オルゴール博物館展 in 半田赤レンガ建物 ~古人(いにしえびと)から子供たちへ音色の架橋~京都嵐山オルゴール博物館 実行委員会は、世界最古のオルゴールを初め、オルゴール黎明期に製作された様々なオルゴールの企画展として【オルゴール博物館展 in 半田赤レンガ建物】を2022年10月6日(木)~10月16日(日)まで、半田赤レンガ建物(愛知県半田市榎下町8)で開催いたします。詳細URL : 館内マップオルゴールのイメージを覆す企画展当展覧会では、会場2フロアを使用し、博物館ブースとして約50点のオルゴールコレクションをご紹介。併設でオルゴールショップも期間限定でOPENします。博物館ブースでは、世界最古のオルゴールを初め、オルゴール黎明期に製作された宝飾、時計、小物、シリンダーオルゴール、ディスクオルゴール、オートマタ(自動人形)、蓄音機、大型自動演奏楽器などのオルゴールの様々な姿を通して自動演奏楽器の歴史をご紹介します。オルゴールの歴史と併せて、世界の歴史も堪能できる企画展です。本企画展の魅力魅力①貴重な「世界最古のオルゴール」特別展示決定!京都嵐山オルゴール博物館は1994年に開館し、開館後まもなく、世界最高峰と称されるオルゴールメーカー(スイス)リュージュ社の創業家社長ギド・リュージュ氏のコレクションを譲り受けました。そのコレクションは、質、量ともに世界でも有数のもので、世界最古のオルゴールやマリーアントワネットが愛したオートマタ(自動人形)・ナポレオンが将校に贈呈した嗅ぎ煙草入れなどが含まれており、西洋の貴重な文化遺産といっても過言ではありません。プライベートコレクションであったそのオルゴールは自宅内で保管され、来客のお客様にだけ公開されていた特別なものでしたが、ギド氏の願いでもあった、オルゴール文化を後世に継承し、コレクション保全することを使命として、このたびオルゴール博物館展にて「世界最古のオルゴール」など、貴重なコレクションの一部の特別展示が決定いたしました。魅力②100年の時を超えて ”つなぐ” 【アンティークオルゴール修復プロジェクト】今回開催の半田赤レンガ建物を皮切りに、ゼンマイ仕掛けのアナログで素晴らしい文化を多くの方々にご紹介するため、日本全国でのオルゴール博物館展開催を企画しています。しかし、制作から100年、150年と経過したオルゴールは大掛かりな修復が必要なため、修復費用の一部のサポートお願いするクラウドファンディングを立ち上げました。この度、Makuakeさんを通して立ち上げたこのプロジェクトでは、締め切りまで1週間を残し、目標金額の1,000,000円を上回る多くのご支援をいただいております。下記、ご支援による修復予定作品の一部です。ピエロエクリヴァン仮面をあやつる道化師レジナフォンスタイル250魅力③京都嵐山オルゴール博物館より出張にて、名物館員佐野による実演・解説決定!当館博物館員で、名物解説員として活躍しているスタッフ佐野 功(さの いさお)博物館が開館した1994年当時からのスタッフで、今年還暦60歳になりました。オルゴール博物館と共に歩んできた、オルゴール文化の伝承者といっても過言ではありません。独特な雰囲気と解説の面白さから、お客様よりお褒めの言葉やファンレターを頂くこともある名物館員です。また、京都の観光に貢献したとして、京都市より様々な表彰をされています。今回の企画展では、名物館員「佐野」による実演・解説もたっぷりお楽しみいただけます。イベント概要開催日:2022年10月6日(木)~10月16日(日)開催時間:平日 10:00~19:00 (最終入館18:00)土日祝 9:30~21:00 (最終入館20:00)会場:半田赤レンガ建物 (〒475-0867 愛知県半田市榎下町8)主催:京都嵐山オルゴール博物館実行委員会後援:半田市・半田市教育委員会・在日スイス大使館協力:半田赤レンガ建物・株式会社トヨタエンタプライズURL: アクセスお問合わせ京都嵐山オルゴール博物館実行委員会TEL : 080-3584-6934 (担当 : ふくしま・ひらい)mail : hirai@reuge.co.jp 〈お問合わせ対応時間〉会期前(~10/5まで) : 10:00~17:00 (土日祝日を除く)会期中(10/6~10/16) : 平日10:00~19:00 / 土日祝 9:30~21:00オルゴール博物館展チラシ.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月22日国立科学博物館(東京・上野公園)では、著名な化石ハンターであるロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年を記念した特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」を、10月10日(月・祝)まで開催しています。本展は、化石ハンターとして世界的に有名なロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年を記念した展覧会です。本展の目玉展示が、「チベットケサイ」の全身骨格復元標本と生体復元モデルであることや、太古に生きたチベットケサイの展示をきっかけに現在絶滅の危機にあるサイについて考える機会になることを願って、来る9月22日の「世界サイの日」※から、『ケ』サイの日キャンペーンを実施いたします。※「世界サイの日」は、世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会により2010年に提唱された記念日です。<チベットケサイ全身骨格復元標本(左)と生体復元モデル>国立科学博物館蔵【キャンペーン<ちべたんシール>プレゼント!】ちべたんシール「チベットケサイ」の生体復元モデルは親子での展示となっており、子どものチベットケサイが、一部で「可愛すぎる」と言われファンが増えていることをきっかけに、SNS上で名前を募集するキャンペーンを実施しました。応募総数169点の中から、本展の総合監修の木村由莉先生(国立科学博物館 地学研究部 生命進化史研究グループ 研究主幹)の選考により、子どもチベットケサイの名前が「ちべたん」に決定しました。今回は、『ケ』サイの日キャンペーンとして、展覧会オリジナルグッズの中でも人気の高い、木村先生監修のチベットケサイの親子ぬいぐるみをモチーフとした<ちべたんシール>を、9月22日(木)から高校生以下のご来場者にプレゼントいたします。本キャンペーン限定のちべたんグッズをぜひ、手に入れてください!■実施期間 :9月22日(木)~ ※数量限定(5,000枚)、なくなり次第終了■プレゼント内容:<ちべたんシール>を未就学児 及び 小・中・高校生以下のご来場者にプレゼント ※おひとり様1枚まで【「世界サイの日」について】世界サイの日(World Rhino Day:ワールドライノデー)は、2010年に世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature:WWF)の南アフリカ委員会が発表した記念日です。現在、世界に野生で生息している5種類のサイ(シロサイ、クロサイ、スマトラサイ、インドサイ、ジャワサイ)の全てが絶滅の危機に瀕しているサイの現状を広く理解し、保護するために提唱されている日です。※(参照) 【チベットケサイについて】チベットケサイは鮮新世(約500万~320万年前)にチベット高原に生息していたサイの一種。チベットケサイの化石発見は、寒冷な厳しい環境に適応した哺乳類が氷河時代に各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を裏付ける証拠のひとつとなりました。<チベットケサイ生体復元モデル>国立科学博物館蔵・チベットケサイ[英語名:Tibetan woolly rhinoceros]・学名/Coelodonta thibetana(コエロドンタ チベターナ)・産出地/チベット高原(ザンダ盆地)・分類/哺乳綱 奇蹄目 サイ科・時代/新生代 鮮新世(約500万~320万年前)【開催概要】●展覧会名 : ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」●会期 : 2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)※会期等は変更になる場合がございます。●開館時間 : 9時~17時 ※入場は閉館時刻の30分前まで●休館日 : 9月20日(火)、26日(月)●入館料 : 一般・大学生 2,000円 小・中・高校生 600円(各税込み)●入場方法 : ご入場されるすべてのお客様は、事前に公式サイトで日時指定予約が必要です。当日、会場で販売する当日券での入場枠も設けていますがご入場までお待ちいただく場合や入場枠が完売した際は入場できません。●会場 : 国立科学博物館(東京・上野公園)〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20●主催 : 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京●お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)●公式サイト: ●公式SNS : @kasekihunters(Twitter、Facebook、Instagram)※今後の諸事情により、開館時間や休館日等について変更する場合がございます。最新情報は公式サイト等でご確認ください。※本リリースに掲載の広報用画像や取材をご希望の場合は、下記広報事務局までご連絡ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月20日株式会社SCRAP(所在地:東京都渋谷区、代表者:加藤隆生)は、東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:藤原誠)にて開催中のリアル脱出ゲーム『東京国立博物館からの脱出』のプロモーション企画として、上野恩賜公園にて無料で遊べる謎解きイベントを2022年9月17日(土)より開催いたします。イベント特設サイト: 謎解きを通して参加者がまるで“物語の登場人物”になったかのような体験ができる『リアル脱出ゲーム』。『東京国立博物館からの脱出』は日本で最も長い歴史を持つ博物館である東京国立博物館を舞台に、同館の創立150年を記念して、株式会社SCRAPとのコラボレーションにより制作されました。本作は謎解きキットとスマートフォンの専用アプリを使いながら、館内を周遊して謎を解く形式のリアル脱出ゲーム。時間制限がないため、謎解き初心者の方にもオススメです。2022年5月よりスタートした本イベントには、わずか4ヶ月ですでに18,000人以上が参加。作品をじっくりと鑑賞しながら同時に謎解きを楽しめる点に、好評の声が多数寄せられている大人気イベントとなっています。今回新たに、東京国立博物館が位置する「上野恩賜公園」を舞台に、無料で遊ぶことのできる謎解き企画の開催が決定いたしました!参加者は『東京国立博物館からの脱出』本編にも登場する、“作品の声”を聞くことのできるツール「モノチャット」を駆使して、上野恩賜公園の様々な作品に触れながら、謎を解き明かすことを目指します。参加方法は、キャンペーンチラシを上野恩賜公園周辺の設置店舗で手に入れるだけ。チラシを受け取った後すぐに遊べる上に、上野恩賜公園を散策しながら制限時間なくご自分のペースでお楽しみいただけますので、『東京国立博物館からの脱出』参加前の腕試しとして、ぜひ謎解きをお楽しみください。▼『東京国立博物館からの脱出』プレイイメージ『東京国立博物館からの脱出』開催記念 上野公園無料謎解き企画概要■イベント概要専用の「謎解きチラシ」を設置店舗で受け取った後、すぐにご参加いただける謎解きイベントです。『東京国立博物館からの脱出』本編にも登場する、“作品の声”を聞くことのできるツール「モノチャット」を駆使して、上野恩賜公園の様々な作品に触れながら手がかりを集め、チラシに書かれた謎や暗号を解き明かすことができればゲームクリアです。※本編で使用する「『東京国立博物館からの脱出』 専用アプリ」は、本イベントでは使用いたしません。※本イベントでは、コミュニケーションアプリ「LINE」を使用します。スマートフォンやタブレットなど、インターネットに接続できる端末をご持参いただきますようお願いします。■プレイ形式想定プレイ時間 : 60分程度(制限時間はございません)参加人数 : 制限なし料金 : 無料※上野恩賜公園の開園時間は午前5時〜午後11時です。(時間外は立入禁止)■「謎解きチラシ」設置店舗・東京文化会館(東京都台東区上野公園5−45)・池之端ライブスペースQui(京都台東区上野2丁目12−2 パークサイドビル 4F)・その他リアル脱出ゲーム各店舗(東京ミステリーサーカス、吉祥寺店、下北沢店、浅草店、東新宿店、横浜店)※2022年9月17日(土)14時以降に順次設置。配布開始時刻は設置場所により異なりますのでご了承ください。※チラシがなくなり次第終了となります。※設置店舗は順次追加予定。リアル脱出ゲーム『東京国立博物館からの脱出』概要■イベント特設サイト ■イベントCM ■ストーリー2022年に創立150年を迎えた東京国立博物館。あなたはそんな博物館の近くの小さな探偵事務所に入所したばかりの新人。ある日、事務所に一本の電話が鳴り響く。「トーハクの創設の起源となった博覧会関係者の1人が集合写真から消えてしまったんです! そして、不思議なことにその人物のことを誰一人として思い出せないんです! どうか、この奇妙な出来事を解明してくれないでしょうか?」依頼人は博物館の職員。手がかりの少ない依頼内容に頭を抱えていたあなたに探偵事務所の所長がある助言をする。「人に聞くことができないなら、〝作品〟から話を聞けばいいんだ」人々を見守り続けてきた仏像。美しいルビーで彩られた双子のザクロの置物。古代エジプトからやってきた沈黙するミイラ。あなたは調査アプリを駆使し、博物館に展示されている作品たちへ聞き込みに向かう。果たして、博物館で起こった謎の出来事の真実に辿り着くことができるのか?■プレイ形式・制限時間 : なし(プレイ時間の目安は2~3時間です。)・参加人数 : 制限なし・場所 : 東京国立博物館展示館内・敷地内屋外・開始タイミング : 随時スタート(ただし、謎解きキット購入時に指定された時間からの開始となります。)・プレイ方法 : 謎解きキットと専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを使用(東京国立博物館において参加用のスマートフォン、イヤホンの販売/貸し出しはございません。必ずご持参ください。)※プレイ可能時間は東京国立博物館の総合文化展の開館時間に準じます。■開催会場、日程会場:東京国立博物館(〒110-8712東京都台東区上野公園13-9)日程:好評開催中!■販売情報・謎解きキット販売価格2,200円(税込)※前売り、学生一律金額※別途東京国立博物館入館料が必要・販売スケジュール好評販売中!・謎解きキット予約/当日販売場所<事前予約>スクラップチケット(スクチケ) <当日販売>東京国立博物館正門窓口※当日販売も行いますが、売り切れてしまう可能性がありますので、スクラップチケットからの事前予約を推奨いたします。主催:SCRAP/東京国立博物館以下補足情報■リアル脱出ゲームとは?2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実 世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されている。07年に初開催して以降、現在までで940万人以上を動員している。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントである。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。☆公式サイト→ ☆ツイッターアカウント→@realdgame■東京国立博物館とは?東京国立博物館(トーハク)は、明治5年(1872)に湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会をはじまりとする、日本で最も長い歴史をもつ博物館です。日本を中心にした東洋のさまざまな国や文化の美術作品、歴史資料、考古遺物などを集めて大切に保管しています。収蔵品は約12万件におよび、総合文化展と呼ばれる常設展示では約3,000件を展示替えをしながら常時公開しています。教科書でみた名品を見られる博物館です。☆公式サイト→ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月16日民間事業者有志組織である「光と食のアンサンブル実行委員会」(代表主幹:株式会社日商社)は、今年12月に京都国立博物館の広場を会場に、光と食のコラボレーションイベントを初めて開催します。本イベントでは、明治30年の開館当初の姿をとどめる明治古都館の壁面にクリエイティブカンパニー『ネイキッド(NAKED, INC.)』