俳優・モデルの大友花恋(24)が、あす25日放送の読売テレビ・日本テレビ系『ダウンタウンDX』(毎週木曜後10:00)に出演する。今回は「知られざる苦労!芸能人の上京ストーリー!」と題し、ゲストが浜田雅功に対して自身の波乱万丈な上京ストーリーを披露。ゲストの大友は、高校卒業後の超極貧生活を明かす。中学時代は地元の群馬から東京に通っていた大友は、高校サッカー選手権の応援マネージャーの仕事をきっかけに芸能界に専念し上京することを決意した。浜田が「当時お世話になった人とかいるの?」と聞くと、大友は「最初についてくださったマネージャー。私にとっては東京のお姉ちゃんみたいな存在」と答える。そんな恩人からのボイスメッセージが届き、大友は号泣することになる。また大友は上京直後、母親が金銭管理しており「お金の使い方が芸能界に染まらないように朝300円、昼500円、夜500円と1日1300円で暮らしてました」と話す。その際、ゆでたキャベツに麺つゆをかけた節約料理を食べていたと解説する。■出演ダウンタウン浜田雅功■ゲストアインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)、大友花恋、菊地亜美、せいや(霜降り明星)、新納慎也、西川貴教、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、松田迅(INI)、らぶおじさん
2024年04月24日HOUNDDOGのボーカル・大友康平が19日に自身のアメブロを更新。お別れの会で浮いてしまった自身の服装についてつづった。この日、2023年11月に肝内胆管がんのため亡くなった作家の伊集院静さんのお別れの会に出席した大友は「各界から著名人が出席し祭壇に花を手向けられていました」とお別れの会の様子を説明。「その錚々たる出席者の方々を前にすっかり気後れしてしまいました」とコメントした。続けて「おまけに、案内状に“平服でお越しください”とあったので、革ジャンにデニムという出立ちで出席してしまい浮きまくってしまってました」と明かし「そんな中、『阿川佐和子』さんが気さくに話しかけてくれて本当に助かりました、救われました!」とつづった。また「お別れの会のエンディングに伊集院さんと共作した『ハガネのように 花のように』が流れました」と述べ「伊集院さんとの思い出が瞬時に頭の中を駆け巡りあぶなく号泣するところでした」とコメント。「もっと一緒に飲みたかったです もっと叱られたかったです もっと教えて欲しかったです」と伊集院さんへの思いをつづり「ゆっくりと休んでください。合掌」と追悼し、ブログを締めくくった。
2024年03月20日HOUNDDOGのボーカル・大友康平が18日に自身のアメブロを更新。腎臓に腫瘍が発見されたことを公表し心境を吐露した。この日、大友は「ファンの皆様へ」というタイトルでブログを更新し「この度は、ご心配をおかけして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と検査入院で自身の腎臓に腫瘍が確認されたことについて言及。「何よりライヴをキャンセルせざるを得なくなってしまい楽しみに待っていてくれたファンの皆さんには心からお詫び申し上げます」と謝罪した。続けて「日頃より体調にはいつも注意して来た」といい「なんで俺なの?・・そんな思いに苛まれて、かなり凹んでしまいました」と告白。「しかし、運命は受け入れなくてはなりません」とつづり「幸い、発見も早く、知人の紹介で優秀な先生にも出会えました」と明かした。また「ライヴは一旦キャンセルになってしまいますが」と申し訳なさそうに述べつつ「しばし治療と静養に充てるお時間をいただきましてまた改めてみんなに会える機会を心より楽しみにしています」とコメント。最後に「人生はロックンロールだ!山あり谷ありの“波乱万丈!”こそ生き様だぜ!」「俺は不死身なのだ!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「絶対にステージに帰ってきてください」「待ってます」「ずっと応援してます」「1日も早く良くなることを祈っています」などのコメントが寄せられている。
2024年01月19日HOUNDDOGのボーカル・大友康平が10日に自身のアメブロを更新。突然の訃報に悲痛な胸中を吐露した。この日、大友は「もう一度逢いたい・・」というタイトルでブログを更新。「夕方のニュースで、また突然の訃報が入った。八代亜紀さんが、昨年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため死去していました」と2023年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため亡くなった演歌歌手の八代亜紀さんの訃報について言及し「73歳でした、早過ぎます・・」とつづった。続けて「また、“昭和の輝く星”が天に召されてしまいました」と述べ「数々のヒット曲は全て口ずさむことができるほど名曲揃いです」と説明。「数年前、BS11『八代亜紀のいい歌いい話』という番組に出演させていただきました」と回想し「MC時はまるで少女のように無邪気で明るく いざ歌を歌えば一曲で勝負をつけてしまうほどの存在感のある歌唱力に魅了されたのをはっきり覚えています」とつづった。また「番組内では、“ff”と“もう一度逢いたい”をデュエットさせてもらいました」と明かし「一生の宝物です!!」とコメント。「高倉健さんと倍賞千恵子さんが寄り添いながら“紅白歌合戦”を見ているシーンで流れていた『舟唄』は本当に心に沁みました」と述べ「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
2024年01月11日「大友克洋全集 AKIRAセル画展」が、2023年10月6日(金)から10月24日(火)まで大阪・心斎橋パルコの「スペース14(SPACE14)」にて開催される。大友克洋の『AKIRA』とは?漫画家、 映像監督をはじめ 、 多彩なジャンルで作品を生み出し続ける作家・大友克洋。そんな大友が1982年から1990年にかけて『週刊ヤングマガジン』にて連載していた『AKIRA』は、SF漫画の金字塔とも言える作品だ。新型爆弾によって消滅した東京に変わる日本の新首都「ネオ東京」を舞台に、自称“健康優良不良少年”の主人公・金田と、事故をきっかけに超能力に目覚めたもう1人の主人公・鉄雄、そして物語の核となる超能力者の少年・アキラを中心に壮大なストーリーが繰り広げられる。1988年には、これを原作に大友自らが監督し、劇場版アニメーション映画『AKIRA』を作り上げた。大友私蔵のセル画など貴重資料を公開今回の展覧会「大友克洋全集 AKIRAセル画展」は、大友自らが企画・プロデュースを手掛けた刊行中の「大友克洋全集」の中で、「絵コンテ集」も含め複数回にわたって刊行された関連書籍の中から、劇場版アニメーション映画『AKIRA』のセル画を展示。「原画・レイアウト集」にも収録した大友私蔵のセル画や直筆レイアウト約650点超の中から大友自身が厳選した貴重な作品も目にすることができる。なお、すでに東京では開催され、全日チケット完売の大反響を得た。シーンを分けてセル画を展示セル画展示は「NEO TOKYO」「NIGHT MARE」「CATASTROPHE」といった具合にシーンを分けて行われ、映画の設計も垣間見ることができる。鉄雄の悪夢「ナイト・ベア」シーンの再現フォトスポットまた、撮影可能なフォトスポットでは 、名シーンのひとつである鉄雄の悪夢「ナイト・ベア」のシーンを再現。さらに全集を実際に手にとって見ることができるコーナーも設けている。会場BGMは芸能山城組『Symphonic Suite AKIRA』のリミックス版『AKIRA』と言えば劇中の音楽も魅力のひとつ。会場BGMは、芸能山城組『Symphonic Suite AKIRA』のリミックス・バージョンがBGMとして採用される。限定グッズの販売も会場では限定グッズも販売。Tシャツ、トートバッグ、クリアファイルに加えて、「大友克洋全集」も販売する。【詳細】大友克洋全集 AKIRAセル画展会期:2023年10月6日(金)~10月24日(火)営業時間:10:00〜20:00※入場は閉場時間の30分前まで。最終日は18:00閉場会場:心斎橋 PARCO 14F SPACE14住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3入場料:1,500円入場特典:全集印刷時のゲラ刷り1枚(なくなり次第終了予定)※未就学児は保護者同伴に限り入場可(入場無料)※入場は事前予約制。■チケット情報事前予約販売スタート日:2023年9月15日(金)18:00~プレイガイド:イープラスⒸ2023 MASH・ROOMⒸ1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会
2023年09月04日元SKE48で女優の大場美奈が18日、自身のX(Twitter)を更新し、同日の試合でノーヒットノーランを達成した夫のソフトバンク・石川柊太投手を祝福した。○■プロ野球88人目通算99度目のノーヒットノーラン石川は、18日にペイペイドームで行われた西武戦に先発投手として登板。プロ野球史上88人目、通算99度目のノーヒットノーランを達成した。試合終了直後にXを更新した大場。「ノーヒットノーラン!本当におめでとう」と夫の偉業を称え、泣き顔と拍手の絵文字付きで投稿した。○■石川柊太と2023年1月に結婚大場は2022年にSKE48を卒業。今年1月に石川との結婚を発表し、Instagramで「皆様の応援、支えがあってこその私達です。今後も感謝と初心を忘れることなく、全てのことに励んでまいります」と抱負をつづっていた。
2023年08月18日話題沸騰の北欧サイキックスリラー『イノセンツ』よりエスキル・フォクト監督のコメントが到着。大友克洋のSF漫画「童夢」に影響を受けたシーンについて語っている。さらに場面写真とオマージュを感じさせる漫画のワンシーンも公開された。7月28日公開週末から満席が続出するなど、すでに映画ファンから大きな注目を集めている本作。エスキル・フォクト監督は本作について、大友克洋の漫画「童夢」からインスピレーションを得たと公言しているが、「大友克洋の童夢への北欧からの完璧なアンサー」、「これは童夢実写かと言っても過言でなはい」、「童夢への深い愛情を感じる最高に美しい演出の数々」など、大友ファンからも絶賛と興奮の声が相次いでいる。「童夢」は1983年に発行された大友克洋の傑作漫画で、日本の郊外のマンモス団地で起こる連続不審死事件を巡るモダンホラー。この度、クライマックスの重要シーンである、超能力を持つ悦子がブランコに乗るカットが到着。一方、ノルウェー郊外の団地が舞台のサイキック・スリラーである本作からは、団地の前に立つ主人公イーダと姉のアナの場面写真が解禁。イーダたち少年少女4人が団地のブランコに乗るシーンも登場し、「童夢」からの多大なる影響を感じさせる。フォクト監督は、同じく大友克洋の漫画原作のアニメーション映画『AKIRA』を観て、大友氏が描いたほかの漫画の英訳版がないかを探し、90年代に「童夢」にたどり着いたと話す。そして、ヨアキム・トリアーと共同脚本を手掛けた『テルマ』を製作する際、子どもが生まれていたフォクト監督は「童夢」を読み直し、当時よりもさらに大きな衝撃を受けたという。子どもには大人には分からない秘密の世界があり、そんな大人には分からない子どもだけの世界で起こる物語を映画にしてみたいと思ったそうだ。フォクト監督は、特に「童夢」の最後のクライマックスシーンが素晴らしいと語る。本作でも参考にしたと明かしており、「誰にも気づかれないだろうと思ったのですが、日本公開で皆にバレてしまいますね。日本の皆さんが気に入ってくれることを願います」と本作への多大な影響を語った。「超能力」というモチーフをまったく新しい視点で捉え、子ども、団地という共有のキーワードを「童夢」から受け継いだ本作は、北欧特有の澄み切った夏の陽射し、風のざわめき、水面の波紋などを取り込んだスタイリッシュな映像美も見どころだ。