(カメラを)わからない人でも、撮っていくうちにどんどん機能がわかってきて、凄いカメラだなと思いました」(浅野)とそれぞれ印象を語った。動画の撮影について聞かれた浅野は「俳優仲間と、ちょっとした短編とか撮れたらな。気楽に撮れるのがいいですね」と笑顔を見せた。会見では浅野が撮影した北川の写真を披露。浅野は「『花と妖精』というタイトルをつけさせていただきました」と話すと、北川は「とっても綺麗に撮っていただいて、ありがとうございます」と、はにかんだ。最後に「とってもオシャレな写真や楽しい写真が簡単に撮れます。大切な思い出を残したり、今の想いを写真に残して、楽しい生活を送ってもらえたらなと思います」(北川)、「ここにいる人たちみんなが、ソニーのカメラを使って、ぜひ僕らを撮っていただきたいなと思います(笑)」と、アピールした。ソニーは、有効約2430万画素の高精細な静止画を、世界最速秒数12コマで撮影できるAマウントカメラ「α77」「α65」と、いつでも、どこでも一眼画質のEマウントカメラ「NEX-7」「NEX-5N」の4機種を9月から順次発売する。
2011年08月25日北川景子と子役の芦田愛菜が、アニメーション映画『マジック・ツリーハウス』のボイスキャストでW主演。8月15日(月)、都内スタジオでアフレコの模様を揃って報道陣に公開した。全世界で9,800万部を超える大人気シリーズをアニメ化した本作。そこにある本を開くと時空を超えてあらゆる場所に旅することができる“マジック・ツリーハウス”を発見した気弱な少年・ジャックと元気いっぱいの妹・アニーが大冒険を繰り広げる。先日、放送されたドラマ「この世界の片隅に」に続いての共演となる北川さんと愛菜ちゃん。アフレコは別々に行われたため、本作で顔を合わせるのはこの日が初めてとなったが、息の合った様子で“兄妹”を演じて見せた。声優初挑戦となる北川さんは「分からないことが分からない状態でしたが、手探りでやりました。普段、体を使ってお芝居しているので、うなづく、振り向くといった動作を声で演じるのは難しかったし、(愛菜ちゃん演じるアニーとの)距離感をその場で表現するのも難しかったです」とふり返った。一方で愛菜ちゃんとの共演については「一緒にお仕事したこともあったので、ちゃんと“兄妹”になれるという自信がありました。(愛菜ちゃんは)普段、接していると年相応の女の子ですが、仕事になると入り込む。こちらもいろいろ勉強させていただきました」とぺこりと頭を下げた。これには愛菜ちゃんも照れくさそう。「そんなことないですよ(笑)!(北川さんは)きれいで優しいお姉さんです」と満面の笑みを浮かべた。劇中、ジャックとアニーはマジック・ツリーハウスから過去の世界へと旅立つが、北川さんと愛菜ちゃんだったら?北川さんは「未来に行って、子供や孫をピンチからこっそり救ってあげたい」と明かした。一方の愛菜ちゃんは「マンモスがいた時代に行きたい。マンモスに乗りたいし、ポコンとした(マンモスの骨付きの)お肉を食べたい!」と夢を語り、スタジオは笑いに包まれた。夏真っ盛りだが、夏休みの予定を尋ねると北川さんは「もうすぐ誕生日なので、自分で何か買おうかと…」と思案顔。愛菜ちゃんは「川遊びをしてザリガニ釣りをしたい!」とアニーと同じように元気いっぱいに応えてくれた。『マジック・ツリーハウス』は2012年1月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:マジック・ツリーハウス 2012年1月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会