が手がける「花」をモチーフにした新作プロジェクションマッピングを上映(15分ごとの入替制)し、明治古都館が見つめてきた京都の歴史を上映します。また、この会場でしかお目にかかることができない京都ゆかりのあるお店が手掛けるスイーツ販売ブースや周辺ホテルとのタイアップ企画などを予定。12月の京都国立博物館を会場に光と食のコラボレーションで京都に花を咲かす初開催のナイトイベントです。また、本イベントは、株式会社ネイキッドが京都市内各所や宇治市、大津市などで展開する「NAKED GARDEN ONE KYOTO supported by 三菱UFJ銀行」(会期:2022年9月15日~12月25日)の関連イベントとして開催します。<イベント詳細> 光と食のアンサンブル ~花宵の宴 Directed by NAKED~■光と食のアンサンブル ~花宵の宴 Directed by NAKED~日時:2022年12月10日(土)~25日(日) 18:00~21:30場所:京都国立博物館(京都市東山区茶屋町527)京阪電車七条駅下車徒歩7分入場:当日券 大人 1,500円/小中学生 1,000円(未就学児無料)前売券 大人 1,000円/小中学生 800円(未就学児無料)※価格は全て税込み全国のコンビニで2022年10月発売開始予定主催:光と食のアンサンブル実行委員会 (代表主幹:株式会社日商社)本イベントは、「京都の文化・観光振興」を目的に民間事業者が企画したもので、冬の京都及び夜の京都で若者が楽しめる新たな文化・観光コンテンツを開発するとともに、メイン会場だけでなく京都市内のホテルやカフェとも連携した取り組みで市内の様々な文化に触れる機会を創出するものです。最新テクノロジーの光の演出と重要文化財である京都国立博物館・明治古都館とのコラボレーションで次世代に繋がる新たな文化への昇華を目指します。また、京都ならではの限定スイーツが手に入る販売ブース出展で[光と食のコラボレーション]を実現します。■光の演出のポイント“花”をテーマに、光や音、プロジェクションマッピングなど京都国立博物館の広場全体を活用した演出を行い、夜の京都の新たな魅力を生み出します。15分おきに行うショータイムでは、120年以上の歴史を持ち重要文化財である明治古都館の壁面へ、大規模なプロジェクションマッピングを実施。明治から令和の時代の流れを見守ってきた明治古都館が、いつの時代も美しい“花”をモチーフに、それぞれの時代をめぐるストーリーを光や音とともに空間全体で上演します。明治古都館プロジェクションマッピング イメージ■食ブースのポイント京都ゆかりの店舗や事業者が会場限定のスイーツや甘味を特別販売いたします。そのほか、京都市内ホテルなどでチケット付き宿泊プランなど、タイアップ企画を予定しています。出店店舗やタイアップ企画については順次公開予定。■NAKED, INC.(ネイキッド)についてNAKED, INC.(株式会社ネイキッド)1997年に村松 亮太郎が設立したクリエイティブカンパニー。アートからエンターテイメント、カルチャー、伝統、教育、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆるSCENE(シーン)において、新たな体験や価値を生み出している。物語性をコアに据えながら、最新技術からアナログ的表現まで幅広い手法を融合して作り出すコンテンツや空間演出が特徴。URL : Instagram: @naked_inc 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月14日この度、2022年11月1日(火)に国立科学博物館で開催される特別展「毒」のタイアップソングに、“楽器を持たないパンクバンド” BiSH(ビッシュ)の9月リリースの新曲「UP to ME」が決定しました。国立科学博物館主催の特別展と、BiSHの「中毒性」のあるサウンドとの、初めてのタイアップが実現。本タイアップソングは特別展「毒」のCMはもちろん、音声ガイドなどで使用される予定です。さらに、BiSHの限定オリジナルグッズ付き企画チケットも販売予定です。詳細は後日発表です。また、特別展「毒」ティザーCM BiSH verも解禁されました。【アイナ・ジ・エンド メッセ―ジ】「毒というのは少し怖いけれど だからこそ気になってしまったり、知りたくなったり。ドキドキしたりします。知れば知るほど、面白い存在です。"UP to ME"が特別展「毒」のタイアップソングになったと伺ったとき、"UP to ME"は、一見かっこいいサウンドですが歌詞を読み解けば、等身大でもがく姿が描かれていたりという、知っていくと深く好きになる要素が"毒"と似ているのかな?と思いました。今回の展示では、様々な毒の可能性、見方を紹介するということで、とても楽しみです。BiSHは楽曲で色を添えたいと思っています。」特別展「毒」タイアップソングBiSH「UP to ME」(2022年9月21日(水)発売)BiSH プロフィールアイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる“楽器を持たないパンクバンド” BiSH。2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー。2016年5月avex traxよりメジャーデビュー。以降、「オーケストラ」「プロミスザスター」「My landscape」「stereo future」等リリースを重ね、2021年にはアリーナツアーを開催。2023年をもって解散することを発表し、解散に向けて「BiSHからのPROMiSE」遂行中。国立科学博物館 特別展「毒」【開催期間:2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)】毒ってコワい?でも、コワいからこそ、ドキドキする。科博“初”!「毒」をテーマにした特別展 2022年秋 開催!毒は基本的にヒトを含む生物に害を与える物質として理解されています。しかし、毒のなかには単に毒にとどまらず、薬効をもつものもあります。「生物に何らかの作用を与える物質」のうち、人間にプラスに働くものを薬、マイナスに働くものを毒と呼んで、多様で複雑な自然界を理解し、利用するために人間が作り出した概念と考えることができます。人体に有用なものでも、摂りすぎると毒になることがあります。また、アレルギー反応にみられるように、感受性の高低によっても毒性は異なります。本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学の各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、国立科学博物館ならではの視点で解説していきます。毒をテーマにした特別展は、国立科学博物館では初めての開催となります。自然界、そして人間の社会にはさまざまな毒が存在します。毒とそれに関わる生物との関係を知ることは、自然界の神秘と驚きに満ちた一面を知ると共に、現代社会を生きるうえで大きな助けとなると考えています。本展は、様々な「毒」世界を探求することにより私たち人間のこれからの未来も考えていく特別展です。【開催概要】◆展覧会名:国立科学博物館 特別展「毒」◆会 期:2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)◆会 場:国立科学博物館(東京・上野公園)◆開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)◆休 館 日:月曜日、12月28日(水)~1月1日(日・祝)、1月10日(火)※ただし1月2日(月・休)、9日(月・祝)、2月13日(月)は開館◆お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)・03-5814-9898(FAX)◆公式サイト: ◆公式Twitter:@doku_ten◆主催:国立科学博物館・読売新聞社・フジテレビジョン【監修者】細矢剛(監修統括、国立科学博物館 植物研究部長)中江雅典(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹)吉川夏彦(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究員)井手竜也(国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員)田中伸幸(国立科学博物館 植物研究部 陸上植物研究グループ長)保坂健太郎(国立科学博物館 植物研究部 菌類・藻類研究グループ 研究主幹)堤之恭(国立科学博物館 地学研究部 鉱物科学研究グループ 研究主幹)坂上和弘(国立科学博物館 人類研究部 人類史研究グループ長)林 峻(国立科学博物館 理工学研究部 理化学グループ 研究員) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月12日トヨタ自動車株式会社の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、自動車文化の醸成と継承を目的に、地域に根ざしたイベントとして「第33回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を10月9日(日)、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で開催します。スタートの様子本年は11月に愛知県内でフォーラムエイト・ラリージャパン2022が開催され、また10月にトヨタ博物館の分館である富士モータースポーツミュージアムが開館するのを記念し「モータースポーツ」をテーマとします。パレードでは長久手市内を拠点にラリーで活躍する勝田照夫さん、勝田範彦さん親子が先導するラリーカーに続き、30年以上前に生産されたクラシックカーが長久手市内を走ります。公道パレードは、多くの方に沿道で応援していただけるよう長久手の市街地を通過するコースとしています。トヨタ博物館から愛・地球博記念公園まで、一般参加車両100台が長久手市内を走行。日米欧の自動車の歴史100年にわたる車列は圧巻です。会場では、パレード参加車両の展示に加えて、勝田さんや関係者のトークショーを開催しWRCの魅力や11月10日から開催される最終戦Rd.13の見どころについて存分に語っていただきます。また、今年は3年ぶりにトヨタ博物館から展示車両も出展いたします。なかでも注目はトヨタ7のエンジンパフォーマンス!イベント展示ゾーンでは、レストア紹介、GRヘリテージパーツ関連の展示、交通安全啓発などを予定しています。イベントの様子は、後日、トヨタ博物館公式YouTubeチャンネルとケーブルテレビ局「ひまわりテレビ(ひまわり11)」にて配信します。なお、新型コロナ感染防止対策として、愛・地球博記念公園会場では入場者数管理を実施します。当日が愛知県への緊急事態宣言発令と重なるなど、感染を取り巻く情勢次第では大幅な入場制限となりますので、必ず最新情報をトヨタ博物館ホームページでご確認ください。 開催概要は、以下のとおりです。(1)日時10月9日(日) 9:30~16:00(入場無料)、雨天決行※雨天の場合、内容を一部変更する可能性がございます。※悪天候など諸事情により中止とさせていただく場合がございます。(2)会場愛・地球博記念公園(モリコロパーク)※パレードは8:45にトヨタ博物館から出発(3)参加車両一般参加車両 約100台、イベント用車両 約10台 他(4)スケジュール[8:45~10:45] クラシックカーパレード[9:30~16:00] 車両展示(5)プログラム詳細:■クラシックカーパレード(8:45~10:45)日米欧の一般参加車両約100台が長久手市内の公道約14kmをパレード[8:30 出発式(トヨタ博物館)、8:45 順次出発 10:40 ゴール]トヨタ博物館~脇交差点~市ケ洞交差点~岩崎竹の山北交差点~消防署北交差点~熊張真行田交差点~長久手温泉ござらっせ~愛・地球博記念公園■車両展示(9:30~16:00)パレードを終えた一般参加車両約100台を一堂展示■イベントゾーン(9:30~16:00)◇モータースポーツゾーン・トヨタ7ターボ(日本/1970)エンジンパフォーマンストヨタ7のエンジンを実際に始動・モータースポーツ車両の展示トヨタ7(日本/1970)、トヨタ セリカ TA64型(日本/1985)、トヨタ MIRAI ラリー(日本/2015)(以上 トヨタ博物館所蔵)GRヤリス ラリー仕様(日本/2021)・富士モータースポーツミュージアム2022年10月7日にオープンする富士スピードウェイ隣接のミュージアムやホテルの最新情報を紹介。・フォーラムエイト・ラリージャパン2022WRCの魅力を紹介協力:ラリージャパン事務局◇レストアゾーン・GRヘリテージパーツ復刻部品の展示 他・クルマよろず相談修復中のクラシックカーや部品の展示など、レストア全般についての紹介・相談ブース協力:新明工業株式会社・KINTO「Vintage Club by KINTO」の告知イベント◇体験イベントゾーン・トヨタ博物館収蔵クラシックカーと記念撮影フォード モデルT ツーリング(アメリカ/1914)ランチア アストゥーラ ティーポ 233C(イタリア/1936)・交通安全反射材製作体験、反射神経診断、死角体験、服装見やすさ診断◇地域情報ゾーン・地域出展者による各種情報提供と体験型イベント日本介助犬協会によるチャリティーグッズ販売愛知県都市整備協会、長久手市観光交流協会・トヨタ博物館ミュージアムショップ出店※内容については、天候等諸事情により変更となる場合があります。(6)後日配信:YouTube(トヨタ博物館公式チャンネル*1)、ひまわりテレビ(ひまわり11*2)でパレード・会場の様子を放送します。*1 トヨタ博物館公式チャンネル( )*2 ひまわり11:豊田市・みよし市・長久手市でケーブルテレビの「ひまわりネットワーク( )」に接続している世帯で視聴可能なチャンネル(7)交通案内(会場の駐車場不足のため下記を実施)・パークアンドライド当館の南側に「臨時駐車場(300台・無料)」をご用意。最寄り(徒歩4分)の芸大通駅からリニモに乗り、愛・地球博記念公園駅まで。※リニモ1DAYフリーきっぷでトヨタ博物館入場無料、ショップ割引 他特典付き(8)後援・協力・後援:愛知県、長久手市、愛知県教育委員会、長久手市教育委員会、公益財団法人 愛知県都市整備協会、一般社団法人長久手市観光交流協会・協力:愛知高速交通株式会社(リニモ)(9)新型コロナウイルス感染防止対策新型コロナウイルス感染防止対策として以下実施します。・37.5度以上の発熱の方の入場をお断りします。・会場内でのマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保にご協力ください。・キッチンカー等飲食サービスの提供はありません。・新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の事前ダウンロードをお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月08日福岡県北九州市にある、『北九州市立いのちのたび博物館』では、古い時代の生物の化石や、隕石、リアルに動く恐竜のロボットなどを展示しています。また、そのほかにも、さまざまなテーマに基づいた特別展を開催。2022年3~5月までは、馬の生態や、人との歴史について紹介する『まるごとウマ展-ウマと人のキズナ-』を開催していました。同特別展を訪れた、べろろん(@beroron)さん。展示を楽しんだべろろんさんは、グッズとして販売されていたTシャツを購入しました。部首が『うまへん』の漢字がズラリと並ぶデザインが気に入ったそうです。しかし、実際に購入したTシャツを着てみると、着心地が悪かったといいます。なぜか、Tシャツの内側に馬のイラストが印刷されていたのです。北九州のいのちのたび博物館で春に開催されていたウマ展のグッズTシャツ。表は無地、裏は馬へんの漢字が敷き詰められているデザイン。よく見ると表側の裏地に馬のイラストが上下逆にプリントされていて、当然ながらそのまま着るとプリント部が肌に触れて着心地が悪い。さすがにクレームを入れたわ。 pic.twitter.com/8BWcgATEBh — べろろん (@beroron) September 4, 2022 プリントミスかと思ったべろろんさんは、博物館に「プリントミスではないか」と確認しました。もし、表にプリントされるべきものが、ミスで内側に印刷されていたとしたら、交換してもらいたいもの。しかし、博物館からの回答は…。「ミスではなく、仕様です」Tシャツの内側にプリントされていたのは、ミスではないとのこと!ではなぜ、誰からも見えない部分にイラストがプリントしてあるのでしょうか。ミスかと思われた、正しいTシャツの着用方法がこちら!昨日クレームを入れた博物館からの回答をもらった。俺の人生史上最も想定できなかった「バグでなく仕様です」案件だった。 pic.twitter.com/xZ4yQyJb1Q — べろろん (@beroron) September 4, 2022 Tシャツを着た状態で、裏替えして頭に被ることで、馬になれるTシャツだったのです!