人気特撮シリーズ『仮面ライダー鎧武/ガイム』の外伝第2弾となるVシネマDVD『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル ロックシード版』(東映ビデオ/11月11日発売)が発売初週に0.3万枚を売り上げ、今週発売の11/23付オリコン週間総合DVDランキング(集計期間:11/9~11/15)で初登場首位を獲得した。同シリーズによるDVD最高位は、『鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン ロックシード版』(2015年4月発売)が獲得した8位で、首位獲得は今作が初めて。さらに、これまで劇場公開された特撮作品DVDとしては、2010/6/28付で『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕 超全集版』(2010年6月発売)が獲得した1位に続き、5年5カ月ぶりで史上2作目となる。本作は、『仮面ライダー鎧武/ガイム』のサブライダーである仮面ライダーデュークとナックルのそれぞれが主役として繰り広げられる2つの物語を1枚に収録した外伝シリーズの第2弾。特典映像にはメイキング、PR集、データファイルが収められ、初回生産限定版のロックシード版には変身アイテム"DXレモンロックシード&デュークフェイスプレート(キャストボイス入り)"が同梱されている。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)2015石森プロ・テレビ朝日・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映
2015年11月18日元離宮二条城で開催中の「琳派400年記念祭アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」では11月17日に、特別イベント「ブルーシーフード・ナイト」を開催する。同イベントは、海洋自然保護活動を行うNPO団体、セイラーズフォーザシーが推奨する「ブルーシーフード」という概念の認知促進を目的として開催されるもの。「ブルーシーフード」とは現在個体数が比較的豊富なシーフードを意味しており、同イベントでは普段の食生活の中でブルーシーフードを選ぶようにすることで数量減少の著しい魚介類を保護し、サスティナブルな海洋環境の実現を目指していく。当日は、このブルーシーフードを使った数種類のおでんと、100年以上続く京都の老舗酒蔵・増田徳兵衛商店や佐々木酒造による日本酒を数量限定で無料提供する。アートアクアリウム城の水戯の舞台で行われる式典では、アートアクアリウムアーティストでありアートアクアリウム城総合プロデューサーの木村英智とセイラーズフォーザシーを設立したデイビット・ロックフェラーJr.が登場し、「ブルーシーフード」について紹介するトークショーを開催。また、京都市長を始めとしたゲストを迎え、日本酒の樽を鏡開きを行う予定だ。なお、「琳派400年記念祭アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」は、琳派400年を記念し、通常は入場できない夜の時間に二条城の中の一般非公開となる場所で開催されるもの。作品展示、特別公演、夜祭うたげで構成され、琳派の進化系となる「アートアクアリウム流 琳派」を発信していく。【イベント情報】「琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~ ブルーシーフード・ナイト」会場:元離宮二条城(アートアクアリウム城内の水戯の舞台、夜祭りうたげエリア)住所:京都府京都市中京区二条城町541会期:11月17日時間:17:00~20:00(式典は17:50~18:10)「琳派400年記念祭 アートアクアリウム城から京都・金魚の舞~」会場:元離宮二条城内の二の丸御殿中庭、台所前庭、台所住所:京都府京都市中京区二条城町541会期:10月23日~12月14日時間:17:00~22:00(最終入場21:30)
2015年11月16日全国各地の城へ足を運び、その雰囲気を味わうことを趣味にする人が急増中。同じ趣味の人同士で城巡りをして、周辺の歴史を学びワイワイ旅する「城ガール」も登場しています。そんな城好きはもちろん、これまでお城になんの感情も抱いてこなかった人にも読んでほしい本が、『城巡りが10倍楽しくなるおもしろ探訪日本の城』(今泉慎一著、扶桑社)。お城にまつわる雑学や知られざるエピソードが満載の一冊です。今回は、著者で古城探訪家の今泉慎一さんに、「石垣がスゴイお城トップ5」を伺いました。なにをもって「スゴイ」のかと伺うと、「例外もありますが、石垣はもともと、西日本の城の特徴。瀬戸内海のように石の名産地があったのと、当時もっとも築城技術が発達していたのが近畿だった、ということが大きいです。防御力でいうと『高さ』がいちばん重要ですが、それだけではなく『見た目にも美しい』石垣がたくさんあるのです」と今泉さん。マニアックな視点から観察したランキングを、さっそく紹介していきましょう。■5位:高取城(奈良県)奈良県高市郡高取町にある高取城は、日本三大山城のひとつで、ふもとと本丸の高低差は約400mで日本一となっています。山奥に突如現れるのは、昔の面影を残した雰囲気のある石垣。今泉さんは「城下町から歩くと約2時間。とんでもない山の中に、あれだけの石垣が組まれていることに驚きます。木立に囲まれた、天守台の石垣の美しさには目を見張り、苔むす感じがまた、廃城風情を感じさせてくれるのです」と熱く語ります。高取城は「日本のアンコール・ワット」だと、作家の司馬遼太郎さんも例えています。ちなみにいまは、山頂まで車道があるのでご安心を。■4位:岩村城(岐阜県)岐阜県の小高い山の上にあり、霧の湧きやすい気象までもが城造りに活かされ、別名「霧ケ城」とも呼ばれています。六段壁といわれる、立体的に組まれた石垣群と、複雑に折れ曲がる登城道が特徴。「攻め手の気分で登ると、その工夫が実感できます。また、夫を亡くした夫人が女城主となったものの合戦となり、最後はなんと、攻め手の総大将から『城を明け渡し、ワシの嫁になれ』とのラブレター(?)を受け入れ、城を明け渡したとのエピソードも。そして2人は後に信長軍に攻められ、最期は磔(はりつけ)の刑にされてしまうのです」と、今泉さんは女城主の悲哀にも注目。■3位:丸亀城(香川県)うどんで有名な香川県丸亀市にそびえ立つ丸亀城の石垣は60m!日本一の高さです。内堀から天守へ向け4層に重ねられている曲線は「扇の勾配」と呼ばれ、緩やかな組まれた石垣がやがてまっすぐ天へと反り返るように美しく、まさに石の芸術品。「段々になった石垣と、それを彩る緑の調和が美しい。小さいが品格のある現存天守も必見」とのこと。これは実際に行って見てみたくなりますね。■2位:竹田城(兵庫県)兵庫県朝来市にある竹田城は「日本のマチュピチュ」といわれ、雲海のなかに浮かぶ天空の城として、近年、大ブームになっています。2005年度に約1万2,000人だった観光客が13年度には50万人に急増!幻想的な景色が見られるとあって、平成24年に「恋人の聖地」として認定されたので、登山デートにもおススメ。ちなみに、雲海に浮かぶ城の全景が見られるのは、竹田城と町を挟んで向かい側の「立雲峡」という斜面です。今泉さんは「あんな山の上までどうやって、あれだけの量の石を運んだのか。想像を膨らませると、絶景の感動がより深まるはず」とアドバイス。標高354mの古城山の山頂にある城跡は戦国時代の遺跡。討ちにくいように工夫がなされ、わざとジグザグの地形になっているなど凝っている山城です。■1位:熊本城(熊本県)熊本城の石垣は、加藤清正が率いてきた石工集団によってつくられました。「宇土櫓と、その裾に伸びる高石垣。徐々にカーブがきつくなる『武者返し』は惚れ惚れするほど美しいです」それが、今泉さんが1位とする理由。地面に近い位置の傾斜は30度程度ですが、上の方はほぼ垂直に近い絶壁になっているので、お城への侵入者を追い返す意味合いがあったのでしょう。西南戦争で西郷軍を撃退し、不落の名城として真価を発揮しました。また、軟弱な地盤に建っていることも考慮され、末広がりの形には石垣の崩壊を防ぐ役割もあったようです。今泉さんは「ここの石垣はどこよりも金と手間をかけてつくっている」と絶賛。*お城の数だけ、そこに伝わる不思議な歴史や逸話が残されているもの。本を読んでみて気になるお城を自分の足で確かめに行けば、お城が築かれた当時にタイムスリップしたような気分になれるかもしれませんよ。(文/中田蜜柑)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年11月30日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年11月09日お城とは本来、敵に攻められたときの防御の拠点となる建築物。全国に3~4万あるともいわれていますが、実戦の舞台になったのはその数パーセント。「居城の落城=その家の滅亡」なので、籠城側にしてみれば大ピンチです。そんな状況下、攻めてもなかなか落ちなかった難攻不落のお城はどこだったのでしょうか?その謎を明らかにするため、今回は古城探訪家の今泉慎一さんにお話を伺ってきました。一発逆転で危機を回避した「難攻不落のお城トップ5」を教えていただきましたので、ご紹介したいと思います。■5位:吉田郡山城(広島県)安芸国の戦国大名毛利氏の居城だった吉田郡山城。のちに中国地方一の大名となる毛利家も、当時は一弱小勢力でした。10倍近い尼子軍に攻めこまれ、 風前の灯になっていたのです。毛利家は数的不利をカバーするため、城に篭りつつ、攻めては引き返す、ヒット・アンド・アウェイ式で戦いました。尼子家は大軍にも関わらず、城内にまったく攻め込めません。そのうちに毛利に味方する大内家の援軍が現れ、万事休すとなりました。「地元」の優位性と、中国地方屈指の堅城を最大限利用した、策士・毛利元就らしい見事な戦いぶりでした。城下に放火するなどの挑発にも応じなかったのも、「ここに篭っていれば大丈夫」という堅城への信頼感あってこそ。兵士たちを精神的にも支えていたと言えます。「百万一心(皆で力を合わせれば、何事も成し得ることの意)」の元就らしさをよく表していました。■4位:唐沢山城(栃木県)北関東の弱小勢力にも関わらず佐野家が、北条家・上杉家といった戦国有数の大勢力を何度も撃退できたのは、「関東一の山城」と称されたこの城のおかげです。関東平野を見晴らす急峻な岩山ながら、水の手が豊富にあり、石垣しっかりも巡らされていました。