有限会社ロッドは、80年代の「ロックの女王」白井貴子のライフワークとなっているPEACE MAN CAMPを、2年ぶりに長野県小谷村にて2024年6月8日(土)・9日(日)に開催いたします。『とうちゃんは茅葺師』でお馴染み「小谷屋根」の松澤親方のご指導の下、小谷村の茅場にて貴重な“山菜収穫”を体験し、90年代アルバム『LIVING』・『HANA』の録音を担当したジュリアンが営む素晴らしいブティックロッジ「椛」(Momiji)でのアンプラグド・ライブ&ディナーを開催いたします。白井貴子公式Webサイト: 白井貴子 小谷村 茅場にて■白井貴子 コメント秋、豊かな茅場へと成長してもらうためには、春に山菜をしっかり収穫しなくてはならないそう!しかもその山菜は私たちの日々の健康を支えくれるスーパーフード!はるか古代の昔から長きに渡り人類の「命と暮らし」を守ってくれて来た「茅」は凄い!と私は感動を覚えました。なぜ私たち人類はこの大いなるサイクルから離脱してしまったのでしょうか?!“だからこそ!もう一度その(輪)サイクルの中に入りたい!”私の本能が動きはじめました!“みんなで山菜収穫を体験させてもらいましょう!”それはそれは美しい“緑の草原”に入れば、あなたも「SDGsな地球人」の仲間入りです!山菜収穫は大雨のみ中止。小雨は開催します!■白井貴子 2024「PEACE MAN CAMP」 in 小谷村日程:2024年6月8日(土)・6月9日(日)<スケジュール>・6月8日(土)会場 :ブティックロッジ「椛」♪ 懐かしのLivingへようこそ ♪ Vol.2 「椛」アンプラグド・ライブ&ディナー(30名様)13時受付/14時開演参加費:アンプラグド・ライブ&ディナー 1名 8,500円(ドリンク代 別料金)ブティックロッジ「椛」での一昨年のライブ模様2年ぶりのジュリアンの宿での楽しい1日。ライブの後は「椛」特製の美味しいディナー。・6月9日(日)2024「PEACE MAN CAMP」in 茅場9時am「白馬乗鞍アルプスホテル」パーキング集合参加費:1名 2,00円(茅場保全のため)お昼解散*山菜のお持ち帰りは、お一人様2束まで。*あらかじめ樽と塩を家に用意しておくことをお勧めします。帰って即、新鮮なうちに塩漬けできます。*小谷村より「白馬乗鞍アルプスホテル~茅場まで」マイクロバスを出していただきます。*今回の山菜収穫体験は山の地権者の皆さんの許可をいただき開催させていただきます。(今回の茅場は、写真の場所と別の茅場となります。)【ご用意いただく物】・山登りできるくらいのスニーカー・軽いレインコート・軍手・エコバッグ(山菜を入れるため)【お申込み】*下記URLよりお申し込みください *ファンクラブ先行受付は終了いたしました。【お問合せ】 rod.funclubheart@gmail.com ■白井貴子(しらい・たかこ) プロフィール1981年CBSソニーよりデビュー。1984年「Chance」のヒットを機に「渋谷ライブイン10days」「新宿厚生年金会館5DAYs」「西武球場ライブ」を成功させ「ロックの女王」と呼ばれ、女性ロックの先駆者的存在となる。1988年から2年間、ロンドンへ移住。帰国後、2014年(文科省)「ESD世界会議」テーマソング「僕らは大きな世界の一粒の命」など子供達の歌を多数発表。2016年フォーククルセダーズの作詞家で現在は精神科医の北山修氏より「次世代に北山作品を歌い継ぐ歌手」に抜擢され共作の新曲3曲も含むアルバム「涙河」発売。2023年5月14日「母の日」に長年、難病の母を介護し、昨年、看取り~葬儀までを家でやり遂げた日々を綴った著書「ありがとうMama」初出版。楽曲「Mama」とMVも配信された。昨年11月1日38年前の白井貴子&THE CRAZY BOYSのアルバム『FLOWER POWER』アナログ盤を「リマスター&リカッティング」で音も輝きを増し再リリース。2024年1月20日KT Zepp横浜にてアルバム完全復刻ライブ開催。5月12日 母のふるさと豊中の服部緑地にある「日本民家集落博物館」にて母の日イベント「ありがとうMama」開催予定。10月5日~11月25日 京都佛立ミュージアムにて2回目の「母 TSUNAGU 未来」展開催予定。2025年1月19日KT Zepp Yokohamaで2回目の白井貴子&The Crazy Boys「未来へ咲かそう!フラワーパワー」ライブ開催予定。神奈川県環境大使 環境省3R推進マイスター・文部科学省ESD(持続発展教育)オフィシャルサポーター(2012年~2014年)・2024年日本認知症協会アンバサダー就任。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月13日有限会社ロッドは、80年代の「ロックの女王」白井貴子の母の日スペシャル・イベント「第2回 白井貴子「ありがとうMama」」を2024年5月12日(日)に日本民家集落博物館(大阪府豊中市)にて開催いたします。白井貴子公式Webサイト: 『ありがとう Mama』第2回 白井貴子 母の日スペシャルイベント日時:2024年5月12日(日)13:00 start会場:日本民家集落博物館 椎葉の家(大阪府豊中市 服部緑地)料金:大人 2.000円/高校生 700円/中学生・小学生 500円障害がある方 無料 *障害がある方の付き添い介助者 無料(200名様限定)イベント申込URL 10数年間リュウマチの痛みに苦しんだ母の介護生活と看取りから葬儀までを家で執り行った体験を綴った白井貴子、初の執筆本『ありがとうMama』(カラーフィールド出版)。昨年2023年の母の日、Mamaの故郷服部の大地より出版することができました。2回目の今回は広く日々の暮らしや、また、介護に奮闘する「お母さん」に「ありがとう」の日として開催させていただきます。介護のお話は勿論、介護を通じて学んだ「食べることは生きること!」今年も豊中「あぐり」の皆さんの新鮮野菜マルシェも出店。地元の「歌声広場」で「歌うこと」を楽しみに集ってらっしゃる皆さんも駆けつけてくださいます。そして今年は「摘み菜」の先生でもある書籍編集者、藤井文子さんにもご参加いただき、昨年お亡くなりになったベニシアさん(イギリス・ロンドン出身:ハーブ研究家・英会話学校経営者)の暮らしを紹介した『ベニシアの「おいしい」が聴きたくて』の出版秘話をお伺いします。「日本民家集落博物館は17世紀~18世紀の見事な「茅葺屋根の家」を全国から11棟集め移築された「人類の文化遺産」と言える大変貴重な野外博物館。日本の江戸時代の人々の暮らしがありありと感じられる、公害も何もなかったであろう美しい時代にタイムスリップできる素晴らしい場所です。是非、沢山の皆さんにご参加いただき「母なる大地」素晴らしい地球に生きている「今」を満喫しに来ていただけるとうれしいです。大空の下、みんなで歌いましょう!」2024年 春 吉日 白井貴子<1部>13時~14時【対談】白井貴子(シンガーソングライター)勝部麗子 豊中市社会福祉協議会、藤井文子 元「山と溪谷社」編集長・野草コーディネーター<2部>14時15分~15時10分白井貴子「ありがとうMama」豊中スペシャルミニライブライブ終了後 豊中「あぐり」マルシェ&白井貴子サイン会(16時終了予定)主催 有限会社ロッド協力 豊中市社会福祉協議会/豊中市老人介護者(家族)の会、日本民家集落博物館■著書 『ありがとう Mama』『ありがとうMama』書影一昨年5月に他界した母、一昨年3月に他界した父、そして7年前に認知症とALSを併発し亡くなった叔母――。介護から看取り、自宅で執り行った葬儀まで、リアルな体験を元に綴った本『ありがとうMama』。たくさんの思い出とともに、介護の現実や、それを支える50~60代の「わたしたち世代」の奮闘と葛藤。そして「ひとりで辛く苦しい介護」は「介護新時代」へと動き出す!「ウルトラ身内のお話」が母の愛の尊さを伝え、「わたしたち世代」を勇気づけるメッセージに。白井貴子、生まれて初めての著書。タイトル:『ありがとう Mama』定価 :2,500円+税発売日 :2023年5月14日出版社名:カラーフィールド出版装丁 :表紙、見返しに越前和紙を採用した特別仕様。帯文 :「読み進むうちにMamaへの愛が、美しいファンタジーのような心地よさに思えてくる」―― 俳優・榎木孝明購買はこちらから ■新曲「Mama」シングルおよびミュージックビデオの配信リリースシングル「Mama」配信リリース シングル「Mama」&Music Video作詞・作曲・ピアノ:白井貴子80年代、「ロックの女王」白井貴子のステージ衣装を手作りしてくれた母へ、感謝を込めて捧げた歌「Mama」。初披露は2019年1月19日。MVは同年、箱根ロープウェイなどで撮影し、白井の初の個展「母 TSUNAGU 未来」展(京都沸立ミュージアム)で上映された。■白井貴子(しらい・たかこ) プロフィール1981年CBSソニーよりデビュー。1984年「Chance」のヒットを機に「渋谷ライブイン10DAYS」「新宿厚生年金会館5DAYS」「西武球場ライブ」を成功させ「ロックの女王」と呼ばれ、女性ロックの先駆者的存在となる。1988年から2年間、ロンドンへ移住。帰国後、2014年(文科省)「ESD世界会議」テーマソング「僕らは大きな世界の一粒の命」など子供達の歌を多数発表。 2016年フォーククルセダーズの作詞家で現在は精神科医の北山修氏より「次世代に北山作品を歌い継ぐ歌手」に抜擢され共作の新曲3曲も含むアルバム「涙河」発売。 2023年5月14日「母の日」に長年、難病の母を介護し、昨年、看取り~葬儀までを家でやり遂げた日々を綴った著書「ありがとうMama」初出版。楽曲「Mama」とMVも配信された。昨年11月1日、38年前の白井貴子 & THE CRAZY BOYSのアルバム「FLOWER POWER」アナログ盤を「リマスター&リカッティング」で音も輝きを増し再リリース。2024年1月20日KT Zepp Yokohamaにてアルバム完全復刻ライブ開催。5月12日、母のふるさと豊中の服部緑地にある「日本民家集落博物館」にて母の日イベント「ありがとうMama」開催予定。10月5日~11月25日、京都佛立ミュージアムにて2回目の「母 TSUNAGU 未来」展開催予定。2025年1月19日、KT Zepp Yokohamaで2回目の白井貴子 & THE CRAZY BOYS「未来へ咲かそう!フラワーパワー」ライブ開催予定。神奈川県環境大使 環境省3R推進マイスター・文部科学省ESD(持続発展教育)オフィシャルサポーター(2012年~2014年)・2024年日本認知症協会アンバサダー就任。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月02日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の公式サイトでは、藤原道隆役の井浦新、高階貴子役の板谷由夏、2名の“君かたり”が公開中だ。以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。紫式部の人生を描く、大河ドラマ第63作目「光る君へ」。井浦さん演じる道隆は、道長(柄本佑)の兄。映像では「道隆の人間臭さだったり、文化芸術に造詣のある道隆以外の顔がしっかりと描けた」「『光る君へ』の世界の中での藤原道隆という人物を豊かに描くことができたなとは思いました」と演じきった感想を明かす。また、演じる上で“家族”を常に大事にしていたという井浦さん。