BSスカパー!では、DREAMS COME TRUEのヴォーカル・吉田美和の50歳の誕生日となる5月6日に開催されるプレミアムライブ「スカパー!Super LiveDREAMS COME TRUE Special Live in Hawaiiよしだみちゃん、生まれて飛び出てジャジャジャジャ~ン♪え、50?!(仮)」を今夏に独占放送する。2015年は、ドリカムにとって4年に1度のグレイテストヒッツライブ「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」を行うだけでなく、吉田美和が50歳という節目の年を迎えるアニバーサリーイヤー。スカパー!では吉田の誕生日である5月6日(※現地時間)に、ハワイ・オアフ島にあるアウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ ビーチエリアで一夜限りのプレミアムライブを開催。まさに夢のような一夜を実現する。現在、スカパー!では加入者の中から3組6名のLIVEレポーターを募集中。当選者には現地からライブの臨場感そのままに、ファン代表として生の声をレポートしてもらう企画となっている。ほかにも加入者50組100名にライブのチケットおよび渡航、宿泊費がセットとなったJTBツアー「スカパー!Super LiveDREAMS COME TRUE Special Live in Hawaiiオフィシャルツアー」への申込権をプレゼント企画も実施している。詳しくはスカパー!特設サイトへ。
2015年02月13日集英社は1月26日、女子レスリングで活躍する吉田沙保里選手の初エッセイ「明日へのタックル!」を発売する。吉田沙保里選手はアテネ、北京、ロンドンのオリンピック3大会で金メダルを獲得したほか、現在も世界選手権を含めた世界大会15連覇の記録を更新し続けている。今回発売する「明日へのタックル!」では、世界トップレベルのアスリートとして、また30代の1人の女性としての考えや、レスリングを始めた子供時代の思い出をはじめとするこれまでの歩みがつづられている。その他、連勝記録が途絶えて初めてわかったことや、3つの金メダルの裏にあった苦悩、急逝した最愛の父への思いについても語られている。価格は1,200円(税別)。
2015年01月23日既報のとおり、1月1日付けで日本HPの新社長に吉田仁志氏が就任したが、日本HPは1月8日、同氏の就任会見を都内のホテルで開催した。吉田氏は、2014年12月まで米SAS Institute副社長 兼 SAS Institute Japan 代表取締役社長を務めていた。この会見の中で、米HP シニアバイスプレジデント エンタープライズグループ&マネージングディレクター アジアパシフック&ジャパン担当 ジム・メリット(Jim Merritt)氏は、吉田氏を新たな社長に指名した理由を、「吉田さんとは長いこと知り合いだが、すばらしい実績があり、ソフト、サービス、ハードでも経験がある。これは非常に重要だ。また、リーダーとしてあらゆる資質をもっている。面接を通じて、吉田さんであれば、日本HPを任せられると確信した」と説明した。日本HP 代表取締役 社長執行役員 エンタープライズグループ 事業統括 吉田仁志氏は、日本HPを新たな職場として選択した理由を次のように述べた。「私も年をとるにつれ、日本を元気にし、いい状態で次の世代に渡していかなければならないという気持ちがずっとあった。HPはITのトップ企業だ。また、顧客志向の高い会社で社会に貢献していくというすばらしい企業文化をもっている、非常にまじめな会社だ。HPを元気にすれば、日本に、さらには世界に貢献できると思い日本HPに入社した。現在はビジネスモデルを変えざるを得ない状況になっており、これからITの果たす役割は大きい。HPは業界の中でも一番影響力のある会社で、ありとあらゆるものがある。それにより、包括的的なサービスを提供できる。そういったサービスを提供できる会社は数えるほどしかなく、さらに、グローバルで貢献できるのはHPしかない。HPの果たす役割は大きく、業界の先頭を切って貢献できる。私は8年4カ月SASにいたが、記録的な成長を続けてきた。今回、縁があってHPに来ることになったが、わくわくしている」(吉田氏)また、今年の3月までの活動については、「日本HPについては勉強中だ。3月まではお客様、パートナー、社員の話を聞いていきたい。そして、さらなる顧客志向を目指し、企業の業績に貢献するにはどうすればいいのかという点に取り組んでいきたい。ただ、HPだけではできないので、お客様やパートナーとチームになって取り組んでいきたい」と語った。日本HPの課題について同氏は、「社内にはまじめですばらしい人がいるが、まじめすぎることろがある。もっと高い視点で、価値の高い提案をしていってほしい。また、もっと積極的にアピールしてもいいと思っている」と述べた。なお、日本HPが分社化したあと、吉田氏が「Hewlett-Packard Enterprise」の社長に就任するのかという質問に対して、ジム・メリット氏は明言を避けた。
2015年01月09日日本HPは1月5日、2015年1月1日付で、代表取締役 社長執行役員 エンタープライズグループ事業統括に吉田仁志(よしだ ひとし)氏が就任したと発表した。同社では、小出 伸一氏(現セールスフォース・ドットコム 代表取締役会長 兼 CEO)が退任後、2014年4月より、米HP シニアバイスプレジデント エンタープライズグループ & マネージングディレクター アジアパシフィック&ジャパン担当のJim Merritt(ジム・メリット)氏が、日本HP 社長執行役員を兼任していた。吉田仁志氏は、2014年12月まで米SAS Institute副社長 兼 SAS Institute Japan 代表取締役社長を務めていた。なお、吉田氏の略歴は以下のとおり。1983年 伊藤忠グループ事業会社へ入社、伊藤忠商事を経て一貫して同社グループの日米両地域における情報産業分野での業務拡大に従事1995年 米ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズへ入社1997年 日本法人であるケンブリッジ・テクノロジーパートナーズ株式会社を開設し、代表取締役社長に就任2001年 ケンブリッジ・テクノロジーパートナーズ米本社と米ノベルが合併したことに伴い、ノベル株式会社代表取締役社長及び米ノベル社上級副社長を兼任2006年 SAS Institute Japan 株式会社代表取締役社長に就任。 2011年より2014年まで SAS Institute Inc.副社長 北アジア地域統括として、日本を含む韓国、中国、香港、台湾における事業責任者として経営に従事、SAS Institute Japan 代表取締役社長を兼務
2015年01月05日吉田拓郎が12月3日に発売した最新ライブBlu-ray『吉田拓郎 LIVE 2014』。同作が今週12月15日付オリコン週間総合Blu-ray Discランキングで初登場9位を記録し、同チャートにおける最年長TOP10入り記録を更新した。同作で、これまで小田和正が2012年に発売した『小田和正コンサート“どーもどーも”その日が来るまでin東京ドーム』で達成した“65歳2か月”を3年6か月上回る“68歳8か月”を記録し、同記録歴代1位となった。吉田は2013年1月にリリースしたDVD『吉田拓郎 LIVE 2012』で、週間総合DVDランキングにおける歌手最年長TOP10入り記録を樹立しており、今回の偉業達成によって、同記録におけるDVD&BDランキング1位の2冠を手にする事になった。現在avexのオフィシャルYouTubeでは同作のダイジェスト動画が公開されているので、気になる方はご確認を。■『吉田拓郎 LIVE 2014』【DVD&2CD】8,640円(税込)【Blu-ray&2CD】9,180円(税込)【DVD】6,480円(税込)【Blu-ray】7,020円(税込)