■3位:七尾城(石川県)戦上手の上杉謙信をして、一念をかけても攻め落とせなかったお城です。最後は家臣の内部分裂によって敗れましたが、それさえなければ持ちこたえていたはずです。後年、この地を支配した前田家は、別の場所に居城を持ったため、七尾城は戦国時代の遺構が見事にそのまま残っています。特に石垣群は必見。(ただし広大なので、訪れる際は時間に余裕を持って行きましょう)■2位:千早城(大阪府)日本初の本格的攻城戦の舞台になったお城です。「わずか1000人で100万人の寄せ手を撃退した」といわれる話はさすがに盛りすぎですが、少なくとも10倍の兵力差はあったようです。それを地形的な優位性(分かりやすくいえば高低差)を生かし、石を落としたり、熱湯や糞尿をばらまいたりして、完膚なきまでに撃退したのです。後の武士たちに、城の重要性を知らしめた意味は計り知れなかったでしょう。■1位:熊本城(熊本県)戦国の二大城造り名人のひとり、加藤清正が築城(ちなみにもうひとりは、藤堂高虎という人物)。完成したのは江戸時代初期だったため、もはや戦火にまみれることはないと思われたのですが、なんと250年以上経った明治初期、西南戦争の舞台になりました。西郷隆盛が3倍の兵力で攻めるも落とせなかった熊本城。西郷に「官軍に負けたのではなく、清正(せいしょう)公に負けた」 と言わしめました。*合戦の舞台となるも、一発逆転で危機を回避できたお城……多くの人が興味を引かれるのではないでしょうか。現在の城跡を歩いてみれば、そのすごさがわかり、感慨もひとしお。今回お話を伺った今泉慎一さんの著者、『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』では、お城のさまざまな雑学を知ることができます。お城が好きで城巡りを考えている人は、一度手にとって見てみるといいかもしれませんね。(文/齊藤カオリ)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年11月30日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年11月05日2014年フジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送されたアニメ「残響のテロル」が、この度舞台化決定。主要キャスト陣に、松村龍之介、石渡真修、桃瀬美咲ら若手俳優陣の名前が上がると共に、アニメ版で声優を務めた潘めぐみ、かぬか光明が舞台化でも同役を続投することが分かった。アニメ「カウボーイビバップ」を手掛けた渡辺信一郎と菅野よう子がタッグを組み、2014年に放送されたアニメ「残響のテロル」。主要キャラクターのキャスト陣には、若手実力派声優がずらり。主人公・ナイン役を演じたのは、「ハイキュー!!」(影山飛雄役)「境界のRINNE」(六道りんね役)などで知られ、2014年「第8回声優アワード新人男優賞」を受賞した石川界人。もう1人の主人公・ツエルブ役を、本作が自身初主演であり、2015年「第9回声優アワード新人男優賞」を受賞した若手注目株・斉藤壮馬。そして本作のヒロインを、「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」(西之園萌絵役)が現在放送中のネクストブレイク必至な種崎敦美が演じた。今回の舞台化にあたっても、舞台などで活躍する若手実力派俳優が揃った。ナイン役に、「戦国BASARA」真田幸村役、「弱虫ペダル」石垣光太郎役の松村さん。ツエルブ役を「テニスの王子様」7代目青学桃城武役や、「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」 藤堂平助役の石渡さん。三島リサ役は「攻殻機動隊ARISE」エマ役の桃瀬さん。柴崎役を「ミュージカル・テニスの王子様」手塚国光役や「弱虫ペダル」福富寿一役でおなじみの滝川英治。ハイヴ役を、アニメで同じくハイヴ役の声優を務め、「俺物語!!」ヒロイン・大和凛子役で注目を集める潘さん。羽村役は「攻殻機動隊ARISE」パズ役の井深克彦、倉橋役を「弱虫ペダル」金城真護役で人気の郷本直也、六笠役をアニメで同じく六笠役の声優を務めるかぬかさん、クラレンス役をお笑い芸人のチャド・マレーンが演じる。演出は舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」や「ペルソナ」シリーズの演出も手がけ、映画監督でもある奥秀太郎。脚本は「PSYCHO-PASSサイコパス2」や「ペルソナ」シリーズの熊谷純が担当し、舞台上に新たな「残響のテロル」ワールドを創りあげる。舞台「残響のテロル」は2016年3月2日(水)~6日(日)、Zeppブルーシアター六本木にて公演。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日『カウボーイビバップ』を手掛けた渡辺信一郎氏と菅野よう子氏がタッグを組み、2014年フジテレビ「ノイタミナ」枠で放送された『残響のテロル』が舞台化されることが決定した。演出は舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」や「ペルソナ」シリーズの演出も手がけ、 映画監督でもある奥秀太郎氏、 脚本は『PSYCHO-PASSサイコパス2』や「ペルソナ」シリーズの熊谷純氏が担当する。そして、 今公演の出演者は以下の通りとなる。ナイン …… 松村龍之介(『戦国BASARA』真田幸村役、『弱虫ペダル』石垣光太郎役)ツエルブ …… 石渡真修(「テニスの王子様」7代目青学 桃城武役)柴崎 …… 滝川英治(『弱虫ペダル』福富寿一役)ハイヴ …… 潘めぐみ(アニメ『残響のテロル』でも同じくハイヴ役)三島リサ …… 桃瀬美咲(『攻殻機動隊ARISE』エマ役)羽村 …… 井深克彦(『攻殻機動隊ARISE』パズ役)倉橋 …… 郷本直也(『弱虫ペダル』金城真護役)六笠 …… かぬか光明(アニメ『残響のテロル』でも同じく六笠役)クラレンス …… チャド・マレーン(お笑い芸人)公演時期は2016年3月2日~6日で、開催場所はZeppブルーシアター六本木。チケット情報など詳細は今後公式サイトなどで随時発表される。○舞台「残響のテロル」第1弾CM(C)残響のテロル製作委員会
2015年10月30日メガネスーパーは11月14日、「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターを展開するディー・エル・イーと松江市が主催する城攻めリアル体験イベント「鷹の爪団のSHIROZEME(城攻め)」にスポンサー参加する。同イベントは、島根県松江市の松江城を中心として開催されるもの。チャンバラ合戦や弓打ち、石落としなどが体験できる。同社はイベント当日にアイケア体験ブースを展開。10月20日からは「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターを登場させたムービーも同イベントの公式サイト上で公開し、正しいアイケアの仕方などを紹介している。同社はこれまでも「秘密結社 鷹の爪」とのコラボレーションにより、プロモーション活動を行っていて、「より多くの方に『眼の健康』へ興味・関心を持っていただくことで、眼の健康寿命の重要性に関する理解促進を図るとともに、最適な『アイケア』『アイウエア』提供をしていまいります」とコメントしている。同イベントの開催時間は9時45分~17時で、参加料は中学生以上が5,000円(税込)、小学生以下が3,500円(税込)となっている。
2015年10月29日山ガールや釣りガールに次いで、いまアツいのが「城ガール」。お城巡りを楽しむ女性たちです。近著『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』のある古城探訪家・今泉慎一さんによると、日本全国で築かれた城は、すでに失われたものも含めて約3~4万。日本ほどの密度で城が存在する国は、世界的に見てもまずないのだそうです。今回は今泉さんにお話をうかがい、数字にまつわるお城の雑学をご紹介します。■1:地方都市なのに熊本城が入場者数2位に入っている主要な城の入場者数ランキング(平成24年度のデータ)によると、1位は首里城(沖縄県)の175.3万人、2位が熊本城(熊本県)の157.9万人。ですが、今泉さんは「熊本城こそが本当の人気No.1」と考えます。「首里城のある沖縄県はもともと、国内観光地としてもトップクラス。ほかにも入場者数100万人以上の城があるのは、いずれも人気観光地や人口の多い地域です。一地方都市にある熊本城が2位に食い込んでいるのは、城自体の魅力が多くの人を呼んでいるからといっていいでしょう」この熊本城、日本三大名城の一つでありながら、7~8年前まで観光客数は70~90万人台だったそう。数年で倍近い入場者数を獲得するようになったのには、ある秘策があるといいます。それが一口城主制度(現在も募集中)。一口1万円で、城の復元費用を寄付してもらうというもの。寄付した人には「城主証」や、熊本市内の観光施設が無料になる「城主手形」が贈られ、天守の一角に名前が記されます。「歴史好きなら誰もが一度は、一国一城の主になりたいと思ったことがあるはず。その気分をちょっとだけ味わえる、歴史マニアの心をくすぐる制度です」(今泉さん)■2:北海道の松前城は江戸時代1日で落城されている本来、戦の砦となるはずのお城ですが、江戸時代に入ると、築城術は次第に実践に基づかない机上の軍学に。そのことを象徴するお城が松前城(北海道)です。松前城は戊辰戦争時、新選組・土方歳三に攻められわずか数時間で落城してしまったとか。じつは、完ぺきな構えだったのは正面側のみで、裏側に回るとまったく無防備な「頭隠して尻隠さず」な城だったというのです。「当時最新の軍学知識をベースに築城したのですが、それが西洋式だったこと、江戸時代には大きな合戦がなく、実戦的な側面からの知識に乏しかったことが、設計上の不備を生んだ原因かと思います。城に籠っていた守備兵たちは、『えー、マジかよ!』と思ったのでは? 『設計したの誰だよ!』と(笑)。でも、あっさり落城した方が命は助かるし、いい面もあるんですけどね」(今泉さん)■3:豊臣秀吉はたった1日で石垣山城を築城している奇策が得意だった豊臣秀吉。たった1日で城を築城したという逸話を聞いたことがある方もいると思いますが、その一夜城が2つあったことをご存じでしたか?ひとつは1566年に築かれた墨俣城(岐阜県)で、もうひとつはその20数年後、1590年の小田原征伐の際に造られた石垣山城(神奈川県)です。短時間で築城したといわれるこの2つの城ですが、築城術は異なります。