パリに本店を構え、日本では東京・浅草橋、札幌に店舗を構えるセレクトショップ、「アナトミカ」が9月27日に「オペーク丸の内」に「アヴァン・アナトミカ」をオープンした。ピエール・フルニエ氏と寺本欣児氏が作り上げる「アナトミカ」は、パリに本店を構えるコンセプトショップ。体に合う、心地よさにこだわったアイテムを厳選し、ユニセックスで品揃え。今回のオペークのインショップ「アヴァン・アナトミカ」は「完全なるアナトミカ店舗の手前」という意味で、オリジナルの日本製デニム、20年代の米国のワークウェアに使用されていたビーチクロスという素材を使ったベスト、ジャケット,コートなどのアイテムなどに加え、オールデンのシューズなど“民芸コンテンポラリー”をテーマに、アナトミカのスピリットをより強く打ち出した店舗となる。10日からはオペーク店舗の仲通りに面しスペース「The Style」で、ピエール・フルニエが手がけた最初のレディスシューズ「アルハンブラ」のポップアップイベントを23日まで展開。70年代のサンローランのコレクションシューズを手がけた職人が木型から手がけたその履き心地は、パリに多くのファンを持つことで知られる。
2013年10月09日大阪平野を流れる淀川。そこには多くの橋が架かっているが、それらの中に、全国的にも珍しい鉄道橋でありながら、歩いて渡ることもできるスペースがある橋がある。通称「赤川鉄橋」(正式名「淀川橋梁(きょうりょう)」)というその橋は、周辺に住む人たちの貴重な通路として活用されている。一般的に鉄道橋は、その名の通り列車が走ることを前提に造られているため、歩行者や自転車が渡れるものではない。しかしこの「赤川鉄橋」には、鉄道が通る橋と並行して人道橋が設置されているなんとも珍しい構造なのだ。ちなみにこの人道橋部分は、「赤川仮橋」という名称を持つ。鉄道橋は現在、単線でJR貨物線として利用されている。もともとJRが久宝寺(きゅうほうじ)から新大阪駅まで新線を予定していて、それが完成した際に利用することを前提に、最初から複線化用に作られていた。現在は片側があいているため、人道橋として市道扱いにしているのだ。赤川鉄橋は昭和4年(1929)に、大阪市東淀川区と都島区を結ぶ位置に完成した歴史ある橋で、地元では「じゅうはちもんてっきょう」とか「あかがわのてっきょう」とも呼ばれている。ちなみに、ようやく新線の完成に見込みがたったため、人道橋として利用されるのは2018年春までの予定である。鉄橋の下流側には線路があり、現在は1時間に1本程度貨物列車が走っている。一方、上流側が人道橋だが、本来は線路が敷かれるべき場所を利用しているだけに、目と鼻の先ともいえる距離を列車がごう音をたてて走っていく。その光景はまさに迫力満点である。人道橋部分は木製のため、見た目にはちょっと頼りなく見える。しかし、実際に歩いてみると決してそんなことはなく、近くの学校の学生がランニングして走り抜けても大丈夫なのだ。一応、橋の前には「自転車は降りて渡れ」との注意標識が掲げられているが、それを守っている人はほとんどいない。全長は約600mあるので、ゆっくり渡ると10分ほどかかるが、周辺の景色を眺めながら渡るとあっという間だ。この辺りは大阪市内でも北部に当たるため、アシが茂る砂州などがある他、野鳥の姿も見られるなど、川の上独特の風景が楽しめるのも魅力のひとつになっている。この辺りの地域は、淀川にかかる橋と橋との間隔が開いており、赤川鉄橋の近くには1km上流にある「菅原城北大橋」と、2km下流の「長柄橋」しかない。そのため、淀川区と都島区を行き来する人にとっては欠かせない動線となっている。こうした事情もあり、将来的に現在の赤川仮橋は撤去されることは決まっているが、その際には人道橋が平行して架設される予定という。というわけで、「鉄道と並んで橋を渡ってみたい!」という好奇心旺盛な人は、早いうちに足を運んでおくことが得策だ。