「自分の人生史上、最も予想できなかった」と振り返る、べろろんさん。一連の投稿には「笑った」「このTシャツ、欲しい」といった声が寄せられています。・このトラップは見抜けないわ…。めちゃくちゃ欲しい。・なにこれ!考えた人、すごいな。・私もこのTシャツを買いました!なぜ内側にプリントしてあるかが分かった時、爆笑だった!・お笑いトリオ『ロバート』の秋山竜次さんのネタでこういうのありましたよねー!ちなみに、『まるごとウマ展-ウマと人のキズナ-』は、競馬関係の内容も充実しており、ファンとしてかなり楽しめる内容だったそうです。また、『いのちのたび博物館』は、昆虫標本など、常設の展示にも力を入れており、子供の夢が詰まった博物館だったとのこと。福岡県北九州市の近くを訪れた際には、『いのちのたび博物館』へ足を運んでみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年09月06日ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)の2023年春夏コレクションが、2022年9月1日(木)、東京・上野の国立科学博物館にて発表された。服飾史のモチーフを現代のウェアに「ここでは空間が時間に変わるのだ」──空間的・時間的に多彩に広がる服飾のモチーフを、決して系統立てることなく取り入れて現代のカジュアルなワードローブへと変換する今季のヨウヘイ オオノに、この言葉が似つかわしいように思える。デザイン性に富んだカジュアルウェアを基調とするコレクションは、随所に服飾史上のモチーフを散りばめている。キャミソールトップスやドレープを渡したノーカラージャケットの下にはウエストバッグを、サイドに、あるいはバックに忍ばせることで、19世紀のヨーロッパで流行したクリノリンやバッスルスタイルのドレスを彷彿とさせるシルエットに。短長ともにパンツには、十字架を彷彿とさせる星形のホールを取り入れた。そうした引用が自然と溶け込んでいるのは、あくまで現代のカジュアルウェアや素材を基調としているからだ。バッスル風のシルエットを組み立てるトップスは、バックをトレーンのように長く設定し、フロントにはスパンコールを敷き詰めて。軽快に波打つスカートには、光沢感のある素材にヴィヴィッドな色味と大胆な柄をのせて。キャミソールトップスやワンピースの裾には、弾力に富んだシアー素材を用いたホーンをあしらい、立体的なデザインを構築している。素材の切り替えも随所に用いられている。ロング丈のキャミソールワンピースには、光沢のある素材、シアー素材、ギャザーを寄せた軽やかな素材を段々に重ねる。スクエアネックのドレスは、パフスリーブやギャザーによって甘い要素を取り入れながらも、ビニールのように光沢を帯びた素材とシアー素材を組み合わせてブラックでまとめ、フェティシズムを匂わせる強さを漂わせている。ちなみに冒頭に引いた「ここでは空間が時間に変わるのだ」とは、ロマン派の作曲家リヒャルト・ヴァーグナーの《パルジファル》第1幕において、場面転換に際して歌われる言葉だ。本ショーの舞台となったのは、古代の生物の骨格標本が多数展示された1室であり、ライティングに合わせて骨格の影が踊り乱れる。展示室に立ちながら遠くに来たような感覚へと誘うこの空間が、コレクションと呼応するかのように思われた。
2022年09月04日独立行政法人国立文化財機構(本部:東京都台東区)東京国立博物館と文化財活用センターは、本年4月から開始したファンドレイジング事業、東京国立博物館創立150年記念「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」の一環として、「初音ミク」を展開するクリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:札幌市中央区)と共同で「見返り美人ミク」を制作、9月6日からコラボレーショングッズを発売します。東京国立博物館と文化財活用センターは、「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の本格修理費用を個人や企業から募る「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」を4月1日から始動、「見返り美人ミク」はこの一環として制作されるものです。コラボレーショングッズの売り上げの一部は、「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の2作品をはじめとする所蔵文化財の修理に関連する費用として、東京国立博物館に寄附されます。「見返り美人ミク 」キービジュアル Art by Rella (C) CFM本取組は2020年6月から実施した〈冬木小袖〉ミクでのコラボレーションに続き2回目となります。「見返り美人ミク」のキービジュアルは、国内外で活躍するイラストレーターのRella氏に担当いただきました。菱川師宣が描いた「見返り美人図」をモチーフに、紅色の鮮やかな振袖をまとい、前髪を立てて元結で結ぶ「吹前髪」姿のミクが、ふと振り返る一瞬を描いています。振袖の柄には桜と菊が円形にあしらわれた花丸模様が描かれ、帯は当時の人気役者の着こなしにちなんだ帯結び「吉弥(きちや)結び」と、江戸時代のファッションの流行が垣間見えます。なお、東京国立博物館平成館では、東京国立博物館・文化財活用センターが「初音ミク」と行った2つのコラボレーションを、「〈冬木小袖〉ミク」「見返り美人ミク」を描いた2人のイラストレーター(森倉円氏、Rella氏)へのインタビュー、大型タペストリーなどとともに紹介する連動企画を、9月6日(火)~10月2日(日)の期間限定で行います。■見返り美人ミク コラボレーショングッズ今回発表するグッズは12種類。キービジュアルに加えて、東京国立博物館本館の外観とゆりの木を背景にしたビジュアルから制作したグッズなど様々に展開します。グッズは東京国立博物館のミュージアムショップや「見返り美人ミク オフィシャルECサイト」( )にて、9月6日(火)より販売されます。ラインナップはさらに追加予定です。どうぞご期待ください。「見返り美人ミク」東京国立博物館背景Ver. Art by Rella (C) CFM【グッズ一覧(税込価格)】1~6は大日本印刷株式会社、7~11は株式会社CURIOUSCOPE、12は株式会社グッドスマイルカンパニーが販売。以下内容は今後変更となる可能性があります。詳細はECサイトをご覧ください。1. アクリルアート*1*2 :102,300円2. 複製画*1*3 :44,000円3. BIGアクリルスタンド*1*3 :9,900円4. タペストリー :5,060円5. アクリルブロック :3,520円6. ミニ色紙 :1,210円7. アクリルスタンド :1,650円8. アクリルコースター(2タイプ):各880円9. アクリルキーホルダー :770円10. A4クリアファイル :550円11. ポストカード(2タイプ) :各220円12. ねんどろいど *4 :価格未定*1 ECサイト等での受注生産にて販売。*2 館内ミュージアムショップでの取り扱いはありません。*3 館内ミュージアムショップでは若干数のみ販売(完売次第終了)。*4 2023年1月より受注販売予定。■「〈冬木小袖〉ミク」「見返り美人ミク」のイラストレーターへのインタビュー、設定画等を公開東京国立博物館・文化財活用センターが「初音ミク」と行ったコラボレーションを、「〈冬木小袖〉ミク」「見返り美人ミク」を描いた2人のイラストレーター(森倉円氏、Rella氏)へのインタビュー、写真撮影ができる大型タペストリーや「見返り美人ミク」の設定画・ラフ画等とともに、紹介します。期間:9月6日(火)~10月2日(日)会場:東京国立博物館平成館1階ガイダンスルーム※無料、ただし総合文化展または開催中の特別展観覧料が必要。過去の取組み例 <冬木小袖>ミク■東京国立博物館創立150年記念 踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト概要目標金額 :1,000万円寄附募集期間:2022年4月1日~2023年3月31日寄附金の使途:「埴輪 踊る人々」「見返り美人図」の修理に関連する費用※寄附金額が上記の費用を上回った場合、東京国立博物館が所蔵する他の文化財修理費として大切に活用いたします。ウェブサイト: ■修理対象作品について◆「見返り美人図」 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)筆 江戸時代・17世紀目にも鮮やかな濃い紅色の綸子(りんず)地の振袖をまとった若い女性がふと振り返る一瞬を描いた、菱川師宣晩年の肉筆画。切手のデザインになったことでも有名です。「玉結び」というヘアスタイル、菊や桜の花で描かれた花丸模様の振袖、人気役者の着こなしにちなんだ帯結び「吉弥(きちや)結び」など、当時の町中で流行した最新のファッションを描いていることもこの作品の魅力です。また、織り出された綸子の地模様まで詳細に描くリアリティは、きものに刺しゅうと金銀の箔で模様を施す縫箔師(ぬいはくし)の家に生まれた師宣ならではといえるでしょう。江戸時代の戯作者(げさくしゃ)山東京伝(さんとうきょうでん)(1761~1816)が、箱書きをしており、江戸時代から有名な作品だったようです。「見返り美人図」 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)筆 江戸時代・17世紀●必要な修理桜の花など絵具の部分には多くの剥離、剥落がみられる状態です。こういった部分には膠(にかわ)水溶液など天然の接着剤による剥落止めを行い、これ以上傷みが進まないよう保護します。▼桜の花の描かれた箇所が剥落している「見返り美人図」(部分) 剥落の様子本作品には巻いて収納する掛軸特有の傷みともいえる、折れや擦れがみられます。折れには、細く帯状に切った和紙で裏面から部分的に補強する、「折れ伏せ」といわれる技法を用いて修理をします。表から見える部分ではありませんが、長く作品を引き継いでいくうえでとても大切な処置です。また擦れて欠損した部分には、そのかたちに合わせて調整した、本紙に似寄りの材料を用いて補います。その他、経年による汚れのクリーニングや旧裏打ち紙の除去、新たな裏打ちも行います。▼本紙と表装裂(ひょうそうぎれ)(織物)の重なる部分に折れや擦れがみられる「見返り美人図」(部分) 折れや擦れの様子◆「埴輪 踊る人々」 埼玉県熊谷市 野原古墳出土 古墳時代・6世紀ポカンとあいた目と口の愛らしい表情。左手をあげて右手を胸前に出すポーズ。埴輪と言えばこのフォルムを思い浮かべる人も多いでしょう。「踊る埴輪」として親しまれていますが、近年では左手で馬の手綱を引く馬子(まご)とみる説もあります。小さい方の埴輪は、腰に鎌を着け、顔の両脇で髪を結って束ねる美豆良(みずら)という男子の髪型をしています。一方、大きい方の埴輪にはその特徴がみられず、男女のどちらかよくわかっていません。ただ、女子の埴輪によくみられる胸部や服飾の特徴的な表現がないことから、男子の埴輪であるとも考えられています。衣服や武具、アクセサリーを身に着ける埴輪も多くありますが、この作品はどちらの衣装も帯のみと大胆にデフォルメされています。この素朴さ、そして生き生きとした動きが作品の魅力でもあるのではないでしょうか。「埴輪 踊る人々」 埼玉県熊谷市 野原古墳出土 古墳時代・6世紀●必要な修理胴や腕の部分に横向きの亀裂が複数みられます。また、過去の修理による石膏が経年劣化し、一部に剥離が生じている状態です。東京国立博物館の所蔵する埴輪の中でも知名度の高い作品であることから、他施設から貸出し依頼の多い作品ですが、慎重な取扱いを必要とするため、断念せざるを得ない状況です。▼胴に横向きの亀裂が入っている「埴輪 踊る人々」(部分) 胴に入る亀裂の様子今回の修理では、解体、旧修理による石膏部分の除去、クリーニング、亀裂や破断面の強化、接合、欠失部の補てん、彩色などが行なわれる予定です。旧修理の石膏を除去した部分には劣化しにくい補填材を使用し、最新の知見をもとに復元する計画です。▼右半分が旧修理で施された石膏「埴輪 踊る人々」(部分) 旧修理で施された石膏(右半分)■今後の展示予定 ※予告なく変更することがあります。◆見返り美人図【修理前】東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」※会期前期(2022年10月18日(火)から11月13日(日))に展示予定です。※観覧料金、入館方法等の詳細は展覧会公式サイト( )をご確認ください。【修理後】2025年秋以降を予定◆埴輪 踊る人々【修理後】2024年秋以降を予定※修理前の展示は終了いたしました。■初音ミク クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなった。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっている。■Rella氏プロフィール イラストレーター/デザイナー。繊細な色彩と独特の発光表現を得意とする。キャラクターデザインが高く評価され、フィギュアのデザイン案件も多数。個人活動として多くの初音ミク楽曲のイラストを各種SNSに投稿。代表作は『初音ミクNT』『初音ミクシンフォニー』シリーズ、『初音ミク・クロニクル』、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』の衣装やMVクリエイティブ案件等。初音ミク以外では、『bilibili十周年 純白の愛 2233記念フィギュア』『Fate/GrandOrder』概念礼装など、幅広く活動している。■クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 アメリカ、ヨーロッパなど世界各国に100数社の提携先を持ち、3000万件以上のサウンドコンテンツを日本市場でライセンス販売を行う。効果音などサウンド素材を輸入販売する「音の商社」から創業し、現在ではDTMソフトウェア、サウンド配信ストア、音楽アグリゲーター、3DCGシステム、スマホゲーム開発など、多岐に渡るサービス構築・技術開発を、フラットな社内体制のもと日々進行中。歌声合成ソフトウェア「初音ミク」の開発会社としても認知されている。■東京国立博物館 明治5年(1872)創立、今年で150周年を迎えた日本でもっとも長い歴史を持つ博物館。収蔵する文化財は約12万件。日本から中国、朝鮮半島、西アジア・エジプトまでの地域を網羅し、土器や土偶などの考古遺物から浮世絵や刀剣、甲冑、近代絵画など、日本の美術史をたどることのできるコレクションとなっている。東京国立博物館創立150年記念特設サイト 東京国立博物館(トーハク)広報室 Twitter @TNM_PR 東京国立博物館(トーハク)広報室 Instagram @TNM_PR ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンター。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしている。ぶんかつ公式サイト ぶんかつ Twitter @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月31日“茶の湯”をテーマにした特別展「京(みやこ)に生きる文化 茶の湯」が、10月8日(土)より京都国立博物館にて開催される。特別展「京に生きる文化 茶の湯」 チケット情報いまに繋がる茶の湯の原形は、平安時代末頃に中国からもたらされた。茶の湯は、鎌倉時代、南北朝時代、室町時代と時代が進むなかで徐々に和様化し、現在では日本文化を象徴するものとして世界で認知されている。現在でも、茶道の家元や茶家の多くが京都を本拠としており、京都はそうした茶の湯の歴史のなかで、中心的な役割を果たしてきた。本展では、京都にゆかりのある各時代の名品を通して、今なお茶の湯が生きる、千年のみやこ・京都を中心とした茶の湯文化を紹介する。中でも、茶の湯の茶碗の最高位ともよばれる、国宝「大井戸茶碗 銘喜左衛門」の展示や、喜左衛門と並び称され、秀吉が愛用したとされる重要文化財「大井戸茶碗 銘筒井筒」の数十年ぶりとなる関西での公開は見逃せない。また、400年、禅の心をもって守り伝えられてきた名碗。世界に三碗現存するうち、京都・龍光院所蔵の国宝「曜変天目」が10月8日(土)から23日(日)まで公開。さらに、宋の皇帝・徽宗(きそう)筆とつたわる宮廷絵画の傑作、国宝「桃鳩図」が11月3日(木・祝)から6日(日)の4日間、期間限定で公開される。豊臣秀吉の「黄金の茶室」や千利休の「わびの茶室」が再現展示されるので、時代ごとの喫茶の場をぜひ体感してほしい。なお、本展と京都国立博物館での呈茶サービスがセットになった観覧券も販売。表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵、藪内家燕庵の協力を得た呈茶が楽しめる。お土産に、京都国立博物館公式キャラクター・トラりんとコラボした京都・老松の和菓子もプレゼント。チケットは発売中。