墨俣城は、ある程度組み立てた部品を、近くを流れる木曽川に流して一気に運び込み、現在のプレハブのような工法で造られたとされ、石垣山城は、数万人の人夫を動員して本格的な城郭を造り上げ、完成したところで木立を一気に伐採したと考えられています。そして、2つの逸話は、その信ぴょう性も大きく異なっているよう。墨俣一夜城について今泉さんは、「おそらく、話を盛っています」とバッサリ。「木曽川の上流は当時、敵方の支配地域。上流から木材を流したというこの話には無理があります。ただ、秀吉軍は機動力で有名ですから、敵方の予想以上に素早く墨俣に陣取り、敵の度肝を抜いたのは事実だと思います」一方、石垣山城のエピソードに「こちらは真実でしょう」と今泉さん。「城が完成してから周囲の木立を伐採した、というのは納得のゆく話だし、秀吉は天下人一歩手前だったので、人員も財力も潤沢だったはず。小田原城は固い城で、攻め落とすのが大変。そこで、心理的にダメージを与える作戦に出たのでは?攻城戦の名手としての秀吉らしさがうかがえる話です」2つの一夜城、その成り立ちを知るとまったく異なるイメージが浮かび上がります。*『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』をには、ほかにもお城巡りの楽しさが倍増する雑学が詰まっています。本書を片手に、近場のお城の魅力を探ってみては?(文/よりみちこ)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』と『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年10月31日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年10月27日京都の元離宮二条城で「琳派400周年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が行われる。期間は10月23日から12月14日まで。全国で550万人以上を動員したアートアクアリウム展で唯一の野外展示となる「アートアクアリウム城」。初開催となった昨年は52日間で約30万人が来場した。アートアクアリウムアーティストの木村英智がプロデュースを務め、400年以上の歴史を持つ二条城にて、通常は入場できない夜の時間に一般非公開の場所で開催される。作品展示、特別講演、夜祭うたげからなる同展で今年は、「REAL JAPANの再興と発信」というテーマの下、琳派400周年を記念し琳派の進化系となる「アートアクアリウム流 琳派」を発信する。二の丸御殿中庭では元離宮二条城の歴史に合致した作品を展示。世界初のインタラクティブアート技術を用い、たらし込みや連続性といった琳派の技法を取り入れた「琳派リウム」を含む、琳派の流れを汲む5大作品が史上初めてひとつの会場に集結する。さらに、二の丸御殿中庭の特設舞台「水戯の舞台」では、特別公演「金魚の舞」が上演される。木村英智が照明、音楽、着物に至るまでプロデュースしたもので、花形の荒城蘭太郎が舞を披露する。10月23日から29日、11月12日から12月14日の毎晩18時10分、19時10分、20時10分の時間帯で「二十四節気七十二候の舞」を上演。21時10分からは「花魁の舞」を公演する。10月30日から11月11日は芸妓の佳つ智が京舞を披露。公演時間は19時10分、20時10分、21時10分の1晩3回。また台所には、古くから京都に伝わる手法に忠実にのっとり制作した着物約30着を展示。二十四節気における様々な季節をイメージしたデザインに金魚を織り込ませた着物が展示されるさまは、まるで日本の四季折々のなかを金魚が優雅に泳ぐ幻想的な空間となっている。そのほか江戸城でいうところの大奥にあたる場所、白書院には巨大金魚鉢シリーズ「大奥」を、京都で初めて展示する。このほか、台所前庭では京都の夜を体感できる「夜祭うたげ」を開催。「夜祭BAR」では、京都の蔵元「齊藤酒造」「佐々木酒造」「丹山酒造」「増田徳兵衛商店」の地酒を用意。毎晩異なる蔵元の日本酒が楽しめる「酒造ナイト」を開催する。このほか、京つけもの「大安」の季節のつけものをはじめ、老舗のお茶ブランド「老松」の生菓子、「亀末廣」の干菓子、「福寿園」の金粉入り宇治抹茶「金雲」などが提供される。【イベント情報】「琳派400年記念祭アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」会期:10月23日~12月14日会場:元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)住所:京都府京都市中京区二条城町541時間:17:00~22:00(最終入場 21:30)※開催初日は19:00より一般入場を開始料金:一般(中学生以上)1,600円、子供(小学生以下)1,000円、3歳以下無料
2015年10月08日伊豆山建設は9月25日、一戸建て住宅「独身貴族の家 男の城・女の城」を同社が運営するイズヤマリゾートで販売開始した。対象は、「独身暮らしを、思いっきり謳歌したいと考えている独身男女」。同社は、「独身者が家を買うことに対して世の中の偏見がある」「独身者が家を買おうとすると"どうみられるか"との不安に駆られてしまい購入を躊躇してしまう」とし、"独身男性・独身女性が楽しめる"一戸建て住宅を販売するに至ったという。「男の城」は、シアタールーム、トレーニングルーム、露天風呂形式のお風呂、裸のまま外のウッドデッキでビールを飲める設計、趣味の車やバイクをリビングから眺められるインナーガレージスタイルなど、趣味を生かせる設計や間取りになっているという。「女の城」は、"平屋なのに3階建て!?"がコンセプト。使いやすい平屋でありながら、外部からの視線や防犯面を強化するため、床が高くなっている。また、その高くなっている床を利用して床下にシェルターを設置し、地震やハリケーンから身を守れる構造となっているとのこと。そのほか、衣裳部屋やロフトもある。
2015年09月25日トリップアドバイザーはこのほど、「行ってよかった! 日本の城ランキング2015」を発表した。同ランキングは、同サイト上で過去1年間に投稿された全ての口コミを元に算出された。同ランキングでは、現存天守12城がすべてベスト20にランクインする結果となった。1位となったのは、3年連続で「熊本城」(熊本県熊本市)。城好きの人から推薦コメントが多く寄せられており、「石垣の曲線は、ある意味芸術品と感じた」「熊本市街の中心にドーンとたたずむ姿にかっこよさを感じた」「歴史を知るとさらに格好良く見える」などの声があった。2位には「松本城」(長野県松本市)がランクインした。口コミでは、「春夏秋冬さまざまな姿を見せてくれる。冬にはお城の黒と雪の白が映えて見える」「夜に見られるライトアップした姿もロマンチック」などの声が寄せられている。3位は、「平成の大修理」を終え今年3月末にグランドオープンした「姫路城」(兵庫県姫路市)。真っ白にリニューアルした白鷺城の白さについての口コミが多く寄せられた。漆喰(しっくい)は時間とともに黒く変色するため「この状態を見られるのは今だけ!」「見られる環境にある人は見に行ってほしい」というコメントもあった。4位には小島の浮かぶ海が見渡せるなど景観が楽しめるとして「松山城」(愛媛県松山市)、5位には"登りがいのある山の上の城"として「備中松山城」(岡山県高梁市)がランクインした。なお、詳細なランキングは公式サイトにて発表されている。
2015年09月04日城好きのみなさん、お待たせいたしました!8月4日から、両国の江戸東京博物館で『徳川の城~天守と御殿~』が開催中です。関ヶ原合戦で勝利をおさめた徳川家康は、諸国の大名を動員して天下普請を開始。江戸城をはじめ、名古屋城、駿府城、二条城、彦根城など、日本各地に城を築き上げました。本展では、巨大な城絵図や城郭図、屏風や工芸品など、各地の城に関する貴重な資料が多数展示されます。特に注目したいのは、城と町の景色を華やかに描いた図屏風の数々。例えば、《江戸図屏風》では、江戸城と町の景観が詳しく描かれています。江戸城の天守は3度も建てられているのですが、この屏風に描かれている天守は、1657年にあった「明暦の大火」で焼失しました。以来、天守は再建されていないため、《江戸図屏風》は貴重な資料にもなっています。また、大河ドラマでも人気だった幕末のヒロイン、天璋院篤姫や和宮のゴージャスな調度品も見どころのひとつ。華麗な江戸城御殿の世界を堪能できます。さらに、会場では高精細CGで復元された江戸城御殿の映像を上映。忠臣蔵で有名な「松の廊下」や大奥の様子を迫力の画面で見ることができます。本展にあわせて、学芸員や大学の先生による城についての関連講座も企画されています。城好きや歴女必見の展覧会は9月27日まで。どうぞお見逃しなく!イベントデータ:特別展『徳川の城~天守と御殿~』会期:2015年8月4日(火)~9月27日(日)(会期中、展示替えを行います)※休館日は月曜日。ただし8月10日(月)、9月14日(月)・21日(月)は開館時間:9:30~17:30(金曜日は21時まで土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで会場:江戸東京博物館料金:一般 1,350円/大学・専門学校生 1,080円/高校・中学・小学生・65歳以上 680円
