Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』の日本版声優として、甲斐田裕子、津田健次郎、佐倉綾音が決定した。『ワンダーウーマン』『ワイルド・スピード』シリーズに出演したガル・ガドットが、敏腕スパイのレイチェル・ストーンに扮し、怒涛のアクションを繰り広げる本作。有能すぎて、MI6と世界平和のために活動する秘密組織チャーターの2つの組織に所属する超一流エージェント・レイチェルは、武装組織に仲間を殺され、組織の目的が世界中のシステムを操作できるテクノロジー[ハート]を手に入れることだと知る。奪われた[ハート]を奪還するため、レイチェルは敵組織の足取りを追うが、その背景には予想を超えた事態と驚愕の黒幕が待っていた――。そんなレイチェルの吹き替えを担当するのは、長年ガルの声を務めてきた甲斐田さん。「ダイアナとはまた違った、新たなレイチェル・ストーンというキャラクターが誕生しました。強さと正義感、人間的弱さと未熟さ。言葉にすると似てますが、いつもと一味違うガルの魅力が満載です。それを日本語でも再現できるよう、精一杯演じました」とキャラクターを解説。劇中で圧巻の戦闘スキルを発揮し、全編クライマックス級のアクションを見せるが、「前半で仲間を助けに戻った時の生身でのアクション。乗り物等を使ったアクションも盛り上がりますが、やっぱりガルのキレッキレの身のこなしを見てほしい」と注目ポイントも熱弁。また、誰にも言えない“秘密”を抱えるレイチェルの同僚パーカーを津田さん、悪組織の一員で、レイチェルと[ハート]を巡るバトルを繰り広げるケヤは佐倉さんが担当。津田さんは「またこうしてジェイミー・ドーナンさんの吹き替えをやらせて頂ける事を嬉しく思います」と喜び、「雪山での追跡シーンがあるのですが、スピード感とオリジナリティ溢れるアクションが満載で見応えのある映像になっています」と力説。佐倉さんは「本作のような迫力溢れる大規模なアクションを披露するキャラクターの役を実写吹替で演じるのは初めてだったので、とても新鮮な気持ちで臨みました」とふり返り、「アクションシーンはもちろんですが、腹の探り合いや本心のぶつけ合いといった、三者三様の過去を持った人間同士の掛け合いシーンもとても楽しく演じさせて頂きました」とコメントしている。Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』は8月11日(金)より独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年08月02日株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区 、代表取締役社長:徳留慶太郎)は、5月10日(水)~5月24日(水)の期間に東京・札幌・大阪・福岡で「神田裕子先生出版記念・カサンドラゆるゆるお茶会」を、カサンドラ・ラボ主催のオンラインサロン『つばらつばら』様と共催いたします。書籍詳細ページ : 発達障害とグレーゾーン、そのパートナーや家族、同僚等のカサンドラ症候群を支援する団体「カサンドラ・ラボ」を主宰する神田裕子先生が、株式会社すばる舎にて『パートナーが発達障害かも?と思ったら読む本』を4月22日に刊行したのを記念し、著者の神田先生を交えた「ゆるゆるお茶会」を東京・札幌・大阪・福岡の4都市で開催いたします。詳細ページ : 開催場所・日時◆東京開催日時:2023年5月10日(水) 19:00〜21:00会場:アフタヌーンティー・ティールーム丸の内新丸ビル住所:東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング 4階申し込み詳細: ◆札幌開催日時:2023年5月13日(土) 10:00〜12:00会場:CAFÉ YOSHIMI住所:北海道札幌市中央区北2条西4-1 赤れんがテラス B1F申し込み詳細: ◆大阪開催日時:2023年5月21日(日) 10:00〜12:00会場:カフェラ 大丸梅田店住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-1大丸梅田店4F申し込み詳細: ◆福岡開催日時:2023年5月24日(水) 14:00〜16:00会場:オンザデッキバーラウンジ住所:福岡県福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目9-18 ウィズザスタイルフクオカ 1F申し込み詳細: 本来はお茶会(カサラボカフェ)への参加は会員限定です。会員以外の方は初回1000円の会費を頂戴しますが、今回は無料!(お茶代等の実費のみ負担)そして‥なんと!本を持参の方には裕子先生のサインとプチ相談がついてきます。●2023年4月24日発売!Amazonで予約できます♪ ●期間限定で一部無料公開が始まりました! ゆるゆるお茶会では、次のような方々の参加をお待ちしています!□パートナーと会話が噛み合わない□なぜここでブチ切れるのか、わけが分からない□忘れ物が多い□ケンカになるとフリーズする□空気が読めない□かまってちゃんになる□ある日を境に態度が豹変した□こだわりが強い□ルーティンを崩されると嫌がる□ドタキャンが多い、またはドタキャンされるのを極度に嫌がるなど。対象は、恋人や夫婦、同僚どなたでもけっこうです。発達障害のグレーゾーンかもしれない‥何となくこの人って付き合うのが難しいと感じる‥私が発達障害かもしれない?と悩んでいたら、まずは裕子先生の本を読んでみてください。そして、直接会っていろいろ聞いてみたい!と思ったら‥ぜひ、お越しくださいね。裕子先生のプロフィールは カサンドラ・ラボのブログは 「つばらつばら」のメンバーがお待ちしています♪ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月28日『ムツゴロウさん』の愛称で知られており、動物に関するテレビ番組や本で活躍してきた、動物研究家の畑正憲(はた・まさのり)さん。2023年4月6日、心筋梗塞によって、畑さんが87歳で亡くなったことが分かりました。全国各地で講演会やトークショーを開催するなど、たくさんの人に動物の魅力を発信してきた、畑さん。1972年には、北海道厚岸(あっけし)郡に動物と触れ合う施設『ムツゴロウ動物王国』を創設しています。動物博士として親しまれてきた『ムツゴロウさん』の逝去に対し、ネットでは幅広い世代から別れを惜しむ声や、感謝する声が上がりました。坂上忍、逝去を受けムツゴロウさんとの思い出を明かす畑さんの逝去が報じられた日、タレントの坂上忍さんが自身のブログを更新しました。坂上さんといえば、大の動物好きで知られるタレント。2023年4月現在、犬と猫を合わせると、なんと25匹のペットと生活をしています。保護活動に取り組むほか、ペットのために新たな家を建てるなど、動物への強い愛を持つ、坂上さん。そんな坂上さんにとって、畑さんはいろいろな意味で尊敬する存在のようです。2人の出会いは、意外なもの。坂上さんは、畑さんとの思い出を振り返り、このように想いをつづりました。ムツゴロウこと.....畑正憲さんが逝去された。わたし達の世代は、動物といえばムツゴロウさん。動物番組といえば、「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」である。で、わたしとムツゴロウさんはといいますと.....。動物繋がり.....ではなく。最初は、麻雀繋がりだったんです。まぁ、お強い方でした。というか、しぶとい先輩でした。勝負に対する執念とでもいうのでしょうか、ほぼ降りない印象でした。ただ、気がつけば.....。『坂上どうぶつ王国』という動物の番組を、わたしが任されるようになり.....。それも、同じフジテレビさん。だったら、ご挨拶に伺わねばと.....。初回のスペシャルは、北海道までムツゴロウさんに会いに行ったのです。久しぶりに、お会いしたムツゴロウさんは.....。相変わらず、優しくて怖かったです。質問には、なんでも答えてくださいます。ただ、質問の仕方を間違えると.....目の色が変わります。はい、麻雀の時の目になるんです。でも、だから甘えられるんですよね。わたし、優しいだけの人は逆に怖さを感じてしまうので。動物相手だけでなく、真剣になにかと向き合っていたら.....怖くて当たり前ですから。う~ん.....正確に言うと、「怖い」ではないんですけどね。で、実はその時お会いした際.....約束をしたんです。「また、会いましょうね」って。わたしがもっともっと動物と向き合って、ムツゴロウさんに対しても.....。もう少し、胸を張れるようになったら.....必ず会いに来ますからって。で、麻雀をやりましょうって。残念ながら、その約束を果たすことはできませんでしたが.....。報告には、いつでも行けますので。でも、まだダメです。全然、足りないので.....。もっともっと、精進します!坂上忍オフィシャルブログーより引用なんと、畑さんと坂上さんの出会いのきっかけは、動物…ではなく、麻雀!動物の印象が強い畑さんですが、雀士としても知られています。勝負に挑む時の畑さんは、「よーしよしよし」といいながら動物とじゃれ合っている時とは異なり、凄まじい執念と恐怖を覚えるほどの迫力があったのだとか。2018年に、坂上さんがMCを務めるバラエティ番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)が始まった際も、優しさと、時々ゾクリとする迫力を見せていたのだそうです。きっと、動物に対しても、勝負ごとに関しても、いつも全力かつ真剣だからこそ、そういった二面性を持っていたのでしょう。『麻雀のライバル』であり『尊敬する動物博士』であった畑さんに対する、尊敬の念が伝わる坂上さんのメッセージに、多くの人が心打たれました。・さすがはムツゴロウさん。何に対しても厳しさを忘れない人なんだな。・ムツゴロウさんが麻雀をやっていたことに驚いた!動物の一面しか知らなかった…!・尊敬していたんですね。きっと、ムツゴロウさんの動物への愛は坂上さんにも伝わってますよ。「動物に関しても、麻雀に関しても、もっと精進したい」と決意を新たにした、坂上さん。近い将来、坂上さんが胸を張れるようになった時、畑さんの墓前へ報告をしに行くのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月06日シンガーソング・ライターで映画音楽作曲家の世武裕子(せぶひろこ)が、4月26日(水)に“日本語を大切に歌う”ピアノ弾き語りアルバム『あなたの生きている世界1&2』をリリースする。リリースに伴い、東名阪のピアノ弾き語りライブを発表、オフィシャル先行がスタートした。世武裕子 チケット情報ピアニストとして圧倒的な表現力を持ち、Mr.childrenや森山直太朗のツアーサポートに参加するなど、多くのミュージシャンから信頼を得ると同時に、映画音楽作曲家として鈴木亮平主演・宮沢氷魚共演でも話題の映画『エゴイスト』(松永大司監督)の音楽をはじめ、数々の映画やドラマの劇伴、テーマソングを手掛け、日本の映画界に欠かせない存在となっている彼女。ニューアルバムには、2022年デジタルリリースされた『あなたの生きている世界1』と翌2023年デジタルリリースされた『あなたの生きている世界2』が収められ、アルバム作品としては2018年以来、実に5年ぶりのCDリリースとなる。“日本語を大切に歌う”ことをテーマに世武がセレクトしたセルフカバーを含む全11曲を収録。公私ともにメンバーと交流のあるサカナクションの『グッドバイ』や、自身も在住経験のある富士吉田市出身アーティスト・志村正彦(フジファブリック)作詞作曲の『若者のすべて』、森山直太朗『人間の森』、チームを愛するあまり広島に移住までしてしまった「広島東洋カープ」の応援歌『それ行けカープ』、人気アニメの楽曲『プラチナ』のほか、歌詞とアレンジが新たに生まれ変わった、10年前発表の自身の楽曲『みらいのこども2023』などが収録されている。またリリースライブは東名阪の3公演。いずれも「生ピアノ」での弾き語りを聴くことができる会場だ。多くのミュージシャンや映画関係者をピアノと歌で惹きつける「圧倒的な表現力」を生で感じることができるこの機会、ぜひ、会場で体験してほしい。チケットは3月26日(日)23:59までオフィシャル先行を受付中。『あなたの生きている世界』リリースツアー【愛知公演】▼6月7日(水) TOKUZO【大阪公演】▼7月11日(火) 心斎橋JANUS【東京公演】▼7月20日(木) めぐろパーシモンホール 小ホール
2023年03月17日安藤裕子がデビュー20 周年の記念日 である7月 9 日(日)に東京・LINE CUBE SHIBUYA でワンマンライブ 「安藤裕子 -20th anniversary- 我々 色ノ街」を開催する。安藤裕子は2003年「サリー」でデビュー。月桂冠のTVCMに「のうぜんかつら(リプライズ)」が起用され大きな話題を呼び、その後もTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ曲として「衝撃」が起用されるなど、物語に対する的確な心情描写が高く評価され、多くの映画、ドラマの主題歌も手がけている。今回の20周年記念ライブではデビューから現在までの楽曲が披露される。今回のライブでは、学割制度が導入され、当日入場時に学生証を提示すると2500円キャッシュバックされる。また、小学生以下を対象とした親子席も導入。そして当日来場者プレゼントとしてスライド缶ケースをプレゼント、安藤裕子ファンクラブ会員限定先行で当選された方にはオリジナルデザインチケットが送付されるといった特典が用意されている。オフィシャルファンクラブ「安藤裕子オフィシャルファンクラブ」では本日2月20日(月)19:00から本公演のチケット最速先行予約申し込みを受付。熱量の高い歌にのせる姿は聴き手の心を強く揺さぶり、オーディエンスに感情の渦を巻き起こす唯一無二の彼女のライブを是非チェックしてほしい。開催に向けて安藤裕子からコメントを発表。■安藤裕子コメントこんにちは。安藤裕子です。こんなご挨拶を何度書いたんでしょうか?今回のお知らせは私がこんなお知らせを20年ほどやっているという内容でおおよそハズレはないと思います。2003年7月9日私はデビュー致しました。なんだかずっとレコーディングしていてその日の記憶はありません。デビュー10周年もやはり曲作りの日々でその日を忘れていました。でも、20周年を前に私はいやにセンチメンタルです。ああ、20年。そんな風に思うんです。10年前もハローとグッバイを掲げて舞台に立った嘗ての渋谷公会堂。LINE CUBE。20年の節目に立てるのを幸せに思います。ありがとうね。私はずっと穏やかに変容を遂げていて、だからこそ出会いも別れもある。ずっと同じままではいられない。あの日私の瞳もきっと気付いていたと思う。