俳優の高橋一生と川口春奈が、映画『九月の恋と出会うまで』(2019年公開)でW主演を務めることが20日、わかった。同作は"書店員が選んだもう一度読みたい文庫”恋愛部門第1位に選ばれた、松尾由美による同名小説を映画化。風変わりなマンションに引っ越した北村志織(川口)が、部屋の壁から「1年後の未来にいる」と言う男の声に話しかけられ、隣の部屋住んでいる小説家志望の男・平野進(高橋)の尾行を頼まれる。さらに、声の謎を解くため、平野と一緒に行動を共にするうちに、2人はお互いに惹かれあっていく。『猫なんかよんでもこない。』『わたしに××しなさい』山本透監督がメガホンを取る。星野恵プロデューサーは、「高橋さん演じる平野という役は様々な物事に独自の考え方やこだわりがあって、常に真を追求する人。実は熱い想いが渦巻いているのに、それを表に出さないことを美徳としているだけに誤解されやすく、一見、変な人だけど、愛らしい一面が垣間見える」と説明。「この複雑な役を考えた時、高橋一生さんしか考えられませんでした」という。また川口については「自然体な演技に定評があり、男性に媚びない芯の強さがあって、女性ファンが多い」と見込み、「私を含め、多くの女性達は、自分が一途に想える“本当に好きになれる人“を探していると思いますし、自分を一途に想ってくれる人を探していると思います。そんな全ての女性たちの欲求を満たす、大人のラブストーリーにしたい」と意気込んだ。○高橋一生コメント僕はいま37歳で、この先こういった恋愛映画に出演する機会も少なくなるかと思い、ぜひこの役をやらせていただきたいと思いました。川口さんはお芝居のバランス感覚がとても敏感な方だと思ってお芝居を見ています。人が人を想うことは、ある意味ファンタジックなことだと思うので、その部分をしっかりと描いてお芝居ができたらと思っています。○川口春奈コメント私は高橋一生さんと共演をしたいとずっと思っていたので、この作品でご一緒できることが本当に嬉しかったです。脚本を読んでいても、平野さんと志織はどうなっていくんだろうと純粋に思えましたし、タイムリープというファンタジーな設定もあるのですが、恋愛映画ですので、志織を可愛く生き生きと演じて、幅広い世代の方に楽しんでもらえる作品にしたいと思っています。(C)松尾由美/双葉社(C)2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2018年03月20日ジュリー・アンドリュース主演で1964年、世界的大ヒットを記録したディズニー映画として知られる『メリー・ポピンズ』。2004年には、パメラ・トラバースの原作小説をもとに、ディズニーと『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』などのサー・キャメロン・マッキントッシュがプロデュース、ディズニー映画版の楽曲も使用し、マシュー・ボーンが振付けを担当しミュージカル化された。このミュージカル『メリー・ポピンズ』が2018年3月に、日本初演を迎える。「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」など、誰もが口ずさめる名曲に彩られ、バンクス家にやってくるナニー(子守)の"メリー・ポピンズ"が一家に影響を与えていく物語は、濱田めぐみ、平原綾香、大貫勇輔、柿澤勇人といった現在のミュージカル界を引っ張る俳優陣によって届けられる。この作品の魅力はどこにあるのか、ホリプロ・堀義貴社長に話を聞いた。○ホリプロではなかなかないハッピーな作品――堀社長がロンドンで『メリー・ポピンズ』を観たときにどのような魅力を感じたんですか?観た後に、つい歌を口ずさんでしまうんですよね。僕は子供の頃に映画を観ていましたし、観たことがない人でも、曲はどこかで聞いたことがあると思うんです。劇場を出た後に、軽くステップを踏みながら鼻歌を歌いたくたくなって、魔法にかかってしまう作品なんです。ホリプロでこんなハッピーハッピーな作品、なかなかないですからね! 『デスノート THE MUSICAL』のように大体死ぬか、周りから総攻撃されるかですから(笑)。『ピーター・パン』以来のハッピー感ですよ。ウォルト・ディズニーの「人はみんな始めは子供だった」という言葉がありますけど、ディズニーランドに行くといい年齢でもあの"耳"をつけたくなるのは、あの世界にガラッと自分を変えられるからですよね。劇場って、どこか頑なでスノッブな雰囲気もあると思うのですが、この作品は大人が見て「自分が子供だった」ということを再認識すると思います。自分が会社と家の往復だったことに気がつかされるでしょうし、世界の色彩が見えてくると思いますよ。子供目線でも、大人目線で観ることができて、誰が観ても面白いものになっているはずです。――映画を見直して、改めて「こんな話だったのか」と思わせられました。深い話なんですよね。ファミリーで観に来たら、子供が楽しくてきゃあきゃあ言ってる横で、親の方が感動して泣いている、ということは起きると思いますよ。○キャストがなかなか決まらない苦労――今回の公演にたどり着くのに大変だったのはどのような点だったのですか?……キャストオーディションの結論が出ない(笑)。劇場はおさえてしまっているし、今更「やれない」と言えないですし、発表も遅くなりました。いざ稽古に進めばプロばかりですから心配していないんですけど、大変だったのはキャメロン・マッキントッシュの求めるキャストがなかなか決まらない。それに尽きます。――バート役の柿澤勇人さんも不安になりながらオーディションに臨んでいたとおっしゃってました。逆に言うと、「"もう中学生"さんをミュージカルに」なんて発想は、僕らにはありませんでしたから(笑)。異分子ですよね。また日本の感覚ですと、だいたいWキャストは似た雰囲気の人を選ぶものですが、そういう発想がなく、全く違う2人を選ぶんです。――でも、そこまでの時間をかけて選ばれたキャストには、大満足ということですよね。それは間違いないはずです。歌と踊りに関して、特にタップダンスに関しての要求はものすごく高いものでした。ダンサーとして活躍する大貫(勇輔)も今までタップをそんなにやっていたわけじゃないので、ずいぶん前から練習をしていました。――演出面よりも、キャストオーディションの方が大変でしたか?フライングは『ピーターパン』で30年以上やっていますので、自信があります。でもキャストがいないとどうしようもないので、そこが大変でしたね。――ぜひこのシーンに注目して欲しいというところを教えてください。やはり、群舞です。泣けるバラードや、歌いあげる曲も魅力かもしれないけど、ミュージカルの醍醐味といえば、全員が一糸乱れずバチっと決まるところ。群舞のシーンは、観終わった後に本当に幸せな気分になります。普通のミュージカルでもすごいのに、ディズニーの作品はフィニッシュが決まった時の心地良さが格別なんです。ディズニーランドのパレードの最後も気持ちいいじゃないですか。――ディズニーランドに行くような気持ちで観に行けるんですね。あまりミュージカルになじみのないという方にもわかりやすいし、大人が観ると深いし、子供は楽しめるし、どっぷり世界に浸かっていただけると思います。『レ・ミゼラブル』のキャメロン・マッキントッシュが何十年もミュージカルにしたがっていた作品で、天才振付師のマシュー・ボーンが振り付けを行っていて、大変な作品なんです。ディズニー、マッキントッシュ、マシュー・ボーンと、作り手のアベンジャーズのようなこの作品を楽しんでいただければと思います。○ミュージカル『メリー・ポピンズ』出演:濱田めぐみ・平原綾香/大貫勇輔・柿澤勇人/駒田一・山路和弘/木村花代・三森千愛/島田歌穂・鈴木ほのか ほか東京公演:東急シアターオーブ3月25日〜5月7日 ※プレビュー公演:3月18日〜24日大阪公演:梅田芸術劇場メインホール5月19日〜6月5日(C)Disney/CML