2015年08月12日昨年9月に最終回を迎えながらも、Vシネマとして復活を果たした『仮面ライダー鎧武』の外伝第2弾となるVシネマ『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』より、『DXセイヴァーアロー&ザクロロックシード』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は5,616円(税込)。『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』は、タイトルのとおり青木玄徳が演じる戦極凌馬/仮面ライダーデュークと、松田岳が演じるザック/仮面ライダーナックルに焦点をあてたスピンオフ作品。それぞれを主役に据えた2つの物語が収録されている。今回は「仮面ライダーデューク編」に登場する新たなアーマードライダー「仮面ライダーセイヴァー」が「ブラッドザクロアームズ」に変身するためのアイテム「ザクロロックシード」と、使用する武器「セイヴァーアロー」をセットにした限定商品となる。『DXセイヴァーアロー&ザクロロックシード』は、本体にザクロロックシードをセットし、セイヴァーアローのレバーを引くとLEDが点灯。同時に2種類の必殺技音が発動する。ザクロロックシード単体では、背面のボタンを押すことで、発光とともに仮面ライダーセイヴァーに変身する狗道供界と、仮面ライダーデュークに変身する戦極凌馬の台詞を聞くことができる。TVシリーズ同様、劇中では仮面ライダーデューク/戦極凌馬役を青木玄徳、仮面ライダーセイヴァー/狗道供界を新キャストの鳥羽潤が演じており、戦極凌馬と狗道 供界の音声を多数収録している。ザクロロックシードは、別売の『変身ベルト DX戦極ドライバー』にもセット可能。さらに「ゲネシスコアユニット」(別売)を使用して、「DXブラッドオレンジロックシード」(別売)を同時にセットすると2つのロックシードの音声が発動し、仮面ライダーセイヴァー ブラッドザクロアームズの変身・なりきり遊びが楽しめるという。商品価格は5,616円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、2015年9月10日17時。商品の発送は、2015年11月を予定している。なお「プレミアムバンダイ」では、『DXマロンエナジーロックシード&ゲネシスコアユニット』の予約も受付中、さらに8月下旬には『DXセイヴァーアロー&ザクロロックシード』の特別映像の公開も予定されている。(C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年08月07日「徳川の城」広報事務局は、東京都・両国の江戸東京博物館 1階特別展示室で開催される特別展「徳川の城~天守と御殿~」において、同館では初の試みとなる駿府城模型のARマッピングを使った「駿府城の四季」を特別上映すると発表した。会期は8月4日~9月27日。開館時間は9時30分~17時30分(金曜日は21時まで、土曜日は19時30分まで入館は閉館の30分前まで)。観覧料は一般 1,350円、大学生・専門学校生 1,080円、高校生以下・65歳以上 680円(以上、特別展専用券)。今回の試みは、会場で展示される作品のひとつである「駿府城天守模型」にAR(拡張現実)技術を用いて、タブレット上で「駿府城の四季」を再現するという試み。駿府城模型の前に設置されたタブレット端末を、模型の下の「認識用マーカー」にかざすと画面上で3D映像がスタートし、そのままタブレットをかざし続けることで約1分間の映像を楽しむことができる。製作はKDDIとユーフォニックが行い、ARの再生はKDDI提供のアプリ「SATCH VIEWER」が用いられる。なお、特別展「徳川の城~天守と御殿~」では、前述したARのほかにも、屏風や絵地図、工芸品など貴重な資料を展示し、家康たちが築き上げた「徳川の城」 を紹介する。同館史上最多となる約50点もの「城絵図」や「城郭図」が展示されるほか、狩野益信画「朝鮮通信使図屏風」や幕末のヒロインとしても有名な天璋院篤姫、和宮の調度品などが展示される。さらに、NHKエンタープライズ制作による高精細CGで復元された江戸城御殿の復元映像が上映され、将軍が政治を執り行った「大広間」や忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、大奥を迫力ある画面で鑑賞できるということだ。入館料は、「特別展専用券」が一般 1,350円、大学生・専門学校生 1,080円、高校生以下・65歳以上 680円。「特別展・常設展共通券」が一般 1,560円、大学生・専門学校生 1,240円、中学生(都外)・高校生・65歳以上 780円。「特別展前売券」が一般 1,140円、大学生・専門学校生 870円、高校生以下・65歳以上 470円となっている。なお、「特別展・常設展共通券」は江戸東京博物館でのみ販売。「前売券」は8月3日まで販売(江戸東京博物館では8月2日まで)。
2015年07月28日東京都墨田区の江戸東京博物館・1階特別展示室で8月4日~9月27日、徳川時代の城をテーマにした展覧会「徳川の城~天守と御殿~」が開催される。○城好きにはたまらない企画が多数同展では屏風や絵地図、工芸品などの資料を展示するほか、現代の最新技術によって生み出された映像や模型などを駆使し、家康たちが築き上げた「徳川の城」の魅力に迫る。縦3.72m×横4.65mの巨大絵図「江戸城御本丸惣地絵図」や「駿府鳥瞰図」、「大坂市街・淀川堤図屏風」など、約50点におよぶ各地の絵図や城郭図、政治の中心的役割としての「城」を表した「朝鮮通信使図屏風」を展示する。また、幕末のヒロインとしても知られる天璋院篤姫や、和宮の調度品なども並ぶという。さらに、高精細CGで復元された江戸城御殿の映像を上映する。将軍が政治を執り行った「大広間」や、忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、「大奥」などを大きな画面で見ることができるなどの企画が多数用意されている。開館時間は9時30分から17時30分、金曜日は21時、土曜日は19時30分まで、入館は閉館の30分前となる。特別展専用券の前売り券は、一般1,140円、大学生・専門学校生870円、小学生・中学生・高校生・65歳以上470円、当日券は一般1,350円、大学生・専門学校生1,080円、小学生・中学生・高校生・65歳以上680円となる。
2015年07月28日昨年9月に最終回を迎えながらも、Vシネマとして復活を果たした『仮面ライダー鎧武』の外伝第2弾となるVシネマ『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』より、『DXマロンエナジーロックシード&ゲネシスコアユニット』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。価格は2,700円(税込)。『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』は、タイトルのとおり青木玄徳が演じる戦極凌馬/仮面ライダーデュークと、松田岳が演じるザック/仮面ライダーナックルに焦点をあてたスピンオフ作品。それぞれを主役に据えた2つの物語が収録され、今回は仮面ライダーナックル編に登場する「マロンエナジーロックシード」、別売の変身ベルト『DX戦極ドライバー』に装着できる「ゲネシスコアユニット」をセットにした限定商品となる。本商品は、『DX戦極ドライバー』に「ゲネシスコアユニット」と「マロンエナジーロックシード」をセットし、中央に「クルミロックシード」(受注受付終了)をセットすると、2つのロックシードが同時に開き音声が発動。「仮面ライダーナックル ジンバーマロンアームズ」の変身、なりきり遊びが楽しめる。また、別売の変身ベルト『DXゲネシスドライバー』にも対応している。また、ロックシードの背面のボタンを押すと発光し、収録されているザックと駆紋戒斗の台詞が発動。ザックの「俺には守るものがある! 犠牲を超えて、戦う価値がある!」に、戒斗の「そうか…強くなったな、ザック」といった二人の掛け合いなど、多数の音声が収録されている。商品価格は2,700円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、2015年8月27日17時。商品の発送は、2015年11月を予定している。なお、現在『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』Blu-ray&DVDの初回生産限定「ロックシード版」も予約受付中。(C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年07月21日昨年9月に最終回を迎えながらも、Vシネマとして復活を果たした『仮面ライダー鎧武』の外伝第2弾『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』Blu-ray&DVDの初回生産限定「ロックシード版」の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は8,640円(税込)。『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』は、タイトルのとおり、第2弾は青木玄徳が演じる戦極凌馬/仮面ライダーデュークと、松田岳が演じるザック/仮面ライダーナックルに焦点をあてたスピンオフ作品。それぞれを主役に据えた2つの物語が収録され、監督は両作ともに金田治氏、脚本は「デューク編」をニトロプラスの鋼屋ジン氏、「ナックル編」を毛利亘宏氏、音楽を山下康介氏が務める。そのほか、久保田悠来、佃井皆美、波岡一喜、小林豊、百瀬朔といったTVシリーズ本編のキャストの出演も決定している。第1弾と同じく初回生産限定版は「ロックシード版」と銘打ち、戦極ドライバーで変身するデューク用の「DX レモンロックシード&デュークフェイスプレート」が付属。映像特典には、Blu-rayにメイキング、イベント、PR集、データファイル、DVDにメイキング、PR集、データファイルを収録している。封入特典はBlu-ray&DVDともに、「DXレモンロックシード」(キャストボイス入り)、「デュークフェイスプレート」「スペシャルライナーカード」。そして、Blu-rayにのみ、オーディオ・コメンタリーの収録が予定されている。商品価格は「ロックシード版」Blu-rayが8,640円(税込)、「ロックシード版」DVDが7,560円(税込)。「プレミアムバンダイ」の予約締切は2015年8月17日23:00で、商品の発送は、2015年11月を予定している。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)2015石森プロ・テレビ朝日・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映