2011年08月15日北川景子、向井理共演の『パラダイス・キス』の完成披露試写会が5月30日(月)、東京・渋谷のC.C.Lemonホールで開催。北川さん、向井さんをはじめ、山本裕典、大政絢、五十嵐隼士、賀来賢人に加藤夏希、メガホンを取った新城毅彦監督が舞台挨拶に登壇した。矢沢あいの代表作を実写化した本作。有名進学校に通いつつも人生に思い悩む女子高生が、ファッションで自分の生きる道を模索する若者たちとの出会いをきっかけに夢を見つけ、羽ばたいていくさまが描かれる。この日は、劇中の挿入歌を担当した「sweetbox」がスペシャルゲストとして来場。劇中でも使用されている、ウェディングシーンの定番とも言える名曲「Everithing’s Gonna Be Alright」と「I Know You’re Not Alone」の2曲を熱唱。あわせて華やかなプロのモデルたちが会場のランウェイを歩き、客席は歓声に包まれた。続いて、北川さん、向井さんらが登場すると、会場の熱気は最高潮に!「景子ちゃーん!」といった歓声がひっきりなしに飛び交い、北川さんらが喋ろうにも進められないほど。2,000人の歓迎に北川さんは「この作品で直接、ファンの方と接するのは初めてですが、パワーをいただきました」とニッコリ。劇中で向井さん演じるジョージのセリフを引き合いに「人生につまづいたとき、ネガティブなときに背中を押してくれる、勇気になるセリフが多い」と語り「一歩を踏み出せないでいる人、人生を変えてみたいと思っている人にパワーやポジティブさを与えてくれる作品になっています」と力強く呼びかけた。北川さんの隣で、会場の熱狂に笑顔を向けつつ「北川さんがすごく緊張してて、ガクガクしてて面白かったです」といたずらっぽく語るのは向井さん。自身が演じるジョージは女性を振り回すタイプだが、向井さん自身はというと「振り回すタイプですね(笑)。ジョージほどではないですが…何となく分かる気がします」。この言葉に会場のあちこちから「振り回されたい!」という叫びが…。山本さんは、ジョージとは対極のさわやかで優しい男子・徳森くんを演じているが「過去にないくらいさわやかさを出して、現場ではみんなに笑われてました」と苦笑い。だが、北川さんにジョージと徳森くん、選ぶなら?と尋ねると「振り回されるとびっくりするので優しい人がいい」と徳森くんを選択!山本さんからは思わずガッツポーズが飛び出した。ちなみに、大政さんと加藤さんにも、好きなキャラクターを尋ねると、実和子役の大政さんは、劇中の恋人である嵐(賀来さん)を選択。加藤さんも「振り回されるのは苦手で、振り回す方なので、徳森くんをどう料理しようか」と、意外とジョージは人気がない…?唯一、ジョージを選んだのは、この日も役そのままの女装姿で登場した、イザベラ役の五十嵐さんだけ。“振り回す男”向井さんは、苦笑を浮かべつつ「(ジョージは)行動力と決断力はあるので、嫌わないで…」と会場に呼び掛けていた。『パラダイス・キスは6月4日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年6月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:YUIがサプライズで登場し『パラキス』主題歌熱唱!北川景子インタビュー若き頃の苦悩と挫折、いまは「恵まれた場所にいる」佐々木希、溝端淳平らがnon-no40周年チャリティコレクションに参加「ろくでなしBLUES」が劇団EXILEでドラマ化!大政絢にAKB北原里英も出演『パラキス』をイメージしたジュエリー発売決定!Tシャツなどアイテムと続々コラボ
2011年05月30日北川景子、向井理という人気俳優共演の話題作『パラダイス・キス』の、主要キャラクターが“アトリエ”に勢揃いしたポスタービジュアルが解禁となった。「NANA」、「天使なんかじゃない」(共に集英社刊)などで知られる矢沢あいの人気漫画を原作に、ファッション業界を目指す若者たちの青春、彼らとの偶然の出会いをきっかけに、進学校に通う主人公の女子高生が自らの進むべき道を模索する姿を描いた本作。昨年の映画化決定の発表時から、人気絶頂の北川さん、向井さんが出演するということもあって話題を集めてきたが、このたび、ついにポスタービジュアルが明らかになった。凛々しい表情でポーズを決める紫(ゆかり/北川さん)と、その脇でトレードマークとも言える帽子をかぶってクールに佇むジョージ(向井さん)。