2022年08月29日2022年10月6日(木)~10月16日(日)半田赤レンガ建物「京都嵐山オルゴール博物館実行委員会」は、オルゴールの企画展として、『オルゴール博物館展in半田赤レンガ建物』を10月6日(木)より、半田赤レンガ建物で開催します。当展覧会では、会場2フロアを使用し、博物館ブースとして、約50点のオルゴールコレクションをご紹介し、併設でオルゴールショップも期間限定でOPEN致します。今回、世界最古のオルゴールを初め、オルゴール黎明期に製作された宝飾、時計、小物。シリンダーオルゴール、ディスクオルゴール、オートマタ(自動人形)、蓄音機、大型自動演奏楽器などのオルゴールの様々な姿を通して自動演奏楽器の歴史を紹介します。当展覧会は、いままでのみなさんのオルゴールのイメージを覆す企画展として、お楽しみいただけます。また京都嵐山オルゴール博物館より出張にて、名物館員佐野による実演、解説も魅力の一つです。今回は、Makuake様にご協力頂き、ギド・リュージュ氏より譲り受けた、貴重なアンティークオルゴールの修復を行い、本イベントで展示するためのプロジェクトの立ち上げが決定しています。※お客様が安心してご来場いただけますように、ご入場前にお客様の体温確認・マスク着用のお願いや、スタッフの検温等による体調管理の徹底など、万全の新型コロナウイルス感染防止対策を講じます。| The Exhibition Of Or : 開催概要タイトル:京都嵐山オルゴール博物館展in半田赤レンガ建物~古人(いにしえびと)から子供達へ音色の架橋~期間:2022年10月6日(木)~16日(日) 11日間開館時間:平日10:00~19:00(最終入館時間18:00)土日祝9:30~21:00(最終入館時間20:00)開催場所:半田赤レンガ建物(愛知県半田市榎下町8番地)主催:京都嵐山オルゴール博物館実行委員会後援:半田市・半田市教育委員会・在日スイス大使館協力:半田赤レンガ建物・株式会社トヨタエンタプライズ入場料:大人¥1,000シニア¥900(60歳以上) 中高生¥600※小学生以下無料(保護者同伴)イベント公式サイト: Makuake特設サイト: 本展の魅力魅力①世界最古のオルゴールの特別展示決定!魅力②オルゴール博物館展として、半田市で初開催!魅力③京都嵐山オルゴール博物館より出張にて、名物館員佐野による実演、解説決定!100年の時を超えて ”つなぐ” 、アンティークオルゴール修復プロジェクト!! 決定今回、Makuake様にご協力頂き、【100年の時を超えて ”つなぐ” 、アンティークオルゴール修復プロジェクト!!】の立ち上げが決定しました。京都嵐山オルゴール博物館の思い「次の世代の子供たちへ語り継いでいく事」とギド・リュージュ氏の思い「世界中の人々に愛されてほしい」をしっかりと形にしていきたいと考えております。ただ、100年以上経過したオルゴールや自動演奏楽器は、定期的なメンテナンス以外にオーバーホール、金属の経年劣化した部品の製作交換、フイゴの皮交換など、様々な修復を行う必要があります。特に、オートマタは、1800年代中頃から1900年代初頭に製作されたもので、ゼンマイを動力に動く人形です。人形が身に着ける服は、当時の流行を反映したもので、服飾文化を後世に伝える重要なものです。しかし、動かすと服が傷み、動かさなければうまく動かなくなるという管理上のジレンマがあります。また、人間のように自然にやわらかく動く瞼などにはガット(動物の腸)等の特殊な素材を使用して製作されており、動かし続けると劣化しやすく、張り替えには特殊な職人の技術も必要です。この人類の宝ともいうべきオートマタをはじめ、沢山のオルゴールを良好な状態で保つためには今、大掛かりな修復が必要と考えています。▶Makuake様を通して、集まった応援購入の使用用途●皆さんに100年以上前の音色を楽しんで頂くためのオルゴール修復費●より多くの人々にオルゴールの音色を聞いて頂き、楽しんで頂き、愛して頂くための全国巡回企画展を実施計画中。<プロジェクト詳細>Makuake特設サイト 注目の作品世界最古のオルゴールロッホマンオリジナルNo.172バードケージ画家オルゴール博物館展プレスリリース_0825.pdf : 本件に関するお問合せ京都嵐山オルゴール博物館実行委員会080-3584-6934<お問い合わせ対応時間>会期前(8/25~10/5):10:00~17:00(土日祝日を除く)会期中(10/6~10/16):平日10:00~19:00/土日祝09:30~21:00 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月25日「博物館でアジアの旅 アジア大発見!」が、東京国立博物館 東洋館にて2022年9月21日(水)から10月16日(日)まで開催される。東洋館を舞台に“発見”の物語を辿る東京国立博物館の「博物館でアジアの旅」は、今回で9回目を迎える秋の恒例企画。東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に、テーマに沿った名品を館内随所に展示するイベントだ。2022年のテーマは「発見」。19世紀末から20世紀初頭の、ヨーロッパや日本の学術探検隊による発見とその物語や、作品にまつわる知られざるエピソード、改めて資料を見つめることで明らかになった新知見などを、東洋館に集まったコレクションの伝来を辿りながら紹介する。中国最大の石窟寺院で発見された「二菩薩立像」中国西北部の甘粛省(かんしゅくしょう)に位置する中国最大の石窟寺院・敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)で発見された絵「二菩薩立像(にぼさつりゅうぞう)」。1900年に洞窟・蔵経洞(ぞうきょうどう)が発見されたのち、1908年にフランス人の探検家ペリオが赴き、この絵を収集した。“兄弟作品”が見つかった重要文化財「五龍図巻」雲や岩の間にからみあって見え隠れする5匹の“龍”が、激しく波立つ水面や水量を増して流れ落ちる滝と共に描かれた重要文化財「五龍図巻(ごりゅうずかん)」は、歴史に名高い龍の図の名手・陳容筆と伝えられたもの。近年の調査研究により、本作品の兄弟ともいえる作品数点が、アメリカの複数の美術館に所蔵されていることが明らかになった。本作品はその中でも貴重な一作といえよう。高橋由一が清朝・南京から持ち帰った「緑釉龍文軒丸瓦」「緑釉龍文軒丸瓦(りょくゆうりゅうもんのきまるがわら)」は、龍の姿が彫られた円形の瓦。日本における洋画の先駆者・高橋由一が、遣清貿易使節団の一員として清朝の地を歴訪した際に南京で得たもので、裏面には自らの目でアジアを“発見”した興奮が綴られている。ホータン王国の「如来像頭部」、西域における最古の金銅仏第一次大谷探検隊が、かつて仏教王国として栄えたホータン王国(現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区)で発見した「如来像頭部(にょらいぞうとうぶ)」。溶けた青銅を型に流し込み、金メッキを施した金銅仏で、西域における最古の作例とされる貴重な作品だ。“獣”の意匠が謎を呼ぶ「獣面装飾付鉄剣」やベトナム茶陶もさらに、起源をめぐって今なお研究者を悩ませる「獣面装飾付鉄剣(じゅうめんそうしょくつきてっけん)」や、明時代の漆芸を再認識させる漆器「松竹梅填漆合子(しょうちくばいてんしつごうす)」、赤を基調に緑や金の上絵具で細やかな文様を付したベトナムの茶陶で、重要美術品にも指定されている「紅安南唐草文茶碗(べにあんなんからくさもんちゃわん)」などを間近で見ることができる。【詳細】博物館でアジアの旅アジア大発見!会期:2022年9月21日(水)~10月16日(日)会場:東京国立博物館 東洋館住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで。休館日:月曜日、10月11日(火) ※10月10日(月・祝)は開館。観覧料:一般 1,000円 / 大学生 500円※総合文化展観覧料で観覧可能。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上は無料。入館の際に年齢のわかるものを提示する。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示する。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等は、今後の諸事情により変更する場合がある。詳細は東京国立博物館ウェブサイト等を要確認。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:050-5541-8600
2022年08月22日ロザムンド・パイク主演で天才科学者の激動の半生を描く伝記映画『キュリー夫人天才科学者の愛と情熱』より、予告編とポスタービジュアルが解禁された。『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』のロザムンド・パイクが主演を務め、『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピが監督を務めた本作。人類史上初ノーベル賞を2度受賞した科学者マリ・キュリーの知られざる半生を描く。この度解禁された予告編は、主人公のマリ・スクウォドフスカが将来の夫となるピエール・キュリーと出会うシーンから始まる。公私ともに親睦を重ねていく2人は、ある鉱石の中に未発見の元素を見つける。その後、マリは研究所を追い出されてしまう不遇に見舞われたが、懸命に研究を続け、原子が有限であることは間違いである事象を見つける。彼女らの研究はノーベル賞受賞を果たすが、推薦状には夫の名前しかなかった。女性というだけで正当な評価を受けることができなかったマリ・キュリー。様々な困難が待ち受ける中、彼女はどのような人生を歩んだのか…。併せて解禁となったポスターは、ロザムンド・パイクが演じるマリ・キュリーを中心に、夫や娘など、彼女の人生に深く関わった人物がその横に並び、愛する人々との交流と、並々ならぬ研究への情熱が伝わってくるビジュアルとなっている。『キュリー夫人天才科学者の愛と情熱』は10月14日(金)よりkino cinema横浜みなとみらいほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱 2022年10月14日よりkino cinéma 横浜みなとみらいほか全国にて公開© 2019 STUDIOCANAL S.A.S AND AMAZON CONTENT SERVICES LLC
2022年08月16日英国アンティーク博物館BAM鎌倉が、2022年9月23日(金・祝)、神奈川・鎌倉にオープン。建築は隈研吾の設計による。全4フロアで英国アンティークを紹介英国アンティーク博物館BAM鎌倉は、100年以上の歴史をもつ本物のアンティークを紹介する博物館だ。1階から4階までの全4フロアから構成され、それぞれ時代やテーマの異なるアンティークを展示する予定です。各フロアは、ヴィクトリア時代やシャーロック・ホームズなど、それぞれに異なるテーマに沿った空間でコーディネート。さらに、グランドフロアではヴィンテージのロンドンタクシーも目にすることができます。英国アンティーク博物館BAM鎌倉の建築の設計を手がけたのは、隈研吾。アンティークの展示空間とマッチするよう、すべての窓をなくしシンプルに整えるとともに、鎌倉の伝統文化を象徴する鎌倉彫を着想源に、ヒノキを用いたファサードを採用。【詳細】英国アンティーク博物館BAM鎌倉オープン日:2022年9月23日(金・祝)住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-11-4-1開館時間:10:00~17:00※開館時間は変更となる場合あり休館日:月曜日(祝日の場合は開館)アクセス:JR横須賀線「鎌倉駅」東口より徒歩7分【問い合わせ先】TEL:0467-84-8689
2022年08月10日東京国立博物館「博物館でアジアの旅」は、今年で9回目を迎える秋の恒例企画です。東洋の美術・工芸・考古遺物が集う「東洋館」を舞台に、毎年独自のテーマを掲げ、それにちなんださまざまな作品を館内随所に展示します。博物館でアジアの旅今年のテーマは「発見」です。19世紀末から20世紀初頭の、ヨーロッパや日本の学術探検隊による発見とその物語、作品にまつわる知られざる発見のエピソード、改めて資料を見つめることで明らかになった新知見など、東洋館に集まったコレクションの伝来をたどりながら、さまざまな「発見」をご紹介します。小冊子(*1)と「博物館でアジアの旅2022 調査ノート」(*2)を手に、東洋館の魅力を再発見する旅へお出かけください。*1 ミュージアムショップにて販売予定。*2 会期中、東洋館インフォメーションで無料配布予定(数に限りがございます)。当館ウェブサイトからもダウンロードできます。●主な展示作品● ※すべて東京国立博物館蔵。展示期間の記載が無い作品は、通期でご覧いただけます。東洋館の各展示室では、「発見」にまつわる作品のそばに「博物館でアジアの旅 アジア大発見!」の札を添えています。ご観覧の目印としてお役立てください。【東洋館3室】二菩薩立像(にぼさつりゅうぞう)中国、敦煌莫高窟蔵経洞(とんこうばっこうくつぞうきょうどう)五代十国~北宋時代・10世紀ペリオ探検隊将来品 ギメ東洋美術館交換品敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)は中国西北部の甘粛省(かんしゅくしょう)に位置する中国最大の石窟寺院です。1900年に蔵経洞(ぞうきょうどう)が発見され、1908年にフランス人の探検家ペリオがこの地に赴き、この絵を収集しました。2枚の麻布を継いで菩薩像2尊を描き、その下に男女の供養者坐像各3体、銘文を書くための欄、そして短冊形があります。また上辺には羂(わな)と呼ばれるパーツが残っており、のれんのように棒を通してこの絵を掛けたことがわかります。二菩薩立像【東洋館8室】重要文化財 五龍図巻(ごりゅうずかん)中国、伝陳容(ちんよう)筆 南宋時代・13世紀激しく波立つ水面、雲や岩の間にからみあって見え隠れする5匹の龍、水量を増して流れ落ちる滝を描きます。歴史に名高い龍の図の名手、陳容筆と伝えられました。近年の調査研究により、本作品の兄弟ともいえる作品数点が、アメリカのいくつかの美術館に所蔵されていることが明らかになりました。五龍図巻【東洋館4室】緑釉龍文軒丸瓦(りょくゆうりゅうもんのきまるがわら)中国 明時代・14~17世紀 高橋由一(たかはし ゆいち)氏寄贈日本における洋画の先駆者として知られる高橋由一は、慶應2年(1865)の冬から翌年の夏にかけて、遣清貿易使節団の一員として清朝の地を歴訪しました。本作品はその際に南京で得たものです。裏面には自らの目でアジアを発見した興奮が綴られています。緑釉龍文軒丸瓦【東洋館3室】如来像頭部(にょらいぞうとうぶ)中国、ホータン 3~4世紀 大谷探検隊将来品第一次大谷探検隊が、かつて仏教王国として栄えたホータンで発見したものです。溶けた青銅を型に流し込み、金メッキを施した金銅仏で、西域における最古の作例とされる貴重な作品です。如来像頭部【東洋館10室】獣面装飾付鉄剣(じゅうめんそうしょくつきてっけん)推定朝鮮 1世紀獣面の両脇に龍を従えた意匠は発見例が少なく、その起源をめぐって今なお研究者を悩ませ続けています。獣面装飾付鉄剣【東洋館5室】垂飾 平絹綾夾纈羅裂縫い合わせ(すいしょく へいけんあやきょうけちらきれぬいあわせ)中国、敦煌莫高窟曹氏帰義軍期敦煌・9~10世紀大谷探検隊将来品1912年に大谷探検隊により発見された祭壇の掛布です。吊るための輪が上部に縫い付けられ、幅は270cmを超えます。色は褪せてしまっていますが、1000年を超えてなお、当初の壮麗さを感じ取ることができます。異なる紋織(もんおり)や染めが施された22種類もの染織品を使用しており、敦煌の仏教荘厳(しょうごん)を伝える貴重な作例です。垂飾 平絹綾夾纈羅裂縫い合わせ【東洋館5室】幡 淡茶地花文夾纈平絹・淡茶地平絹縫い合わせ(ばん うすちゃじかもんきょうけちへいけん・うすちゃじへいけんぬいあわせ)中国、敦煌莫高窟 吐蕃~曹氏帰義軍期敦煌・8~10世紀大谷探検隊将来品敦煌莫高窟で発見された、幡と呼ばれる仏教荘厳に用いられた旗の断片です。かつては、上部に三角形の幡頭(ばんとう)、下部に細長い裂(きれ)を数枚重ねた幡足(ばんそく)をともなっていたようです。夾纈(きょうけち)とは、文様を彫った1組の板で裂を挟み、染料を注ぐ染色技法で、少しぼやけた輪郭がその特徴です。幡 淡茶地花文夾纈平絹・淡茶地平絹縫い合わせ【東洋館9室】松竹梅填漆合子(しょうちくばいてんしつごうす)「大明宣徳年製」銘中国 明時代・宣徳年間(1426~35)(10月2日<日>まで展示)器体に厚く漆を塗って文様を彫り、そこへ色漆を塗り込める填漆(てんしつ)という技法によって、蓋面には松竹梅が表されています。明時代の漆芸を再認識させる貴重な作品です。松竹梅填漆合子【東洋館5室】越窯址採集陶片(えつようしさいしゅうとうへん)中国・越窯 五代~北宋時代・10~11世紀 百瀬治氏・富美子氏寄贈(10月2日<日>まで展示)呉越国(ごえつこく)が北宋(ほくそう)王朝に納めるためにつくらせた越窯青磁の破片。