2014年12月18日『おおかみこどもの雨と雪』などでしられるアニメーション監督・細田守が3年ぶりの最新作『バケモノの子』を12月11日(木)に、東宝本社で発表。12月も中盤に差し掛かり年末を目前に控える中、2015年の公開作品を東宝は次々と発表。現在、公開されている情報をまとめてご紹介!話題の小説やコミックを原作に、旬の俳優たちを多数起用することで、幅広い層から支持を集める東宝作品。先日公開を迎えた実写版『寄生獣』や次回作が話題を読んでいる「NARUTOーナルトー」の劇場版作品『THE LAST ー NARUTO THE MOVIEー』、さらに今後も東出昌大×本田翼・主演の『アオハライド』(公開:12月13日)や妻夫木聡や亀梨和也が出演する『バンクーバーの朝日』(公開:12月20日)、『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(公開:12月20日)など年末にかけて話題作が目白押しだ。しかし、2015年にはそんな今年を超える(?)注目が集まっている作品がずらり。本日、東宝が配布した2015年の公開作品を見てみると、年明け早々には藤原竜也×岡田将生の人気ドラマの映画化作品『映画ST 赤と白の捜査ファイル』(公開:1月10日)が公開。「人気ドラマの映画化は珍しくないが、これは早すぎる。なにか、事件の臭いがする。」という“ドラマから映画化”という近年の流れを逆手にとったキャッチが大胆だ。さらに、亀梨和也を迎えて贈るスパイ映画『ジョーカー・ゲーム』(公開:1月31日)も同じ月に公開。その後も、「Yahoo!検索大賞 2014」モデル部門に輝いた筧美和子らが出演する『テラスハウス クロージング・ドア』(公開:2月14日)、『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』(公開:3月7日)、さだまさしの名曲を小説化を経て映画化する大沢たかお主演作『風に立つライオン』(公開:3月14日)、福士蒼汰×有村架純のラブストーリー作品『ストロボ・エッジ』(公開:3月14日)、「少年ジャンプ」の人気コミックの実写化で話題を呼ぶ『暗殺教室』(公開:3月21日)、戸田恵梨香や松坂桃李ら豪華27名の共演者たち“嘘”のアンサンブルを奏でる『エイプリルフールズ』(公開:4月1日)、毎年恒例の大人も泣かせるアニメ作品『映画クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語~サボテン大襲撃~』(公開:4月18日)、さらに久々に副題に英語が入っていないとファンの間で話題の『名探偵コナン 業火の向日葵』(公開:4月18日)、そして伝説のコミックの実写化の後編『寄生獣 完結編』(公開:4月25日)と春先までのラインナップですでにこの豪華さ。続く5月以降も、朝ドラ女優・有村架純が“金髪ギャル”に変身する『ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』(公開:5月1日)、真木よう子扮する主人公の脳内会議を西島秀俊、神木隆之介らが演じるという斬新設定で贈る『脳内ポイズンベリー』(公開:5月9日)、芸能人たちが次々とハマった純愛小説を松田龍平×前田敦子×木村文乃で実写化する『イニシエーション・ラブ』(公開:5月23日)、生田斗真がダークヒーローを演じる『予告犯』(公開:6月6日)、綾瀬はるかや長澤まさみが姉妹を演じる『そして父になる』の是枝裕和監督の最新作『海街diary』(公開:6月13日)、宮崎駿の引退後、庵野秀明と共に折に触れて“後継者”と囁かれる細田守が初の単独脚本で描く『バケモノの子』(公開:7月11日)、不動の大人気アニメの新シリーズ第2弾『Pokemon the movie XY 2015』(公開:7月18日)、今年の夏、高視聴率を記録し、松たか子も復活することで話題の月9ドラマの映画化『HERO』(公開:7月18日)と夏休み興行に向け若者や子供たちを狙う作品が続々公開。そして、夏休みに入ってもまだまだ豪華フルコースは続く。最初の一撃を見舞うのは、すでに賛否の声が渦巻く2015年の“台風の目”的な作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(仮)』(PART1公開:8月/PART2公開:9月)、そしてファンの期待が急上昇中の『BORUTO NARUTO THE MOVIE(仮)』(公開:8月)、向井理と綾野剛の“塩系男子”が激しいアクションに挑む『劇場版S 最後の警官』(公開:8月29日)。さらに秋以降の作品もすでに発表されている。佐藤健×神木隆之介で贈る『バクマン。』(公開:10月)、先日、続編として製作決定が発表されたばかりの岡田准一・主演作『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(公開:10月)、第二次世界大戦の最中、“日本のシンドラー”と呼ばれた男の半生を描く『杉原千畝 スギハラ チウネ』(公開:11月)、フジテレビが開局55周年記念として立ち上げた大型プロジェクトのトリを飾る小栗旬・主演作『信長協奏曲』(公開:12月)、『映画 妖怪ウォッチ 第2弾(仮)』(公開:12月)と、冬作品もかなりホットなラインナップとなっている。また、2016年の公開作品の情報も入手。『告白』などを手がけたプロデューサー・川村元気による70万部突破の小説を佐藤健・主演で映画化する『世界から猫が消えたなら』(公開:2016年)、山岳小説の最高峰とも言われる夢枕獏の小説を壮大なスケールで描く『エヴェレスト 神々の山嶺』(公開:2016年)、大泉洋を主演にサバイバルコミックを実写化した『アイアムアヒーロー』(公開:2016年)、作家・吉田修一×監督・李相日の『悪人』タッグで贈る『怒り』(公開:2016年)、そして東宝が2015年以降注力していくと宣言した日本版『ゴジラ』(公開:2016年)と、どの季節を見ても、どこまで先を見ても、揺るぎない東宝作品の豪華ラインナップに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日「サカイ(sacai)」は、吉田カバンの「ポーター(PORTER)」とのコラボレーションバッグ2型を12月上旬に発売する。ヘルメットバッグ(3万8,000円)は、小さくリサイズされ、レッキスファーが覆うエレガントなアイテムに。ブラック×ブラック、ネイビー×グリーン、カーキ×ブルーの3色展開。デイパック(3万7,000円)は、ファスナー付きのポケットが一つ、内ポケットが四つ用意され、背面にもPC が収納できるポケットが付く機能的なデザイン。色を違えたグログランテープがアクセントになっている。こちらもブラック×ブラック、ネイビー×グリーン、カーキ×ブルーの3色展開。南青山フラッグシップストア(東京都港区南青山5-4-44南青山シティハウスA-1・2階)、sacai ドーバー ストリート マーケット ギンザ、sacai 伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で扱われる。