その後ろには、山本裕典が演じる紫の同級生の徳森に、五十嵐隼士扮する女装の美男子・イザベラ、大政絢と賀来賢人が演じるカップルの実和子と嵐に、ジョージと同じくデザイナーを志す、加藤夏希扮する香が、それぞれ個性が光るファッションに身を包み笑みを浮かべている。人気のアパレルブランドが全面協力し、各ブランドの新作が惜しげもなく提供されたという衣裳も注目だが、もうひとつ、忘れてはならないのが彼らがいるこのアトリエ!ジョージたちの創作の現場であり、原作ファンにとってはおなじみの、古いBARを改装したという設定のこのアトリエだが、原作に忠実に作りつつ、実写化に合わせて映画的ないくつもの工夫がなされている。原作では完全に地下室という設定になっていたが、映画ではあえて半地下風とし、外からの光がさしこむように!また、床はヤスリをかけるなどして古さを演出するエイジング加工が施され、BARの名残として古いレジやシェイカーなどを残しつつ、あちこちに『パラキス』ならではのファッションアイテムが配置された独特のインテリアコーディネートとなっている。また新城毅彦監督の提案で、後ろにそびえる大きな棚に色合いのグラデーションを付けるなど細部にいたるまで工夫が施されている。つい先日、本作の主題歌を人気シンガーソングライターのYUIが担当する(「HELLO〜Paradise Kiss〜」と「YOU」の2曲を提供)ことが発表されたばかりだが、キャストに衣裳、アイテムに音楽とそれぞれの要素で“最高”が集結した本作。原作とは異なるエンディングも含め、原作ファンの想像を超える映画に仕上がったと言えそうだ。なお、6月4日(土)の公開を前に3月26日(土)より前売鑑賞券(税込1,300円)の発売が開始。特典として特製クリアファイルが付いてくる。『パラダイス・キス』は6月4日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年6月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:『パラキス』主題歌にYUI!北川景子&向井理からも絶賛の声シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?『パラキス』向井理らの新画像が到着!公式Twitterでファッションアイテムも紹介スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」
2011年03月25日北川景子、向井理ら人気の若手俳優陣が出演する映画『パラダイス・キス』。その主題歌を人気シンガーソングライターのYUIが担当することが決定した。ファッション誌「Zipper」(祥伝社刊)で1999年〜2003年に連載された矢沢あいの大人気漫画を映画化した本作。ファッションに夢を賭ける若者たちと、彼らとの出会いを通じて自分の歩むべき道を探していく女子高生の青春、葛藤が描かれる。映画化決定が報じられると共にキャストや劇中のファッションなどが多大な注目を集めてきた本作だが、その主題歌を同世代の女性層から絶大な人気を誇るYUIが担当することに。YUI自身が映画の中の主人公たちが夢を追いかける姿や、進路に迷う姿に感銘を受けたことで、この夢のコラボレーションが実現した。松橋真三プロデューサーは「映画化にあたり、世界観がぴったりで同世代からの人気もとても高いので、ぜひYUIさんにお願いしたいと最初から考えていた」と明かす。今回、YUIが手掛けるのは「HELLO〜Paradise Kiss〜」と「YOU」の2曲。「HELLO〜Paradise Kiss〜」に関しては、恋の予感を感じさせる曲として、東京のビル群、おしゃれなショップ、楽しそうに洋服を選んでいる女の子たち、これからの人生が前向きで楽しいことが起こりそうな様子を表現してほしいとのリクエストが寄せられた。もう一曲の「YOU」に関しては、本作が女子高生の紫(ゆかり/北川さん)の成長物語でもあると共に、ジョージ(向井さん)との恋の物語でもあることから、ジョージに出会ったことにより全てが変わり、色々なものが手に入るようになるのに、「あなただけがいない」という大切な人と離れてしまった切ない気持ちを歌ってほしい、というお願いがYUIになされたという。