その窯址は日本人によって発見されました。毛彫りの美しい装飾が見どころです。越窯址採集陶片【東洋館8室】行書王史二氏墓誌銘稿巻(ぎょうしょおうしにしぼしめいこうかん)中国、黄庭堅(こうていけん)筆 北宋時代・11世紀北宋の能書、黄庭堅の平生の字姿を伝える墓誌銘の草稿です。所狭しと捺(お)された印は、珍重されてきた証。中国書法の名品を鑑賞した近代の日本人も、巻末に眼福の喜びを認(したた)めています。行書王史二氏墓誌銘稿巻【東洋館12室】重要美術品 紅安南唐草文茶碗(べにあんなんからくさもんちゃわん)ベトナム 16世紀 岡野繁蔵氏旧蔵ベトナムで焼かれた「安南焼(あんなんやき)」のなかでも、赤を基調に緑や金の上絵具で細やかな文様を施したものは日本で「紅(べに)安南」と呼ばれ、茶陶としての魅力が新たに見出されました。紅安南唐草文茶碗■博物館でアジアの旅 アジア大発見!会期 : 2022年9月21日(水)~10月16日(日)会場 : 東京国立博物館 東洋館開館時間 : 9時30分~17時 ※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日、10月11日(火) ※10月10日(月・祝)は開館観覧料 : 一般 1,000円/大学生 500円※総合文化展観覧料でご覧いただけます。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください。お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月29日『死霊館』ユニバース7作目となる映画『アナベル 死霊博物館』(19)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督が手掛けた映画『死霊館』(13)から始まり、超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が遭遇した実際の事件を基にしたホラーシリーズ「死霊館ユニバース」。その7作目となる同作は、『アナベル 死霊館の人形』、『アナベル 死霊人形の誕生』に続き、呪われた人形・アナベルをフィーチャーした第3弾。ウォーレン夫妻の娘・ジュディたちが夫妻の留守中、呪われた品々とともに厳重に保管されていたアナベルの封印を解いてしまう。アナベルをはじめ、夫婦が世界中で集めてきた悪魔・悪霊たちが解き放たれ、子供たちに襲い掛かる。今作の監督・脚本は、『アナベル 死霊館の人形』、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』などで脚本を手掛けたゲイリー・ドーベルマンが担当。制作に名を連ねたジェームズ・ワンが「これはアナベル版ナイトミュージアム」と表現し、同シリーズでは珍しく年齢制限の指定がない作品となっている。
2022年07月26日東京・上野の国立科学博物館の特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」が7月16日(土)に開幕した。伝説の“化石ハンター”ロイ・チャップマン・アンドリュースが率いた調査隊が1922年に中央アジアのゴビ砂漠への探索を開始して100年となることを記念したこちらの特別展。恐竜の化石ではなく、それを発掘する人間(=化石ハンター)に焦点を当てた点が、従来の化石展や恐竜展と異なるユニークなところだ。第1章ではまず、アンドリュースの少年時代から彼が博物館に職を得て、ゴビ砂漠への探検に至るまでを紹介。続く第2章では、1922年から1930年にかけて行われた、アンドリュース率いる中央アジア探検隊の功績に迫る。アジアにツノのない角竜類がいたことの証拠となったプロトケラトプスやプシッタコサウルスの化石、恐竜の卵の発見という古生物の世界の歴史を変える発見を標本資料などで紹介している。また、ラクダのキャラバンと自動車隊の2編成部隊で行われた当時の探検隊の編成や当時の測量技術についての展示も見ることができる。第3章ではアンドリュースに続く化石ハンターたちによる発掘の成果について、第4章では中央アジア探検隊の本来の目的であった、人類の起源につながる哺乳類化石の発見について解説。史上最大の陸生哺乳類であるパラケラテリウム、史上最大の陸生肉食哺乳類のアンドリューサルクスの標本(複製)も展示されている。第5章以降では、展示の対象がヒマラヤに。ヒマラヤ山脈、チベット高原の成り立ちや環境の変動が生物の進化にどのような影響を与えたのかについて解説する。特に、ヒマラヤを北極、南極に次ぐ“第三の極地”とし、チベット高原に生息していた哺乳類が寒冷環境に適応して、氷河時代に各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を紹介。この新説提唱のきっかけとなったチベットケサイの全身骨格と生体復元モデルを世界初公開している。なお、本特別展の音声ガイドを担当するのは、声優の杉田智和と釘宮理恵。古生物学者を夢見るエリコ(釘宮)がハカセ(杉田)の解説で展示を巡るというストーリー仕立てのガイドとなっている。オリジナルグッズではチベットケサイのぬいぐるみ、人気パペットアニメ「PUI PUI モルカー」との特別コラボによるグッズも展開されている。特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」は10月10日(月・祝)まで国立科学博物館にて開催中。文:黒豆直樹
2022年07月21日マンガ形式で子どもから大人まで楽しみながら知的好奇心を刺激する「自然ってふしぎ。科学っておもしろい!!」があふれだす!キミの体、動物、地球、宇宙の知られざる人生の1ページをのぞいてみよう。思わず理科が好きになっちゃう1冊。株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:徳留慶太郎)は、『ようこそ!おしゃべり科学博物館』を7月23日に発売します。BBCテレビの子ども向け教育娯楽番組『ブルー・ピーター』が毎年イギリスの児童書に与えるブルー・ピーター賞を2021年に受賞。 内容人体、動物、地球と科学……子どもの身の回りの物・事を、マンガ形式でわかりやすく本格的に解説する1冊。各トピックスが「一人称で自己紹介する」スタイルなので、タイトルに「おしゃべり」とついています。楽しく読みながら、子どもの好奇心を育てることができるでしょう。親御さんが答えることができない子どもの「なんで?」にもきっと答えることができるはず。本文中の漢字はすべてルビあり。目次はじめに人体(脳、目、歯の秘密の日記、舌、しゃっくり、生、鼻、イボ、にきび・吹き出もの、骨・骨格etc.)動物王国(カゲロウ、ミツバチ、ナメクジの秘密の日記、クモ、コアラ、パンダetc.)自然科学(イタドリ、ヒマワリ、年輪でわかる木の秘密、バナナ、毒キノコ、細菌、竜巻の秘密の日記、岩、火山、太陽etc.)用事用語集訳者あとがき著者・訳者紹介本文人体より本文人体より本文人体より本文動物王国より本文自然科学より書籍概要発行:株式会社すばる舎著者:マイク・バーフィールド絵:ジェス・ブラッドリー翻訳者:上杉隼人判形:A5変型・並製頁数:128ページISBN:978-4-7991-1057-17Cコード:0040価格:本体1600円+税著者略歴◆MikeBarfield(マイク・バーフィールド)作家、マンガ家、詩人、パフォーマー、イギリス、ヨークシャーの小さな村に建つ一軒家の本だらけ部屋で、毎日みんなを楽しく笑わせようと、お茶をガブガブ飲みながら、文章を書いたり絵を描いたりしている。著書に、本書の続編『ようこそ!おしゃべり歴史博物館』(仮題、すばる舎より刊行予定)、『ようこそ!宇宙博物館(原書が2023年刊行予定)のほか、『毎日が驚きーこの日に何が起こったか?』『科学の名の下に本書を破壊せよ』『世界で最も偉大な科学者たちの代わりが務められる?』など。本書『ようこそ!おしゃべり科学博物館』は、BBCテレビの子ども向け教育娯楽番組『ブルー・ピーター』が毎年イギリスの児童書に与えるブルー・ピーター賞を2021年に受賞した。◆JessBradley(ジェス・ブラッドリー)イラストレーター、マンガ家。イギリス、トーキー出身。イギリスの人気コミック誌『フェニックス』『ピーノ』に寄稿するほか、さまざまな児童書のイラストを担当。日々、スケッチブックに絵を描きながら、怖い映画を観たり、愛息にマリオカートで叩かれたりしている。作品に、マイク・バーフィールドとの共著『ようこそ!おしゃべり歴史博物館』『ようこそ!おしゃべり宇宙博物館』など。◆上杉隼人(うえすぎはやと)翻訳者(英日、日英)編集者、英文ライター、インタビュアー、英語・翻訳講師。早稲田大学教育部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前進)修了。訳書にニア・グールド『21匹のネコがざっくり教えるアート史』、チャーリー&ステファニー・ウエッツェル『MARVEL倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密』、リチャード・ホロウェイ『若い読者のための宗教史』、マット・タディ『ビジネスデータサイエンスの教科書』(すばる舎)のほか、『ハックルベリー・フィンの冒険』(講談社青い鳥文庫)など多数(日英翻訳を入れて80冊以上)。ひたすら翻訳と英語学習の日々。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月21日国立科学博物館(東京・上野公園)では、著名な化石ハンターであるロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年を記念した特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」を、2022年7月16日(土)から10月10日(月・祝)まで開催します。本展は、化石ハンターとして世界的に有名なロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年を記念した展覧会です。恐竜・哺乳類の貴重な化石標本や、世界の名だたる化石ハンターたちの探検・功績を紹介する、この夏イチオシの科学展覧会の決定版です。杉田智和さん釘宮理恵さん【音声ガイド】本展の音声ガイドナビゲーターには、声優の杉田智和さんと釘宮理恵さんがコンビで出演します。今回は、古生物学者を夢見る科博に訪れた女の子・エリコ(釘宮さん)が、ハカセ(杉田さん)の解説で本展を巡っていくストーリー仕立てでお届けします。息の合った掛け合いをお楽しみください!【オリジナルグッズ】モルモットが車になった世界を描く癒し系の人気パペットアニメ「PUI PUI モルカー」と化石ハンター展の特別コラボが実現しました。本展オリジナルデザインのキーホルダー・クリアファイル、Tシャツなどのグッズに加え、トレジャーモルカーがスコップを持って、「化石ハンターモルカー」としてグッズに登場します!その他にも、本展のみどころである「チベットケサイ」の親子ぬいぐるみ・定番のステーショナリーや、お土産にぴったりな、とんこつ味のインスタントラーメン「骨ラーメン(キリマルラーメン)」などの食品まで幅広いラインナップを取り揃えました。【杉田智和さん・釘宮理恵さんからのスペシャルコメント】■杉田智和さん コメント今回、音声ガイドのハカセ役とナレーションを担当しました。連なる歴史がどのような未来への軌跡を描くのか、是非とも会場へ足を運んで下さい。よろしくお願いします。<プロフィール>埼玉県出身。AGRS所属。主なアニメ出演作品は「銀魂」坂田銀時役、「ジョジョの奇妙な冒険Part2 戦闘潮流」ジョセフ・ジョースター役、「ONE PIECE」シャーロット・カタクリ役、「鬼滅の刃」悲鳴嶼行冥役など。「オビ=ワン・ケノービ」ハジャ・エストリー役(クメイル・ナンジアニ)、「モービウス」マイロ(マット・スミス)など、外画吹替え・ナレーションなどでも幅広く活動中。■釘宮理恵さん コメント本展にて、エリコ役を担当させていただきました釘宮理恵です。将来、古生物学者を目指すエリコの視点から、伝説的な化石ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースさんの功績を辿ったり、様々な恐竜や古生物の化石をハカセと共に探っていきます。見逃せない展示も沢山ありますので、お友達やご家族と、長い長い歴史に想いを馳せながら楽しく見ていただけると嬉しいです。<プロフィール>熊本県出身。アイムエンタープライズ所属。アニメ「キングダム」可了貂役、「銀魂」神楽役、吹き替え「ストレンジャー・シングス 未知の世界」イレブン役など。【音声ガイドの内容を一部紹介!】・伝説の化石ハンターの誕生・アンドリュース、ゴビ砂漠への探検!・アンドリュースに続け、世界の恐竜ハンター・アンドリュースが追い求めた哺乳類の起源■音声ガイド詳細ナビゲーター :杉田智和(声優)、釘宮理恵(声優)解説時間 :約35分貸出価格(税込):1台 一般・大学生 ¥600、高校生以下 ¥550★展覧会オリジナルグッズ(一部)※価格はすべて税込み。※化石ハンター展特設ショップでは、商品のお持ち帰り袋は有料の紙袋(1枚税込み55円)になります。エコバッグのご持参を推奨いたします。※グッズ画像は一部イメージ画像です。【「PUI PUI モルカー」コラボグッズ(一部)】クッション(2,750円)クッション(2,750円)Tシャツ M/L/110/130/150(各3,520円~)Tシャツ M/L/110/130/150(各3,520円~)クリアファイル(385円)クリアファイル(385円)アクリルキーホルダー(全2種、各660円)アクリルキーホルダー(全2種、各660円)ステッカー(各330円)ステッカー(各330円)缶バッジ(各440円)缶バッジ(各440円)ビニールポーチ(1,265円)ビニールポーチ(1,265円)コルクコースター(385円)コルクコースター(385円)マスキングテープ(550円)マスキングテープ(550円)アクリルスタンド(全2種、各1,320円)アクリルスタンド(全2種、各1,320円)3Pマグネット(550円)3Pマグネット(550円)巾着(1,265円)巾着(1,265円)【展覧会オリジナルグッズ(一部)】チベットケサイぬいぐるみ 親(2,750円)本展の目玉展示であるチベットケサイのぬいぐるみ。リアルさも兼ねたふわふわの毛並みが可愛らしいアイテムです。チベットケサイぬいぐるみ 親(2,750円)マスク 化石シルエット(770円)化石ハンター展のキービジュアルの恐竜・哺乳類の化石のイラストが描かれたマスクです。マスク 化石シルエット(770円)キッズメッシュキャップ(全2種、各1,100円)チベットケサイモチーフと、恐竜・タルボサウルスをモチーフにしたブラウンとグリーンの2種展開のキャップです。キッズメッシュキャップ(全2種、各1,100円)文具セット(各880円)鉛筆・定規・消しゴムがセットになった文具セットです。本展オリジナルと手書き風イラストの2種。文具セット(各880円)化石てぬぐい(各1,650円)本展の恐竜・哺乳類の化石を描いたてぬぐい。バリエーション豊かな全3種類を用意しました。化石てぬぐい(各1,650円)キリマルラーメン(432円)化石ハンター展限定のオリジナルラーメンです。(とんこつしょうゆ味)キリマルラーメン(432円)★「化石ハンター展」オリジナルグッズや「PUI PUI モルカー」コラボグッズ商品の一部は、7月16日(土)9時より化石ハンター展オンラインストアでも発売します。URL: ※「PUI PUIモルカー」グッズは、会場内ショップ・オンラインストアとも各商品お1人様3個までとさせていただきます。7/19以降販売状況により変更になる場合があります。※転売目的でのご購入はご遠慮ください。※商品ラインナップ、商品名、価格、デザイン、仕様などは変更になる場合があります。【開催概要】●展覧会名 : ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」●会期 : 2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)※会期等は変更になる場合がございます。●開館時間 : 9時~17時 ※8月5日(金)~14日(日)は9時~18時※入場は閉館時刻の30分前まで●休館日 : 9月5日(月)、12日(月)、20日(火)、26日(月)●入館料 : 一般・大学生 2,000円 小・中・高校生 600円(各税込み)●入場方法 : ご入場されるすべてのお客様は、事前に公式サイトで日時指定予約が必要です。当日、会場で販売する当日券での入場枠も設けていますがご入場までお待ちいただく場合や入場枠が完売した際は入場できません。