歌手の香西かおりが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。香西は今回「すき~真田丸スペシャルver.~」を披露。NHK大河ドラマ『真田丸』をイメージしたステージを、タレントの橋本マナミがバックダンスで盛り上げる。実は橋本とは今日が初対面だという香西だが、橋本について「すごくかわいらしくセクシー」と印象を語り、ダンスは「すごく練習されたように伺ってます」と明かした。橋本と体が接近するような場面も含め「ステージ全体が熱を持って、気合いを感じます」と、ステージへの喜びを表した。また香西はコラボすることになった『真田丸』の魅力について「草刈正雄さんの甘いマスク」と表しはにかんだ。さらにドラマ全体が「キャスティングもイキイキしていて、この時代にもしかしたらこんな人がいたかもしれない、という人物像」だと熱く語り、”真田丸”ファンの姿を見せた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日女優の桃井かおりが8月20日(土)、都内で2度目のメガホン作となる『火 Hee』の初日舞台挨拶を行った。桃井さんは主演も務めており、その理由を「桃井かおりを使うのが一番リーズナブルだから(笑)」と笑いを誘った。監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映された本作。かつて放火を犯した娼婦(桃井さん)が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する。晴れの公開初日にも関わらず、朝方から大雨が降り出し「ゾッとしました」と桃井さん。それでも会場となった渋谷のシアター・イメージフォーラムには、多くのファンが駆けつけて「オリンピックもあるのに来てくださった皆さん、1人1人にキスしたいくらい。人生で初めて、芸能界にいて良かったと思う。最高に幸せ!」と感無量の面持ちだった。撮影はロスにある桃井さんの自宅で行われ、「予算や私自身のスケジュールの関係で、撮影は10日間。ほかの監督には申し訳ないけど、生活しながら映画撮れるじゃんと思って」と強い手応え。今後の監督業については、「たくらみもせず、おとなしく待っていて、いつか機会があれば全力に。健気でしょ(笑)。ただ、次はお客さんを動員できる人(キャスト)がいい」と展望を語った。初日舞台挨拶には原作者の中村文則氏が駆けつけ、「原作の本質を完全に捉えていると同時に、100%桃井さんの世界観。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、それが成立するのが、映画の奇跡だと思う」と最上級のべた褒め。中村氏の大ファンである桃井さんは「憧れの方に“良し”と言っていただけるなんて、幸せ」と再び満面の笑みを浮かべていた。『火 Hee』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日女優の桃井かおりが監督・脚本・主演を務め、今年2月のベルリン国際映画祭フォーラム部門でワールド・プレミア上映されるや目の肥えた観客たちを魅了した『火 Hee』。本作が8月に劇場公開されることが決定し、その予告編映像とメインビジュアルが解禁、桃井監督と原作者・中村文則からコメントが到着した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に、1人の女性とエレベーターで遭遇。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし、彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼いころに家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。2006年公開の『SAYURI』以降、拠点をロサンゼルスに移し、国際的に活躍する女優・桃井さん。本作は、待望の監督作第2弾で、「土の中の子供」で芥川賞を受賞した若きベストセラー作家・中村氏との異色のタッグが実現。“犯罪小説”への貢献を讃える米国の文学賞「デイビッド・グーディス賞」を受賞するなど海外での評価も高い中村氏の作品で、桃井さんが脚本から手がけたのは、かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する短編「火」。