『イノセンツ』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月02日舞台『HUNTER×HUNTER』THE STAGEの公開ゲネプロが12日に東京・天王洲 銀河劇場にて行われ、ゴン役:大友至恩、キルア役:阿久津仁愛、クラピカ役:小越勇輝、レオリオ役:近藤頌利、イルミ役:上田堪大、ヒソカ役:丘山晴己、演出:山崎彬が取材に応じた。同作は冨樫義博による同名コミックの舞台化作。父に会うため、父と同じハンターを目指すべく過酷な試練に立ち向かう主人公・ゴン(大友至恩)と、その仲間となるキルア(阿久津仁愛)・クラピカ(小越勇輝)・レオリオ(近藤頌利)の熱い想いや行動を唯一無二の世界観で描く。ほか上田堪大(イルミ役)、丘山晴己(ヒソカ役)、北村圭吾(シルバ役)、椎名鯛造(ゼノ役)、皇希(ミルキ役)、田鶴翔吾(ゴトー役)、川崎優作(ハンゾー役 ※崎はたつさき)、大高洋夫(ネテロ役)らが出演する。主演で15歳の大友が「これまで4月から稽古が始まってみんな怪我なく初日を迎えられたこと、とても嬉しく思います。安全に千秋楽を迎えられるように楽しく皆さんにお届けできたらなと思います」とコメントすると、周囲のキャストは「かわいい」と親目線を見せる。また丘山は「ヒソカ丘山の丘山晴己です、りんごちゃんたち元気? いい子にしてた? やっと会えるのを楽しみにしています」と自己紹介。「キャストがとても毎日ワクワクドキドキとこの作品に挑ませていただいて、山崎さんも素晴らしいディレクションをくださって、スタッフさんにも支えられてここまでこれて、むう勝ちだなと思います。掴み取ったぞ、ハンティング! って思います。それくらいの気持ちでとにかく毎日過ごしていって、日々前進していって、舞台の魅力は毎回違うということなので、千秋楽までどれだけ僕たちが進化できて、輝けるか、そしてこのストーリーをどれだけ皆さんに届けられるか、ワクワク!」とハッピーな挨拶でキャスト陣も拍手する。稽古中の様子について聞かれると、演出の山崎は「大友くんがオーディションで選ばれた15歳で、オーディションの時からもうとにかく目がゴンだな、素晴らしいなという思いがあって、出ていただくことになったんですけど、舞台自体は経験がなくてゴンが成長していく様を、クラピカ、キルア、レオリオで盛り上げていってという稽古がとにかく印象深かった」と振り返る。大友は「稽古や舞台の経験がないんですけど、その中でもこうしたらいいよとか、こうじゃないかなというのを話しかけていただいたのが嬉しかったし勉強になったし、生かせるなと思います」と自信を持った様子。一方で、丘山が常に「客席を見る」というアドバイスをした日があったというが、山崎は「それは違った」とつっこんでいた。大友については近藤も「週刊少年ジャンプの友情・努力・勝利を体現してるかなと思いました。稽古を積み重ねていく至恩とマッチする部分があるのかな」と表し、阿久津は「瞳が本当に綺麗で、奥底から素直な気持ちのお芝居を提示してくれるので、キルア的には熱い気持ちになれて最高ですね」と絶賛。小越は「僕は何かをアドバイスみたいなことより、プライベート的な部分を探っていければと思って。けっこう動いたりもしてるので、『大丈夫? 疲れてる?』と聞いても、『何がですか?』と、全然ケロッとしたところがゴンっぽい。あっけらかんとしている部分はゴンだなと思いました」と役と重ねていた。丘山は同作について「稽古自体がハンター試験」と表し、近藤も「こんなしんどいと思ってませんでしたね」と苦笑。さまざまな役をキャストが兼ねて演じている部分もあり、上田は「キャストで1番、僕がメイク部屋にいるんじゃないですかね。楽しいですよ、違う目線でこの4人を見たりするのが。イルミだけで作品として見るものと、他の役で見るのと違うし、僕は3役やらせていただくんですけど、3回分皆さんより得している部分でラッキーですね」と語った。公演は東京・天王洲 銀河劇場にて2023年5月12日~28日。撮影:泉山美代子
2023年05月12日2023年1月28日、プロ野球『福岡ソフトバンクホークス』に所属する石川柊太選手が、結婚したことをTwitterで報告しました。お相手は、俳優の大場美奈さん。大場さんは、アイドルグループ『AKB48』と『SKE48』にかつて所属していた元アイドルとしても知られています。同日、2人は連名入りの文章をTwitterに投稿し、結婚への想いをつづりました。この度、石川柊太と大場美奈は入籍したことをご報告させていただきます。これからは温かく優しさに溢れ、笑顔の絶えない幸せな家庭を2人で築いていきます。皆様の応援、支えがあってこその私達です。今後も感謝と初心を忘れることなく全てのことに励んでまいります。まだまだ未熟な私達ですが、これからも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。2023年1月28日石川柊太大場美奈@isikawaZZZーより引用ご報告です。 pic.twitter.com/HmkQVfflxL — 石川 柊太 (@isikawaZZZ) January 28, 2023 プロ野球選手とアイドルの結婚は、2022年12月にもありました。『北海道日本ハムファイターズ』に所属する宇佐見真吾選手と、アイドルグループ『ももいろクローバーZ』の高城れにさんが結婚。ももクロ高城れに&宇佐見真吾『結婚後初デート写真』を公開「熱すぎる!」「お幸せに」当時、Twitterでは『アイドルと結婚』というワードがトレンド入りするほど話題を呼んだのです。今回も、石川選手と大場さんの結婚を受けて、Twitterでは『アイドルと結婚』がトレンド入り。驚きや祝福の声が上がりました。2人はこれから、幸せな結婚生活を送ることでしょう。石川選手、大場さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年01月28日ロックバンド・HOUND DOGの大友康平が出演する、日本マクドナルド・ビーフシチューパイの新CM「パイがすべてさ」編が、6日より放送される。新CMでは、公園のベンチで同商品を食べようとする女性の前に、赤いジャケットを羽織った大友が現れる。驚く女性をよそに、同商品をマイク代わりにして、「パイがすべてさ~」と名曲「ff(フォルティシモ)」の替え歌を熱唱する。
2022年12月01日ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク)は、指揮者の大友直人とともに、沖縄を拠点に活動するオーケストラ、琉球交響楽団を支援するプロジェクト「Symphonic Seeds Project for Okinawa」に取り組んでいく。琉球交響楽団は沖縄唯一のプロオーケストラとして創設され、現在40名余りの楽団員を抱えているが、発足から20年経過した今なお慢性的な資金・人材不足に悩まされており、新たなファンと若い演奏家を育てていく取組みが急務となっている。本プロジェクトは、これまで数々のポップスアーティストと国内のオーケストラとともに、音楽の垣根を越えた新しい音楽体験を創造してきたビルボードクラシックスが、その黎明期より参画している指揮者・大友直人と、大友が音楽監督を務める琉球交響楽団とともに、沖縄の音楽シーンをより豊かにすることを目的として発足された。プロジェクトは、ジャンルの垣根を超えた音楽ファンに琉球交響楽団の演奏、活動を広く知ってもらい、楽団のファンや支援者を増やすことがねらい。全国で開催されるビルボードクラシックス公演会場でのブース展開や、沖縄県内メディアとのタイアップキャンペーンなどで広く周知をはかることが予定されており、23年始めからはプロジェクト立ち上げのキャンペーンとして、県内ラジオのレギュラー番組の開始も予定されている。詳しい情報はビルボードクラシックスWebサイト内に開設された特集ページに順次掲載予定となっている( )。プロジェクトの第1弾として、同じく本日発表された玉置浩二×オーケストラ公演ツアーの新シリーズ【billboard classics玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2023 “Navigatoria”】の沖縄公演の開催が決定している。沖縄公演のみ独自のチケット先行販売「琉響特別先行」の実施が発表されており、琉球交響楽団の定期会員、サポート会員に入会することで申し込むことができる。【公演情報】■公演名:billboard classics玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2023 “Navigatoria” 沖縄公演(読み)ビルボードクラシックス タマキコウジ レジェンダリー シンフォニック コンサート ニセンニジュウサン “ナビガトリア”■開催日時・会場:(1)2023年6月2日(金)那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場 開場17:00/開演18:00(2)2023年6月3日(土)沖縄コンベンションセンター 劇場棟 開場16:00/開演17:00■出演:玉置浩二■管弦楽:琉球交響楽団 ■指揮:大友直人■主催:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■協力:株式会社阪急交通社、ローソントラベル■後援:米国ビルボード、沖縄県、那覇市(6/2)、宜野湾市(6/3)■特別協賛:株式会社日建ハウジング■公演公式サイト: 【チケット情報】■チケット価格:13,000円(全席指定・税込)※特製ブックレット付 ※未就学児入場不可■チケット販売スケジュール ※お一人様1公演につき2枚まで◎玉置浩二・安全地帯オフィシャルFC「cherry」会員先行(抽選):2022年12月1日(木)15:00 ~ 2022年12月7日(水)23:59◎ビルボードライブ法人会員先行(抽選):2022年12月8日(木)15:00 ~ 2022年12月13日(火)23:59◎ビルボードライブ「Club BBL」会員先行(抽選):2022年12月9日(金)15:00 ~ 2022年12月13日(火)23:59◎ローソンチケット先行(抽選):2022年12月15日(木)15:00 ~ 2022年12月20日(火)23:59◎琉響会員先行(抽選):2022年12月9日(金)15:00~2023年1月15日(日)23:59※車椅子をご利用のお客様は、各公演のお問合せ先までお電話にてお問合せください。※チケットはおひとり様1枚必要となります。チケットを紛失された方、または当日お忘れになった方はご入場できません。※チケット購入の際は、必ず公式サイトに掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求めください。<ご来場のお客様へのお願い: >■コンサートに関するお問い合わせPMエージェンシー 098-898-1331(月~木11:00~14:00/金土日祝休)ビルボードクラシックスロック・ポップス界の実力派ボーカリストとクラシックス音楽界のマエストロが指揮する管弦楽団がコラボレーションするオーケストラコンサート。2012年2月にスタートして今年で10周年の節目を迎え、全国の音楽専用ホール等でこれまでに300公演以上開催している。公式サイト 出演者プロフィール玉置浩二1958年生まれ。北海道出身のシンガーソングライター。1982年バンド「安全地帯」としてデビュー。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻。ソロ活動で作詞も手がけ始め、「田園」「メロディー」をはじめとする多くのヒットを生み出す。2012年には、オリジナルレーベル「SALTMODERATE」を発足。安全地帯とソロの活動を並行して行いながら、2014年、7年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『GOLD』、そして同じ時代を共有してきたアーティストの名曲を歌ったアルバム『群像の星』をリリース。2015年・2016年、国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月、バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品「歓喜の歌」を謹呈。