2018年03月13日『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』など洋邦メジャー作品のみならず、特撮からアニメ、エログロ、SFなど、多彩なジャンルの作品が毎年上映され、多くの映画ファンから支持され続けている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、3月15日(木)より開幕する。本映画祭には、国籍・年齢・性別問わず、さまざまな役者が顔を揃えるが、中でも今年は、今後の活動が期待される若手実力派女優たちが集結!“目覚ましい活躍を見せる映画人へ、新しい波を起こしてほしい”という想いを込め称える恒例「ニューウェーブアワード」において、ブレイク前の松岡茉優や杉咲花らにいち早くスポットライトを当ててきた本映画祭。いまや日本映画界には欠かせない存在となった2人に続く、いまから抑えておくべき若手女優に注目した。“蒼井優級”の透明感が魅力!どこか憂いを帯びた存在感/湯川ひな(17)インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『そうして私たちはプールに金魚を、』憂いを帯びた瞳と、17歳とは思えぬクールな雰囲気を漂わせる女優、湯川ひな。「ミサワホーム」のTVCMで初々しい演技を見せデビューすると、彫刻家・内藤礼のアートの本質に迫る『あえかなる部屋』で女優としてスタートを切り、その後もNHK戦後70年ドラマ「一番電車が走った」、橋本愛×宮崎あおい共演の映画『バースデーカード』などにも出演し、役者として着々と実力をつけてきた湯川さん。そんな彼女が主演を務め、第33回サンダンス映画祭短編部門に正式招待され、日本作品で初めてのグランプリを受賞した『そうして私たちはプールに金魚を、』が、今回上映される。本作は、埼玉県狭山市で実際にあった事件を元に映画化。ある中学校のプールで400匹の金魚が発見された。犯人は4人の女子中学生たち。彼女たちはどうしてプールに金魚を放ったのか…?大人びて落ち着いた雰囲気と、まるで蒼井優を彷彿とさせるかのような、繊細さや透明感を兼ね備える湯川さん。観る者を惹きつける彼女の演技に必見だ。すでに映画・舞台で幅広く活躍中!“おのののか似”の癒し系美女/堀春菜(21)ゆうばりチョイス部門(短編)上映作品『過ぎて行け、延滞10代』映画『ガンバレとかうるせぇ』で2014年に映画デビューを果たし、その後もインディーズ映画や舞台などを中心に精力的に活動を続け、摂食障害の女子高生を演じた主演映画『空(カラ)の味』では、第10回田辺・弁慶映画祭で女優賞に輝いた“若きミューズ”堀春奈も、今後の活躍が気になる若手実力派女優の1人。彼女は、2016年の本映画祭でオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した『脱脱脱脱17』の松本花奈監督がメガホンを取る『過ぎて行け、延滞10代』で主演を務める。高校生活最後の年。とある田舎町に住む夏子は毎日、夜こっそりとベッドの中で携帯のボイス録音にその日の出来事や悩み、気になる人のことなどを吹き込む。夢や目標がなく将来に焦りを感じながらも何となく生きていた彼女は夏休み前の試験当日、昼休みに抜け出して、同級生の将也と憧れのバンドの復活ライブを見るために東京へと出ていくが…。ありふれた日常を駆け抜けていく10代たちの姿を、大河ドラマ「おんな城主直虎」の小野万福役を好演し話題を集めた井之脇海との共演で描く。素朴で癒し系なオーラを放つ、彼女の魅力が光る本作にも要注目。朝ドラ「わろてんか」で話題!黒木華に続く“昭和顔女優”の新星/辻凪子(23)オフシアター・コンペティション部門 上映作品『温泉しかばね芸者』インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門 上映作品『ぱん。』そして最後に紹介するのは、NHK連続テレビ小説「わろてんか」で大後寿々花らと“安来節乙女組”のメンバーを演じ、歌やダンスなど芸事には自信はないが、食いしん坊で愛されキャラの小豆沢とわ役を好演した辻凪子。「演技に引き込まれた…!」とSNSでもジワジワと話題を集めている逸材だ。自身のTwitterで「ずっと行きたかった映画祭」と語る本映画祭では、彼女が主演を務める『温泉しかばね芸者』と『ぱん。』の2作が上映される。『温泉しかばね芸者』では、“呪われた芸者伝説”がある村へ行ったことがきっかけでアイディアが浮かび、シナリオを書き上げるが、書いたことが現実に起こっていき、徐々に豹変していく冴えない脚本家を熱演。一方、『ぱん。』では、自身がパン屋をクビになった経験をモチーフにした物語を描き、なんと主演と監督(阪元裕吾との共同監督)を兼任!さらに本映画祭では、そんな彼女が出演する『スロータージャップ』『おとな鉄ドンシャバダバ無法地帯』も上映予定という。“昭和な雰囲気”を漂わせながら圧倒的演技で世界を魅了する黒木華に続く、ほんわかした笑顔を武器に新たな“昭和顔女優”として活躍を見せてくれそうだ。今後、頭角を現しそうな次世代の若手女優たちの姿を、ぜひ一足早く本映画祭でチェックしてみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」は3月15日(木)~19日(月)の5日間開催。(text:cinemacafe.net)
2018年03月04日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「平昌五輪と北朝鮮」です。五輪を機に募る南北融和ムード。問題は閉会後。新年早々、約2年ぶりに韓国と北朝鮮の南北閣僚級会談が開かれ、北朝鮮は平昌オリンピックに参加することになりました。女子アイスホッケーは南北合同チームで出場するなど、南北融和ムードが広がってきています。会談は、北朝鮮がリードする流れになり、「朝鮮半島の問題は2国間で話す。核やミサイルは、アメリカがこちら側に銃口を向けているから身構えているだけ。我々の問題に水をさしているのはアメリカだ」というメッセージを国際社会に打ち出しました。金正恩体制の一番の脅威はアメリカ。友好関係にあるアメリカ、韓国、日本の分断を狙っているといわれています。北朝鮮にとっては、慰安婦問題や竹島問題など、日本と韓国の間も火種を抱えていたほうが都合がいいんですね。韓国の文在寅大統領は、公約で、南北問題に関しては融和政策をとると宣言していました。しかし、日本やアメリカとの良い関係は保ちたく、国内世論も気にしています。以前、取材で、韓国の退役軍人数名に北朝鮮についての思いを聞いたところ「アメリカ軍と行動を共にするけれども、北には自分らの親戚も住んでおり、かつての同胞なんだ」と、複雑な表情で本音を漏らしていました。もし、ここで北朝鮮が平昌オリンピックに参加しなかったら、国際的な緊張関係はますます高まったでしょうし、北朝鮮は交渉のカードを1枚失うことになります。また、北朝鮮国内に対しても、国際社会の一員であることを示すために参加は必須でした。問題はオリンピック後でしょう。核兵器やミサイルの問題が解決されないまま、韓国と北朝鮮の友好ムードが吉と出るか凶と出るか。鍵を握るのは中国、ロシア、アメリカです。最悪のシナリオは、このまま北朝鮮の核の保有を世界が認めるということ。そうなれば、日本と韓国は安全保障を根本から見直さなければなりません。また、他の国々も核の保有を主張しだすかもしれません。いずれにせよ、北朝鮮にとって、いま平昌オリンピックが開催されたことは、自国を優位に持っていくための絶好のチャンスだったんですね。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年2月28日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年02月25日川口春奈主演で描く「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」が、2月28日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて配信スタート。この度、この配信に先駆け予告映像が到着し、あわせて本作の主題歌には、「スピッツ」の名曲「スターゲイザー」が起用されることが決定した。日本のパンケーキブームの火付け役となった「エッグスンシングス」。本作は、「エッグスンシングス」日本進出の裏に隠された、ひとりの女子大生が苦悩や挫折を味わいながら、家族や仲間たちに支えられ、夢を叶えるまでの軌跡を描く、実話に基づいた爽やかなサクセスストーリー。女子大生・澤野夏海を川口さんが演じるほか、彼女に想いを寄せる幼なじみ役の横浜流星のほか、吉川愛、織田梨沙、薬丸翔、中村アン、吉沢悠、マイコ、時任三郎、財前直見らが出演している。夏海が「初めてやりたいこと見つけたー!」と海に向かって叫ぶシーンからスタートする予告編では、前任のオーナーに日本出店を断られ、ライバル出現…と様々な困難が襲い掛かる中、「エッグスンシングス」を継ぐために奮闘する姿が描かれる。また幼なじみの涼介(横浜さん)が、「このパンケーキを待っている人がきっといっぱいいる。行って来いよ!」と後押しするなど、友人や家族の応援に励まされる場面、夏海がハワイの街を駆け抜け、海へ入るシーンも収められている。Prime Original「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」は2月28日(水)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始。※月~金曜日 毎日配信(1話 約15分/全25話)(cinemacafe.net)