今回、ベルリン国際映画祭でプレミア上映されて以来、各国の映画祭からの熱狂的オファーが絶えない本作から予告編映像が解禁。奇怪の言動をとり続けるある女性の “確かな生”を、圧倒的な存在感で桃井さんが演じ、この不穏な物語の中で、「火は勝手に燃え広がっていくから止められないもの」「私の話してること全部でたらめだと思ってるんでしょ」と、ひとり語るその迫力には思わず身がすくんでしまいそうになる。そんな本作に対し、原作者・中村氏は「桃井さんの圧倒的な才能に戦慄しました。何てすごいんだろう。この映画はきっと伝説になる」と、本作の放つ魅力を端的に表現。また、監督・主演・脚本の三役を務めた桃井さんは、原作について「主人公がただ喋り続ける、ト書きさえないという、とにかく画期的な小説」と語り、「最初、奥山和由プロデューサーから出演のお誘いがあり、その後すぐ『桃井さんが監督するっていうのもアリかな?』と仰っていただいたんです。中村文則氏や奥山さんの勇気に比べれば、桃井が引き受けたことなど大したことではありませんが、この作品は彼らの勇気に報いる覚悟がなければならないと痛感していました」とコメント。「主人公の女は、放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、零れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある。誰でもいいからつながろうと生きている。どこかいまの時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです」と、本作に込めた思いに触れている。『火 Hee』は8月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日第8回沖縄国際映画祭の特別招待作品『火 Hee』が4月23日(土)、沖縄・シネマパレットにて上映され、監督兼主演を務めた桃井かおりが、自身のものまねをしている芸人の椿鬼奴とともに登壇した。会場には桃井さんがCMに出演していることから、沖縄のSK-IIスタッフが駆け付け花束を贈呈すると、すかさず椿さんが「クリアな素肌へ…」とCMの台詞を言ってみせ、桃井さんを笑顔にさせていた。『火 Hee』は、芥川賞や大江健三郎賞など数々の賞を受賞した中村文則氏の「銃」に収録された傑作短編小説「火」を原作に、桃井さん自身が脚本を手がけた。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田が、ひょんなことから火に執着する精神疾患を持つ一人の女性と出会い、彼女の壮絶な人生に付き合うことになる。すでに桃井さんから「桃井かおりはあげた」と、ものまねの“公認”をもらっている椿さんは、颯爽と登場するやいなや、「湿度がロスと違うから仕上がりが違うかもしれない。ご覧いただいてありがとうございました」と、すっかり桃井さんとしてコメント。桃井さんも「真似しやすい要素はあったでしょう。日本にいなくてもCMがきてるのも、鬼奴さんや清水ミチコさんたちのおかげだと思っています」とジョークで会場を沸かせた。2005年公開の『SAYURI』以降ハリウッドに拠点を移し、世界を股にかけて活躍する桃井さんは、監督としては本作で2作品目となる。撮影をふり返り、「お金もあまりない映画で、10日間で撮ったの。すごいでしょ?全部自宅で撮ったんです」と低予算ならではの映画製作秘話を明かした。さらに、「この映画で監督も主演も衣装もやって、(映画に出てくる)すき焼きの肉はうちのだし、お皿もうちの」とアットホームな様子を話すと、横から椿さんが「すごいおしゃれな家…」とため息をついていた。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinamacafe.net)