2017年、ソロデビュー30周年そして安全地帯デビュー35周年というダブルアニバーサリーイヤーでは、日本武道館で開催した安全地帯35周年記念ライブでは2日間で2万5000人の動員を記録した。2018年・2019年もオーケストラ公演、ソロツアーと精力的に活動。2019年11月安全地帯として約30年ぶりのスタジアムライブ「安全地帯 IN 甲子園球場 さよならゲーム」を敢行、3万8000人を動員し、圧倒的なボーカル力で観客へ感動をもたらした。2020年12月、6年ぶりとなるニューアルバム『Chocolate cosmos』リリース。第71回NHK紅白歌合戦に24年ぶりの出場を果たし、オーケストラとともに披露した「田園」は、熱い感動とともに全国で大きな反響を呼んだ。2021年、1月より再開されたオーケストラ公演「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021『THE EURASIAN RENAISSANCE “ОТТЕПЕЛЬ(オーチェペリ)”』」(4都市6公演)、続いて6月より開催の“КАПЕЛЬ(カペーリ)”(7都市8公演)公演では、各地で大喝采を巻き起こした。同年9月からはバンド編成による「玉置浩二Concert Tour 2021 故郷楽団~Chocolate cosmos」を全国24都市/27会場にて敢行。2022年にはソロデビュー35周年そして安全地帯デビュー40周年を迎える。オフィシャルサイト 大友直人(指揮)桐朋学園大学在学中にNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在は東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督。東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、海外オーケストラからも度々招かれており、ハワイ交響楽団には20年以上にわたり定期的に招かれている。小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK交響楽団指揮研究員時代にはW.サヴァリッシュ、G.ヴァント、F.ライトナー、H.ブロムシュテット、H.シュタインらに学び、タングルウッド・ミュージックセンターではL.バーンスタイン、A.プレヴィン、I.マルケヴィチからも指導を受けた。大阪芸術大学教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。琉球交響楽団NHK交響楽団で首席トランペット奏者を務めた祖堅方正が1990年に沖縄県立芸術大学教授に就任し、郷里で教鞭をとることになったことからはじまる。沖縄では実力の高い奏者でもプロとして活動するための受け皿がなく、卒業後は他の都道府県に出ていかざるを得ないことを憂いた祖堅は、沖縄にプロのオーケストラを立ち上げたいという思いを募らせ、2001年に琉球交響楽団が創設された。定期演奏会ほか、小中高校での音楽鑑賞会や世界のウチナーンチュ大会、沖縄本土復帰記念事業など、演奏の機会は多岐にわたる。2021年にはサントリーホールにて初の東京公演を、翌2022年にはシンフォニーホールで初の大阪公演を開催した。県民に親しみ愛され、国際色豊かな沖縄県の顔となる交響楽団を目指し活動している。オフィシャル・ホームページ ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日■前回のあらすじ美奈をずっとからかい続けてきた実里。しかしダニエルにその現場を見られ、二度と同じことが起こらないよう釘をさされる。しかし実里は、「美奈にいじめられている」と幼稚園の園長に訴えたことで、美奈とダニエルは呼びされてしまう。 >>1話目を見る 幼稚園の園長先生の前で、実里さんは私にいじめられていると、まったく身に覚えのないことをつかえながらも次々に話していきました。そして実里さんの夫は私のことを厳しい目でにらんでいて…。幼稚園のママ友たちが事実無根であることを告げてくれ、さらには園長先生も実里さんの行為に気づいていたとのこと。園長先生は実里さんと私の間に何が起こっているのか心配し、双方個別に話そうと思っていたようですが、実里さんからの訴えで家族が一堂に会することに。そして実里さんを信じて打ち合わせにやってきた実里さんの夫は次々に明かされる妻の実態に、驚き怒ってその場を立ち去ってしまいました。しかしそれでも実里さんは、私のことをいじめているつもりはないと話し始めて…。次回に続く(全11話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ふゆ
2022年08月14日名古屋・栄を拠点に活動するSKE48の大場美奈が、4月23日SKE48劇場で劇場公演最後となる『僕の太陽』公演を開催した。大場は、2009年にAKB48第9期研究生としてオーディションに合格し、2013年よりSKE48チームKⅡで活動。2015年よりSKE48チームKIIリーダーに就任し、SKE48の中心メンバーとして活動。今月1日から3日間4公演の卒業コンサートを開催し、本日は大場のアイドル人生を締めくくる最後の公演となる。『僕の太陽』公演は「Dreamin’ girls」でスタート。「RUN RUN RUN」「未来の果実」「ビバ!ハリケーン」と続けてパフォーマンス後の自己紹介で“最後のキャッチフレーズ”として大場が「今日も私に恋して?みなるん!」と披露すると、客席中で大場のイラストが描かれたフラッグが振られ、大場は「かわいい!」と絶賛。ファンからのサプライズに感謝した。大場が憧れの先輩だという青海は、「全然実感が湧かなかったのにステージに立ってovertureを聞いたら急に実感して泣きそうになっちゃった」と目を潤ませたが、大場に開演前「おしりん(青木詩織)見たら大丈夫」と言われ、「泣きそうになったら、おしりんさんと目を合わしていきたいと思います」と笑いを誘い、和やかに公演は進んでいった。MC中「普段集まらないメンバーがいるから、楽屋から楽しい!お友達!」と満足気な笑顔を見せた大場。「夕日を見ているか?」で本編を終えると、アンコールでは事前に録音されたファンの皆様からの「みなるん」コールと大きな拍手が会場中に響きわたる。「BINGO!」「僕の太陽」まで公演曲10曲をパフォーマンス後、お待たせしている間楽しんでいただけるようメンバーのオフショットがモニターに映し出された。WアンコールではSKE48に移籍してTeam KⅡとして約8年活動し、劇場公演と言ったらこれだと思い選んだという「兆し」を真っ赤なオリジナルの衣装を着て披露。その後、SKE48の10thアニバーサリー衣装で登場すると、その衣装をまとったイラストの卒業フラッグに「素敵なフラッグを作ってくれてありがとうございます」と御礼を伝えた。「とても大切な曲」として2018年の世界選抜総選挙で自己最高となる第8位を獲得し、初の選抜入りを果たした「センチメンタルトレイン」を披露。「ファンの方からいただいた大切な8位だからそのポジションにいる私を見せたかった」とのことで、自身のポジションでのパフォーマンスを見せた。谷が「美奈ちゃんの姿、目に焼き付けてくださいね」と呼びかけると、大場がドレス姿で登場。自身の卒業曲「生まれ変わっても」を披露し、いよいよ卒業セレモニーに。ファンの皆様からの花冠、花束のプレゼントに続いて、荒井優希から「夢や目標をファンの方とかなえていく姿には学ぶことがたくさんありました。たくさんの時間を割いて、チームのことを考えてくれて本当にありがとう。いつも寄り添って、明るい気持ちにしてくれて、前向きにしてくれてありがとう」と、今までのことを振り返った感謝の手紙が涙ながらに送られた。最後の挨拶で大場は、涙ぐみながらこれまでのことを振り返り「SKE48に移籍し、本当に楽しく、第二のアイドル人生を歩めました」とファンの皆様やメンバー、スタッフ、関係者の皆様、家族への感謝の気持ちを伝え、1番大好きな曲だという「抱きしめちゃいけない」で最後の劇場公演を締めくくり、「皆さんに出会えて幸せです!」と充実した笑顔でステージを後にした。■大場美奈 コメント今日の卒業公演は私自身のたくさんの思い出が詰まった『僕の太陽』公演です。私がSKE48に移籍してから、とても仲が深まったメンバーを他のチームからも集めて、スペシャルな卒業公演をさせてもらいました。特別なメンバーで特別な公演を最後にやらせてもらったので今、とってもハッピーです! そんな卒業公演が出来たのは本当にありがたいなと思います。卒業コンサートも含めると、なんでこんなに私はいろんなことをしてもらえたのか不思議でしかないですが、支えてもらった皆さんに最後まで感謝の気持ちを伝えられたらなと思いながらパフォーマンスをしました。あとは今回劇場に来られず、直接推しメンの最後の姿が見られないファンの方はきっと悲しがってると思うので、劇場に来て下さったファンの方にはもちろん、そんな方たちにも届くようにという一心でスピーチしたので伝わっていたらいいなと思います。ファンのみんなとも、メンバー、スタッフの皆さんとも、一生の別れではないので、またすぐ会えると信じて、これからまた頑張ろうと思います。SKE48にいた約8年、AKB48時代を含めると約13年本当にありがとうございました。<公演情報>『僕の太陽』大場美奈卒業公演2022年4月23日(土) SKE48劇場17:00 開演【出演】■チームS:青海ひな乃 / 井上瑠夏■チームKⅡ:青木詩織 / 荒井優希 / 江籠裕奈 / 大場美奈 / 北野瑠華 / 鈴木愛菜 / 古畑奈和■チームE:斉藤真木子 / 谷真理佳 / 福士奈央【セットリスト】overture1. Dreamin’ girls2. RUN RUN RUN3. 未来の果実4. ビバ!ハリケーン5. 竹内先輩6. そんなこんなわけで7. デジャビュ8. 夕日を見ているか?EN1. BINGO!EN2. 僕の太陽EN3. 兆しEN4. センチメンタルトレインEN5. 生まれ変わってもEN6. 抱きしめちゃいけない■SKE48 OFFICIAL HP
2022年04月24日NPO法人インビジブル(本社:東京中央区、理事長:山本曉甫)は新型コロナウイルス感染拡大のため開催が延期されていた「大友良英スペシャルビッグバンド with 子どもたちコンサート」を、2022年5月8日(日)富岡町文化交流センター学びの森 大ホールで開催いたします。大友良英スペシャルビッグバンド with 子どもたち コンサート 大友氏は2020年よりPinSプロジェクト(※1)に参加し、その活動の一環として2022年4月に開校する「富岡町立富岡小学校」「富岡町立富岡中学校」の新校歌を制作しました。新校歌は、大友氏と児童生徒ならびに卒業生が、校歌の意義や富岡町の未来を考えながら議論を重ね、その中で出てきた言葉から生まれています。今回開催するコンサートでは「大友良英スペシャルビッグバンド」の演奏だけでなく、富岡町立小中学校の児童生徒や卒業生と共に完成した校歌の演奏などを行う予定です。新たな小中学校の門出を祝う1日限りのコンサートをぜひお楽しみください。富岡校の児童らと楽器を触る大友良英※1 PinSプロジェクトとは 2018年にスタートしたプロフェッショナル・イン・スクール プロジェクト(通称:PinSプロジェクト)は、富岡町立小中学校を舞台に、アーティスト、建築家、音楽家、職人などクリエイティブな職種のプロフェッショナルが、「転校生」として、教室を仕事場としながら子どもたちと学校生活を共にする活動です。■大友良英音楽家 ギタリスト、ターンテーブル奏者 プロデューサー1959年生まれ。映画やテレビの音楽を山のように作りつつ、ノイズや即興の現場がホームの音楽家。ギタリスト、ターンテーブル奏者。活動は日本のみならず欧米、アジアと多方面にわたる。美術と音楽の中間領域のような展示作品や一般参加のプロジェクトやプロデュースワークも多数。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続中。2013年「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞を受賞。2014年よりアンサンブルズ・アジアのディレクターとしてアジア各国の音楽家のネットワークづくりに奔走。2017年札幌国際芸術祭の芸術監督。