開幕前日の7月6日、劇場にて舞台『デストラップ』の会見とフォトコールが行われた。主演で歌舞伎俳優の片岡愛之助とともに「A.B.C-Z」の橋本良亮、高岡早紀、佐藤仁美、坂田聡、そして演出を手がける福田雄一が登壇、それぞれに意気込みを語った。【チケット情報はこちら】本作は1978年にブロードウェイで上演、映画化もされ、今なお世界で上演され続けている傑作サスペンス。片岡は「著名な作品ですが、結末を知らない形には二転三転のどんでん返しに驚いてほしいし、ご存じの方にも楽しんでいただけるような福田監督ならではのサスペンスコメディとなっています。また、キャストそれぞれにいつもとちがう顔が見え、これまでとはちがう『デストラップ』ができあがったと思います」と自信を見せる。名作の演出に挑んだ福田は「初めての役者もいますが、橋本くんはカンが良くて演っていてもおもしろい。でも、真面目な話、もっとがんばらないとな、という話もしました」と明かす。それを受けて橋本は「僕はとにかく一生懸命がんばっています!愛之助さんの目ヂカラに負けないよう、ひとつひとつ大切に演じます。僕が福田さんのファンだということを皆さん、知っているはずなので、福田さんに演出される橋本を観てほしいです」と意気込みを語った。わずか5人の心理劇だけにカンパニーの仲の良さも伺え、会見も和気あいあい。最年少の橋本は終始、まわりにイジられながらも「皆さんにいろいろ引き出してもらっています!(笑)この6人じゃないと成立しない舞台です」と断言。和やかな空気のまま会見は終了した。その後に行われたフォトコールでは空気が一転。公開されたのは片岡が演じる落ちぶれた劇作家シドニーが、橋本が演じる教え子のクリフォードを殺してしまう衝撃的なワンシーン。彼の処女作『デストラップ』に魅せられ己の戯曲として発表すべく、じわじわと追い詰めるシドニーは静かに恐ろしく、クリフォードとの駆け引きも実にスリリング。一方で、シドニーの妻マイラを演じる高岡早紀の意外なコメディエンヌっぷりにも注目だ。公演は、7月23日(日)まで東京芸術劇場プレイハウス、26日(水)静岡市民文化会館 中ホール、8月1日(火)刈谷市総合文化センター 大ホール、3日(木)から6日(日)まで兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。取材・文:おーちようこ
2017年07月11日片岡愛之助主演の舞台『デストラップ』のフォトコールが6日、東京・東京芸術劇場プレイハウスで行われ、片岡、橋本良亮(A.B.C-Z)、高岡早紀、佐藤仁美、坂田聡、演出の福田雄一が取材に応じた。同作はアイラ・レヴィンによる戯曲で、今回は翻訳・演出を福田が務める。かつては多くの作品をヒットさせたが、今は4作連続失敗しているブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュール(片岡)が、教え子のクリフォード・アンダーソン(橋本)から届いた脚本「デストラップ」の質の高さに驚き、クリフォードを殺害し作品を奪おうと企てる。愛之助が「普段とは違うところ、どんどん出してますよ」と語ると、高岡も「愛之助さん、すごくいろんな顔を持ってらして、こんなに恐ろしい顔するんだ、ってくらい。愛之助さんの普段を見ていると、そんな面なんてどこにもなさそうなのに」と驚きを明かす。福田も「ね~! 今、橋本が若干それに押されてるんだと思います」と課題を見せると、橋本が「それは感じられましたね」と頷き、その言い回しに愛之助が「他人事やね!」とつっこんでいた。同作では、サスペンスを軸に随所に”福田節”を盛り込むため、高岡も「自分でもびっくりです」というくらいの姿を披露するという。福田が高岡について「一度力みすぎて、立ちくらみされてましたからね」と明かすと、高岡も「めまいがしちゃって!」と苦笑した。5人芝居という少人数のため、共演者陣はみんなかなり仲が良くなった様子。演出の福田が橋本について「飲み会で一番盛り上げてくれる」と感謝すると、高岡が「あれ楽しかったね~!」と思い出したように橋本に語りかけ、6人は爆笑して盛り上がった。橋本の"ジャニーズ生命"がかかっているというため、内容は明かされなかったが、愛之助は「(少年隊の)東山さんには動画を送っときましたよ」とニヤリ。福田が「必殺技があって、橋本が悪さすると東山さんに」とホットラインを明かし、橋本は慌てた様子を見せていた。