2018年02月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ICAN」です。昨年、ノーベル平和賞に輝いた「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」とは、101か国468団体が参加している国際NGO。「核兵器禁止条約」が国連で採択されるよう働きかけた功績が認められ受賞に至りました。ICANは、核戦争防止国際医師会議という組織を母体とし、2007年にオーストラリアで発足し、2011年からジュネーブに国際事務所を置いています。日本からはNGO「ピースボート」が参加し、幹部を担っています。ピースボートは被爆者の方々とともに船で世界中を回り、各国で核廃絶を訴えてきたんですね。国際条約では、地雷や毒ガス、化学兵器などが使用を禁止されており、違反すれば国際刑事裁判所で処罰されます。核兵器もそれらに加え、開発や保有も禁止しようというのが、核兵器禁止条約。昨年7月の国連で122か国の賛成を得て採択されました。ところが、肝心の常任理事国やNATOに加盟するヨーロッパの国々、インド、パキスタン、イスラエルら核保有国、そして日本もこの条約の交渉会議に参加しなかったのです。日本はアメリカの核の傘に守られているため、核兵器保有も禁止する条約には反対の立場。より現実的な対策として「核兵器廃絶決議」を24年間連続して国連総会に提出しています。この決議案は、核の保有は認めながらも段階的に減らして、「核兵器不拡散条約(NPT)」を完全に実施しようというもの。中国、北朝鮮、ロシア、シリアが反対しているものの、アメリカや欧州諸国など156か国の賛成を得て採択されました。しかし、ICANのベアトリス・フィン事務局長は1月に来日し、「世界唯一の被爆国である日本こそが、核兵器禁止条約に賛成し、核廃絶のリーダーシップをとるべき」と訴えました。核兵器は絶対に使われてはなりませし、被爆者のみなさんのメッセージは後世まで広く伝え続けなければいけません。けれど、大国同士が核を保有していることが抑止力となり、戦争を回避できているという現状も否めません。もし世界から核兵器がなくなったとしたら、何が抑止力となるのでしょうか。みなさんはどう思いますか?堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子
2018年02月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「マイナンバーカード」です。普及率の伸び悩みは、利便性の実感がないから。マイナンバー制度が始まって、今年で3年目になります。ところが、マイナンバーカードの普及がなかなか進まず、政府は頭を抱えています。交付開始前に政府が掲げた目標交付枚数は2019年3月末で8700万枚。実際には、昨年8月末の時点で1230万枚、人口比でいうと普及率は9.6%にすぎず伸び悩んでいるのです。住民票や基礎年金、健康保険被保険者証などにはそれぞれに番号があり、個人の特定に労力を費やしていました。マイナンバー制度はそれらを一本化して、「社会保障、税、災害対策」の分野で活用するために始められましたが、いまはまだ過渡期にあり、マイナンバーカードでできることといえば、コンビニで住民票の写しや印鑑登録証明書が取れるくらいです。法務省は、今後マイナンバーを使い、婚姻届やパスポートの発給申請、老齢年金請求に必要な戸籍証明書が不要になる、戸籍法改正案を来年の通常国会で提出する方針を発表しました。地震災害が発生したときには罹災証明書が発行されるのですが、世帯ごとに1通のみ。2世帯以上で住んでいた大家族が、被災して一つの家に住めなくなったとき、子供や孫の世帯は罹災証明書を受け取れないという問題が熊本地震で起こりました。これも、マイナンバーカードで個人を特定して証明書を出すという案が検討されています。マイナンバーカードには、生体認証にも使えるICチップが入っています。この認証機能が活用できれば、健康保険証や銀行のキャッシュカード、転売不可のチケットなどに有効活用される可能性を秘めています。ただ、これからの時代に「カード」という形態がふさわしいのか。総務省は、マイナンバーカードを持ち歩かなくても、スマートフォンにカード情報を取り込み、本人確認ができるような実証実験も進めているそうです。しかし、これには対応する端末を開発しなければならないため、企業側の努力も必要になります。いまは、住所や名前に加えて、マイナンバーの記入を要請されますが、今後、マイナンバーカードひとつで全てこと足りるくらいになったら、便利さを実感できるのかもしれませんね。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年1月24日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年01月22日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「2017年3大トピックス」についてです。今年もさまざまな出来事がありましたが、まず僕が注目したのは、AI本格化時代の到来です。AIは、金融業界でいち早く取り入れられ、ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社の現物株式取引では、600人いたトレーダーがいまや2人。あとはAIに取引は任されています。日本でも、みずほ、三菱東京UFJ、三井住友のメガバンク3行で3万2000人超分の業務削減を発表。リアル店舗は縮小し、AIの担う業務が増えていきます。メディアでも、映像の粗編集やラジオパーソナリティのアシスタント業務、専門用語の文章チェック作業などはAIができるようになりました。そんななか、今秋Google、Amazon、LINEがAIスピーカー(スマートスピーカー)を発売。AIスピーカーに話しかければ、調べものも家電操作も、雑談の相手までしてくれる。AIの波はついに家庭にまで押し寄せてきたんですね。2つ目は仮想通貨。第4次産業革命といわれる、金融とITの融合、フィンテックが大きく前進したのを実感した一年でした。象徴的なのがビットコインです。中国は「貨幣として認めない」と宣言し、ゴールドマン・サックスは「リスクが多大なので社員に取引を禁じる」と発表。ビットコインを使ったVALUも盛り上がりました。4月には、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する、通称「仮想通貨法」が施行されました。三菱東京UFJは独自の仮想通貨「MUFGコイン」を発行。今後、お金革命が本格化しそうです。3つ目は、訪日外国人旅行者の増大。観光庁は欧米豪に照準をあて、訪日プロモーションを強化しました。LCC整備を受け入れ、専用ターミナルを作り、Airbnbのサービスも広げた。それらが功を奏し、2016年の訪日客数は2400万人になり、増え続けています。政府は2020年に4000万人の観光客誘致という目標を掲げました。富裕層向けの旅行誌『コンデナスト・トラベラー』の読者投票で、「世界で最も魅力的な都市」に東京が2年連続1位に選出。異文化が入り、日本の様相も変わっていきそうです。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子
2017年12月31日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「NPO」です。社会問題の数だけ必要とされるのが非営利団体・組織。NPOとは、Nonprofit Organizationの略で非営利団体のこと。よく混同されるNGOはNon‐Governmental Organizationで、非政府組織。どちらも社会的問題に対応した事業を行い、営利目的ではない民間団体という意味では同じです。日本では、一般的には、街づくりや子育て、教育など国内の課題に対して活動を行っている団体をNPO、人道支援や紛争解決など、国際的な取り込みをしている組織をNGOと呼び分けています。日本でNPOの活動が注目されるようになったのは、阪神淡路大震災がきっかけといわれています。ボランティア組織だけでは支援が足りず、たくさんのNPOが立ち上げられました。NPOは非営利団体と訳されますが、利益を生んではいけないわけではありません。NPO職員にも給与は必要ですし、事業も継続させなければいけません。株式会社のように、利益を再分配したり、それを元に資金運用などをしてはいけないということなんです。平成10年には特定非営利活動促進法が施行され、特定非営利活動を行う団体を法人化できるようになりました。「特定非営利活動」とは、保健医療、福祉、社会教育、人権擁護など、国が定める20の分野に該当する活動を、社会全体の利益増進のために行うこと。欧米に比べ、社会的信頼の低い日本のNPO。法人化することで信頼が高まり、社会貢献活動がしやすくなります。子どもの貧困、虐待や自殺対策、高齢者の移動支援、環境問題…。お金よりやりがいを重視して、NPOを立ち上げ、それらの社会的課題を事業により解決しようとする若い世代も増えています。