それでも変わりゆく時代を、この日々を愛しています。新しく出会った人々に、そして古くからの友人に感謝しています。みんなは元気かな?太ったかな?痩せたかな?逢いたいね。いつかきっと、会えますように。お元気で。安藤裕子■ライブ情報タイトル:安藤裕子 -20th anniversary- 我々色ノ街日時:2023年7月9日(日)開場16:00開演17:00場所:LINE CUBE SHIBUYAチケット料金:前売り:全席指定 8,500円(税込) 、親子席:(大人)8,500円(税込)/(子供)3,500円(税込)親子席:2階席前方の着席指定席(座ったままご観覧いただくお席)となります。 購入枚数制限 4枚まで。購入枚数制限 4枚の、大人と子供の組み合わせは自由。【大人2枚/子供2枚】【大人3枚/子供1枚】【大人1枚/子供3枚】など 。親子席(子供)は、3歳〜12歳までのお子様が対象となります。親子席は、大人のみ、または子供のみではご購入いただけません。公演当日、お子様の年齢がわかる身分証(保険証など)を確認させていただく場合がございます。学割:【学生割引キャンペーン】公演当日、学生証のご提示で、2,500円をキャッシュバックいたします。学割ご希望の方も、全席指定のチケットをご購入ください。安藤裕子オフィシャルファンクラブ先行受付期間:2023年2月20日(月)19:00〜2023年3月5日(日)23:59申し込みURL: プレイガイド先行受付期間:2023年3月13日(水)12:00〜3月26日(日)23:59一般チケット受付期間:2023年4月1日(土)10:00〜公演に関する問い合わせ先:DISK GARAGE問い合わせフォーム 050-5533-0888(平日12:00~15:00)■リリース情報アルバム「Kongtong Recordings」発売中【読み】コントンレコーディングス【品番】PCCA.6075【価格】3,300円(税込) ■安藤裕子プロフィール1977年生まれ。シンガーソングライター。2003年ミニアルバム「サリー」でデビュー。2005年、月桂冠のTVCMに「のうぜんかつら(リプライズ)」が起用され、大きな話題となる。類い稀なソングライティング能力を持ち、独特の感性で選ばれた言葉たちを、囁くように、叫ぶように、熱量の高い歌にのせる姿は聴き手の心を強く揺さぶり、オーディエンスに感情の渦を巻き起こす。物語に対する的確な心情描写が高く評価され、多くの映画、ドラマの主題歌も手がけている。CDジャケット、グッズのデザインや、メイク、スタイリングまでを全て自身でこなし、時にはミュージックビデオの監督まで手がける多彩さも注目を集め、2014年には、大泉洋主演 映画「ぶどうのなみだ」でヒロイン役に抜擢され、デビュー後初めての本格的演技にもチャレンジした。2020年TVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ曲として「衝撃」が決定し、今もなお国内外にて大きな反響となっている。11月には11枚目のオリジナルアルバム「Kongtong Recordings」をリリース。2023年7月9日(日)にデビュー20周年記念のワンマンライブ「安藤裕子 -20th anniversary- 我々色ノ街」を開催。■公式サイト▼安藤裕子オフィシャルサイト ▼安藤裕子オフィシャルTwitter ▼安藤裕子オフィシャルInstagram ▼安藤裕子オフィシャルYouTubeチャンネル 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月20日カンテレ・フジテレビ系春の月10ドラマは、柚月裕子の小説を原作とした痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」を放送。天海祐希が主演し、松下洸平と初タッグを組む。本作は、天海さん演じる頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、松下さん演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決、あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくドラマ。「孤狼の血」で日本推理作家協会賞を受賞し、エンタメ界でいまもっとも注目される作家・柚月さんの「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(講談社文庫)を、痛快にドラマチックに、ときにコミカルに映像化する。女探偵・上水流は、凄腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪され、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた。殺しと傷害以外の依頼は全て受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し、超大胆に事件を解決していく。一方の相棒・貴山は、偶然の出会いから「探偵事務所 上水流エージェンシー」で働くことに。多くの分野に精通しており、一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点も。2人が立ち向かうのは、理不尽な悪党たち。痛快に解決へと導いていくと同時に、それぞれが抱える過去の確執にも立ち向かうことに。貴山は家族との確執を、そして弁護士資格を剥奪されたきっかけである傷害事件の記憶が全くない上水流は、その真相を追い続ける。コメント●天海祐希原作がすごく面白かったので、ありがたい役だなと思いましたし、お相手が松下さんと伺ったので、それもすごく楽しみで光栄なことだと思いました。(松下さんは)人柄も役者としての力も、ものすごくポテンシャルが高いですし、パッと演じた私の芝居にもパパッと乗ってくれるので、演じていてとても楽しいです。どこか人を信用できないけれど、人を信じたいと思う2人が、結果として人を助けていくことになるという展開がすごく面白いと思います。淡々とした2人の歩調が合っていくというところを楽しみに見て欲しいです。●松下洸平探偵・上水流涼子という役を天海さんがやるのだと思うと、もう天海さんにしか見えなくて、そのバディとしてご一緒させていただけるのは、とても光栄ですし、嬉しかったです。シリアスなシーンも多い中で、ふざけたシーンでは天海さんが真剣にふざけてくださるので、僕は正直、笑いをこらえるのにいつも必死です。(貴山は)かなりクセが強いというか、つかみどころのない性格ですが、どこか人として隠している部分がある、人間味のある貴山をストーリーが進むごとに見せていきたいと思います。●原作者・柚月裕子この作品は自分が書いた小説のなかで、一番、楽しさを意識して書いたものです。ドラマはその上を行くとびっきりのエンターテインメントで、小説の世界がさらに大きくなっています。登場人物たちの背景もより深く作られていて「このあとどうなるの?」とドキドキハラハラしました。早く、動く涼子や貴山が観たくてたまりません。愉快で痛快で豪快。そして、胸がジーンとするような感動もあり、とても贅沢なドラマだと思います。ご覧になった方も、胸がスカッとすることに間違いはありません!私も登場人物たちの活躍を、ひとりのファンとして楽しませていただきます。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年02月09日映画やテレビドラマ、数多くのCM音楽を手がける、シンガーソングライターで映画音楽作曲家の世武裕子が、ピアノ弾き語りシリーズ第2弾『あなたの生きている世界2』を本日2月8日(水) にリリースした。今作には、10年前にリリースされた楽曲のセルフカバー「みらいのこども2023」や、自身が交流のある森山直太朗、同世代のアーティストである宇多田ヒカル、そして人気アニメの楽曲など全6曲を収録。併せて、世武本人による各曲のコメントが届いている。世武は、映画音楽作曲家として鈴木亮平主演・宮沢氷魚共演の映画『エゴイスト』(2月10日(金) 全国公開)の音楽を手がけている。■世武裕子による各曲コメント1. みらいのこども202310年前にリリースした「みらいのこども」。すっかり過去の作品という気分で心のアーカイブ化をしていたけれど、10年経った今の私に、過去の私が書いたメッセージがすごく響いてきて(音楽家っていいですね(笑))結果的に自分に背中を押してもらっているような気持ちになりました。音楽は記録なんですね。また10年後の私や誰かのために、少し歌詞を変えました。全ての人々に、毎日じゃなくても、日々のどこかに、この世界を愛しく思う瞬間がありますように。2. Deep River宇多田ヒカルさんは同い年で誕生日も近いので、デビューされた時から「私たちの世代のミュージシャン」って感じで、なにか自分ごとの確認みたいにして作品を聴いてきました。好きな曲は新旧に関わらず色々あるので、どれをカバーしようかなぁと迷ったのですが、この曲の言葉とメロディーには「梟が司る森羅の世界」に導かれるような、なんとも形容し難い魅力があり、その感覚を音楽で映像化してみようと思って、今回アレンジさせてもらいました。3. やさしさに包まれたなら小さい頃「魔女の宅急便」が大好きだったんですけど、この曲なしには考えられないってくらい魔女宅と言えばこれ、です。おばあちゃんになったキキが、若き日の修行と、そこで出会った人たちのことを昼下がりに思い出して微笑んでる、というテーマでカバーしました。これを聴いてぜひ、「ああ、ユーミンさんのオリジナル版もっかい聴きたい!」という気持ちになってください(笑)!4. プラチナアニメ版の「カードキャプターさくら」でこの曲が流れてくるとワクワクして、こんなに作品にぴったりな音楽作れるなんてすごいな!と憧れていました。とっても可愛いけど、意志の強さや理知さを感じさせる坂本真綾さんのボーカルも大好きです。この曲だけは、自分へのご褒美みたいな感じで選んだかも(笑)。5. 人間の森森山直太朗という表現者と初めて一緒に作品を作った、私にとって特別な一曲です。私が当然知るはずもない、彼の人生の始まる瞬間。あるいはその前、いや、それよりもっともっと前、人間が誕生する瞬間くらい前、の世界を目撃しているような音楽。「我々は独立した個体であり、それが生きるということなんだよ」という喜びを表現できていたらいいなと思います。6. テルーの唄「ジブリ映画の中でどれが一番好き?」という質問をされたのは一度や二度ではありません(ちなみに私が一番好きなのは『もののけ姫』!)が、テルーの唄ほど圧倒された楽曲はなかったかも知れません。悪い人間を寄せ付けないような神秘的な響きが手嶌葵さんのボーカルにはあり、テルーの唄はもう手嶌さん以外あり得ないと思っているんですけれども、「ゲド戦記」の世界の出来事を、昔話のように子孫に語り継ぐような気持ちで弾き歌いました。<リリース情報>世武裕子『あなたの生きている世界2』2月8日(水) 発売【収録曲】1. 「みらいのこども2023」世武裕子 セルフカバー2. 「Deep River 」宇多田ヒカル カバー3. 「やさしさに包まれたなら」荒井由実 カバー4. 「プラチナ」坂本真綾 カバー5. 「人間の森」森山直太朗 カバー6. 「テルーの唄」手嶌葵 カバー配信リンク:<ライブ情報>TOKYO FM『FEEL UKRAINE~心の架け橋~』2月10日(金) TOKYO FMホール開場17:30 / 開演18:30出演:LOVE(司会&ライブ)、ナターシャ・グジー(ウクライナ人歌手/バンドゥーラ奏者)、世武裕子(ライブ)、オクサーナ・ピスクノーワ(日本ウクライナ友好協会トークショー)他チケット料金:1,000円(税込)※販売手数料を除く全額が日本ウクライナ友好協会に寄付され、日本で暮らすウクライナ避難民の生活支援に使用されます。チケット購入リンク:詳細はこちら: FES 2022×2023 –FINALE! UTAI×BA−3月18日(土) LINE CUBE SHIBUYA開場16:30 / 開演17:30出演:大塚 愛、亀田誠治、崎山蒼志、世武裕子、長谷川白紙、水野良樹(HIROBA)、横山だいすけ、吉澤嘉代子、Little Glee Monster(50音順)チケット料金:7,980円(税込)※全席指定・電子チケット■セブン イレブン 抽選先行:2月8日(水) 23:59まで詳細はこちら:関連リンク公式HP:::『セちゃんねる』:
2023年02月08日世武裕子のソロ作品『あなたの生きている世界1』が素晴らしい。“日本語を歌う 弾き語り集”と題されたこの作品は、椎名林檎やサカナクションといった、彼女自身がリスペクトしてやまないアーティストたちの楽曲のカバー曲を含む、弾き語り集となっている。あえてカバー集と言わない理由は、ピアノと彼女の声だけで表現された楽曲が、原曲の輪郭をきっちり描きながらも、その奥にある彼女にしか触れることのできない世界をきっちり手掴みで聴き手に伝えてくれるからだ。この時代に生きる音楽家として、やらなければいけなかったことと語るこの作品について話を聞いた。音楽は誰のものでもないという前提に立ちながら、作った人に対する最大限のリスペクトを示したい――ご自身が歌唱する作品としては、オリジナルアルバム『Raw Scaramanga』以来4年ぶりとなります。この4年間について、創作における変化や音楽に対する考え方の変化などはありましたか?音楽的な意味合いでは、映画音楽などの劇伴ばかりを作っていたので、それはそれですごく充実していて楽しくて、でも自分の人生観とそうした仕事の流れみたいなものがどこかでズレてるなっていう感覚があったんですよね。いろんなことのちょっとしたボタンの掛け合わせなんでしょうけど、そこに気づいた4年間でした。――ズレ、ですか。劇伴音楽家のキャリアとしてはとても順調にやって来られたという実感がある一方で、ソロ音楽家としてはちょっと無理じゃない?みたいな感じで諦めた瞬間があったんですよ。音楽をやるには音楽業界にいなければならないので、そうすると「売れる・売れない」とかもそうですし、音楽業界のシステムとかに文句や愚痴を言うのは簡単じゃないですか。言っている瞬間は気持ち良かったりもするし。でも、これは私の性格なんでしょうけど、文句を言うからにはその先に変わるものを示していかないとどうしようもないって思うんですよね。で、その不毛なだけの場にいる時間が長くなって、嫌だとか怒っているっていうよりも、スッと興味が失くなっちゃったんですよ。ちょっとここから抜けたいかなって。それで劇伴の仕事を集中的にやって、もちろんこの世界も厳しくて広いんですけど、それでも私のやれることはあって、充実した仕事ができていたんです。好きなものを、それなりに自由に買えたりとか、認知度が高まったりとか。でもコロナ禍になって、そこでそれぞれの生き方に変化を余儀なくされた人がたくさんいたと思うんです。