2017年07月06日片岡愛之助主演の舞台『デストラップ』の公開稽古が6日、東京・東京芸術劇場プレイハウスで行われ、片岡、橋本良亮(A.B.C-Z)、高岡早紀、佐藤仁美、坂田聡、演出の福田雄一が、稽古前の取材に応じた。同作はアイラ・レヴィンによる戯曲で、今回は翻訳・演出を福田が務める。かつては多くの作品をヒットさせたが、今は4作連続失敗しているブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュール(片岡)が、教え子のクリフォード・アンダーソン(橋本)から届いた脚本「デストラップ」の質の高さに驚き、クリフォードを殺害し作品を奪おうと企てる。今回の見どころについて、橋本が「僕が福田さんが好きなことはファンの方も知っているので、福田さんに演出されている橋本を見てほしい」と語ると、福田は「お前が真面目な話してるだけで面白い」と笑いが止まらない様子。佐藤が「中身が薄っぺらい! 3個くらいしか言ってない!」とツッコむと、橋本は「この必死感をわかってほしいですね」と苦笑した。また、地方公演での楽しみについて聞かれると愛之助は「美味しいものをいただきながら、絆を深めたい」と回答する。さらに橋本も「地方での食事と……」と続けると、共演者陣は見守りモードに。橋本が「ライブも控えてるので、舞台、ライブ、舞台、ライブで頑張りたい」と答えると、佐藤が「うすっ!」とつっこみ、笑いが起こっていた。福田が「A.B.C-Zではどうなの?」と橋本のキャラについて尋ねると、橋本は「クールキャラでやってます」ときっぱり。福田が「(A.B.C-Zは)全員おもしろキャラでいいんじゃないの?」と尋ねると、橋本は「クールキャラをやらないと、誰がやるんですか! クールキャラ、1人は必要ですよ! ジャニーズなんで!」と熱弁し、「みなさんが引き出してくれるから、こういう感じになってるけど、A.B.C-Zの中では絶対にやらない」と宣言した。最後に、クールなアピールを求められた橋本は「このデストラップは、この6人じゃないと成立しないデストラップだと思います。福田さんが加わることによって……」と話し始めるが、高岡から「福田さんが始めたんじゃないの?」と疑問が飛び、やり直すことに。橋本は「僕がこの5人の中にお邪魔させていただきました」と言い直し、「胸を張ってすごい、いい作品って言える作品です!」とストレートに表現。愛之助も「今の言葉が全てでございます」と優しく受け止めていた。東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて7月7日~23日。静岡公演は静岡市民文化会館中ホールにて7月26日、名古屋公演は刈谷市総合文化センターにて8月1日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて8月3日に上演される。
2017年07月06日演出家・映画監督の福田雄一が6日、舞台『デストラップ』の稽古開始に対し、コメントを寄せた。同作はアイラ・レヴィンによる戯曲で、今回は翻訳・演出を福田が務める。かつては多くの作品をヒットさせたが、今は4作連続失敗しているブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュール(片岡愛之助)が、教え子のクリフォード・アンダーソン(A.B.C-Z 橋本良亮)から届いた脚本「デストラップ」の質の高さに驚き、クリフォードを殺害し作品を奪おうと企てる。愛之助、橋本のほか、シドニーの妻・マイラ役の高岡早紀、弁護士・ポーター役の坂田聡、霊能力者・ヘルガ役の佐藤仁美が出演する。5名のキャストが初集合を果たし、福田による本格指導がスタート。早くも意気投合する姿を見せた。