●information淀川橋梁大阪市東淀川区東淡路~都島区大東町【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日Diesel(ディーゼル)などのブランドを傘下におさめるホールディングカンパニーOTBのレンツォ・ロッソは、ベネチア市とリアルト橋のスポンサー契約を結んだ。Dieselをはじめ、Maison Martin Margiela、Viktor&Rolf、スタッフインターナショナルなどのブランドを傘下におさめるホールディングカンパニーOTBのレンツォ・ロッソは、ベネチアのリアルト橋保存修復事業のスポンサー契約を500万ユーロで獲得した。リアルト橋は、ベネチアのカナル・グランデに架かる4つの橋のうち最も古く、修復作業は18か月間をかけて行われ、2016年2月末に完了する予定だ。同スポンサー契約は、ベネチア市がプランニング、事業管理および保存修復作業をすべて統轄し、スポンサーが全コストを負担する代わりにロケーションの広告啓示利用を条件内で行うことができるというもの。レンツォ・ロッソは創造性豊かな、景観を損なわない控えめな広告を使用する予定だ。プロジェクトについて、「公共機関と民間企業の協力を示す最適な例となります」とベネチア副市長は断言した。また、レンツォ・ロッソは「リアルト橋は、世界的にイタリアの象徴の1つであるだけでなく、実際には、私のブランドと同様に、全世界に属するものだと思います。もちろんベネチアにはすでに、数多くのイベントや文化的名所がありますが、このパートナーシップ関係により、私たちはこの素晴らしい都市への関心をさらに高め、さまざまな世界の人々に向けて新たな活動を展開できると確信しています」と述べている。DIESELオフィシャルサイト:www.diesel.co.jp元の記事を読む
2012年12月22日神田川に架けられた東京で初めての石橋と言われる「旧萬世橋」(よろずよはし)の勾欄(橋柱)の一般見学が先頃可能になった。千代田区観光協会サイトまちブログ神田によると、旧萬世橋は、現在の万世橋(まんせいばし)と昌平橋のほぼ中間に、「江戸城筋違御門」の石垣を利用して架けられた東京初の石橋と言われ、これまで神田明神の境内の奥にあり、非公開だった。このたび、神田明神の境内に鎮座する籠祖神社を改め、完成した合祀殿と隣の祖霊社の間に通路が整備された。これにより、一般の見学が難しかった乃木希典書「彰忠碑」、「護国慰霊之碑」、そして東京初の石橋と云われる「旧萬世橋」の勾欄(擬宝朱橋柱)の見学が可能になったとのこと。同サイトによると、「旧萬世橋」の勾欄は祖霊社の奥、行き止まりの狭いスペースの中央に旧神田区民の日露戦争の戦死者を偲ぶ「彰忠碑」が建っており、その碑を囲む形で擬宝朱のついた旧萬世橋の勾欄が配置されているという。なお、「旧萬世橋」は、明治45年に開業する甲武鉄道の万世橋駅建築と鉄道工事のために取り壊されたものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日新潟県糸魚川市の平成27年開業予定の北陸新幹線高架橋で「北陸新幹線レールウォークin糸魚川」と題したウォーキングイベントが開催される。高架橋を歩けるチャンスは今年が最後だ。開催日時は10月28日(日)。高架橋の他、工事中の新幹線の駅もコースに入っており、富山や長野の山々の自然風景と英知の結晶である新幹線工事を同時に見ることが出来る。悪天候などの理由により中止となる可能性もある。参加費は無料。申し込みは往復ハガキで、糸魚川市北陸新幹線対策協議会事務局:都市整備課・新幹線推進係まで。コースは、寺島工事用昇降階段(糸魚川警察署裏付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る約1.5kmの「標準コース」と、須沢工事用昇降階段(国道8号と青海通り線交差点付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る3.2kmの「健脚コース」に分かれる。