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当。また福島市を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務めた。大友良英■大友良英スペシャルビッグバンド2013年4月から9月まで放送されたNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」のサウンドトラックを演奏したメンバーたちによる大友良英&「あまちゃん」スペシャルビッグバンドがその名前を変えて活動しているグループ。メンバーはクラシックやジャズ、ポップスやロック、実験的な音楽等様々なジャンルで活動する精鋭たち。「プロジェクトFUKUSHIMA!」で始まった盆踊りの企画や、新宿PIT INNでの定期ライブのほか、2019年には大河ドラマ「いだてん」のサウンドトラックも手掛けるなど、その活動は多岐にわたります。大友良英スペシャルビッグバンド 撮影:土居政則【イベント詳細】大友良英スペシャルビッグバンド with 子どもたち コンサート日時:2022年5月8日(日)14:00-16:00(開場:13:30)定員:250名(全席指定)出演:大友良英(ギター、コンダクト)、江藤直子(ピアノ)、近藤達郎(キーボード)、斉藤寛(フルート)、井上梨江(クラリネット)、鈴木広志(サックス)、江川良子(サックス)、東 凉太(サックス)、佐藤秀徳(トランペット)、今込治(トロンボーン)、木村仁哉(チューバ)、大口俊輔(アコーディオン)、かわいしのぶ(ベース)、小林武文(ドラムス)、上原なな江(パーカッション)、イトケン(パーカッション)、Sachiko M(サインウェイブス)、富岡町立小中学校児童生徒、卒業生料金:富岡町民(前売り:3,000円 当日:3,500円)、一般(前売り:4,000円 当日:4,500円)高校生/大学生(前売り:2,000円 当日:2,500円)※中学生以下無料※学生料金でご入場の方は、当日学生証のご呈示をお願いいたします。チケット予約開始日3月15日(火)9:00 富岡町民4月1日(金) 9:00 一般チケット予約お電話またはオンラインよりご予約ください。オンライン: 電話 : 富岡町生涯学習課 生涯学習係0240-22-2626(9:00-17:00 ※土日祝日休み。但し4月1日より土日可)主催:大友良英スペシャルビッグバンド with 子どもたち コンサート実行委員会、NPO法人インビジブル共催:富岡町、富岡町教育委員会後援:福島民報社、福島民友新聞社、(株)いんふぉ.会場 : 富岡町文化交流センター「学びの森」大ホール(福島県双葉郡富岡町大字本岡字王塚622-1) アクセス: 常磐自動車道 常磐富岡ICから車で10分(6.1km)駐車場 : 170台車椅子席、聴覚障がい者支援設備、幼児と一緒に観賞できる親子室、授乳スペース 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月14日SKE48大場美奈のソロ卒業曲「生まれ変わっても」のMusic VideoがYouTubeで公開された。大場は2009年にAKB48の9期生として加入。チーム4キャプテン、チームBで活動し、2014年にSKE48へ移籍すると、2015年にはSKE48チームKIIのリーダーに就任しチームKIIのみならず、SKE48全体を牽引する存在として活躍。昨年10月にグループからの卒業を発表し、3月9日にリリースされるSKE48の29枚目シングル『心にFlower』が最後の作品となる。大場はファンと一緒に観る機会を作りたいと、2月26日にSKE48劇場でMV初解禁イベントを開催。「ファンの人たちと一緒に見たい、っていう私の願望をスタッフさんが叶えてくれてクローズドのイベントとして会場にいらしたファンの方たちと一緒に「生まれ変わっても」のMVを観ました。実は私自身もファンの方と同じ気持ちを味わいたいという意図で、ここでMVを観るのが初めてで。ファンの人達と一緒にMVを観て、(ファンの人達は)ここめっちゃ笑ってくれるんだ、とか、反応を直に感じられてより面白かったし、私も一緒になって画面を観ながら、『感動しちゃうな……泣きそうだな……でも泣くの我慢しよう』って思いながらMVが終わってファンの人たちを見たら、みんな泣いているのを見て、もう我慢するのが無理でした」と、MV初解禁イベントを振り返った。また、「このMVのコンセプトを考えるときに、MVを観て感動して泣いてしまうくらいの映像にしたい、と思って企画段階からスタッフさんと相談して作り上げたMVだったんですが、MVを観終わったファンの方々を見て、本当に素晴らしいMVが完成したんだな、と思ったんです。狙い通りというか、狙い通り以上の作品になったと思います」と、本MVが自身のイメージ以上の作品となったことを明かした。同MVは京都を拠点に活動し、演劇だけでなくテレビ番組制作やラジオ、映画祭など多方面で活躍する劇団・ヨーロッパ企画が脚本と監督を手掛けた。脚本を担当した石田剛太、監督の山口淳太よりコメントが寄せられている。■石田剛太(脚本)コメント脚本を担当いたしました。ヨーロッパ企画石田剛太です。大場美奈さんとは2年ほど前に東海テレビ「SKE48のバズらせます」という番組でご一緒させていただきました。そのときは京都で恋愛トリックムービーを撮影してバズらせようという企画だったのですが、まあバズらせることができませんでした。すみません。今回そのリベンジをする機会をいただけたと思いバズらせるMVをと意気込んでいました。大場さんとどんなMVにしようかと話しているうちに、大場さんがSKE48で大切にしてきたことやメンバーとの思い出、ファンのみなさんへの想いなんかが溢れてきて、それらを目一杯詰め込んだMVがいいんじゃないかと思いました。エモくて激アツでやっぱりかわいすぎて謝っちゃうような大場美奈さんの魅力が詰まったものになっていると思います。バズっていろんな人に見られてとかもうどうでもよくて、大場美奈ファンのみなさん1人ひとりに届いてほしいなと思っております。僕も大場美奈さんのいちファンですので。■山口淳太(監督)コメント大場美奈さんの卒業MV「生まれ変わっても」の監督をさせていただきました。12年間の大場さんのアイドル人生が走馬灯のように駆け巡るMVにしたいと思い、最高のスタッフとともに名古屋の街を走り回りました。大場さんは今回初めてご一緒させていただくにも関わらず、こちらの演出意図をすぐに汲み取って表現してくださり、何度も一緒に仕事をしてきたかのような錯覚をしてしまうほどでした。素敵な大場さんの表情をたくさん撮ることができ、大変光栄です。今回、見ている方も大場さんと一緒に走っているような体感をしていただきたく、長回し撮影を行いました。大場さん、そして、ファンの皆さまにも気に入っていただけると嬉しいです。最後になりましたが、大場さん、ご卒業おめでとうございます。大場美奈「生まれ変わっても」MV脚本:石田剛太(ヨーロッパ企画)/ 中田歩(ヨーロッパ企画)監督:山口淳太(ヨーロッパ企画)※初回盤 / 通常盤TYPE-Aに収録<リリース情報>SKE48 29thシングル『心にFlower』2022年3月9日(水) リリース【Type-A】・初回盤(CD+DVD):1,750円(税込)※オリジナル生写真(全18種中1種ランダム封入)※特典シリアルコード券封入SKE48『心にFlower』Type-A初回盤ジャケット・通常盤(CD+DVD):1,750円(税込)SKE48『心にFlower』Type-A通常盤ジャケット【CD収録内容】01. 心にFlower02. 生まれ変わっても(大場美奈)03. 心にFlower off vocal04. 生まれ変わっても off vocal【DVD収録内容】01.心にFlower Music Video02.生まれ変わっても(大場美奈)Music Video03.タイトル未定 特典映像【Type-B】・初回盤(CD+DVD):1,750円(税込)※オリジナル生写真(全18種中1種ランダム封入)※特典シリアルコード券封入SKE48『心にFlower』Type-B初回盤ジャケット・通常盤(CD+DVD):1,750円(税込)SKE48『心にFlower』Type-B通常盤ジャケット【CD収録内容】01. 心にFlower02. じゃないロマンティック ※バンテリンドーム ナゴヤイメージソング03. 心にFlower off vocal04. じゃないロマンティック off vocal【DVD収録内容】01. 心にFlower Music Video02. じゃないロマンティック Music Video03. タイトル未定 特典映像【Type-C】・初回盤(CD+DVD):1,750円(税込)※オリジナル生写真(全18種中1種ランダム封入)※特典シリアルコード券封入SKE48『心にFlower』Type-C初回盤ジャケット・通常盤(CD+DVD):1,750円(税込)SKE48『心にFlower』Type-C通常盤ジャケット【CD収録内容】01. 心にFlower02. 仲間よ ※FC岐阜 オフィシャルサポートソング03. 心にFlower off vocal04. 仲間よ off vocal【DVD収録内容】01. 心にFlower Music Video02. 仲間よ Music Video03. タイトル未定 特典映像【劇場盤】CD:1,150円(税込)※販売開始日時は後日改めてご案内します。SKE48『心にFlower』劇場盤ジャケット【CD収録内容】01. 心にFlower02. 電線は消えても(プリマステラ)03. 心にFlower off vocal04. 電線は消えても off vocal【ファンクラブ限定セット商品】(1) 初回盤TypeA+フォトブックハードカバー+クリアトレカ4枚セット(全18種ランダム)(2) 初回盤TypeB+フォトブックハードカバー+クリアトレカ4枚セット(全18種ランダム)(3) 初回盤TypeC+フォトブックハードカバー+クリアトレカ4枚セット(全18種ランダム)セット価格:8,250円(税込)<卒業コンサート情報>大場美奈卒業コンサート@パシフィコ横浜 Day1〜卒業してもずっと可愛くてすみません〜2022年4月1日(金) パシフィコ横浜国立大ホール開場 16:00 / 開演 17:00大場美奈卒業コンサート@KT Zepp Yokohama Day2〜明日、晴れたらいいのにな〜2022年4月2日(土) KT Zepp Yokohama開場 15:30 / 開演 16:30大場美奈卒業コンサート@KT Zepp Yokohama Day3〜るんるん、30歳のおたんじょうび会〜2022年4月3日(日) KT Zepp Yokohama昼公演:開場 11:30 / 開演 12:30夜公演:開場 17:00 / 開演 18:00※全公演内容が異なりますSKE48 オフィシャルサイト:
2022年03月01日2022年4月にSKE48を卒業する大場美奈が、2022年4月1日から3日連続で卒業コンサートを開催することが決定した。10月に東海ラジオ『SKE48 1+1+1は3じゃないよ!』内で、30歳を迎える来年4月に同グループを卒業すると発表していた大場。14日放送の東海ラジオ『SKE48大場美奈ちゃん! 東海ラジオで卒業発表してくれてありがとうスペシャル!』に須田亜香里、江籠裕奈、古畑奈和、熊崎晴香、林美澪とともに出演し、卒業コンサートの開催を告知した。コンサートは3日間予定されており、2022年4月1日は神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで、2日と3日は神奈川・KZ Zepp Yokohamaで開催される。コメントは以下の通り。■大場美奈大きな会場での本祭が1日目ということで決定していたのですが、4月3日が私の誕生日なので何かしたい! と思い、4月2日と3日に後夜祭という形でお祭りをすることになりました。まだメンバーなどなにも考えられていないのですが、とにかく楽しみたいです。関東で3日間コンサートができるということが最近なかったので、みんなを楽しませたいと思います。いろんなメンバーにいろんなことをしてもらって楽しいことをしたいなと思っているので、来年の4月空けておいてください!