2016年04月23日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が、俳優の渡部秀との2人舞台『ボクの穴、彼の穴。』に出演することが6日、わかった。原作はイタリア人童話作家デビッド・カリの絵本で、翻訳は松尾スズキ。舞台への翻案・脚本・演出を、2012年に「◯◯トアル風景」で岸田國士戯曲賞を受賞したノゾエ征爾が務める。戦場の塹壕に取り残された兵士が互いに相手を「モンスター」だと信じ、疑心暗鬼に陥っていく姿を描く。金髪と筋肉が特徴で、フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』などでも活躍する塚田は、「初主演! 初二人芝居! 初めての事ばかりですけどすてきな作品をお届けできるように全力で頑張りマッスル!」と気合を入れた。2010年に『仮面ライダーオーズ/○○』で主演を務めて以来さまざまなドラマ・舞台に出演する渡部も「今回舞台で触れる『戦争』は、僕らが漠然とイメージする『戦争』とは少し違っていて、個人対個人の小さな火種を描く作品になります。穴の中で疑心暗鬼、そんな極限状態で自分の中から出て来るナニカをみつけて舞台上で表現してみたいと思います」と舞台のテーマに思いを乗せた。原作翻訳を務めた松尾スズキのゼミをきっかけに演劇をはじめたというノゾエは、「塚田さん、渡部さんの、そのみずみずしい、現代の若者の身体と感性に、すごく期待が膨らんでいます。絵本原作の今作に、お二人の人間味を表出できたらと思っています」と主演2人に期待を寄せる。また、「『戦争』×『現代日本で生きる僕らの身体』から、あらためて、人間の儚さ、愚かさ、おかしさ、そして何よりもいとおしさを抽出できたらと思っています。それは、僕らにとってものすごく大切なもので、何度気付いても、何度も忘れてしまうものです。そうしてまた戦争がはじまっていくわけですが」と、戦争についての思いを語った。公演は5月21日~28日、パルコ劇場で行われる。
2016年04月06日桃井かおりが2月16日(火)、第70回毎日映画コンクールの表彰式に出席し、映画界の発展に寄与した女優に贈られる「田中絹代賞」を受賞。受賞挨拶および式後の報道陣の取材で奔放な発言を連発し会場をわかせた。同賞は偉大な女優・田中絹代さんを称え、これに続く功績を残した名女優に贈られる賞として1985年に創設された。桃井さんは自身の監督作、および出演している海外作品を含め計3本が出品されているベルリン国際映画祭に参加していたが、この日の表彰式のために今朝、帰国し会場に駆け付けた。「嫌いな映画人もいっぱいいるけど、今日は好きな人ばかり来ているので、その中に混ぜてもらえて緊張しています」とユーモアたっぷりの挨拶で会場を沸かせる桃井さん。田中さんとはドラマ「たった一人の反乱」以来、「前略おふくろ様」など数々の作品で共演しており「ずいぶんかわいがってもらった」という。田中さんが映画界からテレビに活動の場を移した際、現場で「田中は新人で出ておりますので、これからよろしくお願いいたします」と挨拶されたそうで、桃井さんは何も知らず「『これからデビューじゃ大変だな』と思った(苦笑)」というエピソードを披露し「この歳になると恐ろしい…」と語っていた。「(初めて会った時の田中さんの)年頃に桃井もなって、とうとうこの賞をいただいたことをご報告して、バカ笑いしてもらいたい」と嬉しそうに語った。セレモニー後、報道陣の取材に応じた桃井さんは、『野火』で男優主演賞、監督賞の2冠に輝いた塚本晋也監督と共に登場。以前から塚本作品の大ファンだそうで「お見かけするたびに『大好きです』とつぶやいてるけど、出してくれないんです」と公の場で出演ラブコール!桃井さんは世界中を回る中で、海外での塚本作品の人気の高さを実感しており「死ぬまでに出ないと、世界で寂しい思いをしてしまうので」と熱く語る。『野火』に関して、自身の財産を削って作品につぎ込んだという塚本監督だが、そんな監督を安心させるべく(?)、桃井さんは「桃井はノーギャラですので。昨年、イギリスやスペインの作品を含めて5本の映画に出ましたが、3本はノーギャラ!CMで儲かっているので強気です(笑)」と気に入った作品であれば、予算や報酬に関係なく出演するとあけすけに語った。映画祭や撮影など、忙しい日々を送る桃井さん。昨年、交際していた年上の音楽プロデューサーと婚姻届を提出したことを発表したが、夫も同様に仕事で忙しいようで「一緒になる時の条件が『仕事を辞めること』だったのに、なんで2人とも走り回ってるのか…(苦笑)?(依頼が)来たらついついやりたくなっちゃう」と2人とも全くその条件を守っていないよう。もともと、入籍自体「じゃんけんをするように決めた」とのことだが、結婚生活を通じて「普通の生活がこんなにいいって知らず、(結婚で)変わりました!」と自らの変化について語っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日桃井かおり監督2作目にして主演を務める『火Hee』。