福田は「僕は根っからのおバカな作品より、 そういった匂いのしない作品に笑いを生み出していく方が好きなんです」と語り、「基本的にサスペンス好きでもあり、『デストラップ』を題材に選んだのは間違いではなかったと、 稽古初日の読み合わせで確信しました」と自信を見せた。愛之助について、福田は「あまり自分の中の激情を吐き出すタイプではない」と分析。「今回はストレートプレイゆえのお芝居の揺らぎ、メリハリを見せて欲しいなと。そうすることでシリアスにも、笑いにも振ることが出来ますから」と注文を寄せた。また福田は「ベタな笑いに関しては、坂田さん、佐藤さんにお任せしようと思っています」と目論みつつ、橋本について「お芝居が思いのほかピュアで、相当遊べそうな感じ」と目をつけた様子。そして「高岡さん演じるマイラで遊んでみたいとも考えていましたが、少し方向転換が必要かなと。愛之助さんが相手ならいかようにも受け止めてくださるでしょうし、まず僕は、橋本くんのいじり方をひたすら探っていこうと思います(笑)」と、稽古開始による考えの変化を語った。東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて7月7日23日。静岡公演は静岡市民文化会館中ホールにて7月26日、名古屋公演は刈谷市総合文化センターにて8月1日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて8月3日に上演される。
2017年06月06日福岡最大勢力の暴走族「福岡連合」元総長で、お笑い芸人「バッドボーイズ」の佐田正樹の不良時代を描いた実録自伝小説・コミックスを実写映画化する健太郎主演映画『デメキン』。この度、本作に山田裕貴、柳俊太郎ら注目の若手俳優が出演することが決定した。幼少期からギョロとした二重まぶただったためデメキンと呼ばれ、いじめられていた佐田正樹(健太郎)は、ある日、“強くならなきゃ”と覚悟を決めて拳を握った。そしてかつてのいじめっ子集団を返り討ちにするほど腕っぷしが強くなり、喧嘩では敵なしの存在となっていた。赤髪リーゼントがトレードマーク、小学校からの親友・厚成(山田裕貴)と喧嘩やバイクに明け暮れる日々を過ごす。中学卒業後、正樹は高校へ進学し、厚成はラーメン屋で働き始める。環境は変われど人は変わらず、年上の不良に目をつけられてはひたすら喧嘩ざんまいの日々を過ごしていた。ある日、バイク事故で死んだ憧れの暴走族の総長・真木(柳俊太郎)のことを思い返していた厚成は正樹に福岡一のチームを作ろうと持ちかける。2人はチーム「亜鳳」を結成するが、次々と血気盛んな敵が待ち受けていて…。原作は2009年3月22日に小説が発売され、「ヤングチャンピオン」にて漫画版が連載中の「デメキン」。監督は北村一輝が主演を務めた『猫侍』を手掛ける山口義高、脚本は『百円の恋』の足立紳が担当する。すでに佐田正樹役に「仰げば尊し」「レンタルの恋」の健太郎さんが出演することが決定している本作。今回新たに出演が決定した山田さんが演じるのは、正樹に匹敵する問題児・合屋厚成役。『ストロボ・エッジ』や「海賊戦隊ゴーカイジャー」、現在放送中の「3人のパパ」に出演する山田さんは、「デメキンの世界観をよりリアルに感じてもらえるよう、原作者である佐田正樹さんに、あのときのことを伺って勉強させていただきました。厚成を生きて1番に感じたことは、学生時代に感じた熱さや何かに真っ直ぐ向かう若さ、そしてがむしゃらさです。健太郎はじめキャストのチームワークも良く、この仲間たちのいい阿保な部分や熱さがご覧いただくお客様に、ぜひ届いて欲しいです」とコメント。また、正樹と厚成が漢気に惚れこんだ憧れの先輩・真木役には、人気ファッション誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルで、『ストレイヤーズ・クロニクル』『東京喰種トーキョーグール』などに出演し、俳優としても活躍中の柳さん。厚成を支える年上の彼女・アキ役を『罪の告白』、第9回沖縄国際映画祭上映作品『帰ってきたバスジャック』などに出演する若手女優の今田美桜が扮する。そのほか、高橋里恩、田中偉登、福山翔大、三村和敬、藤木修、岩永ジョーイ、神永圭佑、成田瑛基、笠松将、黒石高大、坂田聡が出演する。