2021年12月15日●就活している友人たちから刺激「気持ちを入れ直したい」12歳で女優デビューし、芸能活動10年目を迎える大友花恋。2021年は、雑誌『Seventeen』専属モデルを卒業した一方で、8~9月の2カ月間は『ラヴィット!』(TBS)でシーズンレギュラーとして出演、『王様のブランチ』(TBS)に期間限定の隔週ゲストとして再登場、数多くのドラマや映画に精力的に出演している。さらに、チャット型小説サービス「プリ小説」のオーディオドラマ『クールな先輩とハツコイ模様』では、声の芝居にも挑戦するなど、大きく動いた年だった。「いま自分のなかで仕事に対する意識が大きく変わっている過渡期です」と語った大友が率直な胸の内を明かした。2020年初頭から世界中に広がった新型コロナウイルス感染症の猛威。大友は「生活様式も大きく変わった1年でしたが、私のなかでは、来るべき日のためにしっかりと自分の中身を高める時間でした」と振り返る。そんななか迎えた2021年。「『Seventeen』の卒業など寂しさを感じることもありましたが、環境が変わったことで、いろいろな媒体で新しいチャレンジもできました」と笑顔を見せる。大友の言葉通り、モデルとしての活動や、バラエティ番組・情報番組などのタレント業、そしてドラマや映画などの女優としての顔など、さまざまなジャンルでの活躍が目立つ。そんななかでも「私の最初のお仕事はお芝居でした」と話すように、大友にとって“演じる”という仕事は特別なよう。「お芝居があるからこそ、ほかの仕事も自分らしくできる。お芝居を通していろいろな感情を伝えたいという軸は変わらないです」と強い視線で語る。デビューした中学生のときは「もっとお仕事の量を増やしたいという気持ちが強く、どちらかというと自分のためにお仕事があった気がしています」と振り返るが、高校を卒業したころから「私がやっているお仕事は、自分のためだけじゃなく、作品のために生きる職業なんだ」と徐々に意識が変わってきたという。今年、大友は22歳になり、その思いはさらに強くなった。「ちょうど大学に行った友人たちが、就職活動をしているんです。みんな自分の目標に向かってすごく頑張っている。私はずっとこのお仕事をさせてもらっていたため『この日からパキっと人生が変わります』みたいな分かりやすい境目がなかったので、夢に向かって頑張っている人を見て、自分も受け身ではなく、もっと能動的に取り組まなければと危機感を持ちました。一つ意識が高まるというか、もう一度気持ちを入れ直したいと思っています」。これまでは撮影現場でも、監督から言われたことを、しっかりやることが大切だと思っていたというが、「いまは監督がなぜこうして欲しいのか……と自分のなかでしっかり考え、ときには監督に相談しながら作品に参加できるように取り組んでいます」と変化を述べる。そんなタイミングで出会った「プリ小説」オーディオドラマ『クールな先輩とハツコイ模様』。大友は本作で、大好きな先輩に告白し、両想いになっていく女子高生・佐々木茉夕を演じる。大友にとっては初となる声だけの演技だ。「台本を読んでいて『あー』って言いたくなっちゃうほど、甘酸っぱいお話でした」と照れ笑いを浮かべると「いただいた台本を読んでいるときは頬が緩んでしまって楽しい気持ちになるのですが、いざ口に出して練習すると、全身の血行が良くなったのかなと思うぐらい、カーッと赤くなってしまうんです」というぐらいキュンキュンするシチュエーションのオンパレードだという。●オーディオドラマで多くの学び「大きな転機の一つになるだろうな」声だけで成立させるオーディオドラマ。アニメ声優の経験もなかった大友にとって「どうやってアプローチしたらいいのか……」とかなり悩んだという。自宅で何度も練習したものの、どうしてもつかめなかった大友は、これまでの生身の芝居で学んだことに立ち戻った。「どんな形式でも、相手に気持ちを伝えるときに核になる思いは変わらないと思ったので、普段のお芝居と同じく、相手を思って言葉を紡ぎました」。アフレコ時、茉夕が思いを寄せる先輩・安藤叶多を演じた矢部昌暉は、別ブースでの収録だった。「映像がなくても、目の前で掛け合いをすることで、空気感は共有できると思うのですが、それもなかったので」とさらなる不安に苛まれたというが「本当に相手の声だけが頼りなので、神経を研ぎ澄まして臨みました。普段はカメラの場所とか、どう動くかまで意識してお芝居をするのですが、そういったことがなかったので、逆に相手の声や吐息などの大切さを実感でき、セリフを相手に届ける距離感を意識できました」と学ぶことが多かった現場だったという。またオーディオドラマのなかで、大友は茉夕のセリフ、モノローグ、ナレーションという3役をこなした。普段はやらないという台本へのマーキングも行ったことで、見えてきたものも多かった。「間とか呼吸という、台本の行間に書かれているものを、より強く意識できたと思います」。2012年にドラマ『結婚同窓会 ~SEASIDE LOVE~』で女優デビューを果たした大友。キャリアは10年近くになるが「オーディオドラマに挑戦できたことは、これまでの女優生活のなかでも、大きな転機の一つになるだろうな」という予感があるというほど、得られるものは多かった。出来上がったオーディオドラマに「やっぱり自分の声だと恥ずかしいですね」と苦笑いを浮かべていたが「皆さんが憧れるようなシチュエーションがすべて詰まったような作品になっています。このドラマを聴きながら、茉夕ちゃんと一緒に甘酸っぱい1年間を過ごしていただけたら」と作品をアピールしていた。『クールな先輩とハツコイ模様』は、GMOインターネットグループのGMOメディアが提供するチャット型小説サービス「プリ小説」の4周年を記念したオーディオドラマ。Spotify限定で無料配信中(11月5日より毎週金曜日に最新話を配信。全10話)。■大友花恋1999年10月9日生まれ、群馬県出身。2012年に女優デビュー。2013年に「ミスセブンティーン」でグランプリに輝き、『Seventeen』の専属モデルに就任し、2021年8月1日発売の9月号で卒業。近年の出演作は、映画『君の膵臓をたべたい』(2017)、ドラマ『チア☆ダン』(TBS/2018)、『新米姉妹のふたりごはん』(TX/2019)、『初情事まであと1時間」第8話(MBS/2021)、現在放送中の『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ)、映画『劇場版あなたの番です』の公開も控える。また、2017年4月から2021年3月まで『王様のブランチ』(TBS)にレギュラー出演し、9月から再び、産休入りした横澤夏子の代役として出演している。
2021年11月12日モデルで女優の大友花恋が、ファッション誌『Seventeen』9月号(集英社 8月1日発売)と恒例イベント「Seventeen夏の学園祭2021」(8月18日オンライン開催)をもって同誌専属モデルを卒業し、9月号の両面表紙を飾ることが16日、あわせて発表された。同イベントの開催は2年ぶりで、今回は初のオンライン開催。これまで榮倉奈々・桐谷美玲・武井咲・広瀬すずなどがこの夏の学園祭イベントで専属モデル卒業を発表し、今もなお第一線で活躍し続ける女優たちの花道と言える一大イベントである。大友は「ミスセブンティーン2013」でグランプリを受賞して以来、約8年間専属モデルを務めあげ、セブンティーンモデルとしては歴代最長記録を更新。同誌では卒業モデルの永野芽郁・横田真悠と「かれまゆめい」の愛称で親しまれ、今もなお3人の再会を熱望する声が多くある。また連載では、持ち前の表現力を生かした短編小説を約2年半にわたり執筆し、多くの反響を呼んだ。真面目で品のある佇まいに、時折見せるチャーミングな姿は多くの読者に愛され、今ではドラマや映画のみならず、バラエティ番組出演など、多方面での活躍につながっている。16年には若手女優の登竜門と言われる「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」の第12代目応援マネージャーに就任。その後はテレビドラマ『チア☆ダン』(TBS系/18年)、『あなたの番です』(日本テレビ系/19年)、『35歳の少女』(日本テレビ系/20年)、『マイルノビッチ』(Hulu/21年)や、映画『君の膵臓をたべたい』(17年)、映画『あなたの番です 劇場版』(12月10日全国公開)など、数々の話題作に出演。ドラマ『新米姉妹のふたりごはん』(テレビ東京系/19年)では山田杏奈とW主演、『妖怪人間ベラ〜Episode0〜』(Amazon prime/20年)では主演を務めるなど、着々とキャリアを重ね、9月にはドラマ特区で放送予定の究極の恋愛オムニバスドラマ『初情事まであと1時間』第8話「鍋の中」(MBS/21年)にヒロインでの出演を控えている。○■大友花恋コメント8年間私を育ててくださった『Seventeen』を卒業することになりました。今の私があるのは『Seventeen』のおかげです。大好きで心安らぐ場所から離れることへの淋しさはひとしおですが、『Seventeen』の名前に恥じないよう、勇気を持って一歩を踏み出します。STモ(『Seventeen』専属モデル)の私を見守ってくださった皆さん、本当にありがとうございました! 9月号や「Seventeen夏の学園祭2021」などのSTモとしての最後の時間。今まで『Seventeen』に教えていただいたことを存分に発揮できるよう、噛みしめながら楽しみます!
2021年07月16日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。漫画原作の実写化でありながら、リアルな時代劇としての側面も持つ同作。そこにあるのは徹底的な「汚し」「壊し」などの技術でもあり、「小汚いところがすごい」と褒める意味で話題にもなっている。大友啓史監督もIMAXシアターの大画面で「The Final」を見たときに「汚しの表現にはこだわっているので、それがしっかり効いていると思った」と発言している。今回は、大友監督に”汚し”とはどういうものなのか、話を聞いた。○■細かな努力が生きていく——『るろうに剣心 最終章』の公開と、これまでのシリーズへの注目から、改めて「”汚し”がリアルですごい」と話題になっていました。僕、汚し歴は長いですからね。『龍馬伝』でやりすぎるぐらいやりましたから(笑)。”生活感”の表現は、僕にとってすごく大事なことです。毎日のりのきいた着物を着ているキャラクターだったら汚す必要はありませんが、その空間や時代で普通に生活している人たちを表したいと思うと、エイジングをちゃんとやらないと。僕らがよく言うのは、神谷道場などのセットも、建てたばかりの初日は「その日のカレー」なんですね。でも、一晩寝かせた次の日の朝のカレーっておいしいじゃないですか。セットも同様で、道場が30年経っているとすると、30年間打ち込みの稽古があって、何百人もの門下生たちが流した汗がボトボト落ちたりしているわけだから、そういう痕跡を作っていくのは、僕が演出をする時の美術チーム、衣装チーム、メイクチーム全員の最低限のルールです。そこについては徹底してきているし、全体の共通認識になっていますね。——そういう現場にするために、難しいこともあるんでしょうか?スタッフ間に、とりわけ俳優をきれいに見せなければいけないという考えが固定しちゃっている場合がありますね。むろん衣装の素材などにもよりますが、普通に動いたら、衣装も髪も乱れたり皺になったりするものですし、それが生活として普通の状態なんですけどね。だけど、不必要に気を使い、必要以上に整えたりしちゃう場合がある。乱すために、あえてテイクを重ねる時もあるくらいです。そういう僕なりの考え方を、『龍馬伝』の頃から少しづつ徹底してきたつもりです。衣装一つとっても、撮影に入る前に汚して洗ってクタクタにする、それが当たり前でなければいけない。黒澤明監督の映画では、武将の役をやるエキストラに鎧を与えて1カ月過ごしてもらうとか、そういう目に見えない努力もしていたんですよね。身体に馴染んでいるか馴染んでいないかは、映像に映ると一目瞭然ですからね。今の時代、現実にどこまでできるかは別として、そういうことを詰めて考えると、やるべき努力というのは無限にあります。むしろどこで諦めるかという問題ですらある。僕らは諦めが悪いので、締め切りギリギリ許されるまでに、とにかく足掻きながら、やれることはまだあるのではないかと思いながらやっています。夏のシーンでは、助監督も霧ふきを持って、暇があればエキストラの方に吹きかけて汗を演出し、農民だったら爪に土もたまる。そういう細かな努力が大画面で見たときに生きていくし、映像に映る映らない以前の問題として、「そこに存在していた人がどう生きていたのか」を考えることなんだと思います。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年07月04日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。今回、剣心の元妻であり原作でも人気のキャラクター・巴を演じたのが、シリーズ初登場となった有村架純だ。作品のもう1人のヒロインとも言える存在で、「The Beginning」を支える巴を演じた有村について、大友啓史監督がどうとらえているのか、話を聞いた。○■間違いなく化けていく役者——巴役に有村さんというのは意外でもあり、観てみたらすごく納得でもありました。大友監督は有村さんと『3月のライオン』でもご一緒されていて、有村さんは監督のことを「イメージを覆してくださる方」とおっしゃってましたが、監督から見た有村さんというのはどのような存在ですか?色々な作品を見ていると「いい俳優というのは、優れた器なんだ」と思うんです。そこに何を盛るかで変わってくる。有村さんもそういうタイプだと思っています。役者自身の個性やキャラクターをベースに役を作っていく人もいれば、そうじゃない向き合い方をする人もいるんだけど、彼女は役に向き合う際に、真っ白なイメージをまとっている印象があります。こちらがどういうイメージを盛ろうとするかによって、いかようにも変わっていく。