ある官僚は、いま日本が直面している社会問題のリストを公開しました。国や自治体でも補助金を出して、すでに問題解決に取り組んでいるNPOに手を挙げてもらい、代わりに活動してほしいと考えているのです。すばらしい活動をしているNPOはたくさんありますが、世に知られていません。NPOと一般市民をつなぎたくて、僕は「GARDEN」という場(会社)を作りました。NPOの活動は今後もっと必要になってくると思います。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年にニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。※『anan』2017年12月27日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年12月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「投票率」です。有権者の約半分の意見しか反映されてない!?10月の衆議院議員選挙の自民党の圧勝は、投票率の低さにも大きく起因しています。日本の投票率は現在50%台。先日の衆院選は、台風という悪天候も影響しましたが、戦後2番目に低い53.68%でした。約30年前、昭和の時代の投票率は70%前後でした。ところが、平成2年を境に急降下します。リクルート事件や東京佐川急便事件など、政治家の汚職事件が相次いで起こり、国民の政治不信が募ったからです。2009年に民主党政権が誕生したときには一瞬盛り上がり、69.28%に上がりました。しかし、民主党政権は実行力が伴わず、マニフェストはただの理想にすぎないことを思い知らされます。国民の政治離れは進み、投票率は再び下降しました。政治腐敗は中選挙区制にあると、1994年に小選挙区比例代表並立制が導入されました。選挙自体は簡単にはなったのですが、与党の自民党と野党第1党の社会党が絶妙なバランスでいた「55年体制」が崩壊し、小政党が乱立。国民は、どの政党を選べばよいのかが、わからなくなってしまいました。大学生などに、投票に行かない理由を聞いてみると、政治に関心がないわけではなく、将来を託せる政治家がいない、自分の一票がダメな政治家の後押しをしてしまうのが怖いと言います。問題はあるものの、トランプ大統領ともいい関係を築き、経済面でもそれなりの成果を出しているという点で、やはり自民党に、と今回の圧勝につながりました。世論調査では、「自民党は支持するが、安倍さんは支持しない」という回答も多く上がっています。選挙のたびに投票率の低さが話題になりますが、その前に、票を入れたくなるように政治家ももうちょっと公約を実現させてください、という気持ちにもなりますよね。また、選挙はゴールではありません。当選後、その政治家が国会でどんな発言をしているか。公約を法案にまで進められたか。それらをチェックするのも国民の務めです。前にも言いましたが、他人が決めたルールで生きてよいなら、選挙に行かなくても構いません。でも、自分の望む未来があるのなら、それを作るために投票するべきだと僕は思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年12月13日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年12月07日川口春奈が、日本でのパンケーキブームの火付け役である実在の女子大生のサクセスストーリーを描く「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」に主演。ハワイの雰囲気も味わえる30秒の特報映像が公開された。本作は、湘南からハワイへ、夢を追い求めて駆け抜ける、ひとりの女性のサクセスストーリー。絶大なる癒しと幸せをもたらす、白くて黄色くて、まぁるいパンケーキ。口に入れた瞬間広がるふわふわ食感、メープルシロップの甘み、そして芳醇なバターの香り。そう、パンケーキを頬張るのは、至福のひととき。その人気はとどまるところを知らず、いまや日本には数々のパンケーキ店が増殖中。そんなパンケーキブームの第一人者であり、火付け役となったのがハワイのカジュアルレストラン「Eggs ’n Things(エッグスンシングス)」。この店のクリームたっぷりの美味しいパンケーキを日本で食べられるようになったのは、実は、ある女子大生の情熱が形となったからだった。湘南に住む夏海はハワイでのある出会いをきっかけに、世界的人気店のオーナーになることを決意する。本作はそんな彼女が父との想い出を胸に、時に苦悩や挫折を味わいながら、夢を叶えるまでの軌跡を描いたドラマ。未来を見て真っすぐ走る姿に背中を押される、実話に基づくサクセスストーリーとなっている。めげずに夢を追い求める女子大生・澤野夏海を演じるのは、「愛してたって、秘密はある。」や『一週間フレンズ。』などドラマや映画で活躍中の川口さん。そして、総監督には『犬と私の10の約束』『超高速! 参勤交代』の本木克英、さらに脚本総監修に連続テレビ小説「ひよっこ」などを手がけたヒットメーカー岡田惠和を迎え、ひとりの女子大生と彼女を支えた家族や仲間たちの実話を基にドラマ化。また、本作は1話あたりの配信時間を15分と通常よりも短く設定しており、これはAmazonオリジナルドラマとして新しい試み。朝の支度中や電車の中、お昼休憩中、待ち合わせの間、夜ビールを飲みながら…など、日常のちょっとした空き時間に楽しめる気軽さも本作の魅力となりそう。<コメント>澤野夏海役:川口春奈夏海の物凄いエネルギーと行動力が皆さんに伝わるよう日々全力で駆け抜けて来ました。ハワイの綺麗な景色とともにお芝居も楽しんでみてもらえたら嬉しいです。総監督:本木克英「Eggs ’n Things」のひとりでは食べ切れそうもないパンケーキを目の前にすると、世の女性はなぜ皆大喜びするのか。いまも軽やかにお店を成長させている、実在の女性の物語を川口春奈さんに託して、その不思議を明かしていきたいと思います。Amazonオリジナルドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」は2018年早春、Amazonプライム・ビデオにて独占配信開始(1話:約15分/全25話)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「『保守』と『リベラル』」です。政策で見ると両者は矛盾だらけ。二分はできない。衆議院選挙は自由民主党の圧勝に終わりました。選挙のニュースなどでもよく使われた「保守」と「リベラル」ですが、実は「保守」の対義語は「リベラル」ではなく「革新」なんです。そもそも保守派とは、受け継がれてきた慣習や伝統、地域のルール、家族を重んじ、慎重に歩みを進める姿勢を指します。対して、革新派は、古いものを打破して新しいものを作り上げていく姿勢。1970年代の学生運動のころは、まさに革命を求める人たちが革新派と呼ばれてきました。時代とともに、いつの間にか「革新」は「リベラル」と言い換えられるようになりましたが、「リベラル」は、個人の自由を尊重するという主義ですから、意味合いが少し違うんですね。政党でいうと、自由民主党が保守の政党とされています。伝統を守り、昔ながらの家父長制度、家族観を大事に守ります。農家や企業を守り、地域地盤を固めることに腐心します。それに対して、家族や企業、地域を優先するのではなく、あくまで個人の幸福追求を基本にして成り立つ社会を目指すのが「リベラル」。共産党や社民党、立憲民主党はリベラルといわれていますが、ひとつひとつの政策を比べてみるとまた、矛盾が生じてしまうんです。たとえば原発。原子力発電というエネルギー自体は、石油をベースにするエネルギーからすれば革新的なものです。自民党は賛成しており、その他の政党は反対しています。TPPを自民党は推進していますが、TPPを進めれば、海外の安いものがたくさん日本に入ってきて、従来の日本の農林水産業は脅かされる恐れもある。地域産業を尊重する自民党のスタンスとは真逆になりますよね。つまり、「保守」や「リベラル」は、政党をわかりやすく色分けするためにメディアが使っている言葉。実際には明確に分けることはできません。自民党員に聞くと「党内には保守の人もリベラルの人もいる」と話しています。わかりにくいと思われるかもしれませんが、最も大事なのは政党ではなく政策。自分が賛同できる政策をうたっているのは誰なのか、有権者はそれを見極める必要があるんですね。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年11月15日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年11月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「自殺予防週間」です。日本は自殺大国。