そういう現実を知った時に、あれ?ってなったというか。自分は順調にいってるからいいやっていうのはどうなんだろう?って。人として自分が歩いている道と、仕事がうまくいっていることとの差が開きすぎていると感じた――そこのズレですね。――なるほど。生きていくのに器用じゃなかったり、がんばっているのに仕事がうまくいかなかったり、周りの目や意見を気にしてなかなか自己主張ができなかったり、。そういうことが積もり積もって、生きることが苦痛になったり、鬱になったり、特に自分より若い人と接することが増えてきて、そうなんだ大変だね、頑張ってって言う感じに強烈な違和感があったんですよ。これまで必死に音楽をやってきて、もちろん自分ひとりだけでやれることなんてそんなになくて、いろんな人に助けられながらなんとかここまでやってこれた。気づけば中堅と言われるようなキャリアや年齢になって、じゃあ今、私がやれることってもっとあるはずだって思ったんですよね。そういうことの一環が、今回のソロアルバムを作ることに繋がっていきました。――カバーというのもそういう中から出てきたアイデアだったりしたんですか?最初は、フランスに移住することを考えていたんですよ。今年の春に劇伴作家のエージェントを探しにフランスに行って、結構手応えがあったんです。門前払いかもしれないなって思っていたんですけど、「君のオーケストレーションは面白いね」「声が良い」って評価してくれる反応があったりして。当たって砕けると思っていたので、うれしい誤算でした。それで日本に帰ってきて、これまでライブではカバーをやっていたので、フランスへ行く前にひとつカバーアルバムを作って、日本でやり切ってからフランスに行こうって考えたんです。最初の発端はそういう軽やかなきっかけだったんです。それで、さっきお話しした、ズレてるなっていう感覚の気づきというか、そこが腑に落ちたのって結構最近のことで。歌詞世界に向き合って、どういうことを表現していくかだけに集中して録っていく過程で、私が感じていた違和感と制作自体がシンクロしていったんですよね。――自分で生み出す音楽と人の作った音楽を表現することはまったく違う体験ですか?曲を作って表現する以外の方法では、例えばライブのやり方、音源の出し方、そういうことのすべてが音楽家の表現としてつながってくるんですよね。だからこそ、何もかもを人任せにできないっていう大変な仕事でもあるわけですけど。本来音楽って、これは人が作ったものです、これは自分の作ったものですって――権利的な話は一旦置いておいて――区別されるものではないというか、そういう世界にあるものではないと思っているんです。私はストラヴィンスキーがめちゃくちゃ好きですけど、彼の曲を弾いたりすることは、この曲を彼が作ったという尊さと何ら相反することじゃないというか。彼のものであることとみんなのものであることが矛盾しないというか。だから人の曲であっても自分の曲であっても、それを表現することに違いはないし、だからこの作品をカバーと呼ぶことをやめたんです。これはどうしても今伝えるべき言葉だと私が感じたものをやる、それだけですね。――世武さんは言葉に対してものすごく自覚的に音楽活動を続けて来られたと思うのですが、改めて今回の作品集に収録された曲を通して感じた音楽と言葉の関係というのは何でしょうか?人それぞれかもしれないんですけど、何かを理解しようと思ったら、私は言葉で表現されないとわからないって思っているんです。それが例えば家族や友人といったごく近しい人たちであっても。でも何かを言葉にすることってすごく難しいから、そこで、「わかるわけないし、まあいっか」って割り切ってしまうのって、すごく寂しいなって感じるんですよね。本当のところはわからないかもしれないけど、わかろうとはしたい。その過程こそが大事っていうか。日本語って、例えばフランス語に比べても抜けがあるというか、だからこそいろんな意味にとれる独特の難しさや良さがあるんですよね。言ってしまえば、ぼんやりしているんです。そこに音楽が合わさることで――音楽にはメロディやリズムがありますから――聴き方によっては、歌詞だけではよくわからないけどメロディやリズムに乗ると情景が浮かぶこともあるわけですよね。あと、別にこれは日本語に限ったことではないんですけど、歌詞を書いているアーティストにはその人にしか見えないものがあったり感じたりできるものがあるっていう、ある種の諦めみたいなものも作用しているように思えるんです。要するに才能があるから曲を書いた人の世界はすごくて、こっちの世界には何もないっていう。でも、曲を書いた人の世界もそれを聴いている人の世界も同じはずなんですよ。そこに何の違いもないんですよ。だからそれを伝えるのに、私は言葉にサウンドトラックをつける、という事をもっとやりたいと思いました。実際のサントラの場合、つけている音楽によって役者さんの表情がもっともっと良く見えるんですよ。逆に言えば、素晴らしい演技を音楽がぶち壊してしまうこともできるということなんですけど。ということは、言葉に対してもそのような熱意を持ったアプローチで向き合えば、もっとあぶりだせる世界があるんじゃないか、この曲ってこういうことを歌っている曲だと思っていたけど、その奥にさらにすごい世界があったんだっていうことに気づいてほしくて。そここそが、私がカバーをする時の絶対的なルールというか。音楽は誰のものでもないという前提に立ちながら、作った人に対する最大限のリスペクトを示せるところだと思っています。何を探しているのかもわからないまま何かを探しているじゃないですか、多かれ少なかれみんな――ここからは収録されている楽曲について、1曲ずつお聞きしていきたいと思います。まずは1曲目「若者のすべて」(フジファブリック)ですが、この曲が流れる街というものを、誰もが心の中に持っているんだろうなと聴きながら思いました。世武裕子「若者のすべて」これこそ日本の歌っていう感じですよね。志村(正彦)さんの地元の富士吉田に住んでいた時期があったんですけど、あの曲からふわーっと湯気みたいなものが出てきて街を作ったら富士吉田市になるんだろうなって。しかも、彼の実家のすぐそばのレジデンスに滞在していて。「若者のすべて」を聴きながらその街を歩いていると、やっぱりこの曲はここで生まれたんだなっていうのが感じられるんですよね。私はこの曲を長い間ライブなどでカバーをしてきたんですけど、志村さんはずっと若いままで、でも私を含めたこの曲を愛している人たちは当然年をとるし、その間にいろいろなことがあるわけで、そういう私たちのことを彼はどういう眼差しで見ているんだろう?その視点で歌ったらどうなるんだろう?っていうのが今回のアレンジのテーマになっています。もちろんそれは私の想像なんですけど、そうやって歌うことが、この曲の愛し方のひとつになって行けばいいなと思いました。――歌詞の言葉も、先ほどおっしゃったように日本語の良い意味でのぼんやりした感じじゃないと表現できない世界ですよね。そうですね。気持ちで情景が作られていく、小説みたいな豊かな世界を感じますね。――そして2曲目が世武さんの曲で、「君のほんの少しの愛で」(2015年のアルバム『WONDERLAND』に収録)ですが、この曲を今収録しようと思った理由は何ですか?世武裕子「君のほんの少しの愛で」これを書いた時に、すごくいい曲が作れたなと思ったんですよね。アルバムのリード曲でMVも作ったんですけど、大して売れなかったんですよ。でも、もっと聴かれていい曲だなと思っていて。聴かれていいっていうのは、いい曲だから聴いてよっていう話じゃなくて、この歌詞の言葉を必要としている人がもっといるはずだって思ったんです。もっと届けたかったっていう無念さみたいなものがものすごくあって。〈この世界は君のほんの少しの愛で泣きそうなほど輝いている〉っていう歌詞は、いろんな曲を書いてきていますけど、私の一番言いたいことって、ほぼここに集約されているんですよ。だから私はこの曲ができたことをきっかけに日本語で歌詞を書くことをあまりしなくなってしまい。急に聖人のようになろうとしたり、誰が見てもイケてるみたいな感じの人になろうとするのって、はっきり言ってキツイし、そうじゃなくて、ちょっとずつ無理のない程度に全員が優しくなれば世界はまったく違うものになっているはずなんですよね。ほんとに少しをみんなで、でいいんですよ。環境破壊のことや何にでもつながってくる話なんですけど。だからそれの人数を増やして行こうよテーマソング、みたいな感じ(笑)。何回言ったって言い足りないし、今回もそういう意味で、もう一回ちゃんと聴いてほしい。今回私が歌った他の曲がいいと思った人には、一度だけでも再生してみてほしい。そういう願いを込めて収録しました。――3曲目が「それ行けカープ(若き鯉たち)」(塩見大治郎)。一瞬、どうしてこの曲を!?と思うのですが、しかし普通に名曲というか、全然他の曲の並びであっても何らおかしくないというか。改めて、この曲のポイントはどこにありますか?カバーするという意味で言えば、結構難しい曲なんです。というのも、意外と長いし、しかもピアノ一本で歌うような曲ではないというか(笑)。だけど、あまり難しいことは考えずにやってみようかなと。今って尺が長かったりするとキャッチーじゃないからみんなに聴いてもらえないっていうようなことをあまりにも追いかけすぎている気がしていて。多くの人に聴いてもらいたいという気持ちがある一方で、でも作り手としてはそういうところばかりを意識していたら、創作の根本がズレてくる。だから長い曲ではあるけれど、ピアノと声だけで丁寧に構築していくということを一番に考えてやりました。世武裕子「それ行けカープ~若き鯉たち~」――実際の球場の音――歓声やアナウンスなど――が入っているのがとてもいい効果をあげていますね。今年は年間指定席を購入して、日本にいるときは毎日(広島東洋カープのホーム試合を)観に行っていました(笑)。音楽でも、「やっぱライブに行かなきゃわかんないよね」って感覚があると思うんですけど、球場ももちろんそうなんですよ。その感じを何とかして届けたくて、ハンディマイクを持ち込んで球場をうろうろしながら録ったんですけど。でもこれは、やっぱりカープが勝った試合じゃないと意味がない!と思って、何となくは録れないなと。とにかく何となくものを作るのが嫌なんで、ちゃんと勝った時の音と勝つまでの試合の経過をちょこちょこ録っていって、その素材をエンジニアの中村(涼真)くんに渡したんですよ。でも中村くんは最初、普通にいい感じで(音を)貼ってくれて。――はい(笑)。「これ、いい感じに貼ってくれてるんだけど、3回裏と7回表を逆に貼ったら、カープファンにはバレるよ。」って言って、雰囲気ではなくどこに何を何秒で貼るかっていうのを自分で一回やるわって(笑)。中村くんがやってくれたのって、音楽的にこの順序の方が盛り上がり感出るよねっていうことで、彼の音楽的な視点に、野球的な視点をぶつける面白い時間でした。最後はカープが勝ってみんなが歓声をあげて拍手して、アナウンスが入って、ギリギリ選手の名前を言うまでを使うっていう、ある意味今回の中で一番大変な曲だったかもしれません(笑)。――きっちりドキュメンタリーなんですね(笑)。そうそう。でも、1カ所だけフィクションがあってMazda Zoom-Zoom スタジアム広島にいると、電車の警笛が入るんですよ。試合中に「ポーッ」ていう音が聴こえるんですけど、あれは時間的には試合の前半なんです。でもその音は曲の最後に入れてます。勝った試合の雰囲気を電車が夢に次に運んでくれるっていうイメージの方が、夢があっていいかなって、だからそこだけは時間軸に嘘をつきました。――4曲目が椎名林檎さんの「ギブス」で、林檎さんの曲の中でもこの曲を選んだのはどうしてですか?世武裕子「ギブス」高校生くらいだったと思うんですけど、すごい人が出てきたなって衝撃があったんですよね、椎名さんの出現っていうのは。だからやるんだったら椎名さんのキャリアの初期の頃の曲がいいなと考えている時、ふと雨の日にこの「ギブス」のアレンジを思いついたんです。いわゆるアーティスト・椎名林檎の物語とは違う、もっとずっと若い日の、とても繊細な女の子がそこにいる気がして。それはもしかしたら、私が最初に話していたようなズレに近いものかも知れないし、ただの的外れな空想かも知れない。この感覚の出会いを形にしたかったです。椎名さんが実際にはどういう人かっていうのは全然知らないんですけどね(笑)。――〈ギュッとしていてね〉と呟く歌の主人公と実際に歌う人との間の空白が意識できるようなアレンジだなと思いました。もしかしたら椎名林檎という巨大なアーティストとしてのイメージと、実際に生きているひとりの女性との距離なのかも知れないですね。――最後がサカナクションの「グッドバイ」で、世武さんのアレンジからは“表現者の業”みたいなものを痛いほど感じたんですよね。世武裕子「グッドバイ」ああ。この曲って、全然ネガティブな意味じゃなくて、強烈に寂しい曲じゃないですか。――そうですね。たぶんそこが“業”っておっしゃった部分につながっていると思うんですけど。サカナクションの曲は何曲かカバーしたことがあるので、今回はどれをやろうか迷ったんですけど、この曲って特に、自分がサカナクションに共感できるところっていうのが特に色濃くあるんですよ。もう誰も踏み込めないカルマ的な孤独というか。だから終わり方も、あれは私の解釈なんですけど、実は迷ったんですよね。――プツッとした終わり方ですね。最初はもっとプツっとしてたんですよ。――そうなんですか。さすがに、何て言うか、縁起悪すぎるからやめようって(笑)。――なるほど(笑)。少し、柔らかくしました。最後まで迷ったんですけど、今までの私だったら表現者としてそのカッコよさの方を選んでたと思うんです。だけど、私が伝えたいのは、あなたの生きている世界は素晴らしいから、いろいろあるかもしれないけど、ちょっとでも楽しく生きて行こうよっていうことで、人の寂しさに対して、身もふたもないような幕切れをさせたくないと思ってやめました。――少し抽象的な質問になってしまうのですが、この曲になぞらえて聞くと、音楽をやる上で、答えを求める感覚というのは世武さんにはあるのですか?うーん、私はあんまりないかも。やっぱり探してる答えなんてないですから、生きてて。そもそも何を探しているのかもわからないまま何かを探しているじゃないですか、多かれ少なかれみんな。探していることに気づいた時がしんどいんですよね。自分が何かを探してしまっていることっていうのが。それがおそらくこの曲の切実さであり、だからこそすごく胸に来る人が多いんだと思うんですよ。私はそこを――作詞者である山口一郎が仕上がりの作品としてオブラートに包んだことを――あえて剥き出しにしたっていうのはあるんですよ、この曲に関しては。もちろん主観なんですけど。彼がなかなか見せてくれないところをもうちょっと見せてよっていう気持ち。それが彼にとっては不快なことなのかどうかはわからないですけど、アーティスト同士がそれぞれ生きている中で、そういう接触の仕方っていうのは、ひとつの面白さだなって私は思いますね。