求められるものに真正面から、そしてニュートラルに身を投じるところに、演技者としての矜持や才能を感じるんですよね。そのスタンスを思うと、こちらで彼女のイメージを勝手に固定して決めつけることはすごく失礼で、むしろいろんな違う役をやった方が面白いと思うんです。自分が役者だったらと考えると、フィクションとはいえ、他人の人生を演じることに多少ならずとも恐怖とか畏怖を感じてしまいます。自分が背負ってきた人生だって色んな想いと感情を体験してきてるのに、例えば演じる役が年上だったら、プラスその年分の経験と感情の積み重ねがあったりするわけです。ましてや『るろうに剣心』の設定は幕末で、今自分が生きている時代とは全く違う、自分の知らない時代の話です。個人的に「他者の人生は簡単に理解できない」と思って演じるのか、それとも理解した気で演じるのかで、すごく差が生まれる気がするんです。簡単に結論付けるよりも、わからないからこそ演じていく、演じながら理解を深め、その感情を見つめていく。そういうスタンスの方が僕としては信用できると思っています。——そのあり方が、今回の巴をはまり役にしたのでしょうか。有村さんは、我々が用意した美術や空間、目の前に立つ俳優たちの温度を感じながら、そこにいる存在をしっかり捉えようとしている。こっちがちゃんと環境を用意できれば、愚直に役と向き合ってくれる、そういう方は間違いなく化けていきます。恵役の蒼井優さんもそうで、最初はいろんな意見がありましたが、今はもう「ぴったり」と言われているでしょう。役の内面をしっかり表現してくれているからだと思います。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月30日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。「The Final」「The Beginning」両方に差し挟まれているのが、剣心が巴の婚約者・清里明良を斬殺するシーンだ。実はこのシーンは10年前の『るろうに剣心』第1作の際に撮影されており、清里を演じているのは今やスター俳優となった窪田正孝。すでに話題の俳優ではあったものの、まだ20代前半だった窪田が演じた清里は、剣心の”十字傷”最初の1本をつけ、「最終章」にも同じ映像が登場することとなった。今回は、大友監督に窪田の演じた清里について話を聞いた。○■剣心に最初の傷をつけた男を演じた——「The Final」の副音声上映でも、清里の出てくるシーンについて「ちゃんと撮っておいて良かった」というお話をされていましたが、2021年の今になって、改めて窪田さん演じる清里が剣心に傷をつけていたんだということにハッとさせられました。大友監督は清里のことをどのように見ていますか?あの時からすごく良い役者でしたからね。振り返ってみると、改めて窪田くんで良かったなあという思いがあります。10年前にあのシーンを撮っている時、冗談半分、本気半分で「ゾンビ清里にする」と宣言したんですけど、それは、斬られても斬られても立ち上がってくる、生への執着を現すような存在にしたかったということなんですね。その執念を可視化することが剣心の物語にとっては、とても大切なことであると。致命傷を与えたはずの清里が何度も何度も立ち上がって来る、それは剣心にとって、少なからず脅威というか、“人斬り抜刀斎”としての初めての驚きでもある。清里と巴、その運命の絆を剣心が断ち切ってしまったことによって因縁が生まれ、剣心の頬にも一筋の傷が残った。「俺には待っててくれる人がいる」「ここで死ぬわけにはいかないんだ」という巴への思いの深さが、何度も立ち上がる姿の中に現れてくる。そこをきちんと撮りたかったし、窪田くんがその僕の思いに応えてくれたことが「The Beginning」にも十分に活かされている。清里の生きる執念と巴への思い、窪田くんがそこをしっかり捉えて演じてくれたことが、シリーズ全体の強靭な通奏低音に繋がっています。剣心の心に残した爪痕が、あのシーンから十分に感じ取れると思います。難しいシーンでしたが、窪田くんには心から感謝していますし、また何かの機会にがっつり仕事出来たらと思っています。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月26日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。今回はシリーズを最初から牽引する大友啓史監督にインタビュー。原作でも人気であり、さらにアニメ版の『追憶編』OVAはすでに時代劇としても評価が高いこのエピソードを実写版の「The Beginning」としてどう描いたのか、また公開順を「The Final」「The Beginning」とした理由、主演の佐藤健についても話を聞いた。○■名作と名高いアニメ『追憶編』から触発されたシーンも——「The Beginning」では、原作だけでなくアニメの『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』のエピソードを取り入れた部分もあるのかなと思いました。あまり引っ張られ過ぎてはいけないと思ったので、通しで『追憶編』を見たのは撮影準備に入る1年ほど前、プロジェクトをやると決めた直後の1回だけでした。その後脚本の執筆作業を進める中で思うことがあり、気になる部分だけを見返しました。その時点で改めてアニメオリジナルのエッセンスの素晴らしさを感じ、脚本家のそごまさし(十川誠志)さんに許可をいただき、引用させてもらった部分があります。北村さん演じる辰巳のセリフなどがそうですね。剣心はその時代の幕府から見たらテロリスト的な存在でもあるので、体制側から見た目線もしっかりぶつけていくべきである。『追憶編』が名作であるのは、そういった視点も逃さず描いている点にあると思ったんです。最後に剣心と巴の家を燃やしたのも、アニメのシーンが記憶に残っていて、思いっきり触発されましたね(笑)。——豪快に燃えてましたね!そうなんです(笑)。撮影の1年以上前にロケハンをして、剣心と巴が暮らすのに丁度よい小屋を見つけたんですが、結局燃やす許可が出なかった(笑)。なので別の場所を探して、眺めの良い休耕田などに家を建てようということになり、神戸市のあいな里山公園にたどり着きました。敷地内の一画に実際に家を建てて、数日間剣心と巴の濃密なシーンを撮影、最後の日に一発撮りです。火の回り具合も良かったし、風向きも最高で、剣心の背景にうまく炎が入ってくれた。素晴らしいカットが撮れたと思います。——剣心の十字傷は、原作では偶然ついたものでしたが、アニメでは巴が傷をつけ、さらに「The Beginning」でも異なる形になっています。原作、アニメ版の展開は意識されましたか?正直あまり意識はしていなかったんですが、脚本を書きながら実際に芝居を想定していくと、原作やアニメのやり方は実写では難しいかなと思いました。偶然性に拠ったのでは、こんな綺麗な形の十字傷にはならない、「誰かの意思」が必要なのではないかと思ったんですね。そしてその場合、「誰か」とは、剣心と巴に他ならない。2人の共通の思いが十字傷に反映されることが一番美しい。剣心の頬の傷に巴の手が触れる。そこに剣心が手を重ね合わせる。頬に触れる剣心の芝居の「形」は、剣心が1人でいるとき自分の頬に手を触れる形と同じです。頬に傷をつける最後の瞬間に交わした巴との時間を、明治以降の剣心も、その振る舞いを通じて時として自分の胸の内に思い起こす。そんな見え方になるといいかなと思ったんですね。○■22歳の佐藤健に感動——佐藤さんもイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」で、「1作目から、僕の体の中には巴という女性は内蔵されていて、映像にも映っている」とおっしゃってましたが、傷の触り方にまでつながっていたんですね。「The Beginning」では、実は1作目の『るろうに剣心』の鳥羽伏見の戦いのシーンを使っていますが、初号試写で剣心の「来たか、新しい時代が」というセリフを聞きながら、2011年の撮影の時の記憶が鮮やかに蘇って来ましたね。あのシーンは、まさに1作目の撮影の、最初の3日間に撮ったのですが、新たに大友組として集まったキャスト・スタッフ全員にとってまさに大勝負の始まりであって、とにかくみんな高揚していた。僕も局を辞めて最初の作品だったし、このシーンを通して、映画の肝である剣心のキャラクターを探り当てようと必死だった。ばっさばっさと人を斬りまくる剣心のアクションシークエンスを撮り終え、いよいよ錦の御旗が掲げられ、維新政府側が勝利を収めたことがわかる。これまで新しい時代のために戦って来た剣心が「来たか、新しい時代が……やっと」と呟く。そのセリフをどのようなニュアンスで言うか、実はそれがこのシーンの勝負だと僕は思っていた。なので、僕自身、剣心のセリフのニュアンスを何パターンかのグラデーションに分けて想定していたんです。だけどそこで佐藤健が提示してきた芝居は、僕が考えていた以上に暗く沈んだ芝居だった。22歳の若い俳優が、一点の曇りもなく「本質」を捕まえてきたかと、率直に言って驚きましたね。お決まりのヒーローものの文脈でいうと、「勝った」というシチュエーションにつられて、「やっと来た!!」というような、歓喜を含んだ安易な表現を選択してもおかしくない。佐藤健はまるでその逆の、ガクッとうなだれ、長年肩に背負っていた重い荷物を下ろしたような、そんな芝居を選択してきたんですね。今回「The Beginning」の初号を見ながら、当時の撮影時に僕が思った感情を、まざまざと思い出しました。映画初主演の初日のあの高揚感の中で、佐藤健はまだ見ぬ巴を心の内側に抱えながら芝居をしていた。そのことが改めて脳裏をよぎった。これだけの大作で、初めて主役を担う22歳の若者が「こうしたら受けるんじゃないか」とか、余計な打算や計算を考えず、役にとって1番大事なものを必死で手繰り寄せようとしていた。あの時のことを思い出すと、シンプルに今でも感動します。試写後の挨拶でも、皆にその話をしました。一人の俳優が、10年間、ある人物のことを思いながら芝居をしてきた。映画「るろうに剣心」シリーズは、その地点から始まって今回の「最終章 TheBeginning」にたどり着いた。「こんな幸福なプロジェクト、なかなかないよね」と。——個人的にも「The Beginning」を観た後、やはりもう1回最初の『るろうに剣心』を観ましたし、そういう作りになっていることもすごいと思いました。「The Beginning」の公開を後にしたのは、十字傷が付けられた背景にどんな感情があったのか知ってもらうと、1作目からの剣心の見え方が全部変わってくる、シリーズとしてのその構造が、お客さんにも新鮮な体験を提供できるのではないかと思ったからです。「るろうに剣心」という物語は、すべてが十字傷に託された思いから「始まって」いる。剣心が何を抱えて生きてきたのか、何のために彼が「るろうに」という生き方をしてきたのかも、すべてがわかる作品になっている。この公開順にすることで、僕らがこの5作にどういう思いで取り組んできたのか、「The Beginning」というタイトルをつけた理由はどういう理由なのか、それがより伝わりやすいのではないかと考えました。一方で「The Final」を先に公開したのは、これまでの作品とタッチが近いから、という理由もありました。5年のブランクはあるし、「剣心と神谷道場の仲間たちが帰ってきた」というところから始まった方が、お客さんも作品の世界観に入りやすいし、馴染むんじゃないか、と。でも、「The Beginning」から「The Final」という順番で観ていただいても全く問題ないし、逆に言うと、それは先に「The Final」を観ていただいてるお客さんにはできない見方だから、例えば映画館が休館していて「The Final」を観られなかった東京や大阪の方が、「The Beginning」から観るというのもありだと思います。「The Beginning」を観た後に「The Final」を観ると、当然「The Final」の見え方が変わってきます。それでまたシリーズを1から見返してもらえたら嬉しいし、そういう在り方でシリーズを5作出せたということにはすごく満足しています。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月24日現在、2部作連続で公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』より、主演の佐藤健、大友啓史監督、主題歌を担当した「ONE OK ROCK」Takaの豪華鼎談が実現した「ボクらの時代」が5月30日(日)に放送される。毎回様々なジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組「ボクらの時代」。あえて司会者を置かないことにより、ゲストたちの普段の顔や会話が垣間見られるのが見どころ。そして、『るろうに剣心』シリーズの10年間で初となるこの鼎談。本作を語る上では欠かせない3人が、それぞれの子ども時代やエンターテインメントの道に進んだきっかけ、プライベートについてなど、幅広いテーマで語り合う。なお、Takaさんの地上波のトーク番組の出演は、シリーズ史上を含め初めて実現。これを含めても貴重な鼎談となっている。佐藤健&「ONE OK ROCK」Taka&大友啓史監督出演「ボクらの時代」は5月30日(日)7時~フジテレビ系にて放送。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月29日アイドルグループ・SKE48の大場美奈が、SAMURAI証券のアンバサダーに就任したことが24日、明らかになった。SAMURAI証券が運営する「SAMURAI FUND」では、エンタメ事業型クラウドファンディングを用意し、アーティストのプロデュースやイベントの開催を商品化していく予定。大場は、頑張る人をみんなで応援する「応援投資」を体験しながら、アンバサダーとして活動していく。大場は、「私はアイドルとして、いつも皆さんに応援していただく側だったりするのですが、今回皆さんと一緒に『応援投資』について学んでいきたいと思っています!」と意気込みを語った。