2014年12月01日『キツツキと雨』『横道世之介』で高評価を集めた沖田修一監督が新作『滝を見にいく』を完成させた。本作はオーディションで選ばれたプロ・アマ混合の出演者たちが主演で、山の中で迷子になった7人のおばちゃんのサバイバル劇だ。その他の写真本作はそもそも、プロデューサーから「出演者でワークショップをして映画を撮りませんか?」という提案が沖田監督に持ちかけられたところから始まった。しかし、「ワークショップというと若い人のものというイメージなんですけど、40歳の人でも50歳の人でも“新人俳優”というジャンルに入るんだろうな、と思った」という監督は、演技経験を問わずに年配の女性ばかりをキャストに選ぶことにした。「最初はもう少し楽をする予定だったんですけど、キャストの方とワークショップというか稽古をしていくうちに今までの映画と変わらないことに気づきまして、最初は『よーい、スタート』の声をかけないで撮影してみるとか、色々としてたんですけど、結局はこれまでの映画とほとんど変わらない感じで撮影してましたね。みなさん、妙に上手かったんですよね(笑)」。物語は、幻の大滝を見にいくツアーに参加した7人のおばちゃんがガイドとはぐれ、山で迷子になるところから始まる。沖田監督はキャストの個性や特徴を活かしながら脚本づくりをしたそうで「そういう風に俳優にとって有利になるような脚本づくりをしたことも、芝居をしていく上では良かったんじゃないかと思います」と振り返る。「最初からラストは決めていたので、タイトルも『滝を見にいく』にしました。実際に出てくる滝は……自分では面白いと思ってます(笑)。最初はロケハンでもうちょっと荘厳な滝もたくさん見たりしたんですけど、どうしても観光地っぽい感じがしてしまうので、おばちゃんたちが見る滝はこれだろうな、と」。おばちゃんたちが山でのサバイバルを経て、ラストで一体、どんな滝を見ることになるのかも注目だ。商業映画デビュー作『南極料理人』から演技派俳優たちとタッグを組んで、大規模な映画作りを続けてきた沖田監督は「この映画はこれまでとは違った楽しさがあった映画」だという。「オーディションの段階からみんなと色々と話し合いしながらできましたし、自分では映画の規模の大小はわからなくなってきてるんですけど、僕の映画が好きな人って映画の中の“ささいなところ”が好きだという人が多かったりするんですけど、そういうものがつまった映画なので、これまでの映画が好きだった人には楽しんでもらえると思います」。『滝を見にいく』公開中
2014年11月28日女優の宮沢りえが、主演映画『紙の月』(公開中)の撮影中に描いたという吉田大八監督の似顔絵が21日、公開された。本作は、直木賞作家・角田光代の同名小説を原作に、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)などで知られる吉田大八監督がメガホンをとった作品。宮沢は、『オリヲン座からの招待状』以来となる7年ぶりの主演を務め、不倫関係の中で次第に横領に手を染めていく主婦で銀行契約社員の梅沢梨花を熱演した。銀行シーンの撮影の合間、真剣に何かを描いていた宮沢をスタッフが発見。「見つかっちゃった(笑)」と笑顔で見せたのが、銀行の封筒に描かれていた吉田監督の似顔絵だった。「もう(監督の顔を)見なくても描けるようになった」と自信をのぞかせるほど何度も描いたそうで、イラストは監督の現在に始まり、20年前と10年後の姿まで表現されていた。似顔絵は、自身が演じた梨花のイラストと共に吉田監督にプレゼント。本人は何気なく描いたものだったが、スタッフが「芸術的」と感動したことから、計3点のイラストが公開される運びとなった。今月15日の初日舞台あいさつでは、吉田監督からの「現場を引っ張っていってくれたのはあなたです。女優とは思えない程、不器用で必死でどこまでも真剣な想いを感じ、うれしさを通り越して苦しいくらいだった。また一緒に、大きなものを捕まえる旅に出ましょう」という手紙に涙した宮沢。今回のイラストは、手紙の文面と同様に互いの信頼関係を物語っている。
2014年11月21日「悪人」「横道世之介」の吉田修一の人気小説を原作にしたWOWOW連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」の完成披露試写会が11月5日(水)に開催。主演の鈴木京香、高良健吾に行定勲監督が舞台挨拶に登壇した。過去に映画『パレード』、携帯用ドラマ「女たちは二度遊ぶ」で吉田作品を映像化している行定監督が初めて連続ドラマに挑戦した本作。歌舞伎町で働くバーテンダーの純平はひき逃げ事件を目撃し、犯人の有名チェロ奏者から金を脅し取ろうとするが、話は次々と奇妙な方向へと流れていき、やがて、なぜか国政選挙に立候補することに…。ひき逃げ犯のチェロ奏者の敏腕マネージャーで純平の“才能”を見出す夕子を演じた鈴木さんは、第1話を見終わった観客の反応に満面の笑み。「冬の寒さの中、みんなで頑張ったのを思い出しました」と嬉しそうに語った。高良さんとは初共演となったが「素敵な青年のイメージでしたが、それを微塵も裏切ることがなかった!周りのみんなが応援したくなる。もし本当に立候補したら応援します」と大絶賛。一方の高良さんは、同じ熊本出身の行定監督の映画『GO』を高校時代に観たことを明かし「監督の作品で主演を張るのが夢だった」と感慨深げ。鈴木さんについては「年下の自分がこういうこと言っていいのか分かりませんが、すごくかわいくて、品があってお茶目です。京香さんみたいな大人になりたいし、こういう歳の重ね方をしたいです。本当に立候補することになったら、秘書は京香さんにお願いしたい(笑)!」と語り会場を沸かせていた。行定監督は原作者の吉田さん、鈴木さんと同い年であることを明かし「京香さんも同い年ってことにすごくこだわってくれて(笑)、プレゼントで(生まれ年の)68と書かれたTシャツをもらいました(笑)」と嬉しそう。初めての連続ドラマについて「なじみのないものでしたが、吉田さんの小説を読んで吉田さんに『映画化したい』とお願いし、『してよ』と言われたんですが、なかなか企画が進まなかったのはこれだけ長くなるから。約300分(50分×全6話)の映画を撮るつもりで臨みました」とふり返る。さらに「第6話を見て自分で泣いてしまいました。初めてのことで『世界の中心で、愛をさけぶ』でも涙は落ちたことなかったんですが…。どこかで僕らを代弁しているという気持ちになったからだと思う」と手応えを明かした。この日は、主題歌「それでも世界は美しい」を歌う塩ノ谷早耶香も登壇し、舞台挨拶の終わりに生歌を披露。「緊張しましたが気持ちよく歌うことが出来ました」と笑顔で語る塩ノ谷さんに温かい拍手が送られた。WOWOW連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」は11月15日(土)スタート(全6話) 毎週土曜夜10:00<第1話無料放送>。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日第27回東京国際映画祭が開催中の東京・TOHOシネマズ日本橋で30日に日本映画として唯一コンペティション部門に出品された『紙の月』が上映され、プロデューサーの池田史嗣氏が撮影の舞台裏を語った。その他の写真本作はバブル崩壊直後の1994年を舞台に、契約社員として銀行で真面目に働く主婦・梨花(宮沢りえ)が、巨額の横領事件を引き起こすヒューマン・サスペンス。直木賞作家・角田光代氏のベストセラー長編小説を、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞した吉田大八監督が映画化した。『八日目の蝉』に続き、角田氏の原作を映画化した池田氏は「どちらも逃げる女性というテーマなので、今回はまったく違うアプローチで映像化したいと思った」といい、『桐島、部活やめるってよ』が公開された直後に、吉田監督にオファー。『クヒオ大佐』『パーマネント野ばら』など、女性の業を描いた作品でも知られ「漠としたイメージだったが、きっと吉田監督がぴったりだと直感した」と明かした。一方、ヒロインを演じる宮沢にとっては7年ぶりの映画主演で「吉田監督とはほぼ初対面だったが、あまりリハーサルもせず、いきなり本番。それでもすごく波長が合っていた」と池田氏。2人の共通点は「いい意味貪欲で、勝負好きなギャンブラー」だといい、「現場では上を目指して、互いに高め合っていた」と振り返った。池田氏自身も「完全燃焼したという自負がある」と胸を張り、コンペティション部門の結果に期待を寄せていた。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月31日NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の伝助役で大人気の吉田鋼太郎が10月23日(木)に都内で開催された「東京ドラマアウォード2014」に出席。助演男優賞を受賞し、その喜びを語った。「東京ドラマアウォード2014」はこの1年(※昨年7月から今年6月)で放送された作品の中から、優れた作品や俳優に贈られる賞で、1次審査を通過した作品を対象に15名の審査員による投票で決定する。