「一族をいかに続けていくか、栄華を続けていくということが、道隆にとっては一番大事なことなんですよね」と説明し、「家族、一族というものが、道隆のすべてだったんだろうな」と最期に思いを馳せた。そんな道隆の最期のシーンについて、道隆の嫡妻・高階貴子を演じた板谷さんは「なんてロマンチックなんだろう。すごくやっぱりお互い情熱的な恋愛をしていたんだな」とふり返り、「悲しいんだけど、二人で共有する思い出を話し合えるっていう幸せ感もあったし、すごくほわんとしました」とある種の理想の最期だったとも語る。ほかにも映像では、道隆の変化についても話している。第17回「うつろい」あらすじ一命をとりとめたまひろ(吉高由里子)。乙丸(矢部太郎)から道長(柄本佑)が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は民を救うべく疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。そのころ、道隆(井浦新)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希)は兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。対する詮子(吉田羊)は…。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~NHK BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月28日【音楽通信】第155回目に登場するのは、音楽活動でも俳優活動でも、デビューから約30年の間ずっと第一線で活躍し続けている、及川光博さん!子どもの頃から振り付けしてステージに立っていた【音楽通信】vol.155ミュージシャンとしても、俳優としても、第一線で活躍し続けている、及川光博さん。1996年にアーティストとしてデビューして以降、そのキラキラとした存在感と王子様のような佇まいから、「ミッチー」という愛称とともに人気を博してきました。毎年のアルバムリリースや全国ツアー、さらに1998年には俳優活動をスタート。ドラマや映画などでもその姿を見ない日はないほど、ひっぱりだこなのは周知の通りです。そんな及川さんが、2024年4月24日に20作目となるアルバム『DON’T THINK,POP!!』をリリースされるということで、音楽的なルーツなどを含めて、お話をうかがいました。――幼少時は、どのような音楽環境でいらっしゃいましたか。子どもの頃は、アニメや戦隊ヒーローの主題歌を夢中で歌っていましたね。原体験としては、商店街の夏祭りのステージを覚えています。のど自慢大会のような催しがあって、そのステージで子どもながらに、バックダンサーを従えて歌っていました。5、6歳のときから、近所の子どもたちに振り付けをレクチャーしていたんです。――すでにエンターテイナーとしての才能が垣間見えていたんですね。ほめられるのがうれしくて。学芸会でも主役を演じましたね。小学校も高学年になると、『ザ・ベストテン』(TBS系 1978〜1989年)に代表される歌番組を当時はよく観ていて、沢田研二さん、郷ひろみさん、田原俊彦さんといった歌手の方が歌って踊る姿に夢中になりましたから。そして中学からは洋楽が大好きになって、マイケル・ジャクソンやプリンス、ロックバンドの洋楽を聴くようになって、いよいよ自分でもバンド活動を始めました。さらに、中学のときは演劇部だったこともあって、毎年学園祭のステージに立つようになりました。演劇部は高校でも入っていて、大学時代は俳優養成所に通いつつ、バンドざんまいの日々。ライブハウスで歌い小さな舞台にも出演していました。いま54歳なんですが、ほぼ40年間、音楽とお芝居をやっています。――どちらかのジャンルに偏ることなく、当初から表現すること、エンターテインメントがお好きだったのですね。そうです。音楽もお芝居もひっくるめたエンターテインメントをずっと愛し続けています。――1996年5月にシングル「モラリティー」でアーティストとしてデビューされ、1998年4月にはドラマ『WITH LOVE』で俳優活動も開始されました。デビューのきっかけは、アーティストでも役者でも、どちらでもよかったんですよね、いま思えば。チャンスをいただけて、本当にありがたかったです。駆け出しの頃は、よくも悪くも目立つことを意識していましたし、ナルシスティックな、キャラクター性を前面に打ち出すプロデュースをしていました。それで「王子様」のイメージで認知されて、ステージではバラの花を投げたりくわえたり、少女マンガ的な演出をしていましたね。――ではご自身で曲を作りたい、歌いたいと思われて、音楽制作を始めたのはいつ頃に?高校時代から、曲は自分でギターを弾きながら作っていました。80年代後半はバンドブームだったし、ミュージシャンに憧れました。ですが、高校生の頃は洋楽のダンスミュージックを演奏できるほどの技術はなかったんです。大学に入ってからは、ファンクやソウルといった演奏技術を必要とする音楽に目覚めていって。ちょっと自慢になっちゃうんですが、アマチュアバンドコンテストで優勝したこともあって。そんな成功経験も含めて、どんどんプロデビューを意識するようになりました。――アーティストとしても毎年リリースとツアーを欠かさず、俳優としても毎年連続ドラマにご出演されて、歌もお芝居も第一線で続けていらっしゃるのはすごいことですね。本当ですか?まあ、福山雅治さんか僕ぐらいじゃないかな……冗談ですよ(笑)!? どちらも自分の中で当たり前のことになっていますね。肩書きはどうであれ、二足のわらじこそ、私の職業という意識で続けています。――俳優業では、とくに『相棒 Season8』の2代目相棒・神戸尊役や、近年は『半沢直樹』の渡真利忍役といった大ヒットドラマが強く印象に残っている方も多そうです。ありがとうございます。ただ、たとえば『半沢直樹』にしても、最初から大ヒットドラマになるなんて想像もせず参加した作品。その都度、チャンスをいただいたら、欲張らずにコツコツと続けて、信頼と実績を重ねていくだけなんです。どんな仕事でも真摯に向き合っていれば、おのずと結果は出ますし、それが未来につながっていくのだと思っています。――俳優業でいえば、ヴィム・ヴェンダース製作総指揮による及川さんの初主演映画『クローンは故郷をめざす』(2009年公開)も印象深いです。文学的な作品ですよね。監督に熱烈にオファーされて出演したのですが、SFでありながら哲学的な物語でもあり。大変な撮影でしたけども、初主演作で初めて国際映画祭にお呼ばれもして(2006年度のサンダンス・NHK国際映像作家賞も受賞)、僕も印象深いです。新作は「何も考えずに楽しめるポップな作品」――2024年4月24日にアルバム『DON’T THINK,POP!!』をリリースされます。ご多忙のなか、いつごろから制作されていたのですか。アルバムは、昨年の9月頃から約半年の制作期間で作りました。とはいえ制作中も、ドラマ出演や映画の撮影をしていましたから、相当働いていると自負しています(笑)。昨年はアルバムをリリースしなかったので、そろそろ作らねばと。今回は、何も考えずに楽しめるポップな作品にしたいと思いました。やっぱりビート自体が楽しいものですし、ファンクや歌謡曲などいろいろなサウンドがありますが、音楽って本当に楽しい。20枚目のアルバムですが、まだまだ飽きないんですよね。あらためて、デビューできてよかったです。――とてもバイタリティにあふれていらっしゃって、ご多忙でも疲れることはないですか?疲れますよ(笑)。精魂込めて楽曲を作るために長時間集中しますし、レコーディングで歌い続ける体力も気力も限界はある。当然疲れるんですが、創作の高揚感と達成感のほうが大事。生きててよかったと思えるんです。完成した喜びは、かけがえのないもの。たとえば、中学や高校だったら3年で卒業という区切りがありますが、アルバム制作だとそれを作品ごとに味わえるといいますか。このアルバムを主軸としたツアーもあるので、毎年、毎作品ごとに思い出を心に刻んでいけるのが、僕の人生のいいところです。本当にファンの方やまわりのスタッフがいてこそ成立することなのですが、アルバムを出してツアーができるという、生きた証しを毎年発表できることがすごくうれしいですね。――このアルバムのタイトル『DON’T THINK,POP!!』は、一番表現したいことになりますか。そうです。なんか考え込んで内省的になったとて、未来はあまりいい方向に変わらないなと。僕はパリピじゃないので「DON’T THINK」といっても、感覚を研ぎ澄ませようよ、というニュアンスが大きいんです。そしてポップス主体のアルバムなので、弾けようという、ダブルミーニングですね。――アルバムのリード曲「Amazing Love」は、キャッチーでファンクで軽快な楽曲で、大人の恋心を歌っています。どのようなことを意識して歌詞を書かれましたか。これはネガティブからの逆ギレですね。Aメロの歌詞に書いている「もう人間やめたい」という心境から、いかに人生を謳歌するかという歌。恋愛に引っかけて書いていますけれども、自分で何か崇拝の対象、救いとなるものを見つけることが大切だというメッセージも込めていたり、込めていなかったり(笑)。世の中に“推し活”という言葉がありますが、推しの存在が生きる原動力になったり、辛いときの支えになったりしますよね。自分にとっての救いとなることを見つけようと、歌詞にも「救世主 Baby」と書いたのですが、それは世界を救う主ではなく、一人ひとりの毎日の救いのことを歌っています。救いがないと頑張れないじゃないですか。生きづらい世の中で、希望の光を見失わないようにという思いを込めて作りました。――「Amazing Love」では、ご自身初のアニメーションを駆使したミュージックビデオも制作されていますね。そう。“ミッチー”という概念でイラストを描いてもらいまして。3次元の2次元化が初めてなので、すべてお任せで作っていただきました。ツアーグッズにも展開しようと思っているので、ベイベーたち(ファンのみなさんたち)の反響も楽しみですね。――作詞と作曲を手がけていらっしゃる3曲目「敏感・センシビリティー」は小気味いいサウンドで若い世代への応援歌の側面も感じられます。ビートに言葉を乗せるため、英語に聴こえる日本語をちりばめた歌詞になっています。サウンドは、ブラスセクションとリズムセクションが主役。ストレートなファンクですね。サビの歌詞にある「悔やむよりも先に飛べ!」ということをもっとも伝えたい。限られた時間の中で、どう生きたって後悔は残るけど、それでも後悔しないようにいまを生きるべしというメッセージです。――続く4曲目「デジャヴと紫陽花」は、爽やかさとムーディさも感じます。シティポップの要素も入れて、叙情的でポエトリーな1曲になりました。――5曲目「恋の嵐」は恋が始まりそうなワクワク感と勢いのある、ポップで明るい楽曲です。これはアニソンを意識して作った楽曲で、たとえば女子アイドルグループとコラボできないかなとぼんやり考えながら作りました。さらに昭和の歌謡曲に対するリスペクトの思いもところどころに込めつつ。――メロディがどことなく懐かしい感じがしました。そうでしょう?どことなく松田聖子ちゃんぽい感じも入れていて。――6曲目「みず色ワンピース」は、歌詞に「ミッチーのワンマンショーに行くんでしょう?」と、パートナーがミッチーファンで、ジェラシーがありつつも包容力がある男として送り出すという視点の歌詞が面白いです。