なぜならそこの根底にはやっぱり、尊敬があるからです。自分ではブレブレだったものが、やらなきゃいけないことが見つかってちょっとホッとしているというか――改めて弾き語りという表現方法について感じたことは何ですか?今回に関して言うと、大枠は決めているんですけど、細かくどう弾くかは決めていないという中でやりました。そこには大きくふたつの理由があるんですけど、まずはロマンチックじゃない方から言うと、細かく決めてやるのが面倒くさい(笑)。パンチインっていうレコーディング方法があるんですけど、要は箇所箇所で弾いて、それをつなげていくというやり方で、演奏力がそこまでなくてもできちゃうというか。いくらでも直せるんです。クリックを作って、テンポに合わせて弾いてっていうのを繰り返して、それを重ねて重ねてっていうのをこの業界に入ってから知って、私も10年以上ずっとやってきた。それは別に逃げというわけではなくて、特に劇伴っていうのはそうやって作っていかないと時間もないし、前作のオリジナルアルバム『Raw Scaramanga』なんかでは音を重ねる面白さを追求したっていうのもあったので。でもそれって確かに音楽を作る上での面白さでもあるんですけど、一方で演奏家としては致命的で、演奏力はどんどん落ちていくんですよね。ミスタッチをしても後でそこだけ直せばいいから。フレージングも細かく作っていくと意外とできちゃうんですよ、雰囲気で。だけど、1曲通してどういうダイナミズムで、構成で、例えばここにこういうフレージングを入れたから、時間の経過でこうなる、みたいな弾きながら考えていく表現者としての勝負どころが、手際良く仕事をしていく中でどんどん薄れていっちゃって、このままでは演奏家としてヤバいだろうっていう危機感があったんです。そこがもうひとつの大きな理由ですね。――そうすると今回の作品を通して自分の根本を見つめることになったということが言えるのでしょうか?そうですね。本当にようやくここ、という感覚があります。ちっちゃい頃から当たり前にピアノを弾いていたし、曲を作っていたから、ブレない人生みたいに見えているかもしれないけど、実はブレブレなんですよ。――そうなんですか?音楽をやることが当たり前だから、そういう意味では周りから見たら全然ブレてないだろうと思います。音楽でやりたいことをやって、好きに生きてるよねって。――あるいはそうかもしれません。だけど、ご飯食べているのと同じ感覚で私は音楽をやっているだけだから、例えば誰かと会った時に、「君って毎日ご飯食べてるの?マジでブレてないよね」って言わないじゃないですか(笑)。――はははは。それってブレるとかの話じゃないから。――生活ですからね。そうそう、それなんです、私にとって音楽をやることっていうのは。しかも器用にある程度何でもやれてしまう――これって劇伴作家特有の悩みでもあるんですけど――ちょっとジャズっぽいものも作れるし、ちょっとエレクトロっぽいものもできるし、オケも書けてピアノも弾けて、歌もそれなりには歌えます、みたいな。そうすると、いろんなことができちゃうから、いざ「何がしたいの?」ってなったら、音楽ができていたらまあいい、ってなるんですよ。だからロックミュージシャンとかで「もう俺これしかできない」っていう感じでやっている人って、なんか輝いて見える。もちろんその大変さっはあると思うんですけど。そういう中で、自分ではブレブレだったものが、やらなきゃいけないことが見つかってちょっとホッとしているというか。――それが今の世武さんなんですね。まあ、いつ死ぬかもしれないしな……っていうか、歳?(笑)。年齢的にもよく折り返しに来たなーなんて話をするんですけど、でもまずそれも奢りだなっていうか。何であと半分生きられるつもりでいるんだよって。仮にあと半分生きられたとしても、最初の半分と同じ体力や密度、スピード感の半分には絶対にならないよねって。私は基本的に自分だけはラッキーだとか、自分だけは病気しないだろうとかっていうふうには一切思わないタイプで、だからこそがんばって生きていけるんですね、きっと。――そして今回の作品のタイトルに「1」とついているので、「2」が控えているんですよね。もう全部録り終わっていて、「1」と「2」になっているんですけど、それが別に前編後編でもないよっていう感じです。「1」を録っている時は、そこまで自分の中で確信はなかったんですけど、それに気づいてから録っているのが「2」なので、より表現者としての向き合い度合いが高くて、すごい音が録れたっていう感覚があります。ペダルの切り際とか、鍵盤から指を離したときの微かな音とか、集中力の高いディープな音が録れたので、選曲も含めて次も期待してもらいたいです。Text:谷岡正浩<リリース情報>世武裕子『あなたの生きている世界1』Now On Sale世武裕子『あなたの生きている世界1』ジャケット【収録曲】1. 「若者のすべて」フジファブリック カバー2. 「君のほんの少しの愛で」世武裕子 セルフカバー3. 「それ行けカープ(若き鯉たち)」塩見大治郎 カバー4. 「ギブス」椎名林檎 カバー5. 「グッドバイ」サカナクション カバー配信リンク:<イベント出演情報>フランス映画祭2022横浜 オープニング・セレモニー12月1日(木) 横浜みなとみらいホール開演:18:30開会宣言: 石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)ピアノ演奏:世武裕子※ぴあアプリ会員15組30名様を抽選でご招待!応募受付は11月23日23:59まで詳細はこちら()イベント公式サイト:プロフィール世武裕子(セブヒロコ)葛飾区生まれ、広島在住。シンガーソングライター、映画音楽作曲家。Ecole Normale de Musique de Paris映画音楽学科を首席で卒業。以降、映画やテレビドラマ、数多くのCM音楽を手掛ける。2022年は、映画『Pure Japanese』『女子高生に殺されたい』や、WOWOWドラマ『椅子』Amazon Prime Videoドラマシリーズ『モダンラブ・東京』などの映画・ドラマ音楽を担当。2022年7月には、銀杏BOYZ「BABY BABY」ピアノ弾き語りカバー楽曲が、大塚製薬オロナミンC CM「湧きあがるものを信じる。夏」篇に起用される。11月9日には、ピアノ弾き語りシリーズ『あなたの生きている世界1』をリリースした。関連リンク公式HP:::『セちゃんねる』:
2022年11月21日タレントで俳優・坂上忍がMCを務めるトーク番組『デマ投稿を許さない』新シリーズ(毎週水曜23:30~)が、16日からABEMA SPECIALで配信される。同番組は、MCの坂上がゲストに関するデマ投稿に斬りこみ、議論するトークバラエティの新シリーズ。今年5月に配信した第1シリーズでは、中島知子や華原朋美ら豪華ゲストが過去の噂やSNS上のデマに正面から向き合い、赤裸々に真実を告白した。16日配信の新シリーズ初回放送には、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏と実業家の井川意高氏がゲストで登場。2017年に箕輪氏が編集を手掛け、累計15万部を売り上げた井川氏の著書『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』など“編集者と著者”という関係でお互いのことを知り尽くした2人が、意外な素顔やデマの真実について明かす。坂上は初回ゲストについて、「最初のゲストから“ABEMAっぽいな”と感じました。地上波じゃなかなか会えないでしょ」とコメントを寄せている。
2022年11月16日シンガーソングライターで映画音楽作曲家の世武裕子が、ピアノ弾き語りシリーズ『あなたの生きている世界1』を本日11月9日に配信リリースした。本作は“日本語を大切に歌う”ことをテーマに、フジファブリック「若者のすべて」、椎名林檎「ギブス」、サカナクション「グッドバイ」などのカバー曲全5曲を収録。併せて、各楽曲に込めた世武のコメントも届いている。また、リリースに合わせてリニューアルされたYouTubeチャンネル『せチャンネル』では、本作をレコーディングしたスタジオからピアノを触りつつトークを繰り広げるなど、トークコンテンツも続々公開中。作品の中では見られない彼女の素顔や人となりを楽しめる動画はもちろん、今後は演奏動画も公開される予定だ。■世武裕子による各曲コメント1. 若者のすべて富士吉田市に住んでいた頃、フジファブリックを聴きながら、商店街をよく散歩していました。特に「若者のすべて」は格別で、街そのものが鳴っているような感覚になります。この曲の中で、あの頃の姿のまま生きている志村さんは、今この景色を、歳をとっていく私たちを、どういう想いで見ているんだろうなぁと思いながら、歌わせて頂きました。2. 君のほんの少しの愛で大切にしていて、分かち合いたい想いは沢山あるけれど、「君のほんの少しの愛で、この世界は泣きそうなほど輝いている」というフレーズは、自分の年齢や気分に関わらず、ずっと一番に伝えたいメッセージかも知れません。セルフカバーをしてみると、改めて、自分の望みが明確になりました。3. それ行けカープ(若き鯉たち)言わずもがな、広島の(いや、日本の!)誇る名曲。再始動する時は、必ず広島の歌を入れたいと思っていましたが、結局最初に選んだのはこの曲でした。ネタとか箸休めとかじゃなくて、真剣な渾身のカバーです。マツダスタジアム周辺をウロウロしながら仕上げました。どういう意味かは、ぜひ聴いて確認して下さい!4. ギブスデビューされた時、TVでパフォーマンスを観た時、短編映画『百色眼鏡』を出された時、東京事変を結成された時、、、色んな形で何度も何度も、驚きを持って作品を発表されてきた唯一無二の椎名林檎さん。完全な世界観がある人だからこそ、憧れや物真似みたいなカバーじゃなくて、もし主人公が違う選択をして生きていたらどういう歌になっただろうか?というテーマで、カバーさせてもらいました。5. グッドバイサカナクションとは長らく親交があり、以前は「ユリイカ」をカバーさせてもらったこともあります。「グッドバイ」も原曲は完璧なベストアンサーなのに、なぜか楽曲に誘われているような気がするというか、語られない主人公の心の奥底を引っ張り出したい、救い上げたいような気持ちにさせられます。孤独の中にも、世界の素晴らしさを分かち合いたいのかも知れません。<リリース情報>世武裕子『あなたの生きている世界1』Now On Sale世武裕子『あなたの生きている世界1』ジャケット【収録曲】1. 「若者のすべて」フジファブリック カバー2. 「君のほんの少しの愛で」世武裕子 セルフカバー3. 「それ行けカープ(若き鯉たち)」塩見大治郎 カバー4. 「ギブス」椎名林檎 カバー5. 「グッドバイ」サカナクション カバー配信リンク:<イベント出演情報>フランス映画祭2022横浜 オープニング・セレモニー12月1日(木) 横浜みなとみらいホール開演:18:30開会宣言: 石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)ピアノ演奏:世武裕子公式HP:関連リンク公式HP:::『セちゃんねる』:
2022年11月09日俳優の坂上忍が24日、東京・二子玉川ライズ ガレリア イベントスペースで行われた「ダイソン 掃除機カテゴリー新製品発表会」に出席した。ダイソンは、家族の一員でもあるペットのウェルビーイングのため、より快適な住環境づくりをサポ―トする新たな掃除機ツールを発表。その発表会に愛犬家としても知られている坂上忍をゲストに招き、坂上が事前に撮影したプライベートの写真を公開したほか、愛犬とのエピソードを披露した。ステージに登壇するなり「ようやくダイソン様からご指名をいただき意気揚々で来ました。朝の散歩も済ましてきましたよ」と愛用しているダイソンのイベント出演を喜び、「ヘビーユーザーなので家にたくさんダイソンの商品があります。特に掃除機に関しては代々買い続けていますね。しかも今回の新商品は僕的に究極なのが来たなと思いました。是非皆さんに知って頂きたいですね」と熱弁した。この日は愛犬のナナちゃんにダイソンの掃除機でブラッシングをするというデモンストレーションも実施。「(ナナちゃんが)気持ちよさそうですね。結構毛が取れてる! エコモードだから音も静かですよ。この音でも怖がったりする子がいたら電源落としても大丈夫です」と商品を紹介し、「こんなにありがたい掃除機はありませんね。ワンちゃんの毛は半端ないので、よくぞ作ってくれたという感じです。とにかくブラッシングするだけでもひと仕事なので本当に助かります」と絶賛した。坂上は、今年4月に動物の保護ハウス「さかがみ家」を開業。「まだ始めたばかりなので偉そうなことは言えませんが、いろんなことを勉強しながら少しでもしんどい思いをする動物が少なくなればと思いながらやっています。さかがみ家だけでなく、我が家もご近所さんと交流させて頂きながら動物に優しい環境を作ろうとしているので、本当に皆さんに感謝しながら日々動物と向き合えて楽しいです」と充実した日常を過ごしているという。また、この日はさかがみ家や自宅にいる犬や猫を写真で紹介。中には"サチコ・コバヤシ"と名付けた猫もいて、「何となく"サチコ・コバヤシ"とつけました(笑)。この間小林幸子さんがそれを聞きつけてさかがみ家に遊びに来てくれて。可愛がってくださいましたよ。もともと幸子さんは猫好きですから」とうれしそうに語っていた。
2022年08月24日『ひとよ』『おらおらでひとりいぐも』などの名優・田中裕子を主演に迎えた『千夜、一夜』にて、尾野真千子、ダンカン、安藤政信ら日本映画界屈指の実力派俳優陣の追加キャストが発表となり、併せてメインビジュアルと30秒予告が解禁された。本作は「失踪者リスト」から着想を得て、その事象に興味を持ったドキュメンタリー出身の久保田直監督が青木研次のオリジナル脚本により映画化。日本映画界を代表する名優・田中裕子が、夫の帰りを待ち続けるひとりの女性の強さや脆さを繊細に体現する。この度、物語に深みをもたらす実力派俳優陣の追加キャストが明らかに。田中さん演じる登美子とは対照的な女性・奈美を熱演するのは尾野真千子。登美子に想いを寄せる漁師の春男をダンカン、失踪した奈美の夫・洋司を安藤政信が演じる。併せて解禁された30秒予告は、「日本の年間行方不明者数、約8万人」という衝撃的なナレーションで幕を開ける。舞台は北の離島の美しい港町。登美子(田中裕子)は理由も分からず突然姿を消した夫の帰りを30年間待ち続けている。登美子に想いを寄せる漁師の春男(ダンカン)が「心配だから面倒を見させてくれよ」と言い寄るも、登美子は突き放し、その気持ちに応える様子はない。そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫・洋司(安藤政信)を探す奈美(尾野真千子)が現れる。奈美は自分のなかで折り合いをつけ、前に進むために「夫がいなくなった理由が欲しい」のだという。そして、夫の背中を追う登美子、奈美が扉を開けた先に立っている男性の後ろ姿、海へ入っていく登美子を追う春男など、印象的なシーンが次々と映し出されていく。「人はどれだけ愛した人のことを解っているのか」というナレーションが入り、最後は登美子が空を見上げる表情を捉えたシーンで締めくくられる。併せて解禁されたビジュアルでは、登美子が海辺の桟橋に座り、最愛の人の帰りを待ちながらどこか遠くを見つめている写真に、「帰ってこない理由なんかないと思ってたけど、帰ってくる理由もないのかもしれない」という、予告映像にもある劇中の登美子の台詞が添えられている。そして、尾野さん、ダンカンさん、安藤さんらの場面写真も配され、複雑な人間の感情と本質をあぶり出すドラマを想起させるビジュアルとなった。『千夜、一夜』は10月7日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:千夜、一夜 2022年10月7日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C)2022 映画『千夜、一夜』製作委員会