吉田さんは「花子とアン」では仲間由紀恵が演じる蓮子と政略結婚するも、若い男と駆け落ちされてしまう炭鉱王の伝助を悲哀をもって好演。モデルとなった実在の炭鉱王のこれまでのイメージを覆し、多くの視聴者、特に女性の支持を集め、“伝助萌え”なる言葉まで広まった。またTBSとWOWOWの共同制作によるドラマ「MOZU」では、「花子とアン」とはまたタイプの全く異なるアクの強い悪役の中神を熱演し、話題を呼んだ。今回の助演男優賞はこの「花子とアン」と「MOZU」での演技を評価してのものだったが、吉田さんは今年のグランプリに輝いた大ヒットドラマ「半沢直樹」にも半沢の上司役で出演しており、もはや話題作に欠かせない俳優であることが分かる。「花子とアン」の伝助役について吉田さんは「(モデルとなった人物が)歴史の中でそんなにいい評判の人ではなかったんですが、自伝や評伝を読んで、評判よりもはるかに素敵な人物だと感じ、誠実で男らしく、豪快で一途な人という線を大事にしようと思った」と語る。なぜ伝助がこれほど視聴者の支持を集めたのか?吉田さんは「真摯で真面目で一途、そんな男の人がいまはそんなにいないのかな?あの男らしさが逆に新鮮だったのかもしれません。不器用で素敵だと思います」と分析する。一方の「MOZU」に関しては吉田さんは「自分で見ていて鳥肌が立った」と作品の質の高さについて胸を張る。“ゲスな悪役”中神を演じる上で「身近にいるキャラクターではないので、どうリアリティを持たせるか?逆に殺し屋然としていない、軽い、その辺にいそうな人として演じた方が、非日常性が出ると思いました。アドリブでも軽い感じを出そうとしました」と振り返った。年下の上司を演じた長谷川博己との“関係”も話題を集めたが「車の中で悪だくみをするシーンで、脚本にはないけど、彼の太ももをずっと触り続けていて、ホモセクシュアルな感じを出そうとしたんですが、そこは映ってません(笑)!」とも明かし、笑いを誘っていた。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日サンクチュアリ出版は、吉田松陰の命日である10月27日を前に、全国20~30代男女668名を対象に行った「吉田松陰に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は9月11日~12日。○6割が松陰の時代の方がたくさん経験を積めると回答同調査は、吉田松陰の享年が数え年で30歳だったということから、20代から30代を対象に実施した。まず、吉田松陰の時代の30歳と現代の30歳では、どちらの方が経験をたくさん積めるか尋ねたところ、63.2%が「吉田松陰の時代」と回答した。「現代」は16.3%で「吉田松陰の時代」の半数にも満たなかった。吉田松陰は、黒船に小舟で乗り込むなど、「挑戦・覚悟」に関連するエピソードが多い。そこで吉田松陰のように今まで何かに「覚悟」を持って実行したことはあるか尋ねたところ、31.7%が「受験」と回答した。2位は「就職」(28.0%)、3位は「結婚」(18.6%)。「特になし」の回答も27.2%見られた。自分のことを一人前だと思うか聞くと、37.5%が「一人前だと思っている」、62.5%が「一人前とは思っていない」と回答した。一人前と答えた人に、そう感じたときの年齢を尋ねたところ、平均年齢は「24.47歳」だった。最も低い年齢は「15歳」となっている。
2014年10月17日第27回東京国際映画祭のコンペティション部門日本代表作品に決定した『紙の月』の吉田大八監督が30日、都内で行われた同映画祭のラインナップ発表会に登壇し、映画祭への意気込みや、主演女優・宮沢りえの魅力などを語った。「勝負事は嫌いじゃないので、自分ごととして映画祭を楽しめそうでワクワクしています」と映画祭への期待感を示した吉田監督。「女性とお金という2つの切り口を持つ物語で映画を作れることを想像した時に、自分なりのアプローチで映画にしたいと思った」と原作小説に魅力を感じ、「(主人公の梨花が)道徳として許されないことをしていく中で、彼女が何を手に入れて、何を失って、最後どこに向かっていくのか、彼女が走っていく先を見つめていきたいと思った」と映画化を決意した思いを語った。撮影では、主演の宮沢のいろんな表情に感激したと言い、「何かを始める前の顔、何かをやっている時の顔…自分の想像を超えた顔、表情を毎日目の当たりにして、それはすごく感動的な経験でした」と振り返った。宮沢にとって7年ぶりの映画主演となった本作。監督は「舞台で素晴らしい活躍をされていて、映画はもう興味ないのかなと思っていたけど、たまたま彼女もそろそろ映画をやりたいと思っていたようで、タイミングがよかった」とオファー時の心境を伝えた。また、海外を含むさまざまな人々に見てもらえることが「一番楽しみ」と言い、「僕も自分の映画の上映に限らず、ほかの映画の上映にもできるだけ足を運んで、話がしたい。僕の映画を見た人と話がしたいですし、僕もだれかの映画を見て、作った人や同じ映画を見た人と話がしたい。映画を見て話したいという人たちが集まって、エネルギーが高まっている場所に、この映画祭の現場がなればいい」と語った。
2014年10月01日『悪人』『横道世之介』の吉田修一による原作を、初共演の鈴木京香と高良健吾を迎えて行定勲が監督する連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」。行定監督が初の連続TVドラマに挑む本作から、萩原聖人や高岡早紀、さらに中原丈雄、石橋蓮司といった実力派、さらに福田彩乃、マキタスポーツなど個性派が揃ったオールキャストの情報が解禁。中でも福田さんが、彼女に当て書きされたというホステス役でこれまでにないセクシーな姿を披露していることが明らかとなった。舞台は東京・歌舞伎町。ひき逃げ事件を目撃したバーテンダー・浜本純平(高良健吾)は逮捕された男と現場にいた男が別の人物だと気づく。どうやら真犯人は世界的チェロ奏者の湊圭司(萩原聖人)で、彼の兄が罪をかぶっているらしい。純平は一攫千金を狙い、弟分のホスト・真島朋生(浅香航大)と共に、湊をゆすることに。だが、そこへ立ちはだかったのが、湊の敏腕マネージャー・園夕子(鈴木京香)。その存在感に圧倒された純平たちはあっさり降参。一方で、夕子もみんなから愛されている純平のキャラクターに興味を持ち始める。まったく別の世界で生きてきた2人の意図せぬ出会いは、周囲の人間を次々に“復讐”という名の大騒動へと巻き込んでいき――。文字どおり平成の“猿蟹合戦”となる復讐劇を描く本作で、福田さんが演じるのは、朋生の妻でホステスの美月。朋生を追って、息子の瑛太とともに長崎から上京してくるという役どころだ。今回、公開された劇中ビジュアルのように、普段はなかなか見られないセクシーな姿も披露しているという。「わたしが演じる美月が、“モノマネホステス”!?という驚きから始まりました」と初めて脚本を読んだときの感想を話す福田さん。「展開も速く、パズルを解いていくような復讐劇で、とても気持ちがよかったです」と当時をふり返る。また、行定監督との初タッグとなった現場は「とても刺激的でした!あと冬でとにかく寒かったです(笑)」というが、「空き時間には『ものまね教えて~』とおちゃめな一面もあり、とても楽しい現場でした」と行定監督の素顔を明かす。さらに、視聴者へ向けて「どうやって復讐を展開していくのか、最後まで目が離せなくなる出来事が次々と起こっていきます。誰が蟹で誰が猿なのか。観たらきっと『早くこの猿を木から落としてやりたいっ!』と、うずうずして、たまらなくなると思います。一人一人が愛おしく、若者たちが、臼や蜂と集まって世の中を変えようと懸命に生きる様は、まさに“平成猿蟹合戦図”!ぜひ楽しみにしていてください!」と、見どころを語ってくれた。<土曜オリジナルドラマ>連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」はWOWOWにて11月15日(土)夜10時より毎週土曜放送(全6回)。(text:cinemacafe.net)