自分でも歌詞を書いていてニヤニヤしていたと思います(笑)。僕、歌詞を書くときはだいたい手書きで情景をイメージしながら書くので、この曲もニヤけていたかなと。僕のショーに参加するベイベーたちの彼氏の気持ちを初めて書いてみました。なぜかその気持ちを“ミッチー”が歌っているというパラドックス(笑)。僕の歌詞って、1曲まるまる聴かないと、ストーリー展開が読めないものが多いですね。――すべての楽曲において及川さんが作詞されていますし、楽曲作りもされることもありますが、そもそもどのように曲を仕上げているのですか。まずサビのメロディと歌詞を思いつくことが多いですね。お風呂でシャンプーしているときに思いついたりして(笑)、そこからストーリーを展開していく。そんな書き方ですね。ボイスレコーダーに歌って吹き込むとか、そんなハイテクなことはせず、浮かんだメロディや歌詞はギターを弾きながら、ノートやルーズリーフなどに手書きしていくんですよ。――インスピレーションがふっと降りてくるんですね。うん。でも、締め切りがなかったらいつまでもできないかな(笑)。あとは毎日を生きていて感じたことや見た景色、それからよくも悪くもメディアで気になったニュースがミックスされていく。歌詞はなるべくポジティブなワードに変換して、アウトプットするという感覚です。――7曲目「Dream Maker」はアッパーなロックサウンドです。ハードロックに乗せて、男のバカバカしいほどの情熱を歌っています。主人公がダイエットしたり、髪型を変えたり……なんとか女子のハートを射止めようとする恋心ですね。説明するほどの曲じゃないです(笑)。――ははは(笑)。8曲目「神サマお願い」はストレートに平和を歌っていらっしゃいますね。1曲ぐらいはしっかりと伝えようと。いつも人を笑顔にしたくて、歌って踊っているんですけども、この曲は珍しく怒りや嘆きを表現していますね。これはミッチーというよりも、及川光博個人の戦争やいじめに対する思い。ひねりをきかせず、まっすぐに思いを綴りました。――一変して、9曲目「フライドポテト<未来編>」はコミカルで元気になれる歌詞と楽曲です。おまけの曲ですね。気になった方は、前作『気まぐれサーカス』を聴いてみてください。その続編となっています(前作に「フライドポテト」という曲が収録)。基本はとにかく楽しんでいただきたいので、聴いて笑顔になってくれたらいいなと思って作っています。またそれをステージで表現するときは、心の充足感や開放感を感じていただけたらと全力を尽くしています。――収録曲の「Amazing Love」「Dream Maker」は、初回限定盤盤に付属するDVDとして、ダンスの振りを教える「流星光一郎」先生(及川さんが演じるダンサーキャラ)のミュージックビデオもありますね。流星先生は、1997年くらいからいるんですよ(笑)。だから、僕と同じくらいのキャリアで、ベイベーのみなさんも一緒に踊れるよう、振り付けのレクチャーをしています。流星先生は性別を超えたキャラクターで、もともとは確か『パパパパPUFFY』(テレビ朝日系 1997〜2002年)で、PUFFYのふたりに振り付けを教えるコントから生まれました。僕はソロで活動しているので、みなさんを飽きさせないように、いろいろなキャラクターを生み出しているんですよ(笑)。――ずっとアイデアがあふれて、工夫をされてきているのですね。それは俳優業においても感じることがあります。どこかで作り手側の視点を持っているので、演じている被写体ではあるんだけれども、台本を読んでどうしたらもっとこのシーンが面白くなるか、監督の要求に的確に答えられるかを考えて、工夫する。面白いですよ。逆にアーティストとしては、自分が何をやりたいか、どう表現したいかが最優先です。――表現することにおいて、音楽とお芝居の切り替えもさほど意識することはなく?音楽の表現ではわがままですし、主義主張ありきです。ドラマや映画の現場に行ったら、監督やプロデューサーの言うことをよく聞きますね。意識して切り替えるというよりも、役割。おそらく僕は、作品作り自体が好きなんです。ときどき本当に趣味なんだか仕事なんだかわからなくなる瞬間がありますね。――2024年5月3日からは「及川光博 ワンマンショーツアー2024『DON’T THINK, POP!!』」が開催されます。ツアーは毎年欠かしたことがないんです。勤勉でしょう(笑)?楽しいから続けられます。これから演出を考えていきますが、華やかな衣装を着て、よく踊りよくしゃべるステージになると思います。2024年という1年を忘れられないものにすべく、全力を尽くすのみですね。毎年ツアーをして、それがライブ映像作品にもなりますし、デビューして以来、ちゃんと生きている実感が常にあります。うれしいですね。ちなみに毎回、ワンマンショーでのテーマカラーを決めているのですが、2024年はスカイブルーです。ベイベーたちも、毎年のテーマカラーに沿ったコーディネートでおしゃれしてコンサートに来てくれるんです。みなさんもぜひ、水色コーデで遊びにきてください!アーティストとして長く続けることが目標――お話は変わりますが、お休みのときはどんなふうに過ごしていますか。友人と飲んだり食べたりするぐらいです。休みといっても、洗濯したりアニメ鑑賞したりしていると1日はあっという間に終わるので、仕事のために疲れを取るのがメインですね。もしも長期で休みが取れたら、もっと別のこともできるんでしょうけど。結局は、休みの日でもマネージャーから連絡が来ますし、休みではないと(笑)。――そのお忙しいなかでクオリティの高い作品をいつも届けていらっしゃるというのは、やはり基本的にお仕事がお好きなのですね?お好きです(笑)。生みの苦しみや撮影のハードスケジュールなどがあっても、やりきって完成してしまうと、喜びに変わるんです。――及川さんのように生き生きとエネルギッシュに毎日を過ごすために、何かアドバイスをいただけますか。とにかく笑顔を意識することですね。楽しくなくても、口角を上げる。とはいえ、作り笑顔で生きるわけではないですよ。笑顔で人と対することによって風向きは変わりますから。空気が穏やかになり、交渉もしやすくなるんです。不愉快な思いをする確率が減るので、笑顔を心がけることは大事。あとは自分の欠点を意識すると、大きなミスを生まないです。自分の欠点を意識して行動することによって、周囲に迷惑をかけないことが大事。そうすると、必然的に信頼されて、人脈も広がる。結果、生き生きと過ごせるのではないかと思います。――いつもスマートな印象の及川さんですが、健康で過ごすためにライフスタイルで気をつけていることはありますか。糖質の摂りすぎ、ですね。年を重ねるごとに健康を意識しますが、ジムに通ったりもしないので、食事に気をつけるくらいですよ。あとは本当にステージでは2時間から3時間踊っているので、そこである程度鍛えられているんだと思います。――音楽活動は2024年で29年目となり、30周年も間近です。アーティストとして、そして個人的な今後の抱負を最後に教えてください。アーティストとしては、とにかく長く続けることが目標です。これが一番の野望ですね。ずっと音楽には関わっていきたい。そして個人的には、ゆとりを持ちたいです。いつまでたっても中学生みたいなことを考えてバタバタ働いているので、年相応の大人のゆとりを身につけたいな。――どのあたりが大人じゃないんですか?それは……いつまでたっても清濁の濁を呑みこめないところでしょうか。大人なら清濁併せて呑めないといけないのに、50代になっても未熟だな、青臭いなと思います。――そこも魅力なのかもしれないですよね?そう言っていただけるとありがたいんですけども、もうちょっと大人の色気や円熟味を出したい。「渋い」って言われたいですね(笑)。取材後記涼しげな瞳でスタイリッシュな印象のある、及川光博さんがananwebに登場。取材の日はよいお天気だったものの東京に強風が吹いていた日で、ご挨拶してすぐに「風が強かったけど、大丈夫でしたか?」とお気遣いをしてくださる及川さん。なんと紳士的で素敵なミッチー!ジャンルレスにご活躍されているのは、そのお人柄も関係あるのだろうなと思いました。そんな及川さんのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね!取材、文・かわむらあみり及川光博PROFILE1969年10月24日、東京都生まれ。蠍座。B型。1996年にシングル「モラリティー」でアーティストとしてデビュー。独自の音楽性とその個性が注目を集め、1998年にドラマ『WITH LOVE』で俳優活動をスタート。以後、多くのアルバムリリースや毎年全国ツアーを行うとともに、ドラマ、映画、CMなどで活躍し、現在に至る。主な出演作に、ドラマ『白い巨塔』(2004年)、『相棒』シリーズ(2009〜2012年)、『半沢直樹』(2013年・2020年)、『グランメゾン東京』(2019年)、『ドラゴン桜』(2021年)、『最愛』(2021年)、『霊媒探偵・城塚翡翠』(2022年)、『女神の教室 〜リーガル青春白書〜』(2022年)、『御手洗家、炎上する』(2023年)。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(2015年)、『七つの会議』(2019年)、『引っ越し大名!』(2019年)、『桜のような僕の恋人』(2022年)ほか。2024年4月24日、ニューアルバム『DON’T THINK, POP!!』をリリース。5月3日より全国を巡るワンマンショーツアー2024「DON’T THINK, POP!!」スタート。InformationNew Release『DON’T THINK,POP!!』(収録曲)01. DON’T THINK,POP!!02. Amazing Love03. 敏感・センシビリティー04. デジャヴと紫陽花05. 恋の嵐06. みず色ワンピース07. Dream Maker08. 神サマお願い09. フライドポテト<未来編>2024年4月24日発売*収録曲は全形態共通。(通常盤)VICL-65958(CD)¥3,300(税込)(初回生産限定盤)VIZL-2309(CD+DVD+Photobook)¥5,720(税込)(セブンネットショッピング限定セット)00THN-42213¥9,900(税込)※初回限定盤+特製お弁当箱「DON’T THINK, EAT!!」(セブンネット限定特典:アクリルキーホルダー)【Blu-ray収録内容】※初回限定盤のみAmazing Love[Music Video]/ Let’s DanceAmazing Love / Let’s DanceDream Maker取材、文・かわむらあみり
2024年04月18日元メジャーリーガーの上原浩治氏が14日、自身のインスタグラムを更新し、TBS系『サンデーモーニング』(毎週日曜前8:00)の前司会者・関口宏、後任の膳場貴子らとのショットを公開した。大畑大介氏を加えた4ショットを投稿し、「関口さん、膳場さん、大介と」と報告。この日の放送では、上原氏の御意見番出演はなく「今日のサンデーモーニングはどうだったんだろうか?あれ?気にしてる自分がいる」とつづった。自宅のあるアメリカに帰国中で、「#気になる」「#しばらく休み」と添えた。ファンからは「ご意見番不在で槙原さんが頑張ってましたよー!井口さんは控えめでした!」などと反応が寄せられている。