先日、本作の第66回ベルリン国際映画祭への出品が発表されたが、2月11日(現地時間)、主演2作を引っさげ桃井さんがレッドカーペットに登場した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。芥川賞や大江健三郎賞をはじめ数々の賞を受賞し、世界的にも評価されている作家・中村文則の「銃」に収録される傑作短編小説「火」を映画化した本作。桃井さん自らが脚本構成し、アメリカ・ロサンゼルスの自宅を撮影現場にして監督した意欲作だ。ドイツ・ベルリンにて2月11日より開催中のベルリン国際映画祭にて桃井さんは、オープニング上映作であるコーエン兄弟監督最新作『ヘイル、シーザー!』など作品ゲストが続々と登場する中、「フォーラム部門」に招待された本作と、「パノラマ部門」に招待されたドイツ人ドリス・デリエ監督作品『Fukushima Mon Amour』(原題)の主演作2本を引っさげレッドカーペットに登場。レッドカーペットにて桃井さんは、「ほんとうにうれしい!感無量!」と英語で話し、「とても、勇気あるスタッフや出資していただいたの方々のおかげで、映画が撮れて、こうやって映画祭にも来れて、その度に応援してくれる人が増えて、またここにみんなに歓迎されてここに立っていることに感動しています。もうこれで、明日死んでも後悔はないというピークに来てるような感じです。これで”桃井かおり”が終わっても後悔がない、いい締めくくリができているような気がします。もう舞い上がってしまうほど、幸せな時間をすごさせて頂いています。お陰様です、ありがとうございます。Thank you so much!」と感謝の気持ちを述べた。また12日(現地時間)の22時には、本作のワールドプレミア上映に桃井さん出席し、舞台挨拶、質疑応答が行われる。すでに上映チケットは完売し、プレス試写会も満席になっており、大きな注目を集めているようだ。初監督作品『無花果の顔』がベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式出品され、NETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞している桃井さん。今年も2作品での受賞に期待が集まる。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日女優で監督の顔を持つ桃井かおりの監督作第2弾『火 Hee』が、2月11日(現地時間)より行われる第66回ベルリン国際映画祭で上映されることが決定した。これに次いで、本作で監督・主演を務めた桃井さんのコメントも到着した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。原作は、芥川賞や大江健三郎賞をはじめ数々の賞を受賞し、世界的にも評価されている作家・中村文則の「銃」に収録される傑作短編小説「火」(河出文庫版)。今回上映されることが決定したのは、ドイツのベルリンで毎年2月に開催されるベルリン国際映画祭。カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並び世界三大映画祭のひとつに数えられ、全世界が注目する映画祭だ。今年も、2月11日~21日に開催され、本作はフォーラム部門でワールドプレミア上映される。脚本執筆と監督業に加えて、本作品で主演も務める桃井さん。本映画祭では、本作品のほかにパノラマ部門に出品されるドイツ人ドリス・デリエ監督作品『Fukushima, mon Amour』にも出演している。また、監督デビュー作品『無花果の顔』は、2007年のベルリン国際映画祭にてNETPAC賞を受賞したほか、11の映画祭で上映され、4つの賞を受賞。本作にも大いなる注目を集めている。<桃井かおりコメント>原作を読んだ時、一番に浮かんだのは何故か、刑務所の檻の中で壁に描いた絵に、ただただ話しかけ続けている死刑囚の姿だった。映画の女は、ただただ喋り続ける。誰かを信じた訳でも、話さなければ成らない理由もなく、話すべき価値も無いことを…そして一人、勝手に真実に近づいていくこの女が、哀れだ。哀れだが何処か羨ましく、戦士の様でもある。“あなたと私は同罪なのに…だってあなたが見てるから、私は見られてるんでしょ?見てる人間と、見られてる人間は、同じ重さで向かい合ってなきゃいけないはずなのに!!”