2022年07月17日7月3日(日)放送の『坂上&指原のつぶれない店』(20:00~20:54、TBS系)で、「芸能人の知らない『日本一』の駅ナカの店」として紹介された“とあるメニュー”が物議を醸している。番組後半ではお笑いコンビ・U字工事と石原良純(60)の3人が、大阪の地下街にある人気店を訪問。彼らが4軒目に訪れたのは、シカやイノシシなどの高級ジビエ料理が格安で食べられるという立ち飲み居酒屋だ。3人が最初に注文したメニューは、肉の表面をサッと焼いた「シカもも肉の刺身」。番組のテロップには「鳥取の猟師から直接仕入れた新鮮なシカ肉」と表記された。さらに映し出されたお品書きには、ニホンジカの「タタキ」や「ユッケ」といった生食メニューもあった。シカの刺身をひと切れ食べた益子卓郎(44)は「うまい!」と声を上げ、福田薫(44)も「嚙むと溶けてきて甘みを感じる」と絶賛。その後は「猪のモモ肉のから揚げ」や「バラ肉串焼き(イノシシ)」と加熱された料理が登場したが、SNS上では最初に紹介された“ジビエの生食”に心配の声が相次いだ。《シカの刺身なんて存在するのか…ジビエは気になってるけどさすがに生肉はあかんやろ》《シカの刺身(しかも猟師さんが新鮮な~って言ってたので野生っぽい)は紹介しちゃダメなやつでしょ……》《テレビで大阪駅ナカのジビエ料理人気店が紹介されてて、いいな行ってみたいなって見てたけど鹿肉の刺身出てきてスンってなった…ジビエ生食は怖すぎる…》牛や豚、鶏など家畜として生産された肉に対して、シカやイノシシなど狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉であるジビエ。近年では様々な飲食店での取り扱いも増えているという。「農作物や家畜に危害を加える鳥獣を駆除した際に、そのまま処分するのではなく“食材として活用することで命を無駄にしない”といった動きが背景にあるようです。ただ、ジビエは加熱が不十分だと食中毒を引き起こす恐れがあり、E型肝炎ウイルスや腸管出血性大腸菌などの感染リスクが高まるとされています。日本赤十字社ではそのような感染リスクを懸念して、ジビエを生で食した人には摂取した時点から6カ月は献血を断っています」(フードライター)そのようなリスクがあるジビエの衛生管理について、厚生労働省も次のように注意喚起をしている。「生または加熱不十分な野生のシカ肉やイノシシ肉を食べると、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌または寄生虫による食中毒のリスクがあります」「ジビエは中心部まで火が通るようしっかり加熱して食べましょう。また、接触した器具の消毒など、取扱いには十分に注意してください」■番組は「誤解を招く表現となってしまいました」と回答同番組を見る限り、ジビエの生食について注意喚起をするテロップなどは確認できなかった。健康面でのリスクがあるジビエの生食を紹介するにあたり、視聴者へ向けた配慮はあったのだろうか?そこで本誌はTBSに問い合わせてみた。すると、6日に文書でこう回答があった。「お店では加熱したうえで商品を提供していましたが、番組で、その説明が十分でなく、誤解を招く表現となってしまいました。関係者並びに視聴者の皆さまにお詫び申し上げます。HPで対応しています」この直後、番組公式サイトを確認すると、次のように声明文が発表されていた。《7月3日の放送で取り上げたジビエ料理について「ジビエ料理の生食は大変危険である」というご指摘を多数いただきました。実際にはお店は加熱してから提供しておりましたが、説明が不十分で誤解を与える表現となってしまいました。関係者のみなさま、並びに視聴者のみなさまにお詫び申し上げます。なお、野生動物の肉を食べる際は、厚労省のガイドラインなどに沿って、十分に加熱して下さい》食中毒などのリスクがある食材は、紹介する側も十分な注意と配慮が求められている。
2022年07月06日俳優の坂上忍が22日、自身が司会を務めるABEMAトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)で、ゲストとして迎えたフットボールアワー・後藤輝基の“MC術”を分析した。後藤の番組に出演することが多いという坂上は、「(後藤さんの番組に)出ると、面白いの。(後藤さんが)本当すぐイライラするから」と笑いながら切り出しつつ、「イライラするんだけど、僕と違ってちゃんと自制がきく」とフォロー。「(MC中に後藤さんは)たぶん『このカンペこのタイミングで出すか?』って思ってて、2回くらい無視するんだけど3回目は読む。『3回目は読むんだ!』って思って。そういうのをずっと近くて見てきた」と目の当たりにした状況を交えて説明した。さらに、番組の後半になると腕時計を見てソワソワし始めるという後藤の行動についても指摘。これを受け、後藤は腕時計を見ながら「もうそろそろ(この収録も終わり)でしょ?」と首を傾げ、坂上の笑いを誘っていた。
2022年06月23日フットボールアワーの後藤輝基が15日、俳優の坂上忍がMCを務めるABEMA『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)に出演。坂上と初共演した際のエピソードを明かした。「鮮明に覚えている」と坂上との初共演時を振り返った後藤。「東京から新幹線に乗って(収録がある)大阪に行くとき、自分の席を探していたら、坂上さんがワイン飲んでたんですよ。窓際に“酒屋さんか”ってくらいビンが並んでた」と当時目にした状況を明かす。また、後藤はその際、坂上が自分と同じ番組に出演するために大阪に向かっていたことを知らなかったと言い、「『うわ、 坂上忍めっちゃ酒飲んでる!』と思って、局に着いてスタジオに行ったら(坂上さんの)楽屋があったんですよ! 嘘やろ!? と思って」「それで本番が始まったらずっと悪態ついてるんですよ」と笑いを誘う。このエピソードを聞き爆笑しながら、坂上は「あの時は、2カ月に1回くらいの周期で呼んでいただいてたんです。なんで呼ばれてるのかも分からなくて、喋れるときは喋るんだけど、喋れないときは本当に一言二言しか喋ったことがない。そのうちこれはなんかおかしいから、“呼ばれないようにするためにはどうしたらいいんだろう?”って思って、もう“新幹線の中で飲む”ってずっと決めてたんですよ」と告白。さらに「バラエティ出始めの頃って、“次も呼んでいただこう”なんて僕なんかが思っちゃいけないと思ってたから。“あいつは本当にやばい”ってなって、やっぱちょっと外しとこうってなったほうがいいと思ってやってた」と打ち明けた。なお、今回の配信は「ABEMAビデオ」にて1週間無料で視聴できる。
2022年06月16日演劇ユニット「iaku」を率いる劇作家・演出家の横山拓也の代表作『エダニク』が、演劇集団円の精鋭、内藤裕子の演出で5月、新たにお目見えする。物語の舞台となるのはとある食肉加工センター。屠場で起きたある事件をきっかけに、登場人物たちはそれぞれの価値観をぶつけ合い、白熱の議論を展開する。生と死の狭間を扱った職場で働く人々の葛藤、矜恃から浮かび上がる、生の本質とは……。初顔合わせながらすでに意気投合、横山と内藤の軽快なおしゃべりから『エダニク』を楽しむヒントが続出。人間の体温とその心の揺れを丁寧に描き出し、立ち上げて来た同世代のタッグによる、可笑しくも熱い人間ドラマに期待集中だ。共感し、嫉妬し合ってきたふたり――近年、横山さんの戯曲が次々に、さまざまな演出家によって舞台化されていますね。今回、内藤さん演出によって立ち上がるこの『エダニク』もこれまで幾度も上演され、横山さんにとってはとくに思い入れの深い作品と伺っています。横山そうですね、自分のターニングポイントとなった作品です。これを書いたのは2009年で、10年以上経った今、上演してもらえることは本当に奇跡的だなと。内藤さんの演出作品は何度か拝見していまして、とても自分と近しい感覚があるので楽しみですし、すでに信頼を寄せています。内藤本当ですか!? ありがとうございます。今は書き下ろしの公演が多く、そんなにたくさんの人が観ていないのに一度やったらもうやらない、そういう作品が多いですよね。その中で横山さんの戯曲はいろんなカンパニーによって上演されていて、普遍的で色褪せないテーマ、人物造形の妙が見事で、とくにこの『エダニク』は何回読んでも新鮮で面白く、新たな発見があると感じています。ヒリヒリとクスクスが隣り合わせになっている人物たちの絶妙なやりとりを、どう面白く立ち上げられるか、試行錯誤になるかなと。演出させていただくのが楽しみで、嬉しく思います。私もiakuの舞台は拝見していて、いつもチクショー!と嫉妬心が……。横山ハハハ!それはお互い様です。内藤昨秋の公演『フタマツヅキ』も本当に面白くて、打ちのめされて帰りましたよ。毎回、日常性と演劇性と言いますか、繊細さとダイナミック、その両極端をどうやって成立させているんだろうなって。横山それは、自覚がないかもしれないです。自分では、ダイナミックには出来ていないと思っていて。『エダニク』も、この3、4月に上演された『粛々と運針』(演出:ウォーリー木下)にしても狭い空間でやることを意識して書いたもので、狭い空間でやればどうやっても成立しちゃうんですよ。これが広い空間になった時に、「演出家さん、ごめんなさい!」っていつも思う(笑)。――先ほど横山さんが、内藤さんに「近しい感覚がある」とおっしゃっていましたが、おふたりともに作家であり演出家であることのほか、内藤さんの作品『光射ス森』(演劇集団円で20年に上演)では林業を題材とされていて、横山さんも『目頭を押さえた』(12年)で林業を扱っているなどの共通点が思い浮かびました。横山そう、僕も林業の話を書いています。だから『光射ス森』のように、あそこまできちんと取材をなされているものを観ると、恥ずかしいなって(笑)。内藤いえいえ、そんな(笑)。世代も近いんですよね。これまで観てきたものとか、もしかしたら近いのかも。何の責任感もなく「屠場だ」と――『エダニク』はどのようにして、どんな思いを込めて書かれたのか教えていただけますか。横山これを書いたのは……もう14年前ですね。当時、関西の俳優のユニットが依頼してくれたんですよ。それまでは当時の自分の劇団に書き下ろすことがほとんどで、久々の外部公演、しかも男3人芝居ということで、作品の背景にすごく熱量のある場所を持ち込もうと考えたんです。それで、何の責任感もなく「屠場だ」と思ってしまったんですね。内藤え、すごいなあ!横山途中で、エラいもんに手を出してしまったなと(笑)。でも偶然、中学の同級生が屠場で職員をやっていると知り、連絡したんですね。なんとか見学させてもらえないかと。ただ、かなり警戒されて、単なる見学というのは全然受け付けていないんです。「何に使うのか」とすごく聞かれるんですね。やっぱり誹謗中傷が多くて、まず“誹謗中傷コーナー”に連れて行かれました。内藤誹謗中傷コーナーがあるんですね、へえ〜!横山いろんなクレームのハガキとか、心ない中傷をぶつけて来る人がいるんだ、ってことを知るところからスタートして。実際の屠畜の作業はさすがに見学不可でしたが、作業が終わった後のラインのルートを見せてもらったり、今回の舞台設定である別屠室と研磨室を見せてもらったりして。当時あんなにしっかりと現場を取材して取り組んだことがなかったので、戯曲を一本作ることへの心構えが初めてちゃんと備わった、そんな作品でした。2017年までiakuの常任演出家だった上田一軒さんと出会わせてくれたのもこの作品で、自分が書いた、ちょっと軽妙なリズム感のある台詞が、自分が演出するのとは全然違う形で立ち上がったのを目の当たりにして驚いたんですね。だから『エダニク』初演の時は、自分の演劇人生の中で衝撃的なことが多かったです。そういう意味で特別な作品なんですけど、正直、どんなことを思って書いたのかは覚えてないんですよね(笑)。とにかく必死だった、その時の状況はいろいろ思い出せるんですけど……。これは余談ですが、大阪にOMS戯曲賞というのがあって、ちょうど僕が『エダニク』を書いていた時に別の作品でノミネートされたんですね。内藤え〜すごい!横山それが2008年の12月だったんですけど、ふたりの審査員にボロクソに言われたんです(笑)。だいたいひとりがこき下ろしても、もうひとりはフォローしてくれるものなのに…。(一同笑)内藤ホントそうですよ!横山ふたりともボロクソに!僕、大人なのに涙が出て来ました(笑)。もう筆を折ったほうがいいかな…と思うくらいボロボロになった時に『エダニク』を書いていたので、その時のナニクソ!って気持ちもあったかも(笑)。内藤そんな思いをして(笑)。横山だから、内容やテーマについては、質問していただいたら思い出すかもしれません(笑)。偶然の出会いから出来上がった登場人物3人の関係性内藤不思議なのは、展開の仕方がすごく自然なんですよ。まあ横山さんの世界はいつもそうですが、唐突に人物がいなくなったり、唐突に出て来て何かを言っても、その唐突さがあまりに自然なんですよね。で、グイグイ引き込まれているあいだに、いつの間にこんなヒドいことに!?って展開に(笑)。何でこんなに暴力をふるい合ってるんだ!?とか。でも、やっぱり日常ってそういうことだから。そういう展開を目指して書かれているんですか?横山ある程度のプロットとか構成は考えるんですけど、最終的に、うわ〜わかんない、もう書いちゃえ!ってなるんですね。(一同笑)そこに向かって書いているつもりはなくて、あ〜もう無駄話ばかりしている…って思いながら書いていると、だんだん、ちょっとしたボタンのかけ違いみたいなものが発生していって。ただ、「そこに向かって」というのは推敲の段階でそういうふうにしたかもしれないですけど、書いている時は、「そこにたどり着くまで書く」といった意識でいる気がします。