●会場 : 国立科学博物館(東京・上野公園)〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20●主催 : 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京●後援 : 駐日モンゴル国大使館●協力 : アメリカ自然史博物館、岡山理科大学、神奈川県立生命の星・地球博物館、群馬県立自然史博物館、高知大学、滋賀県立琵琶湖博物館、千葉県立中央博物館、兵庫県立人と自然の博物館、福井県立恐竜博物館、北海道大学総合博物館、瑞浪市化石博物館、美濃加茂市民ミュージアム、日経サイエンス、日経ナショナル ジオグラフィック●企画協力 : テレビ東京メディアネット●お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)●公式サイト: ●公式SNS : @kasekihunters (Twitter、Facebook、Instagram)※今後の諸事情により、開館時間や休館日等について変更する場合がございます。最新情報は公式サイト等でご確認ください。※本リリースに掲載の広報用画像や取材をご希望の場合は、下記広報事務局までご連絡ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月15日2022年に創立150年という大きな節目を迎えた東京国立博物館。これを記念して、7 月20日(水)から5日間にわたり総合文化展を無料で観覧できる「無料観覧日」を設定。さらに、最終日の7月24日(日)には、親子で楽しめるイベント盛りだくさんの「グランドキッズデー」が開催される。総合文化展では、展示替えを行いながら同館の収蔵品・寄託品を常時約 3,000 件展示。同館研究員がイチオシの作品を紹介する特集展示「未来の国宝―東京国立博物館 書画の逸品―」(本館12室)では、エキセントリックな画風で知られる雪村(せっそん)の真骨頂的作品《蝦蟇鉄拐図(がまてっかいず)》を7月31日(日)まで展示中。また、主に明治期前後につくられ、博物館草創期にコレクションに加わったガラスコレクションを紹介する「東博のガラスコレクションー明治期ガラス工芸の諸相」(本館14室、9月4日(日)まで)などの特集展示も無料期間中に楽しむことができる。また、親子で心置きなく博物館を満喫できるよう毎月第4日曜日には「月イチ!トーハクキッズデー」が開催されているが、7月24日(日)はいつもよりもイベント数を増やし「グランドキッズデー」と題して展開。展示中の作品に関連した昔話紙芝居『ぶんぶくちゃがま』の読み聞かせや、犬の埴輪の立体パズルを通して埴輪の作り方を学んだり、レプリカの小判で昔のお金の重さを感じたりできるコーナー「さわってみよう!考古ハンズオン」が登場するほか、みんなでつくる記念チケット・お絵描きコーナー、うるし体験ペーパークラフトプリントサービスなど、夏休みにぴったりの催しが用意される。リピーターはもちろんのこと、博物館に行ったことがないという人も、無料で入館できるこの機会に、時間をたっぷりとって足を運んでみてほしい。紙芝居読み聞かせの様子雪村周継筆《蝦蟇鉄拐図》室町時代・16世紀東京国立博物館蔵宮垣秀次郎作《切子銅赤色被せガラス鉢》明治14年(1881)頃第二回内国勧業博覧会出品 東京国立博物館蔵【開催概要】東京国立博物館「無料観覧日」総合文化展無料観覧期間:7月20日(水)~24日(日)※有料展示、有料イベントは、別途料金が必要時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(祝・休日の場合は翌平日休館)東京国立博物館ウェブサイト: 東京国立博物館創立 150 年記念特設サイト:
2022年07月14日年代別の毛穴トラブルにアプローチ株式会社スキンクリアラボが、科学に基づいた理論で毛穴ケアを追求するブランド「毛穴科学」を2022年7月1日にローンチし、「Ci」シリーズのクレンジングバームとフェイスマスクを2022年7月7日より新たに発売する。毛穴科学は年齢や肌質によって毛穴悩みに寄り添い、原因と対策を正しく伝えることで自信の持てる素肌へと導くため、科学に基づいた理論で毛穴ケアアイテムを提案。「Ci」シリーズでは、毛穴周辺のトラブルをマルチにケアする成分であるビタミンCに着目し、世代によって異なる毛穴トラブルにアプローチする商品を展開していく。Z世代と大人肌に向けた2種のフェイスマスク「Ci」シリーズの新商品『ブラッククレンジングバーム』は「全方位型の毛穴ケア」発想により、メイクの下の黒ずみ・角栓・テカリまで吸着し洗い去る。炭×ベントナイトW洗浄成分を配合し、とろけるバームが毛穴に入り込むことで、毛穴目立ちの原因となる汚れを吸着しやさしくオフ。ビタミンC誘導を配合し、肌をひきしめながらつややかな肌に洗い上げる。毛穴対策マスクはZ世代と大人肌に向けた2種が登場。過剰な皮脂分泌によって起こるZ世代の毛穴悩みには、水分と油分のバランスを整え、詰まった毛穴がもとで起きる肌トラブルにもアプローチするさっぱりタイプだ。ハリを失った肌が重力に耐え切れず下に引っ張られてしまうことによって起こる「たるみ毛穴」には、「大人肌の毛穴対策マスク」が肌をひきしめハリを与えることで毛穴が目立ちにくい肌へ導いてくてる。ハリツヤ成分により、ふっくらハリのはる肌に整え、エイジングケア効果も期待できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※「毛穴科学」ブランドサイト
2022年07月14日2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)に、国立科学博物館にてロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念 特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」を開催いたします。展覧会メインビジュアル<ロイ・チャップマン・アンドリュース> (C)American Museum of Natural History - Research Library本展は、化石ハンターとして世界的に有名なロイ・チャップマン・アンドリュースが、大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を行った1922年から今年が100年目であることを記念した特別展です。貴重な恐竜・哺乳類化石や標本をたどりながら、アンドリュースや彼の偉業を追いかけた名だたる化石ハンターたちの探検を紹介します。氷河時代における哺乳類の進化に関する「アウト・オブ・チベット」説の紹介や、その説を導き出す証拠となった“チベットケサイ”の全身骨格復元標本・生体復元モデルを世界初公開します。その他にも、史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」、史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」などの大迫力の標本や、次代の化石ハンターを目指す子どもたちに向けてのメッセージの展示など、この夏必見の科学展覧会です。★本展のみどころ<みどころ(1)>君も冒険家に!アンドリュースのゴビ砂漠での探検をたどる!著名な化石ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠で発見した恐竜や哺乳類の研究成果を、標本や映像とともに紹介します。恐竜の卵化石や、史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」、史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」などの標本(複製)を展示します。<アンドリューサルクス 頭骨>国立科学博物館蔵<みどころ(2)>「チベットケサイ」の全身骨格・生体モデルを世界初公開!哺乳類の進化・放散の「アウト・オブ・チベット」説に迫る!世界初公開の大型獣「チベットケサイ」の全身骨格復元標本や生体復元モデルを展示。チベットケサイや、チベットユキヒョウ、プロトオービスなどチベット高原を起源とする哺乳類が、北極圏よりも先に寒冷環境となった高度の高いチベット高原で寒冷な気候に適応できるように進化した後に、氷河時代に高度の低いユーラシア大陸各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を紹介します。<チベットケサイ 生体復元モデル>国立科学博物館蔵<みどころ(3)>本展の監修者の日ごろの活動や「研究者になろうと思ったきっかけ」などを紹介、次世代の化石ハンターを目指す子どもたちに向けたメッセージを発信します。★展示構成<第1章「伝説の化石ハンターの誕生」>ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠への大規模な発掘調査に旅立つまでを紹介します。アンドリュースはアメリカ自然史博物館で剥製担当助手としての職を得ると、やがて鯨類研究の専門家としてキャリアを積んでいきます。東アジアでの鯨類調査では数カ月にわたり日本にも滞在していました。一方、恩師オズボーンとの出会いを通じて「人類を含む哺乳類誕生の起源はアジアにある」との説を証明する化石を発見しようと考えるようになります。彼が目を付けたのは、これまでサイ類の化石ひとつしか見つかっていないゴビ砂漠でした。この章では、若き日のアンドリュースの足跡や調査研究の対象だったクジラの展示や、恩師オズボーンとの交流について紹介します。【展示される主な標本・資料】・ツチクジラ(哺乳網鯨偶蹄目ハクジラ亜目アカボウクジラ科)全身骨格・イワシクジラ(哺乳網鯨偶蹄目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ科)頭骨<ツチクジラ 全身骨格>国立科学博物館蔵<第2章「アンドリュース、ゴビ砂漠への探検!」>アンドリュースが率いた「中央アジア探検隊」は、機動力のある自動車隊とラクダのキャラバンによる補給隊で構成され、化石発掘に大きな成果を挙げました。特に「炎の崖」と呼ばれる発掘地では、「角のない」角竜類のプロトケラトプスや恐竜の卵の化石、獣脚類のべロキラプトルやオビラプトルなど様々な恐竜の化石を発見しました。探検は1922年から1930年まで計5回行われ、いずれも素晴らしい成果を挙げることができ、アンドリュースは伝説の化石ハンターとして歴史に名を残すこととなります。本章では、「化石ハンター」アンドリュースが1922年から1930年にかけて行った計5回の探検調査の成果を紹介します。また探検隊編成のアイデアや探検時の様々なエピソードも紹介します。【展示される主な標本・資料】・プロトケラトプス(恐竜類鳥盤類角竜類プロトケラトプス科類)全身骨格・恐竜の卵(恐竜類竜盤類獣脚類オビラプトル竜類)・プシッタコサウルス(恐竜類鳥盤類角竜類プシッタコサウルス科類)全身骨格・バクトロサウルス(恐竜類鳥盤類鳥脚類ハドロサウルス形類)全身骨格・べロキラプトル(恐竜類竜盤類獣脚類ドロマエオサウルス科類)全身骨格・ヘーユアンニア(恐竜類竜盤類獣脚類オビラプトル科類)全身骨格・アーケオルニトミムス(恐竜類竜盤類獣脚類オルニトミムス科類)全身骨格<プロトケラトプス 全身骨格>国立科学博物館蔵<ベロキラプトル 全身骨格>兵庫県立人と自然の博物館蔵<恐竜の卵>群馬県立自然史博物館蔵<第3章「アンドリュースに続け、世界の恐竜ハンター」>アンドリュースの探検からしばらくの時を経て、各国の調査隊が彼の後を追うようにゴビ砂漠へと向かい、数多くの新種の化石を発掘しました。現在に至るまで多くの化石ハンターがゴビ砂漠に魅了され、調査発掘を続けています。この章では、各国の化石ハンターが発見した化石と研究成果を紹介します。タルボサウルス、タラルルスなどゴビ砂漠を代表する化石や、プレノケファレ、シノルニトミムス、抱卵した姿勢のまま発見されたシチパチなどを展示します。また、日本・モンゴル隊が発見したゴビベナトル、ネメグトマイアも展示します。【展示される主な標本・資料】・タルボサウルス(恐竜類竜盤類獣脚類ティラノサウルス科類)頭骨・タラルルス(恐竜類鳥盤類装盾類アンキロサウルス科類)全身骨格・プレノケファレ(恐竜類鳥盤類堅頭竜類パキケファロサウルス科類)全身骨格・シノルニトイデス(恐竜類竜盤類獣脚類トロオドン科類)産状骨格・シチパチ(恐竜類竜盤類獣脚類オビラプトル科類)産状骨格、卵と胚の骨格・ゴビベナトル(恐竜類竜盤類獣脚類トロオドン科類)全身骨格・ネメグトマイア(恐竜類竜盤類獣脚類オビラプトル科類)全身骨格<シノルニトイデス 産状骨格>福井県立恐竜博物館蔵<ネメグトマイア 全身骨格>福井県立恐竜博物館蔵<第4章「アンドリュースが追い求めた哺乳類の起源」>様々な種類の恐竜化石を発見して有名になったアンドリュースですが、彼の本来の目的は人類の起源につながる哺乳類化石の発見でした。恩師オズボーンが提唱した「アジアが哺乳類進化のゆりかごであった」という説を証明するべく、大小様々な哺乳類の化石を発掘しました。本章では史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」や史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」、大きな下顎をもつ哺乳類「プラティベロドン」など、「中央アジア探検隊」が発見した数々の哺乳類を紹介します。また、「中央アジア探検隊」以降正確な位置がわからなくなっていた発掘地「プラティベロドン・クオリー」や「ウルフ・キャンプ」を再発見した古生物学者・王暁鳴(ワンシャオミン)博士の研究成果も紹介します。【展示される主な標本・資料】・パラケラテリウム(哺乳網奇蹄目サイ上科パラケラテリウム科)全身骨格・アンドリューサルクス(哺乳網鯨偶蹄目エンテロドン類またはメソニクス類※)頭骨※諸説あり・プラティベロドン(哺乳網長鼻目ゴンフォテリウム類)下顎・小さな哺乳類クリケトプス(哺乳網齧歯目キヌゲネズミ科)下顎ツァガノミス(哺乳網齧歯目ツァガノミス科)頭骨<パラケラテリウム 全身骨格>国立科学博物館蔵<プラティベロドン 頭骨>国立科学博物館蔵<第5章「挑戦の地、チベット高原へ」>この章では、5,000万年前から1,000万年前までの「中央アジア」の環境変化を解説します。インド亜大陸の大移動とユーラシア大陸への衝突・隆起でヒマラヤ山脈が出現すると、アジアの気候は大きく変動しました。「中央アジア」はヒマラヤ山脈が障壁となって乾燥化が進み、モンスーン(季節風)の湿った風が流れ込んだ東アジアは温暖で湿潤な気候になりました。このような環境変化により、アジアの動植物相(特定の場所に生息する動物または植物群)は、大きく変化していきます。この章では「アウト・オブ・チベット」説の舞台となるヒマラヤ山脈やチベット高原の成立と環境の変化、モンスーン気候の成り立ちとそれに伴う生物相の移り変わりについて解説します。【展示される主な標本・資料】・チベット高原の地質調査と砂岩、かつて海だった証拠となる化石群・モンスーン気候に適応した動物たちヒッパリオン(哺乳網奇蹄目ウマ科)頭骨キロテリウム(哺乳網奇蹄目サイ科)全身骨格<第6章「第三極圏の超大型獣に迫る」>隆起したヒマラヤ山脈とチベット高原が極寒の地になると、厳しい環境に適応した動物たちのみが進化していきました。やがて地球規模で寒冷化が進むと、寒冷化に順応した動物たちがチベット高原から高度の低いヨーロッパやアジア各地に進出していきます。これが哺乳類の放散と進化を示す「アウト・オブ・チベット」説です。この説を生んだきっかけとなったのが大型哺乳類チベットケサイの化石発見でした。この章では世界初公開となる「チベットケサイ」の全身骨格復元標本と生体復元モデルを展示します。また氷河時代の大型動物の起源や、チベット高原から放散していったとされる哺乳類の化石と研究成果も紹介します。さらにヒマラヤ山岳地帯に現生する動物の剥製標本も展示し、厳しい環境に適応した進化のしくみに迫ります。※ヒマラヤ山脈は真夏でも一部に厚く積もった雪が氷河を形成していることから北極・南極に次ぐ第三の極地とされ、その裾野に広がるチベット高原を含め第三極圏と呼ばれています。【展示される主な標本・資料】・世界初公開「チベットケサイ」の全身骨格復元標本と生体復元モデル(日・米・中の古生物学者が共同監修)・極寒環境に適応したチベット高原の哺乳類チベットユキヒョウ(哺乳網食肉目ネコ科)頭骨チベットザンダギツネ(哺乳網食肉目イヌ科)下顎・ヒマラヤ山岳地帯に現生する動物たちアルガリ、バーラル、ヒマラヤタール(いずれも哺乳網鯨偶蹄目ウシ科)本剥製<チベットケサイ 全身骨格復元標本>国立科学博物館蔵 ※本写真の骨格は製作段階のもので完成版とは形状が異なります。<第7章「次の化石ハンターとなる君へ」>地球の未来を担う子どもたちに向けて、本展覧会の監修者からのメッセージを伝えます。自らが化石ハンターを目指したきっかけや、現在の研究活動の様子を紹介します。またチベットケサイの全身骨格・生体モデルの復元作業映像から、標本制作に関わる人たちの仕事を紹介します。【開催概要】●展覧会名 : ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念特別展「化石ハンター展~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」●会期 : 2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)※会期等は変更になる場合がございます。