女優は喋り続けるこの膨大な言葉をただ食べ尽くす、食べながらますます食欲が湧いて、そのまま行ければ、どんなモノになって行くのか?10日間の撮影中、私が眺めていたのはそんなモノだった。私たちは彼女の言葉どうり、同じ重さで向かい合った。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年01月21日エー・ピーカンパニーが運営する、地鶏の炭火焼とその土地の料理を提供する居酒屋「塚田農場」は12月2日 10時、東京都港区・エキュート品川 サウスに弁当や惣菜を販売する専門店「塚田農場OBENTO&DELI」を初出店する。○旅のお供や家族で、「塚田農場」の弁当を味わえる「塚田農場」では、生産者の顔が見えるこだわりの食材を使用した、手作りの弁当を提供。2014年7月に弁当事業を開始させ、2015年7月に法人化した塚田農場プラスが運営を行い、今回は初の駅ナカにて単独店舗出店となる。同店定番の「絶品!塚だまタルタル チキン南蛮弁当」は、タルタルソースに至るまで手作り。甘酢を絡ませたふっくらジューシーなから揚げと、タルタルの相性が抜群だという。価格は790円(税込)。「豪快に炭火で焼き上げた 日南どりの炭火焼弁当」は、職人が一つ一つ丁寧に焼いた炭の香り豊かな日南どりに、甘辛のタレが絡まる味に仕上がっているとのこと。価格は980円(税込)。今回は、オープン記念特典として2つの特典を用意。特典1は、「塚田農場幕の内」を1日限定30食で、通常価格1,800円(税込)のところ1,600円(税込)にて販売。期間は12月2日~6日。特典2は、対象期間内に2,000円(税込)以上購入すると、1日先着50名に塚田農場「壺味噌」をプレゼントする。期間は12月2日~4日。
2015年11月24日サービスの良さで大人気となっている塚田農場では、入店すると主任の名刺をもらうことができる。2回目の来店では課長、5回目で部長となり、それぞれの段階で出世祝いまでもらえる。そして来店51回目では、何かスゴイことが起こるらしい。それを楽しみに通っている人も多いという。そんなおもしろい仕組みをもつ塚田農場を運営するのが、エー・ピーカンパニー。マイナビニュースでは前回の取材で、副社長の大久保氏にホスピタリティの秘密について話を聞いたが、今度は会社の方向性について伺った。○場を与えることが人の力を引き出すコツ――店舗を動かすにあたって、新卒の採用も行われていると思うのですが、新入社員を育てるために必要なことはどのようにお考えですか?たとえば、自転車に乗れるようになろうと思った時、「どんなに左足をここにかけて、勢いよくタイヤをこいで……」という説明を聞いたとしても、自転車に乗れることはないでしょう。これが人を育てるためといってやっている従来型の教育。自転車を買って、練習する場(公園)を与える。あとは転んで失敗を繰り返して学んでいく。それが大事だと思うのです。――実際にどんな取り組みを行っていますか?実践で行っているのが、「熱闘甲子園」という取り組み。入社3カ月の新入社員だけで、お店をグランドオープンさせるというもので、店長も料理長も自分達で決め、実際に運営させます。これまでの当社がもつノウハウに沿っていけば、いいお店をつくるのは簡単ですが、それではプロセスを奪った文化祭のようなもので、オーナーシップが育ちません。プロセスを経験することでイノベーションが起き、新たなものが生まれる。だから、失敗するのはわかっても、上司からアドバイスすることはないんです。それでも、六本木や品川など、順調な経営を続ける店が多く誕生しました。○事業変革人材を育てる――大久保さんご自身も店舗担当から副社長にまでかなりのスピードだと思うのですが、大変ではなかったのでしょうか?もちろん最初は難しかったですね(笑)。もともとは社長が「うまいものを出せば売れる」と言っていて、その通りに売れていたんです。でもそれだけではない時代が来る、ソフトも加えればもっと上に行けると思い、「じゃあサービスを強化しよう」と実行するようになったんです。でも例えば金曜の8時に、ホールからキッチンに「お通しで余ったキャベツを千切りにしてくれ」と言ったとして、普通はやりたくないですよね(笑)。やらなければいけないんだということを、社内全体に落としていくのに、3年くらいかかりました。大変だとは思わなかったですが、時間はかかっていますね。