2024年04月14日現在、愛知県で活躍している医師の新開貴子さん(58)は、異例の経歴の持ち主だ。彼女が医師になったのは、なんと53歳のとき。まだ、5年目の医師なのだ。そんな彼女が医師になるまでのドラマを追う(全2回の1回目)。■「7浪して医学部に入学。53歳で医師免許を取得」「こんにちは。お体の加減はいかがですか」「それがね、先生。2日前に歩行器に手をかけた途端にダーッと転んでしまって、腰が痛いのよ」1月末の月曜午後2時過ぎ。愛知県春日井市でひとり暮らしをする84歳の女性宅。要介護2で呼吸器疾患の持病もある女性は、訪問医の到着を待ちわびていたかのように、一気にしゃべり始めた。やがて医師は、横たわる女性患者の隣にしゃがみこむと、「めまいはどうですか」「やっぱり立ち上がるときが、いかん。でも、今日はめまいも腰も少しラクになって、大好きなラーメンを食べられたよ」「寒い日は、あったかいラーメンがおいしいですよね」聴診器を胸や背に当てる間も、会話を途切れさせることなく診察するのは、医師の新開貴子さん(58)。今日も所属する同市の勝川よろずクリニックから、看護師とふたりで車で20分かけて在宅診療にやってきた。女性患者の顔から当初の不安げな表情は消え、笑顔で続ける。「診察もていねいだし、何でも話せる貴子先生が大好きだよ」その後も、血圧測定や服薬の指示など1時間弱の診察を続け、「また来ますからね。お大事にしてください」往診用のカバンを手に車まで向かいながら、貴子先生が言う。「私が話しやすいというのは、きっと娘さんと同世代だからでしょう。私自身も、自分の母親と会話するような気持ちで向き合っています。今日のように、患者さんが元気になる姿に接するたびに、ああ、医師になってよかったと思うんです」快活な口調で話す貴子先生は、異色の経歴の持ち主だ。58歳にして、まだ医師歴5年というキャリアが、その事実を物語る。医師を目指したのが32歳のとき。その後、7浪して40歳で医学生となり、3人の子供を育てながら、53歳で医師免許を取得した。当時をふり返って言う。「小中学校を通して成績もずっとクラス最下位だった自分が、まさかお医者さんになるなんて、夢にも思っていませんでした」意外にも、少女時代の貴子先生は、「劣等感と孤独感のかたまり」だったというのだ。■「劣等生だった小学校時代。東京での生活に疲れ、郷里に戻り……」「物心ついたときには、母がクラブや薬局を経営していて、すごく繁盛させていました。父はもともとバーテンダーで、その後は母の仕事を手伝ったりしていました」1965年(昭和40年)3月17日、島根県松江市に生まれた貴子さん。「自宅1階がクラブで、その2階が私たちの住居でしたが、両親はいつも不在で、私と2つ年上の兄は生後3カ月から近所に住む子守りのおばあさんに育てられ、しつけもしてもらいました」幼稚園から小学校、中学校と、島根大学教育学部の附属校へ。「まわりは親が大学教授や医師など教育熱心なご家庭ばかりのなか、うちは勉強に集中できるような環境ではなかった。『水商売の家の子と付き合うな』と親から言われてる同級生もいて、私はつらくて、母に『クラブをやめてくれ』と訴えたことも。先生からもほったらかしの私は、クラス42人中41番目か42番の成績で、もうひとりの男子といつもビリを争ってましたね」家庭にも学校にも居場所がなかった。「劣等感と孤独に苦しみ、4歳ごろから始まった自分の毛を抜くクセがずっと続いてました。のちに抜毛症という病気だと知るんですが。きっと、母が夜もいなくて寂しかったんでしょう」中学卒業後は周囲の同級生たちが進学校に進むなか、「偏差値が足りず」に私立の女子高へ入学。両親の離婚は、その直後だった。「母は家にはおらず、父も外に女の人がいたりで常に両親はいがみ合っていたので、娘の私でも、離婚は当然の結末と思いました。高校を出ると、地元での暗い生活を何とか断ち切りたいと思って、上京します。とにかく、あの家から、島根から出たかった」東京女学館短期大学では、かろうじて好きだった英語を専攻した。「まわりはお嬢さんだらけで自家用車での送り迎えもあるなか、たぶん自転車通学は私だけ」家賃9千円のアパート、弁当販売店でのバイトなど苦学生の生活だったが、家族の煩わしさから解放されて充実した毎日だった。卒業後は東京でレナウンの海外事業部に就職し、3年後には日本航空に転職して羽田空港でグランドホステスとして勤務する。「大好きな高倉健さんのチェックインを3回ほど担当したのは、忘れられない思い出です」しかし、短大を出て社会人になって、順調に過ごしているように見えるが、実際は違っていた。「もう上京してすぐから、拒食と過食を繰り返す摂食障害が始まっていました。一時は、体重も一気に15キロくらい落ちてしまって」心身に限界を感じ、帰郷を決意した。そして、「摂食障害になったり、人間関係をうまく築けない自分の心の空洞の正体を知るために、心理学を学ぼう」そう思い、26歳のときに島根大学教育学部にAO入試(総合型選抜)で入学。以降、実家の薬局を手伝いながら、臨床心理士を目指した。「勉強を続けるなかで、私の根っこには“母に見捨てられた”という消化できないままの感情があると、改めてわかってきました」座学に加えて、2年間にわたりアルコール障害や摂食障害のセルフミーティングに関わるなかで、ある思いに至る。「私の理想とする医療をやろうと思ったら、自分自身が決定的な判断を下せる立場にならなければできないのではないか、と。そのとき初めて、医師になりたい、という思いが芽生えました」32歳の決心を「応援するよ」と誰より喜んでくれたのが、父親の邦洋さんだった。当時、邦洋さんは近所で中華料理店を営んでいた。しかし、そのわずか半年後の1997年9月半ば、貴子さんは顔見知りの酒店店主から、父の店が2日間も閉まったままだと聞かされる。「胸騒ぎを覚え合鍵で店に入ると、父が倒れていました。救急車を呼びましたが、私は意外に冷静で、もうダメだなと思っていました。60代半ばだった父は持病の糖尿病があったうえに酒浸りだったし、なにより私や家族と離れて、ひとりで暮らす寂しさも大きかったのでしょう」そして、貴子さんは思う。「お父さんが苦しんでいるのに、私は何もしてあげられなかった。父のように病に苦しみ、自ら死を選ぶ人を救いたい。患者さんに寄り添い、体も心も支えたい」医学部受験のため、最初に始めたのは、中学の数学からやり直すことだった。(取材・文/堀ノ内雅一)【後編】7浪して医学部、国会試験に2回落ちて53歳で医師になった女性「それでも諦めなかった理由」へ続く
2024年02月25日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は博多華丸・大吉が登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2024年02月13日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はスタローンが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2024年01月28日1月20日、白井貴子&THE CRAZY BOYSの<『FLOWER POWER 2024』再現ライヴ&SDGsカーニバル>がKT Zepp Yokohamaで行われた。昨年11月1日に、最高傑作と誉れ高い1984年のアルバム『FLOWER POWER』が実に38年ぶりにアナログレコードで復刻され、この発売記念として行われたものだ。このレコードは、リマスターでブラッシュアップされたサウンドと、白井自身による入魂の長文ライナーノーツが付くなど、こだわりの仕上がりとなっている。同様に今回のライヴも、タイトルに<SDGsカーニバル>とあるように、白井が音楽と共に長年に渡って活動してきた自然と環境問題に関する様々な展示が会場のロビーで行われるなど、白井ならではのこだわりに満ちたものだった。ライヴは二部構成で、第一部は『FLOWER POWER』再現ライヴだ。SEと共にメンバーが登場し、1曲目の「It Must Change」、最大のヒット曲「Chance!」と続くと、お客さんはいきなり総立ちで拳を突き上げる。80年代には学園祭の女王と呼ばれた白井だが、客席までその時代を再現したかのようだ。黒いタイトなアウターにスリムジーンズと膝丈ブーツの白井は、まるでクリッシー・ハインドのよう。曲間で「ようこそ、白井貴子&THE CRAZY BOYS、FLOWER POWER 2024へ!」と白井が挨拶し、ライヴは走り出した。メンバーは、本田"ホンチ"清巳(G)、南"ナンチ"明朗(G)、片山"ポッポ"敦夫(Key)、河村"カースケ"智康(Ds)、という80年代当時からのメンバーたち。そして一昨年に亡くなった春山"ハルボー"信吾(B)に替わって加入した岡部晴彦(B)には、奇しくも同じ"はるちゃん"というニックネームが与えられた。アルバムの曲順通りに演奏は進み、5曲目には平和への祈りを込めて「Foolish War」が演奏された。シンプルだが重厚、メッセージがストレートに心に届く名曲だ。驚くべきは白井のヴォーカルで、声のトーンや歌い方、MCのタイミングまで当時とほとんど変わらない。バンドもアルバムのもつスケール感を見事に再現していて、キャリアを積み重ねた余裕とシブ味がほのかに加わっているのは、理想的な進化といえるだろう。第二部は、前日に誕生日を迎えたばかりの白井を祝って、自然発生的にお客さんが「ハッピー・バースデイ」を歌うサプライズからスタート。そして、白井の環境活動の話へと続く。小さな活動の中から、自然との共生やそこに生きる人々とのつながりが生まれ、その中で奏でる音楽がある。ただエコが大事という話ではないのだ。ここで歌うのはそういった人と人の繋がりの中で生まれてきた歌たち。本田のギターで歌った「倉田小学校校歌」は予定になかったアドリブだろう。後半はバンドでの代表曲を披露。ライヴ終盤の定番曲「今夜はIt’s All Right」では、お決まりの"今夜は今夜しかないのさ"のコール&レスポンス。白井は「年を重ねるとこの言葉が真剣に響く」と嘯くが、同様にそれなりの年齢層のはずのお客さんたちが、驚くほどよく歌って腕を振り上げ、今の一瞬を全力で楽しんでいるのが伝わってくる。きっと次の日は筋肉痛だろう。本編の最後は、きたやまおさむと作った「涙河」で締めた。演奏終了後はお客さんと記念撮影。「未来へ咲かそうフラワーパワー!」の掛け声でシャッターを切った。白井が言う〝エコとロックのハイブリッド〟が結実した一夜だった。<公演情報>『FLOWER POWER 2024』再現ライヴ&SDGsカーニバル1月20日(土) 神奈川・KT Zepp Yokohama【セットリスト】■第一部01. It Must Change02. Chance!03. Shining Dance04. Checkしてしまった!!05. Foolish War06. MY Glory Road07. Japanese-Girls & Boys(inside song)HAPPY NEW YEAR08. Back Again09. 遥かなる想い-it must be changed10. Talk To Me■第二部01. Mama02. 竜馬の夢03. 花は咲いている04. Good Wishes05. Theme for Next Gate06. Time Limit07. Stand Up Boy08. Make Up09. PRINCESS TIFFA10. 今夜はIt’s All Right11. Rock Tonight12. 涙河(NAMIDAGAWA)■ENCORE01. Theme for Next Gate 202202. Chance! (Long Ver.)