2015年07月02日静岡県浜松市の浜松城公園で、浜松のパワーフードを味わえる「第7回 家康楽市in浜松出世城2015春の陣」が行われる。開催日は4月25日と26日の2日間、時間は9時から16時まで。入場無料。○ゆるキャラたちも参戦!同イベントは、市民全体が参加する浜松産食の祭典。徳川家康にゆかりの深い浜松で、生産者・市民・商店主・学生などが力を合わせて創り上げる。なお、今年は静岡市、岡崎市、浜松市の3市が徳川家康公の功績を讃える、徳川家康公顕彰400年記念事業の年でもあるため、同イベントにおいて中間セレモニーを開催する。ゆめ市や浜松協働学舎、アローマ浜松などが軒を連ねる「農・畜産ゾーン」、湖々丸や新居町やまへい商店、いか泉などの「観光スポット・名所ゾーン」、ロシア料理サモワァールやとんきい、菊一商店などの「老舗・名店ゾーン」、花の舞酒造や天神蔵浜松酒造、レストラン耕路などの「街中にぎわいゾーン」、そのほか「アクトタワーゾーン」「スイーツゾーン」「浜松工芸・お土産ゾーン」「家康公四百年記念ゾーン」など、浜松のグルメ・名産・名物を出品する多数のブースが展開される。ステージイベントでは、25日の10時から12時まで「徳川家康公顕彰400年記念事業」が行われる。12時から13時には「浜松市消防音楽隊」による演奏、15時から15時30分まで「浜松徳川武将隊」が登場。翌26日には、10時から10時30分まで「遠州天竜太鼓龍勢組」による演奏や、10時30分から11時まで「ゆるキャラ大集合」、11時30分から12時まで「お笑いライブ」、15時から16時まで劇団砂喰社の「長篠合戦三河伝説」上演など、様々な催しが用意されている。
2015年04月24日映画監督の北野武が、13日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~、13日は22:15~)で、「監督は役者に関わってはいけない」との持論を展開した。今回、「BISTROSMAP」のコーナーに、映画『龍三と七人の子分たち』(4月25日公開)の北野武監督と、出演者の藤竜也、中尾彬、安田顕、萬田久子が登場。北野監督の現場での様子について中尾と藤が「不愛想」「日本一不愛想」と明かし、監督自身も「一言も口きいてないのよ」と語った。中居正広が「何でコミュニケーションとらないんですか?」と聞くと、「それが一番ダメなんだよ。監督と役者のコミュニケーションなんてやるから、間抜けな映画撮っちゃう」と北野監督。「擁するに、役者に関わっちゃいけないの。常に客観的に」と続け、「食事したり酒飲んだりすると、情が出るでしょ。そうしたら冷静にその役者を見れなくなるから」と説明した。萬田も「本当に目を合わせてくださらない」「武さんのお声を聞いたことがなかった」と現場の様子を告白。北野監督は、テントの中にこもってモニターをチェックし、何かあったら助監督を通して指示をしていたという。それでも、「不愛想なんですけど救いもあるんですよ」と藤。「時々、よっぽど気に入った時に、"天の岩戸"から出てきて、おもしろかったよって。そのインパクト!」と語った。北野監督はまた、「お笑い出身だから、一発OKにしたいのよ。2回目、3回目と重ねるたびに新鮮さがなくなって」との考えも明かした。
2015年04月14日青森県弘前市は、弘前城の石垣修理工事本格化に伴って、内濠(うちぼり)の一般開放や曳屋体験などの「弘前城本丸石垣修理PR事業」を実施する。弘前城(青森県弘前市)には本丸の石垣に崩落の恐れがあり、同市は2013年から石垣修理工事を実施している。2015年の夏から秋にかけて天守を本丸内側へおよそ70m曳屋(ひきや)し、石垣の解体工事をしていく予定だという。天守の曳屋を伴う石垣修理工事は、1915年に完了した工事以来、約100年ぶりとなるとのこと。修理工事全体は約10年を要し、天守が元の位置に戻るまでは5年以上かかる見込みだという。現在は工事のために弘前城本丸の内濠は埋め立てられているが、同城がある弘前公園にて行われるイベント「弘前さくらまつり」の開催期間中(4月23日~5月6日)に限り、埋め立てられた内濠を観覧できるように一般開放する。開放時間は各日7:00~21:00(4月23日のみ「弘前さくらまつり」開会式終了後~)となる。2015年9月には、一般客に向けた曳屋体験を実施する。弘前城天守を曳屋する期間中、曳屋体験用のロープが設置され、参加者は実際に天守を引くことができるという。1回の曳屋体験は100名程度で、予約制。誰でも体験できるとのこと。時間や実施回数などは未定となっている。また、弘前城天守が曳屋される映像をタイムラプスやスマートフォン用アプリに活用し、曳屋の記録をイベント化・エンターテインメント化する「天守映像化事業」も行う。同映像は、弘前市を訪れた人限定で閲覧可能となる予定。ほかにも、普段は弘前城の天守に住んでいる同市のマスコットキャラクター「たか丸くん」も、普段かぶっている兜(かぶと)をヘルメットにかぶりなおし、さまざまな場面で石垣修理事業を手伝うとのこと。
2015年04月03日全国各地の城の来城者はここ数年右肩上がりに伸びており、3月27日にせまった"白すぎ城"と噂の姫路城のグランドオープンも注目を集めている。しかし、日本には何百、何千と城があり、なかなか全国の城をまわるのは難しいもの。そこで、「旅や出張のついでに城が見たい! 」というわがままな旅行者のために、東海道新幹線に乗りながら楽しめる城を紹介しよう。車窓から眺める名城めぐりなんてなかなかツウな旅路! とは言え、一瞬で通り過ぎる城も少なくないので、相応の集中力をもって挑んでいただきたい。なお、城によっては見える方向が違うので、往路はA席・復路はE席などと方向を変えて楽しむといいだろう。まずは東京駅~浜松駅までの間に楽しめる城から。○発車数秒後に現われる「江戸城」旅の醍醐味である駅弁やビールを買って、東京駅から東海道新幹線に乗車。席について、「さあ駅弁を食べよう! 」なんて余裕は車窓からの城旅にはない。発車してわずか数十秒で、「江戸城」が見えるからだ。江戸時代の徳川将軍家の居城であり、現在は天皇家が住まう皇居なので、知らない人はいないだろう。見える側は東京駅→新大阪駅の進行方向に向かって右側(E席側)。城跡の前には片側3車線の大通りが現れ、その通りの先に白い櫓がそびえている。これは伏見櫓と呼ばれる皇居宮殿の入り口に建つ建物で、分かりにくいがその手前には、江戸城一の撮影スポットである二重橋も見える。発車して間もなくなのでそれほどスピードも出ておらず、注意していれば見逃すことはないだろう。○「小田原城」は3回チャンスあり!品川駅を過ぎ、新横浜駅を過ぎ、ちょうど駅弁も食べ終わる頃(東京駅から30分程度)に出現するのが「小田原城」。天下統一を目前にした豊臣秀吉による小田原城攻めは、歴史の時間に習ったはず。江戸時代、徳川家康の家臣によって小田原城は大改修され、石垣や天守のある城に生まれ変わった。現在建つ天守閣は、この江戸時代の天守を模したである。城は大阪駅への進行方向に向かって左側(A席側)、先ほどの江戸城とは反対側だ。小田原駅は新幹線「こだま」しか止まらないが、この小田原駅を通過する前後に城が見える。小田原駅に入る前にはビルの谷間から天守閣が見え、小田原駅通過直後にはトンネルに入る数秒の間に大きく全体像が出現する。さらに、トンネル通過後には左後方に確認することができるので、前述2カ所で見逃した人は窓ガラスにかぶりつこう。○立派な"ウソ城"「熱海城」小田原駅の次の熱海駅を過ぎた直後には、左側(A席側)の丘陵上に立派な天守閣が現れる。こちらは「熱海城」なのだが、実はこの城は真っ赤なウソ城。「北条氏が水軍の本拠地として築城を計画したものの、ついに完成しなかった」という都市伝説のような伝承をもとに戦後築かれたそう。どっしりと構えるその姿はなかなか凛々(りり)しいものがあるのだが……。東京駅を出発してここまで3城紹介したが、集中して車窓からの景色を眺めていると、わずか3城だけでも結構疲労が出てくるはず。疲れた人はしばしブレイク。進行方向の右側(E席側)には静岡名物の茶畑、そして日本人の心の故郷・富士山が登場し、旅路にはやる想いを慰撫(いぶ)してくれる。○仲間由紀恵ゆかりの「掛川城」静岡駅を過ぎたら、次の城に備えよう。静岡駅を過ぎて約15分程度で掛川駅を通過するが、その掛川駅の前後、右側(E席側)に見えるのが「掛川城」だ。掛川城は織田信長や秀吉の家臣であった山内一豊が関ヶ原の戦い前に居城とした城。そう言われてピンとこない人も、NHK大河ドラマ『功名が辻』で仲間由紀恵さんが演じた千代の夫と言えば、思い出す方もいるのではないだろうか(ちなみに山内一豊役は上川隆也氏)。千代は一武将にすぎなかった一豊を献身的に支え、内助の功で夫を大名へと出世させる。そんな一豊の居城だったことから、掛川城は"出世城"の異名を持っている。小高い丘の上に建つ掛川城の天守は、新幹線からでもはっきり見える。周りに遮るような高い建物は多くないので、意識していれば見逃すことはないだろう。この天守は1994年に再建された、日本初の木造復元天守である。○一瞬見える"出世城"「浜松城」「こだま」では掛川駅の次の停車駅は浜松駅である。この浜松駅を通過した直後に見えるのが「浜松城」だ。浜松城は江戸城に移る前に長く家康の居城だった城。さらに江戸時代に入ると、天保の改革を実行した老中・水野忠邦など、浜松城主から幕府の重役に出世した例が数多くあり、掛川城と同じく"出世城"として当時から貴ばれてきた。サラリーマンであればぜひとも拝んでおきたい城だが、この浜松城の復元天守が見えるのはほんの一瞬、わずかに現れるだけなのだ。見えるのは掛川城と同じく右側(E席側)。浜松駅を過ぎたら凝視して、マンションの狭間に見える緑の丘陵を探そう。天守が見えている間に3回願いごとを言えたら、その願いがかなうとかかなわないとか……。続いては名古屋駅~新大阪駅。この区間では、名古屋城や彦根城などが拝める。引き続き、城をお見逃しなく!(文・かみゆ歴史編集部 滝沢弘康)○筆者プロフィール: かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『日本の山城100名城』(洋泉社)、『これが皇居です』(宝島社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ、『国分寺を歩く』(ともにイカロス出版)、『日本の銅像完全名鑑』(廣済堂出版)、『新版 大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2015年03月19日2013年から2014年にかけてテレビ朝日系で放送された特撮TVドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』が、2015年春にVシネマ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』として復活を果たす。アーマードライダーと呼ばれる若き仮面の戦士たちが多数登場し、それぞれの信念をぶつけあい、互いに争いながら高みを目指していく青春群像劇である『鎧武』の中でも、強烈な存在感を発揮していた「仮面ライダー斬月=呉島貴虎」と「仮面ライダーバロン=駆紋戒斗」をそれぞれの主役に置き、2つのサイドストーリーが展開する。4月22日のBlu-ray&DVD発売に先がけ、2月7日、東京・港区のニッショーホールにて上映イベントが行われた。