――そういった方向転換を良しとしない会社もあると思うのですが、全社に広まること自体がすごいなとやっぱり、業績を上げたからというのはありますね。錦糸町店の売上が圧倒的になったので。それを全店に浸透させようと流れができました。ただ、次にやってくる波として、まわりの店舗が新しいことを考えられなくなってしまうことを危惧しています。それを崩している最中なんですよ。1歩ずつ事業部に権限移譲を行っています。「事業変革人材」を生み出すことが必要となってきます。○時代とともに、どんどん形を変えていくことが必要――いまインターネットなどで話題になっていることについては、嬉しい気持ちなのでしょうか?危機感の方が大きいですね。流行りではだめなので。――では、今後の展開としてはどのようなことをお考えですか?すでにシンガポールに子会社をつくり、ASEAN、中国を中心に出店を行っています。今後は、アメリカ、アセアン、中国などに店舗を増やしていく予定です。海外の店舗においても、日本の食、素材、おもてなしを提供しながら、その地の事業を探っていく、そんな形で進んでいけたらと思っています。当社では、外食が大きな収益基盤となっているので、この部門は外せません。しかし今後は、家庭環境の変化によって夜間に飲食店で働けない社員が出てくるといった状況が予測できるため、その受け皿としてウエディング、おべんとラボ、通販のECサイト外販など、食の総合商社として新たな分野への新規参入を考えています。――時代と共に塚田農場も形を変えていくのでしょうか?今は多くのお客様にご支持いただいていますが、ずっとこのままというわけにはいかないと思います。時代に合わせてソフトを変えていかなければ、置いていかれてしまう。その戦略を考えるのは、これまで私の役目だったんですが、やはりこれからはそれを考えられる事業変革人材を生み出さなければいけない。だから、私がシンガポールへ行ったということもあります。そうすることで、日本にいる色々な人にチャンスを与え、自分で何かを生み出す力をつけてもらいたいと思っています。そういう場合は自分でやる時よりももっとよく見ていなくてはいけないし、口も出せないのですごいストレスなんですよね(笑)。でも、どんどん人材が生み出されることで、5年後の塚田農場も当社も、まったく違う形になっているかもしれないと思っています。
2015年06月29日女優の桃井かおりが、日本とバルト諸国初の共同制作作品となる映画『魔法の着物』(2016年秋公開予定)で主演を務めることが、このほど明らかになった。監督は、アカデミー賞外国語映画部門リトアニア代表作品になった『LOSS』(2009年)のマリス・マルティンソンス。桃井とは『AMAYA/邦題「雨夜 香港コンフィデンシャル」』(2011年)、『Oki - in the middle of the ocean』(2014年)に続く3作目のタッグとなり、神戸市とラトビアのリガ市との姉妹都市提携40周年を記念して制作される。また、日本とバルト諸国初の国際共同制作作品であり、神戸が姉妹都市と共同制作することは初の試みとなる。桃井演じる主人公の日本人女性は、ある出来事をきっかけに自分の殻に閉じこもってしまい、未知の国・ラトビアのリガへと旅立つ。文化の違いに戸惑いながらも、着物を通して現地の人たちと交流を深め、次第に心を開いていく彼女。さらに行方不明になっていた夫との再会などさまざまな経験を重ねて、見失っていた自分自身を発見していく。桃井は、「無抵抗で、命をかけて、独立を勝ち取ったラトビア。たった20数年前の話です」と背景に触れ、「自然災害に痛めつけられた日本人も、自分たちの手で立ち直ろうとしています」と日本との共通点を指摘。本作を「神戸からリガに流されるように行き着いた主人公が経験する奇跡は、失った愛しいモノを取り戻す旅なのかもしれません」と読み解き、「ラトビア人と今のこの日本人だからこそできるお伽噺(とぎばなし)が、きっと作れるんじゃないかと思っています」と期待を寄せている。撮影は、8月15日からラトビアの首都・リガでスタートし、10月より神戸での撮影を予定している。