2024年01月27日白井貴子の名盤『FLOWER POWER』のアナログレコードが最新の技術でリマスター&リカッティングされ、2023年11月1日にリリースされたのを記念して、アルバム完全再現ライブが1月20日(土) KT Zepp Yokohamaにて開催される。そのライブ開催を記念して、『FLOWER POWER』がリリースされた1985年渋谷公会堂で行われたライブから「Chance!」と「Foolish War」の映像がYouTubeで公開された。また、白井は新たな時代へと進む「FLOWER POWER PROJECT」を発足。ライブ会場ホワイエでは、「エンタメと健康〜環境」をつなぐ活動をしているエコロジーオンラインの上岡裕をコーディネイターに迎え、「SDGsカーニバル」を開催。88年のロンドン移住以降、30数年の取り組みに共感した仲間が全国各地から集結する。白井がファンと学びそれぞれの地域で行う、自然に親しむ「PEACE MAN CAMP」をベースに、大石田「ふるさとの風プロジェクト」(山形)、陸前高田(岩手)復興支援「AID TAKATA」、小谷村(長野)、丹南地方(福井県)、南伊豆(静岡)、白井が環境大使を務める神奈川県の「脱炭素推進室」地元横浜で環境に尽力している人の展示などを実施。さらに、世界的に活躍する花絵師、藤川靖彦による『FLOWER POWER』のシンボルマーク「花音符」作品も展示する。そのほか、白井のオリジナルグッズも「環境仲間」とのコラボグッズのほか、白井の「鉄分不足を解消してよりファンの皆さんと一緒に元気な未来へ!」という想いから、鉄のフライパンを製作。地元・横浜の中華街の鍋シェア85%を誇る、一枚一枚手作業で作り上げる「打出し」製法の山田工業所(金沢区)と作り上げたオリジナルフライパンは今回のイベントで初披露。アナログレコードと並んで“フラワーパワー・フライパン”が限定販売される。白井貴子&THE CRAZY BOYS「Chance!」- Live at 渋谷公会堂 1985 -白井貴子&THE CRAZY BOYS「Foolish War」- Live at 渋谷公会堂 1985 -<イベント情報>白井貴子&THE CRAZY BOYS『未来へ咲かそう!「FLOWER POWER 2024」アルバム完全再現ライブ&SDGsカーニバル』1月20日(土) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 15:00 / 開演 16:00■白井貴子&THE CRAZY BOYSVo 白井貴子 / Gt 本田清巳 / Gt 南明朗 / B 岡部晴彦 / key 片山敦夫 / Ds 河村“カースケ”智康【チケット料金】(税込)一般:7,800円中学生以下:3,000円※全席指定※ドリンク代別※未就学児入場不可チケットはこちら:()『FLOWER POWER』特設サイト:
2024年01月15日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はあのちゃんが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。あのちゃんは、本日12月13日(水) にメジャー1stアルバム『猫猫吐吐』をリリース。『猫猫吐吐』はCD2枚組となっており、DISC1にはメジャーデビュー以降にリリースされた「AIDA」や尾崎世界観(クリープハイプ)提供の「普変」、TVアニメ『チェンソーマン』第7話のエンディングテーマ「ちゅ、多様性。」、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)との共作曲「スマイルあげない」など全10曲、そしてDISC2にはインディーズ時代にリリースされた「絶対小悪魔コーデ」「F Wonderful World」など全7曲を収録する。アルバムの初回限定盤には、一夜限りの限定公開となった配信ライブ『ano 1st Streaming LIVE』全編、anoの1stツアー『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』のドキュメント映像を収録したBlu-rayや、フォトブックが付属する。<リリース情報>メジャー1stアルバム『猫猫吐吐』発売中『猫猫吐吐』初回限定盤ジャケット●初回限定盤【2CD+Blu-ray+PHOTO BOOK】価格:11,000円(税込)※初回限定盤PKGデザイン●通常盤【2CD】価格:3,850円(税込)【収録内容】■DISC1[CD]01. 猫吐序曲02. 猫吐極楽音頭03. ちゅ、多様性。04. 涙くん、今日もおはようっ05. 普変06. AIDA07. コミュ賞センセーション08. スマイルあげない09. Tell Me Why10. ンーィテンブセ11. 鯨の骨■DISC2[CD]01. デリート02. Peek a boo03. SWEETSIDE SUICIDE04. アパシー05. 絶対小悪魔コーデ06. F Wonderful World07. イート・スリープ・エスケープ■DISC3[Blu-ray]※初回限定盤のみ・ano 1st Streaming Live・ano 1st TOUR『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』恵比寿 LIQUID ROOM公演&ツアードキュメント■PHOTO BOOK ※初回限定盤のみ・完全撮り下ろしカット・ano『トキメキ偏愛♡復讐ツアー』『お手お座りでハイ♡報酬ツアー』ライブフォト・オフショットを含む豪華120Pフルカラー仕様詳細はこちら: 公式サイト:イラスト
2023年12月13日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は神田愛花さんが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年11月14日女優の高島礼子さんが、同じく女優のとよた真帆さん、常盤貴子さんといっしょにランチ会をした様子を自身のInstagramに投稿しました。豪華な女子会を報告 この投稿をInstagramで見る 高島礼子(@reico.official)がシェアした投稿 高島さんは、とよたさんと常盤さんの名前、さらに「女子会ランチ」や「楽しい会話」「美味しい食事」というハッシュタグをつけて投稿。「会話が途絶えません。やっぱり楽しいですね。頼もしいとても良い刺激を受けました」と素直な気持ちを綴っています。 投稿を見たファンからは「すごいメンバー」「豪華な女子会」「超〜美女トリオ」「皆さん変わらずお綺麗」「美人3人組」などの声が集まっています。 女子会の会場となったのは、とよたさんが今年8月に開いたレストラン「ロジエ」。高島さんのInstagramに再び、とよたさんと常盤さんが登場する日が楽しみです。
2023年10月23日西島秀俊&内野聖陽W主演の人気ドラマ「きのう何食べた? season2」第5話ゲストとして及川光博の出演が決定。西島さん演じるシロさんの元カレ・伸彦役で登場する。原作は、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる同名人気漫画(講談社)。2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食を通して浮かび上がるほろ苦くてあたたかな日々をリアルに描く。10月6日に1話が放送されると、「シロさんとケンジほっこりする」「今回もシロさんの作る料理は美味しそう」「相変わらずケンジかわいい」「シロさんのレシピでポテサラ作りました!」「これを楽しみに仕事がんばります」など、大反響。Xでは、日本のトレンド2位を記録し、「TVer」「ネットもテレ東」の見逃し配信の総再生回数は200万回を突破(10月15日時点ビデオリサーチ調べ)。エピソード別の見逃し配信再生数(配信開始後7日間)では、テレビ東京の番組の中で歴代1位の再生数を記録した。そんな本作の第5話(11月3日放送)に、シロさんの元カレ・伸彦役で及川光博が登場。伸彦は、史朗が賢二と付き合う数年前、一緒に暮らしていた相手。ルックスが史朗の好みドンピシャだが、恋人に対して強く出るタイプで思いやりに欠け、しかも気分にムラがあるという人物。そんな伸彦を及川さんが熱演する。そして第5話では、クリスマスのエピソードが登場。今回はシロさんとケンジの定番のクリスマスメニューにも変化が訪れることに…。及川さんは「とても光栄に思いました」と語り、「僕の身近なスタッフもみんな作品のファンだったようで、なんかもう大興奮でしたね(笑)」とコメント。「ネコとのお芝居だけがちょっと心配でした。彼らは常にアドリブですからね」と言いながら、「かぼすちゃん(ネコ)とのシーンが無事に撮れてホッとしました。そして現場見学にいらっしゃったよしながふみ先生とお話しできてうれしかったです」と明かす。「久しぶり」だったという西島さんとの共演については、「相変わらず落ち着いていて、集中力の高い人だな、と思いました」とふり返っている。なお、season2でもオリジナルグッズの発売が決定。場面写真と料理カットをふんだんに使用した2024年カレンダーが初登場するほか、毎度お馴染みの“ジルベール”Tシャツを含む、盛りだくさんなラインアップ。オリジナルグッズさらに、テレビ東京の60周年記念イベント「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」にて、「きのう何食べた? season2」も参加。フードブースにてseason1に登場した「バナナパウンドケーキ」とseason2に登場した「バターチキンカレー&チーズナン」を販売する。バターチキンカレー&チーズナン≪10月20日(金)放送 第3話あらすじ≫10月31日。史朗(西島秀俊)と賢二(内野聖陽)はハロウィンパーティーに招かれ、盛装で小日向(山本耕史)と航(磯村勇斗)の家へ。凝ったコスプレの出迎えに対し、史朗と賢二は普通のスーツだが実は裏設定が。さらにパーティーの最中、小日向と航の劇的な馴れ初めを知ることに――。数日後、史朗は両親の室内墓地見学に付き添う。2人はある理由で永代供養を考えていた。その夜、賢二は背徳感たっぷりの一人メシを満喫する。ドラマ24「きのう何食べた?season2」は毎週金曜深夜24時12分~テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送中。「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」は11月15日(水)~19日(日)横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙はYOASOBIが登場。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。YOASOBIは、10月4日(水) に3rd EP『THE BOOK 3』をリリースしたばかり。『THE BOOK 3』には、新曲でTVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマの「勇者」をはじめ、TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ「祝福」など全10曲を収録。完全生産限定盤で、過去作と同様にCDと特製バインダーの仕様となっています。<リリース情報>3rd EP『THE BOOK 3』発売中完全生産限定盤:5,500円(税込)仕様:CD+特製バインダー『THE BOOK 3』ジャケット【収録曲】01. 勇者(TVアニメ『葬送のフリーレン』オープニングテーマ)02. Interlude "Awakening"03. 祝福(『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニングテーマ)04. 海のまにまに(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:辻村深月『ユーレイ』)05. ミスター(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:島本理生『私だけの所有者』)06. Interlude "Worship"07. アイドル(TVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌)08. セブンティーン(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:宮部みゆき『色違いのトランプ』)09. アドベンチャー(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『ユニ春』テーマソング)10. 好きだ(直木賞作家コラボプロジェクト「はじめての」楽曲 / 原作小説:森絵都『ヒカリノタネ』/「いち髪」CMソング)関連リンクYOASOBI Official Site:(旧Twitter): YouTube Channel: TikTok:イラスト