映画『デメキン』は2017年冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月19日『百円の恋』で「日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した足立紳が、監督デビューを果たす『14(じゅうし)の夜』の公開がこのほど決定。併せて、門脇麦、光石研、濱田マリら実力派キャストが勢揃いしていることが明らかとなった。足立氏は、『百円の恋』でアカデミー賞のほかにも、「松田優作賞」グランプリ、「菊島隆三賞」を受賞。そして『お盆の弟』や、ドラマ「佐知とマユ」の脚本でも数々の賞を受賞するなど、いま最も注目の脚本家だ。「自分のことを大嫌いな人間が、いまの自分から一歩でも脱却しようともがく話にしたい」と語る足立監督が作り出す本作は、1980年代の田舎町のレンタルショップが舞台に、AV女優・よくしまる今日子がサイン会にやってくるということでざわめき、やがて冒険に出る中学生男子たちの悶々とした思いを描く。情けなくも愛すべき“性春”を通じて成長していく少年たちの姿は、あの名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる…かも。今月末よりクランクイン予定の本作だが、撮影に先駆けて今回主要キャストも発表。主人公の中学生・タカシ役には、約750人のオーディションから主役の座を射止めたシンデレラボーイ・犬飼直紀が抜擢。その父親役には、足立監督脚本の『お盆の弟』にも出演している光石さん、母親役に「重版出来!」や『団地』など数々の作品に出演し、独特の魅力を放つ濱田さん、姉役に現在公開中の『二重生活』が話題を呼んでいる門脇さん、姉の婚約者に連続テレビ小説「ごちそうさん」の和田正人、さらには、タカシの幼なじみに「SUPER ☆GiRLS」の浅川梨奈 、同級生のヤンキー役にいま人気急上昇中の健太郎と、個性豊かな面々が集結。そのほか、駒木根隆介、内田慈、坂田聡、宇野祥平、ガダルカナル・タカらも出演する。今回実力派キャストが揃ったことについて監督は、「とても素敵なキャストの方々に出演して頂けて本当に光栄です!皆さんが勢揃いする場面はすげぇ楽しい場面になるかもしれないとすでにひとりでニヤニヤしています」と期待を寄せる。また「これで面白い映画にならなかったら誰が責任を取るのだろうかと考えると少し不安になるときもありますが、毎日のように新しい出会いのある監督業は(いまのところ)最高に楽しいです!」とコメントしている。豪華実力派俳優から期待の新星まで、様々なキャストが集結した本作。数々の賞を獲得した脚本家が、今度は監督としてどんな物語を作り出すのだろうか。『14の夜』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月14日長年、当事者にとって封印されていた実話を映画化した時代劇『殿、利息でござる!』の初日舞台あいさつが5月14日に、都内で行われ、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督、原作者の磯田道史氏が登壇した。初日舞台あいさつ・その他の写真重税が原因で、夜逃げや破産が相次ぐ江戸中期の仙台藩を舞台に、宿場町を心配する造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部)が、町一番の知恵者・菅原屋篤平治から「藩に大金を貸し付け、その利息を巻き上げる」という驚きの復興計画を聞かされ、一丸となり元手1000両(現在の約3億円)をかき集めようと奮闘する。主演を務めた阿部は「こんな話が実在し、長い間知られていなかったなんて信じられない」と今も驚きを隠せない様子。役作りのために「プチ断食した」そうだが、「こういうことは本来、言わなくていいですよね」と映画が描く“慎み”の精神をアピールした。妻夫木は、阿部の弟を演じ「似ていないのが心配だった」(妻夫木)、「それはみんな、分かっている(笑)。お芝居なんだから」(阿部)。念願だった中村組に初参加し「あとで話を聞いたら、以前から中村監督には4回ほどオファーをいただいていたそうで…。