2014年09月01日吉田カバンの創業者の息子である吉田克幸が2007年に創業した「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」は、Tシャツにシルクスクリーンで手刷りを施すカスタムオーダー会を伊勢丹メンズ館8階メンズレジデンスで行っている。7月15日まで。同ブランドは毎年夏に直営店でTシャツにシルクスクリーンのプリントを施すカスタム展を行っており、今年はそのTシャツカスタムの一部を同館でも行う運びとなった。シルクスクリーンのイラストは、同ブランドのアートワークを手掛けるmimoeによるもの。子供の日常のシーンを描いた単色のデザインや、旅先の光景を連想させる柔らかいタッチのイラストなど15型からTシャツにプリントするデザインを選ぶことが出来る。サイズはXSからXLまで5サイズ用意。素材選びから吉田が行ったというTシャツは、サイドに接ぎの無い丸編みで、脇にもシルクスクリーンプリントを入れることが可能だ。昨年に比べ、首回りを広めに変更することで、女性客でも着やすいTシャツに変更したという。オーダーから納品までの期間は約10日間。価格はTシャツ本体の7,000円に加え、プリント代(500円から3,000円)を加算する。店頭の販売担当者は「ポータークラシックの顧客層は20代から60代と幅広いが、物づくりの工程について興味があり、上質な物を長く使いたいという共通項を持っている。店頭でも動きのよいナイロンに藍を製品染めしたカバンは、経年変化が楽しめるなど、味わいが増していくところが支持されている。今回のTシャツも自分だけの1枚として、長く愛用してもらえたら嬉しい」とコメントする。ポータークラシックは、“物づくりの原点に還り、日本の物づくりの良さを表現する”という姿勢が伊勢丹が年間通して提案している「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」の考え方と合致したことから、今年の4月より同館8階に常設のショップを展開している。
2014年07月07日吉田カバンは4月下旬、新しいコンセプトショップ「PORTER STAND」を、JR品川駅構内「エキュート品川 サウス」にオープンする。新ショップの店内には、カバンをイメージしたトランク型の什器と、カウンターのようなスタンドが設置され、「カバンに精通したスタッフ(PORTER)と顧客がコミュニケーションを図る場所(STAND)」として、高感度でありながらも気軽に立ち寄ることのできるカバン専門店になるという。オープンを記念して、PORTERブランドの「PORTER SMOKY」シリーズと「TANKER」シリーズの新色が登場するほか、同ショップ限定アイテムとして、オリジナルベアブリックをはじめ、傘メーカー「前原光榮商店」に依頼して製作したカモフラージュ柄の折り畳み傘も発売される。
2014年03月26日4月4日(金)から期間限定で公開される『鷹の爪7~女王陛下のジョブーブ~』に出演する吉田くんとジョブーブが、13日にキデイランド原宿店でアルバイトに挑戦した。その他の写真本作は、FROGMANが声優・監督・脚本を務め、深夜TVシリーズで異例の人気を誇った『秘密結社鷹の爪』シリーズ劇場版の第7弾で、世界征服を企むも失敗ばかりの“鷹の爪団”が奔走する脱力系コメディ。今回は株式会社リクルートジョブズが運営するタウンワークとのコラボレーションにより、マスコットキャラクターのジョブーブが出演し、ジョブーブが映画の鑑賞代金を“おごる”ことでも話題を集めている。本イベントは、吉田くんの思わぬ使い込みにより“おごり上映”に危機が訪れ、アルバイトをして来場者の鑑賞代を稼ぐことになり実現したもの。当日、店頭に吉田くんとジョブーブが登場すると、人だかりができ、道行く外国人観光客からも「オー、キュート!」と声を掛けられるなど人気ぶりを発揮。“お客様の呼び込み”という大事な仕事を見事に遂行した。キデイランド原宿店のスタッフは「彼らの働きぶりには目を見張るものがありました。レギュラーでお願いしたいくらいですね。今日はあいにくの雨でしたが、おかげさまでいつもよりお客様の数は多いと思います。次回はぜひ鷹の爪のみなさんで来てほしいですね」と大満足の様子だった。気になるアルバイト代は“りんご3つ”と、夢のあるキデイランドらしい可愛い報酬で、ジョブーブと吉田くんは「確かな手応えを感じている」と意気込みを語っているが、残念ながら“りんご3つ”では映画の“おごり資金”にはならないため、ふたりは今後もさらに働くことになりそうだ。『鷹の爪7~女王陛下のジョブーブ~』4月4日(金)~4月10日(木)TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて“おごり”で公開!
2014年03月14日開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」において、スカパー!と衛星劇場の主催で行われるプログラム上映で3月1日(土)、映画『南極料理人』が上映され、沖田修一監督がトークショーを行なった。南極観測隊の料理担当で実際に南極に赴いた西村淳のエッセイを元に、ドームふじ基地の観測隊の面々の非日常的な日常をコミカルに描いた本作。本映画祭のメイン会場前に作られたドーム型の特設会場ホワイトロックという、まさにこの映画にピッタリの場での上映に多くの観客が足を運んだ。エッセイの映画化ということで起きた監督は当初「どうやって?」と思ったそうだが、同時に「観測隊をコメディタッチで描いた作品はなかったので面白そうだと思い、ワクワクしながら脚本を書いた」とふり返る。撮影は北海道で行われたが「どこで撮るんだ?と思いつつ、脚本に“大雪原”とか書いて、あとで何とかなるだろうと(笑)。野球のシーン(隊員たちが大雪原で野球をする)は網走湖で撮ってます」と明かした。次々と登場する食事も重要な要素だが「堺(雅人)さんが演じた西村がもてなす感じから、流れの中で食事を通じて“家族”になっていくのを見せたかった」と沖田監督。特に終盤の食事シーンは長回しで撮影されており「堺さんが母、生瀬(勝久)さんが父で高良(健吾)くんが末っ子…」など家族設定を決めた上で進められたが「台本には『いただきます』までしか書いてなかった」とのことで、その後は俳優陣のアドリブで進んだというエピソードも明かされた。本作の後、『キツツキと雨』、『横道世之介』と話題作を送り出してきた沖田監督だが、この秋には新作『滝を見に行く』の公開が控える。この作品のヒロインは「7人のおばちゃん」。これまで全く演技経験のない人も含め、40歳以上の女性を監督がオーディションでキャスティングしたという独特の作品で、78歳の女性、シニア劇団所属の女性、役所の観光課に勤める女性など様々な女性が出演。物語は紅葉狩りツアーに出かけた7人の女性が山で遭難する様子を描いており、沖田監督は「『ゼロ・グラビティ』と同じです!」と宇宙での遭難を描いたアカデミー賞有力作の名を挙げ、会場は笑いに包まれた。撮影は新潟の山奥で行われたが、沖田監督は「台本は書きましたが、オーディションで感じた魅力を組み込んで、約半分、人間半分で描いてます。『グーニーズ』的なことをやりたかった」と語っていた。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は3月3日(月)まで開催。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年03月02日Hameeは、吉田カバンのブランド「PORTER」とインテリアショップブランド「Gallery1950」のコラボレーションで誕生したスマートフォン用バッグ、タブレット用バッグ計3製品の販売を開始した。iPhone/スマホアクセサリー専門店Hameeストラップヤ本店を通じて購入できる。同社が販売するのは、以下の3製品。「PORTER×G1950 Muiti Mobile Shoulder Case モバイルショルダーケース」「PORTER×G1950 2Pocket Mobile Holderツーポケットモバイルホルダー」「PORTER×G1950 Tarminal Case All in One 7インチタブレットターミナルケース」。