参加対象は「標準コース」は小学生以上、「健脚コース」は小学校4年生以上。ただし、健脚コースは距離が長いので体力に自信のない人は「標準コース」が無難。いずれのコースも小学生は保護者の同伴が必要。「標準コース」のウォーキングは3回実施される。スタート時間は1回目8:30受付、9:00出発、2回目12:00受付、12:30出発、3回目13:00受付、13:30出発。「健脚コース」は2回実施され、1回目9:30受付、10:00出発、2回目は10:30受付、11:00出発となる。おのおの市役所前で受付を行い、バスでウォーキング開始位置まで移動する。参加定員は各コース1回につき50名。「標準コース」は3回で150名、「健脚コース」は2回で100名となる。北陸新幹線は、現在営業している長野駅から、上越、富山、金沢、福井を経由して大阪に至る構想で、東京からの総延長距離700キロになる。平成27年に開業を予定しているのは、長野から金沢までの区間だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日東伊豆河津町(かわづちょう)に突如出現する、独特なデザインの橋・河津七滝ループ橋。全長は1,064メートル。ぐるりソフトクリームを描く要領で2回転、直径80メートルのサークルを上下に重ねて描き、高低差45メートルをつないでいる。それにしても、なぜここにこんなものがあるのか。説明しよう。伊豆半島の真ん中には、天城山(あまぎさん)がそびえている。この山は、天城連山と呼ばれることもある。つまり、いくつかの山が連なっているのだ。具体的には1,404メートルの万三郎岳(ばんざぶろうだけ)など、1,000メートルを超える山々の塊である。この山々を縫い、伊豆半島の真ん中を背骨のように貫いているのが下田海道(国道414号線)。下田に早く行くために最も使われている幹線道路である。その下田街道が天城山を越えるところに位置するのが、天城峠だ。この天城峠は川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」など、小説の舞台にもなっている。また、石川さゆりの「天城越え」でも歌われているように、かつては交通の難所だった。小説にも出てくるように、この地には天城山隧道(ずいどう)という古いトンネルがある。日本最長の石づくりトンネルだ。明治時代に作られた重要文化財らしい。このトンネルのさらに下80メートルの地には、1970年に開通した新天城トンネルがある。天城山隧道を見たい!という目的がない限り、普通はこちらの新しい方のトンネルを通る。くぐってもまだ標高600メートル。山に沿ってつづら折れの道が続いていたが、1978年には伊豆大島近海の地震によって、道路が寸断されるというアクシデントが発生している。天城山中は全国でも有数の多雨地域。土砂崩れで通行不能になることも珍しくない。そこで、この国道改良整備工事の一環として1981年、河津七滝ループ橋が作られたのである。これにより、土砂崩れの影響が少なく、スムーズに登り降りできるようになったという。直径80メートルというのはなかなか大きな円ゆえ、速度制限30キロで走っても外側に押し付けられる。何Gかは分からないがすさまじい遠心力。ジェットコースター的な体感ができる。このループ橋、正式には七滝(ななだる)高架橋という。伊豆地方では滝のことを「たる」という。七滝とは、河津川にある7つの滝を指す。散策路が整備されてからは、1時間もあれば7つ全てを巡ることができるようになった。初景(しょうけい)滝、へび滝、釜滝、えび滝、かに滝、出合(であい)滝、大滝の順番で回るのが通常ルートで、一番立派なのが大滝だ。高さ30メートル。滝壺の横、しぶきが掛かるような場所には古くから露天風呂があり、その奥には岩盤を掘り抜いた洞窟温泉がある。なかなか野性的な観光スポットだ。さらにループ橋を超えると、河津温泉。正式には河津温泉郷といわれたりもするように、七滝・大滝温泉、湯ヶ野温泉など7つの温泉からなる街が現れる。