ホリプロめ」と所属事務所への恨み節を披露し、笑いを誘った。また、瑛太は『アヒルと鴨のコインロッカー』以来、中村監督とは約9年ぶりのタッグで「今回は難しい役どころで、中村監督も僕に厳しかった」と思わず本音。「確かに瑛太とは、結構やり合った。怒っていた?」(中村監督)、「いや、怒ってはいないです…」(瑛太)と息の合ったやりとりを見せていた。『殿、利息でござる!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月14日俳優の妻夫木聡が3月31日(木)、東京・六本木ヒルズで行われた「サッポロ生ビール黒ラベルパーフェクトデイズ2016」開催記念イベントに出席した。「サッポロ生ビール黒ラベル エクストラブリュー」が4月12日(火)より数量限定で発売されることに先駆け、全国8都市で開かれる大規模試飲イベント。本商品は麦芽を100%使用し、喉ごしの旨さと爽快な後味を追求しており、黒ラベルのメインキャラクターを務める妻夫木さんは、お客様第1号として登場すると本商品の樽生の試飲を行った。「黒ラベルの樽生は飲んだことがないので楽しみです」と語る妻夫木さんは、ビールが注がれたグラスを渡されると、思わず頬が緩み、「今一瞬、イベントのこと忘れました」とポロリ。そしてグビグビと喉を潤すと、「営業じゃなくて、これは本当に美味しい。やっぱり生ビールって美味しいですね」とニッコリ。その後も「カメラの前でビールを飲むのがなんとなく気が重いなぁ」と言いながらも飲み続け、「旨い!」と目を細めていた。この日は、妻夫木さんが出演するTV-CMも初お披露目された。CMキャラクターを務めて7年目を迎えた妻夫木さんは、「こんなに長くやらせていただけるとは夢にも思っていなかったのでうれしいですね」としみじみ。当初、20代だった妻夫木さんは「35歳になっちゃいましたね。そろそろ僕自身が大人になれっていう話になってきたんですけど」と照れた笑みも見せる。しかし、着実に大人の階段を上り続けている妻夫木さんは、4月より大人の仲間入りをするフレッシャーズへ向けて、「新しく仕事をする時は今でも緊張や不安があるし、初めての仕事で挫折感を味わって俳優業がスタートしたけど、あの挫折がなかったら今の自分はなかった」と自身のエピソードを交え、「一歩踏み出さないと何も始まらないので、失敗を恐れず進むことが何より大事」と力強くエールを送った。「パーフェクトデイズ2016」は3月31日(木)より東京・六本木を皮切りに順次開催。サッポロ生ビール黒ラベル新TV-CM「黒ラベル2016年宣言篇」は4月1日(金)から、「黒ラベルエクストラブリュー篇」は4月12日(火)から全国放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月31日舞台演出家・G2とパフォーマー・松尾貴史の演劇ユニット、AGAPE storeによる新作舞台『七つの秘密』が1月15日より東京・紀伊國屋ホールで上演中。【チケット情報はこちら】AGAPE storeは1998年の結成後、毎回多彩なゲストを迎え、中島らも、後藤ひろひと、倉持裕らの作品を上演。2010年に活動を休止していたが、一昨年活動を再開、同作が活動再開の第2弾公演。放送作家・映画監督としてマルチに活動する細川徹が脚本を務め、シルビア・グラブ、池田純矢、東加奈子、坂田聡、宮崎秋人、大高洋夫のキャストが松尾の脇を固める。物語の舞台はとある小さな会社。明かりの消えたオフィスで、何やら不審な動きをしているのは事務の市川(松尾)。そこに何も知らずにやってきたのは経理の川島(シルビア)。“一体なぜ、こんな時間に!? まさか自分の秘密を知られたのでは?”と互いに焦るふたり。その夜以降、ギクシャクするふたりの様子に、営業の黒木(東)は疑惑の目を向ける。そんな黒木と市川の会話をたまたま耳にしてしまった経理の鈴木(宮崎)。“えっ、あのふたりって…!?”しかし鈴木、そして課長の溝口(大高)や事務の勅使河原(池田)にもそれぞれ別の秘密があり・・・。開幕に際し、松尾は「ご来場、誠にありがとうございます。嬉しゅうございます。今回はまた、いつにも増してご覧いいただき後に何も残らない無農薬、有機農法のデトリックス公演です。もしチャンスがあれば二度、三度ご高覧頂きますと、さらにカタルシスを感じていただけることと信じて止みません。#拡散希望です」とコメントを寄せている。AGAPE store『七つの秘密』は1月24日(日)まで、東京・紀伊國屋ホール、1月29日(金)から31日(日)まで大阪・近鉄アート館で上演。現在、東京公演の当日引換券、大阪公演の前売り券が発売中。