いち早く『鎧武外伝』の物語を目にしたファンたちの熱気がさめやらぬタイミングで、上映直後に舞台あいさつが行われた。ステージには金田治監督と、久保田悠来、小林豊をはじめ、主要なキャスト総勢7名が登壇した。『鎧武』チームの中でも特に役柄と素のギャップが大きく、舞台あいさつやファンイベントではとんでもないサービス精神を発揮する小林と、豊富なボキャブラリーによる奇抜かつ味わい深い発言でファンを魅了する久保田が、またもや会場内を爆笑の渦に叩き込んだ。『斬月編』の主役・仮面ライダー斬月/呉島貴虎を演じる久保田悠来は、「主任!!」というファンからの声援を受けつつ、あえてクールに「おは……」とあいさつし、いきなりのつかみに客席は大爆笑。Vシネマでの復活、そして主役ということについて「僕からの始まりのあいさつというのは新鮮でいいなと思います」と異なる景色を噛み締めながら、「(企画が決まった時)喜びのあまり飛び跳ねて、天井に頭をぶつけました。今でもコブが残っています」と、"久保田劇場"はこの日も健在。「女性と絡めるということで喜びを感じました」と劇中のラブシーンに言及し、「このために役者を志しましたから!」と本音とも冗談ともつかない発言で会場を沸かせていた。続いて『斬月編』に朱月藤果という新キャラクターで登場する岩田さゆりは「こんなに盛り上がっている舞台あいさつは初めて」と最初こそ緊張した面持ちだったが、「皆さんが気さくでとても楽しい現場でした」と鎧武チームの温かさを実感。濃厚なイケメンである久保田との淡いラブシーンについては「今、この距離でも"濃い"のに、すぐ近くにこの顔があるんですよ! 撮影中では笑いが止まりませんでした」と、ムードあるシーンとは裏腹に、撮影中は"笑い"があったことを明かした。貴虎の弟で、仮面ライダー龍玄/呉島光実役の高杉真宙はステージ上での久保田、小林のハイテンションぶりに終始大ウケで「僕もあっち(客席)に座って観ていたい!」と思わず吐露し、撮影現場も同様のテンションだった模様。また、「(テレビ本編では)僕と兄さんしかいなかった呉島家に、別な人がいるというのがうれしかった」とVシネマならではの展開を喜んでいた。ゲストの岩田については「人見知り全開でした。あまりお会いする機会もなく、そんなに話せなくてごめんなさい……」と後悔している様子。『バロン編』で主演を務める仮面ライダーバロン/駆紋戒斗役の小林豊は、今回の作品では某国の御曹司・シャプールとの2役に挑戦。言うまでもなく終始ハイテンション状態だった。性格の異なる2役だったが「舞台袖で上映を観ていたら、ギャグのシーンでお客さんが笑ってくれていて、うれしかったです!」と茶目っ気たっぷりに語る。小林は『バロン編』の主題歌も担当しており「戒斗の生き様を歌ったような、かっこいい歌です。歌でも『鎧武』の世界観を表せたかなと思います」とアピールしていた。仮面ライダーナックル/ザック役の松田岳は「僕たちが(戒斗とは正反対に陽気な)シャプールを見て驚く、というシーンがあるんですが、シャプールとは初対面でも、普段よく見ている小林豊そのもの(笑)。あまりにもいつも通りなので、驚くリアクションに苦労しました」とタジタジだったようで、小林のあまりの爆発っぷりに観客も手を叩いて納得。続くペコ役の百瀬朔は、ファンからの熱い「ペコ~!」コールに、はにかみながらも笑顔。「テレビ本編ではよく傷だらけになり、観ている人から"出るたびに傷だらけ"と心配されました。終盤では骨折とかしまくりで(笑)。今回のVシネマでも傷だらけになっています」と話し、客席の大爆笑を誘っていた。『斬月編』『バロン編』の両作品に出演した仮面ライダーマリカ/湊耀子役の佃井皆美は、得意のアクションを今回も披露。「テーブルにゴロンと転がったりして、体当たりのアクションをやらせていただきました。あのシーンは5回も撮り直して大変だったのですが、スタッフさんたちが凝ってくださいました」と撮影時の苦労を振り返った。そして、金田治監督は「久保田くんの濃い顔が間近にあって、さゆりちゃんが笑ってしまいそうになって大変だった。だから笑う前にシーンを切ってしまえと思い、あのような演出になりました」と『斬月編』のラブシーンの裏側を明かす。TVシリーズでも演出を担当していた金田監督は、『鎧武』という作品について「中身の濃い作品。登場人物一人一人に違った生き方があり、それぞれが独自の生活感、目的を果たしていく人間群像になっている」と、『鎧武』ワールドの多様性、人物の魅力を熱弁。撮影では小林の芝居に手を焼いたと笑う金田監督だが、そう言いつつも「シャプールを演じたときは一発オッケーだったよ! びっくりした。アクションもよかったし、いい役者になったなあ」と小林を絶賛した。挨拶終了後、本日登壇が叶わなかった仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳と、仮面ライダーデューク/戦極凌馬役・青木玄徳からのビデオメッセージも上映。2人の姿が映し出されると、客席からいっそう大きな歓声が沸き、うれしいサプライズが舞台あいさつに花を添えた。最後のあいさつで金田監督は「ファンの皆さんあっての作品。次の『鎧武外伝』は皆さんの力があればできると思います!」と、続編に期待を寄せる発言も。久保田は「みんなで1年間がんばってきたのが、こうやってまた形になってうれしいです。そしていつか、フルーツある限り、このハンカチーフが緑のうちは、まだまだ(新作が)観れるのではないかと思います」と、こちらも続編を熱望。小林は「皆さん『鎧武』を好きになってくれて本当にありがとうございます! そしてこれからもよろしくお願いします! ここからも、俺たちのステージだー!」と、紘汰の決め台詞を借りて、大盛況の舞台あいさつを締めくくった。『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』2015年4月22日にBlu-ray&DVDが発売される。(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)2015石森プロ・テレビ朝日・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映
2015年02月09日北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』の公開を記念して、劇中で大暴れする主人公ら“ジジイたち”のイラストをプリントした“痛快!モバイルクリーナーステッカー”付特別鑑賞券・ムビチケカードが、1月31日(土)より全国の上映劇場で発売されることが決定した。その他の写真本作は、引退した元ヤクザの親分が昔の仲間たちと団結して、世直しのため、詐欺集団のガキどもに立ち向かう姿を描いたジジイ大暴れエンタテインメント。主演の藤竜也が龍三を演じ、その子分である7人のジジイを近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健が演じる。モバイルクリーナーステッカーは、ステッカーとしてモバイル機器の裏に貼り付けることができ、剥がせばクリーナとしても使えるグッズ。イラストは全10種類あり、龍三親分とジジイ7人のほか、安田顕演じる若造詐欺師集団のボス・西と、ビートたけし演じる刑事・村上の2種類がレアキャラとして用意されている。イラストの横には龍三親分の「義理も人情もありゃしねぇ」など、それぞれの決めゼリフもプリントされている。今回の特典は、本編完成後に実施した試写アンケートで「ジジイたちのキャラが濃い!」や「ジジイたちがかわいい!」と支持されたことを受けて、藤、近藤、中尾ら超ベテラン俳優たちが演じる“ジジイたち”をかわいいイラストにすることが決まったという。『龍三と七人の子分たち』4月25日(土)全国ロードショー
2015年01月30日ハウステンボスは12月20日、九州の食文化にふれることができるスポット「九州の城」を同園内にオープンした。「九州の城」は、明太子・麺類・肉・酒など九州の名産品を販売する店舗。店内では、参加費100円(税込)で麺類やご飯にのせた明太子、ハムや餃子といった肉料理などを試食できる。明太子は、日によっては全7社・7種類以上をそろえ、ご飯にも米の食味ランキングで特A評価を獲得した銘柄「森のくまさん」(熊本産)などを用意している。また、希少価値の高い数量限定の九州産焼酎なども購入できるとのこと。12月23日までは、長崎和牛と宮崎和牛の食べ比べ実演や、「福岡ラーメン総選挙」で第1位となった「らーめん二男坊」のとんこつラーメン食べ比べ会などのイベントをオープニング記念として開催している。
2014年12月22日伊藤靖朗が主宰する「舞台芸術集団 地下空港」の新作公演『ダキニ城の虜』が、12月16日、東京・恵比寿エコー劇場で開幕した。地下空港『ダキニ城の虜』チケット情報地方都市郊外にできた巨大ショッピングモール「ダキニー」が舞台。生鮮フロアの精肉コーナーで働く青年シデハラは休憩時間に上層フロアで、とある事件に遭遇。片思いの案内嬢や同僚とともに巨大ショッピングモールが抱える謎に触れ、その陰謀に巻き込まれていく。舞台上で繰り広げられるテンポの良いやりとりのなかには、現代社会への問題提起もこめられており、政治や社会について考える機会の多い現在に是非観ていただきたい作品とも言える。シデハラ役に客演の若手俳優、鈴木勝大。初日の公開稽古後の会見で「稽古場の時より、いいグルーヴ感が出せていると思う」と手応えを話した。鈴木は今回が舞台初主演。「本番中は毎回、同じクオリティを保てるよう頑張りたい」と静かな闘志をみなぎらせていた。公演は12月22日(月)まで。なお、12月19日(金)14:00 開演の回では、アフタートークを開催。チケット発売中。