「PORTER×G1950 Muiti Mobile Shoulder Case モバイルショルダーケース」は、カラビナ、ショルダーベルトなどがついており、腰につけたり、肩からさげたりする使い方が可能。カードポケットやファスナーポケット、コインポケットも付いている。メイン収納内寸は約縦14×横8.3×厚2.5cm。直販価格は12,390円。「PORTER×G1950 Tarminal Case All in One 7インチタブレットターミナルケース」は、7インチタブレット対応ケース。iPad miniなどに最適で、カードポケットやファスナーポケットなども付いており、タブレットのほかにスマートフォンやクレジットカード、紙幣やコインも入れることができる。メイン収納内寸は約縦14×横22.4cm。直販価格は13,440円。「PORTER×G1950 2Pocket Mobile Holderツーポケットモバイルホルダー」は、ポケットが2つついたホルダー。スマートフォンほか、携帯電話を入れて持ち運べる。背面のベルトループ面ファスナーを使い、ベルトに挟んでつけたり、ベルトからぶら下げたりすることができる。メイン収納内寸は約縦15.2×横7.5×厚1.7cm。直販価格は9,975円。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年01月08日『桐島、部活やめるってよ』で日本映画界に新たな風を吹きこんだ吉田大八監督が、舞台演出に初挑戦!夏菜と池松壮亮という映像の世界で引っ張りだこの旬な2人を主演に迎え挑む舞台の名は、「ぬるい毒」――その稽古現場に潜入した。原作は吉田監督の長編映画デビュー作『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の原作者でもある劇作家・本谷有希子の小説。本谷さん本人が「舞台化不可能」として戯曲ではなく、あくまで小説として発表した作品を“あえて”選び、吉田監督自ら脚本化した。23歳で自分の人生が決すると頑なに信じる自意識過剰の少女・熊田が、彼女に突然、電話をかけてきた向伊という謎めいた男を胡散臭く思いつつも惹かれていく、19歳からの数年間を描き出す。この日、稽古が行われていたのは熊田(夏菜)が彼女に好意を持つ年上男性・原(板橋駿谷)の部屋を訪れるシーン。ミエミエの原の誘いに対し、気のないフリをしつつ乗る熊田。ここで原を相手に人生初のキスを交わすというシーンだが、吉田監督からは時折、もっとぎこちなく、自意識過剰な女子を意識してという意味を込めて「もっと熊田っぽく」という指示が飛ぶ。続いて、東京の大学から帰省した向伊に誘われ、その友人たちも一緒に盛り上がっている居酒屋へと赴くシーン、同じく帰省した向伊と2人きりで心霊スポットである廃墟にドライブに行くシーンの稽古が進められた。ここでも吉田監督は、夏菜さんに対したびたび“熊田らしい”動きや表情、受け答えを要求。稽古を通じて熊田という主人公が形成されていくのが見て取れる。ちなみに、先のキスシーンに続き、この廃墟では熊田がかなり大胆な姿も見せており、夏菜さんの体当たりの演技に注目だ。そんな夏菜さん、池松さん、吉田監督が稽古の合間に取材に応じてくれた。本谷作品ではおなじみとも言える“自意識過剰でプライドの高いヒロイン”を演じる夏菜さんだが、「私は『ああいう時期って私にもあったよな』と思うんです」と意外や共感を口にする。具体的には?という問いに「そこ掘り下げますか…」と苦笑しつつ、「若い頃って無駄にプライドが高かったり、それでいて傷つくのも嫌で背伸びしたり、自分の周りを一枚、殻で覆ってみたり、いろんなことをして大人っぽく見せようとするものだと思う。(熊田の持つ)世間に怒っているような感じは、若かりし頃は私にもありましたよ。最近になって消えましたが(笑)」と明かす。一方、池松さんが演じる向伊もなかなかの曲者。この日の居酒屋のシーンでもそうだが、「バカにしてるのか?」と怒りたくなるギリギリ少し手前のラインを絶妙に行き来し、熊田をイラつかせながらもつかず離れずで、心に引っ掻き傷を残すようないやらしさをも感じさせるが、池松さんは決して彼に対して嫌悪感を持っているわけではなさそう。「みんな、こういうところあるんじゃないですか?こっちが意識するでもなくサラッと言ったことがトゲになることってあるでしょ。そういう積み重ねなのかなと」と語る。一方で、熊田の心理についても「ものすごくよく分かる」とのこと。「本谷さんの書く女の人って男の人の方が分かるんじゃないかなと勝手に思ってます。男の方が弱いですから(笑)」。吉田監督は「僕もまだ手探り」と言いつつも、「毎日、更新されていく感じで、それを見るのが楽しくてしょうがない」と映像とはまた違った楽しみを感じているよう。脚本だけ読んでみると、この癖のある熊田と向伊という役になぜ夏菜さんと池松さんを?とも思ってしまうが、吉田さんは「そういう意外な接点を見つけた気になるのがキャスティングの醍醐味」と、してやったりの様子。「いまのところ、キャスティングで失敗した経験はないので大丈夫。絶対にできる!(この役の要素が2人に)あると思うから」と自信を覗かせる。初日まで1か月を切っているが、夏菜さんは「確実にこれまでと違うキャラ。手応えはまだ分からないけどこれから頑張ります」と意気込み。池松さんも手応えは「まだない(笑)」と言い切るも「これだけ準備したんだから、いつも以上のことができるだろうと信じてます。いま、手応えはなくとも、それは稽古前に脚本を読んだときに確実にあったのでそれを信じてやっていきます」と淡々と意気込みを口にした。舞台「ぬるい毒」は9月13日(金)~26日(木)まで紀伊國屋ホールにて上演。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年09月04日「パレード」や「悪人」など著作が次々と映画化されている吉田修一の同名小説を、高良健吾&吉高由里子をメインキャスト迎え、『キツツキと雨』の沖田修一監督が実写映画化した『横道世之介』。高良さん演じる世之介の同級生で、女性に興味を持てない加藤雄介を若手人気俳優の綾野剛が演じることでも話題を集めているが、どうやら本作には高良さん演じる世之介と綾野さん演じる加藤の胸キュン友情ポイントがたくさん詰まっているようだ。2012年は6本もの映画に出演した綾野さん。今年もその勢いは衰えることなく、さらなる活躍を見せている。主演作となる『シャニダールの花』を始め、『夏の終り』、『ガッチャマン』などの映画出演のほか、TVではNHK大河ドラマ「八重の桜」や「最高の離婚」など出演作は目白押しだ。そんな綾野さんが本作で演じる加藤は、お人よしで人懐っこく純粋な世之介とは対照的に、女性を好きになれない繊細な男子。2人の美男子の友情ぶりは女子たちの胸キュンポイントはもちろん高い!今回はその中から厳選の胸キュンエピソードをご紹介したい。初対面にも関わらず、お構いなしに世之介から意中の女性の話を延々と聞かされたり、自宅にクーラーのない世之介がたびたび加藤の部屋に入りびたったりと、ずけずけと加藤の心に侵入していく世之介。加藤はそんな世之介を迷惑がっているのかと思いきや、「最近、本気でお前のためにクーラーを買ってやろうかって考えてる自分が怖いよ…」とついつい世之介を甘やかせているあたりは、何とも微笑ましく、戸惑いながらも世之介の憎めないキャラクターをきちんと受け入れているようだ。また、そんな世之介にも仰天エピソードが。「オレさ、男の方がいいんだよ」という意を決した加藤のカミングアウトに、「あ、そうなの?」と全く動じることなく受け入れる世之介。しかし、このチグハグのようでぴったり息の合った絶妙な関係を保っているからこそ、2人の絆は固いのかもしれない。天然ながらも相手を受け入れる世之介と、繊細ながら実は世之介の人柄に救われる加藤。2人の友情に、女子は思わず胸キュン&ほっこりしてしまうはず。『横道世之介』は2月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「横道世之介」製作委員会