圧巻は峰温泉の「東洋一の大噴湯(だいふんとう)」。毎分600リットル、100℃の温泉がいつでも噴き上げている自噴泉(じふんせん)である。現在では峰温泉大噴湯公園として整備されており、足湯もある。火・金を除く毎日、1日7回、約30メートルまで吹き上がる湯を見ることができる。河津ループ橋を通過するだけで、ここに立ち寄らないのはもったいない。近くを通る際にはぜひ、訪れてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日高速道路では、供用中の高速道路の上に高速道路を横断するための橋を建設することがあります。道路と橋が交差するので、工事の際は安全確保のために通行止めを行いますが、影響を最小限にするため、過去の交通量などから工事を実施する曜日や時間を想定するほか、工事の方法も工夫しています。大型クレーンは架設工事の一般的な方法として、多くの現場で採用されています。クレーンで橋桁を吊り下げて、一晩で橋を架設します。クレーンのアームの長さは最大で約100m、吊り下げ能力は1000tを超えます。1000tと言われてもピンとこないという方のために、参考までにジャンボジェットの愛称で呼ばれる大型旅客機「ボーイング747」の重量は約180tです。ちなみにこのボーイング747、2005年にエアバスA380が登場するまで、世界最大の旅客機でした。大型クレーンの力がいかに強いか分かります。大型多軸台車は、橋桁の組立場所から架設地点まで車体が移動できる平坦なヤードがある場合に採用されます。現地で橋桁をあらかじめ組み立て、大型多軸車を使って運搬し、一晩で橋を架設します。大型多軸車の大きさは全長約10m、軸の数は一般的には6軸程度です。幅は3m以上あり、橋の大きさによっては2台の台車を使って運搬します。大型クレーンや大型多軸台車が実際に稼働する姿を見ることができる、見学会やツアーが各地で行われています。NEXCO東日本では関越道での工事が予定されており、一般の方向けの見学スペースを設ける場合があります。深夜の工事にもかかわらず、多くの参加者が訪れるそうです。事前に調整ができれば、施工ヤード内からの撮影も可能です。詳しい工事の予定につきましてはNEXCO東日本までお問い合わせください。NEXCO中日本ではオリジナルバスツアーを実施しています。開通前の高速道路や工事現場の見学を企画していて、その都度NEXCO中日本のサイトに情報が掲載されますのでチェックしてみて下さい。NEXCO西日本でも同様に工事現場の見学会や、毎年夏休みには親子見学会を実施しています。こちらもNEXCO西日本サイトをチェックして下さい。大きな橋が目の前で出来上がっていく様子は、土木の専門家でなくてもワクワクする光景です。お気軽に参加してみてはいかかでしょう?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日現在も工事が進む新東名高速道路の長大な橋梁「青木川橋」がこのほど完成した。橋の長さ622m、最大橋脚高78.8mという巨大な橋だ。愛知県の岡崎市にあり、この橋梁を含む浜松いなさJCT~豊田東JCT間約55kmは2014年度の開通を目標としている。新東名高速道路は、海老名南JCT(神奈川県)~豊田東JCT(愛知県)間を結ぶ延長約254kmの高速道路で、現在開通しているのはこのうち御殿場JCT~浜松いなさJCT間の約145kmだ。浜松いなさJCT~豊田東JCT間の約55kmについては、2014年度の開通を目標として建設工事が続けられている。今回連結が完了したのは、愛知県岡崎市内に位置する「青木川橋」。この地域は山間部であり、山と山の谷間をつなぐ形となるため、この橋は長さ622mときわめて長大で、高さも最大橋脚高78.8mと高層ビルに匹敵する。この橋が連結することにより、岡崎市桜井寺町から同市宮石町まで約12kmの区間がつながり、工事中の高速道路本線の通行が可能になる。これで土砂の運搬作業が本格化し、工事効率が飛躍的に向上する。