2014年12月18日昨年来場者数60万人を動員し人気を博した「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」が、今年も12月13日よりスタートした。12月11日に同イベントの開幕に先駆けてプレスプレビューが開かれ、会場の西の丸庭園に集まった人々を興奮させた。「大坂の陣400年」関連イベント3Dマッピングとは、建物などをスクリーンに見立て、CGの立体映像を投影するもの。昨今日本全国のイルミネーションイベントでこの技術を組み合わせる動きが出てきており、同イベントは西日本でも最大規模のイルミネーションを展開しているハウステンボスが大阪観光局とタッグを組み行われる。日本最大のイルミネーションショーと銘打って行われる同イベントは「大阪城3Dマッピング」の他、海面の波のように青色のLEDが流れる「光のビッグブルー」。高さ23メートルのピラミッド型オブジェの2面に3Dマッピングが投影される「西日本最大級のピラミッドツリー」。バロック式庭園をモチーフにしたイルミネーションがクラシック音楽にあわせて輝くエンタテインメントショー「ジュエルイルミネーションショー」などが西の丸庭園全体を光で埋め尽くす。中でも大阪のシンボルとも言える大阪城に3Dマッピングを仕掛ける「大阪城3Dマッピング」は最大の見所。巨大な城が変幻自在に歪み、踊りだし、火を吐き、崩壊し、煌きながら再構築される。中でも黄金の鳳凰と龍が乱れ飛ぶ様は昨年を上回る迫力で圧巻だ。期間中は30分に一度放映されるが、何度も見たくなるスケールの大きさだ。「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」は2015年3月1日(日)まで、大阪城 西の丸庭園にて。また大阪城では12月31日(水)まで、「大坂の陣400年天下一祭」が開催されており、その一環として「侍ミュージアム・武将ホール」も期間限定で開館。どちらもチケットは発売中。
2014年12月15日●鎧武の変身ポーズはドライブ寄りにアレンジ!?公開初日を迎えた特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の初日舞台あいさつが13日、東京・丸の内東映にて行われた。舞台には、『仮面ライダードライブ』と『仮面ライダー鎧武/ガイム』の主要キャストに、映画ゲストの仮面ライダールパンを演じる綾部祐二(ピース)を加えた15名が登壇。会場に集まった大勢のファンから、大きな拍手で迎えられた。本作は、別々の作品で活躍する2人の『仮面ライダー』が夢の共演を果たす「MOVIE大戦」シリーズの6作目。2014年9月に最終回を迎えた『仮面ライダー鎧武/ガイム』のその後を描く「鎧武パート」と、強敵・仮面ライダールパンとの戦いに挑む仮面ライダードライブの活躍を描く「ドライブパート」に加え、クライマックスには鎧武とドライブが力を合わせて共通の敵を迎え打つ。映画に足を運んだ人だけが観ることのできる入場者プレゼント第1弾として、『仮面ライダードライブ/第0話』のDVDが全国先着100万名に配られる(12月22日まで)のも、ファンの間で話題となっている。まずは『仮面ライダー鎧武/ガイム』チームから。仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳は「ここからは、……トップギアだぜ!」と、鎧武とドライブをミックスした決め台詞を発した後、映画について「その後の『鎧武』の世界観であったり、どうやって紘汰が地球に帰ってくるかだったり、たくさん見どころがありますので、ぜひ観てください」とテレビの最終回を踏まえたストーリー面の見どころを強調。そして「鎧武の変身ポーズを、ちょっとドライブ寄りにアレンジしてみました。そんなスペシャル感のある変身シーンも楽しみにしてほしいです」と、映画ならではの必見シーンをアピールした。仮面ライダーバロン/駆紋戒斗を演じる小林豊は、過去の舞台あいさつやインタビューなどで見せる"素"の猛烈なハイテンションさがすでにファンに知られているが、今回の初日舞台あいさつでも期待に違わぬ大活躍。登場していきなり「おい貴様ら……」と戒斗っぽい台詞であいさつするかと思わせて「確保です!」と、『ドライブ』の霧子のようなセリフを追加し、大いに笑いを誘った。さらに、地球を離れた紘汰と舞がどうやって帰ってくるのかについて「ちょっとだけ教えるよ。ズドーンときて、スーッと来て、どうにかなるよ!!」と、擬音だらけで何がなんだかわからない説明を展開。ちょっとした間も逃さない、徹底的なサービス精神を見せた。ヒロイン・高司舞役の志田友美は「今日はいい天気ですね! 初日を迎えられてとっても幸せです。今日はいい思い出を作っていきましょう」と元気にあいさつ。映画の見どころを話すべきところで「1年間、長かったですね~」とこれまでのTVシリーズの撮影の思い出を語りはじめたので、小林が「あのね、テレビの撮影じゃなくて、映画についての話をしてよ」と絶妙のツッコミ。それを受けた志田は「水の中にズドーン! と落ちるんですよ。そこは絶対観てください~!」と、小林の影響を受けて擬音を加えながら見どころを説明した。仮面ライダー龍玄/呉島光実を演じた高杉真宙は「ミッチー!」という声援にはにかみながら「久しぶりなので緊張しているのですが、みなさんとまたこの舞台に立ててすごくうれしいです」と、さわやかにあいさつ。自身にとって最後の『鎧武』エピソードということについて「さみしい感じもしますが、紘汰さんもズドーン! と帰ってきますから(映画を)楽しみたい」と、しっかり擬音をかぶせて話し、受けを取っていた。仮面ライダーデューク/戦極凌馬役の青木玄徳は、劇中とは髪型を変えての登場。「こんにちは~!」と明るくあいさつした直後「……キルプロセス」と、テレビ終盤で印象的だった「恐怖の一言」を放ち、ファンは歓喜。続けて「皆さん、ドラゴンフルーツエナジーロックシードをよろしくお願いします」と、映画のみに登場する変身アイテムを静かに、そして熱くアピールした。仮面ライダー斬月/呉島貴虎を演じた久保田悠来は、ファンからの「主任!」コールにうれしさを見せつつ、クールなそぶりで「こうして初日を迎えるまで33年かかりました」と、謎めいたジョークをぶちかました。そして映画については「いろんなフルーツがいっぱいでていましたので、映画を観終わった感想としては……フルーツポンチだな、と……」などと、謎すぎる感想を述べていた。続いては『仮面ライダードライブ』のキャスト陣。劇中の衣装に身を包んだ仮面ライダードライブ/泊進ノ介役・竹内涼真は「本日は初舞台あいさつということで、こんなに大勢の方に来ていただいて、本当にうれしいです!」と素直な喜びを表し、ドライブの決め台詞「ひとっ走り、つきあえよ!」を披露。そして「鎧武チームが『ズドーン!』なら、こっちはシュッ! といって、ガッ! といって、バコーン! といきますから期待していてください!」と、『鎧武』チームのテンションの高さに対抗して、こちらも擬音で映画の迫力を強調。さらに「神様の紘汰と、刑事の進ノ介が出会うとどういう風になるのか、というのが一番の見どころですね」と、2人のライダーが共演する「MOVIE大戦」ならではの見どころに触れた。ヒロインを務める詩島霧子役の内田理央は「みなさん、ギア入ってますか~!!」と『ドライブ』劇中のフレーズで呼びかけ、「初めての舞台あいさつでとても緊張していますが、みなさんがあたたかくて、うれしいです!」と、大勢のファンからの応援をひしひしと感じていたようだった。●小林豊「スピンオフといえば……『斬月/バロン』が決まりました!」12月28日放送回からTVシリーズに登場し、これに先がけて映画で初お目見えする仮面ライダーマッハ/詩島剛を演じる稲葉友は「映画では、マッハがピュッ! と入ってきますので、そこを観てほしい」と、他のキャストに負けじと擬音を盛り込んだあいさつ。映画については「ふつうにお客として観て面白かったです!映画を観たあとは、ぜひテレビでもマッハを応援してください」とその完成度に満足そうな顔を見せていた。ドライブのメカニック担当・沢神りんな役の吉井怜は「『鎧武』の集大成、『ドライブ』の初の劇場版ということで、楽しんでいただけたらうれしいです」と明るくあいさつした後、「二階席のみんなもよろしく~~!!」と、一階だけでなく二階席で応援するファンにも呼びかけ、まぶしい笑顔をふりまいた。警視庁特状課のネットワーク研究員・西城究役の浜野謙太は「究ちゃーん!」というファンの声援に応え「究ちゃんでーす! ドライブと鎧武の雰囲気の違いが面白いので、ぜひ観てください!」と映画の見どころを控えめにアピールした。捜査一課の警部補・追田現八郎を演じる井俣太良もまた、ファンからの「現さん!」コールに照れつつも「すばらしい作品になっています! 内容は"どんより"することなく、トップギアで進んでまいります。みなさん、まばたきすることなく観てください!」と、テレビ劇中での「重加速現象=どんより」というフレーズを入れ込みながらあいさつ。続けて「僕が一瞬、カッコいいところがあるんです。そこはぜひ注目してください」と、自身の注目ポイントを強調した。ドライブに敵対する人造人間・ロイミュードの1人で「死神」の異名を持つ魔進チェイサー/チェイス役・上遠野太洸は、「チェイス!!」という女性ファンからの声援を受けて「……それを待ってた……」とチェイス風のクールなリアクションを放ち、さらなる歓声を集めた。続けて「ドライブと鎧武のコラボ、そしてロイミュードとドライブのコラボを楽しんでいただけたらと、今日ここにはいませんけれどブレンちゃんも言ってました」と、ロイミュードの仲間であるブレン役・松島庄汰からの言葉を伝えた後、「ロイミュードが、ドライブ、鎧武の戦いにどうやって絡んでいくか、そこに注目してほしい。カッコよくシュッ! と入っていくと思います」と、やはり"擬音"を入れ込みながら見どころを説明した。ロイミュードの実力者・ハートを演じる蕨野友也もまたファンからの大きな声援を受けて「はい、みんな"友達"~!!」と、TVシリーズでのハートの口癖を披露。「スタッフ、キャストともに一丸となって、素敵な作品ができたと思います」と映画の出来を称えると共に「日曜の朝8時から『ドライブ』の放送がありますので、そちらもお楽しみに!」と、ますます盛り上がっていくテレビ放送の告知も忘れなかった。映画ゲスト・仮面ライダールパン/ゾルーク東条を演じる綾部祐二(ピース)は「綾部~!!」「熟女キラー!!」という声援を聞き「なんでオレだけ役名じゃなくて苗字だったり、熟女キラーって呼ばれるの?」とツッコミを入れつつ「仮面ライダーに出してもらえるだけで光栄なのに、自分が変身して仮面ライダーになれるなんてありがたい」と感謝。「端のほうで変身ポーズの練習をしていたら、スタッフさんに『すいません、ちょっとそこ、どいてください』って言われた」とゲストらしくない扱いに戸惑ったこともあったそうで「でもがんばって変身しましたよ。カッコよく撮ってくださってね。そのところも観ていただければ」とルパンを猛烈にアピールした。終了間際、本日12月13日が綾部の誕生日でもあったことから、竹内と佐野が「ここからは、綾部のバースデーだ~~!!」と宣言し、バースデーケーキとバースデーソングで、綾部の37歳の誕生日をサプライズで祝福。『鎧武』にちなんでたくさんのフルーツが盛られた大きなケーキは、内田、吉井、志田の女性キャスト3人がスプーンで食べさせようとするが、結局綾部の口には入らないというオチ。しかし「みんな何やってんの~! ここは一番カワイイ俺が行くしかないか!」といきなり小林がスプーンを手にとり、綾部に「アーン」と食べさせる衝撃的な一幕も。綾部は喜びを表しながら「こんな盛大にみなさんが祝ってくださって、ありがとうございます。最高の誕生日になりました。そして映画がこうして初日を迎えたことがなによりめでたいと思っていますので、ぜひ映画のほう、よろしくお願いいたします」と改めてあいさつ。続けて「東映のみなさま、『仮面ライダールパン』のスピンオフをよろしくお願いします!」と、自身の主演によるスピンオフ映画が作られることまでも願った。最後に綾部の「スピンオフ」という言葉にするどく反応した小林は「スピンオフといえば……『斬月/バロン』が決まりました!」と、Vシネマ『鎧武外伝仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』が2015年4月22日に東映ビデオからリリースされることにも触れ、ファンの盛り上がりに強い期待を見せた。映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』は、丸の内東映をはじめとする全国映画館で上映中。