2013年02月12日12月1日、東京の電通四季劇場[海]が開場10周年を迎えた。この日はオリンピックと世界選手権で13連覇を達成し国民栄誉賞を受賞した女子レスリングの吉田沙保里選手が来場。同劇場にて上演中のミュージカル『オペラ座の怪人』を観劇し、キャストに祝福を贈った。劇団四季『オペラ座の怪人』公演情報電通四季劇場[海]は2002年12月1日に開場。こけら落とし公演の『マンマ・ミーア!』からのべ8作品、大型ミュージカルを中心に上演し、これまでの総公演回数は3270回、観客動員数は約330万人を数える。10周年となったこの日は通常の公演ののち特別カーテンコールが行われ、ムッシュー・アンドレ役の増田守人より「10周年のお祝いに素敵なゲストが起こしくださいました」という紹介で、吉田選手が栄和人監督とともに舞台上に登場すると客席からも大きな歓声があがった。吉田選手は「素晴らしい舞台を見せていただきありがとうございました。皆さんの素晴らしい歌声、演出、衣裳……とても感動して、元気を頂くことができました」と話し、さらに印象的だったシーンを問われ「キスシーン。あれは本当にやっているんですよね?ドキドキしました」と答え、乙女の顔も見せていた。その後、別室で行われたキャストとの交流会では「とにかく演出がすごかったです。舞台が暗い中であれだけ素早く転換したり、衣裳を替えたり。ここまで出来上がるまでの努力というのがすごいんだろうなと思いました。自分がやっているスポーツとは異なる分野ですが、やはり努力されているということがわかりますし、たくさんの方の気持ちがひとつになって出来上がっているというのは本当に感動します」と興奮冷めやらぬ面持ちで語った吉田選手。また、この日がミュージカル初観劇とのことだったが、「ミュージカルにはまりそう。自分では考えられない世界ですが、見てる方じゃなくて、ちょっと出たいって思っちゃいました」とも話していた。劇団四季『オペラ座の怪人』は現在ロングラン上演中。現在は3月31日(日)公演分までがチケット発売中。
2012年12月03日吉田拓郎が来年の1月30日(水)にライブDVD『吉田拓郎 LIVE 2012』をリリースすることが決定した。『Forever Young Concert in つま恋』以来、6年ぶりのライブDVDとなる本作。約3年ぶりに行われた首都圏ライブから11月6日の東京・NHKホール公演の模様を収録。こちらの公演では今年リリースされたアルバム『午後の天気』の楽曲はもちろん、『落陽』や『流星』といった名曲も披露された。久々のライブだったが、最後まで声量が衰えることはなく、全22曲を歌い上げた。なお、チケットぴあwebサイトでは同公演のライブレポートを公開中。■『吉田拓郎 LIVE 2012』2013年1月30日(水)発売・LIVE DVD+LIVE CD(2枚組予定)+フォットブック8,950円 (税込み)※初回限定<スリーブ・ジャケット+特殊パッケージ仕様+フォトブック10P予定>・LIVE DVD 6,300円 (税込み)・Blu-ray 6,825円 (税込み)
2012年11月30日『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが11月19日(月)に都内で開催され、ボンドガールを務めたベレニス・マーロウ、スペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのレスリング女子55キロ級金メダリストで先日、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里が出席した。シリーズ誕生から50周年記念作品となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落してしまい…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァが復讐を胸にボンド、そして大英帝国に襲いかかる!舞台挨拶前に行われたレッドカーペットイベントには黒いドレスで登場したベレニスだったが、今回は胸元の開いた明るい色のドレスで登場。満員の観客を前に日本語で「みなさん、こんばんは」と挨拶した。ダニエル・クレイグ演じる“007”との共演については「ジェームズ・ボンドと共演するために毎朝早起きするのは大変だったわ(笑)」と冗談めかして答えつつも、「素晴らしい経験になりました」と充実した表情を見せた。改めて本作について「素晴らしい才能、そして美しい心を持った方々と一緒に組んで作ることができました。ぜひ楽しんでいただけたら」とこれから映画を観るファンに呼びかけた。吉田さんは、ボンドガールもかすむような鮮やかな真紅のドレスで登場。「ボンドガールの仲間入りができるようにキメて来ました」と対抗心を露わに。「こんな素晴らしい綺麗な格好をすることもないので」と照れつつ、「(ボンドガールに)なりたいなと思いました」と美しいドレスに身を包んですっかりその気になったようだ。ひと足先に映画を鑑賞したが、ボンドについて「国を愛し続けて戦う姿がカッコいいです」と絶賛する。戦う姿だけでなく「シャワーでキスしているシーンが…」とセクシーな姿にもメロメロ。「もし自分だったらと想像した?」という報道陣の問いかけに「そこまで妄想はしてないです!」と笑顔で返していた。「007」シリーズは50年で23作、吉田さんはオリンピックと世界選手権合わせて13連覇と積み重ねによる偉業は共通するところだが「私の場合はみなさんの応援のおかげ。この映画のように愛され続けるように頑張りたい」と慢心することなくさらなる継続へ向けて意気込みを語った。『007 スカイフォール』は12月1日(土)より公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日『悪人』『パレード』など数々のベストセラーで知られる吉田修一の同名小説を映画化した『横道世之介』(よこみちよのすけ)が27日、第25回東京国際映画祭の特別招待作品としてワールドプレミア上映され、主演を務める高良健吾とメガホンを執る沖田修一監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台あいさつに登壇した。その他の写真1980年代を舞台に、高良演じる上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く個性的な面々の人生を描く本作。高良と沖田監督のタッグは、テレビドラマに始まり、映画『南極料理人』、『キツツキと雨』に続いて4度目となり「僕にとってはイキイキしていられるのが、沖田監督の現場」(高良)、「いつか主演を…、と思っていた。今回は思う存分にやってもらった」(沖田監督)と今やそのコンビネーションは鉄板だ。主人公“世之介”は、人懐っこい笑顔を振りまくどこにでもいそうなお人好しという設定。これまでは対照的にクールな印象も強かった高良だが「役者として“狙ったり”、欲を出してしまうのは良くないなと思った。あくまで普通にこだわった」と役作りをについて語った。一方の沖田監督も「とても軽やかな原作で、登場人物たちが動いているのを見てみたいなと思った」とこちらも自然体で撮影に臨んだ。世之介のガールフレンドで社長令嬢の祥子を演じるのは、人気女優の吉高由里子。高良にとっては『蛇とピアス』以来約5年ぶりの再共演で「以前に比べると、二人ともよくしゃべりましたね。当時はお互い、とても暗かったので…(笑)。吉高さんとの共演は、予期せぬことが起こるから楽しいです」と手応え十分。沖田監督は「現場での爆発力がすごい」と吉高との初仕事に圧倒されていた。映画には高良、吉高に加えて、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派から、きたろう、余貴美子らベテラン勢まで幅広くキャスティングされている。沖田監督は「前作、前々作がおじさん、おばさん(笑)だらけだったので、若い面々と一緒に撮影できたことは僕にとっても面白かった」と振り返った。