9 月はとくに注意月間なんです。9月10日は世界自殺予防デー。それにちなんで、日本では9月10日~16日を自殺予防週間に定めています。期や年度の替わる3月と9月は、自殺する人が多いのですが、18歳以下に限ると9月1日が突出して自殺者が多いんです。1972年~2013年に自殺した18歳以下の子どもの数は1万8048人。平均すると1日約50人ですが、9月1日に自殺した数は131人で平均の2.6倍にものぼります。また、9月2日は4番目、8月31日は5番目に多く、夏休み明けのプレッシャーが精神を不安定にさせるようです。いじめ問題もありますが、学校に行かせようとする親の期待に応えられないことから、自分を責め、存在意義を見失い、自殺に至るケースも少なくありません。自殺者数が把握できる世界90か国で、人口10万人あたりの自殺者数を比べてみると、日本はワースト6位。女性に限ればワースト3位に入っています。それほど、日本は自殺大国なんですね。厚生労働省の自殺対策白書によれば、平成10年以降、14年間連続で3万人を超えていた自殺者の数が、平成24年には2万人台にとどまり、日本全体で見れば、減少方向にはあります。しかし、問題は10代後半~30代の若年層の自殺者が増えていること。平成27年の15歳~39歳の死因のトップは「自殺」だったんですね。自殺の原因はいくつもの要因が複雑に絡んでおり、特定はできませんが、遺書などから推測すると、「うつ病などを含む健康不安」「経済、生活面の不安」「家庭問題」「勤務問題」などが上位に挙がっています。政府はこの現状を重く受け止め、平成18年に「自殺対策基本法」を制定し、国を挙げて自殺防止に取り組もうとしています。NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」では、借金やいじめ、人間関係など、トラブル別の電話相談窓口を紹介しています。いつなんどき、あなたやお友達が崖っぷちに追い込まれるかわかりません。ぜひ元気なうちにウェブサイトを覗いてみてください。学校でも会社でも、命を落としてまで、通わなければいけない場所はどこにもありません。無理をせずに逃げてほしいと思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年9月13日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年09月08日もともと可愛かった川口春奈さんですが、最近一気に大人びて「可愛いと綺麗が止まらない」と話題なんです。整形疑惑も飛び出すほどの変化は、少女から大人へと顔つきが成長したのもあるけれど、“大人っぽいメイクにした”ことが大きいように思えます。メイクにおける垢抜けっぷりは、“第二の石原さとみさん”とも噂されているのだとか?!そんな彼女の「大人顔メイク」に迫ります。コントゥアリングで立体大人顔川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 4月 8 4:45午前 PDT目鼻立ちがハッキリしている川口さんは、超絶ナチュラルなメイクでもこんなにきれい。デビューしたときと比べて顔がシュッとしたせいか、「鼻を整形した」、「エラを削った」なんて失礼なことも囁かれていますが、10代~20代は、骨格が変化をしやすい時期。痩せたり年齢を重ねたりすることで、大人の凛とした顔立ちへと成長したのでしょう。また、それにプラスして、コントゥアリングメイクをしているように見えます。顔に陰影をつけ、立体感を出すことで、シュットした鼻筋や、スリムで大人な骨格に見せることは可能です。日本人の平面顔に馴染みやすい「ソフトコントゥアリング」であれば、ナチュラルに顔を引き締めることができちゃいます。猫目メイクで切れ長セクシーな目元1.アイラインは目尻をハネあげる川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 4月 14 6:17午前 PDT大きくて吸い込まれそうな目が印象的な川口さん。「可愛らしい美少女」から「色気のある大人女性」に変化をしたのはやはり、アイメイクを変えたからだと思われます。上記の写真のような表情をすると良くわかるように、目尻のアイラインはしっかりとハネあげています。これにより、目の印象が大人っぽくなるのです。2.アイシャドウも目尻にボリュームを川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 4月 17 3:03午前 PDTアイラインのみでなく、アイシャドウでも目尻を強調するのが猫目メイクの基本です。二重幅部分に、しっかりと濃い目のアイシャドウを入れましょう。川口さんは奥二重気味のため、特に目尻部分を強調するように入れています。こちらの写真はカラーシャドウとカラーアイライナーを用いているため特にわかりやすいはず。このようにアイシャドウを入れることで、ぱっちり二重さんも二重さんも、より切れ長の猫目に見せることができます。3.目頭のハイライトで切れ長猫目にトドメ川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 6月 16 7:50午後 PDT目頭がクッと切れ込んだかのように見せるには、目頭にハイライトを入れるメイクが便利です。川口さんももちろん、こちらのメイクテクを取り入れています。上記の写真は、目頭と鼻筋の間部分に、キラリと光りが写っていますよね。これぞ、目頭ハイライトの正体です。目と目の距離も縮まって見え、鼻が高く見える効果も期待できますよ。4.カラーコンタクトで瞳を強調川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 8月 4 11:11午後 PDT「目が大きくなった」と、これまた整形疑惑を向けられている彼女。なんでもかんでも整形と言われてしまうのは、芸能人の宿命です。だけど、目が大きく見えるようになった秘密としては、カラーコンタクトを着用している影響があるのではないしょうか。こちらの写真の向かって右の目を見ると、ちょっぴりレンズがズレているので分かりやすいはず。ナチュラルに瞳の輪郭を強調できるレンズを、基本的に着用しています。川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 4月 7 8:41午後 PDTこのように、遊び心のあるレンズを楽しんでいる様子が伺えるため、大人になり、色々なメイクを模索している最中なのかもしれません。今後さらに美しくなる川口さんが期待できます。川口春奈風になりたいのなら「涙袋メイク」は欠かせない川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 8月 15 5:32午後 PDTメイクで涙袋を強調するトレンドは過ぎましたが、川口さんは、笑うと大きな涙袋が出るタイプ。これにより、目力のある猫目にあどけなさが残るのが、彼女の魅力でもあります。従って、川口春奈さんを目指すのであれば、時代遅れであろうとも、「涙袋メイク」は必須です。とはいえ、ラメをのせるなどし、わざとらしく強調してはだめ。天然涙袋に見えるように、明るいベージュのマットアイシャドウをのせ、涙袋の下に影をつけましょう。このとき、全体に影をつけると不自然になってしまうので、目頭部分を中心に色をのせるようにし、目尻に向けてぼかすようにしてください。どんどん綺麗になる川口春奈さんから目が離せない!悪口を言っている暇があるなら、メイクテクニックを真似して自分も綺麗になっちゃおう川口春奈さん(@haruna_kawaguchi_official)がシェアした投稿 – 2017 8月 18 2:03午前 PDT可愛い・綺麗が止まらない川口さんのことを、「整形では?」と言うのは簡単です。だけど、そんなことを言っても自分自身が可愛くなれるわけでもないし、むしろ歪んだ心のせいでおブス化しちゃうかも?!川口さんのメイクテクニックを勉強し、あなたも今よりもっともっと垢抜けて、「綺麗が止まらない」と言われたくないですか?!川口さんと同世代の方も、もっと大人の方も、「大人顔メイク」を取り入れることで、ナチュラルなメイクでも整形級にレベルアップできる予感です。