2023年10月16日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は笑福亭鶴瓶師匠。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。鶴瓶師匠がぴあの表紙に登場するのは、雑誌『ぴあ』時代の1986年、2008年に続いて3回目。10月からは、毎年恒例となる全国ツアー『笑福亭鶴瓶落語会』がスタート。ツアーは、10月20日(金) 京都・ロームシアター京都 サウスホールを皮切りに12月12日(火) 沖縄・琉球新報ホールまで全国7都市を回ります。<公演情報>『笑福亭鶴瓶落語会 2023』■京都公演10月20日(金) ロームシアター京都 サウスホール開演 18:30問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 日祝休業)■大阪公演10月27日(金) 森ノ宮ピロティホール開演 18:3010月28日(土)・29日(日) 森ノ宮ピロティホール開演 13:00問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 日祝休業)■岡山公演10月30日(月) 岡山芸術創造劇場ハレノワ 中ホール開演 18:30問合せ:YUMEBANCHI(岡山)086-231-3531(平日 12:00~17:00)■新潟公演11月18日(土) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場開演 16:00問合せ:キョードー北陸チケットセンター025-245-5100(火~金 12:00~16:00/土 10:00~15:00)■福岡公演11月25日(土) キャナルシティ劇場開演 16:0011月26日(日) キャナルシティ劇場開演 13:00問合せ:キョードー西日本0570-09-2424(11:00~15:00 日祝休業)■東京公演11月30日(木)・12月1日(金) サンシャイン劇場開演 18:3012月2日(土)・3日(日) サンシャイン劇場開演 13:00問合せ:チケットスペース03-3234-9999(平日 10:00~12:00/13:00~15:00)■沖縄公演12月12日(火) 琉球新報ホール開演 18:30問合せ:ピーエムエージェンシー098-898-1331(平日 11:00~15:00)※開場時間は開演時間の45分前です。※6歳未満入場不可。※車椅子のお客様は事前にお問い合わせまでご連絡ください。■チケット料金全席指定:7,000円U-22(22歳以下)チケット:2,000円チケットはこちら:詳細はこちら:イラスト
2023年09月16日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は佐藤浩市さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。佐藤さんは、今月8月25日(金) より最新出演作『春に散る』が公開されます。『春に散る』は、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマであるボクシングを通じて〈生きる〉ことを問う作品で、瀬々敬久が監督を務める。本作で佐藤さんは、不公平な判定負けでアメリカへ渡り、40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一を演じています。<作品情報>『春に散る』8月25日(金) 全国公開『春に散る』ポスター(C)2023 映画『春に散る』製作委員会監督:瀬々敬久原作:沢木耕太郎『春に散る』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)脚本:瀬々敬久、星航音楽:田中拓人【出演】佐藤浩市、横浜流星橋本環奈/坂東龍汰、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦/片岡鶴太郎、哀川翔窪田正孝、山口智子公式HP:公式Twitter:公式Instagram:イラスト
2023年08月16日OverviewMEDEL GALLERY SHUでは、8月29日より9月10日まで湯浅万貴子の個展「肯う地平」を開催いたします。「湯浅万貴子の作品は点描の密度と色箔の面の空間の対峙で構成されている。しかし、近年は対峙/拮抗だけではく、双方の時間軸の関係性をより見出す為、より鑑賞者を基点にした時間軸を取り入れようとする試みが見える。「普遍的なものや能動的なもの(身体のモチーフ)をデフォルメするということは、言葉にすると無茶な気がするが、アートに関して言えばとてもイージーなものになる。」と湯浅は語っている。前回の弊廊での個展は2021年12月でした。およそ1年半ぶりに出会う、静寂とダイナミズムが共存する作品の数々をお楽しみください。湯浅万貴子個展「肯う地平(うけがうちへい)」会期:2023年8月29日(火)〜2023年9月10日(日)会期中無休時間:11時〜19時(最終日は17時まで)会場:MEDEL GALLERY SHU住所:東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルプラザ東京2F*入場無料展示告知ポストカード出品作品個展に寄せて湯浅万貴子は、点描と箔で構成された絵画を制作するアーティストである。点描画として描かれる図像は、《さようならの亡骸》(2019)などに顕著に示されるように、しばしば人間の身体をデフォルメした形象をモチーフにしている。いくつかの外見的特徴から、その人物は女性であると推測することができる。だが、湯浅の作品に現れる人体のようなイメージは多くの場合で顔を欠いていることもあり、そのアイデンティティは意図的に不明瞭にされている。そうした行為には、これまで絵画の領域のなかで女性の身体、特に女性のヌードが暴力的に男性の視線によって——男性芸術家には制作の対象として、そのほか多くの男性には鑑賞や窃視の対象として——領有されてきた歴史を踏まえると、ひとりの女性作家が女性の身体を点描というユニークな手法で描くことに意義を見出すことができる。だが、芸術において女性自身が自らの身体を奪取することの重要性だけではなく、湯浅の実践はより普遍的な美術史的・芸術学的考察に刺激的な示唆を与える。例えば、アクリル絵の具と色箔で作られた背景と点描画の図像を備えた彼女の絵画は、「図と地」の構図を形成しているとみなすことができる。いわゆる「ルビンの壺」に象徴されるように、20世紀前半に発展したゲシュタルト心理学の重要概念とされる「図と地」だが、学術的な概念として言語化される以前から絵画の構図として至るところに見られる。そのひとつが、湯浅自身も影響を受けていると語る、グスタフ・クリムトらを代表とする「ウィーン分離派」における「ジャポニズム」の絵画である。クリムトが1895年に制作した《愛》という絵画では、縦長の外面の両サイドに金箔を想起させる金地が施されており、明らかに日本画の様式的影響が感じられる。湯浅はウィーン分離派のジャポニズムを自己流で再解釈しており、ウィーン分離派のジャポニズム自体が日本画を自己流で再解釈したものであると考えると、そこには「再解釈の再解釈」という創造的な連鎖を発見することが可能だ。加えて、不明瞭なデフォルメ化された形象が前景化するとき、湯浅の絵画においては「図と地の逆転現象」とでも呼べる事態が起こることは視覚文化研究の観点から眺めて非常に興味深い。今回の個展に際して、湯浅はこれまでの取り組みを軸に据えながらも、いくつかの新しい試みに挑戦しているという。そのひとつが、人体的なモチーフを微妙にずらして重ね合わせ、まるで「連写」のような視覚効果を生成させる試みである。美術史的な視座から分析すれば、そこにはイタリア未来派の画家たち——ウンベルト・ボッチョーニ、ルイジ・ルッソロ、ジャコモ・バッラなど——が挑んだ、動的ダイナミズムの静的メディア(すなわち、時間を含む4次元性を表現することのできない媒体としての絵画)における描出の試みとも近接性を見出すことができる。あるいは、類似の関心になるが、キュビズムの画家たち(特に、ジョルジュ・ブラック)が試みた、4次元性の平面における再構築への探究とも共鳴するように思われる。このように、湯浅万貴子の芸術実践が問いかける地平は限りなく広い。山本浩貴(文化研究者、金沢美術工芸大学講師)参考作品参考作品Profile湯浅万貴子|Makiko Yuasa1988年新潟市出身2011年東北生活文化大学家政学部生活美術学科退学主な個展2014年Shounandai MY Gallery MY Gallery2020年s+arts「静かな荒野」2021年s+arts「不変の前兆」2021年MEDEL GALLERY SHU「身に悖ること勿れ」2022年金沢アートグミ 「eimi ousia」主なグループ展2011年GEISAI♯15ランキング展/ Hidari Zingaro gallery2012年Roppongi a Art Week/ Shounandai MY Gallery2015年「MY duo」/ Shounandai MY Gallery2016年「WILL」/ Shounandai MY Gallery2018年「Composition」/ Shounandai MY Gallery2019年「amrta」/ s+arts2020年「荒地のアレロパシー」/ Mitsukoshi Contemporary Gallery2021年「ストレンジャーによろしく」/ 金沢市内各所2022年「s+arts summer exhibition」/ s+artsアートフェア2012年ULTRA005(東京)2015年 YOUNG ART TAIPEI(台湾)アワード2011年YOUNG ARTIST JAPAN vol.4 TOGBOAT/山本美知子賞2011年GEISAI #15 来場者ポイントランキング第3位レジデンス2021年金沢市「CORN」山本浩貴、齊藤恵汰・招待作家掲載2012年月刊アートコレクター9月号「新人アーティスト300人」2018年美術の窓5月号「新人大図鑑2018」2020年Webレビューとレポート(みそにこみおでん)家船参加作家インタビュー2021年月刊アートコレクター7月号「ヌード 愛の美のちから」2021年中日新聞にてレジデンスインタビューGallery InformationMEDEL GALLERY SHU|愛でるギャラリー祝東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルプラザ東京2F info@medelgalleryshu.com 11:00〜19:00(最終日は17時まで)MEDELとは、日本語で「物の美しさをほめ味わうこと」を意味する「愛でる」からきています。