内藤なるほど〜。『エダニク』に出て来る屠場の職員である沢村と玄田、畜産農家の伊舞という3人の人物って、同じ精肉業に関わっているけど価値観がバラバラで、全然違うじゃないですか。それは何か、取材をしていく中で出会った人からヒントを得たとか?横山そうです。まずは屠畜する側の現場から取材したので、初稿はずいぶんそっち側に引っ張られたんですよ。畜産農家のほうの話が疎かになっていたんですけど、たまたま「家が農家」という人に出会えて。「昔、牛を連れていく時に、親にこんなふうに言われた」なんて話を聞いていると、あ、これは伊舞の意識として引っ張っていけるな、と。そんなふうにしてだんだん三角形がうまく出来上がっていったんです。内藤たまたまそういう方に出会えることがすごい!横山ハハハ、伊舞に関しては「このキャラクター、弱いんじゃないか」って指摘があったので、たまたま出会えて本当に良かったです。内藤その指摘は、演出家からですか?横山最初に依頼して来た座組の皆です。俳優もバンバン言う(笑)。内藤恐ろしいですね〜(笑)。横山メチャメチャ恐ろしかったですよ!最初、初稿を現場まで持っていっただけでまず褒めてほしいのに、「さっそくですけど」みたいな感じで。内藤いやだ〜(笑)。横山「ここなんですけど」から始まって、え、こんなに責められる!?って(笑)。役者たちも「もっと面白いものを作りたい!」って意識で立ち上げたユニットだったので、作品への意見も凄くて、皆で切磋琢磨していましたね。僕もそこに揉んでもらえたのはいい経験でした。先日、初演を立ち上げたメンバーで、リモートも含めて皆で会えたんですよ。今回の辰巳雄大さん主演の『エダニク』の話になって。やっぱり、「あの台本はひとつも削るところがない」とか、皆それぞれあの時の熱い思いを喋り出してました(笑)。内藤そうですよね。磨かれているから、これだけ何度も上演されるんだと思う。とてもわかります。横山「いつの間に沢村は、あんな男前がやる役になったんだ?」って文句も出てました(笑)。新たな『エダニク』を立ち上げる魅力的なキャスト陣――3人のキャラクターに扮するキャストも、魅力の面々が揃いました。内藤辰巳さんは前にも一度舞台作りでご一緒したんですが、「横山さんの作品が大好きだ」って聞いて、あ、これはいいなと。ご本人はとても爽やかな方なので、沢村のような、一見好感の持てない感じだけど、すごく人間らしくてチャーミング……という複雑なキャラクターをどう見せてくださるか、楽しみですね。横山そうですね。職場と家族が背中にちゃんと見える……みたいな役って、30代に差し掛かった俳優さんにとっては、やり甲斐があるんじゃないかなと思いますね。伊舞役の小日向星一さんは、先日ちょうど舞台『マーキュリー・ファー』を観て、とてもいい役者さんだなと思ったんです。個性的だし、柔らかさとコミカルさを持ちながら、パッと一瞬、凛としたところが見えた時にゾワッとさせられて、独特な雰囲気を持っていらっしゃいましたね。内藤今回初めてお会いしたんですけど、とても柔らかい雰囲気の方ですよね。でも穏やかそうでいて、独特の芯があるように感じて。伊舞も、一瞬なめられてかかるけど実は……といったキャラクターだから、ぴったりなキャスティングだなと。『エダニク』メインビジュアル。中央)辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、左)小日向星一、右)加藤虎ノ介横山玄田役の加藤虎ノ介さんは、以前、松本祐子さん演出で僕が書き下ろした『ヒトハミナ、ヒトナミノ』(19年)という作品に主演していただいたんです。共に関西小劇場界隈で活動していたのに、意外とニアミスして来て、その時が初めてだったんですよ。チャキチャキの関西人なので、かなり素の部分が玄田に投影できると思います(笑)。内藤加藤さんも私は今回初めてお会いして、たたずまいがもう玄田っぽかった(笑)。もっとシュッとされた方なのかなと思っていたら、わりと日常的な、働いている肉体を感じさせる方ですよね。そういう説得力が必要な役だから、これもぴったりだなと思いました。横山本当に。このお三方のお名前を聞いて、上手いこと当ててくださったなと僕も思いました。――内藤さんの指揮でどんな新しい『エダニク』が立ち上がるのか、とても楽しみです。内藤横山さんはこんなに穏やかないい方なのに、意地悪なくらいに(笑)、“人間の隠したい部分を出さざるを得ない状況”を描いていらっしゃるんですよね。それをちゃんと魅力的に、共感性を持って見せられたらいいなと。隠したいけれど、「そうそう、こんなふうにひよっちゃうんだよな」とか、そういった手触りのある人間たちの物語なので。私たちの日々の暮らしの裏側で、こうした屠畜する人たちや畜産農家の人たちの葛藤があることを感じ、劇場を出る時には価値観が変わるような力を持った作品です。その戯曲の持つエネルギーを伝えられるようにしたいですね。登場人物たちが抱えた恨み辛みを、役者さんたちにも“自分たちの物語”として表現してもらいたい。その悔しい思いを舞台にしっかり乗せたいな、と思っています。横山そうですね、役にどのくらい実感を、温度感を持てるかは、役者さんにとって大変な作業になるでしょうね。楽しみにしています!取材・文:上野紀子撮影:荒川潤舞台『エダニク』2022年5月18日(水)~2022年5月29日(日)会場:東京芸術劇場 シアターウエストほか、6月4日(土)にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、大阪公演あり
2022年04月20日タレントで俳優・坂上忍がMCを務めるトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)が、5月4日からABEMA・ABEMA SPECIALで配信される。ABEMAで初のレギュラーMCを務める同番組は、坂上がゲストが抱えるデマ投稿に斬りこみ、議論していくトークバラエティ。「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、公平な立場から解き明かしていく。コメントは以下の通り。■坂上忍この度、ABEMAさんで初のレギュラー番組MCを務めさせていただくことになりました。各界の著名人や世間を騒がせた芸能人をゲストに迎え、あんな話、こんな記事は真実なのか? デマなのか? 根掘り葉掘り、とことん追求していく所存です! 地上波ではお会いすることが叶わなかった、あの方にも会えるみたい。
2022年04月01日坂上忍(54)が司会を務める情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が、いよいよ4月1日に8年間の歴史に幕を閉じる。終了を受けて番組では坂上がお世話になった人たちに挨拶する“お礼参りの旅”も実施し、3月30、31日に前編・後編で放送された。各メディアによると、同局の金光修社長は2月25日にオンラインで行われた定例会見で、「『バイキングMORE』の坂上忍さんには感謝している。これからも期待している」と労いの言葉を贈ったという。同局の名物長寿バラエティ番組『笑っていいとも!』の後継番組として、’14年にスタートした『バイキング』。当初、坂上は月曜日だけの司会だったが、翌’15年4月から月曜日〜金曜日まで担当することに。番組内容も生活情報スタイルから時事ネタを扱うようになり、“ホンネトークショー”へと変化していった。「『いいとも!』が最終回で平均視聴率28.1%を記録しただけに、番組開始直後の視聴率は低迷していました。ですがそんな時に、時事ネタを扱うことを提案したのは坂上さんだったのです。『バイキング』はバラエティ班で制作されていたこともあり、出演者も様々なニュースに対してコメントすることに戸惑いもあったようです。それでも試行錯誤しながら新たな取り組みに挑戦し、’17年7月には視聴率8%と同時間帯で1位となりました」(テレビ局関係者)■過去にはパワハラ報道も……一方でトレードマークだった坂上の“歯に衣を着せぬ物言い”は、物議を醸すこともしばしばあった。前出のテレビ局関係者が言う。「年々、坂上さんのコメントが視聴者や出演者から、『高圧的』と指摘されることが増えました。’20年9月には、一部スタッフに対する“パワハラ疑惑”が『週刊文春』で報じられたことも。本人や局も報道を否定しましたが、元レギュラーだった小籔千豊さん(48)は降板後、ある番組で『坂上さんが明らかに嫌な顔をしていて心が折れるときがある』と話していました」’20年9月末からは『バイキングMORE』に改題し、放送時間を1時間延長してリニューアル。ところがリニューアルからわずか1年余りで、終了が発表されたのだった。「番組が終了するにあたり、坂上さん自ら『犬や猫の動物保護活動に注力したい』と申し出たことが発表されました。坂上さんは長年、“最後の大仕事”として動物の保護施設を作る計画を温めてきました。そしてついに今年2月、私財を投じて千葉県内に保護施設を完成させたのです。もともと坂上さんは動物保護活動をライフワークにしていましたが、『バイキング』の放送時間が延長したことで気力や体力に不安を感じたといいます。月の半分は保護施設で過ごしたいとも考えていたようで、思い切って降板することを決意したと話していました」(スポーツ紙記者)■本誌に語っていた動物保護施設を作る理由同局では’18年10月から『坂上どうぶつ王国』の司会者も務め、現在はYouTubeやブログでも22匹の犬や猫との生活を伝えている坂上。’19年2月に本誌に登場した際、動物保護施設を作ろうとする背景には“若い頃の失敗”があったと語っていた。坂上は1人暮らしをしていた30代前半の頃、コーギーを飼っていたが「心のバランスが崩れちゃうまで留守番を強いてしまった」と明かしていた。「『もう動物飼うのやめよう、資格ないわ』と痛感した」という坂上は、コーギーを知り合いに引き取ってもらったものの、数年後に訃報を聞く。当時、すでに40代だったという坂上は、その時の心境をこう振り返った。「若いころにダメだった自分を、やり直すことってできないのかな、と思うようになって。ちょうどそのころに、ペットショップで売れ残り、驚くほど値下げされた、卑屈な顔したチワワを見つけたんです」それは坂上が「佐藤さん」と呼ぶ、長男・佐藤ツトム君だった。それから長い歳月をかけて、大家族を形作っていった坂上。保護活動を続けることについて、「番組で出会った動物愛護ボランティアの方の言葉が忘れられなくて。『半年でダメなら1年、1年でダメなら3年、3年でダメなら5年っていうスパンで、動物たちに信用してもらえるよう頑張らないと』って。本当にそう」と語っていた。そんななか今年1月、保護施設の完成を目前にして、坂上はツトム君が亡くなったことをYouTubeで報告。ツトム君はクッシング症候群という症状を患っていたといい、介護の日々を過ごしていたという。大切な家族の死を報告する坂上の様子は、『バイキング』で見せる姿とは一変して憔悴しきっていた。そんな坂上に、《本当にお疲れ様でした》《看取りは辛いけどパパも頑張りましたね》と励ましの声が相次いだ。今後はライフワークである保護活動を中心に、『坂上どうぶつ王国』への出演がメインとなる坂上。そんな心機一転は、彼にとって追い風になりそうだ。「『バイキング』では坂上さんの物言いが視聴者から嫌厭されることもありましたが、動物の保護活動については尊敬の念を抱く声も多くあります。実際に、彼は保護施設を作ることを有言実行させました。『バイキング』が終了したことで、坂上さんが時事ネタを軸に芸人やタレントたちと議論を交わすことはなくなります。そうなると、これまで『バイキング』に寄せられてきたような批判は減るでしょう。支持されている分野に専念することで、坂上さんのイメージを回復させるチャンスにもなりそうです」(芸能関係者)“残りの人生を動物たちに捧げたい”とも明言している坂上。待望のセカンドライフが、今始まろうとしている。
2022年04月01日ミュージカル『リトルプリンス』ゲネプロ&初日囲み取材が東京・日比谷のシアタークリエで行われ、土居裕子、加藤梨里香、井上芳雄、大野幸人、花總まりが初日開演前に取材に応じた。サン=テグジュペリ不朽の名作「星の王子さま」を原作に、1993年に誕生した音楽座ミュージカル『リトルプリンス』の東宝版として上演される本公演。小さな惑星を飛び出し、地球にやってきた王子の旅路を描き出す感動作だ。主人公の「王子」は多くの舞台経験を持つ実力派の加藤と、音楽座ミュージカル初演から王子役を演じてきたオリジナルキャストの土居のWキャストとなる。1993年の初演で王子を演じたオリジナルキャストの土居は「およそ30年ぶりで、まさかもう一回王子をやるなんて、夢にも思ってなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです」と晴れやかな表情を見せる。「『リトルプリンス』をクリエで、しかも芳雄さんが飛行士の役をやると聞いて。絶対ピッタリだしぜひやってほしいと言っていたら、いつの間にか私もやらないかということになり……。バカ言ってるんじゃないよ、そんなの無理に決まってるじゃん、なんて言っていたのに騙されましたよ。怖いですね」と冗談めかしつつも、その決意の裏には井上の言葉もあったそうで、「井上さんが『1日でいいから出てくれないか』ということで」と説明する。その言葉を受けた井上は「簡単に言ってますけど、無理やりねじ込んでくださったんです。ほかの作品の本番・稽古もあったので、誰よりも遅くきたんですよ。だから稽古期間がギュッとしてて。およそ30年ぶりということだけでなく、この短期間でこれをしているというのがすごいなと思います」とすっかり感服した様子。そしてもうひとりの「王子」役となる加藤は「ついにこの日が来てしまったか」と切り出しつつも、「稽古をすればするほど、王子という役はとんでもない役だなと思いました。しかも土居裕子さんとダブル主演ということは震えるくらいとんでもないことだなと思いでした」と述懐。「でも稽古の途中から土居さんがいらっしゃって。誰よりも王子のことをたくさん考えてきた方ですから、裕子さんからもらえることがたくさんあった。こんなに心強いダブルキャストはいないんじゃないかなという。とてもすてきな環境で挑ませていただけるなと思っているので、全身全霊で王子として駆け回りたいなと思います」と意気込んだ。さらに「こんなにも違う作品を観ているような気持ちにさせてくれるダブルキャストはないなと思いました」と語る井上は、「土居さんは本物の王子が来たという感じでしたし、(加藤)梨里香ちゃんは年齢や精神性といった存在感という意味で、王子が子どもなんだということを信じさせてくれる。両極端の王子が観られる。本当に比べようがないんですよね」と王子役の二人について言及するひと幕もあった。井上自身は飛行士とキツネの二役を演じることになったが、「(キツネの衣装は)まだ慣れないというか。気恥ずかしい感じもありましたけど、『キャッツ』にあこがれてミュージカル界に入ったので、猫ではなかったですけど、半分夢がかないました」と笑いながら付け加えた。そして観客に向けたメッセージを求められた加藤が「温かいカンパニーが作った作品だからこそ、作品にも温かさが流れているのかなと思います」と語ると、土居も「星を見るのが大好きになるんじゃないかなと。そして地球のことをあらためてすばらしい星だから大切にしたいなという気持ちになってくださったらいいなと思います」と付け加えた。ミュージカル『リトルプリンス』は1月8日から31日まで日比谷・シアタークリエにて(愛知公演あり)会見写真撮影:壬生智裕