2017年08月26日連続ドラマ「愛してたって、秘密はある。」(日本テレビ系)でヒロイン役を好演中している女優の川口春奈(22)。 2月に公開された俳優の山崎賢人(22)とW主演した映画「一週間フレンズ。」も若者を中心に人気。また先に発表された「2017年上半期タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター調べ)では、新垣結衣(28)、石原さとみ(30)、桐谷美玲(27)らと並ぶ8社でランクインしているのだ。 「契約しているスポンサーはヤクルト、味の素、三井住友海上火災保険などの大手からオンラインゲームの会社まで幅広いです。同じ事務所には天海祐希(50)、菅野美穂(39)らも所属していますが、今や川口も看板女優と呼べるところにまで成長しています」(芸能プロダクション関係者) 昨年の同ランキングには名前がなかった川口だが、ここへきてCMオファーが急増。クライアント企業に“愛される”理由は、いったい何なのだろうか。 「いちばん起用しやすい理由として、男性スキャンダルがまったく出ていないことがあげられます。業界内でも『川口が遊んでいる』という話はまったく出ていないので、お堅い大手起業も安心して起用できます。演技力があってコミカルな芝居もOKなので、広い業種からオファーが来ています」(広告代理店関係者) 長崎県五島列島出身の川口。2月に出演したバラエティー番組では「ほとんど友達がおらず、いまだ東京になじめない」とも告白。それまでなかなか聞けなかった“ぶっちゃけトーク”を繰り出し、ブルゾンちえみ(27)のものまねを披露した。 まだまだ“引き出し”が多そうな川口。今後もCMオファーが増えそうだ。
2017年08月13日女優の川口春奈が7日、インスタグラムを開設し、ファンから「待ってました!」「うれしい」などと喜びの声が上がっている。川口は初投稿で「インスタ始めました!気ままにゆるくアップしていこうかなと」と宣言し、「良かったらフォローしてね」とメッセージ。「一発目の写真は写真集re:startからオフショット!」と、発売中の写真集『re:start』のオフショットを公開した。続けて、この写真について「Australiaで撮ってきました」と説明。「re:startはデビュー10周年の記念に作りました!兎にも角にも見てほしい一冊になっとります、宜しく」とアピールした。インスタ開設に、ファンから「待ってたよー!めっちゃ嬉しいです」「インスタ嬉しいです~投稿楽しみにしてます」「春奈ちゃんがInstagram始めるの待ってたよ!!!!」「春奈ちゃんめっちゃすき!嬉しい!」「待ってました~!!」と喜びの声が続々上がっている。開設して約20時間で、フォロワー数は早くも2万人を突破。初投稿は8,700件の「いいね」が押されている。
2017年04月08日女優の川口春奈(22)が7日、自身のブログで"すっぴん"自撮り写真を公開し、反響を呼んでいる。「Instagram」と題して更新されたブログでは、「始めたよ~フォローして」とインスタグラム開設を報告。アカウント名を紹介した。そして、"すっぴん"自撮り写真を公開。この写真に、ファンからは「ブログの写真すごく可愛いよー」「かわゆす」「ファンには…嬉しい一コマなんだよね~」「写真が可愛いすぎる」「春奈ちゃんのすっぴんかわいすぎ」「すっぴん!かわいいです」「最強に可愛すぎるはるる拝みます!」「めっちゃ肌きれい」などの称賛の声が続々。また、「春奈ちゃん待ってました!」「インスタ、始めてくれてありがとう」「ずっと初めてほしかったので嬉しくてたまらない」「待ってましたーー!嬉しすぎ」「もちろん早速フォロー」「祝」とインスタ開設を喜ぶ声も多く寄せられている。
2017年04月08日女優の川口春奈が25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。川口は、「LOWRYS FARM」の25周年を祝うステージのトリで登場し、ジーンズにデニムシャツというさわやかなデニムオンデニムコーデを披露。笑顔でランウェイを歩き、観客の大歓声に手を振って応えた。「LOWRYS FARM」のステージには川口のほか、三吉彩花、松井愛莉、池田エライザらも出演。乃木坂46の齋藤飛鳥と西野七瀬は2ショットでランウェイを歩き、欅坂46の渡邉理佐も登場した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。24回目となる今回は、"Female Hero"をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万1,400人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年03月26日女優の川口春奈(22)が7日、自身のブログを更新。イメージキャラクターを務めるMVNOサービス「QTmobile」のCM撮影について、心折れそうになって楽屋で大泣きしたことを明かした。九州通信ネットワーク(QTNet)のMVNOサービス「BBIQスマホ」がリニューアルし、3月1日から提供を開始した「QTMobile」。川口はイメージキャラクターを務めたことを改めて報告し、「九州地方限定でのオンエアになるのですが…この撮影実はとても大変だったので是非ともwebなどでチェックして頂きたいです!笑」と伝えた。そして、「わたしは心折れそうになり楽屋で大泣きしました。笑」と告白。「cuteな音楽に合わせてQTダンスをするのですが身体がなかなか動いてくれず」と振り返り、「普段あまり履くことのないヒールを履いてカメラのアングルや歌を歌いながらだったりやる事がたくさんあって普段とはちょっぴり違う感覚で撮影するのがとてもとてもいっぱいいっぱいでした。笑」とつづった。さらに、「すごくポップで可愛らしい世界観で音楽もノリノリで撮影自体はとても楽しかったのですが私の鈍臭さでたくさん迷惑をかけてしまいました」と反省。「わたしの地元長崎ではかなり流れているみたいで母親からはーちゃん可愛かー。と連絡を頂いて嬉しかった!」と母親とのエピソードも明かし、「なのでみんなチェックしてみて!」と呼びかけた。黄緑色の服を着てキュッキュと歌いながら踊るCMを見たファンからは、「めちゃくちゃPOPで可愛い」「めちゃめちゃ可愛くて、更にもう一回と思うくらい、何度も見たくなる可愛さ。」「CMすごく可愛くてキュンキュン」「「本当に可愛すぎる!!!」「大変で泣いちゃったエピソードも可愛すぎる」と絶賛の声や、「日本全国で放送してほしい!!」「九州地方限定って、もったいない笑」と全国放送を熱望する声も寄せられている。
2017年03月08日「堀北は翌日仕事だと、友達の誘いを断わって台本を読み直し、早く寝てしまうタイプ。14歳で芸能界入りして以来、事務所に厳しく教育されてきた。 だが山本は、忙しいなかでも友達と遊ぶことで演技の幅が広がると考える役者。結婚生活は堀北にとって、カルチャーショックだった」(堀北の知人) 堀北真希(28)が2月いっぱいで所属事務所との契約を満了、引退を発表した。2012年のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』などで知られる若手実力派女優のイメージは「優等生」。 彼女が変わったのは、2015年8月、山本耕史(40)の猛プッシュに負け結婚してからだ。 「堀北は芸能界入りしてから結婚するまで庶民的なラーメンを食べたことがなかった『箱入り娘』。山本は肉味噌から手作りしたプロ顔負けのジャージャー麺を振る舞い感激させた」(堀北の知人) しだいに堀北の気持ちは、主婦として夫を支えるほうに向き、事務所が打診する仕事を断わるように。最後のドラマとなった昨年1月期の連ドラ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』の現場では、終始眠そうな顔を見せた。以前の彼女では考えられないことだ。 クランクアップ直後に妊娠、出産。今年2月末の契約満了を待って引退。すっかり「山本色」に染まった堀北は、つい最近、髪を生まれて初めて茶髪にした。(週刊FLASH 2017年3月21日号)
2017年03月07日女優の川口春奈が4日、東京・神保町の書泉グランデで『re:start』(発売中 3,000円税込 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。女優として映画やドラマ、CMなどで大活躍の川口春奈。芸能生活10年目という節目の年に、カレンダーに続くアニバーサリー企画第2弾となる写真集をリリース。海外ロケとなるオーストラリアでロケが行われ、解放的なオーストラリアでランジェリー姿や水着姿など大人な姿を披露したほか、弾けた笑顔や素顔を見せるなど、川口の魅力が詰まった1冊となっている。川口は「出来上がりには大満足ですし、150ページもあって結構盛りだくさんな1冊になりました。今まで自分が見たことのない表情が詰まった写真集になったと思います」と解説。同写真集には普段見ることができない貴重な水着ショットも掲載されているが、それについては「たっぷりありますよ」とアピールするも、オススメの水着写真について聞かれる「簡単には見せません。買っていただきたいので(笑)」とちゃっかりしていた。川口は12歳から芸能活動をスタートし、今年で10年目を迎える。「あっという間でしたけど短くはありませんでした。本当に色んな方と色んな作品、色んな場所でお仕事をさせてもらったので、思い出すと色んな事をやらせてもらったなと思います」と感慨深げ。今後については「理想は皆さんから愛されるような女優さんです。これからは自分自身楽しんでやっていきたいと思います。女優としての振り幅や引き出しを増やすためにも、沢山の役にチャレンジしたい」と更なる活躍に意欲を見せていた。