2014年12月14日2013年10月から今年9月までテレビ朝日系で放送された特撮TVドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』が、Vシネマとして復活を果たすことが明らかになった。『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/バロン』のBlu-ray&DVDは、2015年4月22日に東映ビデオより発売される。テレビ本編終了後も根強い人気を集めており、12月13日には『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』も公開された『仮面ライダー鎧武/ガイム』だが、今回の主役は、久保田悠来が演じる仮面ライダー斬月/呉島貴虎と、小林豊が演じる仮面ライダーバロン/駆紋戒斗。本編でも特に人気が高い両者の、TVシリーズ20話後相当を舞台として、今まで描かれることのなかった真実が明らかになるという。また、佐野岳が演じる本編の主人公・仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰をはじめ、仮面ライダー龍玄/呉島光実(高杉真宙)、仮面ライダーデューク/戦極竜馬(青木玄徳)、仮面ライダーマリカ/湊耀子(佃井皆美)、仮面ライダーシグルド/シド(波岡一喜)、仮面ライダーブラーボ/凰蓮・ピエール・アルフォンゾ(吉田メタル)、仮面ライダーグリドン/城乃内秀保(松田岳)、高司舞(志田友美)など、TVシリーズ本編の主要キャストも集結。さらには、新フォーム&新ライダーも登場し、劇場版に匹敵する豪華な内容となっている。脚本は仮面ライダー斬月編をニトロプラスの鋼屋ジン氏、仮面ライダーバロン編を毛利旦宏氏が手がけ、監督はともに金田治氏が担当する。なお、Blu-ray&DVDの初回生産限定の『ロックシード版』には、Vシネマオリジナルの「DX 禁断のリンゴロックシード」とスペシャルライナーカードを同梱。通常版との共通特典としてメイキング、イベント、PR集、データファイル、オーディオコメンタリー(小林豊、久保田悠来、金田監督)の収録も予定されている。現在、東映の公式Youtubeでは特報も公開され、主演の久保田と小林が意気込みを語っている。(C)2015石森プロ・テレビ朝日・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2014年12月13日夜景観光コンベンションビューローはこのほど、日本を代表する夜の城郭として「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設を「日本三大夜城」に認定したことを発表した。○約4,300名の「夜景鑑賞士」が決定同団体によると、これまで国内において「三大夜景」「三大夜桜」などは見られたが、夜の城を取り上げた「三大夜城」はなかったという。そこで高い夜景情報とネットワークを有する同団体が、昼間の姿とは異なる魅力を放つ夜の城をテーマに「日本三大夜城」を認定した。まず、全国約4,300名の「夜景鑑賞士」から夜城の人気投票を実施。その結果を踏まえて現地調査を行い、「オリジナリティある演出」「特徴を活かした夜間照明の活用」「夜景観光地としての魅力を発揮していること」といった6つの認定検証項目に基づき、審査を実施した。その審査の結果、「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設が「日本三大夜城」に決定した。「大阪城」(大阪府大阪市)は、大阪城公園中心部に位置する大阪のランドマーク。1997年から行われている現行の照明デザインは、日没直後の一部点灯からフル点灯、そして夜が更(ふ)けるのにあわせて天守閣の窓明かりを残しつつ段階的に消灯していくといった、時間ごとに変化する演出が特徴だという。「高知城」(高知県高知市)は城のライトアップはもちろん、四季を通じた積極的な夜間イベントの実施が評価された。春は桜のライトアップ、夏には風鈴とカラーキャンドルのコラボレーション、秋はろうそくの灯り、冬は本丸や二ノ丸に対して様々なイルミネーションを行っている。「高田城」(新潟県上越市)は、城のライトアップと夜桜との景観美が魅力。「高田城百万人観桜会」では、約3,000個のぼんぼりが灯される。ぼんぼりの灯りが堀の水面に映え、その美しい光景を求めて全国から多くの人が訪れる。桜並木のトンネルをライトアップした 「さくらロード」も人気名所のひとつだという。
2014年11月17日「天空の城」「日本のマチュピチュ」の呼び名で数多くのメディアに紹介され、雲海に浮かんだ幻想的な絶景が見られることで注目を集めている竹田城(兵庫県朝来市)。2006年に日本城郭協会が選定した「日本100名城」に選ばれたことや、2012年公開の高倉健さん主演の映画『あなたへ』のロケ地になったことが話題を呼び、昨年度には年間入城者数が50万人を超えた。全国でも指折りの絶景が見られる城として、城ファンのみならず多くの観光客が足を運ぶ人気スポットとなっている。だが、実はこうした絶景が見られるのは竹田城だけではない。全国各地には知られざる天空の城が他にもあるのだ!○雲海に浮かぶ唯一の現存天守・備中松山城城を天空の城たらしめる重要な要素が雲海だ。雲海は秋から冬にかけてのよく晴れた早朝、寒暖の差が激しい日に発生することが多い。あたり一面が雲海に包まれることで、雲の上に浮かんでいるかのような幻想的な城が姿を現す。雲海を事前に予測することは難しいため、見られるかどうかは運によるところも大きいという。そのため、天空の城を見るために何度も城に足を運ぶ人もいる。必ず見られるわけではないことも、人々が天空の城に魅せられる理由のようだ。岡山県高梁市にある備中松山城も、そんな雲海に浮かんだ絶景が見られる城のひとつ。日本に12棟しかない現存天守を持ち、さらにその中でも唯一の山城という点で、非常に貴重な存在である。備中松山城には1683年(天和3)に、備中松山藩の藩主・水谷勝宗(みずのやかつむね)が3年がかりで修築した天守が当時の姿のまま残っている。石垣のみが残り、どこか無国籍な情緒を漂わせているのが竹田城の魅力だとすると、備中松山城の魅力はこの現存天守にある。雲海に浮かんだ現存天守は、この備中松山城でしか見ることができない。幻想的な雲海を眺めながら、連綿と続く日本の歴史に思いを馳(は)せてはいかがだろうか。雲海に浮かぶ備中松山城は、山中にある大松山展望台から見ることができる。展望台へは車でのアクセスとなるが、積雪により道路が閉鎖されることもあるので気をつけよう。○滅多に見られない「幻の天空の城」・越前大野城福井県大野市にある越前大野城も、天空の城として近年注目を集めている城のひとつだ。JR越前大野駅から徒歩約30分という、市街地からほど近い場所に位置するにも関わらず、条件さえ整えば美しい天空の城が姿を現す。越前大野城は1576年(天正4)、金森長近が4年の歳月をかけて築城した城。資料館となっている現在の天守は戦後に作られた模擬天守だが、石垣や堀の一部が当時のまま残っている。竹田城や備中松山城で雲海の城が見られるのは月に10日ほどだが、越前大野城では年に10日ほどしか観測されない。しかし、滅多にお目にかかれないぶん、観測できたときの喜びはひとしおだ。越前大野城で雲海がもっともよく観測されるのは11月。「幻の天空の城」を見に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。越前大野城の撮影スポットへは、現在3つのコースが用意されている。犬山城址を越えていく、起伏が多くもっとも難易度の高いみくら清水コース、犬山城址と飯降山を繋ぐ山道を通る中級者向けのほたるの里コース、そして新設されたもっとも登りやすい洪泉寺コースだ。だが、洪泉寺コースでも山道なので決して簡単とは言えない。野生動物に遭遇したり崖から落ちる危険もあるので、万全の準備をしてのぞもう。○壮大な風伝おろしとの共演・赤木城跡三重県熊野市にある赤木城跡も、天空の城として脚光を浴びつつある城だ。赤木城跡は竹田城や備中松山城のように雲海に浮かぶ城ではないが、朝霧に包まれた姿はまさに天空の城と呼びたくなるような趣がある。築城の名手・藤堂高虎が一揆を鎮圧するために築いた赤木城は、中世山城の要素と近世城郭の要素の両方を持ち、築城当時の遺構がよく残っていることから、1989年に国の史跡に登録されている。昔から、この地域では秋から冬にかけて峠から霧が滝のように流れ落ちる「風伝おろし」と呼ばれる現象が地元の人々に親しまれていた。真っ白で分厚い霧が流れ落ちる様子は写真愛好家からも人気が高く、この時期になると毎年大勢の人が詰めかける。赤木城跡があるのは、風伝おろしが見られる隣町の御浜町尾呂志地区から少し離れた場所。比較的高度の低い場所に位置し、秋シーズンは月に10日程度、理想的な朝霧が発生する。霧に包まれた赤木城跡は県道熊野矢ノ川線の沿道から見ることができる。一番綺麗に観測できるスポットは県道から少し高所にあるが、それでも軽乗用車で気軽にたどり着ける場所だ。朝霧に包まれた赤木城跡の姿は、竹田城に勝るとも劣らないほど。霧が散らない風のない朝を狙って、風伝おろしとともに楽しみたい。(文・かみゆ歴史編集部 小沼理)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス 出版)、『日本の寺完全名鑑』(廣済堂出版)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2014年11月10日