2021年05月24日映画『るろうに剣心』シリーズ過去作一挙上映記念! パート1&最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』大友監督トークショーが2日に都内で行われ、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。同イベントは、『るろうに剣心』シリーズ10周年記念プロジェクトの一環として行われる、シリーズ過去作3作品の一挙上映を記念したもの。『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)の公開前に最新作を観れる唯一の機会ということもあり、チケットは発売開始2分で即完売となった。1作目『るろうに剣心』と、クライマックスを描く『るろうに剣心 最終章 The Final』の上映の間に大友監督のトークショーが行われた。1作品目が公開された当時、ここまでのビックプロジェクトになることを予感していたか? という質問に、大友監督は「スタートしたときはフリーになって1作品目だったんですよ。とにかく1本目を良い形で着地させることしか考えてなかったので、先の事は全く考えてなかったです。今でこそ佐藤健くんは佐藤健くんだけど、あの頃は大抜擢でしたし、22歳の若者とある意味僕は心中するつもりで会社を辞めて、一人でも多くの方に観て頂けるように走り回っていましたね。成功させる=多くの方々に作品が届くということなので、その結果が2、3に繋がって、こうやって最後の作品を撮ることにも至って。しかもお陰様でビッグなプロジェクトになって。平凡な言葉になってしまいますけども、今日集まって下さったような皆さんが応援してくれたからここに辿り着けたんだろうなと改めて思っています」と感謝の気持ちを伝えた。シリーズを通して主題歌を務めるONE OK ROCKの曲について、毎回初めて聞くときはどんな印象を持つかという質問には「僕は音楽の話をする時に彼らと一緒に試写室で作品を観るんですね。彼らが観ている背中を僕は後ろから見てるんです。スタッフ以外で初めてのお客さんでもあるので、何て言ってくれるか聞きたいし、どういう曲をイメージしているのか聞きたいんだけど、観終わった彼らの顔を見ると特に話すことはなくなるんですよね。彼らはアーティストだから、彼らが映画を観て芽生えたものを作品として作り上げてくれるので、全く心配していないんです。そして毎回“すげぇ曲来ちゃったな!”と思うんです。毎回絶妙な針の穴を通してくる感じ。彼らとは揺るぎない信頼関係が築けているのかなと思います。『るろうに剣心』という作品の大切な一部だし、大切なパートナーで、それも変えることなく続けられたのは素晴らしく幸せなことでしたね」と嬉しそうに語った。さらに、各キャラクターを演出していく上で役者とのコミュニケーションについて聞かれると、「他人の人生になりきって生きようとする彼ら彼女らのパフォーマンスを助けるために衣装、メイク、スタイリングをしっかり用意する。覚悟を持って臨んでくれる俳優が立つに相応しいセット、舞台を選ぶ。切り取るに相応しいカメラ、照明といった機材を選ぶ。中心にいる役者の魅力をいかにたかめることがにできるか、というところを常に考えたうえでコミュニケーションをとっています」と秘訣を教える。最後に大友監督は「多くの方に観て頂けることが本当に嬉しいです。撮影で7カ月間、シリーズでいえば10年間、その最後をちゃんと着地させたいなと思いここまでやってきました。、エンターテインメント作品として皆さんの心に残る作品になっているといいなと思いますし、応援していただけると嬉しいです。楽しんでください!」と挨拶し、イベントを締めくくった。
2021年04月05日日本科学未来館は、大友克洋原作のアニメ映画『AKIRA』の“音楽”に着目した新常設展示「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」を2021年3月29日(月)より、常設展示ゾーン「未来をつくる」にて公開する。大友克洋の人気作品「AKIRA」の“音を体感する”常設展示がスタート1988年公開の『AKIRA』は、大友克洋による漫画が原作のアニメーション作品。2019年の混沌とした“ネオ東京”を描く緻密な筆致による画風は、その後の漫画やアニメ作品に多大な影響を与えた。また、山城祥二(芸能山城組主宰)作曲のサウンドトラックは海外で近年再発売されるほど人気を博している。独自の音楽制作を確立した山城による「AKIRA」の音楽『AKIRA』の音楽を制作した山城は、自然科学者としてホモサピエンスのとるべきライフスタイルとは何かを探る研究を行いながら、音楽の専門教育を受けないまま芸能山城組を創立して音楽活動をしていた。その活動の中で大友からの依頼を断り切れず、映画音楽を勉強しながら制作することとなり、映画音楽の制作のためサウンドモジュールという方式を考案。既存の映画音楽とは異なる作品を成立させた。制作背景を映像で紹介&スピーカー6台によるサラウンド体験新展示「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」では、映画『AKIRA』の音楽にフィーチャーし、作曲家という立ち位置だけでなく研究者の視点ももつ山城独自の観点による制作手法と、フィールドワークで収集した世界の民族音楽手法をもとに生まれた『AKIRA』ならではの音楽の制作背景を展示映像で読み解く。展示内では、映像制作・堀田英仁、アートディレクション/デザイン・安田昂弘の指揮のもと、3面にプロジェクターで投影する映像によって制作背景を紹介する。山城自身が設計した可聴域以上を再生可能な6台のスピーカーによるサラウンドで『AKIRA』の世界を音で体感できる。【詳細】零壱庵 「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」公開日:2021年3月29日(月)展示エリア:日本科学未来館 3階 常設展示ゾーン「未来をつくる」住所:東京都江東区青海2-3-6開館時間:10:00~17:00(入館券の購入は閉館時間の30分前まで)入館料:大人 630円、18歳以下 210円 ※オンラインによる事前予約が必要
2021年04月01日初の大規模作品展「25周年記念 るろうに剣心展」を、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』を含む映画シリーズを手掛けた大友啓史監督と、神谷薫役の武井咲が観覧した。大ヒット漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の誕生から25周年の節目を記念して企画された作品展「25周年記念 るろうに剣心展」。一旦の延期を経て、1月22日より東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催中の同展は、映画では佐藤健が演じている主人公・緋村剣心をはじめとした様々なキャラクターたちが、それぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、200点を超える直筆原稿やカラー原画などで紹介している。そんな様々な原画を見ながら、映画撮影をふり返った大友監督と武井さん。展覧会のために描きおろされたキービジュアルを見ながら大友監督は「僕の勝手な考えですが、最近の剣心の画のタッチは、”健(たける)剣心”が入ってるような気がするんですよね」と言及。『The Final』で描かれる【人誅編】のエリアで足を止めると、「まさに撮影もこんな感じでしたね」と、剣心と縁の闘いを描いた原画を見つめながら語る大友監督。武井さんも「声が出せないというか、邪魔してはいけないという異様な雰囲気でした」と回顧した。観覧を終え、大友監督は「間近で見ると迫力が違いますね。和月先生がどんな思いを込めて描かれたのか、剣の一振りにどれだけの時間を込めたのか直接伝わってきました」と感想を明かし、「原作から何を感じるか、原作からのインスピレーションを得ようと思って読んでいた時の熱を思い起こさせられた感じがしました」と興奮した様子。武井さんは「これだけ細かいところまで見られるのはすごく貴重だと思いますし、1作目からの撮影をすごく思い出しました。あれから10年経ったとは思えないんですけど、こうやって剣心たちと一緒に過ごしてきたんだなと強く感じました」としみじみ。本展では、「京都編」の決着から23年を経て、原作者が描きおろした“剣心と志々雄真実”の闘いを描いた二枚一対の剣闘図も飾られており、大友監督は「このシーンを実写化した時は相当悩みました。剣と剣の闘いだけではなく、ある時代を背負った男と男の意地のぶつかり合いというのが、この画には出ていますよね。あのシーンは健くんも野獣のような顔つきに変わって。そういった迫力や剣撃の深さとスピードも一枚で表現するのは本当にすごいですね。僕らは何時間もかけて描いたシーンでしたので」と『京都大火編/伝説の最期編』の撮影ふり返った。また、映画の撮影を思い出す原画があったか質問された大友監督は「神谷道場での剣心と薫の出会い」と答え、「ヒロイン(薫)とこの原画を一緒に見れたというのは非常に感慨深いですね。原画を見てても、最後のシーンまで辿り着くのに薫がどんどん漫画の中のコマで成長しているんですね。それを私は生身の人間でも体験できているんです。佐藤さんと武井さんの成長もこの10年見てきたので、2人が一緒にいるシーンは本当に染みましたしね」と感激。いよいよシリーズが完結を迎えるが、武井さんは「海外へ行った時に“薫”として見られる時もあり、こういったグローバルな作品に携わることができて光栄でしたね」と言い、「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と大切なキャラクターへの思いを語っている。さらに、剣心役の佐藤さんについて聞かれた武井さんは「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心を纏うと、『るろうに剣心』の世界に入り込めましたね」とコメントした。「25周年記念 るろうに剣心展」は3月7日(日)まで東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて開催中。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)より、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年01月25日映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の大友啓史監督と女優の武井咲が、22日より東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催中の「25周年記念 るろうに剣心展」を観覧した。同展は、1994~99年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数7,200万部(電子版含む)を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(原作:和月伸宏)初の大規模作品展。昨年4月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に鑑みて、いったん延期となっていた。主人公・緋村剣心をはじめとした様々なキャラクターたちがそれぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、200点を超える直筆原稿やカラー原画などで紹介する。様々な原画を見ながら、撮影を振り返る武井と大友監督。今回の「るろうに剣心展」のために描き下おろされたメッセージ入りの原画キービジュアルイラストを見ながら、大友監督は「僕の勝手な考えですが、最近の剣心の画のタッチは、”健(たける)剣心”が入ってるような気がするんですよね」と映画版で主演した佐藤健に言及して周囲を笑わせ、武井は「当時のセリフを思い出しちゃいますね。ザワザワしてきました(笑)」と笑顔を見せる。『るろうに剣心 最終章 The Final』で描かれる「人誅編」の原画の前エリアで足を止めると、剣心と雪代縁の闘いを描いた原画を見つめながら大友監督が「まさに撮影もこんな感じでしたね」と語り、武井も「今まで描かれてきた剣心の闘いとは違いましたね。声が出せないというか、邪魔してはいけないという異様な雰囲気でした」と述懐した。観覧を終え、感想を聞かれた大友監督は「間近で見ると迫力が違いますね。和月先生がどんな思いを込めて描かれたのか、剣の一振りにどれだけの時間を込めたのか直接伝わってきました。原作から何を感じるか、原作からのインスピレーションを得ようと思って読んでいた時の熱を思い起こさせられた感じがしました」と興奮した様子。武井は「大友監督と回らせていただいたので、映画化当時の監督の思いと大変さが伝わりました。これだけ細かいところまで見られるのはすごく貴重だと思いますし、1作目からの撮影をすごく思い出しました。あれから10年経ったとは思えないんですけど、こうやって剣心たちと一緒に過ごしてきたんだなと強く感じました」と感無量の様子でコメントする。この展覧会のために原作者・和月伸宏氏が描き下おろした“剣心と志々雄真実”の闘いを描いた二枚一対の「剣闘図」も飾られており、大友監督は「このシーンを実写化した時は相当悩みました。剣と剣の闘いだけではなく、ある時代を背負った男と男の意地のぶつかり合いというのが、この画には出ていますよね。あのシーンは健くんも野獣のような顔つきに変わって。そういった迫力や剣撃の深さとスピードも1枚で表現するのは本当にすごいですね。僕らは何時間もかけて描いたシーンでしたので」と、映画シリーズ「京都大火編/伝説の最期編」の思い出を振り返る。