2015年02月16日10月9日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優ユニットsweet ARMSより野水伊織と佐土原かおりが出演する。sweet ARMSは野水、佐土原のほかに、富樫美鈴、味里が所属する4人組女性声優ユニット。番組では4人が普段どんなトークで盛り上がっているのかを明かす。また、ふたりが収集しているものを写真で紹介する企画や、小説を書くのが趣味である野水の作品を、野水と佐土原のふたりで朗読する企画などが用意されている。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、野水、佐土原のふたりが漢検二級ということで、漢字が大好きな番組MC雨宮天がクイズを出題。これまでも番組中に漢字について熱く語り、出演者を圧倒していた雨宮との漢字トークは盛り上がりそうだ。「もりもり写真みせちゃいます!」のコーナーでは、佐土原の学生時代の写真や、特技のドラムプレイ映像を披露。メイド喫茶で勤務していた経験もあるという野水は、メイド姿の写真を紹介する。アニメぴあちゃんねるは10月9日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:10月9日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) / 朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目)/ タカオユキゲスト:野水伊織(sweet ARMS) / 佐土原かおり(sweet ARMS)
2014年10月09日女優、桃井かおりが1月27日(木)、東京・新宿区のスタジオで、声優初挑戦となるアニメ映画『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』(志水淳児監督)のアフレコ収録に臨んだ。週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の「トリコ」(島袋光年原作)の初映画化で、未知なる美味を探求するグルメ時代を舞台に、カリスマ美食屋トリコと少年ペック(桃井さん)が怪鳥ゲロルド退治のため、食うか食われるかのバトルに挑むグルメアドベンチャー。取材陣に披露する模擬アフレコからテンション高めの桃井さんは、プロデューサーからもう一度と声がかかると「え、なんで?」と桃井節全開。模擬を終えると、「いつも私に合わせてもらっていて人に合わせるってやっていないから、口が合わなくて大変」と初声優の感想。とはいえ「まあキャラクターは作っちゃったので。この子(ペック)、お父さん死んでいて母子家庭だから。いつも女優のときもキャラを作るのと同じかな」と自分のペースでこなした様子。声優にハマった?の問いには「ないっすね。しばらくない。時間くうから、みんな嫌うでしょ?他の声優さんにご迷惑をかけるのも嫌だし」と後ろ向きだった。だが、やってみたい役柄は?と聞かれると、「俳優でやれない変な役。虫とかゴミとか壁とか」となかなかのやる気(?)。一方で、準備中の監督2作目について「これを機会に(同アニメ配給元の)東映さんに、持ちこんでみようと思って。ほんとにお金が集まらなくて止まっているのよ」とボヤキつつちゃっかりPR。内容は「女5人が餃子を作る話。『細雪』みたいな」と言い、「元々(故)市川準監督が撮る予定で、私、主役だったんだけど、撮ることになったので自分はでなくてもいいかな?って。でも出たいの」と状況を説明。キャスティングについて、離婚問題でお騒がせ中の女優、沢尻エリカの起用は?と取材陣から聞かれると、「あー、どうだろう」と考え込みながらも「問題ある人を全部集めてもいいですねぇ」と持ち前の懐の大きさを見せていた。ジャンプHEROES film『トリコ3D開幕!グルメアドベンチャー!!』、『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』は、3月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ONE PIECE 3D 麦わらチェイス 2011年3月19日より全国東映系にて公開© 尾田栄一郎/「2011 ワンピース」製作委員会トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!! 2011年3月19日より全国にて公開© 島袋光年/「2011 トリコ」製作委員会■関連記事:黒ひげがサイトジャックでルフィの行く手阻む?旋風止まらぬ「ONE PIECE」新展開ルフィの手が銀幕から飛び出す?「ONE PIECE」&「トリコ」が2本立て3D映画化
2011年01月27日