2022年01月08日2022年春をもって終了することが発表された坂上忍(54)司会の『バイキングMORE』(フジテレビ系)。長年、同局の名物番組だった『笑っていいとも!』の後継番組として、2014年に『バイキング』としてスタート。当初、坂上は月曜日だけの司会だったが、1年後のリニューアルで月曜日から金曜日までを担当することに。番組内容も最初の生活情報モノからスタジオで時事ネタを討論するトークスタイルに変化していった。そして、昨年秋からは現タイトルとなり、放送時間も約3時間と長くなっていただけに、番組終了という決定に、局内に衝撃が走った。「番組が終わることについては、坂上さんが局にライフワークでもある『動物の保護活動に注力したい』と自ら“卒業”を申し出たと発表されています。しかし実際は、番組内での坂上さんのコメントが、“上から目線”“偉そう”などといった批判がSNSを中心に噴出しがちで、局上層部が番組内容や坂上さんの発言に眉をひそめていましたから、『バイキング』の局内での立場は、年々厳しいものになっていたことも大きいです。ただ、番組終了の一番の決定打は、コロナ禍によるフジテレビの業績悪化です。フジテレビホールディングスの2021年3月期決算は5,199億円と前期比17.7%減。営業利益162億円で同38.2%減、純利益は101億円と75.5%の大幅減益で、ほかの民放キー局と比べて、最も連結売上高の落ち込みは激しいものでした。他局でも、大御所のビートたけしさんや上沼恵美子さんも長年続けていたレギュラーからの降板が発表されていますが、フジは50代社員に向けて希望退職を募っているくらいの状況。もはやウチには、坂上さんに週5回の帯番組のギャラを払える経営体力がなくなっているのです」(フジテレビ局員)かつては、タモリの『笑っていいとも!』の後継番組として始まった『バイキング』だったが……。「これまでの『いいとも!』や『バイキング』には、大きな制作費が投じられてきましたが、もう同じような番組内容が作れる状況にありません。現在、急ピッチで来年春の企画を詰めている最中で、もっとも有力なのは、フジのアナウンサーが司会を務める情報番組を新たにスタートする案が浮上しています。その内容も、批判の多かった『バイキング』のようなワイドショー形式ではなく、じわじわ人気を集めているTBS朝番組『ラヴィット!』のように、ニュースを取り上げないバラエティ色の強い生活情報番組を作れないかと、局内で議論が進んでいます。番組のMCを局アナが務めれば、芸能人へのギャラに割いていた制作費を大幅に節約できます。現段階で有力なのは、蝶ネクタイがトレードマークの軽部真一アナ(59)と、嫌味がなく実力派として局内での評価が高い山崎夕貴アナ(34)の2人の起用です。2人ともこれまで大きなスキャンダルもないし、安心して任せられるという点から、どうにか“白羽の矢”が立てられないものかと調整が進んでいます」(フジ中堅局員)かつては売上高や視聴率で、民放キー局トップだったフジテレビも、時代の波には抗えないというわけか――。
2021年12月27日吐く息が白くなる12月2日の朝、愛犬たちの散歩を終え、自宅へと帰ってきた坂上忍(54)。7年半以上レギュラーを務めているフジテレビの昼の生情報番組『バイキングMORE』が打ち切りになるという情報を本誌は数日前にキャッチしていた。彼に率直な心境を尋ねると、戸惑いながら、「申し訳ないんですけれど、僕のほうからお答えすることができないので。ゴメンなさい。でもその内容だったら僕に聞く必要はないと思いますよ」そう、重い口を開いたのだった。『バイキング』は、約32年続いた国民的バラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)終了後の鳴り物入り新帯番組として、’14年4月から始まった。「当初、坂上さんは月曜日のみのMCでした。歯に衣着せぬ発言が当時の視聴者から支持されて、ほかの曜日が視聴率1%台と低迷するなか唯一、健闘していました。フジのメンツのためにも、すぐに『バイキング』を終わらせるわけにはいかなかった上層部は、苦肉の策として坂上さんに翌年春から月~金曜日の総合MCをお願いすることになったのです。’17年7月には視聴率8%と同時間帯で1位となりました」(フジテレビ関係者)昨年9月からは『バイキングMORE』とタイトルを改め、1時間放送時間を増やして新しく走りだしたばかりだが、来年3月末での打ち切りが内定したという。「この件は、坂上さん本人にも制作側からすでにされているようです。番組終了はまず第一に視聴率の低迷が原因。放送時間拡大で、かえって番組全体の平均視聴率が低下。他局のライバル番組に大きく後れをとってしまった。局としてはエースの伊藤利尋アナを異動させてテコ入れを図った結果だけに頭の痛いところでした」(前出・フジテレビ関係者)■元共演者が坂上の嫌な顔に「心折れることがある」と坂上のトレードマークでもある“歯に衣着せぬ発言”も問題視されたという。 「坂上さんのコメントが、2~3年ほど前から視聴者や出演者から“パワハラ”的な発言と指摘されることが増えたのは事実です。昨年9月には一部スタッフに対するパワハラ疑惑が『週刊文春』で報じられたこともあります。本人も局も否定していましたが……。元レギュラーだった小籔千豊さんは降板後、ある番組でハッキリと『坂上さんが明らかに嫌な顔をしていて心が折れるときがある』と話していました。実は今回、『バイキングMORE』にしたのは坂上さん色を少し薄める意図がありました。いままで『バイキング』を制作していた旧知のスタッフから、『グッディ!』に関わっていたスタッフをメインにしたのです」(番組関係者)前出のフジテレビ関係者によると、坂上のギャラの高騰も大きな理由となったという。「坂上さんの現在の『バイキングMORE』1日のギャラは100万円前後。年間2億円以上のギャラはかなりの負担になります」フジテレビ広報推進部に打ち切りの事実を確認すると、「改編に関してはお答えしておりません」と答えるのみだった。■『直撃!シンソウ坂上』と『ダウンダウンなう』はレギュラー終了今回の番組打ち切り話は、フジの現状を象徴していると明かすのは、別のフジテレビ関係者。「数年来の業績不振のため、11月25日に、勤続10年以上の50歳以上の社員の希望退職者を募集しました。6月に新社長に就任した金光修氏は西武百貨店からの転職組。生え抜きのテレビマンではないため、コスト重視主義です。現在の社員数は1千300人で対象となる社員は300人前後。4年前に希望退職を募ったとき辞めた社員は5人ほどでしたが、今回は退職金の上乗せ額と再就職支援が手厚く100人ほどの社員が会社に問い合わせていると聞いています」経費削減のため、番組制作費も年々下がっているという。そこで局が“リストラ対象”と考えた一人が、どうやら坂上のようなのだ。「一時は4本のレギュラー番組を持つフジの“功労者”でしたが、昨年9月に冠番組『直撃!シンソウ坂上』が終了し、特番化。『ダウンタウンなう』も今年3月で終了。後継番組『人志松本の酒のツマミになる話』には坂上さんは出演していません。また、’17年からMCを務めていた番組改編期のドラマ番宣特番『FNS番組対抗!オールスター春(秋)の祭典』も昨年3月に終了して、バナナマンさんの『お宝映像アワード』に変更になりました」(前出・フジテレビ関係者)■「あんな大きな番組、僕の意見って関係ないですよ」坂上はフジテレビとの“蜜月”が終わりつつある現状をどう思っているのか。冒頭の場面に続いて、本人に聞いた。――坂上さんとフジテレビの関係がズレ始めているようですが。「『バイキング』は拡大しています。『本音でハシゴ酒』(坂上出演の『ダウンタウンなう』の1コーナー)は僕の番組じゃないので、僕は関係がないです。少なくとも(フジテレビには)これだけお世話になっているわけですから、関係がまずいわけがなく、そこらへんは無理してそうやって書かないようにしたほうが僕はいいと思います」――『バイキングMORE』はこれからも続いていくのですか!?「そういう話を僕個人に聞いたところで、あんな大きな番組、僕の意見って関係ないですよ。それはまず、フジテレビさんなんじゃないですか。この後、何組も犬の散歩しなければいけないので……。すみません、失礼します」苦渋の表情で、そう言い残して自宅へと戻っていった。前出のフジテレビ関係者は言う。「後継の帯番組も情報バラエティが検討されているようです。MCはギャラも手ごろな某人気中堅芸人という話が浮上しています」『バイキング』で一時はフジの荒波をともに乗り切った坂上だが、来春から新たな船出となるのか――。
2021年12月07日「あの最高幹部と大人の関係になることで、彭帥選手も新たなる権力を手にするって見方もできちゃうし。いろんな見方ができるから」こう発言したのは、坂上忍(54)。MCを務める『バイキングMORE』(フジテレビ系)の11月22日放送回で、中国女子テニスの彭帥選手(35)の失踪騒動についてこう語った坂上だが、この発言が物議を醸している。この日の放送では、彭帥選手について特集。彭帥選手は中国共産党の最高指導部メンバーだった張前副首相から性的関係を迫られたと自身のSNSに投稿するもすぐに削除され、彭帥選手は一時期消息不明になったことが世界中で報じられていた。月曜レギュラーのアンミカ(49)は、「不倫って問題はあったかもしれないけど、日本みたいに選択の自由で不倫に行ったわけではなく、あらがえない環境の中のきっかけからその人の人権の問題が出てきた」と、副首相が立場を利用して“関係を強要”したのではという考えを示した。しかし、坂上が「自分にも罪があるし、心の扉を開いてしまって、愛が介在してる」と彭帥選手の告発文を引用しながら懐疑的な態度を見せると、アンミカは「(心の扉が)開いたきっかけは、あらがえない大きな国のトップの力やん!?」と、反論。すると坂上は苦笑いを浮かべながら、冒頭のように坂上が持論を展開したのだ。張前副首相と彭帥選手の関係をめぐっては、多くの国では「性暴力」と報道されている。そんな状況下で、彭帥選手が張前首相と肉体関係を結ぶことでメリットもあったとした坂上の発言には厳しい目が向けられている。《坂上忍、最低最悪だな》《これは流石に降板案件だと思います。左右関係無くアウトでしょ》《坂上忍さん、テニス選手の権力ってなに?無理やり関係迫られて何がイーブンなんだ?》
2021年11月25日安藤裕子が、11月17日にリリースするニューアルバム『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)の収録曲とジャケット写真を公開した。今作には、世界中のリスナーからの大きな反響を獲得したTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonエンディングテーマ「衝撃」がalbumバージョンとして収録されるほか、テレビ東京系ドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』オープニングテーマ「ReadyReady」、さらにファンの間ではライブでお馴染みの「少女小咄」を含む全12曲を収録。なお収録曲の発表は、本日10月1日に行われたYouTube生配信にて安藤本人からアナウンスされた。また、安藤の書き下ろし短編小説が収録された『コーヒーと短編』が本日より発売されている。さらに安藤は10月29日公開の映画『そして、バトンは渡された』に出演することが決定している。<リリース情報>『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)11月17日(水) リリース価格:3,300円(税込)初回限定仕様:安藤裕子直筆シリアルナンバー入りブックレット予約リンク:【収録曲】01.All the little things02.ReadyReady テレビ東京系ドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』オープニングテーマ03.UtU04.Babyface05.恋を守って06.森の子ら07.少女小咄08.Toiki09.僕を打つ雨10.teatime11.Goodbye Halo12.衝撃(album ver.)TVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonエンディングテーマ【特典】各法人: A4オリジナルクリアファイルAmazon:メガジャケ「ReadyReady」リリックビデオ<書籍情報>「コーヒーと短編」庄野雄治 編10月1日発売定価(本体1,300円+税)ミルブックスHP:<映画情報>『そして、バトンは渡された』10月29日(金) 全国公開映画『そして、バトンは渡された』本予告編公式サイト:公式Twitter:公式Instagram関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram安藤裕子オフィシャルオフィシャルYoutubeチャンネル