『横道世之介』2013年2月23日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月29日吉田修一の同名人気小説の映画化した『横道世之介』が10月27日(土)、第25回東京国際映画祭にて特別招待作品としてお披露目となり、主演の高良健吾と沖田修一監督が舞台挨拶に立った。長崎生まれで大学進学のために18歳で上京した世之介。お人好しで憎めない図々しさで人の心を掴んでいく彼と、ガールフレンドの祥子を始めとする周囲の人々の青春とその後を当時の時代背景と共に描き出す。高良さんにとっては沖田監督作品出演はドラマ「青梅街道精進旅行」、『南極料理人』、『キツツキと雨』に続き4作目。「自分に撮って現場はつらいものという思いが若干あるんですが(苦笑)、沖田組は上手い下手でなく生き生きとしてられる場所」と明かす。今回、演じた世之介は厚かましさに嫌みのない不思議なパーソナリティの持ち主で観る者をクスリとさせる微笑ましさがあるが、高良さんは役づくりについて「逆に意識せずに臨みました。脚本を『面白いな』と思いながら読んでたんですが、そういう部分を狙っていやらしく見えるのが嫌だったので、狙わないことを意識しました」とふり返った。沖田監督も「それが高良くんのいいところ。僕は舞台裏でお茶飲んでるときの姿も知ってますが、そういう姿が世之介に近いと思った。『いつか高良くんを主役に』と思ってたんですが、今回思う存分やって、でも互いに肩の力を入れずにできたと思います」と強い信頼関係を伺わせた。ヒロイン役として吉高由里子も出演しており、高良さんとは『蛇にピアス』以来の共演となる。高良さんは「『蛇にピアス』のときは『暗かったね』と話したんですが、今回は明るくやれてそこが違ったかなと思います。予期せぬことが起きるのが楽しい(笑)。吉高さんじゃないとできないテンションや間がある」と絶賛。沖田監督も「爆発力があります。こっちがきちんと用意して臨むとそれに応えてくれる。見ながら『スゲーな』とつぶやいてました」とその魅力を明かした。最後に、高良さんは「素敵な原作で沖田さんと主演でやらせていただけたこと、こういう役はあまりしてこなかったけど、このタイミングでできたことはデカかったと思います」と、自らのキャリアにとっても大きな意味を持つ1作となったことを強調。「また俳優を続けていく中で、ずっと沖田さんとはやっていきたい」と笑顔を見せた。『横道世之介』は2013年2月23日(土)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年10月28日2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一著の話題作を、メインキャストに高良健吾&吉高由里子を迎え、『キツツキと雨』の沖田修一監督が実写映画化する『横道世之介』。このたび、本作の主題歌が「アジカン」ことロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の新曲「今を生きて」に決定!『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作に、1980年代、そして上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描き出す本作。先月、2年3か月ぶりとなるオリジナル・アルバム「ランドマーク」をリリースしたばかりのアジカンが、本作の主題歌として書き下ろした新曲「今を生きて」は、主人公のキャラクターを象徴するかのような祝祭感に満ちたミディアムナンバー。彼らの新たな一面を垣間見せる楽曲に仕上がっているという。実は、「アジカン」と高良さんのタッグはこれが3度目!1度目は彼らのシングル曲「新世紀のラブソング」のミュージックビデオに高良さんが出演、2度目は高良さんが主演を務めた2010年公開作品『ソラニン』のメインテーマをアジカンが手がけた。「家族や友達や恋人や、世界そのものが、愛おしくなるような、そんな作品でした。そういう想いに、そっと花を添えるような、そんな楽曲を作ることができたと思います」とボーカル・後藤正文は楽曲に込めた思いをコメントしている。そして、もはや偶然とは思えない今回のコラボレーションに主演の高良さんからは「アジカンはいつも、僕をキュンとさせてくれる。ふと忘れている感情をいつも“生もの”にしてくれる。今回も『横道世之介』にぴったりな、イエイな曲です。心が舞う」と楽曲を大絶賛!沖田監督も「初めて聞いたとき、映画の主人公・横道世之介のような曲だなと思いました」とその仕上がりに大満足している様子。先日にはユニークな予告編も公開となり、徐々に明らかとなる本作の世界観。果たして、アジカンが奏でる“『横道世之介』”とは?いまから来年の公開が待ち遠しい。『横道世之介』は2013年2月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年10月02日人気小説家・吉田修一による青春感動巨編を、メインキャストに高良健吾、吉高由里子を迎えて、『キツツキと雨』の沖田修一監督が実写映画化する『横道世之介』。本作の公開に先駆け、このたび太陽の姿に扮した高良さん演じるサンバサークルメンバーの世之介が、軽快なステップでサンバを披露する姿が収められたユニークな特報映像が到着!『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作に、1980年代、そして上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描き出す。『蛇にピアス』や『軽蔑』など、これまで眼光鋭いクールな印象の強かった高良さんだが、今回公開となった特報映像では一変、人懐っこい笑顔を見せて世之介を演じている。そして世之介のガールフレンドで社長令嬢の与謝野祥子役を務めるのは吉高さん。「世之介さ~ん!」と熱狂的に呼びかけたり、暑がる世之介をかいがいしくうちわであおいであげたりと、世之介が好きで好きでたまらない様子が伝わってきて、なんとも愛らしい。そのほか池松壮亮、伊藤歩、綾野剛に加え、世之介の両親役のきたろうと余貴美子ら豪華俳優陣による個性豊かなキャラクターも同予告編に登場。それぞれの登場人物が世之介と過ごしたときを思い出しながら、「世之介」と名前を連呼しており、それがサンバのリズムに乗せて展開していく今回の特報映像。高良さんの新たな魅力、そして作品のもつ温かな雰囲気がひしひしと伝わってくる映像に仕上がっている。ひと足お先に、最高に愛おしい『横道世之介』の世界を覗いてみては?『横道世之介』は2013年2月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年09月28日吉田拓郎が3年ぶりにライブを行う事が決定した。【公演情報はこちら】今回のタイトルは「吉田拓郎 LIVE 2012」。今年6月にリリースしたアルバム『午後の天気』で、アレンジとキーボードで参加した武部聡志と、ギタリスト鳥山雄司が13年振りにライブに参加する。ライブ日程は10月22日(月)東京国際フォーラム・ホールA、25日(木)大宮ソニックシティ 大ホール、29日(月)パシフィコ横浜国立大ホール、11月6日(火)東京・NHKホールの4公演。今回の公演について、本日8月27日放送の『坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』にてコメントが予定されている。なお、オフィシャルサイトでは、9月29日(土)のチケット一般発売に先がけて、8月29日(水)午前12時から9月10日(月)23時59分まで、オフィシャル先行受付を実施。■「吉田拓郎 LIVE 2012」日程:10月22日(月)東京国際フォーラム・ホールA10月25日(木)大宮ソニックシティ 大ホール10月29日(月)パシフィコ横浜国立大ホール11月6日(火)NHKホール(東京都)(各開演18:30/全席指定・9,000円)
2012年08月27日