まさにリクエスト通り、紫の気持ちを代弁する一曲に仕上がり、こちらの「YOU」はエンディングにも使用されることになった。今回の主題歌発表に際し、YUIから、それぞれの楽曲についてコメントが寄せられた。「HELLO〜Paradise Kiss〜」については「『パラダイス・キス』は原作も読んでいたのですんなりメロディも浮かんできました。サウンド面ではピチカートを取り入れてみたりと楽しく映画の場面も考えながら作り込むことができました。…危険な夢に迷いもあるけれど、とにかく希望に満ちた楽曲に仕上げられたと思っています」とのこと。一方の「YOU」に関しては「エンディングに近いクライマックスで使っていただけるということで、何度もそのシーンを実際に観て口ずさみながら制作していきました。壮大なストリングスに等身大のアコースティック弾き語り…丁寧に主人公・紫の気持ちになったつもりで表現したいと思いました。幅広く共感してもらえる楽曲になったと思います。公開がとても楽しみです」と楽曲に込めた思いを明かしてくれた。この2曲を聞いた北川さん、向井さんからも絶賛の声が!北川さんは「撮影現場でも聞かせて頂いていたので、女の子が誰かを好きになる瞬間の恋心をイメージするのに、紫を演じる上でとても参考になりました。“いっそ出逢わなければ良かったのに、Say hallo,Say good bye”という歌詞に共感しました。紫が傷つくかもしれないと分かっていながらもジョージに惹かれていく感情を止められなくなっていくところに重ねて聞きました。2曲とも、『パラダイス・キス』の映画の世界観にメロディや歌詞がマッチしていて、若者の恋愛の瑞々しさや切なさ、一瞬の煌めきのようなものが表現された素晴らしい曲だと思いました。YUIさんの曲には、等身大の女の子たちの、夢を追いかける気持ちや、恋心をストレートに表現されている曲が多くていつも共感したり、勇気や元気をもらったりしています。聞くと清々しい気持ちになれたり、前向きになれるのがYUIさんの声、曲の魅力だと思います。今回主題歌とエンディング曲をYUIさんに手掛けていただけたことは、YUIさんの一ファンとしてとても嬉しく思います」とコメント。向井さんは「撮影現場で聞いたときには、映画というのは現場では音がないので『パラダイス・キス』の“形作り”に、とても役立てることができました。『HELLO〜Paradise Kiss〜』はインパクトがあって、“これから始まる!”という感も夢に向かっている若者を応援してくれているなと思いました。エンディングが原作と異なるため、今回とても大事なのですが、エンディングに『YOU』が流れていたときに、映画オリジナルのエンディングを象徴する曲を作ってくださったな、と思いました。映画は音楽で作品が変わるので、素晴らしい楽曲で嬉しかったです!YUIさんの楽曲はこれまでに何度も聞かせて頂いているのですが、どれもぶれのない、芯のある楽曲ばかりですね」と、楽曲が自身の演技にまで大きな影響を及ぼしたことを明かしてくれた。YUIの強く、そして切ない歌声と共に紫とジョージの恋はどのようなエンディングを迎えるのか?『パラダイス・キス』は6月4日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:パラダイス・キス 2011年6月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第12回)ガーリー服が似合うオシャレ男優は?『パラキス』向井理らの新画像が到着!公式Twitterでファッションアイテムも紹介スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位に大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?