●開館時間 : 9時~17時 ※8月5日(金)~14日(日)は9時~18時※入場は閉館時刻の30分前まで●休館日 : 9月5日(月)、12日(月)、20日(火)、26日(月)●入館料 : 一般・大学生 2,000円 小・中・高校生 600円(各税込み)●入場方法 : ご入場されるすべてのお客様は、事前に公式サイトで日時指定予約が必要です。当日、会場で販売する当日券での入場枠も設けていますがご入場までお待ちいただく場合や入場枠が完売した際は入場できません。●会場 : 国立科学博物館(東京・上野公園)〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20●主催 : 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京●後援 : 駐日モンゴル国大使館●協力 : アメリカ自然史博物館、岡山理科大学、神奈川県立生命の星・地球博物館、群馬県立自然史博物館、高知大学、滋賀県立琵琶湖博物館、千葉県立中央博物館、兵庫県立人と自然の博物館、福井県立恐竜博物館、北海道大学総合博物館、瑞浪市化石博物館、美濃加茂市民ミュージアム、日経サイエンス、日経ナショナル ジオグラフィック●企画協力 : テレビ東京メディアネット●お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)●公式サイト: ●公式SNS : @kasekihunters (Twitter、Facebook、Instagram)※今後の諸事情により、開館時間や休館日等について変更する場合がございます。最新情報は公式サイト等でご確認ください。※本リリースに掲載の広報用画像や取材をご希望の場合は、広報事務局までご連絡ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月05日大規模改修工事のため、2022年4月より2025年度中までの予定で長期休館に入った江戸東京博物館。同館が所蔵する江戸から東京に関する豊富な資料を、その分館である江戸東京たてもの園で紹介する展覧会『江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道』が2023年2月12日(日)まで開催されている。同展では、江戸東京博物館で展示されていた資料や模型に加え、江戸東京たてもの園の前身にあたる武蔵野郷土館が収集した資料も交え、旧石器時代から戦国時代、江戸時代、明治・大正・昭和、戦後から高度成長期と、4章で東京の長い歴史を紹介。大田区で出土した古墳時代の埴輪から江戸の町を描いた浮世絵、終戦直後の荒れ果てた東京を捉えた写真など、さまざまな資料が展示される。都内に現存した歴史的建造物を移築復元して公開している同園で展観することにより、より深く東京の歩みを知ることができそうだ。歌川広重《名所江戸百景大はしあたけの夕立》1857年(安政4)9月東京都江戸東京博物館蔵※展示期間:7月26日(火)~8月28日(日)ミニチュア台所道具明治時代東京都江戸東京博物館蔵G・フェ-レイス《畑をたがやす女性(新橋・有楽町付近)》1945年(昭和20)東京都江戸東京博物館蔵/PPS通信社【開催概要】江戸東京たてもの園特別展『江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道』会期:2022年6月25日(土)~2023年2月12日(日)会場:江戸東京たてもの園時間:9月30日(金)までは9:30~17:30、10月1日(土)から16:30まで(入園は閉園30分前まで)休園日:月曜(祝日の場合翌日休)、2022年12月25日(日)~2023年1月1日(日)料金:一般400円、大学320円、高中(都外)・65歳以上200円公式サイト:
2022年07月05日中京テレビ放送は、名古屋市博物館とともに主催する「もしも猫展」を2022年7月2日(土)より名古屋市博物館で開催いたします。「もしも猫展」7月2日(土)開幕!「もしも、うちの猫が人のように話したら?」そんな想像をしたことはありませんか。人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化(ぎじんか)とよびます。天保12年(1841)頃から、浮世絵師の歌川国芳《うたがわくによし》は猫を擬人化したり、役者を猫にした作品を次々と発表していきます。本展では猫の擬人化作品と、それらを描いた歌川国芳を主軸に据えながら、江戸時代の擬人化表現の面白さに着目します。そのなかで、なぜ国芳の作品にかくも惹きつけられるのか、その魅力のありかを探っていきます。歌川国芳 流行猫の曲鞠 個人蔵【みどころ】1) 人のような猫の愛嬌ある姿を楽しむ猫をテーマに据えた浮世絵をはじめとする135件の作品により、江戸時代における擬人化の世界を紹介します。浮世絵や猫を愛してやまない皆さんはもちろんのこと、現代の擬人化表現に関心を持つ方にも楽しんでいただけることでしょう。ユーモラスで愛嬌ある姿に思わずクスリとすること、請け合いです。2) 歌川国芳の機智に富んだアイデアを楽しむ大の猫好きとして知られる浮世絵師の歌川国芳《うたがわくによし》は、天保12年(1841)から集中的に猫の擬人化作品を描いています。その展開と後世への影響を紹介しながら国芳の魅力を探ります。機智に富んだアイデア溢れる国芳の作品をご堪能ください。3) クイズやAR体験で楽しむ作品を見くらべることで理解を深める「くらべるクイズ」、「もしも国芳らが描いた猫たちが絵から飛び出してきたら?」を実現した「もしもAR」など、展覧会を楽しむための仕掛けをご用意しています。さまざまな切り口から作品をご鑑賞いただけます。【展示構成】序章) 猫を描く人もしも猫が人であったなら。人が猫であったなら。多くの人が抱く夢想ですが、突き詰めた絵師といえば、この人をおいて他にいないでしょう。根っからの猫好きで知られる浮世絵師の歌川国芳《うたがわくによし》を紹介します。第1章) くらべてみる展覧会の幕開けとして、擬人化して描いた作品と、共有されていたイメージを具体的に見くらべてみることで、擬人化表現の魅力を再発見していきます。歌川国利 新版猫の玉のり 個人蔵新版玉のり尽 個人蔵第2章) 擬人化の効能擬人化世界の入り口としてまず、人ならぬものが主役の異類物《いるいもの》を、つづいて昔ばなしや戯画《ぎが》、風刺画《ふうしが》など、江戸時代から明治にかけての擬人化作品を紹介していきます。これらを眺めていくことで、擬人化することによりどのような効能が引き出されるのか、感じていただけることでしょう。第3章) おこまものがたり天保13年(1842)、山東京山と歌川国芳によって、猫のおこまの一代記をあらわした合巻《ごうかん》(長編小説)『朧月《おぼろづき》猫《ねこ》の草紙《そうし》』が刊行され、人気をよびました。異類《いるい》(人にあらぬもの)の婚礼儀礼をつづった「嫁入物《よめいりもの》」の流れのなかに同書を位置づけながら、「おこまものがたり」の継承と広がりを明らかにしてきます。山東京山作・歌川国芳画『朧月猫の草紙』六編 個人蔵第4章) 人、猫になる天保12年(1841)、歌川国芳《うたがわくによし》による団扇絵《うちわえ》「猫の百面相《ひゃくめんそう》」が流行します。猫を人のように描くのではなく、実在する人間の歌舞伎役者を猫に見立てて描くという趣向は、これまでにない新機軸でした。こちらは「もしも、あの有名人が猫になったら?」というアイデアが起点になったものといえるでしょう「猫の百面相」流行の様相と展開をみていきます。【特集】おしゃべりな顔、百面相『朧月猫の草紙』や「猫の百面相」を発表する少し前から、国芳は「百面相」なる絵を手掛けるようになります。表情だけでその人がどのような状況に置かれているのかを滑稽に表したものです。「猫の百面相」との関係を探りつつ、国芳の「百面相」を見ていきます。第5章) 国芳のまなざしいかに対象を観察し、描くか。そしてアイデアをどのように膨《ふく》らませ、形にしていくか。「百面相《ひゃくめんそう》」で培《つちか》われた画才は、そのまま猫の戯画《ぎが》にも結実しています。国芳の観察力や的確な表現力とともに、次から次へとあふれでるユーモラスなアイデアをお楽しみください。歌川国芳 流行猫の狂言づくし 個人蔵終章) もしも…。展覧会の最後にもういちど、歌川国芳が擬人化猫作品を集中的に描きはじめた頃の作例をご覧いただきます。浮世絵師、歌川国芳の溢れる才と魅力を存分にご堪能ください。【開催概要】展覧会名 : 「もしも猫展」会期 : 2022年7月2日(土)~8月21日(日)会場 : 名古屋市博物館(愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)TEL 052-853-2655 FAX 052-853-3636 開館時間 : 9時30分~17時00分(入場は16時30分まで)休館日 : 7月4日、11日、19日、25日、26日、8月1日、8日主催 : 名古屋市博物館、中京テレビ放送公式サイト: Twitter : Instagram : 観覧料 : 一般1,600(1,400)円、高大生1,000(800)円、小中生500(300)円・( )内は前売および20名以上の団体料金。・前売券は2022年7月1日(金)までお求めいただけます。・高大生・中学生は学生証等を提示してください。・名古屋市交通局の一日乗車券・ドニチエコきっぷを利用してご来館の方は当日料金より100円割引。・身体等に障害のある方は手帳、難病患者の方は受給者証のご提示により、本人と介護者2名まで当日料金の半額。・各種割引は重複してご利用していただくことはできません。ご了承ください。音声ガイド: 会場内の二次元コードを、お手持ちのスマートフォンで読み取ると音声ガイドをお聞きいただけます。※ご利用無料 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月28日アクティビティサービス提供を行っているsoobox~想箱~(所在地:秋田県鹿角市、代表:川又 伸文)は、「十和田国立公園、八幡平国立公園での体験型観光拠点づくり事業」をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2022年6月11日(土)より開始しています。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト 十和田湖でSUP(サップ)■開発背景私が起業をしたきっかけの一つが、地元での新しい仕事のカタチづくりと地方観光地の課題解決です。バブル期に避暑地として人気があり賑わっていた十和田国立公園と八幡平国立公園でしたが、現在では以前の賑わいには程遠いのが現状です。そんな賑わいがなくなった十和田八幡平国立公園を地元の個人事業ではありますが、アクティビティ事業を中心としたコンテンツや予約システム体制を整え「体験する観光」の拠点を創り、新しい観光のかたちとして、地元の新しい働き方として地域のために事業を通じて、貢献したいと日々奮闘しています。■特徴*大型観光バスなどの観光客ではなくマイカーやレンタカー、トレッキング、サイクリング個人観光客をターゲットとしたお手軽にアクティビティ体験を提供*国立公園の十和田湖、八幡平の四季折々の景色と大自然を体感できる体験プログラム*地元生まれ地元育ちのスタッフが、個人事業での地元初アクティビティ事業チャレンジ*昨年のプレオープンから徐々にお客様やお問い合わせが増え、7月~9月まで北東北三県大型観光キャンペーンに事業提供■リターンについて・10,000円:soobox ECサイトで掲載予定のコーヒー豆セット!sooboxのアクティビティ事業の拠点になっている十和田ふるさとセンター内にあるcafe「kotoriusagi(コトリウサギ)」で販売しているエチオピア産豆のセットになります。・25,000円:カヤック体験(1名分)十和田ふるさとセンター桟橋をスタートにして十和田湖の大自然を感じながらのカヤック体験になります。サポートスタッフ付きで体験時間は90分。・1,000,000円:アクティビティ(カヤック、サップ、トレッキング)5年間ペア体験提供。十和田湖西湖岸の大自然をアクティビティを通して体感してください。(サポート、ガイドスタッフ付)■プロジェクト概要プロジェクト名: 「十和田国立公園、八幡平国立公園での体験型観光拠点づくり事業」期間 : 2022年6月11日(土)~8月25日(木)23:59URL : ■会社概要商号 : soobox~想箱~(ソウボックス)代表者 : 代表 川又 伸文所在地 : 〒018-5334 秋田県鹿角市十和田毛馬内字中陣場117-3設立 : 2022年5月事業内容: アクティビティ提供事業サービス、ふるさと納税自治体サポートサービス、ECセレクトショップ(準備中)資本金 : 10万円【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】soobox~想箱~(ソウボックス) お客様相談窓口TEL:090-6627-7231 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月25日特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」が、東京・上野の国立科学博物館にて2022年7月16日(土)から10月10日(月・祝)まで開催される。化石ハンターたちの探検を辿る特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」は、化石ハンターとして世界的に有名なロイ・チャップマン・アンドリュースや、彼の偉業を追いかけた名だたる化石ハンターたちの探検を紹介する展覧会。世界的な化石ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースロイ・チャップマン・アンドリュースは、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠への探検を開始。アンドリュースが発掘した、恐竜や哺乳類の貴重な化石の数々は古生物学上の大発見とされ、その功績は後世の化石ハンターたちに多大な影響を与えてきた。会場では、アンドリュースがゴビ砂漠で発見した恐竜や哺乳類の研究成果を、標本や映像とともに紹介。恐竜の卵化石や、史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」、史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」などの複製標本の展示を通して、アンドリュースの探検を辿っていく。大型獣「チベットサケイ」全身骨格復元標本を世界初公開また、世界初公開となる大型獣「チベットケサイ」の全身骨格復元標本や生体復元モデルの展示にも注目。「チベットケサイ」の全身骨格復元標本は、アンドリュースから大きな影響を受けた古生物学者たちの研究により明らかになった、「アウト・オブ・チベット」説を導き出す証拠となった貴重な資料だ。「アウト・オブ・チベット」説は、氷河時代における哺乳類の進化に関する説。「アウト・オブ・チベット」説では、「チベットケサイ」をはじめ、「チベットユキヒョウ」、「プロトオービス」などの哺乳類が、北極圏よりも先に寒冷環境となったチベット高原で寒冷気候に適応してから各地に放散したとされている。【詳細】ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」会期:2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)※会期等は変更になる場合あり。会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00~17:00 ※入場は閉館時刻の30分前まで休館日:9月5日(月)、12日(月)、20日(火)、26日(月)入場料:一般・大学生 2,000円、小中高生 600円※入場方法等の詳細は決定次第、公式サイト等にて告知。※諸事情により、開館時間や休館日等は変更となる場合あり。最新情報は公式サイト等で確認。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年05月22日日時:2022年5月11日(水)10時受付開始リアル脱出ゲームを企画運営する株式会社SCRAPは、2022年5月12日(木)より東京国立博物館にて初開催となるリアル脱出ゲーム『東京国立博物館からの脱出』を開催いたします。そこで開催に先駆け、公演開始前日である5月11日(水)に、開催を記念したセレモニーと、皆さまに先行してご体験いただける機会を設けさせていただきました。東京国立博物館からの脱出リアル脱出ゲームは、閉じ込められたある特定の空間から、仲間と協力して謎を解き明かすことで脱出を目指す体験型ゲーム・イベントです。今回舞台となるのは、日本で最も長い歴史を持つ博物館である東京国立博物館。東京国立博物館創立150年記念事業の一環として開催され、プレイヤーは東京国立博物館を歩きながら、会場に仕掛けられた謎を解き明かすことを目指します。館内でリアル脱出ゲームが開催されるのは本作が初めてとなります。