2021年10月01日安藤裕子が11月17日にニューアルバム『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)をリリースすることが決定した。今作は、タイトルが表す通り混沌とした今の想いが詰まった今しか創れない作品となっており、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ「衝撃」やテレビ東京系ドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』オープニングテーマ「ReadyReady」などが収録されるほか、初回限定仕様には本人直筆のシリアルナンバーが入ったブックレットが付属する。そのほかアルバムの詳細に関しては、後日行われる予定のYouTube Liveにて本人から発表される。合わせて安藤の新たなアーティスト写真が公開され、カラフルに彩られた前回のイメージから一変し、モノクロで凛とした表情が印象的なビジュアルとなっている。安藤は10月29日公開の映画『そして、バトンは渡された』に出演するほか、ミルブックスより刊行の『コーヒーと短編』への短編小説の書き下ろしや表紙モデルを担当することが決定している。<リリース情報>『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)11月17日(水) リリース価格:3,300円(税込)初回限定仕様:安藤裕子直筆シリアルナンバー入りブックレット【特典】各法人: A4オリジナルクリアファイルAmazon:メガジャケ「ReadyReady」リリックビデオ<番組情報>『うきわ ―友達以上、不倫未満―』8月9日(月) より毎週月曜23時6分放送『うきわ ―友達以上、不倫未満―』告知画像監督:風間太樹 / 太田良出演:門脇麦 / 森山直太朗 / 田中樹(SixTONES)/ 高橋文哉 / 小西桜子 / 大東駿介 / 蓮佛美沙子 / 西田尚美原作:野村宗弘『うきわ』(小学館ビッグスピリッツコミックス)放送局:テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ 九州放送配信:動画配信サービス『Paravi』と『ひかりTV』にて配信予定Paravi:ひかりTV:公式HP:<書籍情報>「コーヒーと短編」庄野雄治 編10月1日発売定価(本体1,300円+税)ミルブックスHP:<映画情報>『そして、バトンは渡された』10月29日(金) 全国公開映画『そして、バトンは渡された』本予告編公式サイト:公式Twitter:公式Instagram関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram安藤裕子オフィシャルオフィシャルYoutubeチャンネル
2021年09月08日タレントで俳優の坂上忍が4日、東京都・港区で実施されたアニメーション映画『リクはよわくない』(10月1日公開)の完成披露イベントにくっきー!(野性爆弾)、声優の森川智之、松本梨香とともに出席。愛犬との付き合いについて浅からぬ思いを語った。本作は、坂上が原作、くっきー!がイラストを手がけた同名絵本を原作とするハートフルストーリー。5歳の「ぼく」が、子犬の「リク」とのなにげない日々を通して命の大切さを学ぶ様を描く。イベント冒頭、フォトセッションに参加予定だった坂上の愛犬の海老原テンが乱入。客席を走り回り、坂上が大声で「テン! テン!」を連呼して慌てる一幕も。それでも状況が落ち着くと「まさか映画になるとは思っていなかった。自分ごとなんだけど他人事のような。素直に嬉しいです」と喜んだ。本作は、ほぼ自伝だという坂上。「松本さんがやって頂いた『ぼく』は僕。リク君と出会って、リク君にしてあげられなかったこととか、そういう思いが残っての今。動物のかわいさとか、大変さや責任も描かれている。それを含めて見て頂ければ」とアピールした。一緒に暮らす18匹の愛犬・愛猫について問われると「月並みに言えば家族。ライフワーク」と答え、現在続ける動物の保護ハウス建設などに関して「僕この先何歳までこの仕事をやるか分からないけど、動物と関わっていくことは最後まで、と思っている。もしかしたら、(芸能)お仕事より長い付き合いになる、もう一つのお仕事という感覚はある」と話した。
2021年09月05日安藤裕子の新曲「ReadyReady」が、8月9日よりスタートするテレビ東京系ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』のオープニングテーマに決定した。本ドラマのために書き下ろされた「ReadyReady」は、オリジナリティ溢れるメロディと歌詞世界を表現する安藤のヴォーカルに、二胡の音色をフィーチャーするなどトライバルなサウンドが枯れたギターリフやビートと同居したダンサブルなナンバーとなっている。合わせてドラマ初回オンエア後の8月10日に本楽曲が配信リリースされることも発表された。『うきわ ―友達以上、不倫未満―』は、社宅のベランダを舞台に「不倫まで壁1枚」というお隣同士の危うい関係を描いたドラマで、主人公・中山麻衣子役を門脇麦、麻衣子の隣室に住んでいる“二葉さん”こと二葉一役を森山直太朗が演じる。■安藤裕子コメント原作の中の麻衣子さんは夢の中にふわふわと沈んでいる様な印象でしたが、ドラマの中の彼女は二葉さんと出会い、どう浮上していくのだろう?実はお話をいただいて曲を描いては迷ったりを繰り返しておりました。麻衣子さん、二葉さんが互いの存在により浮上していく模様がこの夏の蒸し暑さの中、より濃く、ちょっと妖しく描けたんじゃないかな?と思っております<リリース情報>安藤裕子「ReadyReady」8月10日(火) 配信リリース配信リンク:<番組情報>『うきわ ―友達以上、不倫未満―』8月9日(月) より毎週月曜23時6分放送『うきわ ―友達以上、不倫未満―』告知画像監督:風間太樹 / 太田良出演:門脇麦 / 森山直太朗 / 田中樹(SixTONES)/ 高橋文哉 / 小西桜子 / 大東駿介 / 蓮佛美沙子 / 西田尚美原作:野村宗弘『うきわ』(小学館ビッグスピリッツコミックス)放送局:テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ 九州放送配信:動画配信サービス『Paravi』と『ひかりTV』にて配信予定Paravi:ひかりTV:公式HP:関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram安藤裕子オフィシャルオフィシャルYoutubeチャンネル
2021年07月27日森川智之と甲斐田裕子が、Netflixオリジナルアニメシリーズ「BIOHAZARD:Infinite Darkness」の日本語吹き替えキャストを務めることが決定。ティザーアート第2弾と新場面写真も公開された。2006年、ホワイトハウスが何者かにハッキングされた。大統領管轄の極秘ファイルに不正アクセスの痕跡が見つかったのだ。捜査のため召集された合衆国エージェントのレオン・S・ケネディらは、停電したホワイトハウス内で正体不明のゾンビと遭遇。一方、テラセイブの職員クレア・レッドフィールドは難民支援のために訪れた国で失語症の少年が描いた奇妙な絵と出会う。ウィルス感染者を描いたと思われるその絵をきっかけに、独自の捜査を進める。翌朝、ホワイトハウスを訪れたクレアはレオンを見つけ、その絵を見せる。この2つの関連性に何かを悟るレオンだったが、クレアには関係ないと言ってその場を立ち去る――。本作は、サバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」シリーズの人気キャラクター、レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの2人を軸に物語が展開するホラーアクション作品。森川さんと甲斐田さんが声を担当するのは、もちろんレオンとクレア。ゲーム「バイオハザード RE:2」以来の再共演となる。森川さんは「また戦いの日々がやって来るのかと思うと、早くも胸の高鳴りが抑えられない状態です」と心境を明かし、「表題のインフィニットダークネスとはいったいどういう意味を持つものなのか、新たなドラマでのレオンの活躍にご期待ください!」とメッセージ。「ついにドラマ化!?レオンとクレアにどんな展開が待っているのか楽しみです」とワクワクしているという甲斐田さんは、「昔プレステ版の2で犬に追い詰められ叫びながらプレイしてたのが懐かしい、恐怖に耐えられるでしょうか」とコメント。なお森川さんは、3月27日(土)の「AnimeJapan 2021」Netflixステージに登壇することも決定した。また今回到着したティザーアート第2弾では、シリーズ初のスーツ姿を披露。銃を構えるレオンと、ライトを片手になにかを探している様子のクレア、そして重要な舞台のひとつ、ホワイトハウスに向かうゾンビたちの姿も描かれている。そして、このホワイトハウスで偶然再会したレオンとクレアの新場面写真も到着。新しいシリーズの世界観を少し覗くことができる。「BIOHAZARD:Infinite Darkness」は2021年、Netflixにて全世界独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年03月12日安藤裕子が本日発売となったシングル「衝撃」のMVを自身のYouTube Channelで公開した。「衝撃」は、安藤がTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマとして細部までこだわって書き下ろした楽曲。MVでは安藤が大地に横たわり、様々な声色を使って歌いあげる姿が映し出されている。色調を抑えた映像も特徴的で、昼とも夜とも異なる独特の姿を見せる空の色、楽曲がドラマティックに展開するのに呼応するように縦横無尽に動くカメラワークにも注目だ。監督を務めたのは、カメラマンとしても活躍する川上智之氏。MVでは哀しみ、怒り、安らぎ、苦しみなど様々な感情が交差する模様が描かれており、『進撃の巨人』そして楽曲の世界観が見事に表現されている。安藤裕子「衝撃」MV配信シングル「衝撃」「衝撃」パッケージ購入用URLリリース情報安藤裕子「衝撃」本日発売1,300円(税抜)安藤裕子「衝撃」ジャケット【収録曲】01. 衝撃02. nontitle03. 花一匁■オリジナル特典・Amazon:メガジャケ・ディーラー共通(Amazon以外):チェンジングジャケット※特典は数量限定となるため、発売前であってもご予約状況によっては、先に特典プレゼントが終了する場合もございます。※特典を確実に入手いただけるよう、お早めにお近くのCDショップ、WEBショップで特典についてご確認をいただいた上でのご予約をお勧め致します。※特典につきましては、一部取り扱いの無いCDショップもございますので、詳細を店舗までお問い合わせください。また、ネット販売につきましても同様に、一部取り扱いの無い場合もございますので、各WEBショップの告知をご確認ください。タイアップ情報TVアニメ『進撃の巨人』The Final SeasonNHK総合にて毎週日曜24時10分より放送中※放送日時は変更になる場合がございます公式HPアニメ『進撃の巨人』The Final Season PV関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram
2021年02月03日2月3日(水)に発売になる安藤裕子の最新シングル「衝撃」のジャケット写真と、CD購入者を対象としたオリジナル特典チェンジングジャケットのイラストが公開となった。「衝撃」は、現在放送されているTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ。オリジナル特典はアニメ描き下ろしの主人公エレン・イェーガーのイラストに、安藤本人が色付けをしたものとなっている。「衝撃」のエンディングタイアップのみならず、特典でも異例のコラボとなったのでぜひ手に入れてほしい。さらに、シングルに収録される「nontitle」が1月27日(水)11:00〜14:00放送の、FM802(80.2FM)『UPBEAT!』で初オンエアされることも決定。安藤裕子のコメントもオンエアされるとのことだ。【リリース情報】安藤裕子「衝撃」2月3日(水)発売価格:1,430円<収録楽曲>M1:衝撃M2:nontitleM3:花一匁・配信シングル「衝撃」: ・「衝撃」パッケージ購入用URL: <オリジナル特典>・Amazon:メガジャケ・ディーラー共通(Amazon以外):チェンジングジャケット※特典は数量限定となるため、発売前であってもご予約状況によっては、先に特典プレゼントが終了する場合もございます。※特典を確実に入手いただけるよう、お早めにお近くのCDショップ、WEBショップで特典についてご確認をいただいた上でのご予約をお勧め致します。※特典につきましては、一部取り扱いの無いCDショップもございますので、詳細を店舗までお問い合わせください。また、ネット販売につきましても同様に、一部取り扱いの無い場合もございますので、各WEBショップの告知をご確認ください。【放送概要】FM802『UPBEAT!』OA:月~木 11:00~1400DJ:加藤真樹子【タイアップ情報】TVアニメ「進撃の巨人」The Final SeasonNHK総合にて12月6日(日)24:10より放送※放送日時は変更になる場合がございます公式HP:
2021年01月26日「バイキングMORE」(フジテレビ系)でMCを務める坂上忍(53)が1月25日、ゆきぽよこと木村有希(24)を番組で擁護した。しかしその発言に対して、「二枚舌だ」と厳しい声が相次いでいる。ゆきぽよは親しい間柄にあった男性が19年5月、彼女の自宅でコカインを使用。男性が逮捕されただけでなく、彼女自身も尿検査を受けていたと「週刊文春」によって報じられた。Instagramで彼女は謝罪し、《今後は、過去の未熟な自分を見つめ直し、責任ある社会人となるよう日々頑張っていきたいと思いますので今後とも応援よろしくお願いいたします》とつづった。すると「バイキングMORE」で坂上は「若気の至りといったらそれまでですけど、これ逮捕でしょ」「せっかくゆきぽよちゃん絶好調だと思うんですけどね」と発言。しかし、こう続けた。「ただ事実なんだったらちゃんと潔く謝ったら、その後どんないばらの道が待ち受けていようと、あとは頑張るしかないわけで、それ以上、批判する対象ではないと僕は思っているんだけど」「何年前のことまで責められるの?」そんな坂上だが19年7月、同番組で吉本興業の闇営業問題について取り上げた際にこう語っている。「相手の素性が分かってないのに、ノーギャラっていうのは僕らの感覚では“ない”わけですよ」「大事なのは、たまたま悪い人たちに当たっちゃったんだっていう意識はやめた方がいい。調べなきゃいけない」■不倫問題でも、人によって扱いが違うゆきぽよも吉本の闇営業も“反社会的な人物との関わりがあった”ということが問題とされている。しかしゆきぽよについては「あとは頑張るしかない」といいながらも、吉本の闇営業問題については「たまたま悪い人たちに当たっちゃったんだっていう意識はやめた方がいい」とまで指摘していた坂上。そんな彼に対して、ネットではこんな声が上がっている。《毎回自分都合の話がよくでるMCですね》《ある意味印象操作だよね。それをおおっぴらにやるってどうなの》《宮迫さんらが許されなくて、ゆきぽよが若気の至りで許されるなら、Wスタンダードそのものですよね》《相手によって言う事変えすぎなんだよね》坂上は前進番組の「バイキング」で16年1月、不倫騒動を起こしたベッキー(36)の擁護派が芸能界に多いことに触れ「身内だからこそ、安易に擁護すべきじゃない!」とコメント。いっぽう19年5月、お笑いタレント・千原せいじ(51)の不倫が発覚した当時、「ぶっちゃけモテないわけないと思う」などと発言。そして最後まで千原を批判することなくコーナーを進行し、「せいじくんのお人柄が伺えるようなニュースでした」と結んでいた。
2021年01月25日