新東名高速道路は海から離れた山間部のルートを通るが、全体の60%をトンネルと橋梁で構成することにより、急勾配や急カーブが非常に少ない。建設費は高額になるものの、開通後は走りやすく、大型車が急勾配、急カーブで減速する必要がないため、渋滞が起きにくく、燃費も向上する。一刻も早い全線開通が待たれる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日東京の道具街、合羽橋にある人気カフェ「itonowa(イトノワ)」。そこから歩いてすぐの場所に、セレクトショップ「itonowa Life」がオープンした。 もともとアパレル会社に勤めていたという、店主の渋谷有美さん。これまで「itonowa」で雑貨の販売やイベントなどを行ってきたなかで、ゆっくり見てもらえるような物販のスペースを新たに作りたいと少しずつ考えるようになったそう。「昨年カフェを2日間閉めて、アパレルブランド「koton(コトン)」の受注販売会を行ったんです。そのときにお客さんが洋服を通して幸せな気持ちになる姿を見て、洋服の持つパワーを改めて感じました。“洋服って楽しい”という気持ちを思い出し、洋服と雑貨のお店を作りたいと思ったんです」と渋谷さん。扱う洋服は「homspun(ホームスパン)」や「koton」、「rukkilill(ルッキリル)」といった、以前から付き合いのあるブランド。器や雑貨はカフェでも使用している「yumiko iihoshi porcelain(ユミコ イイホシ ポーセリン)」の器をはじめ、ポットや「fog(フォグ)」のリネン類、「GRAGE(ガレージ)」のエプロンなどが並ぶ。松本樸さんのビーカーランプ。「yumiko iihoshi porcelain」、「itonowa」シリーズの器。「PROMENADE FURNITURE(プロムナード ファニチャー)」の木のボードは、オリジナルのサイズに作ってもらったものだそう。 カフェでも販売しているジャムやジンジャーシロップなど、人気のアイテムも。今後はカフェと連動したワークショップの開催や、作家を介したオリジナルの商品の展開なども考えているそう。合羽橋エリアに訪れる楽しみがまたひとつ増えそうだ。「itonowa Life」東京都台東区松が谷2-2-6 斉藤ビル1階Tel:03-6231-7775営業:11:00~17:00 木曜定休 取材/赤木真弓
2012年06月20日東京の道具街、合羽橋にあるお店「たべものと雑貨のおみせ、itonowa(イトノワ)」の店主、渋谷有美さんによる初のレシピブック『itonowaの野菜づくしの玄米弁当』が発売された。お肉は使わず、玄米ごはんを中心としたメニューが人気の「itonowa」。本書でも、玄米がおいしく食べられる野菜をたっぷり使ったお弁当が簡単に作れるよう、分かりやすく紹介されている。土日どちらかに3つの“おかずのもと”を作り置きさえすれば、少しずつアレンジを加えるだけで平日5日のお弁当ができるという構成で、6週間分紹介。それぞれ土日にすること、使用する手づくり調味料、買うものリストがまとめられているので、忙しい人やお弁当初心者にも気軽に始められそうだ。玄米ごはんだけでなく、サンドイッチやハンバーガーなどのメニューがあるのもうれしいポイント。カラフルなお弁当包みもかわいく、これなら作ってみたいと思える内容になっている。おいしい玄米の炊き方やお弁当の詰め方、デザートの作り方、ごはんのお供などのアイデアノートもあり、普段の食事作りにも参考になりそう。体にいいのはもちろん、お弁当作りが楽しくなるようなお弁当。この春から、早速お弁当生活を始めたくなる1冊だ。 『itonowaの野菜づくしの玄米弁当』 著者:渋谷有美定価:1,575円発行:マイナビ取材/赤木真弓