本作は、謎解きキットと専用アプリを使いながら、館内を周遊して謎を解く形式のリアル脱出ゲーム。時間制限/人数制限がないため、謎解き初心者の方にもオススメです。『東京国立博物館からの脱出』では、プレイヤーは探偵事務所に入所したばかりの新人として、博物館で起きた奇妙な出来事の解明に挑みます。事件を紐解くためのキーになるのは、東京国立博物館で展示されている”作品の声”。作品の声を聞くことができる調査アプリを使い物語を進行します。「東京国立博物館の作品に聞き込みしながら真実へ辿り着く」という、ここでしかできない体験にどうぞご期待ください。当日会場では、『東京国立博物館からの脱出』の開催を記念した関係者の挨拶や、東京国立博物館のキャラクターである「トーハクくん」も登場するフォトセッションなどのセレモニーを開催。また、その場で実際に公演にご参加いただける先行体験会も行います。ご参加いただける場合は、お手数ですが下記のフォームよりご応募くださいませ。5月10日(火)12:00 までにご連絡いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。▼セレモニー&先行体験会お申込みフォーム ※当日のご案内を5月10日(火)23:59までにご指定のアドレスにお送りします。▼『東京国立博物館からの脱出』特設サイト プレイイメージプレイイメージ開催記念セレモニー&先行体験会概要■受付時間先行体験会開催日:2022年5月11日(水)<スケジュール>10:00受付開始(東京国立博物館正門特別受付)11:10本館エントランス集合11:15セレモニー開始11:25フォトセッション11:30セレモニー終了※セレモニーでは、『東京国立博物館からの脱出』の開催を記念した関係者の挨拶や、東京国立博物館のキャラクターである「トーハクくん」も登場するフォトセッションなどを予定しております。※セレモニー終了後、ご希望の方には実際に『東京国立博物館からの脱出』をご体験頂けます。体験は30分ごとに随時受付となり、各回最大20名様までのご案内となります。■先行体験会会場会場:東京国立博物館所在地:東京都台東区上野公園13-9アクセス:JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車徒歩10分東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車徒歩15分京成電鉄京成上野駅下車徒歩15分公演概要■ストーリー2022年に創立150年を迎えた東京国立博物館。あなたはそんな博物館の近くの小さな探偵事務所に入所したばかりの新人。ある日、事務所に一本の電話が鳴り響く。「トーハクの創設の起源となった博覧会関係者の1人が集合写真から消えてしまったんです! そして、不思議なことにその人物のことを誰一人として思い出せないんです! どうか、この奇妙な出来事を解明してくれないでしょうか?」依頼人は博物館の職員。手がかりの少ない依頼内容に頭を抱えていたあなたに探偵事務所の所長がある助言をする。「人に聞くことができないなら、〝作品〟から話を聞けばいいんだ」人々を見守り続けてきた仏像。美しいルビーで彩られた双子のザクロの置物。古代エジプトからやってきた沈黙するミイラ。あなたは調査アプリを駆使し、博物館に展示されている作品たちへ聞き込みに向かう。果たして、博物館で起こった謎の出来事の真実にたどり着くことができるのか?■開催日程2022年5月12日(木)〜■プレイ形式制限時間:なし参加人数:制限なし開始タイミング:随時スタート場所:屋内※東京国立博物館の建物間の移動のため、一部外に出るシーンがございます。■謎解きキット情報販売価格:2,200円(税込)※前売り、学生一律金額※別途東京国立博物館入館料が必要補足情報■「リアル脱出ゲーム」とは2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」です。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されています。07年に初開催して以降、現在までで累計820万人以上を動員しています。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントです。リアル脱出ゲーム公式サイト: リアル脱出ゲームTwitterアカウント: ※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。■「東京国立博物館」とは東京国立博物館(トーハク)は、明治5年(1872)に湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会から始まる、日本で最も長い歴史をもつ博物館です。日本を中心にした東洋のさまざまな国や文化の美術作品、歴史資料、考古遺物などを集めて大切に保管しています。収蔵品は約12万件におよび、総合文化展と呼ばれる常設展示では約3,000件を常時公開しています。教科書でみた名品の本物を見られる博物館です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月06日『スコットランド国立美術館THE GREATS美の巨匠たち』が東京都美術館(台東区)で開催中だ。1859年に開館したスコットランド国立美術館は、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有する。本展は、そのコレクションの中から、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ブーシェ、スーラ、ルノワールなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示。そのほか、ゲインズバラ、レノルズ、ブレイク、コンスタブル、ターナー、ミレイといったイングランド出身の画家に加え、日本ではなかなか見ることのできないレイバーン、ラムジー、ウィルキー、ダイスなどスコットランド出身の代表的な画家たちの名品も。油彩画・水彩画・素描約90点を通じ、西洋美術の流れとともに、ヨーロッパ大陸と英国との文化交流から、英国美術がはぐくまれた様子を紹介している。展示構成は、スコットランド国立美術館の建物や館内の様子を描いた作品を紹介する「プロローグ」から始まり、アンドレア・デル・ヴェロッキオ(帰属)《幼児キリストを礼拝する聖母(「ラスキンの聖母」)》やエル・グレコ《祝福するキリスト(「世界の救い主」)》などが並ぶ「ルネサンス」、ディエゴ・ベラスケス《卵を料理する老婆》、レンブラント・ファン・レイン《ベッドの中の女性》といった「バロック」と続く。英国のコレクターたちが美術品の購入や文化的教養を深めるために大規模なヨーロッパ旅行をした「グランド・ツアーの時代」では、フランソワ・ブーシェの晩年の作である《田園の情景》やジョシュア・レノルズ《ウォルドグレイヴ家の貴婦人たち》などが見られる。「19世紀の開拓者たち」では、フランシス・グラント《アン・エミリー・ソフィア・グラント(“デイジー”・グラント)、ウィリアム・マーカム夫人(1836-1880)》、クロード・モネ《エプト川沿いのポプラ並木》などを紹介。「エピローグ」では、フレデリック・エドウィン・チャーチ《アメリカ側から見たナイアガラの滝》という圧巻の作品で締め括られる。本展は7月3日(日)まで(休室日は月曜日)。開室時間は午前9時30分〜午後5時30分※金曜日は午前9時30分~午後8時(入室は閉室の30分前まで)。展示室の混雑を避けるため、日時指定予約制。一般1900円、大学生・専門学校生1300円、65歳以上1400円。天海祐希がナビゲーターを務める音声ガイドとのセット券は2400円(5月8日入場分までの期間限定)。なお、7月16日(土)〜9月25日(日)は神戸市立博物館、10月4日(火)〜11月20日(日)は北九州市立美術館 本館でも開催される予定だ。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年05月06日サントリー美術館で『大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―』が4月16日(土)よりスタートした。世界屈指の質とされる大英博物館の北斎コレクションを中心に、葛飾北斎の、特に還暦を迎えた60歳から90歳で亡くなるまでの30年間に焦点を当てる注目の展覧会。6月12日(日)までの開催となる。江戸時代後期を代表する浮世絵師、そして世界でもっとも有名な日本人芸術家、葛飾北斎。「冨嶽三十六景」や『北斎漫画』の強いインパクトは国境を越えてヨーロッパの人々も魅了し、印象派やポスト印象派の画家たちに大きな影響を与えた。イギリスでも北斎の魅力に惹き付けられた多くのコレクターや研究者が誕生。大英博物館には複数のコレクターによる北斎の優品が収蔵されるようになり、時を経て世界有数の北斎コレクションが形成された。この展覧会は、その大英博物館が所蔵する北斎作品を中心に、国内の肉筆画の名品をあわせて北斎の画業の変遷を追っていくもの。特に代表作の多くが描かれている60歳から90歳にかけての北斎の作品を紹介していく。展覧会エントランス展覧会は6章構成。第1章の「画壇への登場から還暦」では60歳までの北斎の画業をコンパクトにまとめている。勝川春章に入門し「春朗」と名乗っていた北斎は役者絵で頭角を表していたものの、師の没後は勝川派から離れ「宗理」の名前で活動を開始。琳派に接近しつつ、日本や中国、さらにはヨーロッパの技法を学び、精力的な活動を行っていた。その後、今日最も知られている「北斎」を筆頭に名前を変えながら独自の芸術を追求していく。《市川鰕蔵の山賤実は文覚上人》は、春朗時代の作品。後の五代目市川團十郎となる市川鰕蔵が演じていた文覚上人を描いている。文覚上人は、現在の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では四代目市川猿之助が演じている。葛飾北斎《市川鰕蔵の山賤実は文覚上人》寛政3年(1791)大英博物館《為朝図》は、版元の平林庄五郎が、北斎と曲亭馬琴とのタッグで制作した読本『椿説弓張月』の完成を祝って注文した肉筆画。画中に馬琴が漢詩を寄せている。葛飾北斎《為朝図》一幅江戸時代文化8年(1811)大英博物館第2章「富士と大波」では、北斎の世界的な代表作「冨嶽三十六景」など、北斎が富士山をモチーフにした作品を取り上げる。当時、輸入されたばかりの藍色の色料「ベロ藍(プルシアンブルー)」を用いた「冨嶽三十六景」や、版本『富嶽百景』など、北斎は富士山の姿をさまざまな構図で描き、日本はもちろんのこと、海の向こうの人々までをも熱狂させている。展示風景よりまた、富士山と同じく北斎は水の造形に興味・関心を持ち、丹念に描いている。《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》の波のうねり、しぶきはその研究のあらわれのひとつだ。葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》江戸時代天保元~4年(1830~33)頃大英博物館蔵第3章「目に見える世界」、続く第4章「想像の世界」は、では、北斎の卓越した描写力と想像力に着目する。北斎はたぐい稀なる画力で、名所絵や花鳥画を描き、やがては現実を凌駕した世界も描き出すようになる。奇抜な橋が多数登場する《諸國名橋奇覧》は北斎が好んで描いた水、そして橋がさまざまな形で登場する。《百物語》は当時江戸の町でブームになっていた怪談をテーマにしたシリーズ。現在展示されている2作品を含め5作品が確認されている。葛飾北斎《諸國名橋奇覧 三河の八つ橋の古圖》天保5年(1834)頃大英博物館蔵葛飾北斎 左:《百物語 こはだ小平二》右:《百物語 笑ひはんにや》天保4年(1833)頃 いずれも大英博物館蔵第5章「北斎の周辺」は、葛飾北斎を取り巻く人々にも焦点を当てる。《女重宝記》は北斎の娘で絵師の葛飾応為が挿絵を描いた、女性に日常的に必要となる知識ををまとめた本。そして《漁師図》は、北斎と応為との共作。画中には北斎と応為のそれぞれが書いた句が書かれている。葛飾応為《女重宝記》 弘化4年(1847) 大英博物館蔵葛飾北斎《漁師図》 文政年間(1818~30)頃 大英博物館蔵最晩年の北斎は肉筆画に制作の中心を移していった。最終章となる第6章「神の領域―肉筆画の名品―」では、肉筆画の名品を取り上げる。80代にしてなお画力の向上を願い、長生きを願った北斎の探究心が作品から垣間見える。葛飾北斎《白拍子図》 文化3年(1820)頃北斎館所蔵※5月16日までの展示葛飾北斎《肉筆画帖》天保5~7年(1834~36)頃 北斎館蔵※5月16日まで展示、5月18日より場面替年齢を重ねれば重ねるほど、画力が研ぎ澄まされていった葛飾北斎。日本でこれだけの良質な作品をまとめて鑑賞できるこの機会を逃さず、しっかりと楽しもう。【開催情報】『大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―』4月16日(土)~6月12日(日)、サントリー美術館にて開催取材・文:浦島茂世
2022年05月02日特別展「毒」が、東京・上野の国立科学博物館にて2022年11月1日(火)から2023年2月19日(日)まで開催される。「毒」がテーマの展覧会、国立科学博物館で初開催特別展「毒」は、国立科学博物館にとって初となる「毒」をテーマにした展覧会だ。この世界のあらゆるところに存在する毒を、各研究部門のスペシャリスト9名が徹底的に分析し、様々な「毒」世界を探求。「毒」は基本的に生体に対して害を与える物質として理解されているが、「毒」には多面的な要素があり、薬効を持つものもある。例えば人体に有用なものでも、摂りすぎると毒になることがあったり、アレルギー反応に見られるように、感受性の高低によっても毒性は異なっている。自然界のあらゆるところに存在し、様々な一面を持つ「毒」を動物学、植物学、地学、人類学、理工学と多角的な視点から掘り下げ、国立科学博物館ならではの貴重な標本資料などを用いて解説。総展示数はおよそ250点と、見応えのある展示になっている。有毒生物の巨大模型や標本例えば、身を守るため、捕食のために用いられる有毒生物の「毒」のシステム・仕組みは、巨大模型や、剥製などの標本を使って説明。有毒な植物や毒虫、有毒爬虫類、有毒両生類などを一気に紹介していく。見所は、迫力いっぱいの“巨大模型”。ハブは実物の約30倍、オオスズメバチは約40倍、イラガは約100倍、セイヨウイラクサは約70倍サイズの巨大模型が会場に登場する。菌類による「毒」や人工「毒」もさらに、様々な中毒症状を引き起こす毒きのこをはじめとする、菌類による「毒」、鉱物など生物以外のものに含まれる自然界の「毒」、クジラの体内から見つかったマイクロプラスチックなどの、歴史の中で人間が作り出した“人工毒”と、様々な「毒」に迫っていく。「毒」と進化&「毒」と人間の関係また、「毒」のある生物への擬態や、「毒」に耐える性質の獲得、「毒」を利用した種子の散布など、「毒」と生物の進化の関係、「毒」に起因する多様性についても紐解く。例えばコアラが食べるユーカリにはタンニンやテルペン、青酸配糖体、フェノール化合物などの毒性をもつ化学物質が多く含まれているため、コアラは毒に対抗する様々な機能が発達している。肝臓の酵素で解毒を行う他、ユーカリの葉の毒性を味・匂いで選別し、より毒性の少ない葉を選び取ることができると考えられている。さらに、古代から「毒」を武器や薬として使用してきた人間との関係も紹介。「毒」と人間の歴史を辿りつつ、科学の進歩による「毒」の解明、そしてその利用などの「毒」の研究も紹介していく。【詳細】特別展「毒」会期:2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)会場:国立科学博物館 地球館地下1階 特別展示室住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日、12月28日(水)~1月1日(日・祝)、1月10日(火)※ただし1月2日(月・休)、 9日(月・祝)、2月13日(月)は開館※会期等は変更になる場合あり。※入場方法等の詳細は公式サイトを確認。■チケット〈要日時指定予約〉入場料:一般・大学生 2,000円、小・中・高校生 600円チケット発売:公式チケットサイト(ART PASS)、美術展ナビチケットアプリ、各種プレイガイド※未就学児は無料。※障害者手帳を持参した本人とその介護者1名は無料。※時間ごとに入場定員あり。入場者は公式サイトより日時指定予約が必要。※当日、博物館で販売する当日券での入場枠もあり。ただし、入場待ちとなる場合や、入場枠が完売となる場合あり。※学生料金で入場の際には学生証の提示が必要。※本展を観覧した人は、同日に限り常設展(地球館・日本館)も観覧可能。ただし、常設展示の開館時間内に限る。また、日時指定日の指定時刻の前に常設展示を観覧することはできない。※チケットのキャンセル・券種変更・払い戻し・再発行は不可。再入場は不可。※会場内の混雑等により、入場待ちとなる場合あり。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年04月17日