2011年03月07日映画『ジーン・ワルツ』(大谷健太郎監督)の初日舞台挨拶が2月5日(土)、東京・銀座の丸の内TOEI1で行われ、主演の菅野美穂、共演の田辺誠一、原作者の作家で病理医の海堂尊氏らが出席した。大学病院を舞台に顕微授精のスペシャリストの産婦人科医、曾根崎理恵(菅野さん)の国家の医療体制に反発する戦いを通じ、代理母出産など日本の産婦人科医療の現実を描く医療ミステリー。命を扱ったデリケートなテーマに菅野さんは「いま30代で、いつか母親になりたいと思っている。こういうタイミングで、こういう映画に参加させていただき幸運でした」と深い関心を持って捉えた様子。「出産のいいところだけ見て夢のように産みたいと思っていましたが、産科医療がどれだけ大変か、胎児が10か月体内にいる間にどういうことが起こりうるかシビアな面も知って、だからこそ赤ちゃんを抱っこできる喜びを知り得るとわかった。改めて赤ちゃんを産みたいと思いました」と強い母親願望を口にした。一方の田辺さんは、大学病院で理恵の上司にあたるエリート医師役。劇中では、さまざまな事情を抱えながら出産に立ち向かおうとする女性たちが登場しており「いろいろな生き方の女性を見て、女性は命がけで“命”を産むんだと、感動しました」としみじみ。また長年の不妊治療の末に39歳で妊娠をした荒木浩子役の南果歩は、出産シーンをふり返り「美術さんが新生児ロボっていうのを作ってくれて、何体かあったんですが、やっぱりウチの子が一番かわいい!と思って、親バカでした」と実生活でも母親だけに出産に思い入れもひとしおの様子で、観客の笑いを誘った。『ジーン・ワルツ』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:天才医師が新医療の闇に迫る『ジーン・ワルツ』オリジナルバッグを5名様にプレゼント菅野美穂インタビュー“天才女医”から見つめる、女性の生き方『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑
2011年02月07日思わず支えたくなるような純粋無垢な女性から、目的のためには手段を選ばない悪女まで、女優・菅野美穂の演技には毎度驚かされる。そんな彼女が『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』などの映像化で知られる医療ミステリー作家・海堂尊の新シリーズ『ジーン・ワルツ』の映画化で演じるのは、クール・ウィッチ(冷徹な魔女)と言われ、権力に屈しない行動力を持つ、産婦人科医であり顕微授精のスペシャリスト・曾根崎理恵だ。“史上最強の女医”を演じたことで彼女自身の人生はどう変化したのか――。曾根崎の芯の強さに「羨ましい」「原作の曾根崎先生は、どこまでもクール。内側にある情熱はポーカーフェイスで一切表面に出さず、水も漏らさないような計画を立てる完璧な女性。そういう女性を私が演じるってどうなんだろう…という不安はありました。でも、映画の台本を読んで、彼女の揺らぎとか葛藤を膨らませていることに気がついて、私の役割は原作の曾根崎先生と映像化にあたっての曾根崎先生のニュアンス、その両方を繋ぎ合わせることだと思ったんです」と語るように、信念を貫きながらも揺れ動く心情を丁寧に表現している。菅野さんが20代の頃からカメレオン女優と言われるゆえんはそこにある。物語の舞台となるのは、とある理由で閉院間近となったマリアクリニック。曾根崎と彼女がサポートする4人の妊婦それぞれの出産に至るまでが描かれ、多くの女性は出産について深く考えさせられる。もちろん菅野さんもそのひとりだ。作品から受けた衝撃を「頭をガツンと叩かれたようだった」と説明する。「いままでは、赤ちゃんを産むことに関してどこか夢見がちだったというか、早いか遅いかの違いはあっても、いずれ母親になるだろうと思っていたんです。けれど、そうではなかった。現代の女性にとっては、産む人生も産まない人生も選択できる。赤ちゃんを産むにしても、十月十日の間にどれだけ大変なことが待っているのか──その大変さを知り、その先にあるであろう自分の赤ちゃんを抱くことの喜びを考えることができた。いまは夢見がちではなく、現実的な大変さも含めて、いつか赤ちゃんを産みたいと思っています」。また、今回は菅野さんをはじめ浅丘ルリ子、南果歩、風吹ジュン、白石美帆、桐谷美玲など女性キャストが多かったこともあり、現場でも出産トークが繰り広げられた。「風吹さんが現場にお茶のセットを持ってきて中国茶を入れてくださったんです。