2012年02月25日合羽橋の老舗料理道具店・釜浅商店が期間限定で、六本木の国立新美術館に登場!2012年1月11日(水)~2月27日(月)の期間、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」に、移動式釜浅商店が登場する。合羽橋の雰囲気そのままに、本店で取り扱っている多くの道具の中から、厳選した”良理道具”を見ることができる、この移動式釜浅商店。ぜひこの機会に、職人達が作り出すすてきな道具を手にとってみては。移動式釡浅商店期間:2012年1月11日(水)~2月27日(月)販売商品:釜浅オリジナル南部鉄鍋、南部鉄瓶、釜•かまど、手打ちの行平鍋、打出しフライパン、銅のおろし金などスーベニアフロムトーキョー住所:東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館B1open.10:00~18:00(金曜日のみ20:00まで)tel.03-6812-9933毎週火曜日定休(祝日又は休日に当たる場合は開館し、翌日休館)お問い合わせ:釡浅商店本店 tel.03-3841-9355 公式サイト
2012年01月12日合羽橋の老舗料理道具店・釜浅商店と、人気焼肉店・炭火焼肉ゆうじとの、共同開発による炭火焼ロースター「YK-T」が発売中だ。「YK-T」本体 幅32cm、高さ16.5cm、奥行き18.5cm炭火焼肉ゆうじは、東京で最も人気のある焼肉店のひとつ。店主の樋口裕師氏の、本当に美味しい焼肉を提供することに真剣に取り組む姿勢は、多くの美食家を唸らせて来た。その炭火焼肉ゆうじと共に、 百年以上も合羽橋道具街を牽引してきた釜浅商店が ”美味しい肉を焼くこと”に徹底的にこだわって完成させた自信のロースターが、「YK-T」だ。肉によって網を取替えて使うという画期的なアイディア炭火焼肉ゆうじの店内でも実際に使用される同モデル「YK-T」は、いわば肉のプロと道具のプロの究極のコラボレーション。何をどう焼くかは、あなた次第。炭火焼ロースター YK-T価格:¥17,200購入&お問い合わせ:釡浅商店本店 tel.03-3841-9355 公式サイト
2011年12月31日家庭でもプロ並みの台所道具を使いたい。そんな風に思う人は増えている。東京で飲食業者向けの問屋街と言えば、台東区の合羽橋道具街。調理道具や食器、厨房設備などが豊富にそろい、最近は飲食業者のみならず、一般客の来場がグンと増えているという。この合羽橋道具街を牽引してきたのが、創業明治41年の老舗料理道具店「釜浅商店」だ。2011年4月にリニューアルオープンをし、ロゴを刷新し、ますます一般客が入りやすい店構えになった。さらに多くの一般客に合羽橋道具街や「釜浅商店」を知るきっかけになって欲しいと、2012年1月〜2月に掛けて期間限定で「移動式釜浅商店」を開く。場所は国立新美術館のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」だ。「釜浅商店」の理念は「良い道具には理(ことわり)がある」。料理道具ならぬ「良理道具」として、100年以上にわたってさまざまな道具を扱ってきた。日本各地で1つひとつ丁寧につくられている道具と、そのつくり手である職人の思いを伝えたい。そうした思いで、道具と料理人をつなぐ役割を果たしてきた。「移動式釜浅商店」で扱われる商品は、オリジナル南部鉄鍋、南部鉄瓶、釜・かまど、手打ちの行平鍋、打ち出しフライパン、銅のおろし金など。美術鑑賞帰りの人々に、機能美にあふれた「良理道具」は果たしてどのように映るだろうか…。プロ並みの道具を使ってみたいけれど、合羽橋道具街まではなかなか足を運べなかった人には「移動式釜浅商店」はまとないチャンス。ぜひこの機会に厳選された道具を手に取ってみてはいかがだろうか。「移動式釜浅商店」日時:2012年1月11日(水)〜2月27日(月)10:00〜18:00(金曜は20:00まで)、火曜定休場所:スーベニアフロムトーキョー東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館B1Tel. 03-6812-9933取材/杉江あこ
2011年12月27日