2016年01月20日キヤノンマーケティングジャパンは1月27日、取締役会にて決定した社長人事を発表した。現・取締役 専務執行役員である坂田正弘氏が新社長に就任する見込み。同日、東京都内にて会見を行い、坂田氏は新社長に就任するにあたっての抱負を述べた。会見に登壇したのは、キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役会長 村瀬治男氏、同社 現・代表取締役社長 川崎正己氏、同社 現・取締役 専務執行役員 坂田正弘氏だ。このたび発表された社長人事によれば、坂田氏が新・代表取締役社長に、川崎氏は相談役に就任する。正式に決定するのは3月26日に開催予定の株主総会終了後だ。会見でははじめに、川崎氏がこのたびの社長人事について概要を説明した。なぜこのタイミングで社長を交代するのか、なぜ坂田氏が選出されたのか、などを語った。「2020年という節目に向けて、これから重要な時期を迎える。そこで、計画段階から指揮をとってほしいという思いで、今回の人事を決定した。坂田はこれまで営業の第一線で活躍してきた人材。その豊富な経験を活かして、お客様の課題を解決していけるはず。深く掘り下げて粘り強く取り組む姿勢や、スピード感のある行動、統率力などを評価している」(川崎氏)続いて坂田氏が新社長に就任するにあたっての抱負を述べた。坂田氏は「これまでは会社の経営が景気動向にどうしても左右されがちだった。これからは景気に左右されない強い会社を作っていきたい。お客様が抱えている業種特有の悩みを解決するべく、本当に必要とされる提案をすればこれは実現するはず」と述べた。最後に村瀬氏は「2020年はキヤノンにとってだけでなく、日本にとっても大事な年。それに向けて坂田にキヤノンマーケティングジャパンを指揮してもらう。私は別の面からサポートできればと思う」とコメントした。
2015年01月27日7月5日、東京・本多劇場で初日を迎えた舞台『スペーストラベラーズ』。2002年に活動を停止した人気お笑い集団・ジョビジョバの出世作であり、映画監督の本広克行がその脚本に惚れ込み、自らの映画『スペーストラベラーズ』(2000年公開)の原作として採用したことでも知られている。今回、新たなキャストとスタッフで復活することになった本作の、脚色と演出を務めた細川徹からコメントが寄せられた。「スペーストラベラーズ」チケット情報「何度も見ている舞台なのに、自分も見ていてお客さんと一緒にたくさん笑ってしまいます。ラストシーンを含めて、オリジナル(の舞台)と変えている部分もいろいろあります。オリジナルを見ている人も、映画を見ている人も、何も見ていない人も、何も考えずに楽しめる作品だと思います。すでにすごく面白いですが、お客さんに観てもらうことでさらに面白くするのりしろがある舞台です。この先もドンドン変化していくと思いますので、2度、3度と見て楽しんでください」。物語は、とある田舎が舞台。ふたり組の強盗が銀行を襲撃するが、手際のよい警官隊に包囲されたちまち大ピンチに陥ってしまう。そのとき、強盗のリーダーの頭の中でキラリとアイデアが閃く。強盗と人質、警官隊が繰り広げる手に汗握る一幕もののシチュエーションコメディ。出演は河合龍之介、大水洋介(ラバーガール)、飛永翼(ラバーガール)、富田昌則、富岡晃一郎、そしてジョビジョバのメンバー坂田聡。公演は同所にて7月15日(日)まで上演する。チケットは発売中。なお、現在上演中の作品は“side;summer”バージョンだが、12月には“side;Winter”バージョンの上演も決定した。タイトルと演出家、劇場は同じだが、キャストが異なるバージョンになるようだ。キャストは近日公式HPで発表される。