そのお茶を飲みながら、出産のときはね…と話をしたこともありますね」。監督の実体験から演技のヒントを得るそして、和気あいあいとしたオフタイムの雰囲気とは一変、劇中で曾根崎が代理出産という大胆な計画を遂行するために、上司である帝華大学准教授の清川と火花を散らし、繊細さと強さを武器に清川を振りまわす一幕も。菅野さんはそんな曾根崎を「羨ましい」、「あっぱれな女性」と称える。「曾根崎先生のやろうとしていること、言っていることは正しいけれど、拳をあげた瞬間に意味が変わることってありますよね?でも、彼女の場合は正々堂々と正義をきっちり貫き通している。もちろん、その自信の裏には努力があるわけですが、私は彼女ほど自分に自信を持てないし、嫌われたらどうしよう?って考えてしまう。ほんとにあっぱれな女性ですよね」。クール・ウィッチと呼ばれながらも同性から頼られるキャラクターでいられるのは、彼女に観客が希望を託したいと願うからなのかもしれない。続けて、何日もかけて撮影したという、曾根崎と清川が一緒に手術を行うシーンが印象深く記憶に刻まれているとふり返る。「赤ちゃんが生まれるだけでなく、曾根崎先生と清川先生の本音がぶつかるシーンでもあって、さらに帝王切開の術式を手際よく演じなければならなくて…いろいろなものがギュウギュウに詰まっているシーンでした。私自身は子供を産んだ経験がないので分からないことだらけだったんですが、この作品の撮影に入る前に大谷監督はイクメンをされていたので、監督の(実体験からくる)何気ない言葉の一つ一つが演技につながりました。何よりも“映画を観たあとにあったかい気持ちになれる、そういう映画にしたい”という監督の言葉が支えになりましたね」。「私もいつか赤ちゃんを産みたい」と菅野さんが熱い思いを胸に刻んだように、多くの女性が曾根崎先生のような産婦人科医の下で、出産したいと思うことだろう。温かな気持ちを抱きながら──。(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」菅野美穂「ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出す」就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑矢田亜希子クリスマスにプレゼントもらう予定アリ矢田亜希子インタビュー「いまだからできる」母親役で見せた強さ
2011年02月03日海堂尊原作の同名医療サスペンスを映画化した『ジーン・ワルツ』の完成披露試写会が1月30日(日)、東京・千代田区の帝国ホテルで開催され、主演を務める菅野美穂をはじめ、白石美帆、桐谷美玲、片瀬那奈、南果歩という日本を代表する豪華女優陣が勢揃い。原作者の海堂氏、そしてメガホンを取る大谷健太郎監督と共に本作の完成を報告した。主人公は顕微授精のスペシャリストで“遺伝子(ジーン)の女神”の異名を持つ天才医師・曾根崎理恵(菅野さん)。医療の最高峰である帝華大学病院で働く彼女が院長代理を務める廃院寸前の小さな産婦人科医院「マリアクリニック」には、禁断の“治療”が行われているとうわさが囁かれていた。真相を確かめるべく、同僚のエリート医師・清川吾郎(田辺誠一)は理恵の周辺を探り始めるが…。映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」で華々しい作家デビューを飾った現役医師の海堂氏が、日本の産婦人科医療の現実を描く原作が菅野さん主演で映画化された。菅野さんは「クールでポーカーフェイスな役柄。普段の自分とは違うので頑張りました。参加できて光栄ですし、女性が多い現場で楽しかった」と“美の競演”が実現した現場にニンマリ。海堂氏も「全ての登場人物が予想以上に美しくなった。こんなにたくさんの美女に囲まれるのはこれが最後だと思うので、人生の短い頂点として楽しみたい(笑)」と映画の出来栄えはもちろん、華やかな雰囲気にご満悦だった。難病を抱える子供を持った母親を演じる白石さんは「妊娠も出産も経験したことはありませんが、いつか自分の身にも起こりうること。女性目線で心の痛み、命の奇跡を実感した。自分が出産するときに、もう一回この映画を観たい」と母性に目覚めた様子。南さんは不妊治療を経て、自然分娩を希望する女性を熱演し「自然だけでは立ち行かない現実がある。医療があったからこそ生まれた命もあるはずだし、自然志向に偏り過ぎる風潮に一石を投じる作品になれば」と自身の経験を踏まえて、真摯にコメント。