唯一無二のアートを賞美し、慈しむという行為を介して、アーティストと鑑賞者、ギャラリーの間に喜びの行き交いが成立してほしいという想いを込め名づけました。“時代を共にする人々にとっての財産であり、未来の社会を照らす火である”とアーティストの活動・作品を定義し、人々の心に残る独創性に富んだスタイルの作品を鑑賞者と共に愛でつつ、次世代に残るようなマーケットや美術史的評価を確立してゆくことが当ギャラリーのミッションです。そのような私たちの活動を通して、独創的な表現を受け容れる多様な社会的風土の醸成に資することができれば、これに勝る喜びはありません。The word “MEDEL” is from the Japanese word “めでる,” which means "to praiseand appreciate beauty" in Japanese.We named the gallery MEDEL to create a pleasant exchange between the artist, and the appreciator,through the unique artwork.We define artists’ activities and works of art as "an inheritance for the people who share the same era and a fire that will light up the society of the future”, and we hope to establish a market and an art historical reputation that will last for the next generation while appreciating works of art with the viewers, which are full of originality and style that will remain in people’s minds.Through our activities, we are more than happy to contribute to the development of a diverse social culture that accepts creative expression.: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月02日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、現在映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が公開中の山田裕貴さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。また、山田さんは7月28日(金) より最新出演作『キングダム 運命の炎』が公開されます。本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き秦国の王・嬴政(えいせい)の物語を描いた漫画『キングダム』(原泰久/集英社)の実写映画化シリーズ第3弾。復讐に燃える「趙」と侵略を迎撃する「秦」が、因縁の地で激突する「馬陽(ばよう)の戦い」が描かれる。山田さんは、主人公と対立する国「趙」の武将・万極を演じています。<作品情報>『キングダム 運命の炎』『キングダム 運命の炎』ポスタービジュアル(C)原泰久/集英社(C)2023映画「キングダム」製作委員会7月28日(金) 全国公開関連リンク公式サイト:::イラスト
2023年07月14日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、現在朝の連続テレビ小説『らんまん』に出演中の神木隆之介さん。ここでは、表紙を手掛けた及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。また、神木さんは6月23日(金) より最新主演映画『大名倒産』が公開されます。『大名倒産』は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を原作とした実写映画。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎。庶民から一国の殿様へとなったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった……。神木さんは、本作でキャリア初の“ちょんまげ”姿を披露。いきなり若殿(プリンス)になったと思ったら100億もの借金を背負わされるという、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じています。<作品情報>『大名倒産』2023年6月23日(金) 全国公開原作:浅田次郎『大名倒産』(文春文庫刊)監督:前田哲脚本:丑尾健太郎、稲葉一広■出演神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、小手伸也、桜田通、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市 ほか公式サイト:『大名倒産』本予告(90秒)イラスト
2023年06月11日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、王林さん。現在ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』に出演中です。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年05月16日カラーフィールド出版は、歌手・白井貴子 初の著書『ありがとう Mama』を2023年5月14日に発売いたします。また、書籍の発売と同日には新曲「Mama」シングルおよびミュージックビデオの配信リリースを実施いたします。白井貴子オフィシャルWebサイト: 白井貴子 著書『ありがとうMama』■著書『ありがとうMama』昨年5月に他界した母、昨年3月に他界した父、そして6年前に認知症とALSを併発し亡くなった叔母――。介護から看取り、自宅で執り行った葬儀まで、リアルな体験を元に綴った本『ありがとうMama』。たくさんの思い出とともに、介護の現実や、それを支える50~60代の「わたしたち世代」の奮闘と葛藤。そして「ひとりで辛く苦しい介護」は「介護新時代」へと動き出す!「ウルトラ身内のお話」が母の愛の尊さを伝え、「わたしたち世代」を勇気づけるメッセージに。白井貴子、生まれて初めての著書。タイトル : 『ありがとう Mama』定価 : 2,500円+税発売日 : 2023年5月14日出版社名 : カラーフィールド出版装丁 : 表紙、見返しに越前和紙を採用した特別仕様。帯文 : 「読み進むうちにMamaへの愛が、美しいファンタジーのような心地よさに思えてくる」―― 俳優・榎木孝明購買はこちらから: ■初著書『ありがとうMama』発売と同日、新曲「Mama」シングルおよびミュージックビデオの配信リリースを実施白井貴子 配信シングル「Mama」<同日配信リリース シングル「Mama」&Music Video>作詞・作曲・ピアノ:白井貴子80年代、「ロックの女王」白井貴子のステージ衣装を手作りしてくれた母へ、感謝を込めて捧げた歌「Mama」。初披露は2019年1月19日。MVは同年、箱根ロープウェイなどで撮影し、白井の初の個展「母 TSUNAGU 未来」展(京都沸立ミュージアム)で上映された。<白井貴子(しらい・たかこ) プロフィール>シンガーソングライター。1984年、『Chance!』のヒットを機に「ロックの女王」と呼ばれ、日本の女性ポップロックの先駆者的存在となる。1998年、ロンドンに移住。帰国後、音楽活動再開。第61回全国植樹祭神奈川大会の歌『森へ行こう』、ESDユネスコ世界会議の歌『僕らは大きな世界の一粒の命』を作詞・作曲。2016年、白井貴子「北山修/きたやまおさむ」を歌うアルバム『涙河』リリース。2019年、京都佛立ミュージアムにて初個展「母 TSUNAGU 未来展」開催。2022年、「Cheer Up RV Fes.」with 白井貴子「茅刈り PEACE MAN CAMP」を長野県小谷村にて開催。神奈川県環境大使。環境省3R推進マイスター。文科省 ESDオフィシャルサポーター(2012年~14年)。今秋、80年代の楽曲をアナログレコードで再リリース予定。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月11日“情熱のピアニスト”として人気を博している及川浩治のサントリーホールでのピアノ・リサイタルが9月16日(土)に開催されることが決定した。及川は1995年の正式デビュー以来、ほぼ毎年、サントリーホール、ザ・シンフォニーホールなど中心に大ホールでのリサイタルを開催しており、今春には《及川浩治ピアノ・コレクション》と題して「大ホールとは異なる演奏者と客席の距離が近いホール」で「及川自身が、その時一番弾きたい曲目を自由にプログラム」することをコンセプトにした新シリーズのリサイタルを始動するなど精力的に活動している。今年のサントリーホールは“ピアノ名曲集”と呼ぶべき演目になる。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」で始まり、第23番「熱情」で締めくくる構成で、究極のピアノ・ソナタともいえる2曲に、及川が愛してやまない数々のピアノの名曲が挟まれるプログラムだ。ピアノ曲を代表する名曲として「英雄ポロネーズ」「幻想即興曲」をはじめとしたショパンの作品群、リスト「愛の夢」、ドビュッシー「月の光」「亜麻色の髪の乙女」などが演奏される。及川浩治 (C)Ayumu Gombi今回はベートーヴェンの「月光ソナタ」と「熱情ソナタ」を最初と最後に配置した名曲プログラム、有名であると同時に作品そのものの質が素晴らしい“真の名曲”をお届けします。「月光」はベートーヴェン自身が幻想風ソナタと言っているように、それまでのピアノ・ソナタの型を破った作品でもあります。「熱情」はおそらくピアノ・ソナタの頂点にある作品で、ある意味においてベートーヴェン以降の誰も到達することが出来ていない偉大なソナタです。この2曲の間に配置した名曲の数々は、僕がこれまでにずっと愛奏してきた作品ばかりです。作品の内容・知名度共にMAXの名曲集をお楽しみください。及川浩治及川浩治ピアノ・リサイタル9月16日(土) 14時開演サントリーホールベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 14 番「月光」 嬰ハ短調 op.27-2リスト:愛の夢 第 3 番リスト:ラ・カンパネラ (ブゾーニ編)ショパン:ワルツ第 3 番 イ短調 op.34-2ショパン:ワルツ第 1 番「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調 op.18ショパン:即興曲第 4 番「幻想即興曲」 嬰ハ短調 op.66ショパン:ポロネーズ第 6 番「英雄」 変イ長調 op.53ドビュッシー:月の光ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女クライスラー:愛の悲しみ (ラフマニノフ編)スクリャービン:エチュード第 12 番「悲愴」 嬰ニ短調 op.8-12ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 23 番「熱情」 ヘ短調 op.57■チケット情報