2017年03月04日女優の堀北真希さん(28)が2月末で事務所を退社し、芸能界を引退することを発表しました。堀北さんといえば、夫である山本耕史さん(40)との「交際0日婚」が世間を騒がせたことで有名。結婚後も妊娠出産を極秘に行うなど、徹底してプライベートを明かさない姿が何かと話題にあがっていました。 そこへきて今回の突然の芸能界引退。理由は「愛する家族を守るため」というもの。なんとなく予想していた幕引きに、世間も応援ムードが多いようです。 最近ではめずらしい子育てによる人気女優の引退。残念ではありますが、彼女の引退に際し、賞賛と同時に「ママタレとして活動するよりずっと潔い」という、ママタレ批判が混じっていたことも気になります。 近年、女優もタレントも子どもを産むと“ママ”という立場をキャラクターの1つにしたママタレに転向しがちです。良いか悪いかは別として、気づけばママタレ枠は飽和気味。 それでも、子どもを持ったらママ目線を売りにする人が増え続けるのはどうしてなのか。やっていることは普通なのに“ママキャラ”希望者が後をたたない現状はなぜ生まれるのか考えます。 ■嫌がられても“ママタレ”が増える理由 振り返ると、「ママタレ」というキャラクターはいつから当たり前の存在になったのでしょう。その昔はアグネス・チャンさん(61)あたりが有名だったのかもしれませんが、今や芸能界の子持ち女性をみると、あの人もあの人もママをアピールポイントの1つにしているような……。 タレントさんであればブログで食事や子供の成長記録を公開し、女優さんであればママ役を積極的に演じ「自分も母になって演じることで、いろいろ考えさせられます」なんてコメントを発するのが定番です。 飽和状態といわれているのに、それでも女性たちがママタレ枠を目指す。その理由の1つとして、ママキャラという生き方は「特別じゃないのに特別感を見る人に与えることができる」のだと思います。 具体例を出しますと「芸能人ママが作る我が家の食卓」という情報には、特別な準備は不要でもハタから見ると「芸能人の手料理を覗き見れた」というレア感が生まれるものです。同じように「うちの子育てルール」なども“芸能人”というちょっとしたラベルがつくだけで、ただ子育てをしているだけでもレア感のある情報になりやすいもの。 日常に“芸能人ママの~”という主語をつけるだけで、今すぐ共感とレア感を生むコンテンツになるのがママタレなのです。そんな楽なら、誰しもがママタレに移行したくなるのもうなずけます。 ■なぜ引退する女性は聖女扱いなのか 忙しいママにはもってこいの、美味しい要素満点のママキャラ(笑)。飽和するからこそ一部の人から叩かれるのだと思いますが、こと芸能人の場合、堀北さんのように子育て引退(休業)する女性に対して異常なまでの称賛が集まるのも気になります。 堀北さんに対しても「でしゃばるママタレよりずっと好感が持てる」なんて上から目線っぽいコメントも集まっております。専業主婦願望の強い一般人女性に対してはおおむね冷たい目線が集まるのに、芸能人が家庭を優先して引退するとホメるのはなぜなのか……と心底疑問が残ります。 女性には今の時代、国レベルで「生め!働け!輝け!」という追い風っぽいプレッシャーがかっているわけですが、そんな追い風の裏側には「でも男以上にでしゃばるのはナシね」くらいに思っている人が多いのかな、なんて思います。 その証拠が、芸能人という“ある意味でしゃばるのが仕事”の女性たちに対するママタレ批判、そして子育て引退称賛の空気なのかもしれません。 堀北さんの引退はとても残念ですが、彼女の引退が称賛される様子には若干男の幻想すらも感じた今回の話。 とりあえず堀北さんのニュースから「清楚で多くを語らない女の評価の高さ」を痛感したわけですが、結局いつもどおり長ったらしく、ネチネチと多くを語ってしまった女の私なのでした。
2017年03月03日女優の川口春奈と俳優の上杉柊平が1日、都内で行われた映画『一週間フレンズ。』の大ヒットイベントに登場した。原作は、葉月抹茶が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。作品の評判について、川口はTwitterなどのSNSを見てしまうと告白し、「敏感ですね、やっぱりね。単純に気になる。私たちが全力で作った作品がどういう風に届くんだろうなというのが」と心境を明かした。一方、「Twitterをやっていない」という上杉は、「昔バイトしてたお店の店長さんとか、映画をなかなか見ないという方がが連絡くれたりして、反響を実感してます」と、良い評判に嬉しそうな様子を見せた。Twitterでは、作中の文化祭シーンでハワイアンカフェを開く場面などの人気が高かったというが、”ムームー”姿を褒められた川口は、自分でも「かわいかった。あれはかわいかった。うん」と納得。また、自身の好きな台詞は「一番最後に発する言葉」と明かした。上杉が「僕も最後かな」と同意すると、川口は「いや、違うの言った方がいいんじゃない? 一緒だとあれだから。まだあるでしょ?」と的確なダメ出し。上杉が素直に「図書室で香織(川口)にいう台詞」と変更すると、川口も「いいと思います」と頷いていた。
2017年03月01日堀北真希(28)が28日をもって所属事務所との契約を終了し芸能界を引退した。 堀北は事務所を通じて《これまでやってまいりましたお仕事から離れることを決意致しました》とコメントを発表。15年8月に山本耕史(40)と結婚して1児のママとなったが、契約が切れるタイミングで家庭に入ることを決断した。事務所も引退理由について「家庭に専念して暮らしていきたいという、本人の思いを尊重した」と説明しているという。 そうした家庭への強い憧れの陰には彼女の育った環境が影響しているようだ。堀北の実家は、東京郊外にあった。アパートの住人は当時についてこう明かしている。「堀北家は美人三姉妹として評判でした。真希ちゃんは長女で責任感が強く、いつも妹たちの面倒を見ていました。6畳が3部屋の2DKに家族5人暮らし。仲の良いご家族で、ケンカなどの怒鳴り声は一度も聞こえてきませんでした。真希ちゃんが女優になって引っ越した後も、ご両親は6年前までここに住んでいましたよ」たとえ狭い家でも、親子5人が仲よく肩を寄せ合う――。そんな家族のぬくもりに包まれて成長した堀北は「いつか自分の家族みたいな明るく温かい家庭を作りたい!」という願いを秘めていたのだろう。 前出のコメントに続いて、堀北はこう思いを綴っている。 《現在私は母になり、愛する家族と幸せな日々を送っています。このあたたかで、かけがえのない幸せを全力で守っていきたいと思います》
2017年03月01日女優の堀北真希が、2月末日をもって芸能界を引退することを発表。公式サイトでは直筆のコメントを載せ、現在幸せな家庭生活を送っていると心中を告白した。堀北さんは、2003年ごろから女優として活動をスタート。「ケータイ刑事 銭形舞」「電車男」などのドラマ出演を経て、2005年放送のドラマ「野ブタ。をプロデュース」で「KAT-TUN」亀梨和也&山下智久とヒロイン役で共演し大ブレイク。同年の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』での演技が高く評価され、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞。その後も数々の映画・ドラマで活躍し、2012年NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のヒロイン役で幅広い世代からの人気を集めた。最近では、「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」での主人公役が記憶に新しい。女優として確固たる人気を誇るなか、2015年に俳優・山本耕史と結婚。翌2016年には第一子を妊娠・出産を報告した。今回、公式サイトにて「この度、これまでやってまいりましたお仕事から離れることを決意致しました」と芸能界引退を発表。理由については「現在私は母になり、愛する家族と幸せな日々を送っています。このあたたかで、かけがえのない幸せを全力で守っていきたいと思っています」と説明した。「夫とも話し合い、私の気持ちを尊重してくれました。これからも2人で力を合わせ、愛情いっぱいの家庭を築いていきたいと思います」と抱負を述べ、「いつも応援してくださったファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様、素晴らしい14年間を本当にありがとうございました」と締めくくった。所属事務所「SWEET POWER」からは、この度の引退について「長い間応援して下さった皆様には、突然のご報告となってしまい大変申し訳ございません。デビュー以来14年、皆様のお陰でたくさんの仕事に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです」「今後、家庭に専念し暮らしていきたいという本人の思いを尊重して、彼女の人生を温かく応援して頂けますと幸いです」と堀北さんを慮るコメントを寄せた。(text:cinemacafe.net)