2012年07月09日人間国宝で歌舞伎俳優の坂田藤十郎が5月30日、都内で会見を行い、今夏上演される近松座30周年記念『松竹大歌舞伎近松座公演』への意気込みを語った。『松竹大歌舞伎近松座公演』チケット情報昨年、東日本大震災の影響でやむなく中止となったが、今年は震災の影響のあった岩手や福島も回り、改めて開催されることになった。会見で藤十郎は「昨年は震災が起こり、巡業に伺うことができませんでした。今年、また同じメンバーでやらないと言ってもらえたのでぜひ伺いたい。震災に遭われた方に少しでもわれわれの歌舞伎を見てもらい、喜んでいただきたい」と語った。上方を代表する近松門左衛門の作品の上演を目的に、近松座を立ち上げてから今年で30年。当初は自主公演のような形ではじめたという。「江戸歌舞伎と上方歌舞伎、この両方が隆盛にならないといけないと思い、はじめました。上方の役者を先祖に持つ私としては、近松の作品だけを取り上げて、とにかく上方歌舞伎を一生懸命やるんだという気持ちで取り組みました」と当時を振り返る。出演は、藤十郎のほか、中村翫雀、中村扇雀、中村亀鶴、中村壱太郎、中村虎之介と一門の役者が揃う。「30年前の第一回公演『心中天網島』の時は血縁(の役者)は誰も出ていなかったけれど、今回は上方歌舞伎の血の流れている役者が大勢出ていることに、深いものを感じます」と感慨もひとしおの様子。「平成24年度(社)全国公立文化施設協会主催・中央コース『松竹大歌舞伎近松座公演』は6月30日(土)から7月31日(火)まで東京、兵庫ほか各地を回る。また、演目は30周年を記念し、『お目見得御挨拶』『夕霧名残の正月』『曽根崎心中』を上演する。
2012年06月01日脚本家、演出家、放送作家、俳優など、ともに様々な肩書きを持つ福田雄一とマギー(本名・児島雄一)。このふたりの雄一(=U-1)が共同で脚本・演出を担うユニット『U-1グランプリ』の2年ぶりとなる公演が決定した。U-1グランプリ case04『宇宙船(スペースシップ)』公演情報「僕らの関係性において、“イヤだと思うことが一緒”ってことがすごく大きいんですよね。だからこそふたりでやるのはすごく楽しい」と福田が言えば、「この信頼関係は、回を増すごとに厚くなっていますからね。お互いの使いこなし方を、お互いが非常によく理解している(笑)。だからやってて全然飽きない」とマギー。そんな彼らがこだわり続けているのが、“コント”という形態だ。「やっぱり僕ら、コントが一番好きなんですよね。おもしろいことって思いついても、それを成立させるのは意外と難しい。でもコントだと、わりと軽いタッチでできてしまうというか」(福田)。「一番おもしろいと思ったことをダイレクトに、最短距離で伝えられるのがコントだと思うんです。産地直送、みたいなね」(マギー)。2007年『取調室』、2008年『厨房』、2010年『職員室』(2010年) に続く新作は、『宇宙船(スペースシップ)』と題して、ワンシチュエーション・コント集を展開する。「今って時代的に、“オモシロ気”なものにみんなが食いつきやすいと思うんです。で、宇宙船って、なんかオモシロ気じゃないですか?ただ設定をリアルにすると発想は飛ぶんですけど、逆に設定をファンタジーにすると発想は小さくなる。だから宇宙船の中で、ものすごく細々とした話になるんじゃないかなと思う(笑)」(福田)。「宇宙船内の壁紙の色はどうする? とかね(笑)」(マギー)。また『U-1グランプリ』には、ジョビジョバ(=マギーがリーダーを務めたユニット。現在は活動休止中)のメンバーが出演するという楽しみも。今回は坂田聡が参加、マギーとの久々の共演に期待が高まる。しかしそれ以上に売り文句となりそうなのが……。「福田さんが出るってことですね。変な味わいがあって、これがおもしろい」(マギー)。「ただ全然セリフが言えないんですよ。だから行き当たりばったりで(笑)」(福田)。「上手なんですよ、うまい具合に間を外したりしますから。だからいい共演者ではあるんですけど、誰にとってもいい共演者ではない(笑)。つまり福田雄一のコントローラーを天からもらったのは僕だけっていう、変な自負はありますね(笑)」(マギー)。そんな福田が、今回は"演技派"として挑むと言う。いろいろな点で見逃せない舞台となりそうだ。U-1グランプリ case04『宇宙船(スペースシップ)』は、4月25日(水)から5月6日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。チケットは2月25日(土)に一般発売開始。取材・文:野上瑠美子