さらに「今後ないとは思うが、子供を産むときは菅野さんにとり上げてほしい」とアピールする場面も。この日、客席には夫で俳優の渡辺謙の姿もあった。自称・ヤンキー妊婦役の桐谷さんが役作りの参考にしたのは「八王子のヤンキーです。監督が参考にしろって(笑)」。先輩女優との共演に、「みなさん優しかったし、女優としてたくさん勉強することができた」とふり返り、「命を扱った作品。ぜひ同世代に観てもらえば」と語った。そしてジャーナリストを演じる片瀬さんは「一般的にジャーナリストは客観的に情報を伝える仕事だが、テーマがテーマだけに、女性としての感情を抑えずに、女性目線で伝えたい気持ちを優先させた。生きることの素晴らしさ、女性のすごさを感じてほしい」とこちらも“女性が主役”と熱弁した。母性がテーマの本作に、菅野さんも「改めて母親になりたいと実感しました…なかなかなれませんけど(笑)」と少々自虐的に語ったほか、帝王切開の施術シーンを演じる際、資料DVDを見たといい「それ以来、ピザマルゲリータを見ると帝王切開を思い出しちゃうんですよ!」と珍発言も飛び出した。この日は、会見当日にあたる1月30日が「女性医師の日」に制定されたことを記念し、なんと65名の女医が菅野さんらと写真撮影に臨んだ。「うわぁ、圧巻ですね。みなさんお美しい」と菅野さん。主題歌「こたえ」を歌う小田和正からビデオメッセージが届くと、「普段は自分の演技に反省しながら、映画を観るんですが、小田さんの主題歌を聞いた瞬間、自分でも感動してしまい、涙が出ました。優しい気持ちになれる曲」と感謝感激していた。『ジーン・ワルツ』は2月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:就活女子必見…?桐谷美玲がコメディ初挑戦でコスプレ軍団に囲まれ困惑矢田亜希子クリスマスにプレゼントもらう予定アリ矢田亜希子、出産後初の5年ぶり主演ドラマで母親役!出産シーンでは思い重ね涙
2011年01月30日映画『パーマネント野ばら』(吉田大八監督)の初日舞台あいさつが5月22日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の菅野美穂、共演の江口洋介、小池栄子らが顔を揃えた。母と娘のなおこ(菅野さん)が営む小さな美容室に集う大人の女性たちが抱える恋とそれにまつわる悲しみを描く物語で、原作は漫画家、西原理恵子の同名作品(新潮社刊)。8年ぶりに映画主演した菅野さんは、江口さん演じる高校教師を恋人に持つ役どころ。「江口さんがもう本当に素敵で、栄子ちゃんと『江口さん、カッコイイよね』って言ってたんです。ね!」と小池さんに語りかけ、小池さんも「言ってたね」とガールズトーク。「そしたら水が落ちてきて、バチが当たったのかな?って」と観客の笑いを誘った。江口さんは「監督から『理想の男でお願いします』って言われ、理想の男って?どういうポジションで演じればいいのかな?と思いながらやっていました」と自信なさげだった。一方、母親役の夏木マリは、菅野さんについて「普段から、なおこになっていて本当に演技が上手で、改めて天才だなと思いました」と大絶賛。菅野さんは「いえいえ、そんなことないです」と喜びと照れが入り混じったような笑顔を見せた。放蕩者のなおこの父親役は宇崎竜童で「人生が真夜中のスナックみたいな、訳のわからない人。監督の指示を聞いて一生懸命やりました」と苦笑い。MCから「でも素敵でしたよね」と褒められると、「本当?あんなダメな男とばかり付き合ったら、みんなダメになっちゃうでしょ」と自分の役にダメ出しし、会場を沸かせていた。『パーマネント野ばら』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パーマネント野ばら 2010年5月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010映画「パーマネント野ばら」製作委員会■関連記事:初恋に別れに遠距離恋愛…忘れられない恋の投稿エピソードを大公開!西原理恵子がモデルデビュー?『パーマネント野ばら』の意外なシーンで…夏木&菅野がさばけた恋愛指南「だめんずとは行くだけ行ってグチャグチャに」菅野美穂×夏木マリトーク付『パーマネント野ばら』女性限定試写会に40組80名様ご招待菅野美穂ら女優陣があの言葉を連発?原作者・西原理恵子「下品ですみません(笑)」
2010年05月22日