2017年03月01日女優の川口春奈(22)が19日、自身のブログを更新し、俳優の山﨑賢人(22)と初共演でW主演を務めた映画『一週間フレンズ。』への思いをつづった。川口は「一週間フレンズ。2/18昨日より全国公開しました!」と書き出し、「スタッフキャストみんなが待ちに待った公開でした。色々と私たちが語っても結局見てくれる方の気持ちだと思うので話したいことはたくさんあるのですが多くは語りません」とコメント。「ただ公開するまでは早く観てほしい!早く公開してー!と思っていた気持ちが公開した途端とてつもなく寂しくて離れていくような気持ちになりました。」と心境の変化を打ち明け、「それくらいわたしにとって大きく大切な作品だったのだと改めて感じました」とつづった。そして、「記憶障害を抱く女の子とその女の子のそばに寄り添う純粋でピュアな男の子。友情、家族愛、誰かをまっすぐに思う恋心120分の中にたくさんの愛が詰まっていて切なくもどこかあったかくほのぼのする作品になっているんじゃないかと思っております」と作品の魅力を説明。「たくさんの人に届いてほしいと思ってます!大切な人の事を思いながらご覧になっていただけたら嬉しいです」と願った。公開翌日に更新されたブログだが、「イチフレ 良かったです 今日も観に行けたらなと思ってます」「何度でも観たく成る映画」「春奈ちゃんとっても可愛かったし、すごく感動しました!もう泣いちゃいましたよ~」「さいっこうの作品!!」「既に3回観させてもらいました!何度観ても涙してしまいます」「胸キュンシーンいっぱいあったね。笑」と絶賛のコメントが続々。自撮り写真にも「春奈ちゃんほんと可愛い!」「やっぱり、かわいいなぁ」と称賛の声が寄せられている。
2017年02月20日映画『一週間フレンズ。』の公開前夜祭が2月17日(金)、東京・新宿ピカデリーで行われ、ダブル主演を務める川口春奈、山崎賢人が出席した。シリーズ累計発行部数170万部を超える、葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した本作。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の藤宮香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹(山崎さん)のピュアで切ない青春ストーリーが描かれる。川口さんは「壁がなくてスーッと入っていけました。(長谷は)明るくまっすぐなキャラクターですが、山崎くんが演じる長谷くんが大好きになりました」とはにかみながら、山崎さんとの初共演をコメント。山崎さんも「春奈ちゃんも壁を感じさせない人で、自然と話しかけられた」とそのフレンドリーな人柄をふり返った。イベント中、MCのマイクが不調になるハプニングが起こると、山崎さんは自分が持つマイクをさっと手渡すナイスフォロー。これには川口さんも「だから、みんな好きになる」と山崎さんの心づかいに感心しきりだった。本編中の注目シーンを問われた川口さんは、「下駄箱で2人が見つめ合うシーン」と即答。「クラインイン初日の最初のカットで、緊張したし、照れや恥ずかしさ、初々しさがある」と語ると、山崎さんも「時系列ではもっと後のほうのシーンなので、いい緊張感がありましたし、『初日に撮ったんだ』と思って観てもらえれば」と話していた。全国封切り日にあたる2月18日(土)には、同じ新宿ピカデリーにて、川口さんと山崎さん、共演する松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督が登壇し、初日舞台挨拶が行われる予定になっている。『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年02月17日女優の川口春奈が11日、東京・神保町の三省堂書店神保町本店でカレンダー『川口春奈 CALENDAR 2017年』(発売中 2,500円税抜 発売元:東京ニュース通信社)の発売記念イベントを行った。オーストラリアで撮影された同カレンダーは、川口が芸能生活10周年を企画したもので、自然体の表情から大人っぽい仕草までバラエティーに富んだ写真を掲載。さらには「365日が記念日」というテーマのもと、川口の記念日が記されている。シックな黒の花柄ワンピースで会見場に登場した川口は「オーストラリアは初めて行った場所で、何も考えずに背伸びせずリラックスできました。出来上がりが楽しみだったんですけど、いい写真が撮れてうれしかったです」とカレンダーの出来に満足げ。5月に掲載された大人っぽい写真がお気に入りだといい、「どれもいい写真でしたが、メルボルンで撮らせていただいた写真を選びました。ぐっと衣装もメイクも今までにない大人っぽさを出せたと思っています」と自信を見せ、「今までにも何冊かカレンダーを出させていただきましたが、等身大の表情も撮れているので良い物になっていると思います。自己採点は100点満点です」と胸を張った。イベントの前日に22歳となったばかりだという川口。「22歳というよりは、芸能生活10周年の方が大きいですね。10年は長かったしあっという間だったし、色んな人や作品、ファンの方に出会えた10年間でした。これから5年後10年後はどうなるか分かりませんが、楽しんでいけたらと思っています」と語りながら、誕生日当日は「家にいました(笑)。すごい雪が降っていたし寒かったので家にいながらテレビを見てました。でも友だちとご飯に行きましたけどね」とコメント。また、もうすぐ訪れるバレンタインデーは「チョコは作りたいですね。皆さんに大量生産してお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたいです。本命はないですね(笑)。つまんなくてすみません」と話していた。
2017年02月12日女優の川口春奈が6日、主演映画『一週間フレンズ。』バレンタイントークイベントに、共演の松尾太陽(超特急)、上杉柊平、高橋春織とともに登場した。原作は、葉月抹茶が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎賢人)の切ない青春物語が描かれる。イベントでは、10日に22歳の誕生日をむかえる川口にサプライズプレゼントが。シークレットゲストとして登場したのは、同作の主題歌を担当したスキマスイッチの大橋卓弥&常田真太郎だった。花束を持った2人が登場し、主題歌である「奏」を弾き語りバージョンで披露すると、川口の目からは涙が流れ、大号泣に。「本当に大好きな曲なんです」と喜ぶ川口に、常田は「川口さんの為に、みんなが内緒でサプライズを用意していたので、とても緊張しました。こういう場で歌を披露できて僕らもとても嬉しいです」と話しかけた。また、大橋も「奏は僕らにとっても大切な曲です。昔の歌をこうやって主題歌として選んで頂いた上に、本編でも素敵な使い方をして頂いていて、感謝しています」と笑顔で語り、改めて「お誕生日おめでとうございます!」と川口の22歳を祝った。
2017年02月06日女優の川口春奈が2月6日(月)、都内で行われた主演作『一週間フレンズ。』の公開直前イベントに出席。10日に22歳の誕生日を迎える川口さんのために、人気デュオ「スキマスイッチ」が主題歌「奏(かなで)」をサプライズ披露すると、川口さんは感涙していた。もともと同曲の大ファンだという川口さん。「スキマスイッチ」の大橋卓弥、常田真太郎とは初対面だといい、「すごくうれしいですし、びっくりしました」と喜びもひとしお。大粒の涙を流しながら、2人の演奏に耳を傾け「歌詞が映画の世界観に合っている。私にとって大事な作品に、大好きな曲を使わせていただき、光栄です」と言葉を詰まらせた。一方、「スキマスイッチ」の2人も「サプライズなので、緊張しましたね。僕らにとっても大切な曲なので、感謝しています」(大橋さん)、「ずっと内緒で進行していたので、とても緊張しました」(常田さん)とサプライズ成功に安堵の表情を浮かべていた。葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した本作。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹のピュアで切ない青春ストーリーで、俳優の山崎賢人が、祐樹を演じている。イベントには共演する松尾太陽、上杉柊平、高橋春織が駆けつけた。『一週間フレンズ。』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年02月06日