2012年01月24日実力派若手俳優が第1位に!奇想天外なSF時代劇で人気の『銀魂』。ファンの方も多いのではないでしょうか。実写版が実現したとしたら、だれに主人公の坂田銀時を演じてほしいですか?20代の男性232名に聞いてみました!>>女性編も見るQ.『銀魂』の坂田銀時を演じてほしい若手人気俳優を教えてください。(複数回答)1位松山ケンイチ10.3%2位小栗旬7.3%3位相葉雅紀5.5%4位桐谷健太4.4%4位堂本光一4.4%5位生田斗真4.1%※敬称略■松山ケンイチ……・「意志の強いキャラクターが似合うと思う」(29歳/電機/営業職)・「顔の雰囲気は違うが、役になりきってくれそう」(28歳/情報・IT/技術職)・「けだるそうな感じが演技できそう」(29歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「ひょうひょうとしたキャラにピッタリ合う演技ができると思う」(28歳/機械・精密機器/技術職)・「コメディーものが上手に演じられそう」(25歳/そのほか)■小栗旬……・「演技がうまく、いい味をだしてくれそう」(24歳/金融・証券/専門職)・「演技力、キャラクターともに申し分ない」(27歳/情報・IT/技術職)・「どんな役でも器用にこなしてくれそう」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■相葉雅紀……・「ゆるい感じがいい感じ」(24歳/金融・証券/営業職)・「適当なところが似ている」(27歳/建設・土木/事務系専門職)・「漫画のかっこいいだけではないイメージと合いそう」(22歳/そのほか)■桐谷健太……・「コミカルとシリアスのバランスが銀時に合っていそう」(27歳/ソフトウェア/技術職)・「個性的なので似合いそう」(29歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「なんとなくギャグに合いそう」(29歳/食品・飲料/営業職)■堂本光一……・「なんとなくイメージが合う」(28歳/医療・福祉/専門職)・「クールなところ」(24歳/そのほか/営業職)■生田斗真……・「さわやかさが合っている」(24歳/運輸・倉庫/営業職)・「演技力があると思うから」(24歳/医療・福祉/専門職)総評第1位にランクインしたのは、2012年度のNHK大河ドラマでも主人公を務めることになっている松山ケンイチさん。日本を代表する実力派若手俳優ですよね。「顔の雰囲気は違うが、役になりきってくれそう」というコメントに、うなずく方も多いのではないでしょうか。2位は、こちらも今をときめく人気俳優、小栗旬さん。二枚目な役もシリアスな役も器用にこなせるだけに、銀時役も期待できそうですね!そして、第3位に入ったのは、相葉雅紀さん。親しみのある雰囲気が、ぴったりです。第4位、第5位には、堂本光一さんと生田斗真さんがランクイン。このお二人の美しさ、確かにアニメの主人公にぴったりですよね。ぜひ、実写版実現してほしいものです!調査時期:2011年10月8日~10月22日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性232名(そのほかと回答した81名をのぞく)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』の主人公、緋村剣心を演じてほしい俳優【ランキング男性編】彼氏に選ばれそうな『SLAM DUNK』キャラ【ランキング男性編】『耳をすませば』を実写化したらヒロインを演じてほしい若手女優完全版(画像などあり)を見る
2011年12月16日