2023年04月13日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、"めるる"こと生見愛瑠さん。今月よりドラマ『日曜の夜ぐらいは…』に出演します。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年04月10日俳優の堺雅人と女優の常盤貴子が出演する、日本マクドナルド・サムライマックの新CM「宇宙への挑戦」編が、4月4日より放送される。新CMでは、堺と常盤が宇宙飛行士役で登場。地球に代わる新たな居住地と資源を求めて、宇宙船「SAMURAI号」に乗船し、突破不可能な旅に挑む。今回の撮影で2007年の舞台以来、約15年ぶりの共演となった堺と常盤。宇宙服を身に着けると、「このボタンが要なんでしょうね」とヘソの上の辺りを指差しながら話しかける常盤に、堺が「そうですね。きっと生命の危険が訪れたら脱出できるような装置がついているんですよ(笑)」と返すなど和やかな雰囲気で撮影は進んだ。■堺雅人&常盤貴子インタビュー――久しぶりの共演はいかがでしたか?堺:常盤さんがマドンナ役を演じた舞台以来の共演ですが、今回も本当に凛々しくも美しい、「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」のような華やかさ、力強さがある常盤さんとご一緒できて嬉しいなと思います。常盤:宇宙へ行かせていただくに当たって、堺さんとご一緒できるのであれば、もう怖いものはないなと。「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」のような堺さんに、喜んでついていきます! という感じでした。――撮影中はどんなお話をされていたのでしょうか?堺:宇宙のお話で、佐治晴夫先生という方の。常盤:数学者ですよね。堺:以前、現場で常盤さんからお借りした佐治先生のエッセイに、宇宙はすごく遠い世界でもあるけど、今の自分の生活をごく短く見ていったら、そこに宇宙の永遠を感じることができる、というような文章があって、まさに今回のテーマにぴったりですよね、という話になって。食べた瞬間のちょっとした動きが、ひょっとしたら永遠と繋がっているのかもしれないなと。すごく夢がある、フワーッと視点が遠くなるようなエッセイなんですよ。常盤:たまたま佐治先生のエッセイを持っていて、これは堺さんが好きそうだなと思って、「読みますか?」とお渡ししたという。堺:僕自身、別の機会で佐治先生と面識があって、こういう文章も書かれてるんだ、本当に素晴らしいと思います、といったような会話をしていました。――「宇宙に飛び立つ」というCMのテーマについて、どのような感想をお持ちになりましたか?堺:“宇宙に飛び立つ”いいんじゃないですか! どんどん飛び立っていけば! 僕は今回、宇宙に飛び立つシーンで、自動車教習所で初めて免許を取った時の感覚を思い出しました。常盤:免許持ってるんだ。堺:しかも、オートマではなく、マニュアルです。常盤:時代ですね。私もそうです。堺:撮影のために取ったんですけど、マニュアルの坂道発進の感覚を思い返しながら、操縦桿を握っていました。半クラッチでアクセルを踏み込んで、クラッチを離した瞬間、車が動く……。常盤:それが出来た時の喜びたるや(笑)。堺:あの坂道発進は、なんだか宇宙に飛び立つ感じがしました。――ワイヤーアクションはいかがでしたか?堺:素敵でしたね。常盤:もっと怖いのかな、痛いのかなと思ったら、スペシャリストの皆様がサポートしてくださったので、何も心配することなく。堺:一流のチームに吊られて、無重力を楽しめました。――空中浮遊しながら「サムライマック」を食べたことがあるのは、世界中でお2人だけなのでは?堺:これから増えてくるんじゃないですか。ぜひ宇宙ステーションでも「サムライマック」を食べていただきたいですね。――「サムライマック」を食べた感想をお聞かせください。堺:「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」は本当においしいですよね。ビーフの力強さがガツンとくる感じがとっても大好きです。常盤:「炙り醤油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」は、フレッシュなレタスやトマトとかお野菜がたくさん入っているので、女性でもあまり罪悪感なくいただけるのかなと。バーガーをいただく時、女性はそれなり「よしっ」と思うじゃないですか。でも、これなら大丈夫だろうって。堺:野菜もたくさん摂れるし。常盤:だって、野菜も一緒に摂っているから、と思えるのはすごく救われますよね。堺:彩りもすごくキレイです。――宇宙に行く挑戦を描いたCMのストーリーにちなんで、人生で最大の挑戦だったと思うことをお聞かせください。堺:坂道発進ですかね。劇中でマニュアルに乗るから免許を取ることになったんですけど、撮影に間に合うのかというぐらい、なかなか上手くできなくて。マニュアル車は本当に挑戦でした。常盤:私は今回のCMで、宇宙に行こうと決めたことです。ハーネスで吊られるとか、結構な挑戦だったなと。なかなか宇宙に行こうという決断は普段できないですから。堺:どんな宇宙の旅になるのか、完成した映像を見るのが楽しみですね。実は、セリフも当初「宇宙でこんなこと言うの?」と思っていたんですよ。でも、実際に「人生半分か、いやいやまだ半分もある」とか、「挑戦しない自分を恐れるんだ」とか、操縦しながら言ってみると、案外ぴったりだなというか。宇宙の懐の広さに救われた感じがしました。常盤:さすが宇宙ですね(笑)。――宇宙を突破するぐらい熱量を持ってハマっているもの、好きなものは?常盤:私はガーデニングが好きで、お野菜もやっていて、今年はキンカンもできました。無農薬で作れるし、全然見た目は良くないけど、愛情をかければちゃんと育ってくれるのがすごく嬉しくて、愛情を持って熱量を持ってやっています。堺:僕は宮崎出身なんですけど、キンカンは宮崎の特産です。常盤:あ、そうですね。堺:そろそろ出始めて、知人に送っていただいたんですけど、おいしかったです。宮崎は庭に絶対キンカンがありましたね。常盤:宮崎の方々は、キンカンさえ食べてれば風邪ひかないみたいな。堺:それ、よく言ってた!常盤:そうでしょう。それでキンカンを植えたの。信じています、宮崎の人たちのこと。堺:たしかに。キンカンさえ食べておけば、大きな病気はしないんじゃないかと、ちょっと思っているところがあります。キンカンバーガーとか、出てくるといいのに。常盤:いいかも(笑)。柑橘系でサッパリして。――それでは最後に、視聴者に向けてメッセージをお願いします。堺:4月4日からサムライマックの新CMが始まります。常盤:今回は堺さんと私、常盤が、宇宙服に身を包んで、宇宙に飛び立つという壮大なストーリーになっています。堺:僕らは何歳だって挑戦できる。常盤:何かを始めるのに遅すぎることなんてない。堺・常盤:さぁ、新しい景色を見に行こう!堺:大人が満足する食べ応えを追求した「サムライマック」の味わいとともに、あなたも新しいことに挑戦して、大人を楽しみましょう!
2023年03月30日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、フワちゃん。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年03月08日TVアニメ「ちびまる子ちゃん」3月の放送は、4週にわたり“ゲスト声優まつり”となっている。この度、ゲスト声優から浜口京子と及川光博のコメントが到着した。浜口さんが演じるのは、19日放送の「まる子、気合いを入れる」の巻に登場する、空き地でトレーニングをするお姉さん。東京から来たというお姉さんは、偶然出会ったまる子に“レスリングでオリンピックの金メダルを取りたい”という夢を語る…というあらすじ。「お話を頂いて、かつて女子レスリングがオリンピックの正式種目になることが決まったときと同じくらい、まるで人生が大きく変わるような喜びと驚きがありました」と出演決定時をふり返った浜口さんは、「まるちゃんと一緒に“気合いだー!”と叫ぶシーンがあって、感激でした」「まるちゃんたちのひとつひとつのセリフが温かくて、演じていて波長が合いました。正直なところ、まだ夢の中にいるような気持ちです」と演じた感想を語る。一方、及川さんが演じるのは、26日放送の「花輪くんとミッチーとビー玉」の巻に登場する男の子・ミッチーこと愛川光真。公園で悪ガキたちに絡まれていたところを、花輪くんに助けられたミッチーは、花輪くんと意気投合。その週末、ミッチーはまる子やたまちゃん、みぎわさんと一緒に、花輪くんの家に遊びにいくことに…というストーリーだ。及川さんは「人生の記念にと思ってお受けしたのですが、そのあとに台本を頂いたらまたびっくり。近所のお兄さん役とか花輪くんの親戚役で少し登場するくらいなのかなと思っていたのですが、しっかり出番があって、しかも小学生の役!正直、“これはしまった!”と思いました(笑)」と心境を明かし、「(愛川光真は)まるでミッチーが40歳若返ったようなキャラクターです。そして、物語はほろっと泣けるヒューマンドラマになっているので、ご家族のみなさんで、ノスタルジーを感じつつ、ほんのりと感動していただけたら幸いです。ぜひお楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せている。なお、今回ゲスト声優として、2人に加えて芳根京子、みやぞん(ANZEN漫才)も参加する。「ちびまる子ちゃん春が来た!花咲くゲスト声優まつり」は3月5日、12日、19日、26日(日) 18時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2023年03月05日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、俳人の夏井いつきさん。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラスト制作過程を「making of」として公開いたします。イラスト
2023年01月11日今月のアプリ版「ぴあ」の表紙は、愛称の「村神様」が流行語大賞にもなった村上宗隆選手。ここでは、表紙を手掛ける及川先生のイラストメイキングを公開いたします。イラスト
2022年12月10日北川景子主演ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」に及川光博が出演することが分かった。本作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川さん)と、彼女を取り巻く人々を描く、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント。及川さんが演じるのは、柊木が実務家教員として赴任することになる「青南法科大学院」の学院長・守宮清正。柊木に信頼を寄せるとともに、彼女のよき理解者でもある。ローの存続のため、司法試験合格率を上げるという課題を達成しなければならない一方で、効率重視ではプロとして長く活躍できる法律家を育てることができない、というジレンマに頭を悩ませていた守宮。そんな現状を打破するため、柊木を合理主義の教員・藍井仁(山田裕貴)と組ませることで、化学反応を起こそうとする。大学生時代は法学部に通い、弁護士を目指していたという及川さん。「直感で強い縁を感じましたね。また、若手俳優たちが演じるロースクールの学生たちが、悩みながらも成長し、進化していく過程を目の当たりにしたいという気持ちになりました」と話し、「守宮というキャラクターを一言で表現するならば、“ほほ笑みのナイスミドル”です(笑)。主人公、柊木との関係性も楽しみにしてください」と呼びかける。また、北川さんとは今回が初共演。撮影現場では、ユーモアのあるキャラクターで常に周囲を明るくさせつつも、本番に入ると説得力のある演技を見せて作品に豊かさを与えているという。「女神の教室~リーガル青春白書~」は2023年1月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月06日