一方、武井は「私はどうしても、健さんと藤原竜也さんに見えてしまいますね(笑)」と笑いながら「当時の撮影を鮮明に思い出します」と懐かしんだ。映画の撮影を思い出す原画があったか問われた大友監督は「神谷道場での剣心と薫の出会い」と答え、「ヒロイン(薫)とこの原画を一緒に見れたというのは非常に感慨深いですね。原画を見てても、最後のシーンまで辿り着くのに薫がどんどん漫画の中のコマで成長しているんですね。それを私は生身の人間でも体験できているんです。佐藤さんと武井の成長もこの10年見てきたので、2人が一緒にいるシーンは本当に染みましたしね」と感動。武井も「神谷道場のシーン」と回答し撮影を振り返りながら「本当にこれまで緊張しながら撮影に臨んでいたのですが、本作での神谷道場の撮影の時に、この10年間見えていないところでも、(私の中には)薫が近くにいたんだなと思いましたし、戻って来ることができて本当に良かったです」と語る。原作から得た薫役のヒントとして、武井は「最初はやはりビジュアルですね。監督から当時言われていたのは、薫はピュアであり真っ直ぐで、常に父の言葉を信念に持っている女性で、そういったイメージとビジュアルや薫の良いところを体現できればいいなと思っていましたね」と明かし、監督からは竹刀をもらったエピソードも披露した。武井は映画シリーズ完結について「またこのシリーズに参加できるのは凄く嬉しいですし、海外へ行った時に“薫”として見られる時もあり、こういったグローバルな作品に携わることができて光栄でしたね」と感謝の気持ちを口にする。そんな武井の思いを聞いた大友監督は「薫は17歳の道場主という、父の思いを背負って、道場を守る健気な少女という設定で、そんな人いるかなと思って探していたところ、武井を見つけてオファーをしました。当時の武井と薫が重なって、良いスタートを切ることができましたし、シリーズが進むにつれて、色々な現場で経験された芝居の上手さがすごく出ていました。今回は剣心と巴の過去をどう受け止めていくか、恐らく、5年前(前作)の武井の受け止め方と、今作での受け止め方は違うと思うんですね。薫が2人の過去を受け止める姿は、多くの女性が共感出来る部分だと思います。その想いを武井が芝居を通して表現してくれていましたね」と労い、武井も「剣心の過去を知って2人を思いやるのは、昔の私では無理だったと思いますね」と大友監督の言葉に頷いた。薫というキャラクターについて武井は「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と自身にとっても大切だと語った。剣心を演じた佐藤健について聞かれた武井は「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心を纏うと、『るろうに剣心』の世界に入り込めましたね」と回答。さらに、神谷道場メンバーとの撮影について「『ただいま』という気持ちが強かったですね。うっかり素に戻ってしまうくらいの空気感でした。久しぶりの現場だったんですが自然とスイッチが入りましたし、最高に楽しかったですね」と振り返り、「剣心が横にいてくれたからこそだと思っています。目の前に剣心がいて、横に弥彦がいるということが神谷道場の日常を思い出させてくれるというか、撮影が始まっているというよりは、ご飯を食べている途中で撮られているという感覚でした」と心境を表した。(C)和月伸宏/集英社
2021年01月25日4月23日(金)、6月4日(金)に公開される『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』で神谷薫役を務めた武井咲と監督・大友啓史が、1月22日から東京ドームシティ Gallery AaMoで開催中の展覧会「25周年記念 るろうに剣心展」を観覧。その後に行われたスペシャルインタビューでは最終賞の見どころと魅力、シリーズを振り返った思い出や自身の想いを語った。1994~1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズ累計発行部数7,200万部(電子版含む)を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(原作:和月伸宏)。「25周年記念 るろうに剣心展」は、その誕生から25周年の節目を記念して企画された初の大規模作品展だ。主人公・緋村剣心をはじめとした様々なキャラクターたちがそれぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、200点を超える直筆原稿やカラー原画を見ることができると話題になっている。当初は昨年4月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に鑑みて、いったん延期となってからの開催となった。様々な原画を見ながら、撮影を振り返った大友監督は「僕の勝手な考えですが、最近の剣心の画のタッチは“健(たける)剣心”が入ってるような気がするんですよね」と映画版で主演した佐藤健に言及して周囲を笑わせる。武井は「当時のセリフを思い出しちゃいますね。ザワザワしてきました(笑)」と笑顔を見せた。そして『るろうに剣心 最終章 The Final』で描かれる「人誅編」のエリアで足を止めた大友監督は「まさに撮影もこんな感じでしたね」と剣心と雪代縁(ゆきしろ・えにし)の闘いを描いた原画を見つめながら語る。武井は「今まで描かれてきた剣心の闘いとは違いましたね。声が出せないというか、邪魔してはいけないという異様な雰囲気でした」とコメント。観覧を終え、感想を聞かれた大友監督は「間近で見ると迫力が違いますね。和月先生がどんな思いを込めて描かれたのか、剣の一振りにどれだけの時間を込めたのか直接伝わってきました。原作から何を感じるか、原作からのインスピレーションを得ようと思って読んでいた時の熱を思い起こさせられた感じがしました」と興奮した様子。武井は「大友監督と回らせていただいたので、映画化当時の監督の思いと大変さが伝わりました。これだけ細かいところまで見られるのはすごく貴重だと思いますし、1作目からの撮影をすごく思い出しました。あれから 10年経ったとは思えないんですけど、こうやって剣心たちと一緒に過ごしてきたんだなと強く感じました」と感無量の様子だった。この展覧会のために原作者・和月伸宏氏が描きおろした“剣心と志々雄真実”の闘いを描いた2枚1対の『剣闘図』を見た大友監督は「このシーンを実写化した時は相当悩みました。剣と剣の闘いだけではなく、ある時代を背負った男と男の意地のぶつかり合いというのが、この画には出ていますよね。あのシーンは健くんも野獣のような顔つきに変わって。そういった迫力や剣撃の深さとスピードも一枚で表現するのは本当にすごいですね。僕らは何時間もかけて描いたシーンでしたので」と「京都大火編/伝説の最期編」の思い出を振り返りながら圧倒されたという。一方、武井は「私はどうしても、健さんと藤原竜也さんに見えてしまいますね(笑)」と笑いながら「当時の撮影を鮮明に思い出します」と懐かしんだ様子を見せた。200点以上の原画が展示されている本展覧会。映画の撮影を思い出す原画があったか、と問われた大友監督は「神谷道場での剣心と薫の出会い」と答え「ヒロイン(薫)とこの原画を一緒に見れたというのは非常に感慨深いですね。原画を見てても、最後のシーンまで辿り着くのに薫がどんどん漫画の中のコマで成長しているんですね。それを私は生身の人間でも体験できているんです。佐藤さんと武井さんの成長もこの10年見てきたので、2人が一緒にいるシーンは本当に染みましたしね」と感動を伝える。武井も「神谷道場のシーン」と回答し撮影を振り返りながら「本当にこれまで緊張しながら撮影に臨んでいたのですが、本作での神谷道場の撮影の時に、この10年間見えていないところでも、(私の中には)薫が近くにいたんだなと思いましたし、戻って来ることができて本当に良かったです」と懐かしみながらコメント。そして、原作から薫というキャラクターを演じるにあたってのヒントはあったかと聞かれた武井は「最初はやはりビジュアルですね。監督から当時言われていたのは、薫はピュアであり真っ直ぐで、常に父の言葉を信念に持っている女性で、そういったイメージとビジュアルや薫の良いところを体現できればいいなと思っていましたね」と語り、監督からは竹刀をもらったエピソードも披露し笑顔を見せた。「またこのシリーズに参加できるは凄く嬉しいですし、海外へ行った時に“薫”として見られる時もあり、こういったグローバルな作品に携わることができて光栄でしたね」と感謝の気持ちをもらす。そんな武井の想いを聞いた大友監督は「薫は17歳の道場主という、父の思いを背負って、道場を守る健気な少女という設定。そんな人いるかなと思って探していたところ、武井さんを見つけてオファーをしました」と明かし「当時の武井さんと薫が重なって、良いスタートを切ることができましたし、シリーズが進むにつれて、色々な現場で経験された芝居の上手さがすごく出ていました」と回想。また最新作について「今回は剣心と巴の過去をどう受け止めていくか、恐らく、5年前(前作)の武井さんの受け止め方と、今作での受け止め方は違うと思うんですね。薫が2人の過去を受け止める姿は、多くの女性が共感出来る部分だと思います。その想いを武井さんが芝居を通して表現してくれていましたね」と労うと、武井も「剣心の過去を知って2人を思いやるのは、昔の私では無理だったと思いますね」と大友監督の言葉に頷いた。薫というキャラクターについて武井は「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と自身にとっても大切なキャラクターだとする。さらに剣心を演じた佐藤健について聞かれると「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心を纏うと『るろうに剣心』の世界に入り込めました」と回答。神谷道場メンバーとの撮影については「『ただいま』という気持ちが強かったですね。うっかり素に戻ってしまうくらいの空気感でした。久しぶりの現場だったんですが自然とスイッチが入りましたし、最高に楽しかったですね」と語る。さらに「剣心が横にいてくれたからこそだと思っています。目の前に剣心がいて、横に弥彦がいるということが神谷道場の日常を思い出させてくれるというか、撮影が始まっているとうよりは、ご飯を食べている途中で撮られているという感覚でした」とエピソードを披露した。『るろうに剣心 最終章 The Final』4月23日(金)全国ロードショー『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)全国ロードショー■展示情報「25周年記念 るろうに剣心展」開催中会場:東京ドームシティ Gallery AaMo
2021年01月25日モデルとして活動する傍ら、‘18年にケータリング『美菜屋』をスタートさせた浅野美奈弥さん。色とりどりの野菜をふんだんに使い、ヘルシーに仕上げたお弁当は雑誌やSNSでもたちまち話題に。「もともと料理に興味があるわけではなかったんです」と語る浅野さんがこの道に進んだ理由は、実は意外なものでした。好きなことには何でも挑戦したい。私にとっては全部が“本業”です。――最初の転機はいつですか?浅野:26歳の時です。大学卒業後、モデルやDJとして活動していたのですが、過度な食事制限やストレスが原因で体調を崩したんです。プロのモデルとはいえオーディションに落ちるのは日常茶飯事でしたし、そのたびに「痩せなきゃ」と思う悪循環で。――体調を崩してから食に興味が?浅野:はい。やっぱりキレイでいるためには基礎となる食事や栄養が大事だと思って、ダイエット検定やフードスタイリストなどの資格の勉強を片っ端から始めました。それから、同じタイミングでフルマラソンを走るお仕事をいただいたことも大きかったです。最初は「美奈弥ちゃんは運動できなそうだから、ハーフマラソンはどう?」と言われたのですが、「せっかくならフルがいいです!」と自分からお願いして。――すごい度胸ですね!浅野:ちょうど「変わりたい」と思うタイミングだったのかもしれません。実際に走ってみたらなんと4時間半の好タイムで、みんなの前で賞をもらいました。大げさに聞こえるかもしれませんが、その時人生で初めて認められた気がして、「私にもできる」と自信がつくのを感じました。――その自信を胸に、次の一歩を踏み出そうと。浅野:最初はプロの料理家さんの下でアシスタントとして働いて、1年後に独立しました。『美菜屋』のコンセプトは屋号の通り、“野菜を食べて美しくなる”。自分のモデルという経験を活かして、「こんなお弁当があったら現場で喜ばれるだろうな」という満足感ある味と見た目、そして栄養たっぷりのメニューを目指しています。――モデルを続けながらケータリング業も行い、さらに現在はランニングコミュニティも主宰しているとのこと。両立は大変ではないですか?浅野:興味のあることは、何でもやりたいタイプなんです(笑)。もちろんスケジュール的に厳しいこともありますが、たとえばモデルの仕事で知り合った人にケータリングを利用してもらったり、全部がゆるやかに繋がっているので、私にとっては全部が100%本業といえるかもしれません。ひと昔前なら、一つの職業を極めることが素晴らしいとされてきましたが、今はバックグラウンドや自分の武器がいろいろある人のほうが強く生きられるのかなと思います。――その活力の源はどこから?浅野:やっぱり運動が私を変えてくれました。運動って、文字通り“運を動かす”こと。今はどんなに忙しくても、走ることを日課にしていて。メンタルも整うし、「一日頑張ろう!」というスイッチも入る。これからもずっと続けていきたいです。浅野美奈弥1991年生まれ、北海道出身。モデル。ケータリングサービス『美菜屋』として活動するほか、女性のためのランニングコミュニティ「GO GIRL」も主宰する。※『anan』2020年12月30日-2021年1月6日合併号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2021年01月05日